JP5845507B2 - Mushroom cutting device and one mushroom - Google Patents
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Description
本発明は、栽培したブナシメジ等のキノコの石突部分をカットする際に用いて好適なキノコのカット装置に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a mushroom cutting apparatus suitable for use in cutting a mushroom ridge such as cultivated beech shimeji.
一般に、ブナシメジ等のキノコのビン栽培においては、収穫したキノコを一株単位で袋詰めして出荷するため、キノコには石突部分も一体に付着している。したがって、消費者は、通常、調理の前に石突部分をカットし、食用部分のみを使用している。一方、石突部分をカットする消費者の手間を省くため、出荷前に、生産者サイドで石突部分をカットし、食用部分のみをカットキノコとして出荷することも行われている。 In general, in bin cultivation of mushrooms such as beech shimeji mushrooms, the harvested mushrooms are packaged and shipped in units of one stock, and the mushrooms are also attached with a stone bump. Therefore, the consumer usually cuts the stone tip before cooking and uses only the edible portion. On the other hand, in order to save the labor of the consumer who cuts a stone bump part, before shipping, the stone bump part is cut on the producer side, and only the edible part is shipped as a cut mushroom.
従来、このような石突部分をカットするカット装置としては、特許文献1で開示されるきのこの根切り装置が知られている。この根切り装置は、培養瓶にて栽培されたきのこの子実体の株から石突部分を切断する根切り装置において、筒状部の上部に外向きフランジを有するキャップ体の筒状部が予め開口に装着された培養瓶にて栽培したきのこを、培養瓶ごと搬送する搬送機構と、搬送される培養瓶からきのこの子実体の株を、キャップ体の外向きフランジを上方ヘ案内する上り斜面にて培養瓶から取り外し、キャップ体の開口下部から石突部分を露出させるリフト部と、このリフト部に対向し、菌傘を石突方向へ押圧する押さえ機構と、リフト部の押さえ機構とは反対側から対向する切断部材とを備え、搬送機構にて搬送される子実体がリフト部においてキャップ体ごと培養瓶から取り外され、リフト部上を搬送されて押さえ機構によって菌傘側から押さえられつつ切断部材によって石突部分を除去されるように構成したものである。
Conventionally, a mushroom root cutting device disclosed in
しかし、上述した従来におけるキノコのカット装置(きのこの根切り装置)は、次のような問題点があった。 However, the above-described conventional mushroom cutting device (mushroom root cutting device) has the following problems.
第一に、カット方法自体は一般的なカット手法に留まるため、カットラインは、図7(a)に示すKrのようになり、カット面は平坦面となる。一方、ビン栽培されるキノコの石突部分の上面は、中心側が上方に盛り上がった山形となる。したがって、平坦面でカットする場合、石突部分の上面形状を考慮し、かつ外側からは見えないことから、ある程度の余裕を持たせてカットせざるを得ない。この結果、キノコの外周側においては石突部分以外の食用部分のカット量が多くなり、食料の無駄を無くす観点からは好ましいものではないとともに、カットキノコとしての生産量低下も無視できない。 First, since the cutting method itself remains a general cutting method, the cut line is like Kr shown in FIG. 7A, and the cut surface is a flat surface. On the other hand, the upper surface of the mushroom stone-protruded portion that is cultivated in a bottle has a mountain shape with the center side raised upward. Therefore, when cutting on a flat surface, the shape of the upper surface of the stone protrusion is taken into account and it cannot be seen from the outside, so it must be cut with a certain margin. As a result, on the outer peripheral side of the mushroom, the cut amount of the edible portion other than the stone bump portion is increased, which is not preferable from the viewpoint of eliminating waste of food, and a decrease in the production amount as a cut mushroom cannot be ignored.
第二に、一つの切刃により一方向からカットするため、キノコを固定する必要がある。したがって、特許文献1の場合には搬送ベルトによりキノコを上から押さえ付けているが、キノコは通常高さ等のバラツキも大きく、高さの大きいキノコが含まれていたような場合には、商品としてのキノコを傷めてしまう虞れがあり、商品としての品質低下、更には商品性低下を招きやすい。
Secondly, to cut from one direction with one cutting blade, it is necessary to fix the mushroom. Therefore, in the case of
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したキノコのカット装置の提供を目的とするものである。 An object of the present invention is to provide a mushroom cutting device that solves the problems in the background art.
本発明に係るキノコのカット装置1は、上述した課題を解決するため、栽培したキノコMの石突部分Msをカットするカット装置であって、キノコMを所定のカット位置Xsにセット可能なキノコセット部2と、カット位置XsにセットされたキノコMの食用部分Mmと石突部分Ms間をカット可能となるように、キノコMの両側の外面に対向させ、かつ山形に湾曲又は折曲させたブレード部3pb,3qbを有する少なくとも一対のカッタ部3p,3qと、各カッタ部3p,3qのブレード部3pb,3qbが円弧に沿って変位するように各カッタ部3p,3qを進退移動可能なカッタ駆動機構部4とを具備してなることを特徴とする。
The
この場合、発明の好適な態様により、ブレード部3pb,3qbは、半円筒形に形成することができ、当該半円筒形を形成する円形状には、少なくとも、真円形状,楕円形状又は多角形状を含ませることができるとともに、筒形状には、少なくとも、同一径の筒形状,テーパ状の筒形状又は半球形状を含ませることができる。一方、カッタ駆動機構部4は、一対のカッタ部3p,3qの下部をそれぞれ回動自在に支持する回動支持部11p,11qと、一対のカッタ部3p,3qを対称方向に進退可能なカッタ駆動部12とを備えて構成できる。他方、カッタ駆動機構部4には、少なくともカッタ部3p,3qの進退移動及び停止を制御するコントローラ13を設けることができる。なお、キノコMには少なくともブナシメジMbを含ませることができる。
In this case, according to a preferred aspect of the invention, the blade portions 3pb and 3qb can be formed in a semicylindrical shape, and the circular shape forming the semicylindrical shape has at least a perfect circular shape, an elliptical shape, or a polygonal shape. The cylindrical shape can include at least a cylindrical shape having the same diameter, a tapered cylindrical shape, or a hemispherical shape. On the other hand, the cutter drive mechanism unit 4 includes a
このような構成を有する本発明に係るキノコのカット装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
According to the
(1) カット位置XsにセットされたキノコMの食用部分Mmと石突部分Ms間をカット可能となるように、キノコMの両側の外面に対向させ、かつ山形に湾曲又は折曲させた一対のブレード部3pb,3qbを、円弧に沿って進退移動可能にしたため、キノコMの石突部分Msの上面形状(山形形状)に沿ってカットすることができ、石突部分Ms以外の食用部分Mmが無用にカットされる不具合を排除できる。これにより、食料の無駄を低減し、カットキノコとしての生産量を高めることができる。 (1) A pair of mushrooms M set at the cutting position Xs, facing the outer surfaces on both sides of the mushroom M and curved or bent in a chevron shape so that the space between the edible part Mm and the stone protrusion Ms can be cut. Since the blade portions 3pb and 3qb can be moved back and forth along the arc, the blade portions 3pb and 3qb can be cut along the upper surface shape (mountain shape) of the mushroom M's stone protrusion Ms, and the edible portion Mm other than the stone protrusion Ms is useless. Can eliminate defects that are cut. Thereby, the waste of food can be reduced and the production amount as a cut mushroom can be increased.
(2) カット時には、一対のカッタ部3p,3qにおける各ブレード部3pb,3qbによりキノコMの両側を挟み、実質的にキノコMを固定することができるため、キノコMを上から押さえる等の補助的な機構は不要となる。したがって、高さの異なるキノコMが含まれるような場合であっても、キノコMを傷めてしまう虞れが無く、商品としての品質向上、更には商品性向上を図れるとともに、装置全体における構造の簡易化にも寄与できる。
(2) At the time of cutting, both sides of the mushroom M can be sandwiched between the blade parts 3pb and 3qb of the pair of
(3) 好適な態様により、ブレード部3pb,3qbは、半円筒形に形成することができ、この半円筒形を形成する円形状には、少なくとも、真円形状,楕円形状又は多角形状を含ませることができるとともに、筒形状には、少なくとも、同一径の筒形状,テーパ状の筒形状又は半球形状を含ませることができるなど、カット面に対する適応性及び多様性に優れる。 (3) According to a preferred embodiment, the blade portions 3pb and 3qb can be formed in a semicylindrical shape, and the circular shape forming the semicylindrical shape includes at least a perfect circular shape, an elliptical shape, or a polygonal shape. In addition, the cylindrical shape can include at least a cylindrical shape having the same diameter, a tapered cylindrical shape, or a hemispherical shape, and is excellent in adaptability and diversity to the cut surface.
(4) 好適な態様により、カッタ駆動機構部4を、一対のカッタ部3p,3qの下部をそれぞれ回動自在に支持する回動支持部11p,11qと、一対のカッタ部3p,3qを対称方向に進退可能なカッタ駆動部12とを設けて構成すれば、比較的少ない部品点数によりシンプルに構成できるため、装置のコストダウンに寄与できるとともに、山形に湾曲(又は折曲)させた少なくとも一対のカッタ部3p,3qを、円弧に沿って進退移動させる必要な動作を容易かつ確実に実現できる。
(4) According to a preferred embodiment, the cutter drive mechanism 4 is symmetrically supported by the
(5) 好適な態様により、カッタ駆動機構部4に、少なくともカッタ部3p,3qの進退移動及び停止を制御するコントローラ13を設ければ、カット装置1における動作の自動化(全自動化及び半自動化を含む)を容易に実現できる。
(5) If the
(6) 好適な態様により、キノコMには少なくともブナシメジMbを含ませれば、本発明に係るキノコのカット装置1の作用効果を最大限に発揮させることができる。
(6) According to a preferred embodiment, if the mushroom M contains at least Buna-Shimeji Mb, the effects of the
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。 Next, preferred embodiments according to the present invention will be given and described in detail with reference to the drawings.
まず、本実施形態に係るキノコのカット装置1の全体構成について、図1〜図6を参照して説明する。
First, the whole structure of the
カット装置1は、図1に示すように、大別して、キノコセット部2,一対のカッタ部3p,3q及びカッタ駆動機構部4を備える。キノコセット部2は、キノコMを所定のカット位置Xsにセット可能に構成したものであり、一例として仮想線で示すように、キノコMの水平方向の位置を規制するカップ状に構成したキノコ保持部21と、このキノコ保持部21を支持するアーム部22と、このアーム部22を水平方向及び垂直方向へ移動可能なアーム駆動部23と、キノコMの底部を下方から支持してキノコMの垂直方向(鉛直方向)の位置を規制するキノコ規制部24と、このキノコ規制部24を支持する支持機構部25等により構成できる。なお、例示のキノコMはブナシメジMbである。キノコMとして、このようなブナシメジMbを適用すれば、本発明に係るカット装置1の作用効果を最大限に発揮させることができる。
As shown in FIG. 1, the
一対のカッタ部3p,3qは、カット位置XsにセットされたキノコMの食用部分Mmと石突部分Ms間をカット可能となるように、キノコMの両側の外面に対向させて配するとともに、山形に湾曲又は折曲させたブレード部3pb,3qbを有する。一方のカッタ部3pは、図2に示すように、山形(逆U形)に湾曲させた半円筒形に形成したブレード部3pbと、このブレード部3pbの両端に一体形成した取付部3pc,3pcと、三枚のプレート部材を組合わせることにより平面視をコの字形に形成した支持部3psとを備え、この支持部3psの開口側における両側外面に取付部3pc,3pcを取付けて構成するとともに、支持部3psにおけるブレード部3pbを取付けた反対側の位置にはリンクレバー部3prを突出させる。この場合、ブレード部3pbの半円筒形を形成する円形状には、少なくとも、真円形状,楕円形状又は多角形状を含ませることができ、要は山形に湾曲又は折曲させた形状であればよい。また、筒形状には、少なくとも、同一径の筒形状,テーパ状の筒形状又は半球形状を含ませることができる。図5に、ブレード部3pbの形状の一例を示す。図5中、(a),(b)は真円形状であり、それぞれ曲率を異ならせた場合を示す。(c)は多角形状(例示は八角形)を示す。(d)は半球形状の場合を示し、ブレード部3pb自体は1/4球形状となる。なお、図1〜図4に示したブレード部3pbは、同一径の筒形状となる。
The pair of
このように、ブレード部3pbは、半円筒形に形成することができるとともに、この半円筒形を形成する円形状には、少なくとも、真円形状,楕円形状又は多角形状を含ませ、また、筒形状には、少なくとも、同一径の筒形状,テーパ状の筒形状又は半球形状を含ませることができるなど、カット面に対する適応性及び多様性に優れる。以上は、一方のカッタ部3pについて説明したが、他方のカッタ部3qも、カッタ部3pに対して、対称形状、即ち、向きが反対となるように形成及び構成する点を除き、同一の構成となる。他方のカッタ部3qにおいて、3qbはブレード部、3qsは支持部、3qrはリンクレバー部をそれぞれ示す。
Thus, the blade portion 3pb can be formed in a semi-cylindrical shape, and the circular shape forming the semi-cylindrical shape includes at least a perfect circular shape, an elliptical shape, or a polygonal shape. The shape can include at least a cylindrical shape having the same diameter, a tapered cylindrical shape, or a hemispherical shape, and is excellent in adaptability and diversity to the cut surface. In the above, one
カッタ駆動機構部4は、各カッタ部3p,3qにおけるブレード部3pb,3qbを円弧に沿って進退移動できるように構成する。カッタ駆動機構部4は、各カッタ部3p,3qにおける支持部3ps,3psの下部をそれぞれ回動自在に支持する回動支持部11p,11q及び一対のカッタ部3p,3qを対称方向に進退可能なカッタ駆動部12を備える。カッタ駆動部12は、各カッタ部3p,3qを進退移動、即ち、上述したリンクレバー部3prを進退移動させる機能を有するものであれば、特定の形態に限定されるものではなく、各種アクチュエータを利用できる。例示は、一対の電動アクチュエータ(リニアアクチュエータ)12p,12qを用いた場合を示すが、その他、エアシリンダ,油圧シリンダ等の各種リニアアクチュエータにより置換可能である。したがって、例示の場合、各電動アクチュエータ12p,12qにおけるプラシジャ部12ps,12qsの先端は、リンクレバー部3pr,3qrの端部にそれぞれ回動部を介して連結する。
The cutter driving mechanism unit 4 is configured so that the blade units 3pb and 3qb in the
また、カット装置1は、メインシャーシ部31とこのメインシャーシ部31に対して対峙し、かつ四つのフレーム部32…を介して固定したサブシャーシ部33を備え、図2に示すように、一方のカッタ部3pにおける支持部3psの一方の面はシャフト11pfを介してメインシャーシ部31に回動可能に取付けるとともに、支持部3psの他方の面はシャフト11psを介してサブシャーシ部33に回動可能に取付ける。したがって、シャフト11pfと11psにより回動支持部11pが構成される。なお、他方のカッタ部3qも一方のカッタ部3pと同様に構成する。さらに、各電動アクチュエータ12p,12qにおけるヘッド部12ph,12qhは、回動固定部26p,26qを介してシャーシ部31に取付ける。
Further, the
他方、図6には、カッタ駆動機構部4の変更実施形態を示す。図6に示すカッタ駆動機構部4は、図1に示した一対の電動アクチュエータ12p,12q(リニアアクチュエータ)の代わりに、一つの駆動モータ35とこの駆動モータ35により駆動されるボールねじ36を利用して構成した。この場合、ボールねじ36のボールスクリュ部36sの一端は駆動モータ35の回転シャフトに結合するとともに、ボールねじ36のナット部36nには軸部37を取付ける。そして、この軸部37は、リンク38pを介して一方のカッタ部3pの支持部3psに連結するとともに、リンク38qを介して他方のカッタ部3qの支持部3qsに連結する。なお、各リンク38p,38qの両端は回動部となる。これにより、駆動モータ35を回転させれば、ナット部36n、更には軸部37が昇降し、リンク38p及び38qの各上端は、相互に離間する方向及び接近する方向に変位させることができる。即ち、一対の電動アクチュエータ12p,12qを用いた場合と同様の機能を発揮させることができ、カッタ駆動機構部4は、各種形態により実施可能である。
On the other hand, FIG. 6 shows a modified embodiment of the cutter drive mechanism unit 4. 6 uses a
このように、カッタ駆動機構部4を、一対のカッタ部3p,3qの下部をそれぞれ回動自在に支持する回動支持部11p,11qと、一対のカッタ部3p,3qを対称方向に進退可能なカッタ駆動部12とを設けて構成すれば、比較的少ない部品点数によりシンプルに構成できるため、装置のコストダウンにも寄与できるとともに、山形に湾曲(又は折曲)させた少なくとも一対のカッタ部3p,3qを、円弧に沿って進退移動させる必要な動作を容易かつ確実に実現できる。
In this way, the cutter drive mechanism 4 can be moved back and forth in the symmetrical direction with the
さらに、カッタ駆動機構部4は、カッタ駆動部12及びアーム駆動部23等を制御するコントローラ13を備え、このコントローラ13により、少なくともカッタ部3p,3qの進退移動及び停止を制御することができる。コントローラ13は、図1に示すように、各種制御処理及び演算処理等を行うコンピューティング機能を有するコントローラ本体13cを備え、このコントローラ本体13cに内蔵するメモリ13mのプログラムエリア13mpには、カット装置1の全体動作をシーケンス制御する制御プログラム等が格納されるととも、データエリア13mdには各種設定データを含むデータ類が記憶される。なお、設定データには、カッタ部3p,3qの移動速度の設定データ等も含まれる。また、コントローラ本体13cには、入力や選択等の操作を行う操作部41を接続するとともに、各種データの表示等を行う表示部42を接続する。このように、カッタ駆動機構部4に、少なくともカッタ部3p,3qの進退移動及び停止を制御するコントローラ13を設ければ、カット装置1における動作の自動化(全自動化及び半自動化を含む)を容易に行うことができる。
Further, the cutter driving mechanism unit 4 includes a
次に、本実施形態に係るキノコのカット装置1の使用方法及び動作について、図1〜図7を参照して説明する。
Next, the usage method and operation | movement of the
図1は、キノコMをカットする直前の状態を示しており、キノコセット部2に保持されるキノコMはカット位置Xsにセットされている。したがって、キノコセット部2にキノコMを装填する装填位置(ホームポジション)は、カット位置Xsとは異なる位置に設定されており、キノコ保持部21は、前述したアーム駆動部23により、カット位置Xs,装填位置及び後述する排出位置にそれぞれ移動させることができる。今、カット装置1は、使用開始前の状態にあるものとする。この状態では、キノコ保持部21が装填位置にあり、カッタ部3p,3q、即ち、各ブレード部3pb,3qbは、図1に示すように、両側に離間した開位置Poにある。
FIG. 1 shows a state immediately before the mushroom M is cut, and the mushroom M held by the
一方、使用開始によりカッタ装置1は次のように動作する。まず、装填位置にあるキノコ保持部21に対して上からキノコMを装填する。また、コントローラ本体13cはアーム駆動部23を駆動制御し、キノコ保持部21は水平方向に移動させるとともに、カッタ部3p,3qの上方に達したなら下降させ、図1に示すカット位置Xsで停止させる。カット位置Xsでは、キノコMの水平方向の位置がキノコ保持部21により規制されるとともに、キノコMの底部はキノコ規制部24の上に当接して垂直方向(鉛直方向)の位置が規制される。
On the other hand, when the use is started, the
次いで、コントローラ本体13cは電動アクチュエータ12p,12qを駆動制御することによりプラシジャ部12ps,12qsを突出させ、リンクレバー部3pr,3qrを上方へ変位させる。これにより、各カッタ部3p,3qは各回動支持部11p,11qを支点に回動変位するため、カッタ部3pと3qにおけるブレード部3pbと3qbの先端が接近し、先端同士が当接する閉位置Xcで停止する。図3が先端同士が当接した閉位置Xcを示す。この結果、キノコMは、図7に示すように、石突部分Msと食用部分Mmがカットされる。この際、各ブレード部3pb,3qbは、図7に示すカットラインKi、即ち、円弧に沿って変位するとともに、各ブレード部3pb,3qbは図2に示す山形に湾曲(又は折曲)しているため、カット面は、石突部分Msの上面形状、即ち、中心が上方に盛り上がった山形形状に沿った形状となる。
Next, the controller main body 13c drives and controls the
また、カットが終了すれば、コントローラ本体13cはアーム駆動部23を駆動制御し、キノコ保持部21を上方へ変位させた後、水平方向へ変位させる。そして、排出位置に達したなら、キノコ保持部21を反転させるなどにより、キノコ保持部21により保持されているカットされたキノコMをカットキノコ回収トレイ等に排出する。排出が終了したなら、キノコ保持部21を装填位置(ホームポジション)へ変位させる。一方、キノコ保持部21がカット位置Xsから上方へ変位すれば、コントローラ本体13cは電動アクチュエータ12p,12qを駆動制御し、プラシジャ部12ps,12qsが引込方向に変位させる。これにより、各カッタ部3p,3qは各回動支持部11p,11qを支点に回動変位し、各ブレード部3pb,3qbは離間する開位置Xoに戻される。この結果、カットされた石突部分Msはキノコ規制部24から落下し、石突回収ボックス等に回収される。なお、必要により、石突部分Msの落下を確実にするため、支持機構部25に落下促進手段を設け、キノコ規制部24を振動させたり傾倒させるなどしてもよい。
When the cutting is completed, the controller main body 13c controls the
よって、このような本実施形態に係るカット装置1によれば、カット位置XsにセットされたキノコMの食用部分Mmと石突部分Ms間をカット可能となるように、キノコMの両側の外面に対向させ、かつ山形に湾曲又は折曲させた一対のブレード部3pb,3qbを、円弧に沿って進退移動可能にしたため、キノコMの石突部分Msの上面形状(山形形状)に沿ってカットすることができ、石突部分Ms以外の食用部分Mmが無用にカットされる不具合を排除できる。これにより、食料の無駄を低減し、カットキノコとしての生産量を高めることができる。特に、実際の生産量においては、従来の方法(装置)に比べ、少なくとも10〔%〕を越える生産量アップを実現できた。また、カット時には、一対のカッタ部3p,3qにおける各ブレード部3pb,3qbによりキノコMの両側を挟み、実質的にキノコMを固定することができるため、キノコMを上から押さえる等の補助的な機構は不要となる。したがって、高さの異なるキノコMが含まれるような場合であっても、キノコMを傷めてしまう虞れが無く、商品としての品質向上、更には商品性向上を図れるとともに、装置全体における構造の簡易化にも寄与できる。
Therefore, according to such a
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。 As mentioned above, although preferred embodiment was described in detail, this invention is not limited to such embodiment, It does not deviate from the summary of this invention in a detailed structure, a shape, a raw material, quantity, a numerical value, etc. It can be changed, added, or deleted arbitrarily.
例えば、各ブレード部3pb,3qbを半円筒形に形成するに際し、当該半円筒形を形成する円形状として、少なくとも、真円形状,楕円形状又は多角形状を含ませ、また、筒形状に、少なくとも、同一径の筒形状,テーパ状の筒形状又は半球形状を含ませる場合を例示したが、同様の効果を生む各種形態及び各種形状により実施可能である。一方、一対のカッタ部3p,3qを利用した場合を示したが、カッタ部3p…の数量はこれに限定されるものではない。例えば、三組のカッタ部3p…を使用し、三方向からカットしてもよく、この場合、各カッタ部3p…の形状は平面視において三等分した形状となる。他方、カッタ駆動機構部4として、一対のカッタ部3p,3qの下部をそれぞれ回動自在に支持する回動支持部11p,11qと、一対のカッタ部3p,3qを対称方向に進退可能なカッタ駆動部12とを設けて構成した場合を示したが、その他、各カッタ部3p,3qを回転駆動手段により直接回転(又は旋回)させるなど、同様の機能を発揮する各種形態を適用できる。また、カッタ駆動機構部4には、カッタ部3p,3qの進退移動及び停止を制御するコントローラ13を設け、いわば自動化タイプとして構成した場合を示したが、カッタ駆動機構部4の代わりに、作業者が操作できる操作レバーを設け、この操作レバーの操作により回動又は変位する操作量を各カッタ部3p,3qに伝達させるように構成してもよい。したがって、カッタ駆動機構部4には、マニュアル操作可能な操作レバーや伝達機構を含む概念である。このように、本発明に係るカット装置1は、マニュアル操作タイプ,全自動タイプ,半自動タイプ等、各種形態により容易に実施可能である。
For example, when each blade portion 3pb, 3qb is formed in a semi-cylindrical shape, the circular shape forming the semi-cylindrical shape includes at least a perfect circular shape, an elliptical shape, or a polygonal shape, and the cylindrical shape includes at least Although the case of including a cylindrical shape having the same diameter, a tapered cylindrical shape, or a hemispherical shape has been exemplified, the present invention can be implemented in various forms and various shapes that produce the same effect. On the other hand, although the case where a pair of
本発明に係るキノコのカット装置は、例示したブナシメジのカットに好適であるが、その他、同様の形態を有する各種キノコ類における石突部分のカットに利用できる。 The mushroom cutting device according to the present invention is suitable for cutting the exemplified beech shimeji, but can also be used for cutting stone bumps in various mushrooms having similar forms.
1:カット装置,2:キノコセット部,3p:カッタ部,3q:カッタ部,3pb:ブレード部,3qb:ブレード部,4:カッタ駆動機構部,11p:回動支持部,11q:回動支持部,12:カッタ駆動部,13:コントローラ,M:キノコ,食用部分Mm,Ms:キノコの石突部分,Mb:ブナシメジ,Xs:カット位置 1: cutting device, 2: mushroom set unit, 3p: cutter unit, 3q: cutter unit, 3pb: blade unit, 3qb: blade unit, 4: cutter drive mechanism unit, 11p: rotation support unit, 11q: rotation support unit Part, 12: cutter drive part, 13: controller, M: mushroom, edible part Mm, Ms: mushroom stone part, Mb: beech shimeji, Xs: cut position
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