JP5848275B2 - 糞便の体積と糞便の臭気を低減するための組成物と方法 - Google Patents

糞便の体積と糞便の臭気を低減するための組成物と方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5848275B2
JP5848275B2 JP2013046923A JP2013046923A JP5848275B2 JP 5848275 B2 JP5848275 B2 JP 5848275B2 JP 2013046923 A JP2013046923 A JP 2013046923A JP 2013046923 A JP2013046923 A JP 2013046923A JP 5848275 B2 JP5848275 B2 JP 5848275B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food composition
dog food
vitamin
composition according
digestibility
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013046923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013135690A (ja
Inventor
ライアン・マイケル・ヤムカ
キム・ジーン・フリーセン
Original Assignee
ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド filed Critical ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド
Priority to JP2013046923A priority Critical patent/JP5848275B2/ja
Publication of JP2013135690A publication Critical patent/JP2013135690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5848275B2 publication Critical patent/JP5848275B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Fodder In General (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)

Description

本発明は、高品質タンパク質と高消化性炭水化物とを含む高消化性ペットフード組成物
、および動物に本発明の組成物を与えることによって、ペットの糞便の体積と臭気を低減
する方法に関する。
ペットは糞便を排泄し、排便はいろいろな場所(たとえば、屋外で、ネコ用トイレにて
、あるいは新聞紙上に)で行われる。ペットの糞便を片付けるのは不快である場合が多く
、この作業をなるべく気持ちよく行えるよう多くの製品が販売されているけれども、これ
らの製品は、糞便の排泄、排泄される糞便の体積、および糞便に付きものの不快な臭気、
という根底にある問題に対処できていない。一般的に知られているように、フード組成物
は、動物によって排泄される糞便の量と特性に大きな影響を及ぼすことがある。したがっ
て、動物によって排泄される糞便の重量または体積を低減するための、そして糞便の臭気
を低減するための組成物と方法が開発されるのが望ましい。
本発明は、高品質タンパク質と高消化性炭水化物とを含んだ高消化性ペットフード組成
物に関し、前記ペットフード組成物を摂取すると、より少ない量の高品質タンパク質とよ
り消化性の低い炭水化物とを含有する組成物を与えられた動物によって排泄される糞便と
比較して、体積がより少なくて、不快な臭気がより少ない動物の糞便が形成される。した
がって1つの態様においては、本発明は、1種以上の高品質タンパク質と1種以上の高消化
性炭水化物とを含んだペットフード組成物に関する。特定の実施態様においては、本発明
の組成物は、約15%〜約30%の高品質タンパク質と約25%〜約50%の高消化性炭水化物を含ん
でよい。前記高品質タンパク質は、約90%、91%、92%、93%、94%、または95%より大きい真
のタンパク質消化率を有してよく;前記高消化性炭水化物は、約90%、92%、94%、95%、ま
たは96%より大きい消化率を有してよい。本発明の組成物は、約88%、90%、または95%より
大きい乾物消化率を有してよい。特定の実施態様においては、本発明の組成物は栄養的に
完全なペットフードであり、さらに具体的にはドッグフードである。
特定の実施態様においては、本発明は、36%の酒米、16%の卵、16%のコーンスターチ、1
4.5%のトウモロコシグルテンミール、2.5%のビートパルプ、2.5%の大豆油、2%の亜麻仁、
カルニチン、1種以上のアミノ酸、1種以上のミネラル、および1種以上のビタミンを含ん
だ組成物に関する。前記組成物は特に、≧88.0%の乾物消化率、真のタンパク質消化率、
脂肪消化率、炭水化物消化率、およびエネルギー消化率を示す。
他の態様においては、本発明は、本発明の高消化性組成物のいずれかを動物に与えるこ
とを含む、動物によって排泄される糞便の体積を低減する方法に関する。
さらに他の態様においては、本発明は、本発明の高消化性組成物のいずれかを動物に与
えることを含む、動物によって排泄される糞便の臭気を低減する方法に関する。
さらに他の態様においては、本発明は、動物によって排泄される糞便の体積を低減する
ために動物に与えるためのフード組成物の製造において高品質タンパク質と高消化性炭水
化物を使用することに関する。
さらに他の態様においては、本発明は、動物によって排泄される糞便の臭気を低減する
ために動物に与えるためのフード組成物の製造において高品質タンパク質と高消化性炭水
化物を使用することに関する。
本発明の他の実施態様は、当業者には明らかであろう。
本発明の作用に関する任意の理論または特定のモードで拘束されるつもりはないが、本
発明は、特定の組成物を動物が摂取すると、動物によって排泄される糞便の量がより少な
くなり、排泄された糞便の臭気が少なくなる、という発見に基づいている。一般には、本
発明の組成物は高消化性であり、1種以上の高品質タンパク質と高消化性炭水化物を含む
。消化率が増大する結果、排泄される糞便の体積が少なくなる。さらに、糞便の臭気の低
減は、消化率の増大、およびそれに関連して、本発明の組成物を摂取した動物によって排
泄される糞便中のイオウ含有化合物の量の減少によるものと考えられる。
本明細書および添付の特許請求の範囲において使用されている単数形“a”、“an”、
および“the”は、文脈にて明確に述べられていない限り、複数についての言及も含む。
本明細書で使用している“〜するのに有効な量(an amount effective)”、“有効量(an
effective amount)”、およびこれらに類似の用語は、特定の生物学的結果を達成するの
に(たとえば、糞便の体積と臭気を低減するのに)有効な、本明細書に記載の化合物、物質
、または組成物の量を表わしている。このような結果は、たとえば、本発明の組成物を動
物に投与することによって達成することができる。有効量は、動物の種類、性別、年齢、
体重、および/または組成物の代謝エネルギーを含めた、幾つかのファクターに基づいて
決まる。本明細書おいて意図しているように、動物に与えようとするフード組成物の1日
の量は、当業者にはよく知られている。
本明細書で使用している“高消化性ダイエット”とは、88.0%以上の消化率を有するダ
イエットを表わしている。“栄養消化率”という用語は、乾物、タンパク質、脂肪、炭水
化物、およびエネルギーの消化率を含む。
本発明は、本明細書に開示の配合物が与えられることにより恩恵を受けることがある全
ての動物(好ましくは哺乳動物、さらに好ましくはコンパニオンアニマル)に関する。“コ
ンパニオンアニマル”とは、ヒトと密接に繋がり合って生きているあらゆる動物を表わし
ており、あらゆる品種の飼っているイヌ科動物やネコ科動物などがあるが、これらに限定
されない。たとえば、この用語は、そのダイエットをヒトが制御することができて、本明
細書に開示の配合物が与えられることにより恩恵を受けることがあるいかなる動物も包含
してよい。これらの動物は、たとえば、家畜(たとえば、牛、馬、および豚など)だけでな
く、飼育されている状態の(たとえば動物園などにおける)家畜以外の動物も含んでよい。
本発明は、授乳段階、離乳段階、成長段階、成体段階、高齢段階、および老齢段階を含
めた、生涯の種々の段階における動物に対して使用するのに適している。動物は、成体動
物、高齢動物、または老齢動物であるのが好ましく、成体動物であるのがさらに好ましい
特に明記しない限り、本明細書において使用されているパーセントは全て、乾物基準に
よる重量%である。“乾物基準(dry matter basis)”とは、組成物中の水分を取り除いた
後の、組成物中の成分濃度を意味している。
本明細書で言及している“高品質タンパク質”とは、約90%より大きい(好ましくは約95
%より大きい、さらに好ましくは約98%より大きい)“真のタンパク質消化率”(“見かけの
タンパク質消化率”とは対照的に)によって消化することができる全てのタンパク質また
は全てのタンパク質混合物を表わしている。
タンパク質の消化率を測定するための方法は当業者に公知である。たとえば、組成物の
タンパク質含量は、当業者に公知の多くの方法〔たとえば、the Association of Officia
l Analytical Chemists in Official Methods of Analysis(“OMA”),メソッド988.05〕
によって測定することができる。したがって“見かけのタンパク質消化率”を測定するた
めに、当業者は、組成物のタンパク質含量と、動物に組成物を与えることによって排泄さ
れた糞便のタンパク質含量を測定する。見かけのタンパク質消化率は下記のように算出さ
れる。
Figure 0005848275
周知のように、糞便は他の多くのタンパク質源(たとえば、細菌タンパク質、消化プロ
セスによって生成される酵素、および胆汁)を含有している。したがってタンパク質消化
率は、糞便中に内因性タンパク質を存在させることによって幾らか変えることができる。
したがって、真のタンパク質消化率を求めるには、見掛けのタンパク質消化率に、このよ
うな内因性タンパク質の存在を考慮に入れるためのある係数を乗じることが多い。存在す
る内因性タンパク質の量に応じて、係数は大きくなることも、あるいは小さくなることも
ある。本発明においては、真のタンパク質消化率は、タンパク質消化率に係数1.051を乗
じることによって求められる。すなわち、真のタンパク質消化率と見かけのタンパク質消
化率との間の差異は1.051程度ということである(たとえば、88.5%という見かけのタンパ
ク質消化率は、93.0%という真のタンパク質消化率に等しい)。
本発明において使用するための高品質タンパク質の供給源としては、植物源、動物源、
またはこれら両方がある。動物源としては、たとえば、食肉、食肉副産物、海産食品、乳
製品(粉ミルクを含む)、および卵などがある。植物源は、大豆タンパクアイソレートを含
んでよい。高品質タンパク質は、損なわれていない状態であっても、ほぼ完全に加水分解
されていても、部分加水分解されていても、あるいはアイソレートであってもよい。高品
質タンパク質は卵(たとえば、実質的に卵殻を含まない鶏卵)であるのが好ましい。高品質
タンパク質の他の供給源としては、卵白、カゼイン、加水分解植物性タンパク質、乳漿タ
ンパク質、オバルブミン、およびラクトアルブミンなどがある。本明細書において意図し
ているように、本発明の組成物は高品質タンパク質の任意の混合物であってよい。本発明
の組成物は、約15〜30%の高品質タンパク質を含んでよい。
本明細書で言及している“高消化性炭水化物”とは、動物(たとえばイヌ科動物)によっ
て、約90%より多く、約93%より多く、好ましくは約95%より多く、あるいは約96%より多く
消化させることのできる炭水化物である。高消化性炭水化物は、トウモロコシ、小麦、米
(たとえば酒米)、澱粉(たとえば、米やコーンスターチ)、トウモロコシグルテンミール、
およびディスティラーズ乾燥穀物を含めた、当業者に公知の種々の供給源のいずれによっ
ても与えることができる。本明細書において意図しているように、本発明の組成物は、高
消化性炭水化物のいかなる混合物も含む。本発明の組成物は、約25〜50%の高消化性炭水
化物を含んでよい。
炭水化物の消化率を求める方法は当業者に公知である。炭水化物のパーセントは、窒素
非含有抽出物(“NFE”)として算出することができ、以下のように算出することができる:
NFE=100%−水分%−タンパク質%−脂肪%−灰分%−粗繊維%。したがって炭水化物の消化率
を求めるために、当業者は、組成物の炭水化物含量、および動物に組成物を与えることに
よって排泄される糞便の炭水化物含量を求める。次いで炭水化物の消化率を下記の式によ
って算出する。
Figure 0005848275
乾物消化率(DMD)は、乾物の重量を基準としたときの、動物によって消化された乾物の
量を表わしている。消化率は一般に、〔摂取した含量−糞便中の含量〕を〔摂取した含量
〕で除すことによって求められる。DMDを求める方法は業界に公知である。たとえば、乾
物基準にて消費されたフードの量を求め、フードの消費によって排泄される糞便の量(乾
物基準にて)を求める。次いでDMDを次のように算出する。
Figure 0005848275
脂肪とエネルギーの消化率も、上記と同様に求めることができる。
Figure 0005848275
フードと糞便中の脂肪含量とエネルギー含量の決定は、当業者によく知られている従来の
方法にしたがって行うことができる。
本発明の組成物は、糞便の体積を低減させるだけでなく、前記組成物を摂取した動物に
よって排泄される糞便の臭気も低減させる。糞便の臭気を検定する方法は当業者によく知
られている。たとえば、人間パネリスト(human panelists)を使用する定量的な評価を使
用して(たとえば、本明細書の実施例に記載のように)、糞便の臭気のランク付けを行うこ
とができる。さらに、たとえばガスクロマトグラフィーや質量分析法を利用して、糞便臭
気化合物(stool odor compounds)を定量的に測定することもできる。排泄物において定量
的に検定される糞便臭気化合物としては、イオウ含有化合物、フェノール類、複素環式化
合物とインドール、カルボン酸化合物、およびケトン化合物などがある。
本明細書において意図しているように、本発明の組成物は、栄養的に完全なペットフー
ドダイエットを包含する。“栄養的に完全なダイエット”とは、ダイエットに関して意図
するレシピエント動物(たとえば、飼いならされたネコ科動物またはイヌ科動物)の正常な
健康を保持する上で十分な栄養素を含んでいて、当業者によく知られているダイエットで
ある。たとえば、栄養素と成分(たとえば、本明細書に開示の栄養素と成分、ならびに動
物飼料組成物に適した栄養素と成分)およびそれらの推奨量は、たとえば、「Official Pu
blication of the Associate of American Feed Control Officials Inc.,(“AAFCO”)」
の「Nutrient Requirements of Dogs and Cats,2006」に記載されている。
本明細書に開示の栄養的に完全なペットフード組成物は脂肪を含んでよい。本発明の組
成物に対する脂肪源は、食肉、食肉副産物、魚油、および植物を含めた、当業者に公知の
種々の供給源のいずれによっても供給することができる。植物による脂肪源としては、小
麦、亜麻仁、ライ麦、大麦、米、モロコシ、トウモロコシ、オートムギ、雑穀、小麦麦芽
、トウモロコシ胚芽、大豆、ラッカセイ、ならびにこれらの植物脂肪源や他の植物脂肪源
から誘導されるオイルなどがある。本明細書において意図しているように、本発明の組成
物は、約11%〜約16%の脂肪(好ましくは約14%の脂肪)を含んでよい。
欠乏を防いで健康を維持するために、本発明の組成物中にビタミンとミネラルを、当業
者に公知の量にて組み込むことができる。たとえば米国学術研究会議(NRC)は、家畜に対
するこのような成分の推奨量を明らかにしており、またAAFCO〔たとえば、「Official Pu
blication of the Associate of American Feed Control Officials Inc.,(“AAFCO”)」
の「Nutrient Requirements of Dogs and Cats,2006」〕は、イヌ科動物とネコ科動物に
対するこのような成分の推奨量を明らかにしている。ビタミンとしては、ビタミンA、ビ
タミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、
ビタミンH(ビオチン)、ビタミンK、葉酸、イノシトール、ナイアシン、およびパントテン
酸などがある。ミネラルの例としては、たとえば、カルシウム、リン、リン酸二カルシウ
ム、クエン酸カリウム、塩化カリウム、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム;またはナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム、マンガン、カルシウム、塩化物、銅、亜鉛、コリン、リ
ン、ヨウ素、もしくはセレンの塩;などがある。
本発明の組成物中に繊維(食物繊維があるが、これに限定されない)を組み込むことがで
きる。食物繊維は、動物の消化酵素による消化に対して抵抗性のある、植物の成分を表わ
している。フード中の食物繊維成分は、当業者に公知の種々の方法〔たとえば、OMA法991
.43/32.1.17(1994)〕によって調べることができる。全食物繊維は、可溶性繊維と不溶性
繊維を含む。可溶性繊維は、小腸における消化と吸収に対しては抵抗性があるが、大腸に
おいて完全もしくは部分的な発酵を受ける。本発明の組成物中に使用するための可溶性繊
維の供給源としては、ビートパルプ、グアーガム、チコリーの根、オオバコ、ブルーベリ
ー、クランベリー、カボチャ、リンゴ、オートムギ、豆、柑橘類、大麦、またはエンドウ
豆などがある。不溶性繊維は、水に溶解せず、フードが消化管を通過する速度を高める傾
向のある繊維である。不溶性繊維の例としては、たとえば、セルロース、全粒小麦製品、
小麦、オートムギ、コーンブラン、亜麻仁、ブドウ、セロリ、グリーンビーンズ、カリフ
ラワー、ジャガイモの皮、果皮、野菜の皮、ラッカセイの殻、および大豆繊維などがある
が、これらに限定されない。本明細書において意図しているように、本発明の組成物は約
3%〜約6%の全食物繊維を含んでよい。
本発明の組成物はさらに、欠乏を防いで健康を維持するために、アミノ酸を当業者に公
知の量にて含んでよい。本発明の組成物は“必須アミノ酸”を含むのが好ましい。必須ア
ミノ酸は、有機体によって新たに又は十分な量にて合成することのできない、したがって
ダイエット中に供給しなければならないアミノ酸である。必須アミノ酸は、有機体の代謝
に応じて種々異なる。たとえば、一般的に認識されているように、イヌやネコ(およびヒ
ト)に対する必須アミノ酸は、フェニルアラニン、ロイシン、メチオニン、リシン、イソ
ロイシン、バリン、トレオニン、トリプトファン、ヒスチジン、およびアルギニンである
。さらに、タウリン(技術的にはアミノ酸ではなく、システインの誘導体である)もイヌや
ネコに対する必須栄養素である。
本発明の組成物はさらに、欠乏を防いで健康を維持するために、たとえばカルニチンや
ω-3脂肪酸もしくはω-6脂肪酸を当業者に公知の量にて含んでよい。カルニチン、すなわ
ちL-カルニチンは、体内においてリシンやメチオニンから合成されるビタミン様の化合物
である。カルニチンは、本発明の成分(たとえば亜麻仁)中に天然に存在することもあるし
、あるいはカルニチンを組成物に加えてもよい。
本発明の組成物はさらに、添加剤、安定剤、充填剤、増粘剤、風味剤、嗜好性増進剤、
および着色剤を、当業者によく知られている量と組み合わせにて含んでよい。安定化用物
質は、組成物の保存寿命を向上させることがあり、当業者に公知である。
本明細書において意図しているように、本発明の組成物は、約3500kcal/kg〜約4500kca
l/kgの代謝可能なエネルギー含量を含んでよい。本明細書で言う“代謝可能エネルギー”
とは、糞便、尿、および可燃性ガスにて排泄されるエネルギーを差し引いた後の、ダイエ
ット(または組成物)を消費する際に動物にとって利用可能なエネルギーを表わしている。
代謝可能エネルギー値は、当業者に公知の方法によって確立されているプロトコルにした
がって(たとえば、「Association of American Feed Control Officials(AAFCO)」から示
されている公式ガイドラインにしたがって)求めることができる。
糞便の体積と悪臭の低減をもたらす本発明の高消化性組成物は、たとえば(これに限定
されないが)、36%の酒米、16%の卵、16%のコーンスターチ、14.5%のトウモロコシグルテ
ンミール、2.5%のビートパルプ、2.5%の大豆油、2%の亜麻仁、カルニチン、1種以上のア
ミノ酸、1種以上のミネラル、1種以上のビタミン、および1種以上の嗜好性増進剤を含ん
でよい、と考えられる。前記組成物は特に、≧88.0%の乾物消化率、真のタンパク質消化
率、脂肪消化率、炭水化物消化率、およびエネルギー消化率を示す。
幾らかのコンシステンシーまたは含水率を有する組成物が意図されているけれども、本
発明の組成物は、たとえば、ウェットアニマルフード組成物であっても、セミモイストア
ニマルフード組成物であっても、あるいはドライアニマルフード組成物であってもよい。
“ウェット”フードとは、約70〜90%の含水率を有するフードを表わしている。“セミモ
イスト”フードとは、約15〜40%の含水率を有するフードを表わしている。“ドライ”フ
ードとは、約5〜15%の含水率を有する組成物を表わしており、小片またはキブルの形で製
造されることが多い。さらに、本明細書において意図しているのは、種々のコンシステン
シーを有する成分のほかに、1つより多いコンシステンシーを含む成分を含んでよい組成
物である(たとえば、ソフトで腰の強いミート様粒子、および米国特許第6,517,877号に記
載の、外側シリアル成分と内側クリーム成分を有するキブル)。キブルは、さらに乾燥処
理してもよいし、必要に応じて、当業者に公知の1種以上の局所コーティング(たとえば
、風味剤、脂肪、オイル、および粉末など)で被覆してもよい。本発明の組成物は、従来
の製造法を使用して製造することができる。
言うまでもなく、本発明は、本明細書に記載の特定の方法、プロトコル、および試剤に
限定されず、これらはいろいろ変わってよい。理解しておかなければならないことは、本
明細書で使用している用語は、特定の実施態様のみを説明するためのものであって、決し
て本発明の範囲を限定するように意図されてはいない、という点である。さらに、実施態
様の詳細な説明は、当業者がある特定の用途の要件に最も良く適合させることができると
きに、当業者が本発明を多くの形で適合させて利用するよう、当業者に本発明、本発明の
原理、および本発明の実際的な応用を知らせるようにのみ意図されている。したがって本
発明は、本明細書に記載の実施態様に限定されず、いろいろと変更を施すことができる。
特に明記しない限り、本明細書において使用されている技術用語と科学用語は全て、本
発明が属している技術分野の当業者によって一般的に理解されている意味と同じ意味を有
する。本明細書に引用されている全ての特許、特許出願、刊行物、および他の文献の全内
容を参照により本明細書に含める。
(実施例1)
「the Association of American Feed Control Officials 2005 Nutrient Guide for D
ogs」にしたがって表1のフードを配合し、キブルとして作製し、アダルトメンテナンス要
件に適合するようバランスさせ、従来の方法にしたがってドライキブルとして押し出す。
AAFCO栄養勧告に適合するよう、またはAAFCO栄養勧告を超えるよう、2つの組成物を配合
する。代謝可能エネルギーを従来の方法にしたがって(たとえば、Atwaterの式を使用して
)算出し、乾物の重量を基準としてパーセントで表示する。5種の高含量成分も(減少して
いく順序にて)記載してある。
Figure 0005848275
(実施例2)
消化率の実験を行って、対照標準のフードと実施例1の試験フードの消化率を調べる。1
4日間にわたって1グループ5匹で2つのグループのイヌに実施例1の組成物を与える。7日間
にわたって、1つのグループの5匹のイヌに対照標準Aを与え、もう1つのグループの5匹の
イヌに試験組成物Bを与える。7日後に、動物に対するフードを交換する。1日目と2日目は
、フードに対する適応を考慮し、3〜7日目に関して糞便を全て採集して分析する。8日目
に、各グループに第2のフードを与え(初めの2日間は新たなフードに対する適応を考慮す
る)、そして糞便サンプルを毎日採集し、実験の残部に関して分析する。日数全体にわた
って糞便を採集し、密閉可能なビニール袋中に入れる〔24時間、または翌朝ケージを洗浄
するまで(24hr or before cage washing the following morning)〕。ビニール袋に、動
物ID#、日付、および試験#のラベルを付ける。保存を必要とする糞便サンプルを5℃で冷
蔵する。排除容積法(a displacement method)を使用して糞便の体積を測定する。糞便サ
ンプルの重量を計量し、糞便デンシトメーターの上に加える。排除された水を捕集し、メ
スシリンダーにて体積を測定する。密度測定値(g/cc)は、サンプルの重量(g)を排除され
た水の体積(ml)で除することで得られる。SASの一般線形モデル法を使用してデータを分
析して、処理平均値(treatment means)を求める。全ての消化率アッセイを従来の方法に
したがって行う。消化率の値と糞便の特性を表2に示す。
Figure 0005848275
これらの結果から、試験組成物Bを与えられた動物は、対照標準Aを与えられたイヌと比
較して糞便の量が少ない(糞便の重量と体積に関して)ことがわかる。
(実施例3)
「the Association of American Feed Control Officials 2005 Nutrient Guide for D
ogs」にしたがって試験組成物Cを配合し、アダルトメンテナンス要件に適合するようバラ
ンスさせ、従来の方法にしたがってドライキブルとして押し出す。Atwaterの式を使用し
て、代謝可能エネルギー含量を算出する。4種の高含量成分は、米、卵、コーンスターチ
、およびトウモロコシグルテンミールである。試験組成物Cの含量を当業界に公知の方法
によって分析し、下記の表に乾物基準にて示す。
Figure 0005848275
(実施例4)
実施例3の試験組成物Cと市販のドッグフード〔ユーカヌバ(Eukanuba)(登録商標)アダル
トメンテナンス小粒(“EU-SB”)〕とを比較するために消化率実験を行う。Atwaterの式を
使用して代謝可能エネルギー含量を算出する。EU-SBの4種の高含量成分は、チキン、チキ
ン副産物ミール、コーンミール、および挽いた全粒モロコシである。EU-SBの組成を当業
界に公知の方法によって分析し、試験組成物Cの栄養素分析と共に表4に示す。消化率実験
の結果を表5に示す。
消化率実験を実施例2に記載のように行う。この場合には、14日間にわたって1グループ
5匹で2つのグループのイヌに試験組成物CまたはEU-SBを与える。7日間にわたって、1つの
グループの5匹のイヌに組成物Cを与え、もう1つのグループの5匹のイヌにEU-SBを与える
。7日後に、動物に対するフードを交換する。1日目と2日目は、フードに対する適応を考
慮し、3〜7日目に関して糞便を全て採集する。8日目に、各グループに第2のフードを与え
る(初めの2日間は新たなフードに対する適応を考慮する)。糞便サンプルを毎日採集し、
実験の残部に関して実施例2に記載のように分析する。各7日の試験期間に関して、初めの
3日に糞便採集物を使用して、糞便の体積、重量、および密度を測定する。これら3項目の
糞便測定を毎日行い、3日分の平均を算出する。さらに本実験においては、糞便採集の最
後の2日を使用して糞便の臭気を測定する。ツーデイコンポジット(a two day composite)
を使用して糞便臭気の測定値を得る(下記の実施例5を参照)。実験スケジール(a study sc
hedule)下記に示す。
Figure 0005848275
Figure 0005848275
Figure 0005848275
上記の結果から、イヌに試験組成物Cを与えると、市販フードEU-SBを与えたイヌと比較
して、排泄される糞便の重量と体積が少なくなることがわかる。
(実施例5)
実施例4に記載の消化率実験から採集した糞便について糞便臭気の分析を行う。糞便サ
ンプルは全て、分析の前に5℃にて冷蔵保持する。サンプルを冷蔵装置から取り出し、必
要に応じて動物ごとにポリエチレン袋中にコンポジットする。次いで糞便サンプルを袋中
にてもんで、糞便物質をバラバラにして混ぜ合わせる。糞便物質を10mlのポリエチレンシ
リンジ中に装入し、5g(+/-0.01g)を20mlのヘッドスペースバイアル中に絞り出し、分析の
ためにクリンプに蓋をかぶせる。シリンジからの絞り出しは、サンプルの表面積を増大さ
せるのに役立つ。これは、糞便サンプル中の揮発性成分を十分に平衡化させるのに重要で
ある。こうしたやり方でのサンプル調製はさらに、ヘッドスペースバイアル中のサンプル
の形態を“標準化する(normalize)”のにも役立つ。
糞便サンプルをリープ・テクノロジー・コンビ-PALサンプラー(Leap Technologies Com
bi-PAL sampler)に装入する。サンプラーに各サンプルを装入し、30℃でインキュベート
し、固相マイクロエクストラクション(Solid Phase Microextraction)(SPME)ファイバー(
Supelco,1cm×75μm Carboxen/PDMS)を使用してサンプリングする。ファイバーをバイア
ル中のヘッドスペースに30分さらしてから、Agilent6890ガスクロマトグラフ/5973Nマス
・セレクティブ・デテクター(Mass Selective Detector)(GCMS)に注入する。AgilentDB-W
AXETRカラム(60m×0.25mm×0.25μm)により分離を行う。分析が完了したら、データを処
理して、各化合物に特異的なイオン〔Qイオン(QIon)〕に対するピーク面積を測定する。
全ピーク面積の概略レポートをデータベースにエクスポートし、各化合物を、その主要
な官能基によって類別する。各分類における全ての化合物のピーク面積を合計する。次い
でこれらの合計値を、SASによる2つの一組の比較Proc mixed法を使用して分析する。
糞便のにおいの評価を、下記の手順を使用して6日、7日、13日、および14日めに行う:
新たな糞便サンプルを採集し、3桁数でランダムに符号化してあるプラスチック袋中に入
れる。サンプルの評価を行うために、11人の動物コロニー職員を補充する。サンプルを、
採集時から1時間以内に評価する。サンプルを、各当事者にランダムな順序にて1つずつ与
える。当事者は、開放状態の袋を鼻から約1フィート離して保持し、数回の“バニー・ス
ニッフ(bunny sniffs)”を行ってにおいを嗅ぐことによってサンプルを評価する。当事者
は、5ポイントスケール(1=においが全くなし、5=極めて強いにおい)を使用してにおい強
さの等級を各サンプルに割り当てる。におい強さの等級を、所定の形式にて記録する。実
験が終了したら、各サンプルに対する平均を算出し、SASの一般線形モデル法を使用して
比較する。糞便の分析結果を下記の表6〜14に示す。
Figure 0005848275
Figure 0005848275
Figure 0005848275
Figure 0005848275
Figure 0005848275
Figure 0005848275
Figure 0005848275
Figure 0005848275
Figure 0005848275
上記の表に示されているデータから、糞便のスコアは、試験組成物CとEU-SBとの間で差
がないことがわかる(たとえば、試験1における2つのダイエットに対しては4.9;試験2にお
けるEU-SBと試験組成物Cに対してはそれぞれ4.3と4.4)。
糞便の重量と体積は、試験組成物CとEU-SB物品との間で統計的に差がない。2つの実験(
試験1と試験2)においては、試験ダイエットを与えられたイヌは、EU-SB物品を与えられた
イヌと比較して、大幅に低い糞便重量(それぞれ57.4gと95.6g)と大幅に低い糞便体積(そ
れぞれ54.7mlと90.1ml)を有する。糞便密度はほとんど差がない(0.99g/ccと1.05g/cc)。
示されている数字は2つの実験からの平均である。
糞便においのヘッドスペース分析を使用して糞便の臭気を評価する。組み合わせ実験か
らの結果から、試験ダイエットを与えたイヌは、EU-SB物品を与えたイヌと比較してイオ
ウ含有化合物のレベルが63%低いことがわかる(P<0.05)。このことは重要な発見である。
なぜなら、イオウ化合物は極めて低い臭気閾値(odor threshold)を有しているので、これ
ら化合物が減少すれば、糞便臭気の問題が改良されるからである。試験ダイエットを与え
たイヌはさらに、大幅に低いレベルの酸(たとえば49%減少;(P<0.05))を有する。EU-SBダ
イエットを与えたイヌ(示されている数字は組み合わせ実験からのもの)は、大幅に低いレ
ベルのフェノール類(P<0.05)、インドール(P<0.05)、およびフラン(P<0.05)を有する。
11人の当事者で構成される感覚パネル(a sensory panel)を使用して、実験2の糞便サン
プルから採集した糞便サンプルにおける糞便臭気強さをランク付けする。これらの分析か
ら、試験ダイエットを与えたイヌは、EU-SB物品を与えたイヌと比較してより低い糞便臭
気スコアを有することがわかる(2.92と3.19;P<0.05)。したがって、これらの結果を全体
として考察すると(たとえば、ヘッドスペース分析の結果を感覚分析からの結果と合わせ
て考察すると)、イオウおよびおそらくは酸化合物を減少させることが、他の化合物(たと
えば、フラン、フェノール類、およびインドール)の幾らかを減少させることより重要で
ある、ということがわかる。
試験組成物Cのイヌ用ダイエットは、消化性が極めて高いことが示されている。乾物消
化率、真のタンパク質消化率、およびエネルギー消化率は、それぞれ91.0%、98.2%、およ
び92.7%である。消化率の増大により糞便の重量と体積が減少するだけでなく、糞便の臭
気(分析試験と感覚試験の両方によって評価)も減少する。

Claims (16)

  1. 高消化性ドッグフード組成物であって、
    (i)15%〜30%の量の高品質タンパク質であって、タンパク質源は卵であって、90%より大きい真のタンパク質消化率を有する、上記高品質タンパク質
    (ii)25%〜50%の量の高消化性炭水化物であって、炭水化物源は酒米、コーンスターチ、トウモロコシグルテンミールおよびこれらの混合物から選択され、90%より大きい消化率を有する、上記高消化性炭水化物
    (iii)繊維の源はビートパルプである、3%〜6%の全食物繊維、
    (iv)大豆油、亜麻仁油およびそれらの混合物から選択される、11%〜16%の脂肪、および
    (v)カルニチン
    を含み88%より大きい乾物消化率を有するドッグフード組成物
  2. 3500〜4500kcal/kgの代謝エネルギー含量を含む、請求項1に記載のドッグフード組成物。
  3. ナトリウム、カリウム、マグネシウム、マンガン、カルシウム、塩化物、銅、亜鉛、コリン、鉄、リン、ヨウ素、およびセレンから選択されるミネラルを含む、請求項1または請求項2に記載のドッグフード組成物。
  4. ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンH、ビタミンK、葉酸、イノシトール、ナイアシン、およびパントテン酸から選択されるビタミンを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のドッグフード組成物。
  5. フェニルアラニン、ロイシン、メチオニン、リシン、イソロイシン、バリン、トレオニン、トリプトファン、ヒスチジン、およびアルギニンから選択されるアミノ酸を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のドッグフード組成物。
  6. 前記ドッグフード組成物がドライドッグフード組成物である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のドッグフード組成物。
  7. 前記ドッグフード組成物がウェットドッグフード組成物である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のドッグフード組成物。
  8. 前記ドッグフード組成物が栄養的に完全なドッグフード組成物である、請求項1〜7のいずれか一項に記載のドッグフード組成物。
  9. 高消化性ドッグフード組成物であって、
    (a) 酒米を36%;
    (b) 卵を16%;
    (c) コーンスターチを16%;
    (d) トウモロコシグルテンミールを14.5%;
    (e) ビートパルプを2.5%;
    (f) 大豆油を2.5%;
    (g) 亜麻仁を2.0%;および
    (h) カルニチン;
    を含み88%より大きい乾物消化率を有するドッグフード組成物
  10. 前記ドッグフード組成物がドライドッグフード組成物である、請求項に記載のドッグフード組成物。
  11. 前記ドッグフード組成物がウェットドッグフード組成物である、請求項に記載のドッグフード組成物。
  12. 前記ドッグフード組成物が栄養的に完全なドッグフード組成物である、請求項9〜11のいずれか一項に記載のドッグフード組成物。
  13. 前記ドッグフード組成物が90%より大きい真のタンパク質消化率を有する、請求項9〜12のいずれか一項に記載のドッグフード組成物。
  14. 前記ドッグフード組成物が90%より大きい炭水化物消化率を有する、請求項9〜13のいずれか一項に記載のドッグフード組成物。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のドッグフード組成物をイヌに与えることを含む、イヌが排泄する糞便の体積を低減する方法。
  16. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のドッグフード組成物をイヌに与えることを含む、糞便中のイオウ含有化合物の量を低減し、これによりイヌが排泄する糞便の臭気を低減させる方法。
JP2013046923A 2013-03-08 2013-03-08 糞便の体積と糞便の臭気を低減するための組成物と方法 Active JP5848275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013046923A JP5848275B2 (ja) 2013-03-08 2013-03-08 糞便の体積と糞便の臭気を低減するための組成物と方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013046923A JP5848275B2 (ja) 2013-03-08 2013-03-08 糞便の体積と糞便の臭気を低減するための組成物と方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007179371A Division JP2009011278A (ja) 2007-07-09 2007-07-09 糞便の体積と糞便の臭気を低減するための組成物と方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013135690A JP2013135690A (ja) 2013-07-11
JP5848275B2 true JP5848275B2 (ja) 2016-01-27

Family

ID=48911992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013046923A Active JP5848275B2 (ja) 2013-03-08 2013-03-08 糞便の体積と糞便の臭気を低減するための組成物と方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5848275B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AR098742A1 (es) * 2013-12-18 2016-06-08 Specialites Pet Food Composición alimenticia realzadora de la palatabilidad para alimento para mascotas y método de preparación
CN104798994A (zh) * 2015-04-24 2015-07-29 杨俊宇 一种春季狗粮粉及其制备方法
US11751583B2 (en) 2017-12-05 2023-09-12 Hill's Pet Nutrition, Inc. Pet food composition and method of making pet food composition comprising enhanced levels of resistant starch

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07313071A (ja) * 1994-05-27 1995-12-05 Sansho Kk 餌 料
US20030138547A1 (en) * 2002-01-22 2003-07-24 Mars, Incorporated Weight management system for animals
US20050118299A1 (en) * 2003-12-01 2005-06-02 The Iams Company Companion animal compositions comprising short chain oligofructose
US20050118234A1 (en) * 2003-12-01 2005-06-02 The Iams Company Methods and kits related to administration of a fructooligosaccharide

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013135690A (ja) 2013-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2678807C (en) Compositions and methods for controlling the weight of animals
CA2692586C (en) Compositions and methods for reducing stool volume and stool odor
US8906434B2 (en) Compositions and methods for reducing stool volume and stool odor
JP2009011278A (ja) 糞便の体積と糞便の臭気を低減するための組成物と方法
AU2018445887B2 (en) Pet food compositions
JP5848275B2 (ja) 糞便の体積と糞便の臭気を低減するための組成物と方法
EP2793609B1 (en) Highly digestible pet food for improving stool quality
EP2014175B1 (en) Compositions and methods for reducing stool volume and stool odor
CN113163800A (zh) 用于增加动物的脂肪氧化或能量消耗或饱腹感的方法
Ogoshi et al. Acidifying and yeast extract in diets for adults cats
JP6753988B2 (ja) 糞品質を改良するための高消化性ペットフード
RU2441395C2 (ru) Композиция корма (варианты) и способ уменьшения объема и запаха стула
US20090017156A1 (en) Cholestrol reducing food compositions for animals
Agida Haematological and serological indices of broiler finisher chickens fed diets with palm oil mill effluent as replacement for maize
US20230248024A1 (en) Pet Food Compositions
RU2575358C1 (ru) Высокоусвояемый кормовой продукт для домашних животных для улучшения качества стула
JP2017169596A (ja) 糞品質を改良するための高消化性ペットフード
Oso Ronke Yemisi Aderinboye, Olayinka Timothy Oladeji, Michael Adebayo Abaire, Richard Abayomi Sobayo
WO2009008885A1 (en) Cholesterol reducing food compositions for animals

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140714

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141010

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150917

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5848275

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250