JP5907105B2 - ストレージ装置、方法、及び、プログラム。 - Google Patents

ストレージ装置、方法、及び、プログラム。 Download PDF

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Description

本発明は、ストレージ装置、方法、及び、プログラムに関する。
特許文献1には、マスターコントローラを含む複数のコントローラを備えたストレージシステムにおいて、マスターコントローラ以外のコントローラがホスト装置から書き込みデータを受信した場合、マスターコントローラのキャッシュの排他処理が完了するまで書き込みデータを一時的に保持し、その後、マスターコントローラのキャッシュに当該データを格納し、さらに、当該データを冗長先のコントローラに送信して冗長データを作成し、この時点で、ホスト装置にキャッシュ完了を報告する技術について記載されている。
特許文献2には、ディスク装置に書き込むデータを特定の領域に暫定的に書き込み、その時点でCPUに対し書き込み処理を終了と報告し、RAID等のパリティ作成は後の適当なタイミングで行う技術が記載されている。
特開2008−047029号公報 特開平6−332632号公報
上記文献の技術を用いた場合、ディスク装置への書き込みデータのキャッシュ完了報告の応答時間を短縮できない、という課題があった。
特許文献1では、マスターコントローラのキャッシュに書き込みデータを格納した時点で、キャッシュには、一時的に保持された書き込みデータ、及び、正式な書き込みデータが保持されているにもかかわらず、ホスト装置へのキャッシュ完了報告が、冗長データの作成完了まで待たされる。
特許文献2では、キャッシュ完了報告の早期化はできない。
本発明のストレージ装置は、ホスト装置とディスク装置の間に接続されるストレージ装置であって、キャッシュメモリである第一キャッシュと、前記第二コントローラから前記ホスト装置の書き込みデータを受信し、前記第一キャッシュに前記書き込みデータを保持し、前記ホスト装置にキャッシュ完了報告をする、第一キャッシュ処理手段と、を備える第一コントローラと、キャッシュメモリである第二キャッシュと、一時的にデータを保持するためのキャッシュメモリである第三キャッシュと、前記ホスト装置から前記書き込みデータを受信し、前記第三キャッシュに前記書き込みデータを保持し、その後、前記第一キャッシュ処理手段に前記書き込みデータを送信し、その後、前記書き込みデータを前記第二キャッシュに格納する、第二キャッシュ処理手段と、を備える第二コントローラと、を包含し、前記第一コントローラ、または、前記第二コントローラのいずれかが、前記書き込みデータを前記ディスク装置に書き込む。
本発明の方法は、ホスト装置とディスク装置の間に接続されるストレージ装置が包含する、第二コントローラが、前記ホスト装置から前記書き込みデータを受信し、一時的にデータを保持するためのキャッシュメモリである第三キャッシュに前記書き込みデータを保持し、その後、第一コントローラに前記書き込みデータを送信し、その後、前記書き込みデータをキャッシュメモリである第二キャッシュに格納し、第一コントローラが、前記第二コントローラから前記書き込みデータを受信し、キャッシュメモリである第一キャッシュに前記書き込みデータを保持し、前記ホスト装置にキャッシュ完了報告をし、前記第一コントローラ、または、前記第二コントローラのいずれかが、前記書き込みデータを前記ディスク装置に書き込む。
本発明のコンピュータプログラムは、ホスト装置とディスク装置の間に接続されるストレージ装置が包含する、第二コンピュータに、前記ホスト装置から前記書き込みデータを受信し、一時的にデータを保持するためのキャッシュメモリである第三キャッシュに前記書き込みデータを保持し、その後、第一コンピュータに前記書き込みデータを送信し、その後、前記書き込みデータをキャッシュメモリである第二キャッシュに格納する処理を実行させ、前記第一コンピュータに、前記第二コンピュータから前記書き込みデータを受信し、キャッシュメモリである第一キャッシュに前記書き込みデータを保持し、前記ホスト装置にキャッシュ完了報告をする処理を実行させ、前記第一コンピュータ、または、前記第二コンピュータのいずれかに、前記書き込みデータを前記ディスク装置に書き込む処理を実行させる。
本発明によれば、ディスク装置への書き込みデータのキャッシュ完了報告の応答時間を短縮できる。
図1は、ストレージシステムの構成の一例を示す。 図2は、ストレージシステムの動作の一例を示す。 図3は、ストレージシステムの動作の一例を示す。 図4は、データ世代管理部の動作の一例を示す。 図5は、ストレージシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、第二の実施形態に係る、ストレージシステムの構成の一例を示す。 図7は、第二の実施形態に係る、ストレージシステムの動作の一例を示す。 図8は、第二の実施形態に係る、ストレージシステムの動作の一例を示す。 図9は、第三の実施形態に係る、ストレージ装置の構成の一例を示す。
発明を実施するための第一の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、ストレージシステム10の構成の一例を示す。ストレージシステム10は、ストレージ装置20、ディスク装置30、及び、ホスト装置40を包含する。
ストレージ装置20は、第一コントローラ21、及び、第二コントローラ22を包含する。
第一コントローラ21は、第一キャッシュ処理部210、第一キャッシュ211、データ世代管理部212、データ世代記憶部213、及び、第一ディスク制御部214を備える。なお、第一コントローラ21は、以下、コントローラM(Mはマスターコントローラを意味する)と記述する。
第一キャッシュ処理部210は、第二コントローラ22から書き込みデータを受信し、第一キャッシュ211に書き込みデータを保持し、ホスト装置40にキャッシュ完了報告をする。第一キャッシュ211は、キャッシュメモリである。
データ世代管理部212は、第一キャッシュ211、第二キャッシュ221、及び、第三キャッシュ222における書き込みデータの保持の有無をデータ世代記憶部213に格納する。
第一ディスク制御部214は、ディスク装置30へのアクセスを実行する。
第二コントローラ22は、第二キャッシュ処理部220、第二キャッシュ221、第三キャッシュ222、及び、第二ディスク制御部223を備える。なお、第二コントローラ22は、以下、コントローラS(Sはスレーブコントローラを意味する)と記述する。
第二キャッシュ処理部220は、ホスト装置40から書き込みデータを受信し、第三キャッシュ222に書き込みデータを保持し、その後、第一キャッシュ処理部210に書き込みデータを送信し、その後、前記書き込みデータを前記第二キャッシュに格納する。
第二キャッシュ221は、キャッシュメモリである。また、第三キャッシュ222は、一時的にデータを保持するためのキャッシュメモリである。
第二ディスク制御部223は、ディスク装置30へのアクセスを実行する。
なお、第一キャッシュ処理部210、及び、第二キャッシュ処理部220は、ホスト装置40、及び、他のコントローラとの間で、コマンド、データ、レスポンスを送受信するポートを備え、例えば、SCSI(Small Computer System Interface)等に対応したデータの送受信が可能である。
ここで、第一コントローラ21、及び、第二コントローラ22は、コンピュータである。
また、第一キャッシュ処理部210、データ世代管理部212、第一ディスク制御部214、第二キャッシュ処理部220、及び、第二ディスク制御部223は、論理回路等のハードウェアで構成される。
また、データ世代記憶部213、第一キャッシュ211、第二キャッシュ221、及び、第三キャッシュ222は、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置である。また、ディスク装置30は、物理ディスク等の記憶装置である。
また、第一キャッシュ処理部210、データ世代管理部212、第一ディスク制御部214、第二キャッシュ処理部220、及び、第二ディスク制御部223は、コンピュータであるストレージ装置20のプロセッサが、図示されないメモリ上のプログラムを実行することで実現されても良い。
図2は、ストレージシステム10の動作の一例を示す。コントローラM21、及び、コントローラS22は、ホスト装置40から送信された、ディスク装置30への書き込みデータを各々のキャッシュを用いて冗長に保持する。
なお、本発明は、書き込みコマンド(以下、ライトコマンド)に関するものであり、書き込みデータはライトコマンドに連動して送信されるものとする。
また、書き込みデータは、各キャッシュに保持された後、第一ディスク制御部214、または、第二ディスク制御部223により、ディスク装置30に書き込まれるが、ディスク装置30へのデータの書き込みの動作の詳細については、本発明では言及しない。
なお、コントローラM21は、データ世代管理部212を有する。データ世代管理部212は、全ての書き込みデータを管理する。このため、ストレージ装置20に送信された書き込みデータは、必ず一旦はコントローラM21のキャッシュに格納される。
図3は、ストレージシステム10の動作の一例を示す。本発明は、コントローラS22がホスト装置40からライトコマンドを受信した場合を対象とする。図3は、この場合のストレージシステム10動作の一例を示す。
まず、図3(a)に示すように、コントローラS22は、ホスト装置40からライトコマンドを受信すると(図中(1))、自コントローラの第三キャッシュ222に、ホスト装置40からの書き込みデータを受け取る。なお、以下の説明では、このデータを「仮データ」と記述する。
なお、ここで、コントローラS22は、次にコントローラM21に書き込みデータを送信し直す前に、一旦、ホスト装置40からの書き込みデータを受け取って、第三キャッシュ222に保持する。これは、コントローラS22が、例えば、コントローラM21の第一キャッシュ211への書き込みにおける排他処理等の完了を待って、その後に、書き込みデータを送信する等の動作に基づく。
次に、コントローラS22は、コントローラM21にライトコマンドを送信し直す(図中(2))。コントローラM21は、第一キャッシュ211に書き込みデータを保持する。なお、以下の説明では、コントローラM21の第一キャッシュ211に作成されたデータを「主データ」と記述する。
次に、この段階で、コントローラM21は、ホスト装置40に対して、キャッシュ完了報告のレスポンスを送信する(図中(3)及び(4))。
その後、図3(b)に示すように、コントローラM21は、「主データ」と同一のデータを作成し(以下、このデータを「冗長データ」と記述する)、コントローラS22に対して、冗長データを送信する(図中(5))。
なお、ここで、コントローラM21が、コントローラS22に対して、冗長データ作成のコマンドを送信し、コントローラS22が、仮データを基に冗長データを作成する、としてもよい。
コントローラS22は、冗長データ作成のレスポンスをコントローラM21に送信する(図中(6))。また、コントローラS22は、その後、仮データを破棄する(図中(7))。
上記に示したように、本発明のストレージ装置20は、冗長データ作成の前に、ホスト装置40にキャッシュ完了報告することにより、ホスト装置40への応答時間を短縮することが可能になる。
また、本発明のストレージ装置20は、例えば、冗長データの作成をバックグラウンドで実行することで、装置内の処理の多重度を上げ、ハードウェア資源を効率的に使用することも可能になる。
図4は、データ世代管理部212の動作の一例を示す。データ世代管理部212は、書き込みデータの各コントローラの各キャッシュでの保持の状態(主データ、仮データ、及び、冗長データの有無)、及び、各々の書き込みデータ同一性を示す、データ世代の情報をデータ世代記憶部213に格納する。
また、図4は、例えば、「データB」のデータ世代が「11」で、主データ、及び、冗長データが、キャッシュに保持されていることを示す。
なお、データ世代管理部212は、データ世代記憶部213の情報において、例えば、主データ、及び、仮データが格納されていることを確認して、ホスト装置40に、キャッシュデータ作成の完了を報告する。
さらに、データ世代管理部212は、データ世代記憶部213の情報において、例えば、主データ、及び、冗長データが格納されていることを確認して、ディスク装置30への当該データの書き込みを許可する。
なお、各書き込みデータは、例えば、図3に示したように、データ世代の情報も同時に保有する、としても良い。
図5は、ストレージシステム10の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、第二キャッシュ処理部220は、ホスト装置40から書き込みデータを受信し、第三キャッシュ222上に仮データを保持する(S101)。
次に、第二キャッシュ処理部220は、第一キャッシュ処理部210に書き込みデータを送信し直し、第一キャッシュ処理部210は、第一キャッシュ211に書き込みデータを受け取り保持する(S102)。
ここで、データ世代管理部212は、第一キャッシュ211に受け取った書き込みデータをデータ世代記憶部213に追加し、データ世代をインクリメントする(S103)。また、データ世代管理部212は、主データの第一キャッシュ211での保持情報をデータ世代記憶部213に登録する(S104)。さらに、データ世代管理部221は、仮データの第三キャッシュ222での保持情報をデータ世代記憶部213に登録する(S105)。
次に、第一キャッシュ処理部210は、第二キャッシュ処理部220に、キャッシュ完了報告のレスポンスを送信する(S106)。
また、第二キャッシュ処理部220は、ホスト装置40に、キャッシュ完了報告のレスポンスを送信する(S107)。
なお、(S106)及び(S107)において、第一コントローラ21が、直接、ホスト装置40にキャッシュ完了報告のレスポンスをしてもよい。
この後、第一キャッシュ処理部210は、第二キャッシュ処理部220に、冗長データを送信する(S108)。第二キャッシュ処理部220は、第二キャッシュ221に冗長データを格納し、レスポンスをデータ世代管理部212に送信する(S109)。
データ世代管理部212は、冗長データの第二キャッシュ221での格納情報をデータ世代記憶部213に登録する(S110)。
さらに、第二キャッシュ処理部220は、第三キャッシュ222の仮データを破棄する(S111)。データ世代管理部212は、データ世代記憶部213から仮データの情報を削除する(S112)。
なお、この後、データ世代管理部212が、ディスク装置30へのデータの書き込みを許可し、それに基づいて、第一ディスク制御部214、または、第二ディスク制御部223がディスク装置30へのアクセスを実行する。
また、本実施形態に記述したストレージシステム10は、例えば、主データ、及び、仮データがキャッシュに保持された状態で、コントローラM21での故障等により主データに問題が発生した場合、仮データを基に主データを復旧することが可能である。
本実施形態に係るストレージシステム10は、以下に記載するような効果を奏する。
ホスト装置40に対する、ディスク装置30への書き込みデータのキャッシュ完了報告の応答時間を短縮できる。
その理由は、第三キャッシュ222に書き込みデータを一時的に保持し、第一キャッシュ211に書き込みデータを保持した時点で、書き込みデータの冗長データを作成する前に、ホスト装置40にキャッシュ完了報告するからである。
<第二の実施形態>
図6は、第二の実施形態に係る、ストレージシステム10の構成の一例を示す。本実施形態は、第一の実施形態において、複数台の第二コントローラ22が接続される場合の構成である。なお、図6は、例えば、第二コントローラ22が2台の場合の構成である。
ストレージ装置20は、第一コントローラ21、第二コントローラ22−A、及び、第二コントローラ22−Bを包含する。
複数の第二コントローラ22のいずれかがホスト装置40から書き込みデータを受信し、当該コントローラの第二キャッシュ処理部220が、当該コントローラの第三キャッシュ222に一時的に書き込みデータを保持し、その後、第一コントローラ21に書き込みデータを送信する。
第一コントローラ21では、第一キャッシュ処理部210が、ホスト装置40から書き込みデータを受信した第二コントローラ22から書き込みデータを受信する。さらに、第一キャッシュ211に書き込みデータを保持し、ホスト装置40にキャッシュ完了を報告する。
さらに、キャッシュ完了報告の後、第二コントローラ22のいずれかの第二キャッシュ処理部220は、書き込みデータを当該コントローラの第二キャッシュ221に格納する。
なお、本実施形態では、複数のコントローラS22が存在するため、第一キャッシュ処理部210は、書き込みデータごとに、冗長データを作成するコントローラを選定する。この際に、第一キャッシュ処理部210は、複数のコントローラの候補の中から、例えば、第二コントローラS22の番号の小さい順に選定する、等の方法を任意に設定してよいものとする。
図7は、第二の実施形態に係る、ストレージシステム10の動作の一例を示す。図7に示す、本実施形態でのストレージシステム10の動作は、複数のコントローラS22のうち、いずれかのコントローラS22が、仮データ、または、冗長データを作成する点を除き、図3に示した第一の実施形態の動作と同等であるため、動作の詳細な記述は省略する。
まず、図7(a)に示すように、ストレージ装置20は、例えば、コントローラS22−Bに仮データを作成し、さらに、コントローラM21に主データを作成した後、ホスト装置40に対して、キャッシュ完了報告のレスポンスを送信する。
次に、図7(b)に示すように、ストレージ装置20は、例えば、コントローラS22−Aに冗長データを作成する。
図8は、第二の実施形態に係る、ストレージシステム10の動作の一例を示す。図8は、冗長データを作成する対象に選定されたコントローラS22が、冗長データを作成する前に故障した場合のストレージ装置20の動作を示す。
まず、図8(a)は、ストレージ装置20からホスト装置40へのキャッシュ完了報告の応答までの動作を示し、ここまでは、図7(a)と同じ動作である。
次に、図8(b)は、例えば、第二コントローラ22−Aが故障した場合を示す。図に示すように、コントローラM21は、当初、冗長データの作成先として想定していたコントローラS22−Aの代わりに、コントローラ22−Bに冗長データを作成する。上記を除く動作は、図7と同等であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態に係るストレージシステム10は、以下に記載するような効果を奏する。
ホスト装置40に対する、ディスク装置30への書き込みデータのキャッシュ完了報告の応答時間を短縮できる。
その理由は、第三キャッシュ222に書き込みデータを一時的に保持し、第一キャッシュ211に書き込みデータを保持した時点で、書き込みデータの冗長データを作成する前に、ホスト装置40にキッシュ完了報告するからである。
<第三の実施形態>
図9は、第三の実施形態に係る、ストレージ装置20の構成の一例を示す。ストレージ装置20は、第一コントローラ21、及び、第二コントローラ22を包含する。
第一コントローラ21は、第一キャッシュ処理部210、及び、第一キャッシュ211を備える。
第一キャッシュ処理部210は、第二コントローラ22から書き込みデータを受信し、第一キャッシュ211に書き込みデータを保持し、ホスト装置40にキャッシュ完了報告をする。第一キャッシュ211は、キャッシュメモリである。
第二コントローラ22は、第二キャッシュ処理部220、第二キャッシュ221、及び、第三キャッシュ222を備える。
第二キャッシュ処理部220は、ホスト装置40から書き込みデータを受信し、第三キャッシュ222に一時的に書き込みデータを保持し、その後、第一キャッシュ処理部210に書き込みデータを送信し、その後、書き込みデータを第二キャッシュ221に格納する。第二キャッシュ221は、キャッシュメモリである。第三キャッシュ222は、一時的にデータを保持するためのキャッシュメモリである。
本実施形態に係るストレージ装置20は、以下に記載するような効果を奏する。
ホスト装置40に対する、ディスク装置30への書き込みデータのキャッシュ完了報告の応答時間を短縮できる。
その理由は、第三キャッシュ222に書き込みデータを一時的に保持し、第一キャッシュ211に書き込みデータを保持した時点で、書き込みデータの冗長データを作成する前に、ホスト装置40にキャッシュ完了報告するからである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
10 ストレージシステム
20 ストレージ装置
21 第一コントローラ
210 第一キャッシュ処理部
211 第一キャッシュ
212 データ世代管理部
213 データ世代記憶部
214 第一ディスク制御部
22 第二コントローラ
220 第二キャッシュ処理部
221 第二キャッシュ
222 第三キャッシュ
223 第二ディスク制御部
30 ディスク装置
40 ホスト装置

Claims (9)

  1. ホスト装置とディスク装置の間に接続されるストレージ装置であって、
    キャッシュメモリである第一キャッシュと、第二コントローラから前記ホスト装置の書き込みデータを受信し、前記第一キャッシュに前記書き込みデータを保持し、前記ホスト装置にキャッシュ完了報告をする、第一キャッシュ処理手段と、を備える第一コントローラと、
    キャッシュメモリである第二キャッシュと、一時的にデータを保持するためのキャッシュメモリである第三キャッシュと、前記ホスト装置から前記書き込みデータを受信し、前記第三キャッシュに前記書き込みデータを保持し、その後、前記第一キャッシュ処理手段に前記書き込みデータを送信し、その後、前記書き込みデータを前記第二キャッシュに格納する、第二キャッシュ処理手段と、を備える前記第二コントローラと、を包含し、
    前記第二コントローラが、前記第二キャッシュに前記書き込みデータを格納した後に、前記第三キャッシュが保持する前記書き込みデータを削除し、
    前記第一コントローラ、または、前記第二コントローラのいずれかが、前記書き込みデータを前記ディスク装置に書き込む、ストレージ装置。
  2. 前記第一コントローラが、前記第一キャッシュ、前記第二キャッシュ、及び、前記第三キャッシュにおける前記書き込みデータの保持の有無をデータ世代記憶手段に格納する、データ世代管理手段を更に備え、
    前記データ世代管理手段が、前記データ世代記憶手段の情報に基づき、前記第一キャッシュ、及び、前記第三キャッシュにおける前記書き込みデータの前記保持を確認して、前記キャッシュ完了報告をし、前記第一キャッシュ、及び、前記第二キャッシュにおける前記書き込みデータの前記保持を確認して、前記ディスク装置への前記書き込みデータの書き込みを許可する、請求項1のストレージ装置。
  3. 前記第二コントローラを複数台備え、
    複数の前記第二コントローラのいずれかが、前記ホスト装置から前記書き込みデータを受信し、
    前記第一キャッシュ処理手段が、
    前記書き込みデータを受信した前記第二コントローラから前記書き込みデータを受信し、
    複数の前記第二コントローラのいずれかの前記第二キャッシュ処理手段が、前記キャッシュ完了報告の後、前記書き込みデータを前記第二キャッシュに格納する、請求項1または2のストレージ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のストレージ装置と、前記ディスク装置と、を包含する、ストレージシステム。
  5. ホスト装置とディスク装置の間に接続されるストレージ装置が包含する、
    第二コントローラが、前記ホスト装置から書き込みデータを受信し、一時的にデータを保持するためのキャッシュメモリである第三キャッシュに前記書き込みデータを保持し、その後、第一コントローラに前記書き込みデータを送信し、その後、前記書き込みデータをキャッシュメモリである第二キャッシュに格納し、
    第一コントローラが、前記第二コントローラから前記書き込みデータを受信し、キャッシュメモリである第一キャッシュに前記書き込みデータを保持し、前記ホスト装置にキャッシュ完了報告をし、
    前記第二コントローラが、前記第二キャッシュに前記書き込みデータを格納した後に、前記第三キャッシュが保持する前記書き込みデータを削除し、
    前記第一コントローラ、または、前記第二コントローラのいずれかが、前記書き込みデータを前記ディスク装置に書き込む、方法。
  6. 前記第一コントローラが、前記第一キャッシュ、前記第二キャッシュ、及び、前記第三キャッシュにおける前記書き込みデータの保持の有無を格納し、
    前記第一キャッシュ、及び、前記第三キャッシュにおける前記書き込みデータの前記保持を確認して、前記キャッシュ完了報告をし、
    前記第一キャッシュ、及び、前記第二キャッシュにおける前記書き込みデータの前記保持を確認して、前記ディスク装置への前記書き込みデータの書き込みを許可する、請求項5の方法。
  7. 前記第二コントローラを複数台備えた、前記ストレージ装置において、
    複数の前記第二コントローラのいずれかが、前記ホスト装置から前記書き込みデータを受信し、
    前記第一コントローラが、前記書き込みデータを受信した前記第二コントローラから前記書き込みデータを受信し、
    複数の前記第二コントローラのいずれかが、前記キャッシュ完了報告の後、前記書き込みデータを第二キャッシュに格納する、請求項5または6の方法。
  8. ホスト装置とディスク装置の間に接続されるストレージ装置が包含する、
    第二コンピュータに、前記ホスト装置から書き込みデータを受信し、一時的にデータを保持するためのキャッシュメモリである第三キャッシュに前記書き込みデータを保持し、その後、第一コンピュータに前記書き込みデータを送信し、その後、前記書き込みデータをキャッシュメモリである第二キャッシュに格納する処理を実行させ、
    前記第一コンピュータに、前記第二コンピュータから前記書き込みデータを受信し、
    キャッシュメモリである第一キャッシュに前記書き込みデータを保持し、前記ホスト装置にキャッシュ完了報告をする処理を実行させ、
    前記第二コントローラが、前記第二キャッシュに前記書き込みデータを格納した後に、前記第三キャッシュが保持する前記書き込みデータを削除し、
    前記第一コンピュータ、または、前記第二コンピュータのいずれかに、前記書き込みデータを前記ディスク装置に書き込む処理を実行させる、プログラム。
  9. 前記第一コンピュータに、前記第一キャッシュ、前記第二キャッシュ、及び、前記第三キャッシュにおける前記書き込みデータの保持の有無を格納する処理と、
    前記第一キャッシュ、及び、前記第三キャッシュにおける前記書き込みデータの前記保持を確認して、前記キャッシュ完了報告をする処理と、
    前記第一キャッシュ、及び、前記第二キャッシュにおける前記書き込みデータが前記保持を確認して、前記ディスク装置への前記書き込みデータの書き込みを許可する処理と、を実行させる請求項8に記載のプログラム。
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