JP5848622B2 - Led駆動回路およびled照明機器 - Google Patents

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Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)を駆動するLED駆動回路、およびLEDを光源とするLED照明機器に関する。
LEDは低消費電流で長寿命などの特徴を有し、表示装置だけでなく照明器具等にもその用途が広がりつつある。なお、LED照明器具では、所望の照度を得るために、複数個のLEDを使用する場合が多い。
一般的な照明器具は商用電源を使用することが多く、白熱電球などの一般的な照明器具に代えてLED照明器具を使用する場合などを考慮すると、LED照明器具も一般的な照明器具と同様に商用電源を使用する構成であることが望ましい。
また、白熱電球を調光制御しようとした場合、スイッチング素子(一般的にはサイリスタ素子やトライアック素子)を交番電源電圧の或る位相角でオンすることにより白熱電球への電源供給をボリューム素子一つで簡単に調光制御できる位相制御式調光器(一般に白熱ライコンと呼ばれている)が用いられている。
特開2010−212267号公報 特開2011−198671号公報
LED照明器具も一般的な照明器具と同様に位相制御式調光器により調光制御できる構成とすることが望ましい。しかしながら、調光器には様々な種類があり、LED駆動回路およびLEDの設計をする際に、どの調光器に接続されるか想定できないことが多い。或る調光器にLED照明器具を接続した場合にLEDのチラツキなどの誤動作が発生しなくても、別の調光器に接続した場合に誤動作が発生することがある。また、調光器の最大位相角および最小位相角に応じたLEDの光量が調光器によって変動し、調光特性の変動が発生したりもする。また、様々な調光器に対応できるよう設計値を設定したことにより、LED駆動回路の消費電流が増大し、効率が低下することがある。
チラツキなどの誤動作を防止するための方法としては、例えば、特許文献1および2にLED駆動電流をLEDに供給するための電流供給ラインから電流を引き抜く方法が開示されている。しかしながら、交番電源の電圧および周波数は地域によって異なり(例えば電圧実効値100V、120V、230Vなど、周波数50Hz、60Hzなど)、この場合、交番電源の種類を正しく検知する機構がないため、それぞれの地域に対応したLED駆動回路を開発する必要がある。これは、開発、製造および販売のコスト増加に繋がる。
上記問題点に鑑み、本発明は、各地域での交番電源に応じてLEDを適切に駆動することができるLED駆動回路およびLED照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、交番電源および位相制御式調光器に接続可能であり、交番電圧に基づく電圧を入力されてLED負荷を駆動するLED駆動回路において、接続された交番電源の種類に基づいて前記LED負荷を駆動する特性を調整する調整部を備えた構成とする。
また、上記構成において、前記交番電源の電圧に相関する検知信号を出力する交番電源検知部を備え、前記調整部は前記検知信号に基づいて前記調整を行う構成としてもよい。
また、上記構成において、前記交番電源の周波数に相関する検知信号を出力する交番電源検知部を備え、前記調整部は前記検知信号に基づいて前記調整を行う構成としてもよい。
また、上記構成において、前記交番電源の周波数に相関する検知信号を出力する交番電源検知部を備え、前記調整部は前記交番電源検知部から受けた前記検知信号に応じてLED電流を調整するための調整信号を出力する構成としてもよい。
また、上記構成において、前記交番電源の電圧に相関する検知信号を出力する交番電源検知部と、
接続された位相制御式調光器のオフ時のインピーダンスを検出し、検出されたインピーダンスに応じた調整信号を前記調整部に出力する調整信号発生部と、を備え、
前記調整信号発生部は、前記交番電源検知部から受けた検知信号に応じて、前記位相制御式調光器のオフ時のインピーダンスを検出するための設定値を調整する構成としてもよい。
また、本構成において、前記調整部は、前記調整信号発生部から受けた調整信号に応じた引抜き量で、前記LED負荷へ電流を供給するための電源供給ラインから電流を引抜く構成としてもよい。
また、上記構成において、前記交番電源の電圧に相関する検知信号を出力する交番電源検知部と、
接続された位相制御式調光器が有する電流保持手段を流れる電流が共振する箇所の振幅、共振周波数および共振パルス数のうち少なくともいずれかを検出し、検出結果に応じた調整信号を前記調整部に出力する調整信号発生部と、を備え、
前記調整信号発生部は、前記交番電源検知部から受けた検知信号に応じて、共振を検出するための設定値を調整する構成としてもよい。
また、本構成において、前記調整部は、前記調整信号発生部から受けた調整信号に応じた引抜き量と引抜き時間の少なくとも一方で、前記LED負荷へ電流を供給するための電源供給ラインから電流を引抜く構成としてもよい。
また、上記構成において、接続された交番電源の種類に応じて切り替える外部スイッチと、
前記外部スイッチの切り替えに応じて調整信号を前記調整部に出力する複数の調整信号発生部と、を備えた構成としてもよい。
また、本発明のLED照明機器は、上記いずれかの構成のLED駆動回路と、前記LED駆動回路の出力側に接続されたLED負荷とを備える。
本発明によると、各地域での交番電源に応じてLEDを適切に駆動することができる。
LED駆動回路の入力電圧の波形例を示す図である。 交番電源の周波数を検知する構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るLED照明システムの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るLED電流制御回路の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る調光特性の調整を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るLED照明システムの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るLED照明システムにおいて位相制御式調光器およびLED駆動回路とLEDモジュールからなる部分をインピーダンス表示した図である。 本発明の第3実施形態に係るLED照明システムの構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る共振防止調整信号発生部の構成を示す図である。 トライアック電流の共振の一例を示す図である。 外部スイッチにより調整信号を切り替える実施形態についての構成を示す図である。
<交番電源の検知方法について>
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。まず、本発明の一実施形態に係るLED駆動回路で用いられる交番電源の検知方法について説明する。
まず、交番電源の電圧を検知する方法について図1を参照して説明する。図1は、位相制御式調光器によって位相制御されたLED駆動回路への入力電圧の波形の一例を示す。まず、LED駆動回路入力電圧が0Vから立ち上がった時の電圧V1を測定する。次に、LED駆動回路入力電圧の立ち上がりから次に立ち上がるまでの時間t1、および立ち上がってから立ち下がるまでの時間t2を検出する。そうすると、次式(1)式
Vac=V1/(√2・sin(d×π))(ただし、d=t2/t1) (1)
によって交番電源の電圧実効値Vacが算出される。検知信号として上記Vacに相関を持った電圧を出力する。
例えば、V1=120V、t1=10ms、t2=2.5msのとき、Vac=120Vとなるため、この交番電源の電圧は120V系であると検知できる。この検知結果を元に検知信号を出力する。その出力値はVac=100V〜130Vまでを100V系として、検知信号を1Vとして出力し、Vac=200V〜240Vまでを200V系として、検知信号を2Vとして出力するように離散的に検知信号を出力してもよい(表1参照)。または、Vacに応じて連続的に検知信号を出力してもよい(100V時1V、150V時1.5V、200V時2Vなど)。
Figure 0005848622
なお、検知信号は交番電源の毎周期ごとに求めてもよいし、LED駆動回路に電圧が印加されたときに求め値を保持してもよい。また、不揮発性の外部記録装置に値を記録してもよい。
次に、交番電源の周波数検知について図2を参照して説明する。図2は、交番電源の周波数を検知する構成の一例を示す。立ち上がりエッジ検出部51は、LED駆動回路への入力電圧が立ち上がるタイミングを検出し、検出信号をパルスカウンタ53へ出力する。パルスカウンタ53は、LED駆動回路の入力電圧が立ち上がったことを示す検出信号を受けると、パルス出力器52から出力されるパルスのカウントを開始し、次にLED駆動回路の入力電圧が立ち上がったことを示す検出信号を受けるまでカウントする。そのカウント値が交番電源の周波数を表す。
例えば、1μs間隔のパルスをパルス出力器52が出力する場合、交番電源の周波数が50Hzの時は10ms/1μs=10000パルスをカウントする。また、周波数が60Hzの時は8.33ms/1μs=8333パルスをカウントする。このカウント結果を元に検知信号を出力する。カウント値が9500〜10500カウントまでを周波数50Hzとして、検知信号を1Vとして出力し、カウント値が7920〜8750までを周波数60Hzとして、検知信号を2Vとして出力するように離散的に検知信号を出力してもよい(表2参照)。または、カウント値に応じて連続的に検知信号を出力してもよい(10000パルスカウント時1V、9166パルスカウント時1.5V、8333パルスカウント時2Vなど)。
Figure 0005848622
なお、検知信号は交番電源の毎周期ごとに求めてもよいし、LED駆動回路に電圧が印加されたときに求め値を保持してもよい。また、不揮発性の外部記録装置に値を記録してもよい。
<第1実施形態>
以下、上記のような交番電源検知機能を有した本発明の一実施形態に係るLED駆動回路について説明する。本発明の第1実施形態に係るLED照明システムの構成を図3に示す。図3に示すLED照明システムは、位相制御式調光器2と、ダイオードブリッジDB1と、LEDモジュール3(LED負荷)と、LED駆動回路4とを備えている。LED駆動回路4は、交番電源検知部5と、LED電流調整信号発生部6と、LED電流制御回路7とを有している。図3に示すLED照明システムでは、交番電源1と位相制御式調光器2とダイオードブリッジDB1とLED電流制御回路7と1個以上のLEDからなるLEDモジュール3とが直列に接続され、ダイオードブリッジDB1とLED電流制御回路7との間に交番電源検知部5およびLED電流調整信号発生部6が設けられている。
位相制御式調光器2では、半固定抵抗Rvar1のツマミ(不図示)が或る位置に設定されると、その設定された位置に対応する電源位相角でトライアックTri1がオンになる。コンデンサC2の両端電圧がダイアックDi1のオン電圧を超えると、トライアックTri1のゲートに電流が流れてトライアックTri1がオンとなる。半固定抵抗Rvar1の抵抗値を変化させることにより、トライアックTri1がオンとなる位相角を可変させることができる。さらに、位相制御式調光器2では、コンデンサC1とインダクタL1による雑音防止回路が設けられており、位相制御式調光器2から電源ラインに帰還する端子雑音が当該雑音防止回路によって低減される。
交番電源検知部5は、交番電源の周波数を検知する検知部であり、例えば上記の図2で示す構成を有する。
LED電流制御回路7は、LEDモジュール3に流す電流を制御する回路であり、その一構成例を図4に示す。LED電流制御回路7は、位相角検出部7aと、発振器7bと、フリップフロップ7cと、ドライバ7dと、コンパレータ7eと、基準電圧7fと、パワーMOS7gと、電流検出抵抗7hと、インダクタ7iと、ダイオード7jと、コンデンサ7kとを有している。発振器7bがHighレベルとなることにより、フリップフロップ7cがリセットされ、Qバー出力がHighレベルとなりパワーMOS7gがオンとなり、LEDモジュール3に流れる電流が増加する。電流検出抵抗7hに発生する電圧が基準電圧7fに達するとフリップフロップ7cがセットされ、パワーMOS7gがオフとなる。すると、ダイオード7jがオンとなり、電流が還流する。電力調整による調光を行うため、基準電圧7fは位相角検出部7aにより検出された位相角に応じて設定される。また、位相角検出部7aによる検出値はLED電流調整信号発生部6により調整され、LEDモジュール3に流す電流が調整される。
LED電流調整信号発生部6(本発明の調整部に相当)は、交番電源検知部5から交番電源の周波数に相関する検知信号を受け、受けた検知信号に応じた調整信号をLED電流制御回路7へ出力する。ここで例えば、図5に示すように、交番電源1の電圧実効値が100Vで周波数が50Hzの場合に、位相制御式調光器2の最小位相角P1minが45°であり、最大位相角P1maxが145°であるとする。LED電流調整信号発生部6は、交番電源検知部5から周波数50Hzに相関する検知信号を受けて調整信号を出力することになるが、最小位相角P1minのときにLEDモジュール3への出力電力が12Wとなり、最大位相角P1maxのときに出力電力が0WとなるようにLED電流調整信号発生部6は調整を行う。つまり、図5に示すように、P0=−0.12X+17.4(P0:出力電力、X:位相角)で表される調光特性となるようLED電流調整信号発生部6は調整を行う。
ここで、同じ位相制御式調光器2において交番電源1の周波数が60Hz(電圧実効値は100V)となった場合は、最小位相角P2minが40°となり、最大位相角P2maxが140°となる。この場合、上記の調光特性のまま調整を行うと、最小位相角P2minのときに出力電力が12.6Wとなり、最大位相角P2maxのときに出力電力が0.6Wとなり、LEDの光量が変動してしまう。
そこで、LED電流調整信号発生部6は、交番電源検知部5から周波数60Hzに相関する検知信号を受けると、最小位相角P2minのときに出力電力が12Wとなり、最大位相角P2maxのときに出力電力が0Wとなるよう調整を行う。つまり、P0=−0.12X+16.8で表される調光特性となるよう調整を行う。これにより、交番電源の周波数に依らず、最小・最大位相角時のLEDの光量をほぼ一定にすることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るLED照明システムの構成を図6に示す。図6に示すLED照明システムは、位相制御式調光器2と、ダイオードブリッジDB1と、LEDモジュール3と、LED駆動回路8とを備えている。LED駆動回路8は、交番電源検知部9と、インピーダンス調整信号発生部10と、電流引抜部11と、LED電流制御回路12とを有している。図6に示すLED照明システムでは、交番電源1と位相制御式調光器2とダイオードブリッジDB1とLED電流制御回路12とLEDモジュール3とが直列に接続され、ダイオードブリッジDB1とLED電流制御回路12との間に交番電源検知部9、インピーダンス調整信号発生部10および電流引抜部11が設けられている。
インピーダンス調整信号発生部10は、位相制御式調光器2のオフ時のインピーダンスを自動的に検出するために、交番電源1の電圧が所定の瞬時値となっているときのLED駆動回路8の入力電圧を検出する(なお、位相制御式調光器2のオフ時とは、位相制御式調光器2内部のトライアックTri1がオフ時をいう)。
図7は、位相制御式調光器2およびLED駆動回路8とLEDモジュール3とからなる部分Aをインピーダンス表示したものである。交番電源1の電圧が所定の瞬時値V2となっているときのダイオードブリッジDB1の出力電圧VDR(=LED駆動回路8の入力電圧)をインピーダンス調整信号発生部10が検出すると、インピーダンス調整信号発生部10は下記(2)式を用いて位相制御式調光器2のオフ時のインピーダンスを算出する。ここで、トライアックTri1がオフのとき、コンデンサC1を通じて電流が流れる。オフ時の位相制御式調光器2のインピーダンスは、コンデンサC1のインピーダンスとほぼ等しくなる。
Zlc=(V2−VDR)/VDR×Zd (2)
但し、Zlc:位相制御式調光器2のインピーダンス、Zd:部分A(図7)のインピーダンス(予め定められた値)、VDR:ダイオードブリッジDB1の出力電圧
ここで、上記VDRの検知誤差が生じると、インピーダンスZlcの値にずれが生じるが、このずれの大きさは瞬時値V2が大きいほど小さくなり、インピーダンスZlcの精度が向上する。例えば、V2=10V、VDR=8Vのとき、Zlc=0.25Zdとなる。ここで、VDRに+0.5Vの検知誤差が生じ、VDR=8.5Vとなったとき、Zlc=0.176Zdとなり、約30%のずれが生じる。一方、V2=20V、VDR=16Vのとき、Zlc=0.25Zdとなる。ここで、VDRに+0.5Vの検知誤差が生じ、VDR=16.5Vとなったとき、Zlc=0.212Zdとなり、約15.2%のずれが生じ、ずれの大きさは小さくなる。
そこで、交番電源の電圧によっては瞬時値V2を大きくしても位相制御式調光器2のオフ時のインピーダンスを検出できるため、交番電源の電圧に応じて瞬時値V2を変化させることが望ましい。交番電源検知部9は、例えば上述したような方法により交番電源の電圧実効値Vacを検知し、その検知信号をインピーダンス調整信号発生部10に出力する。インピーダンス調整信号発生部10は、受けた検知信号に応じた瞬時値V2を設定して位相制御式調光器2のオフ時のインピーダンスを検出する。
例えば、電圧実効値Vac=100Vの検知信号1.0Vが出力されたときは瞬時値V2を10Vに設定し、電圧実効値Vac=200Vの検知信号2.0Vが出力されたときは瞬時値V2を20Vに設定する(表3参照)。これにより、各種の交番電源において精度の良好な位相制御式調光器2のオフ時のインピーダンスを検出できる。
Figure 0005848622
そして、インピーダンス調整信号発生部10は、上記算出された位相制御式調光器2のオフ時のインピーダンスに応じた調整信号を発生させる。例えば、インピーダンスが20kΩであれば2.0Vの調整信号を発生させ、インピーダンスが40kΩであれば1.0Vの調整信号を発生させる。これは、インピーダンスの範囲を規定したテーブルを参照して調整信号を決定してもよいし、数式により連続的に調整信号を決定してもよい。
電流引抜部11(本発明の調整部に相当)は、インピーダンス調整信号発生部10により発生され出力された調整信号に応じて、位相制御式調光器2がオフ時にMOSトランジスタ(不図示)を用いて、LED駆動電流をLEDモジュール3に供給するための電源供給ラインLN1から電流を引抜く。例えば、調整信号が2.0Vであれば引抜き量を10mAとして引抜き、調整信号が1.0Vであれば引抜き量を5mAとして引抜く(表4参照)。
Figure 0005848622
つまり、算出された位相制御式調光器2のオフ時のインピーダンスが小さいほど、電流の引抜き量を大きくする。LED駆動回路8にかかる電圧を例えば50Vとすると、LED駆動回路8とLEDモジュール3とからなる部分A(図7)のインピーダンスは、50V/10mA=5kΩ、50V/5mA=10kΩとなる。これにより、LED駆動回路8とLEDモジュール3とからなる部分A(図7)のインピーダンスを位相制御式調光器2のオフ時のインピーダンスよりも小さくすることができ、位相制御式調光器2の誤動作を低減できる。もしLED駆動回路8とLEDモジュール3とからなる部分A(図7)のインピーダンスが高いと、位相制御式調光器2に電圧がかからず、トライアックTri1がオンせず、位相制御式調光2の調光ツマミ設定と位相角の関係がずれることが起こりうる。
なお、誤動作を低減するには電流の引抜き量を大きくし、部分A(図7)のインピーダンスをなるべく小さくするのが好ましいが、LEDの発光に寄与しない電流を流すので電源効率の面からは引抜き電流をなるべく抑える必要がある。上述したように本実施形態では、各種の交番電源に応じて位相制御式調光器2のオフ時のインピーダンスを精度良く検出できるので、電流引き抜き量も精度良く設定することが可能となり、効率の向上に繋がる。
<第3実施形態>
第3実施形態のLED照明システムの構成を図8に示す。図8に示すLED照明システムでは、LED駆動回路13は、交番電源検知部14と、共振防止調整信号発生部15と、電流引抜部16と、LED電流制御回路17とを備える。また、図9に、共振防止調整信号発生部15の構成を示す。共振防止調整信号発生部15は、ハイパスフィルタ15aと、F−V変換器15bと、電流電圧変換回路15cと、共振パルスカウンタ15dとを備えている。
共振防止調整信号発生部15は、トライアック電流(トライアックTri1(電流保持手段)に流れる電流)の共振する部分から振幅、共振周波数および共振パルス数を検知する。図10に、トライアック電流の波形例を示す。図10では、期間T1、T2で共振が発生している。トライアックTri1がオンされた際にこのような共振は発生する。
電流電圧変換回路15cは、LED駆動回路13の入力電流を例えば抵抗等を用いて電圧に変換し、その電圧を監視して閾値電圧を超えたタイミングで共振が生じたと判定する。その後、電流電圧変換回路15cは、変換後の電圧の極大値と極小値を検知し、それらの差を電流振幅として検知する。そして、電流電圧変換回路15cは、検知した電流振幅に相関する第1調整信号を出力する。例えば、電流振幅が100mAの場合は0.5Vの第1調整信号を、電流振幅が200mAの場合は1Vの第1調整信号を出力する(表5参照)。
Figure 0005848622
F−V変換器15bは、LED駆動回路13の入力電圧からハイパスフィルタ15aにより抽出された高周波成分を監視して閾値電圧を超えたタイミングで共振が生じたと判定する。その後、F−V変換器15bは、周波数・電圧変換を開始し、高周波成分が閾値電圧を超えなくなるまで周波数・電圧変換を続ける。
共振パルスカウンタ15dは、LED駆動回路13の入力電圧からハイパスフィルタ15aにより抽出された高周波成分を監視して閾値電圧を超えたタイミングで共振が生じたと判定し、カウントを開始する。その後、共振パルスカウンタ15dは、高周波成分が閾値電圧を下側から上側へ超えるたびにカウントし、閾値電圧を超えなくなればカウントを停止する。そして、共振パルスカウンタ15dは、このようにカウントされた共振パルス数をF−V変換器15bの出力電圧である共振周波数電圧で除算した電圧の第2調整信号を出力する。
例えば、共振周波数10kHzから変換された共振周波数電圧が1Vで、共振パルス数が5回の場合は、5Vの第2調整信号を出力し、共振周波20kHzから変換された共振周波数電圧が2Vで、共振パルス数が5回の場合は、2.5Vの第2調整信号を出力する(表6参照)。
Figure 0005848622
ここで、上記のように電流電圧変換回路15c、F−V変換器15bおよび共振パルスカウンタ15dでは共振を検知するために閾値電圧が必要であるが、交番電源が異なって調光器が異なると、共振する振幅が異なる。例えば、一般的に100Vの調光器においては共振する振幅が大きいが、230Vの調光器においては共振する振幅が小さくなる。そのため、仮に閾値電圧を一定とした場合、230Vの調光器では共振する振幅が小さいので、共振を検知できない場合がある。従って、交番電源の電圧に応じて閾値電圧を変化させることが望ましい。
そこで、本実施形態では、例えば上述した方法により交番電源検知部14が交番電源の電圧実効値を検知し、その検知信号を電流電圧変換回路15c、F−V変換器15bおよび共振パルスカウンタ15dに出力する。電流電圧変換回路15c、F−V変換器15bおよび共振パルスカウンタ15dは、受けた検知信号に応じて閾値電圧を設定する。例えば、交番電源の電圧実効値Vacが100Vで検知信号が1Vの場合は閾値電圧として20Vを設定し、交番電源の電圧実効値Vacが230Vで検知信号が2Vの場合は閾値電圧として10Vを設定する(表7参照)。
Figure 0005848622
電流引抜部16(本発明の調整部に相当)は、共振防止調整信号発生部15から受けた第1調整信号に応じて電流の引抜き量を決定すると共に、共振防止調整信号発生部15から受けた第2調整信号に応じて電流の引抜き時間を決定し、決定された引抜き量、引抜き時間でトライアックTri1がオンのタイミングからMOSトランジスタ(不図示)を用いて電源供給ラインLN1から電流を引抜く。
例えば、第1調整信号が0.5Vの場合、引抜き電流量を100mAとし、第1調整信号が1Vの場合、引抜き電流量を200mAとする(表8参照)。また、第2調整信号が5Vの場合、引抜き時間を0.5msとし、第2調整信号が2.5Vの場合、引抜き時間を0.25msとする(表9参照)。引抜き電流量および引抜き時間は、調整信号の範囲を規定したテーブルを参照して決定してもよいし、数式から連続的に決定してもよい。これにより、任意の位相制御式調光器2を接続しても、トライアックTri1がオンの際に生じるトライアック電流の共振を抑えて調光器2の誤動作を抑制し、LEDのチラツキを低減でき、効率を向上させることができる。
Figure 0005848622
Figure 0005848622
<その他の実施形態>
図11に示すように外部スイッチ19と、LED電流調整信号発生部20と、インピーダンス調整信号発生部21と、共振防止調整信号発生部22とを有した調整信号発生部18をLED駆動回路に設ける実施形態としてもよい。LED電流調整信号発生部20、インピーダンス調整信号発生部21および共振防止調整信号発生部22は、上述した第1実施形態〜第3実施形態に対応している。
この実施形態では、上述したような交番電源検知部は設けずに、接続する交番電源に応じてユーザが外部スイッチ19を切り替えることにより、LED電流調整信号発生部20が出力する調整信号を切替える。また、外部スイッチ19の切り替えにより、インピーダンス調整信号発生部21が設定する瞬時値電圧V2(第2実施形態)が切り替えられる。さらに、外部スイッチ19の切り替えにより、共振防止調整信号発生部22が設定する閾値電圧(第3実施形態)が切り替えられる。
そして、LED電流調整信号発生部20の出力する調整信号によりLED電流が制御され、インピーダンス調整信号発生部21および共振防止調整信号発生部22の出力する調整信号により電流の引抜きが制御される。これにより、任意の交番電源を接続しても、調光特性の調整および調光器の誤動作防止を一括かつ簡単に行うことができる。
なお、以上説明した実施形態に係るLED駆動回路を有するLED照明機器としては、例えば、ダイオードブリッジ、LED駆動回路およびLEDモジュールを備えたLED電球等とすればよい。
1 交番電源
2 位相制御式調光器
3 LEDモジュール
4、8、13 LED駆動回路
5、9、14 交番電源検知部
6、20 LED電流調整信号発生部
7、12、17 LED電流制御回路
10、21 インピーダンス調整信号発生部
11、16 電流引抜部
15、22 共振防止調整信号発生部
18 調整信号発生部
19 外部スイッチ
DB1 ダイオードブリッジ
LN1 電源供給ライン

Claims (6)

  1. 交番電源および位相制御式調光器に接続可能であり、交番電圧に基づく電圧を入力されてLED負荷を駆動するLED駆動回路において、
    LED電流制御回路と、
    接続された前記交番電源の種類に基づいて前記LED負荷を駆動する特性を調整する調整部と、
    前記交番電源の周波数に相関する検知信号を出力する交番電源検知部と、を備え、
    前記LED電流制御回路は、位相角検出部と、前記LED負荷の両端間に接続されるコンデンサと、前記LED負荷のカソードに接続されるインダクタと、前記インダクタに接続されるスイッチング素子と、前記スイッチング素子に接続される電流検出抵抗と、前記インダクタと前記スイッチング素子とが接続される接続点と前記LED負荷のアノードの間に接続されるダイオードと、前記電流検出抵抗に発生する電圧と基準電圧が入力されるコンパレータと、発振器と、前記発振器の出力と前記コンパレータの出力が入力されるフリップフロップと、前記フリップフロップの出力に基づいて前記スイッチング素子を駆動するドライバと、を備えており、
    前記基準電圧は前記位相角検出部の検出値に応じて設定され、
    前記調整部は前記交番電源検知部から受けた前記検知信号に応じて前記位相角検出部の検出値を調整してLED電流を調整するための調整信号を出力することを特徴とするLED駆動回路。
  2. 交番電源、位相制御式調光器、およびダイオードブリッジに接続可能であり、交番電圧に基づく電圧を入力されてLED負荷を駆動するLED駆動回路において、
    接続された前記交番電源の種類に基づいて前記LED負荷を駆動する特性を調整する調整部と、
    前記交番電源の電圧に相関する検知信号を出力する交番電源検知部と、
    接続された前記位相制御式調光器のオフ時のインピーダンスを下記(1)式により検出し、検出されたインピーダンスに応じた調整信号を前記調整部に出力する調整信号発生部と、を備え、
    前記調整信号発生部は、前記交番電源検知部から受けた検知信号に応じて、前記(1)式における交番電源の電圧の所定瞬時値の設定値を調整することを特徴とするLED駆動回路。
    Zlc=(V2−VDR)/VDR×Zd (1)
    但し、Zlc:位相制御式調光器のインピーダンス、Zd:LED駆動回路とLED負荷とからなる部分のインピーダンス(予め定められた値)、V2:交番電源の電圧の所定瞬時値、VDR:交番電源の電圧が前記所定瞬時値となったときのダイオードブリッジの出力電圧
  3. 前記調整部は、前記調整信号発生部から受けた調整信号に応じた引抜き量で、前記LED負荷へ電流を供給するための電源供給ラインから電流を引抜くことを特徴とする請求項2に記載のLED駆動回路。
  4. 交番電源および位相制御式調光器に接続可能であり、交番電圧に基づく電圧を入力されてLED負荷を駆動するLED駆動回路において、
    接続された前記交番電源の種類に基づいて前記LED負荷を駆動する特性を調整する調整部と、
    前記交番電源の電圧に相関する検知信号を出力する交番電源検知部と、
    LED駆動回路の入力電流から変換された電圧と第1閾値電圧との比較、及び/又はLED駆動回路の入力電圧から抽出された高周波成分と第2閾値電圧との比較によって、接続された位相制御式調光器が有する電流保持手段を流れる電流の共振が生じたと判定し、前記電流が共振する箇所の振幅、共振周波数および共振パルス数のうち少なくともいずれかを検出し、検出結果に応じた調整信号を前記調整部に出力する調整信号発生部と、を備え、
    前記調整信号発生部は、前記交番電源検知部から受けた検知信号に応じて、前記第1閾値電圧及び/又は前記第2閾値電圧の設定値を調整することを特徴とするLED駆動回路。
  5. 前記調整部は、前記調整信号発生部から受けた調整信号に応じた引抜き量と引抜き時間の少なくとも一方で、前記LED負荷へ電流を供給するための電源供給ラインから電流を引抜くことを特徴とする請求項4に記載のLED駆動回路。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のLED駆動回路と、前記LED駆動回路の出力側に接続されたLED負荷とを備えることを特徴とするLED照明機器。
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