JP5919937B2 - 仮想化システム、管理サーバ、マイグレーション方法、マイグレーションプログラム業務間通信を考慮した仮想マシンのマイグレーション方法 - Google Patents

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Description

本発明は、仮想マシンのマイグレーション先を決定する技術に関し、特に、仮想マシン利用者の指示あるいは利用者の所属する組織を踏まえた仮想マシン間の通信の発生を明確にした上で、ネットワークホップ数や物理スイッチ装置での論理通信路の開設数を考慮したマイグレーションを行う技術に関する。
コンピュータシステムは大規模化の傾向にあり、大量のスイッチや物理サーバにて構成されている。その上さらに、仮想マシンを大量に稼動させている状況にある。その状態における仮想マシンのマイグレーションにおいては、ネットワーク構成や業務間通信を考慮しないことによる、不測のネットワーク負荷の増大や業務の性能低下を招きSLAの保証ができない可能性があった。
ネットワーク構成および仮想マシン上で動作する業務の業務間通信を明確にし管理することにより、より確実にSLAの保証を可能とすることは、大規模なコンピュータシステムの運用や保守において有用性が高い。
特開2011−243112号公報 特開2011−095871号公報 特開2009−116852号公報 特開2009−080692号公報
仮想マシンのマイグレーションに関して、背景技術では物理マシンの負荷状況によりマイグレーション先が決定される。このため、マイグレーション対象となった仮想マシンで動作する業務が3層クライアント/サーバ構成の1業務であった場合、マイグレーション後のそれぞれの仮想マシンが存在する物理マシン間のネットワーク(物理スイッチ)構成よっては、ネットワークホップ数が多くなりネットワーク負荷の増大および業務の性能低下を招く可能性があるという問題があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述の課題を解決し、仮想マシン利用者の指示あるいは利用者の所属する組織を踏まえた仮想マシン間の通信の発生を明確にした上で、ネットワークホップ数や物理スイッチ装置での論理通信路の開設数を考慮したマイグレーションを実行する仮想化システム、管理サーバ、マイグレーション方法、マイグレーションプログラムを提供することである。
本発明の第1の仮想化システムは、組織における各業務を仮想マシンで実現する仮想化システムであって、各仮想マシンが動作する複数の物理サーバと、仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバとを備え、管理サーバが、仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理手段を含み、マイグレーション管理手段が、仮想マシンが存在する物理サーバを基準物理サーバとし、基準物理サーバとのネットワークホップ数が、仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の物理サーバを、仮想マシンのマイグレーション先の候補とする。
本発明の第1の管理サーバは、組織における各業務を物理サーバ上の仮想マシンで実現する仮想化システムにおいて、仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバであって、仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理手段を備え、マイグレーション管理手段が、仮想マシンが存在する物理サーバを基準物理サーバとし、基準物理サーバとのネットワークホップ数が、仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の物理サーバを、仮想マシンのマイグレーション先の候補とする。
本発明の第1のマイグレーション方法は、組織における各業務を物理サーバ上の仮想マシンで実現する仮想化システムにおいて、仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバによるマイグレーション方法であって、マイグレーション管理手段が、仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理ステップを有し、マイグレーション管理ステップで、仮想マシンが存在する物理サーバを基準物理サーバとし、基準物理サーバとのネットワークホップ数が、仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の物理サーバを、仮想マシンのマイグレーション先の候補とする。
本発明の第1のマイグレーションプログラムは、組織における各業務を物理サーバ上の仮想マシンで実現する仮想化システムにおいて、仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバを構成するコンピュータ上で動作するマイグレーションプログラムであって、マイグレーション管理手段に、仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理処理を実行させ、マイグレーション管理処理で、仮想マシンが存在する物理サーバを基準物理サーバとし、基準物理サーバとのネットワークホップ数が、仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の物理サーバを、仮想マシンのマイグレーション先の候補とする。
本発明によれば、仮想マシン利用者の指示あるいは利用者の所属する組織を踏まえた仮想マシン間の通信の発生を明確にした上で、ネットワークホップ数や物理スイッチ装置での論理通信路の開設数を考慮したマイグレーションを実行することができる。
本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態による構成テーブルの構成例を示す図である。 第1の実施の形態によるホップ数管理テーブ及び論理通信路開設数テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態による仮想化システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態による仮想化システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の管理サーバの最小限の構成を示すブロック図である。 本発明の管理サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。
本発明は、物理環境、仮想環境、仮想マシンの関係(仮想マシン間の通信の有無)を管理し、さらにネットワークホップ数や論理通信路の開設数を考慮することにより、マイグレーション先の候補となる物理マシンの絞り込みを行う。その上で負荷状況に基づくマイグレーション先の決定を行うことにより、業務間通信を考慮したマイグレーションを実現する。
本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点を明確にすべく、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を以下に詳述する。なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題、その技術的課題を解決する手段及びその作用効果についても、以下の実施形態による開示によって明らかとなるものである。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による仮想化システム1000の構成を示すブロック図である。本実施の形態による仮想化システム1000は、管理サーバ10と、物理マシン30−35と、SW20〜26と、監視用ネットワーク100と、ケーブル110〜121とを備える。
以下、図1に記載の各部について詳細に説明する。
管理サーバ10は、構成テーブル11と、ホップ数管理テーブル12と、論理通信路開設数テーブル13と、マイグレーション先決定手段とを含む。
SW20〜26は、複数の入出力ポートを有する。
物理マシン30〜35では、複数の仮想マシンが稼動している。物理マシン30では仮想マシン40〜43が、物理マシン31では仮想マシン44〜47が、物理マシン32では仮想マシン48〜51が、物理マシン33では仮想マシン52〜55が、物理マシン34では仮想マシン56〜59が、物理マシン35では仮想マシン60〜63が稼動している。
物理マシン30〜35の各仮想マシンは、組織70〜71に使用される。
組織70〜71は、クラウドシステムでのテナントを指し、実社会における課/部あるいは会社に相当する。組織は、1つ以上の業務グループを持つ。組織70は業務グループ80〜81を、組織71は業務グループ82を持つ。
業務グループ80〜82は、1つ以上の業務を持つ業務の集合体である。業務グループに含まれる業務は、3層クライアント/サーバ構成など業務間で通信が発生する場合が多い。業務グループ80は業務90〜92を、業務グループ81は業務93〜94を、業務グループ82は業務95〜97を持つ。
業務90〜97は、仮想マシンで動作するアプリケーションなどを指す。例えば、業務90はWebサーバ、業務91は業務90からの指示で動作するアプリケーションサーバ、業務92は業務91からの指示で動作するDBサーバなどの3層クライアント/サーバ構成を持ち、1つの業務グループを構成する。
監視用ネットワーク100には、管理サーバ10、SW20〜26、物理マシン30〜35が接続されており、管理サーバ10はSW20〜26と物理マシン30〜35の状態を監視している。
ケーブル110〜121は、SWと物理マシンを接続しているケーブルである。
業務稼動場所130〜137は、業務がどの仮想マシンで動作しているかを表している。
図2は、管理サーバ10内で管理される構成テーブル11の詳細を示している。図2を参照すると、構成テーブル11は、物理環境構成テーブル200と、仮想環境構成テーブル210と、業務環境構成テーブル220とを含む。
物理環境構成テーブル200は、物理マシンとSWの構成を管理しており、管理サーバ10が監視用ネットワーク100を介してネットワークトポロジー技術を利用してテーブルを作成する。
仮想環境構成テーブル210は、仮想マシンの構成と、各仮想マシンと物理マシンとの関係を管理しており、管理サーバ10が監視用ネットワーク100を介して物理マシンの仮想環境管理プログラム(ハイパーバイザ)から情報を収集しテーブルを作成する。
業務環境構成テーブル220は、組織、業務グループ、業務の構成と、各業務と仮想マシンとの関係を管理しており、管理サーバ10が監視用ネットワーク100を介して物理マシンの業務環境(クラウド環境)管理プログラムから情報を収集しテーブルを作成する。なお、組織、業務グループ、業務はそれぞれプロパティを持ち、組織および業務グループのプロパティでは最大ネットワークホップ数の設定を、業務のプロパティでは業務間通信の設定を管理する。
図2に記載の矢印は、それぞれのリンク状態を表している。
図3は、ホップ数管理テーブ12及び論理通信路開設数テーブル13の構成と、組織、業務グループ、及び業務のプロパティ(特性・属性の情報)を示す図である。組織のプロパティは組織プロパティ320に、業務グループのプロパティは業務グループプロパティ330に、業務のプロパティは業務プロパティ340に、それぞれ示されている。
ホップ数管理テーブル12は、業務間通信が行われることにより物理マシン間で通信する際に通過するSWの数を管理し、通過するSWの数の大小によりネットワークへ与える負荷の度合いを判断する。通過するSW数が多ければ、ネットワークへ与える負荷は大きいと判断する。このテーブルは、管理サーバ10がネットワークトポロジー技術を利用して作成する。
論理通信路開設数テーブル13は、業務間通信が行われることにより確立される論理通信路の本数をSWごとに管理し、論理通信路の開設数の大小によりSWへ与える負荷の度合いを判断する。論理通信路の開設数が多ければ、SWへ与える負荷は大きいと判断する。
論理通信路開設数テーブル13は、管理サーバ10が業務プロパティ340の情報を利用して作成する。例えば、図1における業務90(業務A11)と業務91(業務A12)との間で業務間通信が行われる場合、図2における物理環境構成テーブル200、仮想環境構成テーブル210、業務環境構成テーブル220より、SW23(SW4)、SW21(SW2)、SW24(SW5)を通過することが判断でき、論理通信路開設数テーブル13のSW4、SW2、SW5の論理通信路開設数に1を加える。
なお、図1における業務93(業務A21)と業務94(業務A22)のように同じ物理マシン33内で業務間通信が行われる場合、物理マシン33が接続しているSW25(SW6)の論理通信路開設数に1を加える。
組織プロパティ320は、最大ネットワークホップ数の設定を管理する。組織に属する業務は業務間通信が行われる可能性が高く、また業務間通信が行われないとしても、組織に属する業務は物理的に離れていないことが望ましい。それを実現するために、マイグレーション先を決定する過程において、最大ネットワークホップ数を超える物理マシンをマイグレーション先に決定しないように制御する。最大ネットワークホップ数は、ユーザの指示により設定される。指示がない場合のためにシステム提供者により既定値を予め設定する。
業務グループプロパティ330は、最大ネットワークホップ数の設定を管理する。業務グループプロパティでの最大ネットワークホップ数の設定は、組織プロパティ320における最大ネットワークホップ数の設定に優先する。最大ネットワークホップ数は、ユーザの指示により設定される。
業務プロパティ340は、業務間通信の相手業務を管理する。業務間通信の状態は、ユーザの指示により設定される。例えば、図1における業務90(業務A11)と業務91(業務A12)にて業務間通信が行われる場合、業務90(業務A11)の業務プロパティには通信相手として「業務グループA1−業務A12」を設定し、業務91(業務A12)の業務プロパティには通信相手として「業務グループA1−業務A11」を設定する。
(第1の実施の形態の動作の説明)
次に、本実施の形態による仮想化システム1000の動作について、業務間通信を考慮したシステム全体の最適マイグレーションの際の動作を例に説明する。
図4は、主にマイグレーション前の状態を示している。
物理環境および仮想環境は次のとおりである。
物理マシンがA〜Fの6台あり、SW1〜SW7によりネットワークが組まれている。物理マシンA〜Fにはそれぞれ4つの仮想マシンが存在し、仮想マシンA〜Xの24台ある。
業務環境は次のとおりである。
組織としてA〜Bの2組織が存在する。組織Aには、業務グループA1〜A2の2グループが存在し、業務グループA1には業務A11〜A13の3業務が、業務グループA2には業務A21〜A22の2業務が存在する。組織Bには、業務グループB1の1グループが存在し、業務グループB1には業務B11〜B13の3業務が存在する。
各業務と仮想マシンとの関係は次のとおりである。
業務A11は仮想マシンCで動作しており、業務A12は仮想マシンEで動作しており、業務A13は仮想マシンIで動作している。業務A21は仮想マシンMで動作しており、業務A22は仮想マシンNで動作している。業務B11は仮想マシンLで動作しており、業務B12は仮想マシンQで動作しており、業務B13は仮想マシンTで動作している。
組織のプロパティは次のとおりである。
組織Aの最大ネットワークホップ数は3、組織Bの最大ネットワークホップ数は3と設定されている。
業務グループのプロパティは次のとおりである。
業務業務グループA1の最大ネットワークホップ数は設定なし、業務グループA2の最大ネットワークホップ数は設定なし、業務グループB1の最大ネットワークホップ数は1と設定されている。
業務のプロパティは次のとおりである。
業務A11と業務A12、業務A12と業務A13、業務A21と業務A22、業務A22と業務A13、業務B11と業務B12、業務B12と業務B13は、業務間通信が行われると設定されている。
上述の物理環境、仮想環境、業務環境より、物理マシン間での通信におけるネットワークホップ数はホップ数管理テーブルのように、論理通信路の開設数は論理通信路開設数テーブルのマイグレーション前のようになる。
次に、図を参照して、マイグレーションの動作を説明する。
まず管理サーバ10が、全体最適マイグレーション指示を受信する(ステップS501)。
次いで、管理サーバ10のマイグレーション管理手段14が、組織Aの業務グループA1について、マイグレーション先基準物理マシンを定義する(ステップS502)。属する3つの業務はそれぞれ異なる物理マシンに存在するため、マイグレーション管理手段14は、業務A11が存在する物理マシンAをマイグレーション先基準物理マシンと定義する。
次いで、マイグレーション管理手段14は、マイグレーション先対象物理マシンを特定する(ステップS503)。業務グループA1の最大ネットワークホップ数は組織Aに定義されている3のため、マイグレーション管理手段14は、ホップ数管理テーブル12から物理マシンAとのホップ数が3以下の物理マシンを抽出し、抽出した物理マシンA、物理マシンB及び物理マシンCをマイグレーション先対象物理マシンとして特定する。
次いで、マイグレーション管理手段14は、マイグレーションの実行処理を行う(ステップS504)。物理マシンA、物理マシンB及び物理マシンCは、SW4とSW5に接続しており、論理通信路開設数テーブル13よりSW4の負荷が低い。このため、マイグレーション管理手段14は、SW4に接続している物理マシンAをマイグレーション先とし、マイグレーションの実行処理を行う。結果、論理通信路開設数テーブル13は図4に示す”業務グループA1移動後”の状態となる。
業務グループA1の業務A13は、業務グループA2の業務A22と業務間通信を行うため、引き続き業務グループA2のマイグレーションを実施する。
マイグレーション管理手段14は、業務グループA2について、マイグレーション先基準物理マシンを定義する(ステップS505)。マイグレーション管理手段14は、業務A13が存在する物理マシンAをマイグレーション先基準物理マシンと定義する。
次いで、マイグレーション管理手段14は、マイグレーション先対象物理マシンを特定する(ステップS506)。業務グループA1の最大ネットワークホップ数は組織Aに定義されている3のため、マイグレーション管理手段14は、ホップ数管理テーブル12から物理マシンAとのホップ数が3以下の物理マシンを抽出し、抽出した物理マシンA、物理マシンB及び物理マシンCをマイグレーション先対象物理マシンとして特定する。
次いで、マイグレーション管理手段14は、マイグレーションの実行処理を行う(ステップS507)。物理マシンA、物理マシンB及び物理マシンCはSW4とSW5に接続しており、論理通信路開設数テーブル13よりSW5の負荷が低い。このため、マイグレーション管理手段14は、SW5に接続している物理マシンB及び物理マシンCをマイグレーション先としマイグレーションを実行する。結果、論理通信路開設数テーブル13は図4に示す”業務グループA2移動後”の状態となる。
次に、マイグレーション管理手段14は、組織Bの業務グループB1について、マイグレーション先基準物理マシンを定義する(ステップS508)。マイグレーション管理手段14は、業務グループB1に属する3つの業務のうち2つは物理マシンEに存在するため、マイグレーション管理手段14は物理マシンEを基準と定義する。
次いで、マイグレーション管理手段14は、マイグレーション先対象物理マシンを特定する(ステップS509)。業務グループB1の最大ネットワークホップ数は1のため、マイグレーション管理手段14は、ホップ数管理テーブル12から物理マシンEとのホップ数が1以下の物理マシンを抽出し、抽出した物理マシンEおよび物理マシンFをマイグレーション先対象物理マシンとして特定する。
次いで、マイグレーション管理手段14は、マイグレーションの実行処理を行う(ステップS510)。物理マシンEおよび物理マシンFは共にSW7に接続されているため、論理通信路開設数テーブルを利用したSWの負荷状況の判断は必要ない。このため、マイグレーション管理手段14は、物理マシンEおよび物理マシンFをマイグレーション先としマイグレーションを実行する。結果、論理通信路開設数テーブル13は図4に示す”業務グループB1移動後”の状態となる。
(第1の実施の形態による効果)
本実施の形態によれば、マイグレーション先を決定するにあたり、業務間通信を考慮しないことにより不測の性能低下を招く可能性を排除し、より効果的なマイグレーションが可能となる効果がある。
また、省電力の観点から、稼動している仮想マシンの片寄せを実施し物理マシンの電源を落とす場合があるが、本実施の形態によれば、その際にネットワーク負荷の観点を加味した片寄せが容易に可能となる効果がある。
なお、本発明の課題を解決できる最小限の構成を図8に示す。仮想化システム1000が、仮想マシンが動作する複数の物理マシンと、仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバ10とを備え、管理サーバ10が、仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理手段14を含み、マイグレーション管理手段14が、仮想マシンが存在する物理サーバを基準物理サーバとし、基準物理サーバとのネットワークホップ数が、仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の物理サーバを、仮想マシンのマイグレーション先の候補とすることで、上述した本発明の課題を解決することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明を行う。
物理環境にて障害が発生した際にも、本発明を適用することができる。
図6は、主にマイグレーション前の状態を示している。物理環境、仮想環境および業務環境は、第1の実施の形態と同様である。実施例に同じである。
SW4に障害が発生した場合を例に、図7のフローチャートを用いてマイグレーションの動作を説明する。
まず、管理サーバ10が、監視用ネットワークを通してSW4の障害を検出する(ステップS701)。
次いで、マイグレーション管理手段14が、SW4の障害は物理マシンAに影響があることを特定し、物理マシンAには業務A11が存在することを特定する(ステップS702)。
次いで、マイグレーション管理手段14は、業務A11は業務A12と通信することを特定し、業務A12が存在する物理マシンBをマイグレーション先基準物理マシンと定義する(ステップS703)。
次いで、マイグレーション管理手段14は、マイグレーション先対象物理マシンを特定する(ステップS704)。業務グループA1の最大ネットワークホップ数は組織Aに定義されている3のため、マイグレーション管理手段14は、ホップ数管理テーブル12から物理マシンBとのホップ数が3以下の物理マシンをマイグレーション先対象物理マシンとして特定する。
この結果、マイグレーション先対象物理マシンは物理マシンA、物理マシンB及び物理マシンCとなる。しかし、物理マシンAはSW4の障害の影響を受けるため、マイグレーション管理手段14は、マイグレーション先対象物理マシンを物理マシンB及び物理マシンCに限定する(ステップS705)。
次いで、マイグレーション管理手段14は、マイグレーションの実行処理を行う(ステップS706)。物理マシンB及び物理マシンCは共にSW5に接続されているため、論理通信路開設数テーブルを利用したSWの負荷状況の判断は必要ない。このため、マイグレーション管理手段14は、物理マシンB及び物理マシンCをマイグレーション先としマイグレーションの実行処理を行う。結果、論理通信路開設数テーブル13は図6に示す”マイグレーション後”の状態となる。
次に、本発明の管理サーバ10のハードウェア構成例について、図9を参照して説明する。図9は、管理サーバ10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図9を参照すると、本発明の管理サーバ10は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成であり、CPU(Central Processing Unit)901、RAM(Random Access Memory)等のメモリからなる、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部902、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信部903、入力装置905や出力装置906及び記憶装置907と接続してデータの送受信を行う入出力インタフェース部904、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス908を備えている。記憶装置907は、例えば、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置等で実現される。
本発明の管理サーバ10の各機能は、プログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、その機能を提供するプログラムを、記憶装置907に格納し、そのプログラムを主記憶部902にロードしてCPU901で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
以上、好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施する時には、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
さらに、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
組織における各業務を仮想マシンで実現する仮想化システムであって、
各仮想マシンが動作する複数の物理サーバと、
前記仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバとを備え、
前記管理サーバが、
前記仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理手段を含み、
前記マイグレーション管理手段が、
前記仮想マシンが存在する前記物理サーバを基準物理サーバとし、
前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、前記仮想マシンのマイグレーション先の候補とする
ことを特徴とする仮想化システム。
(付記2)
前記管理サーバが、
業務間通信が行われることにより前記物理サーバ間で通信する際に通過するスイッチの数をネットワークホップ数として管理するホップ数管理テーブルを含む
ことを特徴とする付記1に記載の仮想化システム。
(付記3)
前記マイグレーション管理手段が、
抽出した前記物理サーバのうち当該物理サーバが接続する前記スイッチの当該論理通信路の本数が最も少ない前記物理サーバを、マイグレーション先として決定する
ことを特徴とする付記1又は付記2に記載の仮想化システム。
(付記4)
前記管理サーバが、
業務間通信が行われることにより確立される論理通信路の本数を前記スイッチごとに管理する論理通信路開設数テーブルを含む
ことを特徴とする付記3に記載の仮想化システム。
(付記5)
前記管理サーバが、
前記スイッチと前記物理マシンの構成を管理する物理環境構成テーブルを含むことを特徴とする付記1から付記4の何れか1項に記載の仮想化システム。
(付記6)
前記管理サーバが、
前記物理マシンと前記仮想マシンの構成を管理する仮想環境構成テーブルを含むことを特徴とする付記1から付記5の何れか1項に記載の仮想化システム。
(付記7)
前記管理サーバが、
組織、業務グループ、業務の構成と、前記仮想マシンと前記業務との関係を管理する業務環境構成テーブルを含むことを特徴とする付記1から付記6の何れか1項に記載の仮想化システム。
(付記8)
前記マイグレーション管理手段が、
前記仮想マシンの配置を最適にするマイグレーションを実行することを特徴とする付記1から付記7の何れか1項に記載の仮想化システム。
(付記9)
前記マイグレーション管理手段が、
前記スイッチに障害が発生した場合にマイグレーションを実行し、
前記マイグレーション管理手段は、
前記スイッチの故障に影響がある前記物理サーバを特定し、
当該物理サーバ内の仮想マシンに紐付く業務を特定し、
特定した当該業務と通信を行う業務が存在する物理マシンを前記基準物理サーバとする
ことを特徴とする付記1から付記7の何れか1項に記載の仮想化システム。
(付記10)
組織における各業務を物理サーバ上の仮想マシンで実現する仮想化システムにおいて、前記仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバであって、
前記仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理手段を備え、
前記マイグレーション管理手段が、
前記仮想マシンが存在する前記物理サーバを基準物理サーバとし、
前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、前記仮想マシンのマイグレーション先の候補とする
ことを特徴とする管理サーバ。
(付記11)
業務間通信が行われることにより前記物理サーバ間で通信する際に通過するスイッチの数をネットワークホップ数として管理するホップ数管理テーブルを含む
ことを特徴とする付記10に記載の管理サーバ。
(付記12)
前記マイグレーション管理手段が、
抽出した前記物理サーバのうち当該物理サーバが接続する前記スイッチの当該論理通信路の本数が最も少ない前記物理サーバを、マイグレーション先として決定する
ことを特徴とする付記10又は付記11に記載の管理サーバ。
(付記13)
業務間通信が行われることにより確立される論理通信路の本数を前記スイッチごとに管理する論理通信路開設数テーブルを含む
ことを特徴とする付記12に記載の管理サーバ。
(付記14)
前記スイッチと前記物理マシンの構成を管理する物理環境構成テーブルを含むことを特徴とする付記10から付記13の何れか1項に記載の管理サーバ。
(付記15)
前記物理マシンと前記仮想マシンの構成を管理する仮想環境構成テーブルを含むことを特徴とする付記10から付記14の何れか1項に記載の管理サーバ。
(付記16)
組織、業務グループ、業務の構成と、前記仮想マシンと前記業務との関係を管理する業務環境構成テーブルを含むことを特徴とする付記10から付記15の何れか1項に記載の管理サーバ。
(付記17)
前記マイグレーション管理手段が、
前記仮想マシンの配置を最適にするマイグレーションを実行することを特徴とする付記10から付記16の何れか1項に記載の管理サーバ。
(付記18)
前記マイグレーション管理手段が、
前記スイッチに障害が発生した場合にマイグレーションを実行し、
前記マイグレーション管理手段は、
前記スイッチの故障に影響がある前記物理サーバを特定し、
当該物理サーバ内の仮想マシンに紐付く業務を特定し、
特定した当該業務と通信を行う業務が存在する物理マシンを前記基準物理サーバとする
ことを特徴とする付記10から付記16の何れか1項に記載の管理サーバ。
(付記19)
組織における各業務を物理サーバ上の仮想マシンで実現する仮想化システムにおいて、前記仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバによるマイグレーション方法であって、
マイグレーション管理手段が、前記仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理ステップを有し、
前記マイグレーション管理ステップで、
前記仮想マシンが存在する前記物理サーバを基準物理サーバとし、
前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、前記仮想マシンのマイグレーション先の候補とする
ことを特徴とするマイグレーション方法。
(付記20)
前記マイグレーション管理ステップで、
前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、業務間通信が行われることにより前記物理サーバ間で通信する際に通過するスイッチの数をネットワークホップ数として管理するホップ数管理テーブルから抽出する
ことを特徴とする付記19に記載のマイグレーション方法。
(付記21)
前記マイグレーション管理ステップで、
抽出した前記物理サーバのうち当該物理サーバが接続する前記スイッチの当該論理通信路の本数が最も少ない前記物理サーバを、マイグレーション先として決定する
ことを特徴とする付記19又は付記20に記載のマイグレーション方法。
(付記22)
前記スイッチごとの、業務間通信が行われることにより確立される論理通信路の本数を論理通信路開設数テーブルで管理するステップを有することを特徴とする付記21に記載のマイグレーション方法。
(付記23)
前記スイッチと前記物理マシンの構成を物理環境構成テーブルで管理するステップを有することを特徴とする付記19から付記22の何れか1項に記載のマイグレーション方法。
(付記24)
前記物理マシンと前記仮想マシンの構成を仮想環境構成テーブルで管理するステップを有することを特徴とする付記19から付記23の何れか1項に記載のマイグレーション方法。
(付記25)
組織、業務グループ、業務の構成と、前記仮想マシンと前記業務との関係を業務環境構成テーブルで管理するステップを有することを特徴とする付記19から付記24の何れか1項に記載のマイグレーション方法。
(付記26)
前記マイグレーション管理ステップで、
前記仮想マシンの配置を最適にするマイグレーションを実行することを特徴とする付記19から付記25の何れか1項に記載のマイグレーション方法。
(付記27)
前記マイグレーション管理ステップで、
前記スイッチに障害が発生した場合にマイグレーションを実行し、
前記マイグレーション管理ステップで、
前記スイッチの故障に影響がある前記物理サーバを特定し、
当該物理サーバ内の仮想マシンに紐付く業務を特定し、
特定した当該業務と通信を行う業務が存在する物理マシンを前記基準物理サーバとする
ことを特徴とする付記19から付記25の何れか1項に記載のマイグレーション方法。
(付記28)
組織における各業務を物理サーバ上の仮想マシンで実現する仮想化システムにおいて、前記仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバを構成するコンピュータ上で動作するマイグレーションプログラムであって、
マイグレーション管理手段に、前記仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理処理を実行させ、
前記マイグレーション管理処理で、
前記仮想マシンが存在する前記物理サーバを基準物理サーバとし、
前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、前記仮想マシンのマイグレーション先の候補とする
ことを特徴とするマイグレーションプログラム。
(付記29)
前記マイグレーション管理処理で、
前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、業務間通信が行われることにより前記物理サーバ間で通信する際に通過するスイッチの数をネットワークホップ数として管理するホップ数管理テーブルから抽出する
ことを特徴とする付記28に記載のマイグレーションプログラム。
(付記30)
前記マイグレーション管理処理で、
抽出した前記物理サーバのうち当該物理サーバが接続する前記スイッチの当該論理通信路の本数が最も少ない前記物理サーバを、マイグレーション先として決定する
ことを特徴とする付記28又は付記29に記載のマイグレーションプログラム。
(付記31)
前記コンピュータに、
前記スイッチごとの、業務間通信が行われることにより確立される論理通信路の本数を論理通信路開設数テーブルで管理する処理を実行させることを特徴とする付記30に記載のマイグレーションプログラム。
(付記32)
前記コンピュータに、
前記スイッチと前記物理マシンの構成を物理環境構成テーブルで管理する処理を実行させることを特徴とする付記28から付記31の何れか1項に記載のマイグレーションプログラム。
(付記33)
前記コンピュータに、
前記物理マシンと前記仮想マシンの構成を仮想環境構成テーブルで管理する処理を実行させることを特徴とする付記28から付記32の何れか1項に記載のマイグレーションプログラム。
(付記34)
前記コンピュータに、
組織、業務グループ、業務の構成と、前記仮想マシンと前記業務との関係を業務環境構成テーブルで管理する処理を実行させることを特徴とする付記28から付記33の何れか1項に記載のマイグレーションプログラム。
(付記35)
前記マイグレーション管理処理で、
前記仮想マシンの配置を最適にするマイグレーションを実行することを特徴とする付記28から付記34の何れか1項に記載のマイグレーションプログラム。
(付記36)
前記マイグレーション管理処理で、
前記スイッチに障害が発生した場合にマイグレーションを実行し、
前記マイグレーション管理処理で、
前記スイッチの故障に影響がある前記物理サーバを特定し、
当該物理サーバ内の仮想マシンに紐付く業務を特定し、
特定した当該業務と通信を行う業務が存在する物理マシンを前記基準物理サーバとする
ことを特徴とする付記28から付記34の何れか1項に記載のマイグレーションプログラム。
本発明によれば、クラウドシステムなどの大規模なコンピュータシステムの運用性、保守性の向上に適用できる。
10:管理サーバ
11:構成テーブル
12:ホップ数管理テーブル
13:論理通信路開設数テーブル
14:マイグレーション管理手段
20〜26:ネットワークスイッチ(以降、SWと表記)
30〜35:物理マシン
40〜63:仮想マシン
70〜71:組織
80〜82:業務グループ
90〜97:業務
100:監視用ネットワーク
110〜121:ケーブル
130〜137:業務稼動場所
200:物理環境構成テーブル
210:仮想環境構成テーブル
220:業務環境構成テーブル
901:CPU
902:主記憶部
903:通信部
904:入出力インタフェース部
905:入力装置
906:出力装置
907:記憶装置
908:システムバス
1000:仮想化システム

Claims (9)

  1. 組織における各業務を仮想マシンで実現する仮想化システムであって、
    各仮想マシンが動作する複数の物理サーバと、
    前記仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバとを備え、
    前記管理サーバが、
    前記仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理手段を含み、
    前記マイグレーション管理手段が、
    前記仮想マシンが存在する前記物理サーバを基準物理サーバとし、
    前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、前記仮想マシンのマイグレーション先の候補とし、
    候補とした前記物理サーバのうち当該物理サーバが接続する前記スイッチの当該論理通信路の本数が最も少ない前記物理サーバを、マイグレーション先として決定する、
    ことを特徴とする仮想化システム。
  2. 前記管理サーバが、
    業務間通信が行われることにより前記物理サーバ間で通信する際に通過するスイッチの数をネットワークホップ数として管理するホップ数管理テーブルを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮想化システム。
  3. 前記管理サーバが、
    業務間通信が行われることにより確立される論理通信路の本数を前記スイッチごとに管理する論理通信路開設数テーブルを含む
    ことを特徴とする請求項に記載の仮想化システム。
  4. 前記管理サーバが、
    前記スイッチと前記物理マシンの構成を管理する物理環境構成テーブルを含むことを特徴とする請求項1から請求項の何れか1項に記載の仮想化システム。
  5. 前記管理サーバが、
    前記物理マシンと前記仮想マシンの構成を管理する仮想環境構成テーブルを含むことを特徴とする請求項1から請求項の何れか1項に記載の仮想化システム。
  6. 前記マイグレーション管理手段が、
    前記スイッチに障害が発生した場合にマイグレーションを実行し、
    前記マイグレーション管理手段は、
    前記スイッチの故障に影響がある前記物理サーバを特定し、
    当該物理サーバ内の仮想マシンに紐付く業務を特定し、
    特定した当該業務と通信を行う業務が存在する物理マシンを前記基準物理サーバとする
    ことを特徴とする請求項1から請求項の何れか1項に記載の仮想化システム。
  7. 組織における各業務を物理サーバ上の仮想マシンで実現する仮想化システムにおいて、前記仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバであって、
    前記仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理手段を備え、
    前記マイグレーション管理手段が、
    前記仮想マシンが存在する前記物理サーバを基準物理サーバとし、
    前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、前記仮想マシンのマイグレーション先の候補とし、
    候補とした前記物理サーバのうち当該物理サーバが接続する前記スイッチの当該論理通信路の本数が最も少ない前記物理サーバを、マイグレーション先として決定する、
    ことを特徴とする管理サーバ。
  8. 組織における各業務を物理サーバ上の仮想マシンで実現する仮想化システムにおいて、前記仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバによるマイグレーション方法であって、
    マイグレーション管理手段が、前記仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理ステップを有し、
    前記マイグレーション管理ステップで、
    前記仮想マシンが存在する前記物理サーバを基準物理サーバとし、
    前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、前記仮想マシンのマイグレーション先の候補とし、
    候補とした前記物理サーバのうち当該物理サーバが接続する前記スイッチの当該論理通信路の本数が最も少ない前記物理サーバを、マイグレーション先として決定する、
    ことを特徴とするマイグレーション方法。
  9. 組織における各業務を物理サーバ上の仮想マシンで実現する仮想化システムにおいて、前記仮想マシンのマイグレーションを管理する管理サーバを構成するコンピュータ上で動作するマイグレーションプログラムであって、
    マイグレーション管理手段に、前記仮想マシンのマイグレーションを管理するマイグレーション管理処理を実行させ、
    前記マイグレーション管理処理で、
    前記仮想マシンが存在する前記物理サーバを基準物理サーバとし、
    前記基準物理サーバとのネットワークホップ数が、前記仮想マシンに紐付く業務の属する組織に対し予め設定されている最大ネットワークホップ数以下の前記物理サーバを、前記仮想マシンのマイグレーション先の候補とし、
    候補とした前記物理サーバのうち当該物理サーバが接続する前記スイッチの当該論理通信路の本数が最も少ない前記物理サーバを、マイグレーション先として決定する、
    ことを特徴とするマイグレーションプログラム。
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