JP5867838B2 - 送信時間間隔選択方法とユーザー端末 - Google Patents

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Description

本特許出願は、発明の名称を「TRANSMISSION TIME INTERVAL METHOD BASED ON POWER MARGIN, AND TERMINAL DEVICE」として、2012年1月31日に中国知的産権局に出願された中国特許出願第201210021867.6に対する優先権を主張するものであり、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は、無線通信の分野に関し、特に、送信時間間隔の選択方法とユーザー端末に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、移動体通信の分野において重要な組織であり、第三世代(The Third Generation、3G)技術の標準化を促進する。また、アップリンク/ダウンリンク・サービス・ベアラはどちらも、リリース99(Release99、R99)においてアップリンク・ダウンリンクデータ送信レートが384kbpsに達することが可能な以前の3GPPプロトコルバージョンの専用チャネル(Dedicated Channel、DCH)に基づいている。
移動体通信技術の発展に伴い、3G技術は継続して発展するとともに、進化している。アップリンク送信遅延を減少しかつアップリンク送信率を増加するために、3GPP WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access、広帯域符号分割多元接続)R99において拡張ランダムアクセスが導入されるとともに、拡張ランダムアクセスはランダムアクセスを拡張する。拡張ランダムアクセスは、アップリンク送信を行うためにRACH(Radom Access Channel、ランダムアクセスチャネル)の代わりにE-DCH(Enhanced Dedicated Channel、拡張専用チャネル)を使用する。
前記拡張ランダムアクセスは、ランダム・アクセス・プリアンブル(preamble)及びリソースアロケーション段階と、競合解決段階と、E-DCHデータ送信段階と、リリース段階とを含む。
MAC(Medium Access Control, メディアアクセス制御)レイヤが拡張ランダムアクセス手順をトリガする際に、物理レイヤは、アップリンク・アクセス・タイムスロットと、シグネチャと、プリアンブルを送信するためのプリアンブル送信パワーとを選択する必要がある。リリース8(Release 8、R8)における拡張ランダムアクセスのシグネチャサブセットは、TTI(Transmission Time Interval、送信時間間隔)の長さによって、2msのTTIを有するE-DCHリソースと、10msのTTIを有するE-DCHリソースとに分類される。ランダムアクセスを行う際、UEは、必要なリソースタイプを選択しかつランダムアクセス手順を開始するために対応するプリアンブルシグネチャを選択する。
バージョンR8において、CELL-FACH(Cell Forward Access Channel、セル下りアクセスチャネル)状態およびIdle状態であるUEのE-DCHアップリンク通信のTTIタイプは、10msのTTIおよび2msのTTIを含む。すなわち、E-DCHはアップリンク通信を行うために10msと2msの送信時間間隔を使用する。また、前記TTIタイプはネットワーク側によって設定される。すなわち1つのTTIタイプは各セル毎に固定で設定されるとともに、CELL-FACH状態およびIdle状態のUEが拡張アップリンクアクセスを開始する際に、対応するE-DCH送信はセルに設定されたTTIタイプを使用する。
前記CELL-FACH状態におけるアクセスを行う際、UEは特定の規則に基づいてTTIを選択する必要があり、現在、TTIはパワーマージン(power margin)の原理に基づいて主に選択される。現在、パワーマージンを演算する方法は主に以下を含む:
1.前記パワーマージンは、ランダム・アクセス・プリアンブルの初期送信パワー(Preamble_Initial_Power)に基づき演算を介して取得され、その演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
ここでΔPp-eは、最後の送信のアクセス・プリアンブル・パワーと初期DPCCH(Dedicated Physical Control Channel, 専用物理制御チャネル)送信パワーとの間のパワーのバイアスを表し、Preamble_Initial_Powerは、ランダム・アクセス・プリアンブルの初期送信パワーを表し、Maximum allowed UL TX Powerは、システムメッセージを介してネットワーク側によってブロードキャストされるUEの最大許容アップリンク送信パワーを表し、P_MAXはUEの最大出力パワーを表す。
2.前記パワーマージンは、ネットワーク側の設定されたサービンググラントConfigured_SGに基づいて取得してもよく、ここでConfigured_SGは、デフォルトSG(Default_SG)または最大SG(Max-SG)であってもよい。Default_SGは、ネットワークによって設定されたデフォルト・サービング・グラントと見なしてもよいし、初期サービンググラントまたはUEのアップリンク送信のデフォルト・サービング・グラントと見なしてもよい。また、Max-SGはネットワークによって設定される最大のサービンググラントであり、すなわち、UEのためにネットワークによってスケジューリングされ得る最大のサービンググラントである。この方法において、演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
3.前記パワーマージンは、システム・ブロードキャスト・メッセージを介し、ネットワーク側によってブロードキャストされる共通E-DCHリソース設定におけるE-TFCI(送信フォーマット通知情報)に基づいて取得されてもよい。E-TFCIは、ネットワーク側の上位レイヤによって設定される。ネットワーク側の上位レイヤによって設定される、E-DPDCH(E-DCH Dedicated Physical Data Channel, E-DCH専用物理データチャネル)のゲイン係数βedと、E-DPDCH(E-DCH Dedicated Physical Control Channel、E-DCH専用物理制御チャネル)と、HS-DPCCH(Dedicated Physical Control Channel for High Speed Downlink Shared Channel、高速ダウンリンク共有チャネル専用物理制御チャネル)と、DPCCH(Dedicated Physical Control Channel、専用物理制御チャネル)のゲイン係数βec、βhsおよびβcとは、参照E-TFCIに基づいて取得されてもよい。このとき必要とされるパワーマージンは、以下の演算式に基づいて取得される。
Figure 0005867838
前述のパワーマージンの演算のための3種類の方法において、UEの送信パワーは、UEのランダム・アクセス・プリアンブルの初期送信パワーに基づいた推定を介して取得されるため、初期送信パワーは、UEが最初のランダム・アクセス・プリアンブルを開始するための送信パワーだけを示す。しかしながら、UEのランダム・アクセス・プリアンブルの送信手順において基地局の確認通知を受信できない場合、その送信パワーはステップ単位で徐々に増加する。したがって、UEの最初の送信パワーに基づいてパワーマージンが演算され、次に演算されたパワーマージンに基づいてTTIタイプが決定される先行技術の方法は正確ではない。
本発明の態様は、対応するE-DCHリソースのTTIタイプが正確なパワーマージンに基づいて選択することができるように、パワーマージンに基づいた送信時間間隔選択方法およびユーザー端末を提供する。
本発明の態様は、パワーマージンに基づいた送信時間間隔選択方法を提供し、以下のステップを含む。
ユーザー端末によって、ランダムアクセスを行う際に送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを設定するステップ
送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに基づいたパワーマージンを取得するステップ
パワーマージンに基づいて対応する拡張専用チャネルリソースの送信時間間隔タイプを選択するステップ
これに対応して、本発明はさらに以下を含むユーザー端末を提供する。
ユーザー端末がランダムアクセスを行う際に送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを設定するように構成されたコントロールモジュール
送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに基づいたパワーマージンを取得するように構成された、パワーマージン取得モジュール
パワーマージンに基づいて対応する拡張専用チャネルリソースの送信時間間隔タイプを選択するように構成されたリソース選択モジュール
本発明の態様には次の有利な効果がある。
本発明の態様による、パワーマージンに基づいた送信時間間隔の選択方法と、ユーザー端末では、ランダムアクセス手順において、ユーザー端末は、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを設定し、かつ、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに基づいてパワーマージンを取得するとともに、パワーマージンに基づいて対応するE-DCHリソースのTTIタイプを選択する。パワーマージンが、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに基づいて取得される、すなわち、パワーマージンが毎回送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの実際の送信パワーに基づいて取得されるため、取得されたパワーマージンはより正確であり、従ってパワーマージンに基づくE-DCHのTTIタイプの選択がより正確で効果的である。
本発明の実施形態または従来技術において技術的解決策をより明確に説明するために、実施形態または従来技術の説明に必要な添付図面が以下に簡潔に説明される。以下の説明における添付図面は、本発明の一部の実施形態であり、当業者は、創作的な努力せずにこれらの添付図面から他の図面を導出することもできる。
本発明の実施形態によるパワーマージンに基づいたTTI選択方法のフローチャート図である。 本発明の実施形態によるパワーマージンに基づいたTTI選択方法のβed/βc量子化テーブルの概略図である。 本発明の実施形態によるパワーマージンに基づいたTTI選択方法のβec/βc量子化テーブルの概略図である。 本発明の実施形態によるユーザー端末の機能ブロック図である。
本発明の実施形態における技術的解決手段は、本発明の実施形態における添付図面を参照して明確かつ完全に以下に説明される。明らかに、後述の実施形態は、本発明の実施形態全体ではなく一部にすぎない。創造的努力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
本発明の実施形態に基づくパワーマージンによるTTI選択方法において、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーが設定され、パワーマージンは設定送信パワーに基づいて演算され、対応する拡張リソースのTTIタイプは演算を介して取得されるパワーマージンに基づいて選択される。
パワーマージンが、毎回送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの正確な送信パワーに基づいて取得されるため、取得されるパワーマージンはより正確であり、そのため、パワーマージンに基づく対応するE-DCHリソースのTTIタイプの選択は、より正確で効果的である。
ネットワーク側はシステムメッセージを介して、UEの最大許容アップリンク送信パワーである「Maximum allowed UL TX power」、プライマリ共有パイロットチャネルの送信パワーである「Primary CPICH TX power」、アップリンク干渉である「UL interference」、定数値である「Constant Value」などをブロードキャストする。同時にUEは、UEの種類に基づいたUEの最大出力パワーである「P_MAX」を取得することができる。UEは、システムメッセージと、CPICH上のUEによって実行される測定の結果である「CPICH_RSCP(Common Pilot Channel Received Signal Code Power、共通パイロットチャネル受信信号コードパワー)」とから取得したパラメータに基づいてランダム・アクセス・プリアンブルの初期送信パワーである「Preamble_Initial_Power」を取得することができる。その演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
図1は、本発明の実施形態に基づくパワーマージンによるTTI選択方法のフローチャートである。特定の実行時に、この実施形態における方法は、具体的に以下のステップを含む。
S11:UEは送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワー(Preamble_Transmitted_Power)を設定する。
前記UEがランダムアクセスを行う際、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるPreamble_Initial_Powerは通常、初期送信パワーと呼ばれ、UEが最初にランダム・アクセス・プリアンブルを送信するための送信パワーは、UEの最小許可パワーレベルと、ネットワーク側によって設定されるPreamble_Initial_Powerとに基づいて設定される。具体的には、Preamble_Initial_Powerが最小パワーレベルよりも小さい場合に、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの指示送信パワー(すなわち、初回に送信されたランダム・アクセス・プリアンブル)(Commanded Preamble Power)は、Preamble_Initial_Powerよりも大きいか等しく設定されるが、最小許可パワーレベルよりも小さいか等しく設定され、そうでない場合には、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの指示送信パワー(すなわち、初回に送信されたランダム・アクセス・プリアンブル)は、Preamble_Initial_Powerと等しく設定される。一方、設定指示送信パワーが最大許可値よりも大きい場合、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワー(preamble transmission power)は最大許可値と等しく設定される。そして、設定指示送信パワーが最小パワーレベルよりも小さい場合、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーは、Commanded Preamble Powerよりも大きいか等しく設定されるが、要求最小パワーレベルよりも小さいか等しく設定される。それ以外の場合、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーは、Commanded Preamble Powerと等しく設定される。UEは、設定プリアンブル送信パワーに基づいてランダム・アクセス・プリアンブルを送信する。
アクセスプリアンブルを検出すると、ネットワーク側は、AICH(Acquisition Indicator Channel、呼応答チャネル)と、E-AICH(Extended Acquisition Indicator Channel、拡張呼応答チャネル)とを介してリソースアロケーション指示を行う。UEが指示を受信した後、UEは、割り当てられたリソースを用いてアップリンクの送信を行う。また、UEがネットワーク側の確認指示を受信しない場合、UEは、ネットワーク側によって返される確認指示をUEが受信するまでランダム・アクセス・プリアンブルを再送する。すなわち、複数回のランダム・アクセス・プリアンブルを送信する必要がある。このプロセスにおいて、UEは、最後に送信されたランダム・アクセス・プリアンブルの指示送信パワーを基に1ステップを加えることにより得られるパワーにランダム・アクセス・プリアンブルの指示送信パワーを設定する。次いで上記のステップを繰り返すとともに、指示送信パワーに基づいてUEの送信パワーを設定する。
そのため、ステップS11において、UEがネットワーク側の確認指示を受信しない場合、ランダム・アクセス・プリアンブル送信の2回目から開始し、UEは、前回送信されたランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに1ステップを追加することによって得られたパワーに、毎回送信するランダム・アクセス・プリアンブルを送信するために使用する送信パワーを設定する。
S12:送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの前記送信パワーに基づくパワーマージンを取得する。
一実施形態によれば、パワーマージンはUEによって設定された送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに基づいて取得されてもよく、その演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
ここでΔPp-eは、前回送信のアクセス・プリアンブル・パワーと初期DPCCH送信パワーとの間のパワーのバイアスを表す。
他の特定の実施形態によれば、パワーマージンは、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを参照してネットワーク側の設定されたサービンググラント(Configured_SG)に基づいて取得されてもよい。Configured_SGは、デフォルトSG(Default_SG)または最大SG(Max-SG)であってもよい。Default_SGは、ネットワークによって設定されたデフォルト・サービング・グラントであるとともに、初期サービンググラントまたはUEのアップリンク送信のデフォルト・サービング・グラントとしてみなされてもよい。Max-SGは、ネットワークによって設定される最大サービンググラントであり、すなわち、UEのためにネットワークによってスケジューリングされることができる最大サービンググラントである。
その演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
取得されたパワーマージンをより正確にするため、他の特定の一実施形態において、パワーマージンは、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを参照してランダム・アクセス・プリアンブルにおけるUEの平均サービンググラント(Average_SG)に基づいて取得されてもよい。その演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
ここでAverate_SGは、前回データを送信するバッファの状態に基づいた演算を介して取得されてもよい。演算を介して取得されるパワーマージンがより正確になるように、アップリンク送信のデータチャネルによって必要とされる送信パワーの状態は、より正確なAverage_SGを介して反映されてもよい。
他の特定の一実施形態によれば、パワーマージンは、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの実際の送信パワーを参照してシステム・ブロードキャスト・メッセージを介してネットワーク側によってブロードキャストされる送信フォーマット通知情報E-TFCIに基づいて取得されてもよく、具体的には以下のとおりである。
ネットワーク側によって送達されるE-TFCIを受信後、UEは、E-TFCIに基づくE-DPDCHのゲイン係数βedを取得する。異なる送信フォーマットのゲイン係数βedの精度を向上させるために、ネットワーク側は、複数の基準送信フォーマットを設定する。UEが送信フォーマットを選択する際、送信フォーマットに対応するゲイン係数βedが決定される。
ネットワーク側の上位レイヤによって設定され、かつ、システムによって送信されるDPCCHのゲイン係数βcを取得するとともに、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの実際の送信パワーPreamble_Transmitted_Powerに基づく演算を介して要求されるパワーマージンを取得する。その演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
ここで、mは、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるか、または定義済みであり、E-DPDCHチャネルの数を表す。(βed / βcconfigは、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるE-TFCIに基づいて取得される。
明らかに、本実施形態において、パワーマージンは、参照E-TFCIに基づかない取得であってもよいが、パワーマージンは、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの実際の送信パワーを参照してネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータに基づいて取得される。具体的には以下のとおりである。UEは、ネットワーク側の上位レイヤによって設定され、かつ、システムによって送信されるE-DPDCHのゲイン係数βedと、DPCCHのゲイン係数βcとを直接取得し、その後、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーPreamble_Transmitted_Powerを参照してパワーマージンを演算する。その演算式は前記式と同じであり、相違点は(βed / βcconfigがネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータに基づいて取得される点である。
本実施形態によれば、パワーマージンは、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータに基づいて取得される(βed / βcconfigを用いずに取得されてもよく、要求されるパワーマージンは事前定義されたβed / βc量子化テーブルを用いた演算を介して取得されてもよい。その演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
ここで、βed / βcは、図2において図示された事前定義されたβed / βc量子化テーブルの最小値(βed / βcminを使用する。
実際の実行時に、一つだけE-DPDCHチャネルが存在する場合、すなわち、k=m=1のときである場合、対応するパワーマージンの演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
データチャネルの送信パワーのみが、前記実施形態において考慮される。より正確にするために、コントロールチャネルE-DPCCHチャネルが占有するパワーは、さらに考慮されてもよく、UEはさらに、ネットワーク側の上位レイヤによって設定され、システムによって送信されるチャネルパラメータ、すなわち、E-DPCCHのゲイン係数βecの取得を必要とし、対応する、このパワーマージンの演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
ここで、βed / βcは、E-TFCIに基づいて取得されるか、またはネットワーク側の上位レイヤによって設定されてもよいし、事前定義された対応する量子化テーブルにおける所定値を使用してもよいことは明らかである。そして同様に、βec / βcは、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるか、または事前定義された対応する量子化テーブルにおける最小値を使用してもよい。
1コードチャネルのケースのみが、すべての前記式において考慮される。そして複数のコードチャネルが存在するとき、対応するパワーマージンの演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
図3は、事前定義されたβec / βc量子化テーブルを表す。ここで(βec / βcminと(βec / βcconfigは、それぞれβed / βc量子化テーブルの最小値と、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータに基づいて取得される所定値とを表す。
もしHS-DPCCHの占有パワーがさらに考慮されるとともに、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータ、すなわちHS-DPCCHのゲイン係数βhsが取得される場合、対応するパワーマージンの演算式は以下のとおりである。
Figure 0005867838
ここでβed / βcは、βed / βc量子化テーブルにおける最小値(βed / βcminであってよく、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータに基づくか、または参照E-TFCIに基づいて取得される所定値(βed / βcconfigであってもよい。また、βec / βcは、βec / βc量子化テーブルにおける最小値(βec / βcminか、またはネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータに基づいて取得される所定値(βec / βcconfigであってもよい。
前記式におけるΣ(βed / βc2は、複数のコードチャネルの送信パワーの総計である。1コードチャネルだけが存在する場合、コードチャネルの送信パワーは推定される必要がある。すなわち、前記式におけるΣ(βed / βc2は(βed / βc2に変更される。
S13:パワーマージンに基づいて対応するE-DCHリソースのTTIタイプを選択する。
特定の実行時、UEがランダムアクセスを行う際、拡張アップリンク・ランダム・アクセスは、R11においてTTIの長さに基づいて2msのTTIを有するE-DCHリソースと10msのTTIを有するE-DCHリソースとに分類されてもよい。従って、UEが取得したパワーマージンに基づいてE-DCHを選択する際、UEは初めに、パワーマージンが設定された閾値よりも大きいか等しいか否かを判定し、もしそうであれば、UEは、E-DCHリソースのTTIの長さとして2msを選択し、そうでなければ、E-DCHリソースのTTIの長さとして10msを選択する。
本実施形態によれば、前記閾値は、ネットワーク側によって設定されるとともに、システムメッセージを介してブロードキャストされてもよく、またはユーザーによって事前定義されてもよい。
本発明の本実施形態に基づいたパワーマージンによるリソース選択方法によれば、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーは取得かつ設定されるとともに、パワーマージンは設定送信パワーに基づいて取得され、次いで対応するE-DCHのTTIタイプがパワーマージンに基づいて選択される。パワーマージンは、ランダム・アクセス・プリアンブルの実際の送信パワーに基づいて取得されるため、演算が初期送信パワーに基づいて行われる際、ランダムアクセス回数が増加するように加えられるステップの省略が回避され、そのため、本実施形態における演算を介して取得された取得パワーマージンはより正確であり、またパワーマージンに基づいたE-DCHの選択はより効果的である。
前記方法の実施形態に対応して、本発明の実施形態はさらにユーザー端末を提供し、本発明の実施形態におけるユーザー端末は、図4と具体的な実施形態を参照して以下に詳細に記載される。
図4は、本発明の実施形態に基づくユーザー端末の機能ブロックダイアグラムである。特定の実行時、本実施形態におけるユーザー端末は以下を含む。
ユーザー端末がランダムアクセスを行う際、コントロールモジュール41は、現在のランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを設定するように構成され、ユーザー端末がランダムアクセスを行うプロセスにおいて、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるPreamble_Initial_Powerは、通常、初期送信パワーと呼ばれる。UEが最初にランダム・アクセス・プリアンブルを送信するための送信パワーは、UEの最小許容パワーレベルとネットワーク側によって設定されるPreamble_Initial_Powerとに基づいて設定される。
具体的には、Preamble_Initial_Powerが最小パワーレベルよりも小さい場合、現在のランダム・アクセス・プリアンブルの指示された送信パワー(すなわち、初回送信ランダム・アクセス・プリアンブル)(Commanded Preamble Power)は、Preamble_Initial_Power大きいか等しく設定されるが、最小許容パワーレベルよりも小さいか等しく設定される。そうでない場合は、現在のランダム・アクセス・プリアンブルの指示された送信パワー(すなわち、初回送信ランダム・アクセス・プリアンブル)は、Preamble_Initial_Powerと等しく設定される。そしてその間、設定指示送信パワーが最大許容値よりも大きい場合、現在のランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワー(preamble transmission power)は、最大許容値と等しく設定される。そして設定指示送信パワーが最小パワーレベルよりも小さい場合、現在のランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーは、Commanded Preamble Powerよりも大きいか等しく設定されるが、必要最小パワーレベルよりも小さいか等しく設定され、そうでない場合、現在のランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーはCommanded Preamble Powerに等しく設定される。UEは、設定プリアンブル送信パワーに基づいてランダム・アクセス・プリアンブルを送信する。UEが指示を受信した後、UEは、割り当てられたリソースを使用してアップリンク送信を行う。UEがネットワーク側の確認指示を受信しない場合、UEは、ネットワーク側によって返される確認指示をUEが受信するまで、ランダム・アクセス・プリアンブルを再送する。すなわち、複数回のランダム・アクセス・プリアンブルの送信が必要となる。このプロセスにおいて、現在のランダム・アクセス・プリアンブルの指示送信パワーは、前回送信されたランダム・アクセス・プリアンブルの指示送信パワーを基に1ステップを追加することによって取得される。次いで、上記で説明されたステップが繰り返され、UEの送信パワー(preamble transmission power)は、指示送信パワーに基づいて設定される。特定の実行時には、コントロールモジュール41は具体的に以下を含む。
・ユーザー端末がランダムアクセスを行う際、現在のランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを設定するように構成された送信パワー設定サブモジュール、及び
・ネットワーク側の設定されたサービンググラント「Configured_SG」、または平均サービンググラント「Average_SG」、またはネットワーク側によってブロードキャストされた参照E-TFCI、またはネットワーク側の上位レイヤによって設定されたチャネルパラメータを取得するように構成されたパラメータ取得サブモジュール
パワーマージン取得モジュール42は、具体的には、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの設定送信パワーと、サービンググラント「Configured_SG」または平均サービンググラント「Average_SG」または参照E-TFCIと、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータと、に基づいてパワーマージンを取得するように構成される。すなわち、パワーマージン取得モジュール42は、Configured_SGと、Average_SGと、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータとのいずれか一つを参照してランダム・アクセス・プリアンブルの設定送信パワーに基づいたパワーマージンを取得してもよいし、または、参照E-TFCIを参照する設定送信パワーとネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータとに基づいて送信パワーを取得してもよい。
具体的な実行には、パワーマージン取得モジュール42は、ゲイン係数取得サブモジュールとパワーマージン演算サブモジュールとを有する。
前記ゲイン係数取得サブモジュールは、ネットワーク側によって設定される拡張専用物理データチャネルのゲイン係数βedを、ネットワーク側によってブロードキャストされる参照E-TFCIに基づいて取得するか、または直接取得してもよく、ネットワーク側の上位レイヤによって設定される、E-DCH専用物理制御チャネルと専用物理チャネルと高速ダウンリンク共有物理チャネル用の専用物理制御チャネルのゲイン係数すなわちβecとβcとβhsとを取得するように構成される。
前記パワーマージン演算サブモジュールは、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとβedとβcとに基づいたパワーマージンの取得をするか、または、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとβecとβedとβcとに基づいたパワーマージンの取得をするか、または、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとβecとβedとβcとβhsとに基づいたパワーマージンの取得をするように構成される。
パワーマージン演算サブモジュールは、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに基づいてパワーマージンを直接取得してもよい。しかしながら、より正確なパワーマージンを取得するために、パワーマージン演算サブモジュールは、拡張専用物理データチャネルのゲイン係数などを参照し、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに基づいてパワーマージンを演算する。そのため、演算を介して取得したパワーマージンに基づいた対応リソースのTTIタイプの選択は、より正確で効果的である。
リソース選択モジュール43は、パワーマージンに基づいて対応拡張専用チャネル「E-DCH」のリソースの送信時間間隔タイプを選択するように構成される。特定の実行時には、リソース選択モジュール43は、特に以下を含む。
・パワーマージンが設定閾値以上であるか否かを判定するように構成された判定サブモジュール、及び
・判定サブモジュールの判定結果が、パワーマージンが設定閾値以上である場合にE-DCHリソースの送信時間間隔TTIとして2msを設定するか、または、判定サブモジュールの判定結果が、パワーマージンが設定閾値未満である場合にE-DCHリソースの送信時間間隔TTIとして10msを設定するように構成された選択サブモジュール
本発明の実施形態に基づくユーザー端末によれば、コントロールモジュールは、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを設定するとともに、パワーマージン取得モジュールは、設定送信パワーに基づいたパワーマージンを取得し、最後に、リソース選択モジュールは、パワーマージンに基づいてE-DCHリソースを選択する。
パワーマージンは、ランダム・アクセス・プリアンブルの実際の送信パワーに基づいて取得されるため、演算が初回送信パワーに基づいて行われる際に、ランダムアクセスの回数を増加するように追加されたステップが省略される。このため、この実施形態において演算を介して取得した取得パワーマージンは、より正確であるとともに、パワーマージンに基づくE-DCHの選択は、より効果的である。
前記説明は、本発明の例示的実施形態のみを開示しており、本発明の特許請求の範囲を限定することを意図するものではないことは明らかである。当業者は前述の実施形態の手順のすべてまたは一部を理解し、実行することができ、本発明の特許請求の範囲に基づいて創作された均等の変更は、本発明の範囲内に含まれる。
41 コントロールモジュール
42 パワーマージン取得モジュール
43 リソース選択モジュール

Claims (11)

  1. ユーザー端末によって、ランダムアクセスを行う際に送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを設定するステップと、
    送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとネットワーク側によって設定される拡張専用物理制御チャネルのゲイン係数β ec と拡張専用物理データチャネルのゲイン係数β ed と専用物理制御用チャネルのゲイン係数β に基づいたパワーマージンを取得するステップと、
    パワーマージンに基づいて対応する拡張専用チャネルリソースの送信時間間隔タイプを選択するステップと
    を有する送信時間間隔選択方法。
  2. 前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに基づいた前記パワーマージンを取得するステップは、特に、
    前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとネットワーク側によって設定されたサービンググラントとに基づいた前記パワーマージンを取得するステップ、または、
    前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーと平均サービンググラントとに基づいた前記パワーマージンを取得するステップ、または、
    前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとネットワーク側によって設定されたチャネルパラメータとに基づいた前記パワーマージンを取得するステップ、または、
    前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとネットワーク側によって設定されたチャネルパラメータと前記ネットワーク側によってブロードキャストされた送信フォーマット通知情報とに基づいた前記パワーマージンを取得するステップ
    である、請求項1に記載の送信時間間隔選択方法。
  3. 前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの前記送信パワーと前記ネットワーク側によって設定されたチャネルパラメータとに基づくパワーマージンを取得するステップは、特に、
    ユーザー端末によって、前記ネットワーク側が設定する拡張専用物理データチャネルのゲイン係数βedと、専用物理制御用チャネルのゲイン係数βとを取得するステップと、
    ユーザー端末によって、前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーと前記ネットワーク側によって設定されるβ ed と、β に基づいたパワーマージンを取得するステップと
    を有する、請求項2に記載の送信時間間隔選択方法。
  4. 前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーと前記ネットワーク側によって設定されたチャネルパラメータと前記ネットワーク側によってブロードキャストされた送信フォーマット通知情報とに基づいたパワーマージンを取得するステップは、特に、
    ユーザー端末によって、前記ネットワーク側がブロードキャストした送信フォーマット通知情報に基づいた拡張専用物理データチャネルのゲイン係数βedを取得するステップと、
    ユーザー端末によって、前記ネットワーク側が設定する専用物理制御チャネルのゲイン係数βを取得するステップと、
    ユーザー端末によって、前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーと前記送信フォーマット通知情報によって取得されたβ ed と前記ネットワーク側が設定するβ に基づいたパワーマージンを取得するステップと
    を有する、請求項2に記載の送信時間間隔選択方法。
  5. ユーザー端末によって、前記ネットワーク側が設定する拡張専用物理制御チャネルのゲイン係数βecを取得するステップと、
    ユーザー端末によって、前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとβ ec とβ ed とβ に基づいてパワーマージンを取得するステップと
    をさらに有する、請求項3または請求項4に記載の送信時間間隔選択方法。
  6. ユーザー端末によって、前記ネットワーク側が設定する高速ダウンリンク共有物理チャネル用の専用物理制御チャネルのゲイン係数βhsを取得するステップと、
    ユーザー端末によって、前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとβ ec とβ ed とβ とβ hs に基づいてパワーマージンを取得するステップと、
    をさらに有する、請求項5に記載の送信時間間隔選択方法。
  7. パワーマージンに基づいて対応する拡張専用チャネルリソースの送信時間間隔タイプを選択するステップは、特に、
    送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーに基づくパワーマージンが、設定された閾値より大きいか、または、等しいかどうかを判定するステップと、
    もしそうであれば、拡張専用チャネルリソースの送信時間間隔として2msを選択するステップと、
    そうでない場合は、拡張専用チャネルリソースの送信時間間隔として10msを選択するステップと
    を有する、請求項6に記載の送信時間間隔選択方法。
  8. ユーザー端末がランダムアクセスを行う際に送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーを設定するように構成されたコントロールモジュールと、
    送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーとネットワーク側によって設定される拡張専用物理制御チャネルのゲイン係数β ec と拡張専用物理データチャネルのゲイン係数β ed と専用物理制御用チャネルのゲイン係数β に基づいたパワーマージンを取得するように構成された、パワーマージン取得モジュールと、
    パワーマージンに基づいた対応する拡張専用チャネルリソースの送信時間間隔タイプを選択するように構成されたリソース選択モジュールと
    を有するユーザー端末。
  9. 前記コントロールモジュールは、
    前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーをセットするように構成された送信パワー設定サブモジュールと、
    ネットワーク側によって設定されるサービンググラント、または、平均サービンググラント、または、ネットワーク側によってブロードキャストされる参照E-TFCI、または、ネットワーク側の上位レイヤによって設定されるチャネルパラメータを取得するように構成されたパラメータ取得サブモジュールとを有し、
    前記パワーマージン取得モジュールは、特に、送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーと、ネットワーク側によって設定されるサービンググラントまたは平均サービンググラントまたはチャネルパラメータとに基づいたパワーマージン、または、ネットワーク側によって設定されるチャネルパラメータと送信フォーマット通知情報とに基づいたパワーマージンを取得するように構成される
    請求項8に記載のユーザー端末。
  10. 前記パワーマージン取得モジュールは、
    前記ネットワーク側によってブロードキャストされる送信フォーマット通知情報に基づいて、前記ネットワーク側によって設定される拡張専用物理データチャネルのゲイン係数β ed 取得するか、または、前記ゲイン係数β ed 直接取得するとともに、前記ネットワーク側によって設定される専用物理制御チャネルと拡張専用物理制御チャネルと高速共有ダウンリンクチャネル用の専用物理制御チャネルとのゲイン係数すなわちβとβecとβhsとを取得するように構成されたゲイン係数取得サブモジュールと、
    前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーと、βedと、β とに基づいたパワーマージンを取得するか、または、前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーと、βecと、βedと、β とに基づいたパワーマージンを取得するか、または、前記送信されるランダム・アクセス・プリアンブルの送信パワーと、βecと、βedと、βと、βhs とに基づいたパワーマージンを取得する
    ように構成されたパワーマージン演算サブモジュールと
    を有する請求項9に記載のユーザー端末。
  11. 前記リソース選択モジュールは、
    パワーマージンが設定された閾値以上であるか否かを判定するように構成された判定サブモジュールと、
    前記判定サブモジュールの判定結果が、パワーマージンが設定された閾値以上であるときに拡張専用チャネルリソースの送信時間間隔として2msを選択するか、または、前記判定サブモジュールの判定結果が、パワーマージンが設定された閾値未満であるときに拡張専用チャネルリソースの送信時間間隔として10msを選択するように構成された選択サブモジュールと
    を有する請求項8から請求項10のいずれか一項に記載のユーザー端末。
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