JP5873177B2 - 通信事業者ネットワークをシームレスに切り換えるためのシステムおよび方法 - Google Patents

通信事業者ネットワークをシームレスに切り換えるためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークに関し、より詳細には、通信ネットワークにおける通信事業者の切り換えに関する。
モバイル・アクセス・ネットワークは、基地局コントローラ(BSC)および/または移動通信交換局(MSC)などの交換ノードを用いて互いに接続された、複数の基地局(BS)から成る、セルラ・ネットワークとしてしばしば設計される。さらに、各基地局は、セルとして知られるエリアを覆うカバレージを提供する。通信中のモバイル・デバイスが、そのようなセルのカバレージ・エリアの外に移動すると、モバイル・デバイスには、そのセルの無線リソースがもはや利用可能でなくなる。そのようなシナリオでは、モバイル・デバイスは、ハンドオーバまたはハンドオフを用いて、リソースが通信のために利用可能な別のセルに接続を切り換える。別のセルは異なるネットワーク通信事業者に属することがあり、そのネットワーク通信事業者がモバイル・デバイスの現在の通信事業者と契約を結んでいる場合もある。新しい通信事業者は、現在の通信事業者のサービスが利用可能ではないエリアにおいて、サービスを提供していることがある。このようなケースはローミングにおいて見られ、モバイル・デバイスは、今までのネットワークがカバレージを提供しない別のエリアに入った場合、新しい通信事業者にハンドオフする。このようなことが起こる主な理由は、各ネットワーク通信事業者には一定の限られた無線周波数スペクトルが提供され、このスペクトルによって提供されるカバレージの外にモバイル・デバイスが移動した場合、切り換えが必須になることにある。
さらに、モバイル・データ世界における新たに出現したトレンドを受けて、モバイル・データが急速に増加している。モバイル・データの増加に伴って、モバイル・トラフィックの密度も増大している。結果として、ネットワークX上のトラフィックの密度が巨大であり得るために、特定のネットワークXを用いた場合のユーザ・エクスペリエンスが好ましいものではあり得ない場合が起こり得る。ユーザは、ビデオ通話およびダウンロードなど、より高いデータ・レートを必要とするサービスにアクセスしたいことがあり、そのような場合、現在のネットワークXは、ユーザのサービス要件をサポートすることができない。ネットワークXを用いてそのようなサービスにアクセスを試みることは、貧弱なユーザ・エクスペリエンスをもたらす。結果として、今必要とされているのは、ユーザのアプリケーション/サービス要件に基づいてユーザにサービスできるサービス・モデルである。
現在、ネットワークを切り換えるメカニズムが働くのは、1つのネットワークが、その特定のカバレージ・エリアにおいて、もはや完全には利用可能でないときに限る。これは、ネットワーク通信事業者の選択、またはネットワーク状態に従って、切り換えが行われることを意味し、モバイル・デバイスは、それまでの通信事業者でハンドオーバが行われてはじめて、別の通信事業者のネットワークに移される。利用可能なネットワーク・サービスを集め、モバイル・デバイス上でユーザに知らせるためのメカニズムは存在しない。モバイル・デバイス・ユーザは、自分が望むときに、1つの利用可能なネットワークから別のネットワークに切り換えたいことがある。切り換えを実行するのには、いくつかの理由があり得る。理由の1つに挙げ得るのは、ある場所および価格などでは、1つのネットワークのカバレージが他のネットワークよりも良好なことである。例えば、特定の場所では、通信事業者Xのネットワークの方が通信事業者Yのネットワークよりも良好であることに、ユーザが気づく可能性があり得る。そのような場合に、ビデオ通話などを行うなど、あるサービスのために、より良好なネットワークをユーザが使用したくても、既存のシステムには、ユーザがネットワークXからネットワークYに切り換えるための手段がない。ネットワーク状態に基づいてユーザが選択した通信事業者に切り換え、モバイル・ユーザの選択に従ってハンドオーバを実行するといった柔軟性が、ユーザに提供されていない。
さらに、今日の市場では、デュアルSIMフォンの人気が非常に高まっている。これが原因で、ユーザが1つのタイムスケールにおいて通信事業者を選択する際に、より大きな選択の幅を求めるという興味深いトレンドが生じている。これは、ユーザが、自らの要件に従った信号品質および価格プランに基づいて、通信事業者を切り換えることを可能にする。今日のネットワーク配備では、異なる通信事業者が異なる性能メトリックを最適化するように自らのネットワークを配備するという興味深い事態が生じている。これは、所在地およびアプリケーション要件に応じて、ユーザが選択する最良の通信事業者が異なり得ることを意味する。
加えて、静止ユーザの要件は、モバイル・ユーザの要件とは異なる。例えば、静止ユーザに対して有効な技法が、モバイル・ユーザにも有効であると仮定することはできない。静止ユーザは、フェムトeノードBを介してビデオ・ストリーミング・アプリケーションを実行したいことがあろうが、他方、モバイル・ユーザは、マクロeノードBを用いることで、より優れた性能を経験することができる。結果として、無線リソース要件は、ユーザのタイプに基づいて、異なることがある。
上述した理由のため、ユーザに選択肢があれば、ユーザは、通信事業者配備におけるこの多様性の利益を得ることが可能であり、より優れたユーザ・エクスペリエンスを享受できることは明らかである。
上述のことに鑑みて、本明細書の一実施形態は、複数の基地局からブロードキャストされたシグナリング情報を受信したときに、モバイル・デバイスのユーザがネットワーク通信事業者を切り換えることを可能にするためのシステムを提供する。システムは、複数のネットワーク・プロバイダからサービスを集めるためのサービス・アグリゲータ(service aggregator)を備え、さらに、アグリゲータは、モバイル・デバイスが新しい通信事業者のネットワークに切り換えることを決定したときに、モバイル・デバイスからハンドオーバ開始メッセージを受信し、新しい通信事業者のネットワークにおいて、認証およびネットワーク・リソースへのアクセスを獲得し、新しいネットワークのサービス・ゲートウェイへのトンネルを確立し、現在の通信事業者のネットワークを介してハンドオーバ準備完了メッセージを送信するように構成される。モバイル・デバイスは、サービス・アグリゲータから、集められたサービス情報を受信し、切り換えに関する新しいネットワークの適切性を判定するために、サービス情報を復号し、新しいネットワークとの関連付けを求めて、前記サービス・アグリゲータに前記ハンドオーバ開始メッセージを送信するように構成される。システムは、モバイル・デバイスが接続されている現在のネットワークを介して、ハンドオーバ開始メッセージを受信するように構成される。システムは、アプリケーション毎に、モバイル・デバイスのユーザによって選択されたすべてのインターフェースについて、切り換えを実行するように構成されるサービス・アグリゲータは、認証を獲得するために、媒体無依存事前認証(media independent pre authentication)フレームワークを利用するように構成される。サービス・アグリゲータは、各アプリケーションを前記モバイル・デバイスについて切り換えるために、新しいネットワーク通信事業者のサービス・ゲートウェイへのトンネルを確立するように構成される。サービス・アグリゲータは、新しいネットワーク通信事業者のサービス・ゲートウェイへのトンネルが確立されたときに、複製パケットを転送するように構成される。モバイル・デバイスは、サービス情報を受信し、サービス情報は、利用可能なネットワーク、ユーザ・エクスペリエンス、価格詳細、各ネットワーク上の負荷のうちの少なくとも1つについての情報を含む。システムは、静止ユーザ、モバイル・ユーザのうちの少なくとも一方のための切り換えを可能にするように構成される。
実施形態は、複数の基地局からブロードキャストされたシグナリング情報を受信したときに、モバイル・デバイスのユーザがネットワーク通信事業者を切り換えることを可能にするための方法をさらに開示する。方法は、切り換えに関する新しい通信事業者のネットワークの適切性を判定するために、モバイル・デバイスがサービス・アグリゲータから獲得したサービス情報を復号するステップと、モバイル・デバイスが新しい通信事業者のネットワークに切り換えることを決定したときに、サービス・アグリゲータにハンドオーバ開始メッセージを送信するステップと、新しい通信事業者のネットワークにおいて、サービス・アグリゲータが認証およびネットワーク・リソースへのアクセスを獲得するステップと、サービス・アグリゲータが新しいネットワークのサービス・ゲートウェイへのトンネルを確立するステップと、サービス・アグリゲータが現在の通信事業者のネットワークを介してハンドオーバ準備完了メッセージを送信するステップとを含む。ハンドオーバ開始メッセージを送信するステップが、モバイル・デバイスが接続されている現在のネットワークを介して行われる。切り換えが、アプリケーション毎に、モバイル・デバイスのユーザによって選択されたすべてのインターフェースについて実行される。サービス・アグリゲータはさらに、認証を獲得するために、媒体無依存事前認証フレームワークを利用する。サービス・アグリゲータはさらに、各アプリケーションをモバイル・デバイスについて切り換るために、新しいネットワーク通信事業者のサービス・ゲートウェイへのトンネルを確立する。サービス・アグリゲータは、新しいネットワーク通信事業者のサービス・ゲートウェイへのトンネルが確立されたときに、複製パケットを転送することを含む。サービス情報は、利用可能なネットワーク、ユーザ・エクスペリエンス、価格詳細、各ネットワーク上の負荷のうちの少なくとも1つについての情報を含む。方法は、静止ユーザ、モバイル・ユーザのうちの少なくとも一方のための切り換えをさらに可能にする。
本明細書の実施形態は、複数のネットワーク・プロバイダからサービスを集めることによって、ユーザがネットワーク通信事業者を切り換えることを可能にするためのサービス・アグリゲータも開示する。アグリゲータは、モバイル・デバイスのユーザが新しい通信事業者のネットワークに切り換えることを決定したときに、モバイル・デバイスからハンドオーバ開始メッセージを受信し、新しい通信事業者のネットワークにおいて、認証およびネットワーク・リソースへのアクセスを獲得し、新しいネットワークのサービス・ゲートウェイへのトンネルを確立し、現在の通信事業者のネットワークを介してハンドオーバ準備完了メッセージを送信するように構成される。サービス・アグリゲータは、モバイル・デバイスが接続されている現在のネットワークを介して、ハンドオーバ開始メッセージを受信するように構成される。サービス・アグリゲータは、アプリケーション毎に、モバイル・デバイスのユーザによって選択されたすべてのインターフェースについて、切り換えを実行するように構成される。サービス・アグリゲータは、認証を獲得するために、媒体無依存事前認証フレームワークを利用するように構成される。サービス・アグリゲータは、各アプリケーションをモバイル・デバイスについて切り換えるために、新しいネットワーク通信事業者のサービス・ゲートウェイへのトンネルを確立するように構成される。サービス・アグリゲータは、新しいネットワーク通信事業者のサービス・ゲートウェイへのトンネルが確立されたときに、複製パケットを転送するように構成される。サービス・アグリゲータは、静止ユーザ、モバイル・ユーザのうちの少なくとも一方のための切り換えを可能にするように構成される。サービス・アグリゲータは、認証認可課金(AAA)、追跡および呼び出し、ならびにモバイルIPのうちの少なくとも1つを含む機能のために構成される。
また、本明細書では、ユーザがネットワーク通信事業者を切り換えることを可能にするためのモバイル・デバイスが開示され、モバイル・デバイスは、切り換えモジュールを備える。切り換えモジュールは、サービス・アグリゲータから、集められたサービス情報を受信し、切り換えに関する新しいネットワークの適切性を判定するために、サービス情報を復号し、新しいネットワークとの関連付けを求めて、サービス・アグリゲータにハンドオーバ開始メッセージを送信するように構成される。モバイル・デバイスは、ユーザを切り換えるように構成され、ユーザは、静止ユーザ、モバイル・ユーザのうちの少なくとも一方である。モバイル・デバイスは、サービス情報を復号するように構成され、サービス情報は、利用可能なネットワーク、ユーザ・エクスペリエンス、価格詳細、各ネットワーク上の負荷のうちの少なくとも1つについての情報を含む。モバイル・デバイスは、切り換えが実行されるべきアプリケーションおよびインターフェースを決定するための関連付け決定モジュールをさらに備える。
本明細書の実施形態の上述および他の態様は、以下の説明および添付の図面と併せて検討されたときに、より良く認識および理解されよう。
本明細書の実施形態は、図面を参照する以下の詳細な説明からより良く理解されよう。
本明細書の一実施形態による、モバイル交換ネットワークのアーキテクチャを示す図である。 本明細書の一実施形態による、サービス・アグリゲータを示す図である。 本明細書の一実施形態による、モバイル・デバイスを示す図である。 本明細書の一実施形態による、サービス・アグリゲータを利用する切り換えのプロセスを示すフロー図である。 本明細書の一実施形態による、サービス・アグリゲータを用いない切り換えの代替プロセスを示すフロー図である。 本明細書の一実施形態による、異なるユーザのための切り換えプロセスを示すフロー図である。
本明細書の実施形態、ならびにそれらの様々な特徴および有利な細部が、添付の図面に図示され、以下の説明で詳述される、非限定的な実施形態を参照して、より十分に説明される。よく知られた構成要素および処理技法の説明は、不必要に本明細書の実施形態を埋没させないようにするために省略される。本明細書で使用される例は、本明細書の実施形態を実施できる方法の理解を深めること、さらには、当業者が本明細書の実施形態を実施できるようにすることを意図しているにすぎない。したがって、例を、本明細書の実施形態の範囲を限定するものと解釈すべきではない。
本明細書の実施形態は、ネットワーク通信事業者を切り換えるためのメカニズムを、そのシステムおよび方法を提供することによって開示する。今から図面を参照して、より具体的には図1から図6を参照して、実施形態が示されるが、類似の参照文字は、どの図であろうとも一貫して、対応する特徴を示す。
モバイル通信ネットワークにおいてネットワーク通信事業者をシームレスに切り換えるための方法が開示される。方法には切り換え機能を実行するためのシステムが提供される。サービス・アグリゲータと呼ばれるネットワーク要素が提供される。サービス・アグリゲータは、通信事業者のネットワーク内に存在し、モバイル・ユーザと通信事業者の間の仲介者の役割を務める。加えて、ユーザのモバイル・デバイス上に、切り換えを実行するためにサービス・アグリゲータと対話する、切り換えモジュールが提供される。基地局は、モバイル・デバイスにシグナリング情報を継続的にブロードキャストする。サービス・アグリゲータは、利用可能な異なるネットワーク通信事業者についての情報を集め、このサービス・メッセージをモバイル・デバイスに送信する。受信したそのようなシグナリングおよびサービス情報に基づいて、モバイル・デバイスは、別の通信事業者のネットワークに切り替えたいかどうかを決定する。その後、モバイル・デバイスは、サービス・アグリゲータに切り換え要求を送信する。サービス・アグリゲータは、新しいネットワークのサービス・ゲートウェイとの接続を確立する。さらに、サービス・アグリゲータは、ハンドオーバ信号を送信し、モバイル・デバイスは、新しい通信事業者のネットワークにシームレスに切り換える。
図1は、本明細書の一実施形態による、モバイル交換ネットワークのアーキテクチャを示している。ネットワークは、モバイル通信事業者および技術に依存しないアクセス(MOTA:Mobile Operator and Technology Agnostic Access)サービス・モデルと呼ばれることもある。MOTAネットワークは、複数のモバイル・デバイス101a、101bと、2つの通信事業者ネットワーク102、105と、サービス・ゲートウェイ108とから成る。通信事業者ネットワーク102、105は、基地局103、106と、パケット・ゲートウェイ104、107とからさらに成る。一実施形態では、ネットワークは、説明目的で必須要素のみを示しているが、出願の範囲をこれらの要素のみに限定する意図はない。
モバイル・デバイス101a、101bは、セルフォン、携帯情報端末(PDA)、ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(VOIP)電話などから成ることができる。モバイル・デバイス101は、静止していてもよく、または動き続けていてもよい。モバイル・デバイス101には、その内部に存在する切り換えモジュールが備えられる。切り換えモジュールは、シグナリング情報を復号し、サービス・アグリゲータ108と対話する。さらに、モバイル・デバイスは、サービス・アグリゲータ108から信号を獲得したときに、新しい通信事業者ネットワークとの接続を確立する。
通信事業者ネットワーク102、105は、モバイル・デバイス101に現時点でサービスを提供しているネットワークとすることができる。別の実施形態では、通信事業者ネットワーク102、105は、モバイル・デバイス101がそちらに切り換えたいネットワークとすることができる。通信事業者ネットワーク102は、基地局103a、103b、106a、106bと、パケット・ゲートウェイ104、107とから成る。基地局103a、103b、106a、106bは、モバイル・デバイス101とネットワークとの間のデータ・トラフィックおよびシグナリングを処理する。基地局103a、103b、106a、106bは、モバイル・デバイス101にシグナリング情報をブロードキャストする。シグナリング情報は、ネットワーク上の負荷、価格情報、ユーザ・エクスペリエンス、過去のユーザ・エクスペリエンスなど、詳細を含む。このシグナリング情報は、別のネットワークへの切り換えを実行したならば、より優れたエクスペリエンスをユーザが得られるかどうかを、ユーザに示す。パケット・ゲートウェイ104、107は、基地局103a、103b、106a、106bからモバイル・デバイス101にシグナリング・パケットを送信することを担当する。IPベースのサービスの場合、パケットは、復号動作を実行するために、パケット・ゲートウェイ104、107に送信される。
サービス・アグリゲータ108は、MOTAネットワークのコア・モジュールである。サービス・アグリゲータ108は、切り換え機能をシームレスに実行することを主として担当する。サービス・アグリゲータ108は、モバイル・デバイス101と基地局103、106との間でインターフェースを取る。サービス・アグリゲータ108は、利用可能な異なるネットワーク通信事業者についての情報を集め、このサービス・メッセージをモバイル・デバイス101に送信する。モバイル・デバイス101が新しいネットワークに切り換えたい場合、サービス・アグリゲータ108は、新しいネットワークとの接続を確立する。サービス・アグリゲータ108は、新しいネットワークに対して認証を行い、新しいネットワークのサービス・ゲートウェイとの接続を確立する。その後、サービス・アグリゲータ108は、ハンドオーバ信号を送信し、モバイル・デバイス101を新しいネットワークに接続する。一実施形態では、サービス・アグリゲータ108は、認証および請求、追跡および呼び出し、ならびに他の様々なモバイルIPベースのサービスなどの機能にも対処する。
図2は、本明細書の一実施形態による、サービス・アグリゲータを示している。サービス・アグリゲータ108は、MOTAサービス・モデルの中核構成要素である。サービス・アグリゲータ108は、通信事業者ネットワーク102、105とモバイル・デバイス101との間に存在する。サービス・アグリゲータは、利用可能な異なるネットワーク通信事業者についての情報を集め、このサービス・メッセージをモバイル・デバイスに送信する。一実施形態では、該サービス・メッセージは、利用可能なネットワーク、各ネットワーク上でのユーザ・エクスペリエンス、ネットワーク上の負荷など、詳細を含むことができる。サービス・アグリゲータ108は、認証および請求、追跡および呼び出し、ならびに他の様々なモバイルIPベースのサービスなど、ネットワーク通信事業者の機能のいくつかを引き継ぐ。サービス・アグリゲータ108は、AAAサーバ201、追跡および呼び出し202、およびモバイルIPV6処理モジュール203などのモジュールから成る。
AAAサーバ201は、認証、認可、および課金機能を処理する。AAAサーバ201は、リソースへのアクセスを求めるユーザ要求を処理し、認証、認可、および課金(AAA)サービスを提供する。AAAサーバは、一般に、ネットワーク・アクセスおよびゲートウェイ・サーバと、およびユーザ情報を格納するデータベースおよびディレクトリと対話する。ユーザがネットワークの切り換えを実行したい場合、AAAサーバ201は、新しいネットワーク通信事業者のサービス・ゲートウェイに対して認証を行い、その後、切り換えを実行する。
追跡および呼び出しモジュール202は、必要な場合に、モバイル・デバイス101の追跡機能を処理する。呼び出しは、モバイル・デバイス101と基地局との間の1対1通信である。ブロードキャスト情報の最も重要な使用は、呼び出しのためのチャネルを設定することである。どのセルラ・システムも、そのような情報を複数のモバイル・デバイスに分配するためのブロードキャスト・メカニズムを有する。しかし、今のシナリオでは、この機能は、追跡および呼び出しモジュール202によって引き継がれる。
モバイルIPV6処理モジュール203は、永続的IPアドレスを維持しながら、ユーザが1つのネットワークから別のネットワークに移ったときに、モバイル・デバイス101のIPサービスを処理する。モバイルIPプロトコルは、インターネット上でIPデータグラムのロケーション無依存のルーティングを可能にする。各モバイル・ノードは、インターネット内の現在のロケーションに係わらず、ホーム・アドレスによって識別される。結果として、1つのネットワーク通信事業者から別のネットワーク通信事業者に切り換えたとしても、モバイル・デバイス101には、シームレスおよび持続的なインターネット・サービスが提供される。
図3は、本明細書の一実施形態による、モバイル・デバイスを示している。モバイル・デバイス101は、モバイル・デバイス101を構成する他のモジュールとともに、追加の切り換えモジュールを備える。示されるように、モバイル・デバイス101は、アプリケーション・レイヤ301と、切り換えモジュール302と、オペレーティング・システムおよびハードウェア305と、加速度計306とを備える。切り換えモジュール302は、ネットワーク通信事業者の切り換えを実行することを担当する中核構成要素である。切り換えモジュール302は、ブロードキャスト信号処理モジュール303と、関連付け決定モジュール304とをさらに備える。一実施形態では、モバイル・デバイスは、IEEE802.21シグナリング情報を理解するように構成される。
アプリケーション・レイヤ301は、モバイル・デバイス・ユーザにサービスを提供するために、他のネットワーク・モジュールとの通信を円滑化する。モバイル・アプリケーション・パート(Mobile Application Part)は、ホーム・ロケーション・レジスタ、在圏ロケーション・レジスタ、移動通信交換局、機器識別情報レジスタ(Equipment Identity Register)、認証センタ、ショート・メッセージ・サービス・センタ、およびサービングGPRSサポート・ノード(SGSN)にアクセスするために使用される、アプリケーション・レイヤ・プロトコルである。通話、モビリティ・サービス、運用保守および付加サービスなど、異なるサービスがモバイル・デバイスに提供されるのは、アプリケーション・レイヤ301を介してである。
切り換えモジュール302は、基地局から受信したシグナリング情報を復号することを担当し、ネットワーク切り換えを実行するためのコマンドを送信する。切り換えモジュール302は、決定を下すために、下位レイヤおよび加速度計と対話する。切り換えモジュール302は、ブロードキャスト・シグナリング・モジュール303と、関連付け決定モジュール304とをさらに備える。ブロードキャスト・シグナリング・モジュール303は、基地局からシグナリング情報を、およびサービス・アグリゲータからサービス情報を受信し、この情報を復号する。該情報は、その後、関連付け決定モジュール304に送られる。関連付け決定モジュール304は、シグナリング・メッセージに格納された詳細を参照する。該詳細は、価格、ユーザ・エクスペリエンス、その特定の基地局上のトラフィックなどを含む。これらの詳細を決定すると、関連付け決定モジュール304は、新しいネットワーク通信事業者に切り換えるかどうかについて決定を下す。一実施形態では、決定は、ユーザの選択に依存する。ユーザからのコマンドを獲得すると、関連付け決定モジュール304は、切り換えのためのコマンドを発行する。
オペレーティング・システムおよびハードウェア305は、モバイル・デバイスのオペレーティング・システムと、関連する他のハードウェア・モジュールとから成る。加速度計306は、モバイル・デバイス101が静止しているか、または動いているかを決定することを担当する。この表示に基づいて、ネットワーク通信事業者を切り換えるプロセスを実行することができる。
図4は、本明細書の一実施形態による、サービス・アグリゲータを利用する切り換えのプロセスを示すフロー図である。一実施形態では、通信事業者切り換え中に配慮すべき主要事項は、認証、接続確立、およびネットワーク・モビリティ(IPアドレス変更など)に起因するシームレスな切り換え(すなわちメイク・ビフォー・ブレーク(make before break))、および待ち時間である。基地局は、IEEEおよび3GPP規格のためにIEEE802.21において提案されたシグナリング・メッセージを使用して、シグナリング情報を継続的にブロードキャストする(401)。モバイル・デバイス101は、その情報を獲得し、切り換え決定を下す。Iを、通信事業者を切り換える必要があるインターフェースの集合とする。Aを、おそらくはインターフェースを切り換えることによって、新しい通信事業者を割り当てられるアプリケーションの集合とする。その後、モバイル・デバイスは、現在の通信事業者ネットワークを介して、サービス・アグリゲータ108にハンドオーバ開始メッセージを送信する(402)。一実施形態では、ハンドオーバ・メッセージは、IEEE802.21などに準拠した形式を取ることができる。
さらに、I内の各インターフェースについて、サービス・アグリゲータは、新しい通信事業者のネットワークにおいて、認証、IPアドレス、およびネットワーク・リソース(例えば、予備リソース、またはPGWとサービス・ゲートウェイとの間のベアラ経路)を獲得するために、IRTFの媒体無依存事前認証(MPA)フレームワークを使用する(403)。今度は、A内の各アプリケーションについて、サービス・アグリゲータ108は、新しいネットワークのサービス・ゲートウェイへのトンネルを同時に確立するために(404)、MIPv6における高速ハンドオーバなどのメカニズムを使用し、複製パケットを転送する。切り換えが行われるべきすべてのアプリケーションについて、ステップ404が完了すると、サービス・アグリゲータ108は、既存のネットワークを介して、I内の各インターフェースに対して、ハンドオーバ準備完了メッセージを送信する(405)。その後、モバイル・デバイス101は、I内のインターフェースおよびA内のアプリケーションを新しいネットワークに切り換える(406)。方法400内の様々なアクションは、提示された順序で、異なる順序で、または同時に実行することができる。さらに、いくつかの実施形態では、図4に挙げられたアクションのいくつかは、省くことができる。
図5は、本明細書の一実施形態による、サービス・アグリゲータを用いない切り換えの代替プロセスを示すフロー図である。本明細書で説明されるプロセスは、サービス・アグリゲータに対する一代替実施形態を提案し、すなわち、この場合、サービス・アグリゲータは存在せず、したがって、サービス・アグリゲータの機能は、ネットワーク通信事業者モジュールによって実行される。この場合の通信事業者ネットワークは、モバイル・デバイス・ユーザが望むように、切り換えを実行するために構成される。基地局は、モバイル・デバイス101にシグナリング情報を継続的にブロードキャストする(501)。シグナリング情報は、ネットワーク・モジュールを介して送信される。モバイル・デバイス101は、別のネットワーク通信事業者に切り換える決定を下した場合、ネットワーク通信事業者にハンドオーバ開始メッセージを送信する(502)。一実施形態では、ハンドオーバ・メッセージは、IEEE802.21などに準拠した形式を取ることができる。さらに、I内の各インターフェースについて、新しい通信事業者のネットワークにおいて、認証、IPアドレス、およびネットワーク・リソース(例えば、予備リソース、またはPGWとサービス・ゲートウェイとの間のベアラ経路)を獲得するために、媒体無依存事前認証(MPA)フレームワークが使用される(503)。今度は、A内の各アプリケーションについて、新しいネットワークのサービス・ゲートウェイへのトンネルを用いて、接続が確立され、複製パケットが転送される。切り換えが行われるべきすべてのアプリケーションについて、ステップ503が完了すると、既存のネットワークを介して、I内の各インターフェースに対して、ハンドオーバ準備完了メッセージが送信される(504)。その後、モバイル・デバイス101は、I内のインターフェースおよびA内のアプリケーションを新しいネットワークに切り換える(505)。方法500内の様々なアクションは、提示された順序で、異なる順序で、または同時に実行することができる。さらに、いくつかの実施形態では、図5に挙げられたアクションのいくつかは、省くことができる。
図6は、本明細書の一実施形態による、異なるユーザのための切り換えプロセスを示すフロー図である。一実施形態では、本明細書の方法は、静止ユーザおよびモバイル・ユーザを扱い、それらのサービス要件にしかるべく対処することが可能である。モバイル・デバイス101は、各基地局からブロードキャストされたシグナリング情報を受信する(601)。シグナリング情報は、価格およびユーザ・エクスペリエンスなどの表示を与える。シグナリング情報から、モバイル・デバイス101上の切り換えモジュール302は、モバイル・デバイスのユーザが静止しているかどうかを判定する(602)。ユーザが静止している場合、切り換えを実行するための静止用アルゴリズムが、ユーザに適用される(603)。他方、デバイスが静止として示されない場合、ブロードキャストされたメッセージが、モバイル・ユーザ用の迅速化レート(expedited rate)を含むかどうかがチェックされる(604)。加えて、モバイル・デバイス上の加速度計も、ユーザが動いているかどうかを判定する際の助けとなる。迅速化レートを含む場合、モバイル・ユーザ用のアルゴリズムが適用され、切り換えがしかるべく実行される。方法600内の様々なアクションは、提示された順序で、異なる順序で、または同時に実行することができる。さらに、いくつかの実施形態では、図6に挙げられたアクションのいくつかは、省くことができる。
一実施形態では、アルゴリズムを説明するために、以下の記号が使用される。
Figure 0005873177
静止ユーザに対するネットワーク・シグナリングは、各基地局jについて、負荷Wjが価格Pjで送信されることを示す。任意のユーザuについて、関連付け問題は、以下のように述べることができる。Pa2Au∪(Ra;pa)を最大化するように、完全関連付けおよび技術当たり単一の通信事業者という制約(integral association and single operator per technology constraint)に従って、各アプリケーションを適切な基地局に関連付ける。各基地局は1つの通信事業者に関連付けられるので、インターフェースのために1つの基地局を選択することは、そのインターフェースのために通信事業者を選択することと等価であることに留意されたい。上述の問題を解決するための素朴な力ずくの手法は、以下の理由で計算的に重くなり得る。ユーザuが、K個の無線インターフェースと、インターフェース当たりJ個の基地局選択と、実行中のAu個のアプリケーションとを有すると仮定する。その場合、力ずく手法の複雑度は、O(KAu+J)である。したがって、ユーザが数個のアプリケーションしか実行していなくても、最適な関連付けを求める複雑度は、膨大になり得る。事実、この問題は、NP困難(NP−hard5)である。したがって、我々は、定数因子近似保証(constant factor approximation guarantee)を用いて、アルゴリズムを工夫する。このスキームでは、各基地局は、ユーザがそれに基づいて関連付けを実行する、現在の重みをブロードキャストする。アプリケーションaのスループットが、
Figure 0005873177
ように表現できるという、事実1を使用する。
このようになる理由は、uのアプリケーションの基地局jへの関連付けは、現在の重みを
Figure 0005873177
に増加させるためである。明らかに、0または1を取る関連付け変数(0-1 association variables)xajの1つだけが、値1を取ることができ、すなわち、Σaj=1である。
Raについての上記の式を使用すると、今度は次式が得られる。
Figure 0005873177
上式の第2の量には最適化変数xajが含まれないので、
Figure 0005873177
の最大化は、
Figure 0005873177
の最大化と等価であり、ここで、
Figure 0005873177
である。
はuとjの両方に依存するが、関心があるのはuの決定であるので、我々は、sのuに対する依存性を隠した。以下では、(5)によって与えられる式を最大化するxajを見つけるためのアルゴリズムについて説明する。
我々のアルゴリズムは、特定の無線インターフェースに関連付けられたすべてのアプリケーションの重みの合計が分かれば、無線インターフェースがそのインターフェースにとって最良の基地局を決定することは簡単であるという見解の上に構築されている。その場合、この見解を使用し、貪欲アルゴリズム(greedy algorithm)を実行して、各無線インターフェースのための通信事業者を選択し、各アプリケーションのためのインターフェースを選択する。ある技術に対する基地局を選択するためのサブルーチン:wを、基地局jに関連付けられたユーザuのすべてのアプリケーションの重みの合計、すなわち、w=Σajであると仮定する。
その場合、V({xaj:a∈A,j∈J})に対する基地局jの総寄与が、
Figure 0005873177
によって与えられることが、(5)から容易に分かる。
しかし、ある技術からはただ1つの基地局しか選択できないことを定める制約がある。上述したことから、この選択は、その技術に関連付けたユーザuのすべてのアプリケーションの重みの合計wに依存することが分かる。特に、技術lに対して、最良の基地局は、
Figure 0005873177
によって与えられる。
一実施形態では、静止用のアルゴリズムは、以下の通りである。
------------------------------------------------------------------------
アルゴリズム1 MOTA−STATIC:
無線インターフェースへのアプリケーションの割り当て、およびインターフェースへの通信事業者の割り当て
1:初期化:ユーザuのアプリケーションの重みw、i=1,2,...,nを、w≦w≦w≦...となるように並べる。Δを、インターフェースlに関連付けられたすべてのアプリケーションの重みの合計とする。Δ=0、∀lと設定する。
2:for r=1,...,n do
3: 以下のように、アプリケーションrに重みwを割り当てる。l=argmax{(Δ+w)G(Δ+w)−Δ(Δ)}
4:
Figure 0005873177
5: end for
6:すべてのlについて
Figure 0005873177
を返す。
------------------------------------------------------------------------
ここでは、j (w)が、技術lに関連付けられたユーザuのすべてのアプリケーションの重みの合計である、wに依存することが明示的に示された。この目的を達成するために、各技術lについて、関数G(w)を
Figure 0005873177
のように定義する。
したがって、このサブルーチンは、与えられたw、また対応する最良の基地局jl(w)に対して、関数G(w)を計算する。
貪欲アプリケーション関連付け:アルゴリズム1において、MOTA−STATICアルゴリズムが説明された。初期化ステップ1において、最初にユーザuのアプリケーションを昇順に並べる。さらに、インターフェースlに割り当てられるすべてのアプリケーションの重みの合計である量Δを定義し、これをゼロに初期化する。次に、重みの昇順に並んだアプリケーション毎に繰り返す。ステップ3は、最初のr−1個のアプリケーションの現在の割り当てに対して効用の最大増加をもたらす、アプリケーションrが割り当てられるべきインターフェースlが決定される、貪欲ステップである。ステップ4は、適切なインターフェースの重みの合計を単に更新する。すべてのアプリケーションがインターフェースに割り当てられたならば、式(6)を使用して、各インターフェースにとって最良の基地局を決定する。
一実施形態では、モバイル・ユーザ用のアルゴリズムは、以下の通りである。
------------------------------------------------------------------------
アルゴリズム2 MOTA−MOBILE:
無線インターフェースへのユーザuのアプリケーションの割り当て、およびインターフェースへの基地局(通信事業者)の割り当て
1:初期化:すべてのアプリケーションをインターフェースにランダムに割り当て、すべてのインターフェースのために基地局をランダムに選択する。Sljを、通信事業者jに関連付けられたユーザuのアプリケーションの集合とする。v(a)を、アプリケーションaの限界効用とする。0または1を取る変数xajは、アプリケーションaが基地局jに関連付けられる場合に限って、xaj=1である。0または1を取る変数zalは、アプリケーションaが技術lのある基地局に関連付けられる場合に限って、zal=1である。
2:for
Figure 0005873177
繰り返し do
3: for l∈L do
4: for j∈J do
5: 以下のように、Sljを構成し、Δljを計算する。
lj={a:zal=1、またはδlja>0}
Figure 0005873177
6: end for
7:
Figure 0005873177
を計算する。
8: end for
9:
Figure 0005873177

10: すべての
Figure 0005873177

について、
Figure 0005873177

と設定し、
alを適切に更新する。
11:end for
12:関連付け決定を返す。
------------------------------------------------------------------------
モバイルの場合、切り換え決定が下されると、アプリケーションが受け取る効用は、確率変数であるばかりでなく、モバイル・ユーザは現在のセル(関連付け決定が下されたセル)から通信事業者の別のセルにハンドオフされるので、変化もする。ユーザ・モビリティ経路上の次のセルの識別情報および状態(負荷)は、関連付け決定を下すユーザ・モジュールの観点からは、確率変数である。したがって、我々は、
Figure 0005873177
を最大化し、ここで、
Figure 0005873177
は、アプリケーションaの時間平均効用を表す。
今から、ユーザが以下のことを、すなわち、(i)各技術とどのアプリケーションの集合を関連付けるべきか、および(ii)各技術のためにどの基地局を選択すべきかを、どのように決定するかについての問題を考える。これらの問題には明らかに結び付きがある。各基地局は通信事業者に対応し、そのため、技術インターフェースのための1つの基地局を選択することによって、必然的に、技術インターフェースのための1つの通信事業者を選択することになることに留意されたい。最適な関連付けを実行したいユーザuについて考える。U(a)を、ユーザuがアプリケーションaを(ある通信事業者の)基地局jに関連付けた場合に、アプリケーションaが達成することが期待される効用とする。先のサブセクションにおいて、基地局シグナリングに基づいて、U(a)をどのように計算できるかについて説明した。xajを、aが基地局jに関連付けられている場合に1に設定される、0または1を取る変数であると仮定する。
その場合、
Figure 0005873177
を最大化することが目標になる。ある技術からはただ1つの通信事業者しか選択できないという制約を受ける。この問題は、以下の理由で静止ケースとは異なることに留意されたい。静止ケースでは、複数のアプリケーションが1つの基地局に関連付けられる場合、複数のアプリケーションは、それらの重みに比例した効用を取得する。我々は、静止ケースにおけるアルゴリズムMOTA−STATICを得るために、この構造を利用した。残念ながら、このモバイル・ケースでは、アプリケーションの期待効用は、アプリケーションの持続時間、およびアプリケーションが後でハンドオフされるセルに対する複雑な依存性を有するので、そのような構造は存在しない。それにも係わらず、モバイル・ケースにおいて
Figure 0005873177
を最大化する問題は、ボール(アプリケーション)をビン(技術)に割り当てる、最大一般化割り当て問題(GAP:generalized assignment problem)[22]の問題に類似している。我々の問題における主な相違は、インターフェースに割り当てることができる(これらのアプリケーション内の)アイテムの集合に制約がないことである。さらに、各インターフェースのために通信事業者を選択しなければならないという追加の要素が存在する。我々は、局所探索アルゴリズムに適切な変更を施す。
初期化(ステップ1):最初に、すべてのインターフェースは、通信事業者を任意に選択し、各アプリケーションは、インターフェースの通信事業者の選択が最良の期待効用を提供する、インターフェースを選択する。局所探索反復(ステップ2〜11):各アプリケーションaについて、v(a)を、ある反復ステップにおける現在の効用とする。xajは、aが適切なインターフェースを介して基地局jに関連付けられる場合に値1を取る、0または1を取る変数であることを思い出されたい。各反復の後、xajの部分集合が更新される。便宜的に、アプリケーションaが技術lを提供するある基地局に関連付けられる場合に値1を取る、0または1を取る変数として(すなわち、あるj∈Jlについてxaj=1である場合、zal=1)、変数zalも定義する。先行する反復からの関連付けが与えられた場合に、アプリケーションaがその現在の割り当てに関してインターフェースlおよび通信事業者jに割り当てられるならば、すべてのj∈Jlについて、以下のように、アプリケーションaの限界効用を定義する。
Figure 0005873177
すべてのlについて、以下のように、集合Sl;jを構成する。Sl;j={a:zal=1、またはδlja>0}
Figure 0005873177
とする。ここで、Δljは、いくつかのアプリケーションが、他の何らかのインターフェースから技術インターフェースlの基地局jに再割り当てされた場合の、効用の増分を表す。
Figure 0005873177
とする。
基地局j_(l)は、この反復において限界効用を最大化するための、技術lの最良の基地局である。先行する反復からの関連付けに基づいて、最大の
Figure 0005873177
を有する技術インターフェースlbestを獲得し、そのインターフェース上で、j(lbest)についてxajを更新し、v(a)も更新するというように、局所探索の各反復を説明することは今では容易である。
本出願の例示的な一実施形態について本明細書で説明する。LTE用に1つ、3G用に1つ、およびWi−Fi用に1つの、3つの無線インターフェースを有するモバイル・ガジェットについて考える。実行中のアプリケーションは、ビデオ・ストリーミングを含む。今から、新しいアプリケーションが始動したときに起こることについてのシナリオを説明する。通信事業者:通信事業者1および通信事業者2はともに、3GおよびLTEを提供する。Wi−Fiは、ユーザの自宅に属する。仮定:QoSが高いサービスであるビデオ・ストリーミングは、重み4を有し、VoIPは、重み2を有し、ファイル・ダウンロードは重み=1を有する。
ステップ:1.初期関連付け:各通信事業者は、最も近いLTE eノードBの重みの合計をブロードキャストし、3Gについても同様のことを行う。ここで、ユーザがビデオ・ストリーミング・アプリケーションを起動したと仮定する。この情報は、適切な技術または通信事業者を選択するために、ユーザ・ガジェットによって使用される。ミドルウェアが、MOTA−STATICに基づいて、Wi−Fiアクセス・ポイントを選択すると仮定する。
2.新しいアプリケーション:ここで、ユーザがファイル・ダウンロードを起動したと仮定する。ミドルウェアは、直ちにファイル・ダウンロードを3Gに関連付ける。次の瞬間、ユーザは、VoIP通話を行うことに決め、MOTA−STATICは、これを通信事業者2の3Gを介してルーティングすることに決定する。
3.モビリティ:VoIP通話が終了し、ユーザは、ビデオ・ストリーミングおよびファイル・ダウンロードを実行しながら、自宅を出て、バスに乗る。ミドルウェアは、(加速度計と対話することによって)ユーザが動いていることを検出し、MOTA−MOBILEアルゴリズムを呼び出すことによって、再関連付けを実行し、再関連付けの結果、ビデオ・ストリーミング・アプリケーションは、通信事業者1のLTEに関連付けられ、一方、ファイル・ダウンロードは、通信事業者2の3G上で継続される。これは、各アプリケーションが適切なインターフェースおよび適切な通信事業者を使用することを保証する。
本明細書で開示された実施形態は、少なくとも1つのハードウェア・デバイス上で動作し、ネットワーク要素を制御するためにネットワーク管理機能を実行する、少なくとも1つのソフトウェア・プログラムを用いて実施することができる。図1、図2、および図3に示されるネットワーク要素は、ハードウェア・デバイス、またはハードウェア・デバイスとソフトウェア・モジュールの組み合わせの少なくとも1つとすることができるブロックを含む。
特定の実施形態の上述の説明は、現在の知識を適用することによって、他の者が様々なアプリケーション向けに容易に変更すること、および/または適合させることができる、本明細書の実施形態の一般的な性質を十分に明らかにしており、そのような特定の実施形態は、一般的概念から逸脱しておらず、したがって、そのような適合および変更は、開示される実施形態の意味内および均等物の範囲内に含まれるべきであり、含まれることが意図されている。本明細書で利用される表現および用語は、説明を目的としており、限定を目的としていないことを理解されたい。したがって、好ましい実施形態に関して、本明細書の実施形態を説明したが、本明細書の実施形態は、本明細書で説明されるような特許請求の範囲の主旨およびその範囲内で変更を施して実施できることを当業者は理解されよう。

Claims (27)

  1. 複数の基地局からブロードキャストされたシグナリング情報を受信したときに、モバイル・デバイスのユーザがネットワーク通信事業者を切り換えることを可能にするためのシステムであって、
    前記システムは、複数のネットワーク・プロバイダからサービス情報を集めるためのサービス・アグリゲータを備え、
    前記サービス・アグリゲータは、
    前記モバイル・デバイスが新しい通信事業者のネットワークに切り換えることを決定したときに、前記モバイル・デバイスからハンドオーバ開始メッセージを受信し、
    前記新しい通信事業者のネットワークにおいて、認証およびネットワーク・リソースへのアクセスを獲得し、
    前記新しいネットワークのサービス・ゲートウェイへのトンネルを確立し、
    現在の通信事業者のネットワークを介してハンドオーバ準備完了メッセージを送信するように構成され、
    前記モバイル・デバイスは、切り替えモジュールを備え、
    前記切り替えモジュールは、
    前記サービス・アグリゲータから、集められたサービス情報を受信し、
    切り換えに関する前記新しいネットワークの適切性を判定するために、前記サービス情報を復号し、
    前記新しいネットワークとの関連付けを求めて、前記サービス・アグリゲータに前記ハンドオーバ開始メッセージを送信するように構成されている、システム。
  2. 前記システムは、前記モバイル・デバイスが接続されている現在のネットワークを介して、前記ハンドオーバ開始メッセージを受信するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記システムは、アプリケーション毎に、前記モバイル・デバイスの前記ユーザによって選択されたすべてのインターフェースについて、切り換えを実行するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記サービス・アグリゲータは、前記認証を獲得するために、媒体無依存事前認証フレームワークを利用するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記サービス・アグリゲータは、各アプリケーションを前記モバイル・デバイスについて切り換えるために、前記新しいネットワーク通信事業者の前記サービス・ゲートウェイへのトンネルを確立するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記サービス・アグリゲータは、前記新しいネットワーク通信事業者の前記サービス・ゲートウェイへのトンネルが確立されたときに、複製パケットを転送するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記モバイル・デバイスは、前記サービス情報を受信し、
    前記サービス情報は、利用可能なネットワーク、ユーザ・エクスペリエンス、価格詳細、各ネットワーク上の負荷のうちの少なくとも1つについての情報を含む、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記システムは、静止ユーザ、モバイル・ユーザのうちの少なくとも一方のための切り換えを可能にするように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  9. 複数の基地局からブロードキャストされたシグナリング情報を受信したときに、モバイル・デバイスのユーザがネットワーク通信事業者を切り換えることを可能にするための方法であって、
    切り換えに関する新しい通信事業者のネットワークの適切性を判定するために、前記モバイル・デバイスにより、複数のネットワーク・プロバイダからサービス情報を集めるためのサービス・アグリゲータから獲得したサービス情報を復号するステップと、
    前記モバイル・デバイスにより、新しい通信事業者のネットワークに切り換えることを決定したときに、前記サービス・アグリゲータにハンドオーバ開始メッセージを送信するステップと、
    前記新しい通信事業者のネットワークにおいて、前記サービス・アグリゲータにより、認証およびネットワーク・リソースへのアクセスを獲得するステップと、
    前記サービス・アグリゲータにより、前記新しいネットワークのサービス・ゲートウェイへのトンネルを確立するステップと、
    前記サービス・アグリゲータにより、現在の通信事業者のネットワークを介してハンドオーバ準備完了メッセージを送信するステップとを具備する方法。
  10. 前記ハンドオーバ開始メッセージを受信するステップは、前記モバイル・デバイスが接続されている現在のネットワークを介して行われる、請求項9に記載の方法。
  11. 前記切り換えは、アプリケーション毎に、前記モバイル・デバイスの前記ユーザによって選択されたすべてのインターフェースについて実行される、請求項9に記載の方法。
  12. 前記サービス・アグリゲータは、さらに、前記認証を獲得するために、媒体無依存事前認証フレームワークを利用する、請求項9に記載の方法。
  13. 前記サービス・アグリゲータは、さらに、各アプリケーションを前記モバイル・デバイスについて切り換るために、前記新しいネットワーク通信事業者の前記サービス・ゲートウェイへのトンネルを確立する、請求項9に記載の方法。
  14. 前記サービス・アグリゲータは、前記新しいネットワーク通信事業者の前記サービス・ゲートウェイへのトンネルが確立されたときに、複製パケットを転送する、請求項9に記載の方法。
  15. 前記サービス情報は、利用可能なネットワーク、ユーザ・エクスペリエンス、価格詳細、各ネットワーク上の負荷のうちの少なくとも1つについての情報を含む、請求項9に記載の方法。
  16. 前記方法は、静止ユーザ、モバイル・ユーザのうちの少なくとも一方のための切り換えをさらに可能にする、請求項9に記載の方法。
  17. 複数のネットワーク・プロバイダからサービス情報を集めることによって、ユーザがネットワーク通信事業者を切り換えることを可能にするためのサービス・アグリゲータであって、
    モバイル・デバイスのユーザが新しい通信事業者のネットワークに切り換えることを決定したときに、前記モバイル・デバイスからハンドオーバ開始メッセージを受信し、
    前記新しい通信事業者のネットワークにおいて、認証およびネットワーク・リソースへのアクセスを獲得し、
    前記新しいネットワークのサービス・ゲートウェイへのトンネルを確立し、
    現在の通信事業者のネットワークを介してハンドオーバ準備完了メッセージを送信するように構成されている、サービス・アグリゲータ。
  18. 前記アグリゲータは、前記モバイル・デバイスが接続されている現在のネットワークを介して、前記ハンドオーバ開始メッセージを受信するように構成されている、請求項17に記載のサービス・アグリゲータ。
  19. 前記アグリゲータは、アプリケーション毎に、前記モバイル・デバイスの前記ユーザによって選択されたすべてのインターフェースについて、切り換えを実行するように構成されている、請求項17に記載のサービス・アグリゲータ。
  20. 前記アグリゲータは、前記認証を獲得するために、媒体無依存事前認証フレームワークを利用するように構成されている、請求項17に記載のサービス・アグリゲータ。
  21. 前記アグリゲータは、各アプリケーションを前記モバイル・デバイスについて切り換えるために、前記新しいネットワーク通信事業者の前記サービス・ゲートウェイへのトンネルを確立するように構成されている、請求項17に記載のサービス・アグリゲータ。
  22. 前記アグリゲータは、前記新しいネットワーク通信事業者の前記サービス・ゲートウェイへのトンネルが確立されたときに、複製パケットを転送するように構成されている、請求項17に記載のサービス・アグリゲータ。
  23. 前記アグリゲータは、認証認可課金(AAA)、追跡および呼び出し、ならびにモバイルIPのうちの少なくとも1つを含む機能のために構成されている、請求項17に記載のサービス・アグリゲータ。
  24. ユーザがネットワーク通信事業者を切り換えることを可能にするためのモバイル・デバイスであって、
    前記モバイル・デバイスは、切り換えモジュールを備え、
    前記切り換えモジュールは、
    サービス・アグリゲータから、集められたサービス情報を受信し、
    切り換えに関する前記新しいネットワークの適切性を判定するために、前記サービス情報を復号し、
    前記新しいネットワークとの接続を求めて、前記サービス・アグリゲータにハンドオーバ開始メッセージを送信するように構成されている、モバイル・デバイス。
  25. 前記デバイスは、ユーザを切り換えるように構成され、前記ユーザは、静止ユーザ、モバイル・ユーザのうちの少なくとも一方である、請求項24に記載のモバイル・デバイス。
  26. 前記デバイスは、前記サービス情報を復号するように構成され、前記サービス情報は、利用可能なネットワーク、ユーザ・エクスペリエンス、価格詳細、各ネットワーク上の負荷のうちの少なくとも1つについての情報を含む、請求項24に記載のモバイル・デバイス。
  27. 前記デバイスは、切り換えが実行されるべきアプリケーションおよびインターフェースを決定するための関連付け決定モジュールをさらに備える、請求項24に記載のモバイル・デバイス。
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