JP5886648B2 - 光送信機およびftth方式のcatvシステム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の双方向通信サービスが運用されるFTTH(Fiber To The Home)方式のCATVシステムにおいて用いられる光送信機に関する。また、その光送信機を用いたFTTH方式のCATVシステムに関する。
従来のFTTH方式のCATVシステムとして、たとえば特許文献1がある。特許文献1には、ヘッドエンドに接続する光ファイバーケーブルと、光ファイバーケーブルを複数に分岐させる光分配器と、各光ファイバーケーブルに接続する光端末機と、加入者宅に設置されたセットトップボックスおよびケーブルモデムと光端末機とを接続する同軸ケーブルと、によって構成されたFTTH方式のCATVシステムが示されている。
特開2010−263402
従来の同軸ケーブルによるCATVシステムでは、異なった双方向通信サービスを行う場合(たとえばインターネットサービスなどの高速なサービスと、IP電話サービスなどの低速なサービス)に、それぞれ専用の端末装置をサービスの加入者宅に設置し、その双方向通信サービスごとに専用の端末制御装置をセンターに設置して、それぞれの双方向通信サービスごとに異なった周波数を割り当てて通信制御を行っている場合が多い。
しかし、このような異なる通信制御装置を用いて異なる双方向通信サービスの提供をFTTH方式のCATVシステムにおいて行おうとすると、それぞれのサービスに用いているケーブルモデムが同時に送信する可能性がある。ある双方向通信サービスの端末制御装置は、その双方向通信通信サービスの端末装置の送信タイミングは制御するが、他の双方向通信サービスの端末装置の送信タイミングは制御しないからである。その場合、それぞれのサービス側の光信号同士が衝突して、光ビート干渉(OBI;Optical Beat Interference)が発生し、そのOBIによる雑音によって伝送品質が大きく劣化し、上り通信が不可能となってしまう。
そこで本発明の目的は、1つの高速な双方向通信サービスと、1つ以上の低速な双方向通信サービス双方向通信サービスを運用する場合に、OBIが発生しても上り通信可能なFTTH方式のCATVシステムを提供することである。
第1の発明は、1つの高速な双方向通信サービスと、1つないし複数の低速な双方向通信サービスとが運用され、各双方向通信サービスは、センター側に配置される端末制御装置と、各加入者宅に配置される端末装置との間で行われるものであり、それぞれの双方向通信サービスで互いに上り電気信号の周波数が異なるFTTH方式のCATVシステムに用いられる、上り電気信号を上り光信号に変換する光送信機において、入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービスの上り電気信号を含む場合には、出力する上り光信号の送信レベルが規定値となるよう制御し、高速な双方向通信サービスの上り電気信号を含まない場合には、出力する上り光信号の送信レベルを規定値よりも低くなるように制御する光出力制御手段を有する、ことを特徴とする光送信機である。
第2の発明は、第1の発明において、光送信機は、入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービスの上り電気信号か、それとも低速な双方向通信サービスの上り電気信号であるかを周波数によって判別して検出する判別手段をさらに有し、光出力制御手段は、判別手段による判別に基づき、出力する上り光信号の送信レベルを制御する、を有することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、光送信機は、下り電気信号を復調して、センター側に高速な双方向通信サービス側の上り電気信号が到達する場合には下り電気信号として送信され、到達しない場合には送信されない制御信号を受信する制御信号受信機をさらに有し、光出力制御手段は、制御信号受信機において制御信号を受信する場合には、出力する上り光信号の送信レベルが規定値となるよう制御し、制御信号を受信しない場合には、出力する上り光信号の送信レベルを規定値よりも低くなるように制御する、ことを特徴とする。
第4の発明は、1つの高速な双方向通信サービスと、1つないし複数の低速な双方向通信サービスとが運用され、各双方向通信サービスは、センター側に配置される端末制御装置と、各加入者宅に配置される端末装置との間で行われるものであり、それぞれの双方向通信サービスで互いに上り電気信号の周波数が異なるFTTH方式のCATVシステムにおいて、電気信号と光信号とを相互に変換する複数の光端末機を有し、光端末機は、上り電気信号を上り光信号に変換する光送信機と、下り光信号を下り電気信号に変換する光受信機と、を有し、光送信機は、入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービスの上り電気信号を含む場合には、出力する上り光信号の送信レベルが規定値となるよう制御し、高速な双方向通信サービスの上り電気信号を含まない場合には、出力する上り光信号の送信レベルを規定値よりも低くなるように制御する光出力制御手段を有する、ことを特徴とするFTTH方式のCATVシステムである。
第5の発明は、第4の発明において、光送信機は、入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービスの上り電気信号か、それとも低速な双方向通信サービスの上り電気信号であるかを周波数によって判別して検出する判別手段をさらに有し、光出力制御手段は、判別手段による判別に基づき、出力する上り光信号の送信レベルを制御する、ことを特徴とするFTTH方式のCATVシステムである。
第6の発明は、第4の発明において、センター側に配置され、高速な双方向通信サービスの上り電気信号の入力がある場合には、制御信号を生成して下り電気信号として送信し、高速な双方向通信サービスの上り電気信号の入力がない場合には、制御信号を生成しない制御信号送信機をさらに有し、光送信機は、光受信機からの下り電気信号を復調して、制御信号を受信する制御信号受信機をさらに有し、光出力制御手段は、制御信号受信機において制御信号を受信する場合には、出力する上り光信号の送信レベルが規定値となるよう制御し、制御信号を受信しない場合には、出力する上り光信号の送信レベルを規定値よりも低くなるように制御する、ことを特徴とするFTTH方式のCATVシステムである。
第1の発明または第4の発明において、光送信機に入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービスの上り電気信号を含むか否かの判別は、たとえば、第2、5の発明のように、光送信機に入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービス側の上り電気信号を含むか否かを、光送信機において直接検出する方式を用いることができる。他にも、第3、6の発明のように、センター側で高速な双方向通信サービス側の上り電気信号を検出することで、間接的に、光送信機に入力される上り電気信号が高速な双方向通信サービス側の上り電気信号を含むか否かを検出する方式を用いることもできる。
第1〜6の発明において、「高速な双方向通信サービス」および「低速な双方向通信サービス」の語は、ある双方向通信サービスの上り通信速度と、他の双方向通信サービスの上り通信速度とを比較して、通信速度の速い方を高速、遅い方を低速とする相対的なものであり、所定の通信速度を基準としてそれよりも速いか遅いかを示すものではないが、高速な双方向通信サービスの上り電気信号の変調方式としては16QAM以上の転送レートの変調方式、低速な双方向通信サービスの上り電気信号の変調方式としては8PSK以下の転送レートの変調方式とすることが望ましい。低速な双方向通信サービスの上り通信がより雑音に強くなり、本発明による上り通信の改善効果がより高まるためである。
また、第1〜6の発明において、双方向通信サービスの上り電気信号の変調方式は、高速な双方向通信サービスの方が、低速な双方向通信サービスよりも通信速度が速くなるもの(つまり転送レートが高い変調方式)であれば任意である。たとえば、高速な双方向通信サービス側の上り電気信号の変調方式として、16QAM、64QAM、128QAM、256QAM、OFDMなどを用いることができる。また、低速な双方向通信サービス側の上り電気信号の変調方式としては、BPSK、QPSK、8PSK、FSK、ASKなどを用いることができる。
また、第1〜6の発明において、高速な双方向通信サービスは、たとえば高速インターネットサービスであり、低速な双方向通信サービスは、たとえば低速インターネットサービス、IP電話サービスなどである。
また、第1〜6の発明において、上り光信号の光送信レベルの制御方式は、LD(レーザダイオード)などの発光素子のバイアス電流によって制御する方式と、光送信レベルを光減衰器などを用いて外部から制御する方式である。ただし、光送信機のコストの面では、発光素子のバイアス電流によって制御する方式を用いる方が望ましい。
また、第4〜6の発明において、低速な双方向通信サービス側の端末制御装置は、上り光信号の光送信レベルが低下しても、その端末制御装置に入力される上り電気信号の受信レベルが規定値に揃うようにする。
送信機の出力する上り光信号の光送信レベルをLD等の発光素子のバイアス電流によって制御する場合は、上り光信号の光送信レベルを変化させても振幅は変化しない。そのため、上り光信号の光送信レベルを変化させても端末制御装置に到達する上り電気信号のレベルは変化しない。したがって、第4〜6の発明のように、光送信機が、出力する上り光信号の送信レベルを規定値よりも低くなるように制御する場合であっても、端末制御装置に到達する上り電気信号の受信レベルは低下せず、受信レベルを規定値に揃えるための特段の手段を設ける必要はない。ただし、上り光信号の光送信レベルを変化させると光変調度が変化する(光送信レベルが下がると光変調度が上がる)ため、歪特性に変化を生じる。しかし、低速な双方向通信サービスでは、上り電気信号は歪に強い変調方式であるから信号品質の劣化はなく、正常に通信が可能である。
他方、送信機の出力する上り光信号の光送信レベルを光減衰器などを用いて制御する場合は、上り光信号の光送信レベルを変化させると、光変調度を一定に保つよう振幅も変化する。そのため、上り光信号の光送信レベルを変化させると端末制御装置に到達する上り電気信号のレベルも変化する。したがって、第4〜6の発明のように、光送信機が、出力する上り光信号の送信レベルを規定値よりも低くなるように制御する場合、端末制御装置に到達する上り電気信号の受信レベルは低下する。そこで、端末制御装置は、制御信号によって端末装置の出力する上り電気信号のレベルを制御し、端末制御装置に到達する上り電気信号のレベルが規定値に揃うよう制御することが望ましい。これにより、上り光信号のレベルの低下があったとしても、低速な双方向通信サービス側に入力される上り電気信号のレベルは一定に維持することができ、より良好な上り通信を行うことができる。
第7の発明は、第4の発明から第6の発明において、高速な双方向通信サービスの上り電気信号は、16QAM、64QAM、128QAM、または256QAM変調された信号であり、低速な双方向通信サービスの上り電気信号は、BPSK、QPSK、または8PSK変調された信号である、ことを特徴とするFTTH方式のCATVシステムである。
第8の発明は、第4の発明から第7の発明において、高速な双方向通信サービスは、インターネットサービスであり、低速な双方向通信サービスは、IP電話サービスである、ことを特徴とするFTTH方式のCATVシステムである。
OBIによる雑音レベルは、干渉する2つの光信号の光送信レベルにそれぞれ依存しており、光送信レベルが上昇すればOBIによる雑音レベルも上昇する関係にある。また、通信速度の速い通信に比べて、通信速度の遅い通信は雑音に強い。そこで本発明は、光送信機に低速な双方向通信の上り電気信号のみが入力された場合には、出力する上り光信号の送信レベルを規定値よりも下げるように制御しており、OBIが発生したとしてもその雑音レベルを低減できるようにしている。
光送信レベルをLDなどの発光素子のバイアス電流によって直接制御する場合、上り光信号の送信レベルを低減しても、光信号の振幅は変化せず光変調度が高くなることから、センター側で受信する上り電気信号のレベルは変化せず、通常の受信レベルを維持することができる。なお、光変調度が高くなることで歪特性が悪化してしまうが、低速な双方向通信は歪に強い変調方式であるため、正常な通信が可能となっている。
また、光送信レベルを光減衰器などによって制御する場合、上り光信号の送信レベルを低減すると、光変調度は変化せず光信号の振幅が小さくなるため、センター側で受信する上り電気信号のレベルは低下する。しかし、端末制御装置によって端末装置の出力する上り電気信号のレベルを制御することができるため、やはりセンター側で受信する上り電気信号のレベルは一定に維持することができる。
したがって、光送信レベルの制御方法がいずれの場合であっても、低速な双方向通信サービス側については、上り光信号のレベルを下げたとしても、正常な上り通信が可能となっている。
また、高速な双方向通信サービス側については、上り光信号のレベルを下げずに通常のレベルを維持し、OBIによる雑音レベルが低減されているため、正常な通信が可能となっている。
つまり、本発明によると、OBIが発生したとしても、高速な双方向通信サービスと低速な双方向通信サービスの双方について正常な通信可能となっている。
実施例1のFTTH方式のCATVシステムの構成を示した図。 光端末機11の構成を示した図。 上り電気信号の送信レベルと上り光信号の送信レベルを示した図。 実施例2のFTTH方式のCATVシステムの構成を示した図。 光端末機21の構成を示した図。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1のFTTH方式のCATVシステムの構成を示した図である。FTTH方式のCATVシステムは、図1のように、センターに配置されるCMTS(ケーブルモデムターミナルシステム)10A、10Bと、各加入者宅に配置される複数の光端末機11と、同じく各加入者宅に配置される複数のCM(ケーブルモデム)12A、12Bと、を有している。CMTS10A、Bは本発明の端末制御装置に対応し、CM12A、Bは端末装置に対応している。CMTS10AおよびCM12Aに入出力される電気信号の周波数と、CMTS10BおよびCM12Bに入出力される電気信号の周波数は異なっている。たとえばCM12Aが出力する上り電気信号の周波数は30MHz、CM12Bが出力する上り電気信号の周波数は20MHzである。また、CMTS10A、10Bは、混合器14に接続し、混合器14は光送受信機15に接続している。光送受信機15は光ファイバーケーブル13を介して光分配器16に接続している。そして、光ファイバーケーブル13は光分配器16によって加入者数に分配されて光端末機(R−ONU)11に接続している。また、光端末機11は同軸ケーブル17を介して分波器18に接続し、分波器18は同軸ケーブル17を介してCM12A、12Bに接続している。
このFTTH方式のCATVシステムでは、CMTS10Aと複数のCM12Aとの間で高速インターネットサービスなどの高速な双方向通信サービスが運用され、CMTS10Bと複数のCM12Bとの間でIP電話サービスや低速インターネットサービスなどの低速な双方向通信サービスが運用されている。高速な双方向通信サービスにおいては、上り電気信号(たとえば周波数30MHz)は16QAM変調されており、低速な双方向通信サービスにおいては、上り電気信号(たとえば周波数20MHz)はQPSK変調されている。よって、低速な双方向通信サービス側の上り通信の方が、高速な双方向通信サービス側の上り通信に比べて雑音に強い通信となっている。
なお、上記にいう「高速」、「低速」の語は、上記2つの双方向通信の上り通信速度の大小を比較して、通信速度の大きい方(つまり、転送レートの高い方)を高速、小さい方を低速としているのであって、特定の値よりも通信速度が速いか遅いかによって高速、低速を区別しているわけではないが、高速な双方向通信サービスの上り電気信号の変調方式としては16QAM以上の転送レートの変調方式、低速な双方向通信サービスの上り電気信号の変調方式としては8PSK以下の転送レートの変調方式とすることが望ましい。後述する本発明の効果がより高まるためである。また、下り通信速度については、2つの双方向通信サービスにおいて異なっていてもよいし同じであってもよい。また、変調方式は上述したものに限るものではなく、たとえば、高速な双方向通信の上り通信の変調方式としては、16QAM変調以外にも64QAM、128QAM、256QAM、OFDMなどであってよく、低速な双方向通信の上り通信の変調方式としては、QPSK変調以外にもBPSK、FSK、ASK、8PSKなどであってもよい。
光端末機11は、図2のように、光送信機100と、光受信機101と、分波器102と、増幅部103、104と、によって構成されている。光受信機101はフォトダイオードである。光送信機100の光信号出力側と光受信機101の光信号入力側は、光信号を合分波して光ファイバーケーブルに入出力するWDMフィルタ105に接続されている。光送信機100の電気信号入力側、および光受信機101の電気信号出力側は、それぞれ増幅部103、104を介して分波器102に接続し、分波器102は同軸ケーブル17に接続している。
なお、WDMフィルタ105を用いずに光ファイバーケーブル13として2心のものを用い、それぞれの心線を下り通信と上り通信とに割り当てるようにしてもよい。
光送信機100は、図2のように、LD(レーザーダイオード)110、検波回路111、コンパレータ112、LD送信制御手段113、周波数分別手段114、比較回路115、LD出力レベル制御手段116、によって構成されている。周波数分別手段114および比較回路115は本発明の判別手段に対応し、LD送信制御手段113およびLD出力レベル制御手段116は本発明の光出力制御手段に対応している。
この実施例1では、LD110を用い、LD送信制御手段113によって上り電気信号に所定のバイアス電流を加えた上で、LD110へ入力される上り電気信号の電流の変化によって直接上り光信号の光送信レベルを制御する方式を採用している。LD110が出力する上り光信号の光送信レベルは、LD送信制御手段113が加えるバイアス電流値によって制御される。しかし、LD110のバイアス電流を変化させることなく、光減衰器などによって光送信レベルを制御する方式を採用してもよい。
図2のように、検波回路111は増幅器104に接続されており、上り電気信号が入力される。検波回路111は、上り電気信号から搬送波の有無を検出する手段である。コンパレータ112は検波回路111に接続され、搬送波の有無を判定する。そして、LD送信制御手段113は、搬送波がある場合(CM12A側、CM12B側の少なくとも一方から搬送波が出力されている場合)にはLD110をオンにして上り光信号が出力されるようにし、搬送波がない場合にはLD110をオフにして上り光信号が出力されないようにLD110を制御する。また、LD送信制御手段113は、LD出力レベル制御手段116からの指令に基づき、LD110の出力する上り光信号のレベルを制御する。光信号のレベルはバイアス電流を変化させることで制御する。光信号のレベルを下げても、光信号の振幅は変化しないため、光変調度は上がるが上り電気信号のレベルは変化しない。
また、周波数分別手段114も増幅器104に接続されており、上り電気信号が入力される。周波数分別手段114は、たとえばBPF(バンドパスフィルタ)などのフィルタであり、高速な双方向通信サービス側の上り電気信号(つまりCM12A側からの上り電気信号)は通過して比較回路115に出力し、低速な双方向通信サービス側の上り電気信号(つまりCM12B側からの上り電気信号)は阻止する。比較回路115は、高速な双方向通信サービス側の上り電気信号の入力の有無を判定する。LD出力レベル制御手段116は、比較回路115による判定に基づき、上り光信号のレベルが所定の値となるようにLD送信制御手段113が制御するよう指令を発する。具体的には、高速な双方向通信サービス側の上り電気信号が入力されている場合には、上り光信号のレベルが規定値となるよう指令し、入力されていない場合には、上り光信号のレベルが規定値よりも低くなるよう指令する。たとえば、規定値よりも5dB低くなるよう指令する。なお、高速な双方向通信サービス側の上り電気信号が入力されている場合とは、高速な双方向通信サービス側の上り電気信号のみが入力されている場合と、高速な双方向通信サービス側と低速な双方向通信サービス側の双方の上り電気信号が入力されている場合の2通りであり、高速な双方向通信サービス側の上り電気信号が入力されていない場合とは、低速な双方向通信サービス側の上り電気信号のみが入力されている場合である。
次に、実施例1のFTTH方式のCATVシステムにおける上り通信時の動作について説明する。
実施例1のFTTH方式のCATVシステムでは、CMTS10Aによって各加入者のCM12Aからの上り通信のタイミングが制御されており、CMTS10Bによって各加入者のCM12Bからの上り通信のタイミングが制御されている。そのため、各加入者のCM12A間の上り通信、および各加入者のCM12B間の上り通信は衝突しないように制御されており、通信品質の低下を抑制している。
また、CMTS10Aは、CM12Aに対して制御信号を出力し、その制御信号によってCM12A出力時における上り電気信号のレベルを調整する。そのレベルの調整は、CMTS10A到達時における上り電気信号のレベルが規定のレベルに揃うように調整するものである。CMTS10Bも同様にしてCM12B出力時の上り電気信号のレベルを調整する。
一方、CMTS10AはCM12Bからの上り通信のタイミングを制御しておらず、CMTS10BはCM12Aからの上り通信のタイミングを制御していない。そのため、あるCM12A側からの上り光信号と、あるCM12B側からの上り光信号とが、光分配器16によって混合されたときに、同一のタイミングで重なってしまい、上り光信号同士によるOBI(光ビート干渉)が発生して通信品質が低下する可能性がある。
そこで、実施例1のFTTH方式のCATVシステムでは、以下のようにしてOBIによる雑音の影響を低減し、OBIが生じても上り通信が可能としている。
まず、光送信機100に、高速な双方向通信サービスの上り電気信号(つまりCM12Aからの上り電気信号)のみが入力された場合(図3(a)の状態2参照)、および高速な双方向通信サービスの上り電気信号と低速な双方向通信サービスの上り電気信号(つまりCM12Bからの上り電気信号)の両方の上り電気信号が入力された場合(図3(a)の状態1参照)には、光送信機100は、通常通り規定の送信レベルの上り光信号を出力する(図3(b)の状態1、2参照)。
一方、低速な双方向通信サービスの上り電気信号のみが入力された場合(図3(a)の状態3参照)、つまりCM12Bからの上り電気信号のみが入力された場合には、光送信機100は、通常に規定されている送信レベルよりも低い送信レベルの上り光信号を出力する(図3(b)の状態3参照)。
ここで、OBIによる雑音レベルは、衝突する2つの光信号の双方のレベルに依存していて、光信号のレベルが上昇するとOBIによる雑音レベルも上昇する関係にある。そのため、実施例1の光送信機100のように、一方の上り光信号のレベルを低くすれば、OBIによる雑音レベルを低減することができる。
したがって、図3(b)の状態3のように、低速な双方向通信サービス側の上り電気信号のみが入力された場合に上り光信号の送信レベルを下げるようにすれば、OBIが発生したとしても、OBIの雑音レベルを低減することができる。また、図3(b)のように、上り光信号の送信レベルを低減するのは、雑音に強い低速な双方向通信サービス側の上り光信号のみであり、雑音に弱い高速な双方向通信サービス側の上り光信号については送信レベルを維持している。低速な双方向通信サービス側については、光送信レベルをLD110のバイアス電流によって直接制御する方式であるため、上り光信号のレベルを下げたとしても、光信号の振幅は変化せず光変調度が上がるので、上り電気信号のレベルは変化せず、センター側の上り電気信号の受信レベルを通常のレベルに維持することができ、正常な上り通信が可能となっている。また、高速な双方向通信サービス側については、上り光信号のレベルを下げずに通常のレベルを維持し、OBIによる雑音レベルが低減されているため、CN比が改善され、正常な通信が可能となっている。
つまり、OBIが発生したとしても、低速な双方向通信サービスと高速な双方向通信サービスの双方について、正常に上り通信が可能となっている。
なお、上り光信号の光送信レベルの制御方式が実施例1のような、LD110のバイアス電流によって直接制御する方式ではなく、光送信レベルを光減衰器などによって制御する場合には、上り光信号のレベルを下げると、光変調度が一定であることから、センター側の上り電気信号の受信レベルが低下してしまう。
そこで、CMTS10Aは、CMTS10Aに入力される上り電気信号の受信レベルが所定値で一定となるように、制御信号によってCM12Aの上り電気信号の送信レベルを制御する。これにより、図3(b)の状態3のように低速な双方向通信サービス側の上り光信号の送信レベルが低下しても、CMTS10Bに到達する上り電気信号の受信レベルを上昇させて、一定の受信レベルとなるよう制御することができる。そのため、OBIが発生した場合の、低速な双方向通信サービス側の上り通信におけるCN比がより改善され、良好な上り通信が可能となる。
以上のように、実施例1のFTTH方式のCATVシステムによれば、高速な双方向通信サービスと低速な双方向通信サービスとの両方を運用する場合に、たとえOBIが発生したとしても、高速な双方向通信サービスと低速な双方向通信サービスの双方で上り通信を行うことが可能となる。
実施例2のFTTH方式のCATVシステムは、実施例1のFTTH方式のCATVシステムにおいて、以下のように変更したものである。
まず、図4のように、実施例1のFTTH方式のCATVシステムにおいて、センター側に送信レベル制御信号送信機20をさらに設けている。送信レベル制御信号送信機20には、CMTS10Aが上り電気信号(つまり高速な双方向通信サービス側の上り電気信号)を受信しているか否かを知らせる信号が入力される。そして、CMTS10Aが上り電気信号を受信している場合には、送信レベル制御信号を生成して下り電気信号として光送受信機15に出力する。CMTS10Aが上り電気信号を受信していない場合には、送信レベル制御信号を生成しない。
また、図5のように、光端末機11に替えて、光送信機200を有した光端末機21を設けている。それ以外の構成については光端末機11と同様である。光送信機200は、光送信機100における周波数分別手段114および比較回路115に替えて、送信レベル制御信号受信機201を設けたものである。送信レベル制御信号受信機201には、増幅器103によって増幅された下り電気信号が入力される。また、送信レベル制御信号受信機201の出力側はLD出力レベル制御手段116に接続されている。送信レベル制御信号受信機201は、下り電気信号を復調して、送信レベル制御信号送信機20からの送信レベル制御信号がある場合には、その送信レベル制御信号を出力し、ない場合には何も出力しない。LD出力レベル制御手段116は、送信レベル制御信号受信手段201から送信レベル制御信号が入力される場合には、LDが出力する光信号の送信レベルを規定値に維持するようLD送信制御手段113に指令し、送信レベル制御信号が入力されない場合には、LDが出力する光送信レベルを規定値よりも低くするようLD送信制御手段113に指令する。LD送信制御手段113は、LD出力レベル制御手段116からの指令に基づき、光信号の送信レベルを制御する。
このように、実施例1のFTTH方式のCATVシステムでは、光送信機100において直接的に高速な双方向通信サービス側の上り電気信号の入力の有無を検知しているのに対して、実施例2のFTTH方式のCATVシステムでは、CMTS10Aにおける上り電気信号の受信の有無により、間接的に光送信機200への高速な双方向通信サービス側の上り電気信号の入力の有無を検知している。そして、CMTS10Aにおいて上り電気信号の受信がある場合には、図3(a)の状態1、2と同様の状態と判断して、図3(b)の状態1、2のように、上り光信号の送信レベルを規定値に維持し、受信がない場合には、図3(a)の状態3と同様の状態と判断して、図3(b)の状態3のように、上り光信号の送信レベルを規定値よりも低くしている。
したがって、実施例2のFTTH方式のCATVシステムでは、実施例1のFTTH方式のCATVシステムと同様の効果が得られる。すなわち、FTTH方式のCATVシステムにおいて高速な双方向通信サービスと低速な双方向通信サービスとの両方を運用する場合に、たとえOBIが発生したとしても、高速な双方向通信サービスと低速な双方向通信サービスの双方で上り通信を行うことが可能となる。
なお、実施例1、2では通信制御装置が2台で高速な双方向通信サービスと低速な双方向通信サービスの2つのサービスを運用する例を示したが、高速な双方向通信サービスに加えて低速な双方向通信サービスを2つ以上運用する場合にも、本発明は適用することができる。たとえば、高速インターネットサービス、低速インターネットサービス、IP電話サービスの3つの双方向通信サービスを運用する場合にも、本発明は適用することができる。この場合、光送信機は、高速インターネットサービスの上り電気信号が入力される場合には、上り光信号のレベルを規定の値に制御し、高速インターネットサービスの上り電気信号以外が入力される場合、つまり、低速インターネットサービスの上り電気信号のみが入力される場合、IP電話サービスの上り電気信号が入力される場合、低速インターネットサービスとIP電話サービスの双方の上り電気信号が入力される場合の3つの場合に、上り光信号のレベルを規定の値よりも下げるように制御すればよい。この場合、高速な双方向通信サービスと低速な双方向通信サービスとの間でのOBIだけでなく、低速な双方向通信サービス同士によってOBIが発生する可能性があるが、そのようなOBIが発生したとしても、低速な双方向通信サービスは双方が雑音に強い通信であるため、双方が正常に上り通信可能である。
また、OBIをさらに抑制し、より良好な上り通信を実現するためには、LD110の出力する上り光信号のスペクトル幅を0.06nm以上とし、光送信機100に入力される上り電気信号の変調度が25%以上となるようにすることが望ましい。
本発明は、FTTH方式のCATVシステムにおいて、高速な双方向通信サービスと、低速な双方向通信サービスの2つの通信サービスを運用するのに適している。
10A、10B:CMTS
11、21:光端末機
12A、12B:CM
13:光ファイバーケーブル
14:混合器
15:光送受信機
16:光分配器
17:同軸ケーブル
18:分波器
20:送信レベル制御信号送信機
100、200:光送信機
101:光受信機
102:分波器
110:LD
111:検波回路
112:コンパレータ
113:LD送信制御手段
114:周波数分別手段
115:比較回路
116:LD出力レベル制御手段
201:送信レベル制御信号受信機

Claims (8)

  1. 1つの高速な双方向通信サービスと、1つないし複数の低速な双方向通信サービスとが運用され、各双方向通信サービスは、センター側に配置される端末制御装置と、各加入者宅に配置される端末装置との間で行われるものであり、それぞれの双方向通信サービスで互いに上り電気信号の周波数が異なるFTTH方式のCATVシステムに用いられる、上り電気信号を上り光信号に変換する光送信機において、
    入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービスの上り電気信号を含む場合には、出力する上り光信号の送信レベルが規定値となるよう制御し、高速な双方向通信サービスの上り電気信号を含まない場合には、出力する上り光信号の送信レベルを前記規定値よりも低くなるように制御する光出力制御手段を有する、
    ことを特徴とする光送信機。
  2. 前記光送信機は、
    入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービスの上り電気信号か、それとも低速な双方向通信サービスの上り電気信号であるかを周波数によって判別して検出する判別手段をさらに有し、
    前記光出力制御手段は、前記判別手段による判別に基づき、出力する上り光信号の送信レベルを制御する、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の光送信機。
  3. 前記光送信機は、
    下り電気信号を復調して、前記センター側に高速な双方向通信サービス側の上り電気信号が到達する場合には下り電気信号として送信され、到達しない場合には送信されない制御信号を受信する制御信号受信機をさらに有し、
    前記光出力制御手段は、前記制御信号受信機において前記制御信号を受信する場合には、出力する上り光信号の送信レベルが規定値となるよう制御し、前記制御信号を受信しない場合には、出力する上り光信号の送信レベルを前記規定値よりも低くなるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光送信機。
  4. 1つの高速な双方向通信サービスと、1つないし複数の低速な双方向通信サービスとが運用され、各双方向通信サービスは、センター側に配置される端末制御装置と、各加入者宅に配置される端末装置との間で行われるものであり、それぞれの双方向通信サービスで互いに上り電気信号の周波数が異なるFTTH方式のCATVシステムにおいて、
    電気信号と光信号とを相互に変換する複数の光端末機を有し、
    前記光端末機は、上り電気信号を上り光信号に変換する光送信機と、下り光信号を下り電気信号に変換する光受信機と、を有し、
    前記光送信機は、入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービスの上り電気信号を含む場合には、出力する上り光信号の送信レベルが規定値となるよう制御し、高速な双方向通信サービスの上り電気信号を含まない場合には、出力する上り光信号の送信レベルを前記規定値よりも低くなるように制御する光出力制御手段を有する、
    ことを特徴とするFTTH方式のCATVシステム。
  5. 前記光送信機は、
    入力される上り電気信号が、高速な双方向通信サービスの上り電気信号か、それとも低速な双方向通信サービスの上り電気信号であるかを周波数によって判別して検出する判別手段をさらに有し、
    前記光出力制御手段は、前記判別手段による判別に基づき、出力する上り光信号の送信レベルを制御する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のFTTH方式のCATVシステム。
  6. センター側に配置され、高速な双方向通信サービスの上り電気信号の入力がある場合には、制御信号を生成して下り電気信号として送信し、高速な双方向通信サービスの上り電気信号の入力がない場合には、制御信号を生成しない制御信号送信機をさらに有し、
    前記光送信機は、
    前記光受信機からの下り電気信号を復調して、制御信号を受信する制御信号受信機をさらに有し、
    前記光出力制御手段は、前記制御信号受信機において前記制御信号を受信する場合には、出力する上り光信号の送信レベルが規定値となるよう制御し、前記制御信号を受信しない場合には、出力する上り光信号の送信レベルを前記規定値よりも低くなるように制御する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のFTTH方式のCATVシステム。
  7. 高速な双方向通信サービスの上り電気信号は、16QAM、64QAM、128QAM、または256QAM変調された信号であり、低速な双方向通信サービスの上り電気信号は、BPSK、QPSK、または8PSK変調された信号である、ことを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載のFTTH方式のCATVシステム。
  8. 前記高速な双方向通信サービスは、インターネットサービスであり、前記低速な双方向通信サービスは、IP電話サービスである、ことを特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれか1項に記載のFTTH方式のCATVシステム。
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