JP5872145B2 - パドル電流測定値フィードバックのみを使用したジャイロなし遷移軌道太陽捕捉 - Google Patents
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Description
=座標フレームbにおいて分解されたベクトル
=座標フレームAから座標フレームBまでの方向余弦マトリックス
=座標フレームAに対する座標フレームBの角速度ベクトル
ECI又はeci=地球中心慣性座標フレーム
宇宙船の回転軸方位及び回転速度を制御するためのコントローラが開示のシステムに使用される。このコントローラは、1)コントローラゲインの符号を変えることによって宇宙船に主軸又は最小慣性主軸に沿って回転するように命令する、及び2)回転軸方位を慣性固定方向に一致させて、モーメンタムオフセットベクトルを使用して特定の回転速度で回転するように命令するために使用できる。コントローラは、慣性モーメント(MOI)推定量、及びパドル電流ベースの速度及び四元数推定量とともに、全ての他のセンサを要せず、パドル電流フィードバックのみを使用して太陽捕捉操作を行うために、宇宙船を駆動させるのに使用することができる。一又は複数の実施形態では、図1は宇宙船の太陽電池パドルが太陽電力を受けて宇宙船の電池用のパドル電流を発生させる様子を図示する。また、ある実施形態では、図2はパドル電流測定値フィードバックのみを使用した太陽捕捉を行うためのプロセスフロー図を示す。この図は、回転コントローラを制御するのに使用されているパドル電流及びMOI推定量を示す。
であり、リアクションホイールモーメンタムはbhwhl=bhctrlであり、kctrlはスカラーコントローラゲインであり、bIは宇宙船の慣性であり、
は宇宙船本体の固定フレームにおいて分解された、ECI座標フレームから宇宙船本体の固定座標フレームまでの角速度ベクトルであり、bhoffsetは宇宙船の回転軸を所望の方位及び大きさに合わせるよう命令するためのオフセットベクトルである。図3は、回転コントローラが、宇宙船の回転軸を目標の方向及び大きさに変更するのに使用するオフセットベクトルを示す。制御法則の方程式、方程式(1)は、bhoffset=0が成り立つ時、制御トルクが角速度ベクトルωがIωと一致している時のみゼロであること、つまりωは慣性マトリックスIの主軸のうちの一つと一致しなければならず、そうでない限りコントローラがモーメンタム及びトルク生成の命令の発信を停止しないことを示す。
として
である時に、下記の特性を有する。
1.
である時に、最大慣性主軸回転は安定平衡であり、最小慣性主軸回転及び中間慣性主軸回転は不安定平衡である。
2.
である時に、最小慣性主軸回転は安定平衡であり、最大慣性主軸回転及び中間慣性主軸回転は不安定平衡である。
制御法則、方程式(1)を方程式(2)によって表された剛体力学に適用すると、
が得られる。
又は方程式(3)の平衡である。平衡の安定性特性を証明するには、単純のために、I=diag([J1、J2、J3])と仮定する。ここでJ1、J2、J3はI1、I2、I3の置換である。第1主軸周囲の回転の安定性が調べられる。平衡ω=[ω1、0、0]Tに対するわずかな摂動として、角速度ベクトルは任意に小さい大きさのε、ω2、ω3に対して[ω1+ε、ω2、ω3]Tとなり、それと同時に
がゼロベクトルから、任意に小さい大きさ
の
に変わると考える。方程式(3)はここで
となり、
この方程式においては
である。
は、
又は
であり、
を意味する、つまりこれは最大慣性主軸回転が安定平衡であることを意味する。
は、
又は
であり、
を意味する、つまりこれは最大慣性主軸回転が不安定平衡であることを意味する。
ケース2: [ω1、0、0]は最小慣性主軸回転である、すなわちJ3>J2>J1 又はJ2>J3>J1である。
は、
又は
であり、
を意味する、つまりこれは最小慣性主軸回転が不安定平衡であることを意味する。
は、
又は
であり、
を意味する、つまりこれは最小慣性主軸回転が安定平衡であることを意味する。
ケース3:
[ω1、0、0]は中間慣性主軸回転である、すなわちJ3>J1>J2 又はJ2 >J1>J3である。
は中間慣性主軸において
であることを意味するため、
又は
のいずれかが
を与え、これは、λが少なくとも1つの正根を有し、したがって中間慣性主軸回転が不安定平衡であることを意味する。Q.E.D.
によって指し示された方向に向かせることができ、ここでhtotalは、宇宙船の総角運動量ベクトルである。宇宙船の角速度の大きさの最終値はhs/c,cmdによって指定可能である。
回転コントローラには、宇宙空間で変化しうる宇宙船の慣性の知識が要求される。回転コントローラ、及びパドルベースの速度及び四元数推定量に使用される慣性(MOI)推定量が開示されている。MOI推定量は、角運動量保存則
に基づいて導きだされ、
ここでIは慣性マトリックスであり、ωは角速度ベクトルであり、hwhlはリアクションホイールのモーメンタムであり、eciHはECIフレームで表された宇宙船の総角運動量である。
及び
を定義すると、方程式(6)は
と等しく、
は任意に選んだ数であり、上記方程式において、
である。
は任意に選んだ数であるが、
のkが解かれると、スケールされていないマトリックスIを回復することができることである。パラメータベクトル
のアップデートに、下記の再帰最小二乗解法が使用される。
ここで
及び
である。
の情報及び角速度ωの情報が要求される。一又は複数の実施形態では、図7は慣性(MOI)推定量を使用した推定慣性マトリックスの対角及び非対角要素のパーセントエラーを含む表を示す。図7にまとめられているように、真理DCM及び角速度が使用される時に、より高い正確度に到達可能である。さらに、リアクションホイールモーメンタムの変化により測定値が励起されるため、これによってもまたより良い正確度が得られる。記載した結果は、高忠実性非線形モデルシミュレーションを行うことによって得られた。シミュレーション結果の時間履歴は、図8A、8B、8C、及び8Dに図示されている。
宇宙船本体の角速度及び四元数を推定するための、提案された速度及び四元数推定量は、太陽電池パドル電流測定値のみを使用し、他の全てのセンサを必要としない。この太陽電池パドル電流ベースの速度及び四元数推定器は、下記の方程式から成る:
上記方程式において、
は角速度ベクトル推定値であり、
は宇宙船の推定慣性マトリックスであり、hwhlはリアクションホイールモーメンタムであり、
はホイールトルク及び外部トルク(数量は全て宇宙船本体の固定座標フレームで表示されている)情報間の差であり、kθ、kξ及びkcは正のスカラー推定量定数であり、θ及びξはエラー訂正項であり、SZはz軸が太陽を指している任意の慣性固定座標フレームであり、
はSZフレームに対する宇宙船の固定本体フレームの変換四元数の推定値である。太陽電池パドル電流は、太陽電池パドル電流がc=Imaxcosφであると仮定すると、c=2Imax(q1q2+q3q4)として表すことができ、上記式においてφは宇宙船本体の固定y軸と太陽光線との間の角度である。方程式(7)では、
が推定パドル電流であり、cmが測定パドル電流であり、
として、
となる。
一又は複数の実施形態において、図9は候補座標フレームの非一意性を示す。この図においては、y軸が錐体上にある全ての宇宙船の姿勢は、太陽光線角度に対して同じy軸を有する。したがって、y軸が太陽光線と一致した時に最大電流が得られると仮定すると、発生する全ての太陽電池パドル電流の大きさは同じになる。
に加えて角運動量エラー項を含む。
及び
に対してθ=−kθG及びξ=−kξWである。上記選択により下記の結果が得られる。
が成り立つ時に、
が得られる。
上記方程式において、q*及びω*は真理四元数及び角速度ベクトルである。これは下記のように表すことができる。
上記においては、
が成り立ち、riは1×3行ベクトルであり、
であり、
は
のi番目の行である。
は正定値である。このため、
及び
が真理値q*及びω*に十分近い時、
が成り立ち、これはパドル電流ベースの速度及び四元数推定量の局所的安定を意味する。留意すべきは、本明細書における安定が、速度及び四元数推定値がそれらの真理値近辺に留まることを意味することである。
この項では、センサを全く使用せず、パドル電流フィードバックと太陽単位ベクトルの天体歴知識のみを使用し、どのようにして方程式(7)によって表された提案の太陽電池パドル電流ベースの速度及び四元数推定量(R&Q推定量)を使用して、宇宙船を駆動し衛星の太陽電池パネルを最大受電姿勢に配置することができるかを実例説明する。
太陽捕捉操作はキーホール姿勢、すなわち太陽電池パドルから太陽が見えない衛星位置から200秒において開始する。初期の角速度及び四元数推定値は、操作の開始時には全くエラーが含まれないと前提する。MOI推定量から生成された慣性マトリックス推定値が回転コントローラ及びR&Q推定量において使用される。
このシミュレーション状況においては、ジャイロが500秒で故障し、太陽捕捉操作がジャイロの故障直後に開始すると仮定する。故障時の角速度及び四元数の推定値はR&Q推定量を初期化するのに使用され、SZフレーム(z軸が太陽を指している慣性固定座標フレーム)の総角運動量を計算するのに使用される。計算されたモーメンタムは推定量方程式(7)の補正項θに使用される。使用される慣性マトリックスの推定値は、先のシミュレーション操作で得られた対角要素において3%の誤差、そして非対角要素において10%の誤差を有する。
本開示は、太陽電池パドル電流フィードバックのみを使用した衛星節約的太陽捕捉操作のシステム及び方法を教示する。本方法の予備調査は非常に期待できる結果を示している。開示された回転コントローラは、方位と回転軸を変える宇宙船操作に非常に有用であり得る。回転コントローラは単純な構造を持ち、十分な正確度を有する宇宙船の慣性マトリックス及び角速度推定値が入手可能である限り、安定性に問題はない。提案の太陽電池パドルベースの速度及び四元数推定量は慣性マトリックスの正確度の影響を受けるため、提案の慣性モーメント推定量が必要となる。方程式(8)に記載されたコスト関数のエラー訂正項の大きさを含む及び/又は太陽センサの使用により、性能を向上させ、引力領域を拡大し、太陽天体暦の必要をなくすことができる。
下に記されるようにマトリックスゲイン値を使用すれば、開示された回転コントローラを使用して、中間慣性主軸回転を含む3つの主軸のうちのいずれか周囲における回転を安定化することができる。
は制御されるべき剛体の慣性マトリックスの3つの固有値であり、ωは平衡状態での回転速度であると仮定する。3つの主軸の臨界ゲイン値をそれぞれ
及び
とすると、CがI=CTdiag([I1、I2、I3])Cを満たし、マトリックスゲイン値Kctrl=Cdiag([k1、k2、k3])CTが成り立つ回転コントローラ
は、主要及び副ゲイン値の積の大きさが中間慣性主軸の臨界値の二乗よりも小さい時、すなわち
の時に、下記の特性を有する。
が成り立つ時、最大慣性主軸回転が唯一の安定平衡である。
が成り立つ時、最小慣性主軸回転が唯一の安定平衡である。
が成り立つ時、中間慣性主軸回転は安定平衡であり、最大慣性主軸回転及び最小慣性主軸回転は不安定平衡であり、ここでωは中間慣性主軸回転速度である。
が成り立つ時、中間慣性主軸回転が唯一の安定平衡であり、ここでωは中間慣性主軸回転速度である。
定理1で得られた証明に従い、平衡ω=[ω1、0、0]Tに対するわずかな摂動として角速度ベクトルは任意に小さい大きさのε、ω2、ω3に対して[ω1+ε、ω2、ω3]Tとなり、それと同時に
がゼロベクトルから、任意に小さい大きさ
及び
の
に変わると仮定すると、動力学方程式は
となり、
この方程式においては
であり、J1、J2、J3はI1、I2、I3の置換であり、g1、g2、g3は同様に置換されたk1、k2、k3のゲイン値である。
方程式(A.1)の積(PM/d)の特性方程式は
であり、この方程式の根は
である。
方程式(A.2)から下記の結論が得られる。
ケース1:[ω1、0、0]は最大慣性主軸回転である、すなわちJ1 >J2 >J3又はJ1>J3>J2 (I1=J1、I2=J2、I3=J3 又はI1=J1、I2=J3、I3=J2)である。
ここで
又は
が成り立つ、つまりこれは最大慣性主軸回転が安定平衡であることを意味する。
ここで
又は
が成り立つ、つまりこれは最大慣性主軸回転が不安定平衡であることを意味する。
ケース2:[ω1、0、0]は最小慣性主軸回転である、すなわちJ3>J2>J1 又はJ2>J3>J1(I1=J3、I2=J2、I3=J1 又はI1=J2、I2=J3、I3=J1)である。
ここで
又は
が成り立つ、つまりこれは最小慣性主軸回転が不安定平衡であることを意味する。
ここで
又は
が成り立つ、つまりこれは最小慣性主軸回転が安定平衡であることを意味する。
これはλが少なくとも1つの正の根を有することを意味し、したがって、最大慣性主軸回転は不安定平衡であることを意味する。
ケース3:[ω1、0、0]は中間慣性主軸回転
である、つまりこれはλが少なくとも1つの正の根を有することを意味し、したがって、最大慣性主軸回転は不安定平衡である。
のいずれかが
を意味する、つまりこれはλが少なくとも1つの正の根を有することを意味し、したがって中間慣性主軸回転は不安定平衡である。
は
を意味し、ここで
又は
が成り立つ、つまりこれは中間慣性主軸回転が不安定平衡であることを意味する。
は
を意味し、ここで
又は
が成り立つ、つまりこれは中間慣性主軸回転が安定平衡であることを意味する。
ケース4:[ω1、0、0]は中間慣性主軸回転であり、ここでJ2>J1>J3 (I1=J2、I2=J1、I3=J3)及び
が成り立つ。ここでも
は中間慣性主軸について
であることを意味し、このため下記のように結論づけることができる:
のいずれかが
を意味する、つまりこれはλが少なくとも1つの正の根を有することを意味し、したがって、中間慣性主軸回転は不安定平衡である。
が
を意味し、ここで
又は
が成り立つので、これは中間慣性主軸回転が安定平衡であることを意味する。
が
を意味し、ここで
又は
が成り立つので、これは中間慣性主軸回転が不安定平衡であることを意味する。 Q.E.D.
A9.宇宙船本体の角速度及び宇宙船の姿勢を推定する方法であって、本方法は:太陽電池アレイ電流と宇宙船のモーメンタムの組み合わせを使用し、太陽電池パドル電流フィードバックを唯一の閉ループフィードバックセンサとして使用することを含む。
A10.角速度ベクトル推定値、宇宙船の慣性マトリックス、及びリアクションホイールモーメンタムを用いる、請求項A9の方法。
Claims (10)
- 宇宙船操作を制御する方法であって:
太陽電池パドル電流を姿勢制御のための唯一の閉ループフィードバックセンサとして使用することにより、回転コントローラで命令を生成し;
生成した命令で宇宙船に対して、宇宙船の回転軸方位と回転速度を変更するように命令する
ことを含み、
回転コントローラが、慣性モーメント推定量、並びに、コスト関数
ここで、
は四元数の推定量であり、
は宇宙船の角速度の推定量であり、
k c は正のスカラー推定量定数であり、
は推定パドル電流であり、
c m は測定パドル電流であり、
SZはz軸が太陽を指している任意の慣性固定座標フレームを表し、
はSZフレームでの宇宙船の姿勢の推定方向余弦行列であり、
は宇宙船の慣性モーメント推定量であり、
h whl はリアクションホイールモーメンタムであり、
SZ HはSZフレームで表された宇宙船の総角運動量である、
を最小化する、太陽電池パドル電流に基づく宇宙船の角速度及び四元数の推定量を用いて、宇宙船を駆動させるように構成されている、方法。 - 回転コントローラが、宇宙船の回転軸方位を慣性固定方向に揃え、モーメンタムベクトルを利用して所定の回転速度で回転するように宇宙船に命令する、請求項1に記載の方法。
- 回転コントローラが、宇宙船に3つの主軸のうちのいずれか1つに沿って回転するように命令する、請求項1に記載の方法。
- 回転コントローラが、コントローラゲインの符号を負に変えることによって宇宙船に宇宙船の最大慣性主軸に沿って回転するように命令する、請求項1に記載の方法。
- 回転コントローラが、コントローラゲインの符号を正に変えることによって宇宙船に宇宙船の最小慣性主軸に沿って回転するように命令する、請求項1に記載の方法。
- 回転コントローラが、オフセットベクトルを使用して、宇宙船の回転軸を命令された方向及び大きさに変更する、請求項1に記載の方法。
- 回転コントローラが、コントローラゲインの符号を変えることによって、宇宙船に方向転換するように命令する、請求項1に記載の方法。
- 宇宙船操作を制御するシステムであって:
少なくとも1つの太陽電池パドル、リアクションホイール、及びスラスタを有する宇宙船と;
宇宙船に接続する回転コントローラとを備え、
回転コントローラが、太陽電池パドル電流を姿勢制御のための唯一の閉ループフィードバックセンサとして使用することにより命令を生成するように構成され、
回転コントローラが、生成した命令で宇宙船に対して、宇宙船の回転軸方位及び回転速度を変更するよう命令するように更に構成され、
回転コントローラが、慣性モーメント推定量、並びに、コスト関数
ここで、
は四元数の推定量であり、
は宇宙船の角速度の推定量であり、
k c は正のスカラー推定量定数であり、
は推定パドル電流であり、
c m は測定パドル電流であり、
SZはz軸が太陽を指している任意の慣性固定座標フレームを表し、
はSZフレームでの宇宙船の姿勢の推定方向余弦行列であり、
は宇宙船の慣性モーメント推定量であり、
h whl はリアクションホイールモーメンタムであり、
SZ HはSZフレームで表された宇宙船の総角運動量である、
を最小化する、太陽電池パドル電流に基づく宇宙船の角速度及び四元数の推定量を用いて、宇宙船を駆動させるようにさらに構成されている、システム。 - 閉ループシステムに対する回転コントローラの応答が、アクチュエータが飽和している時でさえも円滑に行われる、請求項8に記載のシステム。
- 回転コントローラが、コントローラゲインの符号を変えることによって宇宙船に方向転換するように命令する、請求項8に記載のシステム。
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