JP5939991B2 - コードワードの選択およびアップリンク制御情報のシンボル長の決定 - Google Patents

コードワードの選択およびアップリンク制御情報のシンボル長の決定 Download PDF

Info

Publication number
JP5939991B2
JP5939991B2 JP2012556325A JP2012556325A JP5939991B2 JP 5939991 B2 JP5939991 B2 JP 5939991B2 JP 2012556325 A JP2012556325 A JP 2012556325A JP 2012556325 A JP2012556325 A JP 2012556325A JP 5939991 B2 JP5939991 B2 JP 5939991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
control information
communication device
codeword
uplink control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012556325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013534737A (ja
JP2013534737A5 (ja
Inventor
ジャンペン イン
ジャンペン イン
ジョン エム. コワルスキー
ジョン エム. コワルスキー
山田 昇平
昇平 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Publication of JP2013534737A publication Critical patent/JP2013534737A/ja
Publication of JP2013534737A5 publication Critical patent/JP2013534737A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5939991B2 publication Critical patent/JP5939991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/21Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • H04L1/001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding applied to control information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • H04L1/0028Formatting
    • H04L1/0031Multiple signaling transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0072Error control for data other than payload data, e.g. control data
    • H04L1/0073Special arrangements for feedback channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/1607Details of the supervisory signal
    • H04L1/1671Details of the supervisory signal the supervisory signal being transmitted together with control information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0014Three-dimensional division
    • H04L5/0023Time-frequency-space
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0466Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource the resource being a scrambling code
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本開示は、概して、通信システムに関する。本開示は、より具体的には、コードワードの選択およびアップリンク制御情報のシンボル長の決定に関する。
消費者のニーズを満たし、可搬性および利便性を改善するために、無線通信機器は、より小さく、そして、より高性能になってきている。消費者は、無線通信機器に次第に依存するようになり、信頼性のあるサービス、広いサービスエリア、そして、高機能を期待するようになっている。無線通信システムは、多数のセルに通信手段を提供することができ、基地局が各セルにサービスを提供してもよい。基地局は、無線通信機器との間で通信する固定局であってもよい。
無線通信機器が進化するにつれて、通信速度の改善が求められてきている。通信速度を改善する方法のひとつに、より多くの通信リソースを無線通信機器に割り当てる方法がある。しかしながら、より多くのリソースを無線通信機器に割り当てるには、制御メッセージのような通信オーバーヘッドがより多く必要となることもある。通信オーバーヘッドは、限りのある通信リソースを消費する。このことからわかるように、制御メッセージを伝達するシステムおよび方法の改善は有益である。
好ましい実施の形態は、コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定するように構成されている無線通信機器であって、プロセッサと、電子的に上記プロセッサと通信するメモリと、を備え、上記メモリには命令が保存されており、上記命令は、基地局との通信を確立し、上記基地局からダウンリンク制御情報を受信し、基地局情報を受信し、上記基地局情報に基づいてアップリンク制御情報を生成し、複数のレイヤーについて上記アップリンク制御情報のシンボル数を決定し、上記アップリンク制御情報を送信する、ように実行可能な命令である、ことを特徴とする無線通信機器である。
別の好ましい実施の形態は、コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定する方法であって、基地局との通信を確立する確立工程と、上記基地局からダウンリンク制御情報を受信する第1受信工程と、基地局情報を受信する第2受信工程と、無線通信機器において、上記基地局情報に基づいて、アップリンク制御情報を生成する生成工程と、上記無線通信機器において、複数のレイヤーについて、上記アップリンク制御情報のシンボル数を決定する決定工程と、上記アップリンク制御情報を送信する送信工程と、を含んでいる、ことを特徴とする方法である。
本発明の上述およびその他の目的、特徴および利点は、以降の発明の詳細な説明を添付の図面とともに参酌すれば、すぐに理解できるであろう。
図1は、コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定するシステムおよび方法が実装された1台以上の無線通信機器の構成を示すブロック図である。 図2は、コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定するシステムおよび方法が実装された1台以上のユーザ機器(UE)のより具体的な構成を示すブロック図である。 図3は、本明細書に開示されているシステムおよび方法に基づいて利用され得る、情報フォーマットのいくつかの方法の一形態を示すブロック図である。 図4は、本明細書に開示されているシステムおよび方法に基づいて基地局で実行され得る方法の一形態を示すフロー図である。 図5は、コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定する方法の一形態を示すフロー図である。 図6は、CQIおよび/またはPMIの多重化のためのコードワード選択モジュールの一形態を示すブロック図である。 図7Aは、アップリンク制御情報用のコードワードを選択する方法のいくつかの形態を示すフロー図である。 図7Bは、アップリンク制御情報用のコードワードを選択する方法のいくつかの形態を示すフロー図である。 図7Cは、アップリンク制御情報用のコードワードを選択する方法のいくつかの形態を示すフロー図である。 図7Dは、アップリンク制御情報用のコードワードを選択する方法のいくつかの形態を示すフロー図である。 図7Eは、アップリンク制御情報用のコードワードを選択する方法のいくつかの形態を示すフロー図である。 図8は、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)および/またはランク指標(Rank Indicator:RI)に関する制御シンボル量決定モジュールの一態様を示すブロック図である。 図9は、無線通信機器に利用され得る様々な構成部材を示している。 図10は、基地局に利用され得る様々な構成部材を示している。
3GPPとも称される第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)は、第3世代および第4世代の無線通信システムに関し、グローバルに適用可能な技術仕様および技術レポートを規定することを目的とする提携契約である。3GPPは、次世代モバイルのネットワーク、システムおよび機器の仕様を規定することができる。
3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)の携帯電話やモバイル機器の標準を将来の要求に耐えるものとなるように改善するプロジェクトに対して付けられた名称である。一態様として、UMTSは、次世代ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)および次世代ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)をサポートし、その仕様を提供するように変更されてきた。
本明細書に開示されている少なくともいくつかの態様のシステムおよび方法は、3GPP LTEおよびLTE−Advancedの標準(例えば、リリース8およびリリース10)に関連するものとして記載されている。しかしながら、本開示の範囲は、この点に限られるべきではない。本明細書に開示されている少なくともいくつかの態様のシステムおよび方法は、他の種類の無線通信システムにも利用することができる。
無線通信機器は、基地局に音声および/またはデータを伝送するために利用される電子機器であってもよく、機器ネットワーク(例えば、PSTN、インターネット等)と通信できてもよい。本明細書でシステムおよび方法について説明する際には、無線通信機器のことを、移動局、ユーザ機器(UE)、アクセス端末、加入者局、モバイル端末、リモート局、ユーザ端末、端末、加入者ユニット、モバイル機器等と称することもある。無線通信機器は、セルラー電話、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、ネットブック、電子リーダ、ワイヤレスモデム等であってもよい。3GPPの仕様書においては、通常、無線通信機器のことをユーザ機器(UE)と称している。しかしながら、本開示の範囲は、3GPP標準に限定にされるべきではなく、“UE”および“無線通信機器”というタームは、より一般的なタームである“無線通信機器”の意味に置き換えて利用され得る。
3GPPの仕様書においては、通常、基地局のことをノードB(Node B)、拡張ノードB(eNB)またはホーム拡張ノードB(HeNB)と称したり、その他のいくつかの類似の用語で表現したりしている。本開示の範囲は、3GPP標準に限定にされるべきではなく、“基地局”、“ノードB”、“eNB”および“HeNB”といったタームは、より一般的なタームである“基地局”の意味に置き換えて利用され得る。さらに、“基地局”というタームは、アクセスポイントを示すために利用され得る。アクセスポイントは、無線通信機器にネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等)へのアクセスを提供する電子機器であってもよい。ターム“通信機器”は、無線通信機器および/または基地局の両方を示すために利用され得る。
コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定するように構成された無線通信機器を開示する。無線通信機器は、プロセッサを備え、メモリ内に命令が保存されている。無線通信機器は、基地局との通信を確立し、基地局からダウンリンク制御情報を受信し、基地局情報を受信する。また、無線通信機器は、基地局情報に基づいて、アップリンク制御情報を生成する。また、無線通信機器は、複数のレイヤーについてアップリンク制御情報のシンボル数を決定し、アップリンク制御情報を送信する。
アップリンク制御情報のシンボル数は、複数の符号語について決定される。複数のレイヤーにおける少なくとも1つのコードワードは、統合されてもよい。シンボル数は、最も悪い状態のレイヤーに基づいて決定されてもよい。シンボル数は、すべてのレイヤーの比例割り当てに基づいて決定されてもよい。
アップリンク制御情報のシンボル数を決定するために複数の
Figure 0005939991
(以下、「βoffset」とも記載する)値を使用してもよい。シンボル数は、
Figure 0005939991
という式に基づいて決定してもよい。ここで、
Figure 0005939991
(以下、「Q」とも記載する)はシンボル数であり、
Figure 0005939991
(以下、「O」とも記載する)はアップリンク情報のビット数であり、
Figure 0005939991
(以下、「R」とも記載する)は巡回冗長検査(CRC)のビット数であり、
Figure 0005939991
は初回のアップリンクチャネル伝送のサブキャリア数であり、
Figure 0005939991
は初回のアップリンクチャネル伝送における1サブフレームあたりのシンボル数であり、
Figure 0005939991
は特定の(例えば、eNBからの)アップリンク制御情報212のβoffset値であり、
Figure 0005939991
(以下、「Kr」とも記載する)はコードワードrのインタリーバサイズであり、
Figure 0005939991
は現在のアップリンクチャネル伝送のサブキャリア数であり、
Figure 0005939991
は現在のアップリンクチャネル伝送における1サブフレームあたりのシンボル数であり、
Figure 0005939991
(以下、「QRI」とも記載する)はランク指標(RI)のビット数であり、
Figure 0005939991
(以下、「Qm」とも記載する)は変調次数である。
シンボル数は、
Figure 0005939991
という式に基づいて決定してもよい。ここで、Qはシンボル数であり、Oはアップリンク情報のビット数であり、
Figure 0005939991
は初回のアップリンクチャネル伝送のサブキャリア数であり、
Figure 0005939991
は初回のアップリンクチャネル伝送における1サブフレームあたりのシンボル数であり、
Figure 0005939991
はアップリンク制御情報のβoffset値であり、Krはコードワードrのインタリーバサイズであり、
Figure 0005939991
(以下、「C」とも記載する)は、コードワードの個数であり、
Figure 0005939991
は現在のアップリンクチャネル伝送のサブキャリア数である。
シンボル数は、
Figure 0005939991
という式に基づいて決定してもよい。ここで、
Figure 0005939991
はレイヤーiのシンボル数であり、Oはアップリンク情報のビット数であり、
Figure 0005939991
は初回のアップリンクチャネル伝送のサブキャリア数であり、
Figure 0005939991
は初回のアップリンクチャネル伝送における1サブフレームあたりのシンボル数であり、
Figure 0005939991
はアップリンク制御情報のβoffset値であり、
Figure 0005939991
はj番目のコードワードのインタリーバサイズであり、
Figure 0005939991
(以下、「Lj」とも記載する)は、コードワードのレイヤーの数であり、
Figure 0005939991
(以下、「Lsum」とも記載する)は、
Figure 0005939991
という式で表されるレイヤーの総数であり、
Figure 0005939991
は現在のアップリンクチャネル伝送のサブキャリア数である。シンボル数は、
Figure 0005939991
という式に基づいて決定してもよい。
シンボル数は、少なくとも1つの肯定応答および否定応答(ACK/NACK)のメッセージについて決定してもよい。シンボル数は、少なくとも1つのランク指標(RI)メッセージについて決定してもよい。
無線通信機器は、アップリンク制御情報用の複数のコードワードの中からコードワードを1つ選択してもよい。コードワードの選択は、変調符号化方式(MCS)の設定値に基づくものであってもよく、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)のステータスに基づくものであってもよい。コードワードは、少なくとも1つのCQI/PMIメッセージについて選択されてもよく、静的に選択されてもよい。
コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定する方法も開示する。
この方法は、基地局との通信を確立する工程と、基地局からダウンリンク制御情報を受信する工程と、基地局情報を受信する工程と、を含んでいる。また、この方法は、無線通信機器上で、基地局情報に基づいて、アップリンク制御情報を生成する工程を含んでいる。また、この方法は、無線通信機器上で、複数のレイヤーについてアップリンク制御情報のシンボル数を決定する工程と、アップリンク制御情報を送信する工程と、を含んでいる。
アップリンク制御情報(UCI)は、UEからeNBへのフィードバックである。アップリンク制御情報(UCI)は、チャネルの状況を示したり、ダウンリンク伝送に応答したりするために使用され得る。例えば、UCIは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)のフィードバック(例えば、肯定応答および否定応答、“ACK/NACK”または“A/N”)、チャンネル品質指標(CQI)、プリコーディング行列(PMI)、ランク指標(RI)等を含んでいてもよい。LTEリリース10においては、複数(例えば、最大5つ)のダウンリンク(DL)のコンポーネントキャリア(CC)がUEに割り当てられてもよい。したがって、ただ1つのDLCCが使用されるリリース8システムに比べて、UCIのペイロードは非常に大きくなり得る。リソースが限られているために、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、UCIフィードバックをすべてサポートすることはできない。したがって、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)におけるデータ伝送について、適切にUCIを多重化する方法は有益である。
さらに、リリース10以降では、UEは、シングルユーザマルチ入力マルチ出力(SU−MIMO)を許可または有効にすることで、データの伝送に複数のアンテナを使用することができる。例えば、UEは、1つのコードワード(CW)を複数のレイヤーを通じて伝送したり、各CWが異なるレイヤーを通じて伝送されるような形で複数のCWを複数のレイヤーを通じて伝送したりできる。レイヤーは、1つ以上のレイヤーの1つ以上のコードワードを多重化することで、伝送アンテナのポートを定める。
アップリンク制御情報(UCI)は、PUSCHで、SU−MIMOを用いて時分割多重化されてもよい。一形態では、単一のコンポーネントキャリアおよび複数のコンポーネントキャリアの両者において、HARQ−ACKおよびRIは、両方のCWのすべてのレイヤーにわたって複製してもよい。さらに、HARQ−ACKおよびRIは、UCIシンボルがすべてのレイヤーにわたってタイミング調整されるように、データとともに時分割多重化されていてもよい。そのような形態では、各CWおよび各レイヤーのUCIシンボルの数が決定されてもよい。
これに加えて、あるいは、これに代えて、CQIおよび/またはPMIは、ただ1つのコードワード(CW)上で伝送されてもよい。そのような形態では、リリース8の多重化およびチャネルインタリービングの手法を使用してもよく、この手法を拡張してもよい。例えば、データ制御情報多重化(data-control multiplexing)に対する入力である
Figure 0005939991
は、長さQm*Lの複数の列ベクトル
Figure 0005939991
にグループ分けされてもよい。ここで、Qmは変調次数(例えばQPSKの場合には2であり、16QAMの場合は4であり、64QAMの場合は6である)であり、LはCWがマッピングされるレイヤー222の数(例えば12)である。
Figure 0005939991
は、ビット数
Figure 0005939991
とともに出力される符号化されたCQI/PMIであり、
Figure 0005939991
は、Gビットの符号化されたデータである。
Figure 0005939991
の各変数は、データとともに多重化されるCQI/PMIのビット列の列ベクトルであり、各列ベクトルの長さは、Qm*Lである(各列ベクトルは、L個のレイヤーに亘る、変調次数Qmのシンボルに変換されるので、ベクトルの長さはQm*Lになる)。
Figure 0005939991
は、列ベクトルの個数であり、物理アップリンク共有チャンネル(PUSCH)の(参照シンボルの他)リソース要素の数と等しくなるべきである。タイミング調整(time alignment)およびタイミング再調整(time realignment)は、2以上のレイヤー(例えば、L=2)で有効にしてもよい。UCIシンボルレベルのレイヤーマッピングの一形態では、UCIシンボルは、データ(またはその一部)と同じものとして取り扱われてもよい。そのような形態では、CW選択の方法が利用されてもよい。
本明細書で開示されているシステムおよび方法は、A/Nおよび/またはRIのチャネルインタリービングにおける各CWおよび各レイヤーのUCIシンボルの個数を決定する方法を示している。さらに、本明細書で開示されているシステムおよび方法は、CQI/PMIの多重化においてCWを選択する方法を示している。
LTEおよびLTE−A(あるいは他の無線通信システム)においては、より冗長度を高めることにより、データ情報ビットよりも制御メッセージの堅牢性を高めてもよい。βoffsetというパラメータは、制御メッセージの冗長度の相対レベルを示すように定められている。異なる制御メッセージは、異なる値のβoffsetを有していてもよい。βoffsetの値は、基地局により制御される。
本明細書で開示されているシステムおよび方法は、A/Nおよび/またはRIのマッピングにおける各CWおよび各レイヤーのUCIシンボルの個数を決定するために利用されてもよい。同一または異なるレイヤー変調のシンボル数、および、特定のβoffsetを計算する方法に関する詳細を以降で示す。
CQI/PMIの多重化に関し、本明細書で開示されているシステムおよび方法は、SU−MIMO伝送で複数のCWが使用されるときのCW選択の手続きを提供している。複雑性(complexity)、変調符号化方式(MCS)の設定値およびHARQプロセスを含むいくつかの態様を考慮してもよい。一形態において、オーバーヘッドが最小限のCWが選択されることで、制御情報多重化に因る伝送されるCWに対するシステムの影響が低減または最小化される。特に、HARQにおけるソフトコンバイニング(soft combining)の特徴を考慮すると、初送のCWよりも再送のCWを優先的に選択してもよい。
図面を参照しながらこれから様々な形態について説明するが、類似の参照番号は、機能的に類似した要素を示している。本明細書で一般的に記述され、図示されているシステムおよび方法は、多種多様な形態にアレンジおよび設計できる。したがって、図面で示されている以降のいくつかの形態の発明の詳細な説明は発明の範囲を限定するものではなく、クレームするシステムおよび方法を代表するものである。本明細書の「複数」というタームは、「2以上」を示している。例えば、「複数のコンポーネント」は、「2以上のコンポーネント」のことを指している。
図1は、コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定するシステムおよび方法が実装されている1台以上の無線通信機器102の構成を示すブロック図である。1台以上の無線通信機器102は、1つ以上のアンテナ108a〜108nを用いて基地局112と通信する。例えば、無線通信機器102は、1つ以上のアンテナ108a〜108nを用いて、基地局112に電磁信号を送信し、基地局112から電磁信号を受信する。基地局112は、1つ以上のアンテナ110a〜110nを用いて1台以上の無線通信機器102と通信する。3GPPの仕様に準拠したユーザ機器(UE)は無線通信機器102の一例であり、3GPPの仕様に準拠した拡張ノードB(eNB)は、基地局112の一例である。
1台以上の無線通信機器102および基地局112は、複数のチャネルを用いて互いに通信してもよい。図1に示した構成では、無線通信機器102は、アップリンク制御チャネル114を用いて、アップリンク制御情報A(116a)を基地局112に送信してもよい。3GPPの仕様に準拠した物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、アップリンク制御チャネル114の一例である。基地局112は、ダウンリンク制御チャネル118を用いて、ダウンリンク制御情報を無線通信機器102に送信してもよい。3GPPの仕様に準拠した物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、ダウンリンク制御チャネルの一例である。
1台以上の無線通信機器102は、アップリンク共有チャネル120を用いて、基地局112との通信、または、基地局112に対するデータ126の伝送を行ってもよい。データ126の例としては、音声データ、メディアデータ、インターネットのデータ、ファイルデータ等が挙げられる。複数の無線通信機器102は、アップリンク共有チャネル120を並列的に利用してもよい。3GPPの仕様に準拠した物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)は、アップリンク共有チャネル120の一例である。
無線通信機器102は、1つ以上のレイヤー上で1つ以上のコードワード124を用いてデータ126を送信してもよい。例えば、レイヤー122は、空間ストリーム用の送信アンテナポートを定める。複数のレイヤー122は、無線通信機器102および/または基地局112の複数のアンテナ108a〜108n、110a〜110nを異なる比重で組み合わせて用いることにより形成されてもよい。
基地局112は、1つ以上のダウンリンクのコンポーネントキャリア128を用いてデータ(例えば、音声データ、メディアデータ(例えばビデオ等)、インターネットのデータ、ファイル等)を1台以上の無線通信機器102に送信してもよい。1つ以上のダウンリンクのコンポーネントキャリア128は、単一の無線通信機器102に割り当てられてもよい。
無線通信機器102は、アップリンク制御情報116を生成してもよい。例えば、無線通信機器102は、ダウンリンク制御チャネル118および/または1つ以上のダウンリンクのコンポーネントキャリア128を用いて受信されるデータまたは情報に基づいて、アップリンク制御情報116(例えば、フィードバック値)を生成してもよい。例えば、無線通信機器102は、正常に受信したデータのACKビットを生成し、正常に受信しなかったデータのNACKビットを生成してもよい。アップリンク制御情報116の他の例としては、PMI、RIおよびCQIが挙げられる。PMIは、基地局112のプリコーディング行列を生成または更新するために利用されてもよい。ランク指標(RI)は、空間多重化される時の有効な伝送レイヤーの数を定めるために利用されてもよい。CQIは、チャネル品質を示してもよい。
アップリンク制御チャネル114は、アップリンク制御情報A(116a)を送信するための限られたリソースを有していてもよい。例えば、アップリンク制御チャネル114は、アップリンク制御情報A(116a)を送信するための時間、周波数、および/または空間のリソースを一定量割り当てられてもよい。アップリンク制御情報116の量は変動してもよい。例えば、基地局112がより多くのダウンリンクのコンポーネントキャリア128を無線通信機器102に割り当てるにつれて、無線通信機器102は、より多くのアップリンク制御情報116を生成してもよい。例えば、無線通信機器102は、ダウンリンクのコンポーネントキャリア128で受信されるデータが多くなるにつれて、より多くのACK/NACKのメッセージまたは情報を生成してもよい。いくつかのケースでは、アップリンク制御情報116をすべて搬送する上で十分なリソース(例えば、時間的リソース、周波数的リソース、空間的リソース等)がアップリンク制御チャネル114上に存在しないかもしれない。
アップリンク制御情報B(116b)は、アップリンク共有チャネル120を用いて送信されてもよい。例えば、アップリンク制御情報B(116b)は、データ126とともに、1つ以上のレイヤーの1つ以上のコードワードに多重化されてもよい。この方法を用いることにより、アップリンク制御情報B(116b)は、基地局112に送信される。例えば、アップリンク制御情報A(116a)とともに、または、アップリンク制御情報A(116a)に代えて、アップリンク制御情報B(116b)が用いられてもよい。
1台以上の無線通信機器102は、コードワード選択モジュール104および/または制御シンボル量決定モジュール106を備えていてもよい。コードワード選択モジュール104は、アップリンク制御情報B(116b)を伝送するためのコードワード124を決定または選択するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアのモジュールであってもよい。例えば、一形態では、CQIメッセージおよび/またはPQIメッセージは、1つのコードワード124上で送信されてもよい。コードワード選択モジュール104は、(例えば複数のコードワード124が使用されるときに)CQIメッセージおよび/またはPQIメッセージを伝送するためのコードワード124を決定または選択するために用いられてもよい。
制御シンボル量決定モジュール106は、各コードワード124および/または各レイヤー122について、伝送されるべきシンボルの数または長さを決定するために使用されるハードウェアモジュールおよび/またはソフトウェアモジュールであってもよい。例えば、制御シンボル量決定モジュール106は、アップリンク制御情報B(116b)を伝送するために使用するシンボルの数を決定してもよい。
基地局112は、静的/準静的のコードワード選択スケジューリングモジュール143を備えていてもよい。コードワードの静的/準静的な選択は、変調符号化方式(MCS)の設定値、および、基地局112のスケジューリング143を用いることでなされてもよい。この形態では、変調符号化方式(MCS)の設定値は、基地局112によって制御されてもよい。したがって、基地局112は、コードワードの静的/準静的な選択を可能にするために、MCSの設定値およびアンテナのポート数を変更してもよい。例えば、基地局112は、1つ目のアンテナポート(例えば、1つ目のレイヤー)により高い(または同じ)MCSの設定値を常に設定することで、1つ目のコードワード124について、コードワードの静的な選択を設定してもよい。基地局112は、チャネルの状態が変化したときに、1つ目のコードワード124についてより高い(または同一の)設定値を維持するためにアンテナのポート数を変更してもよい。
図2は、コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定するシステムおよび方法が実装されている1台以上のユーザ機器(UE)202の構成をより具体的に示したブロック図である。1台以上のUE202は、アップリンク制御情報(UCI)決定モジュール230、コードワード選択モジュール204、制御シンボル量決定モジュール206、および、1つ以上のアンテナ208a〜208nを備えている。
1台以上のUE202は、1つ以上のアンテナ208a〜208nを用いて、拡張ノードB(eNB)212と通信してもよい。また、eNB212は、1つ以上のアンテナ210a〜210nを用いて、1台以上のUE202と通信してもよい。1台以上のUE202は、PUCCH214および/またはPUSCH220を用いて、データ226および/または情報をeNB212に送信してもよい。例えば、UE202は、PUCCH214を用いて、UCI A(216a)を送信してもよい。これに加え、または、これに代えて、1台以上のUE202は、データ226および/またはUCI B(216b)を、PUSCH220を用いて、1つ以上のレイヤー222の1つ以上のコードワード(CW)224上でeNB212に送信してもよい。eNB212は、PDCCH218および/または1つ以上のダウンリンクのコンポーネントキャリア228を用いて、1台以上のUE202にデータおよび/または情報を送信してもよい。
UE202のUCI決定モジュール230は、eNB212に送信するフィードバック値またはフィードバックメッセージを決定してもよい。例えば、UCI決定モジュール230は、1つ以上のHARQ232(例えば、A/N)メッセージ、RIメッセージ234、PMIメッセージ236、および/またはCQIメッセージ238を決定または生成してもよい。コードワード選択モジュール204は、UCI B(216b)またはその一部を伝送するためのコードワード(CW)224を選択してもよい。例えば、コードワード選択モジュール204は、PMI236および/またはCQI238のメッセージ用のCW224を選択してもよい。
制御シンボル量決定モジュール106は、CQIおよび/またはPMIシンボル量決定モジュール240を備えていてもよい。CQIおよび/またはPMIシンボル量決定モジュール240は、CQI238および/またはPMI236のメッセージに使用されるシンボルの量または数を決定してもよい。また、制御シンボル量決定モジュール206は、ACK/NACKおよび/またはRIシンボル量決定モジュール242を備えていてもよい。ACK/NACKおよび/またはRIシンボル量決定モジュール242は、HARQ(A/N)メッセージ232および/またはRIメッセージに使用されるシンボルの数を決定してもよい。換言すれば、ACK/NACKおよび/またはRIシンボル量決定モジュール242は、HARQメッセージ232および/またはRIメッセージ234をPUSCH220上で伝送するために使用されるシンボルがいくつであるかを決定してもよい。
eNB212は、各種の制御情報248について、特定のデータ、または、βoffsetのようなパラメータを含んでいてもよい。例えば、
Figure 0005939991
がCQI/PMI用のβoffsetであり、
Figure 0005939991
がRI用のβoffsetであり、
Figure 0005939991
がACK/NACK用のβoffsetであってもよい。また、eNB212は、PUSCHリソース情報250(例えば、サブキャリアの位置および物理リソースブロックNPRBの数)コードワード数C(252)、および/または、各CWの変調符号化方式(MCS)の設定値254(例えば、MCSインデックスIMCS)を含んでいてもよい。eNB212は、これらのパラメータ248、250、252、254の決定、および、UE202への送信の少なくとも一方を行ってもよい。これらのパラメータ248、250、252、254のより詳細については後で示す。また、eNB212は、UCI解釈モジュール244および/またはUCIレポート構成モジュール246を備えていてもよい。eNB212は、UCI解釈モジュール244を用いてUCI B(216b)を解釈できる。例えば、UCI B(216b)は、非明示的にシグナリングされてもよい。例えば、UE202がUCI B(216b)内のPMI236および/またはCQI238用に選択されたCW224を示すために明示的なメッセージをeNB212に送信することなく、コードワードの選択が実行されてもよい。UCI解釈モジュール244は、UCI B(216b)を解釈するため(例えば、PMI236および/またはCQI238が送信されるCW224を決定するため)に使用されてもよい。また、eNB212は、UCIレポート構成モジュール246を備えていてもよい。例えば、eNB212は、UCIレポート構成モジュール246を用いて、PMI236またはCQI238をどのコードワードを用いて送信すべきかを示す明示的なメッセージをUE202に送信してもよい。
これに関し、リリース8のPUSCHのデータと制御情報の多重化(PUSCH data and control multiplexing)の例について以降に示す。LTEリリース8のPUSCHのデータと制御情報の多重化では、データと制御情報が符号化され、UCIにリソースを割り当てるためにコードデータブロックをパンクチャリングすることにより別々に伝送される。UCIの多重化は、2つの工程を含んでいる(例えば、図3を参照)。最初に、符号化されたデータビット列の先頭にある符号化されたCQI/PMIが多重化される。次に、符号化されたA/Nおよび符号化されたRIのチャネルインタリービングが実行される。符号化されたA/Nおよび符号化されたRIは、サブフレーム内のシンボルの特定のコラムセット(column set)に挿入される。チャネル特性および基地局(eNB)で測定される受信データに基づいたデータに対するエラー保護に応じて、制御情報に対して与えられるエラー保護が変化するように、βoffsetは規定される。その結果、各制御ビットには、各データ情報ビットと比べてβ倍のリソースが割り当てられる。符号化された制御ビットを、単純に繰り返し必要な符号化済シンボルに入れることで、制御情報が冗長化される。一形態では、デフォルトのβoffsetは、A/NおよびRIの20倍であって、CQIの6.25倍である。
UE202がHARQ−ACKビットまたはランク指標(RI)ビットを伝送する際に、HARQ−ACKまたはランク指標(RI)の符号化済シンボルの数Qが、式(1)に示したように決定されてもよい。
Figure 0005939991
式(1)において、OはACK/NACKビットまたはランク指標(RI)のビット数であり、(PUSCHリソース情報250から計算可能な)
Figure 0005939991
は、サブキャリアの数で表現されたトランスポートブロックの現在のサブフレームにおけるPUSCH伝送の予定帯域幅(scheduled bandwidth)である。
Figure 0005939991
は、同じトランスポートブロックの初回のPUSCH伝送のサブキャリアの数である。
Figure 0005939991
は、PUSCH200上で送信するACK/NACKまたはRIのβoffset値である。C252は、この伝送のためのCW224の個数である。KrはCW224のターボ符号インタリーバのサイズである。Krは変調符号化方式(MCS)の設定値254に従って決定されてもよく、サブキャリアの数(例えば、NPRB)は、PUSCHリソース情報250によって与えられてもよい。
Figure 0005939991
は、同一のトランスポートブロックの初回のPUSCH伝送の1サブフレームあたりのシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)のシンボルの数であり、
Figure 0005939991
によって与えられる。NSRSは、スロット内のサウンディング基準信号(Sound Reference Signals)の数である。初回の伝送において同一のサブフレーム内でPUSCHおよびSRSを送信するようにUEが構成されているか、または、初回の伝送のPUSCHリソース割り当てが、セル固有のSRSサブフレームの設定(SRS subframe configuration)、および、帯域幅の設定(bandwidth configuration)と部分的に一致する場合、NSRSは1と等しくなる。それ以外の場合には、NSRSは0と等しくなる。
Figure 0005939991
は、1スロットあたりのSC−FDMAシンボルの数であり、例えば、正規サイクリックプレフィックス(normal cyclic prefix)では7と等しくなり、拡張サイクリックプレフィックス(extended cyclic prefix)では6と等しくなる。
Figure 0005939991
は、現在のアップリンクチャネル伝送のサブキャリアの数である。
CWの数C252、ターボ符号化インタリーバのサイズK、および、
Figure 0005939991
は、同じトランスポートブロックの最初のPDCCH(initial PDCCH)から取得できる。同じトランスポートブロックに、DCIフォーマットが0であるような最初のPDCCHが存在しない場合、1)同一トランスポートブロックの最初のPDSCHが半永続スケジューリングされるか、同一トランスポートブロックのランダムアクセス応答のグラントになる時、または、2)PUSCHがランダムアクセス応答のグラントによって開始される時に、
Figure 0005939991
、CWの数C252、および、Kを、直近の半永続スケジューリング割り当てPDCCH(semi-persistent scheduling assignment PDCCH)から決定することができる。
HARQ情報では、
Figure 0005939991
となる。
Figure 0005939991
は、3GPPの仕様に従って決定し、UCIレポート構成246を備えたeNB212によって設定されてもよい。RI情報では、
Figure 0005939991
となる。
Figure 0005939991
は、3GPPの仕様に従って決定し、UCIレポート構成246を備えたeNB212によって設定されてもよい。QACKおよびQRIは、それぞれ、符号化されたA/Nのビット数、および、符号化されたRIのビット数であり、QACK およびQRI は、それぞれ、符号化されたA/Nのシンボル数、および、符号化されたRIのシンボル数である。各シンボルの変調次数はQmである。Qmは、PUSCHリソース情報250およびコードワードMCS設定値254を用いて決定されてもよい。
UE202は、チャネル品質制御情報(CQI)およびPMI情報ビットを伝送する際、チャネル品質情報の符号化シンボルの数Qは、式(2)に示すように決定してもよい。
Figure 0005939991
式(2)では、Rは、巡回冗長検査(CRC)ビットのビット数であり、
Figure 0005939991
によって与えられる。
Figure 0005939991
であり、
Figure 0005939991
は、3GPPの仕様に従って決定し、UCIレポート構成246を備えたeNB212によって設定されてもよい。
Figure 0005939991
は、現在のアップリンクチャネル伝送のサブキャリアの数であり、
Figure 0005939991
は、現在のアップリンクチャネル伝送の1サブフレームあたりのシンボルの数である。
RIはランク指標(RI)のビット数であり、Qmは変調次数である。一般に、Qはビット数を示しており、Q=Qm*QとなるようなQはシンボル数を示している。もし、RIが伝送されない場合、QRIは0である。
LTE−Aでは、UE202は、複数のアンテナ208a〜208nを備えている。これにより、1つ以上のコンポーネントキャリア(CC)について、シングルユーザマルチ入力マルチ出力(SU−MIMO)が有効または可能になる。UE202は、1つ以上のコードワード(CW)224(例えばトランスポートブロック(TB))の各々を1つ以上のレイヤーで伝送してもよい。アップリンク制御情報(UCI)は、PUSCH上で、SU−MIMOを用いて多重化されてもよい。一形態では、単一のコンポーネントキャリア(CC)および複数のCCの両方について、HARQ−ACK232およびRI234が、両者または複数のCW224の全レイヤーに亘って複製されてもよい。さらに、UCIシンボルが全レイヤーに亘ってタイミング調整されるように、HARQ−ACK232およびRI234は、データとともに時分割多重化されてもよい。そのような形態では、各CWおよび各レイヤー222のUCIシンボルの数は、本明細書に開示されているシステムおよび方法に従って決定されてもよい。
これに加え、または、これに代えて、CQI238および/またはPMI236は、ただ1つのコードワード(CW)を用いて伝送されてもよい。そのような形態では、リリース8の多重化およびチャネルインタリービングの方法を使用および/または拡張してもよい。例えばデータ制御情報多重化に対する入力である、
Figure 0005939991
は、長さQm*Lの複数の列ベクトル
Figure 0005939991
にグループ分けされてもよい。ここで、Qmは変調次数(例えばQPSKの場合には2であり、16QAMの場合は4であり、64QAMの場合は6である)であり、LはCWがマッピングされるレイヤー222の数(例えば1、2等)である。タイミング調整およびタイミング再調整は、2以上のレイヤー(例えば、L=2)で有効にされてもよい。UCIシンボルレベルレイヤーマッピングの一形態では、UCIシンボルは、データ(またはその一部)と同様に取り扱われてもよい。そのような形態では、CW選択は、本明細書に開示されているシステムおよび方法に従って実行されてもよい。
コードワード選択モジュール204は、CW選択の方法を提供してもよい。コードワード選択のより詳細を以下に示す。一形態では、CQI238および/またはPMI236は、PUSCH220上で、SU−MIMO伝送における1つのCW224に多重化されてもよい。CW224の数が1つである(例えば、ただ1つのCW224が使用される)場合、CW選択204は必要ではなく、適用されない。使用されるCW224の数が1であってレイヤー222の数が1または2である場合、UEは、リリース8の多重化およびチャネルインタリービングを拡張した方法を用いることで、データ制御情報多重化に対する入力である、
Figure 0005939991
が、長さQm*Lの複数の列ベクトル
Figure 0005939991
にグループ分けされてもよい。ここで、Qmは変調次数(例えばQPSKの場合には2であり、16QAMの場合は4であり、64QAMの場合は6である)であり、LはCW224がマッピングされるレイヤー222の数(例えば1、2等)である。タイミング調整またはタイミング再調整は、2以上のレイヤー(例えば、L=2)で有効にされてもよい。
CQI238および/またはPMI236の多重化に関し、本明細書に開示されているシステムおよび方法は、SU−MIMO伝送において複数のCW224が使用されるときのCW224の選択手続を提供する。複雑性(complexity)、変調符号化方式(MCS)に関する1つまたは複数の設定値、および/または、HARQステータスもしくはHARQプロセスを含むいくつかの要素または態様を用いてもよい。様々な設定でオーバーヘッドが最小となるようなCW224を選択することにより、制御情報(例えば、USI B(216b))の多重化によってシステムが伝送されるCW224に及ぼす影響を減らしたり、最小化したりするために、本明細書に開示されているシステムおよび方法が使用されてもよい。
CQI238および/またはPMI236のメッセージ(例えば、USI B(216b))は、多重化後には、データ226と同様に取り扱われてもよい。したがって、CQI238および/またはPMI236の多重化後の影響が最小となるCW224が、(例えば、2以上のCW224が使用される時の)アップリンクMIMOのために選択されてもよい。この選択のために、いくつかの要素または態様が使用されてもよい。これらの要素または態様には、システムの複雑性(complexity)、変調符号化方式(MCS)の設定値、および/または、CW224のHARQステータスが含まれていてもよい。
静的または準静的にCW224を選択することで受信機(例えば、eNB212)におけるCQI238および/またはPMI236のデコードを単純化できる。これは、情報を搬送するのに使用されるCW224を動的に決定する必要がないからである。他方で、選択されるCW224のチャネル状況が悪化している場合には、不要な性能ロスを引き起こしてしまう。
MCSの設定値をより高くすることは、チャネル品質をより良好にし、データペイロードサイズ(例えば、トランスポートブロックのサイズ、すなわち、TBS)を大きくし、さらに/あるいは、変調次数(Qm)をより大きくすることを意味し得る。したがって、制御メッセージと同じβoffsetの要求を満たすためにレイヤー222に必要なシンボル数は、MCS設定値が高いほど少なくなり得る。そして、CW224の制御情報/データのオーバーヘッド比は、少なくなるか、または、最小化され得る。
HARQ(例えば、ACK/NACK)232では、直前の伝送が成功しなかった場合に、同一または異なる冗長バージョンのCW224が伝送(例えば、再送)されてもよい。受信機(例えば、eNB212)において前のバージョンが既に利用可能になっているので、受信機は、現在の伝送をソフトコンバイニングすることで、より確実に、CW224のデコードを成功できる。したがって、制御情報(例えば、UCI B(216b))の多重化のためにHARQ再送のCW224にリソースを割当または譲渡する場合、初送のCW224(例えば、初送対象を保持するCW224)からリソースを奪う場合に比べて、データ226の性能に対する影響を少なくすることができる。
しかしながら、再送対象のCW224からリソースを奪うと、再度エラーになった場合に再送されるCW224の遅延がより大きくなり得る。さらに、CW224の最後の再送がエラーになった場合、そのことが、より上位のレイヤーの自動再送要求(ARQ)(例えば、無線リンク制御(RLC)のARQ)を引き起こし、結果として、オーバーヘッドをより大きくしてしまう。したがって、可能な場合には、最後のHARQ再送の対象になっているCW224がCQI238および/またはPMI236を保持するのを避けてもよい。
eNB212からの対応するHARQフィードバックは、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)(図示せず)でシグナリングされてもよい。一形態では、HARQ再送は非適応的であってもよい。この形態では、CW224の再送に同じMCS設定値が使用されてもよい。別の形態では、これに加え、または、これに代えて、基地局(例えば、eNB212)が、適応的なHARP伝送を行ってもよく、新しい伝送パラメータが、PDCCH218から与えられるか、PDCCH218でシグナリングされてもよい。例えば、基地局(例えば、eNB212)は、初回のCW224の伝送時よりも少ないリソースを再送用に割り当ててもよい。この場合、より少ないリソースで再送される適応的なコードワード124にCQI238および/またはPMI236を多重化するのは望ましくないかもしれない。適応HARQでは、PDCCH218からのパラメータおよびACK/NACKは、PHICHで提供された情報を書き換えてもよい。
一形態では、2以上のCW(例えば、2つのCW)224がアップリンクで伝送される場合、CQI238および/またはPMI236は、ただ1つのCW224に多重化されてもよい。したがって、本明細書に開示されているCWの選択に関するシステムおよび方法は、様々な構成において、1つ以上の要素または態様(例えば、準静的もしくは動的、MCSのステータスもしくは設定値、並びに、HQRQプロセス)を用いてもよい。
一形態では、CW選択204は、変更符号化方式(MCS)の設定値に基づくものであってもよい。この形態では、複数のCW224が異なるMCS設定値を有している場合、UE202は、MCSの設定値がより高い(これは、TBSがより大きく、チャネル品質がより良好であることを意味し得る)CW224を選択してもよい。複数のCW224が同一のMCS設定値を有している場合、UE202は、最初のCW204を選択してもよいし、明示的なCW選択シグナリングに従ってもよい(例えば、UCIレポート構成246を有するeNB212によって明示的シグナリング処理がされたCWを使用または選択してもよい)し、CW選択をeNB212に対して明示的にシグナリングしてもよい。
別の形態では、MCS設定値および基地局(例えばeNB212)のスケジューリングを用いて静的/準静的にCW224を選択してもよい。この形態では、基地局112(例えば、UCIレポート構成246を有するeNB212)がMCS設定値を制御してもよい。したがって、基地局は、静的または準静的にCWを選択するために、MCS設定値またはアンテナポート数を変更してもよい。例えば、基地局(例えばeNB212)は、最初のアンテナポートのMCS設定値を常により高く(または同一に)することで、最初のCW224に関するCW選択を静的にしてもよい。基地局(例えばeNB212)は、チャネルの状況が変化すると、最初のCW224のより高い(または同一の)MCS設定値を維持するために、アンテナポート数を変更してもよい。
別の形態では、動的なCW選択204は、さらに、上記MCS設定値によるHARQプロセスを用いてもよい。これは、その構成に応じて、2つのアプローチに分けることができる。
別の形態では、初送時のMCSおよびHARQのプリファレンスを用いて、動的にCWを選択してもよい。この形態では、初送の対象であるCW224(例えば、初送対象を保持するCW224)は、HARQ再送(CW224)よりも優先的に選ばれてもよい。エラー時に再送される機会がより多いからである。同様に、HARQプロセスにおける再送回数がより少ないCW224は、再送回数がより多いCW224よりも優先的に選択されてもよい。この形態のCW選択204について、以下に説明する。
この形態では、複数のCW224が異なるMCS設定値を有している場合、UE202は、MCS設定値がより高い(これは、TBSがより大きく、チャネル品質がより良好であることを意味し得る)CW224を選択してもよい。複数のCW224が同一のMCS設定値を有している場合、UE202は、その複数のCW224がすべて初送の対象であるか否かを判定してもよい。すべてのCW224が初送の対象である場合、UE202は、最初のCW204を選択してもよいし、CW選択の明示的シグナリングに従って(例えば、UCIレポート構成246を有するeNB212によって明示的にシグナリングされたCW224を用いて)CW224を選択してもよいし、CW選択をeNB212に対して明示的にシグナリングしてもよい。CW224がHARQの再送対象である(または、再送対象を保持している)場合であって、別のCW224が初送の対象である場合、UE202は、初送の対象であるCW224を選択してもよい。UE202は、HARQフィードバックを受信すると、任意選択で、上記複数のCWが適応的に伝送されるか非適応的に伝送されるかを判定してもよい。1つ以上のCW224が非適応的に伝送されない(例えば、適応的に伝送される)場合、UE202は、それらがすべて適応的に伝送されるかを判定してもよい。もし、あるCW224が非適応的に伝送され、別のCW224が適応的に伝送される場合、UE202は、適応的な伝送に使用されるリソースを、初送時(に使用されるリソース)と比較してもよい。適応的な伝送に使用されるリソースが初送時よりも少ない場合、UE202は、適応的に伝送されるCW224を選択するのを避け、非適応的に伝送されるCW224を選択してもよい。そうでなく、CW224の適応的な伝送に使用されるリソースが初送時に使用されるリソースよりも多い場合、UE202は、適応的に伝送されるCW224を選択してもよい。
すべてのCW224が適応的に伝送される場合、UEは、CW224のMCS設定値の初期値を判定し、MCS設定値の初期値がより大きいCW224を選択してもよい。すべてのCW224のMCS設定値の初期値が同一である場合、UE202は、再送回数を比較してもよい。すべてのCWが非適応的に伝送される場合にも、UE202は、CW224の再送回数を判定してもよい。UE202は、すべてのCW224の再送回数を比較し、再送回数がより少ないCW224を選択してもよい。すべてのCW224の再送回数が同じである場合、UE202は、最初のCW204を選択してもよいし、明示的なCW選択シグナリングに従って(例えば、UCIレポート構成246を有するeNB212によって明示的にシグナリングされたCW224を用いて)CW224を選択してもよいし、CW選択をeNB212に対して明示的にシグナリングしてもよい。
別の形態では、再送時のMCSおよびHARQのプリファレンスを用いて、動的にCWを選択してもよい。この形態では、再送対象であるCW224のCQI238および/またはPMI236を多重化することで、システムの性能低下を低減し得る。受信機(例えば、eNB212)にCW224のコピーが既に存在し、HARQソフトコンバイニングにより初送のみよりも性能を良好にできるからである。この形態では、HARQ再送のCW224は、初送のCW224よりも優先的に選択されてもよい。同様に、再送回数のより多いCW224は、再送回数のより少ないCW224よりも優先的に選択されてもよい。ただし、上位のレイヤーの再送を引き起こす可能性を低減または最小化するために、最後の再送は例外としてもよい。このCW選択方法の形態は、次のように説明される。
この形態では、複数のCW224のMCS設定値が異なる場合、UE202は、MCS設定値がより大きい(これは、TBSがより大きく、チャネル品質がより良好であることを意味し得る)CW224を選択してもよい。上記複数のCW224のMCS設定値が同一である場合、UE202は、それらが初送の対象であるかを判定してもよい。それらすべてのCW224が初送の対象である場合、UE202は、最初のCW224を選択してもよいし、CW選択の明示的シグナリングに従って(例えば、UCIレポート構成246を有するeNB212によって明示的にシグナリングされたCW224を用いて)CW224を選択してもよいし、CW224の選択をeNB212に対して明示的にシグナリングしてもよい。CW224がHARQの再送対象である(または、再送対象を保持している)場合であって、別のCW224が初送の対象である場合、UE202は、HARQ再送の対象となっているCW224についてこの再送が最後の再送であるか否かを判定してもよい。そして、CW224のHARQ再送が最後の再送である場合、UEは、CQI238および/またはPMI236を多重化するために(そのCW224を避けて、)初送対象のCW224を選択してもよい。そうでない場合(CW224のHARQ再送が最後の再送でない場合)、UE202は、CQI238および/またはPMI236を多重化するために、HARQ再送の対象となっているCW224を選択してもよい。
UE202は、HARQフィードバックを受信すると、上記複数のCWが適応的に伝送されるか非適応的に伝送されるかを判定してもよい。1つ以上のCW224が非適応的に伝送されない(例えば、適応的に伝送される)場合、UE202は、それらがすべて適応的に伝送されるかを判定してもよい。もし、あるCW224が非適応的に伝送され、別のCW224が適応的に伝送される場合、UE202は、適応的な伝送に使用されるリソースを、初送時(に使用されるリソース)と比較してもよい。適応的な伝送に使用されるリソースが初送時よりも少ない場合、UE202は、適応的に伝送されるCW224を選択するのを避け、非適応的に伝送されるCW224を選択してもよい。そうでなく、CW224の適応的な伝送に使用されるリソースが初送時に使用されるリソースよりも多い場合、UE202は、適応的に伝送されるCW224を選択してもよい。
すべてのCW224が適応的に伝送される場合、UE202は、CW224のMCS設定値の初期値を判定し、MCS設定値の初期値がより大きいCW224を選択してもよい。すべてのCW224のMCS設定値の初期値が同一である場合、UE202は、再送回数を判定してもよい。すべてのCW224が非適応的に伝送される場合にも、UE202は、CW224の再送回数を判定してもよい。UE202は、CW224の再送回数を比較してもよい。すべてのCW224の再送回数が同じである場合、UE202は、最初のCW224を選択してもよいし、明示的なCW選択シグナリングに従って(例えば、UCIレポート構成246を有するeNB212によって明示的にシグナリングされたCW224を用いて)CW224を選択してもよいし、CW選択をeNB212に対して明示的にシグナリングしてもよい。CWの再送回数が異なっている場合、UE202は、HARQ再送の回数がより多いCW224の再送が最後の再送であるかを確認し、CQI238および/またはPMI236を多重化するために、そのCW224を避けて、再送回数がより少ないCW224を選択してもよい。そうではなく、UE202は、CQI238および/またはPMI236を多重化するために、HARQ再送の回数がより多いCW224を選択してもよい。
UE202は、CQI/PMIシンボル量決定モジュール240を用いて、選択されたCW224のCQI/PMIシンボルの数を決定してもよい。選択されたCWのCQI/PMIシンボルの数は、複数のレイヤーに亘ったタイミング調整の拡張がされたリリース8の手続きに従ったものであってもよい。例えば、各レイヤー222のシンボル数Qは、式(3)に示されているようなリリース8の式に従って決定されてもよい。
Figure 0005939991
式(3)において、Krは、選択されたCWのターボインタリーバサイズである。Krは、符号化変調方式(MCS)の設定値254、およびPUSCHリソース情報250によって与えられるサブキャリア数(例えば、NPRB)であってもよい。
本明細書に開示されているシステムおよび方法では、CW選択は、非明示的に達成されてもよい。例えば、UE202は、PMI236および/またはCQI238を搬送するためにどのCW224が選択されたかを明示的に(例えば、eNB212に)シグナリングしなくてもよい。また、eNB212は、UCIレポート構成246を用いて、CW選択を規定しなくてもよい。この場合、基地局(例えば、eNB212)は、UCI解釈モジュール244を用いて、PMI236および/またはCQI238を多重化するためにどのCW224が選択されたかを特定してもよい。しかしながら、基地局(例えば、eNB212)は、UCIレポート構成246を用いて明示的にシグナリングすることで、UCI多重化のための任意のCWを選択してもよい。例えば、eNB212は、UCIレポート構成246を用いて、PMI236および/またはCQI238の多重化のためのCW224の選択を明示的にUE202にシグナリングしてもよい。明示的にシグナリングする場合、シグナリングが、非明示的なCW選択を無効にしてもよい。また、例えば、初送のCW224または再送回数の少ないCW224を優先的に選択する場合、または、その逆の場合、eNB212は、UCIレポート構成246を用いて、動的なCW選択のHARQステータスのプリファレンスを設定してもよい。
A/N232およびRI234の一形態では、UCIシンボル(例えば、216b)は、すべてのレイヤーに亘って、タイミング調整されてもよい。各レイヤー222のシンボル数は、決定される必要があってもよい。リリース8では、例えば、PUSCH220上の1レイヤー222にただ1つのCW224が存在し得る。したがって、A/NおよびRIのコード制御ビットのビット数を規定する上で、単一のβoffsetがあれば十分である。しかしながら、SU−MIMOでは、複数のCW224および複数のレイヤー222が使用され得る。UCIシンボル(例えば、UCI B(216b))はすべてのレイヤー222に亘ってタイミング調整され得るので、各レイヤー222の対応するβoffsetは、互いに異なり得る。各レイヤー222に同一のβoffsetが適用される場合、タイミング調整は保障されない可能性がある。さらに、最も良好な状態または最も悪い状態のレイヤーのβoffsetでタイミング調整を行う場合、それぞれ、制御情報(例えば、UCI B(216b))の保護が不十分または過剰になってしまう。したがって、SU−MIMOの場合のβoffsetは、すべてのレイヤー222の冗長度の合計として規定されてもよい。
各レイヤー222のシンボル数を決定する一形態について以下に説明する。この形態では、A/N232およびRI234は、すべてのレイヤー222に亘ってタイミング調整される。これは、ランク1送信(rank-1 transmission)と類似している。1つの方法として、全レイヤー222の全CW224を集約データ(aggregated data)として扱うことで、リリース8の手続きを拡張することが挙げられる。これを式(4)に示す。
Figure 0005939991
式(4)では、Oは、ACK/NACK232またはランク指標(RI)234のビット数であり、C252は、CW224の数であり、Krは、CW224のターボ符号インタリーバサイズである。Krは、変調符号化方式(MCS)の設定値254と、PUSCHリソース情報250により与えられるサブキャリアの数(例えば、NPRB)とによって決定されてもよい。全CW224のKrの合計値は分母に用いられてもよい。
あるいは、式(4)を次のように説明することもできる。A/N232およびRI234は、全レイヤー222でインタリーブされてもよい。したがって、βoffset値は、各レイヤー222について計算されてもよい。全レイヤー222のβoffsetの合計値は、望ましいβoffset値248と等しくなるべきである。
例えば、Qを各レイヤー222のシンボルとすると、各レイヤー222のβoffsetは、式(5)に示したように与えられてもよい。
Figure 0005939991
式(5)では、レイヤーi222がj番目のCW224にマッピングされる。0、・・・、C−1の各jについて、
Figure 0005939991
はj番目のCW224のインタリーバサイズである。LjはC番目のCW224のレイヤー222の数である。βoffsetの合計値は、式(6)のように表現されてもよい。
Figure 0005939991
式(6)では、Lsumは、伝送に使用されるレイヤー222の総数であり、
Figure 0005939991
である。したがって、望ましいβoffset値が与えられると、式(7)に示されているように、望ましいQを求めることができる。
Figure 0005939991
UCI(例えば、UCI B(216b))はシンボルの整数にマッピングされてもよい。これにより同じ結果が求められる。すなわち、
Figure 0005939991
である。この形態では、例えば、βoffsetは、MCS設定値がより大きいレイヤー222/コードワード224に対しては、より小さいレイヤー222/CW224のβoffset値が割り当てられるように、比例的に配分される。
別の形態では、より堅実な(例えば、制御のパフォーマンスを保障可能な)方法として、最も悪い状態のレイヤー222の設定値に基づいてQを計算する方法がある。この形態において、レイヤーの期待されるβoffset
Figure 0005939991
とする。このとき、
Figure 0005939991
を、式(8)に示されているように決定してもよい。
Figure 0005939991
天井関数を施すことで得られるシンボルの整数をPUSCHリソースで制限することで、式(9)が求められてもよい。
Figure 0005939991
さらに、Qは、式(10)に示したように決定されてもよい。
Figure 0005939991
この形態は、最も悪い状態のコードワード224およびレイヤー222でもβoffsetが維持されることを保障できる。他方で、式(4)〜(7)に示した形態と比較して、A/N232およびRI234を保護するためのオーバーヘッドが大きくなる。
図3は、本明細書に開示されているシステムおよび方法に従って使用可能ないくつかの情報形式化モジュールの一形態300を示すブロック図である。トランスポートブロックCRC付加モジュール356は、情報をフォーマットして、トランスポートブロック、および、付加CRC情報にしてもよい。コードブロックセグメンテーション/コードブロックCRC付加モジュール358は、コードブロック、および、付加CRC情報を分割してもよい。これは、チャネル符号化モジュール360に入力されてもよく、チャネル符号化モジュール360は、その入力をチャネル符号化してもよい。チャネル符号化モジュール360の出力は、レートマッチングモジュール362に入力されてもよい。レートマッチングモジュール362は、レートマッチングにより、入力を、PUSCH割り当てリソースに入れる上で望ましい長さにしてもよい。これは、コードブロック連結モジュール364に入力されてもよく、コードブロック連結モジュール364は、入力を連結することにより、PUSCH割り当てリソースに入れるためのコードブロックを形成してもよい。一形態では、例えば、アップリンクにおいて、1つのアンテナポートにただ1つのトランスポートブロックが存在してもよい。
制御情報は、チャネル符号化モジュール366、368、370によりチャネル符号化されてもよい。例えば、CQI238および/またはPMI236は、チャネル符号化モジュール366によってチャネル符号化されてもよい。RI234は、別のチャネル符号化モジュール368によってチャネル符号化され、ACK/NACK(例えば、HARQ232)は、別のチャネル符号化モジュール370によってチャネル符号化されてもよい。
本明細書に開示されているシステムおよび方法では、データ制御情報多重化モジュール372により、符号化されたデータビット列の先頭にある符号化されたCQI/PMI238、236が多重化される。さらに、チャネルインタリーバ374が、符号化されたACK/NACK232および符号化されたRI234に対してチャネルインタリーブを実行する。符号化されたA/N232および符号化されたRI234は、サブフレーム内のシンボルの特定のコラムセットに挿入されてもよい。図3は、本明細書に開示されているシステムおよび方法に従って適用可能な方法を示している。すなわち、本明細書に開示されているシステムおよび方法は、符号化された制御メッセージの長さ(例えば、各レイヤーのA/NおよびRIの符号化ビットのシンボル数)、CQI/PMI多重化のために使用可能なトランスポートブロック(TB)、および、選択されたコードワードの各レイヤーについて符号化されたCQI/PMIのシンボル数を決定する方法について説明している。
本明細書に開示されているシステムおよび方法は、選択されたコードワードの各レイヤーについて符号化されたCQI/PMI238のシンボル数を対応するβoffset(例えば、CQI/PMI、A/NおよびRIのそれぞれについて、
Figure 0005939991
Figure 0005939991
および
Figure 0005939991
を決定してもよい)により決定してもよく、全コードワードの各レイヤーについて符号化されたACK/NACK232のシンボル数、および/または、符号化されたRIのシンボル数を、上記対応するβoffsetにより決定してもよい。これらのβoffset値は同一であってもよい。また、これらのβoffset値は、コードワード対レイヤーが1対多および多対多であるものを含むSU−MIMOの制御情報248のβoffsetをUEがコードワード対レイヤーが1対1である場合と同様の方法で求めるというLTEリリース8と同じ方法により導出されてもよい。
図4は、本明細書に開示されているシステムおよび方法に従って基地局112において実行される方法400の一態様を示すフロー図である。基地局112は、無線通信機器102との通信を確立してもよい(402)。基地局112は、無線通信機器102に対して制御パラメータを送信してもよい(404)。例えば、基地局112は、制御情報248のパラメータとして1つ以上のβoffsetを送信し、CW数であるC(252)(例えば、CW224の数)およびコードワードMCS設定値を送信し、PUSCHリソース情報250やUCIレポート構成246といったその他のパラメータを必要に応じて送信してもよい。基地局112は、基地局情報を無線通信機器102に送信してもよい(406)。例えば、基地局112は、(ダウンリンクの)データ(例えば、音声データ、メディアデータ、ファイルデータ等)を無線通信機器102に送信してもよい。無線通信機器102は、これらのパラメータおよび/または情報(例えば、データ)を用いて、ACK/NACK232、RI234、PMI236および/またはCQI238アップリンク制御情報(例えば、UCI B(216b))といったフィードバック値を決定してもよい。無線通信機器102は、本明細書に開示されているシステムおよび方法に従って、1つ以上のコードワード124および/または1つ以上のレイヤー222上で、アップリンク制御情報116をフォーマットして送信してもよい。基地局112は、無線通信機器102からアップリンク制御情報116bを受信してもよい(408)。形態に応じて、基地局112は、アップリンク制御情報116bを用いて、基地局112の無線通信機器102に対する通信を維持および/または更新してもよい。例えば、基地局112は、データを再送し、プリコーダをアップデートし、さらに/あるいは、アップリンク制御情報116bに基づいて制御コマンド等を生成してもよい。
図5は、コードワードを選択し、アップリンク制御情報のシンボル長を決定する方法500の一態様を示すフロー図である。無線通信機器102は、基地局112との通信を確立してもよい(502)。例えば、無線通信機器102は、基地局112へのメッセージの送信および/または基地局112からのメッセージの受信により基地局112のリソースにアクセスできるように、基地局112とネゴシエーションしてもよい。無線通信機器102は、基地局112から制御パラメータを受信してもよい(504)。例えば、無線通信機器102は、制御情報248の1つ以上のβoffsetを受信し、CW数であるC(252)(例えば、CW224の数)を受信し、コードワードMCS設定値254を受信し、さらに/あるいは、PUSCHリソース情報250やUCIレポート構成246等のその他のパラメータを必要な場合に受信してもよい。これに加え、または、これに代えて、無線通信機器102は、基地局112からコマンドを受信してもよい。
また、無線通信機器102は、基地局112の情報を受信してもよい(506)。例えば、無線通信機器102は、1つ以上のダウンリンクのコンポーネントキャリア128に関するデータまたはメッセージを基地局112から受信してもよい(506)。例えば、無線通信機器102は、基地局112から、音声データ、メディアデータ、ファイルデータ等を受信してもよい(506)。
無線通信機器102は、基地局112の情報に基づいて、アップリンク制御情報を生成してもよい(508)。例えば、無線通信機器102は、UCIレポート構成246を用いて、制御レポートが必要であるか否か、および、どのような制御情報をレポートできるかを判定してもよい。無線通信機器102は、パラメータおよび/または情報(例えば、データ)を用いて、ACK/NACK232、RI234、PMI236および/またはCQI238アップリンク制御情報(例えば、UCI B(216b))といったフィードバック値を決定してもよい。
無線通信機器102は、少なくともいくつかのアップリンク制御情報用の複数のコードワード124の中から、コードワード124を1つ選択してもよい。例えば、複数(例えば、2以上)のコードワード124が用いられる場合、無線通信機器102は、CQIおよび/またはPMIの多重化用の複数のコードワード124から1つのコードワード124を選択してもよい。コードワード124の選択510に関するより詳細については、図2を参照して既に示したが、以降においても、図7を参照して示すこととする。
無線通信機器102は、アップリンク制御情報116bのシンボル数を決定してもよい(512)。例えば、無線通信機器102は、CQI238、PMI236、ACK/NACK232、および/またはRI234について(例えば、1つ以上のコードワード124および複数のレイヤー122の)シンボル数を決定してもよい(512)。シンボル数の決定(512)に関するより詳細については、図2を参照して既に示したが、以降においても、図8を参照して示すこととする。無線通信機器102は、アップリンク制御情報116bを送信してもよい(514)。例えば、無線通信機器102は、コードワードの選択510、および/または、シンボル量の決定512に従って、アップリンク制御情報を送信してもよい(514)。
図6は、CQI多重化および/またはPMI多重化のためのコードワード選択モジュール604の一形態を示すブロック図である。コードワード選択モジュール604は、1つ以上のHARQステータス676、レイヤー数678、コードワード数682、および/または、1つ以上のMCS設定値686を含んでいてもよい。また、コードワード選択モジュール604は、CW明示的シグナリングモジュール680を備えていてもよい。
1つ以上のHARQステータス676の各々は、例えば、コードワード124に対応していてもよい。各HARQステータス676は、コードワード124が初送の対象であるか再送の対象であるか(633)、コードワード124の伝送が適応的であるか非適応的であるか(635)、初送で使用されるリソース量(637)、次の適応的な再送に使用されるリソース量(639)、HARQ再送回数(684)、および/または、コードワード124の再送が最後であるか(641)等の情報を含んでいてもよい。
レイヤー数678は、無線通信機器102によって使用されているレイヤー122の数を示していてもよい。コードワード数682は、無線通信機器102によって使用されているコードワードの数を示していてもよい。1つ以上のMCS設定値686の各々は、コードワード124に対応していてもよい。各MCS設定値686は、例えば、トランスポートブロックサイズ(TBS)688、および/または、チャネル品質690等の情報を示して(例えば、非明示的または明示的に示して)いてもよい。TBS688は、コードワード124のトランスポートブロックのサイズを示していてもよい。チャネル品質690は、チャネル品質の指標を与えてもよい。
CW明示的シグナリングモジュール680は、無線通信機器102が、eNB212の明示的なCW選択コマンドに従うか、あるいは、特定のケースでCW選択を明示的にシグナリングすることを可能にする。CQI多重化/PMI多重化のためのコードワード選択モジュール604は、次のように、図7A〜図7Eに示した方法700に従って動作してもよい。
図7A、図7B、図7C、図7Dおよび図7Eは、アップリンク制御情報のコードワードを選択する方法700のいくつかの形態を示すフロー図である。無線通信機器102のコードワード選択モジュール104は、アップリンク制御情報116bのCW124を選択するために使用されてもよい。一形態では、CQI238および/またはPMI236は、PUSCH220上でのSU−MIMO伝送において1つのCW224に多重化されてもよい。無線通信機器102は、CQI/PMI多重化を使用するかどうかを決定してもよい(702)。例えば、無線通信機器102は、CQI238および/またはPMI236メッセージをPUCCH214上で送信できない(例えば、PUCCH214のリソースが既に占有されている)か、eNB212がCQI/PMI多重化を指示したか、および/または、別の方法でCQI/PMI多重化を行うのが良いか、を判定してもよい。
無線通信機器102は、CQI/PMI多重化を用いることを決定した場合(702)、使用するコードワード124(例えば、CW224)の数が1つであるか、それ以上であるか、を判定してもよい(704)。例えば、基地局112(例えば、eNB)は、1または複数のコードワード124を使用するように無線通信機器102の通信の設定(例えば、通信リソースの割り当て)をしてもよい。あるいは、無線通信機器102は、1または複数のコードワード124を使用しても良いか(例えば、ただ1つ、または、複数のコードワード124を使用できるだけの十分な通信リソースがあるか)を判定してもよい。
無線通信機器102がただ1つのコードワード124(例えば、1つのCW224)を使用すると決定した場合(704)、CW選択204は必要なく、実行されない。したがって、図7Aでは、動作は、結合子A(結合子A、B、C、Dは便宜上使用される)を通じて、CWの多重化706に続いてもよい。換言すれば、ただ1つのコードワード124が使用される場合には、無線通信機器102は、単一のコードワード124を多重化してもよい(706)。
無線通信機器102は、1または複数のレイヤー122が使用されるかを判定してもよい。例えば、基地局112(例えば、eNB)が、1または複数のレイヤー122を使用するように無線通信機器102の通信の設定(例えば、通信リソースの割り当て)をしてもよい。あるいは、無線通信機器102は、1または複数のレイヤー122を使用しても良いか(例えば、複数のレイヤーを使用できるだけの通信リソースがあるか)を判定してもよい。
使用するコードワード124の数が1であり、レイヤー122の数が1または2である場合、無線通信機器102は、リリース8(および/または拡張リリース8)の多重化およびチャネルインタリービングの方法を用い、データ制御情報多重化処理に対する入力
Figure 0005939991
を長さQm*Lの複数の列ベクトル
Figure 0005939991
にグループ分けしてもよい。ここで、Qmは変調次数(例えばQPSKの場合には2であり、16QAMの場合は4であり、64QAMの場合は6である)であり、Lはコードワード124がマッピングされるレイヤー222の数(例えば1、2等)である。例えば、無線通信機器102は、ただ1つのレイヤー122を使用することを決定した場合(708)、リリース8(例えば、”Rel-8”)の多重化を使用してもよい(710)。無線通信機器102は、1より多い(例えば、2以上)レイヤーを使用することを決定した場合(708)、リリース8の多重化を使用(再利用)してもよい(712)。この場合、タイミング調整またはタイミング再調整は、2以上のレイヤー(例えば、L=2)で有効にされてもよい。
CQI238および/またはPMI236の多重化に関し、本明細書に開示されているシステムおよび方法は、SU−MIMO伝送において複数のコードワード124が使用される場合のコードワード選択104の手続きを与える。複雑性(complexity)、1または複数の変調符号化方式(MCS)の設定値、および/または、HARQステータスもしくはHARQプロセスを含むいくつかの要素または態様を用いてもよい。様々な設定において、より少ないか最も少ないオーバーヘッドでコードワード124を選択することで制御情報(例えば、アップリンク制御情報B(116b))の多重化に因る伝送されるコードワード124に対するシステムの影響を低減または最小化するために、本明細書に開示されているシステムおよび方法は使用されてもよい。
CQI238および/またはPMI236メッセージ(例えば、アップリンク制御情報B(116b))は、多重化後に、データ226と同様に取り扱われてもよい。したがって、CQI238および/またはPMI236の多重化後の影響が最小になるコードワード124を、(例えば、2以上のコードワードが使用される場合)アップリンクMIMO用に選択してもよい。この選択のために、いくつかの要素または態様を用いることができる。これらの要素または態様は、複雑性(complexity)、変調符号化方式(MCS)の設定値、および/または、コードワード124のHARQステータスを含んでいてもよい。
コードワード124を静的または準静的に選択することで、受信機(例えば、基地局112またはeNB212)でのデコードを単純化できる。情報を搬送するためにどのコードワード124を使用するかを動的に決定する必要がないからである。他方、選択されたコードワード124のチャネル状況が悪化している場合には、これにより、無用な性能ロスを招くかもしれない。
MCS設定値がより大きいことは、チャネル品質がより良好であり、データペイロードサイズ(トランスポートブロックサイズ、すなわち、TBS)がより大きく、さらに/または、変調次数(Qm)がより大きいことを意味する。したがって、制御メッセージの同一のβoffset要求を満たすのに必要なシンボル数は、MCS設定値がより大きいレイヤー122ではより少なくなり、コードワード124の制御/データのオーバーヘッド比は低減または最小化される。
前回の伝送が成功しなかった場合、HARQ(例えば、ACK/NACK)232については、同一または異なる冗長バージョンのコードワード124が伝送(例えば、再送)されてもよい。受信機(例えば、基地局112またはeNB212)において前のバージョンが既に利用可能になっているので、受信機は、現在の伝送をソフトコンバイニングすることで、より確実にコードワード124のデコードを成功できる。したがって、制御情報(例えば、UCI B(216b))の多重化のためにHARQ再送のコードワード124にリソースを割当または譲渡する場合、初送のコードワード124(例えば、初送対象を保持するCW224)からリソースを奪う場合に比べて、データ226の性能に対する影響を少なくすることができる。
しかしながら、再送対象のコードワード124からリソースを奪うと、再度エラーになった場合に再送されるコードワード124の遅延がより大きくなり得る。さらに、コードワード124の最後の再送がエラーになった場合、そのことが、より上位のレイヤーの自動再送要求(ARQ)(例えば、無線リンク制御(RLC)のARQ)を引き起こし、結果として、オーバーヘッドをより大きくしてしまう。したがって、可能な場合には、最後のHARQ再送の対象になっているコードワード124がCQI238および/またはPMI236を保持するのを避けてもよい。
一形態では、HARQ伝送は非適応的であってもよい。この形態では、コードワード124の再送に同じMCS設定値を使用してもよく、対応するHARQフィードバックは、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)上でシグナリングされてもよい。一形態では、HARQ再送は適応的でなくてもよい。この形態では、CW224の再送に同じMCS設定値が使用されてもよい。別の形態では、これに加え、または、これに代えて、基地局(例えば、eNB212)が、適応的なHARP再送を行ってもよく、新しい伝送パラメータおよびHARQフィードバックが、PDCCH218から与えられるか、PDCCH218でシグナリングされてもよい。例えば、基地局(例えば、eNB212)は、初回のコードワード124の伝送時よりも少ないリソースを再送用に割り当ててもよい。この場合、より少ないリソースで再送される適応的なコードワード124にCQI238および/またはPMI236を多重化するのは望ましくないかもしれない。
一形態では、2以上のCW(例えば、2つのコードワード)224がアップリンクで伝送される場合、CQI238および/またはPMI236は、ただ1つのコードワード124に多重化されてもよい。したがって、本明細書に開示されているコードワード選択に関するシステムおよび方法は、様々な構成において、1つ以上の要素または態様(例えば、準静的もしくは動的、MCSのステータスもしくは設定値、並びに、HQRQプロセス)を用いてもよい。
方法700の一形態は、MCS設定値を用いてコードワード124の選択を実行するものであってもよい。この形態では、コードワード選択104は、変調符号化方式(MCS)の設定値に基づくものであってもよい。この形態は図7Bに示されている。この形態では、複数のコードワード124のMCS設定値が異なっている場合、無線通信機器102は、MCS設定値のより大きい(すなわち、TBSがより大きく、チャネル品質がより良好な)を選択してもよい。複数のコードワード124のMCS設定値が同一である場合、無線通信機器102は、最初のコードワード124を選択してもよいし、CW選択に関するeNB212からの明示的シグナリングに従ってもよいし、コードワードの選択を(eNB212に対して)明示的に通知してもよい。
図7Bに示すように、動作は、図7Aの結合子Bから続いていてもよい。例えば、無線通信機器102は、1より大きい(例えば、2以上)数のコードワード124を使用することを決定した場合(704)、すべてのコードワード124のMCS設定値(例えば、MCS設定値686)が同一であるかを判定してもよい(714)。無線通信機器102は、すべてのコードワード124のMCS設定値が同一である訳ではないと判定した場合(714)、MCS設定値(例えば、MCS設定値686)がより大きいか最も大きいコードワード124を選択してもよい(718)。無線通信機器102は、すべてのコードワード124のMCS設定値が同一であると判定した場合(714)、最初のコードワード124を選択してもよいし、可能な場合にはCW選択に関する明示的シグナリングに従ってもよい。明示的シグナリングを用いる場合、eNB212がUCIレポート構成246を用いたCW選択を無線通信機器102に知らせてもよいし、無線通信機器102が、選択したコードワード124を示すメッセージを基地局112に送信してもよい。
別の形態では、MCS設定値および基地局112のスケジューリングを用いて静的/準静的にコードワードを選択してもよい。この形態では、eNB212が、UCIレポート構成246を用いたCW選択を無線通信機器102に知らせてもよい。基地局112(例えばeNB212)は、MCS設定値(例えば、MCS設定値686)を制御してもよい。したがって、基地局112(例えばeNB212)は、静的または準静的なコードワードの選択を可能にするために、MCS設定値およびアンテナポート数を変更してもよい。例えば、基地局112(例えばeNB212)は、最初のアンテナポートのMCS設定値(例えば、686)を常により高く(または同一に)することで、最初のコードワード124のコードワード選択が静的になるようにしてもよい。基地局112(eNB212)は、チャネルの状況が変化すると、最初のコードワード124のより高い(または同一の)MCS設定値を維持するために、アンテナポート数を変更してもよい。
動的なコードワード選択は、さらに、上記MCS設定値によるHARQプロセスを用いてもよい。これは、その構成に応じて、さらに2つのアプローチに分けることができる。eNB212は、無線通信機器102に、CW選択のプリファレンス、または、UCIレポート構成246によるHARQコンシダレーション(HARQ consideration)の設定値を通知してもよい。
別の形態では、初送時のMCSおよびHARQのプリファレンスを用いた動的なコードワード124の選択は、図7Cに示した通りに実行されてもよい。この形態では、初送のコードワード124(例えば、初送対象を保持するコードワード124)は、HARQ再送(例えば、HARQ再送コードワード124)よりも優先的に選ばれてもよい。エラー時に再送される機会がより多いからである。同様に、HARQプロセスにおける再送回数がより少ないコードワード124は、再送回数がより多いコードワード124よりも優先的に選択されてもよい。この形態のコードワード選択104について、以下に説明する。
この形態では、(図7Cに示すように)動作が図7Aの結合子Bから続いていてもよい。例えば、無線通信機器102は、1より大きい(例えば、2以上)のコードワードを使用することを決定した場合(704)、すべてのコードワード124のMCS設定値(例えば、MCS設定値686)が同一であるかを判定してもよい(720)。無線通信機器102は、すべてのコードワード124のMCS設定値が同一である訳ではないと判定した場合(720)、MCS設定値(例えば、MCS設定値686)のより大きい、または、最も大きいコードワード124を選択してもよい(722)。例えば、すべてのコードワード124のMCS設定値が異なっている場合(720)、無線通信機器102は、MCS設定値のより大きい(すなわち、TBSがより大きく、チャネル品質がより良好な)コードワード124を選択してもよい(722)。
無線通信機器102は、すべてのコードワード124のMCS設定値が同一であると判定した場合(720)、すべてのコードワード124が初送の対象であるかを判定してもよい(724)。すべてのコードワード124が初送の対象である場合、無線通信機器102は、可能な場合には、CW選択の明示的シグナリングに従ってもよい。
すべてのコードワード124が初送の対象である訳ではない場合、無線通信機器102は、すべてのコードワード124がHARQ再送の対象であるかを判定してもよい(728)。すべてのコードワード124が初送の対象である訳ではない場合、無線通信機器102は、初送のコードワード124を選択してもよい(730)。例えば、コードワード124の1つがHARQ再送の対象であり(HARQ再送の対象を保持しており)、別のコードワード124が初送の対象である場合、無線通信機器102は、その初送のコードワード124を選択してもよい。すべてのコードワード124がHARQ再送の対象である場合、無線通信機器102は、任意選択で、結合子Cを辿ってもよい。例えば、無線通信機器102は、HARQフィードバックを受信する場合、任意選択で、それらが適応的な再送であるか非適応的な再送であるかを判定してもよい。すなわち、無線通信機器102は、任意選択で、図7Dに示されている適応的または非適応的なコンシダレーション(consideration)を用いてもよい(732)。適応的および非適応的なコンシダレーション(consideration)732について、図7Dを参照して以下でより詳細に説明する。
1)無線通信機器が、すべてのコードワード124がHARQ再送の対象であり(HARQ再送対象を保持し)、適応的および非適応的なHARQコンシダレーション(HARQ consideration)732が(一形態において)使用されていないと判定した場合(728)、または、2)適応的および非適応的なHARQコンシダレーション732から結合子Dに動作が戻る場合、無線通信機器102は、すべてのコードワード124の再送回数が同一であるかを判定してもよい(734)。例えば、無線通信機器102は、各コードワード124の再送回数684を比較してもよい。無線通信機器102は、すべてのコードワード124の再送回数が同一ではないと判定した場合(734)、再送回数がより少ない、または、最も少ないコードワードを(例えば、HARQ再送684の回数を用いて)選択してもよい(736)。例えば、無線通信機器102は、コードワード124の再送回数を比較し、再送回数がより少ないコードワード124を選択してもよい。無線通信機器102は、すべてのコードワード124の再送回数が同一であると判定した場合(734)、最初のコードワード124を選択するか(726)、可能な場合には、CW選択の明示的シグナリングに従ってもよい。
図7Dに示した適応的および非適応的なHARQコンシダレーション(HARQ consideration)について、より詳細を説明する。図示されているように、(例えば、形態に応じて図7Cまたは図7Eの)結合子Cから動作が継続してもよい。無線通信機器102は、すべてのコードワード124が非適応的な再送の対象であるかを判定してもよい(738)。すべてのコードワード124が非適応的な再送の対象である場合、動作は、(例えば、形態に応じて図7Cまたは図7Eの)結合子Dに進んでもよい。
無線通信機器102は、1または複数のコードワード124が非適応的な再送の対象でない(例えば、1または複数のコードワード124が適応的な再送の対象である)と判定した場合(738)、すべてのコードワード124が適応的な再送の対象であるかを判定してもよい(740)。すべてのコードワード124が適応的な再送の対象である訳ではない場合、無線通信機器102は、適応的な再送のコードワードが、初送よりも少ないリソースを有する、または、使用するかを判定してもよい(742)。例えば、あるコードワード124が非適応的な再送の対象であり、別のコードワード124が適応的な再送の対象である場合、無線通信機器102は、適応的な再送639に使用されるリソースと、初送637に使用されるリソースと、を比較してもよい。
無線通信機器102は、適応的な再送(を用いる1または複数のコードワード124)が、初送よりも少ないリソースを有する、または、使用すると判定した場合(742)、非適応的な再送のコードワード124を選択し(例えば、適応的な再送のコードワード124を選択するのを避け)てもよい(744)。あるいは、無線通信機器102は、適応的な再送のコードワード124に使用されるリソースが初送よりも多いと判定した場合(742)、適応的な再送のコードワード124を選択してもよい(746)。
無線通信機器102は、すべてのコードワード124が適応的な再送の対象であると判定した場合、すべてのコードワード124のMCS設定値(例えば、MCS設定値686)の初期値が同一であるかを判定してもよい(748)。すべてのコードワード124のMCS設定値の初期値が同一でない場合、無線通信機器102は、MCS設定値の初期値がより大きいか最も大きいコードワードを選択してもよい(750)。すべてのコードワード124のMCS設定値の初期値が同一である場合、動作は、(例えば、形態に応じて図7Cまたは図7Eの)結合子Dに進んでもよい。
(図7Eに示す)別の形態では、再送のMCSおよびHARQプリファレンスを用いた動的なコードワード124の選択が行われてもよい。この形態では、再送コードワード124にCQI238および/またはPMI236を多重化することにより、システムの性能低下を抑えることができるかもしれない。受信機(例えば、基地局112またはeNB212)にコードワード124の複製が既に存在するからである。また、HARQソフトコンバイニングにより、初送のみよりも性能がより改善されるかもしれない。この形態では、HARQ再送のコードワード124が、初送のコードワード124よりも優先的に選択されてもよい。同様に、より再送回数が多いコードワード124が、より再送回数が少ないコードワード124よりも優先的に選択されてもよい。ただし、上位のレイヤーの再送を引き起こす可能性を低減または最小化するために、最後の再送に関しては、例外としてもよい。このコードワード選択方法の形態について以下に説明する。
図7Eに示すように、動作は、図7Aに示した結合子Bから続いてもよい。この形態では、無線通信機器102は、すべてのコードワード124のMCS設定値(例えば、MCS設定値686)が同一であるかを判定してもよい(752)。すべてのコードワード124のMCS設定値が同一でない(MCS設定値が異なっている)場合、無線通信機器102は、MCS設定値がより大きいか最も大きいコードワード124を選択してもよい(754)。MCS設定値がより大きいということは、TBS(例えば、TBS688)がより大きく、チャネル品質(例えば、チャネル品質690)がより良好である、ことを意味し得る。
無線通信機器102は、すべてのコードワード124のMCS設定値が同一であると判定した場合(752)、すべてのコードワード124が初送の対象であるかを判定してもよい(756)。すべてのコードワード124が初送の対象である場合、無線通信機器102は、最初のコードワード124を選択してもよいし(758)、可能な場合、CW選択の明示的シグナリングに従ってもよい。
無線通信機器102は、すべてのコードワード124が初送の対象である訳ではないと判定した場合(756)、すべてのコードワード124がHARQ再送の対象であるかを判定してもよい(760)。すべてのコードワード124がHARQ再送の対象である訳ではない場合、無線通信機器102は、HARQコードワード124の最後の再送であるかを判定してもよい(762)。例えば、コードワード124がHARQ再送の対象である(あるいは、HARQ再送の対象を保持する)場合であって、別のコードワード124が初送の対象である場合、無線通信機器102は、HARQ再送対象のコードワード124にとって最後の再送であるかを判定してもよい(762)。HARQ再送対象のコードワード124にとって最後の再送である場合、無線通信機器102は、(そのコードワード124を避け)、CQI238および/またはPMI236の多重化のために、初送のコードワード124を選択してもよい(764)。最後の再送でない場合、無線通信機器102は、CQI238および/またはPMI236の多重化のために、そのHARQ再送対象のコードワード124を選択してもよい(766)。
無線通信機器102は、すべてのコードワード124がHARQ再送の対象であると判定した場合(760)、動作は任意選択で(図7Dに示す)結合子Cに進み、すべてのコードワード738が非適応的な再送の対象であるかを判定してもよい(738)。つまり、無線通信機器102は、適応的および非適応的なHARQコンシダレーション(HARQ consideration)を用いてもよい(768)。あるいは、動作は、適応的および非適応的なHARQコンシダレーション(768)をスキップしてもよい。
適応的および非適応的なコンシダレーションが使用されるケースでは、動作は、図7Dの結合子Cに進んでもよい。例えば、無線通信機器102は、HARQフィードバックを受信した場合、それらが図7Dに示す適応的または非適応的な伝送であるかを判定してもよい(738)。より具体的には、無線通信機器102は、すべてのコードワード124が非適応的な伝送の対象であるかを判定してもよい(738)。すべてのコードワード124が非適応的な伝送の対象である場合、動作は、(図7Cまたは図7E)に示す結合子Dに進んでもよい。1または複数のコードワード124が非適応的な再送の対象でない場合、無線通信機器102は、それらのコードワードがすべて適応的な再送の対象であるかを判定してもよい(740)。あるコードワード124が非適応的な再送の対象であり、別のコードワード124が適応的な再送の対象である場合、無線通信機器102は、適応的な再送のコードワード124が、初送よりも少ないリソースを有するか、または、使用するかを判定してもよい(742)。これは、適応的な再送で使用されるリソースと、その初送(で使用されるリソース)と、を比較することで実現されてもよい。適応的な再送が、初送よりも少ないリソースを使用する場合、無線通信機器102は、適応的な再送のコードワード124を選択するのを避けて、非適応的な再送のコードワード124を選択してもよい(744)。あるいは、適応的な再送のコードワード124に使用されるリソースが、その初送で使用されるリソースよりも多い場合、無線通信機器102は、適応的な再送のコードワード124を選択してもよい(746)。
無線通信機器102は、すべてのコードワード124が適応的な再送の対象であると判定した場合(740)、すべてのコードワード124のMCS設定値の初期値が同一であるかを判定してもよい(748)。すべてのコードワード124のMCS設定値の初期値が同一でない場合、無線通信機器102は、MCS設定値の初期値がより大きいか、最も大きいコードワード124を選択してもよい(750)。すべてのコードワード124のMCS設定値の初期値が同一である場合、動作は、(例えば、図7Cまたは図7Eに示す)結合子Dに進んでもよい。
適応的および非適応的なHARQコンシダレーション768がスキップされるか、動作が適応的および非適応的なHARQコンシダレーション768から結合子Dに戻る場合、無線通信機器102は、すべてのコードワード124の再送回数が同一であるかを(例えば、HARQ再送回数684を用いて)判定してもよい(770)。例えば、無線通信機器102は、コードワード124の再送回数684を比較してもよい。すべてのコードワード124の再送回数が同一である場合、無線通信機器102は、最初のコードワード124を選択してもよいし(758)、可能な場合には、CW選択の明示的シグナリングに従ってもよい。すべてのコードワードの再送回数が同一である訳ではない場合、無線通信機器102は、より再送回数の多いコードワードが最後の再送の対象であるかを判定してもよい(772)。これがHARQ再送回数のより多いコードワード124にとって最後の再送である場合、無線通信機器102は、そのコードワード124を避け、CQI238および/またはPMI236の多重化のために、再送回数がより少ないか最も少ないコードワード124を選択してもよい(774)。より再送回数の多いコードワード124が最後の再送の対象でない場合、無線通信機器102は、CQI238および/またはPMI236の多重化のために、HARQ再送の回数がより多いか最も多いコードワード124を選択してもよい(776)。
図8は、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)および/またはランク指標(RI)の制御シンボル量決定モジュール842の一形態を示すブロック図である。制御シンボル量決定モジュール842は、ACK/NACKおよび/またはRIの制御シンボル量を決定するために、1または複数のパラメータまたは情報を含むとともに使用してもよいし、1または複数のパラメータまたは情報を含むか、あるいは、使用してもよい。例えば、制御シンボル量決定モジュール842は、ACK/NACKビット数892、コードワード数894、1または複数のβoffset値896、(例えば、コードワード124の)1または複数のレイヤー数898、
Figure 0005939991
Figure 0005939991
RIビット数805、1または複数のKr値807(Krは、PUSCHリソース情報250により与えられる変調符号化方式(MCS)の設定値254およびサブキャリア数(例えば、NPRB)に基づいて決定される)、Q809および/または
Figure 0005939991
を含むとともに使用してもよいし、これらを含むか、または、使用してもよい。これらのパラメータ892、894、896、898、801、803、805、807、809、811のより詳細は、以下の通りである。
A/N232およびRI234の一形態では、UCIシンボル(例えば216b)はすべてのレイヤー222に亘ってタイミング調整されてもよい。各レイヤー222のシンボル数は、決定される必要があるかもしれない。例えば、リリース8では、PUSCH220上に1レイヤー222あたりただ1つのCW224が存在し得る。したがって、A/NおよびRIのコード制御ビット数を定めるためには単一のβoffset896で十分であるかもしれない。しかしながら、SU−MIMOでは、複数のCW224と複数のレイヤー222とが使用され得る。UCIシンボル(例えば、UCI B(216b))はすべてのレイヤー222に亘ってタイミング調整され得るので、各レイヤー222の対応するβoffset896は異なり得る。各レイヤー222に同一のβoffset896が適用される場合、タイミング調整が保障されないかもしれない。さらに、最も良好な状態のレイヤーのβoffsetでタイミング調整を行う場合には制御情報(例えば、UCI B(216b))に対する保護は不足し、最も悪い状態のレイヤーのβoffsetでタイミング調整を行う場合には制御情報(例えば、UCI B(216b))に対する保護は過剰になってしまうかもしれない。したがって、SU−MIMOの場合、全レイヤー222に亘る冗長度の合計としてβoffset896を定めてもよい。
各レイヤー222のシンボル数を決定する一形態は、次のように説明される。この形態では、A/N232およびRI234は全レイヤー222に亘ってタイミング調整されるが、これはランク1送信に類似している。1つのアプローチとして、全レイヤー222の全CW224を集約データ(aggregated data)として扱うことでリリース8の手続きを拡張することが挙げられる。これは式(11)により示される。
Figure 0005939991
式(11)では、OはACK/NACK232のビット数892および/またはランク指標(RI)234のビット数805であり、C894はCW数894であり、Kr807は、CW224のターボ符号インタリーバサイズである。
Figure 0005939991
は、多数のサブキャリアで表されるトランスポートブロックの現在のサブフレーム内のPUSCH伝送のサブキャリア数である。
Figure 0005939991
は、同じトランスポートブロックの初回のPUSCH伝送のサブキャリア数であり、
Figure 0005939991
は、同じトランスポートブロックの初回のPUSCH伝送の1サブフレームあたりのシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)のシンボル数であり、
Figure 0005939991
により与えられる。NSRSは、UEが初送において同一のサブフレーム内でPUSCHおよびSRSを送信するように構成されている場合、または、初送のPUSCHリソース割り当てが、セル固有のSRSサブフレームの設定(SRS subframe configuration)および帯域幅の設定(bandwidth configuration)と部分的に一致する場合には、NSRSは1に等しくなる。それ以外の場合にはNSRSは0に等しくなる。全CW224のKrの合計は分母に使用されてもよい。
式(11)は、次のようにも説明できる。A/N232およびRI234は、全レイヤー222に亘ってインタリーブされてもよい。したがって、βoffset896は、各レイヤー222について計算されてもよい。全レイヤー222のβoffset896の合計値は、望ましいβoffset値に等しくなるべきである。
例えば、Qを各レイヤー222のシンボル809とすると、各レイヤー222のβoffset896は、式(12)のように与えられてもよい。
Figure 0005939991
式(12)では、レイヤーi222がj番目のCW224にマッピングされている。0、・・・、C−1の各jについて、
Figure 0005939991
はj番目のCW224のインタリーバサイズであり、Lj898は、C番目のCW224のレイヤー数898である。βoffsetの合計は、式(13)のように表現されてもよい。
Figure 0005939991
式(13)において、Lは伝送用のレイヤー222の総数であり、
Figure 0005939991
となる。したがって、望ましいβoffset値896が与えられると、式(14)に示すように望ましいQ809を求めることができる。
Figure 0005939991
UCI(例えば、UCI B(216b))がシンボルの整数番号にマッピングされてもよい。これにより、同じ結果が得られる。すなわち、
Figure 0005939991
となる。この形態では、例えば、βoffset896は、MCS設定値がより大きいレイヤー222/コードワード224に対しては、より小さいレイヤー222/CW224のβoffset値が割り当てられるように、全レイヤー222に亘って比例的に配分される。
別の形態では、より堅実な(例えば、制御のパフォーマンスを保障可能な)方法として、最も悪い状態のレイヤー222の設定値に基づいてQ809を計算する方法がある。この形態において、レイヤーの期待されるβoffset896を
Figure 0005939991
のように記述するものとする。このとき、
Figure 0005939991
は、式(15)に示すように決定されてもよい。
Figure 0005939991
天井関数を施すことで得られるシンボルの整数をPUSCHリソースで制限することで、式(16)が求められてもよい。
Figure 0005939991
さらに、Q809は、式(17)のように決定されてもよい。
Figure 0005939991
この形態は、最も悪い状態のコードワード224およびレイヤー222であってもβoffset896が維持されることを保障できる。他方で、この形態は、式(11)〜(14)に示した形態と比較して、A/N232およびRI234を保護する上でのオーバーヘッドがより大きくなる。
図9は、無線通信機器902に使用可能な様々な構成部材を示している。無線通信機器902は、前に示した無線通信機器102またはUE202として利用されてもよい。無線通信機器902は、無線通信機器902の動作を制御するプロセッサ913を備えている。プロセッサ913は、CPUとも呼称することができる。メモリ931は、プロセッサ913に命令915aおよびデータ917aを提供するものであるが、リードオンリーメモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含んでいてもよいし、情報を格納可能な他の種類のデバイスであってもよい。メモリ931の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでいてもよい。また、命令915bおよびデータ917bは、プロセッサ913に存在していてもよい。プロセッサ913にロードされる命令915bおよび/またはデータ917bは、プロセッサ913による実行または処理のためにメモリ931からロードされた命令915aおよび/またはデータ917aを含んでいてもよい。本明細書に開示されているシステムおよび方法を実現するために、命令915bはプロセッサ913により実行されてもよい。
無線通信機器902は、データの送受信を可能にする送信機921および受信機923を入れる筐体を備えていてもよい。送信機921および受信機923を一体化して送受信機919としてもよい。1または複数のアンテナ908a〜908nは、筐体に取り付けられ、送受信機919と電気的に接続されてもよい。
無線通信機器902の様々な構成部材は、データバスに加えて、パワーバス、制御信号バス、ステータス信号バスを含み得るバスシステム929によって一緒に接続されていてもよい。しかしながら、図9においては、図を明瞭にするために、様々なバスは、バスシステム929として示している。無線通信機器902は、信号処理に使用されるデジタルシグナルプロセッサ(DSP)925を備えていてもよい。また、無線通信機器902は、無線通信機器902の機能に対するユーザアクセスを提供する通信インタフェース927を備えていてもよい。図9に示した無線通信機器902は、特定の構成部材のリストというよりはむしろ機能ブロック図である。
図10は、基地局1012に使用可能な様々な構成部材を示している。基地局1012は、前に示した基地局112またはeNB212として利用されてもよい。基地局1012は、無線通信機器902に関して上述した構成部材群と類似している構成部材群を備えていてもよい。この構成部材群は、プロセッサ1013、プロセッサ1013に命令1015aおよびデータ1017aを提供するメモリ1031、プロセッサ1013内に存在するかプロセッサ1013にロードされる命令1015bおよびデータ1017b、送信機1021および受信機1023(送受信機1019に一体化してもよい)を入れる筐体、送受信機1019に電気的に接続される1または複数のアンテナ1010a〜1010n、バスシステム1029、信号処理に使用されるDSP1025、通信インタフェース1027等を含んでいる。
「コンピュータ読み取り可能な媒体」または「プロセッサ読み取り可能な媒体」というタームは、コンピュータまたはプロセッサによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体を指している。本明細書で使用されている「コンピュータ読み取り可能な媒体」は、コンピュータおよび/またはプロセッサにより読み取り可能な非一時的で有形の媒体を示し得る。例を挙げると、コンピュータ読み取り可能な、または、プロセッサ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMもしくはその他の光ディスク(disk)メモリ、磁気ディスク(disk)メモリもしくはその他の磁気ディスク装置、または、コンピュータもしくはプロセッサがアクセス可能な命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを保持もしくは格納するのに使用可能な他の記録媒体であってもよいが、これらには限定されない。本明細書で使用されているディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、DVD(digital versatile disc)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスク(商標)を含んでいるが、一般的にディスク(disk)は磁気的にデータを再生するものであり、ディスク(disc)はレーザーで光学的にデータを再生するものである。
本明細書に開示されている各方法は、説明した方法を実現するための1または複数のステップまたはアクションを含んでいる。この方法に関する複数のステップおよび/または複数のアクションは、特許請求の範囲から逸脱しなければ、相互に入れ替えてもよく、単一のステップに統合してもよく、上記通信システムの他の副次的な態様に組み込まれてもよい。すなわち、説明されている方法を適切に実行する上で複数のステップまたはアクションの順序が特定の順序であることが要求されない限り、特許請求の範囲から逸脱しない範囲内で、特定の複数のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用を変更してもよい。
特許請求の範囲は、上述した形態および構成要素そのものに限定されないことを理解すべきである。本明細書に記載されているシステム、方法および装置の配置、動作および細部に対し、特許請求の範囲から逸脱しない範囲で、様々な修正、変更および変形を加えることができる。

Claims (9)

  1. 基地局と通信する無線通信機器であって、
    複数のレイヤーで送信されるアップリンク制御情報について、レイヤーあたりのシンボル数を決定する決定手段と、
    物理アップリンク共有チャネル上の複数の上記レイヤーで、上記アップリンク制御情報を送信する送信手段と、を備え
    上記アップリンク制御情報が多重化された1または複数のトランスポートブロックは、複数の上記レイヤーで送信されることを特徴とする無線通信機器。
  2. 1つのβoffset値は、上記複数のレイヤーで複数のトランスポートブロックを送信するための上記アップリンク制御情報について、レイヤーあたりのシンボル数を決定する場合に用いられることを特徴とする請求項1に記載の無線通信機器。
  3. 上記アップリンク制御情報は、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)およびランク
    指標(RI)の一方または両方を含んでいる、ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の無線通信機器。
  4. 無線通信機器と通信する基地局であって、
    物理アップリンク共有チャネル上の複数のレイヤーで、アップリンク制御情報を受信する受信手段、を備え、
    上記複数のレイヤーで受信するアップリンク制御情報は、上記無線通信装置によってレイヤーあたりのシンボル数が決定され、
    上記アップリンク制御情報が多重化された1または複数のトランスポートブロックは、複数の上記レイヤーで信されることを特徴とする基地局
  5. 1つのβoffset値は、上記複数のレイヤーで複数のトランスポートブロックを送信するための上記アップリンク制御情報について、レイヤーあたりのシンボル数を決定する場合に用いられることを特徴とする請求項4に記載の基地局。
  6. 上記アップリンク制御情報は、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)およびランク
    指標(RI)の一方または両方を含んでいる、ことを特徴とする、請求項4または請求
    項5に記載の基地局
  7. 基地局の通信方法であって、
    物理アップリンク共有チャネル上の複数の上記レイヤーで、上記アップリンク制御情報を受信し、
    上記複数のレイヤーで受信するアップリンク制御情報は、上記無線通信装置によってレイヤーあたりのシンボル数が決定され、
    上記アップリンク制御情報が多重化された1または複数のトランスポートブロックは、複数の上記レイヤーで信されることを特徴とする通信方法。
  8. 無線通信機器の通信方法であって、
    複数のレイヤーで送信されるアップリンク制御情報について、レイヤーあたりのシンボル数を決定し、
    物理アップリンク共有チャネル上の複数の上記レイヤーで、上記アップリンク制御情報を送信し、
    上記アップリンク制御情報が多重化された1または複数のトランスポートブロックは、複数の上記レイヤーで送信されることを特徴とする無線通信機器。
  9. 無線通信機器と基地局を含む通信システムであって、
    上記無線通信機器は、
    複数のレイヤーで送信されるアップリンク制御情報について、レイヤーあたりのシンボル数を決定する決定手段と、
    物理アップリンク共有チャネル上の複数の上記レイヤーで、上記アップリンク制御情報を送信する送信手段と、を備え
    上記基地局は、
    物理アップリンク共有チャネル上の複数の上記レイヤーで、上記アップリンク制御情報を受信する受信手段と、を備え
    上記アップリンク制御情報が多重化された1または複数のトランスポートブロックは、複数の上記レイヤーで送信されることを特徴とする通信システム。
JP2012556325A 2010-06-18 2011-06-16 コードワードの選択およびアップリンク制御情報のシンボル長の決定 Active JP5939991B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/819,170 US8989156B2 (en) 2010-06-18 2010-06-18 Selecting a codeword and determining a symbol length for uplink control information
US12/819,170 2010-06-18
PCT/JP2011/064333 WO2011158969A1 (en) 2010-06-18 2011-06-16 Selecting a codeword and determining a symbol length for uplink control information

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013534737A JP2013534737A (ja) 2013-09-05
JP2013534737A5 JP2013534737A5 (ja) 2014-07-31
JP5939991B2 true JP5939991B2 (ja) 2016-06-29

Family

ID=45328614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012556325A Active JP5939991B2 (ja) 2010-06-18 2011-06-16 コードワードの選択およびアップリンク制御情報のシンボル長の決定

Country Status (5)

Country Link
US (5) US8989156B2 (ja)
EP (1) EP2583487B1 (ja)
JP (1) JP5939991B2 (ja)
CN (1) CN102948191B (ja)
WO (1) WO2011158969A1 (ja)

Families Citing this family (69)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100925444B1 (ko) 2008-05-27 2009-11-06 엘지전자 주식회사 상향링크 채널을 통해 데이터와 제어 정보를 포함하는 상향링크 신호를 전송하는 방법
CN101695017A (zh) * 2009-10-27 2010-04-14 中兴通讯股份有限公司 物理上行共享信道传输上行控制信令的方法与装置
US9247460B2 (en) * 2010-03-09 2016-01-26 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Adjustment of link adaptation parameter based on data and control channel load
US8989156B2 (en) * 2010-06-18 2015-03-24 Sharp Kabushiki Kaisha Selecting a codeword and determining a symbol length for uplink control information
CN102291209B (zh) * 2010-06-20 2014-04-02 上海贝尔股份有限公司 增强长期演进的管理设备中控制上行传输的方法及装置
EP3340675B1 (en) * 2010-06-21 2020-03-18 Sun Patent Trust Terminal apparatus and communication method thereof
EP2586149A1 (en) * 2010-06-28 2013-05-01 Nokia Siemens Networks OY Multi-bit harq-ack and rank indicator transmission on physical uplink shared channel with single user multiple input-multiple output operation
JP5482898B2 (ja) * 2010-07-09 2014-05-07 日本電気株式会社 通信装置およびリソース導出方法
CN102118237B (zh) * 2010-08-02 2013-06-05 电信科学技术研究院 基于mimo系统的uci处理方法和装置及其传输方法
CN101969361B (zh) * 2010-09-30 2015-06-03 中兴通讯股份有限公司 传输周期反馈报告的方法和装置
US8670379B2 (en) 2010-10-02 2014-03-11 Sharp Kabushiki Kaisha Uplink control information multiplexing on the physical uplink control channel for LTE-A
US9236977B2 (en) * 2010-10-04 2016-01-12 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for PUCCH and PUSCH encoding
US20140016546A1 (en) * 2010-10-10 2014-01-16 Lg Electronics Inc. Method and device for transmitting uplink control information in wireless access system
US20130215858A1 (en) * 2010-10-11 2013-08-22 Lg Electronics Inc. Method and device for transmitting uplink control information when retransmitting uplink data in wireless access system
US20120207243A1 (en) * 2011-02-11 2012-08-16 Renesas Mobile Corporation Precoder Selection For Precoder Cycling
CN103354478A (zh) * 2011-03-31 2013-10-16 北京新岸线移动多媒体技术有限公司 一种用于实现链路自适应的方法、网络设备和终端设备
US9319189B2 (en) * 2011-06-29 2016-04-19 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for controlling inter-cell interference in wireless communication system
US8767862B2 (en) 2012-05-29 2014-07-01 Magnolia Broadband Inc. Beamformer phase optimization for a multi-layer MIMO system augmented by radio distribution network
US8644413B2 (en) 2012-05-29 2014-02-04 Magnolia Broadband Inc. Implementing blind tuning in hybrid MIMO RF beamforming systems
US8619927B2 (en) 2012-05-29 2013-12-31 Magnolia Broadband Inc. System and method for discrete gain control in hybrid MIMO/RF beamforming
US8971452B2 (en) 2012-05-29 2015-03-03 Magnolia Broadband Inc. Using 3G/4G baseband signals for tuning beamformers in hybrid MIMO RDN systems
US9154204B2 (en) * 2012-06-11 2015-10-06 Magnolia Broadband Inc. Implementing transmit RDN architectures in uplink MIMO systems
JP2015534375A (ja) * 2012-09-28 2015-11-26 オプティス セルラー テクノロジー, エルエルシーOptis Cellular Technology,LLC スケジューリングを制御する方法および装置
EP2938147A4 (en) * 2013-01-18 2015-12-30 Huawei Tech Co Ltd METHOD AND DEVICE FOR TRANSMITTING INFORMATION
US9343808B2 (en) 2013-02-08 2016-05-17 Magnotod Llc Multi-beam MIMO time division duplex base station using subset of radios
US8797969B1 (en) 2013-02-08 2014-08-05 Magnolia Broadband Inc. Implementing multi user multiple input multiple output (MU MIMO) base station using single-user (SU) MIMO co-located base stations
US8989103B2 (en) 2013-02-13 2015-03-24 Magnolia Broadband Inc. Method and system for selective attenuation of preamble reception in co-located WI FI access points
US20140226740A1 (en) 2013-02-13 2014-08-14 Magnolia Broadband Inc. Multi-beam co-channel wi-fi access point
US9155110B2 (en) 2013-03-27 2015-10-06 Magnolia Broadband Inc. System and method for co-located and co-channel Wi-Fi access points
US9100968B2 (en) 2013-05-09 2015-08-04 Magnolia Broadband Inc. Method and system for digital cancellation scheme with multi-beam
US9425882B2 (en) 2013-06-28 2016-08-23 Magnolia Broadband Inc. Wi-Fi radio distribution network stations and method of operating Wi-Fi RDN stations
US8995416B2 (en) 2013-07-10 2015-03-31 Magnolia Broadband Inc. System and method for simultaneous co-channel access of neighboring access points
WO2015008830A1 (ja) * 2013-07-19 2015-01-22 シャープ株式会社 端末装置、基地局装置、集積回路、および無線通信方法
PL3031153T3 (pl) * 2013-08-09 2018-10-31 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Sposób i węzeł radiowy do umożliwienia stosowania modulacji wysokiego rzędu w komunikacji radiowej z urządzeniem użytkownika
US9497781B2 (en) 2013-08-13 2016-11-15 Magnolia Broadband Inc. System and method for co-located and co-channel Wi-Fi access points
US9060362B2 (en) 2013-09-12 2015-06-16 Magnolia Broadband Inc. Method and system for accessing an occupied Wi-Fi channel by a client using a nulling scheme
US9088898B2 (en) 2013-09-12 2015-07-21 Magnolia Broadband Inc. System and method for cooperative scheduling for co-located access points
US9172454B2 (en) 2013-11-01 2015-10-27 Magnolia Broadband Inc. Method and system for calibrating a transceiver array
US8891598B1 (en) 2013-11-19 2014-11-18 Magnolia Broadband Inc. Transmitter and receiver calibration for obtaining the channel reciprocity for time division duplex MIMO systems
US8942134B1 (en) 2013-11-20 2015-01-27 Magnolia Broadband Inc. System and method for selective registration in a multi-beam system
US9014066B1 (en) 2013-11-26 2015-04-21 Magnolia Broadband Inc. System and method for transmit and receive antenna patterns calibration for time division duplex (TDD) systems
US9294177B2 (en) 2013-11-26 2016-03-22 Magnolia Broadband Inc. System and method for transmit and receive antenna patterns calibration for time division duplex (TDD) systems
US9042276B1 (en) 2013-12-05 2015-05-26 Magnolia Broadband Inc. Multiple co-located multi-user-MIMO access points
MX362944B (es) * 2014-01-15 2019-02-27 Nec Corp Método para transmitir información de control del enlace ascendente, terminal inalámbrica y estación base.
US9729286B2 (en) * 2014-01-17 2017-08-08 Industrial Technology Research Institute Data transmission and feedback methods, devices and system
US9172446B2 (en) 2014-03-19 2015-10-27 Magnolia Broadband Inc. Method and system for supporting sparse explicit sounding by implicit data
US9100154B1 (en) 2014-03-19 2015-08-04 Magnolia Broadband Inc. Method and system for explicit AP-to-AP sounding in an 802.11 network
US9271176B2 (en) 2014-03-28 2016-02-23 Magnolia Broadband Inc. System and method for backhaul based sounding feedback
US9804664B2 (en) * 2014-05-27 2017-10-31 Qualcomm Incorporated Adaptive control of RF low power modes in a multi-rate wireless system using MCS value
US10143005B2 (en) * 2014-11-07 2018-11-27 Qualcomm Incorporated Uplink control resource allocation for dynamic time-division duplex systems
CA2967281C (en) * 2014-12-08 2023-01-31 Lg Electronics Inc. Method for transmitting uplink control information and device therefor
US9918302B2 (en) 2014-12-12 2018-03-13 Qualcomm Incorporated Techniques for managing transmissions in an unlicensed radio frequency spectrum band
US11290215B2 (en) * 2015-08-06 2022-03-29 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Uplink HARQ procedure for MTC operation
EP3300304B1 (en) 2015-09-16 2023-12-06 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Method and device for adjusting communication parameters
US10098093B2 (en) * 2015-12-15 2018-10-09 Qualcomm Incorporated Partitioned control channel techniques for time division duplexing subframe processing
WO2018066781A1 (ko) * 2016-10-07 2018-04-12 엘지전자 주식회사 경쟁 기반 비직교 다중 접속 방식에 기초하여 신호를 송수신하는 방법 및 장치
US10904867B2 (en) 2016-11-03 2021-01-26 Huawei Technologies Co., Ltd. Uplink control signal transmission method and apparatus
CN108123777A (zh) * 2016-11-30 2018-06-05 华为技术有限公司 一种编码方式确定方法及装置
US20180159707A1 (en) * 2016-12-01 2018-06-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for multistream transmission
US10299192B2 (en) 2017-01-07 2019-05-21 At&T Intellectual Property I, L.P. Configuration of codeword numbers for 5G or other next generation network
US10225046B2 (en) * 2017-01-09 2019-03-05 At&T Intellectual Property I, L.P. Adaptive cyclic redundancy check for uplink control information encoding
WO2019028590A1 (en) * 2017-08-07 2019-02-14 Qualcomm Incorporated ANTICIPATED STOP OF POLAR CODES USING DISTRIBUTED CYCLIC REDUNDANCY MONITORING
CN109391428B (zh) * 2017-08-11 2020-08-28 维沃移动通信有限公司 一种信息传输方法、终端及基站
US11177903B2 (en) * 2017-10-26 2021-11-16 Qualcomm Incorporated Techniques and apparatuses for implicit uplink control information beta value determination in new radio
US10951290B2 (en) * 2017-10-26 2021-03-16 Apple Inc. Channel state information report for phase tracking reference signal port selection
CN110224788B (zh) * 2019-05-27 2021-12-07 中国联合网络通信集团有限公司 一种数据传输的方法及装置
US11374699B2 (en) * 2019-08-02 2022-06-28 Qualcomm Incorporated Hybrid automatic repeat request (HARQ) with sliding window feedback
KR20210020470A (ko) * 2019-08-14 2021-02-24 삼성전자주식회사 차세대 이동 통신 시스템에서 상향 링크를 지원하기 위한 mimo 설정 방법 및 장치
WO2022126648A1 (zh) * 2020-12-18 2022-06-23 华为技术有限公司 一种信息传输方法及其装置

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100450938B1 (ko) * 2001-10-05 2004-10-02 삼성전자주식회사 고속 순방향 패킷 접속 방식을 사용하는 통신 시스템에서트랜스포트 블록 셋 크기 정보를 송수신하는 장치 및 방법
CA2663019A1 (en) 2006-10-19 2008-04-24 Qualcomm Incorporated Beacon coding in wireless communications systems
EP1944896A1 (en) * 2007-01-09 2008-07-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Configuration of control channels in a mobile communication system
US8467367B2 (en) 2007-08-06 2013-06-18 Qualcomm Incorporated Multiplexing and transmission of traffic data and control information in a wireless communication system
KR101531416B1 (ko) 2007-09-13 2015-06-24 옵티스 셀룰러 테크놀로지, 엘엘씨 상향링크 신호 전송 방법
JP2009177462A (ja) 2008-01-24 2009-08-06 Kddi Corp 無線通信装置および無線通信方法
WO2009096658A1 (en) * 2008-01-31 2009-08-06 Lg Electronics Inc. Method for determining transport block size and signal transmission method using the same
US20090196366A1 (en) 2008-02-04 2009-08-06 Zukang Shen Transmission of Uplink Control Information with Data in Wireless Networks
EP2086267B1 (en) * 2008-02-04 2015-09-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Autonomous user equipment transmission power control in communications systems
US8223808B2 (en) 2008-02-05 2012-07-17 Texas Instruments Incorporated Data and control multiplexing in PUSCH in wireless networks
US9755708B2 (en) * 2008-04-16 2017-09-05 Texas Instruments Incorporated High data rate uplink transmission
KR100925444B1 (ko) 2008-05-27 2009-11-06 엘지전자 주식회사 상향링크 채널을 통해 데이터와 제어 정보를 포함하는 상향링크 신호를 전송하는 방법
US8509161B2 (en) * 2008-08-11 2013-08-13 Sharp Kabushiki Kaisha Systems and methods for OFDMA and SC-FDMA switching
US8483076B2 (en) 2008-08-18 2013-07-09 Qualcomm Incorporated A-periodic PUCCH transmission on PUSCH
US8611313B2 (en) * 2008-08-27 2013-12-17 Qualcomm Incorporated Multiplexing of control information and data for wireless communication
US20100067512A1 (en) * 2008-09-17 2010-03-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Uplink transmit diversity schemes with 4 antenna ports
US8245092B2 (en) * 2008-11-03 2012-08-14 Apple Inc. Method for efficient control signaling of two codeword to one codeword transmission
PL3327964T3 (pl) * 2008-12-02 2019-11-29 Sun Patent Trust Sposób ustawiania sprawności kodowania i urządzenie do łączności radiowej
CN102356564B (zh) * 2009-03-16 2014-10-22 交互数字专利控股公司 在wtru中进行信号处理的方法及处理ul信号的wtru
US8503316B2 (en) * 2009-03-17 2013-08-06 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for handling inconsistent control information in a wireless communication system
CN101702631A (zh) * 2009-11-04 2010-05-05 中兴通讯股份有限公司 上行控制信令传输方法和装置
US8670496B2 (en) * 2010-04-14 2014-03-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for mapping uplink control information
US8989156B2 (en) * 2010-06-18 2015-03-24 Sharp Kabushiki Kaisha Selecting a codeword and determining a symbol length for uplink control information

Also Published As

Publication number Publication date
US20110310853A1 (en) 2011-12-22
WO2011158969A1 (en) 2011-12-22
CN102948191A (zh) 2013-02-27
US20150156767A1 (en) 2015-06-04
JP2013534737A (ja) 2013-09-05
US10057891B2 (en) 2018-08-21
US20160198456A1 (en) 2016-07-07
US20180352548A1 (en) 2018-12-06
US8989156B2 (en) 2015-03-24
CN102948191B (zh) 2016-08-31
US9467988B2 (en) 2016-10-11
EP2583487B1 (en) 2022-02-16
EP2583487A1 (en) 2013-04-24
EP2583487A4 (en) 2016-03-23
US20170026956A1 (en) 2017-01-26
US9307527B2 (en) 2016-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5939991B2 (ja) コードワードの選択およびアップリンク制御情報のシンボル長の決定
US10673594B2 (en) Method, base station, and user equipment for feeding back ACK/NACK information for carrier aggregation
JP6144787B2 (ja) Mimoをサポートする無線通信システムにおけるアップリンクでの再伝送制御方法及び装置
US9872288B2 (en) Method for sending and receiving control information, apparatus and communication system
CN107409014B (zh) 用于操作大量载波的上行链路反馈方法
JP6585260B2 (ja) Fddセルとtddセルの集成
JP6526231B2 (ja) 制御情報を送信するための方法、ユーザ機器、及び基地局
JP2013541873A (ja) Sc−fdmを基盤とするアップリンク多重入出力システムにおける制御及びデータの多重化
WO2022062982A1 (zh) 一种被用于无线通信的节点中的方法和装置
AU2014202372B2 (en) Method, base station and user equipment for providing feedback on ack/nack message during carrier aggregation
JP2019146258A (ja) 制御情報を送信するための方法、ユーザ機器、及び基地局

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140613

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5939991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150