JP5872429B2 - 制御システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ネットワークを介して構成される制御システムに関する。
遠隔から、現場機器を制御するためのクラウド技術に注目が集まっている。クラウド技術を用いた制御システムは、制御プログラムを物理的に離れた複数のサーバに保持でき、サイト側災害時に制御プログラムが失われることがないため、災害からの復旧の際、制御プログラムの再構築および制御サーバの交換にかかる時間を減らすことができる。
特開2011−59884号公報 特開2011−233086号公報
遠隔の1つの演算装置での演算結果に基づいて現場機器を制御する際、この演算結果の信頼性が低い場合には、現場機器の制御精度が悪くなってしまう。
演算結果の信頼性を向上させるためには、複数の演算装置での演算結果を用いることで、例えば多数決的に演算結果を評価したり、それぞれの演算装置の稼働率などに従って障害安全係数を判定したりすることが挙げられる。
しかし、現状では、前述した評価の方法や障害安全係数の指定方法が明確でなく、演算結果の信頼性の向上についても明確ではない。
本発明が解決しようとする課題は、演算装置による演算結果の信頼性を向上させることが可能になる制御システムを提供することにある。
実施形態によれば、制御システムは、ネットワークに接続されて、データを入力して、前記データに基づいた演算結果を外部機器へ出力する入出力装置と、前記ネットワークに接続されて、前記入出力装置から入力されたデータおよび前記データに関わる演算条件を分配する分配装置と、前記ネットワークに接続されて、前記分配装置により分配された前記データと前記演算条件に基づいて演算を行う複数の演算装置とをもつ。制御システムは、前記ネットワークに接続されて、前記複数の演算装置からの演算結果を、前記複数の演算装置のそれぞれに定められた重みに基づいた重み付け和を求めるとで集約する集約装置をもち、前記定められた重みは、前記演算装置による演算所要時間の関数である
また、実施形態によれば、制御システムは、ネットワークに接続されて、データを入力して、前記データに基づいた演算結果を外部機器へ出力する入出力装置と、前記ネットワークに接続されて、前記入出力装置から入力されたデータおよび前記データに関わる演算条件を分配する分配装置と、前記ネットワークに接続されて、前記分配装置により分配された前記データと前記演算条件に基づいて演算を行う複数の演算装置とをもつ。制御システムは、前記ネットワークに接続されて、前記複数の演算装置からの演算結果を、前記複数の演算装置のそれぞれに定められた重みに基づいた重み付け和を求めることで集約する集約装置をもち、前記定められた重みは、前記演算装置による演算所要時間に基づいて更新される。
第1の実施形態における制御システムの構成例を示す図。 第1の実施形態における制御システムの入出力装置の機能構成を示すブロック図。 第1の実施形態における制御システムの分配装置の機能構成を示すブロック図。 第1の実施形態における制御システムの演算装置の機能構成を示すブロック図。 第1の実施形態における制御システムの集約装置の機能構成を示すブロック図。 第1の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図。 第1の実施形態における制御システムによるデータ構造の一例を示す図。 入出力装置と一体である集約装置の機能構成を示すブロック図。 分配装置と一体である集約装置の機能構成を示すブロック図。 第2の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図。 第3の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図。 第4の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図。 第5の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図。 第5の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態における制御システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、第1の実施形態における制御システムは、入出力装置1、分配装置2、複数の演算装置3、および集約装置4がネットワーク5を介して接続されてなる。複数の演算装置3のそれぞれは、物理的に離れたサーバで構築される。
図2は、第1の実施形態における制御システムの入出力装置の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、入出力装置1は、入力部11、伝送部12、出力部13を有する。入力部11は、外部のセンサ20からのデータを入力する。伝送部12は、入力部11により入力したデータを分配装置2に伝送する。また、伝送部12は、集約装置4からの後述する集約結果を出力部13に伝送する。出力部13は、この集約結果を外部のアクチュエータ30により出力する。
図3は、第1の実施形態における制御システムの分配装置の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、分配装置2は、伝送部21、分配部22、伝送部23を有する。伝送部21は、入出力装置1から伝送されたデータを受信する。分配部22は、伝送部21により受けたデータに対する、演算装置3による演算条件を、伝送部23を介して複数の演算装置3に分配する。
図4は、第1の実施形態における制御システムの演算装置の機能構成を示すブロック図である。
図4に示すように、複数の演算装置3のそれぞれは、伝送部31、演算部32、演算結果保持部33、伝送部34を有する。伝送部31は、分配装置2からの伝送されたデータをネットワーク5を介して受信する。演算部32は、伝送部31により受けたデータと演算条件とに基づいて、このデータに対する演算のための制御プログラムを内部記憶から読み出して演算を実行し、この演算の結果を演算結果保持部33に保持した上で、この演算結果を伝送部34、ネットワーク5を介して集約装置4に伝送する。
図5は、第1の実施形態における制御システムの集約装置の機能構成を示すブロック図である。
図5に示すように、集約装置4は、伝送部41、集約部42、伝送部43を有する。伝送部41は、複数の演算装置3のそれぞれからの伝送されたデータをネットワーク5を介して受信する。集約部42は、伝送部41により受けた、複数の演算装置3からのそれぞれによる演算の結果を集約して、この集約の結果を伝送部43、ネットワーク5を介して入出力装置1に出力する。
図6は、第1の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図である。
図6に示すように、第1の実施形態における集約装置4の集約部42は、演算結果取得部42a、集約処理部42b、重み情報記憶部42c、集約結果出力部42dを有する。
演算結果取得部42aは、複数の演算装置3のそれぞれからの演算結果を伝送部41を介して取得する。
集約処理部42bは、この取得された演算結果を、重み情報記憶部42cに記憶される、複数の演算装置3のそれぞれについて定められた重みをもとにした重み付け和を求めることで、演算結果を集約する。集約結果出力部42dは、演算結果の集約結果を伝送部43を介して入出力装置1へ出力する。
次に、図1に示した構成の制御システムの作用について説明する。
入出力装置1の入力部11は、センサ20からの制御入力データを入力する。
入出力装置1の伝送部12は、入力した制御入力データである入出力データと、自装置の情報である入出力装置情報とをあわせた状態データを、出力部13を介して分配装置2へ伝送する。
分配装置2の分配部22は、制御プログラムを一括実行するか分割実行するかを判定する。分配部22は、制御プログラムを一括実行すると判定した場合は、伝送部23を介して状態データ、および、自装置の情報である分配装置情報を複数の演算装置3のそれぞれに伝送するとともに、所定の制御条件を、伝送部23を介して複数の演算装置3のそれぞれにそのまま伝送する。
また、分配部22は、制御プログラムを分割実行すると判定した場合は、入出力装置1からの状態データおよび分配装置情報を、伝送部23を介して複数の演算装置3のそれぞれに伝送するとともに、所定の制御条件を分配し、この分配した制御条件を、伝送部23を介して複数の演算装置3のそれぞれに伝送する。
分配装置2の分配部22は、制御条件の伝送が終了する毎に、入出力装置1からの状態データおよび演算条件を、伝送部23を介して複数の演算装置3のそれぞれへ伝送する。演算条件は、制御プログラムに対するパラメータを含む。
複数の演算装置3のそれぞれの演算部32は、分配装置2からの演算条件を基に、内部記憶に記憶される各種制御プログラムから適した制御プログラムを選択し、この制御プログラムを用いて、分配装置2からの状態データに対する演算を行う。演算装置3の演算部32は、この演算が終了する毎に、演算結果を演算結果保持部33に保持した上で、この演算結果を、この演算結果の識別番号である演算番号、内蔵時計により計時した演算開始時刻、演算終了時刻とともに、伝送部34を介して集約装置4へ伝送する。また、演算部32は、状態データ、分配装置情報、演算条件、自装置の情報である演算装置情報を、伝送部34を介して集約装置4へ伝送する。
また、集約部42は、複数の演算装置3のそれぞれからの演算結果を伝送部41により受けると、演算結果の集約処理を行う。集約部42は、演算結果の集約処理が終了する毎に、集約結果を伝送部43を介して入出力装置1へ伝送する。また、集約部42は、状態データ、分配装置情報、演算条件、演算装置情報、演算番号演算開始時刻、演算終了時刻、演算結果、自装置の情報である集約装置情報を、伝送部43を介して入出力装置1へ伝送する。
入出力装置1の伝送部12が集約装置4からの集約結果を受けると、出力部13は、この集約結果を基にアクチュエータ30へ制御出力データを出力する。
ここで、本実施形態における、従来技術に比した顕著な特徴である、集約装置4の集約部42における演算結果の集約について説明する。
本実施形態において、集約装置4の集約部42の集約処理部42bは、複数の演算装置3のそれぞれからの演算結果を、以下の式(1)に従って重み付け和を求めることで集約する。
y=Σ(wi×xi)÷Σ(wi) …式(1)
ここで、yは演算結果の集約結果を示し、wiはi(i=1,2,…N)演算装置のそれぞれについて定められた重みを示し、xiはi演算装置の演算結果を示す。
複数の演算装置3のそれぞれの重みの値は、集約部42の重み情報記憶部42cに記憶される。この重みは、演算装置3による演算結果の信頼性が高いほど大きい。なお、演算装置3の重みが所定の値よりも小さい際には、この重みの値を、この演算装置3の演算結果の集約結果に反映しないような重みに設定しても良い。
このように、複数の演算装置3のそれぞれについて設定された、適切な重みでの重み付け和を求めることにより求めた集約結果は、複数の演算装置3のそれぞれの演算結果を単に平均して求めた集約結果と比較して信頼性が高い。
以上のように、この第1の実施形態によれば、制御システムの演算結果を複数の演算装置3からの演算結果の重み付け和を求めることで集約するので、演算結果の信頼性を向上させることができる。
図7は、第1の実施形態における制御システムによるデータ構造の一例を示す図である。
図7(a)は、入出力装置1から分配装置2へ伝送されるデータ構造であり、入出力装置情報と入出力データでなる状態データである。入出力装置情報は、ネットワークでのアドレス情報を含む。入出力データは、センサ20からの制御入力データを含む。
図7(b)は、分配装置2から複数の演算装置3のそれぞれへ制御条件とは別に伝送されるデータ構造であり、状態データ、分配装置情報、演算条件でなる。
図7(c)は、複数の演算装置3のそれぞれから集約装置4へ伝送されるデータ構造であり、状態データ、分配装置情報、演算条件、演算装置情報、演算番号、演算開始時刻、演算終了時刻、演算結果でなる。演算条件は、制御プログラムに対するパラメータを含む。演算装置情報は、演算装置3の稼働情報や、演算装置3の信頼性性能情報を含む。
図7(d)は、集約装置4から入出力装置1へ伝送されるデータ構造であり、状態データ、分配装置情報、演算条件、演算装置情報、演算番号、演算開始時刻、演算終了時刻、演算結果、集約装置情報、集約結果でなる。演算開始時刻と演算終了時刻は、後述する演算所要時間を計算するために使用する。
図8は、入出力装置と一体である集約装置の機能構成を示すブロック図である。
前述した集約装置4は、図8に示すように入出力装置1と一体型とした装置であってもよい。
この一体型とした入出力・集約装置1aは、入出力装置1が有していた入力部11、伝送部12、出力部13を有し、さらに、伝送部12と出力部13の間には、集約装置4が有していた集約部42が設けられる。
入出力・集約装置1aの伝送部12は、複数の演算装置3からの出力結果である演算結果などを受ける。集約部42は、この演算結果の集約を行う。出力部13は、この集約結果を基にアクチュエータ30へ制御出力データを出力する。
図9は、分配装置と一体である集約装置の機能構成を示すブロック図である。
また、前述した集約装置4は、図9に示すように分配装置2と一体型とした装置であってもよい。
この一体型とした分配・集約装置2aは、分配装置2が有していた伝送部21、分配部22、伝送部23を有する。分配・集約装置2aは、さらに、集約装置4が有していた伝送部41、集約部42、伝送部43を有する。
また、分配・集約装置2aの伝送部23と伝送部41とを一体化してもよいし、伝送部21と伝送部43とを一体化してもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態における制御システムの構成のうちすでに説明したものと同一部分の説明は省略する。
一般的に、演算装置3の導入から現在までの時間である稼働時間が長いと、この演算装置3による演算結果の信頼性は低くなる。
そこで、この第2の実施形態では、集約装置4の集約部42の重み情報記憶部42cに記憶される、複数の演算装置3のそれぞれの重みを、以下の式(2)に示すような、演算装置3の稼動情報の関数とする。
wi=wi0×exp(−truni÷trun0) …式(2)
ここで、truniはi演算装置3の稼働時間を示し、wi0は演算装置3の稼働時間が0の時の、この演算装置3の重みを示す、trun0は時定数に相当する係数を示す。
図10は、第2の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図である。
図10に示すように、第2の実施形態における集約装置4の集約部42は、演算結果取得部42a、集約処理部42b、重み情報記憶部42c、集約結果出力部42d、稼働情報取得部42e、重み情報演算部42fを有する。
稼働情報取得部42eは、演算装置3から伝送部41が受けた演算装置情報から、演算装置3の稼働時間を取得する。
重み情報演算部42fは、前述した、複数の演算装置3それぞれの稼働時間が0の時の、各演算装置3の重みの情報を記憶する。
重み情報演算部42fは、稼働情報取得部42eにより取得した稼働情報で示される、演算装置3の稼働時間に基づいて、前述した式(2)に従って、演算装置3の重みを演算する。
集約処理部42bは、重み情報演算部42fによる演算結果を前述した式(1)における重みwiとして、この式(1)に従って、複数の演算装置3のそれぞれからの演算結果の重み付け和を求めることで、演算結果の集約を行う。
以上のように、この第2の実施形態によれば、集約装置4で扱う演算装置3の重みを、この演算装置3の稼働情報の関数としたので、演算結果の信頼性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態では、集約装置4の集約部42の重み情報記憶部42cに記憶される、複数の演算装置3のそれぞれの重みは、演算装置3の信頼性性能情報の関数とする。
この実施形態では、演算装置3の信頼性性能情報の関数を、演算装置3内のCPUのコア数、演算装置3内のメモリのECC(Error Checking and Correction)、演算装置3内のHDD(ハードディスクドライブ)のRAID(Redundant Array of Independent Disks)等の関数とする。
一般的に、演算装置3内にCPUが複数のコアであると、CPUが内部で冗長処理を行っているため、コア数が1つであるのと比較して演算結果の信頼性が高い。
図11は、第3の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図である。
図11に示すように、第3の実施形態における集約装置4の集約部42は、演算結果取得部42a、集約処理部42b、重み情報記憶部42c、集約結果出力部42d、重み情報演算部42f、性能情報取得部42gを有する。
性能情報取得部42gは、演算装置3から伝送部41が受けた演算装置情報から、演算装置3の信頼性性能情報を取得する。
重み情報演算部42fは、性能情報取得部42gにより取得した信頼性性能情報に基づいて、以下の式(3)に従って、演算装置3の重みを演算して、この演算した重みの情報を重み情報記憶部42cに記憶する。
wi=wcpu×cpui+wmem×memi+whdd×hddi …式(3)
ここで、wcpuはcpuのコア数に対する重みを示し、cpuiはi(=1,2,…,N)演算装置のCPUのコア数を示し、wmemは演算装置のメモリのECCに対する重みを示し、memiはi演算装置のメモリのECCを示し、whddは演算装置のHDDのRAIDに対する重みを示し、hddiはi演算装置のHDDのRAIDを示す。
集約処理部42bは、重み情報演算部42fによる演算結果である、重み情報記憶部42cに記憶された重みを、前述した式(1)における重みwiとして、この式(1)にって、複数の演算装置3のそれぞれからの演算結果の重み付け和を求めることで演算結果の集約を行う。
以上のように、この第3の実施形態によれば、集約装置4で扱う、演算装置3の重みを、演算装置3の信頼性性能情報の関数としたので、演算結果の信頼性を向上させることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。この第4の実施形態では、演算装置3の重みは、この演算装置3による演算所要時間の関数(または減少関数)とする。
図12は、第4の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図である。
図12に示すように、第4の実施形態における集約装置4の集約部42は、演算結果取得部42a、集約処理部42b、重み情報記憶部42c、集約結果出力部42d、重み情報演算部42f、演算所要時間取得部42hを有する。
演算所要時間取得部42hは、演算装置3から伝送部41が受けた演算開始時刻および演算終了時刻から、演算装置3による演算所要時間を取得する。
重み情報演算部42fは、演算所要時間取得部42hにより取得した演算所要時間に基づいて、以下の式(4)に従って、演算装置3の重みを演算して、この演算した重みの情報を重み情報記憶部42cに記憶する。
wi=wi0×exp(−(tcali−testi)÷tcal0) …式(4)
ここで、tcaliはi(=1,2,…,N)演算装置3による演算所要時間を示し、testiはi演算装置による演算予想時間を示す。この演算予想時間は、集約部42の内部記憶に記憶されている。
集約処理部42bは、重み情報演算部42fによる演算結果である、重み情報記憶部42cに記憶された重みを、前述した式(1)における重みwiとして、この式(1)に従って、複数の演算装置3のそれぞれからの演算結果の重み付け和を求めることで、演算結果の集約を行う。
以上のように、この第4の実施形態によれば、集約装置4で扱う、演算装置3の重みを、この演算装置3による演算所要時間の関数としたので、演算結果の信頼性を向上させることができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。この第5の実施形態では、演算装置3の重みは、この演算装置3からの演算所要時間により更新される。
図13は、第5の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図である。
図13に示すように、第5の実施形態における集約装置4の集約部42は、演算結果取得部42a、集約処理部42b、重み情報記憶部42c、集約結果出力部42d、重み情報演算部42f、演算所要時間取得部42h、判別部42iを有する。
判別部42iは、演算所要時間取得部42hにより取得した、演算装置3の演算所要時間が、この演算予想時間内か、演算予時間を超過したかを判別する。演算予時間は、判別部42iの内部記憶に記憶される。
演算装置3からの演算所要時間が演算予想時間を超過したと判別部42iにより判別した場合には、重み情報演算部42fは、この演算装置3の重みを、以下の式(5)に従って、最小値に近づくように更新して、この更新した重みの情報を重み情報記憶部42cに記憶する。
winew=wmin+(wiold−wmin)×βout …式(5)
ここで、wminは演算装置の重みの最小値を示し、βoutは演算装置の演算所要時間が演算予想時間超過の場合の重みの更新ゲイン(1未満の値)を示し、wioldは更新前の重みを示し、winewは更新後の重みを示す。
また、演算装置3からの演算所要時間が演算予想時間内であると判別部42iにより判別した場合には、重み情報演算部42fは、演算装置3の重みを、以下の式(6)に従って最大値に近づくように更新して、この更新した重みの情報を重み情報記憶部42cに記憶する。
winew=−(−wmax+(wmax−wiold)×βin) …式(6)
ここで、wmaxは演算装置の重みの最大値を示し、βinは演算装置の演算所要時間が演算予想時間内の場合の重みの更新ゲイン(1未満の値)を示す。
集約処理部42bは、更新されて重み情報記憶部42cに記憶された重みを、前述した式(1)における重みwiとして、この式(1)に従って、複数の演算装置3のそれぞれからの演算結果の重み付け和を求めることで演算結果の集約を行う。
以上のように、この第5の実施形態によれば、集約装置4で扱う、演算装置3の重みを、演算装置からの演算所要時間と演算予想時間との比較により更新するので、演算結果の信頼性を向上させることができる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態について説明する。この第6の実施形態では、集約装置4で扱う、演算装置3の重みを、複数の演算装置3のそれぞれによる演算結果の多数決により更新する。
図14は、第6の実施形態における制御システムの集約装置の集約部の機能構成を示すブロック図である。
図14に示すように、第6の実施形態における集約装置4の集約部42は、演算結果取得部42a、集約処理部42b、重み情報記憶部42c、集約結果出力部42d、重み情報演算部42f、演算所要時間取得部42h、判別部42jを有する。
判別部42jは、演算結果取得部42aにより取得した、複数の演算装置3それぞれの演算結果が異なり、かつ、この結果が異なる演算装置3が1つであるか否かを判別する。
演算結果取得部42aにより取得した、複数の演算装置3それぞれの演算結果が異なり、かつ、この結果が異なる演算装置3が1つであると判別部42jにより判別した場合には、重み情報演算部42fは、演算結果が他と異なる演算装置3の重みを、以下の式(7)に従って、最小値に近づくように更新して、この更新した重みの情報を重み情報記憶部42cに記憶する。
winew=wmin+(wiold−wmin)×βmin …(7)
このβminは、演算装置3の重みを最小値に近づけるための更新ゲイン(1未満の値)を示す。
そして、重み情報演算部42fは、その他の演算装置3の重みを、以下の式(8)に従って、最大値に近づくように更新して、この更新した重みの情報を重み情報記憶部42cに記憶する。
winew=−(−wmax+(wmax−wiold)×βmax) …(8)
このβmaxは、演算装置3の重みを最大値に近づけるための更新ゲイン(1未満の値)を示す。
集約処理部42bは、更新されて重み情報記憶部42cに記憶された重みを、前述した式(1)における重みwiとして、この式(1)に従って、複数の演算装置3のそれぞれからの演算結果の重み付け和を求めることで演算結果の集約を行う。
以上のように、この第6の実施形態によれば、集約装置4で扱う、演算装置3の重みを複数の演算装置3のそれぞれによる演算結果の多数決により更新するので、演算結果の信頼性を向上させることができる。
これらの各実施形態によれば、演算装置による演算結果の信頼性を向上させることが可能になる制御システムを提供することができる。
発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…入出力装置、2…分配装置、3…演算装置、4…集約装置、5…ネットワーク、11…入力部、12,21,23,31,34,41,43…伝送部、13…出力部、20…センサ、22…分配部、30…アクチュエータ、32…演算部、33…演算結果保持部、42…集約部、42a…演算結果取得部、42b…集約処理部、42c…重み情報記憶部、42d…集約結果出力部、42e…稼働情報取得部、42f…重み情報演算部、42g…性能情報取得部、42h…演算所要時間取得部、42i,42j…判別部。

Claims (5)

  1. ネットワークに接続されて、データを入力して、前記データに基づいた演算結果を外部機器へ出力する入出力装置と、
    前記ネットワークに接続されて、前記入出力装置から入力されたデータおよび前記データに関わる演算条件を分配する分配装置と、
    前記ネットワークに接続されて、前記分配装置により分配された前記データと前記演算条件に基づいて演算を行う複数の演算装置と、
    前記ネットワークに接続されて、前記複数の演算装置からの演算結果を、前記複数の演算装置のそれぞれに定められた重みに基づいた重み付け和を求めることで集約する集約装置とを備え、
    前記定められた重みは、前記演算装置による演算所要時間の関数であることを特徴とする制御システム。
  2. ネットワークに接続されて、データを入力して、前記データに基づいた演算結果を外部機器へ出力する入出力装置と、
    前記ネットワークに接続されて、前記入出力装置から入力されたデータおよび前記データに関わる演算条件を分配する分配装置と、
    前記ネットワークに接続されて、前記分配装置により分配された前記データと前記演算条件に基づいて演算を行う複数の演算装置と、
    前記ネットワークに接続されて、前記複数の演算装置からの演算結果を、前記複数の演算装置のそれぞれに定められた重みに基づいた重み付け和を求めることで集約する集約装置とを備え、
    前記定められた重みは、前記演算装置による演算所要時間に基づいて更新されることを特徴とする制御システム。
  3. 前記演算装置から前記集約装置へ伝送される情報は、前記演算装置による演算結果の識別番号、演算日時、演算装置情報を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の制御システム。
  4. 前記入出力装置と前記集約装置が一体型の装置であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の制御システム。
  5. 前記分配装置と前記集約装置が一体型の装置であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の制御システム。
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