JP5848797B2 - 上りリンクリソース割り当て方法、端末装置、プロセッサ、及び基地局 - Google Patents

上りリンクリソース割り当て方法、端末装置、プロセッサ、及び基地局 Download PDF

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Description

本発明は、概して、通信および無線通信システムに関する。より具体的には、本発明は、上りリンク電力制御のためのシステムおよび方法に関する。
無線通信装置は、消費者のニーズに応じかつ携帯性と利便性の向上のため、より小さくよりパワフルになってきている。消費者は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ノート型パソコン、などと言った無線通信装置に依存するようになってきている。消費者は、信頼できるサービス、適用範囲の拡大、機能性の増加を期待している。
無線通信装置は、ユーザ装置、モバイル局、加入者局、アクセス端末、リモート局、ユーザ端末、端末、加入者ユニット等と表されることができる。本明細書中では用語「ユーザ装置」(UE)を用いる。
無線通信システムは、セルの数の分、通信を提供でき、各セルは、eNodeBにより受け持たれうる。eNodeBは、UEと通信する固定局であってもよい。あるいは、eNodeBは、基地局、アクセスポイント、または他の用語で呼ばれてもよい。本明細書中では用語「eNodeB」を用いる。
UEは、一以上のeNodeBと上りリンクおよび下りリンクの伝送を経て通信することができる。上りリンク(またはリバースリンク)は、UEからeNodeBへの通信リンクを表し、下りリンク(またはフォワードリンク)は、eNodeBからUEへの通信リンクを表す。無線通信システムは、多数のUEの通信を同時にサポートできる。
無線通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することにより多数のユーザとの通信をサポート可能な多元接続システムであってもよい。そのような多元接続システムの例として、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、クラスタ化SC−FDMA(Clustered SC-FDMA)、NxSC−FDMA(自然数N回シングルキャリア周波
数分割多元接続)、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、が挙げられる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)は、第3世代システムにおける世界的に適用可能な技術仕様および技術文書を定めることを目的とする連携協定である。3GPP LTE(Long Term Evolution)は、将来の要求に対応するために、UMTS(Universal Mobile Telecommunications system)の携帯電話または携帯デバイスの標準規格を改良するプロジェクトに与えられている名称である。3GPP LTE−Advancedは、3GPP LTE標準規格を強化したものである。3GPPは、次世代の携帯ネットワーク、携帯システムおよび携帯デバイスの仕様を定めることもできる。その一面として、UMTSは、進化型ユニバーサル地上無線通信アクセス(E−UTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access)および進化型ユニバーサル地上無線通信アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)のサポート仕様を規定するように変更されている。
本発明の第1の側面によれば、上りリンク電力制御方法が提供されている。その方法は、ユーザ装置(UE)電力クラスを決定する工程と、上りリンク多元接続方式を決定する工程と、上記決定した上りリンク多元接続方式および上記UE電力クラスに従って、上記UEのための最大送信電力を決定する工程と、を含む。
本発明の第2の側面によれば、上りリンク電力制御のために構成されるユーザ装置(UE)が提供されている。そのUEは、UE電力クラスを決定する第1決定ユニットと、上りリンク多元接続方式を決定する第2決定ユニットと、上記決定した上りリンク多元接続方式および上記UE電力クラスに従って、上記UEのための最大送信電力を決定する第3決定ユニットと、を備えている。
本発明の第3の側面によれば、無線通信システムにおける上りリンク電力制御のために構成される基地局が提供されている。その基地局は、ユーザ装置(UE)の位置を決定する第1決定ユニットと、上記UE電力クラスを決定する第2決定ユニットと、上記UEにより使用される上りリンク多元接続方式を決定する第3決定ユニットと、下りリンク制御情報(DCI)のためのフォーマットを選択する選択ユニットと、上記UEに上記DCIを伝送する伝送ユニットと、を備え、上記DCIの上記フォーマットは、上記上りリンク多元接続方式および上記UE電力クラスに対応する。
本発明の第4の側面によれば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供されている。その記録媒体は、ユーザ装置(UE)電力クラスを決定する工程と、上りリンク多元接続方式を決定する工程と、上記決定した上りリンク多元接続方式および上記UE電力クラスに従って、上記UEのための最大送信電力を決定する工程と、に対する実行可能命令を含む。
本発明の第5の側面によれば、上りリンク電力制御方法が提供されている。その方法は、下りリンク制御情報(DCI)を受信する工程と、上記DCIフォーマットにおけるリソース・ブロック(RB)のチャンク数を決定する工程と、上記RBの上記チャンク数に従って上りリンク最大送信電力制限ファクターの値を決定する工程と、上りリンク多元接続方式を決定する工程と、上記決定した上りリンク多元接続方式および上記上りリンク最大送信電力制限ファクターに従って、UEのための最大送信電力を決定する工程と、を含み、上記上りリンク最大送信電力制限ファクターは、上記UEのための上記最大送信電力を制限するために上記UEにより用いられる上りリンク多元接続方式の従属値である。
上記および本発明の他の目的、特徴、および利点は、以下に続く本発明の詳細な記載を添付の図と併せて考慮することでより簡単に理解されるだろう。
本システムおよび本方法を実施することが可能な無線通信システムを示す図である。 本システムおよび本方法を実施することが可能な無線通信システムを示す図である。 本システムおよび本方法を実施するために利用できる様々な構成要素を示す図である。 LTE−Aにおける上りリンク電力制御の方法を示すフロー図である。 LTE−Aにおける上りリンク電力制御のより詳細な方法を示すフロー図である。 LTE−Aにおける上りリンク電力制御の他の方法を示すフロー図である。 RBのチャンク数を用いたLTE−Aにおける上りリンク電力制御の他の方法を示すフロー図である。 LTE−Aにおける上りリンク電力制御の他の方法を示すフロー図である。 PUSCH送信電力計算モジュールで用いられうる変数およびパラメータを示すブロック図である。 eNodeBとUEとの間のL1/L2信号伝達を示す図である。 LTE−Advanvedにおける上りリンク電力制御の例を示す図である。 PAバックオフがSC−FDMAおよび他の上りリンク多元接続方式の両者に対して充分であるLTE−Advanvedにおける上りリンク電力制御の例を示す図である。 DCIのフォーマット1A’およびフォーマット1B’における割り当て等の連続したRB割り当て、および、DCIのフォーマット1’およびフォーマット2’における割り当て等の不連続のRB割り当ての例を示す図である。 様々なチャンク数を有するRB割り当てのいくつかの例を示す図である。 記載されているシステムおよび方法の一形態に係る無線装置のブロック図である。
上りリンク電力制御方法が開示されている。ユーザ装置(UE)電力クラスが決定される。上りリンク多元接続方式が決定される。上記決定された上りリンク多元接続方式および上記UE電力クラスに従って、上記UEのための最大送信電力が決定される。
上記決定された上りリンク多元接続方式に従って、上りリンク最大送信電力制限ファクターの値が決定されてもよい。上記上りリンク最大送信電力制限ファクターは、上記UEのための上記最大送信電力を制限するために上記UEにより使用される上りリンク多元接続方式の従属値であってもよい。
上記UEのための上記最大送信電力は、上記UE電力クラスおよび上記上りリンク最大送信電力制限ファクターの関数であってもよい。上記UEのための上記最大送信電力は、上記UE電力クラスと上記上りリンク最大送信電力制限ファクターと上記UEの各電力増幅器のための電力増幅(PA)容量との関数であってもよい。
上記最大送信電力を用いて上りリンク共有チャネル(PUSCH)の送信電力を決定してもよい。上記PUSCHの上記決定した送信電力を用いて、上記選択された上りリンク多元接続方式に従って上りリンク信号を伝送してもよい。
上記上りリンク多元接続方式は、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)であってもよい。更に、上記上りリンク多元接続方式は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)であってもよい。更には、上記上りリンク多元接続方式は、N回(Nは自然数)シングルキャリア周波数分割多元接続(NxSC−FDMA)またはクラスタ化シングルキャリア周波数分割多元接続(クラスタ化SC−FDMA)であってもよい。
下りリンク制御情報(DCI)を受信してもよい。上記DCIのフォーマットをデコードしてもよい。上記上りリンク多元接続方式は、上記DCIの上記フォーマットに従って決定されてもよい。上記DCIの上記フォーマットをデコードする工程は、上記DCIフォーマットが連続したリソース・ブロック(RB)割り当てのみを許可するRB割り当てフォーマットを含むかどうかを決定する工程、または、上記DCIフォーマットが不連続のリソース・ブロック(RB)割り当てを含むかどうかを決定する工程、または、上記DCIフォーマットがプリコーディングマトリックス情報(PMI)を含むかどうかを決定する工程、を含んでもよい。
上記UEは、3GPP LTE−Advancedシステムにおけるオペレーションのために構成されてもよい。上記上りリンク多元接続方式は、上記DCIフォーマットがプリコーディングマトリックス情報(PMI)および/または不連続のリソース・ブロック(RB)割り当てフォーマットを含む場合、直交周波数分割多元接続(OFDMA)またはクラスタ化シングルキャリア周波数分割多元接続(クラスタ化SC−FDMA)またはN回(Nは自然数)シングルキャリア周波数分割多元接続(NxSC−FDMA)であってもよい。上記上りリンク多元接続方式は、上記DCIフォーマットがPMIまたは不連続のRB割り当てフォーマットを含まない場合、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)であってもよい。
上記UEは、3GPP LTE−Advancedシステムにおけるオペレーションのために構成されてもよい。上記上りリンク多元接続方式は、上記DCIフォーマットが不連続のリソース・ブロック(RB)割り当てを含む場合、直交周波数分割多元接続(OFDMA)またはクラスタ化シングルキャリア周波数分割多元接続(クラスタ化SC−FDMA)またはN回(Nは自然数)シングルキャリア周波数分割多元接続(NxSC−FDMA)であってもよい。上記上りリンク多元接続方式は、上記DCIフォーマットが連続したRB割り当てを含む場合、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)であってもよい。
上記上りリンク多元接続方式を決定する工程は、上記DCIフォーマットを上りリンクデータ伝送表と比較する工程を含んでもよい。
上記方法は、L1/L2信号伝達を用いてUEによって実行されてもよい。
eNodeBに電力増幅(PA)容量を送信してもよい。上記PA容量は、上記UEの全送信電力を定義する各UEのための内部パラメータであってもよい。
上記上りリンク最大送信電力制限ファクターの上記値は、クラスタ化シングルキャリア周波数分割多元接続(クラスタ化SC−FDMA)の場合は1.6であってもよい。上記上りリンク最大送信電力制限ファクターの上記値は、N回(Nは自然数)シングルキャリア周波数分割多元接続(NxSC−FDMA)の場合は2.0であってもよい。直交周波数分割多元接続(OFDMA)の場合、上記上りリンク最大送信電力制限ファクターの上記値は、2.4であってもよい。上記上りリンク最大送信電力制限ファクターの上記値は、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)の場合は0であってもよい。上記上りリンク最大送信電力制限ファクターの上記値は、4dB未満であってもよい。
上りリンク電力制御のために構成されるユーザ装置(UE)が開示されている。上記ユーザ装置は、プロセッサと、上記プロセッサとの間で無線通信を行うメモリと、を備えている。実行可能命令が上記メモリに格納されている。上記UE電力クラスが決定される。上りリンク多元接続方式が決定される。上記決定された上りリンク多元接続方式および上記UE電力クラスに従って、上記UEのための最大送信電力が決定される。
無線通信システムにおける上りリンク電力制御のために構成される基地局が開示されている。上記基地局は、プロセッサと、上記プロセッサとの間で通信を行うメモリと、を備えている。実行可能命令が上記メモリに格納されている。ユーザ装置(UE)の位置が決定される。上記UE電力クラスが決定される。上記UEにより使用されるために上りリンク多元接続方式が決定される。下りリンク制御情報(DCI)のためのフォーマットが選択される。上記DCIの上記フォーマットは、上記上りリンク多元接続方式および上記UE電力クラスに対応する。上記UEに上記DCIが伝送される。
実行可能命令を含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体が開示されている。ユーザ装置(UE)電力クラスが決定される。上りリンク多元接続方式が決定される。上記決定された上りリンク多元接続方式および上記UE電力クラスに従って、上記UEのための最大送信電力が決定される。
上りリンク電力制御方法が開示されている。下りリンク制御情報(DCI)が受信される。上記DCIフォーマットにおけるリソース・ブロック(RB)のチャンク数が決定される。上記RBの上記チャンク数に従って上りリンク最大送信電力制限ファクターの値が決定される。上記上りリンク最大送信電力制限ファクターは、ユーザ装置(UE)のための最大送信電力を制限するために上記UEにより用いられる上りリンク多元接続方式の従属値である。上りリンク多元接続方式が決定される。上記決定された上りリンク多元接続方式および上記上りリンク最大送信電力制限ファクターに従って、上記UEのための上記最大送信電力が決定される。
3GPP LTEシステムのための上りリンク伝送方式は、SC−FDMAに基づく。3GPP LTE−Advancedにおいて、OFDMAは、SC−FDMAに加えて上りリンク伝送方式として加えられることができる。NxSC−FDMAおよびクラスタ化SC−FDMAもまた、LTE−Advancedにおける追加の上りリンク伝送方式として加えられうる。
OFDMAシステムにおいて、各ユーザ情報を多数のキャリア(サブキャリアと呼ばれる)上で伝送することにより、スペクトルは複数のユーザ間で分割される。伝送されるためのデータストリームは、多数の低レートデータストリームに分けられ、そして、これらのサブキャリアの各々は、低レートデータストリームの一つにより独立して変調される。
直交周波数分割多元接続(OFDMA)では、異なる直交周波数を用いて利用可能な帯域幅上で多数のユーザによるスペクトルへのアクセスが、情報を互いに直交させて伝送する。OFDMA伝送を採用しているシステムは、伝送前にIFFT(高速逆フーリエ変換)を経由してデータ変調信号を送信する。各ユーザは、特定の時間周波数リソースを割り当てられうる。ユーザデータ伝送のための特定の時間周波数リソース割り当ては、共有チャネルを経由してもよい。つまり、各伝送時間間隔のための新たなスケジューリングの決定は、伝送時間間隔の間にどのユーザがどの時間周波数リソースに割り当てられるかに関して成されうる。無線フレームは時間の基本単位であり、その中で複数の送信および受信が発生しうる。無線フレームは、ある数の同サイズのスロットに分割されうる。サブフレームは、二つの連続したスロットから成りうる。OFDMAシステムは、高いピーク電力対平均電力比(PAPR)を有することができる。
シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)を採用している通信システムでも、異なる直交周波数を用いることによって利用可能な帯域幅上で、多数のユーザのアクセスが情報を伝送できる。しかしながら、OFDMAとは異なり、SC−FDMAを採用している通信システムでの伝送は、IFFTの前にDFT(離散フーリエ変換)を経由し信号を送るステップを含む。これにより、PAPRは減少するが、複雑さは増す。SC−FDMAはまた、受信機において更に複雑さが要求される。
クラスタ化SC−FDMAは、SC−FDMAにとても類似している。SC−FDMAにおいて、DFT出力は伝送スペクトルが連続するような方法でIFFT上にマッピングされる。他方で、クラスタ化SC−FDMAでは、DFT出力はいくつかのクラスタに分割され、そしてIFFT入力にマッピングされる。これらのクラスタの間隔は、ゼロ入力で満たされる。言い換えると、これらのクラスタの間隔が空く。クラスタ化SC−FDMAは、このメカニズムによって不連続の周波数割り当てをサポートする。
NxSC−FDMAもまた、SC−FDMAに類似している。不連続の周波数割り当てを完成するために、多数のDFTがNxSC−FDMAで使われる。これらの出力は、IFFTにマッピングされる。IFFTの出力は、多数のシングルキャリア信号になる。
いくつかの異なるチャネルが3GPP LTEシステムのために定義されている。下りリンク上の伝送のために、ユーザデータは下りリンク共有チャネル(PDSCH)で運ばれる。個々のUEにスケジューリング決定を運ぶために、下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の下りリンク制御信号伝達が用いられる。PDCCHは、サブフレームの初めの三つのOFDMAシンボル内に位置する。
共有データチャネルのための変調および符号化は、固定しておらず、無線リンク品質に従って適合する。UEは通常、チャネル品質(CQI:Channel quality indicator)情報をeNodeBへ報告する。
上りリンクでの伝送のために、ユーザデータは上りリンク共有チャネル(PUSCH)で運ばれる。上りリンク制御チャネル(PUCCH)は、上りリンク制御情報、例えば下りリンクで受信したデータパケットに関するCQIレポートおよびACK/NACK情報、を運ぶ。UEがPUSCH上で伝送するデータを持っていない場合、UEはPUCCHを使う。UEがPUSCH上で伝送するデータを持っている場合、UEはPUSCH上で制御情報とデータとを多重化する。
データはリソース・ブロック(RB)を単位としてUEに割り当てられる。リソース・ブロックは、ある物理チャネルのリソース要素へマッピングを描くのに用いられる。物理リソース・ブロックは、時間ドメインにおけるある数の連続したOFDMAシンボルとして、および、周波数ドメインにおけるある数の連続したサブキャリアとして定義される。
図1は無線通信システム100を示し、その中で本システムおよび本方法が実施できる。無線通信システム100において、伝送信号は、モバイル局から基地局へ、および、基地局からモバイル局へと送ることができる。モバイル局から基地局への通信は、上りリンク通信106と呼ばれる。同様に、基地局からモバイル局への通信は、下りリンク通信108と呼ばれる。
本システムおよび本方法は、3GPP LTE−Advancedに関連して本明細書に記載される。しかしながら、本システムおよび本方法は、他の通信システム、例えばIEEE 802.16(WiMAX)システム、および、ユーザのスケジューリングが可能な他のシステムに対して利用可能である。
基地局は進化したeNodeB(eNodeB)102と呼ばれる。モバイル局はユーザ装置(UE)104と呼ばれる。eNodeB102は、一以上のUE104(ユーザ装置、通信装置、加入者ユニット、アクセス端末、端末、等と表されてもよい)と無線通信できる。eNodeB102は、セルへ送信しかつセルからデータ受信するのに適合したユニットであってもよい。図示されていないが、図1に示した無線通信システム100は、複数のeNodeB102および3個より多いUE104を含んでもよい。
一例において、eNodeB102は、eNodeB102近くの特定の地理的エリア(セルと呼ばれる)をカバーして、無線インターフェースを介して通信を処理する。セクタリングによって、一以上のセルはeNodeB102によって受け持たれ、従って、eNodeB102は、UE104が位置する場所に依存して一以上のUE104をサポートできる。一構成において、eNodeB102は、3GPP LTE−Advanced無線インターフェースを提供し、そして無線通信システム100のための無線リソース管理を行う。
上記のように、eNodeB102は、一以上のUE104との間で無線通信を行うことができる。第1のUE104a、第2のUE104b、および、第3のUE104cが図1に示される。eNodeB102は、無線周波数(RF)通信チャネルを用いてUE104へデータを伝送し、UE104からデータを受信できる。
UE104から伝送される信号は、データのリクエストを含んでもよい。eNodeB102から伝送される信号は、ダウンロードしたインターネットデータのような特定のUE104によってリクエストされたデータであってもよい。あるいは、eNodeB102およびUE104から伝送される信号は、無線通信システム100を維持するためのデータを含んでもよい。例えば、eNodeB102はチャネル推定をリクエストしてUE104へ参照信号を伝送し、そして、UE104はチャネル推定値をeNodeB102へ戻してもよい。ありうる参照信号の例は、既知の振幅および周波数を持つトーン信号であるパイロットまたはビーコンを含む。もう一つの例は、既存のLTEシステムで使われる参照信号であってもよく、チャネルを推定するために使われる(送信機および受信機により)既知の一連のシンボルである。参照信号の更なる例は、3GPP TS 36.211(2008-03)で記載されているようなZadoff−Chu系列であってもよい。
eNodeB102はまた、UE104へ制御情報を伝送してもよい。制御情報は、上りリンク多元接続方式のための命令を含んでもよく、UE104によって用いられる。例えば、eNodeB102はUE104へ制御情報を伝送してもよい。それにより、OFDMA、SC−FDMA、クラスタ化SC−FDMA、またはNxSC−FDMAを用いて上りリンク情報を伝送するようにUE104に命令する。
eNodeB102でのスケジューラは、UE104の変調・符号化方式のようなサービスパラメータを、供給される前に決定できる。スケジューラは、各通信チャネルへ一以上のUE104を割り当てることができる。このタスクを実施するために、eNodeB102は、周波数帯域の少なくとも一部を覆う全UE104のチャネル品質情報を使うことができる。
図2は無線通信システム200を示し、その中で本システムおよび本方法が実施されることができる。無線通信システム200は、eNodeB202を含むことができる。eNodeB202は、第1のUE204a、および、第2のUE204bとの間で無線通信を行うことができる。eNodeB202は、下りリンク伝送208aによって第1のUE204aへ情報を送信でき、そして、上りリンク伝送206aによって第1のUE204aから情報を受信できる。同様に、eNodeB202は、下りリンク伝送208bによって第2のUE204bへ情報を送信でき、そして、上りリンク伝送206bによって第2のUE204bから情報を受信できる。
eNodeB202は、一以上の地理的エリア(GA)によって囲まれていてもよい。図2では、eNodeB202は、二つの地理的エリア、GA1 210およびGA2 212によって囲まれている。地理的エリアは、eNodeB202からの相対的な距離内のエリアを定義してもよい。例えば、GA1 210は、eNodeB202のある半径内の全てのエリアを含むことができる。同様に、GA2 212は、eNodeB202のある半径内であり、GA1 210を含まない全てのエリアを含むことができる。あ
るいは、GA2 212は、GA1 210を含まない全てのエリアを含んでもよい。あるいは、地理的エリアは、一定の半径でなくてもよく、その代わりに、受信した上りリンクまたは下りリンクの一定の信号対干渉・雑音比(SINR:signal to interference plus noise ratio)の輪郭線により定義されてもよい。
eNodeB202は、UE204の位置に基づいた特定のUE204のためのスケジューリング決定を行うことができる。例えば、GA1 210内のUE204aは、GA1 212内のUE204bとは異なったスケジューリングパラメータを受信できる。eNodeB202は、UE204から受信したチャネル品質情報に基づいた特定のUE204の位置を決定できる。
図2において、UE1 204aは、GA1 210内で作動しているように表され、そしてUE2 204bは、GA2 212内で作動しているように表されている。eNodeB202は、UE1 204aおよびUE2 204bに、eNodeB202に上りリンク伝送206を送るよう命令できる。UE1 204aの上りリンク伝送206aは、UE2 204bの上りリンク伝送206bとは異なった多元接続方式を用いてもよい。例えば、LTE−Advancedにおいて、UE204は、SC−FDMA、OFDMA、クラスタ化SC−FDMA、および、NxSC−FDMAを、上りリンク多元接続方式として用いることができる。OFDMA、クラスタ化SC−FDMA、および、NxSC−FDMAは、SC−FDMAの代わりの多元接続方式として用いることができる。
OFDMA多元接続方式を使うことによって、通信システム200は、受信するMIMOのために進歩した受信機を導入してもよい。MIMO通信が使われる場合、OFDMAは、受信機の複雑さを軽減する利点を有しうる。SC−FDMAは、PAPRおよび/またはキュービックメトリック(CM:cubic metric)を減らす利点を有しうる。従って、上りリンク伝送206aをeNodeB202に送る場合、UE1 204aがOFDMA多元接続方式を使うことは、有益でありうる。なぜなら、UE1 204aは、GA1 210内にあり、よってeNodeB202に比較的近いためである。
クラスタ化SC−FDMAおよびNxSC−FDMAは、不連続のRB割り当てを用いることができる。従ってeNodeB202は、クラスタ化SC−FDMAおよびNxSC−FDMAにおいて、UE204のために不連続のRBを割り当てることができ、UE204のブロックエラーレート(BLER)性能を改善する。eNodeB202は、各UE204のためにより良い品質のRBを選択/割り当てできるので、従って、UE204の性能は連続したRB割り当てに比べて改善できる。しかしながら、クラスタ化SC−FDMAおよびNxSC−FDMAのPAPRおよび/またはCMは、SC−FDMAより悪くなりうる。従って、クラスタ化SC−FDMAまたはNxSC−FDMAを用いたUEのための送信電力は、SC−FDMAより大幅に低くできる。従って、UE1 204aがクラスタ化SC−FDMAまたはNxSC−FDMAを上りリンク多元接続方式として使うことは、有益でありうる。なぜなら、UE1 204aは、GA1 210内にあり、よってeNodeB202に比較的近いためである。同様に、上りリンク伝送206aをeNodeB202に送る場合、UE2 204bがSF−FDMA多元接続方式を使うことは、有益でありうる。なぜなら、UE2 204bは、GA2 212内にあり、よってセルの端にある(または近い)ためである。
図3は、本システムおよび本方法を実施するために利用できる様々な構成要素を示す。eNodeB302が示される。eNodeB302は、UE304へ送られる下りリンク制御情報(DCI)310を含むことができる。DCI310は、下りリンク伝送308を経由(例えば、PDCCHを経由)してUE304へ伝送されうる。DCI310は、特定のフォーマット312で送信されうる。例えば、DCI310は、フォーマット1’312c、フォーマット1A’312a、フォーマット1B’312b、および、フォーマット2’312dを使ってもよい。
DCIフォーマット1A’312aは、PUSCH伝送のスケジューリングのために用いられる。表1-1は、DCIフォーマット1A’312a手段により伝送されうる情報
の例を含む。表1-1は、フィールドを示す列と、フィールドに関する説明用のコメントのための列とを含む。
Figure 0005848797
フォーマットは、UL/DL(上りリンク/下りリンク)区分のためのフラグであればよい。一構成において、このフィールドは1bitであればよい。ホッピングフラグも1bitでよい。リソース・ブロック割り当てが含まれる。MSCは変調・符号化方式(および冗長バージョン)であり、一構成につき5bitであればよい。新規データ指標は、1bitでよい。TPC(送信電力制御)フィールドは、スケジュールされたPUSCHのためのコマンドであり、2bitでよい。DMRS(復調参照信号:Demodulation Reference Signals)のための周期的シフト(cyclic shift)は、一構成につき3bitであればよい。CQIリクエストは1bitでよい。表1-1に示される最後のフィールドは、RNTI/CRC(無線ネットワーク暫定識別/周期的冗長検査:Radio Network Temporary Identity/Cyclic Redundancy Check)であり、これは16bitフィールドであればよい。RNTIは、CRCにおいて無条件にエンコードされてもよい。
これらは、フォーマット1A’312aのありうるコンテンツの例である。フォーマット1A’312aは、他の情報を含んでもよいし、そして/または、上記情報のいくつかを含まなくてもよい。
DCIフォーマット1’312cは、PUSCHのスケジューリングのために用いられる。表1-2は、DCIフォーマット1’312c手段により伝送されうる情報の例を含む。表1-2は、フィールドを示す列と、フィールドに関する説明用のコメントのための列とを含む。
Figure 0005848797
フォーマットは、UL/DL区分のためのフラグであればよい。一構成において、このフィールドは1bitであればよい。リソース割り当てヘッダーは、リソース割り当てタイプ(タイプ0またはタイプ1)を示すことができ、1bitでよい。ホッピングフラグも1bitでよい。リソース・ブロック割り当てが含まれる。MSCは変調・符号化方式(および冗長バージョン)であり、一構成につき5bitであればよい。新規データ指標は、1bitでよい。TPCフィールドは、スケジュールされたPUSCHのためのコマンドであり、2bitでよい。DMRSのための周期的シフトは、一構成につき3bitであればよい。CQIリクエストは1bitでよい。表1-2に示される最後のフィールドは、RNTI/CRC(無線ネットワーク暫定識別/周期的冗長検査)であり、これは16bitフィールドであればよい。RNTIは、CRCにおいて無条件にエンコードされてもよい。
これらは、フォーマット1A’312cのありうるコンテンツの例である。フォーマット1A’312cは、他の情報を含んでもよいし、そして/または、上記情報のいくつかを含まなくてもよい。
DCIフォーマット1B’312bは、PUSCHのスケジューリングのために用いられる。表1-3は、DCIフォーマット1B’312b手段により伝送されうる情報の例を含む。表1-3は、フィールドを示す列と、フィールドに関する説明用のコメントのための列とを含む。
Figure 0005848797
フォーマットは、UL/DL区分のためのフラグであればよい。一構成において、このフィールドは1bitであればよい。ホッピングフラグも1bitでよい。リソース・ブロック割り当てが含まれる。MSCは変調・符号化方式(および冗長バージョン)であり、一構成につき5bitであればよい。プリコーディング情報またはプリコーディングマトリックス情報(PMI)もまた含んでもよい。新規データ指標は、1bitでよい。TPCフィールドは、スケジュールされたPUSCHのためのコマンドであり、2bitでよい。DMRSのための周期的シフトは、一構成につき3bitであればよい。CQIリクエストは1bitでよい。表1-3に示される最後のフィールドは、RNTI/CRCであり、これは16bitフィールドであればよい。RNTIは、CRCにおいて無条件にエンコードされてもよい。
これらは、フォーマット1B’312bのありうるコンテンツの例である。フォーマット1B’312bは、他の情報を含んでもよいし、そして/または、上記情報のいくつかを含まなくてもよい。
DCIフォーマット2’312dは、PUSCHのスケジューリングのために用いられる。表1-4は、DCIフォーマット2’312d手段により伝送されうる情報の例を含む。表1-4は、フィールドを示す列と、フィールドに関する説明用のコメントのための列とを含む。
Figure 0005848797
フォーマットは、UL/DL(上りリンク/下りリンク)区分のためのフラグであればよい。一構成において、このフィールドは1bitであればよい。リソース割り当てヘッダーは、リソース割り当てタイプ(タイプ0またはタイプ1)を示すことができ、1bitでよい。ホッピングフラグも1bitでよい。リソース・ブロック割り当てが含まれる。層数は層の数を示すことができる。層数フィールドのbit数は、アンテナ数を含む様々なファクターに依存しうる。プリコーディング情報またはプリコーディングマトリックス情報(PMI)もまた含んでもよい。これらは二つのコードワードまたは二つの移送ブロックであってもよい。第1移送ブロックのためのMSCは、第1移送ブロックのための変調・符号化方式(および冗長バージョン)であり、一構成につき5bitであればよい。第2移送ブロックのためのMSCも同様であればよい。第1移送ブロックのための新規データ指標は1bitでよい。第2移送ブロックのための新規データ指標も1bitでよい。
HARQ(ハイブリッド自動再送要求)スワップフラグは、二つの移送ブロックが(二つの移送ブロックのために)ソフトバッファーへ送られる前にスワップされるべきかどうかを示すことができる。TPCフィールドは、スケジュールされたPUSCHのためのコマンドであり、2bitでよい。DMRSのための周期的シフトは、一構成につき3bitであればよい。CQIリクエストは1bitでよい。表1-4に示される最後のフィールドは、RNTI/CRCであり、これは16bitフィールドであればよい。RNTIは、CRCにおいて無条件にエンコードされてもよい。
これらは、フォーマット2’312dのありうるコンテンツの例である。フォーマット2’312dは、他の情報を含んでもよいし、そして/または、上記情報のいくつかを含まなくてもよい。
DCIフォーマット312の意味は、3GPP LTEに適応する3GPP TS 36.211でより詳細に記載されている。LTE−Advancedは、LTEを拡張したものである。適切なDCIフォーマット312は、表1−5に示される。DCIフォーマット312は、上りリンク伝送のための割り当てを含むことができる。例えば、DCIフォーマット312は、連続または不連続でありうるRB割り当てフォーマット、変調・符号化方式(MCS)、および、プリコーディングマトリックス情報(PMI)を含むことができる。RB割り当てフォーマットは、連続したRB割り当てフォーマットまたは不連続のRB割り当てフォーマットでありうる。RB割り当てフォーマットは、更にRB割り当てを含んでもよい。例えば、フォーマット1’は、連続および不連続のRB割り当ての両方が可能なRB割り当てフォーマットを用いられうる。対照的に、フォーマット1A’は、連続したRB割り当てのみ可能なRB割り当てフォーマットを用いられうる。
Figure 0005848797
表1−5は、フォーマット1B’312bおよびフォーマット2’312dがPMI情報を含むことを示す。フォーマット1B’312bは、MCS情報一つのみ含み、一方、フォーマット2’312dはMCS情報を二つ含む。eNodeB302は、UE304へ伝送されるために適切なDCIフォーマットを選択するために、フォーマット選択モジュール320を含みうる。
DCI310のフォーマット312は、UE304の伝送モード328に依存しうる。表2は、伝送モード328および対応するDCIフォーマット312を一覧表にしている。UE304の伝送モード328は、無線リソース制御(RRC)信号伝達を経由しeNodeB302により構成されると想定される。フォーマット1’312cおよびフォーマット1A’312aは、送信ダイバーシティおよびビームフォーミングような単入力多出力(SIMO:single input multiple output)伝送のために用いられうる。フォーマット2’312dおよびフォーマット1A’312aは、単一ユーザ−MIMO(SU−MIMO)伝送のために用いられうる。フォーマット1B’312bおよびフォーマット1A’312aは、多数のユーザ−MIMO(MU−MIMO)伝送またはランク−1 SU−MIMOのために用いられうる。ランク−1 SU−MIMOは、SU−MIMOの部分集合である。SU−MIMOとランク−1 SU−MIMOとの違いは、層の多重がなく、ただ一つのコードワードがランク−1 SU−MIMOにおいて伝送されることである。
Figure 0005848797
eNodeB302は、PUSCH送信電力計算モジュール340aを含むことができる。PUSCH送信電力計算モジュール340は、UE304により用いられるPUSCH送信電力342aを決定するのに用いられてもよい。eNodeB302は、UE304へPUSCH送信電力342aを送信できる。PUSCH送信電力計算モジュール340は、図8との関連で、詳細は後述する。eNodeB302は、UE304の各電力増幅器のための電力増幅容量(PA)(PPACap)334aも含んでよい。PPACap334aは、UE304の全送信電力を定義する各UE304のための内部パラメータである。UE304の製造業者は、所望の費用および/または性能ゲインを達成するためPPACap334aを選ぶことができる。PPACap334aは、UE304から受信されうる。PPACap334aは、図11との関連で、詳細は後述する。
eNodeB302は、UE304の位置を決定することができる。例えば、eNodeB302は、経路損失モデルを用いてUE304の位置を決定することができる。eNodeB302は、UE304の位置に従ってUE304のための上りリンク多元接続方式346を決定できる。eNodeB302は、UE304の位置に従って上りリンク最大送信電力制限ファクターの値も決定できる。eNodeB302は、選択された上りリンク多元接続方式346、上りリンク最大送信電力制限ファクター、または両者に従って、DCI310のためのフォーマット312を選択できる。
ユーザ装置(UE)304はまた、図3に示される。UE304は、受信したDCI310を含むことができる。DCI310は、eNodeB302から受信されうる。UE304は、フォーマットデコーダー324も含むことができる。フォーマットデコーダー324は、受信したDCI310のフォーマット312を決定するために構成されうる。UE304は、異なった上りリンク多元接続方式346を用いることができる。例えば、UE304は、SC−FDMA348、あるいは、NxSC−FDMA350、OFDMA352、またはクラスタ化SC−FDMA354などの代わりの上りリンク多元接続方式346を用いることができる。
UE304は、上りリンク伝送表326を含むことができる。上りリンク伝送表326は、受信したDCI310のフォーマット312に従って、UE304のための上りリンク多元接続方式346を指定するために構成されうる。例えば、上りリンク伝送表326は、以下のことを指定できる。それは、受信したDCI310のあるフォーマットのための上りリンク多元接続方式346として、および、受信したDCI310の他のフォーマット312のために代わりの上りリンク多元接続方式346として、UE304はSC−FDMA348を用いることである。本システムおよび本方法で用いられる上りリンク伝送表326の例は、表3、表4、表5、および、表6で示される。
Figure 0005848797
Figure 0005848797
Figure 0005848797
Figure 0005848797
上記のように、UE304は異なる伝送モード328で作動できる。例えば、UE304は単一アンテナモード330、送信ダイバーシティモード332、ビームフォーミングモード334、SU−MIMOモード336、および、MU−MIMOモード338で作動できる。eNodeB302は、UE304の伝送モード328に従ってDCI310のフォーマットを選択できる。上りリンク伝送306のための多元接続方式346の選択において、UE304はその後、選択された多元接続方式346に従ってeNodeB302へ上りリンク伝送306を送信できる。従って、上りリンク伝送306は、SC−FDMA348、OFDMA352、クラスタ化SC−FDMA354、またはNxSC−FDMA350に従って変調されうる。
UE304はまた、PUSCH送信電力計算モジュール340bを含むことができる。PUSCH送信電力計算モジュール340bは、UE304によって用いられるPUSCH送信電力342bを決定するのに使われうる。PUSCH送信電力計算モジュール340bは、図8との関連で、詳細は後述する。UE304はまた、UE304のUE電力増幅容量(PPACap)344bを含んでよい。上記のように、PPACap344bは、UE304の全送信電力を定義する各UE304のための内部パラメータである。UE304の製造業者は、所望の費用および/または性能ゲインを達成するためPPACap344bを選ぶことができる。
図4は、LTE−Aにおける上りリンク電力制御の方法400を示すフロー図である。方法400は、UE304および/またはeNodeB302により実行されうる。UE304および/またはeNodeB302は、上りリンク多元接続方式346を決定できる(402)。UE304および/またはeNodeB302はその後、上りリンク最大送信電力制限ファクターのための値を決定できる(404)。上りリンク最大送信電力制限ファクターは、UE304により用いられる上りリンク多元接続方式346の従属値であってもよく、それにより、UE304ための最大送信電力を決定する。UE304ための最大送信電力はまた、電力増幅器(PA)の作動点として呼ばれてもよい。上りリンク最大送信電力制限ファクターはまた、ΔULMAとして呼ばれてもよい。UE304ための最大送信電力は、UE304電力クラスであるPMAX、および、上りリンク多元接続方式346の関数であってもよい。UE304電力クラスは、UE304の全送信電力を定義できる。従って、UE304電力クラスは、UE304の物理能力に依存しうる。
ΔULMAの値は、選択された上りリンク多元接続方式346に依存しうる。例えば、ΔULMAの値は、各上りリンク多元接続方式のCM値に基づき規定されうる。上りリンク多元接続方式のCM値の例は、表6Aで示される。
Figure 0005848797
SC−FDMA348、OFDMA352、クラスタ化SC−FDMA354、およびNxSC−FDMA350のCM値は、順に、1.60dB、4.00dB、3.20dB、および3.60dBであればよい。それゆえ、SC−FDMA348からのCM差異は、0dB、2.4dB、1.6dB、および2.0dBである。各上りリンク多元接続方式のためのΔULMAの値は、SC−FDMA348からのCM差異と同じ値に設定できる。
例えば、上りリンク多元接続方式346がSC−FDMA348である場合、ΔULMAの値は0であればよい。クラスタ化SC−FDMA354が上りリンク多元接続方式3
46として選択される場合、ΔULMAの値は1.6でよい。NxSC−FDMA350が上りリンク多元接続方式346として選択される場合、ΔULMAの値は2.0でよい。OFDMA352が上りリンク多元接続方式346として選択される場合、ΔULMAの値は2.4でよい。新たな上りリンク多元接続方式346に対して(つまり、それはSC−FDMA354でない)、ΔULMAは、1dBから4dB迄の範囲の固定値とすればよい。上記のように、ΔULMAの固定値は、上りリンク多元接続方式346とSC−FDMA348との間のCM差異に従って選択できる。
UE304および/またはeNodeB302はその後、ΔULMAの値を用いて、PUSCH送信電力342を決定できる(406)。例えば、UE304および/またはeNodeB302は、ΔULMAの値を用いて、式(1)を用いてサブフレームiのためのPUSCH送信電力PPUSCH342を決定できる。
Figure 0005848797
PUSCH342は、PUSCH送信電力計算モジュール340を用いて計算できる。PUSCH送信電力計算モジュール340による式(1)で用いられる変数およびパラメータは、図8との関連で、詳細は後述する。
図5は、LTE−Aにおける上りリンク電力制御のより詳細な方法500を示すフロー図である。図5の方法500は、UE304により実行されうる。UE304は、DCI310を受信できる(502)。UE304は、PDCCHを経由しDCI310を受信できる(502)。UE304は、DCI310のフォーマット312をデコードできる(504)。UE304はその後、DCIフォーマット312が、連続したRB割り当てのみを許可するRB割り当てフォーマットを含むかどうか決定できる(506)。連続および不連続のRB割り当ては、図12Aとの関連で、詳細は後述する。フォーマット1A’およびフォーマット1B’は、フォーマット1’およびフォーマット2’とは異なったRB割り当てフォーマットを用いることができる。従って、フォーマット1A’およびフォーマット1B’により用いられるRB割り当てフォーマットは、連続したRB割り当てのみを示すことができる。対照的に、フォーマット1’およびフォーマット2’により用いられるRB割り当てフォーマットは、連続および不連続のRB割り当ての両方を示すことができる。
DCIフォーマット312が連続したRB割り当ておよび不連続のRB割り当て(例えば、フォーマット1’/フォーマット2’)の両方を許可するRB割り当てフォーマットを含む場合、図12A(a)または図12A(b)に示すように、UE304は、代わりの上りリンク多元接続方式346を選択できる(508)。DCIフォーマット312が連続したRB割り当て(例えば、フォーマット1A’/フォーマット1B’)のみを許可するRB割り当てフォーマットを含む場合、図12A(c)に示すように、UE304は、DCIフォーマット312がPMI情報を含むかどうかを決定できる(510)。DCIフォーマット312がPMI情報を含む場合、UE304は、代わりの上りリンク多元接続方式346を選択できる(510)。DCIフォーマット312がPMI情報を含まない場合、UE304は、上りリンク多元接続方式346としてSC−FDMA348を選択できる(512)。代わりの上りリンク多元接続方式は、この場合においてOFDMA352でよい。
一度UE304が上りリンク多元接続方式346を選択すると、UE304は、選択された上りリンク多元接続方式346に従ってΔULMAの値を選択できる514。各ULMA方式のためのΔULMAの値は、UE304に保存できる。UE304はその後、PUSCH342のための送信電力を決定できる(516)。
図6Aは、LTE−Aにおける上りリンク電力制御の他の方法600を示すフロー図である。UE304は、PDCCHを経由してDCI310を受信できる(602)。UE304は、DCI310のフォーマット312をデコードできる(604)。UE304は次に、DCIフォーマット312が連続したRB割り当てまたは不連続のRB割り当てを含むかを決定できる(606)。DCIフォーマット312が不連続のRB割り当てを含む場合、図12A(b)に示すように、UE304は代わりの上りリンク多元接続方式346を選択できる(608)。この場合、代わりの上りリンク多元接続方式は、クラスタ化SC−FDMA354がよい。DCIフォーマット312が連続したRB割り当てを含む場合、図12A(a)および図12A(c)に示すように、UE304は上りリンク多元接続方式346としてSC−FDMA348を選択できる(610)。
一旦UE304が上りリンク多元接続方式346を選択すると、UE304は、選択された上りリンク多元接続方式346に従ってΔULMAの値を選択できる(612)。UE304はその後、ΔULMAを用いて選択されたULMA方式のための有限の最大送信電力を決定できる(614)。例えば、有限の最大送信電力は、以下であればよい。
Figure 0005848797
ここで、PPUSCH−MAXは、UE304のための有限の最大送信電力であり、そして、PMAXは、UE304電力クラスに依存する最大許容電力である。
UE304はその後、選択されたULMA方式346のための有限の最大送信電力を用いて、PUSCHのための送信電力342を決定できる(616)。例えば、UEは、上記の式(1)を用いてPUSCH送信電力342を決定できる。UE304はその後、決定したPUSCH送信電力342を用いて選択された上りリンク多元接続方式346に従って、上りリンクデータ信号306を伝送する(618)。
図6Bは、RBのチャンク数を用いたLTE−Aにおける上りリンク電力制御の他の方法600Aを示すフロー図である。UE304は、PDCCHを経由してDCI310を受信できる(602A)。UE304は、DCI310のフォーマット312をデコードできる(604A)。UE304はその後、DCIフォーマットにおいて含まれるRB割り当てで示したチャンク数を決定できる(606A)。RB割り当てにおけるチャンク数は、独立し、隣接しないRB割り当てブロックの数を示すことができる。チャンクは、図12Bとの関連で、詳細は後述する。チャンク数に従って、UE304はΔULMAの異なる値を決定できる(608A)。
UE304はその後、ΔULMAを用いて選択されたULMA方式のための有限の最大送信電力を決定できる(610A)。UE304はその後、選択されたULMA方式346のための有限の最大送信電力を用いてPUSCHのための送信電力342を決定できる(612A)。UE304はその後、決定したPUSCH送信電力342を用いて選択された上りリンク多元接続方式346に従って上りリンクデータ信号306を伝送できる(614A)。
図7は、LTE−Aにおける上りリンク電力制御の他の方法700を示すフロー図である。UE304は、UE304のためのPPACap344bの値を決定できる(702)。UE304は次に、上りリンク多元接続方式346を決定できる(704)。上記のように、上りリンク多元接続方式346は、SC−FDMA348、OFDMA352、クラスタ化SC−FDMA354、またはNxSC−FDMA350であればよい。UE304は、決定した上りリンク多元接続方式346に従って、ΔULMAの値を決定できる(706)。UE304はその後、PA容量およびΔULMAの値を用いて、PUSCH送信電力342を決定できる(708)。UE304は、決定したPUSCH送信電力342を用いて上りリンク多元接続方式346に従って、PUSCHを経由して上りリンクデータ信号306を伝送できる(710)。
図8は、PUSCH送信電力計算モジュール340で用いられうる変数およびパラメータを示すブロック図である。図4との関連で上記のように、PUSCH送信電力計算モジュール340は、式(1)を用いてPPUSCHを計算できる。あるいは、PUSCH送信電力計算モジュール340は、以下でPPUSCHを計算できる。
Figure 0005848797
式(3)は、図11との関連で、詳細は後述する。
PUSCH送信電力計算モジュール340において、PMAX802は、最大許容電力であり、UE304電力クラスに依存する。ΔULMA812は、上りリンク多元接続方式346の特定の電力制限ファクターである。PUSCH送信電力計算モジュール340は、各上りリンク多元接続方式346のためにΔULMA812の異なる値を含むことができる。例えば、PUSCH送信電力計算モジュール340は、ΔULMA−SC−FDMA804のための値、ΔULMA−OFDMA808のための値、ΔULMA−クラスタ化SC−FDMA810のための値、および、ΔULMA−NxSC−FDMA806のための値を含むことができる。例えば、ΔULMA−SC−FDMA804の値は0でよく、ΔULMA−OFDMA808の値は2.4でよく、ΔULMA−クラスタ化SC−FDMA810の値は1.6でよく、そしてΔULMA−NxSC−FDMA806の値は1.6でよい。
PUSCH送信電力計算モジュール340は、式(1)または式(3)を用いてPUSCH送信電力を計算するためにパラメータPO_PUSCH(j)816を用いることができる。PO_PUSCH(j)816は、1dB分解能で[−126,24]dBmの範囲でj=0,1のためのより高い層から示された8−bitセル特定の公称構成要素PO_NOMINAL_PUSCH(j)836、および、1dB分解能で[−8,7]dBの範囲でj=0,1のためのRRCにより構成された4−bit UE特定の構成要素PO_UE_PUSCH(j)838、の合計から成るパラメータである。構成されたスケジューリング許諾に対応するPUSCH(再)伝送に対して、j=0である。新規パケット伝送に関連したCDIフォーマット0を用いて受信したPDCCHに対応するPUSCH(再)伝送に対して、j=1である。
PUSCH送信電力計算モジュール340はまた、α818を含むことができ、ここでα∈{0,0.4,0.5,0.6,0.7,0.8,0.9,1}は、より高い層により提供される3−bitセル特定パラメータである。PUSCH送信電力計算モジュール340はまた、経路損失(PA:path loss)820を含みうる。PL820は、UE304により計算された下りリンク経路損失推定である。PUSCH送信電力計算モジュール340は更に、ΔTF(i)822を含むことができる。ΔTF(i)822は、以下を用いて計算できる。
Figure 0005848797
ここで、Ks824は、RRC:Ks=1.25により与えられたセル特定パラメータである。Ksは、変調・符号化方式(MCS)の差異を示すパラメータであればよい。Ks=1.25の場合、MCSの差異は、送信電力制御過程において相殺できる。Ks=0の場合、
Figure 0005848797
であり、MCSの差異は、無視できる。式(4)から、
Figure 0005848797
ここで、TBS(i)は、サブフレームiのための移送ブロックサイズであり、NRE(i)830は、以下により決定されるサブフレームiのためのリソース要素の数である。
Figure 0005848797
ここで、MPUSCH(i)は、上りリンク伝送のためのスケジュールされた帯域幅であり、周波数ドメインにおけるリソース・ブロックの数と呼ばれる。NRB SC832は、周波数ドメインにおけるリソース・ブロックであり、サブキャリアの数と呼ばれる。そして、NUL symb834は、スロット内のSC−FDMAシンボル数である。LTEにおいて、NUL symb834は7に等しく、NRB SC832は12に等しい。リソース・ブロックはLTEにおけるリソース割り当ての単位であり、NRB SC832サブキャリアおよびNUL symb834SC−FDMAシンボルにより表される。更に、NRB SC・NRB SCは、一つのリソース・ブロックにおけるリソース要素の数を表すことができる。LTEにおいて、eNodeB102は、各リソース・ブロックのための二つの連続したスロットを割り当てることができる。従って、上記の式(7)は、サブフレームiのためのリソース要素の数を表せる。
δPUSCH840は、UE304特定補正値であり、TPCコマンドとしても表され
る。そして、δPUSCH840は、DCIフォーマット0を有するPDCCHに含まれる、または、DCIフォーマット3/3Aを有するPDCCHでの他のTPCコマンドと一緒に符号化される。現在のPUSCH電力制御調整状態f(i)846は、以下に定義されるf(i)846によって与えられる。
Figure 0005848797
f(*)が累積を表す場合であり、ここでf(0)=0である。
PUSCH842の値は、FDDに対して4である。TPCコマンドがないサブフレームに対してδPUSCH=0dBは、デコードされる。ここで、DRXが起こるか、または、iはTDDにおける上りリンクサブフレームではない。DCIフォーマット0を有するPDCCHにおいて信号を送られたδPUSCHdB累積値は、[−1,0,1,3]である。DCIフォーマット3/3Aを有するPDCCHにおいて信号を送られたδPUSCHdB累積値は、[−1,1]または[−1,0,1,3]のどちらかであり、より高い層により準安定的に構成される。
UE304が最大電力に達する場合、正のTPCコマンドは累積できない。UE304が最小電力に達する場合、負のTPCコマンドは累積できない。RCC活性状態に入る/を止める時、絶対TPCコマンドが受信される時、PO_UE_PUSCH(j)838が受信される時、または、UE304が(再)同調する時、UE304は、セル変更で累積をリセットできる。
f(*)が現在の絶対値を表す場合、その時、
Figure 0005848797
ここで、δPUSCH(i−KPUSCH)は、サブフレームi−KPUSCH上でDCIフォーマット0を有するPDCCHにおいて信号を送られた。式(9)において、KPUSCH842の値はFCCに対して4である。DCIフォーマット0を有するPDCCHにおいて信号を送られたδPUSCHdB絶対値は、[−4,−1,1,4]である。
DCIフォーマット0を有するPDCCHがデコードされ無い場合、DRXが起こる場合、または、iがTDDにおける上りリンクサブフレームではない場合、のサブフレームに対して、現在のPUSCH電力制御調整状態f(i)846は、以下である。
Figure 0005848797
PDCCH送信電力計算モジュール304はまた、電力増幅容量(PPACap)844を含むことができる。
図9は、eNodeB902とUE904との間のL1/L2信号伝達を示す。L1/L2信号伝達は、PDCCH908を経由してeNodeB902からUE904への制御情報の送信である。UE904は、PUCCH/PUSCH906を経由してeNodeB902へCQIフィードバックを送信する。eNodeB902は、PDCCH908を経由してUE904への制御情報を送信する。PDCCH908上の制御情報は、DCI310を含むことができ、上りリンク多元接続方式346としてSC−FDMA348を選択するかどうかをUE904へ命令する、または、代わりの上りリンク多元接続方式346を使う。UE904はその後、PUSCH910を経由して上りリンクデータ伝送306を送信できる。PUSCH910上の上りリンク伝送306は、選択された上りリンク多元接続方式346に従って変調されうる。
図10は、LTE−Advanvedにおける上りリンク電力制御の例を示す。UE304は、最大入力に対応する最大送信電力P’1016を有すことができる。実際のシステムにおいて、電力増幅器(PA)は、PAの非線形特性のため、P’の送信電力を達成できない。代わりの上りリンク多元接続方式1006は、UE304がeNodeB302に近い場合、UE304により用いることができる。例えば、UE304は、代わりの上りリンク多元接続方式1006としてOFDMA、クラスタ化SC−FDMA、または、NxSC−FDMAを用いることができる。UE304は、UE304がセル端上か近い場合、上りリンク多元接続方式としてSC−FDMA1008を使うことができる。SC−FDMA1008と代わりの上りリンク多元接続方式1006との間の違いの一つは、ピーク電力対平均電力比(PAPR)/立方計量(CM)である。より高いPAPR/CMは、より大きいPAバックオフ1014、従ってより低い最大送信電力という結果になりうる。SC−FDMA1008は、代わりの上りリンク多元接続方式1006よりかなり低いPAPR/CMを有する。それゆえ、SC−FDMA1008のための最大送信電力は、より高い値に設定されうる。一構成において、PAバックオフ1014は、上りリンク多元接続方式としてSC−FDMA1008を用いるUE304に対して6.6dB(1014b)、および、代わりの上りリンク多元接続方式1006を用いるUE304に対して9dB(1014a)であればよい。
OFDMA、クラスタ化SC−FDMA、および、NxSC−FDMAは、SC−FDMA1008と比べ高いPAPR/CMを有するので、最大送信電力は、SC−FDMA1008と比べた場合、これらの上りリンク多元接続方式のために高い値を設定できない。この理由のため、PAの作動点は、上りリンク多元接続方式に依存するべきである。
図において、上りリンク多元接続方式としてSC−FDMA1008を用いるUE304のための最大送信電力は、PMAX802であればよい。対照的に、代わりの上りリンク多元接続方式1006を用いるUE304のための最大送信電力は、PMAX−ΔULMA1004であればよい。上りリンク多元接続方式としてSC−FDMA1008を用いるUE304は、割り当てたRBを減らすことにより1010、eNodeB302から離して最大作動距離(経路損失)820を増加できる。それにより、送信電力1002が下がる。
図11は、PAバックオフ1114がSC−FDMA1108および他の上りリンク多元接続方式1106の両者に対して充分であるLTE−Advanvedにおける上りリンク電力制御の例を示す。UE304は、最大入力に対応する最大送信電力P’1116を有すことができる。しかし、実際のシステムでは、PAが、PAの非線形特性のため、P’の送信電力を達成できない。UE電力クラスは、UE304から全送信電力に適用されうる。従って、UE304が二つの伝送アンテナを有する場合、各アンテナの最大送信電力は、20dBmであればよい。
電力増幅器(PA)の値は、UE304の製造業者により選択可能である。よって、UE304の製造業者は、費用の心配のため、一本の伝送アンテナ用の送信電力として23dBmをサポートできる高い容量のPAを選べる。それゆえ、最大送信電力は、PMAX1104またはPPACap−ΔULMAのどちらかにより制限されうる。よって、PUSCH送信電力1102は、上の式(3)を用いて計算できる。PUSCH送信電力1102は、UE304、eNodeB302、または両者により計算できる。例えば、UE304はeNodeB302へPA容量344を報告できる。そして、eNodeB302は、UE電力クラス、PA容量344、および上りリンク多元接続方式に基づきUE304のための最大送信電力を決定できる。
UE304が二本の伝送アンテナを有し、各アンテナのPA容量344が23dBmであると想定される場合、各UE304アンテナの送信電力は20dBに減らされ、23dBmで全送信電力1102を維持する。同様に、UE304が四本の伝送アンテナを有し、各アンテナのPA容量344が23dBmである場合、各UE304アンテナの送信電力は17dBに減らされ、23dBmで全送信電力1102を維持する。図10のように、上りリンク多元接続方式としてSC−FDMA1108を用いるUE304は、割り当てたRBを減らす1110ことにより、eNodeB302から離して最大作動距離(経路損失)820を増加できる。それにより、送信電力が下がる。一般に、UE304とeNodeB302との間の距離が増加すると、UE304の送信電力は増加する1112。
表7は、min(PMAX,PPACap−ΔULMA)の一例を示す。表7のMin(…)は、min(PMAX,PPACap−ΔULMA)を表す。UE電力クラスは23dBmであると想定する。従って、PMAXは、二本の伝送アンテナには20dBになり、四本の伝送アンテナには17dBになる。OFDMAが使用される代わりの上りリンク多元接続方式1106も想定される。しかしながら、クラスタ化SC−FDMAおよびNxSC−FDMAといった他の代わりの上りリンク多元接続方式1106は、同様の結果と共に用いられうる。なぜならOFDMAは使用される代わりの上りリンク多元接続方式1106であるので、表7においてΔULMAは2.4dBmに等しい。
Figure 0005848797
MAX802が20dBに等しく、PPACap334が23dBmに等しい場合、上りリンク多元接続方式に関わらず、最大送信電力は20dBのままであることが可能である。一方で、PPACap334が20dBmに等しい場合、最大送信電力は上りリンク多元接続方式に依存しうる。表では、最大送信電力は、SC−FDMA1108では2
0dBm、OFDMAでは17.6dBmである。
もう一つの例として、PMAX802が17dBに等しく、PPACap334が23dBmに等しい場合、上りリンク多元接続方式に関わらず、最大送信電力は17dBのままであることが可能である。しかしながら、PPACap334が17dBmに等しい場合、最大送信電力は上りリンク多元接続方式に依存する。表では、最大送信電力は、SC−FDMA1108では17dBm、OFDMAでは14.6dBmである。
図12Aは、RB割り当てのいくつかの例を示す。図12A(a)および図12A(b)は、DCI310のフォーマット1’312cおよびフォーマット2’312dからのRB割り当ての例である。フォーマット1’312cおよびフォーマット2’312dは、図12A(a)および図12A(b)で示されるように特定のビットマップ1204、1206によりRB割り当てを示すことができる。フォーマット1’312cおよびフォーマット2’312dは、RB割り当ての部分として多数の隣接したRBを示すことができるので、フォーマット1’312cおよびフォーマット2’312dは、連続したRB割り当ておよび不連続のRB割り当ての両方を示すことができる。
図12A(c)は、連続したRB割り当ての例であり、例えばDCI310のフォーマット1A’312aおよびフォーマット1B’312bにおけるものである。フォーマット1A’312aおよびフォーマット1B’312bにおいて、RB割り当ては、図12A(c)に示されるように、始点1208および割り当てられたRBの数との組み合わせによって示されうる。よって、フォーマット1A’312aおよびフォーマット1B’312bは、連続したRB割り当てのみを示すことができる。
図12Bは、様々なチャンク数を有するRB割り当てのいくつかの例を示す。チャンクは図6Bとの関連で上に記載された。図12B(a)は、RB割り当てがチャンクを一つのみ有する場合を示す。ここに、RB割り当ては、始点1208AaおよびRBの数とによって示されうる。図12B(b)は、RB割り当てが二つのチャンクを有する場合を示す。RB割り当ては、始点1208AbおよびRBの数とによって示されうる。あるいは、RB割り当ては、ビットマップによって示されてもよい。
図12B(c)は、RB割り当てが三つのチャンクを有する場合を示す。RB割り当ては、始点1208AcおよびRBの数とにより、または、各RBのためのビットマップにより、再び示されうる。図12B(d)は、RB割り当てが四つのチャンクを有する場合を示す。RB割り当ては、始点1208AdおよびRBの数とにより、または、各RBのためのビットマップにより、示されうる。
図13は、記載されたシステムおよび方法の一構成に従った無線装置1304のブロック図である。無線装置はUEであればよく、モバイル局、加入者局、アクセス端末、リモート局、等と表されてもよい。無線装置は基地局であってもよく、eNodeB、基地局コントローラ、基地局トランシーバー等と表されてもよい。無線装置1304は、送信機1310および受信機1312を含むトランシーバー1320を含むことができる。トランシーバー1320は、一以上のアンテナ1318を繋ぐことができる。無線装置1304は更に、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)1314、汎用プロセッサ1316、メモリ1308、および、通信インターフェース1324を含むことができる。無線装置1304の様々な構成要素は、ハウジング1322内に含まれうる。
プロセッサ1316は、無線装置1304の演算を制御できる。プロセッサ1316はまた、CPUと呼ばれてもよい。リードオンリメモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両者を含むことができるメモリ1308は、プロセッサ1316へ命令1336およびデータ1334を提供する。メモリ1308の一部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでもよい。メモリ1308は、電子情報を保存可能などんな電子構成要素を含んでもよく、ROM、RAM、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリ、プロセッサ1316に含まれるオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM等として具現化可能である。
メモリ1308は、プログラム命令1336および他のタイプのデータ1334を保存できる。プログラム命令1336は、プロセッサ1316により実行でき、ここに記載した方法のいくつかまたは全てを実行する。プロセッサ1316はまた、メモリ1308に保存されたデータ1334を使え、ここに記載した方法のいくつかまたは全てを実行する。結果的に、命令1336およびデータ1334は、ロードされうる、および/または、さもなければプロセッサ1316により使われうる。
開示したシステムおよび方法に従って、アンテナ1318は、eNodeB102等の近くの信号装置から伝送される下りリンク信号、または、UE104等の近くの信号装置から伝送される上りリンク信号を受信できる。アンテナ1318は、これら受信した信号を、信号をフィルターにかけそして増幅するトランシーバー1320へ提供する。信号は、復調、デコード、更なるフィルタリング等のために、トランシーバー1320からDSP1314および汎用プロセッサ1316へ提供される。
無線装置1304の様々な構成要素は、バスシステム1326によって共に繋がれる。上記バスシステム1326は、データバスに加え、電力バス、制御信号バス、および、ステータス信号バスを含むことができる。しかしながら、明快さのために、様々なバスはバスシステム1326として図13に記載される。
当業者は、上の載記および図の指示に従って基地局の異なった構造を完成できる。
例えば、本発明に従って無線通信システムにおける上りリンク電源制御のために構成されるユーザ装置(UE)は、UE電力クラスを決定する第1決定ユニット(例えば、プロセッサ1316)、上りリンク多元接続方式を決定する第2決定ユニット(プロセッサ1316)、および、決定した上りリンク多元接続およびUE電力クラスに従ってUEのための最大送信電力を決定する第3決定ユニット(プロセッサ1316)を備えることができる。
例えば、本発明に従って無線通信システムにおける上りリンク電源制御のために構成される基地局は、ユーザ装置(UE)の位置を決定する第1決定ユニット(例えば、プロセッサ1316)、UE電力クラスを決定する第2決定ユニット(プロセッサ1316)、UEにより使用される上りリンク多元接続方式を決定する第3決定ユニット(プロセッサ1316)、下りリンク制御情報(DCI)のためのフォーマットを選択する選択ユニット(プロセッサ1316)、および、UEにDCIを伝送する伝送ユニット(送信機1310)、を備えることができる。上記DCIのフォーマットは、上りリンク多元接続方式およびUE電力クラスに対応している。
上の記載において、参照番号は時には様々な用語に関連して使われている。用語が参照番号に関連して使われる場合、これは、一以上の図に示される特定の要素を表すことを意味している。用語が参照番号なしに使われる場合、これは、いかなる特定の図に限定されない用語として一般的に表すことを意図している。例えば、「基地局102」との参照は、図1で示される特定の基地局を表す。しかしながら、参照番号なしで「基地局」と使用される場合は、その用語が使われる状況にふさわしく、図に示されるいかなる特定の基地局にも限定されないあらゆる基地局を表す。
本明細書では、「決定する」という語は、広く様々な動作を包含している。したがって、「決定する」という語は、計算する、演算する、処理する、導出する、調査する、検索する(例えば、表、データベース、その他のデータ構造を検索する)、確認する等の動作を包含し得る。同様に、「決定する」という語は、受信する(例えば、情報を受信する)、アクセスする(例えば、メモリ内のデータにアクセスする)等の動作を包含し得る。同様に、「決定する」という語は、解決する、選び出す、選択する、規定する等の動作を包含し得る。
「〜に基づいて」という語は、特に明記されていない限り、「〜のみに基づいて」ということを意味している訳ではない。換言すれば、「〜に基づいて」という語は、「〜のみに基づいて」および「少なくとも〜に基づいて」の両方を表している。
「プロセッサ」という語は、汎用プロセッサ、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態マシン等を包含するように広く解釈されるべきである。状況によっては、「プロセッサ」が、ASIC(application specific integrated circuit)、プログラム可能論
理回路(PLD)、FPGA(field programmable gate array)等を指すこともある。「プロセッサ」という語は、複数の処理デバイス(例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと接続されている1つ以上のマイクロプロセッサ、その他の構成)を組み合わせたものを指してもよい。
「メモリ」という語は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子部品を包含するように広く解釈すべきである。「メモリ」という語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリメモリ(PROM)、イレーサブルプログラマブルリードオンリメモリ(EPROM)、エレクトリカリーイレーサブルPROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気データ記憶装置、光学データ記憶装置、レジスタ等といった、プロセッサが読み込み可能な各種媒体のことを指してもよい。プロセッサがメモリからの情報の読み取りとメモリへの情報の書き込みとの少なくともいずれかを実行できる場合、メモリはプロセッサと電気的に通信しているということができる。メモリはプロセッサに統合されていてもよく、この場合もプロセッサと電気的に通信可能であると言える。
「命令」および「コード」という語は、コンピュータ読み取り可能な任意の種類のステートメントを含むように広く解釈すべきである。例えば、「命令」および「コード」という語は、1つ以上のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、手続等を指してもよい。「命令」および「コード」という語は、単一のコンピュータ読み取り可能なステートメントまたは多数のコンピュータ読み取り可能なステートメント群であってもよい。「命令」および「コード」という語は、本明細書で取り替えて用いられてもよい。
本明細書で記載されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで実装されていてもよい。ソフトウェアで実装されている場合、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体に1つ以上の命令群として記憶されていてもよい。「コンピュータ読み取り可能な媒体」という語は、コンピュータによりアクセス可能な任意の利用可能な媒体を指している。例えば、これに限るわけではないが、「コンピュータ読み取り可能な媒体」は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいはその他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置あるいはその他の磁気ストレージ装置、または、所望のプログラムコードを命令群またはデータ構造群の形式で保持または格納するのに使用可能かつコンピュータがアクセス可能な他の任意の媒体であってもよい。本明細書で用いられる「ディスク(disk)」および「ディスク(disc)」としては、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク、光学ディスク、DVD(digital versatile disc)、フロッピーディスク、ブルーレイディスク(登録商標)が挙げられる。ここで、「ディスク(disk)」は、通常、磁気的にデータを再生するものである一方、「ディスク(disc)」は、通常、レーザで光学的にデータを再生するものである。
ソフトウェアまたは命令群は、伝送媒体を通じて伝送されてもよい。例えば、ウェブサイト、サーバ、その他のリモートソースから、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線、ラジオおよびマイクロ波といった無線技術を用いて、ソフトウェアが伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、ラジオおよびマイクロ波といった無線技術が伝送媒体の定義に含まれる。
本明細書で開示した方法は、記載されている方法を実現するための1つ以上のステップまたは動作を含んでいる。上記方法の1つ以上のステップおよび/または動作は、クレームの範囲から逸脱しなければ互いに入れ替え可能である。換言すれば、上記記載されている方法が適切に機能するためにステップまたは動作が特定の順序になっている必要がなければ、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、クレームの範囲から逸脱しない限り変更してもよい。
クレームが上に示した形態および構成そのものに限定されないことを理解すべきである。クレームの範囲を逸脱しなければ、本明細書に記載したシステム、方法および装置の構成、動作および細部に対して様々な変更、変化および変形例を与えることができる。

Claims (5)

  1. 端末装置の上りリンクリソース割り当て方法であって、
    上りリンクのリソース割り当てを含む下りリンク制御情報(DCI)を受信するステップと、
    前記上りリンクのリソース割り当てを含むDCIをデコードするステップと、を含み、
    前記リソース割り当ては、連続リソース割り当てのための開始点を一つ示す情報、もしくは不連続リソース割り当てのための開始点を二つ示す情報を含み、
    前記受信したDCIは、前記リソース割り当てのタイプとして、タイプ0またはタイプ1を示す1ビットの情報を含む
    ことを特徴とする上りリンクリソース割り当て方法。
  2. 上りリンク共有チャネル(PUSCH)の送信を行う端末装置であって、
    上りリンクのリソース割り当てを含む下りリンク制御情報(DCI)を受信する手段と、
    前記上りリンクのリソース割り当てを含むDCIをデコードする手段と、
    前記上りリンクのリソース割り当てにより割り当てられたリソースを用いてPUSCHの送信を行う手段と、を有し、
    前記リソース割り当ては、連続リソース割り当てのための開始点を一つ示す情報、もしくは不連続リソース割り当てのための開始点を二つ示す情報を含み、
    前記受信したDCIは、前記リソース割り当てのタイプとして、タイプ0またはタイプ1を示す1ビットの情報を含む
    ことを特徴とする端末装置。
  3. 上りリンク共有チャネル(PUSCHの)送信を行う端末装置に備えられるプロセッサであって、
    下りリンク制御情報(DCI)を受信する手段と、
    上りリンクのリソース割り当てを含むDCIをデコードする手段と、
    前記上りリンクのリソース割り当てにより割り当てられたリソースを用いてPUSCHの送信を行う手段と、を有し、
    前記リソース割り当ては、連続リソース割り当てのための開始点を一つ示す情報、もしくは不連続リソース割り当てのための開始点を二つ示す情報を含み、
    前記受信したDCIは、前記リソース割り当てのタイプとして、タイプ0またはタイプ1を示す1ビットの情報を含む
    ことを特徴とするプロセッサ。
  4. 基地局の上りリンクリソース割り当て方法であって、
    上りリンクのリソース割り当てを含む下りリンク制御情報(DCI)を端末装置に送信するステップ、を含み、
    前記リソース割り当ては、連続リソース割り当てのための開始点を一つ示す情報、もしくは不連続リソース割り当てのための開始点を二つ示す情報を含み、
    前記送信したDCIは、前記リソース割り当てのタイプとして、タイプ0またはタイプ1を示す1ビットの情報を含む
    ことを特徴とする上りリンクリソース割り当て方法。
  5. 上りリンク共有チャネル(PUSCH)の受信を行う基地局であって、
    上りリンクのリソース割り当てを含む下りリンク制御情報(DCI)を端末装置に送信する手段と、
    前記上りリンクのリソース割り当てにより割り当てられたPUSCHの受信を行う手段と、を有し、
    前記リソース割り当ては、連続リソース割り当てのための開始点を一つ示す情報、もしくは不連続リソース割り当てのための開始点を二つ示す情報を含み、
    前記送信したDCIは、前記リソース割り当てのタイプとして、タイプ0またはタイプ1を示す1ビットの情報を含む
    ことを特徴とする基地局。
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