JP5911325B2 - 立体画像処理装置及び立体画像表示装置 - Google Patents
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動画像の各フレームの画像であって、互いに対をなす左眼用入力画像データ及び右眼用入力画像データを入力とし、前記左眼用入力画像データで表される左眼用画像と、前記右眼用入力画像データで表される右眼用画像の間の視差量の最大値を検出する視差検出部と、
前記左眼用画像及び前記左眼用画像におけるシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出部と、
前記検出された視差量の最大値が、設定された限界値を超えるときに、表示される画像における視差量が前記限界値以下となるようにするための調整量を生成する視差調整部と、
前記左眼用入力画像データ及び前記右眼用入力画像データ、又は左眼用入力画像データ及び前記右眼用入力画像データを1又は2以上のフレーム期間遅延させることで得られる画像データから、前記調整量に応じて視差量が調整された左眼用表示画像データ及び右眼用表示画像データを生成する画像生成部と、
前記左眼用表示画像データ及び前記右眼用表示画像データから所定のフォーマットの表示用画像信号を出力する表示出力部とを備え、
前記視差調整部は、
前記シーンチェンジ検出部でシーンチェンジが検出されており、前記視差検出部で検出された視差量の最大値が前記限界値を超えている場合には、表示される画像における視差量が直ちに前記限界値以下となるように、前記調整量の値を定め、
前記シーンチェンジ検出部でシーンチェンジが検出されておらず、前記視差検出部で検出された視差量の最大値が前記限界値を超えている場合には、表示される画像における視差量が徐々に前記限界値以下となるように、前記調整量の値を定める
ことを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態1に係る立体画像処理装置の構成を示す図である。図1において、立体画像処理装置100は、視差検出部1と、シーンチェンジ検出部2と、視差調整部3と、画像生成部4と、表示出力部5を備え、表示部200に接続されて立体画像表示装置を構成する。
視差検出部1は、立体画像の左眼用入力画像データDa1及び右眼用入力画像データDb1からそれぞれ1枚の画面(フレーム)ごとに左眼用入力画像データDa1で表される左眼用画像と、右眼用入力画像データ視差量Db1で表される右眼用画像との視差の飛び出し側最大値Tmax(n)と引き込み側最大値Hmax(n)を出力する。
調整量F(n)に基づいて左眼用表示画像データDa3及び右眼用表示画像データDb3を生成する。
表示出力部5は、左眼用表示画像データDa3と右眼用表示画像データDb3に基づいて表示部200の入力フォーマットに対応した画像信号を出力する。
表示部200は、表示出力部から出力される画像信号に基づいて立体画像を表示する。
図2(a)及び(b)は、左眼用画像と右眼用画像の視差とユーザーが感じる奥行き感の関係を示すものであり、左眼用画像はユーザーの左眼のみに、右眼用画像はユーザーの右眼のみに見えるように制御されているものとする。
式(1)を図2(a)のP1L及びP1Rに当てはめた場合に求まる
d1=X(P1L)−X(P1R)
は正の値となり、図2(b)のP2L及びP2Rに当てはめた場合に求まる
d2=X(P2L)−X(P2R)
は負の値となる。
ここでTmax(n)はフレームnの飛び出し側最大値で、Hmax(n)はフレームnの引き込み側最大値である。
なお、左眼用入力画像データDa1及び右眼用入力画像データDb1のどちらか一方のみで全面平均輝度の変化が所定値よりも大きいか否かの判断を行なうのではなく、双方について全面平均輝度の変化が所定値よりも大きいか否かの判断を行ない、少なくとも一方で所定値以上の変化があれば、シーンチェンジと判断してもよく、双方で所定値以上の変化があった場合にのみシーンチェンジと判断しても良い。
Hmax(n)−Hmax(n−1)≧Hthのとき
SC=1 …(2A)
それ以外のとき、
SC=0 …(2B)
視差調整部3は、例えばユーザーによって決定され、装置の外部から入力される飛び出し側限界値STと引き込み側限界値SHと、視差検出部1から出力された飛び出し側最大値Tmax(n)と引き込み側最大値Hmax(n)とシーンチェンジ検出部2から出力されたシーンチェンジ検出信号SCから、調整量F(n)を決定し出力する。ここで、F(n)はフレームnの視差調整量を表す。
図示の視差調整部3は、調整量目標値生成部301と、調整量差分生成部302と、調整量変更分生成部303と、調整量生成部304と、メモリ305と、切替部306及び307とを有する。
これは、飛び出し側視差量が大きいときに、画像で表される物体が引き込まれるように(視差が負の方向に変化するように)動作させるためである。
これは、飛び出し側限界値ST、引き込み側限界値SHからの差が大きい方の視差量を減らすように動作させるためである。
これは、飛び出し側最大値Tmaxが小さく(限界値ST以下であり)、引き込み側最大値Hmaxが大きいときに、視差量を引き込み側から飛び出し側に変化させるためである。
まず、シーンチェンジが起きていない場合を説明する。
シーンチェンジが起きていない場合は、シーンチェンジ検出信号SC=0である。このときは、スイッチ306及び307はその切替接点CがともにB側に接続されている。
S=M(n)−F(n−1) …(7)
調整量変更分Kは、後述のように、相前後するフレーム間での調整量の変化幅(F(n)−F(n−1))、即ち、1フレームの調整で変化する幅である。
図4の中のa1〜ak、−b1〜−blは、それぞれSの値を表し、e1〜ei、−f1〜−fjは、それぞれKの値を表す。e1〜ei、−f1〜−fjは、連続値であっても、不連続の値であっても良い。
図示の例では、1個又は2個以上のSの値に対して、1個のKの値が定められており、例えば、Sの値が+a1から+a2までの範囲であるとき、値が+e1のKが出力されることを示す。また、Sの値が+ak以上では、Kの値は+eiであり、Sの値が−bl以下では、Kの値は−fjである。これによりKの値は+eiから−blまでの範囲内に抑えられる。
例えば、S=+7であれば、K=+2に制限され、S=−7であれば、K=−4に制限される。
図示の変換特性は、Sの値の変化に対するKの変化を抑制するとともに、引き込み方向(マイナス方向)に比べ、飛び出し方向(プラス方向)では、抑制の度合いをより強くすることで、飛び出し方向への変化をより遅くし、引き込み方向の変化をより速くするようにしている。
一般的に、飛び出し方向は、ゆっくりであれば融合を保持しやすく、引き込みは上記の限界値以下であれば、変化が速くても融合の保持が可能であると言われている。そのため、飛び出し方向はゆっくりにし、引き込み方向は速く制御すると効果がある。
F(n)=F(n−1)+K …(8)
以上のようにして求められた調整量F(n)は、視差調整部3の出力となる。
SC=1のとき
F(n)=M(n) …(9)
図示の視差調整部3は、飛び出し側最大値平均化部311と、引き込み側最大値平均化部312と、時間幅決定部313及び314と、調整量目標値生成部301bと、調整量差分生成部302と、調整量変更分生成部303と、調整量生成部304と、メモリ305と、切替部306及び307とを有する。
図3と同じ符号は同様の部材を示す。
時間幅決定部313及び314は、通常、それぞれ、外部から入力される通常時間幅Ltd、Lhdをそのまま時間幅Lt、Lhとして出力する。Ltd、Lhdは各々2以上の整数であり、互いに同じ値であっても良く、異なっていても良い。シーンチェンジが起きたときは直後の1フレーム期間だけ、時間幅Lt、Lhを「1」とし、その後、時間幅Lt、Lhを1フレーム期間ごとに1ずつ増加させて、通常時間幅Ltd、Lhdに達したら、それ以降は、その値を維持する。
これにより、調整量F(n)を、表示される画像における視差量が直ちに限界範囲内(ユーザーにとって好適な範囲内)の値になるようにするために値に設定することができる。
その結果、シーンチェンジ前の視差(飛び出し側最大値、引き込み側最大値)の影響を受けることなく、次第に、通常の状態(調整のための視差量の急激な変化を抑制する状態)に戻すことができる。
以上のようにして求められた調整量F(n)は、視差調整部3の出力となる。
SC=0、SC=1のどちらの場合も、
F(n)=M(n) …(16)
図示の視差調整部3は、調整量目標値生成部301と、調整量目標値平均化部321と、時間幅決定部323と、調整量差分生成部302bと、調整量変更分生成部303と、調整量生成部304と、メモリ305と、切替部326及び307とを有する。
図3と同じ符号は同様の部材を示す。
シーンチェンジが起きたときは直後の1フレーム期間だけ、Lmを「1」とし、その後、Lmを1フレーム期間ごとに1ずつ増加させて、通常時間幅Lmdに達したら、それ以降は、その値を維持する。
このように、調整量目標値M(n)の時間平均を取ることで、急激な視差の変化や誤検出を緩和することができる。
これにより、調整量F(n)を、表示される画像における視差量が直ちに限界範囲内の値になるようにするために値に設定することができる。
その結果、シーンチェンジ前の視差(飛び出し側最大値、引き込み側最大値)の影響を受けることなく、次第に、通常の状態(調整のための視差量の急激な変化を抑制する状態)に戻すことができる。
S=AM−F(n−1) …(18)
以上のようにして求められた調整量F(n)は、視差調整部3の出力となる。
SC=1のとき
F(n)=AM …(19)
SC=0、SC=1どちらの場合も、
F(n)=AM …(20)
ここで、画像生成部4は、調整量F(n)に基づいて、左眼用画像と右眼用画像をそれぞれ対にして画像を生成する。
図11(b)を見ると、物体B1に対応する左眼用画像部分B1Lsと右眼用画像部分B1Rsの視差はd1sとなり元の視差d1よりも小さくなっている。つまり、ユーザーからは飛び出している物体が引き込まれる方向へ、即ち奥の方へ移動した様に見える。
視差オフセット量を負の方向に大きくするときは、左眼画像全体を左に水平移動させ、右眼画像全体を右に水平移動させることとする。
一方、視差オフセット量を正の方向に大きくするときは、左眼画像全体を右に水平移動させ、右眼画像全体を左に水平移動させる。
視差オフセット量を負の方向に大きくすると、画面全体が引き込まれる方向になり、視差オフセット量を正の方向に大きくすると、画面全体が飛び出す方向になる。
つまり、視差オフセット量を調整することで、視認される物体の奥行き方向位置を変更することができる。
右眼画像をF(n)/2画素左に水平方向に移動させる。
一方、調整量F(n)が負の数である場合、左眼画像をF(n)/2画素左に水平方向に移動させ、右眼画像をF(n)/2画素右に水平方向に移動させる。
このように左眼画像と右眼画像を逆方向に移動させることで、左眼画像と右眼画像の視差が合計でF(n)画素だけ変化する。
従って、欠落部分GLm、GRmを埋める処理においては、同時に対応する部分GRb、GLbをも対応する画像で置き換える処理をも併せて行うことになる。
スケーリングには、共通部分GLc、GRcを水平方向にのみ引き延ばす方法、又は水平方向のみならず垂直方向にも引き延ばす方法を用いることができ、引き延ばす率は画面全体で一様にしても良く画面の位置によって異なる率で引き延ばしても良い。
図13(a)は、図11(b)と同様に、視差調整後の画像を示す。
スケーリングにおいては、図13(a)、(b)に示すように、中央部に位置する共通部分GLc、CRcの画像を左右に引き延ばして左右の部分を作り出す。
欠落部分GLm、GRm及び対応部分GLb、GRbの各々の幅は、視差オフセット量、即ち調整量F(n)の1/2と同じであるため、欠落部分及び対応部分を作り出す際に、調整量F(n)に基づいて引き延ばし率を決定し、上記の水平移動後の画像を引き延ばし率に応じて引き延ばし、引き延ばした後に画面外に位置することになった部分を除去して(即ち、画面内に位置する部分のみを取り出して)、左眼用表示画像Da3及び右眼用表示画像Db3を生成する。
なお、引き延ばしを先に行った後に、水平移動を行っても良い。
このうち、図14(a)に示す例では、引き延ばし率を一定としている。即ち、図14(a)の例では、元画像の水平サイズを共通部分の水平サイズで割ることで求められる引き延ばし率を画面の全体にわたり適用している。共通部分の水平サイズは、調整量F(n)に基づいて求められる。即ち、元画像の水平方向の画素数がXo、画素数で表される調整量がF(n)であれば、引き延ばし率Rhoは、
Rho=Xo/(Xo−F(n))
で与えられる。
この方法では、ユーザーが注視することの多い画面の中央部では、画像各部の縦横比を変えず、或いは縦横比の変化を小さくする抑えることで、違和感をなくし、或いは最小にすることができる。一方、左右端に近づくほど、引き延ばし率Rhが大きくなるが、左右端部付近の画像は中央部ほど注視されないことが多く、引き延ばしたことが気付かれにくく、気付かれたとしても問題となりにくい。
引き延ばす率は、図14(c)に示す例のように、水平方向と垂直方向とで同じであっても良いが、異なっていても良い。例えば、垂直方向の引き延ばし率Rvを水平方向の引き延ばし率Rhよりも小さくしても良い。
図14(c)に示す例では、水平方向の引き延ばし率Rhを、図14(a)の例と同じ値(Rho)に定めるとともに、垂直方向にも、水平方向と同じ引き延ばし率Rvo(=Rho)で引き延ばしている。
このようにすることで、画面全体に亘り画像各部の縦横比を元画像と同じに保つことができる。
なお、元画像の上端部、下端部が画面からはみ出すので、切り取られてしまうが、画像各部の縦横比が保たれ、その点で好ましい。
また、中央部分の画像とは異なる文字情報、例えば、ロゴや広告宣伝のための文字を表すものであっても良い。
この方法は、画像の引き延ばしを行なう必要がないので処理が簡単であり、また、共通部分の画像の縦横比を元画像のままに保つことができるので、その点で好ましい。
図15は、本発明の実施の形態2に係る立体画像処理装置の構成を示す図である。図15において、視差検出部1、シーンチェンジ検出部2、視差調整部3、画像生成部4、表示出力部5は、実施の形態1と同じ構成である。実施の形態2の立体画像処理装置100内は、画像遅延部6が追加されている点で異なる。
検出には、1画面(1フレーム)の情報が必要なため、検出結果は1フレーム期間以上遅れて出力される。
また、シーンチェンジ検出部2で、1画面分の平均輝度を求めて検出する場合、検出結果は1フレーム以上遅れて出力される。
そのため、画像遅延部6が設けられていない構成(図1の構成)の場合には、
画像生成部4への左眼用画像データ及び右眼用画像データの入力のタイミングに比べ、
視差調整部3からの調整量F(n)の供給が1フレーム以上遅くなり、視差量調整が1フレーム以上遅れてしまうことになる。
特に、シーンチェンジ検出部2から出力されるシーンチェンジ検出信号SCが1フレーム遅れるので、シーンチェンジの検出結果を視差量調整量に反映させるのがその分遅れてしまう。
例えば、予め定められた引き延ばし率で引き延ばしを行う場合には、引き延ばしのための別個のスケーリング部を画像生成部4の前段に設け、該スケーリング部における処理のための時間を、同期のために必要な遅延時間の一部又は全部として利用しても良い。
さらにまた、飛び出し側及び引き込み側の一方でのみ、視差量が限界値を超える場合に、視差量の調整を行う構成にも本発明を適用することができる。
Claims (15)
- 動画像の各フレームの画像であって、互いに対をなす左眼用入力画像データ及び右眼用入力画像データを入力とし、前記左眼用入力画像データで表される左眼用画像と、前記右眼用入力画像データで表される右眼用画像の間の視差量の最大値を検出する視差検出部と、
前記左眼用画像及び前記左眼用画像におけるシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出部と、
前記検出された視差量の最大値が、設定された限界値を超えるときに、表示される画像における視差量が前記限界値以下となるようにするための調整量を生成する視差調整部と、
前記左眼用入力画像データ及び前記右眼用入力画像データ、又は左眼用入力画像データ及び前記右眼用入力画像データを1又は2以上のフレーム期間遅延させることで得られる画像データから、前記調整量に応じて視差量が調整された左眼用表示画像データ及び右眼用表示画像データを生成する画像生成部と、
前記左眼用表示画像データ及び前記右眼用表示画像データから所定のフォーマットの表示用画像信号を出力する表示出力部とを備え、
前記視差調整部は、
前記シーンチェンジ検出部でシーンチェンジが検出されており、前記視差検出部で検出された視差量の最大値が前記限界値を超えている場合には、表示される画像における視差量が直ちに前記限界値以下となるように、前記調整量の値を定め、
前記シーンチェンジ検出部でシーンチェンジが検出されておらず、前記視差検出部で検出された視差量の最大値が前記限界値を超えている場合には、表示される画像における視差量が徐々に前記限界値以下となるように、前記調整量の値を定める
ことを特徴とする立体画像処理装置。 - あるフレームのデータについて、
前記視差検出部により、前記最大値が前記限界値を超えていることが検出され、
前記シーンチェンジ検出部により、シーンチェンジが検出されたときは、
前記視差調整部は、次に前記画像生成部で生成されるフレームの視差量が、前記限界値以下となるように、前記調整量の値を定め、
あるフレームのデータについて、
前記視差検出部により、前記最大値が前記限界値を超えていることが検出され、
前記シーンチェンジ検出部により、シーンチェンジが検出されていないときは、
前記視差調整部は、それ以降前記画像生成部で相前後して生成されるフレーム間での前記調整量の変化が所定値を超えないように前記調整量の値を定め、これにより前記間の視差量が1又は複数のフレーム後に前記限界値以下となるようにする
ことを特徴とする請求項1に記載の立体画像処理装置。 - 前記所定値は、前記最大値と前記限界値の差に応じて変わる値であることを特徴とする請求項2に記載の立体画像処理装置。
- 前記視差調整部は、
前記シーンチェンジ検出部によりシーンチェンジが検出されていないときは、
前記最大値から前記限界値を引くことで得られる調整量目標値から、1フレーム前の調整量を引くことで得られる調整量差分に基づいて、調整量変更分を生成し、
該調整量変更分を前記1フレーム前の調整量に加算することで、現フレームの調整量を生成し、
前記調整量変更分は、前記調整量差分の絶対値が所定値以上の領域において、前記調整量差分よりも小さな絶対値を有するように生成される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の立体画像処理装置。 - 前記調整量差分の絶対値と、該調整量差分に基づいて生成される前記調整量変更分の絶対値の関係は、
前記調整量差分が正の値であるときと、
前記調整量差分が負の値であるときとで、
互いに異なるものであることを特徴とする請求項4に記載の立体画像処理装置。 - 前記視差調整部は、
前記シーンチェンジ検出部によりシーンチェンジが検出されたときは、
前記最大値から前記限界値を引くことで得られる調整量目標値を、前記調整量として出力する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の立体画像処理装置。 - 前記シーンチェンジ検出部でシーンチェンジが検出されていないときは、
前記視差調整部は、
前記最大値を複数フレームにわたって平均することで、前記最大値の平均値を求め、
該最大値の平均値に基づいて、前記調整量を定めることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の立体画像処理装置。 - 前記シーンチェンジ検出部でシーンチェンジが検出されたときは、
前記視差調整部は、
前記最大値の平均値の代わりに、前記最大値に基づいて前記調整量を定める
ことを特徴とする請求項7に記載の立体画像処理装置。 - 前記シーンチェンジ検出部でシーンチェンジが検出されていないとき、
前記視差調整部は、調整量目標値を複数フレームにわたって平均化することで、平均調整量目標値を定め、
該平均調整量目標値に基づいて前記調整量を定める
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の立体画像処理装置。 - 前記シーンチェンジ検出部でシーンチェンジ検出されたときは、
前記視差調整部は、前記平均調整量目標値の代わりに、前記調整量目標値に基づいて前記調整量を定める
ことを特徴とする請求項9に記載の立体画像処理装置。 - 前記視差量の最大値として、飛び出し側の最大値と引き込み側の最大値が求められ、
前記限界値として飛び出し側の限界値と引き込み側の限界値が設定され、
前記飛び出し側の最大値が前記飛び出し側の限界値を超えたとき、及び/又は
前記引き込み側の最大値が前記引き込み側の限界値を超えたときに、
前記視差調整部は、表示される画像の視差量を調整するための調整量を生成する
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の立体画像処理装置。 - 前記視差調整部は、
検出された前記引き込み側の最大値が前記引き込み側の限界値を超えたことに対する前記視差量の調整を、
検出された前記飛び出し側の最大値が前記飛び出し側の限界値を超えたことに対する前記視差量の調整よりも優先して
行うことを特徴とする請求項11に記載の立体画像処理装置。 - 前記シーンチェンジ検出部は、
前記視差検出部で検出された視差量の変化に基づいて前記シーンチェンジの検出を行う
ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の立体画像処理装置。 - 前記視差検出部による視差の検出と前記シーンチェンジ検出部によるシーンチェンジの検出のための時間を補償するように、
前記左眼用入力画像データ及び右眼用入力画像データを1又は複数フレーム遅延させた後に前記画像生成部に入力する画像遅延部をさらに有することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の立体画像処理装置。 - 請求項1から14のいずれか1項に記載の立体画像処理装置と、
該立体画像処理装置の前記表示出力部から出力される前記表示用画像信号に基づいて立体画像を表示する表示部と
を備えた立体画像表示装置。
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