JP5898706B2 - How to assemble door panels with elevator window glass - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、エレベータの乗場ドア又はかごドアに用いられる窓ガラス付きドアパネルの組み立て方法に関する。 Embodiments of the present invention relate to a method for assembling a door panel with a window glass used for a landing door or a car door of an elevator.
近年、エレベータでは、乗場ドア並びにかごドアに窓ガラス付きのドアパネルを採用したものが普及している。この種の窓ガラス付きのドアパネルでは、かごの中から外が見えるために開放感があり、また、外部からかご内部の様子がわかるので、防犯上の効果も得られる。 In recent years, elevators that employ door panels with window glass have become widespread as landing doors and car doors. This kind of door panel with window glass has a sense of openness because the outside can be seen from the inside of the car, and the inside of the car can be seen from the outside, so that a crime prevention effect can also be obtained.
窓ガラス付きのドアパネルは、本体パネルに窓穴を設けるとともに、この窓穴に窓ガラスを固定する部材を介して取り付ける必要があることから、窓の無い従来のドアパネルに比べると、部品点数も増え、組立工程も複雑になる。 A door panel with a window glass has a window hole in the main body panel, and it is necessary to attach it through a member that fixes the window glass to the window hole, so the number of parts increases compared to a conventional door panel without a window. The assembly process is also complicated.
このようなことから、窓ガラス付きのドアパネルを効率良く組み立てられるように、従来から様々な改良が行われている。例えば、特許文献1に記載された窓ガラス付きドアパネルでは、窓ガラスの固定にウレタン系或いはシリコン系の弾性接着剤を用いている。
For these reasons, various improvements have been made so far in order to efficiently assemble a door panel with a window glass. For example, in the door panel with a window glass described in
ここで、図6は、従来の一般的な窓ガラス付きドアパネルの構造を示す断面図である。 Here, FIG. 6 is a cross-sectional view showing a structure of a conventional general door panel with window glass.
この図6において、参照番号1は、ドアパネルの本体をなす本体パネルを示し、参照番号2は窓ガラスを示している。従来の窓ガラス付きドアパネルでは、本体パネル1の裏面には、縦補強部材3が接着により固定されている。この縦補強部材3には、ガラス押さえ部材4が接着固定されている。窓ガラス2のフランジ部2aにはズレ防止ゴム5が装着され、本体パネル1の裏面には両面粘着テープ6が貼り付けられている。窓ガラス2は、両面粘着テープ6を介在させてガラス押さえ部材4によって保持されている。
In FIG. 6,
このような窓ガラス付きのドアパネルでは、本体パネル1の表面と窓ガラス2の表面が面一な状態、すなわち同一平面上にないと、意匠上の美観の面から好ましくない。そこで、従来は、本体パネル1の表面と窓ガラス2の表面が面一となるように、両面粘着テープ6の貼り付け枚数で調整している。
In such a door panel with a window glass, if the surface of the
しかしながら、ドアパネルの種類によっては、本体パネル1やガラス押さえ部材4を構成している型材の肉厚が異なってくる。また、型材の表面仕上げや塗装の種別によっても肉厚寸法は変動することがある。このため、本体パネル1の表面と窓ガラス2の表面を面一にするためには、肉厚寸法の変動に応じて、貼り付ける両面粘着テープ6の枚数を変えることによってその都度調整する必要があった。
However, depending on the type of the door panel, the thickness of the mold material constituting the
このような両面粘着テープ6の貼り付け枚数による調整は、微妙な調整のために習熟が要求され作業時間がかかり、作業者の負担となっていた。
また、窓ガラス2の前後方向位置の最小調整代は、1枚の両面粘着テープ6の厚さに依存するため、どんなに調整しても、本体パネル1の表面と窓ガラス2の表面との間に微少な段差が発生する可能性があった。
Such adjustment based on the number of the double-sided
In addition, since the minimum adjustment allowance for the position in the front-rear direction of the
本発明は、前記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであって、作業者に習熟を要求することなく、簡易な作業によって面一調整に必要な作業時間の短縮が図れ、しかもより高精度に窓ガラスの面一調整作業を実施することが可能になるようにしたエレベータの窓ガラス付きドアパネルの組み立て方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art, and can reduce the work time required for the flush adjustment by simple work without requiring the operator to learn. It is an object of the present invention to provide a method for assembling a door panel with a window glass of an elevator that can perform the flushing adjustment operation of the window glass with high accuracy.
前記の目的を達成するために、本発明は、窓ガラスが取り付けられる窓穴を有する本体パネルと、前記本体パネルの裏面で前記窓穴の左右両側に固定される縦補強部材と、前記縦補強部材に固定され本体パネルの裏面とで前記窓ガラスのフランジ部を挟持するガラス押さえ部材と、を備え、常温下又は加熱下で可塑性または弾性を有する樹脂材料からなり、組立時に変形することにより、前記窓ガラスの表面と前記本体パネルの表面とが同一平面上になるように調整する面一調整部材を前記窓ガラスのフランジ部と前記本体パネルの裏面との間に設けたエレベータの窓ガラス付きドアパネルの組み立て方法であって、
面一調整の基準面を上面に有する定盤を用い、
前記定盤の前記基準面に前記本体パネルの表面が接するように当該本体パネルを載せるとともに、前記本体パネルの裏面において前記窓穴の周囲に軟化した状態の前記面一調整部材を配置し、
前記面一調整部材の上に前記窓ガラスのフランジ部が載るようにして前記窓ガラスを前記本体パネルに載せ、
前記窓ガラスの表面が前記定盤の基準面に接した後に、前記面一調整部材の硬化処理を行うことを特徴とするものである。
In order to achieve the above object, the present invention provides a main body panel having a window hole to which a window glass is attached, a vertical reinforcing member fixed to the left and right sides of the window hole on the back surface of the main body panel, and the vertical reinforcement. A glass pressing member fixed to the member and sandwiching the flange portion of the window glass with the back surface of the main body panel, and made of a resin material having plasticity or elasticity at room temperature or under heating, and deformed during assembly, With an elevator window glass provided with a surface adjustment member for adjusting the surface of the window glass and the surface of the main body panel to be on the same plane between the flange portion of the window glass and the rear surface of the main body panel A method for assembling a door panel,
Using a surface plate with a reference surface for flush adjustment on the top surface,
While placing the main body panel so that the surface of the main body panel is in contact with the reference surface of the surface plate, the surface adjustment member in a softened state around the window hole on the back surface of the main body panel,
Place the window glass on the main body panel so that the flange portion of the window glass is placed on the flush adjustment member,
After the surface of the window glass comes into contact with the reference surface of the surface plate, the surface adjustment member is cured .
また、本発明は、上記エレベータの窓ガラス付きドアパネルの組み立て方法であって、面一調整の基準面を上面に有する定盤を用い、前記定盤の前記基準面に前記本体パネルの表面が接するように当該本体パネルを載せるとともに、前記本体パネルの裏面において前記窓穴の周囲に軟化した状態の前記面一調整部材を配置し、前記面一調整部材の上に前記窓ガラスのフランジ部が載るようにして前記窓ガラスを前記本体パネルに載せ、前記窓ガラスの表面が前記定盤の基準面に接した後に、前記面一調整部材の硬化処理を行うことを特徴とするものである。 The present invention is also a method for assembling the door panel with window glass of the elevator, wherein a surface plate having a reference surface for level adjustment is provided on the upper surface, and the surface of the main body panel is in contact with the reference surface of the surface plate. And placing the body panel in a softened state around the window hole on the back surface of the body panel, and the flange portion of the window glass is placed on the body surface adjustment member. Thus, the window glass is placed on the main body panel, and after the surface of the window glass is in contact with the reference surface of the surface plate, the surface adjustment member is cured.
以下、本発明によるエレベータの窓ガラス付きドアパネルの組み立て方法の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
第1実施形態
図1は、この窓ガラス付きドアパネルが適用されたエレベータ乗場を示す図である。図2は、本発明の第1実施形態によるエレベータの窓ガラス付きドアパネル横断面を示す図である。
Hereinafter, an embodiment of a method for assembling a door panel with window glass of an elevator according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
1st Embodiment FIG. 1: is a figure which shows the elevator hall to which this door panel with a window glass was applied. FIG. 2 is a cross-sectional view showing a door panel with window glass of an elevator according to the first embodiment of the present invention.
図2において、エレベータの乗場7には、両開き構造の乗場ドアとしてドアパネル10a、10bが設置されている。このドアパネル10a、10bには、透明なガラスからなる窓ガラス12が設けられている。参照番号8は、乗場呼び装置を示し、9は乗場呼びボタンである。
In FIG. 2,
次に、図1において、参照番号12は、窓ガラス付きドアパネル10で用いられる透明な窓ガラスを示している。参照番号14は、窓ガラス付きドアパネル10の本体を構成する本体パネルを示している。この実施形態のガラス窓付きドアパネル10では、本体パネル14には、窓穴15が大きく開口している。また、本体パネル14の裏面には、窓穴15の左右両側に横断面コ字形の型材からなる縦補強部材16a、16bが接着材により固定されている。この縦補強部材16a、16bには、Z字形に屈曲した型材からなるガラス押さえ部材18が接着材により固定されている。
Next, in FIG. 1, the
窓ガラス12の外周部には、肉厚の薄くなっているフランジ部12aが形成されている。本体パネル14の裏面と、窓ガラス板12のフランジ部12aの間では、窓穴15の周囲全体に亘るようには熱硬化樹脂材料からなる面一調整部材22が配置されている。この実施形態の場合、窓ガラス12のフランジ部12aには、断面コ字形のゴムなどの弾性材料からなるズレ防止部材20が装着されており、このズレ防止部材20をガラス押さえ部材18と面一調整部材22の間に介装し、窓ガラス12はしっかりとズレないように保持されている。
A
面一調整部材22は、本体パネル14の表面と窓ガラス12の表面との間に段差が生じることなく、本体パネル14の表面と窓ガラス12の表面とが同一平面上にあるように、窓ガラス12の前後方向の位置を調整するための部材である。本明細書においては、このような窓ガラス12の位置調整を面一調整という。なお、この図1では、すでに面一調整がなされた後のドアパネル10の横断面を示している。
The
この第1実施形態の場合、面一調整部材22は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタンなどの熱硬化性樹脂を材料としている。これらの熱硬化性樹脂は、常温下では弾性や可塑性、あるいは流動性を有している材料であるが、加熱による化学反応で固化し、一度固化してしまうと加熱しても溶融しない性質をもっている樹脂材料である。
In the case of the first embodiment, the
次に、図3並びに図4を参照しながら、窓ガラス12の面一調整作業との関連において窓ガラス付きドアパネルを組み立てる工程について説明する。
図3は、窓ガラス12を本体パネル14に取り付ける前の状態を示している。この図3において、参照番号24は、窓ガラス12の面一調整およびパネル組み立てに使用する定盤を示している。この定盤24では、その上面が高精度の平面度をもつ面一調整の基準面になっている。
Next, with reference to FIGS. 3 and 4, a process of assembling a door panel with a window glass in relation to the flushing adjustment operation of the
FIG. 3 shows a state before the
本体パネル14の裏面には、縦補強部材16a、16bを接着材で固定しておく。さらに本体パネル14の裏面では窓穴15の周囲に沿って面一調整部材22を配置しておく。このとき、面一調整部材22の厚さ寸法は、本体パネル14の表面と窓ガラス12の表面とが面一になったときの図4に示す面一調整部材22の厚さ寸法よりも大きくなるように設定されている。
The longitudinal reinforcing
次に、図3において、本体パネル14を定盤24の上面に載せた状態で、さらに面一調整部材22の上にフランジ部12aが載るように窓ガラス12を置く。
Next, in FIG. 3, with the
この実施形態では、面一調整部材22は常温では力を受けると塑性変形あるいは弾性変形する性質をもっている熱硬化性樹脂を材料に用いている。このため、窓ガラス12は、その自重によって面一調整部材を押し伸ばすように変形させながら位置が下がっていく。
In this embodiment, the
最終的に図4に示されるように、窓ガラス12の表面が定盤24の上面に当接すると窓ガラス12はこの位置で位置決めされる。この状態では、本体パネル14の表面と、窓ガラス12の表面はともに定盤24の面一調整の基準面に当接しているので、本体パネル14の表面と窓ガラス12の表面は自ずと面一の状態に調整されることになる。
Finally, as shown in FIG. 4, when the surface of the
次いで、図示しないヒータなどの加熱手段を用いて、面一調整部材22を加熱する。これにより、その材料の熱硬化性樹脂は硬化し、定盤24を取り除いても本体パネル14の表面と窓ガラス12の表面とが面一になっている位置関係は保たれることになる。その後、ガラス押さえ部材18を縦補強部材16a、16bにねじで締結し、窓ガラス12をズレ防止部材20を介してガラス押さえ部材18で押さえて固定すればよい。
Next, the
このようにして、熱硬化性樹脂材料からなる面一調整部材22と定盤24を用い、窓ガラス12の自重による熱硬化性樹脂材料の塑性変形あるいは弾性変形を利用してきわめて簡易に面一調整作業を行うことができる。この面一調整作業には、両面粘着テープの貼り付け枚数による従来の面一調整と比べると、作業者の習熟度の違いによる影響もなく、だれでも精度良く確実に行え、しかも、調整作業時間の短縮化も図ることができる。
In this manner, the
以上説明した実施形態では、面一調整部材22の素材として、常温では軟らかく加熱すると硬化する熱硬化性樹脂を用いているが、素材としては、この種の熱硬化性樹脂に限定されるものではない。熱硬化性樹脂以外には、光硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を材料に用いることが可能である。
In the embodiment described above, a thermosetting resin that is cured softly at room temperature is used as the material of the
このうち、熱可塑性樹脂は、常温下では固体であるが、加熱することによって可塑性や弾性あるいは流動性を有するようになる樹脂材料である。面一調整部材22に適用する熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアミドなど多くの樹脂を適用可能である。
Among these, the thermoplastic resin is a resin material that is solid at room temperature but becomes plastic, elastic, or fluid when heated. As the thermoplastic resin applied to the
この熱可塑性樹脂を面一調整部材22の材料に利用する場合には、図3において、図示しないヒータなどの加熱手段によって面一調整部材22を加熱し、あらかじめ軟化した状態にしておく。この軟化した状態の面一調整部材22を本体パネル14の窓穴15の周囲に配置しておく。このとき、面一調整部材22の厚さ寸法は、本体パネル1の表面とガラス板2の表面とが面一になったときの面一調整部材22の厚さ寸法よりも大きくなるように設定されているのは熱硬化性樹脂の場合と同様である。
When this thermoplastic resin is used as the material of the
その後、窓ガラス12を載せると、窓ガラス12はその自重によって面一調整部材22を押し伸ばすように変形させながら位置が下がっていく。窓ガラス12の表面が定盤24の上面に当接すると、窓ガラス12はこの位置で位置決めされる。この状態では、図4に示されるように、本体パネル14の表面と、窓ガラス12の表面はともに定盤24の基準面に当接しているので、本体パネル14の表面と窓ガラス12は面一の状態になる。常温環境では、面一調整部材22の材料である加熱可塑性樹脂はやがて硬化していくため、面一調整は完了し、熱硬化性樹脂の場合と異なり、組み立て工程でのヒータによる加熱も不要となり、作業時間を大きく短縮化させることができる。
After that, when the
次に、面一調整部材の素材22に光硬化性樹脂を適用する例について説明する。
Next, an example in which a photocurable resin is applied to the
光硬化性樹脂は、常温下では液状であったり可塑性があるが、特定波長領域の光を照射することによって硬化する性質をもつ樹脂である。 A photocurable resin is a resin that is liquid or plastic at normal temperature but has a property of being cured by irradiation with light in a specific wavelength region.
面一調整部材22に適用可能な光硬化性樹脂の代表的なものとしては、紫外線を照射することで硬化する紫外線硬化樹脂がある。これ以外にも可視光領域の光を照射することで硬化する可視光硬化性樹脂がある。
As a typical photocurable resin applicable to the
この光硬化性樹脂を面一調整部材22の素材とする場合には、あらかじめ軟化した状態の光硬化性樹脂からなる面一調整部材22を本体パネル14の窓穴15の周囲に配置しておく。このとき、面一調整部材22の厚さ寸法は、本体パネル14の表面と窓ガラス12の表面とが面一になったときの面一調整部材22の厚さ寸法よりも大きくなるように設定されているのは熱硬化性樹脂の場合と同様である。
When this photocurable resin is used as the material of the
その後、窓ガラス12を載せると、窓ガラス12はその自重によって面一調整部材22を押し伸ばすように変形させながら下がっていく。窓ガラス12の表面が定盤24の上面に当接すると窓ガラス12はこの位置で位置決めされる。この状態では、図4に示されるように、本体パネル14の表面と、窓ガラス12の表面はともに定盤24の基準面に当接しているので、本体パネル14の表面と窓ガラス12は面一の状態になる。
Thereafter, when the
次いで、光硬化性樹脂の硬化に有効な波長の光源を備えた図示しない光照射装置を用いて、面一調整部材22に光を照射すると、その材料の熱硬化性樹脂は硬化し、定盤24を取り除いても面一の位置関係は保たれることになる。その後、ガラス押さえ部材18を縦補強部材16a、16bにねじで締結し、窓ガラス12をガラス押さえ部材18で押さえて固定する。
Next, when light is applied to the
このような光硬化性樹脂を面一調整部材22に利用した場合には、熱硬化性樹脂と異なり硬化させるための熱源が不要となるため、本体パネル14などの部品に対して熱による変形、変質の危険性を回避できる利点がある。
When such a photo-curing resin is used for the
第2実施形態
次に、本発明の第2の実施形態について、図5を参照しながら説明する。
この第2実施形態は、面一調整部材22の材料に常温下では流動性のある液体に近い性質を有する熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂を用いた実施の形態である。この硬化性樹脂材料は、スポイトのような注入器具30に入れて、この注入器具30を用いて取り扱われる。
Second embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
The second embodiment is an embodiment in which a thermosetting resin or a photocurable resin having a property close to a fluid fluid at normal temperature is used as the material of the
図5において、本体パネル14の裏面には、縦補強部材16a、16bを接着材で固定しておき、本体パネル14の表面側を下にしてこの本体パネル14を定盤24の上に載せる。そして、窓ガラス12の表面が定盤24に接触するように、窓穴15に合わせるようにして窓ガラス12を定盤24の上に載せる。
In FIG. 5, the longitudinal reinforcing
この状態では、本体パネル14の表面と、窓ガラス12の表面はともに定盤24の面一調整の基準面に当接しているので、本体パネル14の表面と窓ガラス12とは面一の状態になる。もっとも、この段階では面一調整部材32がないのでまだ仮の面一状態である。
In this state, since the surface of the
そこで、図5に示されるように、窓ガラス12のフランジ部12aと本体パネル14の裏面との間できる隙間に、注入器具30を使って面一調整部材32の材料である硬化性樹脂材料を注入し、窓穴15の周囲全体に亘って注入を行う。
Therefore, as shown in FIG. 5, a curable resin material, which is a material of the
窓ガラス12のフランジ部12aと本体パネル14の裏面との間できる隙間を硬化性樹脂材料で完全に満たしたら硬化させる。光硬化性樹脂の場合は所定の波長の光を照射し、熱硬化性樹脂の場合はヒータなどで加熱することになる。
When the gap formed between the
硬化処理が終われば、定盤24を取り除いても本体パネル14の表面と窓ガラス12との面一の位置関係は硬化した面一調整部材32によって保たれることになる。その後、ガラス押さえ部材18を縦補強部材16a、16bにねじで締結し、窓ガラス12をズレ防止部材20を介してガラス押さえ部材18で押さえて組み立てを続ける。
When the curing process is completed, even if the
以上のような第2実施形態によれば、面一調整部材32の材料に熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂の常温下で流動性のある液体に近い材料を用い、定盤24によって面一状態が確保された状態で面一調整部材32の設置位置の隙間に注入器具30を用いて隙間に注入している。これによって、隙間に注入すべき硬化樹脂材料は必要最小限の分量のみで足りるので、コスト低減効果が期待できる。
According to the second embodiment as described above, the material of the
以上、本発明に係るエレベータのガラス窓付ドアパネルについて、好適な実施形態を挙げて説明したが、これらの実施形態は、例示として挙げたもので、発明の範囲の制限を意図するものではない。もちろん、明細書に記載された新規な装置、方法およびシステムは、様々な形態で実施され得るものであり、さらに、本発明の主旨から逸脱しない範囲において、種々の省略、置換、変更が可能である。請求項およびそれらの均等物の範囲は、発明の主旨の範囲内で実施形態あるいはその改良物をカバーすることを意図している。 As mentioned above, although the preferred embodiment was mentioned and demonstrated about the door panel with the glass window of the elevator which concerns on this invention, these embodiment was mentioned as an illustration and does not intend the restriction | limiting of the scope of the invention. Of course, the novel apparatus, method and system described in the specification can be implemented in various forms, and various omissions, substitutions and changes can be made without departing from the spirit of the present invention. is there. The claims and their equivalents are intended to cover the embodiments or improvements thereof within the spirit of the invention.
10…ドアパネル、12…窓ガラス、14…本体パネル、15…窓穴、16a、16b…縦補強部材、18…ガラス押さえ部材、20…ズレ防止部材、22…面一調整部材、24…定盤、30…注入器具
DESCRIPTION OF
Claims (2)
面一調整の基準面を上面に有する定盤を用い、
前記定盤の前記基準面に前記本体パネルの表面が接するように当該本体パネルを載せるとともに、前記本体パネルの裏面において前記窓穴の周囲に軟化した状態の前記面一調整部材を配置し、
前記面一調整部材の上に前記窓ガラスのフランジ部が載るようにして前記窓ガラスを前記本体パネルに載せ、
前記窓ガラスの表面が前記定盤の基準面に接した後に、前記面一調整部材の硬化処理を行うことを特徴とするエレベータの窓ガラス付きドアパネルの組み立て方法。 The window glass includes a main body panel having a window hole to which a window glass is attached, a vertical reinforcing member fixed to the left and right sides of the window hole on the back surface of the main body panel, and a back surface of the main body panel fixed to the vertical reinforcing member. A glass pressing member that sandwiches the flange portion of the glass plate, and is made of a resin material having plasticity or elasticity at room temperature or under heating, and is deformed during assembly so that the surface of the window glass and the surface of the main body panel are An assembly method of a door panel with a window glass of an elevator provided with a flush adjustment member for adjusting to be on the same plane between the flange portion of the window glass and the back surface of the main body panel,
Using a surface plate with a reference surface for flush adjustment on the top surface,
While placing the main body panel so that the surface of the main body panel is in contact with the reference surface of the surface plate, the surface adjustment member in a softened state around the window hole on the back surface of the main body panel,
Place the window glass on the main body panel so that the flange portion of the window glass is placed on the flush adjustment member,
A method of assembling a door panel with window glass for an elevator, wherein the surface adjustment member is cured after the surface of the window glass comes into contact with a reference surface of the surface plate.
面一調整の基準面を上面に有する定盤を用い、
前記定盤の前記基準面に前記本体パネルの表面が接するように当該本体パネルを載せるとともに、前記窓ガラスの表面が前記定盤の基準面に接するように前記窓ガラスを前記本体パネルに載せ、
前記本体パネルの前記窓穴の周囲の裏面と前記窓ガラスのフランジ部との間の隙間に、注入器具を用いて常温下で流動性を有する前記面一調整部材としての硬化性樹脂材料を充填し、
充填後に前記硬化性樹脂材料の硬化処理を行うことを特徴とするエレベータの窓ガラス付きドアパネルの組み立て方法。 The window glass includes a main body panel having a window hole to which a window glass is attached, a vertical reinforcing member fixed to the left and right sides of the window hole on the back surface of the main body panel, and a back surface of the main body panel fixed to the vertical reinforcing member. A glass pressing member that sandwiches the flange portion of the glass plate, and is made of a resin material having plasticity or elasticity at room temperature or under heating, and is deformed during assembly so that the surface of the window glass and the surface of the main body panel are An assembly method of a door panel with a window glass of an elevator provided with a flush adjustment member for adjusting to be on the same plane between the flange portion of the window glass and the back surface of the main body panel,
Using a surface plate with a reference surface for flush adjustment on the top surface,
The main body panel is placed so that the surface of the main body panel is in contact with the reference surface of the surface plate, and the window glass is placed on the main body panel so that the surface of the window glass is in contact with the reference surface of the surface plate,
Filling the gap between the back surface around the window hole of the main body panel and the flange portion of the window glass with a curable resin material as the flush adjustment member having fluidity at room temperature using an injection device And
A method for assembling a door panel with window glass of an elevator, wherein the curing treatment of the curable resin material is performed after filling.
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