JP5848811B2 - 送信機、受信機、およびプログラム - Google Patents

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本発明は、送信機、受信機、通信システム、表示制御方法、およびプログラムに関する。本発明は、特に、2次元表示および3次元表示が可能な送信機および受信機、当該送信機および当該受信機を含む通信システム、当該送信機および当該受信機における表示制御方法、ならびに当該送信機および受信機を制御するためのプログラムに関する。
従来、2次元画像と3次元画像とを表示可能な装置が知られている。
特許文献1には、当該装置として、コンテンツ表示装置が開示されている。当該コンテンツ表示装置は、2次元表示と3次元表示とが切替え可能である。コンテンツ表示装置は、2次元画像から3次元画像に切替える際、始めに表示部における表示状態を3次元表示に切替えた後、所定の切替時間をかけて、コンテンツデータの視差を徐々に広げる。
特許文献2には、2次元画像と3次元画像とを表示可能な装置における表示方法として、立体画像表示方法が開示されている。当該立体画像表示方法は、右目用画像と左目用画像をそれぞれ右目および左目に分離入力して立体像を再現する。また、立体画像表示方法は、計算機により3次元空間を記述する情報から撮影画像を生成する3次元コンピュータグラフィクスを用いて左目用および右目用の2画像を生成する。さらに、立体画像表示方法は、左目用および右目用の2画像の視差量の変化により非立体表示と立体表示状態への移行を可能とする。
また、従来、データを転送可能な装置が知られている。
特許文献3には、上記装置として、画像データを転送する画像処理装置が開示されている。当該画像処理装置は、転送対象画像データの代表画像を取得し、転送対象画像データの転送中に対応する代表画像を画像処理装置の表示部に表示する。
特許文献4には、データを転送可能な装置として、撮像により得られた画像データを転送する電子カメラが開示されている。当該電子カメラは、画像データの転送動作中においては、電子カメラに設けられた表示モニタに画像と、転送状況を示す未転送画像枠、転送中画像枠、および転送済画像枠とを併せて表示する。未転送画像枠は転送が済んでいない画像に対して表示され、転送中画像枠は転送中の画像に対して表示され、転送済画像枠は既に転送が終了した画像に対して表示される。
特許文献5には、データを転送可能な装置として、複合機が開示されている。当該複合機は、実行中の動作を表示パネルにアニメーション表示して、ユーザのアニメーション表示へのタッチで、中止する動作の選択を行わせる。
また、従来、データ転送中であることを示すアイコン表示や、データの転送状態をバーを用いて表示することも知られている。
特開2004−328566号公報 特開平10−172004号公報 特開2006−340237号公報 特開2004−96329号公報 特開2007−300288号公報
しかしながら、特許文献1には、2次元表示と3次元表示との間の切替えについては開示されているが、単体の機器に関する技術である。このため、特許文献1のコンテンツ表示装置では、他の装置との関係に基づいて2次元表示と3次元表示との間の切替えを行なうことはできない。
また、特許文献2の立体画像表示方法は、ディスプレイである立体画像表示装置と、コンピュータと、入力装置とからなる構成により実現される。このため、当該立体画像表示方法でも、他の装置との関係に基づいて2次元表示と3次元表示との間の切替えを行なうことはできない。
また、特許文献3から5には、データ転送に関する技術は開示されているものの、2次元表示と3次元表示との間の切替えに関する技術は開示されていない。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、2次元表示と3次元表示との間の切替えをデータ通信と関連させることが可能な送信機、受信機、通信システム、表示制御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明のある局面に従うと、送信機は、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、入力装置と、通信インターフェイスとを備える。メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納している。画像データは、オブジェクトを3次元表示させるための右目用画像データと左目用画像データとを含む。プロセッサは、画像データに基づいて、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトをディスプレイに表示させる。プロセッサは、入力装置を用いたオブジェクトの移動方向を指定するための入力を受け付ける。プロセッサは、入力を受け付けると、通信インターフェイスを用いた受信機への送信用データの送信と、指定された移動方向へのオブジェクトの移動とを開始する。プロセッサは、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換える。
本発明の他の局面に従うと、送信機は、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備える。送信機は、受信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備える。メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納している。画像データは、オブジェクトを3次元表示させるための右目用画像データと左目用画像データとを含む。プロセッサは、画像データに基づいて、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトをディスプレイに表示させる。プロセッサは、オブジェクトをディスプレイに表示させた状態で送信用データを送信するための指示を受け付けると、通信インターフェイスを用いた受信機への送信用データの送信と、受信機が存在する方向へのオブジェクトの移動とを開始する。プロセッサは、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換える。
好ましくは、プロセッサは、通信インターフェイスを用いて、オブジェクトの移動の軌跡を表す軌跡データを受信機にさらに送信する。
好ましくは、予め定められた一方の表示態様は、2次元表示である。プロセッサは、オ
ブジェクトの表示態様を2次元表示から3次元表示に切換えた後は、ディスプレイに対するオブジェクトの飛び出し量を、時間の経過とともに大きくする。
好ましくは、予め定められた一方の表示態様は、3次元表示である。プロセッサは、オブジェクトを3次元表示している間は、オブジェクトの飛び出し量を、時間の経過とともに小さくする。
好ましくは、プロセッサは、受信機に画像データをさらに送信する。
好ましくは、入力装置は、タッチパネルである。オブジェクトの移動方向を指定するための入力は、タッチパネルを用いた、当該オブジェクトの選択および移動を指示する入力である。
好ましくは、検知装置は、互いに異なる方向を向いた指向性のある、複数の通信機器または複数のセンサである。
本発明のさらに他の局面に従うと、受信機は、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備える。プロセッサは、通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信する。プロセッサは、送信用データの受信を開始すると、軌跡データが表す軌跡の終点に対応するディスプレイの画面上の第1の位置において、メモリに格納された、右目用画像データと左目用画像データとを含んだ画像データに基づき、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様でオブジェクトを表示させる。プロセッサは、一方の表示態様でオブジェクトを表示させた後、第1の位置と軌跡の始点に対応するディスプレイの画面上の第2の位置とを結ぶ軌跡データに基づく経路に沿った、オブジェクトの移動を開始する。プロセッサは、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換える。
本発明のさらに他の局面に従うと、受信機は、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備える。受信機は、送信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備える。プロセッサは、通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信する。プロセッサは、送信用データの受信を開始すると、軌跡データが表す軌跡の終点に対応するディスプレイの画面上の第1の位置において、メモリに格納された、右目用画像データと左目用画像データとを含んだ画像データに基づき、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトをディスプレイに表示させる。プロセッサは、一方の表示態様でオブジェクトを表示させた後、送信機から遠ざかる方向へのオブジェクトの移動を開始する。プロセッサは、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換える。
好ましくは、プロセッサは、一方の表示態様でオブジェクトを表示させた後、第1の位置と軌跡の始点に対応するディスプレイの画面上の第2の位置とを結ぶ軌跡データに基づく経路に沿った、オブジェクトの移動を開始する。
好ましくは、予め定められた一方の表示態様は、3次元表示である。プロセッサは、オブジェクトを3次元表示している間は、ディスプレイに対するオブジェクトの飛び出し量を、時間の経過とともに小さくする。
好ましくは、予め定められた一方の表示態様は、2次元表示である。プロセッサは、オ
ブジェクトの表示態様を2次元表示から3次元表示に切換えた後は、ディスプレイに対するオブジェクトの飛び出し量を、時間の経過とともに大きくする。
好ましくは、プロセッサは、送信機から画像データをさらに受信し、当該受信した画像データをメモリに格納する。
好ましくは、メモリは、画像データを送信機との通信前から予め格納している。
本発明のさらに他の局面に従うと、通信システムは、第1の通信装置と第2の通信装置とを備える。第1の通信装置は、第1のプロセッサと、当該第1のプロセッサに接続された第1のメモリと、第1のディスプレイと、入力装置と、第1の通信インターフェイスとを含む。第2の通信装置は、第2のプロセッサと、当該第2のプロセッサに接続された第2のメモリと、第2のディスプレイと、第2の通信インターフェイスとを含む。第1のメモリは、送信用データと、第1のオブジェクトを表示するための第1の画像データとを格納している。第1の画像データは、第1のオブジェクトを3次元表示させるための右目用画像データと左目用画像データとを含む。第1のプロセッサは、第1の画像データに基づいて、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様である第1の表示態様で、第1のオブジェクトを第1のディスプレイに表示させる。第1のプロセッサは、入力装置を用いた第1のオブジェクトの移動方向を指定するための入力を受け付ける。第1のプロセッサは、入力を受け付けると、第1の通信インターフェイスを用いた第2の通信装置への送信用データの送信と、指定された移動方向への第1のオブジェクトの移動とを開始する。第1のプロセッサは、第1のオブジェクトの移動に伴い、当該第1のオブジェクトの表示態様を、第1の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの第1の表示態様とは異なる第2の表示態様に切換える。第1のプロセッサは、第1の通信インターフェイスを用いて、第1のオブジェクトの移動の軌跡を表す軌跡データを第2の通信装置にさらに送信する。第2のプロセッサは、第2の通信インターフェイスを用いて、第1の通信装置から、送信用データと第1のオブジェクトの移動の軌跡を表す軌跡データとを受信する。第2のプロセッサは、送信用データの受信を開始すると、軌跡データが表す軌跡の終点に対応する第2のディスプレイの画面上の第1の位置において、第2のメモリに格納された、右目用画像データと左目用画像データとを含んだ第2の画像データに基づき、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様である第3の表示態様で第2のオブジェクトを表示させる。第2のプロセッサは、第3の表示態様で第2のオブジェクトを表示させた後、第1の位置と軌跡の始点に対応する第2のディスプレイの画面上の第2の位置とを結ぶ軌跡データに基づく経路に沿った、第2のオブジェクトの移動を開始する。第2のプロセッサは、第2のオブジェクトの移動に伴い、当該第2のオブジェクトの表示態様を、第3の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの第3の表示態様とは異なる第4の表示多様に切換える。
本発明のさらに他の局面に従うと、通信システムは、第1の通信装置と第2の通信装置とを備える。第1の通信装置は、第1のプロセッサと、当該第1のプロセッサに接続された第1のメモリと、第1のディスプレイと、第1の通信インターフェイスとを含む。第2の通信装置は、第2のプロセッサと、当該第2のプロセッサに接続された第2のメモリと、第2のディスプレイと、第2の通信インターフェイスとを含む。第1のメモリは、送信用データと、第1のオブジェクトを表示するための第1の画像データとを格納している。第1の画像データは、第1のオブジェクトを3次元表示させるための右目用画像データと左目用画像データとを含む。第1の通信装置は、第2の通信装置が存在する方向を検知するための第1の検知装置をさらに含む。第2の通信装置は、第1の通信装置が存在する方向を検知するための第2の検知装置をさらに含む。第1のプロセッサは、第1の画像データに基づいて、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様である第1の表示態様で、第1のオブジェクトを第1のディスプレイに表示させる。第1のプロセッサは、第1のオブジェクトを第1のディスプレイに表示させた状態で送信用データ
を送信するための指示を受け付けると、第1の通信インターフェイスを用いた第2の通信装置への送信用データの送信と、第2の通信装置が存在する方向への第1のオブジェクトの移動とを開始する。第1のプロセッサは、第1のオブジェクトの移動に伴い、当該第1のオブジェクトの表示態様を、第1の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの第1の表示態様とは異なる第2の表示態様に切換える。第1のプロセッサは、第1の通信インターフェイスを用いて、オブジェクトの移動の軌跡を表す軌跡データを第2の通信装置に送信する。第2のプロセッサは、第2の通信インターフェイスを用いて、第1の通信装置から送信用データを受信する。第2のプロセッサは、送信用データの受信を開始すると、軌跡データが表す軌跡の終点に対応する第2のディスプレイの画面上の位置において、第2のメモリに格納された、右目用画像データと左目用画像データとを含んだ第2の画像データに基づき、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様である第3の表示態様で、第2のオブジェクトを第2のディスプレイに表示させる。第2のプロセッサは、第3の表示態様で第2のオブジェクトを表示させた後、第1の通信装置から遠ざかる方向への第2のオブジェクトの移動を開始する。第2のプロセッサは、第2のオブジェクトの移動に伴い、当該第2のオブジェクトの表示態様を、第3の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの第3の表示態様とは異なる表示態様に切換える。
好ましくは、第1のプロセッサは、第2の通信装置に第1の画像データをさらに送信する。第2のプロセッサは、第1の通信装置によって送信された第1の画像データをさらに受信する。第2のプロセッサは、第2の画像データとして第1の画像データを用いることにより、第1のオブジェクトと同じオブジェクトを第2のオブジェクトとして第2のディスプレイに表示させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示制御方法は、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、入力装置と、通信インターフェイスとを備えた送信機における表示制御方法である。メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納している。画像データは、オブジェクトを3次元表示させるための右目用画像データと左目用画像データとを含む。表示制御方法は、プロセッサが、画像データに基づいて、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトをディスプレイに表示させるステップと、プロセッサが、入力装置を用いたオブジェクトの移動方向を指定するための入力を受け付けるステップと、プロセッサが、入力を受け付けると、通信インターフェイスを用いた受信機への送信用データの送信と、指定された移動方向へのオブジェクトの移動とを開始するステップと、プロセッサが、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示制御方法は、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた送信機における表示制御方法である。メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納している。画像データは、オブジェクトを3次元表示させるための右目用画像データと左目用画像データとを含む。送信機は、受信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備える。表示制御方法は、プロセッサが、画像データに基づいて、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトをディスプレイに表示させるステップと、プロセッサが、オブジェクトをディスプレイに表示させた状態で送信用データを送信するための指示を受け付けると、通信インターフェイスを用いた受信機への送信用データの送信と、受信機が存在する方向へのオブジェクトの移動とを開始するステップと、プロセッサが、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のう
ちの他方の表示態様に切換えるステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示制御方法は、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた受信機における表示制御方法である。表示制御方法は、プロセッサが、通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信するステップと、プロセッサが、送信用データの受信を開始すると、軌跡データが表す軌跡の終点に対応するディスプレイの画面上の第1の位置において、メモリに格納された、右目用画像データと左目用画像データとを含んだ画像データに基づき、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様でオブジェクトを表示させるステップと、プロセッサが、一方の表示態様でオブジェクトを表示させた後、第1の位置と軌跡の始点に対応するディスプレイの画面上の第2の位置とを結ぶ軌跡データに基づく経路に沿った、オブジェクトの移動を開始するステップと、プロセッサが、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示制御方法は、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた受信機における表示制御方法である。受信機は、送信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備える。表示制御方法は、プロセッサが、通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信するステップと、プロセッサが、送信用データの受信を開始すると、軌跡データが表す軌跡の終点に対応するディスプレイの画面上の位置において、メモリに格納された、右目用画像データと左目用画像データとを含んだ画像データに基づき、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトをディスプレイに表示させるステップと、プロセッサが、一方の表示態様でオブジェクトを表示させた後、送信機から遠ざかる方向へのオブジェクトの移動を開始するステップと、プロセッサが、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、入力装置と、通信インターフェイスとを備えた送信機を制御するためのプログラムである。メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納している。画像データは、オブジェクトを3次元表示させるための右目用画像データと左目用画像データとを含む。プログラムは、画像データに基づいて、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトをディスプレイに表示させるステップと、入力装置を用いたオブジェクトの移動方向を指定するための入力を受け付けるステップと、入力を受け付けると、通信インターフェイスを用いた受信機への送信用データの送信と、指定された移動方向へのオブジェクトの移動とを開始するステップと、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを、プロセッサに実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた送信機を制御するためのプログラムである。メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納している。画像データは、オブジェクトを3次元表示させるための右目用画像データと左目用画像データとを含む。送信機は、受信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備える。プログラムは、画像データに基づいて、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトをディスプレイに
表示させるステップと、オブジェクトをディスプレイに表示させた状態で送信用データを送信するための指示を受け付けると、通信インターフェイスを用いた受信機への送信用データの送信と、受信機が存在する方向へのオブジェクトの移動とを開始するステップと、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを、プロセッサに実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた受信機を制御するためのプログラムである。プログラムは、通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信するステップと、送信用データの受信を開始すると、軌跡データが表す軌跡の終点に対応するディスプレイの画面上の第1の位置において、メモリに格納された、右目用画像データと左目用画像データとを含んだ画像データに基づき、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様でオブジェクトを表示させるステップと、一方の表示態様でオブジェクトを表示させた後、第1の位置と軌跡の始点に対応するディスプレイの画面上の第2の位置とを結ぶ軌跡データに基づく経路に沿った、オブジェクトの移動を開始するステップと、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを、プロセッサに実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた受信機を制御するためのプログラムである。受信機は、送信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備える。プログラムは、通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信するステップと、送信用データの受信を開始すると、軌跡データが表す軌跡の終点に対応するディスプレイの画面上の位置において、メモリに格納された、右目用画像データと左目用画像データとを含んだ画像データに基づき、2次元表示および3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトをディスプレイに表示させるステップと、一方の表示態様でオブジェクトを表示させた後、送信機から遠ざかる方向へのオブジェクトの移動を開始するステップと、オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、予め定められた一方の表示態様から、2次元表示および3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを、プロセッサに実行させる。
上記の発明によれば、2次元表示と3次元表示との間の切替えをデータ通信と関連させることが可能となる。
通信システムの構成を示した図である。 通信装置のハードウェア構成を示した図である。 他の通信装置のハードウェア構成を示した図である。 第1の画面遷移例を示した図である。 第2の画面遷移例を示した図である。 第3の画面遷移例を示した図である。 第4の画面遷移例を示した図である。 通信装置が行なう処理の流れを示したフローチャートである。 他の通信装置が行なう処理の流れを示したフローチャートである。 オブジェクトの移動方向を説明するための図である。 他の通信システムの構成を示した図である。 通信装置のハードウェア構成を示した図である。 他の通信装置のハードウェア構成を示した図である。 通信装置と他の通信装置との間で赤外線通信が可能となっている状態を示した図である。 第1の画面遷移例を示した図である。 第2の画面遷移例を示した図である。 第3の画面遷移例を示した図である。 第4の画面遷移例を示した図である。 通信装置が行なう処理の流れを示したフローチャートである。 オブジェクトの移動方向を説明するための図である。 通信装置と他の通信装置との間で赤外線通信が可能となっている状態であって、図14とは異なる状態を示した図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<通信システムの概要>
図1は、通信システム1の構成を示した図である。図1を参照して、通信システム1は、通信装置10(送信機、第1の通信装置)と、通信装置20(受信機、第2の通信装置)とを備える。通信装置10および通信装置20は、たとえば、携帯型電話機、PDA(Personal Digital Assistant)である。
通信装置10は、操作キー105と、タッチパネル付きディスプレイ108とを備える。通信装置20は、操作キー205と、タッチパネル付きディスプレイ208とを備える。通信装置10と通信装置20とは、互いに通信を行なう。なお、通信装置10と通信装置20との間の通信の方式は、特に限定されるものではない。たとえば、当該通信の方式として、WiFi(Wireless Fidelity)による通信、Bluetooth(登録商標)
規格に基づく通信、赤外線通信等の各種の方式が挙げられる。
通信装置10と通信装置20とは、2次元表示と3次元表示とが可能に構成されている。通信装置10および通信装置20は、3次元表示の方法として視差バリア方式を用いている。通信装置10および通信装置20は、タッチパネル付きディスプレイ108,208に、右目用画像と左目用画像とを、x方向において交互に表示する。なお、3次元表示の方法は、視差バリア方式に限定されるものではなく、たとえば、レンチキュラ方式、偏光板方式、液晶アクティブシャッターメガネ方式等の各種の方式を用いることもできる。
以下では、通信装置10を送信側の端末とし、通信装置20を受信側の端末として説明する。つまり、通信装置10が送信機として機能し、通信装置20が受信機として機能する場合を例に挙げて説明する。
<通信装置のハードウェア構成>
図2は、通信装置10のハードウェア構成を示した図である。図2を参照して、通信装置10は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)101と、データ
を不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)102と、データを揮発的に格納するRAM(Random Access Memory)103と、NAND型のフラッシュメモリ104と、通信装置10のユーザによる指示の入力を受ける操作キー105と、通信IF(Interface
)106と、IC(Integrated Circuit)カードリーダライタ107と、タッチパネル付きディスプレイ108と、電源ユニット109とを備える。タッチパネル付きディスプレイ108は、ディスプレイ1081とタッチパネル1082とで構成される。
フラッシュメモリ104は、不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ104は、通信装置10を制御するための各種のプログラム、並びに、通信装置10が生成したデータ、通信装置10の外部装置から取得したデータ、後述する飛び出し量の値V1,V2,V3を実現するための右目用画像と左目用画像とのずれ量を示したデータ等の各種データを揮発的に格納する。
通信IF106は、通信装置10が外部の通信装置(たとえば通信装置20)と無線通信を行なうための信号処理を行なう。電源ユニット109は、データバスを介して、CPU101、通信IF106、ICカードリーダライタ107、タッチパネル付きディスプレイ108等に電力を供給する。
各構成要素101〜109は、相互にデータバスによって接続されている。ICカードリーダライタ107には、メモリカード1071が装着される。
通信装置10における処理は、各ハードウェアおよびCPU101により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ104に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、メモリカード1071その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、ICカードリーダライタ107その他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IFを介してダウンロードされた後、フラッシュメモリ104に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU101によってフラッシュメモリ104から読み出され、さらにフラッシュメモリ104に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU101は、そのプログラムを実行する。
同図に示される通信装置10を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリ104、メモリカード1071その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、通信装置10の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュRO
Mなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図3は、通信装置20のハードウェア構成を示した図である。図3を参照して、通信装置20は、プログラムを実行するCPU201と、データを不揮発的に格納するROM2
02と、データを揮発的に格納するRAM203と、NAND型のフラッシュメモリ204と、通信装置20のユーザによる指示の入力を受ける操作キー205と、通信IF206と、ICカードリーダライタ207と、タッチパネル付きディスプレイ208と、電源ユニット209とを備える。タッチパネル付きディスプレイ208は、ディスプレイ2081とタッチパネル2082とで構成される。フラッシュメモリ204は、通信装置10を制御するための各種のプログラム、通信装置20が生成したデータ、通信装置20の外部装置から取得したデータ等の各種データを揮発的に格納する。通信装置20のハードウェア構成は、通信装置10のハードウェア構成と同様であるため、ここでの説明は繰り返さない。
<画面遷移例>
以下では、通信装置10が、ユーザが所望するデータ(以下、「データD1」と称する)を通信装置20に送信する際における、通信装置10と通信装置20とにおける4つの画面遷移例を説明する。なお、通信装置10および通信装置20が、以下に示す画面遷移のうち何れの画面遷移を行なうかは、予め設定されている。また、当該設定は、ユーザにより変更可能である。
通信装置10は、データD1と、オブジェクト30(図4参照)を表示するための画像データ(以下、「画像データD2」と称する)とをフラッシュメモリ104に格納している。通信装置10は、データD1と、当該データD1に対応付けられた画像データD2とを、通信装置20に送信する。なお、通信装置20は、受信したデータD1および画像データD2を、一旦RAM203に格納する。通信装置20は、受信したデータを保存するための指示を受け付けると、RAM203に格納したデータD1および画像データD2を、フラッシュメモリ204に格納する。
画像データD2は、オブジェクト30を3次元表示させるための右目用画像データD21と左目用画像データD22とを含む。なお、データD1と画像データD2とは、別々のファイルとしてフラッシュメモリ104に格納されていてもよいし、画像データD2がデータD1に含まれる形式で格納されていてもよい。
データD1は、どのような形式のデータであってもよい。データD1は、たとえば、テキストデータ、画像データである。データD1が写真の画像データである場合には、画像データD2は、たとえば当該写真のサムネイル画像(オブジェクト)の画像データである。オブジェクトの内容は特に限定されるものではないが、データD1に関連する内容であることが好ましい。
以下では、データD1が、りんごの写真画像(詳細画像)であって、画像データD2が、当該りんごのサムネイル画像データである場合を例に挙げて説明する。また、以下では、通信装置10は、データD1よりも先に画像データD2を通信装置20に送信するものとする。また、データD1のヘッダには、データD1のデータ量が記述されているものとして説明する。
また、データD1,D2等のデータの送信先として、通信装置20が既に選択されている場合を例に挙げて説明する。さらに、以下では、説明の便宜上、通信装置10のディスプレイ1081と通信装置20のディスプレイ2081とが同一の構成を有するものとする。具体的には、ディスプレイ1081とディスプレイ2081との解像度および画面の面積は同じであるとする。ディスプレイ1081,2081の表示位置におけるx座標の範囲を0〜Xmaxとし、y座標の範囲を0〜Ymaxとする。
(第1の画面遷移例)
図4は、第1の画面遷移例を示した図である。図4(a)を参照して、CPU101は、画像データD2に基づいて、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の予め定められた位置P10(x10,y10)に2次元表示する。ユーザが指901によりタッチパネル1082を用いてオブジェクト30を選択した状態で、ユーザが指901を矢印951に移動させる(指で軽くはらう操作を行なう)と、CPU101は、画像データD2の送信を開始する。CPU101は、画像データD2の送信が完了すると、データD1の送信を開始する。具体的には、CPU101は、タッチパネル1082を用いたオブジェクト30の移動方向を指定するための入力を受け付けると、通信IF106を用いた通信装置20へのデータD1,D2の送信を開始する。
なお、“タッチパネルを使った操作で、画面に触れたペンや指を少しだけスライドさせる操作”を「フリック」と定義すれば、上記のようにオブジェクト30を選択する操作とオブジェクト30を移動させる操作とを合わせた操作が、フリックに該当する。
図4(b)を参照して、CPU101は、オブジェクト30を2次元表示させた後、データD1を25%送信したと判断すると、飛び出し量を値V1として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P11(x11,y11)に3次元表示させる。位置P11は、位置P10から矢印951で示される方向に進んだ位置である。x11>x10であり、y11<y10である。このように、CPU101は、タッチパネル1082を用いたオブジェクト30の移動方向を指定するための入力を受け付けると、上記指定された移動方向へのオブジェクト30の移動を開始する。
図4(c)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V1としてオブジェクト30を位置P11(x11,y11)に3次元表示させた後、データD1を50%送信したと判断すると、飛び出し量を値V2として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P12(x12,y12)に3次元表示させる。位置P12は、位置P11から矢印951で示される方向に進んだ位置である。x12>x11であり、y12<y11である。
図4(d)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V2としてオブジェクト30を位置P12(x12,y12)に3次元表示させた後、データD1を75%送信したと判断すると、飛び出し量を値V3として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P13(x13,y13)に3次元表示させる。位置P13は、位置P12から矢印951で示される方向に進んだ位置である。x13>x12であり、y13<y12である。なお、破線の矢印801は、オブジェクト30の軌跡および軌跡の向きを表している。
以上のように、CPU101は、画像データD2の送信開始後、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を2次元表示から3次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に大きくする。さらに、CPU101は、タッチパネル付きディスプレイ108におけるオブジェクト30の表示位置を、ユーザのタッチ入力の方向(矢印951の方向)に移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
図4(e)を参照して、通信装置20のCPU201は、通信IF206を用いてデータD1の受信を開始すると、飛び出し量を値V3として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P13(x13,y13)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図4(d)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
このように、CPU201は、データD1の受信を開始すると、通信装置10のディスプレイ1081の位置P13に対応するディスプレイ2081の位置P13(第1の位置)において、画像データD2に基づきオブジェクト30を3次元表示させる。なお、ディスプレイ1081の位置P13は、後述する、軌跡データが表す軌跡の終点である。
図4(f)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V3としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P13(x13,y13)に3次元表示させた後、データD1を25%受信したと判断すると、飛び出し量を値V2として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P12(x12,y12)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図4(c)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
より具体的には、CPU201は、オブジェクト30を3次元表示させた後、ディスプレイ2081の位置P13(第1の位置)と、ディスプレイ1081における軌跡の始点(位置P10)に対応するディスプレイ2081の画面上の位置P10(図4(h)参照:第2の位置)とを結ぶ経路(軌跡データに基づく経路)に沿った、オブジェクト30の移動を開始する。
図4(g)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V2としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P12(x12,y12)に3次元表示させた後、データD1を50%受信したと判断すると、飛び出し量を値V1として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P11(x11,y11)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図4(b)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
図4(h)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V1としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P11(x11,y11)に3次元表示させた後、データD1を75%受信したと判断すると、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P10(x10,y10)に2次元表示させる。つまり、CPU201は、図4(a)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。なお、破線の矢印802は、オブジェクト30の軌跡および軌跡の向きを表している。
以上のように、CPU201は、データD1を受信すると、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を3次元表示から2次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に小さくする。さらに、CPU201は、タッチパネル付きディスプレイ208におけるオブジェクト30の表示位置を、通信装置10のユーザのタッチ入力の方向(矢印951の方向)とは逆方向に移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
上記の処理を通信装置10および通信装置20が実行することにより、2次元表示と3次元表示との間の切替えをデータ通信と関連させることが可能となる。また、ユーザは、データ通信が進行している様子をさらに直感的に理解することができる。
さらに、通信装置10は、データを送信するときは、ディスプレイ1081の表示領域の内側から外側へ向かってオブジェクト30を移動させる。通信装置20は、データを受信するときには、ディスプレイ2081の表示領域の外側から内側へ向かってオブジェクト30を移動させる。したがって、送信側の通信装置10では、データが送信されたことを直感的に認識できる。また、受信側の通信装置20では、データを受信したことを直感的に認識できる。
(第2の画面遷移例)
図5は、第2の画面遷移例を示した図である。なお、図5(a),(b),(c),(d)は、それぞれ、図4(a),(b),(c),(d)と同じである。このため、図5(a)〜(d)の説明は、ここでは繰り返さない。
図5(e)を参照して、通信装置20のCPU201は、通信IF206を用いてデータD1の受信を開始すると、画像データD2に基づいて、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P13(x13,y13)に2次元表示する。つまり、CPU201は、図5(d)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
図5(f)を参照して、CPU201は、オブジェクト30を位置P13(x13,y13)に2次元表示させた後、データD1を25%受信したと判断すると、飛び出し量を値V1として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P12(x12,y12)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図5(c)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
図5(g)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V1としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P12(x12,y12)に3次元表示させた後、データD1を50%受信したと判断すると、飛び出し量を値V2として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P11(x11,y11)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図5(b)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
図5(h)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V2としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P11(x11,y11)に3次元表示させた後、データD1を75%受信したと判断すると、飛び出し量を値V3として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P10(x10,y10)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図5(a)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。また、CPU201は、データD1の受信を完了すると、受信を完了した旨の表示をタッチパネル付きディスプレイ208に表示させる。
以上のように、CPU201は、データD1を受信すると、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を2次元表示から3次元表示に変更させる。また、CPU201は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に大きくする。さらに、CPU201は、タッチパネル付きディスプレイ208におけるオブジェクト30の表示位置を、通信装置10のユーザのタッチ入力の方向(矢印951の方向)とは逆方向に移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
(第3の画面遷移例)
図6は、第3の画面遷移例を示した図である。なお、図6(e),(f),(g),(h)は、それぞれ、図5(e),(f),(g),(h)と同じである。このため、図6(e)〜(h)の説明は、ここでは繰り返さない。
図6(a)を参照して、通信装置10のCPU101は、画像データD2に基づいて、飛び出し量を値V3として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P10(x10,y10)に3次元表示させる。ユーザが指901によりタッチパネル1082を用いてオブジェクト30を選択した状態で、ユーザが指901を矢印951に移動させると、CPU101は、画像データD2の送信を開始する。CPU101は、画像データD2の送信が完了すると、データD1の送信を開始する。
図6(b)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V3としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P10(x10,y10)に3次元表示させた後、データD1を25%送信したと判断すると、飛び出し量を値V2として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P11(x11,y11)に3次元表示させる。
図6(c)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V2としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P11(x11,y11)に3次元表示させた後、データD1を50%送信したと判断すると、飛び出し量を値V1として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P12(x12,y12)に3次元表示させる。
図6(d)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V1としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P12(x12,y12)に3次元表示させた後、データD1を75%送信したと判断すると、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P13(x13,y13)に2次元表示させる。また、CPU101は、データD1の送信を完了すると、オブジェクト30を元の位置P10に表示させる。なお、データD1の送信を完了するとオブジェクト30を非表示とするように通信装置10を構成してもよい。
以上のように、CPU101は、画像データD2の送信開始後、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を3次元表示から2次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に小さくする。さらに、CPU101は、タッチパネル付きディスプレイ108におけるオブジェクト30の表示位置を、ユーザのタッチ入力の方向(矢印951の方向)に移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
(第4の画面遷移例)
図7は、第4の画面遷移例を示した図である。図7(a),(b),(c),(d)は、それぞれ、図6(a),(b),(c),(d)と同じである。図7(e),(f),(g),(h)は、それぞれ、図4(e),(f),(g),(h)と同じである。
つまり、CPU101は、画像データD2の送信開始後、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を3次元表示から2次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に小さくする。さらに、CPU101は、タッチパネル付きディスプレイ108におけるオブジェクト30の表示位置、ユーザのタッチ入力の方向(矢印951の方向)に移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
また、CPU201は、データD1を受信すると、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を3次元表示から2次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に小さくする。さらに、CPU201は、タッチパネル付きディスプレイ208におけるオブジェクト30の表示位置を、通信装置10のユーザのタッチ入力の方向(矢印951の方向)とは逆方向に移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
なお、飛び出し量の制御は、右目用画像と左目用画像とのディスプレイ1081,2081における位置のずれを変更することにより実現できる。当該ずれを大きくすることにより、飛び出し量が大きくでき、当該ずれを小さくすることにより、飛び出し量を少なくできる。つまり、視差を大きくすると飛び出し量が大きくなり、視差を小さくすると飛び
出し量を少なくできる。
次に、位置P11,P12,P13の具体的な座標値について、一例を挙げて説明すると以下の通りである。位置P11,P12,P13の座標値は、それぞれ、以下の式(1)〜(3)により決定することができる。
(x11,y11)=(x10、y10)+k(xu,yu) … (1)
(x12,y12)=(x10、y10)+2×k(xu,yu) … (2)
(x13,y13)=(x10、y10)+3×k(xu,yu) … (3)
なお、(xu,yu)は、矢印951の向きの単位ベクトルである。また、kは、常に一定の値であってもよいし、(x10、y10)に応じて変化する変数であってもよい。kを変数とする場合には、(x13,y13)を中心としたディスプレイ1081の表示領域にオブジェクト30の全体が表示可能となるように、CPU101は変数kの値を画像データD2の送信の都度決定すればよい。なお、式(1)〜(3)は、予めフラッシュメモリ104に格納されている。
<制御構造>
以下では、通信装置10および通信装置20の画面遷移が、図4に示した画面遷移となる場合を例に挙げて、通信装置10と通信装置20とが行なう処理の流れについて説明する。
図8は、通信装置10が行なう処理の流れを示したフローチャートである。図8を参照して、ステップS2において、CPU101は、オブジェクト30をディスプレイ1081に2次元表示させる。ステップS4において、CPU101は、データD1の送信先(通信装置20)の指定を受け付ける。ステップS6において、CPU101は、データD1の送信指示を受け付けたか否かを判断する。具体的には、CPU101は、オブジェクト30が指901で選択された後、当該オブジェクト30を移動させる入力を受け付けたか否かを判断する。
CPU101は、指示を受け付けたと判断すると(ステップS6においてYES)、ステップS8において、オブジェクト30の座標値(x10,y10)をフラッシュメモリ104から読み出す。CPU101は、指示を受け付けていないと判断すると(ステップS6においてNO)、処理をステップS6に戻す。
ステップS10において、CPU101は、オブジェクト30の座標値(x10,y10)に基づいて、画面遷移後のオブジェクト30の各表示位置(位置P11,P12,P13)を算出する。ステップS12において、CPU101は、オブジェクト30の初期の座標値(x10、y10)と、画面遷移後のオブジェクト30の各座標値(x11、y11),(x12,y12),(x13,y13)とを、上述した軌跡データとして通信装置20に送信する。ステップS14において、CPU101は、オブジェクト30を表す画像データD2を通信装置20に送信する。ステップS16において、CPU101は、データD1の送信を開始する。
ステップS18において、CPU101は、データD1の25%を送信したか否かを判断する。CPU101は、データD1の25%を送信したと判断した場合(ステップS18においてYES)、ステップS20において、飛び出し量を値V1として位置P11(x11、y11)にオブジェクト30を3次元表示する。CPU101は、データD1の25%を送信していないと判断した場合(ステップS18においてNO)、処理をステップS10に戻す。
ステップS22において、CPU101は、データD1の50%を送信したか否かを判断する。CPU101は、データD1の50%を送信したと判断した場合(ステップS22においてYES)、ステップS24において、飛び出し量を値V2(V2>V1)として位置P12(x12、y12)にオブジェクト30を3次元表示する。CPU101は、データD1の50%を送信していないと判断した場合(ステップS22においてNO)、処理をステップS22に戻す。
ステップS26において、CPU101は、データD1の75%を送信したか否かを判断する。CPU101は、データD1の75%を送信したと判断した場合(ステップS26においてYES)、ステップS28において、飛び出し量を値V3(V3>V2)として位置P13(x13、y13)にオブジェクト30を3次元表示する。CPU101は、データD1の75%を送信していないと判断した場合(ステップS26においてNO)、処理をステップS26に戻す。
ステップS30において、CPU101は、データD1の送信を完了したか否かを判断する。CPU101は、送信を完了したと判断した場合(ステップS30においてYES)、ステップS32において、オブジェクト30を位置P10(x10,y10)に2次元表示させる。CPU101は、送信を完了していないと判断した場合(ステップS30においてNO)、処理をステップS30に戻す。
図9は、通信装置20が行なう処理の流れを示したフローチャートである。図9を参照して、ステップS102において、CPU201は、画像データD2を通信装置10から受信する。ステップS104において、CPU201は、軌跡データを通信装置10から受信する。
ステップS106において、CPU201は、通信装置10のディスプレイ1081における位置P10、位置P11、位置P12、位置P13に対応する、ディスプレイ2081における各表示位置を計算する。本実施の形態では、上述したように、通信装置10と通信装置20とのディスプレイ1081,2081の構成は同一であるため、ディスプレイ2081における各表示位置は、ディスプレイ1081における各表示位置と同じであって、それぞれ、P10,P11,P12,P13となる。
ステップS108において、CPU201は、データD1の受信を開始する。ステップS110において、CPU201は、飛び出し量を値V3として、ディスプレイ1081の位置P13に対応するディスプレイ2081の位置P13にオブジェクト30を3次元表示する。
ステップS112において、CPU201は、データD1の25%を受信したか否かを判断する。CPU201は、データD1の25%を受信したと判断した場合(ステップS112においてYES)、ステップS114において、飛び出し量を値V2として、ディスプレイ1081の位置P12に対応するディスプレイ2081の位置P12にオブジェクト30を3次元表示する。CPU201は、データD1の25%を受信していないと判断した場合(ステップS112においてNO)、処理をステップS1112に戻す。
ステップS116において、CPU201は、データD1の50%を受信したか否かを判断する。CPU201は、データD1の50%を受信したと判断した場合(ステップS116においてYES)、ステップS118において、飛び出し量を値V1として、ディスプレイ1081の位置P11に対応するディスプレイ2081の位置P11にオブジェクト30を3次元表示する。CPU201は、データD1の50%を受信していないと判断した場合(ステップS116においてNO)、処理をステップS116に戻す。
ステップS120において、CPU201は、データD1の75%を受信したか否かを判断する。CPU201は、データD1の75%を受信したと判断した場合(ステップS120においてYES)、ステップS122において、位置P10に対応するディスプレイ2081の位置P10にオブジェクト30を2次元表示する。CPU201は、データD1の75%を受信していないと判断した場合(ステップS120においてNO)、処理をステップS120に戻す。
ステップS124において、CPU201は、データD1の受信を完了したか否かを判断する。CPU201は、データD1の受信を完了したと判断すると(ステップS124においてYES)、ステップS126において、受信を完了した旨をディスプレイ2081に表示させる。CPU201は、データD1の受信を完了していないと判断すると(ステップS124においてNO)、処理をステップS124に戻す。
<変形例>
(1)図10は、オブジェクト30の移動方向を説明するための図である。図10(a)は、図4から図7で示した移動方向を示した図である。図10(b)は、CPU201が、図4から図7とは異なる方向にオブジェクト30を移動させる構成を示した図である。
図10(b)を参照して、CPU201は、位置P13′(x13′,y13′)から位置P10′(x10′,y10′)へとオブジェクト30を移動させる。ここで、位置P13′は、y軸に平行なディスプレイ2081の中心線Lに対して、位置P13と対象となる位置である。位置P10′は、y軸に平行なディスプレイ2081の中心線Lに対して、位置P10と対象となる位置である。このように、受信側の通信装置20におけるオブジェクト30の軌跡は、送信側の通信装置10におけるオブジェクト30の軌跡と同一でなくてもよい。通信装置20におけるオブジェクト30の軌跡は、通信装置10におけるオブジェクト30の軌跡を表す各座標を、予め定められた座標変換式で変換することにより得られるものであればよい。
(2)上記においては、オブジェクト30を表す画像データD2が通信装置10から通信装置20に送信されるとともに、通信装置20において受信した画像データD2に基づきオブジェクト30を表示する構成について説明した。しかしながら、オブジェクト30を示す画像データD2を、通信装置10から通信装置20に送信する必要は必ずしもない。
たとえば、通信装置10および通信装置20の各々が、デフォルトとしてオブジェクトをフラッシュメモリ104,204に予め格納しておき、オブジェクト30の代わりに、当該予め格納したオブジェクトを表示指定もよい。なお、当該予め格納したオブジェクトは、通信装置10と通信装置20とで同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、オブジェクト30は、データD1が示す内容に関連付けられている必要は必ずしもない。
(3)上記においては、飛び出し量を3個のレベル(V1,V2,V3)に区分した例を挙げて説明したが、これに限定されるものではない。飛び出し量をk個以上(kは4以上の自然数)のレベル(V1〜Vk)に区分して、オブジェクト30の軌跡を構成する座標をk+1個としてもよい。なお、後述する実施の形態2においても同様である。
(4)上記においては、データの送信量とオブジェクトの飛び出し量とを関連付けた構
成について説明したが、データの送信量とオブジェクトの飛び出し量とを関連付けなくてもよい。たとえば、データの送信量に関係なく、オブジェクト30の飛び出し量を時間経過に応じて変化させる構成としてもよい。なお、後述する実施の形態2においても同様である。
[実施の形態2]
<通信システムの概要>
図11は、通信システム1Aの構成を示した図である。図11を参照して、通信システム1Aは、通信装置10A(送信機、第1の通信装置)と、通信装置20A(受信機、第2の通信装置)とを備える。通信装置10Aおよび通信装置20Aは、たとえば、携帯型電話機、PDAである。
通信装置10Aは、操作キー105と、ディスプレイ1081と、赤外線ポート110,111,112とを備える。通信装置20Aは、操作キー205と、ディスプレイ2081と、赤外線ポート210,211,212とを備える。通信装置10Aと通信装置20Aとは、互いに通信を行なう。なお、通信装置10Aと通信装置20Aとの間の通信の方式は、特に限定されるものではない。たとえば、当該通信の方式として、WiFiによる通信、Bluetooth(登録商標)規格に基づく通信、赤外線通信等の各種の方式が挙げられる。
通信装置10Aと通信装置20Aとは、2次元表示と3次元表示とが可能に構成されている。通信装置10Aおよび通信装置20Aは、3次元表示の方法として視差バリア方式を用いている。通信装置10Aおよび通信装置20Aは、ディスプレイ1081,2081に、右目用画像と左目用画像とを、x方向において交互に表示する。なお、3次元表示の方法は、視差バリア方式に限定されるものではなく、たとえば、レンチキュラ方式、偏光板方式、液晶アクティブシャッターメガネ方式等の各種の方式を用いることもできる。
以下では、通信装置10Aを送信側の端末とし、通信装置20Aを受信側の端末として説明する。つまり、通信装置10Aが送信機として機能し、通信装置20Aが受信機として機能する場合を例に挙げて説明する。
<通信装置のハードウェア構成>
図12は、通信装置10Aのハードウェア構成を示した図である。図12を参照して、通信装置10Aは、CPU101と、ROM102と、RAM103と、フラッシュメモリ104と、操作キー105と、通信IF106と、ICカードリーダライタ107と、ディスプレイ1081と、電源ユニット109と、赤外線ポート110と、赤外線ポート111と、赤外線ポート112とを備える。
赤外線ポート110は、通信装置10Aの第1の側面に備えられている。第1の側面は、操作キー105から最も離れた側面である。赤外線ポート111は、通信装置10Aの第2の側面に備えられている。赤外線ポート112は、通信装置10Aの第3の側面に備えられている。第2の側面は、第3の側面の反対側の側面である。赤外線ポート110,111,112は、それぞれ、赤外線発光素子と赤外線受光素子とを含む。通信装置10Aは、赤外線ポート110,111,112のいずれかを用いて通信装置20Aと通信を行なう。
各構成要素101〜107,109〜112,1081は、相互にデータバスによって接続されている。ICカードリーダライタ107には、メモリカード1071が装着される。
通信装置10Aにおける処理は、各ハードウェアおよびCPU101により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ104に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、メモリカード1071その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、ICカードリーダライタ107その他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IFを介してダウンロードされた後、フラッシュメモリ104に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU101によってフラッシュメモリ104から読み出され、さらにフラッシュメモリ104に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU101は、そのプログラムを実行する。
同図に示される通信装置10Aを構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリ104、メモリカード1071その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、通信装置10Aの各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュRO
Mなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図13は、通信装置20Aのハードウェア構成を示した図である。図13を参照して、通信装置20Aは、CPU201と、ROM202と、RAM203と、フラッシュメモリ204と、操作キー205と、通信IF206と、ICカードリーダライタ207と、ディスプレイ2081と、電源ユニット209と、赤外線ポート210と、赤外線ポート211と、赤外線ポート212とを備える。通信装置20Aのハードウェア構成は、通信装置10Aのハードウェア構成と同様であるため、ここでの説明は繰り返さない。
図14は、通信装置10Aと通信装置20Aとの間で赤外線通信が可能となっている状態を示した図である。図14を参照して、通信装置10Aは、赤外線ポート110を用いて、通信装置20Aとの通信が可能となっている。通信装置20Aは、赤外線ポート210を用いて、通信装置10Aとの通信が可能となっている。
<画面遷移例>
以下では、実施の形態1と同様に、通信装置10Aが、ユーザが所望するデータD1を通信装置20Aに送信する際における、通信装置10Aと通信装置20Aとにおける4つの画面遷移例を説明する。なお、通信装置10Aおよび通信装置20Aが、以下に示す画面遷移のうち何れの画面遷移を行なうかは、予め設定されている。また、当該設定は、ユーザにより変更可能である。
通信装置10Aは、データD1と、画像データD2とをフラッシュメモリ104に格納
している。通信装置10Aは、データD1と、当該データD1に対応付けられた画像データD2とを、通信装置20Aに送信する。なお、通信装置20Aは、受信したデータD1および画像データD2を、一旦RAM203に格納する。通信装置20Aは、受信したデータを保存するための指示を受け付けると、RAM203に格納したデータD1および画像データD2を、フラッシュメモリ204に格納する。
(第1の画面遷移例)
図15は、第1の画面遷移例を示した図である。図15(a)を参照して、CPU101は、画像データD2に基づいて、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の予め定められた位置P20(x20,y20)に2次元表示する。ユーザがデータD1を通信装置20に送信する指示を通信装置10Aに入力すると、CPU101は、先ず画像データD2の送信を開始し、画像データD2の送信が完了するとデータD1の送信を開始する。
図15(b)を参照して、CPU101は、オブジェクト30を2次元表示させた後、データD1を25%送信したと判断すると、飛び出し量を値V1として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P21(x20,y21)に3次元表示させる。位置P21は、位置P20から、赤外線ポート110寄りにy軸に平行に移動した位置である。y21<y20である。
このように、CPU101は、オブジェクト30をディスプレイ1081に表示させた状態でデータD1を送信するための指示を受け付けると、通信IF106を用いた通信装置20へのデータD1の送信と、通信装置20が存在する方向へのオブジェクト30の移動とを開始する。
図15(c)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V1としてオブジェクト30を位置P21(x20,y21)に3次元表示させた後、データD1を50%送信したと判断すると、飛び出し量を値V2として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P22(x20,y22)に3次元表示させる。位置P22は、位置P21から、赤外線ポート110寄りにy軸に平行に移動した位置である。y22<y21である。
図15(d)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V2としてオブジェクト30を位置P22(x20,y22)に3次元表示させた後、データD1を75%送信したと判断すると、飛び出し量を値V3として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P23(x20,y23)に3次元表示させる。位置P23は、位置P22から、赤外線ポート110寄りにy軸に平行に移動した位置である。y23<y22である。なお、破線の矢印851は、オブジェクト30の軌跡および軌跡の向きを表している。
以上のように、CPU101は、画像データD2の送信開始後、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を2次元表示から3次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に大きくする。さらに、CPU101は、タッチパネル付きディスプレイ108におけるオブジェクト30の表示位置を、通信を行なっている赤外線ポート110に近づく方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。言い換えれば、CPU101は、オブジェクト30の表示位置を、受信側の通信装置20Aの方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
図15(e)を参照して、通信装置20のCPU201は、通信IF206を用いてデ
ータD1の受信を開始すると、飛び出し量を値V3として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P23(x20,y23)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図15(d)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
このように、CPU201は、データD1の受信を開始すると、通信装置10のディスプレイ1081の位置P23に対応するディスプレイ2081の画面上の位置P23(第1の位置)において、画像データD2に基づきオブジェクト30を3次元表示させる。なお、ディスプレイ1081の位置P23は、軌跡データが表す軌跡の終点である。
図15(f)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V3としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P23(x20,y23)に3次元表示させた後、データD1を25%受信したと判断すると、飛び出し量を値V2として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P22(x20,y22)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図15(c)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
このように、CPU201は、オブジェクト30を3次元表示させた後、送信側の通信装置10Aから遠ざかる方向へのオブジェクト30の移動を開始する。より詳しくは、CPU201は、オブジェクト30を3次元表示させた後、位置P23と、ディスプレイ1081における軌跡の始点(位置P20)に対応するディスプレイ2081の画面上の位置P20(図15(h)参照:第2の位置)とを結ぶ経路(軌跡データに基づく経路)に沿った、オブジェクト30の移動を開始する。
図15(g)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V2としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P22(x20,y22)に3次元表示させた後、データD1を50%受信したと判断すると、飛び出し量を値V1として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P21(x20,y21)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図15(b)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
図15(h)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V1としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P21(x20,y21)に3次元表示させた後、データD1を75%受信したと判断すると、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P20(x20,y20)に2次元表示させる。つまり、CPU201は、図15(a)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。なお、破線の矢印852は、オブジェクト30の軌跡および軌跡の向きを表している。
以上のように、CPU201は、データD1を受信すると、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を3次元表示から2次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に小さくする。さらに、CPU201は、タッチパネル付きディスプレイ208におけるオブジェクト30の表示位置を、通信を行なっている赤外線ポート210から遠ざかる方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。言い換えれば、CPU201は、オブジェクト30の表示位置を、受信側の通信装置10Aから離れる方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
上記の処理を通信装置10Aおよび通信装置20Aが実行することにより、2次元表示と3次元表示との間の切替えをデータ通信と関連させることが可能となる。また、ユーザは、データ通信が進行している様子をさらに直感的に理解することができる。
さらに、通信装置10Aは、データを送信するときは、通信を行なっている赤外線ポートへ近づく向きにオブジェクト30を移動させる。通信装置20Aは、データを受信するときには、通信を行なっている赤外線ポートから遠ざかる向きにオブジェクト30を移動させる。したがって、送信側の通信装置10Aでは、データが送信されたことを直感的に認識できる。また、受信側の通信装置20Aでは、データを受信したことを直感的に認識できる。
(第2の画面遷移例)
図16は、第2の画面遷移例を示した図である。なお、図16(a),(b),(c),(d)は、それぞれ、図15(a),(b),(c),(d)と同じである。このため、図16(a)〜(d)の説明は、ここでは繰り返さない。
図16(e)を参照して、通信装置20のCPU201は、通信IF206を用いてデータD1の受信を開始すると、画像データD2に基づいて、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P23(x20,y23)に2次元表示する。つまり、CPU201は、図16(d)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
図16(f)を参照して、CPU201は、オブジェクト30を位置P23(x20,y23)に2次元表示させた後、データD1を25%受信したと判断すると、飛び出し量を値V1として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P22(x20,y22)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図16(c)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
図16(g)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V1としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P22(x20,y22)に3次元表示させた後、データD1を50%受信したと判断すると、飛び出し量を値V2として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P21(x20,y21)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図16(b)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。
図16(h)を参照して、CPU201は、飛び出し量を値V2としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P21(x20,y21)に3次元表示させた後、データD1を75%受信したと判断すると、飛び出し量を値V3として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ208の位置P20(x20,y20)に3次元表示させる。つまり、CPU201は、図16(a)で示した位置と同じ位置にオブジェクト30を表示させる。また、CPU201は、データD1の受信を完了すると、受信を完了した旨の表示をタッチパネル付きディスプレイ208に表示させる。
以上のように、CPU201は、データD1を受信すると、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を2次元表示から3次元表示に変更させる。また、CPU201は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に大きくする。さらに、CPU201は、タッチパネル付きディスプレイ208におけるオブジェクト30の表示位置を、通信を行なっている赤外線ポート210から遠ざかる方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
(第3の画面遷移例)
図17は、第3の画面遷移例を示した図である。なお、図17(e),(f),(g),(h)は、それぞれ、図16(e),(f),(g),(h)と同じである。このため
、図17(e)〜(h)の説明は、ここでは繰り返さない。
図17(a)を参照して、通信装置10のCPU101は、画像データD2に基づいて、飛び出し量を値V3として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P20(x20,y20)に3次元表示させる。ユーザがデータD1を通信装置20に送信する指示を通信装置10Aに入力すると、CPU101は、先ず画像データD2の送信を開始し、画像データD2の送信が完了するとデータD1の送信を開始する。
図17(b)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V3としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P20(x20,y20)に3次元表示させた後、データD1を25%送信したと判断すると、飛び出し量を値V2として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P21(x20,y21)に3次元表示させる。
図17(c)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V2としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P21(x20,y21)に3次元表示させた後、データD1を50%送信したと判断すると、飛び出し量を値V1として、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P22(x20,y22)に3次元表示させる。
図17(d)を参照して、CPU101は、飛び出し量を値V1としてオブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P22(x20,y22)に3次元表示させた後、データD1を75%送信したと判断すると、オブジェクト30をタッチパネル付きディスプレイ108の位置P23(x20,y23)に2次元表示させる。
以上のように、CPU101は、画像データD2の送信開始後、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を3次元表示から2次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に小さくする。さらに、CPU101は、タッチパネル付きディスプレイ108におけるオブジェクト30の表示位置を、通信を行なっている赤外線ポート110に近づく方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。言い換えれば、CPU101は、オブジェクト30の表示位置を、受信側の通信装置20Aの方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
(第4の画面遷移例)
図18は、第4の画面遷移例を示した図である。図18(a),(b),(c),(d)は、それぞれ、図17(a),(b),(c),(d)と同じである。図18(e),(f),(g),(h)は、それぞれ、図15(e),(f),(g),(h)と同じである。
つまり、CPU101は、画像データD2の送信開始後、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を3次元表示から2次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に小さくする。さらに、CPU101は、タッチパネル付きディスプレイ108におけるオブジェクト30の表示位置を、通信を行なっている赤外線ポート110に近づく方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
また、CPU201は、データD1を受信すると、時間の経過に伴い、オブジェクト30の表示態様を3次元表示から2次元表示に変更させる。また、CPU101は、3次元表示を行なう場合には、時間の経過にともない、オブジェクト30の飛び出し量を徐々に
小さくする。さらに、CPU201は、タッチパネル付きディスプレイ208におけるオブジェクト30の表示位置を、通信を行なっている赤外線ポート210から遠ざかる方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
<制御構造>
以下では、通信装置10Aおよび通信装置20Aの画面遷移が、図15に示した画面遷移ととなる場合を例に挙げて、通信装置10Aと通信装置20Aとが行なう処理の流れについて説明する。
図19は、通信装置10Aが行なう処理の流れを示したフローチャートである。図19および図8を参照して、図19に示したフローチャートは、図8に示したフローチャートに対してステップS7を新たに備え、かつ図8に示したフローチャートのステップS10の代わりにステップS10Aを備える点において、図8に示したフローチャートとは異なる。したがって、以下では、ステップS7とステップS10Aとについて説明し、他のステップについての説明は繰り返さない。
CPU101は、ステップS6の処理の後、ステップS7において、データD1の送信先である通信装置20を3つの赤外線ポート110,111,112のいずれかで検出する。CPU101は、ステップS7の処理の後、ステップS8に処理を進める。
ステップS10Aにおいて、CPU101は、オブジェクト30の座標値と送信先を検出した赤外線ポート110の識別情報とに基づいて、画面遷移後のオブジェクト30の各表示位置(座標値)を算出する。CPU101は、ステップS10Aの処理の後、ステップS12に処理を進める。
なお、受信側の通信装置20は、図9と同様な各処理を実行ため、ここでは説明を繰り返さない。ただし、通信装置20では、図9における位置P10,P11,P12,P13を、それぞれ、位置P20,P21,P22,P23に置き換えた処理が行なわれるものとする。
図20は、オブジェクト30の移動方向を説明するための図である。図20(a)は、図15から図18で示した移動方向を示した図である。図20(b)は、CPU201が、図15から図18とは異なる方向にオブジェクト30を移動させる構成を示した図である。
図20(b)を参照して、CPU201は、位置P23′(x20′,y23)から位置P20′(x20′,y20)へとオブジェクト30を移動させる。ここで、位置P23′は、y軸に平行なディスプレイ2081の中心線に対して、位置P23と対象となる位置である。このように、受信側の通信装置20Aにおけるオブジェクト30の軌跡は、送信側の通信装置10Aにおけるオブジェクト30の軌跡と同一でなくてもよい。通信装置20Aにおけるオブジェクト30の軌跡は、通信装置10Aにおけるオブジェクト30の軌跡を表す各座標を、予め定められた座標変換式で変換することにより得られるものであればよい。
図21は、通信装置10Aと通信装置20Aとの間で赤外線通信が可能となっている状態であって、図14とは異なる状態を示した図である。図21を参照して、通信装置10Aは、赤外線ポート111を用いて、通信装置20Aとの通信が可能となっている。通信装置20Aは、赤外線ポート212を用いて、通信装置10Aとの通信が可能となっている。
通信装置10Aは、軌跡を示す直線891に沿って、オブジェクト30を移動させる。つまり、CPU101は、タッチパネル付きディスプレイ108におけるオブジェクト30の表示位置を、通信を行なっている赤外線ポート111に近づく方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。通信装置20Aは、軌跡を示す直線892に沿って、オブジェクト30を移動させる。つまり、CPU201は、タッチパネル付きディスプレイ208におけるオブジェクト30の表示位置を、通信を行なっている赤外線ポート212から遠ざかる方向へ移動させつつ、オブジェクト30の表示態様を変更する。
したがって、ユーザは、データ通信が進行している様子をさらに直感的に理解することができる。また、送信側の通信装置10Aでは、データが送信されたことを直感的に認識できる。さらに、受信側の通信装置20Aでは、データを受信したことを直感的に認識できる。
<変形例>
(1)上記においては、オブジェクト30を表す画像データD2が通信装置10Aから通信装置20Aに送信されるとともに、通信装置20Aにおいて受信した画像データD2に基づきオブジェクト30を表示する構成について説明した。しかしながら、実施の形態1でも説明したように、オブジェクト30を示す画像データD2を、通信装置10Aから通信装置20Aに送信する必要は必ずしもない。また、オブジェクト30は、データD1が示す内容に関連付けられている必要は必ずしもない。
(2)上記においては、通信装置10A,20Aが赤外線ポートを3つ有する構成について説明したが、赤外線ポートの数は3つに限定されるものではない。たとえば、操作キー105側の側面に赤外線ポートをさらに設けてもよい。
(3)上記においては、赤外線センサを有する赤外線ポートを有する構成を例に挙げて説明した。しかしながら、受信機が存在する方向を検知するための検知装置であれば、赤外線ポートに限定されない。
赤外線ポートの代わりに、たとえば、人感センサ、またはRFID(Radio Frequency IDentification)を設けてもよい。RFIDを用いる場合には、各赤外線ポートの位置にRFタグとリーダ装置とを設けておけばよい。また、人感センサまたはRFIDの代わりに、他の非接触式の装置を備えてもよい。上記検知装置は、互いに異なる方向を向いた指向性のある複数の通信機器またはセンサであればよい。
また、上記検知装置を、GPS(Global Positioning System)受信機として構成して
もよい。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A 通信システム、10,10A,20,20A 通信装置、30 オブジェクト、104,204 フラッシュメモリ、105,205 操作キー、107,207 カードリーダライタ、108,208 タッチパネル付きディスプレイ、110,111,112,210,211,212 赤外線ポート、1071,2071 メモリカード、1081,2081 ディスプレイ、1082,2082 タッチパネル。

Claims (19)

  1. プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、入力装置と、通信インターフェイスとを備えた送信機であって、
    前記メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納しており、
    前記画像データは、前記オブジェクトを、空間中に立体的に飛び出して視認される3次元表示可能な画像データであり、
    前記プロセッサは、
    前記画像データに基づいて、2次元表示および前記3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、前記オブジェクトを前記ディスプレイに表示させ、
    前記入力装置を用いた前記オブジェクトの移動方向を指定するための入力を受け付け、
    前記入力を受け付けると、前記通信インターフェイスを用いた受信機への前記送信用データの送信と、前記指定された移動方向への前記オブジェクトの移動とを開始し、
    前記オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、前記予め定められた一方の表示態様から、前記2次元表示および前記3次元表示のうちの他方の表示態様に切換える、送信機。
  2. プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた送信機であって、
    前記送信機は、受信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備え、
    前記メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納しており、
    前記画像データは、前記オブジェクトを、空間中に立体的に飛び出して視認される3次元表示可能な画像データであり、
    前記プロセッサは、
    前記画像データに基づいて、2次元表示および前記3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、前記オブジェクトを前記ディスプレイに表示させ、
    前記オブジェクトを前記ディスプレイに表示させた状態で前記送信用データを送信するための指示を受け付けると、前記通信インターフェイスを用いた前記受信機への前記送信用データの送信と、前記受信機が存在する方向への前記オブジェクトの移動とを開始し、
    前記オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、前記予め定められた一方の表示態様から、前記2次元表示および前記3次元表示のうちの他方の表示態様に切換える、送信機。
  3. 前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを用いて、前記オブジェクトの移動の軌跡を表す軌跡データを前記受信機にさらに送信する、請求項1または2に記載の送信機。
  4. 前記予め定められた一方の表示態様は、前記2次元表示であり、
    前記プロセッサは、前記オブジェクトの表示態様を前記2次元表示から前記3次元表示に切換えた後は、前記ディスプレイに対する前記オブジェクトの飛び出し量を、時間の経過とともに大きくする、請求項3に記載の送信機。
  5. 前記予め定められた一方の表示態様は、前記3次元表示であり、
    前記プロセッサは、前記オブジェクトを3次元表示している間は、前記オブジェクトの飛び出し量を、時間の経過とともに小さくする、請求項4に記載の送信機。
  6. 前記プロセッサは、前記受信機に前記画像データをさらに送信する、請求項4または5に記載の送信機。
  7. 前記入力装置は、タッチパネルであって、
    前記オブジェクトの移動方向を指定するための入力は、前記タッチパネルを用いた、当該オブジェクトの選択および移動を指示する入力である、請求項1に記載の送信機。
  8. 前記検知装置は、互いに異なる方向を向いた指向性のある、複数の通信機器または複数のセンサである、請求項2に記載の送信機。
  9. プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた受信機であって、
    前記プロセッサは、
    前記通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信し、
    前記送信用データの受信を開始すると、前記軌跡データが表す軌跡の終点に対応する前記ディスプレイの画面上の第1の位置において、前記メモリに格納された空間中に立体的に飛び出して視認される3次元表示可能な画像データに基づき、2次元表示および前記3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様でオブジェクトを表示させ、
    前記一方の表示態様で前記オブジェクトを表示させた後、前記第1の位置と前記軌跡の始点に対応する前記ディスプレイの画面上の第2の位置とを結ぶ前記軌跡データに基づく経路に沿った、前記オブジェクトの移動を開始し、
    前記オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、前記予め定められた一方の表示態様から、前記2次元表示および前記3次元表示のうちの他方の表示態様に切換える、受信機。
  10. プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた受信機であって、
    前記受信機は、送信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備え、
    前記プロセッサは、
    前記通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信し、
    前記送信用データの受信を開始すると、前記軌跡データが表す軌跡の終点に対応する前記ディスプレイの画面上の第1の位置において、前記メモリに格納された空間中に立体的に飛び出して視認される3次元表示可能な画像データに基づき、2次元表示および前記3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトを前記ディスプレイに表示させ、
    前記一方の表示態様で前記オブジェクトを表示させた後、前記送信機から遠ざかる方向への前記オブジェクトの移動を開始し、
    前記オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、前記予め定められた一方の表示態様から、前記2次元表示および前記3次元表示のうちの他方の表示態様に切換える、受信機。
  11. 前記プロセッサは、前記一方の表示態様で前記オブジェクトを表示させた後、前記第1の位置と前記軌跡の始点に対応する前記ディスプレイの画面上の第2の位置とを結ぶ前記軌跡データに基づく経路に沿った、前記オブジェクトの移動を開始する、請求項10に記載の受信機。
  12. 前記予め定められた一方の表示態様は、前記3次元表示であり、
    前記プロセッサは、前記オブジェクトを3次元表示している間は、前記ディスプレイに対する前記オブジェクトの飛び出し量を、時間の経過とともに小さくする、請求項9から11のいずれか1項に記載の受信機。
  13. 前記予め定められた一方の表示態様は、前記2次元表示であり、
    前記プロセッサは、前記オブジェクトの表示態様を前記2次元表示から前記3次元表示に切換えた後は、前記ディスプレイに対する前記オブジェクトの飛び出し量を、時間の経過とともに大きくする、請求項12に記載の受信機。
  14. 前記プロセッサは、前記送信機から前記画像データをさらに受信し、当該受信した画像データを前記メモリに格納する、請求項9から13のいずれか1項に記載の受信機。
  15. 前記メモリは、前記画像データを前記送信機との通信前から予め格納している、請求項9から13のいずれか1項に記載の受信機。
  16. プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、入力装置と、通信インターフェイスとを備えた送信機を制御するためのプログラムであって、
    前記メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納しており、
    前記画像データは、前記オブジェクトを、空間中に立体的に飛び出して視認される3次元表示可能な画像データであり、
    前記プログラムは、
    前記画像データに基づいて、2次元表示および前記3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、前記オブジェクトを前記ディスプレイに表示させるステップと、
    前記入力装置を用いた前記オブジェクトの移動方向を指定するための入力を受け付けるステップと、
    前記入力を受け付けると、前記通信インターフェイスを用いた受信機への前記送信用データの送信と、前記指定された移動方向への前記オブジェクトの移動とを開始するステップと、
    前記オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、前記予め定められた一方の表示態様から、前記2次元表示および前記3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを、前記プロセッサに実行させる、プログラム。
  17. プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた送信機を制御するためのプログラムであって
    前記メモリは、送信用データと、オブジェクトを表示するための画像データとを格納しており、
    前記画像データは、前記オブジェクトを、空間中に立体的に飛び出して視認される3次元表示可能な画像データであり、
    前記送信機は、受信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備え、
    前記プログラムは、
    前記画像データに基づいて、2次元表示および前記3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、前記オブジェクトを前記ディスプレイに表示させるステップと、
    前記オブジェクトを前記ディスプレイに表示させた状態で前記送信用データを送信するための指示を受け付けると、前記通信インターフェイスを用いた前記受信機への前記送信用データの送信と、前記受信機が存在する方向への前記オブジェクトの移動とを開始するステップと、
    前記オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、前記予め定められた一方の表示態様から、前記2次元表示および前記3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを、前記プロセッサに実行させる、プログラム。
  18. プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた受信機を制御するためのプログラムであって、
    プログラムは、
    前記通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信するステップと、
    前記送信用データの受信を開始すると、前記軌跡データが表す軌跡の終点に対応する前記ディスプレイの画面上の第1の位置において、前記メモリに格納された空間中に立体的に飛び出して視認される3次元表示可能な画像データに基づき、2次元表示および前記3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様でオブジェクトを表示させるステップと、
    前記一方の表示態様で前記オブジェクトを表示させた後、前記第1の位置と前記軌跡の始点に対応する前記ディスプレイの画面上の第2の位置とを結ぶ前記軌跡データに基づく経路に沿った、前記オブジェクトの移動を開始するステップと、
    前記オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、前記予め定められた一方の表示態様から、前記2次元表示および前記3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを、前記プロセッサに実行させる、プログラム。
  19. プロセッサと、当該プロセッサに接続されたメモリと、ディスプレイと、通信インターフェイスとを備えた受信機を制御するためのプログラムであって
    前記受信機は、送信機が存在する方向を検知するための検知装置をさらに備え、
    前記プログラムは、
    前記通信インターフェイスを用いて、送信機が送信した、送信用データと軌跡を表した軌跡データとを受信するステップと、
    前記送信用データの受信を開始すると、前記軌跡データが表す軌跡の終点に対応する前記ディスプレイの画面上の位置において、前記メモリに格納された空間中に立体的に飛び出して視認される3次元表示可能な画像データに基づき、2次元表示および前記3次元表示のうちの予め定められた一方の表示態様で、オブジェクトを前記ディスプレイに表示させるステップと、
    前記一方の表示態様で前記オブジェクトを表示させた後、前記送信機から遠ざかる方向への前記オブジェクトの移動を開始するステップと、
    前記オブジェクトの移動に伴い、当該オブジェクトの表示態様を、前記予め定められた一方の表示態様から、前記2次元表示および前記3次元表示のうちの他方の表示態様に切換えるステップとを、前記プロセッサに実行させる、プログラム。
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