JP5898913B2 - 物理層シグナリングの伝送方法およびその装置 - Google Patents

物理層シグナリングの伝送方法およびその装置 Download PDF

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本発明は、3G長期的進化(LTE:Long Term Evolution)技術に関し、特に、LTEシステムにおける物理層シグナリングの伝送方法およびその装置に関する。
広帯域アクセス技術の挑戦に対処し、かつ、増加しつつある新たなサービスの需要を満たすために、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)は、2004年末から3G LTE技術の標準化作業を開始したことで、スペクトル効率をさらに向上させ、セル端ユーザの性能を改善し、システム遅延を低下させ、高速移動ユーザに更なる高速のアクセスサービスを提供することなどを図る。
LTEシステムにおいて、基地局eNBは、物理層シグナリングによって、リソース割り当て状況、変調符号化方式(MCS)およびハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作などの情報を、ユーザ端末へ示す。物理層シグナリングは、通常、物理下り制御チャネル(PDCCH)で搭載される。
動的スケジューリング過程において、物理層シグナリングを適時にユーザ端末へ送信するために、eNBは、通常、各ユーザに対して1つのPDCCHを割り当てる必要がある。LTE標準の規定によると、LTEシステムにおいて、1つのサブフレーム(1ms)は、14個の直交周波数分割多重接続(OFDM)シンボルで構成されるが、PDCCHとして用いられるのは、ただ先頭の1〜3個のシンボルであって、かつ、そのうちの一部のシンボルが基準信号に割り当てられる必要がある。従って、現在、LTEシステムにおいて、PDCCHが使用可能なリソースは、非常に限りがある。
また、現在、LTEシステムでは、マルチユーザマルチ入力マルチ出力(MIMO)技術が既に導入されている。それに、未来のLTEシステムにおいて、アンテナの数がますます多くなる。この場合、マルチユーザMIMO技術を採用した後、アンテナの数の増加につれて、システムで同時にサポートできるユーザがますます多くなる。これにより、マルチユーザゲインをより深く掘り出すことができるが、同時に、PDCCHによるより多いサポートが必要になる。一方、アンテナの数の増加につれて、より多いアンテナでは、より多い基準信号を使用することでチャネル測定を行う必要がある。これによって、PDCCHが使用可能なリソースは、さらに減少する。従って、マルチユーザMIMO技術を採用した後、物理層シグナリングの伝送が、システムのスループット向上のボトルネックとなる。
上記の課題を解決するために、本発明は、物理層シグナリングの伝送方法およびその装置を提供することにより、物理層シグナリングの伝送に必要なリソースを有効に減少させ、LTEシステムのスループットを向上させることができる。
本発明の実施例で提供されたeNBが物理層シグナリングを送信する方法は、各ユーザのそれぞれに対して、1つのタイマーを設けて、各ユーザのタイマー周期をそれぞれ決定し、各ユーザ自身のタイマー周期をそれぞれ各ユーザへ通知し、ユーザスケジューリングを行った後、あるユーザがスケジューリングされた場合、スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定し、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるとき、物理下り制御チャネル(PDCCH)により、物理層シグナリングを該ユーザへ送信して、該ユーザのタイマーを起動または再起動する、ことを含む。
ここで、各ユーザ自身のタイマー周期をそれぞれ各ユーザへ通知することは、上位層シグナリングまたは物理層シグナリングによって、各ユーザ自身のタイマー周期をそれぞれ各ユーザへ通知する、ことを含む。
スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定することは、該ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、該ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、該ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、該ユーザのタイマーが終了したかどうかを判断し、該ユーザのタイマーが終了したとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、該ユーザのタイマーが終了していないとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定する、ことを含む。
スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定することは、該ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、該ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶し、該ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、さらに、該ユーザのタイマーが終了したかどうかを判断し、該ユーザのスケジューリングが初めてではない一方、該ユーザのタイマーが終了したとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶し、該ユーザのスケジューリングが初めてではなく、かつ、該ユーザのタイマーが終了していないとき、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する、ことを含む。
具体的に、eNBは、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果における変調符号化方式(MCS)、リソース割り当て結果、復調基準信号(DM−RS)ポート割り当て結果、およびデータストリームの数(Rank)情報のうちの少なくとも1つを比較し、比較結果が同じである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定し、比較結果が同じではない場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶するようにしてもよい。または、eNBは、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較して、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とが近いかどうかを判断し、近い場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定し、近くない場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶するようにしてもよい。
上記の方法は、PDSCHにより、あるユーザへデータを送信した後、該ユーザからフィードバックされたACKまたはNACKを検出し、該ユーザからフィードバックされたACKを受信した場合、該ユーザが既にデータを正確に受信したと決定し、ユーザからフィードバックされたNACKを受信した場合、該ユーザがデータを正確に受信しなかったと決定し、ユーザからフィードバックされたACKも受信しなければ、ユーザからフィードバックされたNACKも受信しなかった場合、ユーザがデータを正確に受信しなかったと決定する、ことをさらに含む。
上記の方法は、ユーザがデータを正確に受信しなかったと決定する場合、データの再送を行う、ことをさらに含んでもよい。
本発明の実施例で提供されたユーザ端末が物理層シグナリングを受信する方法は、1つのタイマーを設けて、基地局(eNB)からの通知により、タイマー周期を決定し、物理下り制御チャネル(PDCCH)を検出して、検出されたPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、物理下り共有チャネル(PDSCH)に対して受信検出を行う、ことを含む。
eNBからの通知により、タイマー周期を決定することは、上位層シグナリングまたは物理層シグナリングにおけるeNBの指示に従って、自局のタイマー周期を決定する、ことを含む。
検出されたPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、PDSCHに対して受信検出を行うことは、自局のPDCCHを検出し、自局のPDCCHが検出された場合、タイマーを起動または再起動し、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングを記憶して、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行い、自局のPDCCHが検出されなかった場合、自局のタイマーを読み取って、タイマーが終了したかどうかを判断し、タイマーが終了したとき、PDSCHに対して受信検出を行う必要がなく、タイマーが終了していないとき、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行う、ことを含む。
自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行うことは、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、巡回冗長検査(CRC)検出を行い、CRC検出の結果が正しい場合、ACKをeNBへフィードバックし、CRC検出の結果が誤っている場合、NACKをeNBへフィードバックする、ことを含み、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行うことは、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、CRC検出を行い、CRC検出の結果が正しい場合、ACKをeNBへフィードバックする、ことを含む。
本発明の実施例で提供されたeNBは、各タイマーがそれぞれ1つのユーザに対応する少なくとも1つのタイマーと、ユーザスケジューリングを行うユーザスケジューリングモジュールと、ユーザスケジューリングモジュールからのユーザスケジューリング結果を受信し、あるユーザがスケジューリングされた場合、スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する制御モジュールと、物理層シグナリングをあるユーザへ送信する必要がある場合、物理下り制御チャネル(PDCCH)により、物理層シグナリングを該ユーザへ送信して、該ユーザの対応するタイマーを起動または再起動する物理層シグナリング伝送モジュールと、を含む。
ここで、制御モジュールは、ユーザスケジューリングモジュールからのユーザスケジューリング結果を受信するユーザスケジューリング結果受信サブモジュールと、受信されたユーザスケジューリング結果に基づいて、ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定する第1判断サブモジュールと、ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、該ユーザのタイマーの計時が終了したかどうかを判断し、該ユーザのタイマーの計時が終了した場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、該ユーザのタイマーの計時が終了していないとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定する第2判断サブモジュールと、を含む。
または、制御モジュールは、ユーザスケジューリングモジュールからのユーザスケジューリング結果を受信するユーザスケジューリング結果受信サブモジュールと、受信されたユーザスケジューリング結果に基づいて、ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する第1判断サブモジュールと、ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、該ユーザのタイマーの計時が終了したかどうかを判断し、該ユーザのタイマーの計時が終了したとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する第2判断サブモジュールと、ユーザのスケジューリングが初めてではなく、かつ、該ユーザのタイマーの計時が終了していないとき、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する第3判断サブモジュールと、を含む。
本発明の実施例で提供されたユーザ端末は、基地局(eNB)からタイマー周期が設定されるタイマー、物理下り制御チャネル(PDCCH)復号化モジュールおよび物理下り共有チャネル(PDSCH)復号化モジュールを含み、ここで、PDCCH復号化モジュールは、自局のPDCCHを検出し、PDSCH復号化モジュールは、検出された自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、PDSCHに対して受信検出を行う。
ここで、PDCCH復号化モジュールは、PDCCHに対してブライン復号化を行うことにより、自局のPDCCHを検出するPDCCH復号化サブモジュールと、PDCCH復号化サブモジュールにより自局のPDCCHが検出された後、タイマーを起動または再起動するタイマー制御サブモジュールと、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングを記憶する物理層シグナリング記憶サブモジュールと、PDCCH復号化サブモジュールにより自局のPDCCHが検出された場合、PDCCH復号化サブモジュールにより検出された自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングを、PDSCH復号化モジュールに送信する一方、PDCCH復号化サブモジュールにより自局のPDCCHが検出されなかった場合、物理層シグナリング記憶サブモジュールで記憶された物理層シグナリングを、PDSCH復号化モジュールに送信する物理層シグナリング出力サブモジュールと、を含む。
PDSCH復号化モジュールは、タイマーの計時が終了していない場合、PDCCH復号化モジュールから受信された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、巡回冗長検査(CRC)検出を行うPDSCH復号化サブモジュールと、CRC検出の結果が正しい場合、ACKをeNBへフィードバックし、PDSCH復号化サブモジュールが、PDCCH復号化サブモジュールにより検出された自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、CRC検出を行って、かつCRC検出の結果が誤っている場合、NACKをeNBへフィードバックするHARQフィードバックサブモジュールと、を含む。
本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法、並びに、eNBおよびユーザ端末の内部構成から分かるように、eNBで各ユーザ端末それぞれに対して1つのタイマーを設け、ユーザ端末で1つのタイマーを設けて、eNBで設けられたタイマーとユーザ端末で設けられたタイマーとの同期を保持することにより、eNBは、毎回ユーザスケジューリングが終了すると、物理層シグナリングをユーザへ伝送する必要がなくなる一方、ユーザ端末は、自局へ送信された物理層シグナリングが検出されず、かつ、自局のタイマーが終了していない場合、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行うことができる。従って、本発明で提供された方法および装置は、物理層シグナリングの伝送に必要なリソースを有効に減少させ、LTEシステムのスループットを向上させることができる。
本発明の実施例に係るeNBが物理層シグナリングを送信する方法のフローチャートである。 eNBがスケジューリング結果とユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングをユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する方法のフローチャートである。 eNBがスケジューリング結果とユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングをユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るユーザ端末が物理層シグナリングを受信する方法のフローチャートである。 検出されたPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、PDSCHに対して受信検出を行う方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るeNBの内部構成を示す図である。 本発明の実施例に係るユーザ端末の内部構成を示す図である。 異なるユーザ数の場合、従来の物理層シグナリングの伝送方法および本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法を採用するとき、各TTIでスケジューリングできるユーザの平均数を示すグラフである。 異なるユーザ移動速度の場合、従来の物理層シグナリングの伝送方法および本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法を採用するときのセルのスループットを示すグラフである。
以下、本発明の実施例を参照して、本発明で提供されたLTEシステムにおける物理層シグナリングの伝送方法およびその装置を詳しく説明する。本発明で提供されたLTEシステムにおける物理層シグナリングの伝送方法およびその装置は、具体的に、eNBが物理層シグナリングを送信する方法およびeNB、並びに、ユーザ端末が物理層シグナリングを受信する方法およびユーザ端末を含む。
図1は、本発明の実施例に係るeNBの物理層シグナリングの送信方法のフローチャートである。図1に示すように、本実施例において、eNBは、下記のような方法により、物理層シグナリングを各ユーザの対応するユーザ端末へ送信する。
ステップ101で、eNBは、各ユーザのそれぞれに対して、1つのタイマーを設けて、各ユーザのタイマー周期をそれぞれ決定する。
本ステップにおいて、eNBは、例えばユーザのサービス、車速、チャネル状況および復調基準信号(DM−RS)ポートなどの各ユーザの特性により、異なるユーザに対して、同じまたは異なるタイマー周期を設定することができ、例えば、全てのユーザに対して、同じタイマー周期を設定してもよく、移動速度が比較的速いユーザに対して、より短いタイマー周期を設定する一方、移動速度が比較的遅いユーザに対して、より長いタイマー周期を設定してもよい。
ステップ102で、eNBは、各ユーザ自身のタイマー周期をそれぞれ各ユーザへ通知する。
本ステップにおいて、eNBは、上位層シグナリング(RRCまたはMAC)または物理層シグナリングによって、各ユーザ自身のタイマー周期を各ユーザへ通知することができる。
ステップ103で、eNBがユーザスケジューリングを行った後、あるユーザがスケジューリングされた場合、eNBは、スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、リソースの割り当て状況、MCSおよびHARQ動作などの情報を該ユーザへ示すように、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定し、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるとき、PDCCHにより、物理層シグナリングを該ユーザへ送信して、該ユーザのタイマーを起動または再起動する。
具体的に、図2に示すように、上記のステップ103におけるeNBがスケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する方法は、下記のステップを含む。
ステップ1031で、eNBは、該ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、該ユーザのスケジューリングが初めてである場合、ステップ1032を実行し、該ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、ステップ1033を実行する。
ステップ1032で、eNBは、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、この場合、eNBは、PDCCHにより、物理層シグナリングを該ユーザへ送信して、該ユーザのタイマーを起動する。
ステップ1033で、eNBは、該ユーザのタイマーが終了したかどうかを判断し、該ユーザのタイマーが終了した場合、ステップ1034を実行し、該ユーザのタイマーが終了していない場合、ステップ1035を実行する。
ステップ1034で、eNBは、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、この場合、eNBは、PDCCHにより、物理層シグナリングを該ユーザへ送信して、該ユーザのタイマーを再起動する。
ステップ1035で、eNBは、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定するが、この場合、eNBは、依然として該ユーザのタイマーを再起動する必要がある。
説明すべきものとして、該ユーザのスケジューリングが初めてではなく、かつ、該ユーザのタイマーが終了していない場合、eNBは、必要に応じて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信して、タイマーを再起動することもできる。この場合、図3に示すように、本ステップにおけるeNBがスケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する方法は、下記のステップを含む。
ステップ1031で、eNBは、該ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、該ユーザのスケジューリングが初めてである場合、ステップ1032を実行し、該ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、ステップ1033を実行する。
ステップ1032で、eNBは、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、この場合、eNBは、PDCCHにより、物理層シグナリングを該ユーザへ送信し、該ユーザのタイマーを起動して、該ユーザのスケジューリング結果を記憶する。
ステップ1033で、eNBは、該ユーザのタイマーが終了したかどうかを判断し、該ユーザのタイマーが終了した場合、ステップ1034を実行し、該ユーザのタイマーが終了していない場合、ステップ1036を実行する。
ステップ1034で、eNBは、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、この場合、eNBは、PDCCHにより、物理層シグナリングを該ユーザへ送信し、該ユーザのタイマーを再起動して、該ユーザのスケジューリング結果を記憶する。
ステップ1036で、eNBは、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定し、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がある場合、ステップ1034を実行する。
通常、ユーザスケジューリングのスケジューリング結果は、変調符号化方式(MCS)、リソース割り当て結果、DM−RSポート割り当て結果およびデータストリームの数(Rank)情報などを含む。従って、上記のステップ1036において、eNBは、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とにおけるMCS、リソース割り当て結果、DM−RSポート割り当て結果およびRank情報のうちの少なくとも1つ(1つまたは複数)を比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定することができる。例えば、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とにおけるMCS、リソース割り当て結果、DM−RSポート割り当て結果およびRank情報のうちの1つまたは複数の比較結果が同じである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定する一方、比較結果が同じではない場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する。
上記の方法を除いて、eNBは、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とが近いかどうかを比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定することもできる。即ち、前後二回のスケジューリング結果が近い場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定し、前後二回のスケジューリング結果が近くない場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する。具体的に、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果との対応するスループットまたは重み付けスループットを比較することで、前後二回のスケジューリング結果が近いかどうかを判断することができる。例えば、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果との対応するスループットの差または重み付けスループットの差が、予め設定された閾値(例えば0%〜10%の間の数値など)内にある場合、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とが近いと認められる。本実施例において、上記の重み付けスループットは、プロポーショナルフェアネス(PF)アルゴリズムにより算出できる。
また、LTEシステムでは、HARQフィードバックメカニズムが採用されているので、eNBは、PDSCHにより、あるユーザへデータを送信した後、さらに、該ユーザからフィードバックされたACKまたはNACKを検出する必要もある。本実施例において、eNBが該ユーザからフィードバックされたACKを受信した場合、該ユーザが既にデータを正確に受信したと決定でき、eNBがユーザからフィードバックされたNACKを受信した場合、該ユーザがデータを正確に受信しなかったと決定でき、eNBがユーザからフィードバックされたACKも受信しなければ、ユーザからフィードバックされたNACKも受信しなかった場合にも、該ユーザがデータを正確に受信しなかったと決定できる。eNBは、ユーザがデータを正確に受信しなかったと決定した場合、データの再送を行う。説明すべきものとして、データの再送を行う過程にわたって、eNBは、再送する際のリソース割り当て情報、MCSおよびHARQ動作などの情報を該ユーザへ示すように、PDCCHにより、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がある。
上記の方法から分かるように、eNBは、各ユーザのそれぞれに対して1つのタイマーを設けて、スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定することで、物理層シグナリングをユーザへ送信する必要がある場合にのみ、物理層シグナリングをユーザへ送信するが、毎回ユーザスケジューリングが終了すると、物理層シグナリングをユーザへ送信する必要がなくなる。従って、物理層シグナリングの伝送に必要なリソースを有効に減少させ、LTEシステムのスループットを向上させることができる。
相応に、本発明の実施例では、ユーザ端末がeNBから送信された物理層シグナリングを受信する方法も提供されている。図4は、本発明の実施例に係るユーザ端末が物理層シグナリングを受信する方法のフローチャートを示す。図4に示すように、本実施例において、ユーザ端末は、下記のような方法により、eNBから送信された物理層シグナリングを受信する。
ステップ201で、ユーザ端末は、1つのタイマーを設けて、eNBからの通知により、タイマー周期を決定する。
上記のように、eNBは、上位層シグナリング(RRCまたはMAC)または物理層シグナリングによって、各ユーザ自身のタイマー周期を各ユーザへ通知することができる。従って、本ステップにおいて、ユーザ端末は、上位層シグナリングまたは物理層シグナリングにおけるeNBの指示に従って、自局のタイマー周期を決定することができる。
ステップ202で、ユーザ端末は、PDCCHチャネルを検出して、検出されたPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、物理下り共有チャネル(PDSCH)に対して受信検出を行う。
具体的に、図5に示すように、上記のステップ202における検出されたPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、PDSCHに対して受信検出を行う方法は、下記のステップを含む。
ステップ2021で、自局のPDCCHを検出し、自局のPDCCHが検出された場合、ステップ2022を実行し、自局のPDCCHが検出されなかった場合、ステップ2023を実行する。
本ステップにおいて、ユーザ端末は、従来の方法に従って、PDCCHに対して、ブラインド復号化を行うことで、自局のPDCCHが存在するかどうかを検出することができる。
ステップ2022で、タイマーを起動または再起動し、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングを記憶して、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行う。
ステップ2022において、相応のPDSCHに対して受信検出を行うことは、具体的に、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、巡回冗長検査(CRC)検出を行い、CRC検出の結果が正しい場合、ACKをeNBへフィードバックし、CRC検出の結果が誤っている場合、NACKをeNBへフィードバックする、ことを含む。上記のステップによれば、ユーザ端末は、HARQのフィードバック動作を完成することができる。
ステップ2023で、自局のタイマーを読み取って、タイマーが終了したかどうかを判断し、タイマーが終了した場合、PDSCHに対して受信検出を行う必要がなく、タイマーが終了していない場合、ステップ2024を実行する。
説明すべきものとして、本ステップにおいて、タイマーが終了した場合、ユーザは、PDSCHに対して検出を行う必要がなく、ACKまたはNACKをフィードバックする必要もない。
ステップ2024で、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行う。
ステップ2024において、相応のPDSCHに対して受信検出を行うことは、具体的に、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、CRC検出を行い、CRC検出の結果が正しい場合、ACKをeNBへフィードバックする一方、このとき、CRC検出の結果が誤っている場合、NACKをeNBへフィードバックする必要がない、ことを含む。上記のステップによれば、ユーザ端末は、HARQのフィードバック動作を完成することができる。
上記の方法から分かるように、ユーザ端末は、1つのタイマーを設けて、eNBで設けられたタイマーとの同期を保持することにより、自局へ送信された物理層シグナリングが検出されず、かつ、自局のタイマーが終了していない場合、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行うことができる。従って、eNBは、毎回ユーザスケジューリングが終了すると、物理層シグナリングをユーザへ伝送する必要がなくなる。これにより、物理層シグナリングの伝送に必要なリソースを有効に減少させ、LTEシステムのスループットを向上させることができる。
また、本発明の実施例において、eNBとユーザとの間のHARQプロセス識別子(ID)の同期を保証するために、eNBがPDCCHにより、物理層シグナリングをユーザへ送信する必要がある場合、eNBは、PDCCHにより、HARQプロセスIDをユーザへ示し、eNBがPDCCHにより、物理層シグナリングをユーザへ送信する必要がない場合、eNBおよびユーザは、それぞれHARQプロセスIDの番号順に従って、HARQプロセスIDを割り当てる。
上記の物理層シグナリングの伝送方法に対応して、本発明の実施例では、上記方法を実現するeNBおよびユーザ端末も提供されている。ここで、図6に示すように、eNBの内部構成は、主に、各タイマーがそれぞれ1つのユーザに対応する少なくとも1つのタイマーと、ユーザスケジューリングを行うユーザスケジューリングモジュールと、ユーザスケジューリングモジュールからのユーザスケジューリング結果を受信し、あるユーザがスケジューリングされた場合、スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する制御モジュールと、物理層シグナリングをあるユーザへ送信する必要がある場合、PDCCHにより、物理層シグナリングを該ユーザへ送信して、該ユーザの対応するタイマーを起動または再起動する物理層シグナリング伝送モジュールと、を含む。
ここで、制御モジュールは、ユーザスケジューリングモジュールからのユーザスケジューリング結果を受信するユーザスケジューリング結果受信サブモジュールと、受信されたユーザスケジューリング結果に基づいて、ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定する第1判断サブモジュールと、ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、該ユーザのタイマーの計時が終了したかどうかを判断し、該ユーザのタイマーの計時が終了したとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、該ユーザのタイマーの計時が終了していないとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定する第2判断サブモジュールと、を含む。
代替案として、制御モジュールは、ユーザスケジューリングモジュールからのユーザスケジューリング結果を受信するユーザスケジューリング結果受信サブモジュールと、受信されたユーザスケジューリング結果に基づいて、ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する第1判断サブモジュールと、ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、該ユーザのタイマーの計時が終了したかどうかを判断し、該ユーザのタイマーの計時が終了したとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する第2判断サブモジュールと、ユーザのスケジューリングが初めてではなく、かつ、該ユーザのタイマーの計時が終了していないとき、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する第3判断サブモジュールと、を含んでもよい。
具体的に、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とにおけるMCS、リソース割り当て結果、DM−RSポート割り当て結果およびRank情報のうちの1つまたは複数の比較結果が同じである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定する一方、比較結果が同じではない場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定する。また、代替案として、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とが近い(例えば、対応のスループットの差または重み付けスループットの差が0%〜5%内にある)場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定でき、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とが近くない場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定する。
図7に示すように、ユーザ端末の内部構成は、タイマー、PDCCH復号化モジュールおよびPDSCH復号化モジュールを、主に含む。ここで、PDCCH復号化モジュールは、自局のPDCCHを検出し、PDSCH復号化モジュールは、検出された自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、PDSCHに対して受信検出を行う。
PDCCH復号化モジュールは、具体的に、PDCCHに対してブライン復号化を行うことにより、自局のPDCCHを検出するPDCCH復号化サブモジュールと、PDCCH復号化サブモジュールにより自局のPDCCHが検出された後、タイマーを起動または再起動するタイマー制御サブモジュールと、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングを記憶する物理層シグナリング記憶サブモジュールと、PDCCH復号化サブモジュールにより自局のPDCCHが検出された場合、PDCCH復号化サブモジュールにより検出された自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングを、PDSCH復号化モジュールに送信する一方、PDCCH復号化サブモジュールにより自局のPDCCHが検出されなかった場合、物理層シグナリング記憶サブモジュールで記憶された物理層シグナリングを、PDSCH復号化モジュールに送信する物理層シグナリング出力サブモジュールと、を含む。
PDSCH復号化モジュールは、具体的に、タイマーの計時が終了していない場合、PDCCH復号化モジュールから受信された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、CRC検出を行うPDSCH復号化サブモジュールと、CRC検出の結果が正しい場合、ACKをeNBへフィードバックし、PDSCH復号化サブモジュールが、PDCCH復号化サブモジュールにより検出された自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、CRC検出を行って、かつCRC検出の結果が誤っている場合、NACKをeNBへフィードバックするHARQフィードバックサブモジュールと、を含む。
説明すべきものとして、PDSCH復号化サブモジュールが、物理層シグナリング記憶サブモジュールで記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、CRC検出を行って、かつCRC検出の結果が誤っている場合、HARQフィードバックサブモジュールは、NACKをeNBへフィードバックする必要がない。
上記のeNBとユーザ端末との内部構成から分かるように、eNBで各ユーザ端末それぞれに対して1つのタイマーを設け、ユーザ端末で1つのタイマーを設けて、eNBで設けられたタイマーとユーザ端末で設けられたタイマーとの同期を保持することにより、eNBは、毎回ユーザスケジューリングが終了すると、物理層シグナリングをユーザへ伝送する必要がなくなる一方、ユーザ端末は、自局へ送信された物理層シグナリングが検出されず、かつ、自局のタイマーが終了していない場合、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行うことができる。従って、本発明の実施例で提供された方法および装置は、物理層シグナリングの伝送に必要なリソースを有効に減少させ、LTEシステムのスループットを向上させることができる。
本発明によりもたらされる技術的効果を詳しく説明するために、従来の物理層シグナリングの伝送方法および本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法の性能のそれぞれに対して、シミュレーションを行った。図8は、異なるユーザ数の場合、従来の物理層シグナリングの伝送方法および本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法を採用するとき、各TTIでスケジューリングできるユーザの平均数を示す。ここで、実線は、本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法を採用するときの曲線を表し、点線は、従来の物理層シグナリングの伝送方法を採用するときの曲線を表す。また、四角印、三角印および丸印の曲線は、それぞれユーザ数が10、20および40である場合、各TTIでスケジューリングできるユーザ数を表す。図8から分かるように、同じユーザ数の場合、従来の方法を採用するときと比べると、本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法を採用するとき、各TTI内で、より多いユーザをスケジューリングすることができる。図9は、異なるユーザ移動速度の場合、従来の物理層シグナリングの伝送方法および本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法を採用するときのセルのスループットを示す。ここで、丸印の点線は、本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法を採用するときの曲線を表し、四角印の実線は、従来の物理層シグナリングの伝送方法を採用するときの曲線を表す。図9から分かるように、同じユーザ移動速度の場合、従来の方法を採用するときと比べると、本発明に係る物理層シグナリングの伝送方法を採用するとき、より高いセルのスループットを得ることができ、そして、ユーザの移動速度が遅ければ遅いほど、本発明の実施例に係る方法により得られるスループットのゲインが大きくなる。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
また、上記の実施形態に対する説明から、当業者は、ソフトウェアに、必要な汎用ハードウェアプラットフォームを加えるという方式の助けを借りて本発明が実現できることが、明確に分かることができる。勿論、ハードウェアにより実現することもできる。但し、前者は、より好ましい実施形態である場合が多い。このような理解に基づいて、本発明の解決手段の本質的部分、あるいは先行技術に対する貢献をもたらす部分は、ソフトウェア製品の形式で反映することができる。このコンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータ機器(パソコン、サーバまたはネットワーク機器などであってよい)に本発明の各実施例に係る方法を実行させるための若干の指令を含む。
当業者にとって理解できるものとして、実施例の装置におけるモジュールは、実施例の説明に従って、実施例の装置に配置してもよく、相応に変更して、本実施例と異なる1つまたは複数の装置に位置してもよい。上記の実施例のモジュールは、1つのモジュールとして結合してもよく、複数のサブモジュールにさらに分割してもよい。

Claims (18)

  1. 基地局(eNB)が物理層シグナリングを送信する方法であって、
    各ユーザのそれぞれに対して、1つのタイマーを設けて、各ユーザのタイマー周期をそれぞれ決定し、
    各ユーザ自身のタイマー周期をそれぞれ各ユーザへ通知し、
    ユーザスケジューリングを行った後、あるユーザがスケジューリングされた場合、スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定し、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるとき、物理下り制御チャネル(PDCCH)により、物理層シグナリングを該ユーザへ送信して、該ユーザのタイマーを起動または再起動する、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記各ユーザ自身のタイマー周期をそれぞれ各ユーザへ通知することは、
    上位層シグナリングまたは物理層シグナリングによって、各ユーザ自身のタイマー周期をそれぞれ各ユーザへ通知する、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定することは、
    該ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、
    該ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、
    該ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、該ユーザのタイマーが終了したかどうかを判断し、
    該ユーザのタイマーが終了したとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、
    該ユーザのタイマーが終了していないとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定する、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定することは、
    該ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、
    該ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶し、
    該ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、さらに、該ユーザのタイマーが終了したかどうかを判断し、
    該ユーザのスケジューリングが初めてではない一方、該ユーザのタイマーが終了したとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶し、
    該ユーザのスケジューリングが初めてではなく、かつ、該ユーザのタイマーが終了していないとき、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうを決定することは、
    該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とにおける変調符号化方式(MCS)、リソース割り当て結果、復調基準信号(DM−RS)ポート割り当て結果、およびデータストリームの数(Rank)情報のうちの少なくとも1つを比較し、比較結果が同じである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定し、比較結果が同じではない場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する、
    ことを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定することは、
    該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較して、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とが近いかどうかを判断し、近い場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定し、近くない場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する、
    ことを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. PDSCHにより、あるユーザへデータを送信した後、該ユーザからフィードバックされたACKまたはNACKを検出し、該ユーザからフィードバックされたACKを受信した場合、該ユーザが既にデータを正確に受信したと決定し、ユーザからフィードバックされたNACKを受信した場合、該ユーザがデータを正確に受信しなかったと決定し、ユーザからフィードバックされたACKも受信しなければ、ユーザからフィードバックされたNACKも受信しなかった場合、ユーザがデータを正確に受信しなかったと決定する、
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. ユーザがデータを正確に受信しなかったと決定する場合、データの再送を行う、
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. ユーザ端末が物理層シグナリングを受信する方法であって、
    1つのタイマーを設けて、基地局(eNB)からの通知により、タイマー周期を決定し、
    物理下り制御チャネル(PDCCH)を検出して、検出されたPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、物理下り共有チャネル(PDSCH)に対して受信検出を行う、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  10. 前記eNBからの通知により、タイマー周期を決定することは、
    上位層シグナリングまたは物理層シグナリングにおけるeNBの指示に従って、自局のタイマー周期を決定する、
    ことを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記検出されたPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、PDSCHに対して受信検出を行うことは、
    自局のPDCCHを検出し、
    自局のPDCCHが検出された場合、タイマーを起動または再起動し、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングを記憶して、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行い、
    自局のPDCCHが検出されなかった場合、自局のタイマーを読み取って、タイマーが終了したかどうかを判断し、
    タイマーが終了したとき、PDSCHに対して受信検出を行う必要がなく、
    タイマーが終了していないとき、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行う、
    ことを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行うことは、自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、巡回冗長検査(CRC)検出を行い、CRC検出の結果が正しい場合、ACKをeNBへフィードバックし、CRC検出の結果が誤っている場合、NACKをeNBへフィードバックする、ことを含み、
    前記自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して受信検出を行うことは、自局で記憶された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、CRC検出を行い、CRC検出の結果が正しい場合、ACKをeNBへフィードバックする、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 基地局(eNB)であって、
    各タイマーがそれぞれ1つのユーザに対応する少なくとも1つのタイマーと、
    ユーザスケジューリングを行うユーザスケジューリングモジュールと、
    ユーザスケジューリングモジュールからのユーザスケジューリング結果を受信し、あるユーザがスケジューリングされた場合、スケジューリング結果と該ユーザに対して設けられたタイマーの計時結果とに基づいて、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する制御モジュールと、
    物理層シグナリングをあるユーザへ送信する必要がある場合、物理下り制御チャネル(PDCCH)により、物理層シグナリングを該ユーザへ送信して、該ユーザの対応するタイマーを起動または再起動する物理層シグナリング伝送モジュールと、
    を含むことを特徴とするeNB。
  14. 前記制御モジュールは、
    ユーザスケジューリングモジュールからのユーザスケジューリング結果を受信するユーザスケジューリング結果受信サブモジュールと、
    受信されたユーザスケジューリング結果に基づいて、ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定する第1判断サブモジュールと、
    ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、該ユーザのタイマーの計時が終了したかどうかを判断し、該ユーザのタイマーの計時が終了したとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定し、該ユーザのタイマーの計時が終了していないとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要がないと決定する第2判断サブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項13に記載のeNB。
  15. 前記制御モジュールは、
    ユーザスケジューリングモジュールからのユーザスケジューリング結果を受信するユーザスケジューリング結果受信サブモジュールと、
    受信されたユーザスケジューリング結果に基づいて、ユーザのスケジューリングが初めてであるかどうかを判断し、ユーザのスケジューリングが初めてである場合、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する第1判断サブモジュールと、
    ユーザのスケジューリングが初めてではない場合、該ユーザのタイマーの計時が終了したかどうかを判断し、該ユーザのタイマーの計時が終了したとき、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があると決定して、スケジューリング結果を記憶する第2判断サブモジュールと、
    ユーザのスケジューリングが初めてではなく、かつ、該ユーザのタイマーの計時が終了していないとき、該ユーザの現在のスケジューリング結果と自局で記憶された該ユーザの以前のスケジューリング結果とを比較することで、物理層シグナリングを該ユーザへ送信する必要があるかどうかを決定する第3判断サブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項13に記載のeNB。
  16. ユーザ端末であって、
    基地局(eNB)からタイマー周期が設定されるタイマー、物理下り制御チャネル(PDCCH)復号化モジュールおよび物理下り共有チャネル(PDSCH)復号化モジュールを含み、ここで、
    PDCCH復号化モジュールは、自局のPDCCHを検出し、
    PDSCH復号化モジュールは、検出された自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングと自局のタイマーの計時結果とに基づいて、PDSCHに対して受信検出を行う、
    ことを特徴とするユーザ端末。
  17. 前記PDCCH復号化モジュールは、
    PDCCHに対してブライン復号化を行うことにより、自局のPDCCHを検出するPDCCH復号化サブモジュールと、
    PDCCH復号化サブモジュールにより自局のPDCCHが検出された後、タイマーを起動または再起動するタイマー制御サブモジュールと、
    自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングを記憶する物理層シグナリング記憶サブモジュールと、
    PDCCH復号化サブモジュールにより自局のPDCCHが検出された場合、PDCCH復号化サブモジュールにより検出された自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングを、PDSCH復号化モジュールに送信する一方、PDCCH復号化サブモジュールにより自局のPDCCHが検出されなかった場合、物理層シグナリング記憶サブモジュールで記憶された物理層シグナリングを、PDSCH復号化モジュールに送信する物理層シグナリング出力サブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項16に記載のユーザ端末。
  18. 前記PDSCH復号化モジュールは、
    タイマーの計時が終了していない場合、PDCCH復号化モジュールから受信された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、巡回冗長検査(CRC)検出を行うPDSCH復号化サブモジュールと、
    CRC検出の結果が正しい場合、ACKをeNBへフィードバックし、PDSCH復号化サブモジュールが、PDCCH復号化サブモジュールにより検出された自局のPDCCHで搭載された物理層シグナリングの指示に従って、相応のPDSCHに対して、CRC検出を行って、かつCRC検出の結果が誤っている場合、NACKをeNBへフィードバックするHARQフィードバックサブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項16に記載のユーザ端末。
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