JP5947978B2 - アクティブアンテナシステム無線周波数インデックスの試験方法及び装置 - Google Patents
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Description
1)アクティブアンテナシステムの一体化のトポロジー構造を破壊し、同時に設計の複雑度が増加し、結合方式は不必要な損失を発生させる。
2)この結合方式は、試験応用上にいくつかの問題、例えば試験装置のダイナミックレンジに対して高いニーズを有する問題等をもたらす。
3)各装置のメーカが用いる結合方式、結合パラメータは異なるため、統一な試験認証及び試験仕様に困難をもたらす。
4)試験時、好適なコネクター及び装置を配置する必要があり、ユーザに許可されるように、試験過程及び試験パラメータの認証に対して多くの説明を行う必要がある。
5)直接、アクティブアンテナシステムのアンテナインタフェースの性能インデック及び空間特性を測定することができず、アンテナパラメータインデック及びアクティブ部分試験によって換算して得ることしかできず、このように、ユーザは導入されたアンテナパラメータの認証に対して多くの作業を行う必要がある。
前記試験カバー自体が生じた差損及び位相オフセット量を校正する試験カバー単体校正、
2つの前記試験カバー単体校正を経た試験カバーを用いて、前記試験カバーの近接場結合試験環境を校正する近接場結合校正、
前記被試験アクティブアンテナシステムを、校正後の前記試験カバー内に設置して、それと近接場結合方式を構成し、その試験環境が前記近接場結合校正試験環境と同一であり、校正過程で得られた校正結果を用いて前記試験環境を補償した後、前記試験カバーにおける無線周波数試験インターフェースを介して前記被試験アクティブアンテナシステムに対して無線周波数インデックス試験を行い、前記被試験アクティブアンテナシステム無線周波数ポートの無線周波数インデックスを得る無線周波数インデックス試験、を含む。
それぞれ各アンテナ素子のゲイン及びアンテナアレイの合成ゲインを得るアンテナアレイ部分校正、及び、
前記試験カバーの単体振幅位相校正表を得る受動ネットワーク部分校正、を含んでもよい。
近接場結合の分岐振幅位相校正表を得る分岐結合校正、
近接場結合のコンバイニング振幅位相校正表を得るコンバイニング結合校正、を含んでもよい。
2つの単体校正を経た後の試験カバーにより前記近接場結合校正を行い、前記2つの試験カバーを固定し、前記2つの試験カバーのアンテナアレイを対向させ、且つ前記2つの試験カバーの間の距離が所定の距離範囲内にあることを含んでもよい。
得られた前記分岐振幅位相校正表に基づいてゲイン補償の近似値を取得し、前記被試験アクティブアンテナシステムの各分岐のゲインを補償した後、各項分岐無線周波数インデックスの試験を行う分岐無線周波数試験、
前記試験カバーの各分岐振幅位相コントローラの状態を調整し、前記試験カバーに1組の振幅位相ウェイトを与え、且つ前記振幅位相ウェイトに基づいて前記被試験アクティブアンテナシステムに対してウェイト設定を行い、次に、前記コンバイニング振幅位相校正表に基づいてウェイト補償の近似値を取得し、それぞれゲイン及び位相上に設定された前記被試験アクティブアンテナシステムのウェイトを補償した後、異なる振幅位相ウェイト下でのコンバイニング無線周波数インデックス試験を行うコンバイニング無線周波数試験、を含んでもよい。
前記試験装置と被試験アクティブアンテナシステムの間には近接場結合方式を構成し、
前記振幅位相コントローラは、各分岐信号の振幅及び位相を調整するように設置され、
前記分岐ネットワークは、信号をそれぞれ各分岐上に接続し、分岐試験を実現するように設置され、
前記併合ネットワークは、各分岐信号を接続し、コンバイニング試験を実現するように設置される。
前記アンテナアレイは被試験アクティブアンテナシステムのアンテナ給電部分と同一であり、
前記振幅位相コントローラは前記アンテナアレイに接続され、分岐信号の振幅及び位相を変更することに用いられ、
前記給電ネットワークは一端が前記振幅位相コントローラに接続され、他端が前記分岐コネクターに接続されて分岐試験を実現し、又は他端は無線周波数ジャンパ線により各分岐と前記コンバイナーを接続する、且つ前記コンバイニングコネクターによりコンバイニング試験を実現する。
アクティブアンテナシステムに対する正確な試験を実現するには、まず試験カバー自体に生じた差損及び位相オフセット量を校正する必要がある。試験カバーの構成部分に基づいて、更にアンテナアレイ部分校正及び受動ネットワーク部分部校正に分けられる。
試験カバーと被試験アクティブアンテナシステムの間の試験は、近接場結合方式であるため、近接場結合の試験環境を校正する必要がある。校正インターフェースは、アンテナアレイと接続するcインターフェース、即ちアクティブアンテナシステムの無線周波数ポートに定義される。単体及び近接場結合校正により、最後にcインターフェースの校正表を推算して得て、次にこの校正表で補償した後、試験によりcインターフェースの無線周波数インデックスをキャラクタリゼーションすることができる。
一つの校正後の試験カバーを被試験部品アクティブアンテナシステム上に取り付けて位置決めし、試験環境は近接場結合校正と同一であり、被試験部品でそのうちの一つの標準試験カバーを代替することに相当する。試験需要に応じて、分岐無線周波数試験及びコンバイニング無線周波数試験に分けられる。
被試験アクティブアンテナシステムの各分岐試験は、まず分岐ごとのゲインを補償する必要がある。補償の近似値は校正過程中における分岐振幅位相校正表から取得することができる。分岐試験の補償は、アクティブアンテナシステムのデジタル領域中において補償してもよく、試験カバーの振幅位相コントローラ中において補償してもよく、補償後、3GPPのAASを有する無線基地局(BS)に対するプロトコル要求に応じて、各項試験を行うことができる。試験インターフェースは被試験アクティブアンテナシステムの無線周波数ポートに相当する。
まず、一組の試験待ちの振幅位相ウェイトを確定し、試験カバーの各分岐振幅位相コントローラの状態を調整することにより、試験カバーにこの組の振幅位相ウェイトを与え、試験する時、それぞれゲイン及び位相上に試験環境を補償する必要がある。補償の近似値は、校正過程中におけるコンバイニング振幅位相校正表から取得される。それはアクティブアンテナシステムのデジタル領域において補償してもよく、試験カバーの振幅位相コントローラ中において補償してもよく、補償完了後、被試験アクティブアンテナシステムにこの組の試験待ちの振幅位相ウェイトを設定し、次に3GPPのAASを有する無線基地局(BS)に対するプロトコル要求に応じて、各項コンバイニング試験を行うことができる。校正値に基づいて、対応する試験インターフェースは異なる。試験インターフェースは被試験アクティブアンテナシステムの無線周波数ポートに相当する。
試験カバー単体校正の具体的な過程は、図4に示され、ステップ401に示されるように、主に二部分の校正、即ちアンテナアレイ部分校正、受動ネットワーク部分校正を含む。
ステップ402に示されるように、この部分は、試験カバーのアンテナアレイ部分のゲインを校正し、暗室又はアンテナ試験ファーフィールドで試験を行うことができ、試験方法は通常のアンテナ試験と同一である。異なる周波数下でのアンテナの各素子のゲインG_ant_nm(そのうち、2×8アレイアクティブアンテナシステムに対して、n=1,2; m=1,2,…,8)及びアンテナアレイの合成ゲインG_arrayを得る。試験カバーのアンテナアレイ部分は、被試験アクティブアンテナシステムのアンテナ給電部分と同一であるため、この試験結果は、被試験アクティブアンテナシステムのアンテナ給電部分性能に対するキャラクタリゼーションに用いられる。
アクティブアンテナシステム中において、アンテナ素子のゲイン、アレイゲインの大きさ及び一致性は、アンテナ素子の構造及び空間アレイ態様で決められる。同時に試験カバーのアンテナアレイ部分は、被試験アクティブアンテナシステムと完全に同一である。このように試験カバー測定に対する影響要素は、主に試験カバーの受動ネットワーク部分である。
試験カバーと被試験アクティブアンテナシステムの間の試験は、近接場結合方式である。近接場結合の試験環境を校正する必要がある。近接場結合校正動作原理は、図5に示される。
ステップ602と603に示されるように、指定された帯域内において、固定周波数端を設定し、ベクトルネットワークアナライザで試験カバーB(502)の分岐コネクターポート(b´インターフェース)と試験カバーA(501)の分岐コネクターポート(bインタフェース)の間のS21パラメータを試験し、2つの試験カバーの間の分岐振幅校正値G_b´b_nを得ることができ、そのうち第一組のN=1の各分岐差損G_b´b_1は、それぞれG_b´0_b0,G_b´1_b0,…,G_b´7_b0として定義され、第二組のN=2の各分岐差損G_b´b_2は、それぞれG_b´0_b1,G_b´1_b1,…,G_b´7_b1である。
G_b´c_n = G_b´b_n − G_bc_n
である。
ただし、2×8アレイアクティブアンテナシステムに対して、2組n=1,2に分けられ、各組は8個の校正値であり、
G_b´b_nは分岐振幅校正値であり、
G_bc_nは単体振幅校正値である。
指定された帯域内において、固定周波数端を設定し、2つの試験カバーの各分岐の振幅位相コントローラを初期状態に設定する。
G_a´c_n = G_a´b_n − G_bc_n
であり、
そのうち、2×8アレイアクティブアンテナシステムに対して、2組n=1,2に分けられ、各組は8個の校正値であり、
G_a´b_nはコンバイニング振幅校正値であり、
G_bc_nは単体振幅校正値である。
試験カバーBのコンバイニングコネクターポート(a´インタフェース)と被試験部品アンテナアレイのアクセスポート(cインタフェース)の間の位相オフセット量Phase_a´c_nは、
Phase_a´c_n = Phase_a´b_n − Phase_bc_n
であり、
そのうち、2×8アレイアクティブアンテナシステムに対して、2組のn=1,2に分けられ、各組は8個の校正値であり、
Phase_a´b_nはコンバイニング位相校正値であり、
Phase_bc_nは単体位相校正値である。
ステップ607に示されるように、指定された試験周波数範囲内において、高、中、低の3つの周波数端を選択して校正することができる。試験精度の要求に基づいて多周波数端校正を行ってもよい。最後に複数組の校正データに対して補間等の数学計算を行って、校正周波数及び校正値の2次元テーブル又は曲線を得る。試験ポートの相違によって、分岐校正表及びコンバイニング校正表に分けられる。
図7は、試験カバーを使用して2×8アレイのアクティブアンテナシステムに対して無線周波数試験を行う動作原理を示す。
試験カバー及び測定待ちの部品のアクティブアンテナシステムを取り付けて固定する試験環境は、試験カバーの各分岐振幅位相コントローラを調整して初期状態にし、外部試験装置(減衰器、信号ソース、シグナリングアナライザ等)に接続され、試験カバーに使用されていないその他の受信ポートはマッチング負荷に接続される。
試験環境に対して校正値補償を行い、校正値(ゲイン及び位相オフセット量を含む)は校正過程中における校正表から取得される。補償はアクティブアンテナシステムのデジタル領域において行ってもよく、振幅位相コントローラ中において完成されてもよい。
アクティブアンテナシステムを起動し、搬送波動作周波数端及びチャネル帯域幅を設定し、ベクトル信号ソースを設置し、上りリンク参照測定信号を出力する。
ステップa.1) 信号ソースは測定待ちの分岐コネクターに接続され、有用信号電力を調整し、スループットを列参照測定チャネルの最大スループットの95%以上にし、有用信号電力を記録し、最大スループット=有効荷重*1000であり、有効荷重は固定参照測定器チャネルFRC中におけるPayload size (bits)である。
ステップa.2) 高、中、低の3つの周波数端を試験し、ステップa.1)を重複する。
ステップa.3) アクティブアンテナシステムの他の分岐を試験し、a.1)〜a.2)を重複する。
ステップb.1) 試験要求に基づいて、まず試験カバーの各分岐の振幅位相コントローラ状態を変更させることにより、試験カバーに一組の振幅位相ウェイトを与え、次にアクティブアンテナシステムに同一の振幅位相ウェイトを設定する。
ステップb.2) 信号ソースは測定待ちのコンバイニングコネクターに接続され、eNBのスループットが列参照測定器チャネルの最大スループットの95%以上になるまで、有用信号電力を調整し、有用信号電力を記録し、最大スループット=有効荷重*1000であり、有効荷重は固定参照測定器チャネルFRC中におけるPayload size (bits)である。
ステップb.3) 高、中、低の3つの周波数端を試験し、ステップb.2)を重複する。
ステップb.4) 試験カバーの各分岐振幅位相コントローラの状態を調整し、同時にアクティブアンテナシステムに対して同一な設定を行い、次にステップb.2)〜ステップb.3)を重複し、異なるウェイト下でのインデックを検証することができる。
ステップb.5) アクティブアンテナシステムの他のコンバイニングを試験し、ステップb.2)〜ステップb.4)を重複する。
試験カバー及び測定待ちの部品のアクティブアンテナシステムを取り付けて固定する試験環境は、試験カバーの各分岐振幅位相コントローラを調整して初期状態にし、外部試験装置(減衰器、スペクトラムアナライザ等)に接続され、試験カバーに使用されていないその他の受信ポートはマッチング負荷に接続される。
試験環境に対して校正値補償を行い、校正値(ゲイン及び位相オフセット量を含む)は校正過程中における校正表から取得される。補償はアクティブアンテナシステムのデジタル領域において行ってもよく、振幅位相コントローラ中において完成されてもよい。
アクティブアンテナシステムを起動し、装置を十分に予熱し、性能インデックスは安定状態にあり、搬送波周波数端に、チャネル帯域幅20MHzの下りリンク信号を設定する。
ステップ1) スペクトラムアナライザは測定待ちの分岐コネクター上に接続され、3GPP TS 36.104のE_TM1.1試験モードに従って、アクティブアンテナシステムの電力を定格出力電力に調整する。、
ステップ2) ベクトルシグナルアナライザを使用してACLRを試験して記録する。
ステップ3) E_TM1.2試験モードに従って下りリンク信号を設定し、ステップ1)〜ステップ2)を重複する。
ステップ4) 低、中、高の3つの周波数端を設定し、ステップ1)〜ステップ3)を重複する。
ステップ5) アクティブアンテナシステムの他の分岐を試験し、ステップ1)〜ステップ4)を重複する。
ステップ1) 試験要求に基づいて、まず試験カバーの各分岐の振幅位相コントローラ状態を変更させることにより、試験カバーに一組の振幅位相ウェイトを与え、次にアクティブアンテナシステムに同一の振幅位相ウェイトを設定する。
ステップ2) スペクトラムアナライザは測定待ちのコンバイニングコネクター・BR>繧ノ接続され、3GPP TS 36.104のE_TM1.1試験モードに従って、アクティブアンテナシステムの電力を定格出力電力に調整する。
ステップ3) スペクトラムアナライザを使用してACLRを試験して記録する。
ステップ4) E_TM1.2試験モードに従って下りリンク信号を設定し、ステップ2)〜3)を重複する。
ステップ5) 低、中、高の3つの周波数端を設定し、ステップ2)〜4)を重複する。
ステップ6) 試験カバーの各分岐振幅位相コントローラの状態を調整し、同時にアクティブアンテナシステムに対して同一な設定を行い、次にステップ2)〜5)を重複し、異なるウェイト下でのインデックスを検証することができる。
ステップ7) アクティブアンテナシステムの他のコンバイニングを試験し、ステップ2)〜6)を重複する。
試験カバー及び測定待ちの部品のアクティブアンテナシステムを取り付けて固定する試験環境は、試験カバーの各分岐振幅位相コントローラを調整して初期状態にし、外部試験装置(減衰器、信号ソース、シグナリングアナライザ等)に接続され、試験カバーに使用されていないその他の受信ポートはマッチング負荷に接続される。
試験環境に対して校正値補償を行い、校正値(ゲイン及び位相オフセット量を含む)は校正過程中における校正表から取得される。補償はアクティブアンテナシステムのデジタル領域において行ってもよく、振幅位相コントローラ中において完成されてもよい。
アクティブアンテナシステムを起動し、搬送波動作周波数端及びチャネル帯域幅を設定し、3GPP TS 36.104プロトコルに従ってベクトル信号ソースを設置し、有用信号を送信し、出力レベルは、PREFSENS + 6dBである。
ステップ1) スプリッター出力端は測定待ちの分岐コネクター上に接続される。
ステップ2) 狭帯域ブロッキング試験であり、干渉信号ソースは干渉信号を送信し、干渉信号中心周波数は有用信号搬送波縁から340 + m*180[Khz](m=0、1、2、3、4、9、14、19、24)外し、干渉信号は5 MHz E−UTRA signal、1 RBである。
ステップ3) 帯域内部ブロッキング試験であり、干渉信号ジェネレータは干渉信号を送信し、干渉信号中心周波数範囲は(2300−20M)から(2400M+20M)までであり、干渉信号は5MHz E−UTRA信号である。
ステップ4) 帯域外部ブロッキング試験であり、干渉信号ジェネレータは干渉信号を送信し、1M〜(2300−20M)、(2400M+20M)〜12.75Gであり、干渉信号はCW波である。
ステップ5) 同位置ブロッキング試験であり、干渉信号ソースはアンプ及びバンドストップフィルタにより干渉信号を送信し、周波数範囲はプロトコル要求に基づいて確定され、干渉信号はCW波である。
ステップ6) 出力レベルを調整し、スループットを列参照測定チャネルの最大スループットの95%以上にし、干渉信号電力を記録し、最大スループット=有効荷重*1000であり、有効荷重は固定参照測定器チャネルFRC中におけるPayload size (bits)である。
ステップ7) 高、中、低の3つの周波数端を試験し、ステップ2)〜 6)を重複する。
ステップ8) アクティブアンテナシステムの他の分岐を試験し、ステップ1)〜 7)を重複する。
ステップ1) 試験要求に基づいて、まず試験カバーの各分岐の振幅位相コントローラ状態を変更させることにより、試験カバーに一組の振幅位相ウェイトを与え、次にアクティブアンテナシステムに同一の振幅位相ウェイトを設定する。
ステップ2) スプリッター出力端を測定待ちのコンバイニングコネクター上に接続する。
ステップ3) 狭帯域ブロッキング試験であり、干渉信号ソースは干渉信号を送信し、干渉信号中心周波数は有用信号搬送波縁から340 + m*180[Khz](m=0,1,2,3,4,9,14,19,24)外し、干渉信号は5 MHz E−UTRA signal、1 RBである。
ステップ4) 帯域内部ブロッキング試験であり、干渉信号ジェネレータは干渉信号を送信し、干渉信号中心周波数範囲は(2300−20M)から(2400M+20M)までであり、干渉信号は5MHz E−UTRA信号である。
ステップ5) 帯域外部ブロッキング試験であり、干渉信号ジェネレータは干渉信号を送信し、1M〜(2300−20M)、(2400M+20M)〜12.75Gであり、干渉信号はCW波である。
ステップ6) 同位置ブロッキング試験であり、干渉信号ソースはアンプ及びバンドストップフィルタにより干渉信号を送信し、周波数範囲はプロトコル要求に基づいて確定され、干渉信号はCW波である。
ステップ7) 出力レベルを調整し、スループットを列参照測定チャネルの最大スループットの95%以上にし、干渉信号電力を記録し、最大スループット=有効荷重*1000であり、有効荷重は固定参照測定器チャネルFRC中におけるPayload size (bits)である。
ステップ8) 高、中、低の3つの周波数端を試験し、ステップ2)〜7)を重複する。
ステップ9) 試験カバーの各分岐振幅位相コントローラの状態を調整し、同時にアクティブアンテナシステムに対して同一な設定を行い、次にステップ2)〜8)を重複し、異なるウェイト下でのインデックスを検証することができる。
ステップ10) アクティブアンテナシステムの他のコンバイニングを試験し、ステップ2)〜9)を重複する。
Claims (15)
- 被試験アクティブアンテナシステムを試験カバー内に設置して無線周波数インデックスの試験を行い、そのうち前記試験カバーはアンテナアレイ部分及び受動ネットワーク部分を含み、前記アンテナアレイ部分は前記被試験アクティブアンテナシステムのアンテナアレイ部分と同一であるアクティブアンテナシステム無線周波数インデックスの試験方法であって、
前記試験カバー自体が生じた差損及び位相オフセット量を校正する試験カバー単体校正と、
2つの前記試験カバー単体校正を経た試験カバーを用いて、前記試験カバーの近接場結合試験環境を校正する近接場結合校正と、
前記被試験アクティブアンテナシステムを校正後の前記試験カバー内に設置してそれと近接場結合方式を構成し、その試験環境が前記近接場結合校正試験環境と同一であり、校正過程で得られた校正結果を用いて前記試験環境を補償した後、前記試験カバーにおける無線周波数試験インターフェースを介して前記被試験アクティブアンテナシステムの無線周波数ポートに対して無線周波数インデックス試験を行い、前記被試験アクティブアンテナシステムの無線周波数ポートの無線周波数インデックスを得る無線周波数インデックス試験と、を含むアクティブアンテナシステム無線周波数インデックスの試験方法。 - 前記試験カバー単体校正のステップは、
それぞれ各アンテナ素子のゲイン及びアンテナアレイの合成ゲインを得るアンテナアレイ部分校正と、
前記試験カバーの単体振幅位相校正表を得る受動ネットワーク部分校正と、を含む請求項1に記載の試験方法。 - 前記近接場結合校正のステップは、
近接場結合の分岐振幅位相校正表を得る分岐結合校正と、
近接場結合のコンバイニング振幅位相校正表を得るコンバイニング結合校正と、を含む請求項1に記載の試験方法。 - 前記近接場結合校正のステップは、
2つの単体校正を経た後の試験カバーにより前記近接場結合校正を行い、前記2つの試験カバーを固定し、前記2つの試験カバーのアンテナアレイの向いを正対させ、且つ前記2つの試験カバーの間の距離が所定の距離範囲内にあることを含む請求項1に記載の試験方法。 - 前記受動ネットワーク部分は、分岐ネットワーク、併合ネットワーク及び分岐における複数の振幅位相コントローラを含む請求項1、2、3又は4に記載の試験方法。
- 前記無線周波数インデックス試験のステップは、
得られた前記分岐振幅位相校正表に基づいてゲイン補償の近似値を取得し、前記被試験アクティブアンテナシステムの各分岐のゲインを補償した後、各項分岐無線周波数インデックスの試験を行う分岐無線周波数試験と、
前記試験カバーの各分岐の振幅位相コントローラの状態を調整し、前記試験カバーに1組の振幅位相ウェイトを与え、且つ前記振幅位相ウェイトに基づいて前記被試験アクティブアンテナシステムに対してウェイト設定を行い、次に、前記コンバイニング振幅位相校正表に基づいてウェイト補償の近似値を取得し、それぞれゲイン及び位相上において設定された前記被試験アクティブアンテナシステムのウェイトを補償した後、異なる振幅位相ウェイトでのコンバイニング無線周波数インデックス試験を行うコンバイニング無線周波数試験と、を含む請求項3に記載の試験方法。 - 前記分岐無線周波数試験のステップ中において、前記被試験アクティブアンテナシステムの各分岐のゲインを補償する時、前記被試験アクティブアンテナシステムのデジタル領域中において補償し、又は前記試験カバーの振幅位相コントローラ中において補償する請求項6に記載の試験方法。
- 前記コンバイニング無線周波数試験のステップ中において、設定された前記被試験アクティブアンテナシステムのウェイトを補償する時、前記被試験アクティブアンテナシステムのデジタル領域中において補償し、又は前記試験カバーの振幅位相コントローラ中において補償する請求項6に記載の試験方法。
- 前記試験カバー内に取り付けホルダが設けられ、前記被試験アクティブアンテナシステムが前記取り付けホルダ上に据え付けられ、前記試験カバーとともに近接場結合方式を構成する請求項1、2、3又は4のいずれか1項に記載の試験方法。
- 前記試験カバーのカバー体内部に電波吸収材料を用いる請求項1、2、3又は4のいずれか1項に記載の試験方法。
- アンテナアレイ部分及び受動ネットワーク部分を含むアクティブアンテナシステム無線周波数インデックスの試験装置であって、前記アンテナアレイ部分は被試験アクティブアンテナシステムのアンテナアレイ部分と同一であり、前記受動ネットワーク部分は分岐における複数の振幅位相コントローラ、分岐ネットワーク及び併合ネットワークを含み、
前記試験装置と被試験アクティブアンテナシステムの間には近接場結合方式を構成し、
前記振幅位相コントローラは、各分岐信号の振幅及び位相を調整するように設置され、
前記分岐ネットワークは、信号をそれぞれ各分岐に接続し、分岐試験を実現するように設置され、
前記併合ネットワークは、各分岐信号を接続し、コンバイニング試験を実現するように設置されるアクティブアンテナシステム無線周波数インデックスの試験装置。 - 前記分岐ネットワークは、給電ネットワーク及び分岐コネクターを含む請求項11に記載の試験装置。
- 前記併合ネットワークは、コンバイナー及びコンバイニングコネクターを含む請求項11に記載の試験装置。
- ボックス内に設けられた、アンテナアレイ、振幅位相コントローラ、給電ネットワーク、分岐コネクター、コンバイナー及びコンバイニングコネクターを備えるアクティブアンテナシステム無線周波数インデックスの試験装置であって、
前記アンテナアレイは被試験アクティブアンテナシステムのアンテナアレイ部分と同一であり、
前記振幅位相コントローラは前記アンテナアレイに接続され、分岐信号の振幅及び位相を変更することに用いられ、
前記給電ネットワークの一端が前記振幅位相コントローラに接続され、他端が前記分岐コネクターに接続されて分岐試験を実現し、又は他端が無線周波数ジャンパ線により各分岐と前記コンバイナーを接続し、且つ前記コンバイニングコネクターによりコンバイニング試験を実現するアクティブアンテナシステム無線周波数インデックスの試験装置。 - 前記ボックスは金属シールドボックスであり、前記試験装置の内部及び外部信号をシールドする請求項14に記載の試験装置。
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