JP5900774B2 - ヘルメット&帽子扇風機 - Google Patents

ヘルメット&帽子扇風機 Download PDF

Info

Publication number
JP5900774B2
JP5900774B2 JP2012140180A JP2012140180A JP5900774B2 JP 5900774 B2 JP5900774 B2 JP 5900774B2 JP 2012140180 A JP2012140180 A JP 2012140180A JP 2012140180 A JP2012140180 A JP 2012140180A JP 5900774 B2 JP5900774 B2 JP 5900774B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air supply
housing
band
supply device
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012140180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013253590A (ja
Inventor
篤美 矢澤
篤美 矢澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012140180A priority Critical patent/JP5900774B2/ja
Publication of JP2013253590A publication Critical patent/JP2013253590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5900774B2 publication Critical patent/JP5900774B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は屋外等で、ヘルメットや帽子に装着し涼を取る扇風機に関するものである。
夏季屋外等で被るヘルメットに取付けて涼を取る携帯用送風機が知られている。
実用新案登録第3046683号公報
従来の携帯用送風機には次のような欠点があつた。携帯用送風機装着時にヘルメット後頭部側に装着した場合は、ヘルメットの外面に出っ張り作業中に他の物等にぶつける恐れがあつた。またヘルメット顔面側や帽子に装着した場合は、クリップが額や後頭部に当たり快適に使用できなかった。またヘルメットと帽子のどちらにもピッタリと快適に装着できる携帯用送風機はなかったのである。
略箱状の扇風機筐体内部上方に電池受けを設け、その下に送気装置を設け、送気装置からの気流が使用者の頭部側に送気できるように頭部側筐体である筐体裏面に送気孔を設け、その反対側である筐体正面に吸気孔を設ける。
筐体裏面の外部上端から下向に送気孔の手前まで、幅は筐体の幅ないし少し狭く、略矩形状の弾性を持ったバンド受けクッションを設け、このバンド受けクッション下端の裏側筐体外部に、柔軟性を備えた面ファスナー雄のような帯状部材の扇風機取付け帯下端を固定して略U字状に曲げて設け、筐体外部上面には扇風機取付け帯の上端付近を圧着固定する略矩形状の面ファスナー雌のような帯固定部を設け、バンド受けクッションと扇風機取付け帯の間にヘルメットや帽子のバンド部分を挟み扇風機取付け帯で締付けて、帯固定部に指で圧着固定することで、ヘルメット&帽子扇風機がヘルメットや帽子から外れないように装着されて安心して使用できるのである。
送気装置は必ずしも筐体内部で固定されている必要はなく、送気方向を使用者の首筋から後頭部にかけて希望する方向に広く調節できるように、送気装置を送気装置支持枠に固定して、上下方向に揺動できるようにしてもよく、その場合は、送気装置支持枠両側面の揺動中心部分である水平軸芯の位置に、支持軸を固定する雌ネジ穴を設け、送気装置支持枠が上下方向に揺動できる水平軸芯の位置に、筐体裏面の左右側面に支持軸を通す軸受け穴を設け、先端部分が雄ネジになった支持軸を、軸受け穴に通して、送気装置を左右から挟み上下方向に揺動できるように、送気装置支持枠両側面の雌ネジ穴にネジ込み固定して、筐体裏面側面に飛び出た支持軸に送気方向調節ツマミを設け、使用者が好みの送気方向を調節できるようにする。
以上を特徴とするヘルメット&帽子扇風機である。
本発明のヘルメット&帽子扇風機は、クリップ等の突起部分が無く、そのままでヘルメットや帽子のどちらにもピッタリと快適に装着することができ、ヘルメットや帽子のバンドに挟み込む位置を変えて、後頭部への送気気化冷却位置を上下左右に変えることが出来る。
更に、送気装置と連動した送気方向調節ツマミを設けておけば、使用者が上下方向に略20度ずつの範囲で好みの送気位置を選択できるのである。
またヘルメットに取付けた場合、ヘルメットの外側に出っ張ることもなく作業中に物にぶつかり損傷の恐れもない。もし物にぶつかった場合でも、バンド受けクッションが頭部への衝撃を吸収するので安心である。
ヘルメットや帽子への着脱も、バンド受けクッションと扇風機取付け帯の間にヘルメットや帽子のバンド部分を挟み、扇風機取付け帯で締付けて、筐体上面の帯固定部に指で圧着して固定するだけでよい。取外す場合も、圧着部分の扇風機取付け帯を指で剥がして取外すだけでよいので簡単である。
本発明の一部である側面の断面図。 本発明の一部である正面図。 本発明の一部である背面図。 本発明の実施例を示す使用状態の略図。 本発明の実施例を示す使用状態の略図。 本発明の実施例を示す使用状態の略図。 本発明の別の実施例における側面の断面図。 図7に示された実施例の正面図。 図7に示された実施例の背面図における一部分を断面表示した図。 本発明の更に別の実施例における側面の断面図。 図10に示された実施例の正面図における一部分を断面表示した図。 図10に示された実施例の背面図。
略箱状の扇風機筐体(2)内部上方に電池受け(6)を設け、その下に送気装置(8)を設け、送気装置(8)からの気流が使用者の頭部側に送気できるように頭部側筐体(2)である筐体(2)裏面に送気孔(3)と送気孔グリル(3a)を設け、その反対側である筐体(2)正面に吸気孔(4)と吸気孔グリル(4a)を設ける。
筐体(2)裏面の外部上端から下向に送気孔(3)の手前まで、幅は筐体(2)の幅ないし少し狭く、略矩形状の弾性を持ったバンド受けクッション(17)を設け、このバンド受けクッション(17)下端の裏側筐体(2)外部に、柔軟性を備えた面ファスナー雄のような帯状部材の扇風機取付け帯(18)下端を固定して略U字状に曲げて設け、筐体(2)外部上面には扇風機取付け帯(18)の上端付近を圧着固定する略矩形状の面ファスナー雌のような帯固定部(19)を設け、バンド受けクッション(17)と扇風機取付け帯(18)の間にヘルメット(A)や帽子(B)のバンド(C)部分を挟み扇風機取付け帯(18)で締付けて、帯固定部(19)に指で圧着固定することで、ヘルメット&帽子扇風機(1)がヘルメット(A)や帽子(B)から外れないように装着されて安心して使用できるのである。
なお送気装置(8)は必ずしも筐体(2)内部で固定されている必要はなく、送気方向を使用者の首筋から後頭部にかけて希望する方向に広く調節できるように、送気装置(8)を送気装置支持枠(11)に固定して、上下方向に揺動できるようにしてもよく、その場合は送気装置支持枠(11)両側面の揺動中心部分である水平軸芯の位置に、支持軸(13)を固定する雌ネジ穴(12)を設け、送気装置支持枠(11)が上下方向に揺動できる水平軸芯の位置に、筐体(2)裏面の左右側面に支持軸(13)を通す軸受け穴(14)を設け、先端部分が雄ネジになった支持軸(13)を、軸受け穴(14)に通して、送気装置(8)を左右から挟み上下方向に揺動できるように、送気装置支持枠(11)両側面の雌ネジ穴(12)にネジ込み固定して、筐体(2)裏面側面に飛び出た支持軸(13)に送気方向調節ツマミ(16)を設け、使用者が好みの送気方向を調節できるようにする。
本発明は、以上のような構成であり、以下これの実施形態を説明する。
実施形態1
本発明の第1の実施形態であるヘルメット&帽子扇風機(1)を以下図1、図2及び図3により説明する。
略箱状の扇風機筐体(2)の頭部側すなわち筐体(2)裏面の内部上方に電池受け(6)を垂直にセットして、ネジ止め等の方法で筐体(2)裏面の内部に固定し、その下に送気孔(3)を開けて送気孔グリル(3a)を取付け、送気孔(3)に合わせて、軸流ファン(10)をモータ(9)軸に固定した送気装置(8)を、気流が使用者の頭部側に送気できる向きにセットして、筐体(2)裏面の内部にネジ止め等の方法で固定する(図1、図3参照)。
次に筐体(2)裏面の左側面にスイッチ(7)の操作ツマミ穴を開けて、スイッチ(7)のツマミが操作できるように、ネジ止め等の方法で筐体(2)内部にスイッチ(7)を固定する(図3参照)。
なお筐体(2)裏面を合成樹脂材で作成して送気孔(3)と送気孔グリル(3a)を一体に成形して、スイッチ(7)の操作ツマミ穴も同時に開けておくのがよい。
更に、送気孔グリル(3a)は頭部側にドーム状に突出させて頭部側と筐体(2)裏面との間に約10ミリの送風空間を設けるのもよい(図示せず)。
次に筐体(2)正面に電池交換用の電池蓋(5)穴を、電池受け(6)から電池が交換 できる位置に開けて、電池蓋(5)を取付け、その下に吸気孔(4)を開けて吸気孔グリル(4a)を取付け、気流が吸気孔(4)から送気装置(8)を通して送気孔(3)へ送気され使用者の頭部を送気気化冷却することができるようにする(図1、図2参照)。
なお筐体(2)正面を合成樹脂材で作成して吸気孔(4)と吸気孔グリル(4a)を一体に成形して電池蓋(5)穴も同時に開けておくのがよい。
ここでは送気装置(8)には直流ファンモータを使用している、また必要に応じて電源電圧昇圧基板、直流ファンモータの回転数調節基板等を設けてもよい(図示せず)。
電池受け(6)は一次電池または二次電池で共用できる乾電池タイプの物であるが、使用する電池に合わせた専用の物でもよい。また筐体(2)に充電器接続用のジャック、電源やモータの状態を示す小さなLED灯などを設けるのもよい(図示せず)。
更に、吸気孔(4)付近にサーミスタ等の温度センサーを設け、外気温に対応して警報音または音声で熱中症予防の注意を呼び掛ける電子基板を備え、あるいは小型の温度計を筐体(2)正面や側面に取付け、熱中症予防の注意を促がし、また清浄な気流を送気するため吸気孔(4)に防塵フィルターを備えるのもよい(図示せず)。
バンド受けクッション(17)は筐体(2)裏面の外部上端から下向きに送気孔(3)の手前までの長さで、幅は筐体(2)の幅ないし少し狭く、略矩形状の弾性を持ったエチレンプロピレンゴムやポリウレタンフォーム等で作成し筐体(2)裏面側に接着等の方法で固定するのがよい(図1、図3参照)。
扇風機取付け帯(18)は柔軟性を備えた面ファスナー雄のような帯状部材を、幅はバンド受けクッション(17)の幅ないし少し狭く、長さは下端を筐体(2)裏面に固定する部分の長さと、バンド受けクッション(17)の長さと、帯固定部(19)の長さと、指でつまんで締付けられる、つまみ代の長さとを加算した長さで、バンド受けクッション(17)下端の裏側筐体(2)外部に、結合面を帯固定部(19)と結合できる向きにして下端を接着やネジ止め等の方法で固定して略U字状に上向きに曲げて作成するのがよい(図1,図3参照)。
帯固定部(19)は面ファスナー雌のような略矩形状部材で幅は、扇風機取付け帯(18)の幅よりも少し長く、長さは筐体(2)の奥行き長さとし、接着等の方法で筐体(2)の外部上面に結合面を扇風機取付け帯(18)と結合できる向きにして固定する(図1、図2参照)。
ヘルメット&帽子扇風機(1)を装着するには、バンド受けクッション(17)と扇風機取付け帯(18)の間にヘルメット(A)や帽子(B)のバンド(C)部分を挟み、扇風機取付け帯(18)で締付けて、筐体上面の帯固定部(19)に指で圧着固定するだけでよい。
取外す場合も圧着部分の扇風機取付け帯(18)を、指で剥がして取外すだけでよい。
図4は、ヘルメット(A)にヘルメット&帽子扇風機(1)を装着した使用状態の略図であるが、図1に示すバンド挟み込み範囲(D)の上端位置で装着した状態である。
図5は、同じくヘルメット(A)にヘルメット&帽子扇風機(1)を装着した使用状態の略図であるが、バンド挟み込み範囲(D)の下端位置で装着した状態を示している。
このように後頭部への送気気化冷却位置を使用者の好みに応じて上下に変えることができるのである。
図6は、帽子(B)にヘルメット&帽子扇風機(1)を装着した使用状態の略図であるが、一例としてバンド挟み込み範囲(D)の中間位置で、バンド受けクッション(17)と扇風機取付け帯(18)の間に帽子(B)のバンド(C)部分を挟み、扇風機取付け帯(18)で締付けて、帯固定部(19)に指で圧着固定して装着した状態を示している。
この場合もバンド(C)を挟み込む位置を上下に変えることで、帽子(B)に装着した場合でも後頭部への送気気化冷却位置を使用者の好みに応じて上下に変えることができる。
送気気化冷却位置を左右に変える場合はヘルメット(A)や帽子(B)のバンド(C)内で水平方向左右にずらして、ヘルメット&帽子扇風機(1)を装着することで変えることができるのである。
実施形態2
本発明の第2の実施形態であるヘルメット&帽子扇風機(1)を図7、図8及び図9により説明する。
略箱状の扇風機筐体(2)の頭部側すなわち筐体(2)裏面の内部上方に電池受け(6)を垂直にセットして、ネジ止め等の方法で筐体(2)裏面の内部に固定し、その下に送気孔(3)を開けて送気孔グリル(3a)を取付け、送気孔(3)の位置に合わせて、軸流ファン(10)をモータ(9)軸に固定した送気装置(8)を、気流が使用者の頭部側に送気できる向きに取付けるが、更に送気装置支持枠(11)が上下方向に略20度ずつ揺動できるように、送気装置支持枠(11)の水平軸芯の位置で左右側面に支持軸(13)を通す軸受け穴(14)を、開けておくのである(図7、図9参照)。
なお筐体(2)裏面を合成樹脂材で作成し、送気孔(3)と送気孔グリル(3a)を一体に成形し、左右側面には支持軸(13)を通す軸受け穴(14)を、同時に開けておくのがよい。
次に筐体(2)正面に電池交換用の電池蓋(5)穴を、電池受け(6)から電池が交換できる位置に開けて、電池蓋(5)を取付ける(図8参照)。
次に電池蓋(5)穴の右隣にスイッチ(7)の操作ツマミ穴を開けて、スイッチ(7)のツマミが操作できるように、ネジ止め等の方法で筐体(2)内部にスイッチ(7)を固定する(図8参照)。なお、スイッチ(7)は筐体(2)側面に設けてもよい(図示せず)。
次に吸気孔(4)を電池蓋(5)穴の下に開けて吸気孔グリル(4a)を取付ける(図7、図8参照)。
なお筐体(2)正面を合成樹脂材で作成し、吸気孔(4)と吸気孔グリル(4a)を一体に成形し、電池蓋(5)穴とスイッチ(7)の操作ツマミ穴も同時に開けておくのがよい。
送気装置支持枠(11)は送気装置(8)をピッタリはめ込んで支持する略矩形状の枠体である。そして上下方向に略20度ずつ揺動できるように、側面の水平軸芯の位置に雌ネジ穴(12)を左右二ヶ所開けて支持軸(13)の先端が締付けできるようにする。
次に送気装置(8)を送気装置支持枠(11)にはめ込み、更にかしめ、または接着等の方法で固定して組立てるのである(図7、図9参照)。
この送気装置支持枠(11)は、金属材あるいは合成樹脂材等で作成するのがよい。
支持軸(13)は先端部分に雄ネジを設け、筐体(2)に設けた軸受け穴(14)を通して送気装置支持枠(11)側面の雌ネジ穴(12)に締付け固定するために2個必要である。
支持軸(13)の筐体(2)外部に飛出た形状は、正面左側用はナベ頭状で、ナベ頭ネジをそのまま使用してもよい。正面右側用は送気方向調節ツマミ(16)を、取付けできる長さを設け互いにネジ結合、あるいは接着剤結合等で、送気方向調節ツマミ(16)を取付けできるようにする(図8、図9参照)。
この支持軸(13)は金属材、あるいは合成樹脂材等で作成するのがよい。
送気方向調節ツマミ(16)は、支持軸(13)に固定して送気方向を調節する円筒状のツマミで表面に滑り止め用の溝を設け、軸方向に支持軸(13)にはめ込む穴を設けてある。
この送気方向調節ツマミ(16)は金属材、あるいは合成樹脂材等で作成するのがよい。
筐体(2)裏面内部への組立ては軸受け穴(14)に先端部分が雄ネジになった支持軸(13)を通して送気装置(8)を固定した送気装置支持枠(11)を左右から挟み上下方向に略20度ずつ揺動できるように送気装置支持枠(11)左右の雌ネジ穴(12)に、ねじゆるみ止め用接着剤等を併用してネジ込み、固定するのである。
このとき使用者が調節した送気方向が使用中の振動等でズレないように、ズレ止めのパッキン(15)を送気装置支持枠(11)両側面と筐体(2)裏面内側との間の左右2ヶ所に挟んで支持軸(13)を通して送気装置支持枠(11)を固定し等の方法によって組立て、筐体(2)裏面側面に飛び出た支持軸(13)に送気方向調節ツマミ(16)をネジ結合、あるいは接着剤結合等で固定して、使用者が、送気方向調節ツマミ(16)を回して上下方向に送気方向を選択できるようにする(図7、図9参照)。
送気方向ズレ止めのパッキン(15)は弾性体状の合成ゴム等で作成した座金状パッキンである(図9参照)。
本発明の第2の実施形態であるバンド受けクッション(17)は第1の実施形態であるバンド受けクッション(17)と同一構成で図7、図9に示す通りであるので説明は省略する。
本発明の第2の実施形態である扇風機取付け帯(18)は第1の実施形態である扇風機取付け帯(18)と同一構成で図7、図9に示す通りであるので説明は省略する。
本発明の第2の実施形態である帯固定部(19)は第1の実施形態である帯固定部(19)と同一構成で図7、図8及び図9に示す通りであるので説明は省略する。
装着方法はバンド受けクッション(17)と扇風機取付け帯(18)の間にヘルメット(A)や帽子(B)のバンド(C)部分を挟み扇風機取付け帯(18)で締付けて、筐体(2)上面の帯固定部(19)に指で圧着して固定するだけでよい。取外す場合も、圧着部分の扇風機取付け帯(18)を、指で剥がして取外すだけでよい。
ここで使用する送気装置(8)、電池受け(6)等は第1の実施形態で説明した物と同一部品を使用しているが、送気装置(8)は左右側面の水平軸芯の位置に支持軸(13)を固定する雌ネジ穴(12)を設けた送気装置(8)に替えて使用してもよい。
その場合は送気装置支持枠(11)を省略できるので組立ても簡単になるのである。
更に、正面右側用支持軸(13)はローレットネジを使用して、支持軸(13)にすることで、送気方向調節ツマミ(16)を省略できるので組立ても簡単にすることができる。
また必要に応じて電源電圧昇圧基板や直流ファンモータの回転数調節基板、充電器接続用のジャック、電源やモータの状態を示す小さなLED灯などを設け、更に第1の実施形態で説明した熱中症予防の対策を用いてもよいのである。
実施形態3
本発明の第3の実施形態であるヘルメット&帽子扇風機(1)を図10、図11及び図12により説明する。
略上側が矩形状で下側が略半円形状に下向に飛び出た形状をした扇風機筐体(2)の頭部側で筐体(2)裏面の内部上方に電池受け(6)を水平にセットしてネジ止め等の方法で固定し、その下に送気孔(3)を開け送気孔グリル(3a)を取付け、送気孔(3)に合わせて軸流ファン(10)をモータ(9)軸に固定した送気装置(8)を、気流が使用者の頭部側に送気できる向きにセットしてネジ止め等の方法で固定する(図10、12参照)。
なお筐体(2)裏面を合成樹脂材で作成して送気孔(3)と送気孔グリル(3a)を一体に成形しておくのがよい。
次に筐体(2)正面に電池交換用の電池蓋(5)穴を電池受け(6)の位置に合わせて開けて電池蓋(5)を設け、電池蓋(5)穴の下に吸気孔(4)を開けて吸気孔グリル(4a)を取付け、気流が吸気孔(4)から送気装置(8)を通し送気孔(3)へ送気され使用者の頭部を送気気化冷却することができるようにするのである(図10参照)。
次に吸気孔(4)の右側に正面からスイッチ(7)が操作できるように、スイッチ(7)の操作ツマミ穴を開け,スイッチ(7)のツマミが操作できるように、ネジ止め等の方法で、筐体(2)内部にスイッチ(7)を固定する(図10、図11参照)。
なお筐体(2)正面を合成樹脂材で作成して吸気孔(4)と吸気孔グリル(4a)を一体に成形し、電池蓋(5)穴とスイッチ(7)の操作ツマミ穴も同時に開けておくのがよい。
更に、スイッチ(7)は使用者が使い易い位置であれば、筐体(2)の側面に設けてもよい(図示せず)。
ここで使用する送気装置(8)、電池受け(6)等は第1の実施形態で説明した物と同一であり、本実施形態では電池受け(6)を水平にセットしたため、バンド挟み込み範囲(D)は第1及び第2の実施形態のバンド挟み込み範囲(D)よりも図10に示すように短く、使用者がより広範囲の送気方向を選択できるように、第2の実施形態である送気装置(8)を上下方向に略20度ずつ揺動できるようにしてもよいのである(図示せず)。
また必要に応じて電源電圧昇圧基板や直流ファンモータの回転数調節基板、充電器接続用のジャック、電源やモータの状態を示す小さなLED灯などを設け、更に、第1の実施形態で説明した熱中症予防の対策を併用するのもよい。
この筐体(2)は合成樹脂材、あるいは金属材等で作成するのがよい。
本発明の第3の実施形態であるバンド受けクッション(17)は第1の実施形態であるバンド受けクッション(17)と同一構成で図10、図12に示す通りであるので説明は省略する。
本発明の第3の実施形態である扇風機取付け帯(18)は第1の実施形態である扇風機取付け帯(18)と同一構成で図10、図12に示す通りであるので説明は省略する。
本発明の第3の実施形態である帯固定部(19)は第1の実施形態である帯固定部(19)と同一構成で図10、図11及び図12に示す通りであるので説明は省略する。
装着方法は扇風機取付け帯(18)とバンド受けクッション(17)の間にヘルメット(A)や帽子(B)のバンド(C)部分を挟み、扇風機取付け帯(18)で締付けて、筐体(2)上面の帯固定部(19)に指で圧着して固定するだけでよい。
取外す場合も、圧着部分の扇風機取付け帯(18)を指で剥がして取外すだけでよい。
本実施例は電池受け(6)を水平に設け、その下に送気装置(8)を設けた例を説明しているのである(図11参照)。
更に、水平に設けた電池受け(6)の下に送気装置(8)を設け、その下に電池受け(6)を水平に設けて、上下の電池受け(6)で送気装置(8)を挟んだ形状や(図示せず)、電池受け(6)を垂直に設けて、H字状に左右の電池受けで中央の送気装置(8)を挟むような形状のヘルメット&帽子扇風機(1)でもよいのである(図示せず)。
1 ヘルメット&帽子扇風機
2 筐体
3 送気孔
3a 送気孔グリル
4 吸気孔
4a 吸気孔グリル
5 電池蓋
6 電池受け
7 スイッチ
8 送気装置
9 モータ
10 ファン
11 送気装置支持枠
12 雌ネジ穴
13 支持軸
14 軸受け穴
15 パッキン吸気孔
16 送気方向調節ツマミ
17 バンド受けクッション
18 扇風機取付け帯
19 帯固定部
A ヘルメット
B 帽子
C バンド
D バンド挟み込み範囲

Claims (2)

  1. 略箱状の扇風機筐体内部上方に電池受けを設け、その下に送気装置を設け、送気装置からの気流が使用者の頭部側に送気できるように頭部側筐体である筐体裏面に送気孔を設け、その反対側である筐体正面に吸気孔を設け、筐体裏面の外部上端から下向に送気孔の手前まで、幅は筐体の幅ないし少し狭く、略矩形状の弾性を持ったバンド受けクッションを設け、このバンド受けクッション下端の裏側筐体外部に、柔軟性を備えた面ファスナー雄のような帯状部材の扇風機取付け帯下端を固定して略U字状に曲げて設け、筐体外部上面には扇風機取付け帯の上端付近を圧着固定する略矩形状の面ファスナー雌のような帯固定部を設け、バンド受けクッションと扇風機取付け帯の間にヘルメットや帽子のバンド部分を挟み扇風機取付け帯で締付けて、帯固定部に指で圧着固定することで、ヘルメット&帽子扇風機がヘルメットや帽子から外れないように装着されて安心して使用できることを特長とするヘルメット&帽子扇風機。
  2. 送気装置は必ずしも筐体内部で固定されている必要はなく、送気方向を使用者の首筋から後頭部にかけて希望する方向に広く調節できるように、送気装置を送気装置支持枠に固定して、上下方向に揺動できるようにしてもよく、その場合は送気装置支持枠両側面の揺動中心部分である水平軸芯の位置に、支持軸を固定する雌ネジ穴を設け、送気装置支持枠が上下方向に揺動できる水平軸芯の位置に、筐体裏面の左右側面に支持軸を通す軸受け穴を設け、先端部分が雄ネジになった支持軸を、軸受け穴に通して、送気装置を左右から挟み上下方向に揺動できるように、送気装置支持枠両側面の雌ネジ穴にネジ込み固定して、筐体裏面側面に飛び出た支持軸に送気方向調節ツマミを設け、使用者が好みの送気方向を調節できるようにすることを特徴とする請求項1におけるヘルメット&帽子扇風機。
JP2012140180A 2012-06-06 2012-06-06 ヘルメット&帽子扇風機 Expired - Fee Related JP5900774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012140180A JP5900774B2 (ja) 2012-06-06 2012-06-06 ヘルメット&帽子扇風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012140180A JP5900774B2 (ja) 2012-06-06 2012-06-06 ヘルメット&帽子扇風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013253590A JP2013253590A (ja) 2013-12-19
JP5900774B2 true JP5900774B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=49951283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012140180A Expired - Fee Related JP5900774B2 (ja) 2012-06-06 2012-06-06 ヘルメット&帽子扇風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5900774B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101925899B1 (ko) * 2016-03-09 2018-12-07 주식회사 노벨이노베이션스 클립 타입 선풍기
JP6221024B1 (ja) * 2017-01-24 2017-10-25 豊田 哲郎 扇風機,取付器具,鞍乗式器具,車輪式器具,掃除機,及び,着用物
KR102279829B1 (ko) * 2017-12-26 2021-07-21 테츠로 토요다 기류를 송풍하는 장치
JP2020037933A (ja) * 2018-01-09 2020-03-12 豊田 哲郎 気流を送風する装置および取付装置
JP6471282B1 (ja) * 2018-06-18 2019-02-13 豊田 哲郎 装置,扇風機,取付器具,風向調整体および頭部着用物
JP7187054B2 (ja) * 2020-02-04 2022-12-12 大作商事株式会社 送風機

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3914796A (en) * 1975-01-03 1975-10-28 Airco Inc Welder{3 s mask for use with respirator
US5146765A (en) * 1990-10-09 1992-09-15 Waters William A Device for evaporatie cooling of the neck
JP3046683U (ja) * 1997-08-29 1998-03-10 東日本クボタ住建株式会社 携帯用送風機
US5878742A (en) * 1997-09-11 1999-03-09 Figueredo; Joseph P. Airvisor delivery system
JP3050013U (ja) * 1997-10-20 1998-06-30 耕 栗原 携帯型扇風機
JP2003049317A (ja) * 2001-07-31 2003-02-21 Masahiko Seki 可搬式後頭部冷却装置
US20040008157A1 (en) * 2002-06-26 2004-01-15 Brubaker Curtis M. Cap-mounted monocular video/audio display
JP2007016376A (ja) * 2005-06-07 2007-01-25 Torii:Kk 頭部冷却装置
GB0722592D0 (en) * 2007-11-16 2007-12-27 Birmingham City University Surgeons headgear

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013253590A (ja) 2013-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5900774B2 (ja) ヘルメット&帽子扇風機
US8756715B1 (en) Sport helmet with ventilating fan
US20220079282A1 (en) Protective helmet
JP7305225B2 (ja) 首掛けファン
US20200229530A1 (en) Climate controlled headgear apparatus
US20100000007A1 (en) Hat with a Fan and Filter
US20090055987A1 (en) Airflow Headgear for a Welding Helmet
US9486026B1 (en) Personal air cooling visor clip-on
US9726191B2 (en) Ceiling fan
US5146765A (en) Device for evaporatie cooling of the neck
WO2007035853A3 (en) Fan-based cooler for head-protection gear
CN215860873U (zh) 挂脖风扇
WO2013114680A1 (ja) 身体装着体用の冷却装置ユニット
US11445775B2 (en) Detachable air cooling device for headgear
JP3118721U (ja) 帽体の換気装置
CN211599043U (zh) 便携送风装置
JP5626596B2 (ja) 携帯用送風機
CN109579200B (zh) 运动挂载装置
CN106015109B (zh) 一种自动控风的悬挂和地式两用风扇
KR200466518Y1 (ko) 냉풍기
CN105896796B (zh) 电机罩组件、扇头组件及电风扇
CN214207486U (zh) 一种腕带式暖风机
US20230280050A1 (en) Wearable air conditioner
WO2010075391A3 (en) Cooling devices for hard hats
CN212557335U (zh) 一种头戴耳机的多功能包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150212

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160128

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5900774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees