JP5843707B2 - IPv4−IPv6変換処理方法、IPv4−IPv6変換処理装置およびIPv4−IPv6統合ネットワークシステム - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に於ける通信システムを示す概略の構成図である。
IPv6パケットの送信元アドレスの余剰フィールドには、当該エッジ装置20に固有の余剰フィールド値を設定する。当該エッジ装置20に固有の余剰フィールド値は、エッジ装置20毎に異なる値が導かれる。
エッジ装置20に付与されたIPv6アドレスの余剰フィールド部分と、当該エッジ装置20に固有の余剰フィールド値とは対応している。エッジ装置20に付与されたIPv6アドレスの余剰フィールドを除いた部分と、当該エッジ装置20に付与されたIPv4アドレスとは対応している。
エッジ装置20は、当該エッジ装置20に付与されたIPv6アドレスと、当該エッジ装置20に固有の余剰フィールド値と当該エッジ装置20に付与されたIPv4アドレスを記憶している。
エッジ装置A(20−1)には、端末α(50−1)から見るとIPv4アドレス(192.0.0.1)が付与されている。更にエッジ装置A(20−1)には、事業者網100側から見ると、IPv6アドレス(2001:db8:1::c000:0101)が付与されている。
エッジ装置B(20−2)には、端末β(50−2)から見るとIPv4アドレス(192.0.0.1)が付与されている。更にエッジ装置B(20−2)には、事業者網100側から見ると、IPv6アドレス(2001:db8:2::c000:0101)が付与されている。
図1に基づき、本実施形態の動作を説明する。
端末α(50−1)は、ホスト10のポート30番に、IPv4パケットを送信する。
このIPv4パケットは、宛先アドレス(Dst)として(192.0.0.1)が格納され、送信元アドレス(Src)として(192.0.1.2)が格納され、更にペイロードが格納されている。このIPv4パケットの宛先アドレス(192.0.0.1)を、IPv6のアドレス表記方法に準じて記載すると、(C000:0001)となる。IPv4パケットの送信元アドレス(192.0.1.2)を、IPv6のアドレス表記方法に準じて記載すると、(C000:0102)となる。
エッジ装置A(20−1)の変換機能部21は、このIPv4パケットをIPv6パケットに変換し、事業者網100内に送信する。エッジ装置A(20−1)の変換機能部21は、IPv6アドレスの最下位32ビットにIPv4アドレスを埋め込む形で変換を行う。
IPv6パケットの宛先アドレス(Dst)は、事業者網100内で共通の余剰フィールド値(2001:db8:0::)に、IPv4の宛先アドレスが埋め込まれた(2001:db8:0::c000:0001)となる。IPv6パケットの送信元アドレス(Src)は、エッジ装置A(20−1)に固有の余剰フィールド値(2001:db8:1::)に、IPv4の送信元アドレスが埋め込まれた(2001:db8:1::c000:0102)となる。
このIPv4パケットは、宛先アドレス(Dst)として(192.0.0.1)が格納され、送信元アドレス(Src)として(192.0.1.2)が格納され、更にペイロードが格納されている。
エッジ装置B(20−2)の変換機能部21は、このIPv4パケットをIPv6パケットに変換し、事業者網100内に送信する。エッジ装置B(20−2)の変換機能部21は、エッジ装置A(20−1)の変換機能部21と同様に、IPv6アドレスの最下位32ビットにIPv4アドレスを埋め込む形で変換を行う。
IPv6パケットの宛先アドレス(Dst)は、事業者網100内で共通の余剰フィールド値(2001:db8:0::)に、IPv4の宛先アドレスが埋め込まれた(2001:db8:0::c000:0001)となる。IPv6パケットの送信元アドレス(Src)は、エッジ装置B(20−2)に固有の余剰フィールド値(2001:db8:2::)に、IPv4の宛先アドレスが埋め込まれた(2001:db8:2::c000:0102)となる。
ホスト10が有するIPv6アドレスが1つで済んでいることから「事業者網100内のホスト10のIPアドレスが1つである」ことが実現されている。
事業者網100および各端末50には、事業者によって予めIPアドレスが割り振られている。
ステップS10に於いて、エッジ装置A(20−1)は、端末α(50−1)からIPv4のパケットを受信する。
ステップS11に於いて、エッジ装置A(20−1)の変換機能部21は、共通の余剰フィールド値(2001:db8:0::)とIPv4のDst(宛先アドレス)とに基づき、IPv6の宛先アドレスを生成する。
ステップS12に於いて、エッジ装置A(20−1)の変換機能部21は、固有の余剰フィールド値(2001:db8:1::)とIPv4のSrc(送信元アドレス)とに基づき、IPv6の送信元アドレスを生成する。
ステップS13に於いて、エッジ装置A(20−1)の変換機能部21は、IPv6の宛先アドレスと送信元アドレスとにより、IPv6のパケットを生成する。
ステップS14に於いて、エッジ装置A(20−1)は、IPv6のパケットを事業者網100側に送信し、図2の処理を終了する。
ステップS20に於いて、エッジ装置A(20−1)は、IPv6のパケットを事業者網100側から受信する。
ステップS21に於いて、エッジ装置A(20−1)の変換機能部21は、IPv6の宛先アドレスに埋め込まれたIPv4のDst(宛先アドレス)を取得する。
ステップS22に於いて、エッジ装置A(20−1)の変換機能部21は、IPv6の送信元アドレスに埋め込まれたIPv4のSrc(送信元アドレス)を取得する。
ステップS23に於いて、エッジ装置A(20−1)の変換機能部21は、IPv4の宛先アドレスと送信元アドレスとにより、IPv4のパケットを生成する。
ステップS24に於いて、エッジ装置A(20−1)は、IPv4のパケットを端末α(50−1)に送信し、図3の処理を終了する。
図2と図3の処理により、それぞれ異なるエッジ装置20に接続された各端末50に、同一のIPv4アドレスを付与(設定)することができる。
本実施形態のエッジ装置20の変換機能部21が行うIPv4−IPv6変換処理は、ステートレスかつ単純計算である。
以上説明した本実施形態では、次の(A)〜(E)のような効果がある。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(e)のようなものがある。
20 エッジ装置 (IPv4−IPv6変換装置)
21 変換機能部 (変換処理部)
50 端末
100 事業者網 (IPv4−IPv6統合ネットワークシステム)
Claims (5)
- IPv6アドレスに基づくネットワークシステムは、複数のエッジ装置を備え、
前記エッジ装置は、それぞれIPv4アドレスに基づいて通信する端末を接続し、
前記エッジ装置の変換処理部は、
当該エッジ装置に付与されているIPv6アドレスの余剰フィールド部分に対応する固有の余剰フィールド値と前記端末から送信されたIPv4パケットの送信元アドレスとに基づいて、IPv6の送信元アドレスを生成し、
前記ネットワークシステムの装置に付与されているIPv6アドレスの余剰フィールド部分に対応する共通の余剰フィールド値と前記IPv4パケットの宛先アドレスとに基づいて、IPv6の宛先アドレスを生成し、
生成した前記IPv6の送信元アドレスと前記IPv6の宛先アドレスとから、IPv6パケットを生成して、当該ネットワークシステムの装置に送信する、
ことを特徴とするIPv4−IPv6変換処理方法。 - それぞれ異なる前記エッジ装置に接続された各端末には、同一のIPv4アドレスが付与されているものを含んでいる、
ことを特徴とする請求項1に記載のIPv4−IPv6変換処理方法。 - 前記エッジ装置に付与されたIPv6アドレスは、当該エッジ装置に付与されているIPv4アドレスの余剰フィールドを除いた部分に対応している、
ことを特徴とする請求項1に記載のIPv4−IPv6変換処理方法。 - IPv4アドレスに基づいて通信する端末と、IPv6アドレスに基づくネットワークシステムとに接続されたIPv4−IPv6変換装置は、IPv4パケットとIPv6パケットとを相互に変換する変換処理部を備え、
当該変換処理部は、
当該IPv4−IPv6変換装置に付与されているIPv6アドレスの余剰フィールド部分に対応する固有の余剰フィールド値と前記端末から送信されたIPv4パケットの送信元アドレスとに基づいて、IPv6の送信元アドレスを生成し、
前記ネットワークシステムの装置に付与されているIPv6アドレスの余剰フィールド部分に対応する共通の余剰フィールド値と前記IPv4パケットの宛先アドレスとに基づいて、IPv6の宛先アドレスを生成し、
生成した前記IPv6の送信元アドレスと前記IPv6の宛先アドレスとから、IPv6パケットを生成して、当該ネットワークシステムの装置に送信する、
ことを特徴とするIPv4−IPv6変換装置。 - IPv6アドレスに基づくネットワークシステムは、IPv4パケットとIPv6パケットとを相互に変換する変換処理部を備えた複数のエッジ装置を備え、
前記エッジ装置は、それぞれIPv4アドレスに基づいて通信する端末を接続し、
前記変換処理部は、
当該エッジ装置に付与されているIPv6アドレスの余剰フィールド部分に対応する固有の余剰フィールド値と前記端末から送信されたIPv4パケットの送信元アドレスに基づいて、IPv6の送信元アドレスを生成し、
前記ネットワークシステムの装置に付与されているIPv6アドレスの余剰フィールド部分に対応する共通の余剰フィールド値と前記IPv4パケットの宛先アドレスとに基づいて、IPv6の宛先アドレスを生成し、
生成した前記IPv6の送信元アドレスと前記IPv6の宛先アドレスとから、IPv6パケットを生成して、当該ネットワークシステムの装置に送信する、
ことを特徴とするIPv4−IPv6統合ネットワークシステム。
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