JP5857058B2 - 最短パスブリッジングネットワークにおける負荷バランシング - Google Patents

最短パスブリッジングネットワークにおける負荷バランシング Download PDF

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[関連出願]
本出願は、米国特許法第119条(e)の下で、2010年10月29日に提出された仮特許出願第61/408,037号の優先権を主張し、また、米国特許法第119条(e)の下で、2011年1月6日に提出された仮特許出願第61/430,281号の優先権を主張する。上述した仮出願の各々の全ての内容は、参照によりここに取り入れられる。
本発明は、一般に、データ通信ネットワークに関し、具体的には、最短パスブリッジングを利用するデータパケットネットワークバックボーンにおける負荷バランシングを容易にするための技術に関する。
負荷の分配(distribution)又は負荷の分散(spreading)は、データ通信の帯域幅をより効率的に利用し及びネットワーク内で全体としての性能を改善するための方法である。より具体的には、等コストマルチパス(ECMP:equal-cost multi-path)は、ルーティングされるネットワークにおいてユニキャストトラフィックの負荷分散のための1つのありがちな戦略である。ECMPを利用することができるのは、所与の宛て先へパケットをいかに転送するかに関する決定を、ネットワーク横断的な計算を実行する際に最短(又は最小コスト)となるパスとそれぞれ同点である複数の“等コストな”パスの任意のものについて解決することのできる状況である。ECMPは、単一のルータにとってローカルであるホップ別の決定に依拠しており、中間ノードごとの完全な転送テーブルを前提としているため、ほとんどのユニキャストルーティングプロトコル及びサポートすることを要求されるデータプレーンのハードウェアを備えるノードと併せて、使用されることができる。ネットワーク内の所与のノードにおいてECMPが使用される際、当該ノードからのトラフィックは、等コストのネクストホップのセットにわたって疑似均等的に分割される。このプロセスは、ネットワークの各ホップにおいて独立的に実装され、所与の宛て先に対して1つより多くのパスが存在する。
多くの実装において、複数の等コストなネクストホップの存在に遭遇する地点ごとに、各パケットは例えばIP(Internet Protocol)ヘッダなどの一様化のソース(source of entropy)について検査され、ヘッダ情報のハッシュを使用して特定のパケットについてネクストホップが選択される。高度に統合されたトラフィックについては、この方法は、平均すると、規則的なトポロジー(即ち、対称的なトポロジー)において負荷を均等的に分配し、規則性の少ないトポロジーにおいていくらかの改善をもたらす。
最短パスブリッジング(SPB)についてのIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.1aq標準は、イーサネットネットワークのアーキテクチャにおけるフルメッシュの最短パスの接続性の構築を可能とするために開発されてきた。SPBは、複数の制御プロトコルを、IS−IS(intermediate system to intermediate system)プロトコルによってサポートされる単一のリンクステートルーティングシステムに集約する。このシステムを統合的かつ合同的な(congruent)ユニキャスト及びマルチキャスト転送の計算のために使用して、基本的なイーサネットLANの接続性が構築される。
802.1aqをサポートするものを含むイーサネットネットワークのアーキテクチャは、上で議論したホップ別のマルチパス転送のアプローチをサポートしない。このサポートの欠落は、ユニキャスト及びマルチキャストのトラフィックの間の合同性のニーズの結果であり、マルチキャストが一般的にECMPに適合しないことを理由とする。従って、SPBをサポートするイーサネットネットワークにおいて負荷をバランシングするための改善された技術が必要とされる。
本発明の複数の実施形態において、最短パスブリッジングネットワークのエッジにおいて、当該ネットワークに入るクライアントフレームに付加するためのフローラベルを決定するために、フロー分類プロセスが使用される。特定の出口ノードへネットワークを横断するクライアントフレームに、複数のフローラベルのいずれかを割り当てることができるため、当該フローラベルは、複数の等コストパスの中の選択のために転送ノードにより使用され得る。複数の実施形態において、フローラベルは、当該フローラベルの選択をランダム化するための一様化のソースを提供するクライアントフレームの内容の関数として計算される。この一様化ソースは、いくつかの実施形態において、当該クライアントフレーム内のIP(Internet Protocol)ヘッダを含み、但し、他のケースでは、例えば当該フレームの宛て先MACアドレス及びソースMACアドレスなどの他のクライアントフレームの内容を含んでよい。いくつかの実施形態において、利用可能であればIPヘッダが一様化のソースとして使用され、そうでなければ宛て先MACアドレス/ソースMACアドレスのペアが使用される。
ここで開示される技法のいくつかの実施形態において、転送プロセスは、従来型のイーサネットルーティングと類似しており、宛て先アドレス及びフローラベルでインデックス付けされた転送データベース内のネクストホップインタフェースをルックアップすることを含む。このアプローチの変形例において、転送データベースは、対応するネクストホップインタフェースのセットにペアリングされる宛て先アドレスを含み、転送プロセスは、フローラベルに基づく計算を用いてネクストホップインタフェースの1つを選択することを含み、いくつかの実施形態では、さらにノード固有のシード値にも基づく。
最短パスブリッジングを利用するデータパケットネットワークバックボーンにおいて負荷のバランシングを容易にするための1つの例示的な方法は、上記ネットワークバックボーンの入口ノードにおける1つ以上のクライアントフレームの受信で開始される。各クライアントフレームについて、フローオフセット値が、当該クライアントフレームの内容の関数として計算される;このフローオフセット値は、N個の所定の値の1つであり、Nは、当該クライアントフレームについての入口ノードから宛て先MACアドレスへの候補パス(possible paths)の最大の数を定義する。上記方法は、各クライアントフレームに、バックボーン仮想LAN識別子(B−VID)を付加することに続き、当該B−VIDは、所定のB−VID基礎値及び当該クライアントフレームについての上記フローオフセット値の関数である。そして、クライアントフレームは、当該クライアントフレームについての上記B−VID及びバックボーン宛て先MACアドレスに従って転送される。
いくつかのケースにおいて、上記フローオフセット値は、クライアントフレーム内のインターネットプロトコルヘッダの関数として生成される。例えば、上記フローオフセット値は、上記インターネットプロトコルヘッダのハッシュを計算し、計算された上記ハッシュをN個の所定の値の1つへマッピングすることによって生成され得る。いくつかの実施形態において、このマッピングは、上記ハッシュをNで割ったモジュロ剰余(modulo remainder)として上記フローオフセット値を計算することを含んでよく、上記B−VIDは、所定のB−VID基礎値と上記フローオフセット値との和である。
いくつかのケースにおいて、上記フローオフセット値は、クライアントフレームについてのソースMACアドレスと、当該クライアントフレームについてのクライアント宛て先MACアドレス又はバックボーン宛て先MACアドレスのいずれかと、の関数として生成され得る。また別のケースでは、上記方法は、まずクライアントフレーム内にインターネットプロトコルヘッダが存在するかを判定し、存在するならば当該インターネットプロトコルヘッダの関数としてフローオフセット値を生成し、そうではなくIPヘッダが存在しなければ、当該クライアントフレームについての宛て先MACアドレス及びソースMACアドレスの関数として上記フローオフセット値を生成する、ことを含み得る。
他の例示的な方法は、ネットワークノードにおいて転送データベースを形成する(populate)ための技法を対象とする。当該方法によれば、バックボーン宛て先MACアドレスに対応する等コストのネクストホップの数が判定される。バックボーン仮想LAN識別子(B−VID)の所定のセットからの各B−VIDは、当該B−VID及び上記等コストのネクストホップの数の関数として、ネクストホップインタフェースへマッピングされる。最後に、転送データベースは、バックボーン宛て先MACアドレスとB−VIDとの各組合せに対応するエントリであって、上記B−VIDへマッピングされたネクストホップインタフェースについての識別子を含む当該エントリで形成される。このプロセスは、ネットワークノードにとって既知のバックボーンの宛て先アドレスの各々について繰り返されてよい。
いくつかの実施形態において、B−VIDの所定のセットは、所定の範囲のB−VIDである。それら実施形態において、各B−VIDは、当該B−VIDから所定のB−VID基礎値を減算して、フローオフセット値を取得し、インタフェースオフセット値を、等コストのネクストホップの数を法とする上記フローオフセット値の剰余(modulo)として計算し、上記インタフェースオフセット値に対応するネクストホップインタフェースへ当該B−VIDをマッピングすることにより、ネクストホップインタフェースへマッピングされ得る。他の実施形態において、B−VIDの所定のセットは、複数の範囲のB−VIDを含み、B−VIDの各範囲は、上記ネクストホップインタフェースの1つへマッピングされる。
ネットワークノードにおいて転送データベースを形成するための上で要約した方法の他の変形例において、各宛て先MACアドレスについて、等コストのネクストホップのセットが判定され、当該バックボーン宛て先MACアドレスを対応する上記セット内の等コストのネクストホップの各々についての識別子へマッピングするエントリで転送データベースが形成される。転送データベースを形成するためのこの技法が使用される場合、転送ノードは、フレームを転送するための修正された技法を使用する。より具体的には、転送ノードは、バックボーン仮想LAN識別子(B−VID)及びバックボーン宛て先MACアドレスでラベリングされたデータフレームを受信し、当該宛て先MACアドレスに関連付けて転送データベース内に記憶されている等コストのネクストホップの識別子のセットから、上記B−VIDの関数としてネクストホップの識別子を選択する。そして、当該ノードは、選択されたネクストホップの識別子に対応するネクストホップインタフェースを介して、データフレームを転送する。これら実施形態のいくつかにおいて、当該ノードは、上記B−VID及びノード固有のシード値の関数として、疑似ランダム数(pseudorandom number)を計算し、この疑似ランダム数の関数として、等コストのネクストホップの識別子の上記セットからネクストホップの識別子を選択することにより、上記ネクストホップの識別子を選択する。
下で要約する方法に加えて、以下の詳細な説明におけるさらなる詳細において、複数の変形例が開示され及び説明される。それら方法の1つ以上を実行するように構成されるネットワークノードもまた説明される。よって、本発明は、上述した特徴及び利点に限定されない。実際、当業者は、以下の詳細な説明を読み、添付図面を見れば、追加的な特徴及び利点を認識するであろう。
ループを回避するためにスパニングツリーを使用するネットワークを示している。 最短パスブリッジングを使用するネットワークを示している。 クライアントフレームにフロー識別子を付加して最短パスブリッジングネットワーク内でそれらを転送するための一例としての方法を示すプロセスフロー図である。 フローラベルの一例としての計算の詳細を示すプロセスフロー図である。 クライアントフレームにフロー識別子を付加して最短パスブリッジングネットワーク内でそれらを転送するための他の例としての方法を示すプロセスフロー図である。。 ネットワークノードにおいて転送データベースを形成するための方法を示すプロセスフロー図である。 ネットワークノードにおいて転送データベースを形成するための他の方法を示すプロセスフロー図である。 最短パスブリッジングネットワーク内でデータパケットを転送するための方法を示すプロセスフロー図である。 本発明のいくつかの実施形態に従って構成される一例としてのネットワークノードのコンポーネントを示している。
以下の説明は、本発明のいくつかの実施形態を示しているものの、単に例示のやり方で与えられていることが理解されるべきである。以下の説明を読み添付図面を見ることで、当業者には、請求される本発明の範囲内の様々な変更及び修正が明らかとなるであろう。
IEEEは、ネイティブなイーサネット基盤上の論理的なイーサネットネットワークを提供するために、最短パスブリッジングのための802.1aq標準を開発した。802.1aqが有効化されたノード(SPB機能を有するブリッジ)は、IS−IS(Intermediate System to Intermediate System)リンクステートプロトコルを用いて、ネットワークトポロジーと論理ネットワーク内のメンバーシップとを広告する。このよく理解されているルーティングプロトコルは、ネットワーク内のノードがノード間の最短パスを自動的に判定することを可能とする。実質的に、各ブリッジは、自身が知っているノードを他の全てのノードへ広告し、それによりネットワーク内の全てのブリッジが最終的にネットワークの同等のビューを有するようになる。そして、各ノードは、対象ノードまでの最短の(コストの最も小さい)ルートを計算し、当該最短パスにおけるネクストホップへ、フレームを転送することができる。
802.1aq標準は、SPBの2つの変異形を記述している。SPBV(Shortest Path Bridging - VID)は、スパニングツリープロトコル(STP)と後方互換であり、マルチスパニングツリープロトコル(MSTP)の“リジョン(region)”の概念を使用し、概して、百個よりも少ないブリッジを有する小規模なVLAN(Virtual Local-Area Networks)に適している。SPBM(Shortest Path Bridging - MAC)として知られる他の変異形は、千個程度のブリッジを有する大規模なプロバイダバックボーンブリッジを含む、キャリア級(carrier-grade)のアプリケーションのために設計されている。
SPBMネットワークにおいて、接続されるイーサネットデバイスからネットワークのエッジにおいて受信されるユニキャストフレームは、MACインMACというIEEE802.1ahヘッダにカプセル化され、このヘッダを用いて、当該フレームがネットワークにわたってコアブリッジにより転送される。当該フレームが反対側でSPBMネットワークから退出する際、IEEE802.1ahヘッダは、取り外される。ネットワークのエッジにおいて、論理ネットワーク内のクライアントMAC(C−MAC)アドレスのソースの学習が実行され、それにより、宛て先のクライアントへ最も近い出口ノード(egress node)に向けて、バックボーンMAC(B−MAC)アドレスへフレームが転送されるようになる。SPBブリッジについてのB−MACアドレスは、制御プレーンによって配信され及び/又はアルゴリズムで構築され、B−MACの学習の必要性は排除される。SPBMは、対称的な最短パス上での全てのルーティングについてユニキャスト及びマルチキャストをサポートし、そのサポートは多くの等コスト最短パスについて提供される。
図1及び図2は、SPBの重要な利点の1つを示している。図1は、ネットワーク内のループを回避するためにSPTに依存する、簡略的な3層(three-tier)のネットワーク100を描いている。クライアント110によりサーバ120へ送信されるフレームは、入口ノード(ingress node)130においてネットワークへ入り、コアネットワークノード150を介して出口ノード140へと、実線のリンクを通ってネットワークを横断する。実線のリンクは、クライアント110からサーバ120への、及びコアネットワークノード150を通ってアクセス可能な任意の他のクライアントノードへのただ1つのパスが存在するように、ネットワークノードの全てを横断する単一のパスを定義している。図1において破線で示されているネットワークノード間の代替的なリンクは、故障したリンクとの置換えが必要でなければ、無効化される。
対照的に、図2は、最短パスブリッジングを利用するネットワーク200を示している。ここでは、クライアント110によりサーバ120へ送信されるフレームは、入口(エッジ)ノード230においてネットワークへ入るものの、ネットワーク100において要する5つのホップよりもむしろ、出口(エッジ)ノード240へただ2つのホップでネットワークを横断することができる。このネットワークは、コアネットワークノード250の間のリンクの全てを利用することができ、フレームは最短パスの(コストの最も小さい)ルートを辿ることになる。これによって、ネットワーク内の輻輳が軽減され、ネットワークの性能及びキャパシティが改善される。
最短パスブリッジングの1つの利点は、閉塞点(choke point)を排除することができるために、ネットワークトポロジーにわたってより均等に負荷が分配されるように、メッシュネットワークを形成することができることである。冗長的なリンクは、障害時まで待機しているのではなく、実際に使用される。改善された効率は、ネットワークの性能を維持し又は改善すらしつつ、1つ以上の層を取り除くことにより既存のネットワークをフラット化する可能性を提供する。
一方で、SPBネットワークは、トラフィック管理及びネットワークのトラブルシューティングを複雑化させる従来型のイーサネットネットワークよりも、ダイナミックである。さらに言えば、実際のネットワークにおける負荷バランシングは、非常に複雑であり得る。図2に示したネットワーク200は、非常にシンプルである。より複雑なネットワークでは、より多くのブリッジが存在し、得られるリンクの全てが使用可能であるため、入口ノード230と出口ノード240との間にいくつもの(又は多数の)等コストなパスが存在し得る。よって、それら複数のパス上のネットワークトラフィックをバランシングするための効率的かつ柔軟な技術が必要とされる。
1つのアプローチの候補は、ECMP技術をSPBMに適合させることである。これは、利用可能な等コストのパスの間での選択について一様化のいくつかのソースのいずれかを使用して、多くの異なるやり方で行われることができる。1つの可能性は、等コストのパスの間の選択についての一様化のソースを提供するために、802.11ahヘッダ内に含まれるB−MACアドレス(ソースアドレス、B−SA、及び宛て先アドレス、B−DA)の組合せをハッシュ化することである。しかしながら、これは比較的劣悪な一様化のソースである。ある種のより良好な一様化のソースはI−SIDであり、さらに良い選択肢はC−MAC SA/DA情報をハッシュ化することだが、恐らく最良の選択肢は、存在するとすればIP(Internet Protocol)の5タプルをハッシュ化することである。一様化ソースのハッシュ化に基づくホップ選択は、ホップ別の原理で、即ち各転送ノードにおいて実行されることができ、又はブリッジングネットワークのエッジにおいて実行されることができる。後者のケースでは、結果として導かれる何らかの情報のトークンが、ハッシュを要約するためにデータパケット内で搬送される。
複数の等コストな転送インタフェースにわたってデータフローをランダム化するためのより高度な一様化ソースは、より良好な性能を提供する。よって、特にルーターがイーサネットで接続される場合、単一のソース/宛て先ルータMACアドレスのペアが非常に多用なIP5タプルでパケットを送出するため、IPペイロードのハッシュ化が最良の一様性を提供する。但し、IPペイロードのホップごとのハッシュ化には、いくつかの理由で問題がある。第一に、このアプローチはレイヤ違反(layer violation)である。第二に、このアプローチは、既存のイーサネットの技術のベースとの互換性がない。最後に、これは、OAM(Operations Administration and Management)プロトコルにとってネットワーク性能のデータを収集するためにIPパケットを擬装することを要するために、イーサネットのOAMを不可能ではないとしても非常に困難にする。
ホップごとのハッシュ化に伴うこれら問題があるため、イーサネットのレイヤ固有のラベルにフローをエッジベースで割り当てることが、より良いアプローチである。このアプローチでは、既存のOAMプロトコルを機能させることができ、レイヤ違反がエッジの適応化機能に限られ、全体的な技術ベースに要する変更は最小となる。
802.1aqにおいて現在文書化されているような、B−VIDで識別されるECTの複数のセットの使用は、フローラベルの1つのバリエーションであると見なすことができる。しかしながら、この技術には、リンクの利用効率の観点で制限がある。ECTセットの生成についての提案されている拡張は、パス選択の効率を改善するために計算的な技法を適用するが、ユニキャスト及びマルチキャストの対称的合同性(symmetric congruence)の要件がパス選択の高い計算上の複雑性をもたらす。IETF(Internet Engineering Task Force)のTRILL仕様は、ユニキャスト及びマルチキャストの技法の区別を含んでおり、その設計の一部としてユニキャストのECMPを許容する。TRILLは、計算上の複雑性を低減するために、マルチキャストについてはスパニングツリーを使用する。IETFのPWE仕様は、IPv6標準においてもそうであるように、フローラベルとして見なすことのできる一様化ラベル(entropy label)の概念を含んでいる。
ここで開示される本発明の技法は、対称合同性が緩和される場合にユニキャストの負荷分散のためにイーサネット技術で行い得ることの吟味に基づいている。この従来型の合同性の要件の緩和の下では、“行き”と“帰り”のパスは同じでなくてよい。さらに、ユニキャスト及びフラッディングされるフレームは、同じルーティングに追随しなくてもよい。下記から理解されるように、このアプローチは、ルーティング計算についての簡略化された計算及び簡略化されたタイブレーキング(tie-breaking)ルールの可能性の余地をもたらす。
既存のイーサネットデバイスへの全体的な変更を最小化するために、及びマルチキャストのためにVIDを用いることも見据えて、ここで概説される技法は、バックボーン仮想LAN識別子(B−VID)をユニキャストのフローラベルとして使用するであろう。より詳細には、SPBネットワークのエッジにおいてパケットに適用されるB−VIDフローラベルは、一様化ラベルに類似しているが、但しホップごとのハッシュ化のために使用されるわけではない。むしろ、エッジノードが、適切な一様化ソースをハッシュ化して、ユニキャストパケットのためのB−VIDフローラベルを生成する。SPBネットワークのコアノードは、B−VIDフローラベル及び宛て先B−MACに基づいて、従来型の転送データベース(FDB)を用いて簡単にパケットを転送することができる。
このアプローチを用いて、単一の論理ネットワークは、いくつかのB−VIDフローラベル値を使用するであろう。従って、このアプローチを実装するために、論理ネットワークのためのB−VIDベースのフローラベルの値の数と範囲とを合わせる手段が必要とされる。同様に、マルチキャストの動作にどのB−VIDが割り当てられるかを決定するための仕組みも必要である。802.1aqのために定義されたIS−IS Helloについての既存のアルゴリズム交渉フレームワークは、この仕組みの基礎として供されることができる。留意すべき点として、この仕組みは、MSTP/SVL(Multiple Spanning Tree Protocol/Shared VLAN Learning)において行われるように、B−VIDの複数の範囲を使用することもできる。
この技法を採用するネットワークにおける通常のデータプレーンの構成は、802.1aq又は802.1Qayにおいて仕様化されており、フローラベルとして使用される全てのB−VIDは全てのインタフェース上でブロックされない。ノードは、アルゴリズム及びトポロジーの情報を、既存の802.1aq及びIS−ISの手続の通りに交換する。
ノードは、最短パスを計算している時、各DA−MAC/B−VIDタプルについて一意なエントリが存在するように、転送データベース(FDB)を形成(populate)する。一例としてのアルゴリズムは、予め定義される基礎値から始まるB−VIDの値の連続的な範囲の前提と共に開始される。ランダムプロセスとなるためにサポートされるものと不必要に相関付られることを回避するために、ノードは、インタフェースの選択に先立って、フローラベルにノード別のランダム値を組合せることを選択してもよい。ユニキャストのフローラベルのB−VIDの各々について、ノードは、等コストのネクストホップの数での、B−VIDの値(及び、可能であればノード別のランダム値)のモジュロ演算を実行する。その結果は、(等コストのインタフェースのうちの)FDB内で宛て先MAC/B−VIDタプルが指し示すことになるインタフェースを識別する。それに従ってFDBが形成される。マルチキャストパケットは、このアプローチの下で別個にハンドリングされる。よって、ネットワークは、1つ以上のマルチキャスト配信ツリーを計算してそれらの各々をマルチキャストB−VIDに割り当ててもよく、それらはユニキャストについて使用されるB−VIDから区別される。
エッジノードでの振る舞いは、ある意味でより複雑である。クライアントフレームが受信されると、エッジノードは、当該フレームの内容を検査してある形式の“フロー分類(flow classification)を実行し、これはフローラベルの数及び加算される基礎値でのモジュロの値をもたらし、SPBM適応の一部として当該パケットに適用されるべきフローラベルが選択される。ラベリングされたフレームを受信するコアノードは、単純にFDB内のB−DAをルックアップし、B−VIDフローラベル及び当該B−DA転送エントリに関連付けられるネクストホップの数の関数として、ネクストホップインタフェースを選択することになる。
当業者は、ブロードキャストセグメントがユニキャストパケットの複製を引き起こさないことを保証するための技法が必要とされることを理解するであろう。転送ノードの振る舞いが修正されなければ、ブロードキャストセグメントに接続される送信者が当該セグメント上でブロードキャストされるフレームを受け取ることになる。わずかだがこれをハンドリングすることのできるやり方がある。第一に、重要な要件は、B−VID/DAタプルについてブロードキャストセグメントからの出口がただ1つ存在するということである。1つの解決策は、ブロードキャストセグメント/疑似ノードに隣接するいずれかのノードが、ルーティングシステム内のブロードキャストセグメントを表現する疑似ノードのためのSPF(Shortest Path First)ツリーをも計算しなければならない、ということである。このアプローチによって、当該ノードは、上流のノードからのDA/B−VIDタプルについての最短パス上に自身がいるかを判定し、それに応じて入口フィルタリングをセットアップすることができる。なお、ノードがローカルなランダム値をフロー選択に組合せる場合、共有されるセグメントに接続される全てのノードは、疑似ノードのために使用されるランダム値の一貫したビューを必要とするであろう。これを達成することのできるよく理解された多くの技法が存在し、それは本開示の中心ではない。
図3は、本発明のいくつかの実施形態に従って、SPBネットワークのエッジノードにおいて受信されるクライアントフレームをハンドリングするためのプロセスフローを示している。プロセスフロー300は、ブロック310に示されているように、クライアントノード又はエッジに接続するノードからのフレームの受信で始まる。ブロック320に示されているように、エッジノードは、フローオフセット値及びフロー識別子を計算し、そして、ブロック330に示されているように、フロー識別子は、クライアントフレームに付加され、ブロック340に示されているように、転送される。
上で提案されているように、フロー識別子の計算は、好適には、SPBネットワーク内の複数の等コストなパスにわたってパケットの分配が最もよくランダム化されるように、良好な一様化のソースに基づく。フロー識別子は、その一様性を効果的に取り込み、そして一様化ラベルを形成する。しかしながら、フロー識別子は既に一様化ソースのランダム性を反映しているため、コアノードは、パケットを転送するために複雑な計算を実行しなくてよく、むしろ、バックボーン宛て先アドレス及びフロー識別子に従って形成されるFDBを用いてパケットを転送することができる。
図4は上で議論したプロセス300のいくつかの実施形態における使用のための、フロー識別子を計算するためのプロセスフロー400を示している。既に述べたように、クライアントフレーム内のIPヘッダは、良好な一様化のソースである。よって、本発明のいくつかの実施形態において、フローオフセット値は、IPヘッダの関数として生成される。ブロック410に示されているように、エッジノードは、IPヘッダ(例えば、IP5タプル)のハッシュを計算し、その結果は図4においてHで表される。そして、ハッシュ値Hは、フロー識別子の値のためのN個の所定の値の1つへマッピングされ、ここでNはエッジノード(入口ノード)からSPBの宛て先ノード(出口ノード)への候補パスの最大の数を定義する(Nを任意の大きい値とすることができることに留意すべきである)。ブロック420にこのマッピングの1つのアプローチが示されており、オフセット値(OFFSET)は、ネットワークを通じた等コストな候補パスの数(N)での上記ハッシュ値のモジュロとして計算される。よって、
Figure 0005857058
このアプローチによって、ハッシュ値は、OFFSETについてN個の候補値(ゼロからN−1)の間で均等に分けられる。最後に、ブロック430に示されているように、オフセット値に所定のフロー識別子の基礎値(BASE)を加算することにより、フロー識別子(B−VID)が計算される。
Figure 0005857058
図4に示したアプローチは、所与の論理ネットワークのために、B−VIDの連続的なセットを設定することができるという前提に基づく直接的なアプローチである。イーサネット標準内では、ある範囲のB−VID値をアクティブなトポロジーに割り当て、最大で64までの複数のアクティブなトポロジーを有することが可能である。例えば、論理ネットワークは、(ユニキャストの目的のために)64個の連続的なグループ内のB−VIDの範囲を割り当てられてよく、既存のイーサネット技術の限度において、SPBネットワーク内の入口/出口ノードの任意の所与のペアについて64個までの等コストパス(64×64=4096)をサポートすることが可能となる。当然ながら、サイズの異なるグループが使用されてもよく、あるグループについての連続的なB−VID識別子の使用は、厳密には必須ではないが、B−VID値の計算を簡単にする。こうしたアプローチに価値があるのは、既存の技術に基づくノードを、既存の実装により課される64個のパスの制限を超えることのできるノードとシームレスに組み合わせることができる点である。既存のノードは、64個のパスに制限されないノードほど良好なフローのランダム化のジョブを行わないが、依然として後方互換性を有する形でネットワークに組み込まれることができる。
いくつかのケースにおいて、フローラベルを生成するために使用される一様化のソースは、どういったタイプのパケットが処理されるかに依存して変化し得る。図5は、そのアプローチに従って動作するプロセス500を示している。ブロック510に示されているように、まず、エッジノードにおいてクライアントフレームが受信される。エッジノードは、まず、クライアントMACからバックボーンMACへのバインディングが存在するか、即ち宛て先B−MACアドレスが当該クライアントMAC宛て先アドレスについて学習されているかを確認する。これはブロック520に示されている。宛て先B−MACアドレスが未知であれば、B−MACアドレスを学習することができるように、ブロック525に示されているように、マルチキャストプロセスが開始される。
一方、クライアントMACからB−MACへのバインディングが既に存在する場合、エッジノードは、ブロック530に示されているように、パケットがIPヘッダを有するかを確認する。IPヘッダを有する場合、ブロック540に示されているように、当該IPヘッダがハッシュ化され、ブロック550に示されているように、その結果がB−VIDを計算するために使用される。それに対し、IPヘッダが存在しない場合には、エッジノードは、ブロック535に示されているように、B−MACソースアドレス及びB−MAC宛て先アドレスを代わりにハッシュ化し、ブロック550において、その結果がB−VIDを計算するために使用される。B−VIDは、いくつかの実施形態において、図4のブロック420及び430に示したのと同じやり方で計算されてもよく、又は、いくつかの他のやり方では、ハッシュ関数から導かれるフローオフセットがN個の所定のB−VID値(又は値の範囲)の1つにマッピングされてもよい。いずれのケースでも、B−VIDは、クライアントフレームへ付加され、ブロック560に示されているように転送される。
図6は、本発明のいくつかの実施形態に従って、最短パスブリッジングを利用するデータパケットネットワークバックボーン内のネットワークノードにおいて転送データベースを形成するためのプロセス600を示している。図示されたプロセスは、ブロック610において示されているように、所与の論理ネットワークについての第1の(B−MAC)宛て先アドレスで始まる。次に、ブロック620において示されているように、当該宛て先アドレスへの等コストのパスに対応する異なるネクストホップの数が計算される。等コストのパスは、任意の適切なルーティングメトリックの計算を用いて識別されることができる。
論理ネットワークに割り当てられたB−VIDのセットのうちの第1のB−VIDで開始されると(ブロック630)、当該B−VIDは、ブロック640において示されているように、当該B−VID及びネクストホップの数に基づいて、等コストパスについてのネクストホップインタフェースのうちの1つへマッピングされる。セット内のB−VIDが連続的な値であれば、各B−VID値をネクストホップインタフェースへマッピングする1つの簡易な手法は、当該B−VID値からB−VID基礎値を減算してフローオフセット値を取得し、等コストネクストホップ数での当該フローオフセット値のモジュロとしてインタフェースオフセット値を計算し、宛て先アドレスに向けた等コストパスに対応するネクストホップインタフェース群のうちのネクストホップインタフェースへのインデックスとして当該インタフェースオフセット値を使用することである。数学的な観点では:
Figure 0005857058
ここで、nは、宛て先アドレスへのある等コストパスに対応するノードにおけるネクストホップインタフェースの数であり、対応するネクストホップインタフェースは、next_hop(0)からnext_hop(n)としてインデックス付けされる。フローのハンドリングの間の相関度を低減するためにフローオフセットにローカルなランダム性が追加される場合、1つの例は次の通りである:
Figure 0005857058
ブロック650に示されているように、転送データベースは、B−MAC宛て先アドレス(DA−MAC)、B−VID及びネクストホップインタフェースのための識別子で形成される。現在の宛て先アドレスについてB−VIDのセット内にさらなる未処理のB−VIDが存在する場合、ブロック660及び665に示されているように、処理は繰り返される。そして、ブロック670及び675に示されているように、ネットワークノードに知られている残りの宛て先アドレスの各々について、処理は繰り返される。プロセスが完了すると、所与の論理ネットワークについてのFDBは、各宛て先アドレスについて複数のエントリを含み、各エントリは当該論理ネットワーク内のユニキャスト転送に割り当てられたB−VIDの1つに対応する。
表1は、FDBの一部分に相当する一例を示しており、I_0〜I_3が付番されたルータ上の4つのインタフェースが存在し、B−VID_0〜B−VID_8の範囲で、所与の論理ネットワークについてユニキャスト転送に8個のB−VIDが割り当てられている。
Figure 0005857058
この(極端に単純化した)例において、各宛て先アドレスについて2つのネクストホップインタフェースが存在することがあるが、ネクストホップインタフェースのペアは、例示された3つの宛て先アドレスごとに異なる。よって、I_0及びI_3は、宛て先アドレスB−MAC−DA−aへの等コストパスについてのネクストホップのための識別子であって、宛て先アドレスB−MAC−DA−bへの等コストパスについてのネクストホップのための識別子は、I_1及びI_2である。各宛て先アドレスについて、利用可能な8個のB−VIDは、2つの等コストなネクストホップの間で分けられる。
上述した技術の変形例において、個々のB−VIDの1つ以上を、ある範囲のB−VIDと置換えることができる。このアプローチは、サポートされる等コストパスの最大数と比較して所与の論理ネットワークのために利用可能なフローラベルが多数存在する場合に適している。例えば、4096個のフローラベル(B−VID)が利用可能であって、しかし候補としての等コストパスが64個だけ存在する場合、B−VIDを64個の“チャンク(chunk)”内のネクストホップ識別子へマッピングすることができる。よって、表1におけるBVID0は例えばBVID0〜BVID63という範囲に置き換えられてもよく、BVID1は例えばBVID64〜BVID127という第2の範囲に置き換えられる。
上で説明し及び図6と表1とに例示した技術に従って形成されるFDBが与えられると、B−VIDでラベリングされたパケットを転送することは、平凡な動作である。パケットを受信するネットワークノードは、B−VID及びB−MAC−DAをパケットから単純に読み取り、データベース内で対応するネクストホップをルックアップし、その方向へパケットを送信する。
バックボーンネットワークノードにおいてFDBを形成するための上述した技法は、概して、パケット処理が単純なルックアップ及び転送のアプローチに基づいているという点で、既存のイーサネット技術と互換的である。図7及び図8において、ネットワークノードのハードウェアへより大規模な修正を要し得る、FDB及びパケット転送に対する他のアプローチが示されている。
図7は、フローラベルの動的な処理を要する、このより高度なアプローチのいくつかの実施形態に係るプロセスフロー700を示している。プロセスフロー700は、ブロック710に示されているように、第1の宛て先アドレスで開始し、ブロック740及び745に示されているように、ノードにとって既知の宛て先アドレスの各々について繰り返される。各宛て先アドレスについて、ノードは、ブロック720に示されているように、当該宛て先アドレスに向かう等コストパスに対応するネクストホップのセットを判定する。あらためて言うと、従来型のルーティングメトリックの計算を用いて、等コストパス及びそれらに対応するインタフェースを識別することができる。
ブロック730に示されているように、FDBは、宛て先アドレス及び対応するネクストホップ識別子のセットで形成される。表1に示したものと同じ状況に対応する、この異なるタイプのFDBの一例が、表2に示されている。
Figure 0005857058
このアプローチに係るFDBは、上で説明したアプローチに従って形成されるFDBよりもメモリをあまり消費しない(即ち、より少ない状態情報を表現する)ことが、直ちに理解されるであろう。
図8には、このタイプのFDBに対応する転送プロセス800が示されている。ブロック810に示されているように、転送ノードは、B−VID及び宛て先アドレスでラベリングされたデータフレームを受信する。そして、ブロック820に示されているように、当該ノードは、B−VIDの数学的関数を用いて、当該宛て先アドレスに関連付けられるセットからネクストホップ識別子を選択する。そして、ブロック830に示されているように、選択されたネクストホップ識別子に対応するインタフェースを用いて、フレームが転送される。
いくつかの実施形態において、BVIDに基づくネクストホップ識別子の選択は、FDBの形成について上述したものと同様の数学的アプローチを使用する。よって、例えば、ネクストホップインタフェースの数でのBVID値のモジュロ除算を用いて、インデックスを計算することができる。例えば、
Figure 0005857058
ここで、nは、宛て先アドレスに対応するセット内のネクストホップインタフェースの数である。但し、フローラベルのこの動的処理の1つの利点は、ネットワークを通じたパケットフローのランダム化を、例えばノード固有のシード値などのシード値を、ネクストホップ識別処理に加えることにより、改善することができる点である。よって、例えば、ネクストホップインタフェースを、次のような公式を用いて選択することができる。
Figure 0005857058
ここで、seedの値は、ノードごとに若しくは時間ごとに又はその双方で変化する。
上の検討は、エッジノード、即ち、クライアントネットワーク及び/又はクライアントコンピュータに接続されるエッジノードにおいて、及びSPBネットワークのコア内のノードを含む転送ノードにおいて実行される何らかの処理を説明したが、当然ながら、エッジノードは、いくつかの例では転送ノードでもあってよく、上記技法の1つ又は複数が所与のノードにおいて実装されてもよい。図9は、上で説明したエッジ処理、転送データベースの形成及び転送の技法のいずれか又は全てを実行するように構成されることができる例示的なネットワークノードの基本的な特徴を示している。より具体的には、ネットワークノード900は、クライアント/ネットワークインタフェース910を含み、当該インタフェースユニットは、SPBネットワークへの及びからの接続点、並びに/又は1つ以上のクライアントネットワーク若しくはデバイスへの及びからの接続点を備え、具体的には、イーサネットネットワークへの接続のために適合された従来型のインタフェースハードウェアを備え得る。ネットワークノード900は、さらに、処理回路920を備え、処理回路920は、1つ以上のマイクロプロセッサ930とメモリ940とを含み、メモリ940は、プログラムコード942、プログラムデータ944、及び転送データベース946を含む。いくつかの実施形態において、プログラムコード942は、最短パスブリッジングを利用するデータパケットネットワークバックボーンにおいて負荷のバランシングを容易にするための上述した技法の1つ又は複数を実行するためのプログラム命令を含み、それら技法は、クライアントフレームへフローラベルを付加し、転送データベース946を形成し、及びフレームについての付加されたフローラベル及び宛て先MACアドレスに従って当該フレームを転送することについて説明した技法を含む。
より概して言えば、これらコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータのプロセッサ、特殊目的用のコンピュータ、又はマシンを生み出すための他のプログラマブルデータ処理装置に提供されて、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される際に、ここで説明し添付のブロック図及びフロー図に例示した機能を実装するための手段を生成する。また、これらコンピュータプログラム命令は、コンピュータにより使用可能な又はコンピュータにより読取可能なメモリ内に記憶されてよく、それらは、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置を特定の形で機能させるように指示し、それにより、コンピュータにより使用可能な又はコンピュータにより読取可能なメモリ内に記憶された当該命令は、ここで開示された機能を実装する命令を含む製品を生み出す。ここで説明された機能エンティティのいくつかは、単一のプロセッサ又はコンピュータ上に実装されてもよく、又は別個のプロセッサ又はコンピュータ上にそれぞれ実装されてもよい。当業者は、ここで説明した機能をグルーピングし又は分配する利点及び欠点を認識するであろう。
当然ながら、上述した負荷バランシングの技法は一例にすぎず、これら手続の様々な修正及び拡張が可能であることを当業者は理解するであろう。また、当業者は、ここで説明したネットワークノード900の機能的な側面が、ネットワーク構造、事業者のビジネスモデル及び他の要因に依存して、複数の様々な構成で配備されてもよいことを認識するであろう。
これら及び他のバリエーション及び拡張を念頭におき、当業者は、上述した説明及び添付図面が、データパケットネットワーク内の負荷のバランシングを容易にするためにここで教示されたシステム及び装置の非限定的な例を表現していることを理解するであろう。そのため、本発明は、上述した説明及び添付図面によって限定されない。その代わりに、本発明は、以下の特許請求の範囲及びそれらの法的な均等物によってのみ限定される。

Claims (22)

  1. 最短パスブリッジングを利用するデータパケットネットワークバックボーンにおいて負荷のバランシングを容易にするための方法であって、
    前記ネットワークバックボーンの入口ノードにおいて、1つ以上のクライアントフレームを受信することと、
    各クライアントフレームについてのフローオフセット値を、当該クライアントフレームの内容の関数として計算することと、
    前記フローオフセット値は、N個の所定の値の1つであることと、Nは、当該クライアントフレームについての前記入口ノードからバックボーン宛て先MACアドレスへの候補パスの最大の数を定義することと、
    各クライアントフレームに、バックボーン仮想LAN識別子、B−VID、を付加することと、
    当該B−VIDは、所定のB−VID基礎値及び当該クライアントフレームについての前記フローオフセット値の関数であることと、
    各クライアントフレームを、当該クライアントフレームについての前記B−VID及び前記バックボーン宛て先MACアドレスに従って転送することと、
    を含む方法。
  2. 前記フローオフセット値を計算することは、前記クライアントフレーム内のインターネットプロトコルヘッダの関数として前記フローオフセット値を生成することを含む、請求項1の方法。
  3. 前記インターネットプロトコルヘッダの関数として前記フローオフセット値を生成することは、前記インターネットプロトコルヘッダのハッシュを計算することと、計算された前記ハッシュを前記N個の所定の値の1つへマッピングすることと、を含む、請求項2の方法。
  4. 計算された前記ハッシュを前記N個の所定の値の1つへマッピングすることは、前記ハッシュをNで割ったモジュロ剰余として前記フローオフセット値を計算することを含み、前記B−VIDは、前記所定のB−VID基礎値と前記フローオフセット値との和である、請求項3の方法。
  5. 前記フローオフセット値を計算することは、前記クライアントフレームについてのソースMACアドレスと、前記クライアントフレームについてのバックボーン宛て先MACアドレス又はクライアント宛て先MACアドレスのいずれかとの関数として、前記フローオフセット値を生成すること、を含む、請求項1の方法。
  6. 前記入口ノードにおいて受信される2つ以上のクライアントフレームの各々について、
    当該クライアントフレーム内にインターネットプロトコルヘッダが存在するかを判定することと、
    前記インターネットプロトコルヘッダが存在するという判定に応じて、当該インターネットプロトコルヘッダの関数としてフローオフセット値を生成することと、
    そうではなくインターネットプロトコルヘッダが存在しないという判定に応じて、当該クライアントフレームについてのソースMACアドレスと、当該クライアントフレームについてのバックボーン宛て先MACアドレス又はクライアント宛て先MACアドレスのいずれかとの関数として、前記フローオフセット値を生成することと、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  7. 最短パスブリッジングネットワークにおける使用のためのネットワークノードであって、
    1つ以上のクライアントネットワーク又はデバイス及び前記最短パスブリッジングネットワーク内の1つ以上の他のノードへ前記ネットワークノードを接続するように構成されるネットワークインタフェースユニットと、
    前記ネットワークインタフェースユニットを介して1つ以上のクライアントフレームを受信し、
    各クライアントフレームについてのフローオフセット値を、当該クライアントフレームの内容の関数として計算し、
    各クライアントフレームに、バックボーン仮想LAN識別子、B−VID、を付加し、
    各クライアントフレームを、前記ネットワークインタフェースユニットを介して、当該クライアントフレームについての前記B−VID及びバックボーン宛て先MACアドレスに従って転送する、
    ように構成される処理回路と、
    を備え、
    前記フローオフセット値は、N個の所定の値の1つであり、
    Nは、当該クライアントフレームについての入口ノードから前記バックボーン宛て先MACアドレスへの候補パスの最大の数を定義し、
    前記B−VIDは、所定のB−VID基礎値及び当該クライアントフレームについての前記フローオフセット値の関数である、
    ネットワークノード。
  8. 前記処理回路は、前記クライアントフレーム内のインターネットプロトコルヘッダの関数として、前記フローオフセット値を計算するように構成される、請求項7のネットワークノード。
  9. 前記処理回路は、前記インターネットプロトコルヘッダのハッシュを計算し、計算された前記ハッシュを前記N個の所定の値の1つへマッピングすることにより、前記インターネットプロトコルヘッダの関数として前記フローオフセット値を計算するように構成される、請求項8のネットワークノード。
  10. 前記処理回路は、前記ハッシュをNで割ったモジュロ剰余として前記フローオフセット値を計算することにより、計算された前記ハッシュを前記N個の所定の値の1つへマッピングするように構成され、前記B−VIDは、前記所定のB−VID基礎値と前記フローオフセット値との和である、請求項9のネットワークノード。
  11. 前記処理回路は、前記クライアントフレームについてのソースMACアドレスと、前記クライアントフレームについてのバックボーン宛て先MACアドレス又はクライアント宛て先MACアドレスのいずれかとの関数として、前記フローオフセット値を生成することにより、前記フローオフセット値を計算するように構成される、請求項7のネットワークノード。
  12. 前記処理回路は、前記入口ノードにおいて受信される2つ以上のクライアントフレームの各々について、
    当該クライアントフレーム内にインターネットプロトコルヘッダが存在するかを判定し、
    前記インターネットプロトコルヘッダが存在するという判定に応じて、当該インターネットプロトコルヘッダの関数としてフローオフセット値を生成し、
    そうではなくインターネットプロトコルヘッダが存在しないという判定に応じて、当該クライアントフレームについてのソースMACアドレスと、当該クライアントフレームについてのバックボーン宛て先MACアドレス又はクライアント宛て先MACアドレスのいずれかとの関数として、前記フローオフセット値を生成する、
    ようにさらに構成される、請求項7のネットワークノード。
  13. 最短パスブリッジングを利用するデータパケットネットワークバックボーンにおいて負荷のバランシングを容易にするための、ネットワークノードにおける方法であって、
    複数のバックボーン宛て先MACアドレスの各々について、
    当該バックボーン宛て先MACアドレスに対応する等コストのネクストホップの数を判定することと、
    バックボーン仮想LAN識別子、B−VID、の所定のセットからの各B−VIDを、当該B−VID及び前記等コストのネクストホップの数の関数として、ネクストホップインタフェースへマッピングすることと、
    前記所定のセット内のB−VIDの数は、前記等コストのネクストホップの数を上回ることと、
    バックボーン宛て先MACアドレスとB−VIDとの各組合せに対応するエントリであって、前記B−VIDへマッピングされた前記ネクストホップインタフェースについての識別子を含む当該エントリで、転送データベースを形成することと、
    を含む方法。
  14. B−VIDの前記所定のセットは、所定の範囲のB−VIDを含み、
    各B−VIDをネクストホップインタフェースへマッピングすることは、
    当該B−VIDから所定のB−VID基礎値を減算して、フローオフセット値を取得することと、
    インタフェースオフセット値を、前記等コストのネクストホップの数を法とする前記フローオフセット値の剰余として計算することと、
    前記インタフェースオフセット値に対応する前記ネクストホップインタフェースへ当該B−VIDをマッピングすることと、
    を含む、請求項13の方法。
  15. B−VIDの前記所定のセットは、複数の範囲のB−VIDを含み、
    B−VIDの各範囲は、前記ネクストホップインタフェースの1つへマッピングされる、
    請求項13の方法。
  16. 最短パスブリッジングネットワークにおける使用のためのネットワークノードであって、
    前記最短パスブリッジングネットワーク内の1つ以上の他のノードへ前記ネットワークノードを接続するように構成されるネットワークインタフェースユニットと、
    複数のバックボーン宛て先MACアドレスの各々について、
    当該バックボーン宛て先MACアドレスに対応する等コストのネクストホップの数を判定し、
    バックボーン仮想LAN識別子、B−VID、の所定のセットからの各B−VIDを、当該B−VID及び前記等コストのネクストホップの数の関数として、ネクストホップインタフェースへマッピングし、
    バックボーン宛て先MACアドレスとB−VIDとの各組合せに対応するエントリであって、前記B−VIDへマッピングされた前記ネクストホップインタフェースについての識別子を含む当該エントリで、転送データベースを形成する、
    ように構成される処理回路と、
    を備え、
    前記所定のセット内のB−VIDの数は、前記等コストのネクストホップの数を上回る、
    ネットワークノード。
  17. B−VIDの前記所定のセットは、所定の範囲のB−VIDを含み、
    前記処理回路は、各B−VIDを、
    当該B−VIDから所定のB−VID基礎値を減算して、フローオフセット値を取得し、
    インタフェースオフセット値を、前記等コストのネクストホップの数を法とする前記フローオフセット値の剰余として計算し、
    前記インタフェースオフセット値に対応する前記ネクストホップインタフェースへ当該B−VIDをマッピングする、
    ことにより、ネクストホップインタフェースへマッピングする、
    請求項16のネットワークノード。
  18. B−VIDの前記所定のセットは、複数の範囲のB−VIDを含み、
    前記処理回路は、B−VIDの各範囲を、前記ネクストホップインタフェースの1つへマッピングするように構成される、
    請求項16のネットワークノード。
  19. データパケットネットワークにおいてデータフレームを転送するための方法であって、
    バックボーン仮想LAN識別子、B−VID、及びバックボーン宛て先MACアドレスでラベリングされたデータフレームを受信することと、
    前記バックボーン宛て先MACアドレスに関連付けて記憶されている等コストのネクストホップの識別子のセットから、前記B−VIDの関数として、ネクストホップの識別子を選択することと、
    選択された前記ネクストホップの識別子に対応するネクストホップインタフェースを介して、前記データフレームを転送することと、
    を含む方法。
  20. 前記ネクストホップの識別子を選択することは、前記B−VID及びノード固有のシード値の関数として、疑似ランダム数を計算することと、前記疑似ランダム数の関数として、等コストのネクストホップの識別子の前記セットから前記ネクストホップの識別子を選択することと、を含む、請求項19の方法。
  21. 最短パスブリッジングネットワークにおける使用のためのネットワークノードであって、
    前記最短パスブリッジングネットワーク内の1つ以上の他のノードへ前記ネットワークノードを接続するように構成されるネットワークインタフェースユニットと、
    バックボーン仮想LAN識別子、B−VID、及びバックボーン宛て先MACアドレスでラベリングされたデータフレームを、前記ネットワークインタフェースユニットを介して受信し、
    前記バックボーン宛て先MACアドレスに関連付けて記憶されている等コストのネクストホップの識別子のセットから、前記B−VIDの関数として、ネクストホップの識別子を選択し、
    選択された前記ネクストホップの識別子に対応するネクストホップインタフェースを介して、前記データフレームを転送する、
    ように構成される処理回路と、
    を備えるネットワークノード。
  22. 前記処理回路は、前記B−VID及びノード固有のシード値の関数として、疑似ランダム数を計算し、前記疑似ランダム数の関数として、等コストのネクストホップの識別子の前記セットから前記ネクストホップの識別子を選択する、ことにより前記ネクストホップの識別子を選択するように構成される、請求項21のネットワークノード。
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