JP5879598B2 - 遊技装置及び遊技装置用プログラム - Google Patents
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Description
このような遊技装置として、遊技機の上方に配置されるとともに、LEDや液晶表示器などの表示手段、音声や効果音などをスピーカから発する音出力手段などの報知手段を備え、これらの報知手段を駆動することにより、大当りやボーナスなどの遊技機の当り状態を所定の態様(例えば、LEDの点滅)で報知したり、当り状態の発生回数や当り状態になるまでに費やしたゲーム回数を所定の態様(例えば、液晶表示器に文字表示)で報知したりする遊技装置がある(例えば、特許文献1,2)。
遊技機50及び遊技媒体貸出装置40から出力される遊技信号は、各装置において蓄積、集計されながら、遊技者や遊技場の管理者等が解読可能なデータ形式に改変されるようになっている。
大当り信号は、遊技機50の当り状態中に出力される信号であり、その出力がオンされたタイミングが遊技資金を投じる遊技状態から当り状態への遊技状態の遷移を示し、その出力がオフ(停止)されたタイミングが当り状態から遊技資金を投じる遊技状態である通常遊技中への遊技状態の遷移を示すことになる。
以下、本発明に係る遊技装置の一例である呼出ランプ1について、図3〜図4を参照しながら詳述する。
呼出ランプ1は、表示手段と音出力手段とがそれぞれ内蔵された、二つの呼出ランプ1a,1bから構成されている。
呼出ランプ1は、図3及び図4に示すように、遊技機50及び遊技媒体貸出装置40から出力される遊技信号を受信するとともに、この遊技信号を台コンピュータ10に送信する通信部5と、受信した遊技信号から生成される所定の遊技データを表示するデータ表示部2(2a,2b)と、複数のLED(光源)が内蔵され、遊技機50に関する情報を所定の光出力パターンで報知する発光部3(3a,3b)と、遊技機50に関する情報を音声や効果音からなる音出力パターンで報知する音出力部4(4a,4b)と、CPUなどの中央演算処理装置、ROM、RAMなどの記憶手段を備えるコンピュータとして構成され、通信部5から受信した遊技信号に基づいて、データ表示部2と発光部3と音出力4とを駆動制御する制御部6と、を備えている。
一方、呼出ランプ1bは、データ表示部2b、発光部3b、音出力部4bを備えるとともに、図3(b)に示すように、設置面Sからほぼ垂直に突出するように、遊技機50の上部左側に配置されている。
すなわち、呼出ランプ1は、呼出ランプ1aと呼出ランプ1bの二つの呼出ランプから構成されるものの、呼出ランプ1aに備える制御部6により、統合制御されるように構成されている。
また、液晶表示器は、遊技者によるタッチ操作を検出するタッチパネルからなり、所定の表示領域を指触操作することにより、遊技場の店員を呼び出す信号と、表示内容の変更を指示する信号とを制御部6に出力可能に構成され、制御部6はこの出力信号に基づいて、データ表示部2の表示内容を変更させたり、発光部3とスピーカ4を駆動制御することにより、所定の呼出演出等を行わせたりするようになっている。
そして、発光部3bにおける各LEDは、二つの透明な窓部の間であって、周縁部に沿って一列に配置されている。
これにより、各LEDは一列に配置されているにもかかわらず、設置面Sに沿った水平二方向から一のLEDを視認することができるので、遊技機の設置される遊技機島の両端部から一のLEDの光出力パターンを視認できる。
これにより、設置面Sに沿った対向する二面にLEDをそれぞれ取り付けるよりも、構造が簡単になるとともに、LEDの個数を削減できる。
また、LEDを周縁部であって下部にも配置することにより、呼出ランプ1bのほぼ真下に着座する遊技者にも一のLEDの光出力パターンを視認させることができる。
なお、本実施形態では、発光部3bにおける各LEDを周縁部に沿って配置したが、データ表示部2bに一(又は一列)のLEDを配置し、これを設置面Sに沿った対向する水平方向の二面が透明な窓部を有するカバーで挟むように構成することもできる。
このような報知パターンの演出を行うために、制御部6は、遊技機50が当り状態に至るまでに一の遊技者が投じた投資金額を算出するとともに、この投資金額に対応する報知パターンを記憶し、また、算出した投資金額に基づいて連続当り回数を算出するとともに、連続当り回数に対応する報知パターンを記憶している。
さらに、投資金額を遊技者ごとに管理するために、遊技者の入れ替わりを監視している。
以下、このような動作を実現する手段について詳述する。
まず、制御部6は、算出手段として動作し、当り状態に至るまでに遊技機50に投じた投資金額に対応する報知パターンの演出を行うために、当り状態に至るまでに遊技機50に投じた投資金額を算出する。
この算出は、当り状態に至るまでに投じた投資金額を遊技媒体貸出機40に投入した投入金額から直接求めるのではなく、遊技機50に投入した遊技媒体の投入数と、遊技機50にから払い出される遊技媒体の払出数から遊技機50に投じた投資金額を間接的に求める手法となっている。このようにするのは、遊技媒体貸出機40から出力される売上信号により、当り状態に至るまでに投じた投資金額を直接的に求めることもできるが、一旦当り状態に至ることにより遊技者が所定数のメダルを獲得した後には、メダルの貸し出しは行われず、獲得したメダルを用いた遊技に移行することになるから、この間は、売上信号は出力されなくなり、この間において、獲得したメダルを遊技機50に投じるという実質的な投資に係る投資金額を求めることができないからである。
このような遊技状態では、平均してみると、投入数の累計値が払出数の累計値に対して上回り、遊技の進行に伴いその差分(投入数の累計値−払出数の累計値)が拡大することになる。
また、メダルは、所定の単価、例えば、1000円単位で買い足すことができるようになっている。
これらのことから、投入数の累計値と払出数の累計値との差分が、1000円単位で買い足すことができるメダル数(貸出単位数)の公倍数となるたびに、その時点で遊技者が1000円分のメダルを買い足したものと推定することができる。
つまり、本発明は、投入数と払出数との差分が、所定の単価で買い足すことができるメダル数の公倍数に達するたびに、遊技者が所定の単価を費やしたものと判定し、この所定の単価を投資金額に加算するとともに、大当り信号が入力されるまでこのような加算を繰り返すことで、当り状態に至るまでに遊技機50に投じた投資金額を算出するようになっている。
なお、所定の単価で買い足すことができるメダル数である貸出単位数は、予め制御部6のROMに記憶されているとともに、算出した投資金額は、制御部6のRAMに逐次記憶されるようになっている。
図7(b)は、投資金額に対応する発光部3に行わせる光出力パターンを示すもので、例えば、当り状態に至るまでに投じた投資金額が1000円以内であれば、発光部3を赤色で点灯させ、2000円以内であれば、発光部3を青色で点灯させ、3000円以内であれば、発光部3を緑色で点灯させ、3000円を超える場合は、発光部3を黄色で点灯させるようになっている。
この光出力パターンは、制御部6のCPUにより当り状態中に参照されることで、当り状態中の光演出として実行されるようになっている。
この音出力パターンは、制御部6のCPUにより当り状態中に参照されることで、当り状態中の音演出として実行されるようになっている。
なお、当り状態中に実行される音出力パターンは、大当り開始音(ファンファーレ音)よりも優先的に行われ、例えば、大当り信号が入力されたときに、上記の音出力パターンを先に出力し、続いて大当り開始音を出力することもできる。
これにより、投資金額という尺度で遊技機同士を比較できる。
すなわち、光・音出力パターンを遊技の進行に伴って増加するゲーム回数に対応させると、ゲーム回数という尺度で遊技機同士を比較できるものの、貸出単位数あたりでゲーム可能なゲーム回数が異なる遊技機同士の場合、投資金額が同じであってもゲーム回数が異なることになるため、実際にいくら位の金額を費やして当たったものなのかを外部から判別することはできなかった。そこで、本発明のように、光・音出力パターンを投資金額に対応させることにより、貸出単位数あたりでゲーム可能なゲーム回数が異なる遊技機同士であっても、遊技者の最も関心の高い投資金額という尺度で比較することができる。
また、制御部6は、通常遊技中において、連続当り回数に対応する報知パターン(光出力パターン)の演出を行うために、連続当り回数を算出する。
この算出は、上述した投資金額を参照して行われ、当り状態に至るまでに投じた投資金額が所定の金額以下であるたびに、当りの連続性を示す連続当り回数をプラス1更新する手法となっている。
なお、算出した連続当り回数は、制御部6のRAMに記憶されるようになっている。
図7(c)は、連続当り回数に対応する発光部3に行わせる光出力パターンを示すもので、例えば、連続当り回数が0回あれば、発光部3は点灯させず、1回あれば、発光部3を赤色で移動点滅させ、2回であれば、発光部3を青色で移動点滅させ、3回であれば、発光部3を緑色で移動点滅させ、4回であれば、発光部3を黄色で移動点滅させ、5回以上であれば、虹色(赤、青、緑、黄を短時間で繰り返し点灯させる出力パターン)で移動点滅させるようになっている。
なお、移動点滅とは、発光部3のLEDをL1〜L5の順に点灯させる、いわゆるランニングと称される光出力パターンである。
この光出力パターンは、制御部6のCPUにより通常遊技中に参照されることで、通常遊技中の光演出として実行されるようになっている。
また、このような演出を通常遊技中に行うことにより、無味乾燥な通常遊技中の演出を華やかにすることができる。
これにより、投資金額という尺度をもって遊技機同士を比較できる。
すなわち、光出力パターンを遊技の進行に伴って増加するゲーム回数に対応させると、ゲーム回数という尺度で遊技機同士を比較できるものの、貸出単位数あたりでゲーム可能なゲーム回数が異なる遊技機同士の場合、投資金額が同じであってもゲーム回数が異なることになるため、実際にいくら位の金額を費やして何回当っているのかを外部から判別することはできなかった。そこで、本発明のように、光出力パターンに基づいて求められた連続当り回数に対応させることにより、貸出単位数あたりでゲーム可能なゲーム回数が異なる遊技機同士であっても、遊技者の最も関心の高い投資金額という尺度で比較することができる。
また、連続当り回数に対応する報知パターンを通常遊技中のみならず、当り状態中にも行うこともできる。
また、上記のような、当り状態に至るまでに投じた投資金額に対応する報知パターンと、連続当り回数に対応する報知パターンは、実際に遊技資金を投じた遊技者に限りにおいて行われる報知演出であり、遊技資金を投じた遊技者が遊技を終了して、新たな遊技者に入れ替わったときには、新たな遊技者が投じた投資金額に対応する報知パターンが採用されるようになっている。
このような動作を実現するためには、遊技に投じた遊技資金を遊技者ごとに管理しなければならないことから、制御部6は、遊技者の入れ替わりを監視している。
遊技者の入れ替わりは、遊技機50及び遊技媒体貸出装置40から入力される遊技信号に基づいて判定され、投入信号又は払出信号が所定時間以上検出されず、かつ、売上信号が入力された場合に、遊技機50において遊技中の遊技者が他の遊技者に入れ替わったものとみなすようになっている。
このように遊技者の入れ替わりを監視することにより、遊技に投じた遊技資金を遊技者ごとに管理することができる。
すなわち、遊技者が入れ替わったとしても、それぞれの遊技者が一の遊技機に投じた遊技資金が累積されることなく、遊技者ごとの遊技資金として管理することができるので、一遊技者限りの遊技資金を正確に算出することができる。その結果、報知パターンは、一遊技者限りの投資金額を報知したものとなる。
具体的には、図5に示すフローチャートでは、遊技媒体貸出装置40及び遊技機50から入力される遊技信号に基づいて投資金額の算出と遊技者の入れ替わりを監視する処理を表し、図6に示すフローチャートでは、算出された投資金額に基づいて連続当り回数を算出する処理を表し、図7(a)、図8(a)に示すフローチャートでは、算出された投資金額と連続当り回数に対応する報知パターンを設定する処理を表したものとなっている。
以下、図6、図7(a)、図8(a)に示すフローチャートを参照しながら、図5に示すフローチャートについて説明する。
まずは、入力された遊技信号が投入信号又は払出信号か否かの監視を行う(S1)。この監視には、二つの目的があり、一つ目は、投資金額の算出のためと、もう一つは、遊技者の入れ替わりの監視のためである。
投入信号は、遊技者による遊技媒体の投入操作の結果として遊技機50から出力される信号であり、払出信号は、遊技媒体が払い出された結果として遊技機50から出力される信号であることから、遊技者による操作の結果と、遊技機50の内部動作の結果として発生する信号であり、この信号が入力された時点では、まさに一の遊技者が遊技中であることを示す信号となっている。
このような投入信号と払出信号の特性から、投入信号又は払出信号の監視を行うことで、これらの入力を検出した後に、所定時間経過してもこれらの入力がないときは、遊技機50が非稼動状態にあるとみなすことができる。つまり、制御部6は、投入信号又は払出信号を、非稼働時間の計時を開始するためのトリガーとして監視している。
投入数(投入数)と払出数(払出数)は、投入信号と払出信号が遊技機50から入力されるごとにそれぞれを累計したもので、貸出単位数は予めROMに記憶されている値を参照する。
なお、貸出単位数は、所定の単価、例えば、1000円単位で貸し出し可能なメダル枚数を示し、例えば、メダル1枚あたりの貸出料金が20円の遊技場の場合、貸出単位数は50枚となる。
また、データ表示部2をタッチ操作することにより、貸出単位数を、直接、入力設定することもできるし、呼出ランプ1に赤外線受信部を設け、これに店員等の携行する赤外線リモコンから送信される貸出単位数を受信させることもできる。
この場合には、さらに、累計した投入数及び払出数をゼロにリセットするとともに、新たな貸出単位数(例えば、50枚)を、算出式(X=貸出単位数−[投入数−払出数])に代入する(S6)。
つまり、本実施形態では、投入数(累計値)と払出数(累計値)との差分が貸出単位数に達するたびに、投入数の累計値と払出数の累計値をリセットするように構成してある。
例えば、貸出単位数(例えば、50枚)から、投入数と払出数との差分(例えば、52枚)を減算した値(X)がゼロ(0)未満(例えば、−2枚)のときには、リセット後の差分(投入数−払出数)は、ゼロ(0枚)からではなく、持ち越した差分(例えば、2枚)から始まるようにしてある。
これにより、過不足のない正確な投資金額を算出できる。
また、この構成に限らず、投入数の累計値と払出数の累計値をリセットすることなく、これらの差分が貸出単位数の公倍数に達するたびに、その遊技者が貸出単位数分のメダルを遊技に費やしたものとみなし、投資金額に単価(例えば、1000円)を加算し、投資金額を更新するように構成することもできる。
これは、連続演出(連続当り回数に対応する報知パターン)は、連続当り回数に対応するものであり、この連続当り回数は、前述したように、大当り信号が入力されたときの投資金額が所定の金額以下(例えば、3000円以下)のときに、プラス1更新され、大当り信号の入力を問わず、投資金額が所定の金額を超えたときに、ゼロにリセットされる値であることから、大当り信号の入力の有無にかかわらず、更新された投資金額が所定の金額を超えていれば(例えば、4000円)、連続当り回数に対応する報知パターンの出力する意義を失うことから、連続演出を終了するものとしてある。
そして、S10において、投入信号又は払出信号の入力に基づいて非稼働時間の計時を開始して処理を終了する。
なお、このようなS2〜S10までの処理は、大当り信号が検出されてない、通常遊技中において実行されるようになっている。
これにより、当り状態に至るまでに投じた投資金額に対応する報知パターンが一義的に決定されるとともに、連続当り回数をプラス1更新するか又はリセットするかの判定材料となる投資金額が確定される。
この連続当り判定処理については、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
そして、算出された投資金額が所定の金額を超える金額(例えば、4000円)であれば(S30−No)、そのときRAMに記憶されている連続当り回数をゼロにリセットして(S31)、処理を終了する。
一方、算出された投資金額が所定の金額(例えば、3000円)以下であれば(S30−Yes)、さらに、そのときRAMに記憶されている連続当り回数を判定し(S32)、連続当り回数がゼロであれば(S32−Yes)、連続当り回数を1回として(S33)、処理を終了する。RAMに記憶されている連続当り回数がゼロでなければ(S32−No)、連続当り回数をプラス1更新して(S34)、処理を終了する。
このような処理を実行することにより、少ない投資金額を投じて連続して当り状態になるたびに連続当り回数が増加し、途中で投資金額が所定の金額を超えることで連続当り回数がリセットされるので、投資金額を基準とした遊技機50の連チャン特性を把握することができる。
この光音出力パターン設定処理については、図7(a)及び図8(a)に示すフローチャートを参照しながら説明する。
光音出力パターン設定処理では、当り状態中に行う演出の報知パターンと、通常遊技中に行う演出の報知パターンの設定を行う。
この場合の設定とは、例えば、演出番号などの出力パターンを特定可能な識別子をRAMに設定することを意味し、この識別子はそれぞれの遊技状態でCPUにより参照され、この識別子に対応する出力パターンがROMからロードされることにより、当り状態中と通常遊技中の演出として実行される。
そして、算出した投資金額をゼロにリセットするとともに(S16)、当り状態中における投資金額の更新を防止すべく(当り状態中にも投入信号と払出信号が入力されるため)、投資金額の算定を中断して(S17)、処理を終了する。
なお、算出した投資金額のリセットは、後述の当り状態の終了を検出した時でもよい。
非稼動時間が所定時間以上経過していれば(S18−Yes)、所定時間以上、遊技が継続して行われていないものとみなし、さらに、遊技媒体貸出装置40からの売上信号の入力を監視する(S19)。
そして、売上信号の入力があれば(S19−No)、非稼動時間が所定時間以上継続しているうえに、現金の投入により新たなメダルの貸し出しが行われたことから、遊技中の遊技者が他の新たな遊技者に入れ替わって遊技を開始したものと判定する(S20)。一方、売上信号の入力がなければ(S19−Yes)、遊技者の入れ替わりを判定することなく、処理を終了する。
遊技中の遊技者が遊技機50から席を離れると、非稼動時間が所定時間以上となる。そして、新た遊技者が着座すると、遊技媒体貸出装置40から遊技媒体を貸し出すために、必ず現金等を投入することになる。
そうすると、非稼動時間が所定時間以上となった後に、売上信号の入力があったときには、遊技者が入れ替わったものと判断できるからである。
そして、遊技者の入れ替わりを判定したときには、さらに、RAMに記憶されているその遊技者限りの投資金額をゼロにリセットするとともに、連続演出中であれば、演出を終了させ(S21)、処理を終了する。
そして、大当り信号の出力停止を検出したときには、当り状態中に中断していた(S17)投資金額の算定を再開して(S23)、処理を終了する。
また、連続当り回数に対応する光出力パターンを通常遊技中の演出として行うことにより、無味乾燥な通常遊技中の演出を華やかにすることができる。
また、本実施形態では、当り状態を、ボーナス遊技としたが、AT(アシストタイム)又はART(アシストリプレイタイム)とすることもできる。
また、本実施形態では、スロットマシンを例に挙げて説明したが、パチンコ機やその他の遊技機にも適用可能であり、パチンコ機に適用した場合、当り状態は大当りと称されることになる。
なお、呼出ランプ1を、呼出ランプ1bのみで構成する場合には、呼出ランプ1bに通信部5と、制御部6を設ける必要がある。
2(2a,2b) データ表示部
3(3a,3b) 発光部(報知手段)
4(4a,4b) 音出力部(報知手段)
5 通信部(受信手段)
6 制御部(算出手段、記憶手段、非稼動時間計時手段)
10 台コンピュータ
20 島コンピュータ
30 ホールコンピュータ
40 遊技媒体貸出装置
50 遊技機(スロットマシン)
S 遊技システム
Claims (5)
- 所定の当り状態を有する遊技機からの信号を受信可能で、前記遊技機に関する所定の情報を報知する報知手段を備える遊技装置であって、
前記遊技機に投入される遊技媒体の投入数を示す投入信号と、前記該遊技機から払い出された遊技媒体の払出数を示す払出信号と、前記当り状態への遊技状態の遷移を示す当り信号と、を前記遊技機の遊技の進行に伴い受信する受信手段と、
前記当り信号を受信したときにおいて、前記投入信号と前記払出信号に基づいて算出される値が所定の条件を満たす値の場合に、前記当り状態の連続回数を示す連続当り回数を更新して記憶する連続回数管理手段と、
それぞれ独立して制御可能に構成された第1報知手段と第2報知手段とが含まれる報知手段と、
前記報知手段の報知パターンを制御する報知制御手段と、
前記報知手段が行う複数の報知パターンを記憶する記憶手段と、
前記遊技機における当り状態の終了を判定する終了判定手段と、を備え、
前記報知制御手段は、
前記第1報知手段と前記第2報知手段とを異なる報知態様で制御し、
前記終了判定手段によって前記当り状態の終了が判定されると、前記連続回数管理手段が記憶する前記当り状態の連続回数を示す連続当り回数に応じて、前記当り状態の終了後の前記報知手段の報知態様を前記複数の報知パターンのいずれかに制御する
ことを特徴とする遊技装置。 - 前記当り状態の連続回数に基づいて、音声による報知を行う音声報知手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技装置。 - 前記投入信号と前記払出信号に基づいて算出される値として、前記当り状態に至るまでの投資金額を算出する算出手段を備える
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技装置。 - 前記遊技機を遊技する遊技者の入れ替わりを判定する入れ替わり判定手段を備える
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技装置。 - 所定の当り状態を有する遊技機からの信号を受信可能で、前記遊技機に関する所定の情報を報知する報知手段を備える遊技装置を構成するコンピュータを、
前記遊技機に投入される遊技媒体の投入数を示す投入信号と、前記該遊技機から払い出された遊技媒体の払出数を示す払出信号と、前記当り状態への遊技状態の遷移を示す当り信号と、を前記遊技機の遊技の進行に伴い受信する受信手段、
前記当り信号を受信したときにおいて、前記投入信号と前記払出信号に基づいて算出される値が所定の条件を満たす値の場合に、前記当り状態の連続回数を示す連続当り回数を更新して記憶する連続回数管理手段、
それぞれ独立して制御可能に構成された第1報知手段と第2報知手段とが含まれる報知手段、
前記報知手段の報知パターンを制御する報知制御手段、
前記報知手段が行う複数の報知パターンを記憶する記憶手段、
前記遊技機における当り状態の終了を判定する終了判定手段、として機能させ、
前記報知制御手段に、
前記第1報知手段と前記第2報知手段とを異なる報知態様で制御させ、
前記終了判定手段によって前記当り状態の終了が判定されると、前記連続回数管理手段が記憶する前記当り状態の連続回数を示す連続当り回数に応じて、前記当り状態の終了後の前記報知手段の報知態様を前記複数の報知パターンのいずれかに制御させるための遊技装置用プログラム。
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