JP5893557B2 - ラジアルコンプレッサ及びラジアルコンプレッサの製造方法 - Google Patents

ラジアルコンプレッサ及びラジアルコンプレッサの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5893557B2
JP5893557B2 JP2012521965A JP2012521965A JP5893557B2 JP 5893557 B2 JP5893557 B2 JP 5893557B2 JP 2012521965 A JP2012521965 A JP 2012521965A JP 2012521965 A JP2012521965 A JP 2012521965A JP 5893557 B2 JP5893557 B2 JP 5893557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
inlet insert
inlet
radial
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012521965A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013501177A (ja
Inventor
マティアス・アリシュ
イェンス・ベーカー
ライナー・ランツクロン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAN Energy Solutions SE
Original Assignee
MAN Energy Solutions SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAN Energy Solutions SE filed Critical MAN Energy Solutions SE
Publication of JP2013501177A publication Critical patent/JP2013501177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5893557B2 publication Critical patent/JP5893557B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/4206Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/4213Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps suction ports
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D17/00Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
    • F04D17/08Centrifugal pumps
    • F04D17/10Centrifugal pumps for compressing or evacuating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/02Selection of particular materials
    • F04D29/023Selection of particular materials especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2230/00Manufacture
    • F05D2230/20Manufacture essentially without removing material
    • F05D2230/26Manufacture essentially without removing material by rolling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2230/00Manufacture
    • F05D2230/50Building or constructing in particular ways
    • F05D2230/54Building or constructing in particular ways by sheet metal manufacturing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49236Fluid pump or compressor making
    • Y10T29/49243Centrifugal type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明はラジアルコンプレッサ及びラジアルコンプレッサの製造方法に関する。
一段及び多段のラジアルコンプレッサであって、それぞれのラジアルコンプレッサのコンプレッサハウジングのコンプレッサシャフトに一つ又は複数のコンプレッサ羽根車が配置されている一段及び多段のラジアルコンプレッサには、流れをガイドするために、それぞれのラジアルコンプレッサのコンプレッサ羽根車を取り囲んでラジアルコンプレッサの軸方向に層状に又は並べて配置されたステータ部品が設けられており、これらステータ部品はラジアルコンプレッサのステータパッケージを構成している。
ラジアルコンプレッサの第1羽根車段に割り当てられ、場合によってはこれを取り囲むステータ部品は、インレットインサートとも呼ばれ、たとえばインレットコアとして構成することも可能である。
従来技術によると、ラジアルコンプレッサのコンプレッサハウジング内において、例えば気体状流体は、コンプレッサハウジング内に構成され、インレットポートを有することができる流体流入口、及び、インレットインサート内に構成された流体流入路を介して、コンプレッサシャフトにより回転するコンプレッサ羽根車内に導かれ、コンプレッサ羽根車から出て半径方向にディフューザ通路内に送り込まれる。流体は、該ディフューザ通路により、流体導出要素内に構成された流体排出路(最後のコンプレッサ羽根車を介して加速された流体を導出するための螺旋通路又は集合通路)内に導かれる。流体は流体排出路を介して、例えば排出ポートを備えた、コンプレッサハウジング内の流体排出口に導かれ、次のプロセスに送り込まれる。
螺旋通路とは、ラジアルコンプレッサの円周にわたって変化する、又は、断面積が大きくなる通路を指す。これに対して集合室とは、ラジアルコンプレッサの円周にわたって断面積が一定の通路を指す。
米国特許出願公開第2009/060727号明細書 米国特許出願公開第4212585号明細書 独国特許出願公開第102007042529号明細書 独国特許出願公開第102007019884号明細書 国際公開第2007/018529号パンフレット
コンプレッサハウジング内に配置されたインレットインサートは通常は成型部品として製造され、流体流入路は例えば成型芯により製造される。しかしながら成型部品には、リードタイムが長い、及び、製造に必要な型が多くの場合再使用できず、成型部品の製造コストに非常に大きく影響するという点に関して、また、品質に変動がある場合があるという点に関して短所がある。
ここで品質の変動は特に寸法安定性(ここでは特に流体流入路の寸法安定性)及び材料構造に関するものであり、成型部品においては特に気泡により悪影響を受ける可能性がある。気泡はまた、亀裂及び加工問題、又は、すべての成型部品を廃棄する必要につながる可能性もある。
その結果、そのような通常のインレットインサートを備えたラジアルコンプレッサは、そのようなコンプレッサの製造業者にとって、運転確実性又は故障に対する保護対策など、求められる運転特性の保持に関して、及び、合意されたリードタイムの保持に関して問題となる。それにより製造業者にとってそのようなラジアルコンプレッサの製造は高いコストリスクを伴う可能性があり、それが例えば契約違反、調達コスト及び/又は輸送コストの増大などに現れる可能性がある。さらに、そのような通常のラジアルコンプレッサは、標準化に関して、また、それにより製造工程のコスト面での最適化に関して問題である。
本発明の課題は、通常のラジアルコンプレッサに比較してより良い運転特性を有し、より低いコストリスクで製造可能なラジアルコンプレッサを提供することである。本発明の課題はさらに、そのようなラジアルコンプレッサの製造方法を提供することである。
上記の課題は、請求項1に記載のラジアルコンプレッサ及び請求項8に記載の方法により解決される。本発明の発展形は、それぞれの従属請求項により定義される。
本発明の第1の態様によると、ラジアルコンプレッサは、コンプレッサハウジング、このコンプレッサハウジングに回転可能に軸受されたコンプレッサシャフト、このコンプレッサハウジング内でコンプレッサシャフトに配置された少なくとも一つのコンプレッサ羽根車、及びこのコンプレッサハウジング内の流体経路においてラジアルコンプレッサの第1羽根車段に割り当てられ、ラジアルコンプレッサの半径方向及び軸方向に所定の長さで延在するインレットインサートを有している。本発明においてはインレットインサートにより、流体経路内において複数のコンプレッサ羽根車のうちの第1コンプレッサ羽根車に前置され、これに向かって延びる流体流入路が定義され、このときインレットインサートは定義された材料構造を持つ材料により構成されており、また、流体流入路は材料構造の物質凝集を後から空間的に中断して形成されたものとして構成されている。
本発明における定義された材料構造とは、インレットインサート用の出発材料が固体状態にあり、絶対に融解状態にはないことを意味しており、このとき、すべての構造不規則性及び構造規則性の全体が材料構造を形成している。換言すると、流体流入路は特にその全体が特に、有孔でない又は中空でない中実の出発材料から材料粒子を分離することにより製造されるため、作成されたインレットインサートの粒子個数及び体積は出発材料のそれより小さい。
そのような定義されたインレットインサートの材料構造の物質凝集に対して本発明で行うような空間的な中断又は解消は、例えば、分割、切削(例えばフライス加工、ドリル加工、旋盤加工、研磨加工など)、侵食(例えば放電加工、レーザー切断、電子ビーム加工、ガス切断など)などといった分離加工によってのみ行われる。
しかしながら分離法を用いても、例えばCNCフライスマシン、CNC放電加工マシンなど、今日利用可能な例えばCNC(Computer Numerically Controlled:コンピュータ数値制御)マシンは、特に流体流入路にとっても非常な高精度を達成できる。それにより、成型芯を用いた、コスト集約的で長い時間がかかり、品質変動的な流体流入路製造を回避することが可能である。
それにより、本発明により製造されるインレットインサートを有するラジアルコンプレッサは、常に同じ品質又は寸法安定性で製造された流体流入路により、常に所望の、改善された運転特性を有する。例えばそれにより、そのようなラジアルコンプレッサの製造者にとって、リードタイムに起因する及び/又は品質に起因する違約金、及び/又はより高い調達コスト、及び/又はより高い輸送コストに関するリスクが低減されることにより、ラジアルコンプレッサ製造におけるコストリスクが全体的に低減される。
本発明のラジアルコンプレッサの一つの実施形態によると、インレットインサートの材料は加圧成形された材料であり、インレットインサートの材料構造は、加圧成形された材料構造として構成されている。
本発明において加圧成形された材料とは、例えば鍛造材料、冷間圧延材及び熱間圧延材、線引き材料などを指す。そのような材料は市場において半製品として迅速かつ低コストで入手できる。さらに、加圧成形された材料は、エアインクルージョンに関してはより良い材料構造を有しており、それは、加圧成形により、一次成形後にエアインクルージョンが存在しても、鍛造によりある程度はなくされるため、より均一な材料構造が得られるからである。
好ましくはインレットインサートの材料は圧延材、特に金属板であり、その際インレットインサートの材料構造は圧延材構造として構成されている。特に金属板は、市場でさまざまな板厚及び材料品質のものを迅速かつ低コストで入手できる。
本発明のラジアルコンプレッサの一つの実施形態においては、インレットインサートは、ラジアルコンプレッサの軸方向に積み重ねられ、互いに結合された複数のインレットインサート部分から形成されている。好ましくはこれらインレットインサート部分は互いに溶接、はんだ付け、又はボルト留めされる。追加的に、コンプレッサハウジング及び隣接するラジアルコンプレッサの内側部分への適切な接続を設けることもできる。
本発明において複数のインレットインサート部分を層状にする又は積み重ねることの長所として、ラジアルコンプレッサの軸方向におけるインレットインサートの全延長を、インレットインサート部分の、ラジアルコンプレッサの軸方向における複数の厚み寸法又は長さに分割可能であることが挙げられる。そのため、それぞれのインレットインサート部分に使用すべき出発材料は、少なくとも寸法、つまりここでは好ましくはラジアルコンプレッサの軸方向に延在する厚み寸法については、インレットインサートにより全体として与えられる制限又は大きさの最低条件には左右されない。そのためそれぞれのインレットインサート部分の出発材料の基準寸法に関してより高い柔軟性が保証される。
本発明において複数のインレットインサート部分が積み重ねられることにより、例えば、市場で入手可能な板厚が限られているという問題を簡単に解決することができる。換言すると、インレットインサートの厚み寸法が、例えば市場で入手可能な板厚を超える場合は単純に、複数の板(インレットインサート部分)が積み重ねられ、上述のように互いに結合される。流体流入路の幾何学形状は、各板に個別に、又は、層が積み重ねられた状態で複数の板に形成することができる。
本発明においてインレットインサートが複数のインレットインサート部分から成るという構成により、特定のコンプレッサ製品サイズについて標準インレットインサート部分を定義することができるため、少なくともこれらのインレットインサート部分の出発材料、場合によっては完成したインレットインサート部分を貯蔵場所に準備しておくことができる。それにより本発明によるラジアルコンプレッサの標準化度を高めることができ、それにより、製造工程のコスト面での最適化を達成することができる。さらに、特定のインレットインサート部分の貯蔵が可能であるため、顧客の希望に迅速かつフレキシブルに対応することができる。
本発明のラジアルコンプレッサの一つの実施形態においては、流体流入路は複数のインレットインサート部分のうちの少なくとも2つのインレットインサート部分により定義される。
本発明における積み重ねにより、それぞれのインレットインサート部分にとって市場で入手可能な出発材料の厚み寸法が、インレットインサート部分に流体流入路の断面全体を形成するのに不足する場合には、断面を複数のインレットインサート部分に分割することが可能になる。それにより専門家は、流体流入路又はインレットインサートを構成する際に出発材料に関してほぼ制限がないため、最適な構成を実現することができる。
この点において、流体流入路は、その断面のため、また、場合によっては存在する軸方向の進行要素のために、複数のインレットインサート部分により定義できることに注意されたい。
本発明のラジアルコンプレッサの一つの実施形態においては複数のインレットインサート部分のうちの一つのインレットインサート部分内に螺旋空間が構成されており、この螺旋空間は材料構造の物質凝集を後から空間的に中断して形成されたものとして構成されている。
本発明のこの実施形態においては、流体導出要素がインレットインサート内に簡単かつ空間節約的かつ低コストで統合されている。それにより追加的にコスト及び製造費用が低減される。本発明のそのような実施形態が特に適しているのは単段ラジアルコンプレッサであるが、これに限定されるわけではない。
本発明の第2の態様においてラジアルコンプレッサ製造方法は少なくとも以下のステップ;
コンプレッサハウジングを用意するステップと、
コンプレッサシャフトを用意するステップと、
少なくとも一つのコンプレッサ羽根車を用意してこれをコンプレッサシャフトに配置するステップと、
コンプレッサシャフトをコンプレッサハウジングに回転可能に軸受させるステップと、
インレットインサートを用意し、該インレットインサートがラジアルコンプレッサの半径方向及び軸方向に一定の長さで延在して流体流入路を定義するようにするステップと、
インレットインサートがコンプレッサハウジング内の流体経路においてラジアルコンプレッサの第1羽根車段に割り当てられ、流体流入路が流体経路内において複数のコンプレッサ羽根車のうちの第1コンプレッサ羽根車に前置されてこれに向かって延びるように、インレットインサートをコンプレッサハウジング内に配置するステップと、
を有しており、このとき流体流入路は特にその全体が、特に固形物の分離加工によりインレットインサート内に形成される。
本発明における分離加工には、例えば分割及び/又は切削(例えばフライス加工、ドリル加工、旋盤加工、研磨加工など)及び/又は侵食(例えば放電加工、レーザー切断、電子ビーム加工、ガス切断など)が含まれる。
本発明の分離法を用いて、例えばCNCフライスマシン、CNC放電加工マシンなど、今日入手可能なCNCマシンなどを用いて、特に流体流入路にとっても非常に高精度を達成できる。そのため、成型芯を用いた、コスト集約的で長い時間がかかり、品質変動的な流体流入路製造を回避することが可能である。
そのため、本発明により構成されたインレットインサートを有し、本発明の方法により製造されたラジアルコンプレッサは、常に同一の品質又は寸法安定性で製造される流体流入路により、常に所望の、また、改善された運転特性を有する。例えばそれにより、そのようなラジアルコンプレッサの製造者にとって、リードタイムに起因する及び/又は品質に起因する違約金、及び/又はより高い調達コスト、及び/又はより高い輸送コストに関するリスクが低減されることにより、ラジアルコンプレッサ製造におけるコストリスクが全体的に低減される。
本発明の方法の一つの実施形態においてはインレットインサートの出発材料として加圧成形された材料が使用される。
上述のように、本発明において加圧成形された材料とは、例えば鍛造材料、冷間圧延材及び熱間圧延材、線引き材料などを指す。そのような材料は市場において半製品として迅速かつ低コストで入手できる。さらに、加圧成形された材料は、エアインクルージョンに関してはより良い材料構造を示しており、それは、加圧成形により、一次成形後にエアインクルージョンが存在しても、鍛造によりある程度はなくされるため、より均一な材料構造が得られるからである。
好ましくはインレットインサートの出発材料としては圧延材、特に金属板が使用される。特に金属板は、市場でさまざまな板厚及び材料品質のものが迅速かつ低コストで入手できる。
本発明の方法の一つの実施形態においてはインレットインサートの出発材料として有孔でない又は中空でない固い材料が使用される。
換言すると出発材料としては市場で入手可能な適切ないかなる固体材料も使用することができ、それは、流体流入路の全体は、分離加工により後から固形物から形成されるからである。
本発明の方法の一つの実施形態においてはインレットインサートを用意する際、複数の別個のインレットインサート部分は、それらインレットインサート部分がラジアルコンプレッサの軸方向において並べて配置されるように、積み重ねられて互いに結合されており、これらインレットインサート部分は好ましくは互いに溶接、はんだ付け、及び/又はボルト留めされる。
本発明において複数のインレットインサート部分が層状にされる又は積み重ねられることには、インレットインサートのラジアルコンプレッサの軸方向における全長を、インレットインサート部分のラジアルコンプレッサの軸方向において複数の厚み寸法又は長さに分割可能であるという長所がある。そのため、それぞれのインレットインサート部分に使用すべき出発材料は、少なくとも寸法、つまりここでは好ましくはラジアルコンプレッサの軸方向に延在する厚み寸法については、インレットインサート全体として与えられる制限又は大きさの最低条件には左右されない。それによりそれぞれのインレットインサート部分の出発材料の基準寸法に関してより高い柔軟性が保証される。
本発明において複数のインレットインサート部分を積み重ねることにより、例えば市場で入手可能な板厚が限られるという問題が簡単に解決される。換言すると、インレットインサートの厚み寸法が、例えば市場で入手可能な板厚を超える場合、単純に、複数の板(インレットインサート部分)が積み重ねられ、上述のように互いに結合される。流体流入路の幾何学形状は、各板に個別に、又は、層を積み重ねた状態で複数の板に形成することができる。
本発明の、複数のインレットインサート部分から成るインレットインサートの構成により、特定のコンプレッサ製品サイズについて標準インレットインサート部分を定義することができるため、少なくともこれらのインレットインサート部分の出発材料、及び、場合によっては完成したインレットインサート部分を貯蔵場所に準備しておくことができる。それにより、本発明によるラジアルコンプレッサの標準化度を高めることができ、それによりコスト面における製造工程の最適化が達成可能である。さらに、それにより、特定のインレットインサート部分を貯蔵準備しておくことにより、顧客の希望に迅速かつフレキシブルに対応することが可能になる。
本発明の方法の一つの実施形態において、流体流入路は、複数のインレットインサート部分のうちの少なくとも2つのインレットインサート部分により定義されるように形成される。
本発明においては積み重ねを行うため、それぞれのインレットインサート部分の出発材料の、市場で入手可能な厚み寸法が、インレットインサート部分の中に流体流入路の全断面積を形成するのに十分でない場合、その断面積を複数のインレットインサート部分に分割することが可能になる。それにより専門家は、流体流入路又はインレットインサートを構成及び製造する際に出発材料に関してほぼ制限がないため、最適な構成及び製造を実現することができる。
この点において、流体流入路は、その断面積のため、また、場合によっては存在する軸方向の進行要素のために、複数のインレットインサート部分により定義できることに注意されたい。
本発明の方法の一つの実施形態においては、複数のインレットインサート部分のうちの一つのインレットインサート部分内に、分離加工により螺旋空間が形作られる。
本発明のこの実施形態においては、単純かつ空間節約的かつコスト安にインレットインサートに流体導出要素が組み込まれる。それにより追加的にコスト及び製造費用が低減される。本発明のそのような実施形態が特に適しているのは単段ラジアルコンプレッサであるが、これに限定されるわけではない。
本発明の方法の一つの実施形態においては分離加工として切削加工及び/又は侵食加工が用いられる。
流体流入路のように空間的に進行する幾何学形状には、例えばフライス加工、放電加工、レーザー切断、電子ビーム加工、ガス切断といった、CNCマシンを用いて行われる加工法が適している。それにより流体流入路の幾何学形状は、再現可能な品質及び高い寸法精度で高信頼的に作成される。
そのため、本発明の両方の態様の実施形態においては、インレットインサートのための成型部品をそれぞれ、主に切削により少なくとも一つの板又は複数の板から製造された部品に置き換えることが提案される。流れを導く流体流入路を適切な形状にする場合、流体流入路は、一つの板から、又は、板厚が十分でない場合は層状にした複数の板から、切削、及び/又は、侵食、及び/又は、切断(レーザー、電子ビーム、ガス切断)により製造することができる。
層状にした板の場合、これらの板は互いにボルト留め、はんだ付け、又は溶接することができる。これらの板が互いにボルト留めされている場合、そのボルト留めは、全体のステータパッケージのボルト留めの構成部分とすることもできる。
本発明では板を使用できるようにするだけでなく、標準部品体系を構築することも可能である。
本発明は単段ラジアルコンプレッサに限定されるわけではなく、本発明は例えば、バレル型及び水平分割型の多段ラジアルコンプレッサにも適用可能である。
本発明の一つの実施形態において、ラジアルコンプレッサは、シングルシャフトのラジアルコンプレッサである。
以下、本発明について好ましい実施形態及び添付の図面を用いて詳細に説明する。
本発明の一つの実施形態によるラジアルコンプレッサ断面を図式的に示した図である。 本発明の一つの実施形態によるラジアルコンプレッサのインレットインサートの展開図の斜視図である。 図2のインレットインサートの側方展開図である。
以下では図1から図3を参照しながら本発明の実施形態におけるラジアルコンプレッサ1について説明する。
本発明によるラジアルコンプレッサ1は、コンプレッサハウジング10、コンプレッサハウジング10に回転可能に軸受されたコンプレッサシャフト20、コンプレッサハウジング10内においてコンプレッサシャフト20上に配置された少なくとも一つのコンプレッサ羽根車14、コンプレッサハウジング10内の流体経路においてラジアルコンプレッサ1の第1羽根車段に割り当てられたインレットインサート12を有しており、該インレットインサート12は、ラジアルコンプレッサ1の半径方向RR及び軸方向AR(図1及び図3参照)において一定の長さで延在している。
本発明のラジアルコンプレッサ1の運転中に、コンプレッサハウジング10内に構成され、インレットポート(図示されず)を有することもある流体流入口11を介して、及び、インレットインサート12内に構成された流体流入路13を介して、気体状及び/又は液状の流体が、コンプレッサシャフト20により回転するコンプレッサ羽根車14内に導かれ、コンプレッサ羽根車14から出て半径方向にディフューザ通路15へと送り込まれ、該ディフューザ通路15は、流体を、流体導出要素16内に構成された下流側流体排出路16a(螺旋通路又は集合通路)内に導く。
流体は、下流側流体排出路16aを介して、コンプレッサハウジング10内の例えば排出ポート(図示されず)を備えた流体排出口18へと導かれ、次のプロセスに送られる。
図1から分かるように、インレットインサート12内の流体流入路13は流体経路内において第1の(図1に図示された実施形態においては唯一の)コンプレッサ羽根車14に前置されており、この第1コンプレッサ羽根車14に向かって延びている又は延在している。
図2及び図3から分かるように、インレットインサート12は、ラジアルコンプレッサ1の軸方向ARにおいて積み重ねられ、互いに結合された3つのインレットインサート部分12a、12b、12cから形成されており、これらインレットインサート部分は本発明の実施形態においては互いに溶接、はんだ付け、及び/又は、ボルト留めされている(詳細に図示されてはいない)。
図2及び図3から分かるように、流体流入路13は3つすべてのインレットインサート部分12a、12b、12cの、少なくとも一つの壁部分により定義されている。
図2及び図3において右のインレットインサート部分12cには螺旋空間121cの形で流体排出路が構成されている。螺旋空間121cは図1に図示された実施形態の変形として流体排出路を形成しており、インレットインサート部分12cは流体導出要素を形成している。そのような構成は特に単段ラジアルコンプレッサに適している。本発明の実施形態においては、インレットインサート部分12c内に螺旋空間121cを設けないこともでき、その代わりに流体排出路を図1に図示されたように配置することも可能であることに注意されたい。
図2及び図3に図示された本発明の実施形態によると、これらの図において左のインレットインサート部分12aはベベルディスクとして構成されており、これらの図において中央のインレットインサート部分12bはインレットコアとして構成されており、これらの図において右のインレットインサート部分12cは流体導出要素又は螺旋ハウジング要素として構成されている。
インレットインサート12は、定義された材料構造を持つ材料で製造され、つまり、本発明の実施形態においては加圧成形された材料、ここでは特に圧延された金属板で製造されている。換言するとインレットインサート12又はそれぞれのインレットインサート部分12a、12b、12cの材料構造は、加圧成形された材料構造であり、ここでは特に圧延材構造である。
本発明においては流体流入路13及び螺旋空間121cは、インレットインサート12又はそれぞれのインレットインサート部分12a、12b、12cの有孔でない固い出発材料(金属板)に分離加工を施して形作られる。
そのため、流体流入路13及び螺旋空間121cはインレットインサート12の材料構造の物質凝集が後から空間的に中断されて形成されることになる。
したがって、ラジアルコンプレッサ1製造方法のもっとも簡単な形においては以下のステップ;
コンプレッサハウジング10を用意するステップと、
コンプレッサシャフト20を用意するステップと、
少なくとも一つのコンプレッサ羽根車14を用意し、これをコンプレッサシャフト20に配置するステップと、
コンプレッサシャフト20をコンプレッサハウジング10に回転可能に軸受けするステップと、
インレットインサート12を用意し、インレットインサート12がラジアルコンプレッサ1の半径方向RR及び軸方向ARにおいて一定の長さで延在して流体流入路13を定義するようにするステップと、
インレットインサート12がコンプレッサハウジング10内の流体経路内においてラジアルコンプレッサ1の第1羽根車段に割り当てられ、また、流体流入路13が流体経路内において第1コンプレッサ羽根車14に前置されてこれに向かって延びるよう、インレットインサート12をコンプレッサハウジング10内に配置するステップと、
を有し、このとき流体流入路13はインレットインサート12に施された分離加工により形作られる。
本発明の方法の実施形態において、図2及び図3に示されたようにインレットインサート12は、ラジアルコンプレッサ1の軸方向ARにおいて積み重ねられた複数のインレットインサート部分12a、12b、12cから作成することができ、このときこれらインレットインサート部分12a、12b、12cは互いに溶接、はんだ付け、又は、ボルト留めされる。
流体流入路13は、図2及び図3に示されたように、3つすべてのインレットインサート部分12a、12b、12cにより定義されるように形作ることができる。
流体流入路13の幾何学形状は、各インレットインサート部分12a、12b、12cに対して個別に、又は、層状の状態にされたインレットインサート部分12a、12b、12cに対して形作ることができる。螺旋空間121cがある場合は、螺旋空間121cも、インレットインサート部分12a、12b、12cが互いに接合又は積み重ねられる前又は後に、もっとも下流にあるインレットインサート部分12cに分離加工を施すことにより形作ることができる。
分離加工としては好ましくは切削加工及び/又は侵食加工が用いられる。それにより本発明の実施形態において流体流入路13及び場合によっては螺旋空間121cは、例えばフライス加工及び/又は放電加工により、固体の出発材料から加工して得られるか、又は固体の出発材料に対して形作ることができる。
インレットインサート12又はそれぞれのインレットインサート部分12a、12b、12cの出発材料としては加圧成形された材料、好ましくは圧延材、特に金属板を使用することができる。
1 ラジアルコンプレッサ
10 コンプレッサハウジング
11 流体流入口
12 インレットインサート
12a インレットインサート部分
12b インレットインサート部分
12c インレットインサート部分
121c 螺旋空間
13 流体流入路
14 コンプレッサ羽根車
15 ディフューザ通路
16 流体導出要素
16a 流体導出通路
18 流体排出口
20 コンプレッサシャフト

AR 軸方向
RR 半径方向

Claims (9)

  1. ラジアルコンプレッサ(1)であって、コンプレッサハウジング(10)、前記コンプレッサハウジング(10)内に回転可能に軸受されたコンプレッサシャフト(20)、前記コンプレッサハウジング(10)内で前記コンプレッサシャフト(20)に配置された少なくとも一つのコンプレッサ羽根車(14)、及び、前記コンプレッサハウジング(10)内の流体経路内で前記ラジアルコンプレッサ(1)の前記コンプレッサ羽根車のうち最も上流側にあるコンプレッサ羽根車に対応する第1コンプレッサ羽根車段に割り当てられ、前記ラジアルコンプレッサ(1)の半径方向(RR)及び軸方向(AR)において所与の長さで延在するインレットインサート(12)、を有する、ラジアルコンプレッサ(1)において、
    前記インレットインサート(12)により、前記流体経路内のうち、第1コンプレッサ羽根車(14)に前置され、これに向かって延びる流体流入路(13)が定義されること、
    前記インレットインサート(12)が固体状態にある中実の出発材料により構成されていること、及び、
    前記流体流入路(13)が、前記出発材料に形成された流路であり
    前記インレットインサート(12)が、前記ラジアルコンプレッサ(1)の軸方向(AR)に積み重ねられて互いに結合され、前記流体流入路(13)を定義する少なくとも3つのインレットインサート部分(12a、12b、12c)から構成され、
    前記インレットインサート部分(12a、12b、12c)のうちの一つのインレットインサート部分(12c)に螺旋空間(121c)が構成されていること、及び、前記螺旋空間(121c)が、前記出発材料に形成された空間であることを特徴とする、ラジアルコンプレッサ。
  2. 前記インレットインサート(12)の材料が圧延材であること、及び、
    前記インレットインサート(12)の材料構造が圧延材構造として構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のラジアルコンプレッサ。
  3. 前記インレットインサート部分(12a、12b、12c)が互いに溶接、はんだ付け、又はボルト留めされている部分を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のラジアルコンプレッサ。
  4. ラジアルコンプレッサ(1)の製造方法であって、以下のステップ;
    コンプレッサハウジング(10)を用意するステップ、
    コンプレッサシャフト(20)を用意するステップ、
    少なくとも一つのコンプレッサ羽根車(14)を用意するステップ、
    インレットインサート(12)を用意して、これが前記ラジアルコンプレッサ(1)の半径方向(RR)及び軸方向(AR)において一定の長さで延在して流体流入路(13)を定義するようにするステップ、
    前記インレットインサート(12)がコンプレッサハウジング(10)内の流体経路において前記ラジアルコンプレッサ(1)の前記コンプレッサ羽根車のうち最も上流側にあるコンプレッサ羽根車に対応する第1コンプレッサ羽根車段に割り当てられ、前記流体流入路(13)が前記流体経路において第1コンプレッサ羽根車(14)に前置されてこれに向かって延びるように、前記インレットインサート(12)及び前記コンプレッサ羽根車(14)をコンプレッサハウジング(10)内に配置するステップ、及び、
    前記コンプレッサシャフト(20)を前記コンプレッサハウジング(10)内に回転可能に軸受するステップ、
    を有する方法において、
    前記流体流入路(13)が分離加工により前記インレットインサート(12)内に形作られ、
    前記インレットインサート(12)を用意する際に前記流体流入路(13)を定義する少なくとも3つの別個のインレットインサート部分(12a、12b、12c)が層状に積み重ねられて互いに結合されるよう、前記インレットインサート部分(12a、12b、12c)がラジアルコンプレッサ(1)の軸方向(AR)に並んで配置され、
    前記インレットインサート部分(12a、12b、12c)のうちの一つのインレットインサート部分(12c)に、分離加工により螺旋空間(121c)が形作られることを特徴とする、ラジアルコンプレッサ製造方法。
  5. 前記インレットインサート(12)の出発材料として加圧成形された材料が使用されることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  6. 前記インレットインサート(12)の出発材料として圧延材が使用されることを特徴とする、請求項又はに記載の方法。
  7. 前記インレットインサート(12)の出発材料として有孔でない中実の材料が使用されることを特徴とする、請求項4から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記インレットインサート部分(12a、12b、12c)が互いに溶接、はんだ付け、又はボルト留めされることを特徴とする、請求項4から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 分離加工として切削加工及び/又は侵食加工が用いられることを特徴とする、請求項4から8のいずれか一項に記載の方法。
JP2012521965A 2009-07-31 2010-07-21 ラジアルコンプレッサ及びラジアルコンプレッサの製造方法 Expired - Fee Related JP5893557B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102009035575.8 2009-07-31
DE102009035575A DE102009035575A1 (de) 2009-07-31 2009-07-31 Radialkompressor und Verfahren zum Herstellen eines Radialkompressors
PCT/DE2010/050049 WO2011012127A1 (de) 2009-07-31 2010-07-21 Radialkompressor und verfahren zum herstellen eines radialkompressors

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013501177A JP2013501177A (ja) 2013-01-10
JP5893557B2 true JP5893557B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=43063846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012521965A Expired - Fee Related JP5893557B2 (ja) 2009-07-31 2010-07-21 ラジアルコンプレッサ及びラジアルコンプレッサの製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9488189B2 (ja)
EP (1) EP2473742B1 (ja)
JP (1) JP5893557B2 (ja)
CN (1) CN102575686B (ja)
DE (1) DE102009035575A1 (ja)
RU (1) RU2484309C1 (ja)
UA (1) UA105230C2 (ja)
WO (1) WO2011012127A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017208783A1 (de) * 2017-05-24 2018-11-29 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Nachbearbeiten eines Kanals in einem Werkstück

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3103892A (en) * 1960-11-21 1963-09-17 Laval Turbine Pump or the like
US3733145A (en) * 1971-03-04 1973-05-15 Nevsky Mash Vand-type centrifugal machine, mainly, high-pressure compressor
US4007996A (en) * 1976-01-22 1977-02-15 Boone Henry S Turbine engine and pump
SU591616A1 (ru) * 1976-06-04 1978-02-05 Предприятие П/Я А-1665 Центробежный компрессор
US4137006A (en) 1977-01-26 1979-01-30 K B Southern, Inc. Composite horizontally split casing
US4212585A (en) * 1978-01-20 1980-07-15 Northern Research And Engineering Corporation Centrifugal compressor
DE3232326C2 (de) * 1982-08-31 1985-10-03 Klein, Schanzlin & Becker Ag, 6710 Frankenthal Topfgehäuse für Kreiselpumpen
US4676717A (en) * 1985-05-22 1987-06-30 Cummins Atlantic, Inc. Compressor housing having replaceable inlet throat and method for manufacturing compressor housing
JPH01108301U (ja) * 1988-01-13 1989-07-21
DE8912547U1 (de) 1988-12-27 1990-02-01 Oregon Etablissement für Patentverwertung, Mauren Schutzhelm, insbesondere Polizeihelm
US5076758A (en) * 1990-07-18 1991-12-31 Ingersoll-Rand Company Centrifugal pumps
RU2112154C1 (ru) * 1996-08-21 1998-05-27 Григорий Григорьевич Петросян Регулируемый диффузор центробежного компрессора
US20040109760A1 (en) * 2002-12-04 2004-06-10 Jones Daniel W. Method and apparatus for increasing the adiabatic efficiency of a centrifugal compressor
JP3838200B2 (ja) 2003-01-09 2006-10-25 株式会社デンソー 遠心式送風装置
EP1719879B1 (de) * 2005-05-03 2008-01-30 ABB Turbo Systems AG Berstschutzvorrichtung für Radialverdichter
EP1910687B1 (en) * 2005-08-02 2019-01-02 Honeywell International Inc. Variable geometry compressor housing and manufacturing method thereof
DE102007019884A1 (de) * 2007-04-27 2008-11-06 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verdichter für einen Abgasturbolader
US8857053B2 (en) * 2007-08-29 2014-10-14 Caterpillar Inc. Compressor housing remanufacturing method and apparatus
DE102007042529A1 (de) * 2007-09-07 2009-03-12 Man Turbo Ag Strömungsmaschine und Herstellungsverfahren für eine solche Strömungsmaschine
DE102008025249A1 (de) * 2008-05-27 2009-12-03 Siemens Aktiengesellschaft Sammelraum und Verfahren zur Fertigung

Also Published As

Publication number Publication date
EP2473742B1 (de) 2017-12-27
EP2473742A1 (de) 2012-07-11
US20120156023A1 (en) 2012-06-21
CN102575686A (zh) 2012-07-11
UA105230C2 (ru) 2014-04-25
CN102575686B (zh) 2014-12-24
RU2484309C1 (ru) 2013-06-10
JP2013501177A (ja) 2013-01-10
DE102009035575A1 (de) 2011-03-03
WO2011012127A1 (de) 2011-02-03
US9488189B2 (en) 2016-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3164605B1 (en) Manufacturing of a turbomachine impeller by assembling a plurality of tubular components
CN107443010B (zh) 制造回转机器的部件的方法和利用所述方法制造的部件
US11318568B2 (en) Method for manufacturing or for repairing a component of a rotary machine as well as a component manufactured or repaired using such a method
US20170151608A1 (en) Method for producing compressor housing
US6340287B1 (en) Multistage centrifugal compressor impeller for multistage centrifugal compressor and method for producing the same
CN101562376A (zh) 制造转子电机磁芯的方法和冷却该磁芯的装置
JP5893557B2 (ja) ラジアルコンプレッサ及びラジアルコンプレッサの製造方法
WO2014184368A1 (en) Impeller with backswept circular pipes
JP6583933B2 (ja) 多段遠心圧縮機
JP5548772B2 (ja) ラジアルコンプレッサ及びラジアルコンプレッサの製造方法
JP7343420B2 (ja) 車室の製造方法
JP5292110B2 (ja) 渦流ブロワ
JP2001234885A (ja) 多段遠心圧縮機及び多段遠心圧縮機用羽根車
JP2010196680A (ja) 両吸込ポンプ
JP2010249039A (ja) 羽根車の製造システムおよび製造方法
JP2020125732A (ja) 羽根車の製造方法及び羽根車

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140619

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140627

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20140905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5893557

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees