JP5911956B2 - スケジューリング要求遅延を用いた電力最適化 - Google Patents

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Description

優先権主張
本特許出願は、本明細書において参照によって明確に組み込まれている2011年7月21日出願の米国仮出願61/510,389号の利益を要求する。
本開示のいくつかの態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、電力最適化のためのスケジューリング要求処理を管理する方法および装置に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅および送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。
通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートしうる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して、1または複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、または複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N,N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与えうる。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(TDD)システムおよび周波数分割デュプレクス(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
ユーザ機器(UE)は、例えば不連続送信(DTX)または不連続受信(DRX)のような1または複数の省電力スキームおよび/または電力最適化スキームを利用しうる。これらスキームがイネーブルされた場合、UEは、シャットダウンしうるか、および/または、予め設定された期間、トランシーバ構成要素をディセーブルしうる。これによって、UEのエネルギを節約し、バッテリ寿命を長くする。しかしながら、UEは、省電力スキーム(例えば、DRX)を中断させうる予期しない送信を有し、省電力スキームの効果を低減しうる。このため、省電力スキームと送信を調整するための技術および装置に対するニーズがある。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースを求めるスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会を決定することと、決定された送信機会において、SRを送信することと、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースを求めるスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会を決定する手段、を含む。この装置はさらに、決定された送信機会において、SRを送信する手段、を含む。
本開示のある態様は、コンピュータ読取可能な媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ読取可能な媒体は一般に、不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースを求めるスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会を決定し、決定された送信機会において、SRを送信するためのコードを含む。
本開示のいくつかの態様は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備える、無線通信のための装置を提供する。この少なくとも1つのプロセッサは一般に、不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースを求めるスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会を決定し、決定された送信機会において、SRを送信する、ように構成される。
本開示の前述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された上記具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。
しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても適合するので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、本開示の範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、通信システムのブロック図である。 図3は、本開示のいくつかの態様にしたがう、DRXサイクルに対するスケジューリング要求(SR)送信機会の例を例示する。 図4は、本開示のいくつかの態様にしたがって無線デバイス内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。 図5は、本開示のいくつかの態様にしたがって無線デバイスによって実行されうる動作の例を例示する。 図6は、本開示のいくつかの態様にしたがう、DRXサイクルに対するスケジューリング要求(SR)送信機会と、その最適化された選択との例を例示する。 図7は、本開示のいくつかの態様にしたがって、SR送信機会を選択するための動作の例を例示する。
いくつかのケースでは、ユーザ機器(UE)は、アップリンク・リソースに関する許可を受信するために、動的なスケジューリングを利用しうる。本開示のいくつかの態様によれば、UEは、UEに割り当てられた許可されたリソースを現在有していない場合、アップリンク(UL)許可を求める要求をするために、基地局へスケジューリング要求(SR)を送信しうる。UEは、上部レイヤから新たなデータおよび/またはパケットを受信すると、SR(すなわち、SR「機会」)を送信するために、予め決定された周期的な時間インタバルを待たねばならない。あるいは、代替例として、アップリンク・リソースへのアクセスを得るために、ランダム・アクセス手順を実行しうる。
一般に、UEは、通信の遅れを最小化するために、新たなデータの到着後、最初に利用可能なSR機会においてSRを送信しうる。しかしながら、これは、特に、DRXのように省電力モードがイネーブルされているケースにおいて、ネットワーク・リソースおよび/または電力消費の観点から、顕著な非効率をもたらしうる。例えば、UEが、SRを送信するために直ちにDRXを出たのであれば、DRXによって達成されうる全体的な省電力が低減されうる。たとえUEが、SRを送信した後に省電力モードに再び入ったとしても、構成要素のオンとオフとが頻繁に切り換えられると、電力消費は、DRXがイネーブルされていない場合よりも多くなりうる。
したがって、いくつかの態様によれば、UEは、イネーブルされた、例えばDRXのような省電力モードを有する状況においてSRを送信するために最適化された時間を決定しうる。以下により詳細に記載されるが、UEは、次に利用可能なSR機会において直ちにSRを送信するか否か、あるいは、少なくとも所与のDRX時間サイクルの終了まで待つべきか否かを判定しうる。
いくつかの態様によれば、UEは、限定される訳ではないが、新たなパケットの到着を伴う特定のベアラに関する遅延要件、DRXサイクルの長さ、チャネル条件、および/またはSR周期を含むいくつかの要因に基づいて、SRのための送信機会を決定しうる。本開示のいくつかの態様は、接続モードDRXの間、「粗いウェイク・アップ」(rude wake-ups)を最小化するSR処理を制御するための技術を提供する。本開示のいくつかの態様は、有利なことに、DRXオフ・サイクルの省電力利点を最大化し、電力消費を著しく低減しうる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一のキャリア変調および周波数領域等値化を利用する技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同じ性能、および実質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、固有のシングル・キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において、特に大きな注目を集めている。これは現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)、またはイボルブドUTRA、および/または、LTEアドバンストにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作仮定である。
アクセス・ポイント(“AP”)は、ノードB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(“RNC”)、eノードB、基地局コントローラ(“BSC”)、基地トランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(“BSS”)、拡張サービス・セット(“ESS”)、ラジオ基地局(“RBS”)、または、その他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。
アクセス端末(“AT”)は、無線端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、または、その他いくつかの用語を備えうるか、これらとして実現されうるか、これらとして知られうる。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(“SIP”)電話、無線ローカル・ループ(“WLL”)局、携帯情報端末(“PDA”)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(“STA”)、あるいは無線モデムに接続されたその他いくつかの適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書に記載された1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、情報携帯端末)、エンタテイメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム・デバイス、あるいは無線媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み入れられうる。いくつかの態様では、ノードは無線ノードである。このような無線ノードは、例えば、有線または無線による通信リンクによる(例えば、インターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワークのような)ネットワークへの、または、ネットワークのための接続を提供しうる。
図1に示すように、1つの態様にしたがった多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント(AP)100は、1つは104および106を含み、別の1つは108および110を含み、さらに別の1つは112および114を含む複数のアンテナ・グループを含む。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、2本より多いまたは少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112,114と通信しており、アンテナ112,114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106,108と通信しており、アンテナ106,108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118,120,124,126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされているエリアのセクタにおけるアクセス端末に通信するように設計されうる。順方向リンク120,126による通信では、異なるアクセス端末116,122の順方向リンクの信号対雑音比(SNR)を改善するために、アクセス・ポイント100の送信アンテナが、ビームフォーミングを利用する。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
図2は、MIMOシステム200における送信システム210(アクセス・ポイントとしても知られている)および受信システム250(アクセス端末としても知られている)の態様のブロック図である。送信システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、あるいはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、このシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、その後、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものに対して相補的である。
プロセッサ270は、どのプリコーディング行列を利用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定する。これら逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージはその後、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
いくつかの態様によれば、受信システム250は、例えばDTXまたはDRXのような省電力スキームを実現するように構成されうる。電力消費を低減するために、受信システム250は、限定される訳ではないが、N>個のアンテナ252a乃至252r、受信機254a乃至254r、およびRXデータ・プロセッサ260を含む1または複数の構成要件をディセーブルまたはシャット・オフするように構成されうる。いくつかの態様によれば、プロセッサ270は、しばしばDRX時間サイクルまたはDRXサイクルと称される周期的な時間インタバルの少なくとも一部をオフするための1または複数の構成要素を決定しうる。
いくつかの態様によれば、TXデータ・プロセッサ238は、送信システム210へのアップリンク送信のためのトラフィック・データをデータ・ソース236から受信する。TXデータ・プロセッサ238は、トラフィック・データの受信を、例えば、新たなパケット到着として示すために、プロセッサ270にシグナルしうる。いくつかの態様によれば、新たなパケット到着に応じて、プロセッサ270は、送信システム210からのアップリンク許可を要求するためのSRの送信のためのSR機会を含む時間インタバルを決定および/または選択しうる。プロセッサ270は、以下にさらに記載されるようないくつかの態様にしたがって、DRX時間サイクルに基づいて、SR送信のためのSR機会を決定するように構成されうる。これによって、SR送信は、DRXスキームの省電力効率を下げないようになりうる。
送信システム210では、受信システム250からの変調された信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定し、この抽出されたメッセージを処理する。
論理チャネルは、一般に、制御チャネルおよびトラフィック・チャネルへ分類されることが理解される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)と、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)と、1またはいくつかのMTCHのためのマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)とを備える。一般に、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:旧MCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。態様では、論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために1つのUEに専用のポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)を備える。また、マルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)は、トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルである。
さらに、伝送チャネルはDLとULに分類されることが理解される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。UE省電力のサポートのためのPCH(不連続受信(DRX)サイクルがネットワークによってUEへ示される)は、セル全体にわたってブロードキャストされ、物理リソースへマップされる。物理リソースは、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されうる。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを備える。
DL PHYチャネルは以下を備える。
共通パイロット・チャネル(CPICH)
同期チャネル(SCH)
共通制御チャネル(CCCH)
共有DL制御チャネル(SDCCH)
マルチキャスト制御チャネル(MCCH)
共有UL割当チャネル(SUACH)
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)
DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)
UL電力制御チャネル(UPCCH)
ページング・インジケータ・チャネル(PICH)
負荷インジケータ・チャネル(LICH)
UL PHYチャネルは以下を備える。
物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)
チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)
アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)
共有要求チャネル(SREQCH)
UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)
ブロードキャスト・パイロット・チャネル(BPICH)
本書の目的のために、以下の略語を適用する。
ACK アクノレッジメント
AM アクノレッジ・モード
AMD アクノレッジ・モード・データ
ARQ 自動反復要求
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャスト・チャネル
BW 帯域幅
C− 制御−
CB コンテンション・ベース
CCE 制御チャンネル要素
CCCH 共通制御チャネル
CCH 制御チャネル
CCTrCH 符号化された合成伝送チャネル
CDM 符号分割多重
CF コンテンション・フリー
CP サイクリック・プレフィクス
CQI チャネル品質インジケータ
CRC 巡回冗長検査
CRS 共通基準信号
CTCH 共通トラフィック・チャネル
DCCH 専用制御チャネル
DCH 専用チャネル
DCI ダウンリンク制御情報
DL ダウンリンク
DRS 専用基準信号
DSCH ダウンリンク共有チャネル
DSP デジタル信号プロセッサ
DTCH 専用トラフィック・チャネル
E−CID エンハンスト・セル識別情報
EPS イボルブド・パケット・システム
FACH 順方向リンク・アクセス・チャネル
FDD 周波数分割デュプレクス
FDM 周波数分割多重
FSTD 周波数切換送信ダイバーシティ
HARQ ハイブリッド自動反復/要求
HW ハードウェア
IC 干渉除去
L1 レイヤ1(物理レイヤ)
L2 レイヤ2(データ・リンク・レイヤ)
L3 レイヤ3(ネットワーク・レイヤ)
LI 長さインジケータ
LLR ログ尤度比
LSB 最下位ビット
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス
MCCH MBMSポイント・トゥ・マルチポイント制御チャネル
MMSE 最小平均平方誤差
MRW 動き受信ウィンドウ
MSB 最上位ビット
MSCH MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・スケジューリング・チャネル
MTCH MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・トラフィック・チャネル
NACK 非アクノレッジメント
PA 電力増幅器
PBCH 物理ブロードキャスト・チャネル
PCCH ページング制御チャネル
PCH ページング・チャネル
PCI 物理セル識別子
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDU プロトコル・データ・ユニット
PHICH 物理HARQインジケータ・チャネル
PHY 物理レイヤ
PhyCH 物理チャネル
PMI プリコーディング行列インジケータ
PRACH 物理ランダム・アクセス・チャネル
PSS 一次同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
QoS サービス品質
RACH ランダム・アクセス・チャネル
RB リソース・ブロック
RLC ラジオ・リンク制御
RRC ラジオ・リソース制御
RE リソース要素
RI ランク・インジケータ
RNTI ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子
RS 基準信号
RTT 往復時間
Rx 受信
SAP サービス・アクセス・ポイント
SDU サービス・データ・ユニット
SFBC 空間周波数ブロック符号
SHCCH 共有チャネル制御チャネル
SINR 信号対干渉および雑音比
SN シーケンス番号
SR スケジューリング要求
SRS サウンディング基準信号
SSS 二次同期信号
SU−MIMO 単一ユーザ複数入力複数出力
SUFI スーパ・フィールド
SW ソフトウェア
TA タイミング先行
TCH トラフィック・チャネル
TDD 時分割デュプレクス
TDM 時分割多重
TFI 伝送フォーマット・インジケータ
TPC 送信電力制御
TTI 送信時間インタバル
Tx 送信
U− ユーザ−
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UM 非アクノレッジ・モード
UMD 非アクノレッジ・モード・データ
UMTS ユニバーサル・モバイル通信システム
UTRA UMTS地上ラジオ・アクセス
UTRAN UMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク
VOIP ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル
MBSFN マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCH マルチキャスト・チャネル
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
(スケジューリング要求遅延を用いた電力最適化)
本開示のいくつかの態様は、DRX省電力動作のための技術を提供する。いくつかの態様によれば、UEは、不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースのためのスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会を決定しうる。
以下にさらに詳細に記載されるように、(例えば、音声コールのような)所与のアプリケーションのためのパフォーマンス・パラメータが、DRXを出ることなく満足されうるのであれば、UEは待機し、DRXを出た後、送信機会においてSRを送信しうる。一方、UEは、待機している場合に、パフォーマンス・パラメータが満足されないと判定したのであれば、(スケジュールされたDRXオフ・サイクルの間、)より早期の送信機会を選択しうる。いくつかの態様によれば、この判定は、チャネル品質に基づいて決定された値を持つ設定可能なタイマに基づきうる。
前述したように、UEは、低電力モードのためにUEによって利用されている時間インタバル(すなわち、DRXオフ・サイクル)の間、1または複数の構成要素をオフしうる。別の構成要素は、別の電力オフ時間を有しうるので、正確にどのハードウェア構成要素がDRXオフ・サイクル中にスイッチ・オフされるかは、推定されたオフ・サイクルの長さ(これは、tsleepパラメータと称されうる)に依存しうる。
たとえば、いくつかの態様によれば、時間T未満(例えば、tsleep<T)として定義された最短の「オフ」期間の間、どの構成要素もオフされない。時間Tと時間Tとの間に定義された期間(例えば、T<tsleep<T)の場合、単一の構成要素のみ、または(単数または複数の)構成要素X(例えば、RFチェーン)がオフされうる。tsleepが増加すると、ある期間を超えるまで、追加の構成要素もまたオフされ、ほとんどの構成要素がパワー・ダウン(ディープ・スリープ)されうる。いくつかのケースでは、特定のモデム・アーキテクチャおよび/または仕様に基づいて、異なる時間しきい値が決定されうる。
図3は、UEによってDRXから得られた電力効率にSRスケジューリングがどのように影響を与えるのかを例示することに役立ちうるフレーム300の例を例示する。例示されるように、時間フレーム300は、複数の送信時間インタバル302(TII)によって形成される。
例示されるように、UEは、周期的なDRXサイクル350を備える省電力DRXスキームを利用しうる。図示されるように、UEは、周期的な持続期間(例えば、onDuration304)中、アクティブな送信および/または受信を備えるアクティブ状態にありうる。ここでは、UEの1または複数の構成要素が電源オンされ、利用されている。いくつかの態様によれば、UEは、持続時間304を追跡するためにタイマ(例えば、onDurationタイマ)を利用しうる。例示されるように、UEは、UEにアドレスされた送信を求めて、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)をモニタしうる。
306において、onDurationタイマが終了すると、UEは、1または複数の構成要素の電源をオフしうる。いくつかの態様によれば、次に推定されるウェイク・アップ時間は、一般に、次のonDuration時間308でありうる。そのため、1つの特別な例では、DRXサイクル350が20ミリ秒の周期を有すると仮定して、UEは、ラジオ・トランシーバ構成要素の電源を落とし始めうる。
図示されるように、310では、onDuration期間304が終了した後、この例では、onDuration期間終了後ちょうど4TTIで、新たなパケットが到着しうる。UEは、送信すべき新たなパケットが検出されることに応じて、新たなパケットを送信するためのリソースのためのアップリンク許可を求めるために、SRを送信するように努めうる。しかしながら、新たなパケットの到着時に、UEは、電力を落としているか、電力を落とす過程にある。
例示されるように、SR機会312は、UEが新たなパケットを受信した後に2つのTTI(すなわち、最後のonDuration304の終了後、6TTI)を発生させる。UEは、SRを送信するためにSR機会312を使用することを試みるのであれば、DRXサイクル350の残りのために、アクティブ・モードに居続ける必要がありうることが理解されうる。例えば、314に図示されるように、UEは、TX TII 316として図示されるように、後の時間インタバルにおいて、アップリンク・リソースを用いて新たなデータ・パケットを送信するための新たなアップリンク許可を受信しうる。318に図示されるように、UEは、その後、この送信のアクノレッジメントを待ちうる。
したがって、この例では、UEは、最初に利用可能なSR TX機会312においてSRを送信するために、DRXサイクルを出ているので、DRXサイクルの大部分はアクティブ状態で使われ、電源が落とされなかった。ここでは、はるかに高い電力効率技術が提供される。これは、いくつかのアプリケーションにおいてデータ・パケットが到着するパターンの知識を利用しうる。
例えば、ボイス・オーバIPアプリケーションでは、データ・パケットは正確に20ミリ秒離れて到着し、このパターンが繰り返すであろうことが期待されうる。そのため、最初のSR機会が常に使用されていたのであれば、DRXサイクルは、繰り返し中断されるであろう。そして、DRXからの電力効率利得が最小になりうる。前述したように、UEは、構成要素をオンとオフとに頻繁に切り換えすぎる際のペナルティによって、DRXをまったく利用しない事例に比べて、より高い電力消費量を経験しさえしうる。
しかしながら、本明細書で表された技術は、動的なスケジューリングを伴う不連続受信で動作している場合、SR機会を知的に選択することによって、電力を節約するために使用されうる技術を提供する。本開示のいくつかの態様は、特に、LTEを介したボイス・オーバIP(VoIP)通信の間、スケジューリング要求遅延を制御することによって、アップリンク・トラフィックの間、電力最適化を提供する。いくつかのケースでは、以下により詳細に記載されるように、UEがすでにアクティブ・モードにある場合に、DRXサイクル・オフ期間後に生じるSR機会を選択することを遅延させている間、パフォーマンス要件は未だに満たされうる。その結果、UEは、DRXオフ期間を時期尚早に出る必要は無く、DRX省電力の喪失が回避されうる。
図4は、図1に例示される無線通信システム内で適用されうる無線デバイス400内で利用できるさまざまな構成要素を例示する。無線デバイス400は、電力最適化のためのスケジューリング要求を管理するために、本明細書で記載されているさまざまな方法を実施するように構成されうるデバイスの例である。
無線デバイス400は、図1のユーザ端末116,122または図2の受信システム250のうちの何れかでありうる一方、以下の詳細な記載は、UE400として、無線デバイス400を区別なく称しうる。
図示されるように、UE400は、1または複数のDRXパラメータおよび/またはSRパラメータをスケジューリング要求(SR)マネジャ404へ提供するプロセッサ構成要素402を含む。いくつかの態様によれば、プロセッサ構成要素402は、アップリンク送信のための新たなデータ・パケットが到着したことを示すインジケーションをSRマネジャ404へ提供しうる。
いくつかの態様によれば、SRマネジャ404は、(「SR送信機会」として図示される)SRをいつ送信するのかを決定するように構成されうる。いくつかの態様によれば、SRマネジャ404は、少なくとも部分的にDRX時間サイクルに基づいて、アップリンク・リソースを求めるSRを送信するための送信機会を決定する。いくつかの態様によれば、SRマネジャ404は、(例えば、DRX時間サイクルおよび周期を定義する)1または複数のDRXパラメータ、および/または、1または複数のSRパラメータに少なくとも部分的に基づいて送信機会を決定する。
図示されるように、いくつかの態様によれば、SRマネジャ404は、決定されたSR送信機会の間、SRを基地局(図示せず)に送信してUL許可を要求するために、送信構成要素408へ、決定されたSR送信機会を提供する。さらに、図示されるように、SRマネジャ404は、決定されたSR送信機会を、不連続受信(DRX)マネジャ406へ提供する。
いくつかの態様によれば、DRXマネジャ406は、バッテリ寿命を温存し、電力消費量を低減するために、予め設定された持続時間(しばしば、「オフ・サイクル」または「ダウン・サイクル」と称される)オフするための1または複数の構成要素を決定するように構成されうる。DRXマネジャ406は、決定された持続時間、無線デバイス400の1または複数の構成要素をイネーブルおよび/またはディセーブルするように、これら構成要素へシグナルしうる。例えば、図4に図示されるように、DRXマネジャ406は、送信構成要素408および受信構成要素410へ、これら構成要素をイネーブルおよび/またはディセーブルするようにシグナルしうる。DRXマネジャ406は、無線デバイス400の別の構成要素をさらにイネーブルおよび/またはディセーブルしうることが考慮される。
いくつかの態様によれば、DRXマネジャ406は、例えば、プロセッサ構成要素402から受信したDRXパラメータに少なくとも部分的に基づいて、電源をオフするための1または複数の構成要素を決定するように構成されうる。いくつかの態様によれば、DRXマネジャ406は、(例えば、システム・フレーム番号(SFN)によって)DRXがトリガされた場合、これら構成要素をディセーブルするように構成されうる。いくつかの態様によれば、異なる構成要素は、異なる電力サイクル時間を有しうる。それゆえ、いくつかのハードウェア構成要素は、推定されたオフ・サイクルの長さに依存して、DRXオフ・サイクルの間、スイッチ・オフされうる。
前述したように、DRXオフ・サイクルの間、正確にどの構成要素が電力オフされるかは、オフ持続時間に依存しうる。電力オフされうる構成要素の例は、ラジオ・トランシーバ(送信および/または受信)、モバイル・データ・モデム(MDM)構成要素、および/または、モデム・プロセッサ(例えば、ソフトウェアおよびファームウェアのために構成されたプロセッサ)を含む。長い持続期間、極端な低電力状態(ディープ・スリープ)では、コア構成要素および/またはクロック構成要素(例えば、温度補償水晶発振器または“TCXO”)を除き、ほとんどすべての構成要素が、オフされうる。
いくつかの態様によれば、DRXマネジャ406は、決定されたSR送信機会を示すインジケーションを、SRマネジャ404から受信しうる。次に使用されるべき、決定されたSR送信機会を受信することに応じて、DRXマネジャ406は、SR機会を送信するために必要とされる1または複数の構成要素をイネーブルするように準備するように構成されうる。例えば、DRXマネジャ406は、送信構成要素408がSRを送信できるように、送信構成要素408が、「電源オン」され、規定されたSR送信機会中にアクティブ状態にあるようにスケジュールしうる。
いくつかの態様によれば、1つの典型的な電力最適化技術は以下の通りである。すなわち、UEがSRを送信する前、新たなパケットの到着後、SRマネジャ404が、設定可能な長さの時間が経過する(すなわち、遅延する)ことを可能にしうる。以下により詳しく記載されるように、SRマネジャ404は、パフォーマンス・パラメータが満足されていることを保証するSR機会を選択しうる。
ある態様によれば、このタイマは、tSRと称されうる。そして、以下の例の場合、tSRの値は20ミリ秒でありうる。さらに、以下の例の場合、SRの周期は、10ミリ秒であるように設定されうる。そのため、所与のDRXサイクルの場合、DRXマネジャは、UEがSRを送信するべき時間を通知され、DRXマネジャは、それにしたがって計画しうる。
図5は、本開示の態様にしたがって電力最適化のためのスケジューリング要求を管理するためにUEによって実行されうる動作500の例を例示する。
この動作500は、502において、不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースのためのスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会(TX OP)をUEが決定することで始まる。いくつかの態様によれば、この遅れが大きすぎて、アプリケーション・パフォーマンスに大いに影響を与えるならば、この送信機会は、DRX時間サイクル後に生じる第1の送信機会を備える。
方法500は、504へ続き、ここでは、UEが、決定された送信機会でSRを送信する。いくつかの態様によれば、UEは、DRX時間サイクル中に生じる1または複数のSR送信機会をスキップしうる。いくつかの態様によれば、UEは、決定された送信機会に基づいて、DRX処理を修正しうる。例えば、UEは、SRを送信するために、1または複数の構成要素をオンするようにDRX処理を修正しうる。
いくつかの態様によれば、UEは、SR遅延パラメータに少なくとも部分的に基づいて、送信機会を決定しうる。SR遅延パラメータは、限定される訳ではないが、DRX時間サイクルの長さおよびチャネル条件を含む多くの要因に基づいて決定されうる。いくつかの態様によれば、SR遅延パラメータは、設定可能であり、もしも、チャネル条件が「良好」であれば、第1の遅延値に設定し、チャネル条件が「劣悪」であれば、第2の遅延値に設定しうる。
1つの具体的な実施では、第1の遅延値は20ミリ秒であり、第2の遅延値は5ミリ秒でありうる。これらの値は、一般に、無線通信による音声通信のための遅延要件に基づいて選択されうる。例えば、SR遅延は、50−60ミリ秒を超過しないことが予め決定されうる。設定可能なSR遅延パラメータがどのようにして使用されるかの一例は、図6および図7を参照して説明されうる。
図6は、本開示のいくつかの態様にしたがって、イネーブルされている不連続受信を用いて要求タイミングをスケジュールする例を図示する時間フレーム600の例示である。図3に関し、図示されている時間フレーム600は、複数の送信時間インタバル302(TTI)を備える。いくつかの態様によれば、図6は、いくつかの態様にしたがって現在のDRXサイクルが終了するまで、SRスケジューリングが、SRを送信することをどのように遅延させるのかの例を例示する。
図示されるように、そして、図3に関して説明されたものと同様に、UEは、周期的なDRXサイクル650を備える省電力DRXスキームを利用しうる。図示されるように、UEは、周期的な持続期間604(例えば、onDuration期間)、アクティブな送信および/または受信を備えるアクティブ状態にありうる。ここでは、UEの実質的にすべての構成要素が、電源をオンにされ、利用されている。図示された態様では、UEは、UEにアドレスされた送信を求めてPDCCHをモニタしうる。いくつかの態様によれば、UEは、例えばonDurationタイマのようなタイマを用いて、持続期間604を追跡しうる。
本明細書では、本開示のいくつかの態様にしたがって、特に、約50−60ミリ秒の遅延要件を有しうるボイス・オーバIP通信のために、電力消費量を最適化するためにSRを管理するアルゴリズムが提供される。いくつかの態様によれば、SRマネジャ404は、遅延パラメータを示す1または複数の設定可能なパラメータを提供しうる。いくつかの態様によれば、SRマネジャ404は、「良好」なチャネル条件および「劣悪な」チャネル条件それぞれの遅延に対応する、tSR_1およびtSR_2と称される2つの設定可能なパラメータを提供しうる。「劣悪な」チャネル条件の遅延パラメータは、「劣悪な」チャネル条件で生じうる1または複数の再送信および/またはHARQを備えるより長い送信を予想するために、「良好な」チャネル条件よりも短い持続時間において設定されうる。1つの特定の実施では、tSR_1およびtSR_2のための値は、それぞれ20ミリ秒および5ミリ秒である。「良好な」チャネル条件が以下にさらに詳細に記載される。
図示されるように、新たなパケット到着606が受信されると、SRマネジャ404は、以下のようにして(現在時間をtcurrentとして)、SRをいつ送信するのかを計算しうる。いくつかの態様によれば、SRマネジャ404は、適切な遅延パラメータ値の後の時間の時間(例えば、tcurrent+tSR_i、ここで、iは、チャネル条件に依存する)において生じる第1のSR機会を決定しうる。この時間は、ここで、tSend_SRと称されうる(すなわち、tSend=tcurrent+tSR_i)。したがって、SRマネジャ404は、tSend_SRが、遅延しきい値後に生じる(すなわち、tSend_SR−tcurrent>tthreshold)か否かを判定し、もしもそうであれば、SRマネジャ404は、以前のSR機会を選択し、SRがしきい遅延よりも決して遅れることがないことが保証される。1つの実施によれば、遅延しきい値(すなわち、tthreshold)は、30ミリ秒に設定されうる。いくつかの態様によれば、SRマネジャ404は、DRXマネジャ406に対して、次のSR送信時間を通知しうる。
図6に図示されるように、UEは、SRを送信することを遅延させ、DRXサイクル650中に生じるSR機会608,610をスキップする。いくつかの態様によれば、UEは、送信機会を、遅延パラメータ後に生じるSR機会614として決定する。図示されるように、SR機会614は、DRXサイクル650が完了した後に生じるので、これによって、DRXサイクル650のフル電力節約による恩恵が可能となる。さらに、UEは、例えば、パケット到着612のように、遅延したSR送信を含む調停期間に到着しうる新たなデータ・パケットをバンドルしうる。
いくつかの態様によれば、VoIP通信における「良好な」チャネル条件は、適応マルチ・レート(AMR)コーデックにおいて利用される伝送ブロック・サイズに基づいて定義されうる。1つの実施によれば、12.2KbpsのAMRコーデックの場合、さまざまな物理リソース・ブロック(RB)割当が、1パケットVoIP送信および2パケットVoIP送信のために利用されうる。所与の伝送ブロック・サイズ・インデクス(ITBS)の場合、1または2つのVoIPパケットを送信するために必要とされる対応する伝送ブロック・サイズ(TBS)が存在しうる。例えば、ITBS=7の場合、4RB割当のために、472のTBSが必要とされうる。経験的な結果に基づいて、ITBS≧17であるすべての行は、単一のRBを用いて少なくとも1つのVoIPパケットを送信することをサポートしうると判定されている。したがって、いくつかの態様によれば、パケット・バンドリングを用いる場合でさえも、割当が受信されると、少なくとも1つのパケットが送信されうると仮定することが安全でありうる。したがって、この領域は、本開示のいくつかの態様によれば、「良好なチャネル」と特徴付けられる。本開示のいくつかの態様は、その他の適切な伝送ブロック・サイズ、仕様、および/または、良好なチャネルであるか劣悪なチャネルであるかを特徴付けるためのその他の適切な定義を利用しうることが考慮される。
図7は、DRXサイクル長さおよびチャネル条件に基づいてSR TX機会を選択するための動作700の例を例示する。言い換えれば、この動作700は、図5に図示される動作502に対応するものと考慮されうる。
この動作は、702において、SRの送信を遅延させるために設定可能なタイマ(tSR)のための値を、チャネル条件に基づいて選択することによって始まる。前述したように、tSRは、良好なチャネル条件の場合、第1の値(例えば、tSR_1=5ミリ秒)に設定されうるか、または、劣悪なチャネル条件の場合、第2の値(例えば、tSR_2=20ミリ秒)に設定されうる。
704において、UEは、設定可能な遅延期間(tCURRENT+tSR)の後、第1のSR TX機会のための時間(tSEND_SR)を認識しうる。
UEはその後、706において、この遅延が、しきい制限未満である(tSEND_SR−tCURRENT>tTHRESHOLD)か否かを判定しうる。例えば、このしきい制限は、遅延要件が満足されていることを保証するように設定されうる(例えば、tTHRESHOLD=30ミリ秒)。
SR TX機会遅延が、しきい制限未満である(、そして、遅延パフォーマンス・パラメータが満足される)のであれば、708において、設定可能な遅延後に生じるSR TX機会が選択される。この結果、図6に戻って示すように、SR TX機会614が選択され、フルDRXオフ・サイクルが、フル電力節電で維持されることが可能となる。
SR TX機会遅延がしきい制限未満ではない(、そして、遅延パフォーマンス・パラメータが満足されていない)のであれば、UEは、710において、以前のSR TX機会を選択しうる。この結果、図6に戻って示すように、SR TX機会608または610が選択されるようになる。これは、遅延要件を満足するために、UEがDRXを時期尚早に出る必要がありうることを意味する。
本開示のいくつかの態様は、電力最適化スキーム中、スケジューリング要求を管理するための方法および装置を提供する。前述したように、本開示のいくつかの態様は、有利なことに、例えばDRXおよび/またはDTXのように、省電力スキームと共存する動的なスケジューリングを提供する。本明細書に開示された技術がなければ、UEは、SRを送信するために、所与のDRXオフ・サイクル中にコンスタントにウェイク・アップしうる。これは、VoIP LTE電力消費量を顕著に増加させる。
前述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。例えば、送信する手段、および/または、スキップする手段は、例えば、図2に図示される受信システム250(例えば、無線端末)の送信機ユニット254のような送信機を備えうる。あるいは、判定する手段、および/または、修正する手段は、例えば、図2に例示される受信システム250のプロセッサ270のような1または複数のプロセッサを含みうる処理システムを備えうる。これらの手段はまた、図4のプロセッサ構成要素402、SRマネジャ404、DRXマネジャ406、送信機構成要素408、および/または、受信機構成要素410からなる任意の適切な組み合わせをも備えうる。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、前述した説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された態様に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された態様に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書で開示された態様に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、または、これらの組み合わせによって具体化される。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
開示された態様の前述した説明は、いかなる当業者であっても、本開示を製造または使用できるように適用される。これらの態様へのさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の態様に適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された態様に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴と一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信のための方法であって、
不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースを求めるスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会を決定することと、
前記決定された送信機会において、前記SRを送信することと、
を備える方法。
[C2]
前記送信機会は、前記DRX時間サイクルの後に生じる最初の送信機会を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記決定することはさらに、前記送信機会が前記DRX時間サイクル中に生じるか否かに少なくとも部分的に基づいて、前記送信機会を決定することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記決定することはさらに、SR遅延パラメータに少なくとも部分的に基づいて前記送信機会を決定することを備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記SR遅延パラメータは、前記DRX時間サイクルの長さに基づいて決定される、C4に記載の方法。
[C6]
前記SR遅延パラメータは、チャネル条件に基づいて決定される、C4に記載の方法。
[C7]
前記SR遅延パラメータは、良好なチャネル条件に対応する第1の遅延値と、劣悪なチャネル条件に対応する第2の遅延値とを備える、C4に記載の方法。
[C8]
前記第1の遅延値は20ミリ秒であり、前記第2の遅延値は5ミリ秒である、C7に記載の方法。
[C9]
前記決定することはさらに、前記送信機会が、SR遅延インタバル後に生じる最初のSR機会であると判定することを備え、
前記最初のSR機会は、遅延しきい値の後に生じない、C1に記載の方法。
[C10]
前記遅延しきい値は、前記無線通信を介した音声通信のための一般的な遅延要件に少なくとも部分的に基づいて決定された時間値を備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記決定することはさらに、
予め決定されたSR遅延後の最初のSR機会に対する時間インタバルを備える送信遅延を決定することと、
前記送信遅延が遅延しきい値を超えないのであれば、前記送信機会が前記最初のSR機会であると決定することと
を備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記決定することはさらに、前記送信遅延が前記遅延しきい値を超えるのであれば、前記送信機会がすぐ次のSR機会であると決定することを備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記DRX時間サイクル中に生じる1または複数のSR送信機会をスキップすること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C14]
前記決定された送信機会に基づいて、DRX処理を修正すること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C15]
無線通信のための装置であって、
不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースを求めるスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会を決定する手段と、
前記決定された送信機会において、前記SRを送信する手段と、
を備える装置。
[C16]
前記送信機会は、前記DRX時間サイクルの後に生じる最初の送信機会を備える、C15に記載の装置。
[C17]
前記決定する手段はさらに、前記送信機会が前記DRX時間サイクル中に生じるか否かに少なくとも部分的に基づいて、前記送信機会を決定する手段を備える、C15に記載の装置。
[C18]
前記決定する手段はさらに、SR遅延パラメータに少なくとも部分的に基づいて前記送信機会を決定する手段を備える、C15に記載の装置。
[C19]
前記SR遅延パラメータは、前記DRX時間サイクルの長さに基づいて決定される、C18に記載の装置。
[C20]
前記SR遅延パラメータは、チャネル条件に基づいて決定される、C18に記載の装置。
[C21]
前記SR遅延パラメータは、良好なチャネル条件に対応する第1の遅延値と、劣悪なチャネル条件に対応する第2の遅延値とを備える、C18に記載の装置。
[C22]
前記第1の遅延値は20ミリ秒であり、前記第2の遅延値は5ミリ秒である、C21に記載の装置。
[C23]
前記決定する手段はさらに、前記送信機会は、SR遅延インタバル後に生じる最初のSR機会であると判定する手段を備え、
前記最初のSR機会は、遅延しきい値の後に生じない、C15に記載の装置。
[C24]
前記遅延しきい値は、前記無線通信を介した音声通信のための一般的な遅延要件に少なくとも部分的に基づいて決定された時間値を備える、C23に記載の装置。
[C25]
前記決定する手段はさらに、
予め決定されたSR遅延後の最初のSR機会に対する時間インタバルを備える送信遅延を決定する手段と、
前記送信遅延が遅延しきい値を超えないのであれば、前記送信機会が前記最初のSR機会であると決定する手段と
を備える、C15に記載の装置。
[C26]
前記決定する手段はさらに、前記送信遅延が前記遅延しきい値を超えるのであれば、前記送信機会がすぐ次のSR機会であると決定する手段を備える、C25に記載の装置。
[C27]
前記DRX時間サイクル中に生じる1または複数のSR送信機会をスキップする手段、をさらに備えるC15に記載の装置。
[C28]
前記決定された送信機会に基づいて、DRX処理を修正する手段、をさらに備えるC15に記載の装置。
[C29]
コンピュータ・プログラム製品であって、
不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースを求めるスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会を決定することと、
前記決定された送信機会において、前記SRを送信することと、
のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C30]
無線通信のための装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
不連続受信(DRX)時間サイクルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク・リソースを求めるスケジューリング要求(SR)を送信するための送信機会を決定し、
前記決定された送信機会において、前記SRを送信する
ように構成された、装置。

Claims (16)

  1. ユーザ機器(UE)による無線通信のための方法であって、
    不連続受信(DRX)時間サイクルの長さと、チャネル条件とに少なくとも部分的に基づいて、スケジューリング要求(SR)遅延を選択することと、ここで、前記SR遅延は、良好なチャネル条件に対応する第1の遅延値または劣悪なチャネル条件に対応する第2の遅延値とを備える、
    前記SR遅延の後に生じる、アップリンク・リソースを求めるSRを送信するための、最初のSR送信機会に対する時間インタバルを備える送信遅延を決定することと、
    前記送信遅延と遅延しきい値との比較に基づいて、SR送信機会を選択することと、ここで、前記送信遅延が前記遅延しきい値を超えるのであれば、前記最初のSR送信機会より前に生じる送信機会が選択される、
    前記選択されたSR送信機会において、前記SRを送信することと、を備える方法。
  2. 前記SR遅延の長さは、前記DRX時間サイクルのオフ期間の終了までの長さを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の遅延値は、20ミリ秒であり、前記第2の遅延値は5ミリ秒である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記遅延しきい値は、前記無線通信を介した音声通信のための一般的な遅延要件に少なくとも部分的に基づいて決定された時間値を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記選択されたSR送信機会に基づいて、DRX処理を修正すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. ユーザ機器(UE)による無線通信のための装置であって、
    不連続受信(DRX)時間サイクルの長さと、チャネル条件とに少なくとも部分的に基づいて、スケジューリング要求(SR)遅延を選択する手段と、ここで、前記SR遅延は、良好なチャネル条件に対応する第1の遅延値または劣悪なチャネル条件に対応する第2の遅延値とを備える、
    前記SR遅延の後に生じる、アップリンク・リソースを求めるSRを送信するための、最初のSR送信機会に対する時間インタバルを備える送信遅延を決定する手段と、
    前記送信遅延と遅延しきい値との比較に基づいて、SR送信機会を選択する手段と、ここで、前記送信遅延が前記遅延しきい値を超えるのであれば、前記最初のSR送信機会より前に生じる送信機会が選択される、
    前記選択されたSR送信機会において、前記SRを送信する手段と、を備える装置。
  7. 前記SR遅延の長さは、前記DRX時間サイクルのオフ期間の終了までの長さを備える、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1の遅延値は20ミリ秒であり、前記第2の遅延値は5ミリ秒である、請求項6に記載の装置。
  9. 前記遅延しきい値は、前記無線通信を介した音声通信のための一般的な遅延要件に少なくとも部分的に基づいて決定された時間値を備える、請求項6に記載の装置。
  10. 前記選択されたSR送信機会に基づいて、DRX処理を修正する手段、をさらに備える請求項6に記載の装置。
  11. その上に記憶されているコンピュータ実行可能なコードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサに対して、
    不連続受信(DRX)時間サイクルの長さと、チャネル条件とに少なくとも部分的に基づいて、スケジューリング要求(SR)遅延を選択することと、ここで、前記SR遅延は、良好なチャネル条件に対応する第1の遅延値または劣悪なチャネル条件に対応する第2の遅延値とを備える、
    前記SR遅延の後に生じる、アップリンク・リソースを求めるSRを送信するための、最初のSR送信機会に対する時間インタバルを備える送信遅延を決定することと、
    前記送信遅延と遅延しきい値との比較に基づいて、SR送信機会を選択することと、ここで、前記送信遅延が前記遅延しきい値を超えるのであれば、前記最初のSR送信機会より前に生じる送信機会が選択される、
    前記選択されたSR送信機会において、前記SRを送信することと、をさせる非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  12. ユーザ機器(UE)による無線通信のための装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    不連続受信(DRX)時間サイクルの長さと、チャネル条件とに少なくとも部分的に基づいて、スケジューリング要求(SR)遅延を選択し、ここで、前記SR遅延は、良好なチャネル条件に対応する第1の遅延値または劣悪なチャネル条件に対応する第2の遅延値とを備える、
    前記SR遅延の後に生じる、アップリンク・リソースを求めるSRを送信するための、最初のSR送信機会に対する時間インタバルを備える送信遅延を決定し、
    前記送信遅延と遅延しきい値との比較に基づいて、SR送信機会を選択し、ここで、前記送信遅延が前記遅延しきい値を超えるのであれば、前記最初のSR送信機会より前に生じる送信機会が選択される、
    前記選択されたSR送信機会において、前記SRを送信するように構成された、装置。
  13. 前記UEは送るためのデータパケットを有すると決定することをさらに備え、前記SR遅延を選択することは、前記決定に対応している請求項1に記載の方法。
  14. 前記決定された送信遅延が前記遅延しきい値を超えないのであれば、前記最初のSR送信機会が選択される請求項1に記載の方法。
  15. 前記UEは送るためのデータパケットを有すると決定する手段をさらに備え、前記SR遅延を選択することは、前記決定に対応している請求項6に記載の装置。
  16. 前記決定された送信遅延が前記遅延しきい値を超えないのであれば、前記最初のSR送信機会が選択される請求項6に記載の装置。
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