JP5837943B2 - 異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

本出願は、一般にデジタル通信に関し、より詳細には、異種デジタルネットワークを介して配信中のコンテンツの品質、または達成可能なコンテンツ配信レートに悪影響を及ぼすクリフ効果の軽減に関する。
デジタルチャネルを介して受け取るコンテンツの品質は、チャネル品質が低下するにつれて滑らかに劣化するものと思われるかもしれない。しかし実際には、受け取るコンテンツの品質は、チャネル品質がある臨界点を下回ったときに、急激かつ突然に低下する。デジタル通信分野の当業者は、これを「クリフ効果」と呼ぶ。逆に(直感とは反対に)、チャネル品質が臨界点を上回る場合も、受け取るコンテンツの品質は臨界点のときと大差ない。
デジタル通信にはクリフ効果がつきものであるが、これまで大半のデジタルコンテンツは、概ね一定のチャネル品質を有するネットワークを介して、ポイントツーポイント(ユニキャスト)で配信されていたので、クリフ効果は最近まで実際的な問題にはなっていなかった。ポイントツーポイント通信の送信機は、利用されるべきチャネルの特性を検知することの恩恵を受けている。それらの特性に基づいて、送信機は、従来のソースコーディング技術およびチャネルコーディング技術を使用して、それらの特性に応じてコンテンツを符号化し、クリフ効果を軽減することができる。
しかしながら、今日のデジタルネットワーク(たとえば、専用コンテンツ配信ネットワークならびにモバイルおよび無線ネットワーク)には、多様なチャネル状態を介してさまざまなユーザにコンテンツを配信することが課されている。それによって、クリフ効果は、効率的なマルチキャスト通信の大きな妨げとなってしまった。結果的に、ストリーミングコンテンツが複数のユーザに同時に配信されたとき、チャネル品質が臨界点を下回る受信者は、利用不可能なストリームを受け取るだけでなく、チャネル品質が臨界点を上回る受信者も(たとえ大きく上回っていても)、そのチャネルの品質が高まるという恩恵は受けない。
Zivの「On Universal Quantization」、IEEE Trans. on Info. Theory、vol.31、no.3、1985年
一態様は、異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するための送信機を提供する。一実施形態において、この送信機は以下を備える:(1)コンテンツ単位を受信し、その複数の量子化表現を生成するように構成されたジョイントエンコーダ、および(2)ジョイントエンコーダに関連付けられており、コンテンツ単位を表す符号化されていない記号から、符号化されていない記号の複数の部分集合を選択するように構成された消去量子化器。複数の量子化表現と、符号化されていない記号の複数の部分集合とは、コンテンツ単位の、独立して量子化された複数の相関記述を形成するために関連付けられている。2つの設計パラメータが、相関関係のレベルを制御するために使用され得る。
別の態様は、異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減する方法を提供する。一実施形態において、この方法は以下を含む:(1)特定のレートの量子化表現を作り出すために、コンテンツ単位を符号化するステップ、(2)符号化されていないコンテンツ単位記号の部分集合のみを選択するステップ、(3)ネットワークを介した送信用に、量子化表現および符号化されていないコンテンツ単位記号の部分集合をキューイングするステップ、ならびに(4)生成されることになる他のハイブリッド記述のために、符号化するステップ、選択するステップおよびキューイングするステップを繰り返すステップ。
さらに別の態様は、異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するための受信機を提供する。一実施形態において、この受信機は以下を備える:(1)コンテンツ単位を表す受信した記述から抽出される量子化表現を復号するように構成されたジョイントデコーダ、および(2)ジョイントデコーダに関連付けられており、コンテンツ単位を表す少なくとも1つの符号化されていない記号を用いて、ジョイントデコーダが復号できなかった少なくとも1つの対応する記号を補償するように構成された加算合流部。
ここで、添付の図面と併せて以降の説明を参照する。
異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するシステムまたは方法が機能することができる、送信機、各種受信機およびその間に介在するネットワークの一実施形態を示すブロック図である。 異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するシステムの一実施形態を示す図である。 所与のレートにおけるガウス型ソース(Gaussian source)用の最適量子化器を数学的に表現した図である。 図3Aのガウス型ソース用の最適量子化器を有する図2のジョイントエンコーダおよびジョイントデコーダの一実施形態を数学的に表現した図である。 従来のビデオエンコーダに適用される、異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するシステムの異なる実施形態の概略図である。 最適量子化器に基づくジョイントデコーダ、消去量子化器に基づくジョイントデコーダ、およびハイブリッド量子化器に基づくジョイントデコーダに対するチャネル品質の関数として歪みを比較するグラフである。 異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減する方法の一実施形態を示す流れ図である。
クリフ効果は最近まで実際的な問題にはなっていなかったが、いくつかの試みがその軽減のためになされてきた。ある手法では、複数回の符号化を行う。これらの研究の代表は、MicrosoftのSmooth Streaming(TM)およびMITのSoftcast(TM)である。残念ながら、Smooth Streaming(TM)およびSoftcast(TM)は特別な伝送リソースまたは格納リソースを必要とするため、両方とも使用が限られている。たとえば、Smooth Streaming(TM)は、各受信機から送信機にフィードバックされるべきチャネル品質情報だけでなく、異なるチャネル品質に対する、同一コンテンツの異なるバージョンを格納するための十分な格納スペースを必要とする。Softcast(TM)は、画素の各実数表現が受信機にさらに別の数を送ることを要し、レート歪みの折り合いを調整するための機構が設けられていないため、法外に大きい伝送帯域幅を必要とする。
他の手法は、ハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request)(HARQ)技術を使用するものなど、適応チャネルコーディングに注目している。残念ながら、適応チャネルコーディングは、チャネル品質が劣化するにつれて、コンテンツの復元品質を比較的粗く劣化させてしまう。コンテンツが映像コンテンツであるとき、適応チャネルコーディングは遅延を減少させるが、(ソースコーディングによってピクチャ品質が決まるので)ピクチャ品質の改善はできない。
さらに他の手法は、よく知られているIEEE H.264ビデオ圧縮標準のスケーラブル映像符号化(Scalable Video Coding)(SVC)拡張など、適応ソースコーディングに注目している。適応ソースコーディングは、連続的な微細(refinement)符号化または階層(マルチレイヤ)符号化を使用しており、これはすべて、コンテンツの各単位(たとえば、映像のフレームまたは音声もしくはコンピュータデータのセグメント)のスケーラブルなコンテンツ表現をもたらす。単一のベースレイヤ表現および1つまたは複数の拡張レイヤ表現が単位ごとに生成される。1つまたは複数の拡張レイヤ表現は、それらの対応するベースレイヤ表現に依存しているので、ベースレイヤ表現が使用されるべきときは、ベースレイヤ表現を含むパケットは、それらの対応する拡張レイヤ表現より先に受信されなければならない。残念ながら、ベースレイヤのパケットが必要なときに利用できないほどに、ネットワークの輻輳によってそのパケット送信は頻繁に遅延される。したがって、その単位に対応するベースレイヤが失われるだけでなく、対応する拡張レイヤがあればそれも失われる。
異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するシステムおよび方法の種々の実施形態を説明する前に、代表的な環境を図示し、説明しておく。図1は、異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するシステムまたは方法が機能することができる、送信機120、各種受信機140a、150a、160a、170aおよびその間に介在するネットワーク130の一実施形態を示すブロック図である。コンテンツソース110は、送信機120から受信機140a、150a、160a、170aに、ネットワーク130のチャネル140b、150b、160b、170bを介して複数の記述の形式で送信されることになるコンテンツを含み、各チャネルはいくつかの「サブチャネル」に対応しており、それぞれがコンテンツの1つの記述(量子化表現)を搬送する。図示の実施形態では、受信機140a、150a、160a、170aの少なくともいくつかは異種(異なるタイプ)であり、したがって、そのチャネルを介して、残りのものとは異なる数の記述を受信する。図示の実施形態ではさらに、チャネル140b、150b、160b、170bのうちの少なくとも1つが、時間の経過に伴ってその品質が変化し、したがって、時間の経過に伴って、さまざまな数のサブチャネルで構成されたチャネルに対応する異なる数の記述を受け取るようになる。
本明細書において、異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するシステムおよび方法のさまざまな実施形態が紹介される。概して、各種実施形態は、チャネル特性に基づいて多重記述(multiple−description)(MD)符号化を実行するジョイントソースチャネルコーディング技術を使用する。ジョイントソースチャネルコーディング技術のいくつかの実施形態は、クリフ効果に対する少なくともほぼ最適な解決策をもたらす。
本開示の目的のために以下の用語が定義される。「コンテンツ」は、ストリーミングデータを含む任意のデジタルデータと定義され、デジタル形式に変換されたアナログデータ、デジタル音声、映像ならびにコンピュータプログラムおよびデータを含む。「異種ネットワーク」は、2種類以上の受信機、異なるアクセス技術、ネットワークリンクの異なる物理的な媒体、異なる分散レイヤ(たとえば、オーバレイネットワーク、ピアツーピアネットワーク、コンテンツ配信ネットワーク)を含むネットワークと定義され、究極的には、これらはすべて異種ノードのアップロード帯域幅で説明できる。「MD符号化」は、コンテンツの単位(たとえば、映像のフレームまたは音声の時間セグメント)を記述するための独立して量子化された複数の表現の使用と定義される。SVCとは異なり、MD符号化は、自己完結型の表現を生み出し、他の(たとえば、拡張レイヤの)表現が依存するベースレイヤ表現はない。
図2は、異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するシステムの一実施形態を示す。図1の送信機120が、ジョイントエンコーダ210および消去量子化器220を含むものとして図2に示されている。
ジョイントエンコーダ210は、コンテンツ単位の複数の量子化表現を生成するように構成された任意のジョイントエンコーダであってもよく、各表現によって生じる歪みは、その情報レートに対して最適な小ささである。ジョイントエンコーダ210は、別法として、コンテンツ単位の単一の量子化表現を生成するように構成された、現行か、または今後開発されるエンコーダの複数の例から作られてもよい。ジョイントエンコーダ210は、コンテンツを符号化するのに適している。たとえば、コンテンツがビデオストリームのとき、エンコーダは、一次変換(DCT)で構成された以前からある映像圧縮アルゴリズム、(非線形)量子化器およびエントロピーエンコーダ、または線形コード(たとえば、FFmpeg、QuickTime(TM)H.264、Huffyuvもしくは3ivx)に基づくエンコーダを実装することができる。
概して、消去量子化器220は、コンテンツ単位を表す符号化されていない記号から、符号化されていない記号の複数の部分集合を選択するように構成されている。各種実施形態において、消去量子化器220は、割り当てられた情報レートに基づいて記号を消去するように構成されており、すなわち、記述ごとの符号化されていない記号の数は、レート分割パラメータに従って計算される。消去されない記号は、記述ごとに異なっている。特に、消去量子化器は、元のシーケンス内で隣接する、連続する符号化されていない記号の複数のブロックを選択し、そのシーケンスの残りの部分を消去することができる。しかしながら、コンテンツや用途によっては、このことで、歪んだアーチファクトをコンテンツ復元に生じさせてしまうことがあり、そのため、まず元のシーケンスが順序変更され、次いで、送信されるべき部分集合として隣接するブロックが選択される。以下、消去量子化器220のいくつかの実施形態を詳細に説明する。
コンテンツの単位が、ジョイントエンコーダ210および消去量子化器220の両方に提供される。上記のように、ジョイントエンコーダ210は、コンテンツ単位の複数の量子化表現を生成するように構成されている。消去量子化器220は、いくつかの記号を消去し、かつ、この処理によって、他の記号を選択するように構成されている。
引き続き図2を参照すると、量子化表現の形態をとるジョイントエンコーダ210の出力が、各パケット230に提供される。したがって、各パケットは、特定の記述に(すなわち、特定のレートに)対応する量子化表現240を含む。同様に、選択された符号化されていないコンテンツ単位記号の形態をとる消去エンコーダ220の出力が、各パケット230に提供される。したがって、各パケットは、選択された符号化されていないコンテンツ単位記号250を含む。対応するヘッダ260とともに、パケットは、所与の割合で、送信機120に提供されるコンテンツ単位の独立して量子化されたが相関している記述を含む。
さらなる記述が考慮されるにつれてコンテンツ復元を一次関数的に改善させることを可能にする記述を提供する、システムおよび方法の実施形態がある一方で、記述をより可能性の高いチャネル状態に適合させることによってその記述を最適化する実施形態もある。
図示され、かつ本明細書に記載されることになるいくつかの実施形態は、コンテンツの配信に使用されるチャネルの統計的記述を使用するチャネル品質量子化技術に基づいて、圧縮率を有する記述を使用する。圧縮率は次いで、どのようにしてそれが決定され得るかにかかわらず、2つの部分に分割され、一方は、非可逆性エンコーダ(最適なレート歪みエンコーダであってもよい)の出力に割り当てられ、もう一方は、符号化されていないソース記号に割り当てられる。各記述において、エンコーダの出力を運ぶ対応部分および符号化されていないソース記号を有するパケットは、次いでネットワークを介して各受信機に送信される。
各種受信機は、ネットワークを介した送信の後、パケット230の少なくとも一部を受信する。受信機のそれぞれは、異なるタイプであってもよく(たとえば、アスペクト比、ビットレート、解像度もしくはテレビ技術で使用される用語であれば「鮮明度(definition)」が異なっていてもよく)、または同じタイプであり、時間の経過に伴って変化するものでもよい(すなわち、チャネル状態が時間の経過に伴って変化すると仮定する)。図示され、かつ記載されることになる種々の実施形態において、個々の受信機は、異なるチャネル状態をモデル化するために使用される。受信機のそれぞれは、記述の少なくとも1つに基づいてコンテンツを復元するように構成されている。
図2が示すように、1つの代表的な受信機140は、ジョイントデコーダ270および加算合流部280を含む。ジョイントデコーダ270は、受信した記述の1つまたは複数を復号するように構成されている。復号された記述は、受信機140のタイプ(一実施形態ではヘッダ260が示す)に適したものであり、その記述に記載されたコンテンツ単位の使用に間に合うように受信されるものと仮定する。図2では、ジョイントデコーダ270は、(任意の他の復号された記述の量子化表現とともに)量子化表現240を復号し、その出力を加算合流部280に送るように構成されている。加算合流部280は、ジョイントデコーダ270に関連付けられており、少なくとも1つの符号化されていないコンテンツ単位記号を(任意の他の受信した記述の1つまたは複数の対応する符号化されていないコンテンツ単位記号とともに)使用して、ジョイントデコーダが、コンテンツ単位を復元するための復号ができなかった少なくとも1つの対応する記号を補償するように構成されている。復元されたコンテンツ単位は、次いで再生または保存され、あるいは個々の用途で定められるように処理されてもよい。
ジョイントエンコーダ210は、(たとえば、プログラム可能なソフトウェアのパラメータによって)対応する複数のチャネル状態に対する最適なレート歪み曲線に近い動作点を実現するための、記述の最大数mおよびレート分割比xの点から構成され得る。一実施形態において、チャネルまたはネットワークの現在の状態にかかわらず、少なくとも最適に近い動作に収束するためにmおよびxを設定する目的で、チャネルの状態の統計的記述(またはネットワークの性能統計)が利用される。
以下の説明では、個々の記述に対応するレートRが互いに等しく、受信した記述の数のみに歪みが依存するという対称の場合に注目する。したがって、m個の記述に対して、m個の各受信機(デコーダ)およびm個の復元のみが存在する。レートRは、最大で利用可能な伝送容量をm個の互いに素な(disjoint)チャネルに分割することによって得られるサブチャネルの容量と一致する。したがって、各記述は互いに素なチャネルを介して送られ、実際の伝送容量が与えられればチャネルは存在するものと仮定する。
各記述において、レートRは次いでR=R/x(x>1)およびR=R−Rに分割される。パケットは次いで記述ごとに定義される。図示され、かつ記載されることになる一実施形態において、各パケットは、レートRでのシャノンのレート歪みに関して最適に設計された量子化器の出力と、消去量子化器の出力とを含む。消去量子化器は、確率が(1−R)の符号化されていないソース記号を削除し、パケットで伝送される残りの(選択された)符号化されていない記号を残すように構成されている。
最適量子化器の出力をQ出力と呼び、消去量子化器の出力をE出力と呼ぶことにする。図示の実施形態において、各R最適量子化器の入力は、他の記述を生成するR最適量子化器の入力とは独立して量子化され、一方、異なる記述における、消去量子化器によって形成された消去箇所は互いに素となる。その結果、受信された各記述は復元品質に貢献する。これは、各記述が、そのE出力とは異なる符号化されていない記号を足し合わせている可能性が高いだけでなく、各Q出力が、ソースにおいて、歪んでいるが独立した(ひいては画期的な)見た目を表すことで、量子化誤りが減少するためである。
従来のビデオエンコーダは、わずかな数の有意な変換係数でマクロブロックを記述するために、線形変換を使用して、画像のマクロブロックの画素を適切な基底に射影する。そのようなエンコーダの設計者は、有意性の閾値を定義し、その閾値によって、維持される係数の個数ならびにその数値範囲および精度レベル(すなわち、各係数が表すべきビット数)が定義される。各ブロックはs個の有意な係数を含み、その精度が、変換エンコーダとエントロピーエンコーダの間に本願のハイブリッド量子化器を挿入することによって定義されると仮定することができる。ハイブリッド量子化器が2進およびガウス型ソースのみに対して明確によく定義されているとき、全ブロックのi番目の係数をi番目のプレーンp(i)に集めることによって「係数記号プレーン(coefficient symbol plane)」が作成される。
Figure 0005837943
DCT変換によって係数の相関がなくなるので、プレーン内ではすべての係数が、独立かつ同一に分布(i.i.d.)した以下のガウス値であることが想定され得る。
Figure 0005837943
したがって、ハイブリッド量子化器の挿入前に、DCT係数の再結合が行われるべきである。
このように修正し、消去量子化器と組み合わされた複数の映像コーデックが、ジョイントハイブリッドエンコーダの実施形態を構成する。
図3Aは、所与のレートにおけるガウス型ソース用の最適量子化器を数学的に表現した図であり、図3Bは、図3Aのガウス型ソース用の最適量子化器を有する図2のジョイントエンコーダ210およびジョイントデコーダ270の一実施形態を数学的に表現した図である。次に、ジョイントエンコーダ210およびジョイントデコーダ270のある実施形態の構成および動作を説明する。図示した実施形態において、各プレーンi中の係数
Figure 0005837943
は、ガウス型ソース(図3Aおよび図3Bに一般的変数Xとして表されている)として扱われ、これらのソースのそれぞれは、最適ガウス量子化器210によってレートC/mでm回量子化される。ここで、Cは、コンテンツ配信媒体(チャネルまたはネットワーク)の、プレーンごとに正規化された最大容量を表す。図3Aは、たとえ各記述の歪みの分散
Figure 0005837943
が同じで、最小平均二乗誤差推定(MMSE)および記述単位の歪み
Figure 0005837943
のレート最適基準によって決定されても、最適な量子化がランダムであり、各記述が独立して量子化されていることを示す。
デコーダにおいて、k個の記述が受信された場合、最適な復元はそれらを合計した線形であり、線形係数は
Figure 0005837943
である。デコーダがプレーン係数の復元を形成するとき、復号の残りは従来のシステムでのものと同じであってもよい。
システムの図示した実施形態では、各記述は、レートC/mx、x>1で最適に量子化され、量子化された記述はビットで表されている。これは何らかの品質損失を招く可能性があるが、従来技術も同様にこれを受けており、Zivの「On Universal Quantization」、IEEE Trans. on Info. Theory、vol.31、no.3、1985年に示されているように、スカラー一様量子化器によるコーディング技術、その後のエントロピーコーディングによって、R(D)限界に対してサンプル当たり0.754ビット以下のレート犠牲が生じる。したがって、量子化器を一様スカラー量子化器に制限することで、ソース記号につき0.754/Cチャネル記号より多くが犠牲になることはないはずである。各Uを表すビットは、レートC/mまでで、量子化されていない係数
Figure 0005837943
を表すビットが詰まっている。図示の実施形態では、最終的にはこのレートによってパケットサイズが決まる。
図4は、異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するシステムの異なる実施形態を示す概略図であり、システムは従来のビデオエンコーダに適用されている。図4において、Xは、一様に量子化されたDCT係数をインターリーブすることによって作成される2進シーケンスである。インターリーブされたビットは、長さがlであり、2進対称ソースとして扱われる。
図5は、ジョイントデコーダ、消去量子化器およびハイブリッド量子化器に対応するチャネル品質の関数として歪みを比較するグラフである。曲線510は、コンテンツ単位に作用する100個の最適に量子化された記述のジョイントデコーダでの歪みに関係している。曲線520は、互いに素に消去された、コンテンツ単位の100個の部分集合のデコーダでの歪みに関係している。曲線530は、レート分割比16でコンテンツ単位に作用する100個のハイブリッド記述のジョイントデコーダでの歪みに関係している。この歪みは、より可能性の高いチャネル状態の領域540において低減されることは明らかである。
図6は、異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減する方法の一実施形態を示す流れ図である。方法は、開始ステップ610から開始される。ステップ620では、量子化表現を作り出すために、コンテンツ単位が特定のレートで符号化される。ステップ630では、符号化されていないコンテンツ単位記号の部分集合のみが選択される。ステップ640では、量子化表現および符号化されていない単位記号の部分集合が、送信用にキューイングされ、その後、ネットワークを介して各種受信機に送信される。一実施形態において、量子化表現および符号化されていない単位記号が、ハイブリッド記述としてパケットにまとめられて、送信用にキューイングされる。判定ステップ650では、そのコンテンツ単位のさらなるハイブリッド記述が生成および送信されることになるかどうかが判定される。生成および送信される場合、ステップ620、630、640が、記述ごとに必要に応じて繰り返される。生成および送信されない場合、方法はステップ650で終了する。
本出願が関係する当業者には、上記の実施形態にこの他の追加、削除、置換および変更がなされ得ることが理解されよう。

Claims (9)

  1. 異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するための送信機であって、
    1つのコンテンツ単位を受信し、その複数の量子化表現を生成するように構成されたジョイントエンコーダと、
    前記ジョイントエンコーダに関連付けられており、前記コンテンツ単位を表す符号化されていない記号から、前記符号化されていない記号の複数の部分集合を選択するように構成された消去量子化器とを備え、
    前記複数の量子化表現と、前記符号化されていない記号の前記複数の部分集合とが、前記コンテンツ単位の複数のハイブリッド記述として複数のパケットにまとめられている、
    送信機。
  2. 前記消去量子化器が、連続する符号化されていない記号の複数の順序変更されたブロックを選択し、残りの符号化されていない記号を消去するようにさらに構成された、請求項1に記載の送信機。
  3. 前記ジョイントエンコーダが、前記コンテンツ単位の単一の量子化表現を生成するように構成されたエンコーダの複数のインスタンスを含む、請求項1に記載の送信機。
  4. 前記複数の量子化表現が、レートに関して互いに異なる、請求項1に記載の送信機。
  5. 前記符号化されていない記号の前記複数の部分集合が互いに異なる、請求項1に記載の送信機。
  6. 前記複数の量子化表現が、前記異種ネットワークにおける互いに素なチャネルを介した送信用にキューイングされる、請求項1に記載の送信機。
  7. 異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減する方法であって、
    特定のレートの量子化表現を作り出すために、コンテンツ単位を符号化するステップと、
    符号化されていないコンテンツ単位記号の1つの部分集合のみを選択するステップと、
    ネットワークを介した送信用に、前記量子化表現および符号化されていないコンテンツ単位記号の前記部分集合をキューイングするステップとを含み、前記量子化表現と、符号化されていないコンテンツ単位記号の前記部分集合とが、ハイブリッド記述としてパケットにまとめられており、前記方法は、
    前記符号化するステップ、前記選択するステップおよび前記キューイングするステップを繰り返すステップと
    を含む、方法。
  8. 異種ネットワークを介したコンテンツ配信のクリフ効果を軽減するための受信機であって、
    1つのコンテンツ単位を表す複数のハイブリッド記述としてまとめられている受信した複数のパケットから抽出される複数の量子化表現を復号するように構成されたジョイントデコーダと、
    前記ジョイントデコーダに関連付けられており、前記コンテンツ単位を表す少なくとも1つの符号化されていない記号を用いて、前記ジョイントデコーダが復号できなかった少なくとも1つの対応する記号を補償するように構成された加算合流部と
    を備える、受信機。
  9. 前記ジョイントデコーダが、前記量子化表現のうちのただ1つを一度に復号するように構成された従来のデコーダの複数のインスタンスを含む、請求項8に記載の受信機。
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