JP5947798B2 - オーディオ再生デバイスおよび当該デバイスを使用する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ再生の技術分野に関し、特に、オーディオ再生デバイスおよび当該オーディオ再生デバイスを使用する方法に関するものである。
従来技術
例えばヘッドホンやイヤホンのような個人オーディオ音生デバイスは、一般的な慣行としては、通例、それぞれの耳に対して少なくとも1つの伝達機構(トランスデューサ)を必要とし、オーディオが伝達機構からユーザの耳のそれぞれに直接伝達される。これにより、ユーザはステレオ方式でオーディオを知覚することができ、また、それぞれの耳に伝達されるオーディオによってユーザは聴覚バランスの感覚を達成することができる。
しかしながら、この個人オーディオ音生デバイスについての構造の複雑性、電力消費および重量は、この個人オーディオ再生デバイスの各々で用いられる数多くの伝達機構を有する割合を、全て対応して増加させることが理解されるべきである。個人オーディオ再生デバイスは通常、ポータブルなものであり、また、このようなやり方で一般的に使用されることを想定すると、デバイスの重量を最小化ができることが望ましい。さらに、個人オーディオ再生デバイスによる電力消費を最小化できることが望ましい。何故ならば、個人オーディオ再生デバイスは通例、制限された電力容量でポータブル・デバイスに接続し、拡張した時間期間にわたりポータブル・デバイスおよび個人オーディオ再生デバイスの両方に電力を供給するからである。加えて、個人オーディオ再生デバイスはよりロバストなものとなるように、その構造はあまり複雑でないことがまた望ましい。
上述した問題からみて、個人オーディオ再生デバイスのユーザビリティに悪影響を与えることなく、個人オーディオ再生デバイスの構造の複雑性、重量および電力消費が最小化できることが望ましいであろう。
第1の態様において、少なくとも1つの出力部(材)を通じてオーディオ出力を供給することができるオーディオ再生デバイスを提供する。このオーディオ再生デバイスは、ユーザの第1の耳に嵌め込むことができる、オーディオ伝達のための左出力部(材)、左出力部に直接結合される、入力オーディオ信号をオーディオ出力に変換するためのトランスデューサ、トランスデューサからのオーディオ伝達のために左出力部に結合され、その第1端部が左出力部に結合される音響チューブ、および、ユーザの第2の耳に嵌め込むことが可能であり、音響チューブの第2の端部が結合される、オーディオ伝達のための右出力部(材)を含む。オーディオ出力がトランスデューサから音響チューブを通じて右出力部に伝達され、当該右出力部がオーディオ再生デバイスから取り外し可能となる点が有利である。
オーディオ再生デバイスはまた、トランスデューサに結合されて入力オーディオ信号を受け取るワイヤレス受信機を備える。オーディオ信号の入力は、物理接続またはワイヤレス接続のいずれかを介してトランスデューサによって受け取られることができる。ワイヤレス受信機は、赤外線、RFおよびBluetooth(登録商標)などのワイヤレス技術を採用することができる。このオーディオ再生デバイスはまた、トランスデューサに結合される電源も備え、当該電源がトランスデューサを駆動することができる。
音響チューブを異なるものにすることは、右出力部に伝達されたオーディオ出力に影響を及ぼし、当該オーディオ出力が位相または減衰のいずれかによって影響を及ぼされるということは有利である。この音響チューブを異なるものにすることについて、音響チューブの長さまたは材料のいずれかを変えることによって実行することができる。
音響チューブの第1端部は、左出力部から取り外し可能であり、且つ、音響チューブの第2端部が右出力部から取り外し可能とすることができる。代替として、音響チューブの第2端部は右出力部に固定することができる。
左出力部および右出力部の両方によって、包囲音をユーザの第1の耳および第2の耳のそれぞれに入れることを可能にすることが好ましい。
第2の態様において、少なくとも1つの出力部を通じてオーディオ出力を供給可能なオーディオ再生デバイスを使用する方法を提供する。本方法は、オーディオ出力を発生するために、入力オーディオ信号を変換するトランスデューサにおいて入力オーディオ信号を受け取るステップ、オーディオ出力を発生するためにトランスデューサを駆動するステップであって、トランスデューサが左出力部に結合され、左出力部がユーザの第1の耳に嵌め込むことができるステップ、および、音響チューブの第1端部を左出力部に結合するステップであって、音響チューブの第2端部が右出力部に結合され、当該右出力部がユーザの第2の耳に嵌め込むことができ、音響チューブがトランスデューサからのオーディオ伝達のためのものであるステップを含む。オーディオ出力が、トランスデューサから音響チューブを通じて右出力部に伝達され、右出力部がオーディオ再生デバイスから取り外し可能であることは有利である。
入力オーディオ信号は、物理接続またはワイヤレス接続のいずれかを介して前記トランスデューサにおいて受け取られることができる。ワイヤレス接続は、例えば、赤外線、RFおよびBluetoothなどのワイヤレス技術を採用することができる。
音響チューブを異なるものにするステップは、右出力部に伝達されたオーディオ出力に影響を及ぼし、オーディオ出力が位相または減衰のいずれかによって影響を及ぼされるということが有利である。音響チューブを異なるものにするステップは、音響チューブの長さまたは材料のいずれかを変えることによって実行することができる。
左出力部および右出力部の両方によって、包囲音をユーザの第1の耳および第2のそれぞれの耳に入れるのを可能にすることが好ましい。
本発明を完全に理解することができ、且つ、確実に実務的な効果を及ぼしめるために、これより本発明の好適な実施形態のみを、非制限的な実施形態として添付の説明図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のデバイスの模式図を示している。 図2は、本発明の方法の手順フローを示している。
図1を参照する。図1は、オーディオ再生デバイス100の模式図を示し、本オーディオ再生デバイス100が提供される。オーディオ再生デバイス100は、少なくとも1つの出力部(材)を通じてオーディオ出力を供給することができる。少なくとも1つの出力部は、ユーザの外耳道の入口に、または、ユーザの外耳道内のいずれかに配置することができる。図1で示す実施形態では、オーディオ再生デバイス100は、イヤホン・セットである。オーディオ再生デバイス100はポータブルなものとして使用することができ、また、オーディオ再生デバイス100の重量が最小化され、特にユーザの耳において、オーディオ再生デバイス100のユーザに重量ベースの不快感を引き起こさせないようにすることが好ましい。図1における点線の物理的機構は、必須ではない/任意の機構として図1に表示されることを示している。
オーディオ再生デバイス100は、オーディオの伝達のための左出力部(材)106を含む。当該左出力部106は、ユーザの第1の耳(図示せず)に嵌め込むことができる。この左出力部106によって、包囲音をユーザの第1の耳に入れることができる。本態様は、ユーザが中にいる環境において起こっていることについてユーザが意識的に認識する必要があるようなときに有利なものとすることができる。オーディオ再生デバイス100は、入力オーディオ信号をオーディオ出力に変換するためのトランスデューサ104を含むことができる。このトランスデューサ104が左出力部106に直接結合される。トランスデューサ104は、左出力部106が有する左ケース120内に位置することになることが図1に示されると共に、トランスデューサ104が左出力部106のこの左ケース120内には位置する必要がないことが理解されるべきである。
音響チューブ108が、トランスデューサ104からのオーディオ出力の伝達のために、左出力部106に結合されている。音響チューブ108の第1の端部116が左出力部106に結合される。音響チューブ108の第1端部116と左出力部106の結合は固定可能でなければならず、通常の使用の間に非意図的に分離しやすいものであってはならない。よって、音響チューブ108の第1端部116は、例えば、クリップ、ジャッキ・ソケット結合、ベルクロ・ストリップ、接着ストリップなどといった固定機構を採用するのがよい。音響チューブ108は、トランスデューサ104からのオーディオの伝達に影響を及ぼす別の特徴を有することができることが理解されるべきである。音響チューブ108は、音響チューブ108の長さまたは材料のいずれかを変えることにより、別の特徴を有することができる。音響チューブ108は、例えば、伝達されたオーディオ出力に対する位相シフトの範囲や伝達されたオーディオ出力に対する減衰の範囲などに影響を及ぼすことができる。しかしながら、トランスデューサ104から伝達したオーディオ出力が音響チューブ108によって影響を受ける場合であっても、右出力部(材)102におけるオーディオ出力への効果がユーザによって経験される聴覚バランスの感覚に影響を及ぼしてはならないことが理解されるべきである。
オーディオ再生デバイス100はまた、オーディオ出力の伝達のための右出力部102を含む。そして、右出力部102をユーザの第2の耳(図示せず)に嵌め込むことが可能である。右出力部102によって、包囲音をユーザの第2の耳に入れることができる。本態様は、ユーザが中にいる環境において起こっていることをユーザが意識的に認識する必要があるようなときに有利なものとすることができる。音響チューブ108の第2端部118は、右出力部102に結合することができる。音響チューブ108の第2端部118と右出力部102の結合は固定可能でなければならず、通常の使用の間に非意図的に分離しやすいものであってはならない。よって、音響チューブ108の第2端部118は、例えば、クリップ、ジャッキ・ソケット結合、ベルクロ・ストリップ、接着ストリップなどといった固定機構を採用するのがよい。音響チューブ108の第2端部118は右出力部102に固定することができ、音響チューブ108および右出力部102の両方がオーディオ再生デバイス100の単一部分を形成できることが理解されるべきである。この点に関し、オーディオ再生デバイス100の音響チューブ108を異なるものにすることはまた、右出力部102の変更を意味することもできる。
オーディオ再生デバイス100のトランスデューサ104は、物理的な接続またはワイヤレスの接続のいずれかを介して入力オーディオ信号を受け取ることができる。物理的な接続はトランスデューサ104に直接リンクされるケーブル110とすることができる。ここでは、入力オーディオ信号はオーディオ信号のソースからのものである。オーディオ再生デバイス100はまた、トランスデューサ104に結合されるワイヤレス受信機112を含むこともでき、入力オーディオ信号をオーディオ信号のソースからワイヤレスで受け取る。ワイヤレス受信機112には、例えば、赤外線、RF、Bluetoothなどの無線技術を採用することができる。オーディオ再生デバイス100は、ケーブル110およびワイヤレス受信機112を含むことができ、オーディオ信号の入力について物理接続またはワイヤレス接続のいずれかとの間でユーザが選択することができることが理解されるべきである。
最後に、オーディオ再生デバイス100はまた電源114も含むことができる。電源104は、トランスデューサ104およびオーディオ再生デバイス100などのコンポーネントを駆動するためにトランスデューサ104に結合される。オーディオ再生デバイス100のすべてのコンポーネントについての電力がケーブル110を介してオーディオ信号のソースから引き出されるか否かについては、電源114は要求しなくてもいいことが理解されるべきである。
オーディオ出力がトランスデューサ104から音響チューブ108を通じて右出力部102まで伝達されるような方法でオーディオ再生デバイス100が動作することが理解されるべきである。音響チューブ108および右出力部102がオーディオ再生デバイス100(単一パーツまたは別のパーツのいずれかとして)から取り外し可能な点が理解されるべきである。ユーザが単一出力部からのオーディオ出力を所望するときに、右出力部102の取り外しを行うことができる。右出力部102がオーディオ再生デバイス100から取り外されるときに、オーディオ出力は左出力部106のみによってユーザの第1の耳へ供給される。このことは、左出力部106のみ、または左出力部106および右出力部102の両方のいずれかを通じてオーディオ出力を楽しむという選択肢をユーザに有利に提供する。典型的なイヤホンに伴う例のとおり、右出力部102が取り外されるときに、オーディオ再生デバイス100からぶら下がっている右出力部102の例はない。この点に関し、右出力部102の取り外しは、左の出力部材106のみからオーディオ出力を聞くことを所望するユーザを補助すると認められる。何故ならば、ぶら下がっている右出力部102に対処する必要性を回避するからである。
オーディオ再生デバイス100が有する単一のトランスデューサ104の態様は、オーディオ再生デバイス100の構造を単純化して、オーディオ再生デバイス100の重量を最小化し、さらには、オーディオ再生デバイス100の電力消費もまた最小化することが理解されるべきである。さらにまた、オーディオ再生デバイス100は、それが単一の出力部だけで使用可能であるために、広い用途を有している。
図2を参照する。先の段落にて説明したように、オーディオ再生デバイス100のようなオーディオ再生デバイスを使用する方法200について提供する。ここでは、オーディオ出力は少なくとも1つの出力部を通じて提供される。オーディオ再生デバイス100はポータブルに使用することができる、また、オーディオ再生デバイス100の重量が最小化されて、オーディオ再生デバイス100のユーザに重量ベースの不快感を特にユーザの耳において引き起こさないようにすることが好ましい。
好ましい実施形態において、本方法200は、(例示のために)オーディオ再生デバイス100に関して説明しており、オーディオ出力を発生するために入力オーディオ信号を変換するためのトランスデューサ104において入力オーディオ信号を受け取ることを含む(202)。トランスデューサ104は、物理接続またはワイヤレス接続を介して入力オーディオ信号を受け取ることができる。物理接続は直接トランスデューサ104にリンクされるケーブル110でもよい。ここでは、入力オーディオ信号はオーディオ信号のソースからのものである。オーディオ再生デバイス100はまた、オーディオ信号のソースから入力オーディオ信号をワイヤレスで受け取るために、トランスデューサ104に結合するワイヤレス受信機112を含むこともできる。ワイヤレス受信機112は、例えば、赤外線、RF、Bluetoothどのようなワイヤレス技術を採用することができる。オーディオ再生デバイス100は、ケーブル110およびワイヤレス受信機112を含むことができ、オーディオ信号の入力について物理接続またはワイヤレス接続のいずれかとの間でユーザが選択することができることが理解されるべきである。
本方法200はまた、オーディオ出力を発生するためにトランスデューサ104を駆動することを含む(204)。トランスデューサ104は、ユーザの第1の耳に嵌め込み可能とすることができる左出力部106に結合することができる。電源はトランスデューサ104に結合することができ、または、トランスデューサ104への電力はケーブル110を介してオーディオ信号のソースから引き出すことができる。左出力部106によって、包囲音をユーザの第1の耳に入れることができる。図1においてトランスデューサ104が左出力部106の左ケース120内に位置するように示されると共に、トランスデューサ104が左出力部106の左ケース120内には位置する必要がないことが理解されるべきである。
方法200はまた、音響チューブ108の第1端部116を左出力部106に結合することも含む(206)。音響チューブ108の第2端部118は、右出力部102に結合することができる。右出力部102は、ユーザの第2の耳に嵌め込むことができ、音響チューブ108はトランスデューサ104からのオーディオを伝達するためのものである。この右出力部102によって、包囲音をユーザの第2の耳に入れることができる。音響チューブ108の第1端部116と左出力部106の結合は固定可能でなければならず、通常の使用の間に非意図的に分離しやすいものであってはならない。よって、音響チューブ108の第1端部116は、例えば、クリップ、ジャッキ・ソケット結合、ベルクロ・ストリップ、接着ストリップなどといった固定機構を採用するのがよい。音響チューブ108の第2端部118と右出力部102の結合はまた固定可能でなければならず、通常の使用の間に非意図的に分離しやすいものであってはならない。よって、音響チューブ108の第2端部118は、例えば、クリップ、ジャッキ・ソケット結合、ベルクロ・ストリップ、接着ストリップなどといった固定機構を採用するのがよい。音響チューブ108の第2端部118は右出力部102に固定されることができ、音響チューブ108および右出力部102の両方がオーディオ再生デバイス100の単一部分を形成できることが理解されるべきである。出力部102,106は、ユーザの外耳道の入口に、または、ユーザの外耳道内のいずれか配置することができる。
本方法200において、オーディオ出力は、トランスデューサ104から、右出力部102に音響チューブ108を通じて伝達される(208)。音響チューブ108は、トランスデューサ104からのオーディオの伝達に影響を及ぼす別の特徴を有することができることが理解されるべきである。音響チューブ108は、音響チューブ108の長さまたは材料のいずれかを変えることにより、別の特徴を有することができる。音響チューブ108は、例えば、伝達されたオーディオ出力に対する位相シフトの範囲や伝達されたオーディオ出力に対する減衰の範囲などに影響を及ぼすことができる。しかしながら、トランスデューサ104から伝達したオーディオ出力が音響チューブ108によって影響を受ける場合であっても、右出力部102におけるオーディオ出力への効果がユーザによって経験される聴覚バランスの感覚に影響を及ぼしてはならないことが理解されるべきである。
さらにまた、ユーザが単一出力部からのオーディオ出力を所望するときに、右出力部102はまた、オーディオ再生デバイス100から取り外し可能である(210)。音響チューブ108および右出力部102がオーディオ再生デバイス100(単一パーツまたは別のパーツのいずれかとして)から取り外し可能な点が理解されるべきである。右出力部102がオーディオ再生デバイス100から取り外されるときに、オーディオ出力は、左出力部材106のみによってユーザの第1の耳へ供給される。この有利性は、ユーザが左出力部106のみ、または左出力部106および右部材102の両方のいずれかを通じてオーディオ出力を楽しむことを可能にする。典型的なイヤホンに伴う例のとおり、右出力部102が取り外されるときに、オーディオ再生デバイス100からぶら下がっている右出力部102の例はない。この点に関し、右出力部102の取り外しは、左の出力部材106のみからオーディオ出力を聞くことを所望するユーザを補助すると認められる。何故ならば、ぶら下がっている右出力部102に対処する必要性を回避するからである。
本方法200に関する単一トランスデューサ104の態様により、オーディオ再生デバイス100の構造の簡略化を可能にし、オーディオ再生デバイス100の重量を最小化して、さらに、オーディオ再生デバイス100の電力消費を最小化することが理解されるべきである。さらにまた、オーディオ再生デバイス100は、それが単一出力部だけで使用可能であるために、広い用途を有している。
本発明の先に述べた好ましい実施形態の記載の一方で、デザインや構造の数多くの詳細な変形例または修正例が本発明の趣旨を逸脱することなく実施できることが当業者にとって理解されるであろう。

Claims (16)

  1. 少なくとも1つの出力部を通じてオーディオ出力を提供可能なオーディオ再生デバイスであって、
    ユーザの第1の耳に嵌め込むことができる、オーディオ伝達のための左出力部と、
    該左出力部のケース内に位置して該左出力部に直接結合される、入力オーディオ信号をオーディオ出力に変換するためのトランスデューサと、
    前記トランスデューサからのオーディオ伝達のために前記左出力部に結合される音響チューブであって、該音響チューブの第1端部が前記左出力部に結合される、音響チューブと、
    前記ユーザの第2の耳に嵌め込むことができる、オーディオ伝達のための右出力部であって、前記音響チューブの第2端部が結合されている、右出力部と、
    を備えており、
    前記オーディオ出力が前記トランスデューサから前記左出力部および前記音響チューブを通じて前記右出力部に伝達され、前記右出力部が当該オーディオ再生デバイスから取り外し可能であることを特徴とする、オーディオ再生デバイス。
  2. 請求項1記載のオーディオ再生デバイスであって、更に、前記トランスデューサに結合されて入力オーディオ信号を受信するワイヤレス受信機を備える、オーディオ再生デバイス。
  3. 請求項2記載のオーディオ再生デバイスであって、前記入力オーディオ信号が、物理接続またはワイヤレス接続のいずれかを介して前記トランスデューサによって受信される、オーディオ再生デバイス。
  4. 前記ワイヤレス受信機が、赤外線、RFおよびBluetoothで構成される群から選択されるワイヤレス技術を採用する、請求項2記載のーディオ再生デバイス。
  5. 前記トランスデューサに結合される電源を更に備え、該電源が前記トランスデューサを駆動するためのものである、請求項1記載のオーディオ再生デバイス。
  6. 請求項1記載のオーディオ再生デバイスにおいて、前記音響チューブを異なるものにすることは、前記右出力部に伝達された前記オーディオ出力に影響を及ぼし、前記オーディオ出力が位相または減衰のいずれかによって影響を及ぼされる、オーディオ再生デバイス。
  7. 前記音響チューブを異なるものにすることが、前記音響チューブの長さまたは材料のいずれかを変えることによって実行される、請求項6記載のオーディオ再生デバイス。
  8. 前記音響チューブの第1端部が、前記左出力部から取り外し可能であり、且つ、前記音響チューブの第2端部が前記右出力部から取り外し可能である、請求項1記載のオーディオ再生デバイス。
  9. 前記音響チューブの第2端部が前記右出力部に固定される、請求項1記載のオーディオ再生デバイス。
  10. 請求項1記載のオーディオ再生デバイスにおいて、前記左出力部および前記右出力部の両方によって、包囲音をユーザの第1の耳および第2の耳のそれぞれに入れることができる、オーディオ再生デバイス。
  11. 少なくとも1つの出力部を通じてオーディオ出力を供給可能なオーディオ再生デバイスを使用する方法であって、
    オーディオ出力を発生するために、入力オーディオ信号を変換するトランスデューサにおいて入力オーディオ信号を受信するステップと、
    前記オーディオ出力を発生するために前記トランスデューサを駆動するステップであって、前記トランスデューサが左出力部のケース内に位置して該左出力部に結合され、該左出力部がユーザの第1の耳に嵌め込むことができる、ステップと、
    音響チューブの第1端部を前記左出力部に結合するステップであって、前記音響チューブの第2端部が右出力部に結合され、該右出力部が前記ユーザの第2の耳に嵌め込むことができ、前記音響チューブが前記トランスデューサからのオーディオ伝達のためのものである、ステップと、
    を含み、
    前記オーディオ出力が、前記トランスデューサから前記左出力部および前記音響チューブを通じて前記右出力部に伝達され、前記右出力部が前記オーディオ再生デバイスから取り外し可能であることを特徴とする、方法。
  12. 前記入力オーディオ信号が物理接続またはワイヤレス接続のいずれかを介して前記トランスデューサにおいて受信される、請求項11記載の方法。
  13. 前記ワイヤレス接続が、赤外線、RFおよびBluetoothで構成される群から選択されるワイヤレス技術を採用する、請求項12記載の方法。
  14. 前記音響チューブを異なるものにするステップは、前記右出力部に伝達された前記オーディオ出力に影響を及ぼし、前記オーディオ出力が位相または減衰のいずれかによって影響を及ぼされる、請求項11記載の方法。
  15. 前記音響チューブを異なるものにするステップが、前記音響チューブの長さまたは材料のいずれかを変えることによって実行される、請求項14記載の方法。
  16. 前記左出力部および前記右出力部の両方によって、包囲音を前記ユーザの第1の耳および第2の耳のそれぞれに入れることを可能にする、請求項11記載の方法。
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