JP5951462B2 - 温度検出方法、温度検出装置およびプログラム - Google Patents
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例えば、微粉炭焚ボイラの炉内など多数の熱源(例えば各微粉炭粒子)を含む温度検出対象領域を、所定ピッチごとに区分して各ピッチの温度を求めたい場合、受光範囲がピッチよりも大きければ(長ければ)、隣接するピッチなど他のピッチに位置する熱源が受光範囲に含まれる。このため、受光強度から温度を算出した際、ピッチ毎の温度ではなく、複数のピッチにわたる全体的な温度を算出してしまうおそれがある。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における温度検出装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、温度検出装置1は、受光強度測定部11と、温度検出部12とを具備する。
温度検出装置1は、対象領域の温度を所定間隔毎に測定する。
ここでいう対象領域とは、温度を検出する対象となっている領域である。以下では、対象領域が微粉炭焚ボイラの炉内である場合を例に説明するが、これに限らない。温度検出装置1は、受光強度から温度を算出可能な様々な領域を対象領域として温度を検出し得る。
なお、ここでいう光は可視光に限らない電磁波であり、特に、赤外線であってもよい。例えば、温度検出部12が2色法を用いて温度を検出するにあたり、受光強度測定部11が、波長1.35マイクロメートル(μm)の赤外線の受光強度と、波長1.55マイクロメートルの赤外線の受光強度とを測定するようにしてもよい。
受光強度測定部11が行う処理は、受光強度測定ステップにおける処理の一例に該当する。
温度検出部12が行う処理は、温度検出ステップにおける処理の一例に該当する。
図2は、対象領域の一例として炉内を含むボイラの概略構成図である。同図において、ボイラ900の具備するバーナ901と、炉心管902と、ヒータ室903と、覗き窓904とが示されている。また、受光強度測定部11の有する光ファイバが、覗き窓904からボイラ900内部へ挿入されている。
バーナ901は、経路AR11にて供給される微粉炭および一次空気と、経路AR12にて供給される二次空気とを混合させ、炉心管902の有する炉内へ拡散させて燃焼させる。
炉心管902は、燃焼室としての炉内を炉心管902自らの内部に有し、バーナ901からの微粉炭を当該炉内にて燃焼させる。炉心管902の炉内は、対象領域の一例に該当し、燃焼している微粉炭および加熱された微粉炭や、加熱された炉壁が熱源となっている。特に、温度検出装置1は、炉内における微粉炭の粒子温度を所定区間毎に検出する。
ヒータ室903は、炉内に拡散された微粉炭を燃焼させるために炉内を加熱する。
覗き窓904は、ボイラ900外部から内部を観察するために設けられており、特に、受光強度測定部11の有する光ファイバを炉心管902の炉内へ挿入する際の挿入口となる。
図3において、測定タイミング(0)〜(4)が示されており、受光強度測定部11の光ファイバの受光部分である先端が距離D11ずつ後退している。距離D11は、測定間隔の一例に該当し、測定間隔毎の温度が温度T1〜T4と表記されている。また、測定タイミング(0)〜(4)における受光強度は、それぞれIf0〜If4となっている。
なお、測定タイミング(0)〜(4)における受光部分の位置を、それぞれP0〜P4にて表記している。
以下、温度検出部12が行う処理について、より詳細に説明する。まず、温度検出部12が温度を検出(算出)するために用いる数式(モデル)について説明する。
まず、ランベルト・ベール則より、透過光強度I1を入射光強度I0で除算した透過率I1/I0は、式(1)のように示される。
透過率についての式(1)の右辺の表記を用いると、受光強度測定部11の有する光ファイバの受光部分における、波長λ1、λ2の光の受光強度(受光部分にて受光する放射強度)Iλ1、Iλ2は、式(2)のように示される。
また、IWλ1は、炉壁からの、波長λ1の光の放射強度を示す。また、IWλ2は、炉壁からの、波長λ2の光の放射強度を示す。また、dWは、炉壁から受光部分までの光路長を示す。
なお、ここでいう放射強度とは、ある特定の方向へ射出される、単位射影面積あたり、単位立体角あたりの熱放射エネルギーである。
ここで、波長λの光の熱放射エネルギーEλは、円周率πを用いて式(3)のように示される。
式(3)を用いると、式(2)は式(4)のように変形できる。
ここで、プランクの放射則より、波長λの光の熱放射エネルギーEλは、式(5)のように示される。
ここで、ウィーンの近似則より、式(6)が成り立つ。
式(5)に式(6)の近似則を適用すると、式(7)のようになる。
また、2色法における放射強度から温度への変換式は、式(11)のように示される。
温度検出部12は、この式(12)を用いて、測定間隔の1区間分の温度を検出する。
例えば、図3の例において、温度検出部12は、炉壁の温度Twを予め取得しておく。
そして、温度検出部12は、まず、式(12)における添え字iの値を0にする。また、温度検出部12は、位置P0から炉壁までの距離dwと、炉壁の温度Twと、位置P0から位置P0と炉壁との間の区間までの距離d0と、受光強度If0から得られる温度Tとを式(12)に代入する。また、式(12)における係数C1、C2、λ1、λ2、σC(σとCとの積)の値は、いずれも既知である。
なお、炉壁の温度Twは、例えば炉壁に温度計を設けて測定する。また、位置P0から位置P0と炉壁との間の区間までの距離d0については、区間幅を無視し得る程度に小さい区間設定としておいて、例えば、位置P0から炉壁までの距離の半分を距離d0とする。以下で説明する他の区間についても同様である。
すると、式(12)における未知変数は温度T1のみとなり、温度検出部12は、式(12)を解くことで、温度T1を取得する。
すると、式(12)における未知変数は温度T2のみとなり、温度検出部12は、式(12)を解くことで、温度T2を取得する。
同様にして、温度検出部12は、T3、T4、・・・を順に取得していく。
これにより、温度検出部12は、所定間隔毎の温度を検出することができる。この点において、温度検出部12は、局所的な温度をより正確に検出することができる。
これにより、温度検出部12は、温度を検出済みの区間における温度の影響を低減させて、温度検出対象の区間の温度をより正確に検出することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態における温度検出装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、温度検出装置2は、受光強度測定部11と、温度検出部22と、微粉炭濃度取得部23と、実質的受光距離取得部24と、受光強度変化評価部25とを具備する。
図5において、図1の各部に対応して同様の機能を有する部分には、同一の符号(11)を付し、説明を省略する。
受光強度変化評価部25は、受光強度測定部11の有する光ファイバを当該光ファイバの受光方向に沿って移動させた場合の受光強度の変化を評価する。例えば、受光強度測定部11が測定間隔毎に受光強度を測定する場合に、受光強度変化評価部25は、測定間隔毎の受光強度の変化を評価する。より具体的には、受光強度変化評価部25は、測定間隔毎の受光強度の変化の大きさが、所定の回数連続して所定の閾値以下である場合に、受光強度の変化が充分に小さいと評価する。
受光強度変化評価部25が行う処理は、受光強度変化評価ステップにおける処理の一例に該当する。
実質的受光距離取得部24は、微粉炭濃度取得部23が取得した微粉炭濃度に基づいて、光ファイバの実質的受光距離を求める。
例えば、微粉炭濃度取得部23は、バーナ901が炉内に拡散する微粉炭の量を取得することで、微粉炭濃度(微粉炭量を炉の容量で除算した単位容積あたりの微粉炭量)を取得する。そして、実質的受光距離取得部24は、シミュレーション等で予め得られている微粉炭濃度と実質的受光距離との関係に基づいて実質的受光距離を取得する。
実質的受光距離取得部24が行う処理は、実質的受光距離取得ステップにおける処理の一例に該当する。
図6は、光ファイバの実質的受光距離の例を示す説明図である。同図の例において、受光強度測定部11の有する光ファイバの実質的な受光範囲が円錐にて示されている。
実質的受光距離は、温度検出における検出対象から熱源を除外する基準となる距離である。実質的受光距離は、例えば、対象領域における透過率や、温度検出装置2が検出すべき温度の精度に基づいて、温度検出装置2のユーザによって設定される。
但し、温度検出部22は、受光強度の変化が充分に小さいと受光強度変化評価部25が評価した測定点における温度を検出し、得られた温度を初期温度として各区間の温度を順に検出する点で、温度検出部12と異なる。また、温度検出部22は、実質的受光距離取得部24が取得した実質的受光距離に基づいて、所定間隔毎の温度を求める。より具体的には、温度検出部22は、実質的受光距離を所定間隔毎に分割した各区間のうち温度を検出済みの区間について、当該区間における放射エネルギーを光ファイバの受光部分と当該区間との距離に応じた透過率で重み付けし、受光強度測定部11が測定した受光強度に基づく受光エネルギーから除外して、得られた受光エネルギーに基づいて、温度を求める対象となっている区間の温度を算出する。
温度検出部22が行う処理は、温度検出ステップにおける処理の一例に該当する。
図7において、測定タイミング(0a)、(0b)、(1)〜(4)が示されており、受光強度測定部11の光ファイバの受光部分である先端が距離D11ずつ後退している。距離D12は、測定間隔の一例に該当し、測定間隔毎の温度が温度T0〜T4と表記されている。また、距離D12は、実質的受光距離をm等分(mは正整数)した距離に設定される。図7の例では、m=4となっている。
また、測定タイミング(0)〜(4)における受光強度は、それぞれIf0〜If4となっている。
なお、図7における受光強度If0〜If4や、温度T0〜T4や、測定タイミング(1)〜(4)は、図3の場合と異なっていてもよい。
ここで、実質的受光距離をm等分した測定間隔毎の区間からの放射光の、受光強度に対する寄与度をA1〜Amとする。
同図の横軸は、受光部分から各区間までの距離を示す。また、縦軸は、寄与度を示す。
ランベルト・ベールの法則に従い、受光部分からの距離が遠いほど寄与度が小さく設定されている。
ここで、測定タイミング(1)における受光強度If1について、温度T1の区間からの放射強度I1の寄与度をA1とすると、温度T0の区間からの放射強度I0の寄与度は(1−A1)となり、式(13)のように示される。
そして、温度検出部22は、測定タイミング(1)における受光強度If1から、寄与度(1−A1)に応じて温度T0の区間からの放射強度I0の影響を除外して温度T1を算出する。
式(13)〜(15)を一般化すると、式(16)のように示される。
また、初期温度の領域を含まない場合の受光強度Ifiは、式(17)のように示される。
例えば、温度検出部12が式(12)に基づいて1区間分の温度を検出するのと同様に、温度検出部22は、式(18)に基づいて1区間分の温度Tiを検出する。
すなわち、実質的受光距離をm等分した各区間のうち、受光部分に最も近い区間の除いたm−1区間の各温度Ti−1〜Ti−m+1を既知の状態において、温度検出部22は、温度検出部12の場合と同様、各温度や距離を式(18)に代入する。そして、温度検出部22は、温度Tiのみが未知変数となっている式を取得し、この式を解くことで温度Tiを取得する。
なお、実質的受光距離をm等分した各区間に初期温度T0の区間が含まれる場合も、温度検出部22は、式(18)に基づいて温度検出対象となっている区間の温度を検出する。この場合は、初期温度T0の区間全てについて温度T0を代入する。
このように、温度検出部22が初期温度に基づいて各区間の温度を検出することで、炉壁の温度など境界部分の温度が不明の場合にも、温度検出部22は各区間の温度を検出することができる。また、温度検出部22は、炉壁など境界部分の付近から温度検出を開始する必要が無く、受光強度の変化が充分に小さいと受光強度変化評価部25が評価した任意の区間から温度検出を開始することができる。
また、受光強度変化評価部25が、受光強度の変化が充分に小さい区間を検出することで、温度変化が緩やかな区間を検出できる。これにより、温度検出対象となっている区間以外の区間の温度変化が緩やかとなり、温度検出部22は、温度検出対象となっている区間以外の区間の温度をより正確に検出し得る。
これにより、温度検出部22は、実質的受光距離に基づいて各区間の温度を検出することができる。
実質的受光距離に基づいて各区間の温度を検出することで、温度検出部22は、実質的受光距離より遠い区間の影響を算出する必要が無い。この点において温度検出部22の負荷を軽減することができる。
例えば、温度検出部22は、温度を既知の各区間の温度を式(18)に代入することで、温度検出部12が測定した受光強度に基づく温度に対する、温度を既知の各区間からの放射エネルギーの影響を明らかにする。そして、温度検出部22は、各温度を代入した式(18)を解くことで、温度を既知の各区間からの放射エネルギーの影響を除外して、温度検出対象となっている区間の温度を算出する。
このように、温度を既知の各区間からの影響に対して、受光部分と当該区間との距離に応じた重み付けを行うことで、温度検出部22は、より正確に温度を検出し得る。
図9は、本発明の第3の実施形態における温度検出装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、温度検出装置3は、受光強度測定部11と、微粉炭濃度取得部23と、実質的受光距離取得部24と、温度検出部32と、温度測定部35とを具備する。
図9において図5の各部に対応して同様の機能を有する部分には、同一の符号(11、23、24)を付し、説明を省略する。
温度検出部32は、温度検出部22と同様に各区間の温度を順に検出する。但し、温度検出部32は、温度測定部35が実測した温度を初期温度とする点で、温度検出部22と異なる。温度検出部32が行う処理は、温度検出ステップにおける処理の一例に該当する。
図10は、本発明の第4の実施形態における温度検出装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、温度検出装置4は、受光強度測定部11と、温度検出部12と、火炎表面温度検出部46と、温度評価部47とを具備する。
図10において図1の各部に対応して同様の機能を有する部分には、同一の符号(11、12)を付し、説明を省略する。
火炎表面温度検出部46は、対象領域としてのボイラ炉内における火炎表面の温度を検出する。火炎表面温度検出部46が行う処理は、火炎表面温度検出ステップにおける処理の一例に該当する。
温度評価部47が行う処理は、温度評価ステップにおける処理の一例に該当する。
これにより、温度評価部47は、温度検出部12の検出した温度が正確か否かを判定することができる。温度検出部12の検出した温度が正確でないおそれがあると判定した場合、例えばユーザに対して警告することができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
11 受光強度測定部
12、22、32 温度検出部
23 微粉炭濃度取得部
24 実質的受光距離取得部
25 受光強度変化評価部
35 温度測定部
46 火炎表面温度検出部
47 温度評価部
Claims (6)
- 光ファイバを対象領域に挿入し、前記光ファイバの受光方向に沿って所定間隔毎に受光強度を測定する受光強度測定ステップと、
前記光ファイバを当該光ファイバの受光方向に沿って移動させた場合の受光強度の変化を評価する受光強度変化評価ステップと、
前記受光強度変化評価ステップにて受光強度の変化が充分に小さいと評価した測定点における温度を検出し、得られた温度を初期温度として、前記受光強度測定ステップで得られた受光強度から算出される温度と、前記所定間隔毎の各区間のうち温度を検出済みの区間の温度とに基づいて、各区間の温度を順に検出する温度検出ステップと、
を具備することを特徴とする温度検出方法。 - 前記対象領域に火炎表面が含まれる場合に、当該火炎表面の温度を検出する火炎表面温度検出ステップと、
前記火炎表面温度検出ステップにて得られた火炎表面温度に基づいて、前記温度検出ステップにて得られた温度を評価する温度評価ステップと、を具備することを特徴とする請求項1に記載の温度検出方法。 - 前記対象領域が微粉炭焚ボイラの炉内である場合に微粉炭濃度を求める微粉炭濃度取得ステップと、
前記微粉炭濃度取得ステップにて得られた微粉炭濃度に基づいて、前記光ファイバの実質的受光距離を求める実質的受光距離取得ステップとを具備し、
前記温度検出ステップでは、前記実質的受光距離取得ステップにて得られた前記実質的受光距離に基づいて、前記所定間隔毎の温度を求めることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の温度検出方法。 - 前記温度検出ステップでは、前記実質的受光距離を前記所定間隔毎に分割した各区間のうち温度を検出済みの区間について、当該区間における放射エネルギーを前記光ファイバの受光部分と当該区間との距離に応じた透過率で重み付けし、前記受光強度測定ステップにて得られた受光強度に基づく受光エネルギーから除外して、得られた受光エネルギーに基づいて、温度を求める対象となっている区間の温度を算出する
ことを特徴とする請求項3に記載の温度検出方法。 - 対象領域に挿入された光ファイバを用いて、前記光ファイバの受光方向に沿って所定間隔毎に受光強度を測定する受光強度測定部と、
前記光ファイバを当該光ファイバの受光方向に沿って移動させた場合の受光強度の変化を評価し、受光強度の変化が充分に小さいと評価した測定点における温度を検出し、得られた温度を初期温度として、前記受光強度測定部が測定した受光強度から算出される温度と、前記所定間隔毎の各区間のうち温度を検出済みの区間の温度とに基づいて、各区間の温度を順に検出する温度検出部と、
を具備することを特徴とする温度検出装置。 - 温度検出装置としてのコンピュータに、
対象領域に挿入された光ファイバを用いて、前記光ファイバの受光方向に沿って所定間隔毎に受光強度を測定する受光強度測定ステップと、
前記光ファイバを当該光ファイバの受光方向に沿って移動させた場合の受光強度の変化を評価する受光強度変化評価ステップと、
前記受光強度変化評価ステップにて受光強度の変化が充分に小さいと評価した測定点における温度を検出し、得られた温度を初期温度として、前記受光強度測定ステップで得られた受光強度から算出される温度と、前記所定間隔毎の各区間のうち温度を検出済みの区間の温度とに基づいて、各区間の温度を順に検出する温度検出ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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