JP5949769B2 - ソフトウェア環境複製方法及びソフトウェア環境複製システム - Google Patents
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Description
本発明は複数のコンピュータ間でソフトウェア環境を複製するための方法及びシステムに関する。
パーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)を運用する上で、オペレーティングシステムの設定やアプリケーションプログラムのインストールには、専門的な知識が要求されるとともに、多くの時間を要する。特に、企業内では、セキュリティポリシーの徹底等により、複数のPCについて高度で複雑なオペレーティングシステムの設定や業務上必要なアプリケーションの設定を行う必要がある。PC毎にオペレーティングシステムの設定やアプリケーションのインストールを行うと、PCの台数分だけ時間を要することから、設定内容を複数のPCに複製するための方法として、Norton Ghost(登録商標)等に見られるような「ローコピー」と称される技術が知られている。ローコピーは、複製元PCに接続されているストレージデバイス(例えば、HDD)のローデータを、複製先PCに接続されているストレージデバイスに複製するものである。ローコピーを使用することで、複製元PCの設定内容を複製先PCでも有効にできるため、複雑な設定を行うのは複製元PCの一台のみでよい。
しかし、ローコピーでは、複製元PCと複製先PCとでハードウェア環境が異なる場合、ハードウェアを動作させるプログラムが複製元PCと複製先PCとで異なる。ローコピーにより環境を複製すると、複製先PCのファイル構成は、複製元PCのファイル構成と同じになるため、複製先PCに接続されたハードウェアが正常に動作しない可能性がある。
そこで、本発明は、同一のファイル構成を有しない2台以上のコンピュータ間において、ソフトウェア環境の複製に必要なファイルを過不足なく選別し、ソフトウェア環境を複製するための方法及びシステムを提案することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係わるソフトウェア環境複製方法は、複製元のコンピュータのファイルの属性情報を含むレコードと、複製先のコンピュータのファイルの属性情報を含むレコードと含むファイルリストを作成するステップと、ファイルリストを基に同一の属性情報を有するレコードを統合して得られるマージリストを作成するステップと、複製元のコンピュータにアプリケーションプログラムをインストールするステップと、インストール後の複製元のコンピュータのファイルとマージリストとを比較し、インストールにより追加又は変更された差分ファイルを作成するステップと、差分ファイルを複製先のコンピュータに上書きするステップと、を備える。
本発明によれば、同一のファイル構成を有しない2台以上のコンピュータ間においてソフトウェア環境の複製に必要なファイルを過不足なく選別し、ソフトウェア環境を複製することができる。
以下、各図を参照しながら本発明に係わる実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係わるソフトウェア環境複製システムの構成を示すブロック図である。ソフトウェア環境複製システムは、第1のPC30のソフトウェア環境を第2のPC40に複製するための手段として、マージリスト作成装置10と、ファイルリストデータベース21と、マージリストデータベース22と、差分ファイルデータベース23とを備える。マージリスト作成装置10は、マージリスト作成部11を備える。複製元である第1のPC30は、ファイルリスト作成部31と、インストール部32と、差分作成部33とを備えており、プログラムファイル記憶部40に接続している。複製先である第2のPC50は、ファイルリスト作成部51と、差分適用部52とを備えており、プログラムファイル記憶部60に接続している。プログラムファイル記憶部40,60は、例えばPC等のコンピュータシステム用の記憶媒体を備えて構成されており、Windows(登録商標)等のオペレーティングシステムと、そのオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラムとがインストールされている。またプログラムファイル記憶部40,60には、プログラムファイルとして、オペレーティングシステム、又はオペレーティングシステム以外のライブラリ等の共有プログラムを格納する共有ファイル(例えば、Windows(登録商標)のdllファイル)、及びアプリケーションプログラムを格納するアプリケーションファイル(例えば、Windows(登録商標)のexeファイル)と設定情報(例えば、Windows(登録商標)のレジストリ)とが記憶されている。なお、図2は、プログラムファイル記憶部40のディレクトリ構造を示し、図3は、プログラムファイル記憶部60のディレクトリ構造を示す。
図1は本実施形態に係わるソフトウェア環境複製システムの構成を示すブロック図である。ソフトウェア環境複製システムは、第1のPC30のソフトウェア環境を第2のPC40に複製するための手段として、マージリスト作成装置10と、ファイルリストデータベース21と、マージリストデータベース22と、差分ファイルデータベース23とを備える。マージリスト作成装置10は、マージリスト作成部11を備える。複製元である第1のPC30は、ファイルリスト作成部31と、インストール部32と、差分作成部33とを備えており、プログラムファイル記憶部40に接続している。複製先である第2のPC50は、ファイルリスト作成部51と、差分適用部52とを備えており、プログラムファイル記憶部60に接続している。プログラムファイル記憶部40,60は、例えばPC等のコンピュータシステム用の記憶媒体を備えて構成されており、Windows(登録商標)等のオペレーティングシステムと、そのオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラムとがインストールされている。またプログラムファイル記憶部40,60には、プログラムファイルとして、オペレーティングシステム、又はオペレーティングシステム以外のライブラリ等の共有プログラムを格納する共有ファイル(例えば、Windows(登録商標)のdllファイル)、及びアプリケーションプログラムを格納するアプリケーションファイル(例えば、Windows(登録商標)のexeファイル)と設定情報(例えば、Windows(登録商標)のレジストリ)とが記憶されている。なお、図2は、プログラムファイル記憶部40のディレクトリ構造を示し、図3は、プログラムファイル記憶部60のディレクトリ構造を示す。
図4は、第1のPC30のソフトウェア環境を第2のPC40に複製するための方法を示すフローチャートである。第1のPC30のファイルリスト作成部31は、プログラムファイル記憶部40に格納されているファイルの属性情報を含むレコードをリスト化することによって得られるファイルリストを作成し、これをファイルリストデータベース21に格納する(ステップ401)。ファイルの属性情報には、例えば、ファイルを一意に識別するためのファイル名、ファイルの更新日、ファイルサイズ、及び所属PCを示す情報が含まれる。一つのレコードには、一つのファイルの属性情報が含まれている。同様に、第2のPC50のファイルリスト作成部51は、プログラムファイル記憶部60に格納されているファイルの属性情報を含むレコードをリスト化することによって得られるファイルリストを作成し、これをファイルリストデータベース21に格納する(ステップ402)。図7は、ステップ401,402の処理を経てファイルリストデータベース21に格納されるファイルリスト71の一例を示す。
マージリスト作成装置10のマージリスト作成部11は、ファイルリスト71を基にマージリストを作成し、これをマージリストデータベース22に格納する(ステップ403)。マージリストは、同一の属性情報(但し、所属PCを除く)を有するレコードを統合して得られるリストである。図8は、ステップ403の処理を経て作成されるマージリスト72の一例を示す。
ここで、図5を参照しながら、マージリスト72の作成方法について説明する。マージリスト作成部11は、ファイルリストデータベース21に格納されているファイルリスト71から一つのレコードを取得する(ステップ501)。次に、マージリスト作成部11は、ステップ501で取得したレコード中のファイル名を格納するカラムに記録されているファイル名と同じファイル名を有するレコードをマージリストデータベース22から取得することを試みる(ステップ502)。
レコードを取得できない場合には(ステップ503;NO)、マージリスト作成部11は、ステップ501で取得したレコードをマージリスト72に追加する(ステップ504)。一方、レコードを取得できた場合には(ステップ503;YES)、マージリスト作成部11は、ステップ501で取得したレコードに含まれるファイルの属性情報と、ステップ502で取得したレコードに含まれるファイルの属性情報とを比較する(ステップ505)。
そして、比較する二つの属性情報(但し、所属PCを除く)が同一でない場合には(ステップ506;NO)、マージリスト作成部11は、ステップ501で取得したレコードをマージリスト72に追加する(ステップ504)。一方、比較する二つの属性情報(但し、所属PCを除く)が同一である場合には(ステップ506;YES)、マージリスト作成部11は、ステップ502で取得したレコード中の所属PCを格納するカラム(以下、所属カラムと称する)に、ステップ501で取得したレコード中の所属カラムに格納されている内容(所属PCを示す情報)を追記し、マージリスト72を更新する(ステップ507)。
ファイルリスト71に含まれる全てのレコードについて、ステップ501〜507の処理を実施した場合には(ステップ508;YES)、処理は終了する。一方、ファイルリスト71に含まれる一部のレコードについて、ステップ501〜507の処理を実施していない場合には(ステップ508;NO)、マージリスト作成部11は、ステップ501〜507の処理を継続する。
ここで、図4の説明に戻る。マージリスト72の作成が完了すると、第1のPC30のインストール部32は、アプリケーションプログラムをプログラムファイル記憶部40にインストールする(ステップ404)。次に、差分作成部33は、アプリケーションプログラムのインストールにより追加又は変更されたファイル(差分ファイル)を作成し、これを差分ファイルデータベース23に格納する(ステップ405)。図9は、ステップ405の処理を経て作成される差分ファイル73の一例を示す。
ここで、図6を参照しながら、差分ファイル73の作成方法について説明する。差分作成部33は、プログラムファイル記憶部40から一つのファイルを選択し、そのファイルの属性情報(ファイル名、更新日、及びファイルサイズ)を取得する(ステップ601)。次に、差分作成部33は、ステップ601で取得したファイル名と同じファイル名を有するレコードをマージリスト72から取得することを試みる(ステップ602)。レコードを取得できない場合には(ステップ603;NO)、差分作成部33は、ステップ601で選択したファイルを差分ファイル73に追加するものと判断し、ステップ601で選択したファイルの内容(データ)と属性情報(ファイル名、更新日、及びファイルサイズ)とを差分ファイル73に登録し、処理を終了する(ステップ604)。
一方、レコードを取得できた場合には(ステップ603;YES)、差分作成部33は、ステップ602で取得したレコードが複数存在するか否かを判定する(ステップ605)。レコードが複数存在する場合には(ステップ605;YES)、差分作成部33は、ステップ602で取得したレコード中の所属カラムに第1のPC30を示す情報と第2のPC50を示す情報とが含まれているか否かを判定する(ステップ606)。レコード中の所属カラムに第1のPC30を示す情報と第2のPC50を示す情報とが含まれていない場合には(ステップ606;NO)、差分作成部33は、ステップ604の処理を実行する。
一方、レコードが複数存在しない場合(ステップ605;NO)、又はレコード中の所属カラムに第1のPC30を示す情報と第2のPC50を示す情報とが含まれている場合には(ステップ606;YES)、差分作成部33は、ステップ602で取得したファイルの属性情報と、ステップ601で取得したファイルの属性情報とを比較する(ステップ607)。比較する二つの属性情報が同一でない場合には(ステップ608;NO)、差分作成部33は、ステップ604の処理を実行する。比較する二つの属性情報が同一である場合には(ステップ608;YES)、差分作成部33は、ステップ601で選択したファイルを差分ファイル73に含めないものと判断し、処理を終了する(ステップ609)。なお、ステップ601〜609の処理は、プログラムファイル記憶部40に格納されている全てのファイルについて実行される。
ここで、図4の説明に戻る。差分ファイル73の作成が完了すると、第2のPC50の差分適用部52は、差分ファイルデータベース23に格納されている差分ファイル73を読み取り、これをプログラムファイル記憶部60に上書きする(ステップ406)。これにより、第1のPC30のソフトウェア環境を第2のPC50に複製することができる。
本実施形態によれば、同一のファイル構成を有しない2台以上のコンピュータ間において、ソフトウェア環境の複製に必要なファイルを過不足なく選別し、ソフトウェア環境を複製することができる。
なお、本発明は、その要旨を変更しない範囲で上述の実施形態の一部を変更してもよい。例えば、ステップ503でレコードを取得できない場合に、ステップ501で取得したレコードをマージリスト72に追加しないように構成し、ステップ506で比較する二つの属性情報(但し、所属PCを除く)が同一でない場合には、ステップ501で取得したレコードをマージリスト72に追加しないように構成してもよい。このような簡素化された実施形態では、マージリスト72には、属性情報が一致しないレコードや両方に存在しなかったレコードが含まれていないため、ステプ603の判定処理では、「レコードを取得できない」と判定され、差分ファイル73の対象となる。ステップ403のマージリスト作成処理では、複製先のPCを考慮する必要がないため、ステップ605,606を省略できるという利点を有する。但し、全ての複製先のPCが共有するファイルが減るため、複製先のPCの数が多くなればなる程、差分ファイル73のサイズは大きくなる。
この出願は、2011年8月10日に出願された日本出願特願2011−174906を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限定されない。
(付記1)
複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報を含むレコードと、複製先のコンピュータ(50)のファイルの属性情報を含むレコードと含むファイルリスト(71)を作成するステップ(401,402)と、
ファイルリスト(71)を基に同一の属性情報を有するレコードを統合して得られるマージリスト(72)を作成するステップ(403)と、
複製元のコンピュータ(30)にアプリケーションプログラムをインストールするステップ(404)と、
インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルとマージリスト(72)とを比較し、インストールにより追加又は変更された差分ファイル(73)を作成するステップ(405)と、
差分ファイル(73)を複製先のコンピュータ(50)に上書きするステップと、
を備える、ソフトウェア環境複製方法。
(付記2)
付記1に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
ファイルの属性情報は、ファイル名、更新日、ファイルサイズ、及び所属コンピュータを示す情報を含む、ソフトウェア環境複製方法。
(付記3)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(72)に存在しない場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加する、ソフトウェア環境複製方法。
(付記4)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(73)に複数存在し、且つ同一のファイル名を有するレコードに複製元のコンピュータ(30)を示す情報と複製先のコンピュータ(50)を示す情報とが含まれていない場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加する、ソフトウェア環境複製方法。
(付記5)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(72)に複数存在し、同一のファイル名を有するレコードに複製元のコンピュータ(30)を示す情報と複製先のコンピュータ(50)を示す情報とが含まれており、且つインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報とインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードに含まれている属性情報とが同一でない場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加する、ソフトウェア環境複製方法。
(付記6)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(72)に一つだけ存在し、且つインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報とインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードに含まれている属性情報とが同一でない場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加する、ソフトウェア環境複製方法。
(付記7)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(72)に一つだけ存在し、且つインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報とインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードに含まれている属性情報とが同一である場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加しない、ソフトウェア環境複製方法。
(付記8)
複製元のコンピュータ(30)と、複製先のコンピュータ(50)と、マージリスト作成装置(10)とを備えるソフトウェア環境複製システムであって、
マージリスト作成装置(10)は、複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報を含むレコードと、複製先のコンピュータ(50)のファイルの属性情報を含むレコードと含むファイルリスト(71)を基に、同一の属性情報を有するレコードを統合して得られるマージリスト(72)を作成するためのマージリスト作成部(11)を備え、
複製元のコンピュータ(30)は、複製元のコンピュータ(30)にアプリケーションプログラムをインストールするためのインストール部(32)と、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルとマージリスト(72)とを比較し、インストールにより追加又は変更された差分ファイル(73)を作成するための差分作成部(33)とを備え、
複製先のコンピュータ(50)は、差分ファイル(73)を複製先のコンピュータ(50)に上書きするための差分適用部(52)を備える、ソフトウェア環境複製システム。
(付記1)
複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報を含むレコードと、複製先のコンピュータ(50)のファイルの属性情報を含むレコードと含むファイルリスト(71)を作成するステップ(401,402)と、
ファイルリスト(71)を基に同一の属性情報を有するレコードを統合して得られるマージリスト(72)を作成するステップ(403)と、
複製元のコンピュータ(30)にアプリケーションプログラムをインストールするステップ(404)と、
インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルとマージリスト(72)とを比較し、インストールにより追加又は変更された差分ファイル(73)を作成するステップ(405)と、
差分ファイル(73)を複製先のコンピュータ(50)に上書きするステップと、
を備える、ソフトウェア環境複製方法。
(付記2)
付記1に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
ファイルの属性情報は、ファイル名、更新日、ファイルサイズ、及び所属コンピュータを示す情報を含む、ソフトウェア環境複製方法。
(付記3)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(72)に存在しない場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加する、ソフトウェア環境複製方法。
(付記4)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(73)に複数存在し、且つ同一のファイル名を有するレコードに複製元のコンピュータ(30)を示す情報と複製先のコンピュータ(50)を示す情報とが含まれていない場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加する、ソフトウェア環境複製方法。
(付記5)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(72)に複数存在し、同一のファイル名を有するレコードに複製元のコンピュータ(30)を示す情報と複製先のコンピュータ(50)を示す情報とが含まれており、且つインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報とインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードに含まれている属性情報とが同一でない場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加する、ソフトウェア環境複製方法。
(付記6)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(72)に一つだけ存在し、且つインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報とインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードに含まれている属性情報とが同一でない場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加する、ソフトウェア環境複製方法。
(付記7)
付記2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
差分ファイル(73)を作成するステップは、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードがマージリスト(72)に一つだけ存在し、且つインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報とインストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードに含まれている属性情報とが同一である場合に、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルを差分ファイル(73)に追加しない、ソフトウェア環境複製方法。
(付記8)
複製元のコンピュータ(30)と、複製先のコンピュータ(50)と、マージリスト作成装置(10)とを備えるソフトウェア環境複製システムであって、
マージリスト作成装置(10)は、複製元のコンピュータ(30)のファイルの属性情報を含むレコードと、複製先のコンピュータ(50)のファイルの属性情報を含むレコードと含むファイルリスト(71)を基に、同一の属性情報を有するレコードを統合して得られるマージリスト(72)を作成するためのマージリスト作成部(11)を備え、
複製元のコンピュータ(30)は、複製元のコンピュータ(30)にアプリケーションプログラムをインストールするためのインストール部(32)と、インストール後の複製元のコンピュータ(30)のファイルとマージリスト(72)とを比較し、インストールにより追加又は変更された差分ファイル(73)を作成するための差分作成部(33)とを備え、
複製先のコンピュータ(50)は、差分ファイル(73)を複製先のコンピュータ(50)に上書きするための差分適用部(52)を備える、ソフトウェア環境複製システム。
10…マージリスト作成装置
11…マージリスト作成部
21…ファイルリストデータベース
22…マージリストデータベース
23…差分ファイルデータベース
30…第1のPC(複製元のPC)
31…ファイルリスト作成部
32…インストール部
33…差分作成部
40…プログラムファイル記憶部
50…第2のPC(複製先のPC)
51…ファイルリスト作成部
52…差分適用部
60…プログラムファイル記憶部
11…マージリスト作成部
21…ファイルリストデータベース
22…マージリストデータベース
23…差分ファイルデータベース
30…第1のPC(複製元のPC)
31…ファイルリスト作成部
32…インストール部
33…差分作成部
40…プログラムファイル記憶部
50…第2のPC(複製先のPC)
51…ファイルリスト作成部
52…差分適用部
60…プログラムファイル記憶部
Claims (8)
- 複製元のコンピュータのファイルの属性情報を含むレコードと、複製先のコンピュータのファイルの属性情報を含むレコードと含むファイルリストを作成するステップと、
前記ファイルリストを基に同一の属性情報を有するレコードを統合して得られるマージリストを作成するステップと、
前記複製元のコンピュータにアプリケーションプログラムをインストールするステップと、
前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルと前記マージリストとを比較し、前記インストールにより追加又は変更された差分ファイルを作成するステップと、
前記差分ファイルを前記複製先のコンピュータに上書きするステップと、
を備える、ソフトウェア環境複製方法。 - 請求項1に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
前記ファイルの属性情報は、ファイル名、更新日、ファイルサイズ、及び所属コンピュータを示す情報を含む、ソフトウェア環境複製方法。 - 請求項2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
前記差分ファイルを作成するステップは、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードが前記マージリストに存在しない場合に、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルを差分ファイルに追加する、ソフトウェア環境複製方法。 - 請求項2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
前記差分ファイルを作成するステップは、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードが前記マージリストに複数存在し、且つ前記同一のファイル名を有するレコードに前記複製元のコンピュータを示す情報と前記複製先のコンピュータを示す情報とが含まれていない場合に、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルを差分ファイルに追加する、ソフトウェア環境複製方法。 - 請求項2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
前記差分ファイルを作成するステップは、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードが前記マージリストに複数存在し、前記同一のファイル名を有するレコードに前記複製元のコンピュータを示す情報と前記複製先のコンピュータを示す情報とが含まれており、且つ前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルの属性情報と前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードに含まれている属性情報とが同一でない場合に、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルを差分ファイルに追加する、ソフトウェア環境複製方法。 - 請求項2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
前記差分ファイルを作成するステップは、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードが前記マージリストに一つだけ存在し、且つ前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルの属性情報と前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードに含まれている属性情報とが同一でない場合に、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルを差分ファイルに追加する、ソフトウェア環境複製方法。 - 請求項2に記載のソフトウェア環境複製方法であって、
前記差分ファイルを作成するステップは、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードが前記マージリストに一つだけ存在し、且つ前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルの属性情報と前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルのファイル名と同一のファイル名を有するレコードに含まれている属性情報とが同一である場合に、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルを差分ファイルに追加しない、ソフトウェア環境複製方法。 - 複製元のコンピュータと、複製先のコンピュータと、マージリスト作成装置とを備えるソフトウェア環境複製システムであって、
前記マージリスト作成装置は、前記複製元のコンピュータのファイルの属性情報を含むレコードと、前記複製先のコンピュータのファイルの属性情報を含むレコードと含むファイルリストを基に同一の属性情報を有するレコードを統合して得られるマージリストを作成するためのマージリスト作成部を備え、
前記複製元のコンピュータは、前記複製元のコンピュータにアプリケーションプログラムをインストールするためのインストール部と、前記インストール後の複製元のコンピュータのファイルと前記マージリストとを比較し、前記インストールにより追加又は変更された差分ファイルを作成するための差分作成部とを備え、
前記複製先のコンピュータは、前記差分ファイルを前記複製先のコンピュータに上書きするための差分適用部を備える、ソフトウェア環境複製システム。
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