JP5018654B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、トランスレータ装置を多段構成したネットワークの技術に関する。このトランスレータ装置は、主に、IPv6(Internet Protocol Version 6)-IPv4(Internet Protocol Version 4)変換を行い、IPv6ネットワーク(NW)に接続された、IPv4端末およびIPv4サーバにおけるパケットの転送を中継する。なお、IPv6-IPv4変換とは、IPv6パケット(IPv6用のパケット)からIPv4パケット(IPv4用のパケット)への変換およびその逆変換をいう。
図9は、IPv4端末およびIPv4サーバがIPv6ネットワーク(NW)に接続されたときの通信システムの従来の構成を図示したものである。この通信システムは、いわば、IPv4inIPv6のトンネル接続(カプセリングともいえる。)によって、パケットの転送を実現している。トンネル接続は、ユーザ端末をISP(Internet Service Provider)網に接続するアクセス網で用いる一般的な技術である。
BAS(Broadband Access Server)は、アクセス網が所持するIPv4サーバである。BASは、IPv4 NW(ネットワーク)である「ISP-x」、「ISP-y」という2つのISP網と接続している。プロバイダは、各ISP網に応じた所定のサービスをユーザに提供している。また、BASは、加入者管理DB(Data Base)を有している。加入者管理DBは、ユーザを識別する加入者ID(Identification)およびユーザ端末(IPv4端末)に対応する、IPv4用のグローバルIP(Internet Protocol)アドレス(以下、「Gr-v4」と表記する。)を記憶している。これにより、BASは、前記サービスを利用するユーザ(加入者)を管理する。また、BASは、アクセス網(IPv6 NW)に接続するための、IPv6用のグローバルIPアドレス(以下、「Gr-v6」と表記する。)を有している。
ユーザには、ISP-xを利用するISP-xユーザと、ISP-yを利用するISP-yユーザとがいる。ISP-xユーザもISP-yユーザもIPv4端末を使用する。各NTUには、それぞれGr-v4がISP網により割り当てられている。各IPv4端末は、IPv4用のプライベートIPアドレス(以下、「Pr-v4」と表記する。)を有しており、各NTU(Network Termination Unit)と接続している。各NTUは、アクセス網(IPv6 NW)に接続するために、当該IPv4端末から取得したPr-v4をGr-v4に変換している。そして、各NTUとBASとの間で、IPv6 NWを介してトンネル接続を実現している。具体的には、IPv4端末が有するPr-v4を、NTUが有するGr-v4に変換し、変換したGr-v4をGr-v6でカプセリングした後、トンネリングさせる。
図10は、IPv4端末およびIPv4サーバがIPv6ネットワーク(NW)に接続されたときの通信システムの従来の他の構成を図示したものである。図9と比べて、「ISP-x」、「ISP-y」という2つのISP網の上位にNAT(Network Application Translation)装置を配置している点、および各NTUに、それぞれPr-v4がISP網により割り当てられている点が異なる。IPv4端末が有するPr-v4を、NTUが有するPr-v4に変換し、変換したPr-v4をGr-v6でカプセリングした後、トンネリングさせることでトンネル接続を実現している。NAT装置の機能により、NAT装置の持つGr-v4が、Pr-v4しか割り当てられていないIPv4端末をサポートし、Gr-v4を節約するという効果を奏する。なお、加入者管理DBは、ユーザを識別する加入者IDおよびユーザのIPv4端末に対応するPr-v4を記憶している。
しかし、図9の通信システムでは、ユーザ端末をISP網に接続しているため、カプセリングによる実行転送帯域の減少が発生する。また、カプセリングにおける、パケットのヘッダ付与によって、MTU(Maximum Transmission Unit)の超過が発生し、フラグメントが発生する。このため、ネットワークの転送効率が低下する。
また、図10の通信システムでは、NAT装置の機能により、パケットのペイロードに埋め込まれたアドレスを変換(IPv4用のアドレスからIPv6用のアドレスへの変換)するALG(Application Level Gateway)処理が実行されることになる。このALG処理の負荷により、ネットワークの転送効率が低下する。
そこで、本発明は、前記事情を鑑みて、IPv6-IPv4変換におけるネットワークの転送効率を向上させることを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の通信システムは、
IPv4端末と、
IPv4ネットワークに配置されたIPv4サーバと、
前記IPv4端末および前記IPv4サーバを通信可能に接続するIPv6ネットワークと、
を有する通信システムにおいて、
前記IPv4端末を前記IPv6ネットワークに接続する第1のトランスレータ装置と、
前記IPv4サーバを前記IPv6ネットワークに接続する第2のトランスレータ装置と、
前記IPv6ネットワークに配置され、前記IPv4端末における、少なくとも、当該IPv4端末が接続する前記第1のトランスレータ装置に付与されるIPv6アドレスの第1のプレフィックス、および当該IPv4端末が通信可能なIPv4サーバが配置された前記IPv4ネットワークに接続する前記第2のトランスレータ装置に付与される、前記IPv4ネットワークに対応する、IPv6アドレスの第2のプレフィックスを対応付けて記憶して管理するプレフィックス管理サーバと、を有し、
前記第1のトランスレータ装置は、
前記IPv4端末から受信したIPv4パケットに含まれる、送信元となる当該IPv4端末のIPv4アドレスに、前記プレフィックス管理サーバから取得した前記第1のプレフィックスを付与するとともに、送信先となる当該IPv4サーバのIPv4アドレスに、前記プレフィックス管理サーバから取得した前記第2のプレフィックスを付与することにより、IPv4パケットをIPv6パケットに変換する第1のV4-V6変換部と、
前記第2のトランスレータ装置から受信したIPv6パケットに含まれる、送信元となる当該IPv4サーバのIPv4アドレスに付与した前記第2のプレフィックスを削除するとともに、送信先となる当該IPv4端末のIPv4アドレスに付与した前記第1のプレフィックスを削除することにより、IPv6パケットをIPv4パケットに変換する第1のV6-V4変換部と、を有し、
前記第2のトランスレータ装置は、
前記第1のトランスレータ装置から受信したIPv6パケットを解析し、前記IPv6パケットに含まれた前記第2のプレフィックスから前記IPv4ネットワークに対応するIPv4アドレスを特定し、前記特定した前記IPv4ネットワークに対応するIPv4アドレスを、前記IPv4サーバに送信されるIPv4パケットに含まれる送信元のアドレスとすることにより、IPv6パケットをIPv4パケットに変換する第2のV6-V4変換部と、
前記IPv4サーバから受信したIPv4パケットを解析し、前記IPv4パケットに含まれた前記IPv4ネットワークに対応するIPv4アドレスから前記第2のプレフィックスを特定し、前記特定した前記第2のプレフィックスを当該IPv4サーバのIPv4アドレスに付与したものを、前記第1のトランスレータ装置に送信されるIPv6パケットに含まれる送信元のアドレスとすることにより、IPv4パケットをIPv6パケットに変換する第2のV4-V6変換部と、を有する
ことを特徴とする。詳細は、後記する。
本発明により、IPv6-IPv4変換におけるネットワークの転送効率を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という。)について、適宜図面を参照しつつ説明する。
≪構成≫
図1は、本実施形態における、IPv6-IPv4変換によるV4-V6-V4変換アクセス網のネットワークを有する通信システムの構成を図示したものである。TRAN-A(1)は、ISP網(3)とアクセス網(5)とを接続するトランスレータ装置である。ここで、ISP網(3)は、IPv4ネットワーク(NW)であり、2つの、ISP-x(3a)およびISP-y(3b)の総称である。アクセス網(5)は、V4-V6-V4変換に用いられるIPv6ネットワーク(NW)である。V4-V6-V4変換とは、後記する、V4-V6変換とV6-V4変換とを組み合わせた変換をいう。
TRAN-A(1)には、接続されているISP網(3)毎にIPv4グローバルアドレス(IPv4用のグローバルIPアドレスのことをいう。)G4x、G4yが付与されている。G4xは、ISP-x(3a)に対応するIPv4グローバルアドレスである。G4yは、ISP-y(3b)に対応するIPv4グローバルアドレスである。
TRAN-B1〜TRAN-B3(6a〜6c)は、ユーザ(ISP-xユーザおよびISP-yユーザの総称)のIPv4端末(7a〜7c)を収容するトランスレータ装置である。なお、TRAN-B1〜TRAN-B3(6a〜6c)をまとめて、単に、TRAN-B(6)と表記する場合がある。また、IPv4端末(7a〜7c)をまとめて、単に、IPv4端末(7)と表記する場合がある。
V6R(8)は、アクセス網(5)内に配置されたIPv6ルータである。また、V4R(4a、4b)は、それぞれ、ISP-x(3a)、ISP-y(3b)内に配置されたIPv4ルータである。V4R(4a、4b)は、それぞれ、ISP-x(3a)、ISP-y(3b)内に配置され、プロバイダの所持するIPv4サーバ(2a、2b)と接続している。IPv4サーバ(2a、2b)には、それぞれIPv4グローバルアドレスG4a、G4bが付与されている。なお、2つのV4R(4a、4b)をまとめて、V4R(4)と表記する場合がある。また、2つのIPv4サーバ(2a、2b)をまとめて、IPv4サーバ(2)と表記する場合がある。
プレフィックス管理サーバ(9)は、アクセス網(5)内に配置され、ユーザのIPv4端末(7a〜7c)が所属するISP網に応じたプレフィックスを管理するサーバである。このプレフィックス管理サーバ(9)は、プレフィックス管理DB(91)を有している。プレフィックス管理DB(91)は、ユーザ毎に、そのユーザがパケットの転送をするのに必要となるプレフィックス等を記憶している。
TRAN-B(6)は、ユーザの所属するISP網(3)のプレフィックスを取得するためにプレフィックス管理サーバ(9)と通信を行う。このとき、TRAN-B(6)内には、予めID(ユーザを識別する情報)およびPW(Password)が設定されている。プレフィックス管理サーバ(9)は、IDおよびPWにより、当該ユーザが所属するISP網(3)を判別し、該当するプレフィックスを該当するTRAN-B(6)に送信して配布する。
例として、ISP-yユーザが使用するIPv4端末(7c)について説明する。TRAN-B3(6c)内には、予め、IDとして機能するメールアドレス(user-c@isp-y.com)およびPWとして文字列(abcdef)が設定されている。プレフィックス管理サーバ(9)は、メールアドレス(user-c@isp-y.com)および文字列(abcdef)により、ISP-yユーザが所属するISP-y(3b)を判別し、該当するプレフィックスとして、P4PFc(TRAN-B3(6c)に付与されるIPv4プライベートアドレス(IPv4用のプライベートIPアドレスのことをいう。)のプレフィックス)、V6PFc(TRAN-B3(6c)に付与されるIPv6アドレスのプレフィックス)、V6PFy(TRAN-A(1)に付与される、ISP-y (2b)に対応するIPv6アドレスのプレフィックス)の3つをTRAN-B3(6c)に送信して配布する。
図1に示されている、各プレフィックスについて説明する。V6PFx およびV6PFyは、TRAN-A(1)に付与されるIPv6アドレスのプレフィックス(第2のプレフィックス)であり、それぞれISP-x(3a)、ISP-y(3b)に対応するものである。本実施形態では、この2つのプレフィックスのビット長は、96ビットとする。
V6PFa、V6PFb、およびV6PFcは、それぞれ、TRAN-B1(6a)、TRAN-B2(6b)、およびTRAN-B3(6c)に付与されるIPv6アドレスのプレフィックス(第1のプレフィックス)であり、それぞれ、IPv4端末(7a)、IPv4端末(7b)、IPv4端末(7c)に対応する。本実施形態では、この3つのプレフィックスのビット長は、96ビットとする。
P4PFa、P4PFb、およびP4PFcは、それぞれ、TRAN-B1(6a)、TRAN-B2(6b)、およびTRAN-B3(6c)に付与されるIPv4プライベートアドレスのプレフィックス(第1のプレフィックス)であり、それぞれ、IPv4端末(7a)、IPv4端末(7b)、IPv4端末(7c)に対応する。
〔TRAN-B〕
図2は、TRAN-Bの機能構成およびその周辺構成と関係を図示したものである。TRAN-B (6)として、特に、TRAN-B1(6a)を例に採り上げて説明する。なお、TRAN-B2(6b)、TRAN-B3(6c)についても、基本的な構成は、TRAN-B1(6a)と同じである。
IPv6ルータであるV6R(8)側に接続される送受信部(61)には、V6R(8)から配布されたプレフィックスを元に生成されたIPv6アドレス(V6a1)が付与される。このアドレスV6a1を用いて、送受信部(61)は、プレフィックス管理サーバ(9)と通信を行う。
管理部(63)は、IDデータ(631)、V4データ(632)およびV6データ(633)を体系的に記憶して、管理する。IDデータ(631)には、ISP網(3)に応じて、予め設定されたID(IPv4端末(7a)のユーザを識別する情報)およびPWが格納されている。
V4データ(632)には、プレフィックス管理サーバ(9)から配布された、TRAN-B1(6a)に応じた、IPv4プライベートアドレスのプレフィックス(P4PFa)が格納されている。IPv4端末(7a)側に接続される送受信部(62)には、このプレフィックス(P4PFa)を元に生成されたIPv4プライベートアドレス(P4aB1)が付与される。このP4aB1は、TRAN-B1(6a)に割り当てられたアドレスである。なお、図2に記載されているP4a1は、IPv4端末(7a)に割り当てられるIPv4プライベートアドレスである。ちなみに、TRAN-B2(6b)のV4データには、IPv4プライベートアドレスのプレフィックス(P4PFb)が格納されている。また、TRAN-B3(6c)のV4データには、IPv4プライベートアドレスのプレフィックス(P4PFc)が格納されている。
V6データ(633)には、プレフィックス管理サーバ(9)から配布された、TRAN-B1(6a)に応じた、IPv6アドレスのプレフィックス(V6PFxかつV6PFa)が格納されている。V6データ(633)に格納されたIPv6アドレスのプレフィックス(V6PFxかつV6PFa)は、V4-V6変換部(64)で使用される。ちなみに、TRAN-B2(6b)のV6データには、IPv6アドレスのプレフィックス(V6PFxかつV6PFb)が格納されている。また、TRAN-B3(6c)のV6データには、IPv6アドレスのプレフィックス(V6PFyかつV6PFc)が格納されている。
V4-V6変換部(64)は、IPv4端末(7a)から受信するIPv4パケットに対し、V4-V6変換を行い、IPv6パケットを生成する。V4-V6変換とは、IPv4パケットに対し、IPv6アドレスのプレフィックスを付与し、IPv4パケットからIPv6パケットに変換することをいう。
V6-V4変換部(65)は、IPv6ルータであるV6R(8)から受信するIPv6パケットに対し、V6-V4変換を行い、IPv4パケットを生成する。V6-V4変換とは、IPv6パケットに付与されているIPv6アドレスのプレフィックスを削除し、IPv6パケットからIPv4パケットに変換することをいう。
図3は、IPv4パケットのデータ構造およびIPv6パケットのデータ構造を図示したものである。IPv4パケットは、データの本体となるペイロードと、TCP(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)ヘッダを構成する送信元ポート番号(Sp)および宛先ポート番号(Dp)と、IPv4ヘッダを構成する送信元アドレス(SA)および宛先(送信先)アドレス(DA)とから構成される。また、IPv6パケットも、データの本体となるペイロードと、TCP/UDPヘッダを構成する送信元ポート番号(Sp)および宛先ポート番号(Dp)と、IPv6ヘッダを構成する送信元アドレス(SA)および宛先アドレス(DA)とから構成される。
V4-V6変換部(64)は、IPv4パケットにおいて、送信元アドレス(SA)である、IPv4プライベートアドレス(P4a1)(ビット長は32ビット)に対して、96ビットのプレフィックスであるV6PFaを付与して128ビットのIPv6アドレス(V6PFa+P4a1)を生成する。さらに、V4-V6変換部(64)は、IPv4パケットにおいて、宛先アドレス(DA)である、IPv4グローバルアドレス(G4a) (ビット長は32ビット)に対して、96ビットのプレフィックスであるV6PFxを付与して128ビットのIPv6アドレス(V6PFx+G4a)を生成する。生成した(V6PFa+P4a1)と(V6PFx+G4a)の2つのIPv6アドレスを用いてIPv6パケットが生成される。このとき、IPv4ヘッダは、IPv6ヘッダに変換される。
V6-V4変換部(65)は、IPv6パケットにおいて、送信元アドレス(SA)である、128ビットのIPv6アドレス(V6PFa+P4a1)から96ビットのプレフィックスであるV6PFaを削除し、32ビットのIPv4プライベートアドレス(P4a1)を生成する。さらに、V6-V4変換部(65)は、IPv6パケットにおいて、宛先アドレス(DA)である、128ビットのIPv6アドレス(V6PFx+G4a)から96ビットのプレフィックスであるV6PFxを削除して、32ビットのグローバルアドレス(G4a)を生成する。生成した(P4a1)と(G4a)の2つのIPv4アドレスを用いてIPv4パケットが生成される。このとき、IPv6ヘッダは、IPv4ヘッダに変換される。
〔TRAN-A〕
図4は、TRAN-Aの機能構成およびその周辺構成と関係を図示したものである。IPv4ルータであるV4R(4)側に接続される送受信部(11)には、IPv4グローバルアドレスG4x、G4yが、予め、付与されている。送受信部(12)は、IPv6ルータであるV6R(8)側に接続され、IPv6パケットを受信する。
管理部(13)は、V6データ(131)、G4xポート(132)およびG4yポート(133)を体系的に記憶して、管理する。V6データ(131)には、ISP-x(3a)およびISP-y(3b)それぞれに対応したIPv6アドレスのプレフィックス(V6PFx およびV6PFy)が設定されている。このプレフィックスは、プレフィックス管理サーバ(9)から取得する。
G4xポート(132)およびG4yポート(133)は、後記するV6-V4変換部(14)およびV4-V6変換部(15)においてNAPT(Network Address Port Translation)変換を実行するためのポート番号を格納するポートプールである。
V6-V4変換部(14)は、V6R(8)から受信するIPv6パケットに対し、V6-V4変換を行い、IPv4パケットを生成する。V4-V6変換部(15)は、V4R(4)から受信するIPv4パケットに対し、V4-V6変換を行い、IPv6パケットを生成する。V6-V4変換部(14)およびV4-V6変換部(15)は変換表(16)を共有して保持している。V6-V4変換およびV4-V6変換は、変換表(16)の内容にしたがって実行される。
図5は、変換表のデータ構造の詳細を図示したものである。変換表(16)は、変換表1(161)および変換表2(162)とから構成されている。変換表1(161)および変換表2(162)は、当該パケットの送信元アドレス(SA)、宛先アドレス(DA)、送信元ポート番号(Sp)および宛先ポート番号(Dp)をフィールドとして構成された表である。任意の一のアドレスにおいて、V6-V4変換(「V6→V4」と表記。)のときに、送信元アドレス(SA)として登録されていれば、V4-V6変換(「V4→V6」と表記。)のときに宛先アドレス(DA)して登録されることになる。また、任意の一のポート番号において、V6-V4変換のときに、送信元ポート番号(Sp)として登録されていれば、V4-V6変換のときに宛先ポート番号(Dp)して登録されることになる。アドレスおよびポート番号において、このような双対の関係がある。
変換の方向、つまり、V6-V4変換であるかV4-V6変換であるかによって、変換表1(161)および変換表2(162)は、識別表およびアクション表の両方の機能を有する。識別表とは、受信したパケットを特定する役割を果たす変換表である。アクション表とは、送信することになるパケットを特定する役割を果たす変換表である。なお、パケットを「特定する」とは、そのパケットの、送信元アドレス(SA)、宛先アドレス(DA)、送信元ポート番号(Sp)および宛先ポート番号(Dp)を特定することを意味する。
当該変換表(16)を構成するレコードは、V6R(8)から受信したIPv6パケットであって、例えば、TCPのSYNパケットのような、コネクションを生成するときにトリガとなるパケットを受信したときに動的に登録される。この場合、変換表1(161)は識別表となり、変換表2(162)はアクション表となる。そして、受信したパケット、つまり、IPv6パケットが、V6PFxまたはV6PFyのどちらのプレフィックスを保持しているかによって、変換表2(162)の「V6→V4」の送信元アドレス(SA)のフィールドに登録されるG4xまたはG4yを選択(特定)する。さらに、選択したG4xまたはG4yに対応するポートプール(G4xポート(132)またはG4yポート(133))から送信元ポート番号を取得し、変換表2(162)の「V6→V4」の送信元ポート番号(Sp)のフィールドに登録する。
受信したIPv6パケットに対し、V4R(4)から応答があって、IPv4パケットを受信したとき、V4-V6変換部(15)は、変換表2(162)を識別表として検索し、変換表1(161)をアクション表として、IPv4パケットをIPv6パケットに変換する。この変換を行う際には、V6データ(131)からプレフィックスを選択(特定)し、選択したプレフィックスをIPv4パケットのIPv4ヘッダに付与する。
このように機能する変換表(16)に登録される情報は、後記のシーケンス1〜シーケンス3の処理を実行することによって登録される。
≪処理≫
次に、本実施形態のV4-V6-V4変換における処理について詳細に説明する。特に、IPv4端末とIPv4サーバとの間で転送されるパケットに含まれるIPアドレスとポート番号の変化に着目して説明する。
〔シーケンス1〕
図6は、IPv4端末(7a)に着目したときの、V4-V6-V4変換のシーケンスをシーケンス1として図示したものである。
まず、ステップS601において、IPv4パケットが、IPv4プライベートアドレス(P4a1)が付与されたIPv4端末(7a)からTRAN-B1(6a)に送信される。このIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をG4aと特定するとともに、送信元アドレス(SA)をP4a1と特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を80と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を3000と特定する。この送信が行われた後、ステップS602に進む。
次に、ステップS602において、IPv6パケットが、TRAN-B1(6a)からTRAN-A(1)に送信される。TRAN-B1(6a)が受信したIPv4パケットは、V4-V6変換部(64)により、IPv6パケットに変換される。このIPv6パケットは、IPv6ヘッダにおいて、TRAN-A(1)のプレフィックス(V6PFx)を用いて、宛先アドレス(DA)をV6PFx+G4aと特定するとともに、TRAN-B1(6a)のプレフィックス(V6PFa)を用いて、送信元アドレス(SA)をV6PFa+P4a1と特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を80と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を3000と特定する。この送信が行われた後、ステップS603に進む。
次に、ステップS603において、IPv4パケットが、TRAN-A(1)から、IPv4グローバルアドレス(G4a)が付与されたIPv4サーバ(2a)に送信される。TRAN-A(1)が受信したIPv6パケットは、IPv4パケットに変換される。変換を行うときは、V6-V4変換部(14)により、まず、受信したIPv6パケットを識別して、変換表1(161)に、識別したときのそのレコードを登録する(図5の変換表1(161)の「1」と採番されたレコードを参照。)。そして、管理部(13)からポート番号(この場合は、G4xポート(132)に格納されたポート番号)を取得し、変換表2(162)に、取得したポート番号を用いたレコードを登録する(図5の変換表2(162)の「1」と採番されたレコードを参照。)。このようにして生成したIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をG4aと特定するとともに、送信元アドレス(SA)をG4xと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を80と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を6000と特定する。この送信が行われた後、ステップS604に進む。
次に、ステップS604において、応答としてのIPv4パケットが、IPv4サーバ(2a)からTRAN-A(1)に送信される。このIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をG4xと特定するとともに、送信元アドレス(SA)をG4aと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を6000と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を80と特定する。この送信が行われた後、ステップS605に進む。
次に、ステップS605において、IPv6パケットが、TRAN-A(1)からTRAN-B1(6a)に送信される。TRAN-A(1)が受信したIPv4パケットは、IPv6パケットに変換される。変換を行うときは、V4-V6変換部(15)により、まず、変換表2(162)を用いて、受信したIPv4パケットを識別(この場合は、図5の変換表2(162)の「1」と採番されたレコードとして識別)する。そして、識別したIPv4パケットに対応するIPv6パケットを変換表1(161)から読み出し(この場合は、図5の変換表1(161)の「1」と採番されたレコードを読み出し)、読み出したIPv6パケットとして生成する。このようにして生成したIPv6パケットは、IPv6ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をV6PFa+P4a1と特定するとともに、送信元アドレス(SA)をV6PFx+G4aと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を3000と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を80と特定する。この送信が行われた後、ステップS606に進む。
次に、ステップS606において、IPv4パケットが、TRAN-B1(6a)からIPv4端末(7a)に送信される。TRAN-B1(6a)が受信したIPv6パケットは、V6-V4変換部(65)により、IPv4パケットに変換される。このIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、TRAN-B1(6a)のプレフィックス(V6PFa)を削除して、宛先アドレス(DA)をP4a1と特定するとともに、TRAN-A(1)のプレフィックス(V6PFx)を削除して、送信元アドレス(SA)をG4aと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を3000と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を80と特定する。
以上の説明により、シーケンス1に関する処理の説明を終了する。
〔シーケンス2〕
図7は、IPv4端末(7b)に着目したときの、V4-V6-V4変換のシーケンスをシーケンス2として図示したものである。
まず、ステップS701において、IPv4パケットが、IPv4プライベートアドレス(P4b1)が付与されたIPv4端末(7b)からTRAN-B2(6b)に送信される。このIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をG4aと特定するとともに、送信元アドレス(SA)をP4b1と特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を80と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を3000と特定する。この送信が行われた後、ステップS702に進む。
次に、ステップS702において、IPv6パケットが、TRAN-B1(6a)からTRAN-A(1)に送信される。TRAN-B1(6a)が受信したIPv4パケットは、V4-V6変換部(64)により、IPv6パケットに変換される。このIPv6パケットは、IPv6ヘッダにおいて、TRAN-A(1)のプレフィックス(V6PFx)を用いて、宛先アドレス(DA)をV6PFx+G4aと特定するとともに、TRAN-B2(6b)のプレフィックス(V6PFb)を用いて、送信元アドレス(SA)をV6PFb+P4b1と特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を80と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を3000と特定する。この送信が行われた後、ステップS703に進む。
次に、ステップS703において、IPv4パケットが、TRAN-A(1)から、IPv4グローバルアドレス(G4a)が付与されたIPv4サーバ(2a)に送信される。TRAN-A(1)が受信したIPv6パケットは、IPv4パケットに変換される。変換を行うときは、V6-V4変換部(14)により、まず、受信したIPv6パケットを識別して、変換表1(161)に、識別したときのそのレコードを登録する(図5の変換表1(161)の「3」と採番されたレコードを参照。)。そして、管理部(13)からポート番号(この場合は、G4xポート(132)に格納されたポート番号)を取得し、変換表2(162)に、取得したポート番号を用いたレコードを登録する(図5の変換表2(162)の「3」と採番されたレコードを参照。)。このようにして生成したIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をG4aと特定するとともに、送信元アドレス(SA)をG4xと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を80と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を6002と特定する。この送信が行われた後、ステップS704に進む。
次に、ステップS704において、応答としてのIPv4パケットが、IPv4サーバ(2a)からTRAN-A(1)に送信される。このIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をG4xと特定するとともに、送信元アドレス(SA)をG4aと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を6002と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を80と特定する。この送信が行われた後、ステップS705に進む。
次に、ステップS705において、IPv6パケットが、TRAN-A(1)からTRAN-B2(6b)に送信される。TRAN-A(1)が受信したIPv4パケットは、IPv6パケットに変換される。変換を行うときは、V4-V6変換部(15)により、まず、変換表2(162)を用いて、受信したIPv4パケットを識別(この場合は、図5の変換表2(162)の「3」と採番されたレコードとして識別)する。そして、識別したIPv4パケットに対応するIPv6パケットを変換表1(161)から読み出し(この場合は、図5の変換表1(161)の「3」と採番されたレコードを読み出し)、読み出したIPv6パケットとして生成する。このようにして生成したIPv6パケットは、IPv6ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をV6PFb+P4b1と特定するとともに、送信元アドレス(SA)をV6PFx+G4aと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を3000と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を80と特定する。この送信が行われた後、ステップS706に進む。
次に、ステップS706において、IPv4パケットが、TRAN-B2(6b)からIPv4端末(7b)に送信される。TRAN-B2(6b)が受信したIPv6パケットは、V6-V4変換部(65)により、IPv4パケットに変換される。このIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、TRAN-B2(6b)のプレフィックス(V6PFb)を削除して、宛先アドレス(DA)をP4b1と特定するとともに、TRAN-A(1)のプレフィックス(V6PFx)を削除して、送信元アドレス(SA)をG4bと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を3000と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を80と特定する。
以上の説明により、シーケンス2に関する処理の説明を終了する。
〔シーケンス3〕
図8は、IPv4端末(7c)に着目したときの、V4-V6-V4変換のシーケンスをシーケンス3として図示したものである。
まず、ステップS801において、IPv4パケットが、IPv4プライベートアドレス(P4c1)が付与されたIPv4端末(7c)からTRAN-B3(6c)に送信される。このIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をG4bと特定するとともに、送信元アドレス(SA)をP4c1と特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を80と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を3000と特定する。この送信が行われた後、ステップS802に進む。
次に、ステップS802において、IPv6パケットが、TRAN-B3(6c)からTRAN-A(1)に送信される。TRAN-B3(6c)が受信したIPv4パケットは、V4-V6変換部(64)により、IPv6パケットに変換される。このIPv6パケットは、IPv6ヘッダにおいて、TRAN-A(1)のプレフィックス(V6PFy)を用いて、宛先アドレス(DA)をV6PFy+G4bと特定するとともに、TRAN-B3(6c)のプレフィックス(V6PFc)を用いて、送信元アドレス(SA)をV6PFc+P4c1と特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を80と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を3000と特定する。この送信が行われた後、ステップS803に進む。
次に、ステップS803において、IPv4パケットが、TRAN-A(1)から、IPv4グローバルアドレス(G4b)が付与されたIPv4サーバ(2b)に送信される。TRAN-A(1)が受信したIPv6パケットは、IPv4パケットに変換される。変換を行うときは、V6-V4変換部(14)により、まず、受信したIPv6パケットを識別して、変換表1(161)に、識別したときのそのレコードを登録する(図5の変換表1(161)の「4」と採番されたレコードを参照。)。そして、管理部(13)からポート番号(この場合は、G4yポート(133)に格納されたポート番号)を取得し、変換表2(162)に、取得したポート番号を用いたレコードを登録する(図5の変換表2(162)の「4」と採番されたレコードを参照。)。このようにして生成したIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をG4bと特定するとともに、送信元アドレス(SA)をG4yと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を80と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を6000と特定する。この送信が行われた後、ステップS804に進む。
次に、ステップS804において、応答としてのIPv4パケットが、IPv4サーバ(2b)からTRAN-A(1)に送信される。このIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をG4yと特定するとともに、送信元アドレス(SA)をG4bと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を6000と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を80と特定する。この送信が行われた後、ステップS805に進む。
次に、ステップS805において、IPv6パケットが、TRAN-A(1)からTRAN-B3(6c)に送信される。TRAN-A(1)が受信したIPv4パケットは、IPv6パケットに変換される。変換を行うときは、V4-V6変換部(15)により、まず、変換表2(162)を用いて、受信したIPv4パケットを識別(この場合は、図5の変換表2(162)の「4」と採番されたレコードとして識別)する。そして、識別したIPv4パケットに対応するIPv6パケットを変換表1(161)から読み出し(この場合は、図5の変換表1(161)の「4」と採番されたレコードを読み出し)、読み出したIPv6パケットとして生成する。このようにして生成したIPv6パケットは、IPv6ヘッダにおいて、宛先アドレス(DA)をV6PFc+P4c1と特定するとともに、送信元アドレス(SA)をV6PFy+G4bと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を3000と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を80と特定する。この送信が行われた後、ステップS806に進む。
次に、ステップS806において、IPv4パケットが、TRAN-B3(6c)からIPv4端末(7c)に送信される。TRAN-B1(6c)が受信したIPv6パケットは、V6-V4変換部(65)により、IPv4パケットに変換される。このIPv4パケットは、IPv4ヘッダにおいて、TRAN-B3(6c)のプレフィックス(V6PFc)を削除して、宛先アドレス(DA)をP4c1と特定するとともに、TRAN-A(1)のプレフィックス(V6PFy)を削除して、送信元アドレス(SA)をG4bと特定する。また、TCP/UDPヘッダにおいて、宛先ポート番号(Dp)を3000と特定するとともに、送信元ポート番号(Sp)を80と特定する。
以上の説明により、シーケンス3に関する処理の説明を終了する。
≪まとめ≫
本実施形態により以下の効果を奏する。すなわち、従来のように、カプセリングのために別のプロトコルを使用する等の代わりに、トランスレータ装置を2段構成し、パケットに含まれるアドレスにプレフィックスを付与または削除するという処理を行うため、従来と比べて実行転送帯域の減少を抑えられる。その結果、IPv6-IPv4変換におけるネットワークの転送効率を向上させることができる。
また、従来のカプセリングによるヘッダ付与に比べ、アドレスへのプレフィックスの付与は、MTUの超過を抑え、フラグメントの発生を抑えられる。その結果、IPv6-IPv4変換におけるネットワークの転送効率を向上させることができる。
また、従来のように、ALG処理を実行するわけではないので、それに伴う負荷もない。その結果、IPv6-IPv4変換におけるネットワークの転送効率を向上させることができる。
≪その他≫
なお、前記形態は、本発明を実施するための最良のものであるが、その実施形式はこれに限定するものではない。したがって、本発明の要旨を変更しない範囲内においてその実施形式を種々変形することが可能である。
例えば、本実施形態では、IPv4端末とIPv4サーバとの間に配置されたIPv6ネットワークは1つであった(アクセス網(5))。しかし、IPv6ネットワークが複数あって、その複数のIPv6ネットワークの間に、IPv4ネットワークが存在する通信システムである場合には、IPv4ネットワークとIPv6ネットワークとの間に、2つのトランスレータ装置(TRAN-AおよびTRAN-Bに相当するもの)を追加して配置し、その2つのトランスレータ装置間でV4-V6-V4変換を実行すれば良い。
また、本実施形態では、IPv4端末に割り当てられたアドレスは、IPv4プライベートアドレスであった。しかし、IPv4端末に割り当てられるアドレスは、IPv4グローバルアドレスであっても良い。
また、本実施形態では、TRAN-A(1)において、NAPT変換を実施するようにしたが、NAT(Network Address Translation)変換するようにしても良い。
その他、ハードウェア、ソフトウェア、各シーケンスなどの具体的な構成等について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
本実施形態における、IPv6-IPv4変換によるV4-V6-V4変換アクセス網のネットワークを有する通信システムの構成を図示したものである。 TRAN-Bの機能構成およびその周辺構成と関係を図示したものである。 IPv4パケットのデータ構造およびIPv6パケットのデータ構造を図示したものである。 TRAN-Aの機能構成およびその周辺構成と関係を図示したものである。 変換表のデータ構造の詳細を図示したものである。 IPv4端末(7a)に着目したときの、V4-V6-V4変換のシーケンスをシーケンス1として図示したものである。 IPv4端末(7b)に着目したときの、V4-V6-V4変換のシーケンスをシーケンス2として図示したものである。 IPv4端末(7c)に着目したときの、V4-V6-V4変換のシーケンスをシーケンス3として図示したものである。 IPv4端末およびIPv4サーバがIPv6ネットワーク(NW)に接続されたときの通信システムの従来の構成を図示したものである。 IPv4端末およびIPv4サーバがIPv6ネットワーク(NW)に接続されたときの通信システムの従来の他の構成を図示したものである。
符号の説明
1 TRAN-A(第2のトランスレータ装置)
11 送受信部
12 送受信部
13 管理部
14 V6-V4変換部(第2のV6-V4変換部)
15 V4-V6変換部(第2のV4-V6変換部)
16 変換表
161 変換表1
162 変換表2
2(2a、2b) IPv4サーバ
3(3a、3b) ISP網(ISP-x、ISP-y)
4(4a、4b) V4R(IPv4ルータ)
5 アクセス網(IPv6ネットワーク(NW))
6(6a〜6c) TRAN-B(TRAN-B1〜TRAN-B3)(第1のトランスレータ装置)
61 送受信部
62 送受信部
63 管理部
64 V4-V6変換部(第1のV4-V6変換部)
65 V6-V4変換部(第1のV6-V4変換部)
7(7a〜7c) IPv4端末
8 V6R(IPv6ルータ)
9 プレフィックス管理サーバ
91 プレフィックス管理DB

Claims (2)

  1. IPv4端末と、
    IPv4ネットワークに配置されたIPv4サーバと、
    前記IPv4端末および前記IPv4サーバを通信可能に接続するIPv6ネットワークと、
    を有する通信システムにおいて、
    前記IPv4端末を前記IPv6ネットワークに接続する第1のトランスレータ装置と、
    前記IPv4サーバを前記IPv6ネットワークに接続する第2のトランスレータ装置と、
    前記IPv6ネットワークに配置され、前記IPv4端末における、少なくとも、当該IPv4端末が接続する前記第1のトランスレータ装置に付与されるIPv6アドレスの第1のプレフィックス、および当該IPv4端末が通信可能なIPv4サーバが配置された前記IPv4ネットワークに接続する前記第2のトランスレータ装置に付与される、前記IPv4ネットワークに対応する、IPv6アドレスの第2のプレフィックスを対応付けて記憶して管理するプレフィックス管理サーバと、を有し、
    前記第1のトランスレータ装置は、
    前記IPv4端末から受信したIPv4パケットに含まれる、送信元となる当該IPv4端末のIPv4アドレスに、前記プレフィックス管理サーバから取得した前記第1のプレフィックスを付与するとともに、送信先となる当該IPv4サーバのIPv4アドレスに、前記プレフィックス管理サーバから取得した前記第2のプレフィックスを付与することにより、IPv4パケットをIPv6パケットに変換する第1のV4-V6変換部と、
    前記第2のトランスレータ装置から受信したIPv6パケットに含まれる、送信元となる当該IPv4サーバのIPv4アドレスに付与した前記第2のプレフィックスを削除するとともに、送信先となる当該IPv4端末のIPv4アドレスに付与した前記第1のプレフィックスを削除することにより、IPv6パケットをIPv4パケットに変換する第1のV6-V4変換部と、を有し、
    前記第2のトランスレータ装置は、
    前記第1のトランスレータ装置から受信したIPv6パケットを解析し、前記IPv6パケットに含まれた前記第2のプレフィックスから前記IPv4ネットワークに対応するIPv4アドレスを特定し、前記特定した前記IPv4ネットワークに対応するIPv4アドレスを、前記IPv4サーバに送信されるIPv4パケットに含まれる送信元のアドレスとすることにより、IPv6パケットをIPv4パケットに変換する第2のV6-V4変換部と、
    前記IPv4サーバから受信したIPv4パケットを解析し、前記IPv4パケットに含まれた前記IPv4ネットワークに対応するIPv4アドレスから前記第2のプレフィックスを特定し、前記特定した前記第2のプレフィックスを当該IPv4サーバのIPv4アドレスに付与したものを、前記第1のトランスレータ装置に送信されるIPv6パケットに含まれる送信元のアドレスとすることにより、IPv4パケットをIPv6パケットに変換する第2のV4-V6変換部と、を有する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記第2のトランスレータ装置は、
    前記第2のV6-V4変換部がIPv6パケットをIPv4パケットに変換するとき、および前記第2のV4-V6変換部がIPv4パケットをIPv6パケットに変換するときに用いる変換表を、前記第2のV6-V4変換部と前記第2のV4-V6変換部とで共有するように記憶し、
    前記変換表は、
    前記第2のV6-V4変換部が変換する前のIPv6パケットおよび前記第2のV4-V6変換部が変換した後のIPv6パケットに含まれる、送信元のアドレスと、送信先のアドレスとを対応付けており、
    前記第2のV6-V4変換部が変換した後のIPv4パケットおよび前記第2のV4-V6変換部が変換する前のIPv4パケットに含まれる、送信元のアドレスと、送信先のアドレスとを対応付けている
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
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