JP5888782B2 - 連立一次方程式の演算処理システム - Google Patents
連立一次方程式の演算処理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5888782B2 JP5888782B2 JP2012122263A JP2012122263A JP5888782B2 JP 5888782 B2 JP5888782 B2 JP 5888782B2 JP 2012122263 A JP2012122263 A JP 2012122263A JP 2012122263 A JP2012122263 A JP 2012122263A JP 5888782 B2 JP5888782 B2 JP 5888782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- array
- zero
- decomposition
- processing system
- simultaneous linear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 113
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 claims description 89
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 51
- 238000003491 array Methods 0.000 claims description 35
- 238000000034 method Methods 0.000 description 72
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 18
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 13
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 9
- 101100316753 Arabidopsis thaliana VAL2 gene Proteins 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 6
- 101100316752 Arabidopsis thaliana VAL1 gene Proteins 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- INJRKJPEYSAMPD-UHFFFAOYSA-N aluminum;silicic acid;hydrate Chemical compound O.[Al].[Al].O[Si](O)(O)O INJRKJPEYSAMPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Complex Calculations (AREA)
Description
非零構造が一定の疎行列を係数行列とし、前記疎行列の係数が変化する毎にLU分解を行う連立一次方程式の演算処理システムであって、
前記疎行列の全ての非零要素データ、前記疎行列における前記各非零要素が格納された行列中の位置を示す情報を複数の配列に格納し、これら複数の配列を参照して前記疎行列のLU分解を行い、
最初に前記疎行列のLU分解を行うときに、
前記疎行列の全ての非零要素に対して計算に必要な非零要素の組み合わせを探索し、各非零要素に関してその非零要素のLU分解に必要な非零要素との組み合わせの数と各組み合わせに含まれる二つの非零要素の格納位置を前記各非零要素に関してそれぞれ前記複数の配列とは別の配列に格納し、
その後前記疎行列のLU分解を行って所定の計算を行う一方、
前記疎行列の前記係数のいずれかが変化したことが検出される毎に、前記複数の配列及び前記別の配列を参照して前記係数が変化した前記疎行列のLU分解を行って所定の計算を行うことを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
第1の態様に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記複数の配列は少なくとも第1〜第2の配列を有するとともに、前記別の配列が第3の配列を有するとともに、
第1の配列は、番地に前記各非零要素を対応付けて格納する配列であり、
第2の配列は、前記疎行列における前記各非零要素が格納された行列中の位置を示す情報を格納する配列であり、
第3の配列は、前記最初のLU分解の後に入力され、各非零要素に対し、その後のLU分解を行わせるために必要な非零要素との組み合わせの数と各組み合わせに含まれる二つの非零要素の格納位置を格納する配列であることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
第2の態様に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記第3の配列は、二種類の配列からなり、
一方の配列には、前記各非零要素に対応する番地に他方の配列に記録された前記各非零要素の非零組み合わせ情報の先頭番地が記録され、
他方の配列には、前記各非零要素に対応する非零要素の組み合わせの個数nが記録されるとともに、n組の非零要素の組み合わせ要素の前記第1の配列の番地が記録されていることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
第2または第3の態様に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記第1の配列は、LU分解前の非零要素の配列と、LU分解後の非零要素の配列とを有するものであることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
第2〜第4の態様の何れか一つに記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記第2の配列は、各非零要素の行番号を格納する一方の配列と、各非零要素の列番号を格納する他方の配列とを有することを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
第2〜第5の態様の何れか一つに記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記複数の配列は、さらに第4および第5の配列を有し、
第4の配列は、各列方向に関する各非零要素の番地の情報を格納する配列であり、
第5の配列は、各行方向に関する各非零要素の番地の情報を格納する配列であることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
第6の態様に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記第4の配列は、1〜N番地(前記疎行列がN×Nの行列である場合)までは各列で最も上に位置する非零要素の番地を格納し、(N+1)番地目以降には、行列の列を上から下に見たとき、ある非零要素の次に存在する非零要素の番地を格納するとともに、下にデータが存在しない場合は、データを格納しない構造とし、
第5の配列は、前記第4の配列と同様の考え方で、行を左から右にみた場合の構造としたことを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
第6または第7の態様に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記複数の配列は、さらに第6および第7の配列を有し、
第6の配列は、各列を下から上に見たときに、ある非零要素の次に存在する非零要素の番地を格納するものであり、
第7の配列は、各行を右から左に見たときに、ある非零要素の次に存在する非零要素の番地を格納するものであることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
第2〜第8の態様の何れか一つに記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記複数の配列は、さらに第8の配列を有し、
第8の配列は、前記疎行列の対角要素の番地を格納する配列であることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
第1〜第9の態様の何れか一つに記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
疎行列の係数の変化が検出された場合には、その部分に識別のためのフラグを立てておくことを特徴とする連立一次方程式の演算処理システムにある。
1 入力装置
2 出力装置
3 回路方程式設定部
4 非零要素組み合わせ探索部
5 組み合わせデータ記憶部
6 LU分解部
7 係数変更検出部
8 演算処理部
Claims (10)
- 非零構造が一定の疎行列を係数行列とし、前記疎行列の係数が変化する毎にLU分解を行う連立一次方程式の演算処理システムであって、
前記疎行列の全ての非零要素データ、前記疎行列における前記各非零要素が格納された行列中の位置を示す情報を複数の配列に格納し、これら複数の配列を参照して前記疎行列のLU分解を行い、
最初に前記疎行列のLU分解を行うときに、
前記疎行列の全ての非零要素に対して計算に必要な非零要素の組み合わせを探索し、各非零要素に関してその非零要素のLU分解に必要な非零要素との組み合わせの数と各組み合わせに含まれる二つの非零要素の格納位置を前記各非零要素に関してそれぞれ前記複数の配列とは別の配列に格納し、
その後前記疎行列のLU分解を行って所定の計算を行う一方、
前記疎行列の前記係数のいずれかが変化したことが検出される毎に、前記複数の配列及び前記別の配列を参照して前記係数が変化した前記疎行列のLU分解を行って所定の計算を行うことを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。 - 請求項1に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記複数の配列は少なくとも第1〜第2の配列を有するとともに、前記別の配列が第3の配列を有するとともに、
第1の配列は、番地に前記各非零要素を対応付けて格納する配列であり、
第2の配列は、前記疎行列における前記各非零要素が格納された行列中の位置を示す情報を格納する配列であり、
第3の配列は、前記最初のLU分解の後に入力され、各非零要素に対し、その後のLU分解を行わせるために必要な非零要素との組み合わせの数と各組み合わせに含まれる二つの非零要素の格納位置を格納する配列であることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。 - 請求項2に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記第3の配列は、二種類の配列からなり、
一方の配列には、前記各非零要素に対応する番地に他方の配列に記録された前記各非零要素の非零組み合わせ情報の先頭番地が記録され、
他方の配列には、前記各非零要素に対応する非零要素の組み合わせの個数nが記録されるとともに、n組の非零要素の組み合わせ要素の前記第1の配列の番地が記録されていることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。 - 請求項2または請求項3に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記第1の配列は、LU分解前の非零要素の配列と、LU分解後の非零要素の配列とを有するものであることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。 - 請求項2〜請求項4の何れか一つに記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記第2の配列は、各非零要素の行番号を格納する一方の配列と、各非零要素の列番号を格納する他方の配列とを有することを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。 - 請求項2〜請求項5の何れか一つに記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記複数の配列は、さらに第4および第5の配列を有し、
第4の配列は、各列方向に関する各非零要素の番地の情報を格納する配列であり、
第5の配列は、各行方向に関する各非零要素の番地の情報を格納する配列であることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。 - 請求項6に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記第4の配列は、1〜N番地(前記疎行列がN×Nの行列である場合)までは各列で最も上に位置する非零要素の番地を格納し、(N+1)番地目以降には、行列の列を上から下に見たとき、ある非零要素の次に存在する非零要素の番地を格納するとともに、下にデータが存在しない場合は、データを格納しない構造とし、
第5の配列は、前記第4の配列と同様の考え方で、行を左から右にみた場合の構造としたことを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。 - 請求項6または請求項7に記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記複数の配列は、さらに第6および第7の配列を有し、
第6の配列は、各列を下から上に見たときに、ある非零要素の次に存在する非零要素の番地を格納するものであり、
第7の配列は、各行を右から左に見たときに、ある非零要素の次に存在する非零要素の番地を格納するものであることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。 - 請求項2〜請求項8の何れか一つに記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
前記複数の配列は、さらに第8の配列を有し、
第8の配列は、前記疎行列の対角要素の番地を格納する配列であることを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。 - 請求項1〜請求項9の何れか一つに記載する連立一次方程式の演算処理システムにおいて、
疎行列の係数の変化が検出された場合には、その部分に識別のためのフラグを立てておくことを特徴とする連立一次方程式の演算処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012122263A JP5888782B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 連立一次方程式の演算処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012122263A JP5888782B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 連立一次方程式の演算処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013246791A JP2013246791A (ja) | 2013-12-09 |
JP5888782B2 true JP5888782B2 (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=49846469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012122263A Active JP5888782B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 連立一次方程式の演算処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5888782B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110826186B (zh) * | 2019-10-11 | 2024-07-05 | 南昌大学 | 基于对称稀疏矩阵技术和非零元素随机存放的lr三角分解法 |
CN115355918B (zh) * | 2022-08-12 | 2023-03-28 | 中山大学 | 火箭故障后的轨迹重构方法、装置、终端设备及存储介质 |
CN117290653B (zh) * | 2023-11-24 | 2024-02-20 | 巨霖科技(上海)有限公司 | 一种基于eda系统的矩阵求解方法及系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3974083B2 (ja) * | 2003-06-25 | 2007-09-12 | 株式会社日立製作所 | 連立一次方程式求解装置及び求解方法 |
JP2009064424A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-26 | Kyoto Univ | 逆ラプラス変換プログラム、逆ラプラス変換のためのテーブル作成プログラム、逆ラプラス変換の数値解算出プログラム、および逆ラプラス変換装置 |
-
2012
- 2012-05-29 JP JP2012122263A patent/JP5888782B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013246791A (ja) | 2013-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Bauer et al. | Phat–persistent homology algorithms toolbox | |
Wehrens et al. | Self-and super-organizing maps in R: the Kohonen package | |
US9110946B2 (en) | Database query optimization | |
US9037798B2 (en) | System and method of operating a computing device to perform memoization including transforming input/output parameters to reduce redundancies and efficiently cache data | |
US9785413B2 (en) | Methods and apparatus to eliminate partial-redundant vector loads | |
US20170206089A1 (en) | Information processing apparatus and computational method | |
CN103500185B (zh) | 一种基于多平台数据生成数据表的方法和系统 | |
JP7053995B2 (ja) | 最適化装置及び最適化装置の制御方法 | |
Kant | Finding linear dependencies in integration-by-parts equations: a Monte Carlo approach | |
JP5888782B2 (ja) | 連立一次方程式の演算処理システム | |
US20070239663A1 (en) | Parallel processing of count distinct values | |
Mullowney et al. | Preparing an incompressible-flow fluid dynamics code for exascale-class wind energy simulations | |
van Der Hoeven et al. | Sparse polynomial interpolation in practice | |
JP6331756B2 (ja) | テストケース生成プログラム、テストケース生成方法、及びテストケース生成装置 | |
JP2014029581A (ja) | 六面体メッシュ生成装置 | |
Jamal et al. | A hybrid CPU/GPU approach for the parallel algebraic recursive multilevel solver pARMS | |
JP7424474B2 (ja) | 学習装置、異常検知装置、学習方法及び異常検知方法 | |
JP2006313518A (ja) | 多次元高速フーリエ変換 | |
JP5555238B2 (ja) | ベイジアンネットワーク構造学習のための情報処理装置及びプログラム | |
KR102441442B1 (ko) | 그래프 컨볼루션 네트워크 학습 방법 및 장치 | |
US20200134360A1 (en) | Methods for Decreasing Computation Time Via Dimensionality | |
JP5429164B2 (ja) | 有限オートマトン生成システム | |
JP5817341B2 (ja) | 情報処理方法、プログラム及び装置 | |
JPWO2014168199A1 (ja) | 論理演算方法および情報処理装置 | |
US20210365522A1 (en) | Storage medium, conversion method, and information processing apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150316 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5888782 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |