JP5883891B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を電気分解することによって電解水素水を生成する電解槽を備えた電解水生成装置に関する。
近年、食品関連、医療関連、農業関連等の分野において、電解水生成装置を活用するニーズが高まっている。このような分野では、大量の電解水素水を使用するため、複数の電解槽を備える電解水生成装置が用いられている。一般的に、複数の電解槽を備えた電解水生成装置では、給水路を分岐させて複数の電解槽のそれぞれに給水する方式が採用されている。
特許文献1には、電気分解ユニットをn段並列に接続した多段型の電解水生成装置が開示されている(例えば、特許文献1の図3参照)。特許文献1の電解水生成装置において、電解槽ユニットは、それぞれの電解槽ユニットに接続された処理水入口パイプ接続部の配置方向が同一となるように並べられて配置されている。そして、n個の処理水入口パイプ接続部は、水流開閉コックを介してn個に分岐される総処理水入口パイプ部に接続されているものである。
また、特許文献2には、複数の電解槽が並列的に接続された電解水生成装置が開示されている(例えば、特許文献2の図5参照)。特許文献2の電解水生成装置において、電解槽は、並列的に接続されており、これらの電解槽のそれぞれの導入口に原水を供給する給水系が設けられている。この給水系は、メイン給水配管とここから分岐された複数の分岐給水配管とから構成されている。各分岐給水配管には、減圧弁および電磁弁が設けられ、その先でさらに2つに分岐されて、その各分岐先に定流量弁および手動バルブが設けられているものである。
特開2005−177597号公報 国際公開第99/10286号
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示された電解水生成装置では、原水は、給水路の上流端に近い側の電解槽から順に流入するため、給水路の上流端に近い側の電解槽と、遠い側の電解槽とでは、電解槽の給水口における原水の入水圧が異なる、すなわち各電解槽への原水の入水量に差が生じる。
ここで、電解水素水のpH値や、溶存水素濃度の値は、電解槽の電極に印加する電流と、電解槽への原水の入水量(電解槽内の流水量)とに応じて定まる値である。そのため、各電解槽の電極に同じ電流を印加したとしても、それぞれの電解槽への原水の入水量が異なれば、各電解槽から出水される電解水素水のpH等の値も異なることになる。そうすると、使用者が所望する特性(pH値や溶存水素濃度の値)を有する電解水素水を取水できない可能性がある。電解水生成装置で生成された水は、飲用水や調理用水としてそのまま人体に取り込まれる場合も多く、電解水素水の特性(pH値や溶存水素濃度の値)が所望の特性と異なることは好ましくない。
上記問題に対して、各電解槽に流入する原水の流量をそれぞれ検出するために、各電解槽用に流量センサと電源とを設け、各流量センサが検出した各電解槽への原水の入水量に応じて、各電源から各電解槽に印加する電流を制御する方法が考えられる。しかしながら、その場合、複数の流量センサおよび各電解槽の電流を制御するための複数の電源が必要となるため、電解水生成装置の製造コストが高くなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主な目的は、複数の電解槽を有する電解水生成装置において、製造コストの増加を抑制しつつ、所望の特性(pH値や溶存水素濃度の値)の電解水素水を生成する電解水生成装置を提供することにある。
本発明に係る3個以上の電解槽を備えた電解水生成装置において、各電解槽に接続される第1給水路と、電解水生成装置の外部からの原水を受ける第2給水路と間を2つ以上に分岐された分岐給水路で接続するものとした。
すなわち、本発明の第1態様では、3個の電解槽を備えた電解水生成装置において、前記3個の電解槽は、順に並べられて配列された第1電解槽、第2電解槽及び第3電解槽を含み、前記各電解槽に下流端部が接続された複数の下流側給水路と、該複数の下流側給水路の上流端同士を一本で接続する接続給水路と、からなる電解槽側給水路と、電解水生成装置の外部からの原水を受ける原水側給水路と、前記電解槽側給水路の前記接続給水路に、前記第1電解槽及び前記第2電解槽に接続された前記2つの下流側給水路の上流端の間において、下流端部が接続され、前記原水側給水路の下流端に、上流端部が接続される第1分岐給水路と、前記電解槽側給水路の前記接続給水路に、前記第2電解槽及び前記第3電解槽に接続された前記2つの下流側給水路の上流端の間において、下流端部が接続され、前記原水側給水路の下流端に、上流端部が接続される第2分岐給水路とを備え、前記第1分岐給水路の下流端部から前記第1電解槽までの水路長さと、前記第1分岐給水路の下流端部から前記第2電解槽までの水路長さとを等しく、かつ、前記第2分岐給水路の下流端部から前記第2電解槽までの水路長さと、前記第2分岐給水路の下流端部から前記第3電解槽までの水路長さとを等しく設定したことを特徴とする。
本態様によると、原水側給水路電解槽側給水路との間は、第1分岐給水路及び第2分岐給水路によって接続されている。これにより、電解水生成装置の外部から入水された原水は、原水側給水路を介して第1分岐給水路及び第2分岐給水路に分岐され、その後、電解槽側給水路を介して各電解槽に供給される。このような給水路構成とすることによって、各電解槽入口における入水圧のばらつきを低減することができる。これにより、各電解槽への原水の入水量のばらつきが低減されるため、所望の特性(pH値や溶存水素濃度の値)の電解水素水を得ることができる。すなわち、本態様の電解水生成装置は、電解槽毎の電流制御のための流量センサや電源を設けることなしに、所望の特性(pH値や溶存水素濃度の値)の電解水素水を得ることができる。
さらに、本態様によると、第1電解槽に接続された下流側給水路の上流端部および第2電解槽に接続された下流側給水路の上流端部から第1分岐給水路の下流端部までの相互の水路長さが等しく設定されている、すなわち、第1電解槽及び第2電解槽から第1分岐給水路の下流端部までの相互の長さが等しくなっている。同様に、第2電解槽および第3電解槽から第2分岐給水路の下流端部までの相互の長さが等しくなっている。これにより、各電解槽入口における入水圧のばらつきをより効果的に低減することができる。
本発明の第2態様では、第1態様記載の電解水生成装置において、前記3個の電解槽に加えて、前記第1乃至第3電解槽の配列方向に沿って配列された第4電解槽を含み、前記電解槽側給水路は、下流端部が前記第4電解槽に接続された下流側給水路を含み、前記第4電解槽に接続された下流側給水路の上流端部は、前記接続給水路と接続されており、前記電解槽側給水路の前記接続給水路に、前記第3電解槽及び前記第4電解槽に接続された前記2つの下流側給水路の上流端の間において、下流端部が接続され、前記第2分岐給水路の途中部、又は前記原水側給水路の下流端に、上流端部が接続される第3分岐給水路とを備え、前記第3分岐給水路の下流端部から前記第3電解槽までの水路長さと、前記第3分岐給水路の下流端部から前記第4電解槽までの水路長さとを等しく設定したことを特徴とする
本発明の第3態様では、順に並べられて配設された3個以上の電解槽を備えた電解水生成装置であって、前記各電解槽に各々の下流端部が接続された複数の下流側給水路と、前記複数の下流側給水路の上流端同士を一本で接続する接続給水路と、からなる電解槽側給水路と、前記電解水生成装置の外部からの原水を受ける原水側給水路と、前記原水側給水路の下流端に上流端が接続され、途中部分が少なくとも1回分岐され、分岐後の下流端部が、隣接する前記電解槽に接続された前記下流側給水路の上流端部間の前記接続給水路にそれぞれ接続される分岐給水路とを備え、前記分岐給水路の下流端から前記隣接する電解槽の各々までの水路長さが相互に等しくなるように構成されていることを特徴とする
本態様によると、電解水生成装置は、分岐給水路の下流端から隣接する電解槽の各々までの水路長さが相互に等しくなるように構成されているこれにより、各電解槽入口における入水圧のばらつきをより効果的に低減することができる。
本発明の第4態様では、第1態様記載の電解水生成装置において、前記各電解槽に上流端部が接続された複数の上流側出水路と、該複数の上流側出水路の下流端同士を一本で接続する接続出水路と、からなる電解槽側出水路と、前記電解水生成装置の出水口に接続された利用側出水路と、上流端部が、前記第1及び第2電解槽に接続された前記上流側出水路の下流端間において前記接続出水路に接続され、下流端部が、前記利用側出水路の上流端に接続される第1分岐出水路と、上流端部が、前記第2及び第3電解槽に接続された前記上流側出水路の下流端間において前記接続出水路に接続され、下流端部が、前記利用側出水路の上流端に接続される第2分岐出水路と、前記第1電解槽から前記第1分岐出水路の上流端部までの水路長さと、前記第2電解槽から前記第1分岐出水路の上流端部までの水路長さとを等しく、かつ、前記第2電解槽から前記第2分岐出水路の上流端部までの水路長さと、前記第3電解槽から前記第2分岐出水路の下流端部までの水路長さとを等しく設定したことを特徴とする。
本発明の第5態様では、第3態様記載の電解水生成装置において、前記各電解槽に各々の上流端部が接続された複数の上流側出水路と、前記複数の上流側出水路の下流端同士を一本で接続する接続出水路と、からなる電解槽側出水路と、前記電解水生成装置の出水口に接続された利用側出水路と、前記利用側出水路の上流端に下流端が接続され、途中部分が少なくとも1回分岐され、分岐後の上流端部が、隣接する前記電解槽に接続された前記上流側出水路の下流端部間の前記接続出水路にそれぞれ接続される分岐出水路とを備え、前記分岐出水路の上流端から前記隣接する電解槽の各々までの水路長さが相互に等しくなるように構成されていることを特徴とする。
本態様によると、電解槽側出水路利用側出水路との間は分岐出水路によって接続されている。また、分岐出水路の上流端から隣接する電解槽の各々までの水路長さが相互に等しくなるように構成されている。このような出水路構成とすることによって、各電解槽出口における出水圧のばらつきを低減することができる。各電解槽の出口から各電解槽の入口までは連通しているため、出水圧のばらつきを低減することによって、入水圧のばらつきを低減することができる。すなわち各電解槽入口における入水圧のばらつきをより効果的に低減することができる。
本発明によれば、3個以上の電解槽を備えた電解水生成装置において、各電解槽入口における入水圧のばらつきを低減することができるため、所望の特性(pH値や溶存水素濃度の値)の電解水素水を得ることができる。
実施形態に係る電解水生成装置を左斜め上側から見た一部分解斜視図である。 (a)は図1のA−A線断面図であり、(b)は図2(a)の領域Xを拡大した図である。 図2のB−B線断面図である。 図2のC−C線断面図である。 電解水生成装置の水路図である。 電解水生成装置内の水の流れを模式的に示した図である。 電解水生成装置の給水路のバリエーション例を模式的に示した図である。 電解水生成装置の他の取水路のバリエーション例を模式的に示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用範囲あるいはその用途を制限することを意図するものではない。
図1および図2に示すように、電解水生成装置10は、3つの電解槽ユニット20,20,20と、給水路61と、出水路としての取水路62と、出水路としての排水路63と、電源などを含む電装部19と、3つのダブルクロスライン弁50,50,50と、各電解槽ユニット20とダブルクロスライン弁50とを接続固定するための3つのユニット固定具70,70,70と、各ダブルクロスライン弁50を駆動する3つのモータ60,60,60と、これらを収容するためのハウジング11とを備えている。
ハウジング11は、前後方向において、互いに対向して配置された前面パネル11aおよび背面パネル11bと、前面パネル11aおよび背面パネル11bの上端同士、下端同士および右端同士をそれぞれ一体に接続する上面パネル11c、底パネル11dおよび右面パネル11eとを備えている。ハウジング11の左右方向の中間部分には、ハウジング11の左側の3つの電解槽ユニット20,20,20を収容する取付空間15と、ハウジングの右側の給水路61、取水路62、排水路63(以下、これらをまとめて通水路ともいう)、電装部19を収容する空間とを区画する板状の第1分割フレーム13が設けられている。また、ハウジング11の右側上部の電装部19を収容する空間と、ハウジング11の右側下部の給水路61、取水路62および排水路63を収容する空間とは、ハウジングの右側における上下方向の中間に設けられた板状の第2分割フレーム14で区画されている。これにより、3つの電解槽ユニット20,20,20が収容された取付空間15および通水路等と、電装部19とは物理的に完全に分離されており、仮に電解槽ユニット20や通水路等からハウジング11内に水が吐出されたとしても、その水が電装部19に浸入しないようにすることができる。なお、本実施形態の説明において、「前」とは前面パネル11a側を、「後」とは背面パネル11b側を指すものとする。
3つの電解槽ユニット20,20,20は、取付空間15内において、第1分割フレーム13に沿うように前後方向に並べて配置されている。各電解槽ユニット20は、電解槽21を備えている。なお、以下の説明において、説明の便宜上、後側の電解槽21を「第1電解槽21a」といい、中間の電解槽21を「第2電解槽21b」といい、前側の電解槽21を「第3電解槽21c」ということがある。
第1分割フレーム13には、前後方向の中間に左右方向に貫通する6つの電解槽支持孔13a,13a,…と、各電解槽ユニット20を第1分割フレーム13に固定するための各2個のねじ孔13b,13bとが前後方向に並べて形成されている。電解槽支持孔13a,13aは、各電解槽21を前記ねじ孔13b,13bにねじ36,36によってねじ止め固定する際に、電解槽21を一時的に係止するための孔である。さらに、図2に示すように、第1分割フレーム13の下側部分には、後述する比率調整ユニット61e、接続取水路62b、接続排水路63bを通すための左右方向に貫通する貫通孔が形成されている。
また、このハウジング11の左側の開口は、着脱可能な板状の取付扉12によって閉塞されており、この取付扉12は、その前後方向および上下方向の隅角部をねじ止めすることによりハウジング11に固定されている(図1参照)。また、取付扉12の下側における前後方向の両側には、凹陥する把持部12a,12aが形成され、作業者は、把持部12a,12aを持って、取付扉12の取り付け/取り外しを行う。
ハウジング11の前面パネル11aの上側には、使用者の操作を受ける操作部71aと、使用水量、使用時間、電解槽の交換時期等の表示を行う表示部71bとを備えた制御パネル71が設けられている(図1参照)。
ハウジング11の底パネル11dの左後側には、ハウジング11内に吐水された水を排出するためのスリット81が形成されている。スリット81は、底パネル11dの左端部から右方向に延びている(図2(b)参照)。図示しないが、スリット81は、前後方向に並べて形成された複数本の長孔からなり、各長孔は、底パネル11dの上下方向に貫通している。
図2(b)に示すように、ハウジング11内の左側において、底パネル11dの上には、固定パネル13fが設けられている。固定パネル13fは、断面視でU字形状のベース部13gと、そのベース部の左側端部から左側に延びるように折り曲げられた板状の固定部13hとを有している。固定パネル13fのベース部13gの底部と底パネル11dとは、ねじ止め固定されている。固定部13hには、上下方向に貫通するねじ孔が形成されており、ユニット固定具70は、固定部13hに形成されたねじ孔を通るねじによって固定部13hにねじ止め固定されている。また、固定部13hには、L字状のL字スリット82が形成されている。なお、図示しないが、L字スリット82は、スリット81と対応する位置に、複数本、前後方向に並べて形成されている。これにより、ハウジング11内に水漏れ等が発生した場合でも、水は、L字スリット82およびスリット81を介してハウジング11外に排出される。
ユニット固定具70は、図1に示すように、平面視において、裏側に向かって凹陥するU字状板であり、この凹陥部分には、前後方向に延びる円筒状のダブルクロスライン弁50が収納されている。また、ユニット固定具70の後側の側板は、ダブルクロスライン弁50の後側(図1の左側)にあたる部分が矩形状に切り欠かれている。
ダブルクロスライン弁50は、第1および第2切替弁51,52(図6参照)と、第1および第2流量制御弁53,54(図6参照)とを備えている。また、ダブルクロスライン弁50の左側には、左端部が開口した4つの筒状の接続部57,57,…が突設するように一体に形成されている(図1参照)。
モータ60は、ユニット固定具70の後側(図1の左側)側板の後側に設けられており、上記矩形状の切り欠き部分を介してダブルクロスライン弁50に駆動連結されている。モータ60は、ダブルクロスライン弁50の第1および第2切替弁51,52(図6参照)と、第1および第2流量制御弁53,54(図6参照)とを駆動する。なお、第1切替弁51と第2切替弁52(図6参照)は、同期して作動(すなわち、連動)する弁であり、第1流量制御弁53と第2流量制御弁54(図6参照)とは同期して作動(すなわち、連動)する弁である。なお、第1切替弁51と第2切替弁52(図6参照)とが連動せずに、それぞれ別々に駆動されるようにしてもよい。同様に、第1流量制御弁53と第2流量制御弁54(図6参照)とが連動せずに、それぞれ別々に駆動されるようにしてもよい。
[電解槽ユニット]
次に、電解槽ユニット20について詳細に説明する。
図1に示すように、電解槽ユニット20は、水を電気分解する箱型状(樹脂製)の電解槽21と、2つの給水管24と、2つの出水管25と、固定具26とを備えている。
図2および図6に示すように、電解槽21は、矩形箱状のケーシング本体22と、ケーシング本体22内に収納された隔膜41と、隔膜41によって区画された第1および第2電極室45a,46aと、第1電極室45a内に設けられた電極板45bと、第2電極室46a内に設けられた電極板46bとを備えている。
出水管25,25の上流端部は、ケーシング本体22の幅方向(図1の前後方向)の両上端付近において、それぞれ、ケーシング本体22に抜け止め固定されている。これにより、出水管25,25は、ケーシング本体22の内部に連通する水路に接続される。同様に、給水管24,24の下流端部は、ケーシング本体22の下面において、それぞれ、ケーシング本体22に抜け止め固定されている。これにより、給水管24,24は、ケーシング本体22の内部に連通する水路に接続される。
固定具26は、出水管25,25の下流端部および給水管24,24の上流端部を固定するためのものであり、出水管25,25の下流端部および給水管24,24の上流端部は、その開口端面が同一方向を向くように固定される(図1参照)。そして、固定具26は、出水管25,25の下流端部および給水管24,24の上流端部を固定した状態でそれらの各端部がダブルクロスライン弁50の接続部57に挿入されるように左から右に押し込まれて、ねじ33,33によってユニット固定具70に形成されたねじ孔70eにねじ止め固定されている。
[給水路]
次に、図1〜図3を用いて、給水路61について詳細に説明する。なお、給水路61とは、後述の給水口61dから各電解槽21までの水路のことを指している。
ハウジング11の背面パネル11bには、前後方向に貫通する貫通孔11fが形成されている(図3参照)。電解水生成装置10には、平面視において、上記貫通孔11fから、後側に向かってL字状に形成された円筒状の給水路端部61cが取り付けられており、給水路端部61cの後端には、給水口61dが形成されている。
図3に示すように、第2給水路61aは、給水路端部61cの下流端部と液密状に一体的に接続された円筒状の水路(配管)であり、上記貫通孔11fから電解水生成装置10の内方、すなわち前側に延びるとともに、その下流端部が左側に折り曲げられている。分岐給水路64は、円筒状の水路(配管)であり、その上流端部は、配管継手67によって第2給水路61aの下流端部に液密状に一体的に接続されている。分岐給水路64は、上記の配管継手67によって、第1および第2分岐給水路64a,64bの2つに分岐された円筒状の水路(配管)である。第1分岐給水路64aは、上記の配管継手67から後側に延びた後、左側に折り曲げられている。第2分岐給水路64bは、第2給水路61aの下流端部と同軸上に延びている、すなわち、上記の配管継手67から左側に延びている。
第1給水路61bは、円筒状の水路(配管)であり、下流端部が各電解槽21に接続された下流側給水路66と、第1分割フレーム13に沿うように前後方向に延びており、下流側給水路66の上流端部が接続された上流側給水路65とによって構成されている。下流側給水路66は、給水管24,24と、ダブルクロスライン弁50と、ダブルクロスライン弁50の下側から第1分割フレーム13の貫通孔(図2参照)を介して右側に延びるように構成された円筒状の比率調整ユニット61eとによって構成されている(図6参照)。すなわち、下流側給水路66の上流端部は、第1分割フレーム13の貫通孔(図2参照)を通って左右方向に延びている。なお、以下の説明において、説明の便宜上、第1電解槽21aに接続されている下流側給水路66を「第1下流側給水路66a」といい、第2電解槽21bに接続されている下流側給水路66を「第2下流側給水路66b」といい、第3電解槽21cに接続されている下流側給水路66を「第3下流側給水路66c」ということがある。
第1および第2下流側給水路66a,66bは、それぞれ、配管継手67,67によって、上流側給水路65に液密状に一体的に接続されている。第3下流側給水路66cは、上流側給水路65の前端部に液密状に一体的に接続されている。
上流側給水路65は、第1下流側給水路66aの上流端部と、第2下流側給水路66bの上流端部とを接続する第1上流側給水路65aと、第2下流側給水路66bの上流端部と、第3下流側給水路66cの上流端部とを接続する第2上流側給水路65bとによって構成されている。そして、第1分岐給水路64aの下流端部は、第1上流側給水路65aの前後方向における中央に配管継手67によって接続されている。これにより、第1分岐給水路64aの下流端部から第1下流側給水路66aの上流端部および第2下流側給水路66bの上流端部までの相互の長さが等しくなっている。同様に、第2分岐給水路64bの下流端部は、第2上流側給水路65bの前後方向における中央に配管継手67によって接続されている。これにより、第2分岐給水路64bの下流端部から第2下流側給水路66bの上流端部および第3下流側給水路66cの上流端部までの相互の長さが等しくなっている。ここで、第1〜第3下流側給水路66a〜66cは、実質的に同じ構成であるため、上記のように給水路61を構成することにより、各電解槽(第1〜第3電解槽21a〜21c)入口における入水圧のばらつきを低減することができる。
[出水路(取水路および排水路)]
次に、図1,図2および図4を用いて、出水路(取水路62および排水路63)について詳細に説明する。
ハウジング11前側の下端寄りの部位には、前後方向に貫通する左貫通孔11gおよび右貫通孔11hが左右方向に並べて形成されている。
取水路62は、前後方向に延びる円筒状の主取水路62aを有しており(図2または図4参照)、主取水路62aと一体的に接続された取水路端部62cが上記の左貫通孔11gから前側に向かって突出するように設けられている(図1参照)。ダブルクロスライン弁50と主取水路62aとの間は、比率調整ユニット61eおよび接続取水路62b(フレキシブル管)を介して、逆止弁付きの配管継手68(以下、単に配管継手68ともいう)によって接続されている(図4参照)。また、取水路端部62cの下流端部には、ハウジング11の前側に向かって開口する取水口62dが形成されている(図1参照)。
排水路63は、前後方向に延びる円筒状の主排水路63aを有しており(図2または図4参照)、主排水路63aと一体的に接続された排水路端部63cが上記の右貫通孔11hから前側に向かって突出するように設けられている(図1参照)。ダブルクロスライン弁50と主排水路63aとの間は、接続排水路63b(フレキシブル管)を介して、逆止弁付きの配管継手68によって接続されている(図4参照)。また、排水路端部63cの下流端部には、ハウジング11の前側に向かって開口する排水口63dが形成されている(図1参照)。
上流側給水路65と主排水路63aとの間は、円筒状のバイパス管69を介して接続されており、バイパス管69には、電磁弁59が設けられている(図3参照)。電磁弁59は、電解水生成装置10の使用時には閉塞され、不使用時には開放される弁である。すなわち、電磁弁59は、電解水生成装置10の不使用時に第2給水路61a、第1および第2分岐給水路64a,64bおよび上流側給水路65内に残っている水を排出するための弁である。
[電解水生成装置の水の電気分解動作]
図5は、給水口61dから供給された原水が、取水口62dおよび排水口63dから出水するまでの水路の概念図である。
給水口61dおよび給水路端部61cを介してハウジング外部から給水された原水は、図5に示すように、電磁弁55、減圧弁56および流量センサ58を介して第2給水路61aに供給される。電磁弁55は、電解水生成装置10の使用時には開放され、不使用時には閉塞される弁である。減圧弁56は、ハウジング外部から給水された原水を所定の圧力に減圧する弁であり、流量センサ58は、給水路61に通水される流量を計測するセンサである。
第2給水路61aを流れる水は、第1および第2分岐給水路64a,64bによって2つに分岐され、第1および第2分岐給水路64a,64bのそれぞれから上流側給水路65に給水される。なお、上述のとおり、第1および第2分岐給水路64a,64bの上流端部は、第2給水路61aの下流端部と接続される一方、第1分岐給水路64aの下流端部は、第1上流側給水路65aの中央に接続され、第2分岐給水路64bの下流端部は、第2上流側給水路65bの中央に接続されている。これにより、第2給水路61aに給水された原水が分岐給水路64,64および配管継手67を介して、実質的に均等に分配されて上流側給水路65(第1上流側給水路65a、第2上流側給水路65b)に供給され、その後、実質的に均等に分配されて各電解槽21に供給される。
次に、給水路61から給水された水が電解槽21で電気分解されて取水路62および排水路63に出水されるまでの動作について、図5,図6を用いて詳細に説明する。
まず、電解槽21内において、第1電極室45aが陰極室であり、第2電極室46aが陽極室である場合について説明する。このとき、電極板45bは陰極であり、電極板46bは陽極である。また、第1切替弁51および第2切替弁52は、図6の実線の状態に切り替えられている。
第1給水路61bから給水された水は、比率調整ユニット61eで2つに分岐されて、ダブルクロスライン弁50に流入する。比率調整ユニット61eの一方の経路から流入された水は、第1切替弁51および一方の給水管24(以下、説明の便宜上「第1給水管24」という)を介して、第1電極室(陰極室)45aに流入する。そして、第1電極室45aで生成された電解水素水は、一方の出水管25(以下、説明の便宜上「第1出水管25」という)および第2切替弁52および第2流量制御弁54を介して、接続取水路62bおよび主取水路62aを経由して、取水口62dから取り出される(図5参照)。一方で、比率調整ユニット61eの他方の経路から流入された水は、第1流量制御弁53、第1切替弁51および他方の給水管24(以下、説明の便宜上「第2給水管24」という)を介して、第2電極室(陽極室)46aに流入する。そして、第2電極室46aで生成された酸性水は、他方の出水管25(以下、説明の便宜上「第2出水管25」という)、第2切替弁52を介して出水され、接続排水路63bおよび主排水路63aを経由して、排水口63dから排出される(図5参照)。
次に、電解槽21内において、第1電極室45aが陽極室であり、第2電極室46aが陰極室である場合について説明する。このとき、電極板45bは陽極であり、電極板46bは陰極である。また、第1切替弁51および第2切替弁52は、図6の破線の状態に切り替えられている。
比率調整ユニット61eの一方の経路から流入された水は、第1切替弁51および第2給水管24を介して、第2電極室(陰極室)46aに流入する。そして、第2電極室46aで生成された電解水素水は、第2出水管25、第2切替弁52および第2流量制御弁54を介して、接続取水路62bおよび主取水路62aを経由して、取水口62dから取り出される(図5参照)。一方で、比率調整ユニット61eの他方の経路から流入された水は、第1流量制御弁53、第1切替弁51および第1給水管24を介して、第1電極室(陽極室)45aに流入する。そして、第1電極室45aで生成された酸性水は、第1出水管25および第2切替弁52を介して出水され、接続排水路63bおよび主排水路63aを経由して、排水口63dから排出される(図5参照)。
なお、使用者の要求に応じて、第1および第2流量制御弁53,54を作動させることにより、主取水路62aに出水する電解水素水と、主排水路に出水する酸性水との流量調整を行うことができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明を好ましい実施形態により説明してきたが、種々の改変が可能である。
例えば、実施形態では、電解槽21a,21b,21cを3個備える例について説明したが、電解槽は4個以上でも本発明は適用が可能である。図7では、電解水生成装置10が電解槽を4個備える例について示している。
図7(a)では、4個の第1〜第4電解槽21a〜21dが並べて配置されており、第1〜第4電解槽21a〜21dと上流側給水路65とが、それぞれ第1〜第4下流側給水路66a〜66dによって接続されている。第2給水路61aと上流側給水路65との間は、3つに分岐された分岐給水路64(第1〜第3分岐給水路64a〜64c)によって接続されている。具体的には、第1分岐給水路64aの下流端部は、第1下流側給水路66aの上流端部と第2下流側給水路66bの上流端部とを接続する第1上流側給水路65aの中央に接続されている。同様に、第2分岐給水路64bの下流端部は、第2下流側給水路66bの上流端部と第3下流側給水路66cの上流端部とを接続する第2上流側給水路65bの中央に接続されている。また、第3分岐給水路64cの下流端部は、第3下流側給水路66cの上流端部と第4下流側給水路66dの上流端部とを接続する第3上流側給水路65cの中央に接続されている。これにより、各電解槽(第1〜第4電解槽21a〜21d)入口における入水圧のばらつきを低減することができる。
なお、図7(a)の構成において、第1〜第3分岐給水路64a〜64cのうちのいずれか1つを省いてもかまわない。ただし、3つに分岐された分岐給水路64(第1〜第3分岐給水路64a〜64c)を設けた方が、より効果的に各電解槽(第1〜第4電解槽21a〜21d)入口における入水圧のばらつきを低減することができる。
また、図7(a)の構成において、第2給水路61aの下流端部と分岐給水路64との接続位置は、第2給水路61aの下流端部と第3分岐給水路64cとが同軸上になるような構成としたがこれに限定されない。例えば、図7(a)において、第2給水路61aの下流端部と第2分岐給水路64bの下流端部とが同軸上になるように構成してもかまわない。
また、分岐給水路64と上流側給水路65との接続位置は、図7(a)に限定されない。例えば、図7(a)において、第2分岐給水路64bと、第2下流側給水路66bまたは第3下流側給水路66cとが同軸上になるように構成してもかまわない。
また、図7(a)の構成において、第2給水路61aの下流端部と分岐給水路64との上流端部との間を、図7(b)に示すように、第4および第5分岐給水路64d,64eによって、さらに2つに分岐してもよい。このような構成にすることにより、分岐給水路64の上流端部から第1〜第4下流側給水路66a〜66dの各上流端部までの長さが相互に等しくなる。これにより、より効果的に各電解槽(第1〜第4電解槽21a〜21d)入口における入水圧のばらつきを低減することができる。
また、図8(a),(b)に示すように、取水路62を2つ以上に分岐する構成にしてもよい。図8(a)は電解槽が3個の場合の例であり、図8(b)は電解槽が4個の場合の例である。図8(a)では、各電解槽(第1〜第3電解槽21a〜21c)の接続取水路62b,62b,62bと主取水路62aとの間において、各電解槽(第1〜第3電解槽21a〜21c)の接続取水路62b,62b,62bに接続された下流側出水路90と、主取水路62aとの間を2つ以上に分岐する分岐出水路91(第1および第2分岐出水路91a,91b)とを設けている。具体的には、第1分岐出水路91aの上流端部は、第1電解槽21aに接続された接続取水路62bの下流端部と、第2電解槽21bに接続された接続取水路62bの下流端部とを接続する第1下流側出水路90aの中央に接続されている。同様に、第2分岐出水路91bの上流端部は、第2電解槽21bに接続された接続取水路62bの下流端部と、第3電解槽21cに接続された接続取水路62bの下流端部とを接続する第2下流側出水路90bの中央に接続されている。このような構成とすることにより、各電解槽取水出口における出水圧のばらつきを低減することができる。各電解槽の出口から各電解槽の入口までは連通しているため、出水圧のばらつきを低減することによって、入水圧のばらつきを低減することができる。図8(b)に示すように、第4電解槽21dが増えた場合においても、第3電解槽21cに接続された接続取水路62bの下流端部と第4電解槽21dに接続された接続取水路62bの下流端部とを接続する第3下流側出水路90cと、第3下流側出水路90cの中央に接続される第3分岐出水路91cとを設けることによって、図8(a)と同様の効果を得ることができる。なお、図8(a),(b)の出水路構成を、排水路63に適用しても同様の効果が得られる。
また、実施形態では、各電解槽21と上流側給水路65との間に、ダブルクロスライン弁50および比率調整ユニット61eが設けられているものとしたが、ダブルクロスライン弁50や比率調整ユニット61eを省いて、例えば、各電解槽21と上流側給水路65とをフレキシブル管や金属製配管等で直接接続してもかまわない。
また、実施形態では、各電解槽21は、給水管24,24および出水管25,25をそれぞれ2つずつ備える例について説明したが、給水管および出水管はそれぞれ1つずつであってもよい。
本開示に係る電解水生成装置は、3個以上の電解槽を備えた電解水生成装置において、所望の特性を有する電解水素水を大量に得ることができるため、例えば、食品関連、医療関連、農業関連等の分野において有用である。
10 電解水生成装置
21a 電解槽(第1電解槽)
21b 電解槽(第2電解槽)
21c 電解槽(第3電解槽)
61a 第2給水路(原水側給水路)
61b 第1給水路(電解槽側給水路)
62a 主取水路(利用側出水路
62b 接続取水路(上流側出水路、第1出水路)
64a 第1分岐給水路(分岐給水路)
64b 第2分岐給水路(分岐給水路)
65 上流側給水路(接続給水路)
66 下流側給水路
90 下流側出水路(接続出水路
91a,91b,91c 分岐出水路

Claims (5)

  1. の電解槽を備えた電解水生成装置において、
    前記3個の電解槽は、順に並べられて配列された第1電解槽、第2電解槽及び第3電解槽を含み、
    前記各電解槽に下流端部が接続された複数の下流側給水路と、該複数の下流側給水路の上流端同士を一本で接続する接続給水路と、からなる電解槽側給水路と、
    前記電解水生成装置の外部からの原水を受ける原水側給水路と、
    前記電解槽側給水路の前記接続給水路に、前記第1電解槽及び前記第2電解槽に接続された前記2つの下流側給水路の上流端の間において、下流端部が接続され、前記原水側給水路の下流端に、上流端部が接続される第1分岐給水路と、
    前記電解槽側給水路の前記接続給水路に、前記第2電解槽及び前記第3電解槽に接続された前記2つの下流側給水路の上流端の間において、下流端部が接続され、前記原水側給水路の下流端に、上流端部が接続される第2分岐給水路とを備え、
    前記第1分岐給水路の下流端部から前記第1電解槽までの水路長さと、前記第1分岐給水路の下流端部から前記第2電解槽までの水路長さとを等しく、かつ、
    前記第2分岐給水路の下流端部から前記第2電解槽までの水路長さと、前記第2分岐給水路の下流端部から前記第3電解槽までの水路長さとを等しく設定した
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  2. 請求項1記載の電解水生成装置において、
    前記3の電解槽に加えて、前記第1乃至第3電解槽の配列方向に沿って配列された第4電解槽を含み、
    前記電解槽側給水路は、下流端部が前記第4電解槽に接続された下流側給水路を含み、
    前記第4電解槽に接続された下流側給水路の上流端部は、前記接続給水路と接続されており、
    前記電解槽側給水路の前記接続給水路に、前記第3電解槽及び前記第4電解槽に接続された前記2つの下流側給水路の上流端の間において、下流端部が接続され、前記第2分岐給水路の途中部、又は前記原水側給水路の下流端に、上流端部が接続される第3分岐給水路を備え、
    前記第3分岐給水路の下流端部から前記第3電解槽までの水路長さと、前記第3分岐給水路の下流端部から前記第4電解槽までの水路長さとを等しく設定した
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  3. 順に並べられて配設された3個以上の電解槽を備えた電解水生成装置であって、
    前記各電解槽に各々の下流端部が接続された複数の下流側給水路と、前記複数の下流側給水路の上流端同士を一本で接続する接続給水路と、からなる電解槽側給水路と、
    前記電解水生成装置の外部からの原水を受ける原水側給水路と、
    前記原水側給水路の下流端に上流端が接続され、途中部分が少なくとも1回分岐され、分岐後の下流端部が、隣接する前記電解槽に接続された前記下流側給水路の上流端部間の前記接続給水路にそれぞれ接続される分岐給水路とを備え、
    前記分岐給水路の下流端から前記隣接する電解槽の各々までの水路長さが相互に等しくなるように構成されている
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  4. 請求項1記載の電解水生成装置において、
    上流端部が前記各電解槽に接続された複数の上流側出水路と、該複数の上流側出水路の下流端同士を一本で接続する接続出水路と、からなる電解槽側出水路と、
    前記電解水生成装置の出水口に接続された利用側出水路と、
    上流端部が、前記第1及び第2電解槽に接続された前記上流側出水路の下流端間において前記接続出水路に接続され、下流端部が、前記利用側出水路の上流端に接続される第1分岐出水路と、
    上流端部が、前記第2及び第3電解槽に接続された前記上流側出水路の下流端間において前記接続出水路に接続され、下流端部が、前記利用側出水路の上流端に接続される第2分岐出水路と、
    前記第1電解槽から前記第1分岐出水路の上流端部までの水路長さと、前記第2電解槽から前記第1分岐出水路の上流端部までの水路長さとを等しく、かつ、
    前記第2電解槽から前記第2分岐出水路の上流端部までの水路長さと、前記第3電解槽から前記第2分岐出水路の下流端部までの水路長さとを等しく設定した
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  5. 請求項3記載の電解水生成装置において、
    前記各電解槽に各々の上流端部が接続された複数の上流側出水路と、該複数の上流側出水路の下流端同士を一本で接続する接続出水路と、からなる電解槽側出水路と、
    前記電解水生成装置の出水口に接続された利用側出水路と、
    前記利用側出水路の上流端に下流端が接続され、途中部分が少なくとも1回分岐され、分岐後の上流端部が、隣接する前記電解槽に接続された前記上流側出水路の下流端部間の前記接続出水路にそれぞれ接続される分岐出水路とを備え、
    前記分岐出水路の上流端から前記隣接する電解槽の各々までの水路長さが相互に等しくなるように構成されている
    ことを特徴とする電解水生成装置。
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