JP5868827B2 - 端末のソフトウェア種別情報を推定する端末情報推定装置、dnsサーバ、プログラム及び方法 - Google Patents
端末のソフトウェア種別情報を推定する端末情報推定装置、dnsサーバ、プログラム及び方法 Download PDFInfo
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Description
照会名毎に、複数の端末に搭載されたソフトウェア種別を予め登録する照会名登録手段と、
端末から発信されたクエリを収集し蓄積するクエリ収集手段と、
蓄積された各クエリに含まれる照会名を抽出し、照会名登録手段を用いて当該クエリに対応するソフトウェア種別を識別するソフトウェア種別識別手段と
を有する端末情報推定装置が提供される。
照会名登録手段は、ソフトウェア種別毎にクエリ発生頻度を更に予め登録し、
ソフトウェア種別識別手段は、ソフトウェア種別毎に、所定の収集期間内に収集された、当該ソフトウェア種別に対応するクエリの数をカウントし、
総数推定手段は、当該ソフトウェア種別毎に、予め登録されたクエリ発生頻度と、当該所定の収集期間と、カウントされたクエリ数とから当該ソフトウェア種別の総数を算出することも好ましい。
N=n・(60・T/Δt)
として算出することも好ましい。
総数推定手段は、ソフトウェア種別毎に、予め登録されたクエリ発生周期と、所定の収集期間と、カウントされたクエリ数とを用いて算出される総数値に対し、当該クエリが所定の収集期間以内の時間間隔で発生する確率と、当該クエリがクエリ発生周期より長い時間間隔で発生する確率とを用いて補正を行うことに相当する計算を行って、ソフトウェア種別の総数を算出することも好ましい。
N=Nd,Tq/((Tq/Td)・(1−pO d,Td)・(1+pL d,Tq))
として算出することも好ましい。
総数推定手段は、ソフトウェア種別毎に、予め登録されたクエリ発生周期と、所定の収集期間と、カウントされたクエリ数とを用いて算出される総数値に対し、当該クエリが所定の収集期間以内の時間間隔で発生する確率と、当該クエリがクエリ発生周期より長い時間間隔で発生する確率と、当該クエリが所定の収集期間内に発生する回数の平均値とを用いて補正を行うことに相当する計算を行って、ソフトウェア種別の総数を算出することも好ましい。
N=Nd,Tq/((Tq/Td)・(1−pO d,Td)・(1+(μL d,Tq−1)・pL d,Tq))
として算出することも好ましい。
クエリの送信元アドレス毎に、異なるソフトウェア種別を含む複数のクエリが受信された際に、共存種別登録手段を用いてこれら異なるソフトウェア種別が共存し得る関係にあるか否かを判定する共存種別判定手段と
を更に有しており、
ソフトウェア種別識別手段は、共存種別判定手段が真の判定を行った際、当該送信元アドレスを含んでおり当該ソフトウェア種別に対応するクエリをカウント対象とすることも好ましい。
ソフトウェア種別識別手段は、当該クエリに含まれるIPヘッダのTTLの値が、TTL範囲登録手段に登録された、識別された当該ソフトウェア種別に対応する測定値可能範囲に含まれる場合にのみ、当該ソフトウェア種別を識別したものとすることも好ましい。
ソフトウェア種別識別手段は、識別対象となるクエリについて、ネットワーク種別登録手段を用いて、当該クエリの送信元アドレスからアクセスネットワーク種別を更に識別することも好ましい。
照会名は、当該OS種別及び/又はアプリケーション種別におけるソフトウェア更新確認時の接続先アドレスであることも好ましい。
照会名毎に、複数の端末に搭載されたソフトウェア種別を予め登録する照会名登録手段と、
端末から発信されたクエリを収集し蓄積するクエリ収集手段と、
蓄積された各クエリに含まれる照会名を抽出し、照会名登録手段を用いてクエリに対応するソフトウェア種別を識別するソフトウェア種別識別手段と
を有するDNSサーバが提供される。
照会名毎に、複数の端末に搭載されたソフトウェア種別を予め登録する照会名登録手段と、
端末から発信されたクエリを収集し蓄積するクエリ収集手段と、
蓄積された各クエリに含まれる照会名を抽出し、照会名登録手段を用いて当該クエリに対応するソフトウェア種別を識別するソフトウェア種別識別手段と
してコンピュータを機能させる端末情報推定プログラムが提供される。
照会名毎に、複数の端末に搭載されたソフトウェア種別を予め登録する照会名登録手段を用い、
端末から発信されたクエリを収集し蓄積する第1のステップと、
蓄積された各クエリに含まれる照会名を抽出し、照会名登録手段を用いて当該クエリに対応するソフトウェア種別を識別する第2のステップと
を有する端末情報推定方法が提供される。
(a)ソフトウェア種別識別部111が、照会名テーブル112tを用いて、収集したDNSクエリに含まれる照会名からこのDNSクエリに対応するソフトウェア種別を識別する。さらには、TTLテーブル114tを用いて、より確度の高い識別を行うことも好ましい。
図2は、照会名テーブル112t、及び共存可能ソフトウェアテーブル113tの構成図である。また、図3は、TTLテーブル114t、及びアクセスネットワークテーブル115tの構成図である。
《OS種別OSi》 《照会名Nd》
Windows OS(Microsoft社) download.windowsupdate.com
Android(Google社) android.clients.google.com
Mac OS(Apple社) swscan.apple.com
iOS(Apple社) push.apple.com、phobos.apple.com、
iphone-ld.apple.com
《ウェブブラウザ》 《照会名Nd》
Mozilla Firefox(Mozilla Foundation) www.mozilla.com
Chrome(Google社) www.google.com
Opera(Opera Software社) autoupdate.opera.com
Microsoft社のWindows OS:TTLの初期値=128
Linux(登録商標)のKernel 2.6:TTLの初期値=64
であり、互いに異なっている。
アクセスネットワーク30:光ファイバ網、ADSL等の固定系ネットワーク
アクセスネットワーク31:3G、及び
アクセスネットワーク32:Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN
とすると、アクセスネットワーク30〜32は互いに異なる種別であり、それぞれ固有のIPアドレス範囲を有する。従って、収集したDNSクエリの送信元IPアドレスにおける所定のアドレス範囲ARk毎に、1つのアクセスネットワークが対応するように設定可能となる。
図4は、本発明による端末情報推定装置1の一実施形態を示す機能構成図である。
図6は、本発明の端末情報推定方法のうち、端末2に搭載されたソフトウェア種別の識別方法の一実施形態を示すフローチャートである。
OS種別{OS1,OS2,・・・,OSi,・・・,OSos}、及び
アプリケーション種別{AP1,AP2,・・・,APj,・・・APap}
を予め登録する。
(S602)所定アドレス範囲ARk毎に、
アクセスネットワーク種別{NW1,NW2,・・・,NWk,・・・,NWnw}
を予め登録する。
nosi=0(i=1,2,・・・,os)
napj=0(j=1,2,・・・,sp)、及び
n(SW)nwk=0(k=1,2,・・・,nw)
ここで、SWは、ソフトウェア種別(OSi及びAPj)であり、n(SW)nwkは、OSi及びAPjの各々について、k=1からk=nwまでに対応した値を有する。
(S611)DNSサーバ5宛のパケットを収集する。
(S612)収集したパケットが、OS又はアプリケーションの更新確認の為のDNSクエリであるか否かを判定する。
(S622)測定されたTTL値が、TTLテーブル114tに登録された、識別されたOS種別OSiに対応するTTL測定値可能範囲TRiに含まれるか否かを判定する。ここで、偽の判定がなされた際、ステップS643に移行し、カウント時間(t−t0)を確認しつつ、クエリ数カウントループを繰り返す。
nosi=nosi+1
一方、ステップS623で偽の判定がなされた際、ステップS643に移行し、カウント時間(t−t0)を確認しつつ、クエリ数カウントループを繰り返す。
napj=napj+1
一方、ステップS632で偽の判定がなされた際、ステップS643に移行し、カウント時間(t−t0)を確認しつつ、クエリ数カウントループを繰り返す。
(S642)アクセスネットワーク種別NWkのカウント数n(SW)nwkを1だけ増加させる。
n(SW)nwk=n(SW)nwk+1
ここで、SWは、この識別対象であるDNSクエリにおいて識別されたOS種別OSi又はアプリケーション種別APiであり、カウント数n(SW)nwkは、OSi又はAPj毎の値となる。
{nos1,nos2,・・・,nosi,・・・,nosos}、
アプリケーション種別毎のクエリ数
{nap1,nap2,・・・,napj,・・・,napap}、及び
OS種別OSi及びアプリケーション種別APjの各々における各アクセスネットワーク種別NWkのクエリ数
n(SW)nwk(k=1,2,・・・,nw)
を蓄積する。
(S711)各ソフトウェア種別(OSi及びAPj)毎に、当該ソフトウェア種別の総数を、
(1) Nosi=nosi・(60・Tosi/Δt)
(2) Napj=napj・(60・Tapj/Δt)
として算出する。ここで、Tosi(時間)及びTapj(時間)は、更新確認時間間隔(クエリ発生周期)であり、nosi(個)及びTapj(個)は、所定の収集期間Δt(分)内にカウントされたクエリ数である。
N=100×(60×12/10)=7200
となる。即ち、DNSサーバ5(又は1’)が設置されたIMS4のコントロール下にあるアクセスネットワーク30〜32に接続された端末数は、7200台であると推定される。
N(OSi)nwk=Nosi・(n(OSi)nwk/Σn(OSi)nwm)
N(APj)nwk=Napj・(n(APj)nwk/Σn(APj)nwm)
として算出する。ここで、Σn(OSi)nwm及びΣn(APj)nwmはそれぞれ、当該ソフトウェア種別(OSi及びAPj)における、アクセスネットワーク種別NWmのクエリ数n(OSi)nwm及びn(APj)nwmの総和である。
{Nos1,Nos2,・・・,Nosi,・・・,Nosos}、
アプリケーション種別毎の総数
{Nap1,Nap2,・・・,Napj,・・・,Napap}、及び
ソフトウェア種別SW(OSi及びAPj)の各々における、各アクセスネットワーク種別NWkの数
N(SW)nwk(k=1,2,・・・,nw)
を蓄積する。
図8は、照会名テーブルにおける他の実施形態の構成図である。
a)対応するOS種別OSiと、 b)クエリ発生周期Tdと、
c)確率pO d,Tdと、 d)クエリ発生頻度分布と
が予め登録されている。
a)対応するOS種別OSiと、 b)クエリ発生周期Tdと、
c)確率pO d,Tdと、 d)確率pL d,Tq、及び平均値μL d,Tqと
が予め登録されている。
これらの照会名テーブル112t’(図8(A))及び照会名テーブル112t’’(図8(B))の生成は、照会名テーブル生成装置8(図1)を用いて行うことができる。
pO d,Td=15/(69+3+10+18+15)=約0.13
となる。
pL d,Tq=69/(69+3+10+18+15)=0.60
となる。
次いで、照会名テーブル112t’及び112t’’を用いた端末数の推定を説明する。
(3) N=Nd,Tq/((Tq/Td)・(1−pO d,Td)・(1+pL d,Tq))
ここで、上述したように、TqはDNSクエリの収集期間であり、pO d,Tdは、OS種別OSiに係るDNSクエリが周期Tdより長い時間間隔で発生する確率であり、pL d,Tqは、OS種別OSiに係るDNSクエリが収集期間Tq以内の時間間隔で発生する確率である。また、Nd,Tqは、収集期間Tq内に観測されたOS種別OSiに係るDNSクエリの数を表す。尚、式(3)の導出は、後に説明する。
(4)
N=Nd,Tq/((Tq/Td)・(1−pO d,Td)・(1+(μL d,Tq−1)・pL d,Tq))
ここで、上述したように、平均値μL d,Tqは、同一の送信元(同一のIPアドレス)からのOS種別OSiに係るDNSクエリが収集期間Tq内に発生する回数の平均値である。尚、式(4)の導出も、後に説明する。
最初に、端末数Nを算出するための式(3)の導出を説明する。
(5) pd,Tq=Tq/Td
と表される。よって収集期間Tqに観測されたDNSクエリ数Nd,Tqは、Nd,Tq=N・pd,Tqを満たす。これより端末数Nは以下の式で求められる。
(6) N=Nd,Tq/pd,Tq
(7) p2 d,Tq=pd,Tq・pL d,Tq
となる。よって送信元が重複しているDNSクエリの数N2 d,Tqは、
(8) N2 d,Tq=N・pd,Tq・pL d,Tq
となる。
(9) N=(Nd,Tq−N2 d,Tq)/pd,Tq
=(Nd,Tq−N・pd,Tq・pL d,Tq)/pd,Tq
のように修正される。その結果、
(10) N=Nd,Tq/(pd,Tq・(1+pL d,Tq))
となる。
(11) N=Nd,Tq/(pd,Tq・(1−pO d,Td)・(1+pL d,Tq))
上式(11)は、式(3)に相当する式となる。
(12) N2 d,Tq=N・pd,Tq・(μL d,Tq−1)・pL d,Tq
となる。よって、端末数Nは、
(13) N=(Nd,Tq−N2 d,Tq)/pd,Tq
=(Nd,Tq−N・pd,Tq・(μL d,Tq−1)・pL d,Tq)/pd,Tq
のように修正される。
(14) N=Nd,Tq/(pd,Tq・(1+(μL d,Tq−1)・pL d,Tq))
となる。さらに、式(14)に、DNSクエリがクエリ発生周期Tdより長い時間間隔で送信される場合を加味すると、以下の式が得られる。
(15) N=Nd,Tq/(pd,Tq・(1−pO d,Td)・(1+(μL d,Tq−1)・pL d,Tq))
上式(15)は、式(4)に相当する式となる。
100、100’ 通信インタフェース
101、101’ 出力部
11’ 端末情報推定部
110 クエリ収集部
111、111’ ソフトウェア種別識別部
111a AP種別識別部
111c クエリ数カウント部
111d IPアドレス抽出部
111n ネットワーク種別識別部
111q 照会名抽出部
111s OS種別識別部
112 照会名登録部
112t、112t’、112t’’ 照会名テーブル
113 共存種別登録部
113t 共存可能ソフトウェアテーブル
114 TTL範囲登録部
114t TTLテーブル
115 ネットワーク種別登録部
115t アクセスネットワークテーブル
116、116’ 共存種別判定部
117、117’ 総数推定部
117a アプリケーション総数推定部
117s OS総数推定部
118、118’ OS・AP・NW分布蓄積部
118t OS・AP・NW分布テーブル
12’ 名前解決機能部
2、9 端末
30、31、32 アクセスネットワーク
4 IMS
5 DNSサーバ
6 ネットワークタップ
7 インターネット
8 照会名テーブル生成装置
Claims (14)
- DNS(Domain Name System)サーバにネットワークを介して、照会名を含むクエリを発信する複数の端末の情報を推定する端末情報推定装置であって、
当該照会名毎に、前記複数の端末に搭載されたソフトウェア種別を予め登録する照会名登録手段と、
当該端末から発信された当該クエリを収集し蓄積するクエリ収集手段と、
蓄積された各クエリに含まれる照会名を抽出し、前記照会名登録手段を用いて当該クエリに対応するソフトウェア種別を識別するソフトウェア種別識別手段と
を有することを特徴とする端末情報推定装置。 - 前記複数の端末に搭載されたソフトウェア種別毎の総数を推定する総数推定手段を更に有しており、
前記照会名登録手段は、ソフトウェア種別毎にクエリ発生頻度を更に予め登録し、
前記ソフトウェア種別識別手段は、ソフトウェア種別毎に、所定の収集期間内に収集された、当該ソフトウェア種別に対応するクエリの数をカウントし、
前記総数推定手段は、当該ソフトウェア種別毎に、予め登録されたクエリ発生頻度と、当該所定の収集期間と、カウントされたクエリ数とから当該ソフトウェア種別の総数を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の端末情報推定装置。 - 当該ソフトウェア種別毎に、予め登録されたクエリ発生頻度をT時間に1回とし、所定の収集期間Δt分内にカウントされた、当該ソフトウェア種別に対応するクエリ数をn個とすると、前記総数推定手段は、当該ソフトウェア種別の総数N個を、
N=n・(60・T/Δt)
として算出することを特徴とする請求項2に記載の端末情報推定装置。 - 前記照会名登録手段は、ソフトウェア種別毎に、クエリ発生頻度の逆数に相当するクエリ発生周期と、同一の送信元に係る同一の照会名を含むクエリが、設定された収集期間以内の時間間隔で発生する頻度又は確率と、当該クエリが、当該クエリ発生周期より長い時間間隔で発生する頻度又は確率とを更に予め登録し、
前記総数推定手段は、当該ソフトウェア種別毎に、予め登録されたクエリ発生周期と、当該所定の収集期間と、カウントされたクエリ数とを用いて算出される総数値に対し、当該クエリが所定の収集期間以内の時間間隔で発生する確率と、当該クエリがクエリ発生周期より長い時間間隔で発生する確率とを用いて補正を行うことに相当する計算を行って、当該ソフトウェア種別の総数を算出する
ことを特徴とする請求項2に記載の端末情報推定装置。 - 当該ソフトウェア種別毎に、予め登録されたクエリ発生周期をTd秒とし、当該クエリが所定の収集期間Tq秒以内の時間間隔で発生する確率をpL d,Tqとし、当該クエリがクエリ発生周期Tdより長い時間間隔で発生する確率をpO d,Tdとし、当該所定の収集期間Tq秒内にカウントされた、当該ソフトウェア種別に対応するクエリ数をNd,Tq個とすると、前記総数推定手段は、当該ソフトウェア種別の総数N個を、
N=Nd,Tq/((Tq/Td)・(1−pO d,Td)・(1+pL d,Tq))
として算出することを特徴とする請求項4に記載の端末情報推定装置。 - 前記照会名登録手段は、ソフトウェア種別毎に、クエリ発生頻度の逆数に相当するクエリ発生周期と、同一の送信元に係る同一の照会名を含むクエリが、設定された収集期間以内の時間間隔で発生する頻度又は確率と、当該クエリが、クエリ発生周期より長い間隔で発生する頻度又は確率と、当該クエリが設定された収集期間内に発生する回数の平均値とを更に予め登録し、
前記総数推定手段は、当該ソフトウェア種別毎に、予め登録されたクエリ発生周期と、当該所定の収集期間と、カウントされたクエリ数とを用いて算出される総数値に対し、当該クエリが所定の収集期間以内の時間間隔で発生する確率と、当該クエリがクエリ発生周期より長い時間間隔で発生する確率と、当該クエリが当該所定の収集期間内に発生する回数の平均値とを用いて補正を行うことに相当する計算を行って、当該ソフトウェア種別の総数を算出する
ことを特徴とする請求項2に記載の端末情報推定装置。 - 当該ソフトウェア種別毎に、予め登録されたクエリ発生周期をTd秒とし、当該クエリが所定の収集期間Tq秒以内の時間間隔で発生する確率をpL d,Tqとし、当該クエリがクエリ発生周期Tdより長い時間間隔で発生する確率をpO d,Tdとし、当該クエリが当該所定の収集期間内に発生する回数の平均値μL d,Tqをとし、当該所定の収集期間Tq秒内にカウントされた、当該ソフトウェア種別に対応するクエリ数をNd,Tq個とすると、前記総数推定手段は、当該ソフトウェア種別の総数N個を、
N=Nd,Tq/((Tq/Td)・(1−pO d,Td)・(1+(μL d,Tq−1)・pL d,Tq))
として算出することを特徴とする請求項6に記載の端末情報推定装置。 - 1つの端末内で共存可能な複数のソフトウェア種別の組合せを登録する共存種別登録手段と、
前記クエリの送信元アドレス毎に、異なるソフトウェア種別を含む複数のクエリが受信された際に、前記共存種別登録手段を用いて該異なるソフトウェア種別が共存し得る関係にあるか否かを判定する共存種別判定手段と
を更に有しており、
前記ソフトウェア種別識別手段は、前記共存種別判定手段が真の判定を行った際、当該送信元アドレスを含んでおり当該ソフトウェア種別に対応するクエリをカウント対象とする
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の端末情報推定装置。 - 当該ソフトウェア種別毎に、IP(Internet Protocol)のTTL(Time To Live)の測定値可能範囲を予め登録したTTL範囲登録手段を更に有し、
前記ソフトウェア種別識別手段は、当該クエリに含まれるIPヘッダのTTLの値が、前記TTL範囲登録手段に登録された、識別された当該ソフトウェア種別に対応する測定値可能範囲に含まれる場合にのみ、当該ソフトウェア種別を識別したものとする
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の端末情報推定装置。 - 前記複数の端末の送信元アドレスにおける所定アドレス範囲毎に、アクセスネットワーク種別を予め登録するネットワーク種別登録手段と、
前記ソフトウェア種別識別手段は、識別対象となるクエリについて、前記ネットワーク種別登録手段を用いて、当該クエリの送信元アドレスからアクセスネットワーク種別を更に識別する
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の端末情報推定装置。 - 前記ソフトウェア種別は、OS(Operating System)種別及び/又はアプリケーション種別であり、
前記照会名は、当該OS種別及び/又はアプリケーション種別におけるソフトウェア更新確認時の接続先アドレスである
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の端末情報推定装置。 - 照会名を含むクエリを発信する複数の端末の情報を推定する機能を搭載したDNSサーバであって、
当該照会名毎に、前記複数の端末に搭載されたソフトウェア種別を予め登録する照会名登録手段と、
当該端末から発信された当該クエリを収集し蓄積するクエリ収集手段と、
蓄積された各クエリに含まれる照会名を抽出し、前記照会名登録手段を用いて当該クエリに対応するソフトウェア種別を識別するソフトウェア種別識別手段と
を有することを特徴とするDNSサーバ。 - DNSサーバにネットワークを介して、照会名を含むクエリを発信する複数の端末の情報を推定するようにコンピュータを機能させる端末情報推定プログラムであって、
当該照会名毎に、前記複数の端末に搭載されたソフトウェア種別を予め登録する照会名登録手段と、
当該端末から発信された当該クエリを収集し蓄積するクエリ収集手段と、
蓄積された各クエリに含まれる照会名を抽出し、前記照会名登録手段を用いて当該クエリに対応するソフトウェア種別を識別するソフトウェア種別識別手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする端末情報推定プログラム。 - DNSサーバにネットワークを介して、照会名を含むクエリを発信する複数の端末の情報を推定する端末情報推定方法であって、
当該照会名毎に、前記複数の端末に搭載されたソフトウェア種別を予め登録する照会名登録手段を用い、
当該端末から発信された当該クエリを収集し蓄積する第1のステップと、
蓄積された各クエリに含まれる照会名を抽出し、前記照会名登録手段を用いて当該クエリに対応するソフトウェア種別を識別する第2のステップと
を有することを特徴とする端末情報推定方法。
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