JP5934693B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、特別図柄表示手段にて所定の特別図柄が停止表示されると遊技者に有利な大当たりが発生し、多数の賞球を獲得可能とされる遊技機に関するものである。
通常、例えば第1種とよばれるパチンコ遊技機においては、その遊技盤に液晶画面から成る表示手段や種々の入賞口等を具備しており、入賞口の一つである始動口に遊技球が入賞すると、特別図柄表示手段にて図柄を変動表示させ、それらが揃って停止表示された場合に遊技者に有利な「大当たり状態」とするとともに、賞球として多数の遊技球を獲得し得るよう構成されている。
また、多くのパチンコ遊技機においては、特別図柄表示手段に揃って停止表示された図柄が予め定められた特定の図柄である場合は、次回の大当たりの発生確率が高められ、遊技者に特典が与えられるようになっている。このようなパチンコ遊技機においては、大当たりとして、通常の大当たり(大当たりが通常の確率で発生する通常確率遊技状態)と、特定の大当たり(大当たりが高確率で発生する高確率遊技状態)との2種類のうちいずれかが選択的に設定されることとなり、遊技性が高められているのである。
また、通常確率遊技状態及び高確率遊技状態に加え、大入賞口の総開放時間が短く設定されて出玉が極めて少なく抑制される短当たり(例えば通常が15ラウンド程度有するものに対し2ラウンド程度とされたもの)が選択的に設定されるものも提案されている。近時においては、始動口を2つ設け、一方を従来の如き始動口、他方を電動チューリップとしたパチンコ遊技機(例えば、特許文献1参照)が提案されるに至っており、一方の始動口に遊技球が入賞したときに第1特別図柄を停止表示させるとともに、他方の電動チューリップに遊技球が入賞したときに第2特別図柄を停止表示させる特別図柄表示手段を具備している。
上記の如きパチンコ遊技機においては、通常、一方の始動口(第1始動口)への入賞時よりも他方の電動チューリップ(第2始動口)に入賞したときの方が、遊技者に有利となり得るよう設定されている。例えば、高確率遊技状態において、電動チューリップに入賞した際には、次回の短当たりとなる確率が極めて低く(或いは短当たりにはならない)設定される一方、同じく高確率遊技状態であっても、第1始動口に入賞した際には、次回の遊技状態が短当たりとなる確率が比較的高く設定されたものが提供されている。
特開2008−113957号公報
しかしながら、上記従来技術においては、特別図柄表示手段にて停止表示された図柄が第1特別図柄なのか第2特別図柄なのか判別できないので、第1始動口に遊技球が入賞して大当たり状態が発生したのか、或いは第2始動口に遊技球が入賞して大当たり状態が発生したのか把握できない。しかるに、上述したように、第2始動口に遊技球が入賞して大当たり状態が発生した場合の方が、第1始動口に遊技球が入賞して大当たり状態が発生した場合よりも有利であることから、遊技者にとっては何れで大当たりしたのか関心が高い。
そこで、現時点で図柄変動表示における図柄の変動表示が第1始動口への遊技球の入賞を契機としたものか、或いは第2始動口への遊技球の入賞を契機としたものかを報知するよう構成することにより、遊技者の関心が高い事項を把握させるものを検討するに至った。例えば第1始動口への入賞を契機として変動表示が行われる場合、当該第1始動口への入賞に対する保留球の表示を通常とは異なる形態(大きな表示や点滅表示等)にて行わせるとともに、第2始動口への入賞を契機として変動表示が行われる場合、当該第2始動口への入賞に対する保留球の表示を通常とは異なる形態(大きな表示や点滅表示等)にて行わせて報知することが考えられるが、その場合、図柄表示手段にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段にて大当たり演出表示が行われているとき、何れの始動口への遊技球の入賞を契機としたものか報知できない場合があるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、図柄表示手段にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段にて大当たり演出表示が行われているときにおいて、何れの始動口への遊技球の入賞を契機とした図柄の変動なのかを確実に報知することができる遊技機を提供することにある。
請求項1記載の発明は、遊技球が入賞可能な第1始動口及び第2始動口と、前記第2始動口への遊技球の入賞を規制する閉止状態及び前記第2始動口への遊技球の入賞を許容する開成状態との間で動作可能な開閉手段と、前記第1始動口又は第2始動口に遊技球が入賞したことを条件として大当たりか否か判定可能な遊技データを取得し得るとともに、前記開閉手段を制御することにより、前記第2始動口への入賞機会が少なく設定された第1の態様、又は所定条件の成立により前記第1の態様よりも前記第2始動口への入賞機会が増加した第2の態様とすることができるメイン制御基板と、図柄を変動表示又は停止表示可能な図柄表示手段と、前記第1始動口又は第2始動口に遊技球が入賞すると図柄を前記図柄表示手段にて変動表示させるとともに、前記第1始動口に遊技球が入賞したことを条件として前記メイン制御基板が取得した遊技データに応じて図柄を前記図柄表示手段にて停止表示させ、又は前記第2始動口に遊技球が入賞したことを条件として前記メイン制御基板が取得した遊技データに応じて図柄を前記図柄表示手段にて停止表示させる演出制御基板とを具備し、前記図柄表示手段にて所定の図柄が停止表示されると遊技者に有利な大当たり状態が発生し、多数の賞球を獲得可能とされた遊技機において、前記図柄表示手段にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたときに限り、又は当該図柄表示手段にて大当たり演出表示が行われているときに限り、前記第1始動口への遊技球の入賞による大当たりか、又は前記第2始動口への遊技球の入賞による大当たりかを前記図柄表示手段に表示させて報知させる報知手段を具備したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の遊技機において、前記報知手段による報知は、遊技機が具備する演出のための演出手段を特別な形態で作動させることにより行われることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、図柄表示手段にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたときに限り、又は当該図柄表示手段にて大当たり演出表示が行われているときに限り、第1始動口への遊技球の入賞による大当たりか、又は第2始動口への遊技球の入賞による大当たりかを報知させる報知手段を具備したので、図柄表示手段にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段にて大当たり演出表示が行われているときにおいて、何れの始動口への遊技球の入賞を契機とした大当たりなのかを確実に報知することができる。
また、報知手段は、図柄表示手段に表示させて報知するので、図柄表示手段にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段にて大当たり演出表示が行われているときにおいて、何れの始動口への遊技球の入賞による大当たりなのかをより確実に報知することができる。
請求項の発明によれば、報知手段による報知は、遊技機が具備する演出のための演出手段を特別な形態で作動させるので、図柄表示手段における図柄の表示又は演出表示等を妨げることなく、何れの始動口への遊技球の入賞による大当たりなのかを報知することができる。
本発明の実施形態に係る遊技機を示す正面模式図 同遊技機の構成要素を示すブロック図 同遊技機における電動チューリップの状態を示す模式図であって、(a)閉止状態、(b)開成状態、を示す図 同遊技機の報知手段による報知(第1始動口への入賞時)が行われている図柄表示手段を示す模式図 同遊技機の報知手段による報知(第2始動口への入賞時)が行われている図柄表示手段を示す模式図 同遊技機の報知手段による他の形態の報知(第1始動口への入賞時)が行われている図柄表示手段を示す模式図 同遊技機の報知手段による他の形態の報知(第2始動口への入賞時)が行われている図柄表示手段を示す模式図 本発明の他の実施形態に係る報知手段による報知(図柄が変動表示中の第1始動口への入賞時)が行われている図柄表示手段を示す模式図 本発明の他の実施形態に係る報知手段による報知(図柄が変動表示中の第2始動口への入賞時)が行われている図柄表示手段を示す模式図 本発明の他の実施形態に係る報知手段による報知(図柄が変動表示中の第1始動口への入賞時)が行われている図柄表示手段を示す模式図 本発明の他の実施形態に係る報知手段による報知(図柄が変動表示中の第2始動口への入賞時)が行われている図柄表示手段を示す模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る遊技機は、パチンコ遊技機から成るもので、図1に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2から遊技者が遊技盤4を目視し得るよう構成されている。この遊技盤4には、種々役物や複数の釘、或いは風車等が形成されている。さらに、遊技盤4には、第1始動口6、第2始動口7a(図3参照)を有した電動チューリップ7(開閉手段)、大入賞口8、及びゲート9等が形成されている。なお、パチンコ遊技機1の下方右隅部にはハンドル14が配設されており、該ハンドル14の回動操作により受け皿13内の遊技球を遊技盤4へ打ち出すよう構成されている。
第1始動口6と電動チューリップ7は、遊技盤4上の図柄表示手段5(具体的には液晶画像表示器)の下方において、上下に並んで配置されたものであり、それぞれが独立して遊技球を入賞させ得るようになっている。このうち、第1始動口6は、上方に向けて開口して遊技球の入賞を常に許容した状態とされ、遊技球が入賞すると、その入賞信号をメイン制御基板17(図2参照)に送信し、大当たりか否か判定可能な数値データ(具体的には、大当たり用乱数値及び演出用乱数値)を取得させ得るよう構成されている。
一方、電動チューリップ7内に形成された第2始動口7aは、可変入賞口と呼ばれるもので、図3に示すように、開閉手段としての電動チューリップ7が、遊技球の入賞を規制する閉止状態(同図(a)参照)から、遊技球の入賞を許容する開成状態(同図(b)参照)まで動作することにより、遊技球が入賞可能とされるものである。しかして、第2始動口7aは、電動チューリップ7が開成状態となって遊技球が入賞すると、その入賞信号をメイン制御基板17(図2参照)に送信し、大当たりか否か判定可能な数値データ(具体的には、大当たり用乱数値及び演出用乱数値)を取得させるよう構成されている。
さらに、本実施形態に係るパチンコ遊技機1には、例えば7セグ等から成る第1特別図柄表示手段10及び第2特別図柄表示手段11がそれぞれ形成されている。第1特別図柄表示手段10は、第1始動口6に遊技球が入賞すると特別図柄(第1特別図柄)を変動表示し、当該第1始動口6への入賞時に取得した乱数値(大当たり用乱数値)に応じた特別図柄を停止表示するものであり、第2特別図柄表示手段11は、電動チューリップ7が開成状態とされることで第2始動口7aに遊技球が入賞すると、特別図柄(第2特別図柄)を変動表示し、当該第2始動口7aへの入賞時に取得した乱数値(大当たり用乱数値)に応じた特別図柄を停止表示するものである。
すなわち、第1始動口6に対する入賞と電動チューリップ7の第2始動口7aに対する入賞とでは、互いに独立した制御がなされることとなり、第1始動口6への入賞時には第1特別図柄表示手段10による第1特別図柄の変動表示が開始され、電動チューリップ7の第2始動口7aへの入賞時には第2特別図柄表示手段11による第2特別図柄の変動表示が開始されるようになっている。
ゲート9は、遊技球が通過可能とされたものであり、他の入賞口と異なり、通過による賞球の払出はなされないものである。また、第1特別図柄表示手段10及び第2特別図柄表示手段11の近傍には普通図柄表示手段12が配設されている。かかる普通図柄表示手段12は、ゲート9を遊技球が通過すると普通図柄を変動表示(本実施形態においては、丸印とバツ印とを交互に点灯表示)させ、所定の普通図柄(本実施形態においては丸印)が停止表示されると、「当たり」となって電動チューリップ7を所定時間開成させるようになっている。
なお、本実施形態においては、第1始動口6への入賞時よりも電動チューリップ7(第2始動口7a)に入賞したときの方が、遊技者に有利となり得るよう設定されている。例えば、高確率遊技状態において、電動チューリップ7の第2始動口7aに入賞した際には、短当たりとなる確率が極めて低く(或いは短当たりにはならない)設定される一方、同じく高確率遊技状態であっても、第1始動口6に入賞した際には、遊技状態が短当たりとなる確率が比較的高く設定されている。
ここで、「短当たり」とは、第1始動口6もしくは第2始動口7aに遊技球が入球したことを条件として行われる大当たり状態の抽選において、短当たり遊技を実行する権利を獲得した場合に実行される遊技状態をいう。かかる「短当たり遊技状態」においては、大入賞口8が開放されるラウンド遊技を「長当たり」より少ない計2回行うものとされるが、各ラウンド遊技においては、大入賞口8が1回のみ開放し、その開放時間が0.1秒に設定されている。
これに対し、「長当たり」とは、第1始動口6または第2始動口7aに遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、長当たり遊技を実行する権利を獲得した場合に実行される遊技状態をいう。かかる「長当たり遊技状態」においては、大入賞口8が開放されるラウンド遊技を計15回行うものとされ、各ラウンド遊技における大入賞口8の総開放時間は最大30秒に設定されており、この間に大入賞口8に所定個数の遊技球(例えば9個)が入球すると、1回のラウンド遊技が終了となるよう設定されている。
図柄表示手段5は、遊技盤4の略中央に配設された液晶表示装置等から成り、その画面に所定の図柄や背景等を表示し得るとともに、第1特別図柄表示手段10に対応した図柄(装飾図柄)又は第2特別図柄表示手段11に対応した図柄(装飾図柄)を変動表示又は停止表示可能とされている。そして、所定の図柄が停止表示(例えば同一図柄が揃って停止表示)されることにより「大当たり状態」が発生し、大入賞口8を所定時間及びタイミングで開口させ、多数の遊技球を獲得できるよう構成されている。
ここで、本発明(本実施形態を含む)においては、図柄表示手段5にて変動表示又は停止表示される第1特別図柄に対応した装飾図柄を「第1特別図柄」とも称するとともに、図柄表示手段5にて変動表示又は停止表示される第2特別図柄に対応した装飾図柄を「第2特別図柄」とも称するものとする。すなわち、第1特別図柄表示手段10にて変動又は停止表示される第1特別図柄、及び第2特別図柄表示手段11にて変動又は停止表示される第2特別図柄は、図柄表示手段5にて変動又は停止表示される装飾図柄と常に対応する関係にあるので、図柄の名称を同一としているのである。
なお、図柄表示手段5にて停止表示された図柄が予め定められた特定の図柄である場合(即ち、第1始動口6又は電動チューリップ7の第2始動口7aへの入賞時に取得した乱数値(大当たり用乱数値)に応じて予め定められた特別図柄が第1特別図柄表示手段10又は第2特別図柄表示手段11で停止表示された場合)には、大当たりの発生確率が通常より高められる特典が遊技者に与えられる。すなわち、大当たり状態の終了時に、その大当たり状態を生じさせた停止図柄が特定図柄であることを条件に、次の大当たりが高確率で発生するという特典が遊技者に与えられるのである。このように、大当たり状態が通常確率で発生する遊技状態を通常確率遊技状態と称するとともに、大当たり状態が当該通常確率よりも高確率で発生する遊技状態を高確率遊技状態と称するものとする。
第1特別図柄保留ランプ15は、図柄表示手段5(第1特別図柄表示手段10及び第2特別図柄表示手段11も同様)にて図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)が変動表示されている間において、第1始動口6に遊技球が入賞した場合、所定個数(本実施形態においては4個)を限度として、その入賞した遊技球を保留球として保留させたものの個数を表示するものである。同様に、第2特別図柄保留ランプ16は、図柄表示手段5(第1特別図柄表示手段10及び第2特別図柄表示手段11も同様)にて図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)が変動表示されている間において、第1始動口6に遊技球が入賞した場合、所定個数(本実施形態においては4個)を限度として、その入賞した遊技球を保留球として保留させた個数を表示するものである。
さらに、本実施形態に係るパチンコ遊技機1の裏面には、図2に示すように、メイン制御基板17と、サブ制御基板18とが配設されている。このうち、サブ制御基板18は、メイン制御基板17から送信された制御信号に基づき各種制御を行わせるもので、図柄表示手段5やスピーカ等と電気的に接続された演出制御基板19と、装飾ランプや可動役物等と電気的に接続されたランプ制御基板20と、払出駆動モータ等と電気的に接続された払出制御基板21とを有して構成されている。
メイン制御基板17は、パチンコ遊技機1全般に亘る遊技内容を制御するもので、CPU、ROM及びRAM等を有して構成されている。このメイン制御基板17には、既述した第1特別図柄表示手段10、第2特別図柄表示手段11、普通図柄表示手段12、第1特別図柄保留ランプ15及び第2特別図柄保留ランプ16の他、第1始動口6及び第2始動口7aへの遊技球の入賞を検知するための始動口SW、開閉手段としての電動チューリップ7を駆動させるための電動チューリップ7のソレノイド、ゲート9の遊技球の通過を検知するためのゲートSW、大入賞口8への遊技球の入賞を検知するための大入賞口SW及び当該大入賞口8を駆動させるための大入賞口ソレノイド等が電気的に接続されている。
さらに、本実施形態に係るメイン制御基板17は、始動口(第1始動口6及び第2始動口7a)への遊技球の入賞を契機として遊技者に有利な大当たり状態又ははずれを決定するための大当たり用数値データ(乱数値)及び演出形態を決定するための演出用数値データ(乱数値)を取得する抽選手段22と、始動口(第1始動口6又は第2始動口7a)に遊技球が入賞したことを契機として取得された数値データ(大当たり用数値データ及び演出用数値データ)を保留データとして記憶する記憶手段23と、保留球処理手段24とを有している。
記憶手段23は、第1始動口6に遊技球が入賞したことを契機として取得された数値データ(大当たり用数値データ及び演出用数値データ)を第1保留データとして記憶し、第2始動口7aに遊技球が入賞したことを契機として取得された数値データ(大当たり用数値データ及び演出用数値データ)を第2保留データとして記憶するものとされている。保留球処理手段24は、図柄表示手段5にて図柄が変動表示されている間に第1始動口6又は第2始動口7aに遊技球が入賞した場合、保留球として記憶して第1特別図柄保留ランプ15又は第2特別図柄保留ランプ16にて表示させるものである。
特に、本実施形態に係るメイン制御基板17は、第1始動口16又は第2始動口7aに遊技球が入賞したことを条件として大当たりか否か判定可能な遊技データ(大当たり用数値データ及び演出用数値データ)を取得し得るとともに、電動チューリップ7(開閉手段)を制御することにより、第2始動口7aへの入賞機会が少なく設定された第1の態様、又は所定条件の成立(本実施形態においては、普通図柄表示手段12にて所定の普通図柄が停止表示)により第1の態様よりも第2始動口7aへの入賞機会が増加した第2の態様(例えば、電動チューリップ7の開成状態の時間が長くなる等)とすることができるよう構成されている。
演出制御基板19は、CPU、ROM及びRAM等を有して構成されたもので、メイン制御基板17から送信された制御信号に基づき主に演出に関わる各種制御を行わせるものである。本実施形態に係る演出制御基板19は、第1始動口6又は第2始動口7aに遊技球が入賞すると図柄表示手段5にて図柄を変動表示させるとともに、第1始動口に遊技球が入賞したことを条件としてメイン制御基板17が取得した遊技データに応じて第1特別図柄を停止表示させ、又は第2始動口7aに遊技球が入賞したことを条件としてメイン制御基板17が取得した遊技データに応じて第2特別図柄を停止表示させるよう構成されている。なお、演出制御基板19は、ランプ制御基板20とも電気的に接続されており、メイン制御基板17から送信された制御信号に基づき、ランプ制御基板20を介して、装飾ランプや可動役物等を制御して所定の演出を行わせるよう構成されている。
特に、本実施形態に係る演出制御基板19は、変動表示制御手段25と、報知手段26とを有している。変動表示制御手段25は、記憶手段23で記憶された保留データに基づき表示手段(図柄表示手段5)にて特別図柄(厳密には、第1特別図柄又は第2特別図柄に対応した装飾図柄)を変動表示させるものである。なお、変動表示制御手段25は、第1保留データに基づいて第1特別図柄を変動表示させ、第2保留データに基づいて第2特別図柄を変動表示させるとともに、第2特別図柄の変動表示を第1特別図柄の変動表示よりも優先して行う(所謂「優先変動」する)ものとされている。
報知手段26は、図柄表示手段5にて大当たり状態となる第1特別図柄又は第2特別図柄が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段にて大当たり演出表示が行われているとき、第1始動口6への遊技球の入賞によるものか、又は第2始動口7aへの遊技球の入賞によるものかを報知させるものである。すなわち、第1始動口6又は第2始動口7aに遊技球が入賞して図柄表示手段5にて図柄が変動表示した後、大当たり状態を発生させる所定の図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)が停止表示されているとき、或いは大当たり状態が発生して所定の大当たり演出表示が図柄表示手段5にて行われているとき、図4、5に示すように、停止図柄の表示や大当たり演出とは別個に図柄表示手段5に報知の表示を行わせるのである。
例えば、本実施形態に係る報知手段26は、図柄表示手段5にて大当たり状態を発生させる所定の図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)が停止表示されているとき(大当たり演出時も同様)、第1始動口6への遊技球の入賞によるものの場合は、図4に示すように、図柄表示手段5の一部(図柄の停止表示や大当たり演出を妨げない位置が好ましい)に「第1始動口の入賞による大当たり」なる報知の表示を行わせる一方、第2始動口7aへの遊技球の入賞によるものの場合は、図5に示すように、図柄表示手段5の一部(図柄の停止表示や大当たり演出を妨げない位置が好ましい)に「第2始動口の入賞による大当たり」なる報知の表示を行わせるようになっている。
なお、図柄表示手段5にて大当たり状態を発生させる所定の図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)が停止表示されているとき(大当たり演出時も同様)、第1始動口6への遊技球の入賞によるものの場合は、図6に示すように、第1特別図柄保留表示部15を点滅表示させるとともに、第2始動口7aへの遊技球の入賞によるものの場合は、図7に示すように、第2特別図柄保留表示部16を点滅表示させるようにしてもよい。
しかるに、第1特別図柄保留ランプ15及び第2特別図柄保留ランプ16に代えて、図8、9に示すように、図柄表示手段5の一部に保留球の個数を表示する(図柄表示手段5にて図柄が変動表示されている間において、第1始動口6に遊技球が入賞した場合の保留球の個数を第1特別図柄保留表示部15’、第2始動口7aに遊技球が入賞した場合の保留球の個数を第2特別図柄保留表示部16’にてそれぞれ表示する)ものに適用してもよい。
この場合、例えば図柄表示手段5における図柄の変動表示が第1始動口6への遊技球の入賞を契機としたものである場合においては、図8に示すように、第1特別図柄保留表示部15’の表示を第2特別図柄保留表示部16’の表示より大きく(又は第1特別図柄保留表示部15’を点滅表示)して報知を行わせる一方、図柄表示手段5における図柄の変動表示が第2始動口7aへの遊技球の入賞を契機としたものである場合においては、図9に示すように、第2特別図柄保留表示部16’の表示を第1特別図柄保留表示部15’の表示より大きく(又は第2特別図柄保留表示部16’を点滅表示)して報知を行わせることができる。そして、図柄表示手段5にて大当たり状態となる図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段5にて大当たり演出表示が行われているとき、図4、5に示すように、第1始動口6への遊技球の入賞によるものか、又は第2始動口7aへの遊技球の入賞によるものかを報知させるようにしてもよい。
さらに、報知手段26による報知は、上記図柄表示手段5にて行うものに代えて或いは加えて、パチンコ遊技機1が具備する演出のための演出手段を特別な形態で作動させることにより行われるものとしてもよい。例えば可動役物の動作(通常とは異なる特別な動作等)、ランプの点滅又は点灯、スピーカからの音声又は効果音の出力等により、報知手段26による報知を行わせるようにしてもよい。
なお、報知手段26は、図柄表示手段5による表示にて報知させるものとされ、例えば遊技状態が第2の態様のとき、図柄表示手段5における図柄の変動表示が第1始動口6への遊技球の入賞を契機としたものである場合においては、図10に示すように、図柄表示手段5の一部(図柄の変動表示を妨げない位置が好ましい)に「第1始動口の入賞による変動中」なる報知の表示を行わせる一方、図柄表示手段5における図柄の変動表示が第2始動口7aへの遊技球の入賞を契機としたものである場合においては、当該報知の表示を行わせないよう構成してもよい。
また、報知手段26は、例えば遊技状態が第1の態様のとき、図柄表示手段5における図柄の変動表示が第2始動口7aへの遊技球の入賞を契機としたものである場合においては、図11に示すように、図柄表示手段5の一部(図柄の変動表示を妨げない位置が好ましい)に「第2始動口の入賞による変動中」なる報知の表示を行わせる一方、図柄表示手段5における図柄の変動表示が第1始動口6への遊技球の入賞を契機としたものである場合においては、当該報知の表示を行わせないよう構成してもよい。
上記実施形態によれば、図柄表示手段5にて大当たり状態となる第1特別図柄又は第2特別図柄が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段5にて大当たり演出表示が行われているとき、第1始動口6への遊技球の入賞によるものか、又は第2始動口7aへの遊技球の入賞によるものかを報知させる報知手段26を具備したので、図柄表示手段5にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段5にて大当たり演出表示が行われているときにおいて、何れの始動口への遊技球の入賞による大当たりなのかを確実に報知することができる。
また、報知手段26は、図柄表示手段5に表示させて報知するので、図柄表示手段5にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段5にて大当たり演出表示が行われているときにおいて、何れの始動口への遊技球の入賞による大当たりなのかをより確実に報知することができる。さらに、報知手段26による報知は、パチンコ遊技機1が具備する演出のための演出手段を特別な形態で作動させれば、図柄表示手段5における図柄の表示又は演出表示等を妨げることなく、何れの始動口への遊技球の入賞による大当たりなのかを報知することができる。
なお、報知手段26は、第2の態様のとき、図柄表示手段5における図柄の変動表示が第1始動口6への遊技球の入賞を契機としたものに限り、当該図柄の変動表示が第1始動口6への遊技球の入賞を契機としたものであることを報知させるよう構成すれば、何れの始動口(第2の態様のときの第1始動口6)への遊技球の入賞を契機とした図柄の変動なのかを報知し得るとともに、技者にとってあまり関心のない報知(第2の態様のときの第2始動口7aの入賞)を抑制して他の演出を妨げてしまうのを抑制することができる。
すなわち、第2の態様のとき、図柄表示手段5における図柄の変動表示が第1始動口6への遊技球の入賞を契機としたものであれば、その旨を報知するので、遊技者にとって関心のある有利な状態から不利な状態となる可能性を把握させることができるとともに、特別図柄表示手段における図柄の変動表示が第2始動口への遊技球の入賞を契機としたものであれば、その旨を報知しないので、遊技者にとってあまり関心がない報知が頻繁になされてしまうのを抑制でき、他の演出を妨げてしまうのを抑制できるのである。
また、報知手段26は、第1の態様のとき、図柄表示手段5における図柄の変動表示が第2始動口7aへの遊技球の入賞を契機としたものに限り、当該図柄の変動表示が第2始動口7aへの遊技球の入賞を契機としたものであることを報知させるよう構成すれば、何れの始動口(第1の態様のときの第2始動口7a)への遊技球の入賞を契機とした図柄の変動なのかを報知し得るとともに、遊技者にとってあまり関心のない報知を抑制して他の演出を妨げてしまうのを抑制することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。報知手段26は、図柄の変動表示中における報知を行わず、図柄表示手段5にて大当たり状態となる第1特別図柄又は第2特別図柄が停止表示されたとき、又は当該図柄表示手段5にて大当たり演出表示が行われているときに限り報知するものとされている。また、本実施形態においては、第2特別図柄の変動表示を第1特別図柄の変動表示よりも優先して行わせているが、かかる優先を行わせないものとしてもよい。
図柄表示手段にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたときに限り、又は当該図柄表示手段にて大当たり演出表示が行われているときに限り、第1始動口への遊技球の入賞による大当たりか、又は第2始動口への遊技球の入賞による大当たりかを図柄表示手段に表示させて報知させる報知手段を具備した遊技機であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1…パチンコ遊技機
2…ガラス板
3…前面枠
4…遊技盤
5…図柄表示手段
6…第1始動口
7…電動チューリップ(開閉手段)
7a…第2始動口
8…大入賞口
9…ゲート
10…第1特別図柄表示手段
11…第2特別図柄表示手段
12…普通図柄表示手段
13…受け皿
14…ハンドル
15…第1特別図柄保留ランプ
16…第2特別図柄保留ランプ
17…メイン制御基板
18…サブ制御基板
19…演出制御基板
20…ランプ制御基板
21…払出制御基板
22…抽選手段
23…記憶手段
24…保留球処理手段
25…変動表示制御手段
26…報知手段

Claims (2)

  1. 遊技球が入賞可能な第1始動口及び第2始動口と、
    前記第2始動口への遊技球の入賞を規制する閉止状態及び前記第2始動口への遊技球の入賞を許容する開成状態との間で動作可能な開閉手段と、
    前記第1始動口又は第2始動口に遊技球が入賞したことを条件として大当たりか否か判定可能な遊技データを取得し得るとともに、前記開閉手段を制御することにより、前記第2始動口への入賞機会が少なく設定された第1の態様、又は所定条件の成立により前記第1の態様よりも前記第2始動口への入賞機会が増加した第2の態様とすることができるメイン制御基板と、
    図柄を変動表示又は停止表示可能な図柄表示手段と、
    前記第1始動口又は第2始動口に遊技球が入賞すると図柄を前記図柄表示手段にて変動表示させるとともに、前記第1始動口に遊技球が入賞したことを条件として前記メイン制御基板が取得した遊技データに応じて図柄を前記図柄表示手段にて停止表示させ、又は前記第2始動口に遊技球が入賞したことを条件として前記メイン制御基板が取得した遊技データに応じて図柄を前記図柄表示手段にて停止表示させる演出制御基板と、
    を具備し、前記図柄表示手段にて所定の図柄が停止表示されると遊技者に有利な大当たり状態が発生し、多数の賞球を獲得可能とされた遊技機において、
    前記図柄表示手段にて大当たり状態となる図柄が停止表示されたときに限り、又は当該図柄表示手段にて大当たり演出表示が行われているときに限り、前記第1始動口への遊技球の入賞による大当たりか、又は前記第2始動口への遊技球の入賞による大当たりかを前記図柄表示手段に表示させて報知させる報知手段を具備したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記報知手段による報知は、遊技機が具備する演出のための演出手段を特別な形態で作動させることにより行われることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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