JP5906897B2 - 動き情報生成方法、動き情報生成装置及びプログラム - Google Patents

動き情報生成方法、動き情報生成装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、動き情報生成方法、動き情報生成装置及びプログラムに関する。
従来、静止画像内の所望の位置に制御点を設定して、動きをつけたい制御点に所望の動きを指定することで当該静止画像を動かす技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4613313号
ところで、動体モデルに設定されている動きの制御点に係る動き情報を利用して静止画像を動かす場合、予め用意された動き情報を用いただけではユーザ所望の動きを表現できないといった問題がある。ここで、より多彩な動きを表現する上で、複数の動き情報を利用して新たな動き情報を生成することが考えられるが、制御点の設定を適正に行わないとユーザが意図した動きを再現することができない虞がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、複数の動き情報を用いて新たな動き情報の生成を簡便に、且つ、適正に行うことができる動き情報生成方法、動き情報生成装置及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る動き情報生成方法は、
静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る動き情報を生成する動き情報生成装置を用いた動き情報生成方法であって、前記静止画像の動きを生成するための第1動体モデルに設定されている第1基準制御点の動きを示す情報を第1動き情報として取得する第1取得ステップと、前記静止画像の動きを生成するための第2動体モデルに設定されている第2基準制御点の動きを示す情報を第2動き情報として取得する第2取得ステップと、前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記第1基準制御点の動きと前記第2基準制御点の動きを組み合わせて基準制御点の動きを示す新たな動き情報を生成する第1生成ステップと、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係る動き情報生成装置は、
静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る動き情報を生成する動き情報生成装置であって、前記静止画像の動きを生成するための第1動体モデルに設定されている第1基準制御点の動きを示す情報を第1動き情報として取得する第1取得手段と、前記静止画像の動きを生成するための第2動体モデルに設定されている第2基準制御点の動きを示す情報を第2動き情報として取得する第2取得手段と、前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記第1基準制御点の動きと前記第2基準制御点の動きを組み合わせて基準制御点の動きを示す新たな動き情報を生成する第1生成手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、
静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る動き情報を生成する動き情報生成装置のコンピュータを、前記静止画像の動きを生成するための第1動体モデルに設定されている第1基準制御点の動きを示す第1動き情報として取得する第1取得手段、前記静止画像の動きを生成するための第2動体モデルに設定されている第2基準制御点の動きを示す第2動き情報として取得する第2取得手段、前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記第1基準制御点の動きと前記第2基準制御点の動きを組み合わせて基準制御点の動きを示す新たな動き情報を生成する第1生成手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、複数の動き情報を用いて新たな動き情報の生成を簡便に、且つ、適正に行うことができる。
本発明を適用した一実施形態の動画生成システムの概略構成を示すブロック図である。 図1の動画生成システムを構成するユーザ端末の概略構成を示すブロック図である。 図1の動画生成システムを構成するサーバの概略構成を示すブロック図である。 図1の動画生成システムによる動画生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図4の動画生成処理の続きを示すフローチャートである。 図5の動画生成処理における動き情報生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図6の動き情報生成処理における座標位置合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図6の動き情報生成処理に係る第1動き情報の一例を模式的に示す図である。 図8の第1動き情報に係る画像の一例を模式的に示す図である。 図6の動き情報生成処理に係る第2動き情報の一例を模式的に示す図である。 図10の第2動き情報に係る画像の一例を模式的に示す図である。 図7の座標位置合成処理を説明するための図である。 図6の動き情報生成処理により生成される合成動き情報に係る画像の一例を模式的に示す図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の動画生成システム100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の動画生成システム100は、図1に示すように、撮像装置1と、ユーザ端末2と、サーバ3とを備え、ユーザ端末2とサーバ3とが所定の通信ネットワークNを介して各種情報を送受信可能に接続されている。
先ず、撮像装置1について説明する。
撮像装置1は、被写体を撮像する撮像機能や撮像画像の画像データを記録媒体Cに記録する記録機能等を具備する。即ち、撮像装置1は、公知のものを適用可能であり、例えば、撮像機能を主要な機能として具備するデジタルカメラだけでなく、主要な機能としないものの撮像機能を具備する携帯電話機等の携帯端末なども含む。
次に、ユーザ端末2について図2を参照して説明する。
ユーザ端末2は、例えば、パーソナルコンピュータ等により構成され、サーバ3により開設されるWebページ(例えば、動画生成用ページ)にアクセスして、当該Webページ上で各種の指示を入力する。
図2は、ユーザ端末2の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ユーザ端末2は、具体的には、中央制御部201と、操作入力部202と、表示部203と、音出力部204と、記録媒体制御部205と、通信制御部206等を備えている。
中央制御部201は、ユーザ端末2の各部を制御する。具体的には、中央制御部201は、CPU、RAM、ROM(何れも図示略)を備え、ROMに記憶されたユーザ端末2用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。その際に、CPUは、RAM内の格納領域内に各種処理結果を格納させ、必要に応じてその処理結果を表示部203に表示させる。
RAMは、例えば、CPUにより実行される処理プログラム等を展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域などを備える。
ROMは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されたプログラム、具体的には、ユーザ端末2で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラムや、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ等を記憶する。
操作入力部202は、例えば、数値、文字等を入力するためのデータ入力キーや、データの選択、送り操作等を行うための上下左右移動キーや各種機能キー等によって構成されるキーボードやマウス等を備え、ユーザにより押下されたキーの押下信号やマウスの操作信号を中央制御部201のCPUに出力する。
なお、操作入力部202としてタッチパネル(図示略)を表示部203の表示画面に配設して、タッチパネルの接触位置に応じて各種の指示を入力するような構成としても良い。
表示部203は、例えば、LCD、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイから構成され、中央制御部201のCPUの制御下にて各種情報を表示画面に表示する。
即ち、表示部203は、例えば、サーバ3から送信され通信制御部206により受信されたWebページ(例えば、動画生成用ページ)のページデータに基づいて、対応するWebページを表示画面に表示する。具体的には、表示部203は、動画生成処理(後述)に係る各種の処理画面の画像データに基づいて、各種の処理画面を表示画面に表示する。
音出力部204は、例えば、D/Aコンバータ、LPF(Low Pass Filter)、増幅器、スピーカ等により構成され、中央制御部201のCPUの制御下にて放音する。
即ち、音出力部204は、例えば、サーバ3から送信され通信制御部206により受信された演奏情報に基づいて、当該演奏情報のデジタルデータをD/Aコンバータによりアナログデータに変換し、増幅器を介してスピーカから、所定の音色、音高、音長で曲を放音する。また、音出力部204は、一の音源(例えば、楽器)の音を放音しても良いし、複数の音源の音を同時に放音しても良い。
記録媒体制御部205は、記録媒体Cが着脱自在に構成され、装着された記録媒体Cからのデータの読み出しや記録媒体Cに対するデータの書き込みを制御する。即ち、記録媒体制御部205は、撮像装置1から取り外されて装着された記録媒体Cから動画生成処理(後述)に係る被写体存在画像(図示略)の画像データ(YUVデータ)を読み出して通信制御部206に出力する。
ここで、被写体存在画像とは、所定の背景内に主要な被写体が存在する画像のことである。また、記録媒体Cには、撮像装置1の画像処理部(図示略)により所定の符号化形式(例えば、JPEG形式等)に従って符号化された被写体存在画像の画像データが記録されている。
そして、通信制御部206は、入力された被写体存在画像の画像データをサーバ3に所定の通信ネットワークNを介して送信する。
通信制御部206は、例えば、モデム(MODEM:Modulater/DEModulater)、ターミナルアダプタ(Terminal Adapter)等によって構成され、所定の通信ネットワークNを介してサーバ3等の外部機器との間で情報の通信制御を行うためのものである。
なお、通信ネットワークNは、例えば、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の様々な回線形態を適用することが可能である。また、通信ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等が含まれる。
次に、サーバ3について図3を参照して説明する。
サーバ3は、Web(World Wide Web)サーバとしてインターネット上にWebページ(例えば、動画生成用ページ)を開設する機能を具備するものであり、ユーザ端末2からのアクセスに応じて当該ユーザ端末2にWebページのページデータを送信する。また、サーバ3は、動き情報生成装置として、複数の基準制御点Q、…の所定空間内での動きを示す複数の動き情報のうち、第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きを、基準制御点Qの基準位置に対する差分diffx、diffyを利用して組み合わせて新たな動き情報(合成動き情報dn)を生成する。
図3は、サーバ3の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ3は、具体的には、中央制御部301と、表示部302と、通信制御部303と、被写体切抜部304と、記憶部305と、動画処理部306等を備えて構成されている。
中央制御部301は、サーバ3の各部を制御する。具体的には、中央制御部301は、CPU、RAM、ROM(何れも図示略)を備え、CPUは、ROMに記憶されたサーバ3用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。その際に、CPUは、RAM内の格納領域内に各種処理結果を格納させ、必要に応じてその処理結果を表示部302に表示させる。
RAMは、例えば、CPUにより実行される処理プログラム等を展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域などを備える。
ROMは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されたプログラム、具体的には、サーバ3で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラムや、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ等を記憶する。
表示部302は、例えば、LCD、CRT等のディスプレイから構成され、中央制御部301のCPUの制御下にて各種情報を表示画面に表示する。
通信制御部303は、例えば、モデム、ターミナルアダプタ等によって構成され、所定の通信ネットワークNを介してユーザ端末2等の外部機器との間で情報の通信制御を行うためのものである。
具体的には、通信制御部303は、例えば、動画生成処理(後述)にてユーザ端末2から所定の通信ネットワークNを介して送信された被写体存在画像(図示略)の画像データを受信して、当該画像データを中央制御部301のCPUに出力する。
中央制御部301のCPUは、入力された被写体存在画像の画像データを被写体切抜部304に出力する。
被写体切抜部304は、被写体存在画像から被写体切り抜き画像(図示略)を生成する。
即ち、被写体切抜部304は、公知の被写体切抜手法を用いて、被写体存在画像から被写体が含まれる被写体領域が切り抜かれた被写体切り抜き画像(図示略)を生成する。具体的には、被写体切抜部304は、中央制御部301のCPUから出力された被写体存在画像の画像データを取得して、例えば、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202(例えば、マウス等)の所定操作に基づいて、表示部203に表示されている当該被写体存在画像上に描画された境界線(図示略)により当該被写体存在画像を区分する。続けて、被写体切抜部304は、被写体存在画像の切抜線により区分される複数の区分領域の中で、被写体の背景を推定して当該背景の各画素の画素値に基づいて所定の演算を行って、被写体の背景色を所定の単一色として推定する。その後、被写体切抜部304は、所定の単一色の背景用画像と被写体存在画像との間で対応する各画素の差分情報(例えば、相違度マップ等)を生成する。そして、被写体切抜部304は、生成した差分情報の各画素の画素値を所定の閾値と比較して二値化した後、同じ連結成分を構成する画素集合に同じ番号を付けるラベリング処理を行って面積が最大の画素集合を被写体部分とする。
その後、被写体切抜部304は、例えば、上記の面積が最大の画素集合が「1」、その他の部分が「0」である二値化された差分情報に対してローパスフィルタを施して境界部分に中間値を生じさせることでアルファ値を生成し、被写体切り抜き画像内で被写体領域の位置を示す位置情報としてのアルファマップ(図示略)を生成する。
アルファ値(0≦α≦1)とは、例えば、被写体存在画像の各画素について、被写体領域の画像を所定の背景に対してアルファブレンディングする際の重みを表すものである。この場合、被写体領域はアルファ値が「1」となり、被写体存在画像の所定の背景に対する透過度が0%となる。一方、被写体の背景部分はアルファ値が「0」となり、当該被写体存在画像の所定の背景に対する透過度が100%となる。
そして、被写体切抜部304は、アルファマップに基づいて、被写体存在画像の各画素のうち、アルファ値が「1」の画素を所定の単一色画像に対して透過させずに、且つ、アルファ値が「0」の画素を透過させるように、被写体画像を所定の単一色画像と合成して被写体切り抜き画像の画像データを生成する。
被写体切り抜き画像の画像データは、例えば、生成されたアルファマップ等の位置情報と対応付けられている。
なお、上記した被写体切抜部304による被写体切抜手法は、一例であってこれに限られるものではなく、被写体存在画像から被写体が含まれる被写体領域を切り抜く公知の手法であれば如何なる手法を適用しても良い。
また、被写体切り抜き画像の画像データとしては、例えば、RGBA形式の画像データを適用しても良く、具体的には、RGB色空間で規定される各色に透過度(A)の情報が付加されている。この場合には、被写体切抜部304は、透過度(A)の情報を利用して、被写体切り抜き画像内で被写体領域の位置を示す位置情報(図示略)を生成しても良い。
記憶部305は、例えば、半導体の不揮発メモリやHDD(Hard Disc Drive)等により構成され、ユーザ端末2に送信されるWebページのページデータや被写体切抜部304により生成された被写体切り抜き画像の画像データ等を記憶する。
また、記憶部305は、動画生成処理に用いられる動き情報を複数記憶している。具体的には、記憶部305は、第1動き情報d1と、第2動き情報d2と、合成動き情報dn等を記憶している。
第1動き情報d1は、所定空間内における複数の基準制御点Q1、…の動きを示す情報であり、具体的には、複数の基準制御点Q1、…の所定空間での座標位置(x, y)を示す情報を時間軸に沿って並べた情報である。
即ち、第1動き情報d1は、複数の基準制御点Q1、…の所定空間、例えば、互いに直交する二軸(例えば、x軸、y軸等)により規定される二次元の平面空間やこれら二軸に加えて当該二軸に直交する軸(例えば、z軸等)により規定される三次元の立体的空間での座標位置(x, y)を示す情報を時間軸に沿って並べた情報である。例えば、第1動き情報d1は、第1基準画像P1の動体モデルが含まれるモデル領域内に設定されている複数の基準制御点Q1、…を所定の踊り(例えば、「右腕を上げる動き」等)に対応させるように移動させた情報を含み、複数の踊りの各々に対応させて複数規定されている。
具体的には、第1動き情報d1は、例えば、所定空間内にて複数の基準制御点Q1、…の全て若しくは少なくとも一つを移動させた座標位置(x, y)を示す情報を所定の時間間隔(例えば、100[ms]等)で連続して並べることで、各踊り毎に、複数の基準制御点Q1、…の動きが連続して表されている(図8参照)。なお、図8にあっては、例えば、第1基準画像P1における左上隅部を原点(0, 0)とし、水平方向をx軸方向とし、垂直方向をy軸方向として、各基準制御点Q1の座標位置(x, y)が表されている。
各基準制御点Q1の位置は、動きのモデルとなる動体モデル(例えば、ヒトや動物等)の骨格の形状や関節の位置等を考慮してそれぞれ規定されている。即ち、各基準制御点Q1は、動体モデルとしてのヒトを所定方向(例えば、正面)から見た状態を表す第1基準画像P1の当該動体モデルが含まれるモデル領域内に、動体モデルの骨格の形状や関節の位置等を考慮して設定されている。
具体的には、例えば、第1基準画像P1のヒトの外形を模したモデル領域内で、ヒトの「頭」、「首」、「右脇」、「右肘_中央」、「右手首」、「右手」、「左脇」、「左肘_中央」、「左手首」、「左手」、「胸」、「腰」、「左足_付け根」、「左膝_中央」、「左足首」、「左つま先」、「右足_付け根」、「右膝_中央」、「右足首」、「右つま先」の各々に相当する位置にそれぞれ基準制御点Q1が設定されている(図8、図9(a)等参照)。
なお、基準制御点Q1の個数は、動体モデルの形状や大きさ等に応じて適宜任意に設定可能である。
また、図9(a)〜図9(c)後述する図11(a)〜図11(c)にあっては、向かって左側に動体モデルとしてのヒトの右腕及び右脚が配置され、一方、向かって右側にヒトの左腕及び左脚が配置されているものとする。
また、図8に示す第1動き情報d1は、例えば、「右腕を上げる動き」に対応させるように複数の基準制御点Q1、…を移動させる際の情報であるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。さらに、第1動き情報d1は、二次元の平面空間を所定の回動軸周りに回転させることで複数の基準制御点Q1、…の動きに奥行きをもたせるような情報であっても良い。
なお、例えば、モデル領域(図9(a)〜図9(c)中、白で表す領域)の各画素を第1の画素値(例えば、「1」等)とし、それ以外の領域(図9(a)〜図9(c)中、ドットを付した領域)の各画素を第1の画素値と異なる第2の画素値(例えば、「0」等)とする二値画像を用いて第1動き情報d1を説明したが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
第2動き情報d2は、所定空間内における複数の基準制御点Q2、…の動きを示す情報であり、具体的には、複数の基準制御点Q2、…の所定空間での基準位置に対する差分diffx、diffyを示す情報を時間軸に沿って並べた情報である。
即ち、第2動き情報d2は、複数の基準制御点Q2、…の所定空間、例えば、互いに直交する二軸(例えば、x軸、y軸等)により規定される二次元の平面空間やこれら二軸に加えて当該二軸に直交する軸(例えば、z軸等)により規定される三次元の立体的空間での基準の座標位置(x, y)に対する差分diffx、diffyを示す情報を時間軸に沿って並べた情報である。例えば、第2動き情報d2は、第2基準画像P2の動体モデルが含まれるモデル領域内に設定されている複数の基準制御点Q2、…の各々の座標位置(x, y)に対して、各基準制御点Q2の所定の時間経過後の座標位置(x, y)の差分(変位量)diffx、diffyを示す情報を含み、複数の踊りの各々に対応させて複数規定されている(図11(a)〜図11(c)等参照)。
具体的には、第2動き情報d2は、例えば、所定空間内にて複数の基準制御点Q2、…の全て若しくは少なくとも一つを移動させる際の所定の時間間隔(例えば、100[ms]等)毎の変位量(差分diffx、diffy)を示す情報によって、各踊り毎に、複数の基準制御点Q2、…の動きが連続して表されている(図10参照)。なお、図10にあっては、例えば、第2基準画像P1における左上隅部を原点(0, 0)とし、水平方向をx軸方向とし、垂直方向をy軸方向として、各基準制御点Q2の基準位置に対する差分diffx、diffyが表されている。
なお、各基準制御点Q2の配置及び個数は、上記した第1動き情報d1に係る基準制御点Q1の配置及び個数と同様であり、その詳細な説明は省略する。
また、図10に示す第2動き情報d2は、例えば、「膝を曲げる動き」に対応させるように複数の基準制御点Q2、…を移動させる際の情報であるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
さらに、第2動き情報d2の基準の座標位置として、第2基準画像P2の動体モデルが含まれるモデル領域内に設定されている複数の基準制御点Q2、…の各々の座標位置(x, y)を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。例えば、複数の基準制御点Q2、…の各々の座標位置(x, y)を所定の時間間隔で並べる場合に、所定の時間前の座標位置(例えば、200[ms]の時点の座標位置に対する100[ms]の時点の座標位置等)を基準の座標位置として、当該基準の座標位置に対する差分diffx、diffyを示す情報によって複数の基準制御点Q2、…の動きが連続して表された第2動き情報d2であっても良い。
合成動き情報dnは、後述する動き情報生成処理にて生成される情報である。即ち、合成動き情報dnは、第1動き情報d1と略同様に、複数の基準制御点Qn、…の所定空間での座標位置(x, y)を示す情報を時間軸に沿って並べた情報である。
具体的には、合成動き情報dnは、第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きを組み合わせて生成された新たな動き情報である(図13参照)。例えば、図13に示す合成動き情報dnは、例えば、「右腕を上げる動き」と「膝を曲げる動き」とを組み合わせた「右腕を上げつつ膝を曲げる動き」に対応させるように複数の基準制御点Qn、…を移動させる際の情報であるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
なお、合成動き情報dnの生成の手法については後述する。
また、記憶部305は、動画生成処理に用いられる演奏情報dmを複数記憶している。
演奏情報dmは、動画処理部306の動画再生部306h(後述)により動画像とともに自動的に曲を演奏するための情報である。即ち、演奏情報dmは、例えば、テンポ、拍子、音程、音階、調、発想標語等を異ならせて複数規定され、それぞれ曲名と対応付けて記憶されている。
また、各演奏情報dmは、例えば、MIDI(Musical Instruments Digital Interface)規格等に従って規定されたデジタルデータであり、具体的には、トラック数や四分音符の分解能(Tickカウント数)等が規定されたヘッダ情報と、各パートに割り当てられた音源(例えば、楽器等)に供給させるイベント及びタイミングかならなるトラック情報等を有している。このトラック情報のイベントとして、例えば、テンポあるいは拍子の変更や、NoteOn・Offを指示する情報などがある。
動画処理部306は、第1取得部306aと、第2取得部306bと、タイミング設定部306cと、動き情報生成部306dと、画像取得部306eと、制御点設定部306fと、フレーム生成部306gと、動画再生部306hとを具備している。
なお、動画処理部306の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
第1取得部306aは、第1動き情報d1を取得する。
即ち、第1取得部306aは、記憶部305に記憶されている複数の第1動き情報d1、…の中で、何れか一の第1動き情報d1を取得する。具体的には、第1取得部306aは、記憶部305に記憶されている複数の第1動き情報d1、…の中で、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて選択されたユーザ所望の第1動き情報d1(例えば、「右腕を上げる動き」に対応する第1動き情報d1等)を取得する。
第2取得部306bは、第2動き情報d2を取得する。
即ち、第2取得部306bは、記憶部305に記憶されている複数の第2動き情報d2、…の中で、何れか一の第2動き情報d2を取得する。具体的には、第2取得部306bは、記憶部305に記憶されている複数の第2動き情報d2、…の中で、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて選択されたユーザ所望の第2動き情報d2(例えば、「膝を曲げる動き」に対応する第2動き情報d2等)を取得する。
タイミング設定部306cは、第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きを組み合わせるタイミングを設定する。
即ち、タイミング設定部306cは、第1動き情報d1及び第2動き情報d2のうち、一方の動き情報に係る複数の基準制御点Q、…(例えば、第1動き情報d1に係る基準制御点Q1、…等)の動きを他方の動き情報に係る複数の基準制御点Q、…(例えば、第2動き情報d2に係る基準制御点Q2、…等)の動きに組み合わせるタイミングを設定する。具体的には、タイミング設定部306cは、例えば、時間軸に沿って配置される第1動き情報d1に係る複数の基準制御点Q1、…の動きに対して、第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…の動きを組み合わせる際の当該複数の基準制御点Q2、…の動きの開始タイミングを、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて指定されたユーザ所望のタイミング(例えば、第1動き情報d1に係る動きが開始されてから50[ms]後等)に設定する(図12参照)。
なお、タイミング設定部306cは、第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…の動きの開始タイミングを設定するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、複数の基準制御点Q2、…の動きの終了タイミング等を設定するようにしても良い。
動き情報生成部306dは、合成動き情報dnを生成する。
即ち、動き情報生成部306dは、第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きを、基準制御点Qの基準位置に対する差分diffx、diffyを利用して組み合わせて新たな動き情報を生成する。具体的には、動き情報生成部306dは、第1動き情報d1及び第2動き情報d2における対応する基準制御点Q1、Q2毎に、第1動き情報d1に係る複数の基準制御点Q1、…の所定空間での座標位置(x, y)に、第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを加えて、新たな動き情報としての合成動き情報dnを生成する。
このとき、動き情報生成部306dは、タイミング設定部306cにより設定されたタイミングを基準(例えば、開始タイミング等)として、第1動き情報d1及び第2動き情報d2のうち、一方の動き情報に係る複数の基準制御点Q、…の動きを他方の動き情報に係る複数の基準制御点Q、…の動きに組み合わせて、新たな動き情報を生成しても良い。
例えば、動き情報生成部306dは、所定の時間間隔毎に並べられた第1動き情報d1に係る複数の基準制御点Q1、…の所定空間での座標位置(x, y)に、タイミング設定部306cにより設定されたタイミングを第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…の動きの開始タイミングとして、第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを所定の時間間隔毎に加えて、合成動き情報dnに係る複数の基準制御点Qn、…の所定空間での座標位置(x, y)を算出する。
これにより、複数の基準制御点Qn、…の所定空間での座標位置(x, y)を示す情報が時間軸に沿って並べられた合成動き情報dnが生成される(図13参照)。なお、図13に示す合成動き情報dnにおける基準画像Pn(1フレーム目に相当する画像)として、第1基準画像P1と略同様のものを例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、組み合わされる動き情報の内容やタイミング等によって適宜任意に変更可能である。
画像取得部306eは、動画生成処理に用いられる静止画像を取得する。
即ち、画像取得部306eは、背景と被写体とが存在する被写体存在画像から被写体が含まれる被写体領域が切り抜かれた被写体切り抜き画像(被写体画像)を取得する。具体的には、画像取得部306eは、被写体切抜部304により生成された被写体切り抜き画像の画像データと、当該被写体切り抜き画像の画像データと対応付けられているアルファマップを取得する。
なお、被写体切り抜き画像は、例えば、被写体としてのヒトを所定方向から見た状態を表す画像である。
制御点設定部306fは、被写体切り抜き画像の被写体領域内で複数の基準制御点Q、…の各々に対応する各位置に動き制御点(図示略)を複数設定する。
即ち、制御点設定部306fは、例えば、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて指定されたユーザ所望の動き情報(例えば、合成動き情報dn等)に基づいて、被写体切り抜き画像の被写体領域内で複数の基準制御点Q、…の各々に対応する各位置に当該被写体領域の動きの制御に係る動き制御点を複数設定する。具体的には、制御点設定部306fは、被写体切り抜き画像の被写体領域内で、ユーザ所望の動き情報に規定されている基準画像(例えば、1フレーム目に相当する画像等)の複数の基準制御点Q、…の各々に対応する動き制御点を設定する。
例えば、制御点設定部306fは、ヒトの外形を模したモデル領域内にて、ヒトの「頭」、「首」、「右脇」、「右肘_中央」、「右手首」、「右手」、「左脇」、「左肘_中央」、「左手首」、「左手」、「胸」、「腰」、「左足_付け根」、「左膝_中央」、「左足首」、「左つま先」、「右足_付け根」、「右膝_中央」、「右足首」、「右つま先」の各々に相当する位置に設定されている基準制御点Qの各々に対応させて動き制御点をそれぞれ設定する。
また、制御点設定部306fは、被写体切り抜き画像の被写体領域内で動き制御点をそれぞれ設定することで、当該被写体切り抜き画像に対応する裏面画像内の所定位置に対してもそれぞれ対応する動き制御点を自動的に設定しても良い。
さらに、制御点設定部306fは、動き情報に規定されている複数の基準制御点Q、…の全てについて、対応する動き制御点を設定しても良いし、被写体の中央部や各先端部等の代表的な所定数の基準制御点Qに対応する動き制御点のみ設定しても良い。
なお、制御点設定部306fによる動き制御点の設定が行われた後、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて動き制御点の設定位置の修正(変更)を受け付けるようにしても良い。
フレーム生成部306gは、動画像を構成する複数のフレーム画像(図示略)を逐次生成する。
即ち、フレーム生成部306gは、動き情報(例えば、合成動き情報dn等)の複数の基準制御点Q、…の動きに基づいて、制御点設定部306fにより被写体切り抜き画像内に設定されている複数の動き制御点を動かし、当該動き制御点の動きに従って被写体領域を変形させたフレーム画像を複数生成する。具体的には、フレーム生成部306gは、例えば、合成動き情報dnの複数の基準制御点Q、…の動きに追従させるように、被写体切り抜き画像の被写体画像内に設定されている複数の動き制御点を移動させる。例えば、フレーム生成部306gは、合成動き情報dnに従って移動する複数の基準制御点Qn、…の所定空間での座標位置(x, y)を逐次取得して、当該基準制御点Qnの各々に対応する各動き制御点の座標位置を算出する。そして、フレーム生成部306gは、算出された座標位置に動き制御点を逐次移動させていく。このとき、フレーム生成部306gは、少なくとも一の動き制御点を基準として被写体領域内に設定される所定の画像領域(例えば、三角形や矩形のメッシュ状の領域)を移動させたり変形させることで、フレーム画像を生成する。
なお、動き制御点を基準とした所定の画像領域を移動させたり変形させる処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
また、フレーム生成部306gは、移動後の基準制御点Qnの各々に対応する複数の動き制御点に基づいて生成される時間軸に沿って隣合う二つのフレーム画像どうしの間を補間する補間フレーム画像(図示略)を生成するようにしてもよい。この補間フレーム画像を生成する処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を割愛する。
また、フレーム生成部306gによるフレーム画像や補間フレーム画像の生成は、上記と同様にして、アルファマップや、RGB色空間で規定される被写体画像の各色の情報及び透過度の情報等についても行われる。
動画再生部306hは、フレーム生成部306gにより生成された複数のフレーム画像の各々を再生する。
即ち、動画再生部306hは、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて指定された演奏情報dmに基づいて所定の曲を自動的に演奏するとともに、当該所定の曲の所定のタイミングで複数のフレーム画像の各々を再生する。具体的には、動画再生部306hは、例えば、所定の曲の演奏情報dmのデジタルデータをD/Aコンバータによりアナログデータに変換して当該所定の曲を自動的に演奏させ、このとき、所定のタイミング(例えば、各小節の1拍目や各拍等)に同期させるように隣合う二つのフレーム画像を再生するとともに、隣合う二つのフレーム画像間における所定の曲の演奏の相対的な進行度合に応じて、当該進行度合に対応する各々の補間フレーム画像を再生する。
なお、動画再生部306hは、動画処理部306により指定された速さで被写体画像に係る複数のフレーム画像を再生しても良い。この場合には、動画再生部306hは、隣合う二つのフレーム画像を同期させるタイミングを変化させることで、所定の単位時間内に再生されるフレーム画像の数を変更して被写体画像の動きの速さを可変させる。
次に、ユーザ端末2及びサーバ3を用いた動画生成処理について、図4〜図13を参照して説明する。
ここで、図4及び図5は、動画生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の説明にあっては、被写体存在画像の画像データから生成された被写体切り抜き画像及びアルファマップの画像データがサーバ3の記憶部305に記憶されているものとする。
<動画生成処理>
図4に示すように、ユーザ端末2の中央制御部201のCPUは、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて、サーバ3により開設される動画生成用ページのアクセス指示が入力されると、当該アクセス指示を通信制御部206により所定の通信ネットワークNを介してサーバ3に送信させる(ステップS1)。
サーバ3の通信制御部303によって、ユーザ端末2から送信されたアクセス指示が受信されると、中央制御部301のCPUは、動画生成用ページのページデータを通信制御部303により所定の通信ネットワークNを介してユーザ端末2に送信させる(ステップS2)。
そして、ユーザ端末2の通信制御部206によって、動画生成用ページのページデータが受信されると、表示部203は、当該動画生成用ページのページデータに基づいて、動画生成用ページの画面(図示略)を表示する。
次に、ユーザ端末2の中央制御部201は、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて、動画生成用ページの画面内にて操作された各種の指標に対応する指示信号を通信制御部206により所定の通信ネットワークNを介してサーバ3に送信させる(ステップS3)。
図5に示すように、サーバ3の中央制御部301のCPUは、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて、新たな動き情報の生成指示が入力されたか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4にて、新たな動き情報の生成指示が入力されたと判定されると(ステップS4;YES)、動画処理部306は、静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る合成動き情報dnを生成する動き情報生成処理(図6参照)を実行する(ステップS5)。
なお、動き情報生成処理については、後述する。
その後、サーバ3の中央制御部301のCPUは、ユーザ端末2からの指示の内容に応じて処理を分岐させる(ステップS6)。また、ステップS4にて、新たな動き情報の生成指示が入力されていないと判定された場合にも(ステップS4;NO)、サーバ3の中央制御部301のCPUは、ユーザ端末2からの指示の内容に応じて処理を分岐させる(ステップS6)。
具体的には、中央制御部301のCPUは、ユーザ端末2からの指示が、被写体画像の指定に関する内容の場合(ステップS6;被写体画像の指定)、処理をステップS71に移行させ、また、背景画像の指定に関する内容の場合(ステップS6;背景画像の指定)、処理をステップS81に移行させ、また、動き及び曲の指定に関する内容の場合(ステップS6;動き及び曲の指定)、処理をステップS91に移行させる。
<被写体画像の指定>
ステップS6にて、ユーザ端末2からの指示が、被写体画像の指定に関する内容の場合(ステップS6;被写体画像の指定)、動画処理部306の画像取得部306eは、記憶部305に記憶されている被写体切り抜き画像の画像データの中からユーザにより指定された被写体切り抜き画像の画像データを読み出して取得する(ステップS71)。
次に、制御点設定部306fは、取得された被写体切り抜き画像の被写体領域内で動き制御点が既に設定されているか否かを判定する(ステップS72)。
ステップS72にて、制御点設定部306fにより動き制御点が設定されていないと判定されると(ステップS72;NO)、動画処理部306は、被写体切り抜き画像の被写体領域の画像の裏側を擬似的に表す背面画像(図示略)を生成する背面画像生成処理を行う(ステップS73)。
次に、中央制御部301のCPUは、生成された背面画像と対応づけられた被写体切り抜き画像の画像データを通信制御部303により所定の通信ネットワークNを介してユーザ端末2に送信させる(ステップS74)。その後、制御点設定部306fは、被写体切り抜き画像の被写体領域内で、ユーザ所望の動き情報の基準画像に規定されている複数の基準制御点Q、…に対応する各位置に複数の動き制御点を設定する(ステップS75)。
そして、動画再生部306hは、被写体切り抜き画像に対して設定された複数の動き制御点、並びに被写体領域の画像の合成位置やサイズ等の合成内容を所定の格納手段(例えば、所定のメモリ等)に登録する(ステップS76)。
その後、中央制御部301のCPUは、処理をステップS10に移行させる。ステップS10の処理の内容については、後述する。
なお、ステップS72にて、既に動き制御点が設定されていると判定されると(ステップS72;YES)、中央制御部301のCPUは、ステップS73〜S76の処理をスキップして、処理をステップS10に移行させる。
<背景画像の指定>
ステップS6にて、ユーザ端末2からの指示が、背景画像の指定に関する内容の場合(ステップS6;背景画像の指定)、動画処理部306の動画再生部306hは、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて所望の背景画像の画像データを読み出して(ステップS81)、当該背景画像の画像データを動画像の背景として所定の格納手段に登録する(ステップS82)。
具体的には、サーバ3には、ユーザ端末2の表示部203に表示されている動画生成用ページの画面内の複数の画像データの中で、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて指定された何れか一の画像データの指定指示が、通信ネットワークN及び通信制御部303を介して入力される。動画再生部306hは、当該指定指示に係る背景画像の画像データを記憶部305から読み出して取得した後(ステップS81)、当該背景画像の画像データを動画像の背景として登録する(ステップS82)。
次に、中央制御部301のCPUは、背景画像の画像データを通信制御部303により所定の通信ネットワークNを介してユーザ端末2に送信させる(ステップS83)。
その後、中央制御部301のCPUは、処理をステップS10に移行させる。ステップS10の処理の内容については、後述する。
<動き及び曲の指定>
ステップS6にて、ユーザ端末2からの指示が、動き及び曲の指定に関する内容の場合(ステップS6;動き及び曲の指定)、動画処理部306は、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて動き情報や動きの速さを設定する(ステップS91)。
具体的には、ユーザ端末2の表示部203に表示されている動画生成用ページの画面内の複数の動きモデルのモデル名の中で、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて指定された何れか一のモデル名(例えば、自作の動き等)の指定指示が、通信ネットワークN及び通信制御部303を介してサーバ3に入力される。サーバ3の動画処理部306は、記憶部305に記憶されている複数の動き情報、…の中で、当該指定指示に係る動きモデルのモデル名と対応付けられている動き情報(例えば、合成動き情報dn等)を設定する。なお、動画処理部306は、複数の動き情報の中で、例えば、デフォルトとして設定されている動き情報やユーザにより前回指定された動き情報を自動的に指定するようにしても良い。
また、サーバ3には、ユーザ端末2の表示部203に表示されている動画生成用ページの画面内の複数の動きの速さ(例えば、1/2倍、標準(等倍)、2倍等)の中で、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて指定された何れか一の速さ(例えば、標準等)の指定指示が、通信ネットワークN及び通信制御部303を介して入力される。動画処理部306は、当該指定指示に係る速さを被写体画像の動きの速さとして設定する。
その後、動画処理部306の動画再生部306hは、設定された動き情報や動きの速さを動画像の動きの内容として所定の格納手段に登録する(ステップS92)。
次に、動画処理部306は、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて自動的に演奏される曲を設定する(ステップS93)。
具体的には、サーバ3には、ユーザ端末2の表示部203に表示されている動画生成用ページの画面内の複数の曲名の中で、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて指定された何れか一の曲名の指定指示が、通信ネットワークN及び通信制御部303を介して入力される。動画処理部306は、当該指定指示に係る曲名の曲を設定する。
その後、中央制御部301のCPUは、処理をステップS10に移行させる。ステップS10の処理の内容については、後述する。
ステップS10では、中央制御部301のCPUは、動画像の生成が可能な状態であるか否かを判定する(ステップS10)。即ち、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて、サーバ3の動画処理部306は、被写体領域に対する動き制御点の登録、被写体領域の画像の動きの内容の登録、背景画像の登録等を行うことで、動画像の生成準備が整って動画像を生成可能か否か判定する。
ここで、動画像の生成が可能な状態でないと判定されると(ステップS10;NO)、中央制御部301のCPUは、処理をステップS6に戻し、ユーザ端末2からの指示の内容に応じて処理を分岐させる(ステップS6)。
一方、ステップS10にて、動画像の生成が可能な状態であると判定されると(ステップS10;YES)、図4に示すように、中央制御部301のCPUは、処理をステップS12に移行させる。
ステップS12では、サーバ3の中央制御部301のCPUは、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて動画像のプレビュー指示が入力されたか否かを判定する(ステップS12)。
即ち、ステップS11にて、ユーザ端末2の中央制御部201が、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて入力された動画像のプレビュー指示を、通信制御部206により所定の通信ネットワークNを介してサーバ3に送信させる(ステップS11)。
そして、ステップS12にて、サーバ3の中央制御部301のCPUによって、動画像のプレビュー指示が入力されたと判定されると(ステップS12;YES)、動画処理部306の動画再生部306hは、設定済みの曲名に対応する演奏情報dmを動画像とともに自動的に演奏される情報として所定の格納手段に登録する(ステップS13)。
次に、動画処理部306は、格納手段に登録されている演奏情報dmに基づいて動画再生部306hによる所定の曲の演奏を開始させる(ステップS14)。
続けて、動画処理部306は、動画再生部306hによる所定の曲の演奏が終了したか否かを判定する(ステップS15)。
ここで、曲の演奏が終了していないと判定されると(ステップS15;NO)、動画処理部306のフレーム生成部306gは、動き情報に応じて変形させた被写体領域の画像のフレーム画像を生成する(ステップS16)。具体的には、フレーム生成部306gは、格納手段に登録されている動き情報に従って所定の時間間隔で移動する複数の基準制御点Q、…の所定空間での座標位置(x, y)をそれぞれ取得して、当該基準制御点Qの各々に対応する各動き制御点の座標位置を算出する。そして、フレーム生成部306gは、算出された座標位置に動き制御点を逐次移動させていくとともに、動き制御点の移動に応じて被写体領域の画像内に設定される所定の画像領域を移動させたり変形させることで、フレーム画像を生成する。
また、動画処理部306は、フレーム画像と背景画像とを公知の画像合成手法を用いて合成する。具体的には、動画処理部306は、例えば、背景画像の各画素のうち、アルファ値が「0」の画素は透過させ、アルファ値が「1」の画素はフレーム画像の対応する画素の画素値で上書きし、さらに、背景画像の各画素のうち、アルファ値が「0<α<1」の画素は1の補数(1−α)を用いてフレーム画像の被写体領域を切り抜いた画像(背景画像×(1−α))を生成した後、アルファマップにおける1の補数(1−α)を用いてフレーム画像を生成した際に単一背景色とブレンドした値を計算し、当該値をフレーム画像から減算し、それを被写体領域を切り抜いた画像(背景画像×(1−α))と合成する。
このとき、フレーム生成部306gは、動画再生部306hにより演奏される所定の曲の演奏の進行度合に応じて、隣合う二つのフレーム画像どうしの間を補間する補間フレーム画像を生成しても良い。同様に、動画処理部306は、補間フレーム画像と背景画像とを、上記と同様に、公知の画像合成手法を用いて合成しても良い。
次に、中央制御部301のCPUは、動画再生部306hにより自動的に演奏される曲の演奏情報dmとともに、当該曲の所定のタイミングで再生されるフレーム画像を含むプレビュー動画のデータを、通信制御部303により所定の通信ネットワークNを介してユーザ端末2に送信させる(ステップS17)。ここで、プレビュー動画のデータは、複数のフレーム画像とユーザ所望の背景画像とが合成された動画像を構成している。
次に、動画処理部306は、処理をステップS15に戻し、曲の演奏が終了したか否かを判定する(ステップS15)。
上記の処理は、ステップS15にて、曲の演奏が終了したと判定されるまで(ステップS15;YES)、繰り返し実行される。
そして、曲の演奏が終了したと判定されると(ステップS15;YES)、図5に示すように、中央制御部301のCPUは、処理をステップS4に戻し、新たな動き情報の生成指示が入力されたか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS17にてサーバ3から送信されたプレビュー動画のデータがユーザ端末2の通信制御部303によって受信されると、中央制御部201のCPUは、音出力部204及び表示部203を制御してプレビュー動画を再生させる(ステップS18)。
具体的には、音出力部204は、演奏情報dmに基づいて曲を自動的に演奏してスピーカから放音するとともに、表示部203は、当該自動的に演奏される曲の所定のタイミングでプレビュー動画を構成するフレーム画像を表示画面に表示する。
なお、上記の動画生成処理にあっては、プレビュー動画を再生するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、逐次生成されたフレーム画像や背景画像の画像データ並びに演奏情報dmを一つのファイルとして所定の記憶手段に記憶していき、動画像に係る全てのデータの生成完了後に、当該ファイルをサーバ3からユーザ端末2に送信して当該ユーザ端末2にて再生させるようにしても良い。
<動き情報生成処理>
以下に、動画処理部306による動き情報生成処理について、図6〜図13を参照して詳細に説明する。
図6は、動き情報生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、先ず、第1取得部306aは、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて指定されたユーザ所望の第1動き情報d1(例えば、「右腕を上げる動き」に対応する第1動き情報d1等)を記憶部305から読み出して取得する(ステップS31;図8参照)。
次に、第2取得部306bは、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいて指定されたユーザ所望の第2動き情報d2(例えば、「膝を曲げる動き」に対応する第2動き情報d2等)を記憶部305から読み出して取得する(ステップS32;図10参照)。
続けて、ユーザ端末2の表示部203は、第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きを組み合わせるタイミングを設定するためのタイミング設定画面(図示略)を表示する。そして、ユーザによるユーザ端末2の操作入力部202の所定操作に基づいてユーザ所望のタイミング(例えば、第1動き情報d1に係る動きが開始されてから50[ms]後等)が指定されると、タイミング設定部306cは、当該指定されたタイミングを、第1動き情報d1に係る複数の基準制御点Q1、…の動きに対して第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…の動きを組み合わせる際の開始タイミングとして設定する(ステップS33)。
次に、動き情報生成部306dは、第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きを合成する座標位置合成処理(図7参照)を実行する(ステップS34)。
以下に、図7を参照して、座標位置合成処理について詳細に説明する。
<座標位置合成処理>
図7は、座標位置合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
以下の座標位置合成処理では、第1動き情報d1に係る基準制御点Q1の動きが開始されてから50[ms]後から、第2動き情報d2に係る基準制御点Q2の動きが合成されるものとする。また、合成動き情報dnの生成途中の各種データは、図示しない格納手段に一時的に格納されるものとする。
図7に示すように、先ず、動き情報生成部306dは、タイミング設定部306cにより設定されたタイミングを基準として、第1動き情報d1及び第2動き情報d2を時間軸に沿って配置する(ステップS41)。
具体的には、動き情報生成部306dは、第1動き情報d1に係る複数の基準制御点Q1、…の動きの開始時を「0」として、当該複数の基準制御点Q1、…の所定空間での座標位置(x, y)を示す情報を時間軸(横軸:単位[ms]等)に沿って配置する。そして、動き情報生成部306dは、タイミング設定部306cにより設定されたタイミングを第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…の動きの開始タイミングとして、当該複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを示す情報を時間軸に沿って配置する。
次に、動き情報生成部306dは、タイマtのカウント値を初期化(t=0)する(ステップS42)。ここで、タイマtのカウント値は、第1動き情報d1、第2動き情報d2並びに生成される合成動き情報dnの時間軸と対応付けられている。
そして、動き情報生成部306dは、タイマtのカウント値により指定された時点に対応する第1動き情報d1の複数の基準制御点Q1、…の座標位置(x, y)を示す情報があるか否かを判定する(ステップS43)。
この時点におけるタイマtのカウント値は、t=0であるので、ステップS43にて、複数の基準制御点Q1、…の座標位置(x, y)を示す情報があると判定され(ステップS43;YES)、動き情報生成部306dは、第1動き情報d1の複数の基準制御点Q1、…の当該時点における座標位置(x, y)を示す情報を取得して、合成動き情報dnの複数の基準制御点Qn、…の座標位置(x, y)として登録する(ステップS44)。
続けて、動き情報生成部306dは、タイマtのカウント値により指定された時点に対応する第2動き情報d2の複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを示す情報があるか否かを判定する(ステップS45)。
この時点におけるタイマtのカウント値は、t=0であるので、ステップS45にて、複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを示す情報がないと判定され(ステップS45;NO)、動き情報生成部306dは、タイマtのカウント値に10[ms]を加算(t=t+10)する(ステップS46)。
次に、動き情報生成部306dは、タイマtのカウント値により指定された時点が第1動き情報d1或いは第2動き情報d2の終了タイミングに到達したか否かを判定する(ステップS47)。
この時点におけるタイマtのカウント値は、t=10であるので、ステップS47にて、第1動き情報d1或いは第2動き情報d2の終了タイミングに到達していないと判定され(ステップS47;NO)、動き情報生成部306dは、処理をステップS43に戻す。
ステップS43にて、動き情報生成部306dは、タイマtのカウント値により指定された時点に対応する第1動き情報d1の複数の基準制御点Q1、…の座標位置(x, y)を示す情報があるか否かを判定する(ステップS43)。
この時点におけるタイマtのカウント値は、t=10であるので、ステップS43にて、複数の基準制御点Q1、…の座標位置(x, y)を示す情報がないと判定され(ステップS43;YES)、動き情報生成部306dは、前回タイマtのカウント値により指定された時点(例えば、t=0等)における第1動き情報d1の複数の基準制御点Q1、…の座標位置(x, y)を、当該タイマtのカウント値により指定された時点(例えば、t=10等)における合成動き情報dnの複数の基準制御点Qn、…の座標位置(x, y)として登録する(ステップS48)。
その後、動き情報生成部306dは、処理をステップS45に移行して、タイマtのカウント値により指定された時点に対応する第2動き情報d2の複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを示す情報があるか否かを判定する(ステップS45)。
この時点におけるタイマtのカウント値は、t=10であるので、ステップS45にて、複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを示す情報がないと判定され(ステップS45;NO)、動き情報生成部306dは、処理をステップS46に移行して、タイマtのカウント値に10[ms]を加算(t=t+10)する(ステップS46)。
そして、動き情報生成部306dは、ステップS47にて、タイマtのカウント値により指定された時点が第1動き情報d1或いは第2動き情報d2の終了タイミングに到達したか否かを判定する(ステップS47)。
この時点におけるタイマtのカウント値は、t=20であるので、ステップS47にて、第1動き情報d1或いは第2動き情報d2の終了タイミングに到達していないと判定され(ステップS47;NO)、動き情報生成部306dは、処理をステップS43に戻す。
上記の各処理を繰り返し実行する過程で、タイマtのカウント値が、t=150となると、第2動き情報d2自身の時間軸では100[ms]の位置となるので、ステップS45にて、動き情報生成部306dは、第2動き情報d2の複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを示す情報があると判定する(ステップS45;YES)。
そして、動き情報生成部306dは、第2動き情報d2の複数の基準制御点Q2、…の当該時点における基準位置に対する差分diffx、diffyを示す情報を取得する(ステップS49)。即ち、動き情報生成部306dは、複数の基準制御点Q2、…の100[ms]の位置に対応する差分diffx、diffyを示す情報を取得する。
続けて、動き情報生成部306dは、第1動き情報d1の複数の基準制御点Q1、…の当該時点(例えば、t=150等)における座標位置(x, y)に、取得された第2動き情報d2の複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを加えて、合成動き情報dnの複数の基準制御点Qn、…の当該時点における座標位置(x, y)を算出して登録する(ステップS50)。
その後、動き情報生成部306dは、処理をステップS46に移行して、それ以降の各処理を実行する。
即ち、上記の各処理を繰り返し実行する過程で、タイマtのカウント値が、t=250となると、第2動き情報d2自身の時間軸では200[ms]の位置となるので、ステップS49にて、動き情報生成部306dは、第2動き情報d2の複数の基準制御点Q2、…の200[ms]の位置に対応する差分diffx、diffyを示す情報を取得する。そして、ステップS50にて、動き情報生成部306dは、第1動き情報d1の複数の基準制御点Q1、…の当該時点(例えば、t=250等)における座標位置(x, y)に、取得された第2動き情報d2の複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを加えて、合成動き情報dnの複数の基準制御点Qn、…の当該時点における座標位置(x, y)を算出する。
上記の各処理を繰り返すことで、「右腕を上げる動き」と「膝を曲げる動き」とが組み合わされた「右腕を上げつつ膝を曲げる動き」に対応させて、複数の基準制御点Qn、…の所定空間での座標位置(x, y)を示す情報が時間軸に沿って並べられた合成動き情報dnが生成される。
一方、ステップS47にて、第1動き情報d1或いは第2動き情報d2の終了タイミングに到達したと判定されると(ステップS47;YES)、動き情報生成部306dは、座標位置合成処理を終了する。
なお、ステップS47において、タイマtのカウント値により指定された時点が第1動き情報d1或いは第2動き情報d2の終了タイミングを超えた場合にも、動き情報生成部306dは、第1動き情報d1或いは第2動き情報d2の終了タイミングに到達したと判定するようにしても良い。
図6に戻り、中央制御部301のCPUは、座標位置合成処理にて生成された合成動き情報dnを記憶部305の所定の記憶領域に記憶させて(ステップS35)、動き情報生成処理を終了する。
以上のように、本実施形態の動画生成システム100によれば、記憶部305に記憶されている所定空間内での複数の基準制御点Q、…の動きを示す複数の動き情報の中で、取得された第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きを、基準制御点Qの基準位置に対する差分diffx、diffyを利用して組み合わせて新たな合成動き情報dnを生成するので、第1動き情報d1及び第2動き情報d2を用いてより多彩な動きを表現することができ、ユーザ所望の動きの表現が可能となる。このとき、基準制御点Qの基準位置に対する差分diffx、diffyを利用することで、第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きの組み合わせを簡便に行うことができるだけでなく、ユーザが意図した動きが適正に再現された新たな合成動き情報dnを生成することができる。
具体的には、第1動き情報d1に係る複数の基準制御点Q1、…の所定空間での座標位置(x, y)に第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…の基準位置に対する差分diffx、diffyを加えて新たな合成動き情報dnを生成するので、第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…のうち、基準位置に対して変位しない基準制御点Q2を考慮する必要がなくなり、基準位置に対して変位する基準制御点Q2の変位量のみを第1動き情報d1に係る複数の基準制御点Q1、…の動きに適正に反映させるだけで新たな合成動き情報dnを生成することができ、ユーザが意図した動きの再現を適正に、且つ、簡便に行うことができる。
従って、複数の動き情報を用いて新たな合成動き情報dnの生成を簡便に、且つ、適正に行うことができる。
また、設定されたタイミングを基準として、第1動き情報d1及び第2動き情報d2のうち、一方の動き情報に係る複数の基準制御点Q、…の動きを他方の動き情報に係る複数の基準制御点Q、…の動きに組み合わせて、新たな合成動き情報dnを生成することができるので、第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きの組み合わせをユーザ所望の任意のタイミングで行うことができ、ユーザが意図した動きの再現をより適正に行うことができる。
また、生成された新たな合成動き情報dnの複数の基準制御点Qn、…の動きに基づいて、例えば、背景と被写体とが存在する画像から被写体が含まれる被写体領域が切り抜かれた画像等の静止画像内に設定されている複数の動き制御点を動かしてフレーム画像を逐次生成するので、新たな合成動き情報dnを用いて、ユーザが意図した動きが適正に再現されたフレーム画像を生成することができ、ユーザ所望の動きが表現された動画像を生成することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、動画生成処理にて、予め合成動き情報dnを生成した後で当該合成動き情報dnに基づいてフレーム画像を生成するようにしたが、合成動き情報dnを生成するタイミングは一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。即ち、例えば、動画生成処理にて、各フレーム画像の生成タイミングにて当該フレーム画像の生成に用いられる合成動き情報dnを逐次生成するようにしても良い。
さらに、サーバ3は、必ずしもフレーム生成部306gによりフレーム画像を生成する必要はなく、当該フレーム生成部306gを具備するか否かは適宜任意に変更可能である。
また、上記実施形態では、記憶部305に第1動き情報d1及び第2動き情報d2を分けて記憶しておき、第1取得部306a及び第2取得部306bが第1動き情報d1及び第2動き情報d2をそれぞれ取得するようにしたが、例えば、記憶部305に動き情報を複数記憶しておき、これらの中で、第1取得部306aが取得した何れか一の動き情報を第1動き情報d1とし、第2取得部306bが取得した第1動き情報d1とは異なる他の動き情報を第2動き情報d2とするようにしても良い。
このとき、動き情報生成部306dは、第2取得部306bにより取得された第2動き情報d2に係る複数の基準制御点Q2、…の所定空間での座標位置(x, y)を示す情報から、複数の基準制御点Q2、…の所定空間での基準位置に対する差分diffx、diffyを示す情報を算出するようにしても良い。そして、動き情報生成部306dは、第1取得部306aにより取得された第1動き情報d1に係る複数の基準制御点Q1、…の所定空間での座標位置(x, y)に、算出された複数の基準制御点Q2、…の所定空間での基準位置に対する差分diffx、diffyを加えて、新たな動き情報を生成する。
また、上記実施形態にあっては、ユーザによるユーザ端末2の所定操作に基づいて、Webサーバとして機能するサーバ(動き情報生成装置)3によって動画像を生成するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、動き情報生成装置の構成は適宜任意に変更可能である。即ち、新たな動き情報の生成に係る動画処理部306の機能をソフトウェアにより実現される構成として、ユーザ端末2にインストールすることで通信ネットワークNを必要とすることなく、当該ユーザ端末2単体で動画生成処理を行うようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、被写体切り抜き画像を処理対象としたが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、最初から被写体領域のみの画像を用いても良い。
また、上記実施形態の動画生成処理にあっては、被写体画像の合成位置やサイズを調整可能に構成されても良い。即ち、ユーザ端末2の中央制御部201は、ユーザによる操作入力部202の所定操作に基づいて、被写体画像の合成位置やサイズの調整指示が入力されたと判定すると、当該調整指示に対応する信号を通信制御部206により所定の通信ネットワークNを介してサーバ3に送信させる。そして、サーバ3の動画処理部306は、通信制御部303を介して入力された調整指示に基づいて、被写体画像の合成位置を所望の合成位置に設定したり、当該被写体画像のサイズを所望のサイズに設定するようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、ユーザ端末2として、パーソナルコンピュータを例示したが、一例であってこれに限られるものではなく適宜任意に変更可能であり、例えば、携帯電話機等を適用しても良い。
なお、被写体切り抜き画像や動画像のデータには、ユーザによる所定の改変を禁止する制御情報を埋め込むようにしても良い。
加えて、上記実施形態にあっては、第1動き情報d1を取得する機能、第2動き情報d2を取得する機能、第1動き情報d1及び第2動き情報d2から新たな動き情報を生成する機能を、中央制御部301の制御下にて、第1取得部306a、第2取得部306b及び動き情報生成部306dが駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部301のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、第1取得処理ルーチン、第2取得処理ルーチン及び第1生成処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、第1取得処理ルーチンにより中央制御部301のCPUを、記憶手段に記憶されている所定空間内での複数の基準制御点Q、…の動きを示す複数の動き情報の中で、何れか一の動き情報を第1動き情報d1として取得する手段として機能させるようにしても良い。また、第2取得処理ルーチンにより中央制御部301のCPUを、複数の動き情報の中で、第1動き情報d1とは異なる他の動き情報を第2動き情報d2として取得する手段として機能させるようにしても良い。また、第1生成処理ルーチンにより中央制御部301のCPUを、第1動き情報d1及び第2動き情報d2の各々に係る複数の基準制御点Q1、Q2の動きを、基準制御点Qの基準位置に対する差分diffx、diffyを利用して組み合わせて新たな動き情報を生成する手段として機能させるようにしても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
〔付記〕
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る動き情報を生成する動き情報生成装置を用いた動き情報生成方法であって、
記憶手段に記憶されている所定空間内での複数の基準制御点の動きを示す複数の動き情報の中で、何れか一の動き情報を第1動き情報として取得する第1取得ステップと、
前記複数の動き情報の中で、前記第1動き情報とは異なる他の動き情報を第2動き情報として取得する第2取得ステップと、
前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記複数の基準制御点の動きを、前記基準制御点の基準位置に対する差分を利用して組み合わせて新たな動き情報を生成する第1生成ステップと、
を含むことを特徴とする動き情報生成方法。
<請求項2>
前記第1動き情報は、前記複数の基準制御点の前記所定空間での座標位置を示す情報を時間軸に沿って並べた情報を含み、
前記第2動き情報は、前記複数の基準制御点の基準位置に対する差分を示す情報を時間軸に沿って並べた情報を含み、
前記第1生成ステップは、前記第1動き情報に係る前記複数の基準制御点の前記所定空間での座標位置に前記第2動き情報に係る前記複数の基準制御点の基準位置に対する差分を加えて、新たな動き情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の動き情報生成方法。
<請求項3>
前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記複数の基準制御点の動きを組み合わせるタイミングを設定する設定ステップを更に含み、
前記第1生成ステップは、前記設定ステップにて設定されたタイミングを基準として、前記第1動き情報及び前記第2動き情報のうち、一方の動き情報に係る前記複数の基準制御点の動きを他方の動き情報に係る前記複数の基準制御点の動きに組み合わせて、新たな動き情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の動き情報生成方法。
<請求項4>
前記第1生成ステップにて生成された新たな動き情報の複数の基準制御点の動きに基づいて、前記静止画像内に設定されている複数の動き制御点を動かしてフレーム画像を逐次生成する第2生成ステップを更に含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の動き情報生成方法。
<請求項5>
前記静止画像は、背景と被写体とが存在する画像から被写体が含まれる被写体領域を切り抜いた画像を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の動き情報生成方法。
<請求項6>
静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る動き情報を生成する動き情報生成装置であって、
記憶手段に記憶されている所定空間内での複数の基準制御点の動きを示す複数の動き情報の中で、何れか一の動き情報を第1動き情報として取得する第1取得手段と、
前記複数の動き情報の中で、前記第1動き情報とは異なる他の動き情報を第2動き情報として取得する第2取得手段と、
前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記複数の基準制御点の動きを、前記基準制御点の基準位置に対する差分を利用して組み合わせて新たな動き情報を生成する第1生成手段と、
を備えたことを特徴とする動き情報生成装置。
<請求項7>
静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る動き情報を生成する動き情報生成装置のコンピュータを、
記憶手段に記憶されている所定空間内での複数の基準制御点の動きを示す複数の動き情報の中で、何れか一の動き情報を第1動き情報として取得する第1取得手段、
前記複数の動き情報の中で、前記第1動き情報とは異なる他の動き情報を第2動き情報として取得する第2取得手段、
前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記複数の基準制御点の動きを、前記基準制御点の基準位置に対する差分を利用して組み合わせて新たな動き情報を生成する第1生成手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 動画生成システム
1 撮像装置
2 ユーザ端末
3 サーバ
301 中央制御部
305 記憶部
d1 第1動き情報
d2 第2動き情報
dn 合成動き情報
306 動画処理部
306a 第1取得部
306b 第2取得部
306c タイミング設定部
306d 動き情報生成部
306g フレーム生成部

Claims (8)

  1. 静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る動き情報を生成する動き情報生成装置を用いた動き情報生成方法であって、
    前記静止画像の動きを生成するための第1動体モデルに設定されている第1基準制御点の動きを示す情報を第1動き情報として取得する第1取得ステップと、
    前記静止画像の動きを生成するための第2動体モデルに設定されている第2基準制御点の動きを示す情報を第2動き情報として取得する第2取得ステップと、
    前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記第1基準制御点の動きと前記第2基準制御点の動きを組み合わせて基準制御点の動きを示す新たな動き情報を生成する第1生成ステップと、
    を含むことを特徴とする動き情報生成方法。
  2. 前記第1動き情報は、前記第1基準制御点の所定空間での座標位置を示す情報を時間軸に沿って並べた情報を含み、
    前記第2動き情報は、前記第2基準制御点の所定空間での座標位置に対して、所定の時間経過後の座標位置に対する差分を示す情報を時間軸に沿って並べた情報を含み、
    前記第1生成ステップは、前記第1動き情報に係る前記第1基準制御点の前記所定空間での座標位置に前記第2動き情報に係る前記第2基準制御点の基準位置に対する差分を加えて、新たな動き情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の動き情報生成方法。
  3. 前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記第1基準制御点の動きと前記第2基準制御点の動きを組み合わせるタイミングを設定する設定ステップを更に含み、
    前記第1生成ステップは、前記設定ステップにて設定されたタイミングを基準として、前記第1動き情報及び前記第2動き情報のうち、一方の動き情報に係る基準制御点の動きを他方の動き情報に係る基準制御点の動きに組み合わせて、新たな動き情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の動き情報生成方法。
  4. 前記第1生成ステップにて生成された前記新たな動き情報の前記基準制御点の動きに基づいて、前記静止画像内に設定されている動き制御点を動かしてフレーム画像を逐次生成する第2生成ステップを更に含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の動き情報生成方法。
  5. 前記静止画像は、背景と被写体とが存在する画像から被写体が含まれる被写体領域を切り抜いた画像を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の動き情報生成方法。
  6. 前記第1基準制御点、前記第2基準制御点、及び前記基準制御点をそれぞれ複数備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の動き情報生成方法。
  7. 静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る動き情報を生成する動き情報生成装置であって、
    前記静止画像の動きを生成するための第1動体モデルに設定されている第1基準制御点の動きを示す情報を第1動き情報として取得する第1取得手段と、
    前記静止画像の動きを生成するための第2動体モデルに設定されている第2基準制御点の動きを示す情報を第2動き情報として取得する第2取得手段と、
    前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記第1基準制御点の動きと前記第2基準制御点の動きを組み合わせて基準制御点の動きを示す新たな動き情報を生成する第1生成手段と、
    を備えたことを特徴とする動き情報生成装置。
  8. 静止画像の動きを制御するための動き制御点の設定に係る動き情報を生成する動き情報生成装置のコンピュータを、
    前記静止画像の動きを生成するための第1動体モデルに設定されている第1基準制御点の動きを示す第1動き情報として取得する第1取得手段、
    前記静止画像の動きを生成するための第2動体モデルに設定されている第2基準制御点の動きを示す第2動き情報として取得する第2取得手段、
    前記第1動き情報及び前記第2動き情報の各々に係る前記第1基準制御点の動きと前記第2基準制御点の動きを組み合わせて基準制御点の動きを示す新たな動き情報を生成する第1生成手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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