JP5853069B1 - アプリケーションプログラム制御システム、アプリケーションプログラム制御装置、push通知装置、アプリケーションプログラム制御方法、push通知方法、アプリケーションプログラム制御プログラム及びpush通知プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】スマート端末について、OSの通信機能が更新されても、アプリケーションプログラムの通信機能の更新をしなくてよい制御システム及びプログラムを提供する。【解決手段】アプリケーションプログラム制御装置は、WiFi通信エリアに入ったタイミング及び通信エリアから出たタイミングで端末情報をPUSH指示装置300へ送信すると、PUSH配信装置700から動作指示情報(制御命令)がPUSH通知され、その動作指示に基づきスマート端末100内の第三者のアプリケーションプログラムAPLを制御し、アプリケーションプログラムが行うWiFi通信を補助する。また、WiFi通信エリアで提供されるサービス情報に係るアプリケーションプログラムを制御する制御命令を通知し、WiFi通信エリア毎にエリアに応じたサービスを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、スマート端末内のアプリケーションプログラムを制御する技術に関する。
現在、多くのスマート端末はWiFi通信機能を備えている。ユーザがスマート端末を保持してWiFi通信エリア内に進入し、そのエリア内のアクセスポイントにWiFi接続すると、インターネットを介してウェブサーバ等へ接続できる(特許文献1参照)。
このスマート端末は、アプリケーションプログラムを内部にインストールして実行可能である。現在では様々なアプリケーションプログラムが存在するが、特にネットワーク上のサーバと連携動作する通信型のアプリケーションプログラムがある。かかるアプリケーションプログラムには、アクセスポイントにWiFi接続するための通信機能が具備されている。
特開2012−244599号公報
しかしながら、ソフトウェア更新によりOSの通信機能が更新された場合、それに併せてアプリケーションプログラムの通信機能も変更する必要があるため、OSの通信機能が更新される毎に開発コストがかかり、アプリケーションプログラムのアップデータをスマート端末のユーザに随時強いることになる。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、スマート端末内のアプリケーションプログラムが行うWiFi通信を補助することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載のアプリケーションプログラム制御システムは、スマート端末で動作するアプリケーションプログラム制御装置と、アプリケーションプログラムに対する制御命令を能動的に通知するPUSH通知装置と、を備えたアプリケーションプログラム制御システムにおいて、前記アプリケーションプログラム制御装置は、前記スマート端末がWiFi通信エリアに入ったタイミング及び前記WiFi通信エリアから出たタイミングで端末情報を前記PUSH通知装置へ送信する送信手段と、前記端末情報の送信に応じて前記PUSH通知装置からPUSH通知された前記制御命令を受信する受信手段と、受信した制御命令に基づき前記スマート端末内のアプリケーションプログラムを制御する制御手段と、を有し、前記PUSH通知装置は、前記アプリケーションプログラム制御装置から端末情報を受信する受信手段と、受信した端末情報を参照して前記WiFi通信エリアで提供されるサービス情報を記憶手段から検索する検索手段と、検索されたサービス情報のアプリケーションプログラムを制御する制御命令を前記アプリケーションプログラム制御装置へPUSH通知する通知手段と、を有することを要旨とする。
本発明によれば、スマート端末で動作するアプリケーションプログラム制御装置が、WiFi通信エリアに入ったタイミング及び当該エリアから出たタイミングで端末情報をPUSH通知装置へ送信すると、そのPUSH通知装置からPUSH通知された制御命令に基づきスマート端末内のアプリケーションプログラムを制御するため、当該アプリケーションプログラムはWiFi接続が可能であること又はWiFi接続が切断されることを認識できることから、スマート端末内のアプリケーションプログラムが行うWiFi通信を補助できる。また、WiFi通信エリアで提供されるサービス情報に係るアプリケーションプログラムを制御する制御命令が通知されるため、WiFi通信エリア毎にサービスを提供でき、WiFi通信エリアに応じたサービスを提供できる。
請求項2に記載のアプリケーションプログラム制御システムは、請求項1に記載のアプリケーションプログラム制御システムにおいて、前記制御手段は、前記WiFi通信エリアへの入出に応じてコンテンツの利用を可/不可にさせることを要旨とする。
本発明によれば、WiFi通信エリアへの入出に応じてコンテンツの利用を可/不可にさせるため、WiFi通信エリア内でのみコンテンツを利用できる。
請求項3に記載のアプリケーションプログラム制御装置は、スマート端末で動作するアプリケーションプログラム制御装置において、前記スマート端末がWiFi通信エリアに入ったタイミング及び前記WiFi通信エリアから出たタイミングで端末情報をPUSH通知装置へ送信する送信手段と、前記端末情報の送信に応じて前記PUSH通知装置からPUSH通知されたアプリケーションプログラムに対する制御命令を受信する受信手段と、受信した制御命令に基づき前記スマート端末内のアプリケーションプログラムを制御する制御手段と、を有することを要旨とする。
請求項4に記載のアプリケーションプログラム制御装置は、請求項3に記載のアプリケーションプログラム制御装置において、前記制御手段は、前記WiFi通信エリアへの入出に応じてコンテンツの利用を可/不可にさせることを要旨とする。
請求項5に記載のPUSH通知装置は、アプリケーションプログラムに対する制御命令を能動的に通知するPUSH通知装置において、スマート端末で動作するアプリケーションプログラム制御装置から端末情報を受信する受信手段と、受信した端末情報を参照して前記スマート端末が入出したWiFi通信エリアで提供されるサービス情報を記憶手段から検索する検索手段と、検索されたサービス情報のアプリケーションプログラムを制御する制御命令を前記アプリケーションプログラム制御装置へPUSH通知する通知手段と、を有することを要旨とする。
請求項6に記載のアプリケーションプログラム制御方法は、スマート端末で行うアプリケーションプログラム制御方法において、前記スマート端末により、自端末がWiFi通信エリアに入ったタイミング及び前記WiFi通信エリアから出たタイミングで端末情報をPUSH通知装置へ送信する送信ステップと、前記端末情報の送信に応じて前記PUSH通知装置からPUSH通知されたアプリケーションプログラムに対する制御命令を受信する受信ステップと、受信した制御命令に基づき自端末内のアプリケーションプログラムを制御する制御ステップと、を有することを要旨とする。
請求項7に記載のPUSH通知方法は、アプリケーションプログラムに対する制御命令を能動的に通知するPUSH通知方法において、コンピュータにより、スマート端末から端末情報を受信する受信ステップと、受信した端末情報を参照して前記スマート端末が入出したWiFi通信エリアで提供されるサービス情報を記憶手段から検索する検索ステップと、検索されたサービス情報のアプリケーションプログラムを制御する制御命令を前記スマート端末へPUSH通知する通知ステップと、を有することを要旨とする。
請求項8に記載のアプリケーションプログラム制御プログラムは、請求項6に記載のアプリケーションプログラム制御方法をコンピュータに実行させることを要旨とする。
請求項9に記載のPUSH通知プログラムは、請求項7に記載のPUSH通知方法をコンピュータに実行させることを要旨とする。
本発明によれば、スマート端末内のアプリケーションプログラムが行うWiFi通信を補助できる。
アプリケーションプログラム制御システムの全体構成を示す図である。 スマート端末の機能ブロック構成を示す図である。 PUSH指示装置の機能ブロック構成を示す図である。 加入サービス情報管理装置の機能ブロック構成を示す図である。 外部サービスAPLの制御処理シーケンスを示す図である。 図5の制御処理の全体イメージを示す図である。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係るアプリケーションプログラム制御システムの全体構成を示す図である。このアプリケーションプログラム制御システムは、アクセスポイントAP又は移動体通信網N2を介してインターネットN1に接続するスマート端末100と、インターネットN1に配設されたPUSH指示装置300、加入サービス情報管理装置500と、PUSH配信装置700と、を備えて構成される。
アクセスポイントAPは、WiFi(Wireless Fidelity)と称される無線LANインタフェースを備えた無線端末である。スマート端末100が当該無線LANインタフェースへ無線接続(WiFi接続)すると、スマート端末100からのパケットデータはインターネットN1に送出され、既存のウェブサーバ等と通信できる。このようなアクセスポイントAPは、既存の無線端末を流用して実現可能であり、インターネットカフェ、コンビニエンスストア、駅ホームといったホットスポットに点在している。
図2は、スマート端末100の機能ブロック構成を示す図である。このスマート端末100は、WiFi接続状態監視部11と、WiFi接続部12と、端末情報送信部13と、データ通信部14と、動作指示情報受信部15と、アプリケーションプログラム制御部16と、を備えて構成される。
図2に示した符号11〜符号16の各機能部の実装方法については任意である。一般的にWiFi接続機能やデータ通信機能はスマート端末100のOS(Operating System)により提供されるため、本実施の形態ではそこで提供される各機能部をOS上のWiFi接続部12とデータ通信部14とする。また、残りの全機能部を、スマート端末100の第三者のアプリケーションプログラムAPL(外部サービスAPL)を制御するためのアプリケーションプログラム制御装置、つまりOS上で動作するアプリケーションプログラムとする。勿論、符号11〜符号16の全機能部を当該アプリケーションプログラムで実現しても構わない。以下、各機能部の機能について詳述する。
WiFi接続状態監視部11は、WiFi接続部12で行われるアクセスポイントAPへのWiFi接続の接続結果を参照し、スマート端末100がWiFi接続したか、WiFi接続を切断したかを監視するように構成されている。
端末情報送信部13は、WiFi接続した後又はWiFi接続を切断した後、スマート端末100の端末情報をPUSH指示装置300へ送信するように構成されている。その端末情報はデータ通信部14に渡され、そのデータ通信部14より、接続中のアクセスポイントAP又は移動体通信網N2を介してPUSH指示装置300へ送信される。なお、端末情報とは、例えば、スマート端末100のユーザを識別子するユーザID、WiFi接続中のアクセスポイントAPを識別するBSSID(Basic Service Set Identifier)である。ユーザIDは、スマート端末100のデータ記憶部に保持されている。
動作指示情報受信部15は、端末情報送信部13による端末情報の送信に基づきPUSH配信装置700から送信された動作指示情報を受信するように構成されている。動作指示情報とは、外部サービスAPLを制御するための情報である。
アプリケーションプログラム制御部16は、動作指示情報受信部15で受信した動作指示情報に基づき外部サービスAPLを制御するように構成されている。具体的には、端末情報送信部13による端末情報の送信がWiFi接続を契機とする場合、外部サービスAPLを起動したり、外部サービスAPLによるサービスの提供を可能にさせたりする。一方、端末情報の送信がWiFi接続の切断を契機とする場合、外部サービスAPLを終了させたり、外部サービスAPLによるサービスの提供を不能にさせたりする。すなわち、WiFi通信エリアの入出に応じてコンテンツサービスの利用を可/不可にさせる。ここでいう利用とは、スマート端末100の画面にデータを表示したり、スマート端末100から音声を出力したりすることであり、コンテンツの利用形態に応じた動作処理をいう。
続いて、PUSH指示装置300について説明する。図3は、PUSH指示装置300の機能ブロック構成を示す図である。このPUSH指示装置300は、データ受信部31と、加入サービス情報管理装置特定部32と、加入サービス情報管理装置情報記憶部33と、端末情報送信部34と、PUSH指示情報送信部35と、を備えて構成される。
データ受信部31は、スマート端末100からの端末情報を受信するように構成されている。また、加入サービス情報管理装置500からのPUSH指示情報を受信するように構成されている。
加入サービス情報管理装置特定部32は、加入サービス情報管理装置情報記憶部33の加入サービス情報管理装置情報を参照し、受信した端末情報に含まれるユーザIDを用いて、ユーザが加入しているサービスの情報を管理する加入サービス情報管理装置500を特定するように構成されている。
加入サービス情報管理装置情報記憶部33は、加入サービス情報管理装置500に関する情報を管理するように構成されている。具体的には、ユーザIDと、そのユーザIDに対して提供されるサービス情報を管理する加入サービス情報管理装置500のIDとを対応付けて管理する。
端末情報送信部34は、データ受信部31で受信した端末情報を、加入サービス情報管理装置特定部32で特定された加入サービス情報管理装置500へ送信するように構成されている。
PUSH指示情報送信部35は、データ受信部31で受信したPUSH指示情報をPUSH配信するためPUSH配信情報をPUSH配信装置700へ送信するように構成されている。
続いて、加入サービス情報管理装置500について説明する。図4は、加入サービス情報管理装置500の機能ブロック構成を示す図である。この加入サービス情報管理装置500は、端末情報受信部51と、サービス情報検索部52と、サービス情報記憶部53と、PUSH指示情報送信部54と、を備えて構成される。
端末情報受信部51は、PUSH指示装置300からの端末情報を受信するように構成されている。
サービス情報検索部52は、サービス情報記憶部53の加入サービス情報を参照し、受信した端末情報に含まれるBSSIDを用いて、そのBSSIDのアクセスポイントAPで提供されるサービス情報を検索するように構成されている。サービス情報とは、例えば、外部サービスAPLの種別、外部サービスAPLに含まれるタイトルやメッセージ、リンク先のURL、その他の付加情報である。
サービス情報記憶部53は、サービス情報を記憶するように構成されている。具体的には、BSSIDと、そのBSSIDのアクセスポイントAPで提供されるサービス情報とを対応付けて管理する。
PUSH指示情報送信部54は、外部サービスAPLを能動的に制御することを指示するPUSU指示情報を生成し、サービス情報検索部52で検索されたサービス情報を含めてPUSH指示装置300へ送信するように構成されている。
以上、スマート端末100、PUSH指示装置300、加入サービス情報管理装置500の各機能について説明した。なお、PUSH配信装置700の具体的な機能の説明は省略する。このPUSH配信装置700は、PUSH配信情報を受信した際に所定の装置へ所定の動作指示をPUSH通知する装置である。例えば、GCM(Google Cloud Messaging)といった既存の配信サーバである。
次に、図5と図6を参照しながら、スマート端末100にインストールされている外部サービスAPLを制御する方法について説明する。図5は、外部サービスAPLの制御処理シーケンスを示す図である。図6は、その制御処理の全体イメージを示す図である。
まず、スマート端末100は、自端末を所持するユーザがWiFi通信エリア内に進入した後、そのエリア内のアクセスポイントAPへのWiFi接続を検知すると、ステップS101において、接続したアクセスポイントAPのBSSIDとユーザIDとを含めた端末情報をPUSH指示装置300へ送信する。
次に、ステップS102において、PUSH指示装置300は、スマート端末100から端末情報を受信すると、端末情報内のユーザIDを用いて当該スマート端末100のユーザが加入しているサービスの情報を管理する加入サービス情報管理装置500を特定し、ステップS103において、特定した加入サービス情報管理装置500へ端末情報を送信する。
次に、ステップS104において、加入サービス情報管理装置500は、PUSH指示装置300から端末情報を受信すると、任意のコンテンツ制御を行い、必要に応じてPUSH指示情報を生成する。具体的には、端末情報内のBSSIDを用いて当該BSSIDのアクセスポイントAPで提供されるサービス情報(外部サービスAPLの種別、タイトル、メッセージ、プロジェクト名、URL等)を検索し、検索されたサービス情報に係る外部サービスAPLの起動を能動的に指示するPUSH指示情報を生成して、ステップS105において、PUSH指示装置300へ送信する。このPUSH指示情報にはユーザIDも含まれている。
次に、ステップS106において、PUSH指示装置300は、加入サービス情報管理装置500からPUSH指示情報を受信すると、そのPUSH指示情報をPUSH配信するため、PUSH指示情報を含めたPUSH配信情報をPUSH配信装置700へ送信する。
次に、ステップS107において、PUSH配信装置700は、PUSH指示装置300からPUSH配信情報を受信すると、PUSH配信情報内のユーザIDを参照し、そのユーザIDのスマート端末100に対して、外部サービスAPLを起動するための動作指示情報をPUSH配信する。
最後に、ステップS108において、スマート端末100は、PUSH配信装置700から動作指示情報を受信すると、その動作指示内容を解析した後に、自端末にインストールされている該当の外部サービスAPLを起動する。
以上、スマート端末100がWiFi通信エリア内に進入した際の動作について説明した。一方、WiFi通信エリア内から離れた場合でも基本的に同様の処理を実行する。すなわち、スマート端末100がWiFi接続の切断を検知すると、移動体通信網N2を介して端末情報をPUSH指示装置300へ送信する。その後、今度は、起動していた外部サービスAPLを終了するための動作指示情報をPUSH配信装置700から受信し、その動作指示に基づき外部サービスAPLを終了させる。
以上より、本実施の形態に係るアプリケーションプログラム制御装置(本発明のアプリケーションプログラム)は、スマート端末100がWiFi通信エリアに進入又は当該エリアから離れた際に同スマート端末内部の第三者のアプリケーションプログラム(外部サービスAPL)を制御するので、第三者のアプリケーションプログラムのWiFi通信を補助できる。特に、スマート端末100がWiFi通信エリアに進入した場合には外部サービスAPLを起動し、そのエリアから離れた場合には当該外部サービスAPLを終了するので、WiFi通信エリア内で所定のサービスを提供できる。この点について以下詳述する。
例えば、外部サービスAPLは、自身が起動した後、起動命令に引数等で指定されたURLのサーバへアクセスする。このURLは、BSSIDに基づき加入サービス情報管理装置500で特定されたURLであり、スマート端末100のユーザに対して許可され、かつ、進入したWiFi通信エリア内でのみ提供されるコンテンツを格納したサーバの位置を示すURLである。外部サービスAPLは、そのサーバからコンテンツを取得し、スマート端末100の画面に閲覧可能に表示する。一方、WiFi通信エリアから離れ、自身を終了させる終了命令を受信した場合は、表示していたコンテンツの閲覧を不可とするように制御する。また、外部サービスAPLがコンテンツをダウンロードしてスマート端末内に保持している場合には、そのダウンロードされたコンテンツのデータを削除する。
すなわち、外部サービスAPLは、WiFi接続/切断の契機に従いコンテンツの閲覧の可否を制御するサービスを提供できる。言い換えれば、本実施の形態に係るアプリケーションプログラム制御装置は、スマート端末100によるWiFi通信エリアへの入出に応じてコンテンツ閲覧の可否を実現させることが可能となる。そのコンテンツが音声データであれば、WiFi通信エリアでのみ音声データを出力させることが可能となる。
この場合、ユーザ側からみれば、WiFi通信エリア内に位置する場合にのみ、そのエリア内で提供されるコンテンツを閲覧できる。例えば、ある社員が報告書等の業務データを保存していないスマート端末を所持しているとする。そして、その社員が会議室に入室すると、スマート端末は会議室内のアクセスポイントへWiFi接続し、報告書を表示する。会議終了後、会議室から退出して当該アクセスポイントとのWiFi接続が切断されると、表示されていた報告書が強制的にスマート端末の画面から消え、報告書データ自体もスマート端末から削除される。それ以外の活用例も考えられる。例えば、アクセスポイントを備えた電車に乗車すると、その乗車のタイミングで乗車時刻、本日の天気、遅延状況等をユーザへ画面や音声で通知し、降車のタイミングで降車時刻、傘の忘れ物が多いこと等を通知することも可能である。
本実施の形態で説明したコンテンツについては、前述したように、クラウド等のネットワーク上に存在するコンテンツ以外に、スマート端末内に一旦ダウンロードされたコンテンツであってもよい。また、コンテンツの制御方法については、コンテンツの表示(参照・閲覧)や出力の可否を制御してもよいし、コンテンツをスマート端末内から削除してもよい。
なお、本実施の形態では、PUSH指示装置300、加入サービス情報管理装置500、PUSH配信装置700をそれぞれ別個の装置で実現する例を説明したが、それら各装置の全機能を1つの装置(PUSH通知装置)で実現しても構わない。また、本実施の形態では、PUSH配信装置700を用いる例を説明したが、PUSH配信装置700を介在させることなくPUSH指示装置300がPUSH配信情報をスマート端末100へ直接PUSH通知しても構わない。
以上より、本実施の形態によれば、スマート端末100で動作するアプリケーションプログラム制御装置が、WiFi通信エリアに入ったタイミング及び当該エリアから出たタイミングで端末情報をPUSH指示装置300へ送信すると、PUSH配信装置700から動作指示情報(制御命令)がPUSH通知され、その動作指示に基づきスマート端末100内の外部サービスAPLを制御するので、当該外部サービスAPLはWiFi接続が可能であること又はWiFi接続が切断されることを認識できることから、その外部サービスAPLが行うWiFi通信を補助できる。また、WiFi通信エリアで提供されるサービス情報に係る外部サービスAPLを制御する制御命令が通知されるので、WiFi通信エリア毎にサービスを提供でき、WiFi通信エリアに応じたサービスを提供できる。
また、本実施の形態によれば、WiFi通信エリアへの入出に応じてコンテンツの閲覧を可/不可にさせるので、WiFi通信エリア内でのみコンテンツを閲覧できる。
最後に、本実施の形態で説明したスマート端末100、PUSH指示装置30、加入サービス情報管理装置500、及びPUSH配信装置700は、メモリやCPUを備えたコンピュータで実現できる。特にスマート端末100については、スマートフォン、タブレット、携帯電話等、WiFi接続機能やGPS機能、通信機能等を具備する汎用の情報処理端末を用いて実現できる。また、その処理はプログラムによって実行される。更に、スマート端末100と各装置300,500,700の各動作をプログラムとして構築し、コンピュータにインストールして実行させることや、通信ネットワークを介して流通させることも可能である。
100…スマート端末(アプリケーションプログラム制御装置)
11…WiFi接続状態監視部
12…WiFi接続部
13…端末情報送信部
14…データ通信部
15…動作指示情報受信部
16…アプリケーションプログラム制御部
300…PUSH指示装置(PUSH通知装置)
31…データ受信部
32…加入サービス情報管理装置特定部
33…加入サービス情報管理装置情報記憶部
34…端末情報送信部
35…PUSH指示情報送信部
500…加入サービス情報管理装置(PUSH通知装置)
51…端末情報受信部
52…サービス情報検索部
53…サービス情報記憶部
54…PUSH指示情報送信部
700…PUSH配信装置(PUSH通知装置)
APL…第三者のアプリケーションプログラム
AP…アクセスポイント
N1…インターネット
N2…移動体通信網
S101〜S108…ステップ

Claims (9)

  1. スマート端末で動作するアプリケーションプログラム制御装置と、アプリケーションプログラムに対する制御命令を能動的に通知するPUSH通知装置と、を備えたアプリケーションプログラム制御システムにおいて、
    前記アプリケーションプログラム制御装置は、
    前記スマート端末がWiFi通信エリアに入ったタイミング及び前記WiFi通信エリアから出たタイミングで端末情報を前記PUSH通知装置へ送信する送信手段と、
    前記端末情報の送信に応じて前記PUSH通知装置からPUSH通知された前記制御命令を受信する受信手段と、
    受信した制御命令に基づき前記スマート端末内のアプリケーションプログラムを制御する制御手段と、を有し、
    前記PUSH通知装置は、
    前記アプリケーションプログラム制御装置から端末情報を受信する受信手段と、
    受信した端末情報を参照して前記WiFi通信エリアで提供されるサービス情報を記憶手段から検索する検索手段と、
    検索されたサービス情報のアプリケーションプログラムを制御する制御命令を前記アプリケーションプログラム制御装置へPUSH通知する通知手段と、
    を有することを特徴とするアプリケーションプログラム制御システム。
  2. 前記制御手段は、
    前記WiFi通信エリアへの入出に応じてコンテンツの利用を可/不可にさせることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーションプログラム制御システム。
  3. スマート端末で動作するアプリケーションプログラム制御装置において、
    前記スマート端末がWiFi通信エリアに入ったタイミング及び前記WiFi通信エリアから出たタイミングで端末情報をPUSH通知装置へ送信する送信手段と、
    前記端末情報の送信に応じて前記PUSH通知装置からPUSH通知されたアプリケーションプログラムに対する制御命令を受信する受信手段と、
    受信した制御命令に基づき前記スマート端末内のアプリケーションプログラムを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするアプリケーションプログラム制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記WiFi通信エリアへの入出に応じてコンテンツの利用を可/不可にさせることを特徴とする請求項3に記載のアプリケーションプログラム制御装置。
  5. アプリケーションプログラムに対する制御命令を能動的に通知するPUSH通知装置において、
    スマート端末で動作するアプリケーションプログラム制御装置から端末情報を受信する受信手段と、
    受信した端末情報を参照して前記スマート端末が入出したWiFi通信エリアで提供されるサービス情報を記憶手段から検索する検索手段と、
    検索されたサービス情報のアプリケーションプログラムを制御する制御命令を前記アプリケーションプログラム制御装置へPUSH通知する通知手段と、
    を有することを特徴とするPUSH通知装置。
  6. スマート端末で行うアプリケーションプログラム制御方法において、
    前記スマート端末により、
    自端末がWiFi通信エリアに入ったタイミング及び前記WiFi通信エリアから出たタイミングで端末情報をPUSH通知装置へ送信する送信ステップと、
    前記端末情報の送信に応じて前記PUSH通知装置からPUSH通知されたアプリケーションプログラムに対する制御命令を受信する受信ステップと、
    受信した制御命令に基づき自端末内のアプリケーションプログラムを制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とするアプリケーションプログラム制御方法。
  7. アプリケーションプログラムに対する制御命令を能動的に通知するPUSH通知方法において、
    コンピュータにより、
    スマート端末から端末情報を受信する受信ステップと、
    受信した端末情報を参照して前記スマート端末が入出したWiFi通信エリアで提供されるサービス情報を記憶手段から検索する検索ステップと、
    検索されたサービス情報のアプリケーションプログラムを制御する制御命令を前記スマート端末へPUSH通知する通知ステップと、
    を有することを特徴とするPUSH通知方法。
  8. 請求項6に記載のアプリケーションプログラム制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするアプリケーションプログラム制御プログラム。
  9. 請求項7に記載のPUSH通知方法をコンピュータに実行させることを特徴とするPUSH通知プログラム。
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CN106302764A (zh) * 2016-08-19 2017-01-04 乐视控股(北京)有限公司 一种针对wifi设备的信息推送方法和装置

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