JP5872543B2 - ローカルインターネットプロトコルオフロードを管理するための方法および装置 - Google Patents

ローカルインターネットプロトコルオフロードを管理するための方法および装置 Download PDF

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Description

関連出願
米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明白に組み込まれる、2010年4月13日に出願された「Session Management Procedures for Managing Local IP Access」と題する仮出願第61/323,777号、ならびに本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明白に組み込まれる、2010年8月5日に出願された「Coexistence of Corporate VPN Access and Local IP Access」と題する仮出願第61/371,135号の優先権を主張する。
以下の説明は、一般にワイヤレスネットワーク通信に関し、より詳細には、ローカルインターネットプロトコルアクセスを管理することに関する。
ワイヤレス通信システムは、たとえば、ボイス、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、使用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力、...)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどがあり得る。さらに、システムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)などの規格に準拠することができる。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートし得る。各モバイルデバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局からモバイルデバイスへの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)はモバイルデバイスから基地局への通信リンクを指す。さらに、モバイルデバイスと基地局との間の通信は、単入力単出力(SISO)システム、多入力単出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システムなどを介して確立され得る。さらに、ピアツーピアワイヤレスネットワーク構成では、モバイルデバイスは他のモバイルデバイスと(および/または基地局は他の基地局と)通信することができる。
従来の基地局を補うために、追加の基地局を展開して、よりロバストなワイヤレスカバレージをモバイルユニットに与え得る。たとえば、増分キャパシティの増大、より豊かなユーザエクスペリエンス、屋内または他の特定の地理的カバレージなどのために、(たとえば、一般に、集合的にH(e)NBと呼ばれるホームノードBまたはホームeNB、フェムトアクセスポイント、フェムトセル、ピコセル、マイクロセルなどと呼ばれることがある)ワイヤレス中継局および低電力基地局が展開され得る。いくつかの構成では、そのような低電力基地局は、ブロードバンド接続(たとえば、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルまたは他のモデムなど)を介してインターネットおよびモバイル事業者のネットワークに接続される。いくつかのH(e)NBは、あるデバイスまたは限定加入者グループ(CSG)のメンバーである関係ユーザへのアクセスを制限するCSGアクセスを与える。ホーム加入者サーバ(HSS)、ホームロケーションレジスタ(HLR)、あるいはデバイスのホームネットワークの1つまたは複数の他のノードは、デバイスがメンバーであるCSGの1つまたは複数のリストを含むことができる、デバイスのCSGサブスクリプションデータを記憶することができる。
さらに、H(e)NBが利用するブロードバンド接続によって、H(e)NBは、ローカルネットワークを介してサービスへのアクセスまたはリソースへのアクセスをさらに取得することができる。一例では、他のデバイスがインターネットにアクセスすることを可能にすることができるゲートウェイまたはルータをH(e)NBが利用する(または提供する)場合、デバイスおよびH(e)NBは、ゲートウェイまたはルータによってサービスされるローカルインターネットプロトコル(IP)ネットワークに参加することができ、したがって、ローカルIPネットワークを介して、サービスを提供したり、ストレージデバイス、プリンタまたは他の出力デバイスなどのリソースにアクセスしたりすることができる。さらに、1つまたは複数のモバイルデバイスが、同様にIPネットワーク上のローカルリソースにアクセスすることができる(たとえば、および/またはローカルネットワーク上のデバイスが、1つまたは複数のモバイルデバイスのリソースにアクセスすることができる)ように、H(e)NBは、いくつかの例では、モバイルネットワークインターフェースを介してH(e)NBと通信する1つまたは複数のモバイルデバイスにローカルIPアクセス(LIPA)を提供することができる。別の例では、H(e)NBは、モバイルネットワークを通してトラフィックをフォワーディングすることなしにルータを使用して、インターネット上で1つまたは複数のデバイスに関係するトラフィックをフィルタ処理するための選択IPトラフィックオフロード(SIPTO:selected IP traffic offload)を実装することができる。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
1つまたは複数の実施形態およびそれの対応する開示に従って、ワイヤレスネットワークにおいて、ローカルインターネットプロトコル(IP)アクセス(LIPA)、選択IPトラフィックオフロード(SIPTO)など、ローカルIPオフロード機能を管理することに関連して、様々な態様について説明する。たとえば、所与のデバイスについてローカルIPオフロードを初期化すべきかどうかを決定することの一部として、ローカルIPオフロードに関係する1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションが検証され得る。インジケータまたはパーミッションは、たとえば、デバイスがローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうか、パケットデータコンテキストのデバイス要求がローカルIPオフロードに関係するかどうか、対応するホームノードBまたはホーム発展型ノードB(H(e)NB)または他のアクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートするかどうか、H(e)NBにおいてデバイスが(たとえば、あるいは、関係する限定加入者グループまたは他のアソシエーションを用いて)ローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうか、デバイスが指定されたアクセスポイント名(APN)についてローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうか、H(e)NBにおいてAPNについてローカルIPオフロードがサポートされているかどうかなどに対応することができる。一例では、H(e)NBは、H(e)NBがローカルIPオフロードをサポートするかどうかを指定するインジケータを与えることができる。たとえば、このインジケータは、デバイスがローカルIPオフロードを有効化するコンテキストを確立するためのゲートウェイのアドレスを含むことができる。さらに、たとえば、ローカルIPオフロードのために確立されたコンテキストは、関連付けられたH(e)NB間でローカルIPオフロードを続けることを可能にするために、デバイスに関係する1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいて非アクティブ化され得る。
一例によれば、アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信することと、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定することとを含む、ワイヤレス通信においてローカルIPオフロードを行うための方法が提供される。本方法は、ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートするかどうかを決定することと、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定することとローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいてパケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択することとをさらに含む。
別の態様では、アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を取得することと、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む、ワイヤレス通信においてローカルIPオフロードを行うための装置が提供される。少なくとも1つのプロセッサは、ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートするかどうかを決定することと、ローカルIPオフロードに対応するパケットデータコンテキストとローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいてパケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択することとを行うようにさらに構成される。さらに、本装置は、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。
さらに別の態様では、アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信するための手段と、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定し、ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けるための手段とを含む、ワイヤレス通信においてローカルIPオフロードを行うための装置が提供される。本装置は、ローカルIPオフロードに対応するパケットデータコンテキストとローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択するための手段をさらに含む。
さらに、別の態様では、少なくとも1つのコンピュータに、アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を取得させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定させるためのコードとを有するコンピュータ可読媒体を含む、ワイヤレス通信においてローカルIPオフロードを行うためのコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けさせるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに、ローカルIPオフロードに対応するパケットデータコンテキストとローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいてパケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択させるためのコードとをさらに含む。
さらに、一態様では、アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信するためのコンテキスト確立構成要素と、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定し、ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けるためのローカルIPオフロードサポート決定構成要素とを含む、ワイヤレス通信においてローカルIPオフロードを行うための装置が提供される。本装置は、ローカルIPオフロードに対応するパケットデータコンテキストとローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択するためのゲートウェイ選択構成要素をさらに含む。
別の例によれば、第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信することを含む、ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための方法が提供される。本方法は、デバイスが、ローカルIPオフロードを通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを有すると決定することと、第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいて、パケットデータコンテキストを非アクティブ化することをさらに含む。
別の態様では、第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信することと、デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを使用すると決定することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む、ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードのためのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための装置が提供される。少なくとも1つのプロセッサは、第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいて、パケットデータコンテキストを非アクティブ化するようにさらに構成される。さらに、本装置は、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。
さらに別の態様では、第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信するための手段と、デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを有すると決定するための手段とを含む、ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための装置が提供される。本装置は、第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいてパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための手段をさらに含む。
さらに、別の態様では、少なくとも1つのコンピュータに、第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに、デバイスがローカルIPオフロードを使用して通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを使用すると決定させるためのコードとを有するコンピュータ可読媒体を含む、ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するためのコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいてパケットデータコンテキストを非アクティブ化させるためのコードをさらに含む。
さらに、一態様では、第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信するためのコンテキスト確立構成要と、デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを有すると決定するためのローカルIPオフロードステータス決定構成要素とを含む、ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための装置が提供される。本装置は、第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいてパケットデータコンテキストを非アクティブ化するためのコンテキスト非アクティブ化構成要素をさらに含む。
さらに別の例によれば、アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信することと、1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えることを含む、ローカルIPオフロードがサポートされるかどうかを示すための方法が提供される。
別の態様では、アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む、ローカルIPオフロードがサポートされるかどうかを示すための装置が提供される。少なくとも1つのプロセッサは、1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えるようにさらに構成される。さらに、本装置は、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。
別の態様では、アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信するための手段を含む、ローカルIPオフロードがサポートされるかどうかを示すための装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えるための手段をさらに含む。
さらに、別の態様では、少なくとも1つのコンピュータに、アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信させるためのコードを有するコンピュータ可読媒体を含む、ローカルIPオフロードがサポートされるかどうかを示すためのコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えさせるためのコードをさらに含む。
さらに、一態様では、アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信するためのパラメータ受信構成要素を含む、ローカルIPオフロードがサポートされるかどうかを示すための装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えるためのローカルIPオフロード指示構成要素をさらに含む。
上記および関係する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
添付の図面とともに以下に説明する開示する態様は、開示する態様を限定するためではなく、開示する態様を例示するために与えられ、同様の表示は同様の要素を示す。
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを利用することを可能にする例示的なシステムのブロック図。 1つまたは複数のインジケータに従ってローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを確立するための例示的なシステムのブロック図。 パケットデータコンテキストを非アクティブ化するための例示的なシステムのブロック図。 ローカルIPオフロードサポートを指示することを可能にする例示的なシステムのブロック図。 ローカルIPオフロードのためのパケットデータプロトコル(PDP)コンテキストを確立する態様の例示的なメッセージフロー図。 ローカルIPオフロードのためのパケットデータネットワーク(PDN)接続を確立する態様の例示的なメッセージフロー図。 デバイスのパケットデータコンテキストを確立するための例示的な方法の一態様のフローチャート。 パケットデータコンテキストを確立するかまたは確立を拒否するための例示的な方法の一態様のフローチャート。 パケットデータコンテキストを非アクティブ化するための例示的な方法の一態様のフローチャート。 ローカルIPオフロードサポートを指示するための例示的な方法の一態様のフローチャート。 ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを要求するための例示的なモバイルデバイスのブロック図。 ローカルIPオフロードサポートを指示するための例示的なシステムのブロック図。 本明細書で説明する様々な態様による例示的なコンピューティングデバイスのブロック図。 デバイスのパケットデータコンテキストを確立する例示的なシステムのブロック図。 パケットデータコンテキストを非アクティブ化する例示的なシステムのブロック図。 ローカルIPオフロードサポートを指示する例示的なシステムのブロック図。 本明細書に記載の様々な態様による例示的なワイヤレス通信システムのブロック図。 本明細書で説明する様々なシステムおよび方法とともに採用できる例示的なワイヤレスネットワーク環境の図。 本明細書の態様が実装され得る、いくつかのデバイスをサポートするように構成された例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 ネットワーク環境内でフェムトセルの展開を可能にするための例示的な通信システムの図。 いくつかの定義された追跡エリアを有するカバレージマップの例を示す図。
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることは明らかであろう。
本明細書でさらに説明するように、ローカルインターネットプロトコル(IP)アクセス(LIPA)、選択IPトラフィックオフロード(SIPTO)など、ローカルIPオフロード機能が、1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、デバイスについて管理され得る。たとえば、1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、デバイスが、ローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうか、パケットデータコンテキストの要求がローカルIPオフロードに関係するかどうか、対応する(H(e)NBと総称される)ホームノードBまたはホーム発展型ノードBあるいは他のアクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートするかどうか、デバイスがH(e)NBにおいて(たとえば、および/または関係する限定加入者グループを用いて)ローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうか、デバイスが、指定されたアクセスポイント名(APN)についてローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうか、H(e)NBにおいてAPNのローカルIPオフロードがサポートされるかどうかなどを指定することができる。たとえば、1つまたは複数のパーミッションは、ローカルIPオフロードを利用することに関係するパケットデータコンテキストの確立を要求することの一部として通信され得る。さらに、一例では、インジケータのうちの1つまたは複数は、ローカルIPオフロードを行うように指定されたゲートウェイのアドレスに関係することができる。この点について、様々なインジケータまたはパーミッションは、デバイスにおいてローカルIPオフロードを行うために利用され得る。
さらに、一例では、H(e)NBは、H(e)NBが(たとえば、特定のAPNまたはそれ以外について)ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを指定するインジケータを与えることができる。一例では、これは、関係するデバイスについてフォワーディングされるコンテキストの要求の一部として与えられ得る。さらに、たとえば、インジケータは、H(e)NBにおいてローカルIPオフロードを行うためのゲートウェイのアドレスを含むことができ、それに応じてそのゲートウェイはローカルIPオフロードを行うために利用され得る(たとえば、ローカルIPオフロードが可能にされることを他のインジケータが指定する)。さらに、本明細書で説明するように、ローカルIPオフロードに関係するコンテキストは、1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいて非アクティブ化され得る。たとえば、コンテキストの非アクティブ化は、デバイスが、現在のH(e)NBに関連付けられた別のH(e)NBまたはそれのセル(たとえば、同じ限定加入者グループ(CSG)または他のアソシエーションのメンバーなど)、またはそのように関連付けられていないH(e)NBとのローカルIPオフロード可能な接続を有するかどうかに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。これにより、関連付けられたH(e)NB間でデバイスが移動するとき、ローカルIPオフロードに関係するコンテキストの不要なアクティブ化/非アクティブ化を軽減することができる。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方が構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散し得る。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、ローカルシステム、分散型システム内、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク上の別の構成要素と信号を介して対話する1つの構成要素からのデータなど、1つまたは複数のデータパケットを有する信号によるなど、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信し得る。
さらに、本明細書では、ワイヤード端末またはワイヤレス端末であり得る端末に関する様々な態様について説明する。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL:wireless local loop)局、携帯情報端末(PDA:personal digital assistant)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであり得る。さらに、本明細書では基地局に関する様々な態様について説明する。基地局は、(1つまたは複数の)ワイヤレス端末と通信するために利用され得、アクセスポイント、ノードB、発展型ノードB(eNB)、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段の規定がない限り、または文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然な包括的置換のいずれかを意味するものとする。すなわち、「XはAまたはBを使用する」という句は、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のいずれによっても満たされる。さらに、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段の規定がない限り、または単数形を示すことが文脈から明白でない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無資格スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含み得る。
いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含み得るシステムに関して、様々な態様または特徴を提示する。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せも使用され得る。
図1を参照すると、例示的な通信システム100のいくつかのノードが示されている。説明のために、本開示の様々な態様について、互いに通信する1つまたは複数のデバイス、アクセスポイント、およびネットワークノードに関して説明する。ただし、本明細書の態様は、他のタイプの装置、または他の用語を使用して参照される他の同様の装置に適用可能であり得ることを諒解されたい。たとえば、アクセスポイントは、基地局、eノードB(eNB)、H(e)NBと総称される(たとえば、UMTSにおける)ホームノードBまたは(たとえば、LTEにおける)ホームeNB、フェムトセルまたはピコセルアクセスポイント、モバイル基地局、リレーノード、ホットスポット、ルータ、ゲートウェイなどと呼ばれ得るか、またはそれらとして実装され得、デバイスは、ユーザ機器(UE)、モバイルデバイス、アクセス端末、モデム(または他のテザーデバイス)などと呼ばれ得るか、またはそれらとして実装され得るか、あるいはそれの一部分などであり得る。
デバイス102は、アクセスポイント104から1つまたは複数のサービス(たとえば、ネットワーク接続性)を受けることができる。デバイス102は、アクセスポイント104および/またはシステム100の1つまたは複数のアクセスポイントによって与えられるカバレージエリア内に設置された、ならびに/あるいはカバレージエリア全体にわたって移動するワイヤードまたはワイヤレスデバイスであり得る。たとえば、様々な時点で、デバイス102は、ワイヤードまたはワイヤレスインターフェースを介してアクセスポイント104またはシステム100中の何らかの他のアクセスポイント(図示せず)に接続することができる。これらのアクセスポイントの各々は、ワイドエリアネットワーク接続性を可能にするために、(たとえば、(1つまたは複数の)ネットワークノード106によって表される)1つまたは複数のネットワークノードと通信することができる。たとえば、ネットワークノード106は、モバイルネットワーク中の1つまたは複数の無線ネットワークノードおよび/またはコアネットワークノードを含むことができる。したがって、様々な例では、ネットワークノード106は、(たとえば、運用、アドミニストレーション、管理(OAM)、および/またはプロビジョニングエンティティによる)ネットワーク管理、呼制御、セッション管理、モビリティ管理、サブスクリプション管理、ゲートウェイ機能、インターワーキング機能のうちの少なくとも1つなどの機能、または何らかの他の好適なネットワーク機能を表すことができる。ネットワークノード106は、モビリティ管理エンティティ(MME)、サービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)、モバイル交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)などであり得るモビリティマネージャ108、ホーム加入者サーバ(HSS)、ホームロケーションレジスタ(HLR)などであり得るサブスクリプションサーバ110などを含むことができ、それらは、デバイス102によってアクセス可能な1つまたは複数のパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)の一部であり得る。
場合によっては、デバイス102は、ワイヤレスセルセットに関連付けられた制限付きグループアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント104)にアクセスすることができる。概して、ワイヤレスセルセットは、定義された関係を有する、(たとえば、アクセスポイント104など、少なくとも1つのアクセスポイントによって与えられる)1つまたは複数のセルのセットを備える。ワイヤレスセルセットの一例は限定加入者グループ(CSG)である。便宜のために、以下の説明では、ワイヤレスセルセットというより一般的な用語ではなく、単にCSGという用語に言及することがある。ただし、説明する概念が、ワイヤレスセルまたは他の同様のエンティティの他のタイプの定義されたセットまたはグループ(たとえば、制限付きグループ)に適用可能であり得ることを諒解されたい。また、制限付きグループは、本明細書で説明する態様が同様に適用することができる、非メンバーへの低いアクセスレベルを提供することができる(これをハイブリッドモードアクセスと呼ぶか、またはグループ内のセルをハイブリッドセルと呼ぶことがある)。さらに、アクセスポイント104などのアクセスポイントは、デバイスがアクセスポイントと通信することができる1つまたは複数のセルを提供することができることを諒解されたい。
図示のように、アクセスポイント104は、インターネット114にアクセスするためにルータ112または他のデバイスに結合され得、アクセスポイント104は、デバイス102がインターネット114を介してネットワークノード106と通信することを可能にすることができる。別の例では、アクセスポイント104は、直接ブロードバンド接続を使用して(たとえば、モデムを介して)インターネット114に接続することができる。さらに、たとえば、アクセスポイント104はゲートウェイ116に結合され得る。図示された例ではアクセスポイント104と共同設置されるものとして示されているが、ゲートウェイ116は、アクセスポイント104内への実装、アクセスポイント104とは別個のエンティティとしての実装などが可能であることを諒解されたい。さらに、たとえば、ルータ112は、同様に、アクセスポイント104および/またはゲートウェイ116との共同設置、アクセスポイント104内への実装などが可能である。いずれの場合も、アクセスポイント104は、モバイルネットワーク中のノードを対象とする、デバイス102からの通信を受信することができ、ルータ112を通して通信をネットワークノード106にフォワーディングすることができる。たとえば、通信は、1つまたは複数の通信トンネルに関連付けられ得、アクセスポイント104は、1つまたは複数の通信トンネルに基づいて(たとえば、1つまたは複数のパケットヘッダ中のトンネル識別子、宛先アドレスなど、1つまたは複数のパラメータに基づいて)、パケットがネットワークノード106のうちの1つまたは複数を対象とすると決定することができる。
たとえば、デバイス102とゲートウェイ116との間の通信を可能にするために、アクセスポイント104とデバイス102との間に無線ベアラが確立され得る。たとえば、(たとえば、無線ベアラを確立する前に、確立した後に、および/または確立することの一部として)ゲートウェイ116と、ネットワークノード106など、モバイルネットワークの別の構成要素との間に第1のモバイルネットワークベアラが確立され得、ならびにアクセスポイント104とモバイルネットワークの他の構成要素との間に第2のモバイルネットワークベアラが確立され得る。したがって、一例では、ゲートウェイ116を対象とする、デバイス102に関係する通信は、アクセスポイント104からモバイルネットワークの他の構成要素を横断してゲートウェイ116に到着することができる。
さらに、たとえば、アクセスポイント104は、ネットワークノード106上の負荷を減少させること、ローカルネットワークリソースへのアクセスを提供することなどのうちの少なくとも1つを可能にするために、1つまたは複数のローカルIPオフロード機能を提供することができる。一例では、アクセスポイント104は、デバイス102からの通信に対するSIPTOを提供することができる。この例では、デバイス102が、ネットワークノード106またはモバイルネットワークの構成要素を使用することなしにインターネット114を介して1つまたは複数のノードと通信することを可能にするために、アクセスポイント104とゲートウェイ116との間にSIPTOベアラまたは他の通信トンネルが確立され得る。一例では、デバイス102とアクセスポイント104との間の無線ベアラを介して受信されたデータは、アクセスポイント104とゲートウェイ116との間のSIPTOベアラを介して送られ得る。別の例では、通信が、ネットワークノード106のうちの1つまたは複数を通して通信する必要がないインターネットノードに関連付けられているとアクセスポイント104が決定した場合、アクセスポイント104は、前に確立されたベアラを介して受信された通信をオフロードするために、アクセスポイント104とゲートウェイ116との間のSIPTOベアラを利用することができる。たとえば、これは、通信が、ネットワークノード106に関係する1つまたは複数のトンネルに関連付けられていないと決定することを含むことができる。この点について、デバイス102からのトラフィックは、モバイルネットワーク上の負荷を減少させるために、ネットワークノード106を使用することなしにインターネット114にアクセスするように、SIPTOを使用してオフロードされ得る。
別の例では、ゲートウェイ116は、さらに、それらの間でリソースの共有を行うこと、ルータ112を介してインターネット114にアクセスすることなどのために、ローカルネットワークデバイス118および120などと通信する。たとえば、ローカルネットワークデバイス118および120は、ローカルエリアネットワーク(LAN)デバイスまたはワイヤレスLAN(WLAN)デバイス(たとえば、コンピュータ、サーバ、プリンタ、デジタルビデオレコーダ(DVR)、モバイルデバイス、それの一部分、あるいはプロセッサ(またはプロセッサへのアクセス)とネットワークインターフェースとをもつ実質的に任意のデバイスなど)など、ネットワーク中で通信するように動作可能な実質的に任意のデバイスであり得る。さらに、アクセスポイント104はゲートウェイ116に結合されるので、たとえば、アクセスポイント104は、ローカルネットワークデバイス118および120をもつローカルネットワークに参加し、したがって、ローカルネットワーク中のローカルネットワークデバイス118および/または120によって提供されたリソースまたはサービスにアクセスすることができ、ならびに/あるいはアクセスポイント104に関係するリソースへのアクセスを可能にするかまたはそれにサービスを提供することができる。別の例では、ローカルネットワークデバイス118および120はルータ112に接続され得、ルータ112は同様にそれらへのアクセスを提供することができる。
この点について、アクセスポイント104は、同様にゲートウェイ116とのLIPAベアラを確立することによって、デバイス102にLIPAを提供することができる。この例では、デバイス102などのデバイスは、ローカルネットワークのサービスまたはリソースにアクセスすること、アクセスポイント104を介してデバイスのサービスまたはリソースへのアクセスをローカルネットワークデバイス118および120に提供することなどのうちの少なくとも1つなどのアクションを、ネットワークノード106またはモバイルネットワークの同様のノードを横断することなしにアクセスポイント104を介してゲートウェイ116を通して実行することができる。
本明細書でさらに説明するように、モビリティマネージャ108は、デバイス102がゲートウェイ116のリソースに直接アクセスすることを可能にするために、アクセスポイント104においてLIPA、SIPTO、または他のローカルIPオフロードコンテキストを確立することを可能にすることができる。モビリティマネージャ108においてコンテキストを確立することは、様々なレベルでローカルIPオフロードが可能にされるかどうかに関する1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づくことができる。たとえば、1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、デバイス102がローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうか(たとえば、1つまたは複数の他のパラメータに基づく)、パケットデータコンテキストの要求がローカルIPオフロードに関係するかどうか、アクセスポイント104がローカルIPオフロードをサポートするかどうか、デバイス102がアクセスポイント104において(たとえば、および/または関係するCSGを用いて)ローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうか、デバイス102が指定されたアクセスポイント名(APN)についてローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうか、APNについてアクセスポイント104においてローカルIPオフロードがサポートされるかどうかなどのうちの1つまたは複数に関係することができる。インジケータまたはパーミッションは、アクセスポイント104においてローカルIPオフロード機能を制御するために様々なノードから受信され得る。一例では、モビリティマネージャ108は、デバイス102のサブスクリプションデータを受信するためにサブスクリプションサーバ110と通信することができ、サブスクリプションデータは、1つまたは複数のそのようなパーミッションを含むことができる。別の例では、アクセスポイント104は、1つまたは複数のそのようなインジケータ(たとえば、ローカルIPオフロードをサポートする、ゲートウェイ116などのゲートウェイのIPアドレス、または別のインジケータ)をモビリティマネージャ108に与えることができる。
図2を参照すると、アクセスポイントにおいてローカルIPオフロードをサポートすることを可能にする例示的なワイヤレス通信システム200が示されている。システム200は、ワイヤレスネットワークへのアクセスを受信するために1つまたは複数のアクセスポイントと通信することができるデバイス202と、1つまたは複数のデバイスにオープンアクセスまたは制限付きアクセスあるいはそれらの組合せを提供するアクセスポイント204と、1つまたは複数のネットワークと通信することを可能にするゲートウェイ206と、1つまたは複数のデバイスが1つまたは複数のコアネットワーク構成要素と通信することを許可するモビリティマネージャ208とを含むことができる。一例では、デバイス202は、説明したように、UE、モデム(または他のテザーデバイス)、それの一部分などであり得、アクセスポイントは、フェムトセル、ピコセル、H(e)NB、または同様のアクセスポイント、それの一部分などであり得る。さらに、たとえば、ゲートウェイ206は、限定はしないが、サービングゲートウェイ(S−GW)パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P−GW)、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)など、実質的に任意のゲートウェイまたはルータであり得、モビリティマネージャ208は、MME、SGSN、MSC、VLR、または同様のノードであり得る。さらに、説明したように、ゲートウェイ206は、共同設置および/または別の例ではアクセスポイント204内への実装が可能である。サブスクリプションサーバ210は、HSS、HLR、または同様の構成要素であり得る。さらに、アクセスを可能にするために、示したものの間に追加の構成要素またはノードが存在し得ることを諒解されたい(たとえば、アクセスポイント204とゲートウェイ206との間、アクセスポイント204とモビリティマネージャ208との間、モビリティマネージャ208とサブスクリプションサーバ210との間などに、1つまたは複数のゲートウェイあるいはルータが存在し得る)。
デバイス202は、ローカルIPオフロード機能(たとえば、LIPA、SIPTOなど)のためのコンテキストを確立することを要求するためのコンテキスト要求構成要素212と、ローカルIPオフロードを実行するためにコンテキストを利用するためのローカルIPオフロード構成要素214とを備えることができる。アクセスポイント204は、1つまたは複数のデバイス202と1つまたは複数のゲートウェイまたは他の構成要素との間で通信することを可能にするための通信構成要素216と、アクセスポイント204がローカルIPオフロードをサポートするかどうかを指定するための、随意のローカルIPオフロード指示構成要素218とを備えることができる。アクセスポイント204はまた、様々なデバイスおよび/または構成要素間に、それらの間でローカルIPオフロードデータを通信するためのベアラを確立するためのベアラ確立構成要素220を備える。
ゲートウェイ206は、アクセスポイントと、モビリティマネージャ、別のゲートウェイ、ローカルネットワーク中の1つまたは複数のノード、ブロードバンド接続上の1つまたは複数のノードなど、1つまたは複数のネットワーク構成要素とからデータを受信するため、および/またはそれらにデータを送信するための通信構成要素222を備える。ゲートウェイ206は、デバイスが、ローカルIPオフロードデータを通信することを可能にするためのコンテキストを生成するためのコンテキスト確立構成要素224をさらに備える。モビリティマネージャ208は、デバイスがローカルIPオフロードデータを通信するためのコンテキストの生成を要求するためのコンテキスト確立構成要素226と、ローカルIPオフロードがサポートされることを1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションが指定するかどうかを決定するためのローカルIPオフロードサポート決定構成要素230とを備える。モビリティマネージャ208はまた、デバイスからローカルIPオフロードデータ要求を受信し、および/またはそれに応答するためのゲートウェイを指定するためのゲートウェイ選択構成要素232と、様々な構成要素および/またはデバイス間にベアラを確立するように指示するためのベアラ確立構成要素234とを備える。サブスクリプションサーバ210は、ワイヤレスネットワーク中の1つまたは複数のノードにデバイスのサブスクリプションデータを示すためのサブスクリプションデータ構成要素236を備える。
一例によれば、コンテキスト要求構成要素212は、パケットデータコンテキスト要求242をアクセスポイント204に送信することができる。本明細書で言及するパケットデータコンテキストは、PDN接続、パケットデータプロトコル(PDP)コンテキストなどを備えることができる。たとえば、要求242は、アクセスポイント204において、LIPA、SIPTOなどのローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを確立することに関係することができる。通信構成要素216は、要求242を受信し、モビリティマネージャ208にフォワーディングすることができる。たとえば、要求242を包含している1つまたは複数のパケットは、モビリティマネージャ208の宛先アドレスを含むことができる。一例では、モビリティマネージャ208は、アクセスポイント204と同様のネットワーク(たとえば、PLMN)の一部であり得、ネットワークがデバイス202のホームネットワークであるか訪問先ネットワークであるかにかかわらず、デバイス202がネットワークを使用することを許可するために利用され得る。たとえば、説明したように、アクセスポイント204は、モバイルネットワーク(図示せず)において1つまたは複数のゲートウェイを介してモビリティマネージャ208と通信することができる。いずれの場合も、コンテキスト確立構成要素226は、アクセスポイント204からのパケットデータコンテキストの要求242を取得することができる。
一例では、サブスクリプション要求構成要素228は、デバイス202に関係するサブスクリプションデータの要求を構築することができ、要求をサブスクリプションサーバ210に送信することができる。これは、モビリティマネージャ208に関連付けられたネットワークにおいてデバイス202が最初に通信することの一部として行われること、パケットデータコンテキストの要求を受信することの一部として行われることなどが可能であることを諒解されたい。サブスクリプションデータ構成要素236は、たとえば、サブスクリプションデータの要求を受信することができ、サブスクリプションデータ構成要素236は、デバイス202の記憶されたサブスクリプションデータをモビリティマネージャ208に送信することができる。たとえば、サブスクリプションデータは、デバイス202またはその加入者に関係する1つまたは複数の識別情報、デバイス202がメンバーであるCSGのリストなど、HSSまたは同様のサブスクリプションサーバによって記憶されたデータを含むことができる。さらに、サブスクリプションデータ構成要素236は、デバイス202がローカルIPオフロードを利用することができるかどうかを指定する、デバイス202の1つまたは複数のローカルIPオフロードパーミッション240を記憶することができる。
たとえば、ローカルIPオフロードパーミッション240は、(たとえば、APNに少なくとも部分的に基づいて)デバイス202が、いくつかのタイプのパケットデータコンテキストについて、概してローカルIPオフロードを利用することができるかどうかなどを指定することができる。たとえば、ローカルIPオフロードパーミッション240は、APNのリストを指定するデータ構造を含むことができ、各APNは、関連付けられたローカルIPオフロードパーミッションを有することができる。別の例では、本明細書でさらに説明するように、ローカルIPオフロードパーミッション240は、デバイスがローカルIPオフロードを利用することを可能にされるAPNのリストを含むことができる。したがって、たとえば、ローカルIPオフロードパーミッション240は、APNのリストを含むことができる。さらに別の例では、サブスクリプション要求構成要素228が、デバイス202のすべてのローカルIPオフロードパーミッション、特定のAPNについてのローカルIPオフロードパーミッションなどを明示的に要求することができることを諒解されたい。
いずれの場合も、たとえば、サブスクリプション要求構成要素228は、ローカルIPオフロードパーミッション240を含むことができるサブスクリプションデータを受信することができる。ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、追加または代替として、サブスクリプションデータが、パケットデータコンテキスト要求242中で指定されたAPNについて、ローカルIPオフロードに関係するパーミッションを含むかどうかに少なくとも部分的に基づいて、要求242がローカルIPオフロードに関係するかどうかを決定することができる。たとえば、これは、サブスクリプションサーバ210によって2つ以上の関係するローカルIPオフロードパーミッション240が通信された場合、関係するローカルIPオフロードパーミッション240を識別することを含むことができる。対応するローカルIPオフロードパーミッションをもつ1つまたは複数のAPNが受信された場合、これはパケットデータコンテキスト要求242中で指定されたAPNのパーミッションを探すことを含むことができる。たとえば、ローカルIPオフロードをサポートしているAPNのリストが受信された場合、これはAPNのリスト中でAPNを探すことを含むことができる。
ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230が、ローカルIPオフロードパーミッション240に基づいて、デバイス202がローカルIPオフロードを可能にされていないか、または要求242がローカルIPオフロードに関係しないと決定した場合(たとえば、関係するAPNがAPNのリスト中にないか、またはローカルIPオフロードがサポートされないことを指定するローカルIPオフロードパーミッションを有する場合)、コンテキスト確立構成要素226は、要求されたコンテキストを確立しないと決定することができ、デバイス202に与えるためのそのコンテキストが確立されないという拒否または他の指示をアクセスポイント204に送信することができる。ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230が、ローカルIPオフロードパーミッション240に基づいて、デバイス202がローカルIPオフロードを利用することを可能にされると決定した場合、ゲートウェイ選択構成要素232は、たとえば説明したように、ローカルIPオフロード機能を提供するためのゲートウェイを決定することができる。
追加または代替例では、ローカルIPオフロード指示構成要素218は、アクセスポイント204がローカルIPオフロードをサポートするかどうかを指定するローカルIPオフロードインジケータ238を、デバイス202からフォワーディングされた要求中(たとえば、各パケットデータコンテキスト要求中、ローカルIPオフロードに関係する各パケットデータコンテキスト要求中など)に随意に挿入することができる。コンテキスト確立構成要素226は、パケットデータコンテキスト要求242中でローカルIPオフロードインジケータ238を受信することができ、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、追加または代替として、ローカルIPオフロードインジケータ238に基づいて、アクセスポイント204においてローカルIPオフロードがサポートされることを検証することができる。一例では、ローカルIPオフロードインジケータ238は、ローカルIPオフロードに関係するゲートウェイ(たとえば、デバイス202からローカルIPオフロードデータを受信するゲートウェイ)のアドレスであり得、および/またはそれを含むことができ、したがって、ゲートウェイ選択構成要素232は、アドレスにさらに少なくとも部分的に基づいてゲートウェイを決定することができる。
たとえば、ゲートウェイは、ゲートウェイ206または異なるゲートウェイであり得る。ローカルIPオフロードインジケータ238中でゲートウェイアドレスが受信されない場合、たとえば、ゲートウェイ選択構成要素232は1つまたは複数の識別子のドメインネームサービス(DNS)ルックアップに少なくとも部分的に基づいてゲートウェイを決定することができる。たとえば、これは、デバイス202またはアクセスポイント204に関係する、ルーティングエリア識別子(RAI)、APNなど、1つまたは複数の識別子の(たとえば、(1つまたは複数の)識別子から生成された完全修飾ドメイン名に基づく)DNSルックアップを含むことができる。別の例では、説明したように、1つまたは複数の識別子の少なくとも一部分は、デバイス202のサブスクリプションデータ中で受信され得る。たとえば、コンテキスト確立構成要素226は、パケットデータコンテキスト要求242の一部として、ならびに/あるいはアクセスポイント204および/またはデバイス202と初めに通信するときに識別子を受信することができる。別の例では、識別子および/またはゲートウェイアドレスは、デバイスサブスクリプションデータ中で受信され得る。図示された例では、いずれの場合も、ゲートウェイ選択構成要素232は、ゲートウェイ206を選択すると決定することができ、コンテキスト確立構成要素226は、デバイス202のゲートウェイ206からデバイス202のパケットデータコンテキストの確立を要求することができる。コンテキスト確立構成要素224は、要求を受信することができ、デバイス202がローカルIPオフロード(たとえば、LIPA、SIPTOなど)をサポートするためのパケットデータコンテキスト244を確立することができる。
一例では、コンテキスト確立構成要素224は、パケットデータコンテキスト244の確立が成功したか失敗したかについてモビリティマネージャ208に通知することができる。確立が失敗した場合、コンテキスト確立構成要素226は、デバイス202に与えるために失敗についてアクセスポイント204に通知することができる。確立が成功した場合、たとえば、ベアラ確立構成要素234は、パケットデータコンテキストに関係するローカルIPオフロードデータをデバイス202からゲートウェイ206に通信するために、アクセスポイント204からゲートウェイ206へのベアラの確立を要求することができる。説明したように、たとえば、これは、ゲートウェイ206とモバイルネットワーク構成要素(たとえば、S−GW)との間に確立されたベアラと、アクセスポイント204とモバイルネットワーク構成要素との間に確立されたベアラとに追加され得る。ローカルIPオフロードデータを通信するときに、アクセスポイント204とゲートウェイ306との間のベアラの確立は、モバイルネットワークの回避を可能にすることができる。ベアラ確立構成要素220は、要求を受信することができ、デバイス202からのローカルIPオフロードデータのためのベアラを確立しようと試みることができる。さらに、たとえば、ベアラ確立構成要素234は、説明したように、デバイス202との対応する無線ベアラを確立したいという要求を含むことができ、ベアラ確立構成要素220は、デバイス202との無線ベアラを確立することができる。ベアラ確立構成要素234は、アクセスポイント204においてベアラをパケットデータコンテキストに関連付けることを可能にするために、パケットデータコンテキスト244に関する情報をベアラ確立要求中にさらに含めることができる。ベアラ確立が失敗した場合、たとえば、アクセスポイント204はモビリティマネージャ208に通知することができ、コンテキスト確立構成要素226は、デバイス202に与えるためのコンテキスト確立が失敗したことの指示をアクセスポイント204に送信することができる。さらに、一例では、コンテキスト確立構成要素226はゲートウェイ206に通知することができる(たとえば、ゲートウェイ206はパケットデータコンテキスト244を削除することができる)。
ただし、ベアラ確立が成功した場合、コンテキスト確立構成要素226はデバイス202のゲートウェイ206によって作成されたパケットデータコンテキスト244をベアラに関連付けることができる。コンテキスト確立構成要素226は、(たとえば、アクセスポイント204を介して)パケットデータコンテキスト244をデバイス202に与えることができる。コンテキスト要求構成要素212は、パケットデータコンテキスト244を取得することができる。この点について、ローカルIPオフロード構成要素214は、ローカルIPオフロード通信のためのアクセスポイント204とのパケットデータコンテキスト244および/または無線ベアラを使用してアクセスポイント204と通信することができる。通信構成要素216は、(たとえば、ローカルIPオフロード通信のための確立された無線ベアラを介して、通信を受信することに少なくとも部分的に基づいて)パケットデータコンテキスト244に関係する通信を識別することができ、ローカルIPオフロード通信をゲートウェイ206にルーティングするために、ゲートウェイ206との対応するベアラを利用することができる。
一例では、説明したように、ローカルIPオフロード機能はLIPAであり得る。したがって、コンテキスト要求構成要素212は、LIPAのためのパケットデータコンテキスト要求242を送信することができる。一例では、これは、LIPAを利用するAPNについてパケットデータコンテキストを要求することを含むことができる。この例では、コンテキスト確立構成要素226はパケットデータコンテキスト要求242を受信することができ、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、サブスクリプション要求構成要素228によって取得された、デバイス202のサブスクリプションデータに少なくとも部分的に基づいて、デバイス202がAPNをLIPAに関連付けるかどうかを決定することができる。説明したように、たとえば、これは、1つまたは複数のローカルIPオフロードパーミッション240が、APNについてLIPAが可能にされることを指定するかどうかを決定することを含むことができる。LIPAが可能にされることを指定した場合、この例では、コンテキスト確立構成要素226は、説明したように、LIPA要求が、ゲートウェイIPアドレスなどのローカルIPオフロードインジケータ238を含むかどうかを決定することができる。ローカルIPオフロードインジケータ238が含まれていない(たとえば、および/またはインジケータが、LIPAを可能にしないように設定された)場合、一例では、コンテキスト確立構成要素226は、説明したように、パケットデータコンテキストの確立を控えることができ、コンテキスト確立の失敗についてデバイス202に通知することができる。
LIPA要求がローカルIPオフロードインジケータ238を含む場合、および/またはアクセスポイント204においてLIPAが可能にされることをインジケータが指定する場合、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、デバイス202のためのLIPAを確立すると決定することができ、ゲートウェイ選択構成要素232は、上記のことを行うための、ローカルIPオフロードインジケータ238によって示されるゲートウェイを選択することができる。説明したように、ベアラ確立構成要素220は、LIPAを利用するための作成されたパケットデータコンテキストに関連付けられた、アクセスポイント204とゲートウェイ206との間のLIPAベアラ(および/またはアクセスポイント204とデバイス202との間の対応する無線ベアラ)を確立することができる。通信構成要素216は、デバイス202の確立されたLIPAベアラを介してLIPA要求をゲートウェイ206にフォワーディングすることができる。通信構成要素222は、説明したように、ベアラを介してLIPA要求を受信することができ、したがって、IPまたは同様のネットワークにおいてゲートウェイ206と通信する1つまたは複数のローカルネットワークデバイス(図示せず)に対するLIPAを提供することができる。同様に、通信構成要素222は、ローカルネットワークデバイスからデバイス202に(たとえば、通信構成要素216を使用してアクセスポイントを通して)データを通信するために、LIPAベアラを利用することができる。
さらに、一例では、デバイスサブスクリプションデータに加えて、サブスクリプションデータ構成要素236は、デバイス202がメンバーである1つまたは複数のCSGを含む、デバイス202のCSGサブスクリプションデータをさらに与えることができ、サブスクリプション要求構成要素228はそれをさらに受信することができる。CSGサブスクリプションデータは、LIPAがサポートされる所与のCSG内の各APNについての1つまたは複数のローカルIPオフロードパーミッション240を含むことができる。説明したように、これは、その各々が、対応するLIPAパーミッションを有する、所与のCSGに関連付けられたAPNのリスト、CSGにおいてLIPAをサポートするAPNのリストなどであり得る。この点について、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、APNおよびアクセスポイント204に関係するCSGについてのローカルIPオフロードパーミッション240にさらに少なくとも部分的に基づいて、デバイス202へのローカルIPオフロードを行うべきかどうかを決定することができる。したがって、たとえば、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、CSGサブスクリプションデータが、アクセスポイント204のCSGに関係するパラメータを含むかどうかを見分けることができる。含む場合、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、APNに対応するパラメータから情報を取り出すことができる。
この例では、説明したように、情報がCSG中のAPNについてのローカルIPオフロードパーミッション240を含む場合、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、CSG中のAPNがLIPAをサポートすることを検証することができる。APNについてのローカルIPオフロードパーミッション240がCSGのパラメータ中に存在しない(たとえば、またはLIPAが可能にされないことをパーミッションが指定する)場合、説明したように、コンテキスト確立構成要素226は、コンテキストを確立することを控え、デバイス202に失敗を示すことができる。
さらに、たとえば、特定のAPNについてのローカルIPオフロードパーミッション240は、APNがLIPA専用(パケットデータコンテキストを確立するためにLIPAが必要である)、LIPA禁止(パケットデータコンテキストがモバイルネットワークを通して確立される)、LIPA条件付き(サポートされる場合、LIPAがパケットデータコンテキスト用に初期化され得、他の場合、モバイルネットワークを通してパケットデータコンテキストが確立される)などであると指定することができる。たとえば、デバイスサブスクリプションデータ中で受信されたローカルIPオフロードパーミッション240が、APNについてLIPA専用を指定する場合、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、(たとえば、アクセスポイント204によって)LIPAがサポートされるかどうかなどを決定するために、他のLIPAインジケータを受信し、分析することができる。LIPAがサポートされない場合、説明したように、コンテキスト確立構成要素226は、パケットデータコンテキストを確立することを控えることができ、コンテキスト確立の失敗についてデバイス202に通知することができる。たとえば、他のLIPAインジケータは、ローカルIPオフロードインジケータ238、アクセスポイント204または他のノードから受信された、アクセスポイント204においてLIPAがサポートされるAPNのリスト、アクセスポイント204に関係するCSGがCSGサブスクリプションデータ中のAPNに対応するCSGであるかどうかを指定するパーミッションなどを含むことができる。
ただし、ローカルIPオフロードパーミッション240が条件付きLIPAを指定し、他のローカルIPオフロードインジケータに基づいて、LIPAがサポートされないとローカルIPオフロードサポート決定構成要素230が決定した場合、ゲートウェイ選択構成要素232は、モバイルネットワークを通してパケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを決定することができる。たとえば、ゲートウェイに関係する識別子またはアドレスの少なくとも一部分は、サブスクリプション要求構成要素228によって、サブスクリプションデータ構成要素236から受信されたサブスクリプションデータ中で受信され得る(たとえば、サブスクリプションデータ中でおよび/またはアクセスポイント204から受信された1つまたは複数のRAI、APNなど、識別子のDNSルックアップを必要とすることも必要としないこともある)。したがって、パケットデータコンテキストは、LIPAを使用しない場合でも確立される。
特定の例では、ローカルIPオフロードパーミッション240は、アクセスポイント204に関係するローカルネットワーク中のプリンタに関係するAPN「プリンタ(printer)」についてLIPA専用を指定することができる。この例では、デバイス202がアクセスポイント204と通信している場合、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、アクセスポイント204が「(プリンタ)printer」APNについてLIPAをサポートするかどうかを決定することができる。説明したように、これは、(たとえば、デバイス202のCSGサブスクリプション情報の一部などとして)アクセスポイント204について受信されたサポートされるAPNのリスト中に「プリンタ(printer)」APNが存在するかどうかを決定することに基づくことができる。別の例では、これは、(たとえば、CSGサブスクリプション情報中で受信された)アクセスポイント204のCSGのAPNに「(プリンタ)printer」APNが記載されているかどうかを決定することなどを含むことができる。記載されていない場合、説明したように、コンテキスト確立構成要素226は、パケットデータコンテキストを確立することを拒否することができる。記載されている場合、説明したように、「プリンタ(printer)」APNへのLIPAのためのパケットデータコンテキストが確立され得る。
ただし、別の特定の例では、アクセスポイント204が、APN「コーポレイト(corporate)」に関係するエンタープライズのネットワーク中にある場合、ローカルIPオフロードパーミッション240は、APN「コーポレイト(corporate)」についてLIPA条件付きを指定することができる。ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、たとえば、デバイス202のCSGサブスクリプション情報中で受信されたAPNのリスト、CSGがAPNに対応することの検証などに基づいて、アクセスポイント204が「コーポレイト(corporate)」APNについてLIPAをサポートするかどうかを同様に決定することができる。サポートしない場合、ゲートウェイ選択構成要素232は、「コーポンレイト(corporate)」APNと通信することを可能にするための、モバイルネットワークのゲートウェイ(図示せず)を決定することができ、非LIPAパケットデータコンテキストが確立され得る。サポートする場合、説明したように、ゲートウェイ選択構成要素232は、LIPAパケットデータコンテキストを確立するための、ローカルIPオフロードインジケータ238によって示されたゲートウェイを選択することができる。したがって、デバイス202がエンタープライズ内にあり、エンタープライズネットワーク中のアクセスポイント204と通信することができる場合、モバイルネットワークを使用することなしに通信を可能にするためにLIPAが確立され得る。ただし、デバイス202がエンタープライズの外部にあり、エンタープライズネットワーク上にないアクセスポイント204と通信している場合、エンタープライズネットワークとの通信をトンネリングするために仮想プライベートネットワーク(VPN)を利用するためのモバイル接続が確立され得る。
別の例では、ローカルIPオフロード機能はSIPTOであり得る。この例では、アクセスポイントは、アクセスポイント204においてSIPTOがサポートされるかどうかをローカルIPオフロードインジケータ238中で示さないことがある。したがって、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230は、デバイス202がSIPTOを使用することを可能にされるかどうかに少なくとも部分的に基づいて、デバイス202に対するSIPTOを提供すべきかどうかを決定することができる。たとえば、これは、(たとえば、上記で説明したように、1つまたは複数の対応するローカルIPオフロードパーミッション240を含むことができる、サブスクリプション要求構成要素228によって受信されたサブスクリプションデータに従って)パケットデータコンテキストの要求中のAPNがSIPTO APNであるかどうかを決定することを含むことができる。SIPTO APNである場合、ゲートウェイ選択構成要素232は、(たとえば、完全修飾ドメインネームを形成するために)デバイス202またはアクセスポイント204の1つまたは複数の識別子を使用してDNSルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づいて、デバイス202に対するSIPTOを提供するためのゲートウェイを決定することができる。一例では、識別子は、デバイスサブスクリプションデータ中でRAI、APNなどとして受信されること、アクセスポイント204から(たとえば、パケットデータコンテキストの要求中で受信されること、および/またはゲートウェイ選択構成要素232によって送られたゲートウェイの要求への後続の応答中またはそれ以外で)受信されることなどが可能である。ゲートウェイ206が識別されると、コンテキスト確立構成要素226はコンテキスト確立を要求することができ、ベアラ確立構成要素234は、コンテキストに関連付けるための、アクセスポイント204とゲートウェイ206との間のベアラ(および/または、説明したように、アクセスポイント204とデバイス202との間の対応する無線ベアラ)の確立を要求することなどができる。次いで、ローカルIPオフロード構成要素214は、説明したように、SIPTOを使用して通信するためのコンテキストを使用することができる。
図3を参照すると、デバイスのパケットデータコンテキストを非アクティブ化することを可能にする例示的なワイヤレス通信システム300が示されている。システム300は、ワイヤレスネットワークへのアクセスを受信するためにアクセスポイント304と通信するデバイス302を備えることができる。アクセスポイント304は、たとえば、デバイス302がモバイルネットワークにアクセスするために、ゲートウェイ306と通信することができる。一例では、説明したように、ゲートウェイ306は、モビリティマネージャ308あるいは1つまたは複数の他のネットワークノードと通信することができる。システム300はまた、デバイス302がワイヤレスネットワークアクセスを受信するために通信することができる別のアクセスポイント310を含む。さらに、説明したように、デバイス302は、UE、モデム(または他のテザーデバイス)、それの一部分などであり得、アクセスポイント304および310は、それぞれフェムトセル、ピコセル、H(e)NB、または同様のアクセスポイント、それの一部分などであり得る。さらに、たとえば、ゲートウェイ306は、限定はしないが、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ、GGSNなど、実質的に任意のゲートウェイまたはルータであり得、モビリティマネージャ308は、MME、SGSN、MSC、VLR、または同様のノードであり得る。さらに、アクセスを可能にするために、追加の構成要素またはノードが、示したものの間に存在し得ることを諒解されたい(たとえば、1つまたは複数の追加のゲートウェイは、アクセスポイント304とゲートウェイ306との間、ゲートウェイ306とモビリティマネージャ308との間などに存在し得る)。
デバイス302は、説明したように、ローカルIPオフロード(たとえば、LIPA、SIPTOなど)のためのパケットデータコンテキストを要求するためのコンテキスト要求構成要素212と、ローカルIPオフロードを実行するためのパケットデータコンテキストを利用するためのローカルIPオフロード構成要素214とを備えることができる。上記で説明したように、モビリティマネージャ308は、デバイスのパケットデータコンテキストを作成するためのコンテキスト確立構成要素226を含むことができる。説明したように、モビリティマネージャ308はまた、デバイスがアクセスポイントとのローカルIPオフロードを使用しているかどうかを見分けるためのローカルIPオフロードステータス決定構成要素312と、1つまたは複数のパラメータに従ってパケットデータコンテキストを非アクティブ化するためのコンテキスト非アクティブ化構成要素314と、パケットデータコンテキストのためのベアラを確立するためのベアラ確立構成要素234とを備える。
一例によれば、コンテキスト要求構成要素212は、説明したように、アクセスポイント304においてローカルIPオフロードを利用するためのパケットデータコンテキストの確立を要求することができる。コンテキスト確立構成要素226は、説明したように、パケットデータコンテキストを確立することができ、デバイス202に通知することができる。この点について、デバイス302、アクセスポイント304、ゲートウェイ306、およびモビリティマネージャ308が、それぞれデバイス202、アクセスポイント204、ゲートウェイ206、およびモビリティマネージャ208と同様のものであり得、したがって、図2で説明したのと同様の構成要素を含むことができることを諒解されたい。さらに、ただし、デバイス302は、ワイヤレスネットワーク中のアクセスポイントから再選択することができる(たとえば、デバイスがワイヤレスネットワーク全体にわたって移動し、異なるアクセスポイントから改善された信号品質を受信するときなど)。一例では、デバイス302は、同じくモビリティマネージャ308および/またはワイヤレスネットワークの他の構成要素と通信することができるアクセスポイント310を再選択することができる。一例では、アクセスポイント304および310は、同じH(e)NBの異なるセルであり得る。別の例では、アクセスポイント304はH(e)NBであり得、アクセスポイント310はeNBであり得る。アクセスポイント310は、たとえば、ゲートウェイ306あるいは1つまたは複数の他のゲートウェイを使用してモビリティマネージャ308と通信することができる。
アクセスポイント310を再選択すると、コンテキスト非アクティブ化構成要素314は、アクセスポイント304との確立されたパケットデータコンテキストを非アクティブ化すべきかどうかを決定することができる。一例では、コンテキスト要求構成要素212は、ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストの確立を要求することができる(たとえば、および/またはデバイス302は、他の場合、アクセスポイント310への登録を要求することができる)。たとえば、パケットデータコンテキストは、説明したように、アクセスポイント304を通して初期化されたコンテキストを使用してローカルIPオフロードを続けるように要求され得る。場合によっては、別のアクセスポイント310を通して通信するとき、モビリティマネージャ308はデバイス302の同じパケットデータコンテキストを使用することが望ましいことがある。たとえば、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312は、デバイス302が、パケットデータコンテキストを確立しているかどうかを決定することができる。たとえば、これは、パケットデータコンテキストに関係する1つまたは複数のパラメータを分析することを含むことができる。パラメータが存在する場合、たとえば、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312は、デバイス302が、別のアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント304)とのパケットデータコンテキストを確立していると決定することができ、したがって、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312は、パケットデータコンテキストを維持すべきか、またはデバイス302の新しいパケットデータコンテキストのほうを優先して非アクティブ化すべきかを決定することができる。
たとえば、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312は、説明したように、デバイス302からのパケットデータコンテキストの要求中のローカルIPオフロードインジケータとしてアクセスポイント304から受信されたゲートウェイのアドレス、ならびにデバイス302からのパケットデータコンテキストの別の要求中のローカルIPオフロードインジケータとしてアクセスポイント310から受信されたゲートウェイの別のアドレスを取得することができる。アドレスが同じである場合、たとえば、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312は現在のパケットデータコンテキストを維持することができ、ベアラ確立構成要素234は、アクセスポイント310とゲートウェイ306との間のベアラおよび/またはデバイス302とアクセスポイント310との間の無線ベアラの確立を要求することができる。この点について、コンテキスト確立構成要素226は、パケットデータコンテキストを1つまたは複数のベアラに関連付けることができ、デバイス302へのパケットデータコンテキストならびに/あるいは現在のパケットデータコンテキストを利用し続けることができるという指示を与えることができる。
アクセスポイント310が、ローカルIPオフロードインジケータ中の同じゲートウェイアドレスを示さない場合、たとえば、コンテキスト非アクティブ化構成要素314は、アクセスポイント304からの要求に基づいて確立されたパケットデータコンテキストを非アクティブ化することができる。たとえば、コンテキスト非アクティブ化構成要素314は、パケットデータコンテキストを削除するようにゲートウェイ306に通知することができ、ベアラ確立構成要素234は、パケットデータコンテキストに関連付けられた、デバイス302とアクセスポイント304との間のベアラが非アクティブ化され得ることなどをアクセスポイント304に通知することができる。さらに、次いで、コンテキスト確立構成要素226は、上記で説明したように、アクセスポイント310からのローカルIPオフロードインジケータ中で指定された別のゲートウェイ(図示せず)を通して、デバイス302におけるローカルIPオフロードのための新しいパケットデータコンテキストを作成することができる。別の例では、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312は、アクセスポイント310が、(たとえば、ゲートウェイ306によって指定され得る)ゲートウェイ306を使用してローカルIPオフロードを行うための範囲または地理的領域内にあるかどうかを決定することができる。領域内にない場合、コンテキスト非アクティブ化構成要素314は、説明したように、アクセスポイント304からの要求などに基づいて確立されたパケットデータコンテキストを非アクティブ化することができる。
さらに別の例では、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312は、コンテキスト確立構成要素226が、ローカルIPオフロードを使用するための、アクセスポイント304とのパケットデータコンテキストを作成するとき、アクセスポイント304に関係する識別子を維持することができる。デバイス302からアクセスポイント310に関係するパケットデータコンテキストの要求を受信すると、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312は、識別子をアクセスポイント310の同様の識別子と比較することができる。識別子が一致しない場合、たとえば、説明したように、コンテキスト非アクティブ化構成要素314はコンテキストなどを非アクティブ化することができる。たとえば、識別子は、アクセスポイント304およびアクセスポイント310のグローバルセル識別子、アクセスポイント304およびアクセスポイント310のCSG識別子などに関係することができる。したがって、たとえば、識別子がアクセスポイント304および310のCSG識別子である場合、コンテキスト非アクティブ化構成要素314は、デバイス302が1つのCSGから別のCSGに移動したとき、パケットデータコンテキストを非アクティブ化する。
図4を参照すると、1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータをアクセスポイント402に通信するための例示的なワイヤレス通信システム400が示されている。システム400は、1つまたは複数のデバイスにワイヤレスネットワークアクセスを提供することができ、アクセスポイント204、304、および/または310と同様のものであり得るアクセスポイント402を備える。システム400はまた、1つまたは複数のパラメータをアクセスポイントおよび/またはワイヤレスネットワーク中の他のノードにプロビジョニングするOAMサーバ404を備える。たとえば、ネットワーク事業者は、OAMサーバ404においてノードに与えるパラメータを設定することができる。
アクセスポイント402は、アクセスポイント402の1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを取得するためのパラメータ受信構成要素406と、ローカルIPオフロードインジケータを1つまたは複数のノードに与えるためのローカルIPオフロード指示構成要素218とを備えることができる。OAMサーバ404は、1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータをアクセスポイント402に与えるためのパラメータプロビジョニング構成要素408を備えることができる。
一例によれば、パラメータプロビジョニング構成要素408は、アクセスポイント402の1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータ410を記憶することができる。たとえば、ローカルIPオフロードパラメータ410は、アクセスポイント402がローカルIPオフロードをサポートすべきかどうかを指定するパラメータを含むことができる。たとえば、ローカルIPオフロードパラメータはネットワーク事業者によって設定され得る。さらに、たとえば、パラメータプロビジョニング構成要素408によって記憶されたローカルIPオフロードパラメータ410は、APNのリストおよび/または関係するローカルIPオフロードパラメータを含むことができる。いずれの場合も、パラメータプロビジョニング構成要素408は、ローカルIPオフロードパラメータ410のうちの1つまたは複数をアクセスポイント402に通信することができる。パラメータ受信構成要素406は、前に説明したように、ローカルIPオフロードインジケータ238と同様のものであり得、および/またはそれを含むことができる、ローカルIPオフロードパラメータ410を取得することができる。
ローカルIPオフロード指示構成要素218は、説明したように、ローカルIPオフロードパラメータ410に少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを、モビリティマネージャ、デバイスなど、ワイヤレスネットワーク中の1つまたは複数のノードに通信することができる。たとえば、アクセスポイント402についてローカルIPオフロードが有効化されていることを1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータ410が指定する場合、ローカルIPオフロード指示構成要素218は、アクセスポイント402がローカルIPオフロードをサポートすることを示すために、1つまたは複数のデバイスからのコンテキスト確立要求中にゲートウェイのIPアドレスを含めることができる。
図5を参照すると、PDPコンテキストを確立するためのシステム500の例示的なメッセージフロー図が示されている。システム500は、ワイヤレスネットワークへのアクセスを受信するために、無線ネットワークコントローラ(RNC)504(たとえば、および/またはそれに関係する1つまたは複数のアクセスポイント)と通信するUE502を備える。システム500はまた、SGSN506とGGSN508とを備える。UE502、RNC504、SGSN506、およびGGSN508は、UMTSにおいてUE502のためのPDPコンテキストを確立するために、互いと、および/または他のノードと対話することができる。説明を簡単にするために、すべてのステップが示されているわけではなく、この例は、ローカルIPオフロード機能を提供するように変更され得るステップを示していることを諒解されたい。一例では、UE502は、PDPコンテキストの確立を要求するPDPコンテキストアクティブ化要求510を(たとえば、RNC504を介して)SGSN506に送信することができる。一例では、説明したように、RNC504は、(たとえば、GGSN508などのアドレスを備えることができる)PDPコンテキストアクティブ化要求510をフォワーディングするとき、ローカルIPオフロードインジケータを含めることができる。たとえば、GGSN508はRNC504の同様のローカルIPネットワーク中のローカルゲートウェイであり得るか、またはRNC504中などに共同設置され得る。GSN506は、(1つまたは複数の)ローカルIPオフロードパーミッションまたは(1つまたは複数の)ローカルIPオフロードインジケータを検証することができる(512)。たとえば、これは、UE502からフォワーディングされたPDPコンテキストアクティブ化要求510中でRNC504から受信されたローカルIPオフロードインジケータを検証することを含むことができる。別の例では、説明したように、SGSN506は、(たとえば、RNC504に関係するAPN、CSGなどに固有の)UE502についての受信されたサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のローカルIPオフロードパーミッションを検証することができる。さらに、説明したように、検証することは、RNC504のCSGがUE502のCSGサブスクリプションデータ中の特定のAPNについてローカルIPオフロードをサポートすることを検証することを含むことができる。さらに別の例では、追加または代替として、検証することは、RNC504が特定のAPNについてローカルIPオフロードをサポートするかどうかを決定すること含むことができる。
1つまたは複数のパーミッションおよび/またはインジケータが検証された場合、たとえば、SGSN506は、RNC504とのローカルIPオフロードを利用するために、UE502のPDPコンテキストを作成するためのPDPコンテキスト作成要求514をGGSN508に送信することができる。SGSN506は、PDPコンテキストの確立を検証するGGSN508からPDPコンテキスト作成応答516を受信することができる。この点について、SGSN506は、RNC504から、ローカルIPオフロードのためのUE502との無線アクセスベアラ520をセットアップすることができる無線アクセスベアラセットアップ518を要求することができる。SGSN506は、無線アクセスベアラをPDPコンテキストに関連付けるためにPDPコンテキスト更新要求522をGGSN508に送信することができ、GGSN508はPDPコンテキスト更新応答524を送信することができる。したがって、SGSN508は、説明したように、RNC504を介してローカルIPオフロードを利用するために作成されたPDPコンテキストについてUE502に通知するために、PDPコンテキストアクティブ化受付け526を送信することができる。
図6を参照すると、PDN接続を確立するためのシステム600の例示的なメッセージフロー図が示されている。システム600は、ワイヤレスネットワークへのアクセスを受信するためにeNB604と通信するUE602を備える。システム600はまた、MME606とS−GW/P−GW608とを備える。UE602、eNB604、MME606、およびS−GW/PGW608は、LTEにおいてPDN接続アクティブ化を実行するために、互いと、および/または他のノードと対話することができる。説明を簡単にするために、すべてのステップが示されているわけではなく、この例は、ローカルIPオフロード機能を提供するように変更され得るステップを示していることを諒解されたい。一例では、UE602は、前に説明したように、PDN接続の確立を要求するために、(たとえば、eNB604を介して)PDN接続性要求610をMME606に送信することができる。一例では、説明したように、eNB604は、(たとえば、S−GW/P−GW608などのアドレスを備えることができる)PDN接続性要求610をフォワーディングするとき、ローカルIPオフロードインジケータを含めることができる。たとえば、S−GW/P−GW608はeNB604の同様のローカルIPネットワーク中のローカルゲートウェイであること、eNB604中に共同設置されることなどが可能である。MME606は、(1つまたは複数の)ローカルIPオフロードパーミッションまたは(1つまたは複数の)ローカルIPオフロードインジケータ612を検証することができる。たとえば、検証することは、UE602からフォワーディングされたPDN接続性要求610中でeNB604から受信されたローカルIPオフロードインジケータを検証することを含むことができる。別の例では、説明したように、MME606は、(たとえば、APN、eNB604に関係するCSGなどに固有の)受信されたUE602のサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のローカルIPオフロードパーミッションを検証することができる。さらに、説明したように、検証することは、eNB604のCSGがUE602のCSGサブスクリプションデータ中の特定のAPNについてローカルIPオフロードをサポートすることを検証することを含むことができる。さらに別の例では、追加または代替として、これは、eNB604が特定のAPNについてローカルIPオフロードをサポートするかどうかを決定することを含むことができる。
1つまたは複数のインジケータが検証された場合、たとえば、MME606は、UE602がeNB604とのローカルIPオフロードを利用するためのPDN接続を作成するために、セッション作成要求614をS−GW/P−GW608に送信することができる。MME606は、PDN接続の確立を検証するセッション作成応答616をS−GW/P−GW608から受信することができる。この点について、MME606は、ベアラセットアップ要求/PDN接続性受付け618をeNB604に送信することができ、eNB604は、UE602との無線ベアラをセットアップするために、RRC接続再構成620をUE602に送信することができる。UE602は、RRC接続再構成完了622をeNB604に送信することによって、ベアラ確立を確認することができる。次に、eNB604はベアラセットアップ完了624をMME606に送信することができる。UE602はeNB604への直接転送626を実行することができ、eNB604はPDN接続性完了628をMME606に示すことができる。この例では、UE02は、RRC接続再構成メッセージ交換(たとえば、620および622)において確立された無線ベアラをローカルIPオフロードのために利用することができる。
図7〜図10を参照すると、ワイヤレスネットワークにおいてローカルIPオフロードを利用することに関する例示的な方法が示されている。説明を簡単にするために、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の実施形態によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われ得るので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関係する状態またはイベントとして代替的に表現され得ることを諒解されたい。さらに、1つまたは複数の実施形態による方法を実施するために、図示のすべての行為が必要とされるわけではない。
図7を参照すると、ローカルIPオフロードを行うためのパケットデータコンテキストを確立することを可能にする例示的な方法700が表示されている。702において、アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信する。たとえば、要求は、説明したように、PDN接続、PDPコンテキストなどを確立することに関係することができる。704において、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定する。たとえば、要求は、パケットデータコンテキストが要求されるAPNを含むことができる。デバイスのサブスクリプションデータが要求および受信され得、たとえば、APNはサブスクリプションデータ中にあり得る。たとえば、サブスクリプションデータは、APNがローカルIPオフロードに関係するかどうかを指定するパーミッションを含むことができ、したがって、説明したように、決定は、APNに関係するサブスクリプションデータに少なくとも部分的に基づいて行われ得る。一例では、パーミッションは、APNがSIPTOを使用することができるかどうか、APNがLIPA条件付き、LIPA専用、LIPA拒否であるかどうかなどを指定することができる。別の例では、APNは、デバイスのサブスクリプションデータ中のローカルIPオフロードに関係するAPNのリスト中に存在することができる。説明したように、サブスクリプションデータは、HSSまたは同様のサブスクリプションノードから受信され得る。
706において、ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートするかどうかを決定する。説明したように、ローカルIPオフロードインジケータは、(たとえば、デバイスまたはそれ以外にフォワーディングされたパケットデータコンテキストの要求の一部として)アクセスポイントから受信され得る。一例では、ローカルIPオフロードインジケータはゲートウェイのIPアドレスであり得る。したがって、(たとえば、パケットデータコンテキストの要求中で)ゲートウェイのアドレスを受信することに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートすると決定され得る。この点について、708において、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定することとローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択する。たとえば、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートし、要求中のゲートウェイを示す場合、示されたゲートウェイは、説明したように、パケットデータコンテキストを確立するために利用され得る。たとえば、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートせず、および/または、パケットデータコンテキストは、ローカルIPオフロードに対応しない場合、ゲートウェイは、DNSまたはパケットデータコンテキストを確立するための、モバイルネットワーク内のゲートウェイを選択するための他の手順を使用して選択され得る。
図8を参照すると、デバイスのパケットデータコンテキストを確立すべきかどうかを決定することを可能にする例示的な方法800が表示されている。802において、パケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信する。説明したように、これは、デバイスによって受信され得、ローカルIPオフロードに関係することができる。804において、デバイスサブスクリプションデータを取得する。これは、要求を受信するとき、デバイスと最初に通信するときなどに実行され得ることを諒解されたい。806において、要求中のAPNがLIPA専用であるかどうかを決定する。たとえば、APNは、サブスクリプションデータ中にあり得、APNがLIPAに関係するかどうか(たとえばAPNが、LIPA専用、LIPA条件付き、LIPA拒否などであるかどうか)を指定するパーミッションを有することができる。説明したように、別の例では、APNは、LIPA専用、LIPA条件付き、またはLIPA拒否であるAPNの対応するリスト中に存在することができる。APNがLIPA専用である場合、808において、H(e)NBがL−GWをサポートするかどうかを決定する。たとえば、これは、H(e)NBがデバイスからのパケットデータコンテキストの要求中にL−GWのアドレスを含むかどうかを決定することを含むことができる。L−GWのアドレスを含む場合、810において、CSGサブスクリプションデータがLIPAをサポートするかどうかを決定する。説明したように、これは、関係するデバイスのCSGサブスクリプション情報から取得され得る。LIPAをサポートする場合、812において、CSGにおいてAPNがサポートされるかどうかを決定する。APNがサポートされる場合、814において、LIPAコンテキストを確立する。808において、H(e)NBがL−GWをサポートしないか、810において、CSGサブスクリプションデータがLIPAをサポートしないか、または、812において、CSGにおいてAPNがサポートされない場合、816において、コンテキスト確立要求を拒否する。
同様に、806において、APNがLIPA専用でない場合、818において、APNがLIPA条件付きであるかどうかを決定する。LIPA条件付きである場合、820において、H(e)NBがL−GWをサポートするかどうかを決定する。たとえば、これは、H(e)NBがデバイスからのパケットデータコンテキストの要求中にL−GWのアドレスを含むかどうかを決定することを含むことができる。L−GWのアドレスを含む場合、822において、CSGサブスクリプションデータがLIPAをサポートするかどうかを決定する。説明したように、これは、関係するデバイスのCSGサブスクリプション情報から取得され得る。LIPAをサポートする場合、824において、CSGにおいてAPNがサポートされるかどうかを決定する。APNがサポートされる場合、814において、LIPAコンテキストを確立する。820において、H(e)NBがL−GWをサポートしないか、822において、CSGサブスクリプションデータがLIPAをサポートしないか、または、824において、CSGにおいてAPNがサポートされない場合、826において、非LIPAコンテキストを確立する。たとえば、これは、説明したように、モバイルネットワークにおいてゲートウェイを活用することを含むことができる。
図9を参照すると、パケットデータコンテキストを非アクティブ化するための例示的な方法900が示されている。902において、第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信する。904において、デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを有すると決定する。説明したように、たとえば、デバイスは、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを確立しており、第1のアクセスポイントを再選択することができる。この点について、可能な場合、パケットデータコンテキストを利用し続けることが望ましいことがある。しかしながら、906において、第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいてパケットデータコンテキストを非アクティブ化する。一例では、第1のアクセスポイントが、ローカルIPオフロードを利用するためのゲートウェイによって第2のアクセスポイントについて指定された範囲の外部にある場合、コンテキストは非アクティブ化され、再確立され得る。他の例では、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとが、パケットデータコンテキストの要求をフォワーディングする際に、異なるグローバルセル識別子、異なるCSG識別子などを有する異なるゲートウェイを報告する場合、パケットデータコンテキストは、第1のアクセスポイントを通して確立された新しいパケットデータコンテキストのほうを優先して、非アクティブ化され得る。
図10を参照すると、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えるための例示的な方法1000が示されている。1002において、アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信する。1004において、1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与える。説明したように、たとえば、インジケータは、デバイスにフォワーディングされたパケットデータコンテキストの要求中でゲートウェイのアドレスとして与えられ得る。
本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、説明したように、ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを確立すべきかどうかなどを決定することに関する推論が行われ得ることを諒解されよう。本明細書で使用する「推論する」または「推論」という用語は、概して、イベントおよび/またはデータを介して捕捉された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について推理する、またはその状態を推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストまたはアクションを識別するために使用され得、あるいは、たとえば、状態の確率分布を生成することができる。推論は、確率的、すなわち、データおよび事象の考察に基づく当該の状態の確率分布の計算であり得る。推論は、事象および/またはデータのセットからより高いレベルの事象を構成するために採用される技法を指すこともある。そのような推論から、イベントが時間的に緊切して相関するか否かにかかわらず、ならびにイベントおよびデータが1つまたは複数のイベントおよびデータの発生源に由来するかどうかにかかわらず、観測されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータのセットから新しいイベントまたはアクションが構成される。
図11は、ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを要求することを可能にするモバイルデバイス1100の図である。モバイルデバイス1100は、たとえば受信アンテナ(図示せず)から信号を受信する受信機1102を備え、受信信号に対して典型的な動作(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバートなど)を行い、サンプルを得るために調整された信号をデジタル化する。受信機1102は、受信されたシンボルを復調し、チャネル推定のためにプロセッサ1106に供給することができる復調器1104を備えることができる。プロセッサ1106は、受信機1102によって受信された情報の分析および/または送信機1108による送信のための情報の生成に専用のプロセッサ、モバイルデバイス1100の1つまたは複数の構成要素を制御するプロセッサ、ならびに/あるいは受信機1102によって受信された情報の分析、送信機1108による送信のための情報の生成、およびモバイルデバイス1100の1つまたは複数の構成要素の制御を行うプロセッサであり得る。
モバイルデバイス1100は、さらに、メモリ1110を備えることができ、メモリ1110は、プロセッサ1106に動作可能に結合され、送信すべきデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関係する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連するデータ、割当てチャネル、電力、レートなどに関係する情報、ならびにチャネルを推定し、そのチャネルを介して通信するための他の適切な情報を記憶することができる。メモリ1110は、さらに(たとえばパフォーマンスベース、容量ベースなどの)チャネルの推定および/または利用に関連するプロトコルおよび/またはアルゴリズムを記憶することができる。
本明細書で説明するデータストア(たとえばメモリ1110)は、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであり得、または揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含むことができることを諒解されよう。限定ではなく例として、不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして動作するランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。限定ではなく例として、RAMは、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトランバスRAM(DRRAM(登録商標))など、多くの形態が利用可能である。主題のシステムおよび方法のメモリ1110は、これらおよび他の適切なタイプのメモリを、それらに限定されることなく、備えるものとする。
プロセッサ1106は、随意に、コンテキスト要求構成要素212と同様のものであり得るコンテキスト要求構成要素1112と、ローカルIPオフロード構成要素214と同様のものであり得るローカルIPオフロード構成要素1114とにさらに動作可能に結合され得る。モバイルデバイス1100は、またさらに、たとえば、基地局、別のモバイルデバイスなどへの送信機1108による送信のための信号を変調する変調器1116を備える。プロセッサ1106とは別個のものとして図示されているが、コンテキスト要求構成要素1112、ローカルIPオフロード構成要素1114、復調器1104、および/または変調器1116は、プロセッサ1106または複数のプロセッサ(図示せず)の一部であり得、および/またはプロセッサ1106が実行するためのメモリ1110中の命令として記憶され得ることを諒解されたい。
図12は、ワイヤレス通信を使用して1つまたは複数のデバイスと通信することを可能にするシステム1200の図である。システム1200は、実質的に任意の基地局(たとえば、フェムトセル、ピコセルなどの小さい基地局、モバイル基地局、...)、リレーなどであり得る基地局1202を備え、基地局/リレー1202は、(たとえば、説明したように、複数のネットワーク技術であり得る)複数の受信アンテナ1206を介して1つまたは複数のモバイルデバイス1204から(1つまたは複数の)信号を受信する受信機1210と、(たとえば、説明したように、複数のネットワーク技術であり得る)複数の送信アンテナ1208を介して1つまたは複数のモバイルデバイス1204に送信する送信機1228とを有する。さらに、一例では、送信機1228は、ワイヤードフロントリンク(wired front link)上でモバイルデバイス1204に送信することができる。受信機1210は、1つまたは複数の受信アンテナ1206から情報を受信することができ、受信された情報を復調する復調器1212と動作可能に結合される。さらに、一例では、受信機1210は、ワイヤードバックホールリンク(wired backhaul link)から受信することができる。復調されたシンボルは、図11に関して上述したプロセッサと同様のものであり得るプロセッサ1214によって分析され、プロセッサ1214は、信号(たとえばパイロット)強度および/または干渉強度、(1つまたは複数の)モバイルデバイス1204(または異種基地局(図示せず))に送信されるべきデータまたはそこから受信されるべきデータを推定することに関係する情報、および/または本明細書に記載の様々な動作および機能を行うことに関係する他の適切な情報を記憶するメモリ1216に結合される。
プロセッサ1214は、通信構成要素216と同様のものであり得る通信構成要素1218、および/またはローカルIPオフロード指示構成要素218と同様のものであり得るローカルIPオフロード指示構成要素1220にさらに随意に結合される。さらに、プロセッサ1214はベアラ確立構成要素220と同様のものであり得るベアラ確立構成要素1222、および/またはパラメータ受信構成要素406と同様のものであり得るパラメータ受信構成要素1224に随意に結合され得る。
その上、たとえば、プロセッサ1214は、変調器1226を使用して送信されるべき信号を変調し、送信機1228を使用して被変調信号を送信することができる。送信機1228は、Txアンテナ1208上で信号をモバイルデバイス1204に送信することができる。さらに、プロセッサ1214とは別個のものとして図示されているが、通信構成要素1218、ローカルIPオフロード指示構成要素1220、ベアラ確立構成要素1222、パラメータ受信構成要素1224、復調器1212、および/または変調器1226は、プロセッサ1214または複数のプロセッサ(図示せず)の一部であり得、ならびに/あるいはプロセッサ1214が実行するためにメモリ1216中に命令として記憶され得ることを諒解されたい。
図13を参照すると、一態様では、ネットワークノード106、ゲートウェイ116、206、または308、モビリティマネージャ108、208または306、サブスクリプションサーバ110または210、OAMサーバ404、RNC504、SGSN506、GGSN508、eNB604、MME606、S−GW/P−GW608など(たとえば、図1〜図6)のいずれも、コンピュータデバイス1300によって表され得る。コンピュータデバイス1300は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連する処理機能を実行するためのプロセッサ1302を含む。プロセッサ1302は、プロセッサまたはマルチコアプロセッサの単一または複数のセットを含むことができる。さらに、プロセッサ1302は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装され得る。
コンピュータデバイス1300は、プロセッサ1302によって実行されているアプリケーションのローカルバージョンを記憶するなどのためのメモリ1304をさらに含む。メモリ1304は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータが使用できる実質的にどんなタイプのメモリでも含むことができる。コンピュータデバイス1300は、メモリ1304に記憶され得る、(たとえば、メモリ1304に記憶された命令に基づいて)プロセッサ1302によって実行され得る、1つまたは複数のプロセッサ1302内に実装され得るなどの1つまたは複数の構成要素1306〜1328をも含む。
さらに、コンピュータデバイス1300は、本明細書で説明するように、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用して、1つまたは複数の相手との通信を確立し、維持することを行う通信構成要素1306を含む。通信構成要素1306は、コンピュータデバイス1300上の構成要素間、ならびにコンピュータデバイス1300と、通信ネットワーク上に位置するデバイス、および/またはコンピュータデバイス1300に直列またはローカルに接続されたデバイスなどの外部デバイスとの間の通信を伝え得る。たとえば、通信構成要素1306は、1つまたは複数のバスを含み得、それぞれ送信機および受信機に関連する、外部デバイスとインターフェースするように動作可能な送信チェーン構成要素および受信チェーン構成要素をさらに含み得る。一例では、通信構成要素1306は通信構成要素216または222と同様のものであり得る。
さらに、コンピュータデバイス1300は、データストア1308をさらに含み得、データストア1308は、本明細書で説明する態様に関連して採用される情報、データベース、およびプログラムの大容量記憶を与えるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せであり得る。たとえば、データストア1308は、プロセッサ1302によって現在実行されていないアプリケーションのためのデータリポジトリであり得る。
コンピュータデバイス1300は、随意に、コンピュータデバイス1300のユーザから入力を受信するように動作可能であり、ユーザへの提示のための出力を生成するようにさらに動作可能なインターフェース構成要素1310を含み得る。インターフェース構成要素1310は、限定はしないが、キーボード、テンキー、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザから入力を受信することが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の入力デバイスを含み得る。さらに、インターフェース構成要素1310は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカー、触覚フィードバック機構、プリンタ、出力をユーザに提示することが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の出力デバイスを含み得る。別の例では、インターフェース構成要素1310は、コンピュータデバイス1300上の機能を実行するために、1つまたは複数のデバイスによってアクセスされ得るアプリケーションプログラミングインターフェース(API:application programming interface)であり得る。
さらに、図示された例では、コンピュータデバイス1300は、コンテキスト確立構成要素224または226と同様のものであり得るコンテキスト確立構成要素1312、サブスクリプション要求構成要素228と同様のものであり得るサブスクリプション要求構成要素1314、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230と同様のものであり得るローカルIPオフロードサポート決定構成要素1316、ゲートウェイ選択構成要素232と同様のものであり得るゲートウェイ選択構成要素1318、ベアラ確立構成要素234と同様のものであり得るベアラ確立構成要素1320、サブスクリプションデータ構成要素236と同様のものであり得るサブスクリプションデータ構成要素1322、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312と同様のものであり得るローカルIPオフロードステータス決定構成要素1324、コンテキスト非アクティブ化構成要素314と同様のものであり得るコンテキスト非アクティブ化構成要素1326、および/またはパラメータプロビジョニング構成要素408と同様のものであり得るパラメータプロビジョニング構成要素1328のうちの1つまたは複数を随意に含むことができる。したがって、これらの構成要素1312、1314、1316、1318、1320、1322、1324、1326、および/または1328は、説明したように、これらの構成要素に関連する命令を実行するためのプロセッサ1302、これらの構成要素に関連する情報を記憶するためのメモリ1304、通信を実行するための通信構成要素1306などを利用することができる。さらに、コンピュータデバイス1300が、本明細書で説明する追加または代替の構成要素を含むことができることを諒解されたい。
図14を参照すると、ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを確立するシステム1400が示されている。たとえば、システム1400は、少なくとも部分的にMME、SGSNなどの内に常駐することができる。システム1400は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックであり得ることを諒解されたい。システム1400は、連携して動作することができる電気構成要素の論理グルーピング1402を含む。たとえば、論理グルーピング1402は、アクセスポイント1404においてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信するための電気構成要素を含むことができる。説明したように、これは、PDN接続またはPDPコンテキストの要求を含むことができる。
さらに、論理グルーピング1402は、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定し、ローカルIPオフロードインジケータ1406に少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けるための電気構成要素を備えることができる。たとえば、パケットデータコンテキストは、パケットデータコンテキストの要求中のAPNに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードに対応すると決定され得る。さらに、一例では、ローカルIPオフロードインジケータは、パケットデータコンテキストの要求の一部としてアクセスポイントから受信され得る。一例では、要求はゲートウェイアドレスの仕様を含むことができ、それはアクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートすることを示すことができる。さらに、論理グルーピング1402は、ローカルIPオフロードに対応するパケットデータコンテキストとローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択するための電気構成要素1408を含むことができる。説明したように、パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応し、アクセスポイントがローカルIPオフロードをサポートする場合、与えられたローカルIPオフロードのためのローカルゲートウェイ(たとえば、パケットデータコンテキストの要求中でアクセスポイントによって指定されたゲートウェイ)が選択され得る。
たとえば、電気構成要素1404は、上記で説明したように、コンテキスト確立構成要素226を含むことができる。さらに、たとえば、上記で説明したように、電気構成要素1406は、一態様では、ローカルIPオフロードサポート決定構成要素230を含むことができる。さらに、説明したように、電気構成要素1408はゲートウェイ選択構成要素232を含むことができる。さらに、システム1400は、電気構成要素1404、1406、および1408に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1410を含むことができる。メモリ1410の外部にあるものとして示されているが、電気構成要素1404、1406、および1408のうちの1つまたは複数は、メモリ1410の内部に存在することができることを理解されたい。
一例では、電気構成要素1404、1406、および1408は、少なくとも1つのプロセッサを備えることができるか、または、各電気構成要素1404、1406、および1408は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであり得る。さらに、追加または代替の例では、電気構成要素1404、1406、および1408は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり得、各電気構成要素1404、1406、および1408は、対応するコードであり得る。
図15を参照すると、ローカルIPオフロードのためのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するシステム1500が示されている。たとえば、システム1500は、少なくとも部分的にMME、SGSNなどの内に常駐することができる。システム1500は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックであり得ることを諒解されたい。システム1500は、連携して動作することができる電気構成要素の論理グルーピング1502を含む。たとえば、論理グルーピング1502は、第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信するための電気構成要素1504を含むことができる。さらに、論理グルーピング1502は、デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを有すると決定するための電気構成要素1506を備えることができる。
たとえば、デバイスは、第1のアクセスポイントを再選択することができる。さらに、論理グルーピング1502は、第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいてパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための電気構成要素1508を含むことができる。一例では、第1のアクセスポイントが、ローカルIPオフロードを利用するためのゲートウェイによって第2のアクセスポイントについて指定された範囲の外部にある場合、電気構成要素1508は、コンテキストを非アクティブ化することができる。他の例では、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとが、パケットデータコンテキストの要求をフォワーディングする際に、異なるグローバルセル識別子、異なるCSG識別子などを有する異なるゲートウェイを報告する場合、電気構成要素1508は、第1のアクセスポイントを通して確立された新しいパケットデータコンテキストのほうを優先してコンテキストを非アクティブ化することができる。
たとえば、電気構成要素1504は、上記で説明したように、コンテキスト確立構成要素226を含むことができる。さらに、たとえば、上記で説明したように、電気構成要素1506は、一態様では、ローカルIPオフロードステータス決定構成要素312を含むことができる。さらに、説明したように、電気構成要素1508はコンテキスト非アクティブ化構成要素314を含むことができる。さらに、システム1500は、電気構成要素1504、1506、および1508に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1510を含むことができる。メモリ1510の外部にあるものとして示されているが、電気構成要素1504、1506、および1508のうちの1つまたは複数は、メモリ1510の内部に存在することができることを理解されたい。
一例では、電気構成要素1504、1506、および1508は、少なくとも1つのプロセッサを備えることができるか、または、各電気構成要素1504、1506、および1508は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであり得る。さらに、追加または代替の例では、電気構成要素1504、1506、および1508は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり得、各電気構成要素1504、1506、および1508は、対応するコードであり得る。
図16に関して、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えるシステム1600が示されている。たとえば、システム1600は、少なくとも部分的にアクセスポイントなどの内に常駐することができる。システム1600は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックであり得ることを諒解されたい。システム1600は、連携して動作することができる電気構成要素の論理グルーピング1602を含む。たとえば、論理グルーピング1602は、アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信するための電気構成要素1604を含むことができる。たとえば、これはOAMサーバから受信され得る。
さらに、論理グルーピング1602は、1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えるための電気構成要素1606を備えることができる。説明したように、たとえば、ローカルIPオフロードサポートのインジケータは、ローカルIPオフロードサポートを与えるために利用するゲートウェイを指定することを含むことができ、デバイスからフォワーディングされたパケットデータコンテキスト要求の一部として送られ得る。たとえば、電気構成要素1604は、上記で説明したように、パラメータ受信構成要素406を含むことができる。さらに、たとえば、上記で説明したように、電気構成要素1606は、一態様では、ローカルIPオフロード指示構成要素218を含むことができる。さらに、システム1600は、電気構成要素1604および1606に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1608を含むことができる。メモリ1608の外部にあるものとして示されているが、電気構成要素1604および1606のうちの1つまたは複数は、メモリ1608の内部に存在することができることを理解されたい。
一例では、電気構成要素1604および1606は、少なくとも1つのプロセッサを備えることができるか、または各電気構成要素1604および1606は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであり得る。その上、追加または代替例では、電気構成要素1604および1606は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり得、各電気構成要素1604および1606は、対応するコードであり得る。
次に図17を参照すると、本明細書で提示する様々な実施形態によるワイヤレス通信システム1700が示されている。システム1700は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局1702を備える。たとえば、1つのアンテナグループはアンテナ1704および1706を含み、別のグループはアンテナ1708および1710を備え、さらなるグループはアンテナ1712および1714を含むことができる。アンテナグループごとに2つのアンテナが示されているが、グループごとにより多いまたはより少ないアンテナを利用することができる。基地局1702は、さらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含むことができ、送信機チェーンおよび受信機チェーンの各々は、諒解されるように、信号送信および受信に関連する複数の構成要素(たとえば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えることができる。
基地局1702は、モバイルデバイス1716およびモバイルデバイス1722など1つまたは複数のモバイルデバイスと通信することができるが、基地局1702は、モバイルデバイス1716および1722と同様の実質的にいかなる数のモバイルデバイスとも通信することができることを諒解されたい。モバイルデバイス1716および1722は、たとえば、セルラー電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/またはワイヤレス通信システム1700を介して通信するための他の適切なデバイスであり得る。図示のように、モバイルデバイス1716は、アンテナ1712および1714と通信しており、アンテナ1712および1714は、順方向リンク1718を介して情報をモバイルデバイス1716に送信し、逆方向リンク1720を介してモバイルデバイス1716から情報を受信する。さらに、モバイルデバイス1722はアンテナ1704および1706と通信しており、アンテナ1704および1706は、順方向リンク1724を介して情報をモバイルデバイス1722に送信し、逆方向リンク1726を介してモバイルデバイス1722から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、たとえば、順方向リンク1718は、逆方向リンク1720によって使用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を利用し、順方向リンク1724は、逆方向リンク1726によって採用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を採用することができる。さらに、時分割複信(TDD)システムでは、順方向リンク1718および逆方向リンク1720は共通の周波数帯を利用し、順方向リンク1724および逆方向リンク1726は共通の周波数帯を利用することができる。
アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように指定されたエリアは、基地局1702のセクタと呼ばれることがある。たとえば、基地局1702によってカバーされるエリアのセクタ中のモバイルデバイスに通信するようにアンテナグループが設計され得る。順方向リンク1718および1724を介した通信では、基地局1702の送信アンテナは、モバイルデバイス1716および1722についての順方向リンク1718および1724の信号対雑音比を向上させるためにビームフォーミングを利用することができる。また、基地局1702が、関連するカバレージ中に不規則に散在するモバイルデバイス1716および1722に送信するためにビームフォーミングを利用する間は、基地局が単一のアンテナを介してその基地局のすべてのモバイルデバイスに送信する場合と比較して、隣接セル内のモバイルデバイスは干渉を受けにくいことがある。さらに、モバイルデバイス1716および1722は、図示のようにピアツーピアまたはアドホック技術を使用して互いに直接通信することができる。一例によれば、システム1700は多入力多出力(MIMO)通信システムであり得る。
図18に、例示的なワイヤレス通信システム1800を示す。ワイヤレス通信システム1800には、簡潔のために、1つの基地局1810と、1つのモバイルデバイス1850とを示してある。ただし、システム1800は、2つ以上の基地局および/または2つ以上のモバイルデバイスを含むことができ、追加の基地局および/またはモバイルデバイスは、以下で説明する例示的な基地局1810およびモバイルデバイス1850と実質的に同様または異なるものであり得ることを諒解されたい。さらに、基地局1810および/またはモバイルデバイス1850は、それらの間のワイヤレス通信を可能にするために、本明細書で説明するシステム(図1〜図6、図12、および図14〜図17)、モバイルデバイス(図11)、コンピュータデバイス(図13)、および/または方法(図7〜図10)を採用することができることを諒解されたい。たとえば、本願明細書で説明するシステムの構成要素または機能および/あるいは方法は、メモリ1832および/または1872の一部、あるいは以下で説明するプロセッサ1830および/または1870であり得、ならびに/あるいは開示する機能を実行するために、プロセッサ1830および/または1870によって実行され得る。
基地局1810において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース1812から送信(TX)データプロセッサ1814に供給される。一例によれば、各データストリームはそれぞれのアンテナを介して送信され得る。TXデータプロセッサ1814は、トラフィックデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、そのデータストリームをフォーマット化し、符号化し、インタリーブして、符号化データを与える。
各データストリームの符号化データは、直交周波数分割多重(OFDM)技法を使用してパイロットデータで多重化され得る。追加または代替として、パイロットシンボルは、周波数分割多重(FDM)、時分割多重(TDM)、または符号分割多重(CDM)され得る。パイロットデータは、一般に、知られている方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイルデバイス1850において使用され得る。各データストリームの多重化されたパイロットおよび符号化データは、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM)など)に基づいて変調(たとえば、シンボルマッピング)され得、変調シンボルを与えることができる。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1830によって実行または与えられる命令によって決定され得る。
データストリームの変調シンボルはTX MIMOプロセッサ1820に供給され、TX MIMOプロセッサ1820は、(たとえば、OFDM用に)変調シンボルをさらに処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ1820はNT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)1822a〜1822tに供給する。様々な実施形態では、TX MIMOプロセッサ1820は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
各送信機1822は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給し、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給する。さらに、送信機1822a〜1822tからのNT個の変調信号は、それぞれNT個のアンテナ1824a〜1824tから送信される。
モバイルデバイス1850において、送信された被変調信号はNR個のアンテナ1852a〜1852rによって受信され、各アンテナ1852からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)1854a〜1854rに供給される。各受信機1854は、それぞれの信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらに、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給する。
RXデータプロセッサ1860は、NR個の受信機1854からNR個の受信シンボルストリームを受信し、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを供給することができる。RXデータプロセッサ1860は、各検出シンボルストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元することができる。RXデータプロセッサ1860による処理は、基地局1810においてTX MIMOプロセッサ1820およびTXデータプロセッサ1814によって実行される処理を補足するものである。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、データソース1836からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ1838によって処理され、変調器1880によって変調され、送信機1854a〜1854rによって調整され、基地局1810に戻される。
基地局1810において、モバイルデバイス1850からの変調信号は、アンテナ1824によって受信され、受信機1822によって調整され、復調器1840によって復調され、RXデータプロセッサ1842によって処理されて、モバイルデバイス1850によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。さらに、プロセッサ1830は、抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定することができる。
プロセッサ1830および1870は、それぞれ基地局1810およびモバイルデバイス1850における動作を指示(たとえば、制御、調整、管理など)することができる。それぞれのプロセッサ1830および1870は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ1832および1872に結合され得る。プロセッサ1830および1870はまた、それぞれ、アップリンクとダウンリンクとに関して周波数推定値とインパルス応答推定値とを導き出すために計算を実行することができる。
図19に、本明細書の教示が実装され得る、何人かのユーザをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム1900を示す。システム1900は、たとえば、マクロセル1902A〜1902Gなど、複数のセル1902の通信を可能にし、各セルは、対応するアクセスノード1904(たとえば、アクセスノード1904A〜1904G)によってサービスされる。図19に示すように、アクセス端末1906(たとえば、アクセス端末1906A〜1906L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々なロケーションに分散され得る。各アクセス端末1906は、たとえば、アクセス端末1906がアクティブかどうか、およびアクセス端末1906がソフトハンドオフ中かどうかに応じて、所与の瞬間に順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上で1つまたは複数のアクセスノード1904と通信することができる。ワイヤレス通信システム1900は広い地理的領域にわたってサービスを提供することができる。
図20に、1つまたは複数のフェムトノードがネットワーク環境内に展開された例示的な通信システム2000を示す。特に、システム2000は、比較的小規模のネットワーク環境中に(たとえば、1つまたは複数のユーザ住居2030中に)設置された複数のフェムトノード2010Aおよび2010B(たとえば、フェムトセルノードまたはH(e)NB)を含む。各フェムトノード2010は、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介して、ワイドエリアネットワーク2040(たとえば、インターネット)とモバイル事業者コアネットワーク2050とに結合され得る。以下で説明するように、各フェムトノード2010は、関連するアクセス端末2020(たとえば、アクセス端末2020A)、および、随意に、外来アクセス端末2020(たとえば、アクセス端末2020B)をサービスするように構成され得る。言い換えれば、フェムトノード2010へのアクセスは、所与のアクセス端末2020が、指定された(1つまたは複数の)(たとえば、ホーム)フェムトノード2010のセットによってサービスされ得るが、指定されていないフェムトノード2010(たとえば、近隣のフェムトノード)によってはサービスされ得ないように制限され得る。
図21に、いくつかのトラッキングエリア2100(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が画定されたカバレージマップ2102の例を示し、そのエリアの各々はいくつかのマクロカバレージエリア2104を含む。ここで、トラッキングエリア2102A、2102B、および2102Cに関連するカバレージのエリアは太線によって示され、マクロカバレージエリア2104は六角形によって表される。追跡エリア2102はフェムトカバレージエリア2106をも含む。この例では、フェムトカバレージエリア2106(たとえば、フェムトカバレージエリア2106C)の各々は、マクロカバレージエリア2104(たとえば、マクロカバレージエリア2104B)内に示される。ただし、フェムトカバレージエリア2106は、完全にマクロカバレージエリア2104内にあるわけではないことを諒解されたい。実際には、多数のフェムトカバレージエリア2106が所与のトラッキングエリア2102またはマクロカバレージエリア2104とともに画定され得る。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)が所与の追跡エリア2102またはマクロカバレージエリア2104内に画定され得る。
再び図20を参照すると、フェムトノード2010の所有者は、たとえば、3Gモバイルサービスなど、モバイル事業者コアネットワーク2050を介して提供されるモバイルサービスに加入することができる。さらに、アクセス端末2020は、マクロ環境と、より小規模の(たとえば、宅内)ネットワーク環境の両方で動作することが可能であり得る。したがって、たとえば、アクセス端末2020の現在ロケーションに応じて、アクセス端末2020は、アクセスノード2060によって、または、フェムトノード2010のセットのうちのいずれか1つ(たとえば、対応するユーザ住居2030内に常駐するフェムトノード2010Aおよび2010B)によってサービスされ得る。たとえば、加入者は、自宅の外にいるときは標準のマクロセルアクセスノード(たとえば、ノード2060)によってサービスされ、自宅にいるときはフェムトノード(たとえば、ノード2010A)によってサービスされる。ここで、フェムトノード2010は既存のアクセス端末2020と後方互換性があり得ることを諒解されたい。
フェムトノード2010は、単一の周波数上に展開され、または代替として、複数の周波数上に展開され得る。特定の構成に応じて、単一の周波数、あるいは複数の周波数のうちの1つまたは複数は、マクロセルアクセスノード(たとえば、ノード2060)によって使用される1つまたは複数の周波数と重複することがある。いくつかの態様では、アクセス端末2020は、そのような接続性が可能であるときはいつでも、好ましいフェムトノード(たとえば、アクセス端末2020のホームフェムトノード)に接続するように構成され得る。たとえば、アクセス端末2020は、ユーザの住居2030内にあるときはいつでも、ホームフェムトノード2010と通信することができる。
いくつかの態様では、アクセス端末2020がモバイル事業者コアネットワーク2050内で動作しているが、(たとえば、好適ローミングリスト中で定義された)その最も好適なネットワーク上に常駐していない場合、アクセス端末2020は、ベターシステムリセレクション(BSR:Better System Reselection)を使用して、最も好適なネットワーク(たとえば、フェムトノード2010)を探索し続けることができ、ベターシステムリセレクションでは、より良好なシステムが現在利用可能であるかどうかを決定するために利用可能なシステムの周期的スキャニングを行い、その後、そのような好適なシステムに関連付けようとすることができる。(たとえば、好適ローミングリスト中の)収集テーブルエントリを使用して、一例では、アクセス端末2020は、特定の帯域およびチャネルについて探索を制限することができる。たとえば、最も好適なシステムの探索が周期的に繰り返され得る。フェムトノード2010など好適なフェムトノードが発見されると、アクセス端末2020は、そのカバレージエリア内にキャンプするためのフェムトノード2010を選択する。
フェムトノードは、いくつかの態様では、制限され得る。たとえば、所与のフェムトノードが、いくつかのサービスをいくつかのアクセス端末のみに提供することができる。いわゆる制限(または限定)された関連付けを用いた展開では、所与のアクセス端末が、マクロセルモバイルネットワークと、フェムトノードの定義されたセット(たとえば、対応するユーザ住居2030内に常駐するフェムトノード2010)とのみによってサービスされ得る。いくつかの実装形態では、フェムトノードが、少なくとも1つのアクセス端末に、シグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを与えないように制限され得る。
いくつかの態様では、(限定加入者グループH(e)NBと呼ばれることもある)制限されたフェムトノードが、アクセス端末の制限されたプロビジョニングされたセットにサービスを提供するノードである。このセットは、必要に応じて一時的にまたは永続的に拡大され得る。いくつかの態様では、限定加入者グループ(CSG)が、アクセス端末の共通のアクセス制御リストを共有するアクセスノード(たとえば、フェムトノード)のセットとして定義され得る。領域中のすべてのフェムトノード(またはすべての制限されたフェムトノード)が動作するチャネルは、フェムトチャネルと呼ばれることがある。
したがって、所与のフェムトノードと所与のアクセス端末との間に様々な関係が存在することがある。たとえば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトノードが、制限された関連付けをもたないフェムトノードを指すことがある。制限されたフェムトノードは、何らかの形で制限された(たとえば、関連付けおよび/または登録について制限された)フェムトノードを指すことがある。ホームフェムトノードは、アクセス端末がアクセスし、その上で動作することを許可されるフェムトノードを指すことがある。ゲストフェムトノードは、アクセス端末がアクセスするかまたはその上で動作することを一時的に許可されるフェムトノードを指すことがある。外来フェムトノードは、おそらく非常事態(たとえば、911番)を除いて、アクセス端末がアクセスまたはその上で動作することを許可されないフェムトノードを指すことがある。
制限フェムトノードの観点から、ホームアクセス端末は、制限されたフェムトノードへのアクセスを許可されるアクセス端末を指すことがある。ゲストアクセス端末は、制限されたフェムトノードへの一時的アクセスをもつアクセス端末を指すことがある。外来アクセス端末は、おそらく非常事態、たとえば、911番を除いて、制限されたフェムトノードにアクセスする許可を有しないアクセス端末(たとえば、制限されたフェムトノードに登録するための証明書または許可を有しないアクセス端末)を指すことがある。
便宜のために、本明細書の開示では、フェムトノードの文脈で様々な機能について説明する。ただし、ピコノードは、フェムトノードと同じまたは同様の機能をより大きいカバレージエリアに提供することができることを諒解されたい。たとえば、所与のアクセス端末に対して、ピコノードを制限すること、ホームピコノードを定義することなどが行われ得る。
ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートすることができる。上述のように、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、MIMOシステム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立され得る。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、構成要素、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上記で説明したステップおよび/またはアクションの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備え得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。さらに、ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の態様では、説明した機能、方法またはアルゴリズムは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上で送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、実質的にいかなる接続もコンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、通常、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義された記載の態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変を本明細書で行うことができることに留意されたい。さらに、記載の態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。さらに、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の規定がない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うための方法であって、
アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信することと、
前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定することと、
ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを決定することと、
前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードインジケータに対応すると前記決定することと前記ローカルIPオフロードとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択することと
を備える、方法。
[C2]
前記要求を前記受信することは、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求を受信することを備え、前記ローカルIPオフロードインジケータは、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求中で受信された、前記ゲートウェイのIPアドレスを備える、
[C1]に記載の方法。
[C3]
前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると前記決定することは、前記デバイスのサブスクリプションデータ中で受信された1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータに少なくとも部分的に基づく、
[C1]に記載の方法。
[C4]
前記1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータは、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求は、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
[C3]に記載の方法。
[C5]
前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信することと、
前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかを決定することと
をさらに備え、前記ゲートウェイを前記選択することは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかを前記決定することにさらに少なくとも部分的に基づく、
[C1]に記載の方法。
[C6]
前記1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータが、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
[C5]に記載の方法。
[C7]
前記1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされるかどうかを前記決定することは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定することを備え、前記ゲートウェイを前記選択することは、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づく、
[C6]に記載の方法。
[C8]
前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求することと、
前記ゲートウェイにおいて確立された前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けることと、
前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスに通信することと
をさらに備える、[C1]に記載の方法。
[C9]
ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うための装置であって、
アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を取得することと、
前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定することと、
ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを決定することと、
前記ローカルIPオフロードに対応する前記パケットデータコンテキストと前記ローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える、装置。
[C10]
前記ローカルIPオフロードインジケータは、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求中で受信された前記ゲートウェイのIPアドレスを備える、
[C9]に記載の装置。
[C11]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記デバイスのサブスクリプションデータ中で受信された1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると決定する、
[C9]に記載の装置。
[C12]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求は、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
[C11]に記載の装置。
[C13]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信することと、
前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかを決定することと
をさらに行うように構成され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかにさらに少なくとも部分的に基づいて前記ゲートウェイを選択する、
[C9]に記載の装置。
[C14]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
[C13]に記載の装置。
[C15]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定し、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
[C14]に記載の装置。
[C16]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求することと、
前記ゲートウェイにおいて確立された前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けることと、
前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスに通信することと
を行うようにさらに構成された、[C9]に記載の装置。
[C17]
ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うための装置であって、
アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信するための手段と、
前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定し、ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けるための手段と、
前記ローカルIPオフロードに対応する前記パケットデータコンテキストと前記ローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択するための手段と
を備える、装置。
[C18]
前記ローカルIPオフロードインジケータが、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求中で受信された前記ゲートウェイのIPアドレスを備える、
[C17]に記載の装置。
[C19]
前記デバイスのサブスクリプション情報を要求するための手段をさらに備え、前記決定するための手段は、前記デバイスの前記サブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると決定する、
[C17]に記載の装置。
[C20]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求が、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
[C19]に記載の装置。
[C21]
前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信するための手段をさらに備え、前記決定するための手段は、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかをさらに決定し、前記選択するための手段は、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかにさらに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
[C17]に記載の装置。
[C22]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
[C21]に記載の装置。
[C23]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記決定するための手段は、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定し、前記選択するための手段は、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
[C22]に記載の装置。
[C24]
前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求し、前記ゲートウェイにおいて確立される前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けるための手段をさらに備え、前記受信するための手段が、前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスにさらに通信する、
[C17]に記載の装置。
[C25]
ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うためのコンピュータプログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに、アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を取得させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けさせるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ローカルIPオフロードに対応する前記パケットデータコンテキストと前記ローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択させるためのコードと
を備える、コンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C26]
前記ローカルIPオフロードインジケータは、前記アクセスポイントから前記フォワーディングされた要求中で前記受信されたゲートウェイのIPアドレスを備える、
[C25]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C27]
前記少なくとも1つのコンピュータに決定させるための前記コードは、前記デバイスのサブスクリプションデータ中で受信された1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると決定する、
[C25]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C28]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションが、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求が、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
[C27]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C29]
前記コンピュータ可読媒体は、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかを決定させるためのコードと
をさらに備え、前記少なくとも1つのコンピュータに、選択させるための前記コードは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかにさらに少なくとも部分的に基づいて前記ゲートウェイを選択する、
[C25]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C30]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
[C29]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C31]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記少なくとも1つのコンピュータに決定させるための前記コードは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定し、前記少なくとも1つのコンピュータに選択させるための前記コードは、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
[C30]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C32]
前記コンピュータ可読媒体は、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ゲートウェイにおいて確立された前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けさせるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスに通信させるためのコードと
をさらに備える、[C25]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C33]
ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うための装置であって、
アクセスポイントにおいてデバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信するためのコンテキスト確立構成要素と、
前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定し、ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けるためのローカルIPオフロードサポート決定構成要素と、
前記ローカルIPオフロードに対応する前記パケットデータコンテキストと前記ローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択するためのゲートウェイ選択構成要素と
を備える、装置。
[C34]
前記ローカルIPオフロードインジケータが、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求中で受信された前記ゲートウェイのIPアドレスを備える、
[C33]に記載の装置。
[C35]
前記デバイスのサブスクリプションデータを要求するためのサブスクリプション要求構成要素をさらに備え、前記ローカルIPオフロードサポート決定構成要素は、前記デバイスの前記サブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると決定する、
[C33]に記載の装置。
[C36]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションが、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求が、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
[C35]に記載の装置。
[C37]
前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信するためのサブスクリプション要求構成要素をさらに備え、前記ローカルIPオフロードサポート決定構成要素は、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかをさらに決定し、前記ゲートウェイ選択構成要素は、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかにさらに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
[C33]に記載の装置。
[C38]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションが、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
[C37]に記載の装置。
[C39]
前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記IPオフロードサポート決定構成要素は、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定し、前記ゲートウェイ選択構成要素は、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
[C38]に記載の装置。
[C40]
前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求し、前記ゲートウェイにおいて確立される前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けるためのベアラ確立構成要素をさらに備え、前記コンテキスト確立構成要素が、前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスにさらに通信する、
[C33]に記載の装置。
[C41]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための方法であって、
第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信することと、
前記デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを有すると決定することと、
前記第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化することと
を備える、方法。
[C42]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータが、ゲートウェイによって定義されたローカルIPオフロードサポートの範囲を備える、
[C41]に記載の方法。
[C43]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記パケットデータコンテキストの要求中で受信されたゲートウェイのIPアドレスを備え、前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化することは、前記ゲートウェイの前記IPアドレスが、前記登録要求中で指定された異なるゲートウェイの異なるIPアドレスに一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づく、
[C41]に記載の方法。
[C44]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2のセル識別子を備え、前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化することは、前記第2のセル識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のセル識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づく、
[C41]に記載の方法。
[C45]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2の限定加入者グループ(CSG)識別子を備え、前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化することは、前記第2のCSG識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のCSG識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づく、
[C41]に記載の方法。
[C46]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための装置であって、
第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信することと、
前記デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを使用すると決定することと、
前記第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える、装置。
[C47]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、ゲートウェイによって定義されたローカルIPオフロードサポートの範囲を備える、
[C46]に記載の装置。
[C48]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記パケットデータコンテキストの要求中で受信されたゲートウェイのIPアドレスを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ゲートウェイの前記IPアドレスが、前記登録要求中で指定された異なるゲートウェイの異なるIPアドレスに一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C46]に記載の装置。
[C49]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2のセル識別子を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2のセル識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のセル識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C46]に記載の装置。
[C50]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2の限定加入者グループ(CSG)識別子を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2のCSG識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のCSG識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C46]に記載の装置。
[C51]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための装置であって、
第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信するための手段と、
前記デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを有すると決定するための手段と、
前記第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化するための手段と
を備える、装置。
[C52]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータが、ゲートウェイによって定義されたローカルIPオフロードサポートの範囲を備える、
[C51]に記載の装置。
[C53]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータが、前記パケットデータコンテキストの要求中で受信されたゲートウェイのIPアドレスを備え、前記非アクティブ化するための手段は、前記ゲートウェイの前記IPアドレスが、前記登録要求中で指定された異なるゲートウェイの異なるIPアドレスに一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C51]に記載の装置。
[C54]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2のセル識別子を備え、前記非アクティブ化するための手段は、前記第2のセル識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のセル識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C51]に記載の装置。
[C55]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2の限定加入者グループ(CSG)識別子を備え、前記非アクティブ化するための手段は、前記第2のCSG識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のCSG識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C51]に記載の装置。
[C56]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するためのコンピュータプログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに、第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを使用すると決定させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化させるためのコードと
を備える、コンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C57]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、ゲートウェイによって定義されたローカルIPオフロードサポートの範囲を備える、
[C56]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C58]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記パケットデータコンテキストの要求中で受信されたゲートウェイのIPアドレスを備え、前記少なくとも1つのコンピュータに、非アクティブ化させるための前記コードは、前記ゲートウェイの前記IPアドレスが、前記登録要求中で指定された異なるゲートウェイの異なるIPアドレスに一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C56]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C59]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2のセル識別子を備え、前記少なくとも1つのコンピュータに、非アクティブ化させるための前記コードは、前記第2のセル識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のセル識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C56]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C60]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2の限定加入者グループ(CSG)識別子を備え、前記少なくとも1つのコンピュータに、非アクティブ化させるための前記コードは、前記第2のCSG識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のCSG識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C56]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C61]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードのパケットデータコンテキストを非アクティブ化するための装置であって、
第1のアクセスポイントにおいてデバイスからの登録要求を受信するためのコンテキスト確立構成要素と、
前記デバイスが、ローカルIPオフロードを使用して通信するための、第2のアクセスポイントとのパケットデータコンテキストを有すると決定するためのローカルIPオフロードステータス決定構成要素と、
前記第2のアクセスポイントの1つまたは複数のパラメータに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化するためのコンテキスト非アクティブ化構成要素と
を備える、装置。
[C62]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータが、ゲートウェイによって定義されたローカルIPオフロードサポートの範囲を備える、
[C61]に記載の装置。
[C63]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータが、前記パケットデータコンテキストの要求中で受信されたゲートウェイのIPアドレスを備え、前記コンテキスト非アクティブ化構成要素は、前記ゲートウェイの前記IPアドレスが、前記登録要求中で指定された異なるゲートウェイの異なるIPアドレスに一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C61]に記載の装置。
[C64]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2のセル識別子を備え、前記コンテキスト非アクティブ化構成要素は、前記第2のセル識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のセル識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C61]に記載の装置。
[C65]
前記第2のアクセスポイントの前記1つまたは複数のパラメータは、前記第2のアクセスポイントに関係する第2の限定加入者グループ(CSG)識別子を備え、前記コンテキスト非アクティブ化構成要素は、前記第2のCSG識別子が前記第1のアクセスポイントに関係する第1のCSG識別子に一致しないと決定することに少なくとも部分的に基づいて前記パケットデータコンテキストを非アクティブ化する、
[C61]に記載の装置。
[C66]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードがサポートされるかどうか示すための方法であって、
アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信することと、
前記1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えることと
を備える、方法。
[C67]
前記インジケータを前記与えることは、デバイスからモビリティマネージャに送られた1つまたは複数のメッセージ中でゲートウェイのIPアドレスを与えることを備える、
[C66]に記載の方法。
[C68]
前記1つまたは複数のメッセージが、前記ローカルIPオフロードに関係するパケットデータコンテキストの要求を含む、
[C67]に記載の方法。
[C69]
前記1つまたは複数のメッセージは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて接続を確立するための登録要求またはサービス要求を含む、
[C67]に記載の方法。
[C70]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードがサポートされるかどうかを示すための装置であって、
アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信することと、
前記1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えることと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える、装置。
[C71]
前記少なくとも1つのプロセッサは、デバイスからモビリティマネージャに送られた1つまたは複数のメッセージ中でゲートウェイのIPアドレスを与えることに少なくとも部分的によって前記インジケータを与える、
[C70]に記載の装置。
[C72]
前記1つまたは複数のメッセージは、前記ローカルIPオフロードに関係するパケットデータコンテキストの要求を含む、
[C71]に記載の装置。
[C73]
前記1つまたは複数のメッセージは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて接続を確立するための登録要求またはサービス要求を含む、
[C71]に記載の装置。
[C74]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードがサポートされるかどうかを示すための装置であって、
アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信するための手段と、
前記1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えるための手段と
を備える、装置。
[C75]
前記与えるための手段は、デバイスからモビリティマネージャに送られた1つまたは複数のメッセージ中でゲートウェイのIPアドレスとして前記インジケータを与える、
[C74]に記載の装置。
[C76]
前記1つまたは複数のメッセージは、前記ローカルIPオフロードに関係するパケットデータコンテキストの要求を含む、
[C75]に記載の装置。
[C77]
前記1つまたは複数のメッセージは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて接続を確立するための登録要求またはサービス要求を含む、
[C75]に記載の装置。
[C78]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードがサポートされるかどうかを示すためのコンピュータプログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに、アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信させるためのコードと、
る前記少なくとも1つのコンピュータに、前記1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えさせるためのコードと
を備える、コンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C79]
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記与えさせるためのコードが、デバイスからモビリティマネージャに送られた1つまたは複数のメッセージ中でゲートウェイのIPアドレスとして前記インジケータを与える、
[C78]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C80]
前記1つまたは複数のメッセージが、前記ローカルIPオフロードに関係するパケットデータコンテキストの要求を含む、
[C79]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C81]
前記1つまたは複数のメッセージは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて接続を確立するための登録要求またはサービス要求を含む、
[C79]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C82]
ローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードがサポートされるかどうかを示すための装置であって、
アクセスポイントについてローカルIPオフロードが有効化されているか無効化されているかを指定する1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータを受信するためのパラメータ受信構成要と、
前記1つまたは複数のローカルIPオフロードパラメータに少なくとも部分的に基づいて、ローカルIPオフロードサポートのインジケータを与えるためのローカルIPオフロード指示構成要素と
を備える、装置。
[C83]
前記ローカルIPオフロード指示構成要素は、デバイスからモビリティマネージャに送られた1つまたは複数のメッセージ中でゲートウェイのIPアドレスとして前記インジケータを与える、
[C82]に記載の装置。
[C84]
前記1つまたは複数のメッセージは、前記ローカルIPオフロードに関係するパケットデータコンテキストの要求を含む、
[C83]に記載の装置。
[C85]
前記1つまたは複数のメッセージは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて接続を確立するための登録要求またはサービス要求を含む、
[C83]に記載の装置。

Claims (40)

  1. ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うための方法であって、
    モビリティマネージャにおいて、デバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信すること、ここにおいて、前記要求は、ローカルIPオフロードインジケータを含む、と、
    前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定することと、
    前記ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを決定することと、
    前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると前記決定することと前記ローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択することと
    を備える、方法。
  2. 前記要求を前記受信することは、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求を受信することを備え、前記ローカルIPオフロードインジケータは、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求中で受信された、前記ゲートウェイのIPアドレスを備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると前記決定することは、前記デバイスのサブスクリプションデータ中で受信された1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータに少なくとも部分的に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータは、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求は、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信することと、
    前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかを決定することと
    をさらに備え、前記ゲートウェイを前記選択することは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかを前記決定することにさらに少なくとも部分的に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータが、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数のパーミッションまたはインジケータは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかを前記決定することは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定することを備え、前記ゲートウェイを前記選択することは、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づく、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求することと、
    前記ゲートウェイにおいて確立された前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けることと、
    前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスに通信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うための装置であって、
    モビリティマネージャにおいて、デバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を取得すること、ここにおいて、前記要求は、ローカルIPオフロードインジケータを含む、と、
    前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定することと、
    前記ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを決定することと、
    前記ローカルIPオフロードに対応する前記パケットデータコンテキストと前記ローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
  10. 前記ローカルIPオフロードインジケータは、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求中で受信された前記ゲートウェイのIPアドレスを備える、
    請求項9に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記デバイスのサブスクリプションデータ中で受信された1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると決定する、
    請求項9に記載の装置。
  12. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求は、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項11に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信することと、
    前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかを決定することと
    をさらに行うように構成され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかにさらに少なくとも部分的に基づいて前記ゲートウェイを選択する、
    請求項9に記載の装置。
  14. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
    請求項13に記載の装置。
  15. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定し、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
    請求項14に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求することと、
    前記ゲートウェイにおいて確立された前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けることと、
    前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスに通信することと
    を行うようにさらに構成された、請求項9に記載の装置。
  17. ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うための装置であって、
    モビリティマネージャにおいて、デバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信するための手段、ここにおいて、前記要求は、ローカルIPオフロードインジケータを含む、と、
    前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定するための手段と、
    前記ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けるための手段と、
    前記ローカルIPオフロードに対応する前記パケットデータコンテキストと前記ローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択するための手段と
    を備える、装置。
  18. 前記ローカルIPオフロードインジケータが、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求中で受信された前記ゲートウェイのIPアドレスを備える、
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記デバイスのサブスクリプション情報を要求するための手段をさらに備え、前記決定するための手段は、前記デバイスのサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると決定する、
    請求項17に記載の装置。
  20. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求が、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項19に記載の装置。
  21. 前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信するための手段をさらに備え、前記決定するための手段は、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかをさらに決定し、前記選択するための手段は、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかにさらに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
    請求項17に記載の装置。
  22. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
    請求項21に記載の装置。
  23. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記決定するための手段は、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定し、前記選択するための手段は、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
    請求項22に記載の装置。
  24. 前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求し、前記ゲートウェイにおいて確立される前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けるための手段をさらに備え、前記受信するための手段が、前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスにさらに通信する、
    請求項17に記載の装置。
  25. ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うためのコンピュータプログラムであって、
    少なくとも1つのコンピュータに、モビリティマネージャにおいて、デバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を取得させるためのコード、ここにおいて、前記要求は、ローカルIPオフロードインジケータを含む、と、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ローカルIPオフロードに対応する前記パケットデータコンテキストと前記ローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択させるためのコードと
    を備える、コンピュータプログラム。
  26. 前記ローカルIPオフロードインジケータは、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求中で受信された、前記ゲートウェイのIPアドレスを備える、
    請求項25に記載のコンピュータプログラム。
  27. 前記少なくとも1つのコンピュータに決定させるための前記コードは、前記デバイスのサブスクリプションデータ中で受信された1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると決定する、
    請求項25に記載のコンピュータプログラム。
  28. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションが、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求が、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項27に記載のコンピュータプログラム。
  29. 前記少なくとも1つのコンピュータに、前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかを決定させるためのコードと
    をさらに備え、前記少なくとも1つのコンピュータに、選択させるための前記コードは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかにさらに少なくとも部分的に基づいて前記ゲートウェイを選択する、
    請求項25に記載のコンピュータプログラム。
  30. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
    請求項29に記載のコンピュータプログラム。
  31. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記少なくとも1つのコンピュータに決定させるための前記コードは、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定し、前記少なくとも1つのコンピュータに選択させるための前記コードは、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
    請求項30に記載のコンピュータプログラム。
  32. 前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ゲートウェイにおいて確立された前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスに通信させるためのコードと
    をさらに備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
  33. ワイヤレス通信においてローカルインターネットプロトコル(IP)オフロードを行うための装置であって、
    モビリティマネージャにおいて、デバイスのパケットデータコンテキストを確立したいという要求を受信するためのコンテキスト確立構成要素、ここにおいて、前記要求は、ローカルIPオフロードインジケータを含む、と、
    前記パケットデータコンテキストがローカルIPオフロードに対応すると決定し、前記ローカルIPオフロードインジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントが前記ローカルIPオフロードをサポートするかどうかを見分けるためのローカルIPオフロードサポート決定構成要素と、
    前記ローカルIPオフロードに対応する前記パケットデータコンテキストと前記ローカルIPオフロードインジケータとに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストを確立するためのゲートウェイを選択するためのゲートウェイ選択構成要素と
    を備える、装置。
  34. 前記ローカルIPオフロードインジケータが、前記アクセスポイントからフォワーディングされた前記要求中で受信された前記ゲートウェイのIPアドレスを備える、
    請求項33に記載の装置。
  35. 前記デバイスのサブスクリプションデータを要求するためのサブスクリプション要求構成要素をさらに備え、前記ローカルIPオフロードサポート決定構成要素は、前記デバイスの前記サブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記パケットデータコンテキストが前記ローカルIPオフロードに対応すると決定する、
    請求項33に記載の装置。
  36. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションが、1つまたは複数のアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定し、前記要求が、前記1つまたは複数のAPNのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項35に記載の装置。
  37. 前記デバイスの限定加入者グループ(CSG)サブスクリプションデータを受信するためのサブスクリプション要求構成要素をさらに備え、前記ローカルIPオフロードサポート決定構成要素は、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかをさらに決定し、前記ゲートウェイ選択構成要素は、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを使用することを可能にされるかどうかにさらに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
    請求項33に記載の装置。
  38. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションが、前記CSGサブスクリプションデータ中の1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションに少なくとも部分的に基づいて、前記要求中で指定されたアクセスポイント名(APN)について前記ローカルIPオフロードが可能にされるかどうかを指定する、
    請求項37に記載の装置。
  39. 前記1つまたは複数のインジケータまたはパーミッションは、前記ローカルIPオフロードが前記APNについて条件付きであることを指定し、前記ローカルIPオフロードサポート決定構成要素は、前記デバイスが前記アクセスポイントにおいて前記ローカルIPオフロードを利用することを可能にされないと決定し、前記ゲートウェイ選択構成要素は、前記ゲートウェイのドメインネームサービスルックアップを実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイを選択する、
    請求項38に記載の装置。
  40. 前記ローカルIPオフロードを使用して通信するための、前記アクセスポイントにおける無線ベアラの確立を要求し、前記ゲートウェイにおいて確立される前記パケットデータコンテキストを前記無線ベアラに関連付けるためのベアラ確立構成要素をさらに備え、前記コンテキスト確立構成要素が、前記パケットデータコンテキストに関する1つまたは複数のパラメータを前記デバイスにさらに通信する、
    請求項33に記載の装置。
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