JP5944183B2 - 情報端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機又はPDA(Personal Data Assistance)等の情報端末装置に関する。
通信を利用して、デジタルカメラ内の記録画像を情報端末装置側で再生させる技術がある(例えば特許文献1参照)。この種の技術では、デジタルカメラ及び情報端末装置間の通信が一度切断されると、次回、同一デジタルカメラ内の同一記録画像を再生させる場合にも、再度、当該記録画像についての画像データ通信がデジタルカメラ及び情報端末装置間で行われる。
特開2004−96166号公報
情報端末装置側での再生のたびに画像データ通信が必要であると、再生のたびに、相応の待ち時間が必要となる。再生待ち時間の短縮が閲覧者にとって好ましいことは言うまでもない。データ通信量の低減によって再生待ち時間の短縮が実現されれば、消費電力の削減等も実現され、有益である。
そこで本発明は、通信を利用した画像再生に関わるデータ通信量の低減に寄与する情報端末装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報端末装置は、対象画像の原画像データを保持する電子機器との通信が可能な情報端末装置であって、受信部及び送信部を有し、前記電子機器との通信を行う通信部と、表示部と、を備え、前記表示部にて前記対象画像を再生させる際、前記送信部は、前記原画像データに基づく画像データ及び前記電子機器の固有情報を含む機器識別情報を要求する要求信号を前記電子機器に送信することを特徴とする。
情報端末装置側で対象画像を再生可能とするべく画像データを要求する際、データ送信側機器である電子機器の機器識別情報も要求しておくことにより、次回、同一電子機器の記録画像を情報端末装置側で再生させる際、情報端末装置は、前回受信した機器識別情報を頼りに、前回受信した画像データを用いて対象画像を再表示することが可能となる。結果、同一の画像データに関する再度の送受信が抑制され、画像再生に関わるデータ通信量の低減が可能となる。
より具体的には例えば、前記情報端末装置はメモリ部を更に備えていても良く、前記要求信号は、前記原画像データに基づく画像データと、前記電子機器の機器識別情報と、前記対象画像の固有情報を含む画像識別情報と、を要求する信号であっても良い。そして例えば、前記要求信号に応答して前記電子機器から送信された前記画像データ、前記機器識別情報及び前記画像識別情報を前記受信部にて受信した際、前記表示部は受信画像データに基づく画像を表示する一方で、前記メモリ部は前記受信部によって受信された前記画像データ、前記機器識別情報及び前記画像識別情報を互いに関連付けて保持しても良い。
情報端末装置側で対象画像を再生可能とするべく画像データを要求する際、データ送信側機器である電子機器の機器識別情報及び対象画像の画像識別情報も要求し、それらを関連付け保持しておくことにより、次回、同一電子機器の同一記録画像を情報端末装置側で再生させる際、情報端末装置は、前回受信した機器識別情報及び画像識別情報を頼りに、前回受信した画像データを用いて対象画像を再表示することが可能となる。結果、同一の画像データに関する再度の送受信が抑制され、画像再生に関わるデータ通信量の低減が可能となる。
また例えば、前記電子機器との通信が切断された後においても、前記メモリ部は、前記受信部によって受信された前記画像データ、前記機器識別情報及び前記画像識別情報を保持しておくと良い。
これにより、通信接続の復帰時に、画像データの送受信を必要とすることなく、情報端末装置側での対象画像の再表示が可能となる。
また例えば、前記情報端末装置において、前記電子機器との通信の切断後、前記電子機器又は他の電子機器である再接続機器との間で通信接続が成されたとき、前記再接続機器の固有情報を含む第2機器識別情報及び前記再接続機器の保持画像の固有情報を含む第2画像識別情報が前記受信部にて受信されてもよく、前記第2機器識別情報及び前記第2画像識別情報と一致する機器識別情報及び画像識別情報が互いに関連付けられて前記メモリ部に保持されている場合、前記第2機器識別情報及び前記第2画像識別情報と一致する機器識別情報及び画像識別情報に関連付けて前記メモリ部に保持されている画像データに基づく画像を前記表示部にて表示してもよい。
このような具体的構成により、上述したような再表示が可能となる。
また例えば、前記再接続機器は、撮像装置であっても良く、前記再接続機器の保持画像は、前記再接続機器の最新の撮影によって保持された画像であっても良い。
また例えば、互いに関連付けられた状態で前記メモリ部に保持されている前記画像データ、前記機器識別情報及び前記画像識別情報から成る組データを前記メモリ部から削除するメモリ管理部が、前記情報端末装置に更に設けられていても良い。前記メモリ管理部は、前記組データ内の画像データを用いた前記表示部による表示が実行されていない期間の時間長さ、及び、前記組データが前記メモリ部に保持されている期間の時間長さの内、少なくとも一方に基づき、前記削除を実行してもよい。
これにより、保持の継続必要性が低いと考えられる組データをメモリ部から削除することができる。
本発明によれば、通信を利用した画像再生に関わるデータ通信量の低減に寄与する情報端末装置を提供することが可能である。
本発明の実施形態に係る画像再生システムの全体構成図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラの概略内部ブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報端末装置の概略内部ブロック図である。 複数のデジタルカメラに割り当てられる複数のカメラIDを示した図である。 画像ファイルの構造を示す図、及び、画像ファイルのヘッダ領域に格納される付加データの内容を示す図である。 デジタルカメラの記録媒体に記録される複数の画像ファイルを示す図である。 本発明の第1実施例に係る画像再生システムの動作フローチャートである。 本発明の第1実施例に係る画像再生システムの動作フローチャートである。 情報端末装置の内部メモリの保持内容例を示す図である。 本発明の第1実施例に係る画像再生システムの動作フローチャートである。 情報端末装置におけるメモリ管理部及び内部メモリを示す図である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、状態量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、状態量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。
図1は、本発明の実施形態に係る画像再生システムの全体構成図である。画像再生システムは、第1電子機器としての1以上の電子機器1[i]と、第2電子機器としての電子機器2と、を備える(iは整数)。電子機器1[i]及び2は双方向の通信が可能である。通信は、無線通信であっても良いし、有線通信であっても良い。
図2は、電子機器1[i]の例であるデジタルカメラ10(以下、カメラ10と略記することがある)の概略内部ブロック図である。撮像装置としてのカメラ10は、符号101〜111によって参照される各部位を備える。
撮像部101は、撮像素子を用いて、撮影画角内に収まる被写体を撮影することにより被写体画像の画像信号を得る。撮像部101は、光学系と、絞りと、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどから成る撮像素子(固体撮像素子)とを備え、撮像素子から被写体画像の画像信号が出力される。画像処理部102は、撮像素子の出力画像信号に対して所定の画像処理(例えば、デジタル化処理、エッジ強調処理、ノイズ低減処理、デモザイキング処理、画像圧縮処理)を実行することで、撮像素子の出力画像信号に基づく撮影画像の画像データを生成する。主制御部103は、CPU(Central Processing Unit)などから成り、カメラ10内の各部位の動作を統括的に設御する。
内部メモリ104は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等にて形成され、カメラ10内で生成された各種データを一時的に記憶する。また、内部メモリ104には、不揮発性メモリから成り、カメラ10の固有情報を含んだ機器識別情報を保持する機器識別情報保持部(カメラID保持部)104aが設けられている。機器識別情報の形態は任意であるが、ここでは、保持部104aに保持されている機器識別情報が、シリアル番号であるカメラIDであるとする。図4に示す如く、電子機器1[1]としてのカメラ10の保持部104aには「0001」のカメラIDが保持され、電子機器1[2]としてのカメラ10の保持部104aには「0002」のカメラIDが保持されているものとする。電子機器1[3]等についても同様である。このように、保持部104aに保持されるカメラIDは複数のカメラ10間で互いに異なり、カメラIDは対応するカメラ10に固有の情報である。
表示部105は、液晶ディスプレイパネル等の表示画面を有する表示装置であり、主制御部103の制御の下、撮影画像や記録媒体106の記録画像を含む任意の画像を表示する。表示部105はタッチパネル111を有する。記録媒体106は、カード状半導体メモリや磁気ディスク等の不揮発性メモリであり、主制御部103による制御の下、撮影画像の画像データを含む任意のデータを記録する。尚、本明細書において、データの記録、保持及び保存は互いに同じ意味を持つ。操作部107は、被写体の撮影指示を受けるシャッタボタンを含むボタン等を備え、外部からの各種操作を受け付ける。シャッタボタンを含む幾つかのボタンは、タッチパネル111上のボタンであっても良い。カメラ10の操作者は、操作部107又はタッチパネル111に所定の操作を施すことで様々な指示をカメラ10に与えることができる。操作部107及びタッチパネル111の何れか一方をカメラ10から割愛することも可能である。
通信部108は、任意の通信規格に従い、カメラ10以外の通信機能を有する機器との間で任意のデータの通信を行う。カメラ10以外の通信機能を有する機器には、電子機器2が含まれる。通信部108は、送信部109及び受信部110から成る。送信部109は、電子機器2に対して任意の信号(データを含む)を送信することができ、受信部110は、電子機器2から任意の信号(データを含む)を受信することができる。尚、送信部109による送信は主制御部103の制御の下で成される。
図3は、電子機器2の例である情報端末装置20(以下、端末装置20と略記することがある)の概略内部ブロック図である。端末装置20は、符号201〜211によって参照される各部位を備える。端末装置20は、電話機能を有しており、所謂スマートフォンに分類される装置であっても良い。但し、端末装置20から電話機能(即ち電話機能部201)を割愛することも可能である。
電話機能部201は、通話に必要な部位(例えば、マイクロホン、音響信号処理回路、スピーカ)を備え、通信部208を利用して電話機能を実現する。画像処理部202は、様々な画像処理を実行可能であり、任意の画像データに基づき、表示部205にて表示されるべき画像等を生成可能である。主制御部203は、CPU(Central Processing Unit)などから成り、端末装置20内の各部位の動作を統括的に設御する。
内部メモリ204は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等にて形成され、端末装置20内で生成された各種データを一時的に記憶する。表示部205は、液晶ディスプレイパネル等の表示画面を有する表示装置であり、主制御部203の制御の下、記録媒体206の記録画像を含む任意の画像を表示する。表示部205はタッチパネル211を有する。記録媒体206は、カード状半導体メモリや磁気ディスク等の不揮発性メモリであり、主制御部203による制御の下、任意のデータを記録する。操作部207は、ボタン、キー又はダイヤル等を備え、外部からの各種操作を受け付ける。端末装置20の操作者は、操作部207又はタッチパネル211に所定の操作を施すことで様々な指示を端末装置20に与えることができる。但し、操作部207及びタッチパネル211の何れか一方を端末装置20から割愛することも可能である。
通信部208は、任意の通信規格に従い、端末装置20以外の通信機能を有する機器との間で任意のデータの通信を行う。端末装置20以外の通信機能を有する機器には、電子機器1[i](本実施形態においてカメラ10)が含まれる。通信部208は、送信部209及び受信部210から成る。送信部209は、電子機器1[i]に対して任意の信号(データを含む)を送信することができ、受信部210は、電子機器1[i]から任意の信号(データを含む)を受信することができる。尚、送信部209による送信は主制御部203の制御の下で成される。
カメラ10は、複数の撮影画像の画像データを記録媒体106に記録することができる。記録媒体106に記録された画像データを特に原画像データと呼ぶ。図5(a)に、1つの画像ファイルの構造を示す。画像ファイルは、互いに関連付けられた本体領域及びヘッダ領域から成る。主制御部103内の記録制御部(不図示)は、撮影画像の原画像データを本体領域に格納し且つ当該撮影画像の付加データをヘッダ領域に格納した画像ファイルを記録媒体106に記録させることで、撮影画像の原画像データ及び付加データを互いに関連付けて記録媒体106に記録させる。撮影画像の付加データは、撮影画像の原画像データとは異なる、撮影画像に付加されたデータである。付加データは、図5(b)に示す如く、当該撮影画像の原画像データを格納した画像ファイルのファイル名及び当該撮影画像の撮影日時を少なくとも含み、更に、当該撮影画像の撮影時におけるISO(International Organization for Standardization)感度やF値などを含みうる(画像識別情報については後述)。
電子機器1[i]としてのカメラ10をカメラ10[i]と表記する。また、以下では、特に記述なき限り、図6に示す如く、カメラ10[1]の記録媒体106に、N枚の撮影画像IM1〜IMNの原画像データが記録されているものとする(Nは2以上の整数)。撮影画像IMiの原画像データ及び付加データを格納している画像ファイルを記号FLiにて表す。画像ファイルFL1〜FLNは、カメラ10[1]の記録媒体106に保存されている。画像ファイルFL1〜FLNのファイル名(即ち撮影画像IM1〜IMNに対応するファイル名)は互いに異なる。また、任意の整数iに関して、撮影画像IMi+1の撮影日時は撮影画像IMiの撮影日時よりも遅いものとする。
以下、上述の構成を基本とする画像再生システムの詳細な動作例又は構成例を、複数の実施例の中で説明する。矛盾無き限り、以下に述べる複数の実施例の内、任意の2以上の実施例を組み合わせることが可能である。尚、以下の説明において、操作者とは、特に記述なき限り、端末装置20の操作者を指すものとする。
<<第1実施例>>
画像再生システムの第1実施例を説明する。端末装置20の動作モードにはカメラ画像再生モードが含まれており、カメラ画像再生モードでは、カメラ10の記録画像が表示部205にて再生される(即ち表示される)。撮影画像IM1〜IMNを含む、各カメラ10の記録画像の夫々は、表示部205にて再生されるべき対象画像の候補である。第1実施例並びに後述の第2及び第3実施例では、カメラ画像再生モードにおける端末装置20の動作、及び、その動作に連動するカメラ10の動作を説明する。
図7並びに後に参照する図8及び図10は、第1実施例に係る画像再生システムの動作フローチャートである。ステップS11において端末装置20におけるカメラ画像再生モードが起動すると、主制御部203は通信部208を利用して端末装置20に接続可能なカメラ10を探索する。ここにおける接続は通信接続(通信のための接続)を指す。端末装置20に接続可能なカメラ10が複数存在する場合、操作者は、何れのカメラ10を端末装置20に接続させるかを選択可能である。ここでは、ステップS11に続くステップS12において、端末装置20とカメラ10[1]との間で通信接続が確立され、端末装置20及びカメラ10[1]間の通信が可能な状態になったものとする。
ステップS12に続くステップS13において、端末装置20は、送信部209からカメラ10[1]に対し要求信号310を送信することで、カメラ10[1]に対し、再生用画像データ、カメラID及び画像識別情報を要求する。以下では、便宜上、再生用画像データ、カメラID及び画像識別情報から成るデータを再生用組データと呼ぶ。ステップS14において、カメラ10[1]は、上記要求を示す要求信号310を受信部110にて受信し、要求信号310に応答して送信部109から端末装置20に対し、再生用組データを転送する(転送と送信は互いに言い換え可能である)。
ここで、再生用画像データとは、端末装置20の表示部205にて再生されるべき画像の画像データである。カメラでは、再生モードの起動時において、一般的に、当該カメラの最新の撮影画像が最初に表示される。これに倣い、端末装置20においても、カメラ画像再生モードの起動後、まずカメラ10[1]の最新の撮影画像を要求することができる。従って例えば、ステップS13にて要求される再生用画像データは、撮影画像IMNについての画像データである。但し、操作者は、タッチパネル211等を操作することで、撮影画像IM1〜IMN-1の何れかについての画像データを再生用画像データに指定することもできる。再生用画像データが撮影画像IMiについての画像データである場合、再生用画像データは、撮影画像IMiの原画像データに基づく画像データ(例えば、撮影画像IMiの原画像データそのもの、又は、撮影画像IMiの原画像データに解像度変換を施して得られる画像データ)である。
ステップS13及びS14にて要求及び転送されるカメラIDは、要求の成される及び転送を行うカメラ10(ここではカメラ10[1]を想定)のカメラIDである。従って、ステップS14にて、カメラ10[1]のカメラID「0001」が端末装置20に転送される。
再生用組データに含められる画像識別情報は、再生用画像データに対応する撮影画像を他の撮影画像と区別するための情報であり、再生用画像データに対応する撮影画像の固有情報を含む。再生用画像データに対応する撮影画像を他の撮影画像と区別することができる限り、画像識別情報は任意の情報であってよいが、ここでは、例として、画像識別情報が上記付加データにおけるファイル名及び撮影日時を含んでいるものとする(図5(b)参照)。故に、再生用画像データに対応する撮影画像が撮影画像IMiである場合、画像識別情報は、画像ファイルFLiに格納された、撮影画像IMiのファイル名及び撮影日時を含む。但し、画像識別情報はファイル名及び撮影日時の一方のみを含むものであっても良い。尚、要求信号310は、カメラ10[i]に対してカメラIDを要求する第1要求信号と、カメラ10[1]に対して再生用画像データ及び画像識別情報を要求する第2要求信号とに分解されるものであっても良く、第1要求信号は、ステップS12において通信接続の確立直後に端末装置20からカメラ10[1]に送信されるものであっても良い。
ステップS14による転送を受けた端末装置20は、ステップS15において、再生用画像データに基づく画像を表示部205に表示し、一方で、転送されてきた再生用組データを内部メモリ204に保存する。この際、端末装置20は、再生用組データを形成する再生用画像データ、カメラID及び画像識別情報を互いに関連付けた状態で内部メモリ204に保存する。尚、再生用組データは内部メモリ204ではなく記録媒体206に保存されても良い。内部メモリ204及び記録媒体206はメモリ部を形成している。
ステップS15にて表示される画像(即ち、再生用画像データに基づく画像)を再生対象画像と呼んで良い。上述の説明から理解されるように、要求信号310は、端末装置20側にて再生対象画像を再生可能とするための所定信号として機能する。操作者は、タッチパネル211等を操作することで、撮影画像IM1〜IMNの何れかについての画像データを再生用画像データに指定することができ、この指定が成される度にステップS13〜S15の処理が行われる。
また、図8に示す如く、ステップS15にて保存された再生用組データは、カメラ10[1]及び端末装置20間の通信が切断された後においても内部メモリ204に保持される。その後、端末装置20とカメラ10[1]以外のカメラ10との通信接続が確立されたならば、端末装置20とカメラ10[1]以外のカメラ10とによって上述のステップS13〜S15の処理が実行される。結果、内部メモリ204には、「0001」のカメラIDを内包する1以上の再生用組データ、及び、「0001」以外のカメラIDを内包する1以上の再生用組データが、同時に保持されうる。
ここでは、図9に示す保持状態Qを考える。保持状態Qでは、内部メモリ204に再生用組データ351〜356が保持されている。再生用組データ351〜353に含まれるカメラIDは「0001」であり、再生用組データ354及び355に含まれるカメラIDは「0002」であり、再生用組データ356に含まれるカメラIDは「0003」である。再生用組データ351、352、353に含まれる再生用画像データは、夫々、撮影画像IMN、IMN-1、IMN-2の原画像データに基づく画像データであるとする。また、ステップS15にて再生用組データを内部メモリ204に保存する際、保持時間情報も再生用組データに関連付けられて内部メモリ204に保存される。保持状態Qにおいて、情報361〜366は、それぞれ再生用組データ351〜356に関連付けられた保持時間情報である。保持時間情報は、対応する再生用組データが内部メモリ204に保存された時刻などを含みうるが、それの利用方法については後述する。
端末装置20とカメラ10[1]〜10[3]の夫々との間で、順次、通信接続の確立、S13〜S15の処理及び通信の切断(図8参照)が成され、その後、図10に示すステップS21において、端末装置20とカメラ10[j](例えば、カメラ10[1]〜10[4]の何れか)との通信接続が確立されたとする(jは整数)。この確立後、以下のステップS22〜S28の処理が順次実行される。ステップS21にて端末装置20と通信接続が確立されるカメラ10[j]を再接続機器と呼んでも良い。
ステップS22において、端末装置20は、送信部209を用いてカメラ10[j]に対しカメラIDを要求する。ステップS23において、カメラ10[j]は、この要求を示す信号を受信部110にて受信し、この要求に応答して送信部109から端末装置20に対し、カメラ10[j]のカメラIDを転送する。ステップS22及びS23にて要求及び転送されたカメラIDを符号410によって参照する。ステップS23において、カメラID410が受信部210にて受信される。
続くステップS24において、端末装置20の主制御部203は、カメラID410と一致するカメラIDを有する再生用組データ(以下、ID一致組データと呼ぶ)を、内部メモリ204の保持データの中から検索する。ID一致組データが内部メモリ204に保持されている場合、ステップS25において、端末装置20は、特定の画像識別情報をカメラ10[j]に対し要求する。ステップS26において、カメラ10[j]は、この要求を示す信号を受信部110にて受信し、この要求に応答して送信部109から端末装置20に対し、該当する画像識別情報を転送する。ステップS25及びS26にて要求及び転送された特定の画像識別情報を符号420によって参照する。ステップS26において、画像識別情報420が受信部210にて受信される。
画像識別情報420は、これから表示部205を用いて再生されるべき画像についての画像識別情報であり、画像識別情報420に対応する画像は、カメラ10[j]の記録媒体206に保持されている撮影画像の内の、最新画像(即ち、カメラ10[j]における最新の撮影により、カメラ10[j]の記録媒体106に保持された撮影画像)である。上述したように、カメラの再生モードでは一般的に当該カメラの最新の撮影画像が最初に表示されるからである。但し、画像識別情報420に対応する画像は、上記最新画像以外でも良く、操作者が指定した画像でも良い。
ステップS27において、端末装置20の主制御部203は、画像識別情報420と一致する画像識別情報を有する再生用組データを、内部メモリ204に保持されているID一致組データの中から検索する。検索によって特定されるべき再生用組データを、便宜上、符号430によって参照する。再生用組データ430が内部メモリ204に保持されている状態は、画像識別情報420と一致する画像識別情報を有する再生用組データが、内部メモリ204に保持されている1以上のID一致組データの中に存在している状態に相当すると共に、カメラID410及び画像識別情報420と一致するカメラID及び画像識別情報が互いに関連付けられて内部メモリ204に保持されている状態にも相当する。
再生用組データ430が内部メモリ204に保持されている場合、ステップS28の表示処理が成される。即ち、ステップS28において、端末装置20の主制御部203により、再生用組データ430内の再生用画像データが抽出され、抽出された再生用画像データに基づく画像が表示部205にて表示される。ここで抽出される再生用画像データは、上述の説明から明らかなように、内部メモリ204に保持されている再生用画像データの内、カメラID410及び画像識別情報420と一致するカメラID及び画像識別情報に関連付けられた再生用画像データである。
内部メモリ204の保持状態が図9の保持状態Qであり、且つ、ステップS21において通信接続の確立が成されたカメラ10[j]がカメラ10[1]であり、且つ、カメラ10[1]の記録媒体106に画像ファイルFL1〜FLNが保存されている第1ケースを想定し、ステップS22〜S28の処理の具体例を説明する。尚、第1ケースでは、カメラ10[1]及び端末装置20間の通信の切断後、ステップS21にて、カメラ10[1]及び端末装置20間の通信接続が復帰したことになる(後述の第2及び第3ケースも同様)。
第1ケースでは、ステップS22の要求に応答して「0001」のカメラIDがカメラID410として端末装置20に転送され(ステップS23)、図9の再生用組データ351〜353が3つのID一致組データとして特定される(ステップS24)。その後、ステップS25の要求に応答して、カメラ10[1]から、最新の保持画像である撮影画像IMNの画像識別情報が画像識別情報420として端末装置20に転送される(ステップS26)。この場合、ID一致組データである再生用組データ351〜353の内、再生用組データ351の画像識別情報が撮影画像IMNの画像識別情報と一致している。故に、再生用組データ351が再生用組データ430として特定され(ステップS27)、結果、再生用組データ351内の再生用画像データに基づく画像(例えば、撮影画像IMNそのもの又は撮影画像IMNの縮小画像)が表示部205にて再生される(ステップS28)。つまり、ステップS15における再生用組データ351の保存時に表示部205に表示された画像(撮影画像IMN)が、ステップS28において、表示部205により再表示される。
カメラ10[1]において画像ファイルFL1〜FLNが撮影及び記録された後、カメラ10[1]に所定指示を与えることでカメラ10[1]の記録媒体106から画像ファイルFLNが削除されることもある。第2ケースでは、このような削除の実行が想定される。即ち、内部メモリ204の保持状態が図9の保持状態Qであり、且つ、ステップS21において通信接続の確立が成されたカメラ10[j]がカメラ10[1]であり、且つ、カメラ10[1]の記録媒体106に画像ファイルFL1〜FLN-1のみが保存されている第2ケースを考える。第2ケースでは、ステップS25の要求に応答して、カメラ10[1]から、最新の保持画像である撮影画像IMN-1の画像識別情報が画像識別情報420として端末装置20に転送されることになるため(ステップS26)、再生用組データ352が再生用組データ430として特定されて(ステップS27)、再生用組データ352内の再生用画像データに基づく画像(例えば、撮影画像IMN-1そのもの又は撮影画像IMN-1の縮小画像)が表示部205にて再生されることとなる(ステップS28)。
内部メモリ204の保持状態が図9の保持状態Qであり、且つ、ステップS21において通信接続の確立が成されたカメラ10[j]がカメラ10[1]であり、且つ、カメラ10[1]の記録媒体106に画像ファイルFL1〜FLN-3のみが保存されている第3ケースを考える。第3ケースでは、ステップS25の要求に応答して、カメラ10[1]から、最新の保持画像である撮影画像IMN-3の画像識別情報が画像識別情報420として端末装置20に転送される(ステップS26)。撮影画像IMN-3の画像識別情報は内部メモリ204に保持されていないため、第3ケースでは、再生用組データ430が内部メモリ204に存在しないと判断される。この場合、ステップS28の処理の代わりに、撮影画像IMN-3の原画像データに基づく画像データが再生用画像データとして取り扱われた上で、図7のステップS13〜S15の処理が成される。
内部メモリ204の保持状態が図9の保持状態Qであり、且つ、ステップS21において通信接続の確立が成されたカメラ10[j]がカメラ10[4]である第4ケースでは、ID一致組データが内部メモリ204に存在しないため、ステップS24の検索後、ステップS25〜S28の処理の代わりに、端末装置20とカメラ10[4]との間でステップS13〜S15の処理が成される。
本実施例によれば、内部メモリ204に保持されている機器識別情報及び画像識別情報と再接続機器から受信した機器識別情報及び画像識別情報との照合を介し、保持している画像データを用いて(即ち同一の画像データの再度の送受信を行うことなく)、再生が必要な画像を表示部205にて再生することが可能となる。つまり、同一の画像データに関する再度の送受信が抑制され、画像再生に関わるデータ通信量が低減されると共に、再生待ち時間の短縮及び通信に関する消費電力の低減が図られる。
尚、図10では、ステップS22にてカメラIDの要求を行い、その後、ID一致組データの検索を行ってからステップS25における画像識別情報の要求を行っているが、ステップS21にて端末装置20及びカメラ10[j]間の通信接続が確立した後、端末装置20は、ステップS22及び25にて要求すべきカメラID及び画像識別情報を、送信部209を用いて同時にカメラ10[j]に要求するようにしても良く、その要求に応答してカメラ10[j]は、送信部109から端末装置20に対しカメラID410及び画像識別情報420を同時に転送するようにしても良い。この場合においても、以後、ステップS27の処理が実行され、内部メモリ204に再生用組データ430が存在するなら、更にステップS28の処理が実行される。
<<第2実施例>>
画像再生システムの第2実施例を説明する。第2実施例及び後述の第3実施例で述べる内容は、上述の第1実施例と組み合わせて実施可能である。第2実施例では、保持時間情報(図9参照)を参照し、内部メモリ204から特定の再生用組データを削除する方法を説明する。或る再生用組データが内部メモリ204から削除される場合、対応する保持時間情報も内部メモリ204から削除される。内部メモリ204における再生用組データ及び保持時間情報の保存及び削除は、端末装置20に設けられたメモリ管理部215(図11参照)の制御の下で実行される。メモリ管理部215は主制御部203に設けられていても良い。
保持時間情報に、最新使用時刻及び保存時刻の少なくとも一方を含めておくことができる。保持時間情報において、最新使用時刻とは、対応する再生用組データ内の再生用画像データを用いて表示部205による表示が成された最新の時刻を指し、保存時刻とは、対応する再生用組データが内部メモリ204に保存された時刻を指す。対応する再生用組データ内の再生用画像データを用いて表示部205による表示が複数回成されることもあり、この場合、複数回の表示の内の最新の表示時刻が上記最新の時刻である。対応する再生用組データ内の再生用画像データを用いて表示部205による表示が1回だけ成された場合には、その1回の表示の時刻が上記最新の時刻である。
或る再生用組データに関し、最新使用時刻と現在時刻との差TLAは、当該再生用組データ内の再生用画像データを用いた表示部205による表示が実行されていない期間(未使用期間)の時間長さ、換言すれば、対応する再生用画像データを用いて表示部205による最新の表示が成されてから経過した時間の長さを表す。或る再生用組データに関し、保存時刻と現在時刻との差TLBは、当該再生用組データが内部メモリ204に保持されている期間(保持期間)の時間長さを表す。現在時刻とは、メモリ管理部215が、注目した再生用組データを内部メモリ204から削除するか否かを判定する時刻に相当していても良い。メモリ管理部215は、内部メモリ204に保持された再生用組データごとに、当該判定を成すことができ、必要に応じ内部メモリ204からの削除を実行することができる。
また、保持時間情報は、対応する再生用組データが未使用データであるか否かを表す使用有無情報を含んでいても良いし、使用回数情報を含んでいても良い。対応する再生用組データが内部メモリ204に保存された後、対応する再生用組データ内の再生用画像データが表示部205における表示に一度も使用されていないとき、当該再生用画像データを未使用データと呼ぶ。使用回数情報は、対応する再生用組データが内部メモリ204に保存された後、対応する再生用組データ内の再生用画像データが表示部205における表示に使用された回数を示す。
メモリ管理部215は、保持時間情報に基づく、以下の第1〜第4削除方法の何れかにて上記削除を行うことができる。
第1削除方法を説明する。第1削除方法では、或る再生用組データに対応する差TLA(即ち、未使用期間の時間長さ)が所定の基準値TH1以上のとき、当該再生用組データが内部メモリ204から削除される。従って例えば、保持時間情報361における最新使用時刻と現在時刻との差TLAが基準値TH1以上のとき、再生用組データ351が内部メモリ204から削除される。再生用組データ352〜356についても同様である。
第2削除方法を説明する。第2削除方法では、或る再生用組データに対応する差TLB(即ち、保持期間の時間長さ)が所定の基準値TH2以上のとき、当該再生用組データが内部メモリ204から削除される。従って例えば、保持時間情報361における保存時刻と現在時刻との差TLBが基準値TH2以上のとき、再生用組データ351が内部メモリ204から削除される。再生用組データ352〜356についても同様である。
第3削除方法を説明する。第3削除方法では、或る再生用組データに対応する差TLB(即ち、保持期間の時間長さ)が所定の基準値TH2以上であって、且つ、内部メモリ204による当該再生用組データの保持期間中に、一度も当該再生用組データ内の再生用画像データが表示部205での表示に用いられないとき、当該再生用組データが内部メモリ204から削除される。第3削除方法は、第1又は第2削除方法の一種とも言える。
第4削除方法を説明する。内部メモリ204には、再生用組データの保存用メモリ領域が設けられており、保存用メモリ領域の容量である上限データ量を超えて、内部メモリ204に再生用組データを保存することはできない。第4削除方法による削除処理は、内部メモリ204に保存されている再生用組データの総データ量が上限データ量に応じた一定量以上である場合において、新たな再生用組データを内部メモリ204に保存しようとする場合に実行される。第4削除方法による削除処理では、内部メモリ204に保持されている何れかの再生用組データが削除対象として設定されて内部メモリ204から削除される。当該削除によって形成された内部メモリ204内の空きメモリ領域に、新たな再生用組データを保存することができる。
削除対象は、例えば、内部メモリ204に保持されている再生用組データの内、対応する差TLA(即ち、未使用期間の時間長さ)又は対応する差TLB(即ち、保持期間の時間長さ)が最も大きな再生用組データであっても良い。或いは例えば、削除対象は、内部メモリ204に保持されている未使用データの内、対応する差TLB(即ち、保持期間の時間長さ)が最も大きな再生用組データであっても良い。
端末装置20及びカメラ10[j]間の通信接続が確立されているとき、カメラ10[j]のカメラID410(図10参照)と一致するカメラIDを有する再生用組データを、削除対象の候補から除外するようにしても良い。この場合、例えば、図9の保持状態Qにおいてj=1ならば、再生用組データ351〜353が削除対象の候補から除外され、上述した方法に従い、再生用組データ354〜356の何れかが削除対象に設定される。
本実施例によれば、保持の継続必要性が低いと考えられる再生用組データを内部メモリ204から削除することができ、新たな再生用組データを保存するための空きメモリ領域を確保することが可能となる。
<<第3実施例>>
画像再生システムの第3実施例を説明する。再生用組データの保存用メモリ容量を抑制するべく、メモリ管理部215は、カメラIDごとに、最新の再生用組データのみが内部メモリ204に保持されるように、内部メモリ204における再生用組データの保存及び削除を制御しても良い(この場合、図9の保持状態Qは実現されない)。即ち、内部メモリ204に再生用組データ353のみが保存されている状態において、図7のステップS14の処理により再生用組データ352が新たにカメラ10[1]から端末装置20に転送されてきた場合、ステップS15において、メモリ管理部215は、再生用組データ353を内部メモリ204から削除した上で、再生用組データ352を内部メモリ204に保存するようにしても良い。その後、再生用組データ351が新たに端末装置20に転送されてきたならば、メモリ管理部215は、再生用組データ352を内部メモリ204から削除した上で、再生用組データ351を内部メモリ204に保存するようにしても良い。同様に、内部メモリ204に再生用組データ355のみが保存されている状態において、再生用組データ354が新たにカメラ10[2]から端末装置20に転送されてきた場合、メモリ管理部215は、再生用組データ355を内部メモリ204から削除した上で、再生用組データ354を内部メモリ204に保存するようにしても良い。
或いは、メモリ管理部215は、カメラIDごとに、所定数の再生用組データのみが内部メモリ204に保持されるように、内部メモリ204における再生用組データの保存及び削除を制御しても良い(この場合、図9の保持状態Qは実現されないこともある)。即ち例えば、上記所定数が2であって且つ内部メモリ204に再生用組データ353及び352のみが保存されている状態において、図7のステップS14の処理により再生用組データ351が新たにカメラ10[1]から端末装置20に転送されてきた場合、ステップS15において、メモリ管理部215は、再生用組データ352及び353の何れか一方を内部メモリ204から削除した上で、再生用組データ351を内部メモリ204に保存するようにしても良い。この際、例えば、再生用組データ352及び353の内、対応する最新使用時刻が古い方の再生用組データ、又は、対応する保存時刻が古い方の再生用組データを削除することができる。
<<変形等>>
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。上述の実施形態に適用可能な注釈事項として、以下に、注釈1〜注釈3を記す。各注釈に記載した内容は、矛盾なき限り、任意に組み合わせることが可能である。
[注釈1]
各電子機器1において、電子機器1の記録媒体が保持する画像が1つであって且つ不変である場合には、電子機器1及び2間における画像識別情報の送信及び受信並びに電子機器2における画像識別情報の保存等を含む、画像識別情報に関する一切の処理を、電子機器1及び2において行わないようにしても良い。
[注釈2]
電子機器1は、デジタルカメラ以外の、画像データの記録及び送信機能を備えた任意の電子機器であっても良い。同様に、電子機器2は、画像データの受信及び表示機能を備えた任意の電子機器であっても良い。
[注釈3]
本実施形態に係る電子機器1又は2を、ハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって構成することができる。ソフトウェアを用いて電子機器1又は2を構成する場合、ソフトウェアにて実現される部位についてのブロック図は、その部位の機能ブロック図を表すことになる。ソフトウェアを用いて実現される機能をプログラムとして記述し、該プログラムをプログラム実行装置(例えばコンピュータ)上で実行することによって、その機能を実現するようにしてもよい。
1、2 電子機器
10 デジタルカメラ
20 情報端末装置
108、208 通信部
109、209 送信部
110、210 受信部
205 表示部

Claims (3)

  1. 対象画像の原画像データを保持する電子機器との通信が可能な情報端末装置であって、
    受信部及び送信部を有し、前記電子機器との通信を行う通信部と、
    表示部と、を備え、
    前記表示部にて前記対象画像を再生させる際、前記送信部は、前記原画像データに基づく画像データ及び前記電子機器の固有情報を含む機器識別情報を要求する要求信号を前記電子機器に送信し、
    メモリ部を更に備え、
    前記要求信号は、前記原画像データに基づく画像データと、前記電子機器の機器識別情報と、前記対象画像の固有情報を含む画像識別情報と、を要求する信号であり、
    前記要求信号に応答して前記電子機器から送信された前記画像データ、前記機器識別情報及び前記画像識別情報を前記受信部にて受信した際、前記表示部は受信画像データに基づく画像を表示する一方で、前記メモリ部は前記受信部によって受信された前記画像データ、前記機器識別情報及び前記画像識別情報を互いに関連付けて保持し、
    前記電子機器との通信が切断された後においても、前記メモリ部は、前記受信部によって受信された前記画像データ、前記機器識別情報及び前記画像識別情報を保持し、
    前記電子機器との通信の切断後、前記電子機器又は他の電子機器である再接続機器との間で通信接続が成されたとき、前記再接続機器の固有情報を含む第2機器識別情報及び前記再接続機器の保持画像の固有情報を含む第2画像識別情報を前記受信部にて受信し、
    前記第2機器識別情報及び前記第2画像識別情報と一致する機器識別情報及び画像識別情報が互いに関連付けられて前記メモリ部に保持されている場合、前記第2機器識別情報及び前記第2画像識別情報と一致する機器識別情報及び画像識別情報に関連付けて前記メモリ部に保持されている画像データに基づく画像を前記表示部にて表示する
    ことを特徴とする情報端末装置。
  2. 前記再接続機器は、撮像装置であって、
    前記再接続機器の保持画像は、前記再接続機器の最新の撮影によって保持された画像である
    ことを特徴とする請求項に記載の情報端末装置。
  3. 互いに関連付けられた状態で前記メモリ部に保持されている前記画像データ、前記機器識別情報及び前記画像識別情報から成る組データを前記メモリ部から削除するメモリ管理部を更に備え、
    前記メモリ管理部は、前記組データ内の画像データを用いた前記表示部による表示が実行されていない期間の時間長さ、及び、前記組データが前記メモリ部に保持されている期間の時間長さの内、少なくとも一方に基づき、前記削除を実行する
    ことを特徴とする請求項〜請求項の何れかに記載の情報端末装置。
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