JP5925883B2 - 連続して接合されたパターンを有するトップシートを有する使い捨て吸収性物品 - Google Patents

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Description

本開示は、トップシート、バックシート、獲得層、及び吸収性コアを有する、使い捨て吸収性物品、より具体的には連続して接合されたパターンを有するトップシートを有する使い捨て吸収性物品に関連する。
尿又は糞などの身体排出物を受容しかつ保持するための使い捨て吸収性物品は、既知である。それらの例としては、使い捨ておむつ、トレーニングパンツ、生理用ナプキン、及び成人用失禁物品が挙げられる。典型的には、そのような物品は、着用者の身体に面する液体透過性トップシートと、着用者の衣類に面する液体不透過性バックシートと、液体透過性トップシートとバックシートとの間に介在する吸収性コアと、を含む。
市場に発表されてから、使い捨て吸収性物品は、快適性、フィット感、及び機能性に関して改善され続けている。このような吸収性物品のトップシートは、排出された物質を吸収及び/又は閉じ込めるように、また身体滲出物を着用者の皮膚及び着用者の衣類並びに寝具から隔離するように機能することが可能である。場合によっては、これらの基材は、第一に、実質的に滑らかであり平坦で、外観的に訴求力がない。例えば吸収性、フィット感、及びコスト削減など、吸収性物品の構成要素のその他の機能性手段が改善するように変更されると、トップシートの性能及び/又は外観が悪影響を受ける場合がある。これらの基材を、それらに特定の外観を与えるように変更する取り組みが行なわれている。例えば、このような基材を、より柔らかい、キルトでできた、及び/又は布様外観を示すように変更することが可能である。いくつかの例において、これらの基材は、介護人に、比較的薄い吸収性物品が十分な吸収性をもたらすことを伝える、内部設計指標を含むように修正されてもよい。したがって、不織布及び/又はプラスチックフィルムは場合によって、物理的な、又は実際の三次元パターンをもたらすように、修正される。基材に実際の三次元外観をもたらす既知の方法の非限定的な例としては、エンボス加工が挙げられる。吸収能力はおむつにとって非常に重要であるが、消費者は、特に着用者の皮膚と直接接触する物品の領域、例えばおむつのトップシートにおいてソフトな手触りを有する製品も高く評価する。例えばトップシートの製造に用いられる特定の繊維の種類を選択することによって、又は材料(例えば、不織布材料)内で接合する繊維を減らすことによって、トップシートの柔軟性を高めるための試みがなされてきた。典型的には、繊維の接合は、材料に強度を付与する。強度は、吸収性物品の使用中、更には製造プロセス中に、破断に対する抵抗を提供するために必要である。しかし残念なことに、例えば、柔軟性を高めるために接合領域を減少させるといった、トップシートの柔軟性を高めるための工程を実施する場合、強度に悪影響を与える場合がある。
したがって、優れた性能を呈し、外観的に満足のいくトップシートを有する改善された吸収性物品に対する必要性がある。
特定の坪量を有し、連続して接合されたパターンを上に作製する前にトップシートを活性化させることを特徴とするトップシートであって、多数の連続パターンが、トップシートの長手方向に沿って任意に配置されているトップシートが開示されている。トップシートは任意に、予備接合、エンボス加工、不透明性、及び/又は着色を更に特徴とする。
おむつの平面図。 図1の断面線2−2に沿って取られた、図1に示されるおむつの断面図。 吸収性コア層の部分断面図。 吸収性コア層の部分断面図。 本明細書に記載される第1吸収性コア層と第2吸収性コア層との組み合わせを含む吸収性コアの部分断面図。 本明細書に記載される第1吸収性コア層と第2吸収性コア層との組み合わせを含む吸収性コアの部分断面図。 連続して接合されたパターンを含むおむつのトップシートの平面図。 連続して接合されたパターンを含むおむつのトップシートの平面図。 連続して接合されたパターンを含むおむつのトップシートの平面図。 連続して接合されたパターンを含むおむつのトップシートの平面図。
本開示を理解する上で、以下の用語が有用であり得る。
「吸収性物品」とは、身体排出物を吸収して閉じ込める装置のことを指し、より詳細には、着用者の身体に接して又は近接して置かれることによって、身体から排出される様々な排出物を吸収して閉じ込める装置のことを指す。吸収性物品としては、おむつ、トレーニングパンツ、成人用失禁下着、女性用衛生製品、胸パッド、ケアマット、よだれ掛け、創傷包帯製品、及び同種のものを挙げることができる。本明細書で使用するところの用語「体液」又は「身体排出物」としては、これらに限定されるものではないが、尿、血液、膣排出物、母乳、汗及び糞便が挙げられる。
「吸収性コア」は、吸収性物品が受け取った液体を吸収し封入するために、吸収性物品のトップシートとバックシートとの間に配置され得る構造体を意味し、1つ又は2つ以上の基材と、1つ又は2つ以上の基材上に配置された吸収性ポリマー材料と、吸収性粒子状ポリマー材料を1つ又は2つ以上の基材上に固定化するための、吸収性粒子状ポリマー材料上及び1つ又は2つ以上の基材の少なくとも一部分上の熱可塑性組成物とを含んでもよい。多層吸収性コアでは、吸収性コアはまたカバー層も含んでもよい。1つ又は2つ以上の基材及びカバー層は、不織布を備えてもよい。更に、吸収性コアは、実質的にセルロースを含まなくてもよい。吸収性コアには、吸収性物品の獲得システム、トップシート、又はバックシートは含まれない。特定の実施形態では、吸収性コアは、1つ又は2つ以上の基材、吸収性ポリマー材料、熱可塑性組成物、及び必要に応じて用いられるカバー層から基本的に構成される。
「吸収性ポリマー材料」、「吸収性ゲル材料」、「AGM」、「超吸収体」、及び「超吸収性材料」は、本明細書において互換可能に使用され、遠心分離保持容量試験(Edana 441.2−01)を使用して測定した場合に、重量の少なくとも5倍の0.9%生理食塩水を吸収することが可能な架橋ポリマー材料のことを指す。
本明細書において「吸収性粒子状ポリマー材料」とは、乾燥状態で流動性を有する粒子状形態である吸収性ポリマー材料のことを指して使用される。
「吸収性粒子状ポリマー材料領域」は、本明細書で使用するとき、第1基材64及び第2基材72が多数の超吸収性粒子によって隔てられているコアの領域を指す。図8では、吸収性粒子状ポリマー材料領域の境界は、重なり合った円の外辺部によって画定される。この外辺部の外側には、第1基材64と第2基材72との間にいくつかの外部超吸収性粒子が存在してもよい。
本明細書で使用するところの用語「活性化」とは、歯と溝との噛み合いによって発生する引っ張り歪みによって中間のウェブ部分を延伸又は伸長する任意のプロセスを意味する。こうしたプロセスは、通気性フィルム、伸縮性複合材料、孔あき材料及びテクスチャ加工材料などの多くの物品の製造において有用であることが分かっている。不織布では、延伸によって繊維再配向、繊維のデニール及び/又は断面の変化、坪量の低下、及び/又は中間ウェブ部分の制御された繊維破壊をもたらすことができる。一般的な活性化方法としては、例えば、当該技術分野ではリングロール加工として知られるプロセスがある。
本明細書において「エアフェルト」とは、セルロース繊維の一形態である粉砕木材パルプのことを指して使用される。
本明細書で使用するとき、用語「坪量」とは、単位面積当たりの乾燥繊維材料の質量、即ち、単位面積当たりの乾燥シートの質量、例えば、1平方メートル当たりのグラム数(gsm)を指す。
用語「身体に面する表面」及び「身体に面する側面」は、吸収性物品を装着したときに着用者の身体に面する吸収性物品及び/又はその構成要素の表面を指し、用語「衣類に面する表面」及び「衣類に面する側面」は、吸収性物品を装着したときに着用者の身体とは反対側の吸収性物品及び/又はその構成要素の表面を指す。吸収性物品と、トップシート、バックシート、吸収性コアを含むその構成要素と、その構成要素材料のあらゆる個々の材料とは、身体に面する表面及び/又は側面、及び衣類に面する表面及び/又は側面を有する。
本明細書で使用するところの用語「2要素繊維(bicomponent fiber)」とは、別々の押出成形機から押し出された少なくとも2種類の異なるポリマーを合わせて紡糸し、1本の繊維として形成した繊維を指す。2要素繊維は、複合繊維又は多要素繊維と呼ばれることもある。各ポリマーは、2要素繊維の断面においてほぼ位置が一定した異なる領域に配され、2要素繊維の長さに沿って連続的に延びる。そのような2要素繊維の構成は、例えば、1つのポリマーが別のポリマーにより包囲されたシース/コア配置とするか、又はサイドバイサイド配置、パイ型配置、又は「海島型」配置とすることができる。
「含む(comprise)」、「含んでいる(comprising)」、及び「備える(comprises)」は非限定的な用語であり、それぞれの語の後に記載されるもの(例えば構成要素)の存在を特定するものであるが、他の特徴(例えば要素、工程、当該技術分野において既知であるか、又は本明細書に開示される構成要素)の存在を除外するものではない。
本明細書において「基本的に〜からなる」とは、例えば特許請求の範囲におけるような発明の主題の範囲を、特定の要素又は工程、及び発明の主題の基本的かつ新規な特徴に実質的に影響を及ぼさないものに限定するために使用される。
「連続」とは、接合パターンが、少なくとも1つの経路に沿って断絶又は分断なしに連続して延在する接合領域を含むことを指す。すなわち、パターンの断絶又は分断を横断することなく、連続接合パターン全体に沿って辿ることができる。連続接合パターンは、接合された領域と接合されない領域とを相互連結する移行領域を実質的に含まないか、又は全く含まない可能性がある。
「使い捨て式の」とは、その通常の意味において、様々な期間にわたって、限定された使用回数、例えば約20回未満、約10回未満、約5回未満、又は約2回未満の後に処分又は廃棄される物品を意味するものとして使用される。
「おむつ」とは、幼児及び失禁患者によって胴体下部の周囲に一般に着用されることにより着用者の腰部及び脚部を包囲する吸収性物品のことであって、尿及び糞便を受容して閉じ込めるように特に適合されたもののことを指す。本明細書で使用するとき、用語「おむつ」は、以下で定義されている「パンツ」も包含する。
「繊維」及び「フィラメント」は、同じ意味で使用される。
本明細書で使用するとき、「結合されている」という用語は、ある要素を別の要素に直接取り付けることによって、その要素がその別の要素に直接取り付けられる構成、及びある要素を中間部材(1つ又は2つ以上)に取り付けてから、その中間部材を別の要素に取り付けることによって、その要素がその別の要素に間接的に取り付けられる構成を包含する。
「長手方向」は、物品が平らに延ばされた非収縮状態のときに吸収性物品の腰部縁部から長手方向に対向する腰部縁部まで、又は、2つ折りにされた物品では、腰部縁部から股部の底(即ち、折り目)まで、実質的に垂直に走る方向を意味する。長手方向から45度以内の方向は、「長手方向である」と考えられる。「横方向」とは、物品の長手方向に延びる側縁部からから、反対側の長手方向に延びる側縁部までわたり、かつ長手方向軸にほぼ垂直である、方向を指す。横方向の45度以内の方向は「横方向」であると見なされる。
用語「機械方向」(MD)は、本明細書において、プロセスを通過する材料の方向を指すために用いられる。加えて、材料の相対的配置及び動きは、プロセスの上流からプロセスの下流へと、プロセス全体で機械方向に流れるものとして記述され得る。用語「横断方向」(CD)は、本明細書において、機械方向に対してほぼ垂直な方向を指すために使用される。
「不織布」は、一方向に又は不規則に配向され、摩擦及び/又は粘着及び/又は接着により接合された繊維の、人造シート、ウェブ、又はバットであるが、紙と、縫うかどうかを問わず、織られた、編まれた、房状の、糸若しくはフィラメントの結合を組み込んでステッチボンドされた、又は湿式ミリングによるフェルト加工された製品と、を除く。繊維は天然のものでも人工のものでもよく、ステープル又は連続フィラメントであってもよく、あるいはその場で形成することもできる。市販の繊維は、約0.001mm未満〜約0.2mmを上回る範囲の直径を有し、幾つかの異なる形態、すなわち、短繊維(ステープル又は細断繊維として知られる)、連続単繊維(フィラメント又はモノフィラメント)、撚り合わせていない連続フィラメントの束(タウ糸)、及び連続フィラメントの撚り束(編み糸)として提供されている。不織布は、メルトブローイング、スパンボンディング、溶剤紡糸、電界紡糸、及びカーディングなどの多くのプロセスによって形成することができる。不織布の坪量は、通常、1平方メートル当たりのグラム数(gsm)で表される。
本明細書で使用するところの「パンツ」又は「トレーニングパンツ」とは、幼児又は成人の着用者用に設計された、腰部開口部及び脚部開口部を有する使い捨て式衣類のことを指す。パンツは、着用者の脚を脚部開口部に挿入し、パンツを着用者の胴体下部の周囲にまでずらすことによって着用者に対して定位置に置くことができる。パンツは、再取り付け可能な及び/又は再取り付け不可能な結合(例えば、縫い目、溶接、接着剤、粘着結合、締め具など)を使用する物品の一部分の相互接合を含むが、これらに限定されない好適な任意の技術により予備成形されてもよい。パンツは、物品の外周に沿った任意の位置において予備成形することができる(例えば、側面固定、前腰部固定)。用語「パンツ(単数又は複数)」が本明細書では使用されるが、パンツは、一般に「密閉型おむつ」、「事前締着型おむつ」、「プルオン型おむつ」、「トレーニングパンツ」、及び「おむつパンツ」とも呼ばれる。好適なパンツは、1993年9月21日にHasseらに発行された、米国特許番号第5,246,433号、1996年10月29日にBuellらに発行された、米国特許番号第5,569,234号、2000年9月19日にAshtonに発行された、米国特許番号第6,120,487号、2000年9月19日にJohnsonらに発行された、米国特許番号第6,120,489号、1990年7月10日にVan Gompelらに発行された、米国特許番号第4,940,464号、1992年3月3日にNomuraらに発行された、米国特許番号5,092,861号、2002年6月13日に出願された、米国特許出願番号第2003/0233082 A1号、表題「Highly Flexible And Low Deformation Fastening Device」、1999年4月27日にKlineらに発行された、米国特許番号第5,897,545号、1999年9月28日にKlineらに発行された、米国特許番号第5,957,908号。
本明細書で使用するところの「実質的にセルロースを含まない」とは、10重量%未満のセルロース繊維、5重量%未満のセルロース繊維、1重量%未満のセルロース繊維を含むか、まったくセルロース繊維を含まないか、あるいはごく微量のセルロース繊維しか含まない吸収性コアなどの物品のことを述べるのに使用される。ごく微量のセルロース材料は、吸収性コアの薄さ、可撓性、又は吸収性に大きく影響することはない。
「実質的に連続的に分布した」とは、本明細書で使用するとき、吸収性粒子状ポリマー材料領域において、第1基材64及び第2基材72が多数の超吸収性粒子によって隔てられていることを示す。吸収性粒子状ポリマー材料領域内において、第1の基材64と第2の基材72との間に小さな偶然接触領域が存在してもよいことが認められる。第1の基材64と第2の基材72との間にある偶然接触領域は、意図的であっても意図的でなくてもよい(例えば人工物の製造)が、枕状体(pillows)、ポケット、管、キルトパターンなどのような幾何学的配列を形成しない。
本明細書で使用するところの「熱可塑性接着材料」とは、それから繊維が形成され、その繊維が乾燥及び湿潤状態の両方において超吸収性材料を固定することを目的として超吸収性材料に適用されるポリマー組成物を含むものとして理解される。本開示の熱可塑性接着剤材料は、超吸収性材料を覆って繊維性網状組織を形成する。
「厚さ」及び「キャリパー」は、本明細書において同じ意味で使用される。
実施形態によっては、吸収性物品はおむつである。便宜上、例示的な吸収性物品は、おむつを参照して説明される。当業者は、他の吸収性物品も、トップシート及び本明細書に開示される関連部品で組み立てることができることを認識するであろう。
図1は、おむつ10が広げた非収縮状態(弾性による収縮がない)で示された平面図であり、おむつ10の一部は、おむつ10の下部構造をより明瞭に示すために、切り取られている。着用者に接触するおむつ10の部分は、図1において観察者の方を向いている。おむつ10は一般に、シャーシ12と、シャーシ内に配置される吸収性コア14と、を備えることが可能である。
図1のおむつ10のシャーシ12は、液体透過性であり得るトップシート18、及び/又は液体不透過性であり得るバックシート20を含む、外側カバー16を含んでもよい。吸収性コア14は、トップシート18とバックシート20との間に包まれていることもある。シャーシ12は、サイドパネル22、弾性レッグカフ24、及び弾性ウエスト機構26を更に含んでもよい。
レッグカフ24及び弾性ウエスト機構26はそれぞれ、弾性部材28を含み得る。おむつ10の1つの末端部は、おむつ10の第1の腰部区域30として構成されてもよい。おむつ10の反対側の末端部は、おむつ10の第2の腰部区域32として構成されてもよい。おむつ10の中間部分は、股領域34として構成されてもよく、これは、第1の腰部区域30と第2の腰部区域32との間を長手方向に延びている。腰部区域30及び32は、着用者のウエストの周りでギャザーを寄せて改善されたフィット性及び封入性をもたらすように、弾性要素を包含してもよい(弾性ウエスト機構26)。股区域34は、おむつ10が装着されるとき、着用者の脚部の間に概ね存在する、おむつ10の諸部分である。
おむつ10は、長手方向軸36及び横方向軸38を有するものとして、図1に表される。おむつ10の外周40は、長手方向縁部42がおむつ10の長手方向軸36にほぼ平行に延び、終縁部44がおむつ10の横断方向軸線38にほぼ平行に長手方向縁部42の間を延びる、おむつ10の外側縁部によって画定される。シャーシ12は、締結装置もまた含んでよく、これは少なくとも1つの締結部材46と、少なくとも1つの格納されたランディング領域48とを包含してもよい。
また、おむつ20は当該技術分野において既知のその他の機構(前及び後耳パネル、ウエストキャップ機構、弾性体などを包含する)を含み、フィット性、封入性、審美特性を向上させてもよい。このような追加的な特徴は、米国特許番号第3,860,003号、及び同第5,151,092号に記載される。
おむつ10を着用者の周囲の定位置に保持するため、第1の腰部領域30の少なくとも一部を、締結部材46により第2の腰部領域32の少なくとも一部に取り付けることによって、脚部開口部及び物品の腰部開口部を形成することができる。締結する時、締結システムが物品の腰部周辺の引張荷重を支える。締結装置により、物品のユーザーは、締結装置の1要素、例えば締結部材46を持ち、少なくとも2箇所で第1腰部区域30を第2腰部区域32に連結させることができる。これは、締結装置の要素間の結合強度を操作することによって実現することができる。
いくつかの実施形態によると、おむつ10は、再閉鎖可能な締着装置を備えることが可能であり、あるいは、パンツ型おむつの形態で提供され得る。吸収性物品がおむつである場合、おむつを着用者に固定するために、シャーシに接合した再閉止可能な締結装置を含むことが可能である。吸収性物品がパンツ型おむつである場合、物品は、シャーシに、また互いに接合された少なくとも2つのサイドパネルを含んで、パンツを形成することが可能である。締結システム及びその任意の要素は、これらに限定されるものではないが、プラスチック、フィルム、発泡体、不織布、織布、紙、積層体、繊維強化プラスチックなど、又はこれらの組み合わせを含む、こうした用途に適した任意の材料を含み得る。特定の実施形態では、締結装置を構成する材料は、可撓性であり得る。こうした可撓性により、締結システムを身体の形状に適合させることができるため、締結システムが着用者の皮膚を刺激したり傷つけたりする可能性を低減させることができる。
トップシート18、バックシート20、及び吸収性コア14は、例えば、米国特許番号第5,554,145号、第5,569,234号、及び第6,004,306号に一般的に記載されるような、様々な構成で組み立てられてもよい。使い捨て吸収性物品を構築及び構成するための、おむつを組み立てる方法は、当該技術分野において既知の従来の技術を含む。例えば、バックシート及び/又はトップシートは、接着剤の均一な連続層、接着剤の模様付き層、又は接着剤の別個の線、螺旋、若しくは点の配列により、吸収性コアに結合させるか、又は互いに結合させることができる。申し分ないことが判明した接着剤は、H.B.Fuller Company(St.Paul,Minnesota)によって、HL−1258又はH−2031の名称で製造されている。
いくつかの実施形態では、図1のトップシート18は、全体的に又は部分的に伸縮性を持たせてもよく、あるいは縮小してトップシート18と吸収性コア14との間に空間を提供してもよい。弾性のある又は収縮されたトップシートを含む代表的な構造体が、米国特許第5,037,416号及び同第5,269,775号により詳細に記載されている。本開示のトップシートの更なる説明を以下に述べる。
バックシート26は、トップシート18に接合されてもよい。バックシート20は、吸収性コア14に吸収され、おむつ10内に収容される排出物が、ベッドシーツ及び下着などの、おむつ10に接触する可能性があるその他の外部物品を汚すのを防いでもよい。特定の実施形態では、バックシート26は、液体(例えば、尿)に対して実質的に不透過性であってもよく、不織布のラミネート及び約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有する熱可塑性フィルムのような、薄いプラスチックフィルムを含んでもよい。好適なバックシートフィルムとしては、Tredegar Industries Inc.(Terre Haute,Ind.)の製造する、X15306、X10962、及びX10964の商品名で販売されるものが挙げられる。他の好適なバックシート材料としては、蒸気をおむつ10から逃がす一方で液体排出物がバックシート10を通過するのを依然として防止する通気性材料を挙げてもよい。代表的な通気性材料としては、織布ウェブ、不織ウェブ、フィルムコーティング不織ウェブなどの複合材料、並びにESPOIR NOの呼称で日本の三井東圧株式会社(Mitsui Toatsu Co.)により製造されているミクロ孔質フィルム及びEXXAIREの名称でEXXON Chemical Co.(Bay City,Tex.)により製造されているようなミクロ孔質フィルムなどの材料を挙げることができる。ポリマーブレンドを含む適した通気性複合材料は、名称HYTRELブレンドP18−3097として、Clopay Corporation(Cincinnati,OH)から入手可能である。このような通気性複合材料は、国際公開特許出願第WO 95/16746号(1995年6月22日公開、E.I.DuPont)に詳述されている。不織布及び孔形成フィルムを含む他の通気性バックシートは、米国特許第5,571,096号に記載されている。
図2は、断面線2−2に沿って取られた、図1に示されるおむつの断面図である。図2に示されるように、トップシート18は、内部の身体に面する表面を画定してもよく、バックシートは、おむつ10の外側の衣類に面する表面を画定してもよい。吸収性コア14は典型的には、トップシートとバックシートとの間に位置付けられてもよい。おむつ10は、液体透過性トップシート18と吸収性コア14の着用者に面する側との間に配置される獲得システム50を含んでもよい。獲得システム50は、吸収性コアと直接接触していてよい。獲得システム50(また、本明細書においては液体獲得層50とも称される)は、着用者の皮膚の方を向く上方獲得層52(本明細書においてはまた、第1獲得層52とも称される)などの単一又は多数の層、及び着用者の衣類の方を向く下方獲得層54(本明細書においては、第2獲得層54とも称される)などの、単一層、又は多層を含み得る。いくつかの実施形態では、捕捉システム50は、尿の放出などの大量の液体を受容するように機能し得る。換言すれば、獲得システム50は、吸収性コア14が液体を吸収できるまで液体の一時的リザーバとしての機能を果たしてもよい。
いくつかの実施形態において、獲得システム50は、化学的に架橋したセルロース繊維を含み得る。このような架橋されたセルロース繊維は、所望の吸収特性を有し得る。代表的な化学的に架橋されたセルロース繊維については、米国特許第5,137,537号に開示されている。特定の実施形態では、化学的に架橋されたセルロース繊維は、グルコース単位に基づいて、0.5モル%〜10.0モル%のC〜Cポリカルボン酸架橋剤で、又は1.5モル%〜6.0モル%のC〜Cポリカルボン酸架橋剤で架橋される。クエン酸は代表的な架橋剤の1つである。他の実施形態においては、ポリアクリル酸が使用され得る。更に、いくつかの実施形態によると、架橋されたセルロース繊維は、25〜60、又は28〜50、又は30〜45の保水値を有する。保水値を決定するための方法は、米国特許第5,137,537号に開示されている。いくつかの実施形態によると、架橋されたセルロース繊維は、捲縮されるか、撚り合わされるか、又はカールされてもよく、あるいは、捲縮、撚り合わせ、及びカールを包含するそれらの組み合わせであってもよい。
いくつかの実施形態において、上方獲得層52及び下方獲得層54の一方又は両方が、親水性であり得る、不織布を含み得る。更に、いくつかの実施形態によると、上方獲得層52及び下方獲得層54の一方又は両方が化学的に架橋されたセルロース繊維を含んでもよく、これらセルロース繊維は不織布材料の一部を形成しても形成しなくてもよい。いくつかの実施形態によると、上方獲得層52は、架橋されたセルロース繊維を有さない不織布を含んでもよく、下方獲得層54は、化学的に架橋されたセルロース繊維を含んでもよい。更にいくつかの実施形態によると、下方獲得層54は、天然又は合成高分子繊維などの他の繊維と混合された、化学的に架橋されたセルロース繊維を含んでもよい。いくつかの実施形態によれば、このような他の天然又は合成ポリマー繊維としては、表面積の大きな繊維、熱可塑性結合繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、PET繊維、レーヨン繊維、リオセル繊維、及びこれらの混合物を挙げることができる。いくつかのの実施形態によると、下方獲得層54は、全乾燥重量を有し、架橋されたセルロース繊維は、上方獲得層において乾燥重量基準で下方獲得層54の30重量%〜95重量%の量で存在しており、また、その他の天然又は合成高分子繊維は、下方獲得層54において乾燥重量基準で下方獲得層54の70重量%〜5重量%の量で存在している。別の実施形態によれば、架橋されたセルロース繊維は、乾燥重量基準で下方獲得層54の80重量%〜90重量%の量で第1獲得層中に存在し、他の天然又は合成ポリマー繊維は、乾燥重量基準で下方獲得層54の20重量%〜10重量%の量で下方獲得層54中に存在する。
例えば、いくつかの実施形態では、下方獲得層54は、70重量%の化学的に架橋されたセルロース繊維、10重量%のポリエステル(PET)、及び20重量%の未処理のパルプ繊維を含んでもよい。第2実施形態によると、下方獲得層54は、70重量%の化学的に架橋されたセルロース繊維、20重量%のリオセル繊維、及び10重量%のPET繊維を含んでもよい。第3実施形態によると、下方獲得層54は、68重量%の化学的に架橋されたセルロース繊維、16重量%の未処理のパルプ繊維、及び16重量%のPET繊維を含んでもよい。一実施形態では、下部捕捉層54は、90〜100重量%の化学的に架橋されたセルロース繊維を含んでもよい。
上方獲得層52及び下方獲得層54のための好適な不織布材料としては、スパンボンド層、メルトブロー層、及び更なるスパンボンド層を含む、SMS材料が挙げられるが、これらに限定されない。ある実施形態では、永久的に親水性の不織布、特に、耐久的に親水性コーティングされた不織布が望ましい。別の好適な実施形態は、SMMS構造を含む。ある実施形態では、不織布は多孔質である。
いくつかの実施形態において、好適な不織布材料には、PE、PET及びPPなどの合成繊維が挙げられるがこれらに限定されない。不織布製造のために使用されるポリマーは、本来疎水性であるため、これは親水性コーティングによりコーティングされ得る。耐久的に親水性のコーティングを用いて不織布を製造するための1つの方法は、同時係属中の米国特許公開第2005/0159720号に記載されているように、親水性モノマー及びラジカル重合反応開始剤を不織布上に塗布し、紫外線で活性化して重合を起こすことによって、不織布の表面に化学結合したモノマーを生成させるものである。耐久性のあるコーティングで不織布を製造するために別の方法は、米国特許番号第7,112,621号、及びPCT国際特許出願公開番号第02/064877に記載される、親水性微粒子で、不織布をコーティングするものである。
通常、微粒子は、750nm未満の最大寸法を有し得る。2〜750nmの範囲の寸法を有するナノ粒子が経済的に製造され得る。いくつかのナノ粒子は、水溶液中で容易に分散して、不織布上にコーティング塗布可能であり、典型的には透明なコーティングを形成し、水溶液から塗布されたコーティングは、典型的には水への曝露に対して十分に耐久性があり得ることである。ナノ粒子は、有機又は無機、合成又は天然であってよい。無機ナノ粒子は、一般に酸化物、ケイ酸塩、及び/又は、炭酸塩として存在する。好適なナノ粒子の典型例は、層状粘土鉱物(例えば、Southern Clay Products,Inc.(米国)からのLAPONITE(商標)、及びベーマイト(Boehmite)アルミナ(例えば、North American Sasol Inc.からのDisperal P2(商標))である。いくつかのの実施形態によると、好適なナノ粒子コーティングされた不織布は、米国特許出願番号第2004/0158212A1号に開示されるものである。
他の不織布は、米国特許番号第6,645,569号、同第6,863,933号、及び同第7,112,621号、加えて、米国特許出願番号第2003/0148684A1号、及び同第2005/0008839A1号に記載されている。
場合によっては、不織布表面は、ナノ粒子コーティングを塗布する前に、高エネルギー処理(コロナ、プラズマ)によって前処理済みであり得る。高エネルギーの前処理は、典型的には低表面エネルギー表面(PPなど)の表面エネルギーを一時的に増大させ、その結果、水中のナノ粒子の分散による不織布のより良好な濡れを可能にする。
恒久的に親水性の不織布は、吸収性物品の他の部分において使用され得る。例えば、いくつかの実施形態では、上記のような永久的に親水性の不織布を含むトップシート及び吸収性コア層が使用され得る。
いくつかの実施形態によれば、上方獲得層52は、外部圧力が加えられて取り除かれると良好な回復をもたらす材料を含んでもよい。更に、いくつかの実施形態によると、上方獲得層52は、例えば、上述した高分子繊維の種類から選択される、異なる繊維のブレンドを含んでもよい。いくつかの実施形態では、繊維の少なくとも一部分は、螺旋形状を有するスパイラル捲縮を呈してもよい。いくつかの実施形態では、上方獲得層52は、異なる程度又は異なるタイプの捲縮、又は両方の捲縮を有する繊維を含んでもよい。例えば、実施形態は、約3.15〜約4.72捲縮/cm(cpcm)(約8〜約12捲縮/インチ(cpi))、又は約3.54〜約3.94cpcm(約9〜約10cpi)を有する繊維の混合、及び約1.57〜約3.15cpcm、又は約1.97〜約2.76cpcm(約4〜約8cpi、又は約5〜約7cpi)を有する他の繊維を含み得る。異なる種類の捲縮としては、2D捲縮又は「平らな捲縮」、及び3D又はスパイラル捲縮が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの施形態によると、繊維は、異なる材料、通常は第1及び第2の高分子材料をそれぞれが含む個別の繊維である、バイコンポーネント繊維を包含してもよい。
特定の実施形態では、上方獲得層52は、ラテックス結合剤、例えば、スチレン−ブタジエンラテックス結合剤(SBラテックス)によって安定化されてもよい。そのようなラテックスを得るための方法は例えば、欧州特許公開番号第EP 0149880A2号、及び米国特許公開番号第2003/0105190号によるものが既知である。いくつかの実施形態では、結合剤は、約12重量%、約14重量%、又は約16重量%を超えて上方獲得層52に存在していてもよい。ある実施形態のために、SBラテックスは、商標名GENFLO(商標)3160(OMNOVA Solutions Inc.(Akron,Ohio))により入手可能である。
図1〜4、5A及び5Bに示されるような、吸収性コア14は、トップシート18とバックシート20との間に配置され得、第1吸収性層60及び第2吸収性層62の、2つの層を含み得る。図3に最もよく示されるように、吸収性コア14の第1吸収層60は、基材64と、基材64上の吸収性粒子状ポリマー材料66と、第1基材64上の吸収性粒子状ポリマー材料66を覆い不動化するための接着剤としての、吸収性粒子状ポリマー材料66上及び第1基材64の少なくとも一部上の熱可塑性組成物68とを含む。図4に例示された別の実施形態によると、吸収性コア14の第1吸収層60はまた、熱可塑性組成物68上の被覆層70を包含してもよい。
同様に、図2に図示されるように、吸収性コア14の第2吸収性層62は、基材72と、第2基材72上の吸収性微粒子ポリマー材料74と、第2基材72上の吸収性微粒子ポリマー材料74を不動化するための、吸収性微粒子ポリマー材料74上及び第2基材72の少なくとも一部の上の熱可塑性組成物66と、を含むことが可能である。例示されないが、第2吸収層62もまた、図4に例示された被覆層70のような被覆層を包含してもよい。
第1吸収層60の基材64はダスティング層と呼ばれることがあり、おむつ10のバックシート20に面する第1表面78と、吸収性粒子状ポリマー材料66に面する第2表面80とを有する。第2吸収層62の基材72はコアカバーと呼ばれることがあり、おむつ10のトップシート18に面する第1表面82と、吸収性粒子状ポリマー材料74に面する第2表面84とを有する。第1の基材64及び第2の基材72は、外周の周辺部で接着剤により互いに接着されて、吸収性微粒子ポリマー材料66及び74を吸収性コア14内に保持するための包みを、吸収性微粒子ポリマー材料66及び74の周りに形成することが可能である。
いくつかの実施形態において、第1吸収層60及び第2吸収層62の基材64、及び基材72は、上記の不織布材料のような、不織布材料であってもよい。いくつかの実施形態において、不織布は多孔質であり、約32マイクロメートルの孔径を有してもよい。
図5A及び5Bに示されるように、第1の層60及び第2の層62が組み合わされて、吸収性コア14を形成する。吸収性コア14は、吸収性粒子状ポリマー材料領域(図示せず)を有する。吸収性粒子状ポリマー材料領域の範囲及び形状は、吸収性コア14の所望の用途、及び組み込まれ得る特定の吸収性物品に応じて、様々であってよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、吸収性粒子状ポリマー材料領域は、吸収性コア14の実質的に全体にわたって延びる。いくつかの実施形態では、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74は、吸収性粒子状ポリマー材料領域全体にわたって実質的に連続して分布する。
吸収性コア14内に存在する吸収性微粒子ポリマー材料66及び吸収性微粒子ポリマー材料74の量は、様々であり得るが、ある実施形態では、吸収性コアの80重量%を超える、又は吸収性コアの85重量%を超える、又は吸収性コアの90重量%を超える、又はコアの95重量%を超える量で、吸収性コア内に存在する。いくつかの一実施形態では、吸収性コア14は、第1基材64、及び第2基材72、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74、並びに熱可塑性接着剤組成物68及び76によって基本的に構成される。いくつかの実施形態では、吸収性コア14は、実質的にセルロースを含まなくてもよい。
吸収性粒子状ポリマー材料領域は、着用時の快適性を増大するために吸収性物品の股部領域中で比較的狭い幅を有してもよい。故に、吸収性粒子状ポリマー材料領域は、吸収性物品の前縁部及び後縁部まで等間隔に位置する横断方向線に沿って測定したとき、約100mm、90mm、80mm、70mm、60mm未満、又は更に約50mm未満の幅を有してもよい。
おむつなど、いくつかの吸収性物品において、着用者の液状排泄物は、主におむつの前方半分において生じ得る。したがって、吸収性コア14の前側半分は、コアの吸収能力の大部分を占めるべきである。それ故、特定の実施形態によると、前記吸収性コア14の前側半分は、超吸収性材料の約60%超、又は超吸収性材料の約65%、70%、75%、80%、85%、又は90%超を含んでもよい。
特定の実施形態では、吸収性コア14は、一般的に圧縮性であり、適合性があり、着用者の皮膚に刺激がなく、かつ尿及び他の特定の身体排出物などの液体を吸収し保持することのできる、あらゆる吸収性材料を更に含んでもよい。このような実施形態では、吸収性コア14は、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプ、捲縮セルロース塊、コフォームを包含するメルトブローポリマー、化学的に剛化、変性、若しくは架橋されたセルロース繊維、ティッシュラップとティッシュラミネートを包含するティッシュ、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、又は他のあらゆる既知の吸収性材料若しくは材料の組み合わせなど、使い捨ておむつ及び他の吸収性物品において一般に使用される多種多様の液体吸収性材料を含んでもよい。吸収性コア14は、少量(通常約10%未満)の材料、例えば、接着剤、ワックス、油などを更に含んでもよい。吸収性アセンブリとして使用するための代表的な吸収性構造は、米国特許番号第4,610,678号、同第4,834,735号、同第4,888,231号、同第5,260,345号、同第5,387,207号、同第5,397,316号、及び同第5,625,222号に記載されている。
熱可塑性接着剤材料68及び76は、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74を覆い、少なくとも部分的に不動化するのに役立ち得る。いくつかの実施形態では、熱可塑性接着剤材料68及び熱可塑性接着剤材料76は、吸収性粒子状ポリマー材料66及び吸収性粒子状ポリマー材料74内で前記ポリマー間に本質的に均一に配置され得る。しかしながら、いくつかの実施形態では、熱可塑性接着剤材料68及び熱可塑性接着剤材料76は、吸収性粒子状ポリマー材料66及び吸収性粒子状ポリマー材料74と少なくとも部分的に接触しており、第1吸収層60及び第2吸収層62の基材層64及び基材層72と部分的に接触している、繊維性層として提供されてもよい。図3、4、及び7は、このような構造体を示しており、この構造体において、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74は、不連続な層として提供され、また繊維性熱可塑性接着剤材料68及び繊維性熱可塑性接着剤材料76の層は、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74の層の上に置かれ、その結果、熱可塑性接着剤材料68及び熱可塑性接着剤材料76は、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74と直接接触しているが、基材64の第2表面80及び基材72の第2表面84とも直接接触しており、基材は、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74によって覆われていない。このことは、それ自体が本質的に長さ方向及び幅方向の寸法に比べて比較的小さい厚さの二次元構造体である熱可塑性接着剤材料68及び76の繊維性層に、本質的に三次元の構造を付与する。換言すれば、熱可塑性接着剤材料68及び76は、吸収性粒子状ポリマー材料68及び76、並びに基材64及び基材72の第2表面の間で波状である。
これにより、熱可塑性接着剤材料68及び76は、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74を覆うための空洞を提供することができ、これにより、この材料を不動化する。更なる態様では、熱可塑性接着剤材料68及び76は、基材64及び72に結合し、その結果、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74を基材64及び72に固着させる。したがって、いくつかの実施形態により、熱可塑性接着材料68及び76は、湿潤した際に、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74を不動化する。いくつかの熱可塑性接着剤材料はまた、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74並びに基材64及び72の両方に浸透し、その結果、更なる不動化及び固着をもたらす。勿論、本明細書に開示される熱可塑性接着剤材料は、湿潤不動化(即ち、物品が濡れた状態であるとき又は少なくとも部分的に負荷されたときの吸収性材料の不動化)を大きく改善する一方、これらの熱可塑性接着剤材料は、吸収性コア14が乾燥状態であるときにも吸収性材料を非常に良好に不動化する。熱可塑性接着剤材料68及び76は、ホットメルト接着剤と呼ばれることもある。
特定の実施形態によると、熱可塑性接着剤材料68及び熱可塑性接着剤材料76は、ASTM法D−36−95「環球法(Ring and Ball)」によって決定されるように、50℃〜300℃の範囲の軟化点を有する単一熱可塑性ポリマー又は熱可塑性ポリマーのブレンドを全体的に含んでもよく、又は別の方法としては、熱可塑性接着剤材料は、粘着付与樹脂、可塑剤、及び酸化防止剤などの添加剤などの他の熱可塑性希釈剤と組み合わせた少なくとも1つの熱可塑性ポリマーを含む、ホットメルト接着剤であってもよい。いくつかの実施形態において、熱可塑性ポリマーは、10,000分子量超(Mw)、及び一般的に室温未満、又は−6℃>Tg<16℃のガラス転移温度(Tg)を有してもよい。いくつかの実施形態において、ホットメルト内におけるポリマーの典型的な濃度は、約20重量%〜約40重量%の範囲内にある。特定の実施形態では、熱可塑性ポリマーは水の影響を受けないものでよい。例示的なポリマーは、A−B−A三元ブロック構造、A−B二元ブロック構造、及び(A−B)n放射状ブロックコポリマー構造を含む(スチレン)ブロックコポリマーであり、ただしAブロックは、一般的にポリスチレンからなる非エラストマーポリマーブロックであり、Bブロックは不飽和共役ジエン又はその(部分)水素添加物である。Bブロックは典型的には、イソプレン、ブタジエン、エチレン/ブチレン(水素添加ブタジエン)、エチレン/プロピレン(水素添加イソプレン)、及びこれらの混合物である。
使用することが可能な他の好適な熱可塑性ポリマーとして、シングルサイト触媒又はメタロセン触媒を使用して調製されるエチレンポリマーであるメタロセンポリオレフィンがある。その場合、少なくとも1種類のコモノマーをエチレンと重合して、コポリマー、ターポリマー、又はより高次のポリマーを調製することができる。同様に適用可能なものは、C〜Cのαオレフィンのホモポリマー、コポリマー、又はターポリマーである、非晶質ポリオレフィン又は非晶質ポリαオレフィン(APAO)である。
例示的な実施形態では、粘着付与樹脂は、5,000未満の分子量(Mw)、及び通常は室温よりも高いTを有し得、ホットメルト中の樹脂の一般的な濃度は約30〜約60%の範囲であり、可塑剤は典型的には1,000未満の低分子量(Mw)及び室温よりも低いTを有し、一般的な濃度は約0〜約15%である。
特定の実施形態では、熱可塑性接着剤材料68及び76は、繊維の形態で存在する。いくつかの実施形態では、繊維は、約1〜約50マイクロメートル又は約1〜約35マイクロメートルの平均厚さ、及び約5mm〜約50mm、又は約5mm〜約30mmの平均長さを有し得る。基材64及び72に対する、又は任意の他の層、特に任意の他の不織布層に対する熱可塑性接着剤材料68及び76の接着性を改善するためには、このような層は、補助接着剤により前処理されてもよい。
吸収性コア14はまた、図面に例示されていない補助接着剤を含んでもよい。吸収性微粒子ポリマー材料66及び74の適用前に、各基材64及び72に対する吸収性微粒子ポリマー材料66及び74並びに熱可塑性接着剤材料68及び76の接着性を向上させるために、補助接着剤が、第1の吸収層60及び第2の吸収層62の各々の第1の基材64及び第2の基材72上に付着されてもよい。補助接着剤は、吸収性粒子状ポリマー材料66及び74を不動化するのを助けることもでき、上述したのと同じ熱可塑性接着剤材料を含んでもよく、又は更に、H.B.Fuller Co.(St.Paul,MN)Product No.HL−1620−Bなどの噴霧可能なホットメルト接着剤が挙げられるがこれに限定されない他の接着剤を含んでもよい。補助接着剤は、様々な方法により基材64及び72に適用され得る。例えば、いくつかの実施形態において、補助接着剤は、約0.5〜約2mm離間した、約0.5〜約1mmの幅のスロットに適用されてもよい。
図4に示される被覆層70は、基材64及び72と同じ材料を含んでもよく、又は異なる材料を含んでもよい。いくつかの実施形態において、被覆層70の材料は、基材64及び72のために有用であるものとして記載される上記の材料などの、不織布材料である。
本開示の多くは、おむつの形態の吸収性物品との関連において提示されるが、生理用ナプキンなどのその他の吸収性物品もまた、本明細書において開示されるトップシート及び関連部品と組み立てられ得ることが理解されるべきである。生理用ナプキンなどのような吸収性物品は、着用者の股部にごく近接させて装着されるように設計されている。このような吸収性物品は、流体獲得及び保持を提供する必要があり、審美的に心地よい外観であり、加えて着用者にとって快適なものであり得る。生理用ナプキンの例は、米国特許公開番号第2010/0036339号、同第2010/0036347号、及び同第2010/0036349号に提供され、この開示は本明細書において参照として組み込まれる。使用する際、生理用ナプキンは、様々な流体処理の要求によって負荷を受ける。生理用ナプキンなどの吸収性物品の異なる位置における様々な流体処理の要求、吸収性物品の部分と着用者の身体の部分との間の異なる物理的な相互作用、及び着用者の股部区域の異なる場所における異なる水分及び化学環境を考慮すると、審美的に魅力的であり、着用者にとって快適であるが、吸収性物品の性能を悪化させない、吸収性物品に対する継続的であり、対処されていない必要性が存在する。本明細書において記載されるトップシートで作製された生理用ナプキンは、物品の身体に面する面に審美的に魅力的な表面をもたらす一方で、獲得層の性能を極度に悪化させず、着用中の物品の快適性を維持する。
トップシート
上述したように、本明細書に記載される吸収性物品は、トップシート18を含む。発明者らは驚くことに、特定のトップシートを含む吸収性物品が、実際の及び/又は認識される性能、例えば吸収性及び/又は柔らかさの改善をもたらすことができることを発見した。そのようなトップシートは、特定の坪量を有し、連続して接合されたパターンを上に作製する前にトップシートを活性化させることを特徴とし、多数の連続パターンが、トップシートの長手方向に沿って任意に配置されている。トップシートは任意に、予備接合、エンボス加工、不透明性、及び/又は着色を更に特徴とする。
トップシートは、合成繊維のみで、又は天然繊維類と組み合わされて製造される不織布材料であってもよい。天然繊維類の例としては、広葉樹源、針葉樹源、でんぷん又は他の非木材植物類からの繊維などのセルロース性天然繊維類を挙げることができる。合成繊維は、例えば、ポリオレフィン類(ポリプロピレン及びポリプロピレンコポリマー、ポリエチレン及びポリエチレンコポリマー)、ポリエステル類(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、ポリエーテル類、ポリアミド類、ポリエステルアミド類、ポリビニルアルコール類、ポリヒドロキシアルカノエート類、多糖類、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるものであるがこれらに限定されない、任意の材料であることができる。更に、合成繊維は、単一構成成分(即ち、単一合成材料又は混合物が繊維全体を構成する)、2構成成分(即ち、繊維は領域に分けられ、領域は2つ以上の異なる合成材料又はその混合物を包含し、並びに共押出繊維及びコア・シース繊維を包含する場合がある)、及びこれらの組み合わせであることができる。2成分繊維は、不織布材の成分繊維として使用することができ、及び/又は不織布材料中に存在するその他の繊維の接合剤として作用するために存在してもよい。繊維のいずれか又は全ては、繊維のいずれかの望ましい性質を変えるために、製造前、製造中、又は製造後に処理されてもよい。好ましくは、トップシートは、少なくとも20%の合成繊維、若しくは少なくとも30%の合成繊維、又は少なくとも50%の合成繊維を含む。いくつかの実施形態では、トップシートは、100%の合成繊維を含む。合成繊維は、熱可塑性繊維であるのが好ましい。好ましくは、トップシートは、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はこれらの混合物などのポリオレフィンで作製される不織布材料で製造される。トップシートは、単一の層でもよく、又は多層の不織布ウェブ、即ち積層体であってもよい。積層体は、スパンボンド層(S)、及び/若しくはメルトブローン層(M)、並びに/又はカード層(C)を含み得る。好適な積層体としては、SS、SSS、SMS又はSMMSが挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、トップシートは、単層スパンボンド(S)、又は二層スパンボンド(SS)などのスパンボンド不織布材料、あるいは、三層以上を含む不織布材料、例えば、三層(SSS)のスパンボンド不織布などである。代替的な実施形態では、トップシートは、不織布ウェブとフィルムとの積層体で作製される。そのような積層体においては、本明細書に記載される連続して接合されたパターンは、不織布とフィルムとの積層に先立って、不織布上に作られる。他に注記がない限り、トップシートに関する以下の説明は、不織布基材にも当てはまるであろう。
場合によっては、トップシート又は不織布は、通常、低坪量、即ち12gsm〜18gsm、又は13gsm〜16gsm、又は15gsmの坪量を有するが、これらの範囲は、優れた流体処理特性を呈する。そのようなトップシートは、液体を望ましい方法で捕捉する、即ち、尿などの流体は、トップシートの厚さを容易に貫通すると思われる。更に、トップシートは多量の流体を保持しないので、流体がトップシート内に保持されると見られることがある再湿潤の危険性を最小限に抑える。再湿潤を最小限に抑えることは、おむつの着用者の皮膚を乾燥した状態に維持して、着用者の快適性を高めるのに役立つ。
トップシートは活性化、次いで好適なベース基材の接合により形成され、即ち、ベース基材は、(1)繊維の再配列、並びに恒久的な繊維の転位(以下「繊維変位」と称する)を作り出す繊維の分離及び破断によって、構造化基材が、ベース基材よりも高い厚さの値を有するように恒久的に変形され、次いで(2)接合により修正されて、ベース基材の厚さの下に圧縮領域を連続パターンで形成する。この駆動は、繊維の変位を含み、ベース基材の流体獲得特性を増大させる3次元の質感を形成する。繊維変位プロセスは、ロッド、ピン、ボタン、構造化されたスクリーン若しくはベルト、又は他の好適な技術を介した、繊維の恒久的な機械的変位を伴う。非限定例には、リング圧延及び自系接合(SELFing)が挙げられる。この恒久的な繊維の転位は、ベース基材と比較して、付加的な厚さ、すなわち付加的キャリパーをもたらす。この付加的な厚さは、基材の比体積を増大させ、また基材の流体浸透性も増大させる。接合は、ベース基材の機械的特性を向上させ、流体管理のための、変位された繊維領域間のチャネルの深さを増進させることができると考えられる。トップシートの活性化及び接合のための好適な方法は、米国特許出願第2010/0310837A1号に開示されている。繊維を接合するためのプロセスは、Albin Turbakによる「Nonwovens:Theory,Process,Performance and Testing」(Tappi 1997年)にも詳細に記載されている。典型的な接合方法としては、機械的交絡、流体力学的交絡、ニードルパンチング、並びに化学的結合及び/又は樹脂結合が挙げられる。しかしながら、熱を利用する通風接着、並びに熱及び圧力を利用する熱ポイント接着などの熱接着が好ましく、熱ポイント接着がより好ましい。
接合は、熱及び圧力に依存して、繰り返されるパターンが見られるように構造化基材の長さに沿って複写可能な連続パターンでフィラメントを共に融合させる。接合は、少なくとも一方のロールが加熱され、好ましくは双方のロールが加熱される、加圧ローラーニップにより有利に行なわれ得る。ベース基材が既に加熱されているときに接合が行われるのであれば、加圧ローラーニップは、あまり加熱されないか又は全く加熱されなくてもよい。過剰接合領域11のパターンの例が図6〜9に示されているが、他の接合パターンも可能である。図6は、3つの連続パターンを機械方向に形成する接合領域11を示すが、ここでパターンのうちの2つは同じであり、第3のパターンは似ているが規模が小さい。接合された領域合計は、トップシートの全面積の10〜60%、又は15〜45%、又は25〜35%であるのが好ましい。理論によって制限されないが、面積の約10%未満の接合は、トップシートを見る人、例えば介護人に実際の又は認識される製品属性、例えば以下に説明される柔らかさを伝えるのには十分ではないと考えられている。反対に、面積の約60%超の接合は、属性を伝えるのには多すぎると考えられているが、これは、実際の又は認識される品質により特徴づけられる領域が、トップシートの残りの部分とは十分に見分けがつかないためである。上に開示される狭い範囲は、そのような伝達に好ましい面積の割合を表すと考えられる。
連続して接合されたパターンは、形状が反復パターンの一部であることができるのであれば、円形、ダイヤモンド形、三角形、矩形、正方形、楕円形、又はその他の任意の規則的な若しくは不規則な形状などのいずれかの形状をとることができる。
いくつかの実施形態では、複数の接合されたパターンがトップシートの長手方向軸に沿って現れてよい。例えば、トップシートの中央と比べて、トップシートの長手方向の周域には異なるパターンが現れてよい。本明細書で使用するとき、「トップシートの長手方向の周域」とは、トップシートの一方の長手方向縁部から始まり長手方向軸の方に延びるがトップシートの中央に達しない、トップシートの領域を指す。したがって、トップシートの左側の長手方向周辺、トップシートの右側の長手方向周辺、及び長手方向軸を含む中央領域がある。実施形態によっては、トップシートの面積は、均等に3分の1、即ち1:1:1に分けることができる。他の実施形態では、トップシートの面積は、それぞれ3:1:3、2:1:2、又は1.5:1:1.5の部分に分けてもよい。そのような配置は、吸収性活性が中央領域で発生し、横の領域が流体を中央領域に向かわせることを消費者に伝えるのを助けると考えられている。
連続して接合されたパターンは、向上した柔らかさをトップシートに与えると同時に、その強度を過度に損なわないと考えられている。更に、長手方向軸に沿ってパターンを組み合わせると、トップシートの表面のパターンの視認性が向上する。整合させると、接合された領域の外観が向上し、トップシート上のパターンの視覚的差異の強化に寄与すると考えられている。総体的に、このことは、消費者の製品に対する魅力を高め、またトップシートの流体処理特性を損なうことなくパターンの可視性を高めるという技術的難関を克服すると考えられる。
いくつかの実施形態では、接合されない領域から接合された領域への変化は段階的であり得るので、トップシート材料自体の接合された領域の実寸法を決定することは困難な場合がある。したがって、本発明では、本明細書において提供される接合された点の寸法は、一般に、トップシートに接合されたパターンを設けるのに使用される装置の寸法によって決定される。そのため、トップシート材料上の寸法は概算されることができる一方で、装置に設けられるパターンは確定されなければならず、かつ本発明の接合された領域に等しい。接合された領域を設けるのに使用されるパターン(例えば、接合ロール又はカレンダーロール上の隆起部など)が、まっすぐな側壁を有さない実施形態では、装置上の最大寸法(即ち、隆起部の高さではなく、隆起部の幅の最大寸法)が本発明の寸法であると考えられる。
実施形態によっては、トップシートは任意に着色されてもよい。本明細書で使用するとき、「着色される」とは、例えば、ピンク色、黄色、紫色、赤、オレンジ色、青、緑、明るい青紫色、及び、それらの任意の傾向色又は混合色などであるが、これらに限定されない、白色以外の色で着色されることを意味する。いくつかの実施形態では、着色されたトップシートは、薄い色又は柔らかい色調のバリエーションで着色される、つまり、トップシートには薄い色がつけられる。
色は、人の目に知覚される全ての色を数値コードに変換した、国際的に認められた3D色実線図により測定することができる。この方式は、3次元(x、y、z)、具体的にはL、a、bに基づく。
この方式にしたがって色を規定した場合、Lは明るさを表し(0=黒色、100=白色)、a及びbは独立してそれぞれ2つの色軸を表し、aは赤色/緑色軸(+a=赤色、−a=緑色)を表し、bは黄色/青色軸(+b=黄色、−b=青色)を表す。
いずれの色も一意的なΔE値により識別され、それは次の方程式により数学的に表される。
ΔE=[(L基本−L試料+(a基本−a試料+(b基本−b試料)]1/2
ΔEは、3次元モデルの基本色と無色の点(即ち、球の中心L基本=50、a基本=0、b基本=0)との間の距離を図形的に表す。
色は座標L、a、bを提供する比色計、MINOLTAモードCR−300機器(Minolta Company,Japanより入手可能)を用いて測定することができ、それによりΔE値を決定することができる。
トップシートの材料の暗さ/明るさを定義するために本明細書において使用されるLハンター尺度の値(L)は、ハンターカラー方式(Hunter Color system)における色測定の単位である。この方式の完全な技術的説明は、R.S.Hunterによる論文である「photoelectric color difference Meter」、Journal of the Optical Society of America,Vol.48,pp.985〜95,1958に見出すことができる。ハンター尺度による色の測定のために特に設計された装置が、米国特許第3,003,388号(Hunterら、1961年10月10日発行)に記載されている。一般に、Hunter Color「L」スケール値が、光反射率測定値の単位であり、より明るい色の材料が、より多くの光を反射するため、値が高い程、色は明るい。特に、ハンターカラー方式では「L」尺度は100の等しい分割単位を含有し、純粋な黒は尺度の底部にあり(L=0)、純粋な白は尺度の最上部にある(L=100)。したがって、トップシートのハンターカラー値の測定において、「L」尺度の値が高い程、材料は明るくなる。
本明細書におけるLハンター値及びカラー値ΔEは、層をなす又はそれ自体の上に折り畳まれる、目的の材料(例えば、トップシート)上で測定されたものであるので、同じ材料を追加的に層化した又はそれを追加的に折り畳んだ際にLハンター値及びカラー値は一定のままであることを理解する必要がある。実際に、Lハンター値及びΔEは、測定のために計器において材料が配置されている支持体の影響のない材料自体のものである。換言すれば、トップシートのLハンター値を測定する場合、この材料の数層が重ねて置かれた又はその層がそれ自身の上で数回折り畳まれた後そのLハンター値が測定され、同一の材料が追加的に層化された又は折り畳まれた後で再度測定されるが、この後の操作は追加的に層化される又は折り畳まれてもLハンター値がそれ以上変化しなくなるまで必要なだけ行われる。この値が本明細書で検討される必要のある値である。
いくつかの実施形態では、着色されたトップシートは、少なくとも60、例えば60〜95、又は70〜95、又は80〜90などのL値を有する。Lハンター値を満たすように着色されたトップシートは、柔らかい又は薄い色を有する。
いくつかの実施形態では、着色されたトップシートは、約−50.0〜約+50.0、約−30.0〜約+30.0、約−20.0〜約+20.0、又は約−10.0〜約+10.0の「a」値を有する。更に、着色されたトップシートは、約−50.0〜約+50.0、約−35.0〜約+25.0、約−25.0〜約+15.0、又は約−20.0〜約+5.0の「b」値を有する。
トップシートが着色されているいくつかの実施形態では、その表面全体が着色されていてよく、通常は均一にその表面全体が着色されていてよい。好ましくは、トップシートは、単色で着色される、典型的には、その全面にわたって均一に単色で着色される。
着色は、当該技術分野において利用可能な任意の方法で行われることができる。トップシートは、それらの製造後に着色されてもよく、あるいは、不織布材料の繊維を製造する、例えば、ポリオレフィンなどの材料に、好適な顔料が添加されてもよい。
好適な着色剤は、一般に、顔料と呼ばれる場合があり、顔料は、微細分散した形態で使用される不溶性の着色物質を指す。着色剤は、染料、有機顔料又は無機顔料であってよい。代表的な有機顔料には以下を挙げることができる:C.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントレッド112、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントブルー1、C.I.ピグメントブルー2、C.I.ピグメントブルー16、C.I.バットブルー4、C.I.バットブルー6、又はカーボンブラック。代表的な無機顔料としてはカーボンブラック(例えば、Pigment Black 7)、酸化鉄、酸化鉄黒(例えば、Pigment Black 11)、酸化クロム、又はフェロシアン化鉄アンモニウム(ferric ammonium ferrocyanide)を挙げることができる。代表的な染料としては、Solvent Yellow 14、Dispersed Yellow 23、Metanil Yellow、Solvent Red 111、Dispersed Violet 1、Solvent Blue 56、Solvent Orange 3、Solvent Green 4、Acid Red 52、Basic Red 1、Solvent Orange 63、又は暗黒色(Jet Black)を挙げることができる。
当業者であれば、エンボス加工が本明細書のトップシートの実際の又は認識される性能に実質的に悪影響を及ぼさない限り、トップシート18が様々な装置及び方法によりエンボス加工されてもよいことを認識するであろう。本明細書で使用するとき、用語「エンボス加工された」は、エンボス加工された領域によって構成された繊維の緻密化を指し、一方、繊維はそれらを互いに溶解することによって、互いに接合されない。エンボスは典型的に圧力を適用することによって達成される。エンボスプロセスは、温度が繊維の融点を超えない限り、熱の適用を伴ってもよい。
吸収性物品の嵩を低減させる一つの方法は、吸収性材料をほとんどはその他の領域にではなく液体を容易に吸収することができる領域に又は更にはそのような領域のみに提供するために、吸収性物品の分布を最適化することである。別の方法は、比較的低坪量のフィルム又は不織布ウェブなどの材料を使用することである。しかしながら、フィルム及び不織布ウェブの坪量が低減されると、これらの材料は、通常、より半透明になる。高められた半透明性は特に、非常に少ない材料が互いに重なりあっているか、又は1層の材料のみが使用されているこれらの部分で特に明らかである。しかしながら、多くの消費者は、半透明性を不十分な吸収性、したがって低性能及び増大した漏れの危険性と関連付ける。更に、人によっては「シースルー」は、吸収性物品に安っぽく低品質の外観をもたらす。更に、吸収性コアが実質的にセルロースを含まない実施形態では、結果として得られる吸収性構造体は、セルロース繊維を含む従来の吸収性構造体と比べて、乾燥状態で厚さが低減している。厚さの低減は、着用者にとっての吸収性物品のフィット感及び快適性を改善するのを助けるが、人によっては、十分な吸収性材料に欠いており、それ故に低品質のものであると認識される可能性もある。驚くべきことに、本明細書に記載のトップシートは、吸収性及び柔らかさの認識を強化するため、消費者による製品の支持を増大させると考えられている。
実施形態によっては、本明細書に記載されるトップシートは、本明細書にある試験方法にしたがって、少なくとも15%、又は少なくとも17%、又は少なくとも20%の不透明度、あるいは15%〜30%の不透明度を有している。一実施形態では、トップシートの不透明度は、トップシートにわたって均質である。トップシート材料が2つ以上の層の材料を含む場合、その完全なトップシート材料(即ち全ての層)が、以下に記載される不透明度試験に供される。
望ましい程度の不透明度を得るために、トップシートは薄く色が付けられてもよい。着色は、トップシートの材料が作られるときに1つ又は2つ以上の顔料を準備することによって促進することができる。例えば、適した顔料は、不織布が作られる繊維を材料とするポリオレフィンに与えられてもよい。所与の材料に関して、不透明度はまた典型的に、坪量の増加と共に増加する。更に、トップシートの不透明度は、二酸化チタン(TiO)を添加することにより増大する可能性があるが、これはトップシートの「白さ」を強化する色の付いていない(白色)顔料である。二酸化チタンは、存在する場合は、通常、約5重量%未満の量、より典型的には0.5重量%〜5重量%、又は1重量%〜4重量%、又は2重量%〜4重量%の量で存在する。
トップシートの不透明度は更に、トップシートの着用者に面する表面上にローションを塗布することによって変更されてもよい。したがって、実施形態によっては、トップシートの着用者に面する表面上にローションが供給される。好ましくは、ローションはトップシートの不透明度を減少させるべきではなく、ローションはトップシートの不透明度を増大させるのがより好ましい。かかる実施形態では、不透明度は、トップシート上に塗布されたローションを用いて決定される。しかしながら、トップシートの他の実施形態は、そのいずれの表面上にもローションは塗布されていない。
試験方法
トップシートの乾燥試験
トップシートの乾燥試験は、トップシートに保持される液体の量を決定する。この試験は、おむつの使用中の性能をシミュレートする。試験は、約22+/−2℃及び相対湿度50+/−5%で実施されなければならない。
試料調製及び負荷
試験試料は、捕捉システムと、トップシートと、バックシートとを有する吸収性コアを含む。本発明の試料の捕捉システムを有する吸収性コアは、英国で販売されているPampers(登録商標)Active Fit、サイズ4で市販のおむつとして入手可能なものである。トップシート上に、矩形部分(55mm×105mm)の印を付け(横断方向に中心を定める)、55mm幅の矩形部分の先頭側を、吸収性コアの前縁部から28mm離して定置する。
これらの試験方法で使用する合成尿は、脱イオン水に溶解した0.9% NaCl溶液である。
試験試料を、トップシートを上に向けた状態で、機器のダイ上に平らに位置するように配置する。好適な機器は、FKV S.r.l(Italy)から入手可能な機器を包含する。その中央に直径5cmの開口部を有するプレートを、試料の負荷ゾーン上の試料上に定置する。負荷ゾーンを、直径5cmの開口部の下に中心合わせする。試料の負荷ゾーンは、吸収性コアの前縁部から102mmに位置し、吸収性コアの長手方向縁部に対して中心合わせされたゾーンとして定められる。2.07kPaの圧力を試料に加える。
試験試料に、ポンプ(Cole Parmer Instruments.Model 7520−00,Chicago,U.S.A.)を用いて、試料面の上方約5cmの高さから、15mL/秒の速度で、合成尿の75mlの噴出で負荷をかける。合成尿は、プレートの5cmの開口部に取り付けられたシリンダーを介して試料に導入される。噴出の正確に5分後に、試料に、15mL/秒の速度で合成尿の75mlの噴出で再度負荷をかける。負荷工程は、正確に5分の噴出間隔で、本明細書に記載の通りに更に2回行われる。
測定
4回目の噴出の吸収から10分後に、印の付けられたトップシートの矩形(55mm×105mm)を試料から切断し、ペトリ皿に入れる。次に、トップシート及びペトリ皿の重量を測定し、湿重量として記録する。
ペトリ皿内の印の付けられたトップシートの矩形部分を、60℃に予熱された炉内に12時間入れる。次に、トップシート及びペトリ皿の重量を測定し、乾燥重量として記録する。
湿重量と乾燥重量との差異は、トップシートに保持された液体として特定される。
再湿潤試験
再湿潤試験は、おむつの使用中の性能を判定する。この試験は、トップシートが放出する液体の量を測定する。高い再湿潤特性は、着用者を不快にすることになるので、望ましくない。試験は、約22+/−2℃及び相対湿度50+/−5%で実施されなければならない。
試料調製及び負荷
試料を準備し、上記のように負荷をかける。
測定
試験を実施する前に、COFFIの名称でNATURIN GmbH(Weinhein,Germany)から購入し、坪量が約28g/mであるコラーゲンフィルムを、例えば、試料切断装置を使用して直径70mmのシートに切断し、試験室の制御環境中で(上記参照)フィルムを少なくとも12時間平衡化させることによって準備する(コラーゲンフィルムの取り扱いには全てピンセットが使用されるべきである)。
試料の負荷準備のための最後の噴出が吸収された10分後に、試験試料を実験作業台上に注意深く平らに置く。
事前に切断し平衡にしたコラーゲン材料の4枚のシートを、少なくとも1mgの精度で秤量した後、トップシートの負荷点の中心(即ち、吸収性コアの長手方向縁部に対して中心合わせし、かつ吸収性コアの前縁部から102mm離れた点)に置き、直径が90mmで厚さが約20mmのパースペクスプレートを被せる。9.1kgの重りを注意深く(また中心に)加える。30±2秒の後、重りとパースペクスプレートを注意深く再び取り外し、コラーゲンフィルムを再び秤量する。
負荷後の乾燥コラーゲンシートと湿潤コラーゲンシートの重量の差異は、mgで示されるコラーゲンフィルムの水分ピックアップである。
不透明度試験方法
不透明度は、材料の背後の不透明に対する材料の容量の測定である。不透明度の値は、材料に関して、黒い裏地をと共に得られた白い背景(RB)を備える同じ材料に関して得られた反射率を、白い背景(WB)を備える同じ材料に関して得られた反射率によって割ることによって得られる。これはコントラスト比(CR)法と呼ばれる。
Figure 0005925883
XYZカラースケールに設定されたHunter測色計を使用して、不透明度は以下のように定義される。
Figure 0005925883
試料調製
適した寸法(一般的に約10平方cm)の試料を分析のために切断する。この試料は折れ目、しわ、裂け目、及びその他の明らかな欠陥があってはならない。
材料の不透明度が、温度及び/又は湿度によって影響を受ける場合、均衡に達するまで、試料は標準的なTAPPI条件(22.8℃(73°F);50% RH)下で調整され、この条件下で測定されなければならない。
チップシート材料が1つ又は2つ以上の界面活性剤で処理された場合、試験に使用される材料は、界面活性剤で処理されたトップシート材料である。
機器
Hunter Associates Laboratory,Inc.(USA)から入手可能なHunter Labscan(登録商標)XEこの機器は以下のように構成される。
ジオメトリ45°/0°
カラースケールXYZ
光源D65
オブザーバ10°
製造者の取り扱い説明書に従って、機器と共に供給される標準的な光沢のある黒いガラス及び光沢のある白いタイルを用いてこの比色計を較正する。
試験手順
試料を白いタイル上に配置し、製造メーカーの取り扱い説明書に従って測色計内に挿入する。試料の機械方向は、機器内で前後が位置合わせする必要がある。Y読み出し値は、0.1単位四捨五入して記録される。この手順を、白い標準タイルの代わりに黒い標準プレートを使用して繰り返す。
10の試料を測定し、不透明度の結果は材料の不透明値%を得るために平均化される。
Figure 0005925883
トップシート材料の実施例
(実施例1):
活性化され、図6に示される接合パターンで接合され、24%の不透明度を有している、17gsmの2成分不織布。
(実施例2):
HESB P11と標示された18gsmの不織布。
(実施例3):
エンボス加工された白色の15gsmの不織布。
(実施例4):
P10と標示され、白色であり、接合されているが活性化されておらず、21%の不透明度を有している、15gsmの不織布。
(実施例5):
P120と標示され、薄い青緑色であり、エンボス加工されている、15gsmの不織布。
相互参照されるか又は関連する全ての特許又は特許出願を含む、本願に引用される全ての文書を、特に除外すること又は限定することを明言しないかぎりにおいて、その全容にわたって本願に援用するものである。いずれの文献の引用も、こうした文献が本願で開示又は特許請求される全ての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他の全ての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、用語の任意の意味又は定義の範囲が、参考として組み込まれた文書中の同様の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らない限り、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40ミリメートル」として開示される寸法は、「約40ミリメートル」を意味するものである。

Claims (13)

  1. 吸収性物品のトップシートに連続的に接合されたパターンを形成する方法であって、
    前記トップシートは、約12gsm〜約18gsmの坪量を有しており、 前記パターンの接合された領域は、前記トップシートの総表面積の約10%〜約60%であり、
    前記トップシートは、
    長手方向軸、
    前記トップシートの一方の長手方向縁部から始まり前記長手方向軸の方に延びるが前記長手方向軸に達しない第1の長手方向周辺領域、
    前記トップシートの他方の長手方向縁部から始まり前記長手方向軸の方に延びるが前記長手方向軸に達しない第2の長手方向周辺領域、及び
    前記長手方向軸を含む中央領域、によって特徴づけられ、
    前記3つの領域のそれぞれが、前記連続的に接合されたパターンを含み、
    前記方法は、
    活性化による前記トップシートの基材の繊維変位によって接合された領域を形成するステップと、
    次いで、前記変位された繊維のフィラメントを融合するステップと、を含む方法。
  2. 前記2つの長手方向領域及び前記中央領域は、互いに実質的に平行である、請求項に記載の方法。
  3. 前記第1の長手方向領域の面積、対、前記中央領域の面積、対、前記第2の長手方向の面積が、約1:1:1〜約3:1:3である、請求項1〜2のいずれか一項に記載の方法
  4. 前記接合されたパターンは、円形、ダイヤモンド形、三角形、矩形、正方形、及び楕円形からなる群から選択される形状を更に特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法
  5. 前記接合されたパターンは、前記トップシートの残りの部分の色とは異なる色を特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法
  6. 前記トップシートは、エンボス加工パターンを更に特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法
  7. 前記トップシートは、少なくとも約15%の不透明度を有している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法
  8. 前記トップシートは、約15%〜約30%の不透明度を有している、請求項7に記載の方法
  9. 前記接合されたパターンは、熱接合により形成されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法
  10. 前記トップシートは、合成繊維と、合成繊維と天然繊維との組み合わせと、からなる群から選択される繊維を特徴とする不織布材料である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法
  11. 前記不織布材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はそれらの組み合わせを更に特徴とする、請求項10に記載の方法
  12. 前記3つの領域は、当該領域に協働的に関連付けられた幾何学的形状を含む連続的に接合されたパターンを含んでおり、
    (b)第1の幾何学的形状の第1の連続接合パターンを含む第1の前記接合された領域と、
    (c)第2の幾何学的形状の第2の連続接合パターンを含む第2の前記接合された領域と、
    を特徴とし、
    (d)前記第1及び第2の接合された領域は、前記基材内で互いに隣接して配置されている、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法
  13. 第3の前記接合された区域は、第3の幾何学的形状の第3の連続接合パターンを更に特徴とし、
    前記第2及び第3の接合された区域は、前記基材内で互いに隣接して配置されている、請求項12に記載の方法
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