JP5911376B2 - 通信システム - Google Patents

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本発明は通信システムに関し、特に、異なる通信プロトコルに従う複数の通信ネットワークから構成される通信システムに関するものである。
近年の通信ネットワークの発達に伴って、異なる通信プロトコルに従う複数の通信ネットワークから構成される通信システムにおける通信方法が、開発されてきている。
例えば特許文献1に示された通信システムでは、各通信ネットワークが、ビーコン周期を電力線の周期に同期させて自通信ネットワーク内の端末の送信タイミングを割り当てることで、異なる通信プロトコルに従う複数の通信ネットワークにおける通信を時分割により共存させている。
国際公開第2007/040203号
また、上記のような異なる通信プロトコルに従う複数の通信ネットワークから構成される通信システムにおいて、一方の通信ネットワークにおいて通信される情報を他方の通信ネットワークにおいて利用することへの要請が、近年高まってきている。
しかし、特許文献1に示された通信システムのような従来の通信システムでは、各通信ネットワークにおける通信を時分割でそれぞれ行うことは可能であるが、一方の通信ネットワークにおいて通信される情報を他方の通信ネットワークにおいて利用することはできなかった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、異なる通信プロトコルに従う複数の通信ネットワークから構成される通信システムにおいて、一方の通信ネットワークにおいて通信される情報を他方の通信ネットワークにおいて利用することができる通信システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に関する通信システムは、少なくとも1つの第1端末が第1通信プロトコルに従って通信を行う、第1通信ネットワークと、少なくとも1つの第2端末が、通信プロトコルの階層構造における、システムマネジメント層、ネットワーク層、メディアアクセス層および物理層を含む下位層の通信プロトコルが前記第1通信プロトコルの下位層と同一である第2通信プロトコルに従って通信を行う、第2通信ネットワークと、前記第1通信ネットワークの通信範囲と前記第2通信ネットワークの通信範囲とに跨って配置された境界端末とを備え、前記境界端末が、前記第1端末との間で第1情報を通信し、前記第2端末との間で第2情報を通信する通信部と、前記第1端末との通信において前記第1通信プロトコルに従って前記第1情報の内容を取得すること、または、前記第2端末との通信において前記第2通信プロトコルに従って前記第2情報の内容を取得することのうち、少なくとも一方を行う取得部と、前記取得部において取得した前記第1情報の内容に基づいて前記第2情報を生成すること、または、前記取得部において取得した前記第2情報の内容に基づいて前記第1情報を生成することのうち、少なくとも一方を行う生成部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の他の態様に関する通信システムは、少なくとも1つの第1端末が第1通信プロトコルに従って通信を行う、第1通信ネットワークと、少なくとも1つの第2端末が、通信プロトコルの階層構造における下位層の通信プロトコルが前記第1通信プロトコルの下位層と同一である第2通信プロトコルに従って通信を行う、第2通信ネットワークと、前記第1通信ネットワークの通信範囲と前記第2通信ネットワークの通信範囲とに跨って配置された境界端末とを備え、前記境界端末が、前記第1端末との間で第1情報を通信し、前記第2端末との間で第2情報を通信する通信部と、前記第1端末との通信において前記第1通信プロトコルに従って前記第1情報の内容を取得すること、または、前記第2端末との通信において前記第2通信プロトコルに従って前記第2情報の内容を取得することのうち、少なくとも一方を行う取得部と、前記取得部において取得した前記第1情報の内容に基づいて前記第2情報を生成すること、または、前記取得部において取得した前記第2情報の内容に基づいて前記第1情報を生成することのうち、少なくとも一方を行う生成部と、通信プロトコルにおける各階層での電文長の制限に応じて、前記第1情報および前記第2情報のうち少なくとも一方の電文長を調整する調整部とを備え、前記調整部が、通信プロトコルにおける各階層での電文長の制限に応じて前記第1情報および前記第2情報のうち少なくとも一方の電文構造を分割し、かつ、分割したそれぞれの電文構造に識別子を付与し、前記通信部が、分割した前記電文構造を、前記識別子に基づいて分割送信し、前記調整部が、前記識別子を、分割した前記電文構造のヘッダ内に付与し、前記調整部が、前記第1通信プロトコルにおけるメディアアクセス層での電文長の制限に応じて前記第2情報の電文構造を分割し、かつ、分割したそれぞれの電文構造のヘッダ内に前記識別子を付与することを特徴とする。
本発明の上記態様によれば、前記第2通信プロトコルの階層構造における下位層の通信プロトコルが前記第1通信プロトコルの下位層と同一である場合に、前記境界端末が、前記第1端末との通信において前記第1通信プロトコルに従って前記第1情報の内容を取得すること、または、前記第2端末との通信において前記第2通信プロトコルに従って前記第2情報の内容を取得することのうち、少なくとも一方を行う取得部と、前記取得部において取得した前記第1情報の内容に基づいて前記第2情報を生成すること、または、前記取得部において取得した前記第2情報の内容に基づいて前記第1情報を生成することのうち、少なくとも一方を行う生成部とを備えることにより、異なる通信プロトコルに従う複数の通信ネットワークから構成される通信システムにおいて、一方の通信ネットワークにおいて通信される情報を他方の通信ネットワークにおいて利用することができる。
本発明の実施形態に関する通信システムの構成を概念的に示す図である。 境界端末の機能を概念的に示した図である。 通信システムの構成の具体例を示す図である。 第1通信プロトコルの階層構造を、それぞれの電文構造とともに示した図である。 第2通信プロトコルの電文構造を示した図である。 通信システムにおける各構成の、通信プロトコル概念と電文伝送の流れとを示した図である。 通信システムにおける各構成の、通信プロトコル概念と電文伝送の流れとを示した図である。 通信システムにおける各構成の、通信プロトコル概念と電文伝送の流れとを示した図である。 第2APL層で生成された第2情報が、第1APL層において有する電文構造を示した図である。 SMヘッダの構成を示す図である。 分割送信の具体例を示す図である。 SMヘッダおよびデータフラグメントの構成を示す図である。 分割送信の具体例を示す図である。 SMヘッダの構成を示す図である。 分割送信の具体例を示す図である。 第2APL層で生成された第2情報が有する電文構造を示した図である。 APLヘッダの構成を示す図である。 分割送信の具体例を示す図である。 第2APL層で生成された第2情報が、NET層において有する電文構造を示した図である。 MACヘッダの構成を示す図である。 分割送信の具体例を示す図である。 MAC層における分割送信のシーケンスを示す図である。 電文長コードの付与について説明する図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
<実施形態>
<構成>
図1は、本発明の本実施形態に関する通信システム100の構成を概念的に示す図である。
図1に示されるように通信システム100は、第1通信ネットワーク1と、第2通信ネットワーク2と、境界端末3とを備える。図1における第1通信ネットワーク1および第2通信ネットワーク2は、各通信ネットワークの通信範囲を概念的に示したものである。本実施形態では、第1通信ネットワーク1の例として宅外アクセス系通信ネットワーク(テレメータリングシステム等)を挙げ、第2通信ネットワーク2の例として宅内系通信ネットワーク(HEMS:Home Energy Management System等)を挙げるが、このような組み合わせに限られるものではなく、また通信ネットワークが形成される場所、環境等も特に限定されるものではない。
なお、境界端末3は、図示されるように通信システム100において1つ備えられる場合に限られるものではなく、複数備えられていてもよい。
第1通信ネットワーク1は、第1通信プロトコルに従って通信を行う通信ネットワークであり、当該通信として第1情報を送受信する少なくとも1つの第1端末10(図1においては複数)を備えている。第1通信ネットワーク1には、当該通信ネットワークを示す通信ネットワーク番号(第1通信ネットワーク番号)が付与されている。第1通信ネットワークは、端末間をバケツリレー方式で中継通信するメッシュネットワークであってもよい。
第2通信ネットワーク2は、第2通信プロトコルに従って通信を行う通信ネットワークであり、当該通信として第2情報を送受信する少なくとも1つの第2端末20(図1においては複数)を備えている。第2通信プロトコルは、通信プロトコルの階層構造によって定義され、その下位層は第1通信プロトコルの階層構造の下位層と同一のものとなっている。第2通信ネットワーク2には、当該通信ネットワークを示す通信ネットワーク番号(第2通信ネットワーク番号)が付与されている。この第2通信ネットワーク番号は、第1通信ネットワーク番号とは異なる番号である。
境界端末3は、第1通信ネットワーク1の通信範囲と第2通信ネットワーク2の通信範囲とに跨って配置されており、双方の通信ネットワークにおいて通信を行うことができる。
境界端末3は、第1通信ネットワーク1における通信の際に参照する端末番号である第1端末番号と、第2通信ネットワーク2における通信の際に参照する端末番号である第2端末番号とを双方有している。各端末番号は、それぞれの通信ネットワークで唯一の番号であり、さらに第1端末番号と第2端末番号とは異なる番号である。
ここで図2は、境界端末3の機能を概念的に示した図である。
図2に示されるように、境界端末3は、通信部30と、生成部31と、取得部32と、調整部33とを備える。
通信部30は、第1端末10との間で第1情報を通信し、第2端末20との間で第2情報を通信する機能部である。
生成部31は、第1情報の内容に基づいて第2情報を生成すること、および、第2情報の内容に基づいて第1情報を生成することのうち少なくとも一方を行う機能部である。ただし当該機能部は、各通信ネットワークにおける境界端末3以外の端末等に備えられる機能部であってもよい。その場合には、生成部31を備える他の端末を含め、概念的に境界端末が形成されているといえる。
取得部32は、第1通信プロトコルに従って第1情報の内容を取得し、また、第2通信プロトコルに従って第2情報の内容を取得することができる機能部である。
調整部33は、通信プロトコルの階層間で情報が遷移される際に、情報の電文長を調整する機能部である。各階層で制限された電文長に応じて電文長の調整を行うが、調整の必要がない場合(階層間で電文長の制限が同じである場合等)には、備えられなくてもよい。
図1に示された通信システム100の具体例として、テレメータリングシステムとHEMSとを備える通信システム100Aを、図3に示す。
図3に示されるように通信システム100Aは、第1通信ネットワークとしてのテレメータリングシステムと、第2通信ネットワークとしてのHEMSとを備える。
テレメータリングシステムは、サーバ11と、サーバ11にインターネットを介して接続されるゲートウェイ(GW:GateWay)12と、各家(家1および家2)において例えば積算電力量を検出するメータ13およびメータ14と、ゲートウェイ12、メータ13、メータ14それぞれに例えば有線接続によって接続された無線機C、無線機A1、無線機A2とを備える。
一方HEMSは、各家(家1および家2)において備えられた家電23および家電24と、家電制御等を行うHEMSコントローラ21およびHEMSコントローラ22と、HEMSコントローラ21、HEMSコントローラ22、家電23、家電24それぞれに例えば有線接続によって接続された無線機C1、無線機C2、無線機D1、無線機D2とを備える。
この通信システム100Aにおいては、テレメータリングシステムおよびHEMSの双方の通信プロトコルは異なる通信プロトコルであるが、階層構造の下位層で同一である。そしてこの例では、無線機C1および無線機C2が双方の通信プロトコルによって通信を行うことができ、生成部31に対応するHEMSコントローラ21およびHEMSコントローラ22と合わせて、境界端末3を構成する。
ここで無線機C1は、無線機A1との通信において親機として機能することができるが、テレメータリングシステムにおいてもともと備えられている無線機Cも無線機A1との通信において親機として機能する場合には、無線機A1は、同一の通信プロトコル(第1通信プロトコル)で複数の親機と通信することになる。無線機D1との通信において無線機C1が親機として機能し、HEMSにおいてもともと備えられている他の端末(図示せず)も無線機D1との通信において親機として機能する場合も同様である。
<第1通信プロトコルの構造>
図4は、第1通信ネットワーク1としての宅外アクセス系通信ネットワークにおける第1通信プロトコルの階層構造を、それぞれの電文構造とともに示した図である。なお、図4に示される階層の数、各階層におけるデータ量、各階層における電文構造等はいずれも例示であり、図示されるものに限られるものではない。
図4に示されるように、当該宅外アクセス系通信ネットワークにおける第1通信プロトコルの階層構造は、5つの階層から構成されている。
第1層は物理層であり、この階層における電文長は最大136バイトである。その内訳は、10バイトのプリアンブル、2バイトの同期コード、2バイトの物理ヘッダ、122バイトの物理データである。
第2層はメディアアクセス(MAC)層であり、この階層における電文長は最大122バイトである。その内訳は、7バイトのMACヘッダ、113バイトのMACデータ、2バイトのチェックコードである。MACヘッダ、MACデータ、チェックコードを合わせて、物理層の物理データに対応する。
第3層はネットワーク(NET)層であり、この階層における電文長は最大113バイトである。その内訳は、7バイトのNETヘッダ、106バイトのNETデータである。NETヘッダ、NETデータを合わせて、MAC層のMACデータに対応する。
第4層はシステムマネジメント(SM)層であり、この階層における電文長は最大106バイトである。その内訳は、2バイトのSMヘッダ、104バイトのSMデータである。SMヘッダ、SMデータを合わせて、NET層のNETデータに対応する。
第5層はアプリケーション(APL)層であり、この階層における電文長は最大104バイトである。その内訳は、32バイトのAPLヘッダ、71バイトのDATA、1バイトのチェックコードである。APLヘッダ、DATA、チェックコードを合わせて、SM層のSMデータに対応する。以下、後述する第2通信プロトコルにおけるアプリケーション層と区別するため、第1アプリケーション層(第1APL層)と称する場合がある。
<第2通信プロトコルの構造>
また図5は、第2通信ネットワーク2としての宅内系通信ネットワークにおける第2通信プロトコルの電文構造を示した図である。なお、図5に示されるデータ量、電文構造等はいずれも例示であり、図示されるものに限られるものではない。
当該宅内系通信ネットワークにおける第2通信プロトコルの階層構造は、上記の宅外アクセス系通信ネットワークの第1通信プロトコルの階層構造の一部(物理層〜SM層)を下位層とし、その上位層として、通信ミドルウェア層およびアプリケーション層(第2アプリケーション層)が定義されたものとなっている。図5においては、通信ミドルウェア層における電文構造が示されている。
通信ミドルウェア層は、この階層における電文長が最大259バイトである。その内訳は、2バイトのヘッダ、2バイトのIDコード、255バイトのEDATAである。
<通信動作>
次に、境界端末3における通信動作の例として、図3に示された通信システム100Aにおける通信動作について図6〜図8を参照しつつ説明する。ここで図6〜図8は、通信システム100Aにおける各構成の、通信プロトコル概念と電文伝送の流れとを示した図である。
まず、テレメータリングシステムにおける電文伝送の流れについて図6を参照しつつ説明する。
例えば、メータ14において検出された積算電力量情報(第1情報)がサーバ11へ伝送される場合、メータ14のメータアプリにおいて生成された積算電力量情報は、まず、第1通信プロトコルに従う電文長でメータ14の物理層(有線)から無線機A2の物理層(有線)に伝送される。
次に積算電力量情報は、無線機A2のSM層から物理層(無線)まで順に遷移し、無線機A2の物理層(無線)から無線機A1の物理層(無線)に伝送される。
次に積算電力量情報は、無線機A1の物理層からSM層まで順に遷移し、また無線機A1の物理層(無線)から無線機Cの物理層(無線)に伝送される。
次に積算電力量情報は、無線機Cの物理層からSM層まで順に遷移し、無線機A1の物理層(有線)からゲートウェイ12の物理層(有線)に伝送される。
次に積算電力量情報は、ゲートウェイ12の物理層から、無線機I/F、データ転送アプリ、TCP、IP、Ethernet(登録商標)と順に遷移し、ゲートウェイ12のEthernet(登録商標)からサーバ11のEthernet(登録商標)に伝送される。
サーバ11に伝送された積算電力量情報は、サーバ11のEthernet(登録商標)から、IP、TCPと遷移し、第1通信プロトコルに従う電文長でサーバアプリに伝送される。
このようにして、メータ14において検出された積算電力量情報(第1情報)がサーバ11へ伝送される。サーバ11のサーバアプリにおいては、伝送された電文の内容を第1通信プロトコルに従って取得することができ、取得した情報の内容に基づいて、第1通信プロトコルに従った電文(第1情報)を生成することができる。なお、サーバ11からメータ14へ情報を伝送する場合も同様の動作を行うことができる。
次に、HEMSにおける電文伝送の流れについて図7を参照しつつ説明する。
例えば、HEMSコントローラ22において生成された家電制御情報(第2情報)が家電24へ伝送される場合、HEMSコントローラ22の家電制御アプリにおいて生成された家電制御情報は、まず、第2通信プロトコルに従う電文長でHEMSコントローラ22の物理層(有線)から無線機C2の物理層(有線)に伝送される。
次に家電制御情報は、無線機C2のSM層から物理層(無線)まで順に遷移し、無線機C2の物理層(無線)から無線機D2の物理層(無線)に伝送される。
次に家電制御情報は、無線機D2の物理層(無線)からSM層まで順に遷移し、無線機D2の物理層(有線)から家電24の物理層(有線)に伝送される。
家電24に伝送された家電制御情報は、家電24の物理層(有線)から、第1通信プロトコルに従う電文長で家電アプリに伝送される。
このようにして、HEMSコントローラ22において生成された家電制御情報(第2情報)が家電24へ伝送される。家電24の家電アプリにおいては、伝送された電文の内容を第2通信プロトコルに従って取得することができ、取得した情報の内容に基づいて、第2通信プロトコルに従った電文(第2情報)を生成することができる。なお、家電24からHEMSコントローラ22へ情報を伝送する場合も同様の動作を行うことができる。
次に、テレメータリングシステムとHEMSとの間における電文伝送の流れについて図8を参照しつつ説明する。当該伝送は、無線機C2において、第2通信ネットワーク2での通信の切断と、第1通信ネットワーク1での通信の接続とを行い(切り替え操作)、無線機C2と無線機A2とが接続されることで行われる。
例えば、メータ14において検出された積算電力量情報(第1情報)がHEMSコントローラ22へ伝送される場合、メータ14のメータアプリにおいて生成された積算電力量情報は、まず、第1通信プロトコルに従う電文長でメータ14の物理層(有線)から無線機A2の物理層(有線)に伝送される。
次に積算電力量情報は、無線機A2のSM層から物理層(無線)まで順に遷移し、無線機A2の物理層(無線)から無線機C2の物理層(無線)に伝送される。
次に積算電力量情報は、無線機C2の物理層(無線)からSM層まで順に遷移し、無線機C2の物理層(有線)からHEMSコントローラ22の物理層(有線)に伝送される。このとき、無線機C2の通信プロトコルの最上位層は、第1通信プロトコルのアプリケーション層(第1APL層)となっている。また無線機C2では、ネットワーク番号および端末番号が参照され、第1通信ネットワーク1における第1ネットワーク番号および第1端末番号を有しているかが確認される。
HEMSコントローラ22に伝送された積算電力量情報は、HEMSコントローラ22の物理層(有線)から、第1通信プロトコルに従う電文長で家電制御アプリに伝送される。
このようにして、メータ14において検出された積算電力量情報(第1情報)がHEMSコントローラ22へ伝送される。HEMSコントローラ22の家電制御アプリにおいては、伝送された電文の内容を第1通信プロトコルに従って取得することができ、取得した情報の内容に基づいて、第2通信プロトコルに従った電文(第2情報)を生成することができる。そして、当該電文をHEMSにおいて伝送させることができる。第1通信プロトコルと第2通信プロトコルとでは、それぞれの階層構造における下位層が同一であるため、階層構造の上位層のみをネットワーク切り替え要求によって切り替えることで、容易に他の通信ネットワークにおける情報を利用することができる。
なお、HEMSコントローラ22からメータ14へ情報を伝送することも可能である。
ここで通信プロトコルの切り替え操作には、第1通信ネットワーク1の第1通信ネットワーク番号および第2通信ネットワーク2の第2通信ネットワーク番号の双方を参照することを条件とできるため、双方の通信ネットワークのセキュリティーを保ちつつ、双方の通信ネットワークにおける情報を利用することが可能である。
また通信プロトコルの切り替え操作には、第1通信ネットワーク1の第1端末番号および第2通信ネットワーク2の第2端末番号の双方を参照することを条件とできるため、双方の通信ネットワークのセキュリティーを保ちつつ、双方の通信ネットワークにおける情報を利用することが可能である。
<通信動作の詳細>
次に、第2通信プロトコルのAPL層(第2APL層)で生成された第2情報が、第1通信プロトコルの階層構造において遷移され、伝送される動作について説明する。
第2APL層で生成される第2情報の電文長と、第1通信プロトコルにおいて定義される電文長とが等しい場合には特に考慮の必要はないが、これらが異なっている場合には、伝送の際に調整部33によって電文長を調整する動作が必要となる。本実施形態においては、第2APL層の電文長と、第1通信プロトコルにおける各層の電文長とが異なっているため、調整部33により電文長を調整する動作が必要となる。
<通信動作の詳細態様1>
図9は、第2APL層で生成された第2情報が、第1通信プロトコルのAPL層(第1APL層)において有する電文構造を示した図である。当該第2情報は、第1APL層におけるAPLヘッダおよびチェックコードが付与されている。
さらに第2情報は、SM層に遷移され、SMヘッダが付与されることになる。
ここで、第1APL層における第2情報の電文長は292バイト(APLヘッダ32バイト、通信ミドルウェア層における第2情報の電文構造259バイト、チェックコード1バイト)であり、これに対応する、SM層で定義されるSMデータの電文長(104バイト)よりも大きい。よってSM層において定義されるSMデータの電文長に合わせて、当該電文構造の電文長を調整する必要がある。
当該電文構造の電文長を、SM層において定義されるSMデータの電文長に合わせるため、調整部33は当該電文構造を分割送信する。
具体的には、当該電文構造を104バイト以下になるように分割し、各分割送信において、他の分割送信に対する順序が識別できる識別子を付与する。
当該識別子は、付与されるSMヘッダ内に備えることが望ましい。SMヘッダは、1バイトのSMコマンドコードおよび1バイトのシーケンスナンバーコードから構成されているため、SMコマンドコードの使用されていない上位2ビットを分割の残数を示す識別子(3〜0)とし、さらに、シーケンスナンバーコードを順次加算して付与(00〜FFh)していくことで、各分割送信を識別する(図10参照)。
例えば全3回の分割送信において、1回目の分割送信では、分割残数=2、シーケンスナンバー=0、2回目の分割送信では、分割残数=1、シーケンスナンバー=1、3回目の分割送信では、分割残数=0、シーケンスナンバー=2というように識別することができる(図11参照)。
このような分割送信によれば、最大4回の分割で合計416バイト(104×4)のSMデータまで分割送信することができる。
<通信動作の詳細態様2>
SM層において定義されるSMデータの電文長に合わせて、当該電文構造の電文長を調整する他の分割送信の方法として、以下の方法がある。
電文構造を103バイト以下(後述するデータフラグメントの1バイトを考慮)になるように分割し、各分割送信において、他の分割送信に対する順序が識別できる識別子を付与する。
当該識別子は、付与されるSMヘッダ内およびデータフラグメント(1バイト)に備えることが望ましい。SMヘッダは、1バイトのSMコマンドコードおよび1バイトのシーケンスナンバーコードから構成されているため、SMコマンドコードの使用されていない上位2ビットを分割の有無を示す識別子(00(有)、01(無))とし、さらに、データフラグメントの上位4ビットを分割の総数を示す識別子(0〜Fh)、データフラグメントの下位4ビットを分割の番号(順序)を示す識別子(0〜Fh)とすることで、各分割送信を識別する(図12参照)。
例えば全16回の分割送信において、1回目の分割送信では、分割の有無=00(有)、分割総数=F、分割番号=0、2回目の分割送信では、分割の有無=00(有)、分割総数=F、分割番号=1というように識別することができる(図13参照)。
このような分割送信によれば、最大16回の分割で合計1648バイト(103×16)のSMデータまで分割送信することができる。
<通信動作の詳細態様3>
SM層において定義されるSMデータの電文長に合わせて、当該電文構造の電文長を調整する他の分割送信の方法として、以下の方法がある。
電文構造を104バイト以下になるように分割し、各分割送信において、他の分割送信に対する順序が識別できる識別子を付与する。
当該識別子は、付与されるSMヘッダ内に備えることが望ましい。SMヘッダは、1バイトのSMコマンドコードおよび1バイトのシーケンスナンバーコードから構成されているが、通信ネットワークを経由する端末間の通信であるスルー通信の際にはシーケンスナンバーコードは使用されないためこれらをデータフラグメントとして流用し、シーケンスナンバーコードの上位4ビットを分割の総数を示す識別子(0〜Fh)、シーケンスナンバーコードの下位4ビットを分割の番号(順序)を示す識別子(0〜Fh)とすることで、各分割送信を識別する(図14参照)。
例えば全16回の分割送信において、1回目の分割送信では、分割総数=F、分割番号=0、2回目の分割送信では、分割総数=F、分割番号=1というように識別することができる(図15参照)。
このような分割送信によれば、最大16回の分割で合計1664バイト(104×16)のSMデータまで分割送信することができる。
<通信動作の詳細態様4>
図16は、第2APL層で生成された第2情報が有する電文構造を示した図である。
さらに第2情報は、第1APL層に遷移され、APLヘッダおよびチェックコードが付与されることになる。
ここで、第2APL層で生成された第2情報の電文長は259バイトであり、これに対応する、第1APL層で定義されるDATAの電文長(71バイト)よりも大きい。よって第1APL層において定義されるDATAの電文長に合わせて、当該電文構造の電文長を調整する必要がある。
当該電文構造の電文長を、第1APL層において定義されるDATAの電文長に合わせるため、調整部33は当該電文構造を分割送信する。
具体的には、当該電文構造を71バイト以下になるように分割し、各分割送信において、他の分割送信に対する順序が識別できる識別子を付与する。
当該識別子は、付与されるAPLヘッダ内に備えることが望ましい。APLヘッダは、4バイトのCC、14バイトのSADR(宛先)、14バイトのDADRから構成されているため、CCの最下位1バイトのうちの上位4ビットを分割の総数を示す識別子(0〜Fh)とし、さらに、CCの最下位1バイトのうちの下位4ビットを分割の番号(順序)を示す識別子(0〜Fh)とすることで、各分割送信を識別する(図17参照)。
例えば全16回の分割送信において、1回目の分割送信では、分割総数=F、分割番号=0、2回目の分割送信では、分割総数=F、分割番号=1というように識別することができる(図18参照)。
このような分割送信によれば、最大16回の分割で合計1136バイト(71×16)のDATAまで分割送信することができる。
<通信動作の詳細態様5>
図19は、第2APLで生成された第2情報が、NET層において有する電文構造を示した図である。当該第2情報は、第1APL層においてAPLヘッダおよびチェックコードが付与され、SM層においてSMヘッダが付与され、NET層においてNETヘッダが付与されている。なお、SM層において電文長を可変長とする変更に伴って、SMデータ長コード(2バイト)が、SMヘッダの下位に付与される。電文長の制限を変更する場合には、特定の固定長を指定してもよいが、本実施形態のように可変長とする場合には、他の階層において電文長を認識するための電文長コードが付与されることが必要となる。
さらに第2情報は、MAC層に遷移され、MACヘッダおよびチェックコードが付与されることになる。
ここで、NET層における第2情報の電文長は303バイト(NETヘッダ7バイト、SMヘッダ2バイト、SMデータ長コード2バイト、APLヘッダ32バイト、通信ミドルウェア層における第2情報の電文構造259バイト、チェックコード1バイト)であり、MAC層で定義されるMACデータの電文長(113バイト)よりも大きい。よってMAC層において定義されるMACデータの電文長に合わせて、当該電文構造の電文長を調整する必要がある。
当該電文構造の電文長を、MAC層において定義されるMACデータの電文長に合わせるため、調整部33は当該電文構造を分割送信する。
具体的には、当該電文構造を113バイト以下になるように分割し、各分割送信において、他の分割送信に対する順序が識別できる識別子を付与する。
当該識別子は、付与されるMACヘッダ内に備えることが望ましい。MACヘッダは、最下位1バイトをコマンドコードとして流用することができるため、分割送信の番号(順序)を示す識別子(40〜4Fh)とすることで、各分割送信を識別する(図20参照)。
例えば、1回目の分割送信では、分割番号=40、2回目の分割送信では、分割番号=41というように識別することができる(図21参照)。
このような分割送信によれば、最大16回の分割で合計1808バイト(113×16)のMACデータまで分割送信することができる。
ここで、図22に、MAC層における分割送信のシーケンスを示す。なお、以下の例では、無線通信の場合を示す。図22においては、縦軸が時間を示し(下方向に推移)、横軸が通信プロトコルの階層を示している。
図22に示されるように、分割送信が行われる際には、まず、RNO(無線機番号)、SREQ(データ送信要求)、RACK(送信要求肯定応答)が行われる。その後、分割送信が順次行われ、分割送信が終了した後にDACK(データ肯定応答)が行われる。
一方、例えば、SM層において分割送信が行われる場合には、分割した送信ごとに、分割送信前のRNO、SREQ、RACK、分割送信後のDACKが行われるため、分割送信が順次(連続的に)行われることはない。よって、MAC層において分割送信が行われる場合は、他の階層において分割送信が行われる場合に比べて送信の遅延が少なくなる。
<変形例>
各階層で電文長を可変長とする場合には、他の階層でその電文長を認識するために電文の長さを示す電文長コードが付与される必要がある。
この電文長コードは、階層を遷移する際に付与されることになるが、電文長コードが冗長に付与されることを回避する場合には、図23に示されるように、他の階層で付与された電文長コードを更新し、常にその階層のヘッダの下位に電文長コードが配置されるようにしてもよい。
上記の実施形態においては、階層間で電文が遷移される際、遷移先の層における電文長に合わせるために分割送信されているが、遷移先の層における電文長の方が遷移前の層における電文長よりも大きい場合等、遷移先の層における電文長に合わせるために、複数の電文構造を全部または一部足し合わせる操作を行ってもよい。
上記の実施形態においては特に言及していないが、通信は無線で行われてもよいし、有線で行われてもよい。
<効果>
本発明に関する実施形態によれば、通信システムは、少なくとも1つの第1端末10が第1通信プロトコルに従って通信を行う第1通信ネットワーク1と、少なくとも1つの第2端末20が、通信プロトコルの階層構造における下位層の通信プロトコルが第1通信プロトコルの下位層と同一である第2通信プロトコルに従って通信を行う第2通信ネットワーク2と、第1通信ネットワーク1の通信範囲と第2通信ネットワーク2の通信範囲とに跨って配置された境界端末3とを備える。
境界端末3は、第1端末との間で第1情報を通信し、第2端末との間で第2情報を通信する通信部30を備える。
また境界端末3は、第1端末10との通信において第1通信プロトコルに従って第1情報の内容を取得すること、または、第2端末20との通信において第2通信プロトコルに従って第2情報の内容を取得することのうち、少なくとも一方を行う取得部32を備える。
また境界端末3は、取得部32において取得した第1情報の内容に基づいて第2情報を生成すること、または、取得部32において取得した第2情報の内容に基づいて第1情報を生成することのうち、少なくとも一方を行う生成部31を備える。
このような構成によれば、第1通信プロトコルと第2通信プロトコルとでは、それぞれの階層構造における下位層が同一であるため、容易に他の通信ネットワークにおける情報を利用することができる。
例えば、テレメータリングシステムにおいて取得され通信される各家庭の電気、ガス等のメータ値を、HEMSにおいて通信される家電機器制御のための情報に利用し、より効率的な電力使用を行うことができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、境界端末3が、通信プロトコルにおける各階層での電文長の制限に応じて、第1情報および第2情報のうち少なくとも一方の電文長を調整する調整部33をさらに備える。
このような構成によれば、第1通信プロトコルに従って通信される電文長が、第2通信プロトコルに従って通信される電文長と異なる場合でも、通信を行う通信ネットワークにおける通信プロトコルに従った電文長に調整することで、当該通信ネットワークで適切に通信し、通信した情報の内容を取得することができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、調整部33が、通信プロトコルにおける各階層での電文長の制限に応じて第1情報および第2情報のうち少なくとも一方の電文構造を分割し、かつ、分割したそれぞれの電文構造に識別子を付与し、通信部30が、分割した電文構造を、識別子に基づいて分割送信する。
このような構成によれば、通信を行う通信ネットワークにおける通信プロトコルに従った電文長に調整するために分割送信し、当該通信ネットワークで適切に通信するとともに、分割した電文間の関係性(繋がり位置、順序等)も、識別子によって把握することができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、調整部33が、識別子を、分割した電文構造のヘッダ内に付与する。
このような構成によれば、電文構造のヘッダ内で使用可能な容量を識別子として利用し、データ送信に用いることができる容量を大きくすることができる。よって、分割送信の効率を高めることができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、第1通信ネットワーク1および第2通信ネットワーク2には、それぞれ異なるネットワーク番号が付与される。
境界端末3は、第1通信ネットワーク1および第2通信ネットワーク2のネットワーク番号を双方有し、通信部30は、各通信ネットワークにおける通信の際、それぞれ対応するネットワーク番号を参照する。
このような構成によれば、異なる通信ネットワークにおいて通信される情報を他の通信ネットワークにおいて利用する場合には、双方の通信ネットワークにおけるネットワーク番号を有している必要があるため、ネットワーク番号を知らない悪意者による他の通信ネットワークからの侵入を阻止し、互いの通信ネットワークのセキュリティーを高めることができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、境界端末3が、第1通信ネットワーク1における第1端末番号と、第1端末番号とは異なる第2通信ネットワーク2における第2端末番号とを双方有し、通信部30が、各通信ネットワークにおける通信の際、それぞれ対応する端末番号を参照する。
このような構成によれば、異なる通信ネットワークにおいて通信される情報を他の通信ネットワークにおいて利用する場合には、双方の通信ネットワークにおける端末番号を有している必要があるため、端末番号を知らない悪意者による他の通信ネットワークからの侵入を阻止し、互いの通信ネットワークのセキュリティーを高めることができる。
なお本発明は、その発明の範囲内において、本実施形態における任意の構成要素の変形もしくは省略が可能である。
1 第1通信ネットワーク、2 第2通信ネットワーク、3 境界端末、10 第1端末、11 サーバ、12 ゲートウェイ、13,14 メータ、20 第2端末、21,22 コントローラ、23,24 家電、30 通信部、31 生成部、32 取得部、33 調整部、100,100A 通信システム。

Claims (8)

  1. 少なくとも1つの第1端末が第1通信プロトコルに従って通信を行う、第1通信ネットワークと、
    少なくとも1つの第2端末が、通信プロトコルの階層構造における、システムマネジメント層、ネットワーク層、メディアアクセス層および物理層を含む下位層の通信プロトコルが前記第1通信プロトコルの下位層と同一である第2通信プロトコルに従って通信を行う、第2通信ネットワークと、
    前記第1通信ネットワークの通信範囲と前記第2通信ネットワークの通信範囲とに跨って配置された境界端末とを備え、
    前記境界端末が、
    前記第1端末との間で第1情報を通信し、前記第2端末との間で第2情報を通信する通信部と、
    前記第1端末との通信において前記第1通信プロトコルに従って前記第1情報の内容を取得すること、または、前記第2端末との通信において前記第2通信プロトコルに従って前記第2情報の内容を取得することのうち、少なくとも一方を行う取得部と、
    前記取得部において取得した前記第1情報の内容に基づいて前記第2情報を生成すること、または、前記取得部において取得した前記第2情報の内容に基づいて前記第1情報を生成することのうち、少なくとも一方を行う生成部とを備えることを特徴とする、
    通信システム。
  2. 前記境界端末が、
    通信プロトコルにおける各階層での電文長の制限に応じて、前記第1情報および前記第2情報のうち少なくとも一方の電文長を調整する調整部をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記調整部が、通信プロトコルにおける各階層での電文長の制限に応じて前記第1情報および前記第2情報のうち少なくとも一方の電文構造を分割し、かつ、分割したそれぞれの電文構造に識別子を付与し、
    前記通信部が、分割した前記電文構造を、前記識別子に基づいて分割送信することを特徴とする、
    請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記調整部が、前記識別子を、分割した前記電文構造のヘッダ内に付与することを特徴とする、
    請求項3に記載の通信システム。
  5. 少なくとも1つの第1端末が第1通信プロトコルに従って通信を行う、第1通信ネットワークと、
    少なくとも1つの第2端末が、通信プロトコルの階層構造における下位層の通信プロトコルが前記第1通信プロトコルの下位層と同一である第2通信プロトコルに従って通信を行う、第2通信ネットワークと、
    前記第1通信ネットワークの通信範囲と前記第2通信ネットワークの通信範囲とに跨って配置された境界端末とを備え、
    前記境界端末が、
    前記第1端末との間で第1情報を通信し、前記第2端末との間で第2情報を通信する通信部と、
    前記第1端末との通信において前記第1通信プロトコルに従って前記第1情報の内容を取得すること、または、前記第2端末との通信において前記第2通信プロトコルに従って前記第2情報の内容を取得することのうち、少なくとも一方を行う取得部と、
    前記取得部において取得した前記第1情報の内容に基づいて前記第2情報を生成すること、または、前記取得部において取得した前記第2情報の内容に基づいて前記第1情報を生成することのうち、少なくとも一方を行う生成部と、
    通信プロトコルにおける各階層での電文長の制限に応じて、前記第1情報および前記第2情報のうち少なくとも一方の電文長を調整する調整部とを備え、
    前記調整部が、通信プロトコルにおける各階層での電文長の制限に応じて前記第1情報および前記第2情報のうち少なくとも一方の電文構造を分割し、かつ、分割したそれぞれの電文構造に識別子を付与し、
    前記通信部が、分割した前記電文構造を、前記識別子に基づいて分割送信し、
    前記調整部が、前記識別子を、分割した前記電文構造のヘッダ内に付与し、
    前記調整部が、前記第1通信プロトコルにおけるメディアアクセス層での電文長の制限に応じて前記第2情報の電文構造を分割し、かつ、分割したそれぞれの電文構造のヘッダ内に前記識別子を付与することを特徴とする、
    信システム。
  6. 前記第1通信ネットワークおよび前記第2通信ネットワークには、それぞれ異なるネットワーク番号が付与され、
    前記境界端末が、前記第1通信ネットワークおよび前記第2通信ネットワークの前記ネットワーク番号を双方有し、
    前記通信部が、各通信ネットワークにおける通信の際、それぞれ対応する前記ネットワーク番号を参照することを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれかに記載の通信システム。
  7. 前記境界端末が、前記第1通信ネットワークにおける第1端末番号と、前記第1端末番号とは異なる前記第2通信ネットワークにおける第2端末番号とを双方有し、
    前記通信部が、各通信ネットワークにおける通信の際、それぞれ対応する前記端末番号を参照することを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれかに記載の通信システム。
  8. 前記第1端末および前記第2端末のうち少なくとも一方が、各通信ネットワークにおいて、前記境界端末を含む複数の親機端末と通信を行うことを特徴とする、
    請求項1〜7のいずれかに記載の通信システム。
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