JP5868496B2 - 第2音声ストリームを作成するための第1音声ストリームからの符号化されたパケットの選択 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に音声ストリーム内の無音抑制(silence suppression)に関する。
パケット交換ネットワークを介する音声呼は、ユーザの音声を表す符号化されたパケットを作成するために、送信するデバイスでコーデックを使用して実行される。符号化されたパケットは、パケット交換ネットワークを介して転送され、受信するデバイスで復号される。送信するデバイスおよび受信するデバイスの例は、携帯電話機、スマート・ホン、Voice over Internet Protocol(VoIP)端末、パーソナル・コンピュータ、または他のテレフォニ・デバイスを含む。一実施態様では、携帯電話機は、発呼者の音声を複数の符号化されたパケットに符号化する。携帯電話機は、符号化されたパケットを音声ストリーム(たとえば、パケットのストリーム)としてパケット交換ネットワークに送信する。パケット交換ネットワークは、音声ストリームを被呼者の携帯電話機に転送し、この被呼者の携帯電話機で、符号化されたパケットが、被呼者への再生のために復号される。同様に、被呼者の音声は、符号化され、再生のために発呼者に転送される。
3rd Generation Partnership Project 2(3GPP2)文書C.S0076-0 3rd Generation Partnership Project 2(3GPP2)文書C.S0014-D Internet Engineering Task Force(IETF)インターネット標準規格文書RFC 3558 Internet Engineering Task Force(IETF)インターネット標準規格文書RFC 4788 IETFインターネット・ドラフト「draft-ietf-avt-rtp-evrc-nw-02」(www.ietf.org)
この実装態様では、携帯電話機は、Enhanced Variable Rate Codec(EVRC)規格を使用して、ユーザの音声から符号化されたパケットを作成する。各符号化されたパケットは、ユーザの音声および/または背景雑音の20ミリ秒サンプルを表す。このサンプルに基づいて、符号化されたパケットが、複数の事前定義の符号レートの1つの符号レートおよび関連するサイズで作成され、この事前定義の符号レートおよび関連するサイズは、EVRC規格によって定義される。EVRCでの符号レートの例は、フル・レート、ハーフ・レート、および1/8レートを含み、これらは、それぞれ171ビット、80ビット、および16ビットのパケット・サイズを有する。1/8レートで符号化された符号化されたパケットまたは符号化されたフレーム(たとえば、1/8レート・フレーム、1/8レート・パケット、またはレート1/8フレーム)は、一般に、主に背景雑音であるサンプルに使用される。というのは、当業者によって理解されるように、これらが、より小さいフレーム・サイズを有し、送信すべきより少ないネットワーク・リソースを使用し、背景雑音が、ユーザの間の会話に必要ではないからである。
発呼者が、被呼者に聞き入っている時または会話の休止中など、全般的に無音である時には、1/8レート・フレームが、送信するデバイスによって符号化され、被呼者に転送される。背景雑音は、一般に、会話の重要な部分ではないので、1/8レート・フレームの一部を、パケット交換ネットワークを介する送信に関する音声ストリームから除去し、受信するデバイスでの再生の前に別の1/8レート・フレームに交換しまたは置換することができる。音声ストリームからの背景雑音の完全な除去は、被呼者にとって、呼が切断されたか他の形で終了したかのように聞こえる。
そこで、本発明は、従来技術の問題に鑑み、第2音声ストリームを作成するための第1音声ストリームからの符号化されたパケットの選択に関する発明を提供する。
一実施態様では、本発明は方法を含む。パケット交換呼の第1音声ストリームを、発呼者から受信する。第1音声ストリームは、第1無音抑制方式に従い、パケット交換呼の複数の符号化されたパケットを含む。符号化されたパケットのサブセットを、第2無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成するために複数の符号化されたパケットから選択する。第2音声ストリームは、符号化されたパケットのサブセットを含む。第1無音抑制方式は、第2無音抑制方式とは別個である。第2音声ストリームを、パケット交換呼の被呼者に転送する。
本発明のもう1つの実施態様は、装置を含む。この装置は、発呼者からパケット交換呼の第1音声ストリームを受信するように構成された無音抑制インターフェース・コンポーネントを含む。第1音声ストリームは、第1無音抑制方式に従い、パケット交換呼の複数の符号化されたパケットを含む。無音抑制インターフェース・コンポーネントは、第2無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成するために複数の符号化されたパケットから符号化されたパケットのサブセットを選択するように構成される。第2音声ストリームは、符号化されたパケットのサブセットを含む。第1無音抑制方式は、第2無音抑制方式とは別個である。無音抑制インターフェース・コンポーネントは、パケット交換呼の被呼者に向けて第2音声ストリームを転送するように構成される。
本発明のさらなる実施形態は、物品を含む。この物品は、プロセッサによって実行された時に、プロセッサに方法を実行させる命令を格納する1つまたは複数の固定プロセッサ可読媒体を含む。この方法は、発呼者からパケット交換呼の第1音声ストリームを受信するステップを含み、第1音声ストリームは、第1無音抑制方式に従い、パケット交換呼の複数の符号化されたパケットを含む。この方法は、さらに、第2無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成するために複数の符号化されたパケットから符号化されたパケットのサブセットを選択するステップであって、第2音声ストリームは、符号化されたパケットのサブセットを含み、第1無音抑制方式は、第2無音抑制方式とは別個である、ステップを含む。この方法は、さらに、パケット交換呼の被呼者に第2音声ストリームを転送するステップを含む。
送信するデバイス、パケット交換ネットワーク、および受信するデバイスを含む装置の一実施形態の表現を示す図である。 パケット交換ネットワークでの無音抑制を示す、図1の装置を介するパケット・フローの一実施態様の表現を示す図である。 送信するデバイス、パケット交換ネットワーク、受信するデバイス、および無音抑制インターフェース・コンポーネントを含む装置の一実施形態の表現を示す図である。 パケット交換ネットワークのパケット交換と組み合わされまたはこれと一体化された無音抑制インターフェース・コンポーネントを示す、図3の装置のもう1つの実施形態の表現を示す図である。 RFC 4788または類似する無音抑制方式へのEVRC−NW DTX無音抑制方式のパススルーを示す、図4の装置を通るパケット・フローの一実施態様の表現を示す図である。 RFC 4788または類似する無音抑制方式へのEVRC−NW DTX無音抑制方式の間の調停を示す、図4の装置を通るパケット・フローの一実施態様の表現を示す図である。 異なる無音抑制インターバルを有する図5のパススルーを示す、図4の装置を通るパケット・フローの一実施態様の表現を示す図である。 異なる無音抑制インターバルを有する図6の調停を示す、図4の装置を通るパケット・フローの一実施態様の表現を示す図である。 一致しないコーデックの間の調停を示す、図4の装置を通るパケット・フローの一実施態様の表現を示す図である。 一致しないコーデックの間のもう1つの調停を示す、図4の装置を通るパケット・フローの一実施態様の表現を示す図である。 図5のパススルーに対するもう1つの変形形態を示す、図4の装置を通るパケット・フローの一実施態様の表現を示す図である。 送信するデバイスおよび受信するデバイスとしてVoice over IP端末を示す、図3の装置のもう1つの実施形態の表現を示す図である。
背景技術で説明したように、一部の1/8レート・パケットを、音声ストリームから除去して、音声ストリームの送信効率を改善することができる。1/8レート・パケットの除去は、無音抑制としても知られている。たとえば、無音抑制方式は、1つまたは複数の1/8レート(または背景雑音)パケットをパケットの連続するストリームから「捨てる」か省略して、不連続ストリームを作成するのに使用できるルールおよび/またはパラメータを含む。無音抑制方式は、当業者によって了解されるように、パケット交換ネットワークに向かってまたはこれを介して送信される背景雑音を表す符号化されたパケットの個数を減らすことと、音声ストリーム内の背景雑音または「快適雑音(comfort noise)」のある量を維持することとの両方に使用することができる。
送信するデバイス、受信するデバイス、およびパケット交換ネットワークの現在の実施態様は、パケット交換ネットワークの1つまたは複数の部分に対して無音抑制方式を適用することができる。無音抑制方式の一例は、discontinuous transmission(DTX)方式である。DTX方式の例は、参照によって本明細書に組み込まれている、3rd Generation Partnership Project 2(3GPP2)文書C.S0076-0およびC.S0014-D(www.3gpp2.org)に記載され、Internet Engineering Task Force(IETF)インターネット規格文書RFC 3558およびRFC 4788にも記載され、さらに、IETFインターネット・ドラフト「draft-ietf-avt-rtp-evrc-nw-02」(www.ietf.org)にも記載されている。
一例の送信するデバイスおよび/または受信するデバイスは、3GPP2互換無音抑制(たとえば、パケット交換ネットワークを介する音声ストリームの送信の前に)を使用することができ、パケット交換ネットワークは、IETF互換(たとえば、RFC 4788、IETF draft draft-ietf-avt-rtp-evrc-nw-02または類似物)無音抑制を使用する。3GPP2 Enhanced Variable Rate Codec Narrowband-Wideband(EVRC−NW、C.S0014−Dに記載)は、変更されたDTX方式を記述する。したがって、EVRC−NW無音抑制方式に従う音声ストリームは、RFC 4788または類似する(たとえば、IETF draft-ietf-avt-rtp-evrc-nw-02)無音抑制方式に従わない可能性がある。
図1に移ると、従来技術の装置100は、送信するデバイス110、パケット交換ネットワーク130、および受信するデバイス140を含む。装置100は、送信するデバイス110のユーザ(図示せず)から受信するデバイス140のユーザ(図示せず)に音声ストリーム(すなわち、音声ベアラ・トラフィック)を搬送するように構成される。上で説明したように、音声ストリームは、異なるレートで符号化された複数の音声パケットまたは音声フレームを含む。複数の音声パケットのうちの1つまたは複数は、送信するデバイス110からパケット交換ネットワーク130を介して受信するデバイス140に転送される。
一実施態様の送信するデバイス110および受信するデバイス140は、セルラ通信ネットワークの移動局を含む。たとえば、送信するデバイス110は、発呼者ネットワーク(またはコール・ドメイン(call domain))112内の移動局114を含み、受信するデバイス140は、被呼者ネットワーク(またはコール・ドメイン)142内の移動局146を含む。移動局114および146は、当業者によって了解されるように、それぞれのエア・インターフェース118および148を介してそれぞれの基地局116および144と通信するように構成される。基地局116および144は、一例では、セルラ基地局を含む。
この実施態様のパケット交換ネットワーク130は、コア・ネットワーク、トランスポート・ネットワーク、バックホール・ネットワーク、または他のパケット交換ネットワークを含む。パケット交換ネットワーク130は、一例では、1つまたは複数のパケット・スイッチ132および134を含む。パケット・スイッチ132および134の例は、パケット・スイッチ・ゲートウェイ(PSG)、メディア・ゲートウェイ(MGW)、パケット・フレーム・セレクタ、ルータ、および他のネットワーク・デバイスを含む。代替実施態様では、パケット交換ネットワーク130は、トランスコーダ・フリー・オペレーション(TrFO)ネットワーク160などのTrFOネットワークを含むか、これに結合される。2つのパケット・スイッチだけが図示されているが、パケット交換ネットワーク130は、追加のパケット・スイッチを含むことができる。したがって、当業者によって了解されるように、パケット・スイッチ132および134を、パケット交換ネットワーク130の内側またはエッジに配置することができる。
パケット・スイッチ132は、それぞれインターフェース120および162を介して基地局116およびTrFOネットワーク160と通信するように構成される。パケット・スイッチ134は、それぞれインターフェース150および164を介して基地局144およびTrFOネットワーク160と通信するように構成される。インターフェース120、162、150、および164の例は、当業者によって了解されるように、有線、無線、光ファイバ、または他の通信経路を含む。
パケット交換ネットワーク130は、一例では、1つまたは複数のパケット・スイッチ・コントローラ(PSC)136および137を含むか、これに結合される。パケット・スイッチ・コントローラ136および137の例は、アクセス・マネージャ、モバイル・スイッチング・センタ(MSC)、またはモバイル・スイッチング・センタ・エミュレーション(MSCe)コンポーネントを含む。パケット・スイッチ・コントローラ136および137は、一例では、発呼者ネットワーク112、被呼者ネットワーク142、およびパケット交換ネットワーク130の間で通信を管理するように構成される。たとえば、パケット・スイッチ・コントローラ136および137は、当業者によって了解されるように、パケット交換呼の音声ベアラ経路を作成するように基地局116および144ならびにパケット・スイッチ132および134に指示する。他の実施態様では、パケット・スイッチ132と134との両方を、単一のパケット・スイッチ・コントローラによって制御することができる。
送信するデバイス110、パケット交換ネットワーク130、および受信するデバイス140のうちの1つまたは複数は、それぞれの無音抑制方式を使用するように構成される。図2に移ると、従来技術のパケット・フロー200は、図1の装置100の移動局114と146との間の呼のパケットのフロー(たとえば、音声ストリーム)の一例を表す。パケット・フロー200は、符号化されたパケットの間の20ミリ秒のインターバルを伴う400ミリ秒の無音または背景雑音のサンプル持続時間を示す。この例では、コール・ドメイン(たとえば、移動局114および146ならびに基地局116および144)は、無音抑制方式を用いずにインターフェース118、120、148、および150を介して音声パケットを転送するように構成される。したがって、1/8レート符号化されたパケット250、251、252、…270(たとえば、無音フレーム)は、移動局114から基地局116を介してパケット・スイッチ132に転送される。
図2のパケット・スイッチ132は、TrFOネットワーク160を介してパケット・スイッチ134へ無音抑制方式を使用するように構成される。一例では、パケット・スイッチ132の無音抑制方式は、RFC 4788または類似するDTX方式(IETFドラフトdraft-ietf-avt-rtp-evrc-nw-02を含む)と互換であるかこれに従う。3GPP2 C.S0076−0に記載されているように、DTX方式は、無音のDTX期間中に送信される1/8レート・パケットであるSilence Insertion Description(SID)フレームを含む。「保証された更新インターバル」または無音抑制インターバルNは、あるSIDフレームから次のSIDフレームまでの複数のパケットである。たとえば、無音抑制インターバルN=5パケットは、SIDフレームが、5パケットおきに1回送信されることが保障されることを意味する。SIDフレームまたはパケットの送信が「保証される」間に、基地局または別のコンポーネントが、移動中のパケットを失う場合があるが、当業者によって了解されるように、フレーム更新は、セット・インターバルによって保障される。C.S0076−0のDTX方式は、1から50までの範囲の無音抑制インターバルNを可能にするが、C.S0014−Dの変更されたDTX方式は、1、4、または8の無音抑制インターバルNを可能にする。
図2の例では、パケット・スイッチ132は、無音抑制方式の無音抑制インターバルNについて値N=10を使用する。したがって、パケット・スイッチ132は、基地局116から受信された各1/8レート・パケットの10個のうちの1つを転送する。図2を参照すると、パケット・スイッチ132は、図示の期間中に、符号化されたパケット250、260、および270をパケット・スイッチ134に転送し、パケット251から259および261から269を「捨て」または省略する。
基地局144および移動局146は、無音抑制なしで構成されているので、パケット・スイッチ132によって捨てられたパケットは、パケット・スイッチ134によって交換されまたは置換される。たとえば、パケット・スイッチ134は、無音抑制インターバルに最後に受信されたパケット(たとえば、パケット250、260、および270)を繰り返すかコピーし、その結果、移動局146(および基地局144)には、パケットの連続するシーケンスがパケット・スイッチ134から送信されるように見えるようにする。したがって、当業者によって了解されるように、図2は、パケット・スイッチ134が、パケット250の10個のインスタンスすなわち、1つの「オリジナル」・パケットと9個の追加のインスタンスまたはコピーを送信することを示す。
図3に移ると、装置300の一実施態様は、装置100のコンポーネントを含み、さらに、無音抑制インターフェース(SSI)コンポーネント320を含む。SSIコンポーネント320は、一例では、ネットワーク・インフラストラクチャ・デバイス、アプリケーション・サーバ、または他のコンピューティング・デバイスを含む。もう1つの例では、SSIコンポーネント320は、メモリに格納されたソフトウェアまたは命令を実行するように構成されたプロセッサまたはコンピュータを含む。たとえば、SSIコンポーネント320は、本明細書で説明されるように、記録可能データ記憶媒体322のインスタンスを含む。SSIコンポーネント320は、一例では、たとえば記録可能データ記憶媒体322に格納された、第1および/または第2の無音抑制方式に関する1つまたは複数のパラメータまたはルールを含む。SSIコンポーネント320は、一例では、代替のコーデック、送信するデバイス、および/または受信するデバイスをサポートするために、追加のおよび/またはより新しい無音抑制方式または無音抑制方式のパラメータもしくはルールを用いて更新されるように構成される。たとえば、SSIコンポーネント320は、第3の無音抑制方式の1つまたは複数のパラメータを受信し、そのパラメータを記録可能データ記憶媒体322に格納する。パラメータおよび/または無音抑制方式を、ネットワーク、ヒューマン・インターフェース・デバイス(たとえば、キーボードまたは端末)、または記録可能データ記憶媒体322の別のインスタンスを介して受信することができる。
図3の実施態様では、SSIコンポーネント320は、発呼者ネットワーク112およびパケット交換ネットワーク130とは別々のコンポーネントとして図示されている。しかし、代替実施態様では、SSIコンポーネント320を、発呼者ネットワーク112またはパケット交換ネットワーク130内のデバイスまたはコンポーネントとすることができる。SSIコンポーネント320を、基地局116もしくは144、パケット・スイッチ132、またはパケット・スイッチ134など、発呼者ネットワーク112、被呼者ネットワーク142、またはパケット交換ネットワーク130のデバイスまたはコンポーネントと組み合わせるか、これと一体に形成することもできる。他の実施形態では、エア・インターフェース118および148を、有線、光ファイバ、または他の通信経路に交換することができる。さらに、発呼者ネットワーク112および被呼者ネットワーク142は、同一のネットワークとするか、陸線ネットワークを含むことができる。
図4に移ると、装置400は、装置300のもう1つの実施態様を表し、パケット・スイッチ132と組み合わされたSSIコンポーネント320を示す。代替実施態様では、当業者によって了解されるように、SSIコンポーネント320を、コーデック・モジュール、音声品質改善(voice quality enhancement)モジュール(たとえば、音響エコー・キャンセラ、ノイズ・サプレッサ、自動利得コントローラ、およびノイズ・コンペンセータ)、パケット・フレーム・セレクタ、ネットワーク・スイッチ、ネットワーク・ブリッジ、またはルータと組み合わせるか、これによって実施することができる。
SSIコンポーネント320は、第1無音抑制方式と第2無音抑制方式との間で調停するように構成される。たとえば、当業者によって了解されるように、SSIコンポーネント320は、第1無音抑制方式に従う第1音声ストリームを受信し、第2無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成するために第1音声ストリームを変更し、第2音声ストリームを転送するように構成される。SSIコンポーネント320は、一例では、送信するデバイス110と受信するデバイス140との間の両方向調停のために構成される。たとえば、デバイス110または140のいずれもが、SSIコンポーネント320を介して音声ストリームを送信し、かつ/または変更された音声ストリームを受信することができる。
図5に移ると、図4の実施態様のパケット・フロー500の一例が示されている。この実施態様のSSIコンポーネント320(パケット・スイッチ132と組み合わされて図示)は、受信される各1/8レート・パケット(本明細書で説明するように、「ブランク」を除く)を「パススルーする」ことによって、2つの別個の無音抑制方式の間で調停するように構成される。パケット・フロー500では、発呼者ネットワーク112および被呼者ネットワーク142は、無音抑制インターバルN=4を有する無音抑制に関してEnhanced Variable Rate Codec Narrowband-Wideband(EVRC−NW)DTXストリームを使用するように構成され、パケット交換ネットワーク130およびTrFOネットワーク160は、無音抑制インターバルN=10を有する無音抑制に関してRFC 4788または類似物(たとえば、IETF draft-ietf-avt-rtp-evrc-nw-02)に従うDTXストリームを使用するように構成される。たとえば、インターフェース118、120、148、および150(図4に図示されるような)は、EVRC−NW DTXストリーム用に構成され、インターフェース162および164(図4)は、RFC 4788または類似するDTXストリーム用に構成される。
パケット・フロー500は、ネットワーク112とネットワーク142との間のパケット交換ネットワーク130内で現在使用される無音抑制方式を維持しながら、より新しい無音抑制方式を使用する発呼者ネットワーク112と被呼者ネットワーク142との間での調停の潜在的問題を示す。たとえば、非同期パケットを使用する第1無音抑制方式(たとえば、EVRC−NW)は、非同期パケットを使用しない第2無音抑制方式(たとえば、RFC 4788)と比較して、追加のパケットを有する場合がある。
この問題に対する1つの解決策は、懸念が、音声符号化ではなく無音抑制に関するものなので、パケットのサブセットが第2無音抑制方式と互換になるように、第1無音抑制方式に従う音声ストリームからのパケットのサブセットを選択することである。さらにもう1つの解決策は、端から端まで同一の無音抑制方式を適用することであるはずである。しかし、無音抑制方式のこの変更は、かなりのリソースを必要とするはずである(たとえば、より新しいEVRC−NWコーデックおよび無音抑制方式をサポートするためにパケット交換ネットワークをアップグレードする)。
図5を参照すると、第1無音抑制方式は、EVRC−NW DTX方式を含み、無音抑制インターバルN=4である。したがって、移動局114は、4つおきの符号化されたパケットの後に1/8レート・パケットを送信し、たとえば、1/8レート(またはSID)パケット550、554、558、562、566、および570が、無音抑制インターバルに送信される。1/8レート・パケット550、554、558、562、566、および570は、一例では、同期パケットまたは「非クリティカル」パケットを含む。EVRC−NW DTX方式は、さらに、モバイル・エンコーダによって背景雑音の大きい変化を識別する1/8レート・パケットを含む「クリティカル」パケットまたは非同期パケットを定義する。クリティカル・パケットは、無音抑制インターバルとは独立に送信され得る。クリティカル・パケットの例は、無音抑制インターバルの外で発生するパケット556および558を含む。移動局114は、1/8レート・パケット550、554、556、558、562、566、568、および570を含む、音声ストリームの複数の符号化されたパケットを基地局116に送信する。
図5の実施態様では、基地局116は、同期パケットおよび非同期パケットを「ブランク」またはブランクにされたパケット580と一緒にパケット・スイッチ132(およびSSIコンポーネント320)に転送するように構成される。ブランク580は、一例では、インターフェース120または「回線」がまだ生きていることと、更新またはパケットが期待されることとの表示を提供する。ブランク580は、この例では、パケット・スイッチ134またはTrFOネットワーク160には転送されない。
パケット・スイッチ132は、同期パケットと非同期パケットとの両方をパケット・スイッチ134に転送する(たとえば、選択し、パススルーする)(しかし、ブランク580は転送しない)。パケット・スイッチ134は、同期パケットおよび非同期パケットを、パケット・スイッチ132によって捨てられたパケットを置換するための繰り返されるパケットと一緒に基地局144に転送する。たとえば、パケット・スイッチ134は、パケット550の4つのインスタンス、パケット554の2つのインスタンスなどを送信する。基地局144は、移動局146への音声ストリームの転送に関してN=4の無音抑制方式を適用する。
図5は、SSIコンポーネント320によって異なる無音抑制方式の間の調停を提供する解決策の一例である。これは、RFC 4788(または類似する)DTX方式に従って無音が抑制される図2に対して、TrFOネットワーク160を介するトラフィックの増加を示す。さらに、この実施形態は、EVRC−NW狭帯域(NB)モードがEVRC−Bボコーダと互換であるという前提に依存する。ここで、当業者によって了解されるように、移動局は、EVRC−NW NBモードだけを使用するように指示され、広帯域(WB)モード0は、許容されない。
したがって、図5は、発呼者ネットワーク112または被呼者ネットワーク142のいずれかで使用される無音抑制方式が、無音抑制インターフェース・コンポーネント320によるエンドツーエンド無音抑制方式のために適合される実施形態を示す。しかし、この解決策は、パケット交換ネットワーク130のオペレーが好む可能性があるパケット交換ネットワーク130内の既存構成を維持するための柔軟性に欠けている。同様に、この解決策は、発呼者ネットワーク112、パケット交換ネットワーク130、または被呼者ネットワーク142の構成(たとえば、無音抑制方式)が異なる場合には使用可能ではない。パケット交換ネットワーク130の目標および動作コンポーネントは、発呼者ネットワーク112および被呼者ネットワーク142の目標および動作コンポーネントと異なる可能性がある。有利なことに、図6および8〜10で構成されたようなSSIコンポーネント320は、発呼者ネットワーク112、被呼者ネットワーク142、およびパケット交換ネットワーク130が、それぞれ、独立に、それぞれのオペレータの好みに従って、パケット交換呼の音声ストリームを管理することを可能にする。対照的に、図5、7、および11の構成は、エンドツーエンド解決策を提供するために余分なリソースを必要とする可能性がある。
図6に移ると、装置300のもう1つの実施態様のパケット・フロー600が示されている。SSIコンポーネント320(パケット・スイッチ132と組み合わされて図示)は、発呼者ネットワーク112とパケット交換ネットワーク130との間で調停するように構成される。この例では、N=4のEVRC−NW DTX方式が、第1無音抑制方式として移動局114によって使用され、第2無音抑制方式(N=10のRFC 4788または類似物)が、パケット・スイッチ132と134との間で使用される。パケット・フロー600は、音声ストリームを介する背景雑音の400ミリ秒期間を示す。
パケット・スイッチ132は、第2無音抑制方式に従って基地局116から受信した音声ストリームを変更するように構成される。図5のパケット・フロー500に似て、同期パケット550、554、558、562、566、および570と非同期パケット556および568とブランク580とが、基地局116を介してパケット・スイッチ132に転送される。パケット・スイッチ132は、無音抑制インターバルをいつ適用するかを判定する際に、同期パケット、非同期パケット、およびブランクをカウントする。パケット・スイッチ132は、一例では、音声ストリームの複数の受信されたパケットから受信されたパケットのサブセットを選択することによって、音声ストリームを変更する。受信されたパケットのサブセットから、パケット・スイッチ132は、パケット交換ネットワーク130の無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成する。たとえば、パケットは、パケット・スイッチ132によって、第2無音抑制方式のパラメータに基づいて選択される。パケット・スイッチ132は、当業者によって了解されるように、第1無音抑制方式の無音抑制インターバルN=4ではなく、パケット交換ネットワーク130の無音抑制インターバルN=10に対して直前に受信されたパケットを選択する。
第2音声ストリームは、パケット・スイッチ132によって選択されたパケット550、558、および570を含む。第2音声ストリームは、TrFOネットワーク160を介してパケット・スイッチ134に転送される。パケット・スイッチ134は、音声ストリームの残りのパケットに充填するために直前に受信されたパケット(たとえば、パケット550および558)のコピーと一緒に、第2音声ストリームを基地局144に転送する。基地局144は、次いで当業者によって了解されるように、受信した音声ストリームに被呼者ネットワーク142の無音抑制方式(たとえば、N=4)を適用する。
図7に移ると、パケット・フロー700は、図5のパケット・フロー500に似ているが、発呼者ネットワーク112および被呼者ネットワーク142の無音抑制インターバルは、N=8の保証された更新インターバルを有する。パケット・スイッチ132は、移動局114および基地局116の無音抑制方式に従ってパケット550、556、558、566、および568をパススルーする。パケット・スイッチ134は、受信されたパケットを、コピーと一緒に基地局144に渡す。基地局144は、次いで移動局146にパケットを転送するためにN=8の無音抑制方式を適用する。したがって、移動局146は、パケット550、558、および566だけを受信し、クリティカル・パケット556、558、またはコピーを受信しない。
図8に、図6のパケット・フロー600に似たパケット・フロー800を示す。しかし、パケット・フロー800は、パケット交換ネットワーク130に関する更新インターバルN=10と、発呼者ネットワーク112および被呼者ネットワーク142に関するN=8の更新インターバルとを示す。したがって、SSIコンポーネント320は、TrFOネットワーク160の既存のセッティングを維持する。さらに、SSIコンポーネント320は、受信されたパケットのサブセットを選択することによって、基地局116から受信した音声ストリームを適合させまたは変更する。SSIコンポーネント320は、別個の無音抑制方式を有するネットワークの間での送信を容易にし、たとえば、無音抑制方式の更新インターバル(または他のパラメータ、ルールなど)は、発呼者ネットワーク112と被呼者ネットワーク142との間で一致しない。
図9に移ると、パケット・フロー900は、パケット・フロー800に似ているが、一致しないコーデックのために変更されている。パケット化された音声データ内の無音インターバルを1つのネットワーク内で異なる更新インターバルで送信することを可能にするためにシステムを適合させる際に、コール・ドメインは、異なる無音抑制方式を使用することができ、あるいは、無音抑制方式を含まない音声エンコーダを使用することができる。パケット・フロー900では、移動局114および基地局116は、N=8のEVRC−NWを使用するが、移動局146および基地局144のコーデックは、無音抑制を含まないEVRC−Bである。ここでは、被呼者ネットワーク142は、いかなる形の無音抑制をも使用していない。これは、受信する側が図示のようなEVRC−Bなどのより古いサービス・オプションまたはコーデックを使用している場合、または無音抑制がN=1をセットすることによってディスエーブルされる場合に発生する。
パケット・スイッチ132は、受信されたパケット550、556、558、566、および568のサブセットを選択することによって、基地局116から受信した音声ストリームを変更する。変更された音声ストリームは、パケット550、558、および568を含む。パケット550、558、および568は、パケット・スイッチ134に転送され、パケット・スイッチ134は、これらのパケットを、コピーと一緒に基地局144を介して移動局146に転送する。したがって、別個の無音抑制方式を用いる2つのコール・ドメインが、無音抑制方式を用いないより古い音声コーデックを使用してコール・ドメインとインターフェースされる。
図10に移ると、パケット・フロー1000は、パケット交換ネットワーク130での無音抑制方式に関してN=10の、EVRC−BからEVRC−NWへの音声ストリームの不一致のコーデックのインターフェースを示す。ここでは、移動局114は、より古い音声エンコーダ(たとえば、EVRC−B)を使用しつつあり、無音抑制を実行していない。移動局146は、無音抑制プロトコルを含む新しい音声コーデックを使用しており、N=8である。
図10は、図9の音声ストリームのコーデックの「逆」または図2に示されたような発呼者ネットワーク112内の無音抑制なしの第1音声ストリームへのEVRC−NW DTX方式の適用を示す。具体的には、パケット・スイッチ132は、パケット251から259および261から269に無音抑制を適用し、パケット250、260、および270をパケット・スイッチ134に渡す。パケット・スイッチ134は、パケット250、260、および270をパケット250および260のコピーと一緒に転送する。しかし、図10では、基地局144は、移動局146の無音抑制方式を音声ストリームに適用する。
図9および10に示されているように、無音抑制方式の追加の変形形態が存在し、本明細書の原理の範囲内で企図されている。たとえば、SSIコンポーネント320での別個の無音抑制方式の適用に対処するために、ブランクにされたパケットの送信に合意するために基地局114および116によって調整を行い、パケット・スイッチ132および134がクリティカル・パケットを渡すか否かをセットすることによって調整を行うことができる。
図11に移ると、パケット・フロー1100は、図5の「パススルー」のもう1つの変形形態を示す。この例では、発呼者ネットワーク112は、N=8のEVRC−NW DTX方式を使用する。被呼者ネットワーク142は、無音抑制を実行しておらず、EVRC−Bコーデックを使用している。この例のパケット・スイッチ132は、N=10を使用して無音抑制方式を適用するように構成される。
上の説明の諸部分は、たとえば移動局、パケット交換ネットワーク、およびEVRCなどのコーデックに関するが、当業者は、代替実装態様および代替実施形態が可能であることを了解するであろう。移動局の代替実装態様は、携帯電話機、スマート・ホン、音声メール・サーバ、Voice over Internet Protocol(VoIP)端末、パーソナル・コンピュータ、session initiation protocol(SIP)デバイス、テレフォニ・デバイス、または音声を受信するように構成された他のデバイスを含む。パケット交換ネットワークの代替実装態様は、ローカル・エリア・ネットワーク、広域ネットワーク、インターネット、他のパケット交換ネットワーク、およびその組合せを含む。コーデックの代替実装態様は、EVRC−Aコーデック、EVRC−Bコーデック、EVRC−WBコーデック、EVRC−NWコーデック、Long Term Evolution(LTE)コーデック、Adaptive MultiRate(AMR)コーデック、および背景雑音を含むパケットを省略できる他の会話コーデックもしくはオーディオ・コーデックを含む。したがって、追加の実施形態は、有線ネットワークまたは陸線ネットワーク、私有電話ネットワーク、音声メール・サービス、およびその組合せを含む。さらに、DTXならびに上述の3GPP2文書およびIETF文書と互換の無音抑制方式が説明されるが、当業者によって了解されるように、代替の無音抑制方式を、音声ストリームからパケットを捨てるか省略するための異なるルール、パラメータ、または判断基準と共に使用することができる。
図3の実施態様を参照すると、無音抑制インターフェース・コンポーネント320は、送信するデバイス110とパケット交換ネットワーク130との間(たとえば、第1無音抑制方式と第2無音抑制方式との間)で調停するように構成される。代替実装態様では、無音抑制インターフェース・コンポーネント320は、1つまたは複数のそれぞれの無音抑制方式を用いる1つまたは複数の追加のデバイス、ネットワーク、および/またはコール・ドメインの間で調停するように構成される。第1の例では、無音抑制インターフェース・コンポーネント320は、ある無音抑制方式とZ個の追加の無音抑制方式のセットとの間の調停(たとえば、「1対多」または1対Z調停)を提供するように構成される。第2の例では、無音抑制インターフェース・コンポーネント320は、Y対Z調停など、Y個の無音抑制方式の第2セットと無音抑制方式の第1セットとの間の調停を提供するように構成される。一例の無音抑制インターフェース・コンポーネント320は、複数の無音抑制方式の間での調停のために、1xZまたはYxZ判断テーブルおよび/または判断行列を含む。したがって、無音抑制インターフェース・コンポーネント320は、当業者によって了解されるように、それぞれの無音抑制方式を用いる送信するデバイス110、受信するデバイス140、および/またはパケット交換ネットワーク130の複数のインスタンスの間で調停するように構成される。
図12に移ると、装置1200は、装置300のもう1つの実装態様を表す。装置1200は、送信するデバイス110、受信するデバイス140、およびパケット交換ネットワーク130を含む。この実装態様では、送信するデバイス110および受信するデバイス140は、それぞれVoice over IP端末1210および1240を含む。VoIP端末1210および1240は、パケット交換ネットワーク130を介して通信するように構成される。VoIP端末1210は、第1無音抑制方式を使用し、第1無音抑制方式に従う音声ストリームをパケット・スイッチ132に送信するように構成される。パケット・スイッチ132は、SSIコンポーネント320を含み、第2無音抑制方式に従うように音声ストリームを変更するように構成される。したがって、パケット・スイッチ132は、第2無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成するために、音声ストリームからパケットのサブセットを選択する。パケット・スイッチ134は、当業者によって了解されるように、VoIP端末1240での再生の前に、1つまたは複数のパケットを第2音声ストリームに交換しまたは置換するように構成される。
一例の装置300は、1つまたは複数の固定プロセッサ可読媒体を使用する。固定プロセッサ可読媒体は、本発明の1つまたは複数の実装態様の1つまたは複数の部分を実行する(たとえば、プロセッサまたはコンピュータによって)ためのソフトウェア(たとえば、コンパイルされたコードまたは解釈されるコード)、ファームウェア、および/またはアセンブリ言語を格納する。装置300のための固定プロセッサ可読媒体の例は、SSIコンポーネント320の記録可能データ記憶媒体322を含む。一例の装置300のための固定プロセッサ可読媒体は、磁気データ記憶媒体、電気データ記憶媒体、光データ記憶媒体、生物データ記憶媒体、および原子データ記憶媒体のうちの1つまたは複数を含む。たとえば、固定プロセッサ可読媒体は、フロッピ・ディスク、磁気テープ、CD−ROM、DVD−ROM、ハード・ディスク・ドライブ、および電子メモリを含む。もう1つの例では、固定プロセッサ可読媒体は、フラッシュ・メモリ・ドライブなど、取り外し可能またはポータブルなデバイスを含む。
一例の装置300は、電子コンポーネント、ハードウェア・コンポーネント、およびコンピュータ・ソフトウェア・コンポーネントのうちの1つまたは複数など、複数のコンポーネントを含む。複数のそのようなコンポーネントを、装置300内で組み合わせまたは分割することができる。装置300の例のコンポーネントは、当業者によって了解されるように、複数のプログラミング言語のいずれかで記述されまたはこれを用いて実装された1組のおよび/または一連のコンピュータ命令を使用し、かつ/または含む。
本明細書で説明されるステップまたは動作は、単に例である。本発明の趣旨から逸脱しない、これらのステップまたは動作に対する多数の変形形態がある可能性がある。たとえば、ステップを異なる順序で実行することができ、あるいは、ステップを追加し、削除し、または変更することができる。
本発明の例の実施態様を図示し、本明細書で詳細に説明したが、本発明の趣旨から逸脱せず、したがって添付の特許請求の範囲で定義されるような本発明の範囲に含まれると考えられる、さまざまな変更、追加、置換、および類似物を行うことができることは、当業者には明白であろう。

Claims (6)

  1. 発呼者からパケット交換呼の第1音声ストリームを受信するステップであって、前記第1音声ストリームは、第1無音抑制方式に従い、前記パケット交換呼の複数の符号化されたパケットを含む、ステップと、
    第2無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成するために前記複数の符号化されたパケットから符号化されたパケットのサブセットを選択するステップであって、前記第2音声ストリームは、符号化されたパケットの前記サブセットを含み、前記第1無音抑制方式は、前記第2無音抑制方式とは異なる、ステップと、
    前記パケット交換呼の被呼者に向けて前記第2音声ストリームを転送するステップと、を具備し、
    前記第1音声ストリームは、第1DTX(discontinuous transmission)ストリームを含み、前記第2音声ストリームは、第2DTXストリームを含み、
    符号化されたパケットの前記サブセットを選択する前記ステップは、前記第2DTXストリームが前記第2無音抑制方式に従うように、前記第2無音抑制方式に従って符号化されたパケットの前記サブセットを選択するステップを含み、
    前記第1無音抑制方式および前記第2無音抑制方式は、それぞれ、第1無音抑制インターバルおよび第2無音抑制インターバルを含み、
    前記複数の符号化されたパケットは、前記第1無音抑制インターバルに前記第1無音抑制方式に従って送信される同期パケット、または、前記第1無音抑制インターバルとは独立に前記第1無音抑制方式に従って送信される非同期パケットのうちの少なくとも1つを含み、
    符号化されたパケットの前記サブセットを選択する前記ステップは、前記第2無音抑制インターバルに、前記同期パケットまたは前記非同期パケットのうちの前記少なくとも1つの直前に受信されたパケットを選択するステップであって、符号化されたパケットの前記サブセットは、前記直前に受信されたパケットを含む、ステップを含み、
    前記第2DTXストリームを転送する前記ステップは、前記第2無音抑制インターバルに前記直前に受信されたパケットを転送するステップを含む、
    無音抑制インターフェース・コンポーネントによって実行される、方法。
  2. 前記第1無音抑制インターバルは、前記第2無音抑制インターバルとは異なる、請求項に記載の方法。
  3. 前記第1無音抑制方式は、Enhanced Variable Rate Codec Narrowband-Wideband(EVRC−NW)規格に従い、
    前記同期パケットは、前記EVRC−NW規格のレート1/8非クリティカル・パケットを含み、
    前記第2無音抑制方式は、Enhanced Variable Rate Codec B(EVRC−B)規格に従う、請求項に記載の方法。
  4. 発呼者からパケット交換呼の第1音声ストリームを受信するステップであって、前記第1音声ストリームは、第1無音抑制方式に従い、前記パケット交換呼の複数の符号化されたパケットを含む、ステップと、
    第2無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成するために前記複数の符号化されたパケットから符号化されたパケットのサブセットを選択するステップであって、前記第2音声ストリームは、符号化されたパケットの前記サブセットを含み、前記第1無音抑制方式は、前記第2無音抑制方式とは異なる、ステップと、
    前記パケット交換呼の被呼者に向けて前記第2音声ストリームを転送するステップと、を具備し、
    前記第1音声ストリームは、第1DTX(discontinuous transmission)ストリームを含み、前記第2音声ストリームは、第2DTXストリームを含み、
    符号化されたパケットの前記サブセットを選択する前記ステップは、前記第2DTXストリームが前記第2無音抑制方式に従うように、前記第2無音抑制方式に従って符号化されたパケットの前記サブセットを選択するステップを含み、
    前記第1無音抑制方式および前記第2無音抑制方式とは別個の第3無音抑制方式の1つまたは複数のパラメータを受信するステップと、
    前記第3無音抑制方式の前記1つまたは複数のパラメータを格納するステップと、
    前記第3無音抑制方式の前記1つまたは複数のパラメータに基づいて符号化されたパケットの前記サブセットを選択するステップとをさらに具備する、
    無音抑制インターフェース・コンポーネントによって実行される、方法。
  5. 送信するデバイスからパケット交換呼の第1音声ストリームを受信するように構成された無音抑制インターフェース・コンポーネントを含む装置であって、
    前記第1音声ストリームは、第1無音抑制方式に従い、前記パケット交換呼の複数の符号化されたパケットを含み、
    前記無音抑制インターフェース・コンポーネントは、第2無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成するために前記複数の符号化されたパケットから符号化されたパケットのサブセットを選択するように構成され、
    前記第2音声ストリームは、符号化されたパケットの前記サブセットを含み、
    前記第1無音抑制方式は、前記第2無音抑制方式とは異なり、
    前記無音抑制インターフェース・コンポーネントは、前記パケット交換呼の受信するデバイスに向けて前記第2音声ストリームを転送するように構成され、
    前記第1音声ストリームは、第1DTX(discontinuous transmission)ストリームを含み、
    前記第2音声ストリームは、第2DTXストリームを含み、
    前記第1無音抑制方式および前記第2無音抑制方式は、それぞれ、第1無音抑制インターバルおよび第2無音抑制インターバルを含み、
    前記複数の符号化されたパケットは、前記第1無音抑制インターバルに前記第1無音抑制方式に従って送信される同期パケット、または、前記第1無音抑制インターバルとは独立に前記第1無音抑制方式に従って送信される非同期パケットのうちの少なくとも1つを含み、
    前記無音抑制インターフェース・コンポーネントは、前記第2無音抑制インターバルに、前記同期パケットまたは前記非同期パケットのうちの前記少なくとも1つの直前に受信されたパケットを選択するように構成されている、装置。
  6. 送信するデバイスからパケット交換呼の第1音声ストリームを受信するように構成された無音抑制インターフェース・コンポーネントを含む装置であって、
    前記第1音声ストリームは、第1無音抑制方式に従い、前記パケット交換呼の複数の符号化されたパケットを含み、
    前記無音抑制インターフェース・コンポーネントは、第2無音抑制方式に従う第2音声ストリームを作成するために前記複数の符号化されたパケットから符号化されたパケットのサブセットを選択するように構成され、
    前記第2音声ストリームは、符号化されたパケットの前記サブセットを含み、
    前記第1無音抑制方式は、前記第2無音抑制方式とは異なり、
    前記無音抑制インターフェース・コンポーネントは、前記パケット交換呼の受信するデバイスに向けて前記第2音声ストリームを転送するように構成され、
    前記無音抑制インターフェース・コンポーネントは、Y個の無音抑制方式の第1セットとZ個の無音抑制方式の第2セットとの間で調停するように構成され、
    無音抑制方式の前記第1セットは、前記第1無音抑制方式を含み、
    無音抑制方式の前記第2セットは、前記第2無音抑制方式を含む、装置。
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