JP5861523B2 - サーバ、端末、プログラム - Google Patents

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サーバ、端末、プログラムに関する。
クライアント・サーバシステムにおいて、クライアントからの処理要求に対して、サーバ側でその受付を制限する技術が知られている。具体的には、下記特許文献1には、クライアントから処理要求を受けると、サーバは、プログラムの機能毎に負荷判定値が関連付けられた負荷判定テーブルを参照し、要求されたプログラムの負荷判定値と、その時点の負荷状態値を比較し、その比較結果に応じて、処理要求の受付の可否を判定する技術が開示されている。
特開2000−322365号公報
本発明は、クライアント・サーバシステムにおいて、クライアント装置が過去に要求した処理に対応するサーバ装置側の負荷状況に基づいて、再び当該要求に応じた処理をするときに、当該処理の実行の可否を判定するサーバ装置、クライアント装置、プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載のサーバ装置は、クライアント装置から操作指示と操作対象を特定したリクエストを取得するリクエスト取得手段と、前記クライアント装置に記憶された、過去に前記リクエストに応じた処理を実行した際に計測された、処理時間、同時実行されるプロセス数、CPU使用率に応じた想定コスト情報を取得する想定コスト情報取得手段と、前記想定コスト情報、前記リクエストを取得したときの同時実行されているプロセス数、及び、予め設定された期間に実行されたプロセス数と当該プロセスの平均処理時間の関係を表す負荷統計情報に基づいて、予測スループットを算出する予測スループット算出手段と、前記リクエストを取得したときのCPU使用率及び前記想定コスト情報に含まれるCPU使用率に基づいて、前記算出された予測スループットを補正した補正スループットを算出する補正スループット算出手段と、前記算出された補正スループットに応じて、前記リクエストの実行の可否を判定する補正スループット判定手段と、を含むことを特徴とする。
請求項2に記載のサーバ装置は、請求項1に記載のサーバ装置において、前記補正スループット判定手段は、前記補正スループットがあらかじめ定められた第1の閾値よりも大きいと判断した場合には、前記リクエストの実行が不可であることを示す情報を前記クライアント装置に送信することを特徴とする。
請求項3に記載のサーバ装置は、請求項1または2に記載のサーバ装置において、前記サーバ装置は、更に、前記補正スループット判定手段が、前記補正スループットが前記第1の閾値以下であると判断した場合に、前記リクエストに応じた処理を実行する実行手段と、前記サーバ装置が前記リクエストの処理に要した、処理時間、同時実行されたプロセス数、CPU使用率を示すコスト情報を前記クライアント装置に送信するコスト情報送信手段と、を含むことを特徴とする。
請求項4に記載のサーバ装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載のサーバ装置において、前記補正スループット算出手段は、予め設定された、前記サーバ装置における現在のCPU使用率と前記想定コスト情報に含まれるCPU使用率との比と、補正する割合との関係を表す変換テーブルを参照して、前記補正スループットを算出することを特徴とすることを特徴とする。
請求項5に記載のクライアント装置は、各操作指示と各操作対象に関連付けて記憶された、前記各操作対象について前記各操作指示をサーバ装置で処理した際に想定される処理時間、同時実行プロセス数、CPU使用率を示す想定コスト情報を記憶した想定コスト情報記憶手段と、前記サーバ装置に操作指示と操作対象を特定したリクエストを送信するリクエスト送信手段と、前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報のうち、前記リクエストに関連付けられた想定コスト情報を取得し、前記サーバ装置に送信する想定コスト情報送信手段と、前記サーバ装置から前記リクエストに対する前記サーバ装置の処理結果に応じたレスポンスを取得するレスポンス取得手段と、前記サーバ装置が前記リクエストの処理に要した処理時間、同時実行プロセス数、CPU使用率を示すコスト情報を取得するコスト情報取得手段と、前記取得されたコスト情報に応じて、前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報を更新する更新手段と、を含むことを特徴とする。
請求項6に記載のクライアント装置は、請求項5に記載のクライアント装置において、前記更新手段は、前記コスト情報に含まれる処理時間があらかじめ設定された第2の閾値より大きいか否かを判定する処理時間判定手段と、前記リクエストに対応する想定コスト情報が前記想定コスト情報記憶手段に記憶されているか否かを判定する記憶判定手段と、を含み、前記更新手段は、前記処理時間判定手段の判定結果及び前記記憶判定手段の判定結果に応じて、前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報を更新する、ことを特徴とする。
請求項7に記載のクライアント装置は、請求項6に記載のクライアント装置において、前記更新手段は、前記処理時間判定手段が前記コスト情報に含まれる処理時間が前記第2の閾値より大きいと判定した場合であって、かつ、前記リクエストに対応する想定コスト情報が前記想定コスト情報記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記リクエストに対応する想定コスト情報と前記コスト情報の平均値を算出する平均値算出手段を含み、前記更新手段は、前記リクエストに対応する想定コスト情報を前記平均値に置換する、ことを特徴とする。
請求項8に記載のクライアント装置は、請求項6または7に記載のクライアント装置において、前記更新手段は、前記処理時間判定手段が前記コスト情報に含まれる処理時間が第2の閾値より大きいと判定した場合であって、かつ、前記リクエストに対応する想定コスト情報が前記想定コスト情報記憶手段に記憶されていないと判定した場合には、前記コスト情報を、想定コスト情報として新たに前記想定コスト情報記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項9に記載のクライアント装置は、請求項6乃至8のいずれかに記載のクライアント装置において、前記更新手段は、前記処理時間判定手段が前記コスト情報に含まれる処理時間が前記第2の閾値以下と判定した場合であって、かつ、前記リクエストに対応する想定コスト情報が前記想定コスト情報記憶手段に記憶されていると判定した場合には、前記リクエストに対応する想定コスト情報を前記想定コスト情報記憶手段から削除することを特徴とする。
請求項10に記載のプログラムは、クライアント装置から操作指示と操作対象を特定したリクエストを取得するリクエスト取得手段、前記クライアント装置に記憶された、過去に前記リクエストに応じた処理を実行した際に計測された、処理時間、同時実行されるプロセス数、CPU使用率に応じた想定コスト情報を取得する想定コスト情報取得手段、前記想定コスト情報、前記リクエストを取得したときの同時実行されているプロセス数、及び、予め設定された期間に実行されたプロセス数と当該プロセスの平均処理時間の関係を表す負荷統計情報に基づいて、予測スループットを算出する予測スループット算出手段、
前記リクエストを取得したときのCPU使用率及び前記想定コスト情報に含まれるCPU使用率に基づいて、前記算出された予測スループットを補正した補正スループットを算出する補正スループット算出手段、及び、前記算出された補正スループットに応じて、前記リクエストの実行の可否を判定する補正スループット判定手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項11に記載のプログラムは、各操作指示と各操作対象に関連付けて記憶された、前記各操作対象について前記各操作指示をサーバ装置で処理した際に想定される処理時間、同時実行プロセス数、CPU使用率を示す想定コスト情報を記憶した想定コスト情報記憶手段、前記サーバ装置に操作指示と操作対象を特定したリクエストを送信するリクエスト送信手段、前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報のうち、前記リクエストに関連付けられた想定コスト情報を取得し、前記サーバ装置に送信する想定コスト情報送信手段、前記サーバ装置から前記リクエストに対する前記サーバ装置の処理結果に応じたレスポンスを取得するレスポンス取得手段、前記サーバ装置が前記リクエストの処理に要した処理時間、同時実行プロセス数、CPU使用率を示すコスト情報を取得するコスト情報取得手段、及び、前記取得されたコスト情報に応じて、前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報を更新する更新手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項1、4、10の発明によれば、過去にクライアント装置から要求して実行したリクエストのコスト情報に基づいて、再び当該リクエストを実行するときにサーバ装置側の負荷状況を計算し、当該リクエストの実行の可否を判定するサーバ装置を提供することができる。。
請求項2の発明によれば、予測されるスループットがあらかじめ設定された値よりも大きい場合には、リクエストを受け付けず、サーバ装置の負荷が増加しない。
請求項3の発明によれば、サーバ装置で予測されるスループットがあらかじめ設定された値以下である場合には、リクエストを実行する。
請求項5、11の発明によれば、クライアント装置側で、サーバ装置における処理負荷の高いリクエストに関する情報が保持され、サーバ装置で当該情報を保持するよりも、サーバ装置の負荷が軽減される。
請求項6、7の発明によれば、想定されるコスト情報が動的に更新される。
請求項8の発明によれば、記憶されていない想定コスト情報が追加される。
請求項9の発明によれば、不要な想定コスト情報が削除される。
本発明の実施形態に係る情報処理システムのハードウェア構成の概要について説明するための図である。 サーバの機能的構成の一例について説明するための図である。 想定コスト情報について説明するための図である。 アクセスログ管理部に記憶されたアクセスログについて説明するための図である。 サーバ負荷統計情報について説明するための図である。 サーバ負荷統計情報について説明するための図である。 補正値変換テーブルについて説明するための図である。 補正値変換テーブルについて説明するための図である。 端末の機能的構成の一例について説明するための図である。 更新部の機能的構成の一例について説明するための図である。 サーバの処理のフローの一例を説明するための図である。 端末の処理のフローの一例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムのハードウェア構成の概要について説明するための図である。図1に示すように、情報処理システム100は、ネットワーク130(例えば、インターネット)を介して接続されたサーバ110及び端末120を有する。なお、図1においては、情報処理システム100は、1の端末120のみを有しているが、その他複数の端末120を有してもよい。
サーバ110は、制御部111、記憶部112、通信部113を含む。制御部111は、例えば、CPU等であって、記憶部112に格納されたプログラムに従って動作する。記憶部112は、例えば、ハードディスクやROMやRAM等の情報記録媒体で構成され、制御部111によって実行されるプログラムを保持する情報記録媒体である。また、記憶部112は、制御部111のワークメモリとしても動作する。
通信部113は、ネットワークインターフェースであって、制御部111からの指示に応じて、ネットワーク130を介して、情報を送受信する。なお、制御部111、記憶部112、通信部113は、それぞれ、バス114を介して接続される。
また、端末120は、制御部121、通信部122、記憶部123、表示部124、操作部125を含む。同様に、各部120乃至125は、バス126を介して接続される。上述したサーバ110と同様に、制御部121は、例えば、CPUであって、記憶部112に格納されたプログラムに従って動作する。記憶部123は、例えば、ハードディスクやROMやRAM等の情報記録媒体で構成され、制御部121によって実行されるプログラムを保持する情報記録媒体である。また、記憶部123は、制御部121のワークメモリとしても動作する。
操作部125は、例えば、キーボード、マウス、ボタン等のインターフェースで構成され、ユーザの指示操作に応じて、当該指示操作の内容を制御部121に出力する。表示部124は、例えば、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、または有機ELディスプレイ等であって、制御部121からの指示に従い、情報を表示する。
なお、上記制御部111及び121で処理されるプログラムは、例えば、ネットワークを介して、ダウンロードされて提供されてもよいし、または、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な各種の情報記録媒体によって提供されてもよい。なお、上記サーバ110や端末120の構成は一例であってこれに限定されるものではない。また、サーバ110及び端末120の機能的な構成の詳細については、後述する。
図2は、サーバの機能的構成の一例について説明するための図である。図2に示すように、サーバ110は、機能的に、リクエスト取得部201、想定コスト情報取得部202、アクセスログ管理部203、サーバ負荷統計情報算出部204、プロセス情報取得部205、予測スループット算出部206、補正スループット算出部207、補正スループット判定部208、実行部209、レスポンス生成部210、変換テーブル記憶部211と、を含む。
リクエスト取得部201は、例えば、端末120からの操作指示と操作対象を特定したリクエスト、及び、後述する想定コスト情報を取得する。ここで、リクエストには、例えば、提案資料についてのサムネイル画像の一覧取得指示、プロジェクトについての名称などの情報の一覧取得指示、仕様書の文書ファイルの登録指示が含まれる。下記においては、説明の簡略化のため、主に、端末120側から、10時20分に対象オブジェクト:02提案資料について、操作指示:サムネイル一覧取得指示をリクエストした場合を例として、説明する。
なお、当該リクエストは、例えば、ユーザが端末120の操作部125を介して、指示を入力することにより端末120から送信される。また、上記においては、リクエスト取得部201は、端末120からのリクエスト及び想定コスト情報の両者を取得する構成としたが、例えば、想定コスト情報取得部202が直接端末110から想定コスト情報を取得するように構成してもよい。
想定コスト情報取得部202は、想定コスト情報を取得する。ここで、想定コスト情報とは、取得されたリクエストに応じた処理をサーバで処理した際に想定される、処理時間、同時実行されるプロセス数(同時実行プロセス数)、CPU使用率を示す情報を含む。具体的には、例えば、想定コスト情報は、後述するように過去に同じリクエストに応じた処理を実行した際に計測された処理時間、同時実行プロセス数、CPU使用率に応じた情報に相当する。また、CPU使用率の最も高かったプロセス名を示す情報を含んでもよい。当該想定コスト情報は、後述する端末120の想定コスト情報記憶部902に各操作指示と各操作対象に関連付けて記憶される。
具体的には、例えば、図3に示すように、想定コスト情報記憶部902は、操作指示を識別する操作情報、対象オブジェクトを識別する対象オブジェクト情報、操作指示についてのサーバにおける処理時間を示す処理時間情報、同時実行プロセス数情報、CPU使用率の最も高いプロセス名を示す情報、CPU使用率を示す情報を関連付けて記憶する。上記例の場合、例えば、想定コスト情報取得部202は、端末120から、想定コスト情報として、処理時間情報:40(s)、同時実行プロセス数:15、CPU使用率の最も高かったプロセス名:conv.exe、CPU使用率:60(%)を取得する。
アクセスログ管理部203は、端末120からサーバ110へのアクセスログを管理する。具体的には、例えば、アクセスログ管理部203は、図4に示すように、タスクに相当するプロセスの処理の開始時間(開始時間)、プロセスの処理の開始時におけるプロセス数(開始時プロセス数)、プロセスの終了時におけるプロセス数(終了時プロセス数)、開始時から終了時までの期間における平均のプロセス数(平均プロセス数)、プロセスの処理に要した時間(処理時間)を記憶・管理する。
サーバ負荷統計情報算出部204は、アクセスログ管理部203から取得したアクセスログに基づいて、時間帯毎のプロセス数と平均時間に関する統計情報を算出する。具体的には、例えば、図5に示すように、サーバ負荷統計情報算出部204は、アクセスログ管理部203に記憶されたアクセスログに基づいて、各時間帯におけるプロセス数毎の平均の処理時間(平均処理時間)を算出する。そして、時間帯毎に、例えば、図6に示すような、プロセス数と平均処理時間の関係(サーバ負荷統計情報)を算出する。なお、図6は、一例として、図5に示した10時から11時におけるサーバ負荷統計情報をグラフにした様子を示す。
プロセス情報取得部205は、現在のサーバにおいて同時実行されているプロセス数、現在のCPU使用率を表すプロセス情報を取得する。具体的には、例えば、リクエスト取得部201が上記リクエストを取得したときに同時実行されているプロセス数やCPU使用率を表すプロセス情報を取得する。
予測スループット算出部206は、想定コスト情報取得部202により取得された想定コスト情報、プロセス情報取得部205により取得された現在のサーバ110における同時実行されているプロセス数、サーバ負荷統計情報取得部204により取得されたサーバ負荷統計情報に基づいて、予測されるサーバのスループット(予測スループット情報)を算出する。
上記例の場合、予測スループット算出部206は、想定コスト情報に含まれる同時実行プロセス数が15であるので、例えば、図6に示したサーバ負荷統計情報に基づいて、平均処理時間、7(s)(統計コスト)を算出する。また、予測スループット算出部206は、想定コスト情報に含まれる処理時間(予想コスト)が、40(s)であるので、コスト比率(処理速度)として40/7(約5.7)を算出する。ここで、コスト比率を予想コスト/統計コストで定義し、予測スループットS(x)(s)を同時実行プロセス数とコスト比率の和(S(x+コスト比率))で定義する。つまり、上記例の場合、例えば、現在の同時実行プロセス数が10の場合の予測スループットをS(10+5.7)=7.5(s)、現在の同時実行プロセス数が20の場合の予測スループットをS(20+5.7)=16(s)のように算出する。
補正スループット算出部207は、プロセス情報取得部205により取得された現在のCPU使用率と、想定コスト情報に含まれるCPU使用率の比(現在のCPU使用率/想定コスト情報に含まれるCPU使用率)に基づいて、補正値変換テーブルを参照することにより、上記予測スループットを補正した補正スループットを算出する。ここで、補正値変換テーブルとは、例えば、図7に示すように、CPU使用率の比と、補正値(%)との関係を示す表である。なお、当該補正値変換テーブルは、例えば、あらかじめ設定される。また、図8は、当該関係をグラフとして示した図である。
具体的には、上記例の場合であって、現在のCPU使用率が0%の場合、想定コスト情報に含まれるCPU使用率が60(%)であることから、0/60=0を求め、補正値変換テーブルを参照することにより、補正値:−30%を取得する。この場合、補正スループットは、予測スループット:7.5(s)を30%低下させた値、約5.3(s)と求められる。また、現在のCPU使用率が80%の場合、想定コスト情報に含まれるCPU使用率が60(%)であることから、80/60を求め、補正値変換テーブルを参照することにより、補正値:0%を取得する。この場合、補正スループットは、16(s)と求められる。なお、補正値変換テーブルは、例えば、変換テーブル記憶部211に記憶される。
補正スループット判定部208は、補正スループットがあらかじめ設定された値(第1の閾値)より大きいか否かを判定する。例えば、当該第1の閾値が15(s)であるとすると、上記例において、現在のCPU使用率が0%の場合、補正スループットが5.3(s)であるので、第1の閾値以下であると判断する。また、現在のCPU使用率が80%の場合は補正スループットが16(s)であるので、第1の閾値より大きいと判断する。
実行部209は、補正スループット判定部208が第1の閾値以下であると判断した場合には、端末120からのリクエスト、例えば、サムネイル一覧表示処理、を実行する。
レスポンス生成部210は、補正スループット判定部208が、補正スループットが第1の閾値以下であると判断した場合には、前記サーバが前記リクエストの処理に要した、処理時間、同時実行されたプロセス数、CPU使用率を示すコスト情報、及び、実行結果(例えば、サムネイル一覧表示処理した画像情報)を、端末120に送信する。なお、コスト情報については、実行結果とは別に、例えば、コスト情報送信部(図示なし)により、送信されるように構成してもよい。あるいは、当該コスト情報送信部は、レスポンス生成部210に含まれるように構成してもよい。一方、レスポンス生成部210は、補正スループット判定部208が、補正スループットが閾値より大きいと判断した場合には、実行不可を表すレスポンスを端末120に送信する。
図9は、端末の機能的構成の一例について説明するための図である。図9に示すように、端末120は、リクエスト送信部901、想定コスト情報記憶部902、レスポンス取得部903、表示情報生成部904、処理時間取得部905、更新部906を含む。
リクエスト送信部901は、リクエストをサーバに送信する。この際、リクエスト送信部901は、想定コスト情報記憶部902に記憶されているリクエストを送信する場合には、対応する想定コスト情報を含めて送信する。
具体的には、上記例のように、10時20分に02提案資料に対するサムネイル一覧表示をリクエストした場合であって、想定コスト情報記憶部902に、図3に示すような想定コスト情報が記憶されている場合を例として説明する。この場合、想定コスト情報記憶部902に、リクエストに対応する、操作:サムネイル一覧表示、対象オブジェクト:02提案資料が含まれているので、当該リクエストに関連付けて記憶された想定コスト情報を含めてリクエストを送信する。なお、想定コスト情報記憶部902に記憶されていないリクエストを送信する場合には、当該リクエストに想定コスト情報を含まずに、リクエストが送信される。なお、上記の他、想定コスト情報を、例えば、想定コスト送信部(図示なし)によりリクエストの送信とは別個に、送信するように構成してもよい。また、当該想定コスト情報送信部は、リクエスト送信部901に含まれてもよい。
レスポンス取得部903は、サーバ110から、端末120から送信したリクエストに対する実行結果を含むレスポンス、または、当該リクエストの実行が不可であることを表すレスポンスを取得する。当該実行結果を含むレスポンスには、例えば、サーバ側でリクエストを処理するのに実際に要したコスト情報(例えば、処理時間、同時実行プロセス数、最も使用率の最も高かったプロセス名、CPU使用率)を含む。なお、上記の他、レスポンスとは別に、例えば、コスト情報取得部(図示なし)がコスト情報を取得するように構成してもよい。
表示情報生成部904は、実行結果を表す画像情報、または、実行不可を表すメッセージを示す表示情報を生成し、表示部124に表示する。処理時間取得部905は、処理時間情報を取得する。具体的には、例えば、レスポンスに処理時間を示す情報が含まれる場合には、当該レスポンスから処理時間情報を取得する。
更新部906は、想定コスト情報記憶部902に記憶された想定コスト情報の更新を行う。具体的には、例えば、更新部906は、図10に示すように、処理時間判定部908、記憶判定部909、平均値算出部910を含む。
処理時間判定部908は、当該処理時間情報があらかじめ設定された値(第2の閾値)より大きいか否かを判定する。なお、下記においては、例えば、想定コスト情報記憶部902に、操作:サムネイル一覧表示、対象オブジェクト:02提案資料のリクエストに対するサーバからのレスポンスに処理時間:50、同時実行プロセス数:20、CPU使用率の最も高かったプロセス名:conv.exe、CPU使用率:80(コスト情報)が含まれている場合であって、対応する想定コスト情報として、操作:サムネイル一覧表示、対象オブジェクト:02提案資料、処理時間:30、同時実行プロセス数:10、CPU使用率の最も高かったプロセス名:conv.exe、CPU使用率:40が想定コスト情報記憶部902に記憶されている場合を例に説明する。ここで、処理時間判定部908は、例えば、閾値が40(s)とすると、上記例の場合、レスポンスに含まれる処理時間は50(s)であるので、第2の閾値より大きいと判定する。
記憶判定部909は、処理時間判定部908がレスポンスに含まれる処理時間情報があらかじめ設定された値(第2の閾値)より大きいと判定した場合には、対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に既に記憶されているか否かを判定する。
平均値算出部910は、対応する想定コスト情報が既に記憶されていると判定した場合には、記憶されている想定コスト情報と、取得されたレスポンスに含まれるコスト情報の平均値を算出する。そして、更新部911は、当該対応する想定コスト情報を当該平均値に更新する。
上記例の場合、対応する想定コスト情報が既に記憶されているので、想定コスト情報とコスト情報の平均値を対応する想定コスト情報と置換する。これにより、上記例の場合、図3に示すように、処理時間情報、同時実行プロセス数、CPU使用率が想定コスト情報とコスト情報の平均値に更新される。
一方、記憶判定部909が、対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に記憶されていないと判定した場合には、更新部906は、新たにレスポンス情報に含まれるコスト情報を想定コスト情報記憶部902に記憶する。例えば、サーバからのレスポンスに、操作:一覧表示、対象オブジェクト:01プロジェクト、処理時間情報:1、処理時間:50、同時実行プロセス数:1、CPU使用率の最も高かったプロセス名:process1.exe、CPU使用率:20(コスト情報)が含まれている場合であって、当該一覧表示等に対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に記憶されていない場合には、当該コスト情報を想定コスト情報として、想定コスト情報記憶部902に記憶する。
また、処理時間判定部908が、当該処理時間情報があらかじめ設定された値(第2の閾値)以下であると判定した場合にも、記憶判定部909は、対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に既に記憶されているか否かを判定する。
記憶判定部909が対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に既に記憶されていると判定した場合には、更新部906は、想定コスト情報記憶部902の対応する想定コスト情報を削除する。一方、記憶判定部909が対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に記憶されていないと判定した場合には、更新部906は、想定コスト情報記憶部902の想定コスト情報を維持する。
次に、本実施の形態における情報処理システムのフローの概要について説明する。図11は、本実施の形態におけるサーバの処理のフローの一例を説明するための図である。具体的には、図11は、サーバ110が端末120からリクエストを取得してから、当該端末120にレスポンスを送信するまでの処理のフローの一例を示す。
図11に示すように、リクエスト取得部201は、端末120からのリクエストを取得する(S101)。想定コスト情報取得部202は、取得されたリクエストに含まれる想定コスト情報を取得する(S102)。プロセス情報取得部205は、現在のサーバにおける同時実行プロセス数情報、現在のCPU使用率を含むプロセス情報を取得する(S103)。
予測スループット算出部206は、想定コスト情報取得部202により取得された想定コスト情報、プロセス情報取得部205により取得された同時実行プロセス数情報、サーバ負荷統計情報取得部204により取得されたサーバ負荷統計情報に基づいて、予測されるサーバのスループット(予測スループット情報)を算出する(S104)。
補正スループット算出部207は、プロセス情報取得部205により取得された現在のCPU使用率と、想定コスト情報に含まれるCPU使用率の比(現在のCPU使用率/想定コスト情報に含まれるCPU使用率)に基づいて、補正値変換テーブルを参照することにより、上記予測スループットを補正した補正スループットを算出する(S105)。
補正スループット判定部208は、補正スループットがあらかじめ設定された値(第1の閾値)より大きいか否かを判定する(S106)。補正スループット判定部208が第1の閾値以下であると判断した場合には、実行部209は、端末120からのリクエストを実行する(S107)。
レスポンス生成部210は、リクエストの実行に要した処理時間を示す処理時間情報を含め、実行結果(例えば、サムネイル一覧表示処理した画像情報)を端末120に送信する(S108、S110)。
一方、S106で、補正スループット判定部208が、補正スループットがあらかじめ設定された値(第1の閾値)より大きいと判定した場合には、レスポンス生成部210は、実行不可を表すレスポンスを生成し(S109)、端末120に送信する(S110)。
次に、端末120の処理のフローの一例について説明する。図12は、端末120の処理のフローの一例について説明するための図である。具体的には、図12は、端末120がサーバ110からリクエストに対するレスポンス(実行不可でない場合)を取得してから、当該レスポンスに応じて、想定コスト情報記憶部902に記憶された想定コスト情報の追加、更新、削除に関するフローの一例を説明するための図である。なお、レスポンスに実行不可である情報が含まれている場合には、想定コスト情報記憶部902に記憶された想定コスト情報はそのまま維持される。つまり、下記の処理は行われない。
図12に示すように、まず、レスポンス取得部903は、サーバ110から、端末120から送信したリクエストに対する実行結果を含むレスポンスを取得する(S201)。処理時間取得部905は、レスポンスに含まれる処理時間情報を取得する(S202)。
処理時間判定部908は、当該処理時間情報があらかじめ設定された値(第2の閾値)より大きいか否かを判定する(S203)。
記憶判定部909は、処理時間判定部908がレスポンスに含まれる処理時間情報があらかじめ設定された値(第2の閾値)より大きいと判定した場合には、対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に既に記憶されているか否かを判定する(S204)。
平均値算出部910は、対応する想定コスト情報が既に記憶されていると判定した場合には、記憶されている想定コスト情報と、取得されたレスポンスに含まれるコスト情報の平均値を算出する(S205)。そして、更新部906は、当該対応する想定コスト情報を当該平均値に更新する(S206)。
一方、S204で、記憶判定部909が、対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に記憶されていないと判定した場合には、更新部906は、新たにレスポンス情報に含まれるコスト情報を想定コスト情報記憶部902に記憶する(S206)。
一方、S203で、処理時間判定部908が、当該処理時間情報があらかじめ設定された値(第2の閾値)以下であると判定した場合には、記憶判定部909は、対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に既に記憶されているか否かを判定する(S207)。
記憶判定部909が対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に既に記憶されていると判定した場合には、更新部906は、想定コスト情報記憶部902に記憶されている対応する想定コスト情報を削除する(S208)。一方、記憶判定部909が対応する想定コスト情報が想定コスト情報記憶部902に記憶されていないと判定した場合には、更新部906は、想定コスト情報記憶部902に記憶された想定コスト情報を維持する。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。例えば、上記サーバ110や端末120の機能的構成や上記処理のフローは一例であって、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態に加えて、サーバ110の実行部209で実行された実行結果を端末120側で保持しておき、サーバ110が実行不可とレスポンスした場合やサーバ110との通信が不可能な場合などには、当該保持された実行結果を表示できるように構成してもよい。この場合、当該実行結果の保持や削除は、図12のS206やS208に応じて行うように構成すればよい。具体的には、例えば、S206の後に対応する実行結果を追加し、S208の後に対応する実行結果を削除するように構成してもよい。なお、特許請求の範囲に記載のサーバ装置、クライアント装置、負荷統計情報は、それぞれ、例えば、上記のサーバ110、端末120、サーバ負荷統計情報に相当する。
110 サーバ、111、121 制御部、112、123 記憶部、113 通信
部、124 表示部、125 操作部、201 リクエスト取得部、202 想定コスト情報取得部、203 アクセスログ管理部、204 サーバ負荷統計情報算出部、205 プロセス情報取得部、206 予測スループット算出部、207 補正スループット算出部、208 補正スループット判定部、209 実行部、210 レスポンス生成部、211 変換テーブル記憶部、901 リクエスト送信部、902 想定コスト情報記憶部、903 レスポンス取得部、904 表示情報生成部、905 処理時間取得部、906 更新部、908 処理時間判定部、909 記憶判定部、910 平均値算出部。

Claims (11)

  1. クライアント装置から操作指示と操作対象を特定したリクエストを取得するリクエスト取得手段と、
    前記クライアント装置に記憶された、過去に前記リクエストに応じた処理を実行した際に計測された、処理時間、同時実行されるプロセス数、CPU使用率に応じた想定コスト情報を取得する想定コスト情報取得手段と、
    前記想定コスト情報、前記リクエストを取得したときの同時実行されているプロセス数、及び、予め設定された期間に実行されたプロセス数と当該プロセスの平均処理時間の関係を表す負荷統計情報に基づいて、予測されるプロセスの処理時間を表す予測スループットを算出する予測スループット算出手段と、
    前記リクエストを取得したときのCPU使用率及び前記想定コスト情報に含まれるCPU使用率に基づいて、前記算出された予測スループットを補正した補正スループットを算出する補正スループット算出手段と、
    前記算出された補正スループットに応じて、前記リクエストの実行の可否を判定する補正スループット判定手段と、
    を含むことを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記補正スループット判定手段は、前記補正スループットがあらかじめ定められた第1の閾値よりも大きいと判断した場合には、前記リクエストの実行が不可であることを示す情報を前記クライアント装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記サーバ装置は、更に、
    前記補正スループット判定手段が、前記補正スループットが前記第1の閾値以下であると判断した場合に、前記リクエストに応じた処理を実行する実行手段と、
    前記サーバ装置が前記リクエストの処理に要した、処理時間、同時実行されたプロセス数、CPU使用率を示すコスト情報を前記クライアント装置に送信するコスト情報送信手段と、
    を含むことを特徴とする請求項に記載のサーバ装置。
  4. 前記補正スループット算出手段は、予め設定された、前記サーバ装置における現在のCPU使用率と前記想定コスト情報に含まれるCPU使用率との比と、補正する割合との関係を表す変換テーブルを参照して、前記補正スループットを算出することを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のサーバ装置。
  5. 各操作指示と各操作対象に関連付けて記憶された、前記各操作対象について前記各操作指示をサーバ装置で処理した際に想定される処理時間、同時実行プロセス数、CPU使用率を示す想定コスト情報を記憶した想定コスト情報記憶手段と、
    前記サーバ装置に操作指示と操作対象を特定したリクエストを送信するリクエスト送信手段と、
    前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報のうち、前記リクエストに関連付けられた想定コスト情報を取得し、前記サーバ装置に送信する想定コスト情報送信手段と、
    前記サーバ装置から前記リクエストに対する前記サーバ装置の処理結果に応じたレスポンスを取得するレスポンス取得手段と、
    前記サーバ装置が前記リクエストの処理に要した処理時間、同時実行プロセス数、CPU使用率を示すコスト情報を取得するコスト情報取得手段と、
    前記取得されたコスト情報に応じて、前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報を更新する更新手段と、
    を含むことを特徴とするクライアント装置。
  6. 前記更新手段は、
    前記コスト情報に含まれる処理時間があらかじめ設定された第2の閾値より大きいか否かを判定する処理時間判定手段と、
    前記リクエストに対応する想定コスト情報が前記想定コスト情報記憶手段に記憶されているか否かを判定する記憶判定手段と、を含み、
    前記更新手段は、前記処理時間判定手段の判定結果及び前記記憶判定手段の判定結果に応じて、前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のクライアント装置。
  7. 前記更新手段は、前記処理時間判定手段が前記コスト情報に含まれる処理時間が前記第2の閾値より大きいと判定した場合であって、かつ、前記リクエストに対応する想定コスト情報が前記想定コスト情報記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記リクエストに対応する想定コスト情報と前記コスト情報の平均値を算出する平均値算出手段を含み、
    前記更新手段は、前記リクエストに対応する想定コスト情報を前記平均値に置換する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のクライアント装置。
  8. 前記更新手段は、前記処理時間判定手段が前記コスト情報に含まれる処理時間が第2の閾値より大きいと判定した場合であって、かつ、前記リクエストに対応する想定コスト情報が前記想定コスト情報記憶手段に記憶されていないと判定した場合には、前記コスト情報を、想定コスト情報として新たに前記想定コスト情報記憶手段に記憶することを特徴とする請求項6または7に記載のクライアント装置。
  9. 前記更新手段は、前記処理時間判定手段が前記コスト情報に含まれる処理時間が前記第2の閾値以下と判定した場合であって、かつ、前記リクエストに対応する想定コスト情報が前記想定コスト情報記憶手段に記憶されていると判定した場合には、前記リクエストに対応する想定コスト情報を前記想定コスト情報記憶手段から削除することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のクライアント装置。
  10. クライアント装置から操作指示と操作対象を特定したリクエストを取得するリクエスト取得手段、
    前記クライアント装置に記憶された、過去に前記リクエストに応じた処理を実行した際に計測された、処理時間、同時実行されるプロセス数、CPU使用率に応じた想定コスト情報を取得する想定コスト情報取得手段、
    前記想定コスト情報、前記リクエストを取得したときの同時実行されているプロセス数、及び、予め設定された期間に実行されたプロセス数と当該プロセスの平均処理時間の関係を表す負荷統計情報に基づいて、予測されるプロセスの処理時間を表す予測スループットを算出する予測スループット算出手段、
    前記リクエストを取得したときのCPU使用率及び前記想定コスト情報に含まれるCPU使用率に基づいて、前記算出された予測スループットを補正した補正スループットを算出する補正スループット算出手段、及び、
    前記算出された補正スループットに応じて、前記リクエストの実行の可否を判定する補正スループット判定手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 各操作指示と各操作対象に関連付けて記憶された、前記各操作対象について前記各操作指示をサーバ装置で処理した際に想定される処理時間、同時実行プロセス数、CPU使用率を示す想定コスト情報を記憶した想定コスト情報記憶手段、
    前記サーバ装置に操作指示と操作対象を特定したリクエストを送信するリクエスト送信手段、
    前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報のうち、前記リクエストに関連付けられた想定コスト情報を取得し、前記サーバ装置に送信する想定コスト情報送信手段、
    前記サーバ装置から前記リクエストに対する前記サーバ装置の処理結果に応じたレスポンスを取得するレスポンス取得手段、
    前記サーバ装置が前記リクエストの処理に要した処理時間、同時実行プロセス数、CPU使用率を示すコスト情報を取得するコスト情報取得手段、及び、
    前記取得されたコスト情報に応じて、前記想定コスト情報記憶手段に記憶された想定コスト情報を更新する更新手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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