JP5879376B2 - Auxiliary tool - Google Patents
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Description
本発明は、生コンやレべリング材の高さを示す目印を有するレベル表示具を縦筋に取り付けるための天端出し補助具に関するものである。 The present invention relates to a top end support tool for attaching a level indicator having a mark indicating the height of a ready-mixed food or a leveling material to a vertical line.
住宅等の基礎をコンクリートで形成する場合、このコンクリート表面にレベリング材を流し込んで、当該基礎が完全に近い水平面を有するようになされる。レベリング材は、硬化する前は水のように非常に流動性の高いものであり、コンクリート表面に流し込むことにより水平面を形成し、その後、コンクリート上で硬化して基礎の一部となるものである。 When the foundation of a house or the like is formed of concrete, a leveling material is poured into the concrete surface so that the foundation has a completely close horizontal surface. Leveling material is very fluid like water before it hardens, forms a horizontal surface by pouring onto the concrete surface, and then hardens on the concrete to become part of the foundation. .
このような流動性の高いレベリング材を打設後のコンクリート表面に流し込むためには、設計通りの高さとするための「目印」が必要であるが、このような「目印」は、型枠内に組まれた鉄筋に予め取り付けておかなければならない。このような「目印」の方は、一般的にレベル表示具と呼ばれ、このレベル表示具を鉄筋に保持させるのが、特許文献1等においての提案されているような「天端出し補助具」である。
In order for such leveling material with high fluidity to flow into the concrete surface after placement, a “mark” is required to maintain the designed height. It must be attached in advance to the rebar built in Such a “mark” is generally called a level indicator, and holding the level indicator on the reinforcing bar is a “top edge assisting tool as proposed in
このような天端出し補助具は、レベル表示具を高さ調整可能でしかも鉄筋に対して簡単に取り付けられるものでなければならず、しかも、生コンクリートの打設やレベリング材の流し込みが済むまでは、鉄筋に対するレベル表示具の位置が不変となるようにしなければならない。 Such a cresting aid must be able to adjust the height of the level indicator and be easily attached to the rebar, and until the ready-mixed concrete is poured and the leveling material is poured. Must be such that the position of the level indicator with respect to the reinforcing bar remains unchanged.
ところで、住宅等の基礎を構築する場合、特許文献1にも示されているように、一般的には、縦筋と横筋を組み合わせた配筋がなされるが、この種の天端出し補助具を何処に取り付けたら効率的か、つまり、施工作業中において最もズレにくいか、を考慮しなければならない。
By the way, when constructing the foundation of a house or the like, as shown in
横筋は、地面に固定される縦筋に「結束線」を使用して固定される場合があるため、高さが少し変化する可能性があって、天端出し補助具の固定箇所としては適さない。縦筋は、上下方向に位置するため、これに取り付けた天端出し補助具は滑り落ち易い。 The horizontal bars may be fixed to the vertical bars that are fixed to the ground using a “tie wire”, so there is a possibility that the height may change slightly. Absent. Since the vertical bars are positioned in the vertical direction, the top edge assisting tool attached to the vertical bars tends to slip off.
さらに、この種の天端出し補助具は、住宅の基礎を形成するための型枠内の鉄筋に手作業で設置されることの多いものであるが、住宅基礎用の型枠間の幅は、結構狭いものである。この狭い型枠内に配筋された鉄筋に、当該天端出し補助具を手作業で取り付けることは、その取り付けなければならない数が多いこともあって、非常に困難を極めているものである。 In addition, this kind of top edge support tool is often manually installed on the reinforcing bars in the formwork to form the foundation of the house, but the width between the formwork for the house foundation is It's quite narrow. It is extremely difficult to manually attach the top edge assisting tool to the reinforcing bars arranged in the narrow formwork because there are a large number of attachments.
一方、この天端出し補助具によって支持される側の「レベル表示具」については種々な形態のものがあるが、一般的には、図18の(a)に示すような一体物として合成樹脂を材料として製造されることが多い。そして、この「レベル表示具」は、縦筋に取り付けられた上記天端出し補助具に対して位置調整自在にしておかないと、これによる表示位置を設計通りの「レベル」にあわせることができない。 On the other hand, there are various types of “level indicator” on the side supported by the top edge assisting tool. Generally, a synthetic resin as an integrated body as shown in FIG. In many cases, it is manufactured as a material. This “level indicator” must be adjustable in position with respect to the above-mentioned top-end projection auxiliary tool attached to the vertical stripe, and the display position thereby cannot be adjusted to the designed “level”. .
以上の結果、この「レベル表示具」では、天端出し補助具によって支持される部分を「ネジ部」とすることが一般的に行われており、ネジ部とすることによって、当該「レベル表示具」の上記天端出し補助具に対する位置調整を手回しで簡単に行えるようにもしているのである。 As a result of the above, in this “level indicator”, the portion supported by the top edge assisting tool is generally set as a “screw part”. It is also possible to easily adjust the position of the tool with respect to the above-described top edge assisting tool by hand.
換言すれば、この種の天端出し補助具については、レベル表示具のネジ部が容易に取り付けることができて、レベル表示具の位置調整も容易に行えるものである必要がある。 In other words, it is necessary for this type of top edge assisting tool that the screw portion of the level indicator can be easily attached and the position of the level indicator can be easily adjusted.
そこで、本発明者等は、この種の天端出し補助具を鉄筋に取り付けるにあたって、手作業でも簡単に取り付けることができて、しかも、その取付後の位置が変化しにくいようにするにはどうしたらよいか、さらには、レベル表示具のこの種の天端出し補助具に対する取付や位置調整を容易にするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。 Therefore, the present inventors can easily attach this type of top edge support tool to the reinforcing bar by hand, and how to prevent the position after the attachment from changing easily. As a result of various studies on how to make it easy to attach and adjust the position of the level indicator to this kind of top edge assisting tool, the present invention has been completed. is there.
すなわち、本発明が第一に目的とするところは、手作業でも簡単に取り付けることができて、しかも、その取付後の位置を変化しにくいようにすることのできる天端出し補助具を提供することにある。 That is, the first object of the present invention is to provide a top-end projection assisting tool that can be easily attached even by manual work and that is less likely to change its position after the attachment. There is.
また、本発明が第二に目的とするところは、上記第一の目的が達成できて、レベル表示具の取付や位置調整、その位置での固定を容易に行える天端出し補助具を提供することにある。 A second object of the present invention is to provide a top-out tool that can achieve the first object and can easily attach, adjust the position of the level indicator, and fix it at that position. There is.
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実施形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「生コンの打設高さを示す目印21と、前記生コンの上に水平面を形成すべく施工されるレべリング材の高さを示す目印22とを有するレベル表示具20を、上下動可能に支持しながら縦筋31に取り付けるための天端出し補助具10であって、
縦筋31の外周面に当接される開閉可能な保持部11aと、この保持部11aとは反対側に延在される一対のハンドル部11bとを有した一対の挟持部材11・11と、これらの挟持部材11・11を互いに弾力的に接続するとともに、縦筋31に対して当接し得る弾性部材12と、レベル表示部材20を上下動可能に支持する支持部材14と、を備え、保持部11aは、一対のハンドル部11bを摘まむことにより、開くよう構成されていることを特徴とする天端出し補助具10」
である。
In order to solve the above problems, first, the means taken by the invention according to
“A
A pair of
It is.
すなわち、この請求項1に係る天端出し補助具10は、図1または図11にも示すように、レベル表示具20を上下動可能に支持しながら縦筋31に取り付けるためのものであり、図1〜図8または図11〜図15に示すように、まず、一対の挟持部材11・11を備えたものである。
That is, as shown in FIG. 1 or FIG. 11, the top
各挟持部材11は、例えば図2または図12に示すように、縦筋31を包み込むように保持することになる保持部11aと、この保持部11aの開閉を行うためにハンドル部11bとを備えて、図1、図3、或いは図4の(a)、または図11、図13、或いは図14の(a)に示すように、縦筋31に対して当接し得る弾性部材12によって互いに弾力的に接続されている。
For example, as shown in FIG. 2 or FIG. 12, each
以上の結果、当該天端出し補助具10は、組み付け作業者が両ハンドル部11bを力を入れて摘むと各挟持部材11の保持部11aが開くから、この開いた保持部11aの間に縦筋31が入るようにしながら、当該天端出し補助具10を縦筋31に押し込む。この押し込み作業は、縦筋31等が組み込まれている型枠内へ、型枠間の上方開口から作業者が手を差し伸べるような姿勢で行える。このとき、取り付けようとする縦筋31の上端は、型枠間の上方開口から作業者に見えているから、当該天端出し補助具10の取付け位置も容易に発見できる。
As a result, when the assembling operator grasps both handle
そして、当該天端出し補助具10を縦筋31に向けて押し付ければ、両挟持部材11を接続している弾性部材12が、図1または図3、或いは図11または図13に示すように縦筋31に当接するから、作業者は、その位置でハンドル部11bに入れていた力を緩める。そうすると、各挟持部材11の保持部11aが、図図2または9に示すように縦筋31を包み込むから、弾性部材12の縦筋31に対する当接とも相まって、当該天端出し補助具10は、縦筋31に対して取り付けられることになるのである。
And if the said top end protrusion auxiliary |
換言すれば、当該天端出し補助具10は、これを型枠内に上方から持ち込んで、その両挟持部材11によって縦筋31を挟み込めば縦筋31に対する固定が容易に行えるだけでなく、この固定時には、縦筋31は各挟持部材11の保持部11a及び弾性部材12の当接面12aによって包み込まれて位置が変化しにくくなっており、結果的に、当該天端出し補助具10の取付け作業が容易に行えるのである。
In other words, the top
以上の取付け作業をするに当たっては、当然、支持部材14にレベル表示具20を仮止めしておくのであるが、支持部材14は、レベル表示部材20を上下動可能に支持するものであるから、当該天端出し補助具10を縦筋31に取付けた後に、支持部材14に対するレベル表示具20の位置調整を行うのである。後述する実施形態では、レベル表示具20は支持部材14に対して螺進螺退させることによってその目印21及び目印22の、設計基礎面に対する位置調整がなされる。この支持部材14に対するレベル表示具20の位置調整作業も、縦筋31等が組み込まれている型枠の上方開口に作業者が手を差し伸べることにより行える。
In performing the above installation work, naturally, the
従って、この請求項1に係る天端出し補助具10は、手作業でも簡単に取り付けることができて、しかも、その取付後の位置が変化しにくいものとなっているのである。
Therefore, the top
上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載の天端出し補助具10について、
「支持部材14は、レベル表示具20を支持する前の平面視において、レベル表示具20のネジ部23の外形より小さい内形の環状部14aと、この環状部14aを拡開可能にする拡開部14bと、を備えたこと」
である。
In order to solve the above-mentioned problem, the means taken by the invention according to claim 2 is related to the top
“The
It is.
この請求項2に係る天端出し補助具10では、その支持部材14について、図6〜図9の各(a)に示すように、まず、レベル表示具20を支持する前の平面視において、レベル表示具20のネジ部23の外形より小さい内形の環状部14aとしたものである。つまり、この支持部材14の環状部14aは、レベル表示具20のネジ部23の外周を包み込むことができるように、ネジ部23の軸方向に対する切れ目のない、文字通りの「環状」のものとしたものである。
In the top
この支持部材14の環状部14a内にレベル表示具20のネジ部23を捩じ込もうとすると、この環状部14aはネジ部23の外形より小さい内形のものであるから、そのままでは入らない。ところが、この請求項2に係る天端出し補助具10の支持部材14では、上記環状部14aにこれを拡開可能にする拡開部14bを備えているから、この環状部14a内にネジ部23を強制的に捩じ込むと、図6〜図9の各(b)に示すように、支持部材14の環状部14aはこの拡開部14bが広がることによって拡開され、環状部14a内へのネジ部23の捩じ込みが行えることになるのである。
If the screw portion 23 of the
ここで、まず、支持部材14における環状部14aの平面視形状については、図6〜図10に示すように、種々なものがあり得るが、この環状部14aの平面形状としては、図6では「楕円」であり、図7では「多角形状」であり、図8から図10では「円」である。特に、図7に例示した「多角形状」は「六角形」であるが、「三角形」でも、「四角形」でも、さらには、他の多角形であってもよい。この場合、できるだけ「正多角形」にすると、レベル表示具20のネジ部23による環状部14aの押し広げを行う際に、広げる力が均等になってよい。
Here, first, as shown in FIGS. 6 to 10, there may be various types of the planar shape of the
この環状部14aの平面形状に応じて、拡開部14bとしては、次のような部分になる。環状部14aが楕円となる場合には、拡開部14bは、この楕円の図6に示す軸方向の端部になるし、環状部14aが多角形の場合には、図7に示すように各辺になる。これに対して、図8〜図10に示すように、拡開部14bを環状部14aに積極的に形成する場合もあり得る。
Depending on the planar shape of the
拡開部14bを環状部14aに積極的に形成する場合については、図8及び図9に示すように、単独のものとして形成すれば十分ではあるが、図10の(a)に示すような均等ではない2箇所に形成して実施してもよい。勿論、図10の(b)に示すように、拡開部14bを6箇所の多数の位置に形成してもよいし、図10の(c)に示すように、内側に突出するものと外側に突出するものとの種類の異なる拡開部14bを複数形成して実施してもよいものである。
In the case where the expanded
なお、レベル表示具20のネジ部23の先端は、一般的には先細り形状に形成されているから、当該ネジ部23の環状部14a内への最初の差込は容易に行えるようになっている。また、後述する実施形態に係る天端出し補助具10では、その支持部材14について、「雄ネジ」であるネジ部23が捩じ込まれる「雌ネジ」として形成してあるのではなく、「雄ネジ」の一部が係合すれば十分ネジの役目を果たす部分ネジ14cを形成したものであり、この支持部材14に対するネジ部23の捩じ込みが容易に行えるようになっている。
Since the tip of the screw portion 23 of the
この請求項2に係る天端出し補助具10において、その支持部材14が上記のように構成してあることから、その環状部14a内へのネジ部23の捩じ込みが容易に行えるものとなっているだけでなく、捩じ込み力によって拡開した各拡開部14bの弾力性によって、図6〜図9の各(b)に示すように、環状部14aの内面はレベル表示具20のネジ部23を弾発的に保持していることになる。支持部材14は、その環状部14aの内面でレベル表示具20のネジ部23を弾発的に保持するから、縦筋31に取り付けられた当該天端出し補助具10に対するレベル表示具20の位置はズレないことになるのである。
In the top
従って、この請求項2に係る天端出し補助具10は、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、支持部材14によってレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置でのレベル表示具20の固定も容易に行えるものとなっているのである。
Therefore, the top
また、上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項2に記載の天端出し補助具10について、
「拡開部14bは、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置に配置される複数のものとしたこと」
である。
Moreover, in order to solve the said subject, the means which the invention which concerns on Claim 3 took about the top
“The expanded
It is.
この請求項3に係る天端出し補助具10では、その支持部材14を構成している拡開部14bが、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数存在しているものであるが、上述したように、拡開部14bは、環状部14a内にネジ部23を強制的に捩じ込むと、図6〜図9の各(b)に示すように、広がることによって拡開され、環状部14a内へのネジ部23の捩じ込みを可能にするものであった。
In the top
このとき、拡開される拡開部14bが、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数存在していれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部14a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。
At this time, if there are a plurality of expanded
従って、この請求項3に係る支持部材14では、上記請求項2のそれと同様な機能を発揮する他、支持部材14の環状部14aにおける拡開が均等に行えるものとなっているのである。
Therefore, in the
さらに、上記課題を解決するために、請求項4に係る発明の採った手段は、上記請求項2または請求項3に記載の天端出し補助具10について、
「拡開部14bは、環状部14aの内側に突出するものであること」
である。
Furthermore, in order to solve the said subject, the means which invention which concerns on Claim 4 took about the top
“The expanded
It is.
この請求項4に係る天端出し補助具10では、その支持部材14の拡開部14bについて、図9に示すように、環状部14aの内側に突出するようにしたものであるが、この突出させる方法としては、環状部14aの一部を軸芯に向けて押し込むことが挙げられる。勿論、このように拡開部14bを環状部14aの内側に突出させた状態では、環状部14aの内形は、レベル表示具20を支持する前の平面視において、図9の(a)中の仮想線にて示したレベル表示具20のネジ部23の外形より小さくなっている必要がある。
In the top
このような環状部14aの内側に突出する拡開部14bを有する支持部材14に対して、レベル表示具20のネジ部23を捩じ込んだ場合には、拡開部14bの内側突出部分がネジ部23の外周によって押し出されるから、この拡開部14bは、図9の(b)に示すような状態に拡開することになるのである。この拡開部14bの拡開によって、これに両側にて連続している環状部14aも押し広げられるから、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けは容易に行えるのである。
When the screw portion 23 of the
勿論、環状部14aの内側に突出する拡開部14bを、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数形成すれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部14a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。また、この拡開部14bが図9に示すような一個の場合には、当該支持部材14の部分ネジ14cの対向位置に形成すれば、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行える。
Of course, if a plurality of expanded
従って、この請求項4に係る天端出し補助具10は、上記請求項2または3のそれと同様な機能を発揮する他、当該支持部材14に対するレベル表示具20の固定を容易かつ均等に行えるものとなっている。
Therefore, the top
また、上記課題を解決するために、請求項5に係る発明の採った手段は、上記請求項2または請求項3に記載の天端出し補助具10について、
「拡開部14bは、環状部14aの外側に突出するものであること」
である。
Moreover, in order to solve the said subject, the means which invention which concerns on Claim 5 took is about the top
“The expanded
It is.
この請求項5に係る天端出し補助具10では、その支持部材14の拡開部14bを、図10に示すように、環状部14aの外側に突出するものとしたものであり、請求項4の場合と逆方向に突出するものとしたものである。
In the top
この支持部材14の拡開部14bについて、環状部14aの外側に突出させる方法としては、環状部14aの外側から一部を軸芯方向に摘み出すことが挙げられる。勿論、このように拡開部14bを環状部14aの外側に突出させた状態では、環状部14aの内形は、レベル表示具20を支持する前の平面視において、図10の(a)中の仮想線にて示したレベル表示具20のネジ部23の外形より小さくなっている必要がある。
As a method for projecting the expanded
このような環状部14aの外側に突出する拡開部14bを有する支持部材14に対して、レベル表示具20のネジ部23を捩じ込んだ場合には、拡開部14bの外側突出部分がネジ部23の外周によって、図10の(b)に示すような状態に拡開することになるのである。この拡開部14bの拡開によって、これに両側にて連続している環状部14aも押し広げられるから、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けは容易に行えるのである。
When the screw portion 23 of the
勿論、拡開部14bを等分位置で複数形成すれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部14a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。また、この拡開部14bが図10に示すような一個の場合には、当該支持部材14の部分ネジ14cの対向位置に形成すれば、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行える。
Of course, if a plurality of
従って、この請求項5に係る天端出し補助具10は、上記請求項2または3のそれと同様な機能を発揮する他、当該支持部材14に対するレベル表示具20の固定を容易かつ均等に行えるものとなっている。
Therefore, the top
次に、請求項6に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の天端出し補助具10について、
「挟持部材11の一方のハンドル部11b内面に形成したストッパ13aに係合すべく、挟持部材11の他方のハンドル部11b内面に傾動可能に形成したストッパ片13を備えたこと」
である。
Next, the means taken by the invention according to claim 6 is related to the top
“In order to engage with the
It is.
この請求項6に係る天端出し補助具10は、図4または図14の(a)及び(b)に示すように、挟持部材11の他方のハンドル部11b内面にストッパ片13が傾動可能に形成してあり、このストッパ片13は、図1または図3、及び図11または図13に示すように、挟持部材11の一方のハンドル部11b内面に形成したストッパ13aに係合するようになっている。
As shown in FIG. 4 or FIG. 14 (a) and (b), the top
換言すれば、この天端出し補助具10では、図1、図3、図11、及び図13に示すように、縦筋31の取付け後に、このストッパ片13を、挟持部材11のハンドル部11bに形成したストッパ13aに係合させることにより、両挟持部材11の開閉を行えなくするだけでなく、ハンドル部11bがより開く方向にストッパ片13を食い込ませることによって当該天端出し補助具10の縦筋31に対する保持力を強化できるのである。これらのストッパ片13及びストッパ13aを使用することにより、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する取付け位置がより一層変化しないことになるのである。
In other words, in this top end
従って、この請求項6に係る天端出し補助具10は、上記請求項1〜請求項5のそれと同様な機能を発揮する他、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する取付け位置をより一層変化し得ないものとなっているのである。
Accordingly, the top
また、上記課題を解決するために、請求項9に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の天端出し補助具10について、
「縦筋31の上端に当接することになる当接部15を、挟持部材11または支持部材14に設けたこと」
である。
Moreover, in order to solve the said subject, the means which the invention which concerns on Claim 9 took about the top
“The abutting
It is.
この請求項9に係る天端出し補助具10では、図3または図13の(a)及び(b)に示すように、縦筋31の上端に当接することになる当接部15を、挟持部材11に設けたものである。勿論、この当接部15は、挟持部材11と一体的になっている支持部材14にも設けてもよいものである。
In the top
当接部15は、当該天端出し補助具10を縦筋31に取り付けるに当たって、その取付け位置の調整または決定を自動的に、つまり作業者が目で確認しなくても行えるようにするものである。つまり、作業者が各挟持部材11の保持部11aを摘んで縦筋31に向けて押し込んだときに、縦筋31がもし弾性部材12の当接面12aに当接できないときは、当接部15が縦筋31に当たっていることを示し、天端出し補助具10の取付け位置が低すぎることを示す。このことは、作業者が当該天端出し補助具10の位置を目で確かめなくとも、手の感触だけで確認できる。
The
これに対して、作業者が各挟持部材11の保持部11aを摘んで縦筋31に向けて押し込んだときに、縦筋31が弾性部材12の当接面12aに当接できたとしても、天端出し補助具10の位置は高過ぎるかもしれない。そこで、作業者は、当該当接部15が縦筋31の上端に当接するまで天端出し補助具10を押下げれば、正しい位置が決定できる。このことも、作業者が当該天端出し補助具10の位置を目で確かめなくとも、手の感触だけで確認できる。
On the other hand, even when the operator can hold the holding
従って、この請求項9に係る天端出し補助具10は、上記請求項1〜請求項8のいずれかのそれと同様な機能を発揮する他、当接部15によって見なくても天端出し補助具10の縦筋31に対する位置の調整または決定ができるものとなっている。
Therefore, the top
また、請求項10に係る発明の採った手段は、上記請求項9に記載の天端出し補助具10について、
「当接部15を、挟持部材11または支持部材14に高さ調整自在に設けたこと」
である。
Also, it means of adopting the invention according to
“The
It is.
この請求項10に係る天端出し補助具10にあっては、上述した当接部15自体またはこれに取り付けられる何かを、挟持部材11または支持部材14に高さ調整自在に設けたものである。この当接部15を、挟持部材11または支持部材14に高さ調整自在にする方法としては、例えば図16の(a)〜(c)に示すような手段が採用できる。
In the top end out
図16の(a)に示す手段は、当接部15に挟持部材11または支持部材14に挿し込める脚部を形成し、この脚部に挟持部材11または支持部材14に係止できる係止突起15aを複数設けておくものである。図16の(b)に示す手段は、挟持部材11または支持部材14にねじ込める本体ネジ15bを設けるものである。そして、図16の(c)に示す手段は、挟持部材11または支持部材14と一体的な当接部15自体に螺進螺退できる別ネジ15cを設けるものである。この別ネジ15cは、縦筋31の上端に当接することにより、当接部15従って天端出し補助具10自体の縦筋31に対する位置決めを間接的に行うものである。
The means shown in FIG. 16A forms a leg portion that can be inserted into the holding
以上のように、当接部15を挟持部材11または支持部材14に高さ調整自在にしたことによって、縦筋31が横筋32に対して正しい位置からズレている場合に、このズレ量を調整できるのである。一般に、基礎内に埋設される配筋は、縦筋31の上端が、一番上となる横筋32と同じ位置になるようにするのであるが、縦筋31の上端が横筋32に対してズレていると、この縦筋31の上端を基準に取り付けられる天端出し補助具10の取付け位置が上過ぎたり下過ぎたりすることになる。そこで、当接部15を、挟持部材11または支持部材14に高さ調整自在に設けることによって、上述したように、ズレ量を調整できるようにしたのである。
As described above, by adjusting the height of the
従って、この請求項10に係る天端出し補助具10は、上記請求項9のそれと同様な機能を発揮する他、当接部15を挟持部材11または支持部材14に高さ調整自在に設けることによって、縦筋31の上端の横筋32に対するズレ量が調整できるものとなっている。
Therefore, the top end out
さらに、請求項11に係る発明の採った手段は、上記請求項9または請求項10に記載の天端出し補助具10について、
「当接部15を、縦筋31の上端に被せられるものとしたこと」
である。
Furthermore, means of adopting the invention according to
“The
It is.
この請求項11に係る天端出し補助具10では、その当接部15を、縦筋31の上端に被せられるものとすることによって、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する取付け方法を少し変えるようにしたものである。ここで、この当接部15は、例えば図1または図17に示すような平らなものであってもよいが、ペットボトルのキャップのような、縦筋31の上端を包み込むキャップであってもよい。
In the top
さて、この当接部15を、縦筋31の上端に被せられるものとした天端出し補助具10では、その縦筋31に対する取付け作業は、まず、この当接部15を縦筋31の上端に被せることから始めるのである。そうすることによって、作業者がまず行わなければならない当該天端出し補助具10の縦筋31の上端に対する位置決めが、型枠間に見える縦筋31の上端を目指して当接部15を近づけて被せることによって、簡単に行えるのである。
Now, in the top
当接部15が縦筋31の上端に被せられれば、その位置で両挟持部材11のハンドル部11bを摘んで両保持部11aを広げ、これらの保持部11aが縦筋31の向こう側に行くように、当該天端出し補助具10を押し込むのである。以上によって、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決めと固定が、目で確認しなくても簡単に行えるのである。
If the
従って、この請求項11に係る天端出し補助具10は、上記請求項9または10のそれと同様な機能を発揮する他、当接部15を縦筋31の上端に被せてから各挟持部材11による縦筋31への固定を行うことができて、より一層目視による確認を行わなくても良いものとなっている。
Therefore, the top
さらに、上記課題を解決するために、請求項12に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項11のいずれかに記載の天端出し補助具10について、
「挟持部材11のいずれか一方、または支持部材14に縦筋31の上部を包み込む包み込み部材16を形成し、この包み込み部材16にその一部を内側に折り込むための折り曲げスリット16aを形成したこと」
である。
Furthermore, in order to solve the above problem, means of adopting the invention according to
“A wrapping
It is.
この請求項12に係る天端出し補助具10では、図19及び図20に示すように、挟持部材11のいずれか一方、または支持部材14に、縦筋31の上部を包み込む包み込み部材16を形成したものである。また、この包み込み部材16には、図19及び図20に示すように、その一部を内側に折り込むための折り曲げスリット16aが形成してある。なお、図19及び図20に示す実施形態では、この包み込み部材16の上端に前述して来た当接部15が一体的に形成されるものである。
In the top
この包み込み部材16に形成してある各スリット16aは、そのどれかを選択して、その選択したスリット16aより上側の包み込み部材16を縦筋31の上端部側に折り込めるようにしたものである。これにより、選択したスリット16aの下側の包み込み部材16をそのままの位置にして、選択したスリット16aの上側に位置して内側に折り込まれた包み込み部材16の一部分の下面が、図20に示すように、縦筋31の上端に当接し得ることになるのである。
Each of the slits 16 a formed in the wrapping
換言すれば、当該包み込み部材16は、その何れかの折り曲げスリット16aを選択して、当該包み込み部材16のどの部分で縦筋31の上端に当接させ得るのかを自由に選択できるものとなっているのであり、当該包み込み部材16を設けた天端出し補助具10の、縦筋31に対する取付け位置を自由に決定できるものとなっているのである。
In other words, the wrapping
従って、この請求項12に係る天端出し補助具10は、上記請求項1〜請求項11のそれと同様な機能を発揮する他、縦筋31に対する取付け位置の自由度をより高めたものとなっているのである。
Therefore, the top
また、請求項13に係る発明の採った手段は、上記請求項12に記載の天端出し補助具10について、
「折り曲げスリット16aを、縦筋31の軸方向に対して直角に形成したこと」
である。
Further, the means taken by the invention according to
“The bending slit 16a is formed at right angles to the axial direction of the
It is.
この請求項13の天端出し補助具10では、その折り曲げスリット16aを、縦筋31の軸方向に対して直角に形成したものであり、これによって、いずれかのスリット16aで折り込まれた包み込み部材16の下面が縦筋31の上端に線状に当接することになる。従って、当該天端出し補助具10を、いずれかのスリット16aで折り込まれた包み込み部材16の下面が縦筋31の上端に当接するまで押下げたとき、包み込み部材16の折り込まれた部分が線状に当接することによって変形やネジレを生ずることはなく、天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決めをより確実に行うことになる。
In the top
従って、この請求項13の天端出し補助具10は、上記請求項12のそれと同様な機能を発揮する他、縦筋31に対する位置決めがより確実に行えるものとなっているのである。
Therefore, the top
さらに、請求項14に係る発明の採った手段は、上記請求項12または請求項13に記載の天端出し補助具10について、
「包み込み部材16の内面または外面に、折り曲げスリット16aの内方への折り込みを容易にする折り込みスリット16bを形成したこと」
である。
Further, the means taken by the invention according to
“The folding slit 16b that makes it easy to fold the folding slit 16a inward is formed on the inner surface or the outer surface of the wrapping
It is.
上記請求項12または請求項13に記載の天端出し補助具10にあっては、その包み込み部材16について、スリット16aを選択することによって、この選択されたスリット16aより上の部分が縦筋31上側に折り曲げられるのであったが、この折り曲げの補助が行えるものがあると、折り曲げはし易い。この折り曲げをし易くしているのが、例えば図20に示すような位置に形成した、当該請求項14における折り込みスリット16bである。
In the top edge
この折り込みスリット16bは、何れかのスリット16aで包み込み部材16を折り曲げるあるいは折り込む際に、その作業を助けるものであって、包み込み部材16を折り取ってしまうものではないから、その内側あるいは底部に「ヒンジ部分」を残す「溝」として形成されるものである。勿論、この折り込みスリット16bは、スリット16aでの折り曲げまたは折り込みを助けるだけのものであるから、図20に示すように、包み込み部材16の外面に形成することもあれば、包み込み部材16の内面に形成することもあるものである。
The
従って、この請求項14に係る天端出し補助具10は、上記請求項12または請求項13のそれと同様な機能を発揮する他、折り込みスリット16bの存在によって選択されたスリット16aでの折り曲げまたは折り込みがより一層し易くなっているのである。
Accordingly, the top
そして、上記課題を解決するために、請求項15に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項14のいずれかに記載の天端出し補助具10について、
「縦筋31に直交する横筋32に当接して、取付後の当該天端出し補助具10全体のブレを防止することになるブレ防止17を設けたこと」
である。
Then, in order to solve the above problem, means of adopting the invention according to
“An anti-shake 17 is provided that comes into contact with the
It is.
この請求項15におけるブレ防止17は、例えば図13中の仮想線に示すように、いずれかの挟持部材11に一体的に設けられることになるものであるが、当然、横筋32側に向かう面や部分を有する支持部材14、当接部15、あるいは包み込み部材16に設けて実施されることがある。
The anti-blur 17 in the fifteenth aspect is provided integrally with any of the clamping
このブレ防止17は、当該天端出し補助具10を縦筋31側に取付けたとき、この縦筋31の近傍に位置している横筋32の一部に当接するものであり、このブレ防止17の横筋32に対する支えによって、当該天端出し補助具10は縦筋31に対する回転が阻止されることになる。つまり、このブレ防止17は、取付後の当該天端出し補助具10全体の縦筋31に対するブレや回転を防止することになる。
This anti-shake 17 abuts against a part of the
従って、この請求項15に係る天端出し補助具10は、上記請求項1〜請求項14のいずれかに記載のそれと同様な機能を発揮して、さらに、取付後の全体の縦筋31に対するブレや回転を防止するものとなっているのである。
Therefore, the top
以上説明した通り、本発明は、
「生コンの打設高さを示す目印21と、前記生コンの上に水平面を形成すべく施工されるレべリング材の高さを示す目印22とを有するレベル表示具20を、上下動可能に支持しながら縦筋31に取り付けるための天端出し補助具10であって、
縦筋31の外周面に当接される保持部11aと、この保持部11aとは反対側に延在されるハンドル部11bとを有した一対の挟持部材11・11と、これらの挟持部材11・11を互いに弾力的に接続するとともに、縦筋31に対して当接し得る弾性部材12と、レベル表示部材20を上下動可能に支持する支持部材14と、を備えたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、手作業でも簡単に取り付けることができて、しかも、その取付後の位置を変化しにくいようにすることのできる天端出し補助具10を提供することができるのである。
As described above, the present invention
“A
A pair of sandwiching
There is a main feature in the structure, and thereby, it is possible to provide the top
次に、以上のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態である天端出し補助具10について説明するが、この実施形態の天端出し補助具10は、上記各請求項に係る発明の全てを含むものである。また、この実施形態に係る天端出し補助具10は、レベル表示具20を縦筋31に対して取り付ける補助を行うものであるが、この補助対象であるレベル表示具20について先に説明する。
Next, the invention according to each claim configured as described above will be described with respect to the top
レベル表示具20は、特許文献1にも示されているようなもので、図11、及び図18の(a)に示すように、その下部の殆どを天端出し補助具10側の支持部材14にネジ込まれるネジ部23と、その上側に形成されて、生コンの打設高さを示す目印21と、生コンの上に水平面を形成すべく施工されるレべリング材の高さを示す目印22とを有するものである。このレベル表示具20のネジ部23は、図18の(b)に示すように、支持部材14内の筒穴自体と、この筒穴内に突出形成した部分ネジ14cとによって、支持部材12に対して螺進螺退自在に組み込まれるものである。
The
なお、生コンを打設した上に流し込まれるレベリング材の厚さは、殆どの基礎において変わらないから、コンクリート表面を示す目印21と、レベリング材の表面を示す目印22との寸法も、殆ど変わらない。レベリング材は、これによってコンクリート表面に水平面を形成するためだけに使用されるものだからである。
In addition, since the thickness of the leveling material poured in after putting raw concrete does not change in most foundations, the dimension of the
以上のような目印21を保持するための、本発明の実施形態である天端出し補助具10は、図1〜図8、及び図11〜図15に示したようなものであるが、例えば合成樹脂を材料として一体成形されるものである。また、この天端出し補助具10は、図11に示したように、上述したレベル表示具20を、上下動可能に支持しながら縦筋31に取り付けることを、その基本使命とするものである。
The top
この天端出し補助具10は、図1〜図8、及び図11〜図15に示したように、一対の挟持部材11・11と、これらの挟持部材11・11を互いに弾力的に接続する弾性部材12と、一方の挟持部材11に傾動可能に形成したストッパ片13と、レベル表示部材20を上下動可能に支持する支持部材14と、を備えたものである。
As shown in FIG. 1 to FIG. 8 and FIG. 11 to FIG. 15, this top end
各挟持部材11は、それぞれ保持部11a及びハンドル部11bからなるものであるが、各保持部11aは、特に図2または図12に示したように、縦筋31の外周面に当接されるものであり、各ハンドル部11bは、特に、図1、図3、図11、及び図13に示したように、上述した保持部11aとは反対側に延在されるものである。そして、これらの挟持部材11・11は、図3、図4の(a)、図13、及び図14の(a)に示したように、弾性部材12によって互いに弾力的に接続されるものである。
Each holding
なお、各挟持部材11のハンドル部11bは、その外側から2本の指で摘むあるいは挟むものであるから、その際の滑りを防止するために、例えば図8または図15に示したように、滑り止めが形成してある。また、これらのハンドル部11bは、2本の指で挟み易くするために、図8または図15にに示したように、各指の腹の大きさに応じたものにしてあるが、各保持部11aについては縦筋31を掴む部分であるから、各ハンドル部11bよりも幅広なものとして形成している。
In addition, since the
両挟持部材11・11を互いに弾力的に接続する弾性部材12は、図1、図3、図4の(a)、図11、図13、及び図14の(a)に示したように、各挟持部材11と一体的で、かつ平面視円弧状に形成したものである。このようにしたのは、この弾性部材12自体に弾力性を持たせるためであるが、その他にも、当該天端出し補助具10を縦筋31に向けて押し付けたとき、この弾性部材12の内面が一種の丸棒である縦筋31の表面に広い面積で当接させるためであり、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決めと保持が確実になるようにするためである。なお、本実施形態の天端出し補助具10では、この弾性部材12と両挟持部材11の保持部11aとで、縦筋31の表面形状にあった筒状となるようにしている。
The
ストッパ片13は、図4または図14の(a)に示したように、いずれか一方の挟持部材11のハンドル部11bにヒンジ部を介して一体的に形成したもので、図4または図14の(b)に示したように、両挟持部材11のハンドル部11b間に位置するものである。勿論、このストッパ片13は、これが一体成形されている側のハンドル部11bに対してヒンジ部によって角度が自由に調整できるものである。
As shown in FIG. 4 or FIG. 14A, the
また、当該ストッパ片13が連結されているハンドル部11bとは反対側のハンドル部11b内面には、図1、図3、図4の(a)、図11、図13、及び図14の(a)にも示したように、当該ストッパ片13の先端が係止されることになるストッパ13aが形成してある。なお、このストッパ13aは、ハンドル部11bの内面に沿ったもので、かつストッパ片13の先端が係止されることになる複数の溝を有したものとしてあるから、例えば図13に示したような、両ハンドル部11bが最大限開いた状態となるようにしてストッパ片13の係止を行えば、縦筋31は各保持部11a及び弾性部材12によってしっかりと保持されることになる。
In addition, on the inner surface of the
支持部材14は、前述したレベル表示具20を高さ調整自在に支持するものであり、本実施形態に係る天端出し補助具10では、ストッパ13aを形成した側の挟持部材11の側面に一体化してある。本実施形態の天端出し補助具10では、図1〜図3、または図11〜図13に示したように、縦筋31の上部側に連結される横筋32を避けるためと、レベル表示具20の保持を横筋32より高い位置で行うために、当該支持部材14は挟持部材11の上部側に一体成形してある。
The
また、支持部材14は、図1〜図3、図4の(a)、及び図8に示したように、環状部14aと、これを拡開可能にする拡開部14bとを備えたものとして実施することがある。環状部14aは、レベル表示具20を支持する前の平面視において、例えば図4及び図8の各(a)に示したように、レベル表示具20のネジ部23の外形より小さい内形のものとされるものであり、周囲に切れ込みあるいはスリットは形成されていないものである。この実施例での環状部14aは、平面視楕円形状にしたものを例示しているが、これを拡開する拡開部14bを有しているのであれば、卵型でも、他の形状でもよい。
Moreover, as shown in FIGS. 1 to 3, 4 (a), and FIG. 8, the
このような支持部材14内にレベル表示具20のネジ部23を捩じ込もうとすると、その環状部14aはネジ部23の外形より小さい内形のものであるから、そのままでは入らないが、この環状部14aにはこれを拡開可能にする拡開部14bが形成してあるから、この環状部14a内にネジ部23を強制的に捩じ込むと、図6〜図9の各(b)に示すように、支持部材14の環状部14aはこの拡開部14bが広がることによって拡開され、環状部14a内へのネジ部23の捩じ込みが行えることになる。
If the screw portion 23 of the
この支持部材14が上記のように構成してあることから、その環状部14a内へのネジ部23の捩じ込みが容易に行えるものとなっているだけでなく、捩じ込み力によって拡開した各拡開部14bの弾力性によって、図6〜図9の各(b)に示すように、環状部14aの内面はレベル表示具20のネジ部23を弾発的に保持する。その結果、支持部材14は、その環状部14aの内面でレベル表示具20のネジ部23を弾発的に保持するから、縦筋31に取り付けられた当該天端出し補助具10に対するレベル表示具20の位置はズレないことになる。
Since the
また、上記拡開部14bは、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置に配置される複数のものとされることがある。この拡開部14bは、環状部14a内にネジ部23を強制的に捩じ込むと、図6〜図9の各(b)に示すように、広がることによって拡開され、環状部14a内へのネジ部23の捩じ込みを可能にするものであった。
Moreover, the said
このとき、拡開される拡開部14bが、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数存在していれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部14a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。
At this time, if there are a plurality of expanded
さらに、この拡開部14bは、図9に示したように、環状部14aの内側に突出するものや、これとは逆に、図10に示したように、環状部14aの外側に突出するものがある。
Furthermore, as shown in FIG. 9, the widened
この拡開部14bについて、環状部14aの内側に突出するようにしたものとする方法としては、環状部14aの一部を軸芯に向けて押し込むことが挙げられ、環状部14aの外側に突出させる方法としては、環状部14aの外側から一部を軸芯方向に摘み出すことが挙げられる。勿論、このように拡開部14bを環状部14aの内または外に突出させた状態では、環状部14aの内形は、レベル表示具20を支持する前の平面視において、図9または図10の各(a)中の仮想線にて示したレベル表示具20のネジ部23の外形より小さくなっている必要がある。
As a method of projecting the expanded
このような環状部14aの内側または外側に突出する拡開部14bを有する支持部材14に対して、レベル表示具20のネジ部23を捩じ込んだ場合には、拡開部14bの内側または外側突出部分がネジ部23の外周によって押し出されるから、この拡開部14bは、図9または図10の各(b)に示すような状態に拡開することになるのである。この拡開部14bの拡開によって、これに両側にて連続している環状部14aも押し広げられるから、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けは容易に行えるのである。
When the screw portion 23 of the
勿論、環状部14aの内側または外側に突出する拡開部14bを、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数形成すれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部14a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。また、この拡開部14bが図9に示すような一個の場合には、当該支持部材14の部分ネジ14cの対向位置に形成すれば、当該支持部材14に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行える。
Of course, if a plurality of expanded
ところで、支持部材14における環状部14aの平面視形状については、図6〜図10に示したように、種々なものがあり得る。例えば図6では、この環状部14aの平面形状としては、楕円」であり、図7では「多角形状」であり、図8から図10では「円」である。特に、図7に例示した「多角形状」は「六角形」であるが、「三角形」でも、「四角形」でも、さらには、他の多角形であってもよい。この場合、できるだけ「正多角形」にすると、レベル表示具20のネジ部23による環状部14aの押し広げを行う際に、広げる力が均等になってよい。
By the way, about the planar view shape of the
この環状部14aの平面形状に応じて、拡開部14bとしては、次のような部分になる。環状部14aが楕円となる場合には、拡開部14bは、この楕円の図6に示した軸方向の端部になるし、環状部14aが多角形の場合には、図7に示したように各辺になる。これに対して、図8〜図10に示したように、拡開部14bを環状部14aに積極的に形成する場合もあり得る。
Depending on the planar shape of the
拡開部14bを環状部14aに積極的に形成する場合については、図8及び図9に示したように、単独のものとして形成すれば十分ではあるが、図10の(a)に示したような均等ではない2箇所に形成して実施してもよい。勿論、図10の(b)に示したように、拡開部14bを6箇所の多数の位置に形成してもよいし、図10の(c)に示したように、内側に突出するものと外側に突出するものとの種類の異なる拡開部14bを複数形成して実施してもよいものである。
In the case where the expanded
さらに、各拡開部14bを環状部14aに形成するに際しては、例えば図9に例示したように、当該拡開部14bの肉厚(平面視した時の厚さ)を、環状部14aのそれよりも薄くすると良い。何故なら、当該拡開部14bの拡開が環状部14a自体の変形よりし易くなって、当該拡開部14bの機能を十分かつ確実に果たさせることができるからである。
Furthermore, when each of the expanded
なお、この支持部材14については、図5及び図21に示したように、両挟持部材11の間に位置する弾性部材12上に一体的に形成して実施してもよいものである。そして、この支持部材14に対して、後述する当接部15を一体的に設けることもなされる。このように実施した場合には、両挟持部材11による縦筋31の挟持作業を行う際に、当該支持部材14の縦筋31に対する位置を気にしなくても済むことになるし、縦筋31上への当接部15の当接を維持したまま行えるからである。
In addition, about this
また、本実施形態のレベル表示具20は、上述したように、螺進螺退によって位置調整が行えるようにしたものであるから、当該支持部材14については、このレベル表示具20下部のネジ部23の挿入が容易に行えるように、図3及び図13にも示したように円筒にしてある。なお、図13に示した支持部材14では、その円筒の側面での僅かな開閉が行えるように、側面に縦方向のスリットが入れてある。そして、上記レベル表示具20の下部のネジ部23を螺進螺退にするための部分ネジ14cが、図3〜図8、図11、図13〜図15、及び図18に示したように形成してある。
Further, as described above, the
この部分ネジ14cは、図18の(a)からも理解できるように、支持部材14内に挿入されたレベル表示具20のネジ部23が螺合されたとき、その谷部内に係合されるものである。そして、この部分ネジ14cのレベル表示具20側への螺合と、支持部材14によるレベル表示具20の包み込み案内とによって、レベル表示具20の支持部材14に対する螺進螺退がなされるのである。
As can be understood from FIG. 18A, the
図11〜図15に示した実施形態に係る天端出し補助具10では、上記支持部材14を形成したのとは反対側の挟持部材11に対して当接部15が形成してある。この当接部15は、図13の(a)及び(b)に示したように、縦筋31の上端に当接することになるものであるが、可能であれば、支持部材14にも設けてもよい。
In the top
当接部15は、当該天端出し補助具10を縦筋31に取り付けるに当たって、その取付け位置の調整または決定を自動的に、つまり作業者が目で確認しなくても行えるようにするものである。つまり、作業者が各挟持部材11の保持部11aを摘んで縦筋31に向けて押し込んだときに、縦筋31がもし弾性部材12の当接面12aに当接できないときは、当接部15が縦筋31に当たっていることを示し、天端出し補助具10の取付け位置が低すぎることを示す。このことは、作業者が当該天端出し補助具10の位置を目で確かめなくとも、手の感触だけで確認できる。
The
これに対して、作業者が各挟持部材11の保持部11aを摘んで縦筋31に向けて押し込んだときに、縦筋31が弾性部材12の当接面12aに当接できたとしても、天端出し補助具10の位置は高過ぎるかもしれない。そこで、作業者は、当該当接部15が縦筋31の上端に当接するまで天端出し補助具10を押下げれば、正しい位置が決定できる。このことも、作業者が当該天端出し補助具10の位置を目で確かめなくとも、手の感触だけで確認できる。
On the other hand, even when the operator can hold the holding
また、この当接部15は、例えば図16の(a)〜(c)に示したような手段を採用して、挟持部材11または支持部材14に高さ調整自在に設けて実施してもよい。図16の(a)に示した手段は、当接部15に挟持部材11または支持部材14に挿し込める脚部を形成し、この脚部に挟持部材11または支持部材14に係止できる係止突起15aを複数設けておくものである。図16の(b)に示した手段は、挟持部材11または支持部材14にねじ込める本体ネジ15bを設けるものである。そして、図16の(c)に示した手段は、挟持部材11または支持部材14と一体的な当接部15自体に螺進螺退できる別ネジ15cを設けるものである。この別ネジ15cは、縦筋31の上端に当接することにより、当接部15従って天端出し補助具10自体の縦筋31に対する位置決めを間接的に行うものである。
Further, the
このように、当接部15を挟持部材11または支持部材14に高さ調整自在にしたことによって、縦筋31が横筋32に対して正しい位置からズレている場合に、このズレ量を調整できる。
As described above, the height of the
さらに、当接部15は、例えば図17に示したような平らなものとしたり、ペットボトルのキャップのような形状にしたりして、縦筋31の上端に被せられるものとして実施しても良い。
Furthermore, the
この当接部15を、縦筋31の上端に被せられるものとした場合には、その縦筋31に対する取付け作業は、まず、この当接部15を縦筋31の上端に被せることから始めるのである。そうすることによって、作業者がまず行わなければならない当該天端出し補助具10の縦筋31の上端に対する位置決めが、型枠間に見える縦筋31の上端を目指して当接部15を近づけて被せることによって、簡単に行えるからである。
In the case where the
当接部15が縦筋31の上端に被せられれば、その位置で両挟持部材11のハンドル部11bを摘んで両保持部11aを広げ、これらの保持部11aが縦筋31の向こう側に行くように、当該天端出し補助具10を押し込むのである。以上によって、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決めと固定が、目で確認しなくても簡単に行えることになるのである。
If the
これらの図11〜図15に示した実施形態に係る天端出し補助具10では、例えば図13中の仮想線にて示したように、いずれかの挟持部材11にブレ防止17を一体的に設けるようにしている。このブレ防止17は、他にも、横筋32側に向かう面や部分を有する支持部材14、当接部15、あるいは包み込み部材16に設けるようにしても実施される。
In the top
このブレ防止17は、当該天端出し補助具10を縦筋31側に取付けたとき、この縦筋31の近傍に位置している横筋32の一部に当接するものであり、このブレ防止17の横筋32に対する支えによって、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する回転を阻止するものである。つまり、このブレ防止17は、取付後の当該天端出し補助具10全体の縦筋31に対するブレや回転を防止するものである。
This anti-shake 17 abuts against a part of the
さて、図19及び図20には、本発明の他の実施形態に係る天端出し補助具10が示してあるが、この天端出し補助具10では、挟持部材11のいずれか一方または支持部材14に形成されて、縦筋31の上部を包み込む包み込み部材16と、この包み込み部材16に形成されてその一部を内側に折り込むための折り曲げスリット16aと、この折り曲げスリット16aの内方への折り込みを容易にする折り込みスリット16bとを有したものである。その他の部材については、上述して来たものと同様であるので、図19及び図20中に同一符号を付して、その説明は省略する。
Now, FIGS. 19 and 20 show a top
包み込み部材16に形成してある各スリット16aは、そのどれかを選択し、その選択したスリット16aより上側の包み込み部材16を縦筋31の上端部側に折り込めるようにするものである。これにより、選択したスリット16aの下側の包み込み部材16をそのままの位置にして、選択したスリット16aの上側に位置して内側に折り込まれた包み込み部材16の一部分の下面を、図20に示したように、縦筋31の上端に当接し得るようにするものである。
Each of the slits 16 a formed in the wrapping
換言すれば、何れかの折り曲げスリット16aを選択して、当該包み込み部材16のどの部分で縦筋31の上端に当接させ得るのかを自由に選択できるのであり、当該包み込み部材16を設けた天端出し補助具10の、縦筋31に対する取付け位置が自由に決定できるのである。
In other words, any one of the folding slits 16a can be selected to freely select which part of the wrapping
この折り曲げスリット16aは、縦筋31の軸方向に対して直角に形成したものであれば、これによって折り込まれた包み込み部材16の下面が縦筋31の上端に線状に当接することになる。このとき、当該天端出し補助具10を、いずれかのスリット16aで折り込まれた包み込み部材16の下面が縦筋31の上端に当接するまで押下げたとき、包み込み部材16の折り込まれた部分が線状に当接することによって変形やネジレを生ずることはなく、天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決めがより確実となる。
If the bending slit 16 a is formed at a right angle to the axial direction of the
また、包み込み部材16の内面または外面に折り込みスリット16bを形成しておけば、各スリット16aにおける折り曲げの補助を行うものである。つまり、この折り込みスリット16bは、何れかのスリット16aで包み込み部材16を折り曲げるあるいは折り込む際に、その作業を助けるものであって、包み込み部材16を折り取ってしまうものではないから、その内側あるいは底部に「ヒンジ部分」を残す「溝」として形成されるものである。勿論、この折り込みスリット16bは、スリット16aでの折り曲げまたは折り込みを助けるだけのものであるから、図20に示したように、包み込み部材16の外面に形成することもあれば、包み込み部材16の内面に形成することもあるものである。
Further, if the folding slits 16b are formed on the inner surface or the outer surface of the wrapping
10 天端出し補助具
11 挟持部材
11a 保持部
11b ハンドル部
12 弾性部材
12a 当接面
13 ストッパ片
13a ストッパ
14 支持部材
14a 環状部
14b 拡開部
14c 部分ネジ
15 当接部
15a 係止突起
15b 本体ネジ
15c 別ネジ
16 包み込み部材
16a スリット
16b 折り込みスリット
17 ブレ防止
20 レベル表示具
21 目印
22 目印
31 縦筋
32 横筋
DESCRIPTION OF
Claims (17)
前記縦筋の外周面に当接される開閉可能な保持部と、この保持部とは反対側に延在される一対のハンドル部とを有した一対の挟持部材と、これらの挟持部材を互いに弾力的に接続するとともに、前記縦筋に対して当接し得る弾性部材と、前記レベル表示部材を上下動可能に支持する支持部材と、を備え、前記保持部は、前記一対のハンドル部を摘まむことにより、開くよう構成されていることを特徴とする天端出し補助具。 While supporting a level indicator having a mark indicating the placement height of the raw control and a mark indicating the height of the leveling material constructed to form a horizontal plane on the raw control, while supporting the level indicator vertically. It is a crest extension aid for attaching to the muscle,
A pair of clamping members each having an openable and closable holding portion that is in contact with the outer peripheral surface of the vertical bars, and a pair of handle portions that extend on the opposite side of the holding portion, and these clamping members are connected to each other An elastic member that is elastically connected and capable of abutting against the longitudinal muscle; and a support member that supports the level display member so as to be movable up and down, and the holding portion holds the pair of handle portions. It is comprised so that it may open by removing, The top end assistance tool characterized by the above-mentioned .
The ceiling support tool according to any one of claims 1 to 16 , wherein the support member is integrally formed on the elastic member positioned between the pair of clamping members. .
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