JP5849843B2 - フレーム伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザMAC(Medium Access Control)フレームを伝送するフレーム伝送
システムに関する。
近年、イーサネット(Ethernet:登録商標)は、LAN(Local Area Network)のみならず、伝送対象データをパケット形態で伝送するパケット網を支えるインフラ技術としてのキャリア網においても利用されている。イーサネットは、データ通信のみではなく、同期メッセージ、音声、及び動画などの伝送遅延及び伝送途中でのデータのロスについて敏感な通信にも利用されるようになり、高精度なサービス品質(QoS:Quality of Service)の監視の提供、及び高度な障害切り分け機能が必要となっている。
イーサネットの伝送路に対して、このようなサービス品質の監視及び障害切り分けを提供するための技術として、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)勧告Y.1731の中で規定されているOAM(Operation Administration and Maintenance)機能のセットがある。このOAM機能のセットには、接続性の監視、伝送経路の確認、障害の通知、及び伝送遅延またはフレームロスの監視など多くの機能が含まれている。
ITU−T勧告Y.1731(2008.2) IEEE標準802.1AX(2008.11.3)
図1は、OAM機能のセットの中のリンクトレース(Eth−LT)機能の動作の様子を示している。図1を参照して、装置BのMACアドレスを宛先アドレスとして含むようなイーサネットフレームについて、装置Cからの伝送経路をトレースする場合を説明する。ここで、イーサネット網NW1に収容されている装置A,B,Cはユーザ端末またはキャリア(通信事業者)のエッジ装置(レイヤ2(L2)スイッチ)などであり、イーサネット網NW1上の装置D,E,FはL2スイッチなどである。
まず、装置Cは、対象(ターゲット)MACアドレス(Target MAC Address)として、装置BのMACアドレスをペイロードに含むリンクトレース要求(LTM)フレームを生成する。このLTMフレームのMACヘッダ中のMAC宛先アドレスはリンクトレース要求のために特別に設定されたマルチキャストアドレスであり、リンクトレース機能を提供する各装置がLTMフレームを受信して処理する。
装置Dは、このLTMフレームを受信すると、このフレームの中から対象MACアドレスを取り出し、フォワーディングテーブルを確認する。そして、装置Dは、宛先アドレスBを含むフレームを装置Eに向けて送信すべきことを認識すると、LTMフレームを装置Eに転送(フォワーディング)する。
また、装置Dは、同時にLTMフレームが装置Dを通過したことを装置Cに通知するために、応答ノードのMACアドレスとして装置DのMACアドレスをペイロードに含むリンクトレース応答(LTR)フレームを装置Cに対して送り返す。他の装置E,Fは装置
Dと同様の処理を順次に行う。
LTMフレームが装置Bに到達すると、装置Bは応答ノードのMACアドレスとして装置BのMACアドレスを含むLTRフレームを装置Cに対して送り返す。これらの処理の結果、装置Cには、装置BのMACアドレスを宛先アドレスとして含むフレームの伝送経路情報として、装置D、装置E、装置F、及び装置BのMACアドレスが収集される。
このように、Eth−LT機能では、トレース対象フレームが通過する装置のMACアドレス情報を収集することができる。したがって、Eth−LT機能は、サービストラフィックに障害が起こった際に、サービストラフィックの伝送経路を確認するような用途に利用される。
図2は、OAM機能のセット中の片道(片方向)の遅延測定(1way Eth−DM:One-way Delay Measurement)機能の動作の様子を示している。図2では、イーサネッ
ト網NW2を介して装置Gから装置Hに向かうトラフィックについて、装置G及び装置H間の伝送遅延を測定する様子を示している。ここで、イーサネット網NW2に収容されている装置G及び装置Hは、ユーザ端末またはキャリアのL2スイッチなどである。
装置G及び装置Hは、伝送遅延を測定するに先立って、装置内時計の時刻を同期させておく必要がある。この時刻同期は、装置G,HのそれぞれにGPS(Global Positioning
System)受信機を接続して、正確な時刻を供給するなどの方法で実現される。
装置Gは、この時刻同期確立状態で、装置Hに向けて1DMと呼ばれる測定フレームを送出する。この1DMフレームの中には、フレームの送出時刻t1を示すタイムスタンプが含まれている。装置Hは、この1DMフレームを受信すると、受信時刻t2を記録し、受信したフレームの中に含まれている送出時刻t1と記録した受信時刻t2との差分から、伝送遅延を求めることができる。特定のサービストラフィックに沿って、伝送遅延を測定することにより、サービストラフィックの伝送品質監視を行うような用途に利用される。
上述したEth−LTでは、対象MACアドレスに向かうLTMフレームが通過する伝送経路上の装置を知ることができるが、例えば装置間にIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)標準802.1AXで規定されたリンクアグリゲーシ
ョン(LA:Link Aggregation)技術が利用されている場合に、サービスフレームが通過する物理リンクを知ることができない。続いて、図3を参照して、この問題について詳述する。
図3は、リンクアグリゲーションの動作の概要を示す。イーサネット網(図示省略)上の装置I及び装置J間の物理リンク#2,#3は、LA技術により1つのリンクアグリゲーショングループ(LAG:Link Aggregation Group)を構成しており、論理的に1つのリンクとして利用される。
ここでは、物理リンク#1上で装置Iによって受信されたフレームが、物理リンク#2,#3から形成されるLAGに転送される場合を考える。装置Iでは、物理リンク#1上で受信されたフレームがLAGに向かって転送されることが分かると、負荷分散部はフレームをLAGのどの物理リンクに送出するのかを決める。送出する物理リンクが決定されると、フレームはその物理リンクから送出される。
LAGを含む伝送経路構成に対してEth−LTを適用した場合、Eth−LTは、上述したように通過する装置のMACアドレスを収集するので、装置I及び装置Jを通過す
ることは分かる。しかし、通常、Eth−LTでは、オペレータであるOAM操作者がトレースしたいと考える通信のフレームが物理リンク#2及び物理リンク#3のいずれを通過したのかを知ることができない。例えば、物理リンク#2の伝送品質が劣化した場合に、どの通信が影響を受けているのかが分からなくなることを免れない。
さらに、図4を参照して、特定のユーザの通信に対する伝送品質を監視するために、片道遅延測定が利用された場合を考える。
物理リンク#1上で装置Iによって受信されたフレームは、LAGに対して転送されることが分かると、上述したように、負荷分散部でどの物理リンクに出力されるのかが決定される。このとき、ユーザフレーム(ユーザ通信フレームまたはユーザMACフレーム)及び1DMフレームが別々の物理リンクに振り分けられることがありうる。
これは負荷分散部の具体的な処理内容に起因する。負荷分散部の具体的な処理内容はIEEE標準802.1AXの中では規定されていない。しかし、一般にフレームのMACヘッダの内容、あるいはペイロードの中に含まれる上位レイヤプロトコルのヘッダの内容を基にハッシュ計算を行い、得られたハッシュ値から出力先の物理リンクを決定する場合が多い。これは、ある特定の送信端から別の特定の受信端に送られる情報の列が、1つの物理リンク上で伝送されるようにすることにより、このような情報の列に対して順序逆転が起こらないようにするためである。
ユーザフレームは、あるユーザ拠点に存在する装置から別のユーザ拠点に存在する別の装置に向かうようなフレームであるので、ヘッダ情報もあるユーザ拠点の装置から別のユーザ拠点の別の装置に向かうような情報を含む。一方、1DMフレームは、伝送遅延を監視したい区間の一方の端から他方の端まで伝送されるフレームであり、例えばキャリア網のedge−edgeでの品質保証などに使われる場合には、ユーザフレームとは異なるヘッダ情報を含む。このため、ユーザフレーム及び1DMフレームは、異なる物理リンク上で伝送される可能性があり、伝送品質を監視したいユーザの通信の伝送品質を正確に測定することができなくなってしまう恐れがある。
課題は、複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループが構成されているときに、ユーザ通信フレームの伝送経路を正確に検知することを可能にする技術を提供することにある。
他の課題は、複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループが構成されているときに、伝送品質を監視したいユーザ通信フレームと、伝送品質を監視するための監視フレームとが、同一物理リンクを通過することを可能にする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、フレーム伝送システムは、ネットワーク上の複数のフレーム伝送装置を通してユーザMACフレームを伝送するフレーム伝送システムであって;伝送経路を検知したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含むとともに、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含む要求フレームを生成して送信する第1のフレーム伝送装置と;受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と、特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードとしての前記第1のフレーム伝送装置に返送するた
めに生成する生成部と、を含む第2のフレーム伝送装置と;を備える。
また、フレーム伝送システムは、ネットワーク上の複数のフレーム伝送装置を通してユーザMACフレーム及び伝送品質監視フレームを伝送するフレーム伝送システムであって;伝送品質を監視したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含み、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含むとともに、前記ユーザMACフレームの伝送品質を監視するために利用される伝送品質監視フレーム中のMACヘッダ情報及び伝送品質監視用データを監視フレームヘッダ情報として含む要求フレームを生成して送信する第1のフレーム伝送装置と;受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と、特定された前記出力先物理リンクに関する情報及び前記監視フレームヘッダ情報に基づいて、前記ユーザMACフレーム及び前記伝送品質監視フレームの双方を前記出力先物理リンクに対応する同一物理リンクに出力するための負荷分散ルールを送信部に追加設定する制御部と、特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードとしての前記第1のフレーム伝送装置に返送するために生成する生成部と、を含む第2のフレーム伝送装置と;を備える。
開示したフレーム伝送システムによれば、複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループが構成されているときであっても、サービストラフィック対応のユーザ通信フレーム(ユーザMACフレーム)の伝送経路を正確に検知することができる。
また、開示したフレーム伝送システムによれば、複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループが構成されているときであっても、伝送品質を監視したいサービストラフィック対応のユーザ通信フレームと、伝送品質を監視するための監視フレームとが、リンクアグリゲーショングループの同一物理リンクを通過するように制御することができる。
他の課題、特徴及び利点は、図面及び特許請求の範囲とともに取り上げられる際に、以下に記載される発明を実施するための形態を読むことにより明らかになるであろう。
リンクトレース(Eth−LT)機能の動作例を説明するための図。 片道遅延測定(1−way Eth−DM)機能の動作例を説明するための図。 リンクアグリゲーションを説明するための図。 リンクアグリゲーションと片道遅延測定との関係を説明するための図。 第1及び第2の実施の形態のフレーム伝送システムの構成を示すブロック図。 第1及び第2の実施の形態におけるLTMフレーム及びLTRフレームの構成を示す図。 第1の実施の形態におけるリンクトレース対象フレームとLTMフレームとの関係を説明するための図。 第1の実施の形態におけるキャリア伝送装置(#1)の構成を示すブロック図。 第1の実施の形態におけるキャリア伝送装置(#2)の構成を示すブロック図。 第2の実施の形態における遅延監視対象フレームと遅延監視フレームとLTMフレームとの関係を説明するための図。 第2の実施の形態におけるキャリア伝送装置(#1)の構成を示すブロック図。 第2の実施の形態におけるキャリア伝送装置(#2)の構成を示すブロック図。 第2の実施の形態におけるキャリア伝送装置(#2)の負荷分散部の負荷分散ルールを説明するための図。
以下、添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。図面には好ましい実施形態が示されている。しかし、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態のシステム構成例を示す図5を参照すると、フレーム伝送システムSYSにおいては、キャリアによって運用されるキャリア網NWに4個のキャリア伝送装置(#1,#2,#3,#4)10,20,30,40が配置されている。このキャリア網NWには、ユーザ端末としてのユーザ装置(A,B)50,60が収容されている。ここで、キャリア網NWはイーサネット網であり、キャリア伝送装置10,20,30,40はレイヤ2(L2)スイッチなどのフレーム伝送装置である。
キャリア伝送装置10,20,30,40は、6本の物理リンク(#1,#2,#3,#4,#5,#6)PL1,PL2,PL3,PL4,PL5,PL6を通して、ユーザ装置(A)50とユーザ装置(B)60との間を流れるサービストラフィック対応のユーザ通信フレームを伝送(転送、交換を含む)する。キャリア伝送装置(#2)20及びキャリア伝送装置(#3)30間は、リンクアグリゲーショングループ(LAG)を構成する物理リンク(#3)PL3及び物理リンク(#4)PL4の2本の物理リンクで接続されている。各物理リンクPL1〜PL6は双方向伝送路を構成する。
上述した構成を採るフレーム伝送システムSYSにおいて、各キャリア伝送装置は、特定のユーザ通信フレームが通過する伝送経路対応の物理リンクについての情報を正確に知るために、図6に示すフォーマットのリンクトレース要求(LTM)フレームを送信の必要性に応じて生成する。生成されるLTMフレームは上記ITU−T勧告において規定されているリンクトレース要求フレームの拡張形態を採っている。
このLTMフレームは、MACヘッダに続くペイロード中に、対象(ターゲット)MACアドレス(Target MAC Address)だけではなく、リンクトレース対象のユーザ通信フレーム(リンクトレース対象フレーム)のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方、つまりトレース対象フレームヘッダ情報を含む(詳細は、図7参照)。
これらの情報を含むLTMフレームを受信したキャリア伝送装置(ここでは、キャリア伝送装置(#2)20)は、対象MACアドレス情報とフォワーディングテーブルの内容とに基づいて、MACヘッダに対象MACアドレス対応のMAC宛先アドレス(MAC DA:MAC Destination Address)を含むリンクトレース対象フレームのユーザ通信フレ
ームがLAGに対して転送されることを知り得る。
これにより、このキャリア伝送装置は、LTMフレームからトレース対象フレームヘッダ情報を取り出し、自装置の負荷分散部で利用されていると同じ処理手順(アルゴリズム)により、LAGから1本の出力先物理リンクを特定する。
このキャリア伝送装置が、特定した出力先物理リンクを示す識別子(出力物理リンク識別子)をリンクトレース応答(LTR)フレームのペイロード中に、応答ノードMACアドレスとともに含めて返送することにより、リンクトレース要求元ノードのキャリア伝送装置(ここでは、キャリア伝送装置(#1)10)は、LTRフレームに基づいて、リンクトレース対象のユーザ通信フレームがどの物理リンクを通るのかを検知することができる。このLTRフレームは上記ITU−T勧告において規定されているリンクトレース応答フレームの拡張形態を採っている。
上述したように、図6に示すLTMフレーム及びLTRフレームのフォーマットにおいて、トレース対象フレームヘッダ情報及び出力物理リンク識別子を含む追加部分AP1は、特定のユーザ通信フレームが通過する伝送経路対応の物理リンクについての情報を正確に検知するために必要な追加情報である。
なお、図6に示すLTMフレームのフォーマットにおいて、対応する監視フレームヘッダ情報を含む追加部分AP2は、特定のユーザ通信フレーム及び監視フレームが同じ伝送経路を通るようにするために、追加部分AP1に加えて更に追加することが必要な追加情報である。これについては、第2の実施の形態のフレーム伝送システムSYSにおいて詳細に説明する。
この第1の実施の形態のフレーム伝送システムSYSにおいては、ユーザ装置(A)50を利用するユーザからの通信障害調査依頼に応じて、キャリア網NW内でのサービストラフィック対応のユーザ通信フレームの伝送経路を調べるために、キャリア伝送装置(#1)10からLTMフレームが送出される場合を考える。
図8は、図5に示すフレーム伝送システムSYSにおけるキャリア網NWの入口エッジノード対応のキャリア伝送装置(#1)10の詳細構成を示す。
このキャリア伝送装置10は、物理リンクPL1を介してユーザ装置(A)50に接続され、かつ物理リンクPL2を介してキャリア伝送装置(#2)20に接続され、アドレス入力部11、ヘッダ情報入力部12、LTMフレーム生成部13、転送処理部14、フォワーディングテーブル15、及び多重化部16を備える。
フレーム伝送システムSYSに対する外部(ここでは、OAM操作者)からの指示を契機に、キャリア伝送装置10においては、ユーザ装置(A)50からユーザ装置(B)60に向かうサービストラフィックのキャリア網NW内での伝送経路を調べるために、LTMフレーム生成部13が起動される。
通常、ユーザ装置50から受信し、転送処理部14を介して転送されるリンクトレース対象のユーザ通信フレーム、つまりリンクトレース対象フレームは、図7に示すように、MACヘッダにMAC宛先アドレス(MAC DA)及びMAC送信元アドレス(MAC
SA:MAC Source Address)などのMACヘッダ情報を含む。ここでは、MAC宛先アドレスには、ユーザ装置60のMACアドレスBが設定され、MAC送信元アドレスには、ユーザ装置50のMACアドレスAが設定されている。また、リンクトレース対象フレームは、MACヘッダに続くペイロードに上位レイヤのヘッダ情報(例えば、IP(Internet Protocol)ヘッダ情報)を含む。
起動されたLTMフレーム生成部13は、アドレス入力部11及びヘッダ情報入力部12と協働し、図7に示すリンクトレース要求のLTMフレームを生成する。つまり、アドレス入力部11は、OAM操作者から入力されたリンクトレース対象フレーム対応のMA
C宛先アドレスBをLTMフレームの対象MACアドレスとして、LTMフレーム生成部13に入力する。また、ヘッダ情報入力部12は、OAM操作者から入力されたリンクトレース対象フレーム対応のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報を含む先頭から固定長(例えば、60バイト程度)のヘッダ情報をLTMフレームのトレース対象フレームヘッダ情報として、LTMフレーム生成部13に入力する。
LTMフレーム生成部13は、アドレス入力部11からの対象MACアドレスと、ヘッダ情報入力部12からのトレース対象フレームヘッダ情報とをペイロードの所定フィールドに格納し、MAC宛先アドレス及びMAC送信元アドレスをMACヘッダに含むLTMフレームを生成する。ここで、LTMフレームにおけるMACヘッダのMAC宛先アドレスはリンクトレース要求のための特別設定のマルチキャストアドレスであり、MAC送信元アドレスはキャリア伝送装置10のMACアドレスである。
LTMフレーム生成部13は、転送処理部14のフォワーディングテーブル15を参照して、この対象MACアドレス対応の出力先の物理リンクを特定し、特定した物理リンク(ここでは、物理リンクPL2)にLTMフレームを多重化部16を介して送出する。多重化部16は、LTMフレーム生成部13からのLTMフレームと、転送処理部14からのユーザ通信フレームとを多重化する。
キャリア伝送装置10においては、LTMフレームの送信先(転送先)である次段ノード以降のキャリア伝送装置20,30,40からリンクトレース応答のLTRフレームが返送されたとき、転送処理部14は、ユーザ装置(B)60のMACアドレスをMAC宛先アドレスとして含むリンクトレース対象のユーザ通信フレームの伝送経路情報として、キャリア伝送装置20,30,40のMACアドレス及びLAGの出力物理リンク識別子を収集可能である。
図9は、図5に示すフレーム伝送システムSYSにおけるキャリア網NWの中継ノード対応のキャリア伝送装置(#2)20の詳細構成を示す。
キャリア伝送装置20は、物理リンクPL2を介してキャリア伝送装置(#1)10に接続され、かつLAGの物理リンクPL3,PL4を介してキャリア伝送装置(#3)30に接続され、LTMフレーム抽出部21、LTMフレーム受信処理部22、転送処理部23、フォワーディングテーブル24、出力先物理リンク特定部25、負荷分散部26、LTRフレーム生成部27、多重化部281,282、及びLTMフレーム生成部29を備える。
このキャリア伝送装置20においては、LTMフレーム抽出部21が、物理リンクPL2を通してキャリア伝送装置10から受信したフレーム中のリンクトレース要求のための特別設定のマルチキャストアドレスに基づいて、LTMフレームを抽出すると、抽出したLTMフレームをLTMフレーム受信処理部22に送る。
LTMフレーム受信処理部22は、転送処理部23のフォワーディングテーブル24を参照して、受信したLTMフレームの中で運ばれた対象MACアドレスについての転送先(出力先)を検索する。LTMフレーム受信処理部22は、この検索により、出力先がLAG経由であると判定すると、受信したLTMフレームからトレース対象フレームヘッダ情報を取り出して出力先物理リンク特定部25に送る。
出力先物理リンク特定部25は、負荷分散部26と同じアルゴリズムを用いて、トレース対象フレームヘッダ情報と同じ情報をフレーム先頭部分に含むフレームが転送されるべき1本の出力先物理リンクを特定し、特定した出力先物理リンクの情報をLTRフレーム
生成部27に送る。
LTRフレーム生成部27は、LTMフレーム受信処理部22からLTMフレームを受信したことを通知され、かつ出力先物理リンク特定部25から出力先物理リンク情報を受け取る。LTRフレーム生成部27は、これらを契機に、出力先物理リンクの識別子(例えば、物理リンク(#3)PL3対応の識別子)及び応答ノードMACアドレス(ここでは、キャリア伝送装置20のMACアドレス)をペイロードに含み、MAC宛先アドレス(ここでは、キャリア伝送装置10のMACアドレス)及びMAC送信元アドレス(ここでは、キャリア伝送装置20のMACアドレス)をMACヘッダに含むLTRフレームを生成する。
生成されたLTRフレームは、多重化部281を介して、LTMフレームの送信元であるキャリア伝送装置10に対して物理リンクPL2を通して送信(返送)される。
また、LTMフレーム生成部29は、LTMフレーム受信処理部22から受信してMACヘッダのMAC送信元アドレスをキャリア伝送装置20のMACアドレスに書き換えたLTMフレームを対象MACアドレス対応の転送先であるLAGに対して送出するために、多重化部282に出力する。多重化部282からのLTMフレームは、負荷分散部26において利用されているアルゴリズムに基づいて特定される物理リンクPL3に送出される。
キャリア網NWにおいて、キャリア伝送装置(#2)20の後段にそれぞれ配置される、中継ノードとしてのキャリア伝送装置(#3)30及び出口エッジノードとしてのキャリア伝送装置(#4)40は、受信したLTMフレームを処理し、LTRフレームを前段ノードを介して一番最初にLTMフレームを生成したノードであるキャリア伝送装置(#1)10に返送する機能を含むように構成すればよい。
上述した処理により、キャリア伝送装置(#1)10には、リンクトレース対象のユーザ通信フレームがキャリア伝送装置(#2,#3,#4)20,30,40を通して伝送されること、及びLAGが構成されているキャリア伝送装置(#2)20とキャリア伝送装置(#3)30との間ではどの物理リンクを通過するかが通知される。したがって、キャリア伝送装置10においては、サービストラフィックに障害が起こった際に、サービストラフィック対応のユーザ通信フレームの伝送経路を正確に把握することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態のシステム構成例は、図5を参照して説明した第1の実施の形態のフレーム伝送システムSYSと同一構成を採るものとする。
第2の実施の形態のフレーム伝送システムSYSにおいて、特定のユーザ通信フレームに対して正確な伝送品質(ここでは、伝送遅延)監視を行うためには、遅延監視対象のユーザ通信フレーム(遅延監視対象フレーム)と、伝送遅延を測定するための監視フレーム(遅延監視フレーム)とが同じ伝送経路を通る必要がある。
各キャリア伝送装置は、遅延監視対象のユーザ通信フレーム及び遅延監視フレームが同じ伝送経路を通るように指定するために、図6に示すフォーマットのリンクトレース要求のLTMフレームを送信の必要性に応じて生成する。生成されるLTMフレームは上記ITU−T勧告において規定されているリンクトレース要求フレームの拡張形態を採っている。
このLTMフレームは、MACヘッダに続くペイロード中に、対象MACアドレスだけ
ではなく、遅延監視対象のユーザ通信フレーム(遅延監視対象フレーム)のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方、つまりトレース対象フレームヘッダ情報を含む。このLTMフレームは、遅延監視(1DM)フレームのMACヘッダ情報及び1DM PDU(One-way Delay Measurement Protocol Data Unit)の双方、つまり対応する監視フレームヘッダ情報を更に含む(詳細は、図10参照)。
これらの情報を含むLTMフレームを受信したキャリア伝送装置(ここでは、キャリア伝送装置(#2)20)は、対象MACアドレス情報とフォワーディングテーブルの内容とに基づいて、MACヘッダに対象MACアドレス対応のMAC宛先アドレス(MAC DA)を含む遅延監視対象のユーザ通信フレームがLAGに対して転送されることを知り得る。
これにより、このキャリア伝送装置は、LTMフレームからトレース対象フレームヘッダ情報を取り出し、自装置の負荷分散部で利用されていると同じ処理手順(アルゴリズム)により、LAGから1本の出力先物理リンクを特定する。また、このキャリア伝送装置は、出力先物理リンク情報と、対応する監視フレームヘッダ情報とに基づいて、負荷分散部に新しい負荷分散ルールを追加設定し、遅延監視対象のユーザ通信フレーム及び遅延監視フレームが同じ伝送経路を通るように制御する。
上述したように、図6に示すLTMフレームのフォーマットにおいて、対応する監視フレームヘッダ情報を含む追加部分AP2は、遅延監視対象のユーザ通信フレーム及び遅延監視フレームが同じ伝送経路を通るようにするために、追加部分AP1に加えて更に追加することが必要な追加情報である。
この第2の実施の形態のフレーム伝送システムSYSにおいては、ユーザ装置(A)50を利用するユーザからの通信障害調査依頼に応じて、キャリア網NW内でのサービストラフィック対応のユーザ通信フレームの遅延監視を行うために、遅延監視(1DM)フレーム及び遅延監視対象のユーザ通信フレームの双方は、LAGが存在するときでも、同じ物理リンクを通るように指示される場合を考える。
図11は、第2の実施の形態のフレーム伝送システムSYSにおけるキャリア網NWの入口エッジノード対応のキャリア伝送装置(#1)10の詳細構成を示す。
このキャリア伝送装置10は、物理リンクPL1を介してユーザ装置(A)50に接続され、かつ物理リンクPL2を介してキャリア伝送装置(#2)20に接続され、アドレス入力部11、ヘッダ情報入力部17、ヘッダ情報入力部18、LTMフレーム生成部13、転送処理部14、フォワーディングテーブル15、及び多重化部16を備える。
フレーム伝送システムSYSに対する外部(例えば、OAM操作者)からの指示を契機に、キャリア伝送装置10においては、ユーザ装置(A)50からユーザ装置(B)60に向かうサービストラフィックのキャリア網NW内での伝送遅延を調べるために、LTMフレーム生成部13が起動される。
通常、ユーザ装置50から受信し、転送処理部14を介して転送される遅延監視対象のユーザ通信フレーム、つまり遅延監視対象フレームは、図10に示すように、MACヘッダにMAC宛先アドレス(MAC DA)及びMAC送信元アドレス(MAC SA)などのMACヘッダ情報を含む。ここでは、MAC宛先アドレスには、ユーザ装置60のMACアドレスBが設定され、MAC送信元アドレスには、ユーザ装置50のMACアドレスAが設定されている。また、遅延監視対象フレームは、MACヘッダに続くペイロードに上位レイヤのヘッダ情報(例えば、IP(Internet Protocol)ヘッダ情報)を含む。
起動されたLTMフレーム生成部13は、アドレス入力部11、ヘッダ情報入力部17及びヘッダ情報入力部18と協働し、図10に示すリンクトレース要求のLTMフレームを生成する。つまり、アドレス入力部11は、OAM操作者から入力された遅延監視対象フレーム対応のMAC宛先アドレスBをLTMフレームの対象MACアドレスとして、LTMフレーム生成部13に入力する。
また、ヘッダ情報入力部17は、OAM操作者から入力された遅延監視対象フレーム対応のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報を含む先頭から固定長(例えば、60バイト程度)のヘッダ情報をLTMフレームのトレース対象フレームヘッダ情報として、LTMフレーム生成部13に入力する。
さらに、ヘッダ情報入力部18は、OAM操作者から入力された遅延監視フレーム対応のMACヘッダ情報及び1DM PDUを含む先頭から固定長(例えば、60バイト程度)のヘッダ情報をLTMフレームの対応する監視フレームヘッダ情報として、LTMフレーム生成部13に入力する。このMACヘッダ情報は、MAC宛先アドレス(ここでは、キャリア伝送装置(#4)40のMACアドレス)及びMAC送信元アドレス(ここでは、キャリア伝送装置(#1)10のMACアドレス)を含む。また、1DM PDUは、伝送品質監視用データとして、フレーム送出時刻を示すタイムスタンプを含む。
LTMフレーム生成部13は、アドレス入力部11からの対象MACアドレスと、ヘッダ情報入力部17からのトレース対象フレームヘッダ情報と、ヘッダ情報入力部18からの対応する監視フレームヘッダ情報とをペイロードの所定フィールドに格納し、MAC宛先アドレス及びMAC送信元アドレスをMACヘッダに含むLTMフレームを生成する。ここで、LTMフレームにおけるMACヘッダのMAC宛先アドレスはリンクトレース要求のための特別設定のマルチキャストアドレスであり、MAC送信元アドレスはキャリア伝送装置10のMACアドレスである。
LTMフレーム生成部13は、転送処理部14のフォワーディングテーブル15を参照して、この対象MACアドレス対応の出力先の物理リンクを特定し、特定した物理リンク(ここでは、物理リンクPL2)にLTMフレームを多重化部16を介して送出する。多重化部16は、LTMフレーム生成部13からのLTMフレームと、転送処理部14からのユーザ通信フレーム及び遅延監視フレームとを多重化する。
キャリア伝送装置10においては、LTMフレームの送信先(転送先)である次段ノード以降のキャリア伝送装置20,30,40からリンクトレース応答のLTRフレームが返送されたとき、転送処理部14は、ユーザ装置(B)60のMACアドレスをMAC宛先アドレスとして含むリンクトレース対象のユーザ通信フレームの伝送経路情報として、キャリア伝送装置20,30,40のMACアドレス及びLAGの出力物理リンク識別子を収集可能である。
図12は、第2の実施の形態のフレーム伝送システムSYSにおけるキャリア網NWの中継ノード対応のキャリア伝送装置(#2)20の詳細構成を示す。
キャリア伝送装置20は、物理リンクPL2を介してキャリア伝送装置(#1)10に接続され、かつLAGの物理リンクPL3,PL4を介してキャリア伝送装置(#3)30に接続され、LTMフレーム抽出部21、LTMフレーム受信処理部22、転送処理部23、フォワーディングテーブル24、出力先物理リンク特定部25、負荷分散部26、LTRフレーム生成部27、多重化部281,282、LTMフレーム生成部29、及び負荷分散制御部31を備える。
このキャリア伝送装置20においては、LTMフレーム抽出部21が物理リンクPL2を通してキャリア伝送装置10から受信したフレーム中のリンクトレース要求のための特別設定のマルチキャストアドレスに基づいて、LTMフレームを抽出すると、抽出したLTMフレームをLTMフレーム受信処理部22に送る。
LTMフレーム受信処理部22は、転送処理部23のフォワーディングテーブル24を参照して、受信したLTMフレームの中で運ばれた対象MACアドレスについての転送先(出力先)を検索する。LTMフレーム受信処理部22は、この検索により、出力先がLAG経由であると判定すると、受信したLTMフレームからトレース対象フレームヘッダ情報を取り出して出力先物理リンク特定部25に送る。また、LTMフレーム受信処理部22は、受信したLTMフレームから対応する監視フレームヘッダ情報を取り出して負荷分散制御部31に送る。
出力先物理リンク特定部25は、負荷分散部26と同じアルゴリズムを用いて、トレース対象フレームヘッダ情報と同じ情報をフレームの先頭部分に含むフレームが転送されるべき1本の出力先物理リンクを特定する。そして、出力先物理リンク特定部25は、特定した出力先物理リンクの情報をLTRフレーム生成部27及び負荷分散制御部31に送る。
負荷分散制御部31は、LTMフレーム受信処理部22から受け取った対応する監視フレームヘッダ情報と、出力先物理リンク特定部25から受け取った出力先物理リンク情報とに基づいて、監視フレームヘッダ情報と同じヘッダ情報を含むフレームが出力先物理リンク情報で示される物理リンクに出力されるように、負荷分散部26を制御する。つまり、負荷分散制御部31は、負荷分散部26が実施している通常の負荷分散ルールよりも高い優先度の新たな負荷分散ルールを追加するように指示する。
LTRフレーム生成部27は、LTMフレーム受信処理部22からLTMフレームを受信したことを通知され、かつ出力先物理リンク特定部25から出力先物理リンク情報を受け取る。LTRフレーム生成部27は、これらを契機に、出力先物理リンクの識別子(例えば、物理リンク(#3)PL3対応の識別子)及び応答ノードMACアドレス(ここでは、キャリア伝送装置20のMACアドレス)をペイロードに含み、MAC宛先アドレス(ここでは、キャリア伝送装置10のMACアドレス)及びMAC送信元アドレス(ここでは、キャリア伝送装置20のMACアドレス)をMACヘッダに含むLTRフレームを生成する。
生成されたLTRフレームは、多重化部281を介して、LTMフレームの送出元であるキャリア伝送装置10に対して物理リンクPL2を通して送信(返送)される。
また、LTMフレーム生成部29は、LTMフレーム受信処理部22から受信してMACヘッダのMAC送信元アドレスをキャリア伝送装置20のMACアドレスに書き換えたLTMフレームを対象MACアドレス対応の転送先であるLAGに対して送出するために、多重化部282に出力する。多重化部282からのLTMフレームは、負荷分散部26において利用されているアルゴリズムに基づいて特定される物理リンクPL3に送出される。
キャリア網NWにおいて、キャリア伝送装置(#2)20の後段にそれぞれ配置される、中継ノードとしてのキャリア伝送装置(#3)30及び出口エッジノードとしてのキャリア伝送装置(#4)40は、受信したLTMフレームを処理し、LTRフレームを前段ノードを介して一番最初にLTMフレームを生成したノードであるキャリア伝送装置(#
1)10に返送する機能を含むように構成すればよい。
上述した処理により、キャリア伝送装置(#1)10には、トレース対象フレームがキャリア伝送装置(#2,#3,#4)20,30,40を通して伝送されること、及びLAGが構成されているキャリア伝送装置(#2)20とキャリア伝送装置(#3)30との間ではどの物理リンクを通過するかが通知される。
図13は、図12に示すキャリア伝送装置(#2)20において新たな負荷分散ルールが追加される様子の例を示している。
負荷分散部26は、LTMフレームが受信されるまでは、ユーザ通信フレームのヘッダ情報をハッシュ計算し、例えば、結果として得られるハッシュ値が1であるときは、LAGの物理リンク(#3)PL3へ出力し、ハッシュ値が2であるときは、LAGの物理リンク(#4)PL4へ出力することにより、負荷を2本の物理リンクPL3,PL4に分散している。
このような状態で、出力先物理リンク特定部25がLTMフレームのトレース対象フレームヘッダ情報の中で運ばれてきたヘッダ情報から出力先物理リンクを特定した結果が、物理リンク(#3)PL3であったと仮定する。
この場合、対応する遅延監視フレームは、同様に物理リンク(#3)PL3に出力されるべきであるので、負荷分散制御部31は、LTMフレームの対応する監視フレームヘッダ情報を含む遅延監視フレームが物理リンク(#3)PL3に出力されるような新たな負荷分散ルールを追加設定するように、負荷分散部26に指示する。つまり、負荷分散制御部31は、負荷分散部26が実施している通常の優先度(中)の負荷分散ルールよりも高い優先度(高)の新たな負荷分散ルールを追加するように指示する。
このような負荷分散ルールを採ることにより、遅延などの伝送品質を監視したいサービストラフィックのユーザ通信フレームと、遅延などの伝送品質を監視するための監視フレームとが、LAGの同じ物理リンクを通過するように制御できる。
[変形例]
上述した各実施の形態における処理はコンピュータで実行可能なプログラムとして提供され、CD−ROMやフレキシブルディスクなどの非一時的コンピュータ可読記憶媒体、さらには通信回線を経て提供可能である。
また、上述した各実施の形態における各処理はその任意の複数または全てを選択し組合せて実施することもできる。
[その他]
上述した各実施の形態及び変形例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
ネットワーク上の複数のフレーム伝送装置を通してユーザMACフレームを伝送するフレーム伝送システムであって;
伝送経路を検知したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含むとともに、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含む要求フレームを生成して送信する第1のフレーム伝送装置と;
受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の
物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と、
特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードとしての前記第1のフレーム伝送装置に返送するために生成する生成部と、を含む第2のフレーム伝送装置と;
を備えるフレーム伝送システム。
(付記2)
伝送経路を検知したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含むとともに、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含む要求フレームを受信する受信部と;
受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と;
特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードに返送するために生成する生成部と;
を備えるフレーム伝送装置。
(付記3)
ネットワーク上の複数のフレーム伝送装置を通してユーザMACフレーム及び伝送品質監視フレームを伝送するフレーム伝送システムであって;
伝送品質を監視したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含み、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含むとともに、前記ユーザMACフレームの伝送品質を監視するために利用される伝送品質監視フレーム中のMACヘッダ情報及び伝送品質監視用データを監視フレームヘッダ情報として含む要求フレームを生成して送信する第1のフレーム伝送装置と;
受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と、
特定された前記出力先物理リンクに関する情報及び前記監視フレームヘッダ情報に基づいて、前記ユーザMACフレーム及び前記伝送品質監視フレームの双方を前記出力先物理リンクに対応する同一物理リンクに出力するための負荷分散ルールを送信部に追加設定する制御部と、
特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードとしての前記第1のフレーム伝送装置に返送するために生成する生成部と、を含む第2のフレーム伝送装置と;
を備えるフレーム伝送システム。
(付記4)
伝送品質を監視したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含み、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含むとともに、前記ユーザMACフレームの伝送品質を監視するために利用される伝送品質監視フレーム中のMACヘッダ情報及び伝送品質監視用データを監視フレームヘッダ情報として含む要求フレームを
受信する受信部と;
受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と;
特定された前記出力先物理リンクに関する情報及び前記監視フレームヘッダ情報に基づいて、前記ユーザMACフレーム及び前記伝送品質監視フレームの双方を前記出力先物理リンクに対応する同一物理リンクに出力するための負荷分散ルールを送信部に追加設定する制御部と;
特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードに返送するために生成する生成部と;
を備えるフレーム伝送装置。
(付記5)
前記第2のフレーム伝送装置は、前記特定部と同一アルゴリズムにより前記出力先物理リンクと同一の物理リンクを選択し、前記ユーザMACフレーム及び前記要求フレームを送出する送信部を更に備える
付記1記載のフレーム伝送システム。
(付記6)
前記送信部は、前記特定部と同一アルゴリズムにより前記出力先物理リンクと同一の物理リンクを選択し、前記ユーザMACフレーム、前記伝送品質監視フレーム及び前記要求フレームを送出する
付記3記載のフレーム伝送システム。
(付記7)
前記要求フレームのMACヘッダのMAC宛先アドレスには、予め定められたマルチキャストアドレスが固定的に設定される
付記1または3記載のフレーム伝送システム。
(付記8)
前記要求フレームのMACヘッダのMAC送信元アドレスは、前記第1のフレーム伝送装置のMACアドレスから前記第2のフレーム伝送装置のMACアドレスに書き換えられる
付記1または3記載のフレーム伝送システム。
(付記9)
前記要求フレーム及び前記応答フレームは、ITU−T勧告において規定されているリンクトレース要求フレーム及びリンクトレース応答フレームの拡張形態を採っている
付記1または3記載のフレーム伝送システム。
(付記10)
前記ネットワークはイーサネット網であり、前記第1及び第2のフレーム伝送装置はレイヤ2スイッチである
付記1または3記載のフレーム伝送システム。
SYS フレーム伝送システム
10 キャリア伝送装置(#1)
20 キャリア伝送装置(#2)
30 キャリア伝送装置(#3)
40 キャリア伝送装置(#4)
50 ユーザ装置(A)
60 ユーザ装置(B)
LAG リンクアグリゲーショングループ

Claims (5)

  1. ネットワーク上の複数のフレーム伝送装置を通してユーザMACフレームを伝送するフレーム伝送システムであって;
    伝送経路を検知したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含むとともに、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含む要求フレームを生成して送信する第1のフレーム伝送装置と;
    受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と、
    特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードとしての前記第1のフレーム伝送装置に返送するために生成する生成部と、を含む第2のフレーム伝送装置と;
    を備えるフレーム伝送システム。
  2. 伝送経路を検知したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含むとともに、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含む要求フレームを受信する受信部と;
    受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と;
    特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードに返送するために生成する生成部と;
    を備えるフレーム伝送装置。
  3. ネットワーク上の複数のフレーム伝送装置を通してユーザMACフレーム及び伝送品質監視フレームを伝送するフレーム伝送システムであって;
    伝送品質を監視したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含み、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含むとともに、前記ユーザMACフレームの伝送品質を監視するために利用される伝送品質監視フレーム中のMACヘッダ情報及び伝送品質監視用データを監視フレームヘッダ情報として含む要求フレームを生成して送信する第1のフレーム伝送装置と;
    受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と、
    特定された前記出力先物理リンクに関する情報及び前記監視フレームヘッダ情報に基づいて、前記ユーザMACフレーム及び前記伝送品質監視フレームの双方を前記出力先物理リンクに対応する同一物理リンクに出力するための負荷分散ルールを送信部に追加設定する制御部と、
    特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードとしての前記第1のフレーム伝送装置に返送するために生成する生成部と、を含む第2のフレーム伝送装置と;
    を備えるフレーム伝送システム。
  4. 伝送品質を監視したいユーザMACフレーム中のMAC宛先アドレスをターゲットMACアドレスとして含み、前記ユーザMACフレーム中のMACヘッダ情報及び上位レイヤのヘッダ情報の双方をターゲットフレームヘッダ情報として含むとともに、前記ユーザMACフレームの伝送品質を監視するために利用される伝送品質監視フレーム中のMACヘッダ情報及び伝送品質監視用データを監視フレームヘッダ情報として含む要求フレームを受信する受信部と;
    受信した前記要求フレーム中の前記ターゲットMACアドレスに関する出力先が複数の物理リンクを含むリンクアグリゲーショングループを構成しているときには、前記要求フレームから取得される前記ターゲットフレームヘッダ情報に基づいて、1つの出力先物理リンクを特定する特定部と;
    特定された前記出力先物理リンクに関する情報及び前記監視フレームヘッダ情報に基づいて、前記ユーザMACフレーム及び前記伝送品質監視フレームの双方を前記出力先物理リンクに対応する同一物理リンクに出力するための負荷分散ルールを送信部に追加設定する制御部と;
    特定された前記出力先物理リンクに関する情報と、応答ノードMACアドレスとしての自装置のMACアドレスとを含む応答フレームを要求ノードに返送するために生成する生成部と;
    を備えるフレーム伝送装置。
  5. 前記第2のフレーム伝送装置は、前記特定部と同一アルゴリズムにより前記出力先物理リンクと同一の物理リンクを選択し、前記ユーザMACフレーム及び前記要求フレームを送出する送信部を更に備える
    請求項1記載のフレーム伝送システム。
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