JP5913088B2 - 水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体 - Google Patents

水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体 Download PDF

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Description

本発明は、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体に関するものである。
従来、水等の液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体としては、例えば、水を充填したペットボトル内に生け花を封入した装飾体が提供されてきたところである(例えば、特許文献1参照。)。
また、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体としては、該封入容器の上部から下部までに及ぶ長さを有する針金状の止め具に取り付けた水中花を該封入容器内に封入した装飾体も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−25799号公報 特開平11−347261号公報
しかしながら、上記の従来技術に係る装飾体にあっては、まず、単純に水等の液体を充填したペットボトル等の封入容器内に水中花等の水中観賞物を封入しただけでは、使用者は該水中観賞物を所望の位置及び姿勢に維持することができないという問題があった。
即ち、上記の従来技術に係る装飾体を屋内外の装飾品として用いる場合には、該装飾体を設置する場所の広さ等に応じて、該装飾体を立たせたり寝かせたりして設置することがある。そうすると、該水中観賞物が該封入容器内においてその位置及び姿勢を維持することができないという問題があった。
例えば、入浴に用いる水を節約する方法の一つとして、水を充填したペットボトルを浴槽内に沈めておくことによって浴槽内に張る水の量を減少させることが一般に行われているところである。このような節水方法を用いる場合、水を充填しただけのペットボトルを用いるよりも、水中観賞物もあわせて封入したペットボトルを用いる方が、見た目にも美しいため、使用者が該ペットボトルを用いて節水しようとする意識を更に高めることができる。しかし、該ペットボトルが浴槽内に生じる水流等によって動いてしまうことがあるため、該水中観賞物もまた該ペットボトル内においてその位置及び姿勢を維持することができないという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする第一の課題は、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体に関し、該装飾体の位置又は姿勢が変化しても、該封入容器内における該水中観賞物の位置及び姿勢を維持することができるようにした水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体を提供することにある。
また、該封入容器内に該水中観賞物を複数封入した場合には、該水中観賞物が該封入容器内においてその位置及び姿勢を変更してしまうことによってお互いに接触すると、とりわけ水中花のように該水中観賞物が軟弱な素材によって形成されている場合には、該水中観賞物が破損するおそれもある。
そこで、本発明が解決しようとする第二の課題は、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体に関し、複数の該水中観賞物を封入した場合であっても、該水中観賞物がお互いに接触することによって破損しないようにした水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体を提供することにある。
更に、上記の従来技術に係る装飾体にあっては、とりわけ該封入容器として飲料用のペットボトルのように開口部の小さな封入容器を用いる場合や複数の該水中観賞物を該封入容器に出し入れする場合には、使用者が該封入容器への該水中観賞物の出し入れを行うのが困難であるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする第三の課題は、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体に関し、該封入容器への該水中観賞物の出し入れを簡便に行なえるようにした水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体を提供することにある。
そして、上記の従来技術に係る装飾体にあっては、該封入容器内に充填されている液体を交換する場合には、該封入容器への該水中観賞物の出し入れも併せて行わなければならないため、該液体を交換する作業が煩雑であるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする第四の課題は、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体に関し、該封入容器内に該水中観賞物を封入したまま該封入容器内に充填する液体の交換を行なえるようにした水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体を提供することにある。
本発明は、上記の各課題を解決するために提案されたものであり、以下の構成を有するものである。以下では、本発明の構成を理解するのを補助するため、本願に添付した図面に表示した番号及び符号を併せて記載する。
本発明の第一から第三までの課題を解決するため、請求項1に係る水中観賞物支持具5は、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための部材であって、骨部材51と、取付部材52と、吊部材53とからなる。骨部材51は、線状の部材によって形成されており、第一の骨部材511と第二の骨部材512とからなる。第一の骨部材511は、基部511aと、第一の支持枝511bと、第一のリング部511cとを有する。第一の支持枝511bは、複数本備えられており、基部511aから先端に向かって拡がって伸びているとともに、途中から直線状に平行に延びており、該直線状に伸びる箇所の長さが異なっている。第一のリング部511cは、基部511aから輪状に形成されており、取付部材52が挿通されて係止されている。第二の骨部材512は、第二の支持枝512aと、第二のリング部512bとを有する。第二の支持枝512aは、第二のリング部512bから第一の支持枝511bが直線状に伸びる箇所に平行して直線状に伸びており、第一の支持枝511bが直線状に伸びる箇所とはその長さが異なっている。第二のリング部512bは、輪状に形成されており、第一の骨部材511が挿通されて基部511aに係止されている。取付部材52は、封入容器2の開口部21aに水中観賞物支持具5を取り付けるための部材であって、開口部21aに架け渡すことができる部材である。吊部材53は、第一の支持枝511b又は第二の支持枝512aと水中観賞物4とを連結するための線状の部材である。
本発明の第四の課題を解決するため、請求項2に係る水中観賞物支持具は、請求項1に記載した水中観賞物支持具であって、取付部材52は、平板状の部材であり、両側辺の上方に外側に向かって突出する突出部52aが設けられており、上下両辺の中央部に係止溝52bが設けられているとともに、中央部に貫通孔52cが穿設されている。
本発明の第一及び第二の課題を解決するため、請求項3に係る装飾体は、液体を充填した封入容器内に、請求項1又は2に記載した水中観賞物支持具によって支持された水中観賞物を封入した装飾体であって、水中観賞物4に浮き部材42及び/又は重り部材43が取り付けられている。
本発明の第一及び第二の課題を解決するため、請求項4に係る装飾体は、液体を充填した封入容器内に、請求項1又は2に記載した水中観賞物支持具によって支持された水中観賞物を封入した装飾体、あるいは請求項3に記載した装飾体であって、封入容器2には蓋部材22が備えられており、蓋部材22には浮き部材22aが収納されている。
本発明に係る水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体は、上記の通りの構成であるから、以下のような効果を奏することができる。
まず、請求項1に記載した水中観賞物支持具は、前記第一の支持枝が、複数本備えられており、前記基部から先端に向かって拡がって伸びているとともに、途中から直線状に平行に延びており、該直線状に伸びる箇所の長さが異なっており、前記第二の支持枝が、前記第二のリング部から該第一の支持枝が直線状に伸びる箇所に平行して直線状に伸びているとともに、該第一の支持枝が直線状に伸びる箇所とはその長さが異なっており、前記吊部材が該第一の支持枝又は該第二の支持枝と前記水中観賞物とを連結している。よって、該水中観賞物支持具を用いた装飾体にあっては、該装飾体の位置又は姿勢が変化しても、該封入容器内における該水中観賞物の位置及び姿勢を維持することができる。また、該封入容器内における該水中観賞物の位置及び姿勢を維持することができることから、複数の該水中観賞物を封入した場合であっても、該水中観賞物がお互いに接触することによって破損しないようにすることもできる。
また、請求項3に記載した装飾体は、液体を充填した封入容器内に、前記水中観賞物支持具によって支持された水中観賞物を封入した装飾体であって、該水中観賞物に浮き部材及び/又は重り部材が取り付けられている装飾体であることから、該水中観賞物が該封入容器内においてその位置及び姿勢を維持することができるようにし、また、複数の該水中観賞物がお互いに接触しないように調節するのに好適である。
更に、請求項4に記載した装飾体は、液体を充填した封入容器内に、前記水中観賞物支持具によって支持された水中観賞物を封入した装飾体であって、該封入容器には蓋部材が備えられており、該蓋部材には浮き部材が収納されている装飾体であるから、とりわけ該装飾体を水中に設置する場合にあっても、該装飾体が一定の姿勢を維持するのに好適である。
従って、請求項1に記載した水中観賞物支持具並びに請求項3及び4に記載した装飾体は、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体に関し、該装飾体の位置又は姿勢が変化しても、該封入容器内における該水中観賞物の位置及び姿勢が変化しないようにした水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体を提供するという本発明の第一の課題を解決することができるとともに、複数の該水中観賞物を封入した場合であっても、該水中観賞物がお互いに接触することによって破損しないようにした水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体を提供するという本発明の第二の課題も解決することができる。
次に、請求項1に記載した水中観賞物支持具は、該水中観賞物と連結されているものであるから、使用者は、該水中観賞物支持具を前記封入容器に取り付け又は取り外すことによって、該封入容器への該水中観賞物の出し入れを行うことができる。
従って、請求項1に記載した水中観賞物支持具は、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体に関し、該封入容器への該水中観賞物の出し入れを簡便に行なえるようにした水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体を提供するという本発明の第三の課題を解決することができる。
そして、請求項2に記載した水中観賞物支持具は、前記取付部材が平板状の部材であるため、該取付部材を前記封入容器の開口部に縦方向に取り付けることにより、該開口部には間隙が設けられることになるから、使用者は、該水中観賞物支持具を該開口部に取り付けたまま、該封入容器内に充填されている液体を交換することができる。
従って、請求項2に記載した水中観賞物支持具は、液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体に関し、該封入容器内に該水中観賞物を封入したまま該封入容器内に充填する液体の交換を行なえるようにした水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体を提供するという本発明の第四の課題を解決することができる。
本発明の一実施形態に係る装飾体の正面図である。 本発明の一実施形態に係る水中観賞物支持具の使用状態を示した説明図である。 本発明の一実施形態に係る水中観賞物支持具の正面図である。 本発明の一実施形態に係る骨部材の正面図である。 本発明の一実施形態に係る取付部材の正面図である。 本発明の一実施形態に係る蓋部材の縦切断部端面図である。
まず、本発明の一実施形態に係る水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体の構造について添付図面に基づいて説明する。
装飾体1は、図1に図示するように、封入容器2と、液体3と、水中観賞物4と、水中観賞物支持具5とからなる。
封入容器2は、図1及び2に図示するように、上部に開口部21aを備える封入容器本体21と蓋部材22とからなる。封入容器本体21としては、図1に図示するように、例えば、公知の飲料用のペットボトル等を用いることができる。
蓋部材22の内部には、図6に図示するように、例えば、発泡スチロール等の浮き部材22aが収納されている。また、装飾体1を屋外に設置する際には風等で転倒しないようにひも部材等を用いて家屋等に繋いでおくこともあるところ、蓋部材22にひも部材等を簡便に取り付けることができるように鍔部22bを設けておくのが好適である。
液体3は、装飾体1の使用目的等に応じて、種々の液体を用いることができ、特に限定されるものではない。即ち、例えば、装飾体1を生活用水の備蓄のためにも用いる場合には、液体3として水道水等を用いることができ、また、装飾体1の装飾性を高める場合には、液体3として着色等が施された各種の液体を用いることができる。
水中観賞物4は、図1に図示するように、水中観賞物本体41と、浮き部材42と、重り部材43とからなる。水中観賞物本体41は、図1では、水中花が図示されているが、使用者の所望の観賞物を用いることができ、特に水中花に限定されるものではない。即ち、例えば、水中花の代わりに各種の電飾部材を用いることも可能であり、あるいはまた水中花と各種の電飾部材をあわせて用いることももちろん可能である。
浮き部材42及び重り部材43は、水中観賞物本体41の姿勢を安定させるための部材であり、図1に図示するように、水中観賞物本体41に取り付けられている。浮き部材42としては、例えば、公知の各種魚釣り用の浮き等を用いることができるが、水中観賞物本体41の形状及び重量等に応じて、水中観賞物本体41の姿勢を安定させるべく、使用者の所望の浮き部材42を用いることができ、特に限定されるものではない。また、重り部材43としても、例えば、公知の各種魚釣り用の重り等を用いることができるが、水中観賞物本体41の形状及び重量等に応じて、水中観賞物本体41の姿勢を安定させるべく、使用者の所望の重り部材43を用いることができ、特に限定されるものではない。即ち、装飾体1の装飾性を高める場合には、重り部材43として、例えば、ガラス玉や装飾用石等を用いることも可能である。
水中観賞物支持具5は、液体3を充填した封入容器2内に水中観賞物4を封入した装飾体1において水中観賞物4を支持するための部材である。水中観賞物支持具5は、図3に図示するように、骨部材51と、取付部材52と、吊部材53とからなる。
骨部材51は、線状の部材によって形成されており、例えば、公知の各種針金部材によって形成することができる。骨部材51は、図4に図示するように、第一の骨部材511と第二の骨部材512とからなる。第一の骨部材511は、基部511aと、第一の支持枝511bと、第一のリング部511cとを有するものである。第一の支持枝511bは、複数本備えられており、基部511aから先端に向かって拡がって伸びているとともに、途中から直線状に平行に延びており、該直線状に伸びる箇所の長さが異なっている。第一の支持枝511bにおいて先端に向かって拡がって伸びている箇所の傾斜角度は、第一の骨部材511と水中観賞物4が接触しないようにするために、封入容器2に水中観賞物支持具5を取り付けた際に、封入容器2の底面に対して45度になるように形成すると好適である。尚、第一の支持枝511bは、図4では二本設けられているが、特に本数は限定されるものではない。第一のリング部511cは、基部511aから上方に縦長の長円リング状に大径に形成されており、取付部材52が挿通されて係止されている。また、第二の骨部材512は、第二の支持枝512aと、第二のリング部512bとを有するものである。第二の支持枝512aは、第二のリング部512bから下方に第一の支持枝511bが直線状に伸びる箇所に平行して直線状に伸びており、第一の支持枝511bが直線状に伸びる箇所とはその長さが異なっている。第二のリング部512bは、水平方向にリング状に小径に形成されており、第一の骨部材511が挿通されて基部511aに係止されている。
取付部材52は、封入容器本体21の開口部21aに水中観賞物支持具5を取り付けるための部材であって、ゴム等の弾力性のある部材によって形成されており、開口部21aから蓋部材22を取り外す際も、取付部材52が蓋部材22に連動して外れないようになっている。取付部材52は、図5に図示するように、平板状の部材であって、両側辺の上方に外側に向かって突出する突出部52aが設けられており、図2に図示するように、開口部21aの縁に取り付くことができる。また、取付部材52は、上下両辺の中央部に係止溝52bが設けられており、第一のリング部511cを係止させる。そして、取付部材52の中央部には、貫通孔52cが穿設されており、開口部21aに取り付ける際に、取付部材52を収縮変形させて簡便に取り付けることができる。
吊部材53は、第一の支持枝511b又は第二の支持枝512aと水中観賞物4とを連結するための線状の部材であり、例えば、ナイロン糸等の公知の各種のひも部材を用いることができる。
次に、本発明の一実施形態に係る水中観賞物支持具及びこれを用いた装飾体の使用態様について添付図面に基づいて説明する。
使用者は、液体3を充填した封入容器本体21内に、水中観賞物支持具5を取り付けた水中観賞物4を封入する際は、第一の支持枝511bを窄めた状態にして開口部21aから封入容器本体21内に差し入れて、水中観賞物4を封入容器本体21内へと進入させ、図2に図示するように、取付部材52を縦方向にして開口部21aに取り付ける。そうすると、第一の支持枝511bは、その復元力により、先端に向かって拡がった状態となる。そして、使用者は、図1に図示するように、開口部21aに蓋部材22を取り付け、開口部21aを閉塞する。
装飾体1は、水中観賞物支持具5が第一の支持枝511b又は第二の支持枝512aと水中観賞物4とを吊部材53によって連結しており、また、浮き部材42及び重り部材43が水中観賞物本体41に取り付けられている。よって、装飾体1は、立てたり寝かせたりして、その位置又は姿勢が変化しても、封入容器2内における水中観賞物4の位置及び姿勢を維持することができ、また、複数の水中観賞物4を封入容器2内に封入した場合であっても、水中観賞物4がお互いに接触することによって破損しないようにすることもできる。
更に、装飾体1は、蓋部材22の内部に浮き部材22aが収納されていることから、とりわけ装飾体1を水中に設置する場合にあっても、装飾体1が一定の姿勢を維持するのに好適である。
また、取付部材52が平板状の部材であるため、取付部材52を縦方向にして開口部21aに取り付けることにより、開口部21aには間隙が設けられることになる。従って、使用者は、開口部21aへの蓋部材22の着脱を行うだけで、水中観賞物支持具5を開口部21aに取り付けたまま、封入容器2内に充填されている液体を交換することができるため、封入容器2内に水中観賞物4を封入したまま封入容器2内に充填する液体3の交換を簡便に行うことができる。
使用者は、液体3を充填した封入容器本体21内に封入した水中観賞物支持具5を取り付けた水中観賞物4を引き出す際は、まず、開口部21aを下方に向けて、重り部材43を開口部21aに接近させた上で、開口部21aに取り付けられている蓋部材22を取り外し、開口部21aを開放する。そして、使用者は、封入容器本体21の開口部に取り付けられている取付部材52を開口部21aから引き出す。そうすると、第一の支持枝511bは、開口部21aに突き当たって窄んだ状態となり、使用者は、封入容器本体21内に封入した水中観賞物4を簡便に引き出すことができる。
1 装飾体
2 封入容器
21 封入容器本体
21a 開口部
22 蓋部材
22a 浮き部材
22b 鍔部
3 液体
4 水中観賞物
41 水中観賞物本体
42 浮き部材
43 重り部材
5 水中観賞物支持具
51 骨部材
511 第一の骨部材
511a 基部
511b 第一の支持枝
511c 第一のリング部
512 第二の骨部材
512a 第二の支持枝
512b 第二のリング部
52 取付部材
52a 突出部
52b 係止溝
52c 貫通孔
53 吊部材

Claims (4)

  1. 液体を充填した封入容器内に水中観賞物を封入した装飾体において該水中観賞物を支持するための部材であって、骨部材と、取付部材と、吊部材とからなり、該骨部材は、線状の部材によって形成されており、第一の骨部材と第二の骨部材とからなり、該第一の骨部材は、基部と、第一の支持枝と、第一のリング部とを有しており、該第一の支持枝は、複数本備えられており、基部から先端に向かって拡がって伸びているとともに、途中から直線状に平行に延びており、該直線状に伸びる箇所の長さが異なっており、該第一のリング部は、基部から輪状に形成されていて、該取付部材が挿通されて係止されており、該第二の骨部材は、第二の支持枝と、第二のリング部とを有しており、該第二の支持枝は、該第二のリング部から該第一の支持枝が直線状に伸びる箇所に平行して直線状に伸びており、該第一の支持枝が直線状に伸びる箇所とはその長さが異なっており、該第二のリング部は、輪状に形成されていて、該第一の骨部材が挿通されて該基部に係止されており、該取付部材は、封入容器の開口部に水中観賞物支持具を取り付けるための部材であって、該開口部に架け渡すことができる部材であり、該吊部材は、該第一の支持枝又は該第二の支持枝と該水中観賞物とを連結するための線状の部材であることを特徴とする水中観賞物支持具。
  2. 請求項1に記載した水中観賞物支持具であって、前記取付部材は、平板状の部材であって、両側辺の上方に外側に向かって突出する突出部が設けられており、上下両辺の中央部に係止溝が設けられているとともに、中央部に貫通孔が穿設されていることを特徴とする水中観賞物支持具。
  3. 液体を充填した封入容器内に、請求項1又は2に記載した水中観賞物支持具によって支持された水中観賞物を封入した装飾体であって、前記水中観賞物に浮き部材及び/又は重り部材が取り付けられていることを特徴とする装飾体。
  4. 液体を充填した封入容器内に、請求項1又は2に記載した水中観賞物支持具によって支持された水中観賞物を封入した装飾体、あるいは請求項3に記載した装飾体であって、前記封入容器には蓋部材が備えられており、該蓋部材には浮き部材が収納されていることを特徴とする装飾体。
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