JP5916656B2 - ミストサウナ設計方法、および、ミストサウナ設計システム - Google Patents

ミストサウナ設計方法、および、ミストサウナ設計システム Download PDF

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Description

本発明は、ミストサウナ装置の運転パターンを設計するミストサウナ設計方法、および、ミストサウナ設計システムに関する。
近年、浴室等の室内に霧状の湯(ミスト)を充満させるミストサウナ装置が普及している(例えば、特許文献1)。ミストサウナ装置によって生成されるミストサウナ環境(ミストが充満した室内)に入ることによって、発汗や、血行が促進されたり、保温効果や、保湿効果、リフレッシュ効果、リラックス効果が得られたりするため、ミストサウナ装置は、人の健康増進に寄与する装置として注目されている。
上述したミストサウナ装置において、人が快適と感じるミストサウナ環境を生成することができる運転パターンの開発が求められている。
そこで、従来、複数の被験者にミストサウナ環境を体験してもらい、その後、被験者に対して、ミストサウナ環境を体験した結果得られた感想を自由に記載してもらうアンケートを実施して、当該アンケート結果を参照することで、人が快適と感じるミストサウナ環境を把握する試みがなされていた。
特開2013−34898号公報
上述したミストサウナ環境における人の快適性(快適か否かに起因する感性)に寄与する要素は、ミストの平均粒子径、ミストの温度、室内の温度、室内の湿度、ミストの風量、ミストを生成する際に生じる音等多岐に亘る。しかし、人の感性は、曖昧模糊としたものであり、上記複数の要素のうち、どの要素がどの程度ミストサウナ環境の快適性に寄与しているかを被験者自身が認識していないことが多い。このため、上述した感想を自由に記載してもらうアンケートを実施しても、どの要素をどのように設定すれば、快適なミストサウナ環境を生成できるかを把握するのは困難であった。
そこで、本発明は、ミストサウナ環境下に配された人が感じる感性を数値化することによって、人が快適と感じるミストサウナ環境を定量的に把握することができ、人が快適と感じるミストサウナ環境を生成する運転パターンを設計することが可能なミストサウナ設計方法、および、ミストサウナ設計システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のミストサウナ設計方法は、ミストサウナ装置の運転パターンを設計するミストサウナ設計方法であって、前記ミストサウナ装置が作り出す環境であるミストサウナ環境において人が感じる感性を表す、相対する意味関係を有する2つの形容詞で構成される形容詞対を複数選択する工程と、選択された複数の前記形容詞対を用いて、SD法に基づくアンケートを作成する工程と、前記アンケートを用い、被験者に対して、前記ミストサウナ環境下に配されているときであるミストサウナ中、および、該ミストサウナ環境下に配された後であって該ミストサウナ環境下から環境外へ移動したときであるミストサウナ後、それぞれにおいてアンケート調査を実施する工程と、前記アンケート調査を実施する工程において得られた、前記ミストサウナ中のアンケート結果、および、前記ミストサウナ後のアンケート結果それぞれについて、SD法に基づく因子分析を実行し、複数の因子を導出するとともに、前記形容詞対が各因子に依存する度合いを示す因子負荷量を形容詞対ごとに導出する工程と、前記因子負荷量の絶対値が最大となる因子が等しい形容詞対をグループ化して形容詞対群とする工程と、前記SD法に基づく因子分析によって導出された複数の因子の中から2つの因子を選定し、該選定した2つの因子それぞれについて、グループ化された前記形容詞対群に属する形容詞対の最大の因子負荷量に基づいて、該形容詞対群に対応する因子の値である感性値を、前記ミストサウナ中、および、前記ミストサウナ後それぞれについて導出する工程と、前記選定した2つの因子それぞれの、前記ミストサウナ中のアンケート結果から導出された感性値、および、前記ミストサウナ後のアンケート結果から導出された感性値に基づいて、2軸マップを作成する工程と、前記2軸マップを表示部に出力する工程と、を含むことを特徴とする。
また、前記2軸マップを作成する工程において、形容詞対の数が最大の前記形容詞対群に対応する因子の感性値を少なくとも用いるとしてもよい。
また、前記2軸マップを作成する工程において、形容詞対の数が2番目に多い前記形容詞対群に対応する因子の感性値をさらに用いるとしてもよい。
上記課題を解決するために、本発明のミストサウナ設計システムは、ミストサウナ装置の運転パターンを設計するミストサウナ設計システムであって、前記ミストサウナ装置が作り出す環境であるミストサウナ環境において人が感じる感性を表す、相対する意味関係を有する2つの形容詞で構成される形容詞対を複数用いて作成された、SD法に基づくアンケートを用い、被験者に対して、前記ミストサウナ環境下に配されているときであるミストサウナ中、および、該ミストサウナ環境下に配された後であって該ミストサウナ環境下から環境外へ移動したときであるミストサウナ後、それぞれにおいてアンケート調査を実施する調査実施部と、前記調査実施部によって得られた、前記ミストサウナ中のアンケート結果、および、前記ミストサウナ後のアンケート結果それぞれについて、SD法に基づく因子分析を実行し、複数の因子を導出するとともに、前記形容詞対が各因子に依存する度合いを示す因子負荷量を形容詞対ごとに導出する因子負荷量導出部と、前記因子負荷量の絶対値が最大となる因子が等しい形容詞対をグループ化して形容詞対群とするグループ化部と、前記SD法に基づく因子分析によって導出された複数の因子の中から2つの因子を選定し、該選定した2つの因子それぞれについて、グループ化された前記形容詞対群に属する形容詞対の最大の因子負荷量に基づいて、該形容詞対群に対応する因子の値である感性値を、前記ミストサウナ中、および、前記ミストサウナ後それぞれについて導出する感性値導出部と、前記選定した2つの因子それぞれの、前記ミストサウナ中のアンケート結果から導出された感性値、および、前記ミストサウナ後のアンケート結果から導出された感性値に基づいて、2軸マップを作成するマップ作成部と、前記2軸マップを表示部に出力する出力部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ミストサウナ環境下に配された人が感じる感性を数値化することによって、人が快適と感じるミストサウナ環境を定量的に把握することができ、人が快適と感じるミストサウナ環境を生成する運転パターンを設計することが可能となる。
ミストサウナ設計システムの概略的な接続関係を説明するための図である。 実施装置の構成を説明するための機能ブロック図である。 分析装置の構成を説明するための機能ブロック図である。 形容詞対選択部が選択した形容詞対の例を示す図である。 アンケート作成部によって作成されたSD法に基づくアンケートを説明するための図である。 実施装置によるアンケート調査に基づいて得られるアンケート結果を説明するための図である。 因子負荷量導出部による因子分析の結果を説明するための図である。 グループ化部の処理を説明するための図である。 マップ作成部によって作成された2軸マップを説明するための図である。 ミストサウナ設計方法の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(ミストサウナ設計システム100)
図1は、本実施形態にかかるミストサウナ設計システム100の概略的な接続関係を説明するための図である。図1に示すように、ミストサウナ設計システム100は、分析装置110と、通信網120と、実施装置130とを含んで構成される。
分析装置110は、ミストサウナ装置の設計者の操作入力に基づいて、被験者に対して実施するアンケートを作成するアンケート作成処理、および、ミストサウナ装置が生成するミストサウナ環境下の被験者に対してアンケートを実施することで得られたアンケート結果を集計、分析して分析結果を導出する結果導出処理を遂行する。
通信網120は、LAN、専用回線、インターネット等で構成され分析装置110と実施装置130とを無線または有線により接続する。
実施装置130は、被験者ごとに利用され、分析装置110によって作成されたアンケートを表示し、被験者に対してアンケートを実施する調査処理を遂行する。
以下、分析装置110および実施装置130の具体的な構成について詳述する。ここでは、まず実施装置130の構成について説明し、続いて、分析装置110の構成について説明する。
(実施装置130)
図2は、実施装置130の構成を説明するための機能ブロック図である。図2に示すように、実施装置130は、操作部310と、通信部320と、中央制御部330と、表示部340とを含んで構成される。
操作部310は、キーボード、ポインティングデバイス、十字キー、ジョイスティック、後述する表示部340に重畳されたタッチパネル等で構成され、被験者の操作入力を受け付ける。
通信部320は、通信網120を介して分析装置110との通信を確立し、分析装置110によって作成されたアンケートを受信したり、後述する中央制御部330によって得られたアンケート結果を分析装置110に送信したりする。
中央制御部330は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成され、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出し、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して実施装置130全体を管理および制御する。
表示部340は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、後述する調査実施部350の制御指令に基づいて、アンケートを表示する。
本実施形態において、中央制御部330は、調査実施部350としても機能する。ここで、調査実施部350は、上記調査処理において機能する。
調査実施部350は、分析装置110によって作成されたアンケートを用い、被験者に対して、ミストサウナ環境下に配される前(以下、「ミストサウナ前」と称する)、ミストサウナ環境下に配されているとき(以下、「ミストサウナ中」と称する)、および、ミストサウナ環境下に配された後であってミストサウナ環境下から環境外へ移動したとき(以下、「ミストサウナ後」と称する)、それぞれにおいてアンケート調査を実施する。
具体的に説明すると、調査実施部350は、通信部320が受信したアンケートを表示部340に表示させる。そして、操作部310を通じた被験者による操作入力に基づいて、アンケート調査を実施する。なお、実施装置130の詳細な動作については、分析装置110の動作と併せて、後に詳述する。
(分析装置110)
図3は、分析装置110の構成を説明するための機能ブロック図である。図3に示すように、分析装置110は、操作部210と、通信部220と、中央制御部230と、表示部240とを含んで構成される。
操作部210は、キーボード、ポインティングデバイス、十字キー、ジョイスティック、後述する表示部240に重畳されたタッチパネル等で構成され、設計者の操作入力を受け付ける。
通信部220は、通信網120を介して実施装置130との通信を確立し、後述する中央制御部230が生成したアンケートを実施装置130に送信したり、実施装置130によって得られたアンケート結果を受信したりする。
中央制御部230は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成され、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出し、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して分析装置110全体を管理および制御する。本実施形態において、中央制御部230は、形容詞対選択部250、アンケート作成部252、因子負荷量導出部260、グループ化部262、感性値導出部264、マップ作成部266、出力部268としても機能する。ここで、形容詞対選択部250、アンケート作成部252は、上記アンケート作成処理において機能し、因子負荷量導出部260、グループ化部262、感性値導出部264、マップ作成部266、出力部268は、上記結果導出処理において機能する。以下、中央制御部230の各機能部について説明する。
形容詞対選択部250は、操作部210を通じた設計者による操作入力に基づいて選択された、ミストサウナ装置が作り出す環境であるミストサウナ環境において人が感じる感性を表す、複数の相対する意味関係を有する2つの形容詞で構成される形容詞対を、不図示のメモリに記憶する。図4は、形容詞対選択部250が選択した形容詞対の例を示す図である。ここで、相対する形容詞対は、例えば、「暑い」および「寒い」といった、意味の上で互いに反対の関係にある形容詞(対義語、反対語、反意語ともいう)の対を示す。
ミストサウナ環境において人が感じる感性を表す、相対する形容詞対の選択は、例えば、複数の辞書から形容詞を1000個程度抽出し、ミストサウナ装置、ドライサウナ装置、空調機器等のカタログ、ミストサウナ装置、ドライサウナ装置、空調機器等の販売従業者に対するアンケート等を参考にして50〜60程度(ここでは、57形容詞対)の形容詞対に絞り込むことで為される。こうして、設計者によって、図4に示すような複数の形容詞対が選択され、形容詞対選択部250によってメモリに記憶されることとなる。
アンケート作成部252は、形容詞対選択部250によって記憶された複数の形容詞対を用いて、SD法に基づくアンケートを作成する。図5は、アンケート作成部252によって作成されたSD法に基づくアンケート270を説明するための図である。SD(Semantic Differential: 意味微分)法は、相対する形容詞対を両極におき、人が感じた感性を、両極間に設けられた複数段階の尺度で測定する手法である。したがって、SD法に基づくアンケート(感性アンケート)270は、図5に示すように、行272ごとに、その両極に、相対する形容詞対274(図5中、274a、274bで示す)が配され、形容詞対274a、274b間に複数段階(ここでは、5段階)の尺度276(図5中、276a〜276e)が配される。
このようにして生成されたアンケート270は、通信部220を通じて、実施装置130へ送信される。アンケート270を受信した実施装置130は、上述したように、当該アンケート270を表示し、被験者による操作入力に基づいてアンケート調査を実施する。
図6は、実施装置130によるアンケート調査に基づいて得られるアンケート結果を説明するための図である。実施装置130は、各質問(形容詞対274a、274b)に対して、自身が感じた感性に最も近い尺度276を被験者に選択させる。そうすると、図6に示すように、被験者の操作入力(選択入力)に基づいて、被験者が選択した尺度276が選択されることとなる(図6中、黒四角で示す)。
また、本実施形態において、実施装置130は、アンケート結果として、尺度276のうち、被験者によって選択された尺度276を左側から順に「5」、「4」、「3」、「2」、「1」と数値化する。具体的に説明すると、例えば、質問1に対して、被験者によって、最も左側に位置する尺度276a「大変感じる」が選択されると「5」と数値化し、被験者によって、左から2番目に位置する尺度276b「やや感じる」が選択されると「4」と数値化し、左から3番目に位置する尺度276c「同程度」が選択されると「3」と数値化し、左から4番目に位置する尺度276d「やや感じる」が選択されると「2」と数値化し、最も右側に位置する尺度276e「大変感じる」が選択されると「1」と数値化する。なお、ここでは、1の質問に対して、被験者によって選択される尺度276は、排他的であるものとする。
そして、実施装置130は、複数の被験者に対してアンケート調査を実施し、複数の被験者それぞれに対しては、ミストサウナ前、ミストサウナ中、および、ミストサウナ後、それぞれにおいて同一のアンケート270を用いてアンケート調査を実施する。このようにして実施装置130によって得られたアンケート結果は、分析装置110に送信されることとなる。また、アンケート結果は、ミストサウナ前、ミストサウナ中、および、ミストサウナ後、それぞれにおいて、形容詞対274ごと、被験者ごとに得られることとなる。
図3に戻り、因子負荷量導出部260は、実施装置130によって得られた、ミストサウナ中のアンケート結果、および、ミストサウナ後のアンケート結果それぞれについて、SD法に基づく因子分析を実行し、複数の因子を導出するとともに、形容詞対274が各因子に依存する度合いを示す因子負荷量を形容詞対274ごとに導出する。
具体的に説明すると、形容詞対274それぞれに対して、ミストサウナ前のアンケート結果(数値)をA、ミストサウナ中のアンケート結果(数値)をB、ミストサウナ後のアンケート結果(数値)をCとすると、(1)B−A(ミストサウナ環境下の感性状態)、および、(2)C−A(ミストサウナ環境を体験した後の感性状態)を、被験者ごとに導出する。例えば、ある被験者による、ある形容詞対274の、ミストサウナ前のアンケート結果が「3」、ミストサウナ中のアンケート結果が「5」、ミストサウナ後のアンケート結果が「4」であった場合、差分(1)は、5−3=2となり、差分(2)は、4−3=1となる。
このように、ミストサウナ前のアンケート結果を減算することにより、被験者個人の既存の感性(暑がり、寒がり等)がアンケート結果に影響してしまう事態を回避することができる。
そして、差分(1)、(2)それぞれに対して、SD法に基づく因子分析を実行する。そうすると、複数の因子(共通因子)が導出されるとともに、因子負荷量が形容詞対274ごとに導出されることとなる。なお、SD法に基づく因子分析は、既存の技術であるため詳しい説明は省略する。
図7は、因子負荷量導出部260による因子分析の結果を説明するための図である。図7に示すように、因子負荷量導出部260によって上記差分(1)、(2)それぞれに対する因子分析が実行されると、1の差分に対して、複数(例えば、15程度)の因子280(図7中、280a、280b、280c、280dで示す)がそれぞれ導出される。また、因子280の導出とともに、形容詞対274ごと(質問ごと)に因子負荷量が導出されることとなる。
ここで、因子負荷量は、形容詞対274が各因子280に依存する度合いを示す。つまり、因子負荷量の絶対値が大きいほど、その因子280に依存(寄与)する度合いが大きく、また、因子負荷量の絶対値が小さいほど、その因子280に依存(寄与)する度合いが小さいこととなる。
グループ化部262は、因子負荷量の絶対値が最大となる因子280が等しい形容詞対274をグループ化して形容詞対群とする。図8は、グループ化部262の処理を説明するための図である。グループ化部262は、まず、形容詞対274それぞれにおいて、因子負荷量の絶対値が最大となる因子280を決定する。例えば、図8に示すように、質問No.28の形容詞対274「悪い−良い」は、因子負荷量の絶対値が最大(0.85)となる因子280が第1因子である。そして、グループ化部262は、図8中、太枠で示すように、因子負荷量の絶対値が最大となる因子280が等しい形容詞対274をグループ化して形容詞対群290(図8中、290a、290b、290cで示す)とする。
感性値導出部264は、まず、SD法に基づく因子分析によって導出された複数の因子280の中から2つの因子280を選定する。そして、感性値導出部264は、選定した2つの因子280それぞれについて、グループ化された形容詞対群290に属する形容詞対274の最大の因子負荷量に基づいて、形容詞対群290に対応する因子280の値である感性値を、ミストサウナ中、および、ミストサウナ後それぞれについて導出する。
具体的に説明すると、感性値導出部264は、形容詞対群290に属する形容詞対274の最大の因子負荷量に、差分(1)を積算した値(積算値D1)を、当該形容詞対274ごとに導出する。そして、感性値導出部264は、形容詞対群290に属する形容詞対274すべてに関する積算値D1を合計して合計値T1を導出する。このようにして導出した合計値T1を被験者ごとに平均した値を、ミストサウナ中における、形容詞対群290に対応する因子280の感性値M1とする。したがって、感性値M1は、因子280ごとに導出されることとなる。
同様に、感性値導出部264は、形容詞対群290に属する形容詞対274の最大の因子負荷量に、差分(2)を積算した値(積算値D2)を、当該形容詞対274ごとに導出する。そして、感性値導出部264は、形容詞対群290に属する形容詞対274すべてに関する積算値D2を合計して合計値T2を導出する。このようにして導出した合計値T2を被験者ごとに平均した値を、ミストサウナ後における、形容詞対群290に対応する因子280の感性値M2とする。したがって、感性値M2は、因子280ごとに導出されることとなる。
マップ作成部266は、選定した2つの因子280それぞれの感性値M1、感性値M2(少なくとも、合計4つの感性値)に基づいて、2軸マップを作成する。本実施形態において、マップ作成部266は、形容詞対274の数が最大の形容詞対群290に対応する因子280の感性値M1、M2と、形容詞対274の数が2番目に多い形容詞対群290に対応する因子280の感性値M1、M2に基づいて、2軸マップを作成する。このようにして、生成された2軸マップは、出力部268によって、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成された表示部240に出力される。
本願発明者が鋭意検討したところ、上記アンケート270において、形容詞対274の数が最大の形容詞対群290に対応する因子280(第1因子)の形容詞対274を解釈すると、当該第1因子は、快適か否かに起因する感性を表す因子(以下、単に「快適性」と称する)であることを見出した。したがって、マップ作成部266が、形容詞対274の数が最大の形容詞対群290に対応する因子280の感性値M1、M2に基づいて2軸マップを作成する構成により、人の快適性を定量的に把握することができる。
また、本願発明者が鋭意検討したところ、上記アンケート270において、形容詞対274の数が2番目に多い形容詞対群290に対応する因子280(第2因子)の形容詞対274を解釈すると、当該第2因子は、温度および湿度に起因する感性を表す因子(以下、単に「温湿度」と称する)であることを見出した。
図9は、マップ作成部266によって作成された2軸マップ300を説明するための図である。図9に示す2軸マップ300では、快適性(形容詞対274の数が最大の形容詞対群290に対応する因子280、ここでは第1因子)を横軸とし、温湿度(形容詞対274の数が2番目に多い形容詞対群290に対応する因子280、ここでは第2因子)を縦軸とした。
また、図9に示す2軸マップ300において、ミストサウナ中における感性値M1を白い丸、白い四角、白い三角、白い菱形で示し、ミストサウナ後における感性値M2を黒い丸、黒い四角、黒い三角、黒い菱形で示す。
例えば、図9に示す、ミストの平均粒子径、ミストの温度、室内の温度、室内の湿度、ミストの風量、ミストを生成する際に生じる音の群から選択される1または複数が異なるケース1、ケース2、ケース3、ケース4のミストサウナ環境下に被験者を配し、導出された感性値M1、M2に基づいて生成された2軸マップ300を、設計者が参照する。そうすると、快適性についての感性値M1と感性値M2との差分は、ケース2が最も大きく、ケース3、ケース1、ケース4の順で小さくなることを、設計者に視覚的に把握させることができる。これにより、設計者は、ケース1〜4のミストサウナ環境のうち、ケース2のミストサウナ環境が、人が最も快適と感じる環境であることを把握することができる。
つまり、快適性についての感性値M1と感性値M2との差分が大きくなればなるほど、人が快適と感じることとなる。このため、ミストサウナ環境を構成する各要素(ミストの平均粒子径、ミストの温度、室内の温度、室内の湿度、ミストの風量、ミストを生成する際に生じる音等)を変化させて、2軸マップ300を作成することで、設計者に、人が快適と感じるミストサウナ環境を定量的に把握させることができる。したがって、設計者は、2軸マップ300を利用することで、人が快適と感じるミストサウナ環境を生成する運転パターンを設計することが可能となる。
(ミストサウナ設計方法)
続いて、ミストサウナ設計システム100を用いたミストサウナ設計方法について説明する。図10は、本実施形態にかかるミストサウナ設計方法の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
(形容詞対選択工程S410)
形容詞対選択工程S410において、分析装置110の形容詞対選択部250は、操作部210を通じて設計者による操作入力に基づいて選択された、ミストサウナ装置が作り出す環境であるミストサウナ環境において人が感じる感性を表す、複数の相対する形容詞対274をメモリに記憶する(図4参照)。
(アンケート作成工程S420)
アンケート作成工程S420において、分析装置110のアンケート作成部252は、形容詞対選択工程S410において選択された複数の形容詞対274を用いて、SD法に基づくアンケート270を作成する(図5参照)。そして、アンケート作成部252は、通信部220を通じて、生成したアンケート270を実施装置130に送信する。
(調査実施工程S430)
調査実施工程S430において、実施装置130の通信部320は、アンケート作成工程S420において生成されたアンケート270を受信する。そして、実施装置130の調査実施部350は、受信したアンケート270を用い、被験者に対して、ミストサウナ前、ミストサウナ中、および、ミストサウナ後、それぞれにおいてアンケート調査を実施する。そして、調査実施部350は、通信部320を通じて、得られたアンケート結果(図6参照)を分析装置110に送信する。
(因子負荷量導出工程S440)
因子負荷量導出工程S440において、分析装置110の通信部220は、調査実施工程S430において得られた、ミストサウナ中のアンケート結果、および、ミストサウナ後のアンケート結果を受信する。そして、分析装置110の因子負荷量導出部260は、ミストサウナ中のアンケート結果、および、ミストサウナ後のアンケート結果それぞれについて、SD法に基づく因子分析を実行し、複数の因子280を導出するとともに、形容詞対274が各因子280に依存する度合いを示す因子負荷量を形容詞対274ごとに導出する(図7参照)。
(グループ化工程S450)
グループ化工程S450において、分析装置110のグループ化部262は、因子負荷量の絶対値が最大となる因子280が等しい形容詞対274をグループ化して形容詞対群290とする(図8参照)。
(感性値導出工程S460)
感性値導出工程S460において、分析装置110の感性値導出部264は、形容詞対群290に属する形容詞対274の因子負荷量および当該形容詞対274のアンケート結果に基づいて、形容詞対群290に対応する因子280の値である感性値M1、M2を導出する。
(マップ作成工程S470)
マップ作成工程S470において、分析装置110のマップ作成部266は、SD法に基づく因子分析によって導出された複数の因子280の中から2つの因子280を選定し、2つの感性値M1、M2に基づいて、2軸マップ300を作成する(図9参照)。
(出力工程S480)
出力工程S480において、分析装置110の出力部268は、2軸マップ300を表示部240に出力する。
以上説明したように、本実施形態にかかるミストサウナ設計システム100およびこれを用いたミストサウナ設計方法によれば、ミストサウナ環境下に配された人が感じる感性を数値化することによって、人が快適と感じるミストサウナ環境を定量的に把握することができ、人が快適と感じるミストサウナ環境を生成する運転パターンを設計することが可能となる。
また、被験者を任意の群(性別、年齢、国籍、出身地等で区画される群、例えば、男性、30代、日本人等)とすることで、当該任意の群に属する人が快適と感じるミストサウナ環境を定量的に把握することができ、人が快適と感じるミストサウナ環境を生成する運転パターンを設計することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、因子負荷量導出部260は、ミストサウナ中のアンケート結果と、ミストサウナ前のアンケート結果との差分(1)、および、ミストサウナ後のアンケート結果と、ミストサウナ前のアンケート結果との差分(2)の因子分析を実行している。しかし、因子負荷量導出部260は、少なくとも、ミストサウナ中のアンケート結果、および、ミストサウナ後のアンケート結果の因子分析を行えば、2軸マップ300を作成することができる。
また、上記実施形態において、マップ作成部266は、形容詞対274の数が最大の形容詞対群290に対応する感性値M1、M2と、形容詞対274の数が2番目に多い形容詞対群290に対応する感性値M1、M2とに基づいて2軸マップ300を作成している。しかし、マップ作成部266は、SD法に基づく因子分析によって導出された複数の因子280の中から2つの因子280を選定し、2つの感性値に基づいて、2軸マップ300を作成すればよい。したがって、例えば、形容詞対274の数が最大の形容詞対群290に対応する感性値M1、M2と、形容詞対274の数が3番目に多い形容詞対群290に対応する感性値M1、M2とに基づいて2軸マップ300を作成してもよい。
なお、本願発明者が鋭意検討したところ、上記アンケート270において、形容詞対274の数が3番目に多い形容詞対群290に対応する因子280の形容詞対274を解釈すると、当該因子280は、風量に起因する感性を表す因子(以下、単に「風量」と称する)であることを見出している。したがって、快適性と風量との2軸マップ300によっても、人が快適と感じるミストサウナ環境を生成する運転パターンを設計することが可能となる。
同様に、音に起因する感性を表す因子や、圧迫感に起因する感性を表す因子、色に起因する感性を表す因子等に対応する感性値を用いて2軸マップ300を生成することもできる。
また、上記実施形態において、表示部240、340として、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイを例に挙げて説明したが、表示部は、紙媒体であってもよい。
また、上記実施形態において、被験者ごとに実施装置130を利用する構成について説明したが、1つの実施装置130を複数の被験者が利用してもよい。
また、上記実施形態において、アンケート作成処理および結果導出処理を遂行する分析装置110を備えたミストサウナ設計システム100について説明したが、ミストサウナ設計システム100は、アンケート作成処理を遂行せず、設計者の操作入力に基づいてアンケート270を取得して、結果導出処理を遂行してもよい。
また、上記実施形態において、調査処理を遂行する実施装置130を備えたミストサウナ設計システム100について説明したが、ミストサウナ設計システム100は、調査処理を遂行せず、設計者の操作入力に基づいてアンケート結果を取得して、結果導出処理を遂行してもよい。
また、上記実施形態において、分析装置110と、実施装置130とを含んで構成されるミストサウナ設計システム100について説明した。しかし、分析装置110の機能(操作部210、中央制御部230と、表示部240、形容詞対選択部250、アンケート作成部252、因子負荷量導出部260、グループ化部262、感性値導出部264、マップ作成部266、出力部268)と、実施装置130の機能(調査実施部350)とを備えたミストサウナ設計装置によっても、上記2軸マップ300を生成することができる。
なお、本明細書のミストサウナ設計方法の各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、ミストサウナ装置の運転パターンを設計するミストサウナ設計方法、および、ミストサウナ設計システムに利用することができる。
100 …ミストサウナ設計システム
110 …分析装置
130 …実施装置
240、340 …表示部
250 …形容詞対選択部
252 …アンケート作成部
260 …因子負荷量導出部
262 …グループ化部
264 …感性値導出部
266 …マップ作成部
268 …出力部
350 …調査実施部

Claims (4)

  1. ミストサウナ装置の運転パターンを設計するミストサウナ設計方法であって、
    前記ミストサウナ装置が作り出す環境であるミストサウナ環境において人が感じる感性を表す、相対する意味関係を有する2つの形容詞で構成される形容詞対を複数選択する工程と、
    選択された複数の前記形容詞対を用いて、SD法に基づくアンケートを作成する工程と、
    前記アンケートを用い、被験者に対して、前記ミストサウナ環境下に配されているときであるミストサウナ中、および、該ミストサウナ環境下に配された後であって該ミストサウナ環境下から環境外へ移動したときであるミストサウナ後、それぞれにおいてアンケート調査を実施する工程と、
    前記アンケート調査を実施する工程において得られた、前記ミストサウナ中のアンケート結果、および、前記ミストサウナ後のアンケート結果それぞれについて、SD法に基づく因子分析を実行し、複数の因子を導出するとともに、前記形容詞対が各因子に依存する度合いを示す因子負荷量を形容詞対ごとに導出する工程と、
    前記因子負荷量の絶対値が最大となる因子が等しい形容詞対をグループ化して形容詞対群とする工程と、
    前記SD法に基づく因子分析によって導出された複数の因子の中から2つの因子を選定し、該選定した2つの因子それぞれについて、グループ化された前記形容詞対群に属する形容詞対の最大の因子負荷量に基づいて、該形容詞対群に対応する因子の値である感性値を、前記ミストサウナ中、および、前記ミストサウナ後それぞれについて導出する工程と、
    前記選定した2つの因子それぞれの、前記ミストサウナ中のアンケート結果から導出された感性値、および、前記ミストサウナ後のアンケート結果から導出された感性値に基づいて、2軸マップを作成する工程と、
    前記2軸マップを表示部に出力する工程と、
    を含むことを特徴とするミストサウナ設計方法。
  2. 前記2軸マップを作成する工程において、形容詞対の数が最大の前記形容詞対群に対応する因子の感性値を少なくとも用いることを特徴とする請求項1に記載のミストサウナ設計方法。
  3. 前記2軸マップを作成する工程において、形容詞対の数が2番目に多い前記形容詞対群に対応する因子の感性値をさらに用いることを特徴とする請求項2に記載のミストサウナ設計方法。
  4. ミストサウナ装置の運転パターンを設計するミストサウナ設計システムであって、
    前記ミストサウナ装置が作り出す環境であるミストサウナ環境において人が感じる感性を表す、相対する意味関係を有する2つの形容詞で構成される形容詞対を複数用いて作成された、SD法に基づくアンケートを用い、被験者に対して、前記ミストサウナ環境下に配されているときであるミストサウナ中、および、該ミストサウナ環境下に配された後であって該ミストサウナ環境下から環境外へ移動したときであるミストサウナ後、それぞれにおいてアンケート調査を実施する調査実施部と、
    前記調査実施部によって得られた、前記ミストサウナ中のアンケート結果、および、前記ミストサウナ後のアンケート結果それぞれについて、SD法に基づく因子分析を実行し、複数の因子を導出するとともに、前記形容詞対が各因子に依存する度合いを示す因子負荷量を形容詞対ごとに導出する因子負荷量導出部と、
    前記因子負荷量の絶対値が最大となる因子が等しい形容詞対をグループ化して形容詞対群とするグループ化部と、
    前記SD法に基づく因子分析によって導出された複数の因子の中から2つの因子を選定し、該選定した2つの因子それぞれについて、グループ化された前記形容詞対群に属する形容詞対の最大の因子負荷量に基づいて、該形容詞対群に対応する因子の値である感性値を、前記ミストサウナ中、および、前記ミストサウナ後それぞれについて導出する感性値導出部と、
    前記選定した2つの因子それぞれの、前記ミストサウナ中のアンケート結果から導出された感性値、および、前記ミストサウナ後のアンケート結果から導出された感性値に基づいて、2軸マップを作成するマップ作成部と、
    前記2軸マップを表示部に出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とするミストサウナ設計システム。
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