JP5895825B2 - 画像形成装置および画像形成装置制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置制御方法に関し、特に、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を効率良く行う技術に関する。
画像形成装置において各種動作はCPU(Central Processing Unit)等の制御部により制御されている。そして、この制御部は、インストールされているオペレーティングシステム(Operating System)またはファームウェア等に基づいて、画像形成装置の制御プログラムに従って、画像形成装置を構成する各部を制御して、各種の演算処理を行うことによって、画像形成装置を統括的に制御する。
ところで、外部のコンピュータにインストールされたワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを用いて印刷用データを作り、この印刷用データを画像形成装置に送って印刷することが一般的である。
この場合に、画像形成装置にも、コンピュータと同じワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト等をインストールしておいて、印刷用データを修正できると便利である。
しかし、画像形成装置の各種ハードウェア資源を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェアを動作させるオペレーティングシステムは、ワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを動作させるオペレーティングシステムのインストールとは別であることが多い。すなわち、コンピュータ用のワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトは、画像形成装置のオペレーティングシステム上では動作しないことになる。
このため、画像形成装置のオペレーティングシステムでエミュレータを動作させ、このエミュレータ上で、コンピュータと同じオペレーティングシステムをゲストオペレーティングシステムとして動作させて、ワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトをインストールする手法が取られることがある。
なお、オペレーティングシステムのインストールに関しては、以下の特許文献に各種の提案がなされている。
特開2002−278769号公報 特開2007−249673号公報
以上の特許文献1では、ネットワーク上に、オペレーティングシステムがインストール済みの第1コンピュータ、オペレーティングシステムが未インストールの第2コンピュータがある場合に、第1コンピュータが第2コンピュータにオペレーティングシステムの自動インストールを実行する手法が提案されている。
この場合、第2コンピュータではオペレーティングシステムのインストールは自動で行われるものの、第1コンピュータに接続されているオペレーティングシステムインストール済みの複数のハードディスクの内、任意の1個のハードディスクを第2コンピュータのハードディスクに複製しているだけである。よって、第2コンピュータにインストールされるオペレーティングシステムは第1コンピュータ内にあらかじめ用意された設定のオペレーティングシステムのみであり、第2コンピュータのために最適な設定はなされていない。
一方、以上の特許文献2では、複数のオペレーティングを選択的に使用可能なマルチブートコンピュータにおいて、第1のオペレーティングでプリンタドライバのインストーラを用いると、第2オペレーティングシステム以降でも自動的にプリンタドライバのインストールが行われる手法が提案されている。
これは、第2オペレーティングシステム以降の種類に応じてインストールするドライバの選択をしているだけであり、ドライバのインストールに第1オペレーティングシステムが管理する情報を用いているわけではない。また、異なるオペレーティングシステムのインストールそのものについては何ら改善されない。
なお、単一の装置において複数のオペレーティングシステムを自動でインストールすることについては知られているが、予め決められた設定でインストールを行なうだけである。そのため、第2オペレーティングシステム、あるいは、それ以降のオペレーティングシステムについては、インストールした後に、設定をし直す必要があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、第1オペレーティングシステムとは別の2番目以降のオペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を効率良く行うことが可能な画像形成装置および画像形成装置制御方法を実現することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決する本発明は、以下の通りである。
(1)ハードウェア資源を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェアを第1オペレーティングシステムにより動作させる画像形成装置、または、この画像形成装置を制御する画像形成装置制御方法であって、前記装置制御ファームウェアは、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、前記第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステム用に出力する機能を有する、ことを特徴とする。
(2)上記(1)において、前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、前記第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステム用に出力する、ことを特徴とする。
(3)上記(1)において、前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、該第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の操作画面において入力する機能を有する、ことを特徴とする。
(4)上記(1)において、前記装置制御ファームウェアは、前記第1オペレーティングシステムの操作画面中に前記第2オペレーティングシステムの操作画面を表示し、前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、前記第2オペレーティングシステムの操作画面の近傍であって前記第1オペレーティングシステムの操作画面中に表示する、ことを特徴とする。
(5)上記(1)において、前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、用紙に画像形成して出力する、ことを特徴とする。
(6)上記(1)において、前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、画像形成装置以外の機器に送信する、ことを特徴とする。
(7)上記(1)−(6)において、前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストールを実行し、該第2オペレーティングシステムのインストールが完了したことを検知すると、前記第2オペレーティングシステムにおける環境設定を行う、ことを特徴とする。
(8)上記(1)−(7)において、前記装置制御ファームウェアは、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報のうちで、該装置制御ファームウェアが管理する情報を、前記第2オペレーティングシステム用に出力する、ことを特徴とする。
(9)上記(1)−(8)において、前記装置制御ファームウェアは、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報のうちで、該装置制御ファームウェアにおいてログインされているユーザ権限の範囲内の情報を、前記第2オペレーティングシステム用に出力する、ことを特徴とする。
(10)上記(1)−(9)において、前記第1オペレーティングシステムはホストオペレーティングシステムとして、ハードウェア資源を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェアを動作させ、前記第2オペレーティングシステムは前記ホストオペレーティングシステム上で動作するゲストオペレーティングシステムとしてアプリケーションプログラムを動作させる、ことを特徴とする。
本発明によると、以下のような効果が得られる。
(1)この発明では、ハードウェア資源を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェアを第1オペレーティングシステムにより動作させる画像形成装置において、装置制御ファームウェアは、第1オペレーティングシステムが保有する情報を、第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステム用に出力する機能を有するため、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を効率良く行うことが可能になる。
(2)この発明では、上記(1)において、装置制御ファームウェアは、第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、第1オペレーティングシステムが保有する情報を、第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステム用に出力するため、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を適切に効率良く行うことが可能になる。
(3)この発明では、上記(1)において、装置制御ファームウェアは、第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、第1オペレーティングシステムが保有する情報を、該第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の操作画面において入力する機能を有するため、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を自動的に効率良く行うことが可能になる。
(4)この発明では、上記(1)において、装置制御ファームウェアは、第1オペレーティングシステムの操作画面中に第2オペレーティングシステムの操作画面を表示し、第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、第1オペレーティングシステムが保有する情報を、第2オペレーティングシステムの操作画面の近傍であって第1オペレーティングシステムの操作画面中に表示するため、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を適切に効率良く行うことが可能になる。
(5)この発明では、上記(1)において、装置制御ファームウェアは、第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、第1オペレーティングシステムが保有する情報を、用紙に画像形成して出力するため、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を適切に効率良く行うことが可能になる。
(6)この発明では、上記(1)において、装置制御ファームウェアは、第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、第1オペレーティングシステムが保有する情報を、画像形成装置以外の機器に送信するため、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を適切に効率良く行うことが可能になる。
(7)この発明では、上記(1)−(6)において、装置制御ファームウェアは、第2オペレーティングシステムのインストールを実行し、該第2オペレーティングシステムのインストールが完了したことを検知すると、第2オペレーティングシステムにおける環境設定(例えば、各種ドライバの設定、ユーザアカウントの設定)を行うため、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールに加え、該第2オペレーティングシステムの環境設定を適切に効率良く行うことが可能になる。
(8)この発明では、上記(1)−(7)において、装置制御ファームウェアは、第1オペレーティングシステムが保有する情報のうちで、該装置制御ファームウェアが管理する情報を、第2オペレーティングシステム用に出力するため、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を適切に効率良く行うことが可能になる。
(9)この発明では、上記(1)−(8)において、装置制御ファームウェアは、第1オペレーティングシステムが保有する情報のうちで、該装置制御ファームウェアにおいてログインされているユーザ権限の範囲内の情報を、第2オペレーティングシステム用に出力するため、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を、ユーザ権限の範囲内で、適切に効率良く行うことが可能になる。
(10)この発明では、上記(1)−(9)において、第1オペレーティングシステムはホストオペレーティングシステムとして、ハードウェア資源を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェアを動作させ、第2オペレーティングシステムホストオペレーティングシステム上で動作するゲストオペレーティングシステムとしてアプリケーションプログラムを動作させるため、それぞれのオペレーティングシステム上での処理が相手側のオペレーティングシステム上での処理に影響を与えることがなく、安定した状態で、画像形成とアプリケーションプログラムとを実行することが可能になる。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作時の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作時の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作時の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作時の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作時の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
〈画像形成装置の構成(1)〉
ここでは、画像形成装置100の構成について、インストール済みの第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステムのインストールまたは環境設定を効率良く行う技術に関連して説明する。よって、画像形成装置100として一般的な機構部分については説明を省略する。
図1に示される画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)等により構成されてオペレーティングシステム上の装置制御ファームウェアに基づいて画像形成装置100内の各部を制御したりアプリケーションプログラムの動作を制御する制御部101と、各種ネットワークを介して他の装置と通信するための通信部102と、液晶表示部やタッチパネル、マウス、キーボード等により構成されて利用者に対する表示と操作入力の受け付けを行う操作部105と、画像形成装置100で取り扱う画像データを不揮発性の記憶装置であるハードディスク装置(HDD;Hard Disk Drive)等に蓄積したりアプリケーションプログラムのデータ等を挿抜可能な記憶部(USBメモリ等)に記憶するデータ蓄積部130と、画像データに対して圧縮伸長処理やRIP処理など各種画像処理を施す画像処理部150と、電子写真方式などにより画像形成出力を実行するプリントエンジンとしての画像形成部160と、を備えて構成されている。
なお、以下の説明において、オペレーティングシステム(Operating System)を、単に「OS」と記載する。
また、制御部101は、プロセッサ等の電子機器部分であるハードウェア1011と、後述する各種動作の基盤となるべくハードウェア1011上で動作する第1OS(OS#1)としてのホストOS1012と、ハードウェア資源(ハードウェア1011、通信部102、操作部105、データ蓄積部130、画像処理部150、画像形成部160等)を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェア1013と、を備えた状態を基本状態として構成されている。
そして、本実施形態による第2OSのインストールがなされることにより、コンピュータを仮想化して仮想ハードウェア上で第2OSとしてのゲストOSを実行できるようにするソフトウェアであるエミュレータ1014と、エミュレータ1014により仮想化された仮想ハードウェアにインストールされて動作する第2OS(OS#2)としてのゲストOS1015と、ゲストOS1015上で動作するアプリケーションプログラム1016と、を備えて構成されている。
この構成において、アプリケーションプログラム1016は、画像形成装置100をプリンタとして使用する図示されない外部のコンピュータにおいてインストールされているものと同種の、ワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト等である。
また、この構成において、ゲストOS1015は、上述したアプリケーションプログラム1016をインストール可能な、外部のコンピュータにおいてインストールされているものと同種のOSである。
このため、画像形成装置100のホストOS1012が、画像形成装置100をプリンタとして使用する図示されない外部のコンピュータにおいてインストールされているOSと異なるOSであっても、画像形成装置100においてワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト等のデータの編集が可能になる。
なお、この図1における制御部101は、ホストOS1012上で実行されるゲストOS1015とアプリケーションプログラム1016を模式的に表したものであり、アプリケーションプログラム1016として、同時に複数のアプリケーションプログラムを動作させても良い。
また、この図1における制御部101では、仮想化数を1としてホストOS1012上で1つのゲストOS1015を動作させるようにしているが、仮想化数は1に限定されるものではなく、2以上として複数のゲストOSをインストールしてもよい。
また、この実施形態では、ホストOS1012(OS#1)が第1オペレーティングシステムであり、ゲストOS1015(OS#2)が第2オペレーティングシステムである。このホストOS1012としては、画像形成装置100の動作や制御を安定した状態で、リセット等をすることなく長期間動作可能に実現できるOSであることが望ましく、一般のコンピュータで使用されるアプリケーションプログラムが動作することは必須ではない。一方、ゲストOS1015としては、画像形成装置100の動作や制御とは別であるため、一般のコンピュータで使用されるアプリケーションプログラムをインストールして動作可能であることが望ましい。以上のことから、ホストOS1012とゲストOS1015とは、別のOSである可能性が高くなる。
〈画像形成装置の動作(1)〉
ここで、本実施形態の構成(1)の画像形成装置における画像形成の動作(1)として、画像形成装置100にゲストOS1015をインストールする際にアシストを行う動作や処理手順について、図3のフローチャート、図4−図7の画面説明図を参照して説明する。なお、画像形成装置100にゲストOS1015をインストールする際の動作や処理手順が、画像形成装置制御方法である。
なお、以下の説明では、プログラム,ソフトウェア,ファームウェアをメモリ上にロードして実行することを、単に実行すると言うことにする。
まず、前提として、画像形成装置100にはホストOS1012がインストールされており、このホストOS1012上で装置制御ファームウェア1013が画像形成装置100としての各種の設定を行っている。例えば、装置制御ファームウェア1013は、初期設定時に、図4の設定画面105G1において、画面表示言語、音声通知言語などの設定を、ログインしている操作者により受け付けている(図4の105G1a2における、105G1a3と105G1a4)。ここでは、画面表示言語として「日本語」が選択され、音声通知言語は「オフ」に設定された状態の設定画面105G1の一例を示している。
また、図示されない設定としては、操作部105のキーボード/タッチパネルの種別、OSのライセンスキー、ユーザアカウント名とパスワード、日付、時刻、タイムゾーンなどがある。そして、これらの設定情報は、ホストOS1012が保有する。このような状態で、例えば、制御部101がデータ蓄積部130に画像データを蓄積する際には、装置制御ファームウェア1013の働きにより、画像データの蓄積時のタイムスタンプが管理されることになる。
また、以下の説明は、画像形成装置100にゲストOS1015をインストールする際にアシストを行う動作や処理手順であり、ゲストOS1015のインストール前の段階では、図2のブロック図に示されるように、制御部101はハードウェア1011とホストOS1012と装置制御ファームウェア1013で構成されている状態である。
ここで、画像形成装置100の操作部105において、既にインストールされているホストOS1012とは別のOSとしてゲストOS1015をインストールする指示が、操作者からなされたとする(図3中のステップS101)。
ここで、装置制御ファームウェア1013は、インストールの指示がなされたゲストOS1015が、本実施形態のインストール時のアシスト対応になっているOSであるかを確認する(図3中のステップS102)。
インストール時のアシスト対応とは、ゲストOS1015をインストールする際に必要になるインストール手順を、ゲストOS1015の種類やバージョン毎に予め記憶しておいて、ゲストOS1015のインストーラ(インストールプログラム)を改変することなく、装置制御ファームウェア1013側でゲストOS1015のインストールを自動的あるいは半自動的に実行できるようにした状態を意味する。
インストールの指示がなされたゲストOS1015が、インストール時のアシスト対応になっていなければ(図3中のステップS103でNO)、この処理を終了し(図3中のエンド)、操作者の手動入力によるゲストOS1015の通常のインストールを実行する。
一方、インストールの指示がなされたゲストOS1015が、インストール時のアシスト対応であれば(図3中のステップS103でYES)、装置制御ファームウェア1013はエミュレータ1014をインストールした上で、該エミュレータ1014上でゲストOS1015のインストーラを起動する(図3中のステップS104)。これにより、ゲストOS1015のインストーラがインストール処理を開始する(図3中のステップS201)。
ここで、装置制御ファームウェア1013は、エミュレータ1014上のゲストOS1015のインストーラとVNC(Virtual Network Computing)接続によるリモートデスクトップを構築する(図3中のステップS105、S202)。なお、VNCとは、ネットワークに繋がった他のコンピュータの画面を遠隔操作する機能である。この実施形態の場合には、ホストOS1012上の装置制御ファームウェア1013がゲストOS1015のインストーラの操作画面を取得し(図3中のステップS106)、装置制御ファームウェア1013がゲストOS1015のインストーラを遠隔操作することになる。
図5は操作部105の操作画面105G2において、装置制御ファームウェア1013としてVNC接続画面105G21の中に、ゲストOS1015のインストール画面105G22が表示された状態を示している。この場合、装置制御ファームウェア1013がインストール画面105G22中の「次へ」を押下するようにして、装置制御ファームウェア1013がゲストOS1015のインストーラを遠隔操作することになる。実際には、装置制御ファームウェア1013がゲストOS1015のインストール画面105G22で「次へ」を押下する情報を、ゲストOS1015のインストーラに送信することで、ゲストOS1015のインストーラ側では「次へ」が押下されるように操作された状態になる。
なお、ゲストOS1015のインストール時(図3中のステップS203)においては、ファイルコピーなどインストール所要時間が変動する部分が存在するため、ゲストOS1015のインストーラの操作画面を取得した装置制御ファームウェア1013が、予め保持している操作画面データと比較することで、インストールの進捗状況を識別する(図3中のステップS107)。すなわち、装置制御ファームウェア1013は、ゲストOS1015のインストーラの操作画面により、インストールの進捗状況や後述する情報入力の必要を、インストールの完了に至るまで繰り返す(図3中のステップS114)。
ここで、ゲストOS1015のインストーラにおいて設定項目に対して情報入力が必要な操作画面になると(図3中のステップS204、図6)、ゲストOS1015のインストーラは設定項目の選択や入力を待機する(図3中のステップS205)。この図6では、使用場所(使用国)、使用言語、タイムゾーン、入力デバイスについての設定項目が表示されたインストール画面105G22を示している。
ゲストOS1015のインストール画面105G22を取得した装置制御ファームウェア1013は、予め保持している操作画面データと比較することで、ゲストOS1015のインストーラにおいて設定項目に対して情報入力が必要な操作画面であることを認識する(図3中のステップS108でYES)。
ゲストOS1015のインストーラの操作画面を取得した装置制御ファームウェア1013は、予め保持している操作画面データ(ゲストOS1015のインストール中の各種状態の画面データ)と、取得した操作画面データとを比較することで、ゲストOS1015のインストーラにおいて情報入力が必要な設定項目(使用場所(使用国)、使用言語、タイムゾーン、入力デバイス)を認識し、装置制御ファームウェア1013が管理する情報、あるいは、ホストOS1012が保有する情報の中から、該当する情報を取得あるいは抽出する(図3中のステップS109)。
該当する情報を取得できない場合(図3中のステップS110でNO)、装置制御ファームウェア1013がその設定項目の情報入力を操作者に促し、操作者が手動で操作画面105G2中のインストール画面105G22に入力する(図3中のステップS112)。
該当する情報を取得できた場合(図3中のステップS110でYES)、装置制御ファームウェア1013は取得した情報をゲストOS1015のインストーラで必要な情報に変換し(図3中のステップS111)、装置制御ファームウェア1013がゲストOS1015のインストール画面105G22に情報の入力,選択,設定を行うべく、必要な情報をゲストOS1015のインストーラに送信する(図3中のステップS113)。
なお、装置制御ファームウェア1013やホストOS1012で「設置場所:東京都八王子市」などと設定された情報が存在する場合には、この情報を装置制御ファームウェア1013が変換して、ゲストOS1015のインストール画面105G22で必要とされる「使用場所:日本」、「タイムゾーン:札幌、東京、大阪(UTC+9)」に変換して、ゲストOS1015のインストールに送信する。同様に、装置制御ファームウェア1013やホストOS1012で「接続装置情報:操作部=タッチパネル(日本語)」などと設定された情報が存在する場合には、この情報を装置制御ファームウェア1013が変換して、ゲストOS1015のインストール画面105G22で必要とされる「入力デバイス:日本語タッチパネル」に変換して、ゲストOS1015のインストールに送信する。
このようにして、装置制御ファームウェア1013がゲストOS1015のインストール画面105G22で必要な情報をゲストOS1015のインストーラに送信することで、ゲストOS1015のインストーラ側では必要な情報が設定や選択や入力された状態になる(図3中のステップS206)。
図7は、ゲストOS1015のインストーラにおいて設定項目に対して情報入力が必要な操作画面(図6)において、装置制御ファームウェア1013から送信された情報により、設定項目の設定や選択や入力がなされた状態を示している。
装置制御ファームウェア1013は、以上の処理(ゲストOS1015のインストール画面105G22の進捗状況識別、必要な情報の取得と送信(入力))を、ゲストOS1015のインストール画面105G22が終了画面(図示せず)になるまで繰り返す(図3中のステップS114)。なお、装置制御ファームウェア1013は、予め保持しているゲストOS1015のインストール中の各種状態の画面データと、ゲストOS1015のインストール画面105G22の画面データとを比較することで、ゲストOS1015のインストール完了を判断する。
そして、装置制御ファームウェア1013は、ゲストOS1015のインストールが完了(図3中のステップS207でYES)したことを検出した場合(図3中のステップS114でYES)、装置制御ファームウェア1013が管理する情報、あるいは、ホストOS1012が保有する情報を参照して、ゲストOS1015においてプリントを可能とするためのプリンタドライバの設定や、ゲストOS1015にアクセスするためのユーザアカウントの設定(すなわち、環境設定)を行う(図3中のステップS115、S208)。
ここでは、既にゲストOS1015のインストールが完了しており任意のプログラムを実行可能であることから、ゲストOS1015の環境設定用アプリケーションをゲストOS1015上で実行することで行うことで行うか、あるいは、ゲストOS1015のインストール時と同様に装置制御ファームウェア1013のアシストによる自動入力で行う。
装置制御ファームウェア1013のアシストによりゲストOS1015の環境設定を行うのであれば、ホストOS1012とゲストOS1015とは異なるOSであるので、装置制御ファームウェア1013が関連する情報を抽出し、ゲストOS1015側で要求する形式に変換したうえで、設定を行えば良い。
なお、ゲストOS1015上でのアプリケーションプログラム1016のインストールについては、一般的な事項であるため、説明を省略する。
以上の実施形態によると、第1オペレーティングシステムとしてのホストOS1012とは別の第2オペレーティングシステムであるゲストOS1015のインストールまたは環境設定を、自動的に効率良く行うことが可能になる。
なお、以上の処理において、装置制御ファームウェア1013は、ホストOS1012が保有する情報や装置制御ファームウェア1013が管理する情報のうちで、装置制御ファームウェア1013においてログインされているユーザ(図4−図7の具体例では「ID0001」のユーザ)権限の範囲内の情報を、ゲストOS1015のインストーラに出力する。このため、ホストOS1012とは別のゲストOS1015のインストールまたは環境設定を、ユーザ権限の範囲内で、適切に効率良く行うことが可能になる。また、ログインされていないユーザに関連する情報は、ホストOS1012からゲストOS1015のインストーラに伝わらないため、情報管理が適切に行われる。なお、管理者権限を有するユーザがログインしている状態では、その管理者により管理される下級ユーザの情報も含めてホストOS1012からゲストOS1015のインストーラに送信されるため、効率的なインストールが実現される。
〈画像形成装置の動作(2)〉
ここで、本実施形態の動作(2)として、画像形成装置100にゲストOS1015をインストールする際にアシストを行う動作や処理手順について、図8のフローチャート、図9の画面説明図を参照して説明する。なお、画像形成装置100にゲストOS1015をインストールする際の動作や処理手順が、画像形成装置制御方法である。
なお、この動作(2)について、図8のフローチャートでは、図3のフローチャートと同一処理については同一ステップ番号を付して、重複した説明を省略することにする。
以上の実施形態の動作(1)では、装置制御ファームウェア1013がゲストOS1015のインストーラに対して必要な情報を自動入力していたが(図3中のステップS113)、この動作(2)では自動入力の代わりに、情報表示あるいは情報提示を行うことを特徴とする。
すなわち、第2オペレーティングシステムとしてのゲストOS1015のインストール又は環境設定の際に必要とされる(図8中のステップS204,S205)情報であって、第1オペレーティングシステムとしてのホストOS1012が保有する情報や装置制御ファームウェア1013が管理する情報を、操作画面105G2中のゲストOS1015のインストール画面105G22の近傍であって装置制御ファームウェア1013による操作画面105G21中に表示する(図8中のステップS113’、図9中のインストールアシスト表示105G21a)。
図9の操作画面105G2では、ゲストOS1015のインストール画面105G22において、使用場所、使用言語、タイムゾーン、入力デバイスの設定が要求される状態である。
ここで、ゲストOS1015のインストーラの操作画面を取得した装置制御ファームウェア1013は、予め保持している操作画面データ(ゲストOS1015のインストール中の各種状態の画面データ)と、取得した操作画面データ(図8中のステップS106)とを比較することで、ゲストOS1015のインストーラにおいて情報入力が必要な設定項目(使用場所(使用国)、使用言語、タイムゾーン、入力デバイス)を認識する(図8中のステップS108)。そして、装置制御ファームウェア1013は、装置制御ファームウェア1013が管理する情報、あるいは、ホストOS1012が保有する情報の中から、該当する情報を取得あるいは抽出する(図8中のステップS109)。そして、装置制御ファームウェア1013は、取得あるいは抽出した情報を、必要に応じてゲストOS1015側で要求する形式に変換して(図8中のステップS111)、操作画面105G2中のゲストOS1015のインストール画面105G22の近傍であって装置制御ファームウェア1013による操作画面105G21中にアシスト表示105G21aとしてに表示する(図8中のステップS113’)。
そして、このアシスト表示105G21aを参照した操作者が、ゲストOS1015のインストール画面において必要な設定や選択を行う(図8中のステップS206’)。
以上のように、ゲストOS1015のインストール画面に必要とされる情報を、装置制御ファームウェア1013が、操作画面105G2中のゲストOS1015のインストール画面105G22の近傍であって装置制御ファームウェア1013による操作画面105G21中に表示することで、第1オペレーティングシステムとしてのホストOS1012とは別の第2オペレーティングシステムであるゲストOS1015のインストールまたは環境設定を、効率良く行うことが可能になる。
〈画像形成装置の動作(3)〉
ここで、本実施形態の動作(3)として、画像形成装置100にゲストOS1015をインストールする際にアシストを行う動作や処理手順について、図10のフローチャートを参照して説明する。なお、画像形成装置100にゲストOS1015をインストールする際の動作や処理手順が、画像形成装置制御方法である。
なお、この動作(3)について、図10のフローチャートでは、図3や図8のフローチャートと同一処理については同一ステップ番号を付して、重複した説明を省略することにする。
以上の実施形態の動作(1)では必要な情報を自動入力しており(図3中のステップS113)、以上の実施形態の動作(2)では必要な情報を操作画面にアシスト表示していたが(図8中のステップS113’)、この動作(3)では情報を外部出力することを特徴とする。
すなわち、第2オペレーティングシステムとしてのゲストOS1015のインストール又は環境設定の際に必要とされる(図10中のステップS204,S205)情報であって、第1オペレーティングシステムとしてのホストOS1012が保有する情報や装置制御ファームウェア1013が管理する情報を、外部に出力する(図10中のステップS113”)。
ここで、外部に出力とは、画像形成装置100でのゲストOS1015のインストールに役立つように、操作者が参照可能な状態に情報を置くことを意味する。
例えば、画像形成装置100の画像形成部160により、ゲストOS1015のインストールに必要な情報を、要求されるタイミングで用紙に印刷して出力することが望ましい。
また、例えば、操作者が所持する携帯端末に対して、ゲストOS1015のインストールに必要な情報を、要求されるタイミングで、通信部102を介して送信することが望ましい。操作者が所持する携帯端末に対する送信としては、微弱な電波や赤外線を用いた直接的な送信、ネットワークによる電子メールを介した送信、などが挙げられる。なお、このように操作者が所持する携帯端末に情報を送信する場合には、操作者が所持する携帯端末を、装置制御ファームウェア1013に対して事前に登録しておくことが望ましい。
〈画像形成装置の動作(4)〉
以上の動作(1)〜(3)では、装置制御ファームウェア1013がゲストOS1015のインストール画面を参照して、ゲストOS1015のインストールに必要な情報を送信していたが、これに限定されるものではない。
ここで、本実施形態の動作(4)として、画像形成装置100にゲストOS1015をインストールする際にアシストを行う動作(4)として、図11のフローチャートを参照して説明する。なお、画像形成装置100にゲストOS1015をインストールする際の動作や処理手順が、画像形成装置制御方法である。
ここでは、ゲストOS1015のインストーラについて、インストール時に必要な設定項目の情報を、装置制御ファームウェア1013やホストOS1012に対して要求するように、予め標準的な状態から改変しておく。
ここで、画像形成装置100の操作部105において、既にインストールされているホストOS1012とは別のOSとしてゲストOS1015をインストールする指示が、操作者からなされたとする(図11中のステップS301)。ここで、装置制御ファームウェア1013は、インストールの指示がなされたゲストOS1015が、本実施形態のインストール時のアシスト対応になっているOSであるかを確認する(図11中のステップS302)。
インストール時のアシスト対応とは、ゲストOS1015をインストールする際に必要になる情報を、ゲストOS1015のインストーラが装置制御ファームウェア1013やホストOS1012に要求するようにして、ゲストOS1015のインストールを自動的あるいは半自動的に実行できるようにした状態を意味する。
インストールの指示がなされたゲストOS1015が、インストール時のアシスト対応になっていなければ(図11中のステップS303でNO)、この処理を終了し(図11中のエンド)、操作者の手動入力によるゲストOS1015の通常のインストールを実行する。
該当する情報を取得できない場合(図11中のステップS405でNO)、ゲストOS1015のインストーラはその設定項目の情報入力を操作者に促し、操作者が手動で入力する(図11中のステップS407)。
そして、ゲストOS1015のインストーラは、以上のようなゲストOS1015のインストールを、インストールの完了に至るまで繰り返す(図11中のステップS408)。
また、ゲストOS1015のインストールが完了(図11中のステップS408でYES)したら、必要に応じて環境設定を行う(図11中のステップS409)。この環境設定についても、ゲストOS1015側から、装置制御ファームウェア1013やホストOS1012に必要な情報を要求する形で行う。
この場合には、情報や設定が必要になった時点でゲストOS1015側から、必要な情報や設定を装置制御ファームウェア1013やホストOS1012側に要求するため、要求タイミングや要求内容が確実に伝わることになり、確実かつ効率的なゲストOS1015のインストールが可能になる。
〈画像形成装置の動作(5)〉
以上の各動作説明では、操作部105に各種表示を行うようにしていたが、これに限定されるものではない。
例えば、動作(1)において、装置制御ファームウェア1013がゲストOS1015のインストーラに対して必要な情報を自動入力する場合には、操作部105の表示を行わない、あるいは、外部PCの画面に表示する、といった変形も可能である。
また、動作(2)や動作(3)では、必要な情報をアシスト表示をする場合にだけ、操作部105や外部への出力を行い、それ以外は操作部105に表示を行わない、といった変形も可能である。
すなわち、動作(1)〜(3)において、装置制御ファームウェア1013の制御により、ゲストOS1015のインストールに必要な情報が利用可能になる範囲で、各種の変形が可能である。
100 画像形成装置
101 制御部
102 通信部
105 操作部
130 データ蓄積部
150 画像処理部
160 画像形成部
1011 ハードウェア
1012 ホストオペレーティングシステム
1013 装置制御ファームウェア
1014 エミュレータ
1015 ゲストオペレーティングシステム
1016 アプリケーションプログラム

Claims (20)

  1. ハードウェア資源を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェアを第1オペレーティングシステムにより動作させる画像形成装置であって、
    前記装置制御ファームウェアは、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、前記第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステム用に出力する機能を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、前記第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステム用に出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、該第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の操作画面において入力する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記装置制御ファームウェアは、
    前記第1オペレーティングシステムの操作画面中に前記第2オペレーティングシステムの操作画面を表示し、
    前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、前記第2オペレーティングシステムの操作画面の近傍であって前記第1オペレーティングシステムの操作画面中に表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、用紙に画像形成して出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、画像形成装置以外の機器に送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記装置制御ファームウェアは、前記第2オペレーティングシステムのインストールを実行し、該第2オペレーティングシステムのインストールが完了したことを検知すると、前記第2オペレーティングシステムにおける環境設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1−6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記装置制御ファームウェアは、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報のうちで、該装置制御ファームウェアが管理する情報を、前記第2オペレーティングシステム用に出力する、
    ことを特徴とする請求項1−7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記装置制御ファームウェアは、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報のうちで、該装置制御ファームウェアにおいてログインされているユーザ権限の範囲内の情報を、前記第2オペレーティングシステム用に出力する、
    ことを特徴とする請求項1−8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1オペレーティングシステムはホストオペレーティングシステムとして、ハードウェア資源を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェアを動作させ、
    前記第2オペレーティングシステムは前記ホストオペレーティングシステム上で動作するゲストオペレーティングシステムとしてアプリケーションプログラムを動作させる、
    ことを特徴とする請求項1−9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. ハードウェア資源を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェアを第1オペレーティングシステムにより動作させる画像形成装置を制御する画像形成装置制御方法であって、
    前記装置制御ファームウェアは、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、前記第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステム用に出力する機能を有する、
    ことを特徴とする画像形成装置制御方法。
  12. 前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、前記第1オペレーティングシステムとは別の第2オペレーティングシステム用に出力する、
    ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置制御方法。
  13. 前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、該第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の操作画面において入力する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置制御方法。
  14. 前記第1オペレーティングシステムの操作画面中に前記第2オペレーティングシステムの操作画面を表示し、
    前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、前記第2オペレーティングシステムの操作画面の近傍であって前記第1オペレーティングシステムの操作画面中に表示する、
    ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置制御方法。
  15. 前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、用紙に画像形成して出力する、
    ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置制御方法。
  16. 前記第2オペレーティングシステムのインストール又は環境設定の際に必要とされる情報であって、前記第1オペレーティングシステムが保有する情報を、画像形成装置以外の機器に送信する、
    ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置制御方法。
  17. 前記第2オペレーティングシステムのインストールを実行し、該第2オペレーティングシステムのインストールが完了したことを検知すると、前記第2オペレーティングシステムにおける環境設定を行う、
    ことを特徴とする請求項11−16のいずれか一項に記載の画像形成装置制御方法。
  18. 前記第1オペレーティングシステムが保有する情報のうちで、該装置制御ファームウェアが管理する情報を、前記第2オペレーティングシステム用に出力する、
    ことを特徴とする請求項11−17のいずれか一項に記載の画像形成装置制御方法。
  19. 前記第1オペレーティングシステムが保有する情報のうちで、該装置制御ファームウェアにおいてログインされているユーザ権限の範囲内の情報を、前記第2オペレーティングシステム用に出力する、
    ことを特徴とする請求項11−18のいずれか一項に記載の画像形成装置制御方法。
  20. 前記第1オペレーティングシステムはホストオペレーティングシステムとして、ハードウェア資源を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウェアを動作させ、
    前記第2オペレーティングシステムは前記ホストオペレーティングシステム上で動作するゲストオペレーティングシステムとしてアプリケーションプログラムを動作させる、
    ことを特徴とする請求項11−19のいずれか一項に記載の画像形成装置制御方法。
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