JP5885391B2 - 枚葉印刷機用の紙積板 - Google Patents
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Description
例えば、枚葉印刷機の排紙側では、作業効率を図りつつ、印刷後のインキの他の紙への写りこみを防止するため、板取りという作業が行われており、紙積板はこの板取り作業時の板取り板として使用されている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
すなわち、板取り作業において、印刷機内の紙積板には、印刷済みの紙が順次積み重ねられていき、所定の重量(他の紙への写りこみがない重量)積み重ねられると、印刷機内から引き出され、その後、従来の紙積板を段積みした図6(a)のように、積載された印刷済みの紙54が乾くまで、紙積板50が支柱52を介して段積みされる。そして、この紙積板50は、当該段積みと、積載された重い印刷済み用紙54の荷重に耐えられるように、一般的に、高い剛性を有する厚手のベニヤ合板から形成されている。
そして、このような摩耗、破損などによって生ずる木片や木粉等は、印刷機に入り込んで印刷不良の原因に繋がるため、憂慮すべき問題であり、また、取扱い時の作業員の手に棘が刺さって怪我の原因にもなっていた。
また、紙積板は、芯材部の表裏両面に合成樹脂からなる表面板が固着されているため、ローラコンベア上を移動したとしても、表面に木片や木粉等が発生することもない。
ここで、木片等の発生を防止するための合成樹脂は木材等に比べて重いため、人手での取り扱いが難しくなって、却って落下や機械等への衝突が増加する恐れがある。しかし、上記解決手段では、芯材部には少なくとも合成樹脂よりも比重が小さい板材が利用されているため、紙積板を合成樹脂だけで形成した場合に比べて、重量の増加を回避できる。
そうすると、請求項1と同様の作用効果を発揮し、さらに、芯材部は略矩形状であって、とりわけ四隅が損傷を最も受け易くても、四隅に配設された合成樹脂からなる角部保護材により、四隅を有効に保護できる。そして、このように四隅に角部保護材を設けたとしても、これは板材の四隅を切り欠くことで形成したものであるから、当該四隅の合成樹脂に対応させるように側面保護材の幅を大きくしなくてもよい。したがって、このように構成された紙積板は、四隅の角部を有効に保護しつつ、側面保護材の配設量を必要最低限に構成して、紙積板全体の重量の増加を抑えることができる。
そうすると、板材は厚み方向の中間層に軽い軽量材を配置しているため、板材の軽量化に貢献できる。ここで、このように板材の厚み方向の中央部に軽量材による層部分を配置したがために、この中間層の剛性が低下したとしても、板材全体の耐荷重性に資する割合はその表裏面の上下層部分の剛性の低下に比べて小さいため、力学的に当該板材の耐荷重性の低下率を抑えることができる。
そして、この中間層の軽量材の表裏面には、軽量材に比べて剛性の高い材料から形成された補強板が貼着されているため、上述した板材の耐荷重性の低下を補うことができる。
従って、このように構成された紙積板は全体として、軽量化を図りつつ、耐荷重性も担保できる。
したがって、持ち手部に手指を挿入して、人手による持ち運びが容易となる。また、この持ち手部の内周面は合成樹脂から形成されているため、持ち手部から木片や木粉等が発生することもなく、さらにこれらの木片によって取扱い時の作業員の手に棘が刺さって怪我することもない。
また、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1に示される紙積板1Aは、多くの紙を重ねて積む保管台、コンベア搬送台、板取り板など、枚葉印刷機用の紙積用の板として広く使用されるものである。
本実施形態の紙積板1Aは全体が、長さL、幅W、厚みDの順に大きい寸法を有する略矩形状とされ、厚みD方向の中央領域に配置された芯材部20と、厚みD方向の上下それぞれに配置された表面板3とから構成されている。
板材2は、水平方向の中央領域に配置された略矩形状であり、芯材部20の殆どの体積を占めている。具体的に、板材2は、後述する合成樹脂に比べて比重が小さく、かつ、厚み方向及び水平方向の双方に剛性の高い木材が利用されており、例えば、繊維方向を90度互い違いに重ねて接着した木製ボードであるベニヤ合板であって、10mm〜25mm程度の厚みのものが利用でき、本実施形態の場合、厚さ21×幅720×長さ1020mmのベニヤ普通合板を利用している。
このような側面保護材4は板材2とは別々に用意しておき、その後、板材2の全側面にエポキシ系接着剤やウレタン系接着剤等を用いて接着している。
具体的には、図1の場合、板材2の幅W方向に沿った側面(短辺側の側面)と同じ長さの側面保護材4aを2枚用意して、これを短辺側の両側面に接着している。そして、板材2の長さL方向に沿った側面(長辺側の側面)に2枚分の側面保護材4a,4aの端面幅分W1,W1を考慮した長さLを有する側面保護材4bを2枚用意して、これを板材2の長辺側の両側面と側面保護材4a,4aの端面に接着している。
また、側面保護材4及び表面板3の材料である合成樹脂(例えば比重0.92のポリエチレン樹脂)に比べて比重が小さな板材2(例えば比重0.6のベニヤ合板)を芯材部20の構成要素とし、しかも、その比重が小さな板材2の方が側面保護材4及び表面板3に比べて体積が大きくなっている。従って、紙積板1Aを合成樹脂だけで同じ体積だけ形成した場合に比べて、かなりの軽量化が図れる。
ここで、上記合成樹脂に比重0.92の例えばポリエチレン樹脂を用いれば、本実施形態の紙積板1Aの重量は約12kgとなるのに対して、板材2を用いずに上記の合成樹脂だけで同じ体積の紙積板を形成すれば約17kgの重量となり、また、従来のベニヤ合板の紙積板であれば約11kgである。そのため、本発明の紙積板1Aは、従来の紙積板にほぼ近い重量で、全体を合成樹脂で形成したものにほぼ匹敵する性能を持つため、木粉等の発生がなく耐久性の高い紙積板を取扱い可能な重量範囲で得ることができる。このような紙積板1Aと同様な性能を達成可能とするには、側面保護材4及び表面板3を形成可能な合成樹脂の一般的な比重は概略0.8〜1.3の範囲であるが、好ましくは全体重量を軽減する上から比重1.1以下がよく、さらに好ましくは比重1.0以下の合成樹脂で形成されるのがよい。一方、少なくともこの合成樹脂より比重の小さい板材2の比重は0.8以下とするのがよいが、好ましくは0.7以下とする比重の板材2で構成するのがよい。
さらに、板材2を包囲する合成樹脂の厚さ乃至幅は一様ではなく、側面保護材4の幅W1が5〜25mm程度であるのに対して、表面板3の厚さD1は1〜5mm程度であり、側面保護材4自体の厚み(成型した際の厚さ寸法)に比べて、表面板3自体の厚み(成型した際の厚さ寸法)が小さくなっている。このように、側面に比べて損傷する度合いが低く、かつ、最も表面積の大きい表面板3の方の厚みを抑制することで、紙積板1Aの軽量化を図っている。
なお、側面保護材4は、全側面に配設されることが好ましいが、コスト削減又は重量軽減等を目的に、使用中に破損され易い任意の側面のみに配設してもよい。また、例えば四隅の角部付近にのみ配設するなど、任意の側面の任意の部位のみに配設するようにしてもよい。
この図の紙積板1Bが、図1の紙積板1Aと相違するのは、図1の紙積板1Aの周側面に外周材5が設けられている点である。
具体的には、芯材部20の側面と、芯材部20の表裏面に設けた表面板3の側面(端面3a,3b)を含む側面全面に、合成樹脂からなる外周材5が設けられている。
この外周材5は、側面保護材4と表面板3とを一体化するために、これらと同様の素材であるポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂で成型された後、熱溶着によって一体的に貼着されているが接着剤を用いて貼着してもよい。なお、外周材5は、幅W2(外周材5を成型した際の厚さ)が1〜5mm程度、厚さD2(外周材5を成型した際の幅)が紙積板1B製品全体の厚さと同様の15〜30mm程度とされ、長さは各片の長さに対応している。
なお、外周材5は全側面に配設されることは望ましいが、側面保護材4を配設していない側面に配設してもよく、また、側面保護材4を配設した側面に配設してもよく、さらに、側面保護材4を配設した側面においてもコスト削減又は重量軽減等を目的に、使用中に破損されやすい任意の側面のみに配設することでもよい。
これらの図においては、板材2のみが上記第1及び第2の実施形態と相違し、その他の構成は上記第1及び第2の実施形態と同様である。
そして、これらの図の板材2−1,2−2,2−3が既に説明した板材2と異なるのは、厚み方向の中央部にベニヤ合板より軽い軽量材による中間層6−A,6−B,6−Cを配置し、その表裏面に中間層6−A,6−B,6−Cに比べて単位体積当りの耐荷重性が高く剛性に優れた補強板による上層7a及び下層7bを貼着することで形成されている点である。
図3(a)において、板材2−1は、全体の厚みが第1及び第2の実施形態に係る板材2と同様(10mm〜25mm程度)とされた略矩形状である。
そして、板材2−1は、その厚み方向(即ち図1のD方向)の中間に位置する中間層6−Aと、この中間層6−Aの表裏全面に貼着された上層7a及び下層7bとからなる三層構造である。
中間層6−Aには、第1及び第2の実施形態で利用したベニヤ合板に比べて、剛性は低いけれども、比重の小さい(軽い)桐材、ファルカタ材、バルサ材、杉材等の木材からなる軽量材が用いられている。なお、この軽量材は、第1及び第2の実施形態で利用したベニヤ合板に比べて軽ければ、例えば桐材とイタヤ材等の如く異なる種類の木材を組み合わせて構成することでもよく、これにより軽量性と耐荷重性、双方の向上につながる利点がある。
図3(a)の補強板としての上層7a及び下層7bの場合、第1及び第2の実施形態に係る板材2に利用されたベニヤ合板に比べて厚みの薄いベニヤ合板(中間層6−Aの厚み寸法の分だけ第1及び第2の実施形態の板材2に比べて厚みの薄いベニヤ合板:本実施形態の場合は各層7a,7bが1〜5mm程度)が利用されているが、その他、ガラス繊維等による織布にエポキシ等の熱硬化性樹脂を含浸硬化させたFRP板(繊維強化プラスチック板)、或いは、ガラス繊維等の単繊維群を一方向に引き揃えて熱硬化性樹脂を含浸硬化させたFRP板、更には、アルミニウム等軽量金属の薄板、その他、フェノール樹脂板、メラミン樹脂板、バルカナイズドファイバー板等、剛性の高い薄板等が適用できる。
板材2−2は、厚み寸法が上記軽量材による中間層6−Aと同様である中間層6−Bの表裏面に、上述した補強板である上層及び下層(図示せず)を貼着して形成され、全体が矩形状とされている。
ここで、中間層6−Bは、図3(a)で説明した軽量材の中間層6−Aと同様の材料からなる軽量木材6aと、厚み方向(図3(b)のZ方向であって、図1のD方向)に向って開口されたハニカムコア材6bとを、水平方向(図3(b)のXY方向)に交互に並べて接着することで形成されている。なお、ハニカムコア材6bは、紙製、アルミニウム金属製、樹脂製などからなる中空状の断面が正六角形の筒体等の立体構造を隙間なく並べた構造である。また、本変形例の軽量木材6aは、図示のように、木目が長手方向(図3(b)のY方向であって、図1のL方向)に沿って形成されている。
板材2−3は、厚み寸法及び材質が上記中間層6−Aと同様である中間層6−Cの表裏面に、上述した上層及び下層(図示せず)を貼着して、全体が矩形状とされている。
ここで、軽量材による中間層6−Cは、木目8が長さ方向(図3(c)のY方向であって、図1のL方向)に沿った軽量木材6cと、木目8が幅方向(図3(c)のX方向であって、図1のW方向)に沿った軽量木材6dとを、図示の通り組み合わせることで形成されている。なお、軽量木材6cと軽量木材6dとは異なる材質を組み合わせて構成しても良い。
なお、このように構成された中間層6−Cは、その厚さ、使用木材の材質を変えることによって、表裏面の上層及び下層を貼着することなく、それ単体で板材2として使用することもできる。
この紙積板1Cが、上記紙積板1A・1Bと相違するのは、芯材部20の構成である。
芯材部20をこのような構成にしたのは、取扱い中の落下や、印刷機との衝突などで、外周縁部が破壊され易く、とりわけ四角形の四隅は損傷を最も受けやすい問題があるので、それを解決すると同時に、軽量化を図るためである。
先ず、矩形状の平面視における四隅部を厚み方向に切断して上記切り欠き部2a,2bが予め形成された板材2と、側面保護材4と、角部保護材9a,9bとを別々に形成しておく(工程1)。次いで、当該板材2、側面保護材4、及び角部保護材9a,9bを、別途用意された型枠内で接着しながら組み合わせて、芯材部20を形成する(工程2)。次いで、芯材部20の表裏面に表面板3を接着剤で貼着して、紙積板1Cを完成させる(工程3)。なお、このような工程は各部材の接続強度の点から好ましい例だが、上記工程3で表面板3を接着する際、接着剤を各部材間に染み込ませるように塗布することで、上記工程2において接着剤を不使用として、全体工程を短縮することもできる。また、上記の製造方法は角部保護材9a,9bを構成しない実施の形態1の紙積板1Aについても適用できる。
このように外周材5を設けることで、外周縁部に作用する衝撃等によって芯材部20と表面板3との剥離を防止するとともに、外周縁部の耐衝撃性をより向上できる。さらに、
角部保護材9a,9bと側面保護材4との外周での接合部分が外周材5によって被覆されるとともに、表面板3とも一体化されるので、外周部及び四隅部の破損防止効果をより大きくすることができる。
なお、図4(c)の外周材5は全側面に設けられているが、コスト低減、重量軽減等のため任意の側面又は部位のみに設けることでもよい。また、図4(c)で大きく丸められた四隅部にも外周材5を設けることはより好ましい形態である。
これらの図で図1ないし図4の実施形態で用いた符号と同一の符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複した説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本変形例に係る紙積板1D及び1Eが、それぞれ図4(c)及び図2(a)に係る紙積板と異なるのは、手指が挿入可能な持ち手部12が構成されている点である。
このような持ち手部12は、図5(a)および図5(b)に示されるように、紙積板1D,1Eの長手方向に沿って長い略長方形ないし長円状とされるのが好ましい。
また、この持ち手部12は、図5(b)に示されるように、横長の小さめの互いに隣接する二つの貫通孔11,11から形成されてもよい。図5(b)の場合、一つの貫通孔11が40×80mm程度とされている。このように、貫通孔11が若干小さくても、少なくとも一つの貫通孔11が片手の手指の挿入可能な横長の大きさを有しているので、紙積板1Eを両手で取り扱うことができる。
また、板材2がベニヤ合板等の木製で形成されていても、内周材14により、持ち手部12に挿入した手指に棘が刺されることもないし、木屑の発生の恐れもない。
更に、図5の貫通孔10及び貫通孔11は、内周材14を構成する例えばプラスチック材を設けた後に穿つ製造方法をとっているため、貫通孔10及び貫通孔11を設ける際に、内周材14が板材2の露出を防ぎ、木屑の発生を防ぐ有用な手段となっている。
なお、内周材14については、上記表面板3、側面保護材4等と同様の合成樹脂で構成することが好ましいが、例えば、桐材、イタヤ材、スプルス材等、棘の発生の少ない木材を使用してもよい。
例えば、表面材3は複数枚を積層して形成してよい。また、第3の実施例における切り欠き部2a,2bや角部保護材9a,9bの形状は、図4の形状にこだわらず、切り欠き部と角部保護材とが嵌合するようにくさび形としてもよい。
そのため、本発明で使用される合成樹脂は、比較的硬度が低く、耐衝撃性に優れた合成樹脂であることが好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリウレタン等の熱可塑性の合成樹脂のほか、例えば熱硬化性のウレタン樹脂、合成ゴム、その他のエラストマー樹脂等の合成樹脂が好ましく適用できる。また、全体重量を軽減する上で、これら樹脂による発泡体を採用することもできる。
Claims (4)
- 印刷紙を積載するための、芯材部の表裏両面に表面板が貼着された平板状の枚葉印刷機用の紙積板であって、
前記芯材部は、少なくとも合成樹脂よりも比重が小さい板材と、この板材の側面の全周を包囲している前記合成樹脂からなる側面保護材とからなり、
前記表面板は、前記合成樹脂からなり、前記板材と前記側面保護材の双方に跨り、前記表裏両面に貼着した貼着面を有しており、
前記側面保護材での幅W1は前記表面板での厚みD1に比べて大きく構成されており、
さらに、前記芯材部および前記表面板の双方の側面に跨り貼着された合成樹脂製の外周材を有する
ことを特徴とする枚葉印刷機用の紙積板。 - 印刷紙を積載するための、芯材部の表裏両面に表面板が貼着された平板状の枚葉印刷機用の紙積板であって、
前記芯材部は、少なくとも合成樹脂よりも比重が小さく、かつ、略矩形状の四隅に切り欠き部を有する板材と、前記切り欠き部に配設された前記合成樹脂からなる角部保護材と、前記板材の側面に配置された前記合成樹脂からなる側面保護材とで、略矩形状とされており、
前記表面板は、前記合成樹脂からなり、前記板材、前記角部保護材、及び前記側面保護材に跨り、前記表裏両面に貼着した貼着面を有しており、
前記側面保護材での幅W1は前記表面板での厚みD1に比べて大きく構成されており、
さらに、前記芯材部および前記表面板の双方の側面に跨り貼着された合成樹脂製の外周材を有する
ことを特徴とする枚葉印刷機用の紙積板。 - 前記板材は、厚み方向の中間に位置する中間層と、この中間層の表裏に貼着された上層及び下層とを有し、
前記中間層は、前記上層及び下層に比べて軽い軽量材から形成され、
前記上層及び下層は、それぞれ前記中間層に比べて剛性の高い材料から形成された補強板とされている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の枚葉印刷機用の紙積板。 - 前記芯材部及び前記表面板に連続する貫通孔により、手指が挿入可能な持ち手部が形成されており、
前記持ち手部の内周面は、合成樹脂からなる内周材により形成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の枚葉印刷機用の紙積板。
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