JP5829920B2 - Container safety cap device - Google Patents
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Description
本発明は、容器の安全キャップ装置に関するものである。 The present invention relates to a container safety cap device.
幼児等には簡単に開けることができない機能を持った従来の容器の安全キャップ装置には、容器本体の口部に雄ねじと雌ねじとを介して着脱自在に螺合される内キャップと、内キャップに相対回転自在に外嵌される外キャップとを備え、外キャップをキャップ締め方向に回転するときには、ラチェット機構によって内キャップと外キャップとが互いに一体化して内キャップを口部に螺合することができるようになっており、内キャップを口部に螺合する途中で外キャップをキャップ緩め方向に回転すれば内キャップを外すことができるが、内キャップの口部への螺合が完了した後では、内キャップが容器本体に固定されて、外キャップを単にキャップ緩め方向に回しても空回りするようにし、外キャップを下方に押し付けながらキャップ緩め方向に回すことにより、この押し付けによってキーと突子による係止手段が係り合って内キャップと外キャップとが一体化されて、安全キャップ装置を外すことができるようにしたものがある(例えば引用文献1)。 In a conventional container safety cap device that has a function that cannot be easily opened by infants, an inner cap that is detachably screwed into a mouth portion of the container body via a male screw and a female screw, and an inner cap And an outer cap that is externally fitted so as to be relatively rotatable. When the outer cap is rotated in the cap tightening direction, the inner cap and the outer cap are integrated with each other by a ratchet mechanism, and the inner cap is screwed into the mouth portion. The inner cap can be removed by rotating the outer cap in the direction of loosening the cap in the middle of screwing the inner cap into the mouth, but the screwing of the inner cap into the mouth has been completed. Later, the inner cap is fixed to the container body so that the outer cap can be rotated freely by simply rotating the cap in the cap loosening direction, and the cap is loosened while pressing the outer cap downward. There is a device in which the safety cap device can be removed by turning the head in the direction so that the locking means by the key and the protrusion are engaged with each other and the inner cap and the outer cap are integrated. Reference 1).
しかし、従来の場合、内キャップの口部への螺合が完了した時点がわかりにくいため、内キャップの口部への螺合が完了する前に、外キャップをキャップ締め方向に回転するのを止めてしまうことがあり、このような場合には、外キャップをキャップ緩め方向に回しても空回りすることがなく、幼児等に簡単にキャップを開けることができ、安全キャップ装置の機能が損なわれた。 However, in the conventional case, it is difficult to understand when the screwing of the inner cap to the mouth portion is completed, and therefore, before the screwing of the inner cap to the mouth portion is completed, it is necessary to rotate the outer cap in the cap fastening direction. In such a case, even if the outer cap is turned in the cap loosening direction, the cap does not rotate freely, and the cap can be easily opened for infants, etc., and the function of the safety cap device is impaired. It was.
また、内キャップの口部への螺合が完了した後では、外キャップを下方に押し付けながらキャップ緩め方向に回す必要があり、キャップを開ける操作が面倒であるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、幼児等がキャップを簡単に開けることができなくなったことを容易に確認することができ、しかも、キャップを開ける際に、外キャップを下方に押し付けながらキャップ緩め方向に回すような面倒な操作をしなくて済むようにした容器の安全キャップ装置を提供することを目的としている。
Further, after the screwing of the inner cap into the mouth portion is completed, it is necessary to turn the cap in the loosening direction while pressing the outer cap downward, and there is a problem that the operation of opening the cap is troublesome.
In view of the above problems, the present invention can easily confirm that an infant or the like cannot easily open the cap, and when opening the cap, the cap is loosened while pressing the outer cap downward. It is an object of the present invention to provide a safety cap device for a container that does not require a troublesome operation such as turning to a position.
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、容器本体2の口部3に雄ねじ9と雌ねじ16とを介して着脱自在に螺合される内キャップ11と、内キャップ11に相対回転自在に外嵌される回転筒体22と、回転筒体22にその上端開口23を塞ぐように内嵌保持されるボタン体24とを備え、ボタン体24が、内キャップ11に一体に回転するように連結されると共に、回転筒体22に対して下内嵌位置Xから該下内嵌位置Xよりも上昇した上内嵌位置Yに上下移動自在に内嵌保持された容器の安全キャップ装置であって、
ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあるときに係合して、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させるキャップ締め方向回転力とボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させる上昇力とを生じさせ、かつ、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、ボタン体24をキャップ緩め方向Bに回転させるキャップ緩め方向回転力を生じさせるボタン係合機構43が、回転筒体22とボタン体24との間に設けられ、ボタン体24が上内嵌位置Y以上に上昇したとき前記ボタン係合機構43の係合が外れて回転筒体22がボタン体24に対して少なくともキャップ緩め方向Bに空回りするように構成されている点にある。
Specific means for solving the problems in the present invention are as follows.
The technical means of the present invention that solves this technical problem includes an
The
また、本発明の他の技術的手段は、前記ボタン係合機構43は、回転筒体22側又はボタン体24側に設けた係合凸部45と、ボタン体24側又は回転筒体22側に設けた係止凹部46とを備え、ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあるときに係合凸部45は係止凹部46に係脱自在に係合され、ボタン体24が上内嵌位置Y以上に上昇したときに係合凸部45と係止凹部46とが上下に離間してその係合が外れるように構成され、
前記係合凸部45又は係止凹部46の少なくとも一方のキャップ締め方向A側又はキャップ緩め方向B側に、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前では、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ又は下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させ、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させるように、キャップ締め方向Aに向けて前下がりに傾斜した傾斜案内面48が形成され、
前記係合凸部45及び係止凹部46のキャップ緩め方向B側又はキャップ締め方向A側に、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、ボタン体24をキャップ緩め方向Bに回転させるように互いに接当する起立状の凸部接当面50と凹部接当面51とがそれぞれ形成されている点にある。
According to another technical means of the present invention, the
As the rotating
The
また、本発明の他の技術的手段は、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24が下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに向けて上昇すると、これに伴ってボタン係合機構43の係合位置(対応する係合凸部45と係止凹部46と)がずれて、ボタン体24を下方に押圧しても下内嵌位置Xに押し込むことができないように構成されている点にある。
Further, according to another technical means of the present invention, when the
また、本発明の他の技術的手段は、前記ボタン係合機構43は、回転筒体22及びボタン体24に対して周方向に間隔をおいて複数設けられ、
複数のボタン係合機構43は、回転筒体22とボタン体24との相対回転位置の特定の1箇所でのみ係合可能となるように、回転筒体22及びボタン体24に対して周方向に不等な間隔をおいてかつ回転筒体22側とボタン体24側とで互いに対応する周方向の位置に設けられている点にある。
Further, according to another technical means of the present invention, the
The plurality of button
また、本発明の他の技術的手段は、回転筒体22に筒体位置決め印53が設けられ、ボタン体24にボタン位置決め印54が設けられ、これら筒体位置決め印53とボタン位置決め印54とは、回転筒体22とボタン体24とを相対回転して複数のボタン係合機構43が係合可能になる特定の相対回転位置で互いに一致するように配置されている点にある。
Another technical means of the present invention is that the
また、本発明の他の技術的手段は、ボタン体24が、下内嵌位置Xから上内嵌位置Yを超えた上昇位置Zに上下移動自在に内嵌保持されており、
ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに係合して、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴ってボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させる締め方向係合機構65が回転筒体22とボタン体24との間に設けられている点にある。
Further, according to another technical means of the present invention, the
Engage when the
また、本発明の他の技術的手段は、前記締め方向係合機構65は、回転筒体22側又はボタン体24側に設けた締め係合面60と、ボタン体24側又は回転筒体22側に設けた締め係止面62とを備え、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに締め係合面60と締め係止面62とが回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに締め係合面60と締め係止面62とが上下に離間するように構成されている点にある。
According to another technical means of the present invention, the tightening direction
また、本発明の他の技術的手段は、ボタン体24が、下内嵌位置Xから上内嵌位置Yを超えた上昇位置Zに上下移動自在に内嵌保持されており、
ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、ボタン体24を上内嵌位置Yから上昇位置Zに上昇させる緩め方向係合機構66が回転筒体22とボタン体24との間に設けられている点にある。
Further, according to another technical means of the present invention, the
When the
また、本発明の他の技術的手段は、前記緩め方向係合機構66は、回転筒体22側又は
ボタン体24側に設けた緩め係合部位61と、ボタン体24側又は回転筒体22側に設けた緩め係止部位63とを備え、緩め係合部位61と緩め係止部位63との少なくとも一方は、キャップ締め方向Aに向けて前下がりに傾斜したカム面とされており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに緩め係合部位61と緩め係止部位63とが上下に離間して係合不能になるように構成されている点にある。
According to another technical means of the present invention, the loosening direction
また、本発明の他の技術的手段は、前記締め方向係合機構65及び緩め方向係合機構66は、前記複数のボタン係合機構43に対応して回転筒体22及びボタン体24の周方向に間隔をおいて複数設けられており、
前記ボタン係合機構43により、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴ってボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させたときに、複数の締め方向係合機構65の各締め係合面60と締め係止面62とが回転筒体22の回転方向に対向すると共に、複数の緩め方向係合機構66の各緩め係合部位61と緩め係止部位63とが回転筒体22の回転方向に対向するように構成されている点にある。
Further, another technical means of the present invention is that the tightening
When the
また、本発明の他の技術的手段は、ボタン体24の上端部外周に改ざん防止ベルト77が外嵌装着されて、改ざん防止ベルト77を取り外さない限りボタン体24を下内嵌位置Xに押し込むことができないように構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、ボタン体24の上端部外周に、改ざん防止リング81が外嵌されると共に破断片82を介して連結され、ボタン体24を下内嵌位置Xに押し込むと、改ざん防止リング81が、破断片82の破断により、ボタン体24の上端部外周から外れるように構成されている点にある。
Further, according to another technical means of the present invention, a tamper-
Another technical means of the present invention is that a tamper-
本発明によれば、回転筒体をキャップ締め方向に回転させることにより、ボタン体をキャップ締め方向に回転させると共に、内キャップの口部への螺合が完了するまでに、又は、内キャップの口部への螺合が完了した後に、ボタン体を下内嵌位置から上内嵌位置に上昇させることができる。そして、ボタン体が上内嵌位置に上昇したときボタン係合機構の係合が外れて回転筒体がボタン体に対してキャップ緩め方向に空回りするようになる。 According to the present invention, by rotating the rotating cylinder in the cap tightening direction, the button body is rotated in the cap tightening direction, and until the screwing of the inner cap to the mouth portion is completed, or the inner cap After screwing into the mouth portion is completed, the button body can be raised from the lower internal fitting position to the upper internal fitting position. Then, when the button body is raised to the upper internal fitting position, the engagement of the button engagement mechanism is disengaged, and the rotating cylinder rotates idly in the cap loosening direction with respect to the button body.
従って、ボタン体が下内嵌位置から上内嵌位置に上昇することによって、回転筒体がボタン体に対してキャップ緩め方向に空回りし、幼児等がキャップを簡単に開けることができなくなったことを目等で容易に確認することができる。このため、従来のように、内キャップの口部への螺合が完了した時点がわかりにくいために、内キャップの口部への螺合が完了する前に、回転筒体をキャップ締め方向に回転するのを止めてしまうことにより、幼児等に簡単にキャップを開けることができて、安全キャップ装置の機能が損なわれるのを確実に防止できる。 Therefore, when the button body rises from the lower inner fitting position to the upper inner fitting position, the rotating cylinder is idled in the cap loosening direction with respect to the button body, so that an infant or the like cannot easily open the cap. Can be easily confirmed with eyes. For this reason, since it is difficult to understand when the screwing of the inner cap to the mouth portion is completed as in the prior art, before the screwing of the inner cap to the mouth portion is completed, the rotating cylinder body is moved in the cap tightening direction. By stopping the rotation, the cap can be easily opened by an infant or the like, and the function of the safety cap device can be reliably prevented from being impaired.
また、キャップを開ける場合は、ボタン体を下方に押圧することにより上内嵌位置から下内嵌位置に下降させて、回転筒体とボタン体との間にあるボタン係合機構を係合させ、この状態で、ボタン体をキャップ緩め方向に回転させればよく、従来のように外キャップを下方に押し付けながらキャップ緩め方向に回すような面倒な操作をしなくて済む。 When opening the cap, the button body is pressed downward to be lowered from the upper inner fitting position to the lower inner fitting position, and the button engagement mechanism between the rotating cylinder and the button body is engaged. In this state, the button body may be rotated in the direction of loosening the cap, and there is no need to perform a troublesome operation of rotating the button body in the direction of loosening the cap while pressing the outer cap downward.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の第1実施形態を示している。図1〜図3において、化粧品、薬品、錠剤、薬品の液体、粉体等を収納する容器1は、容器本体2と容器本体2の口部3に装着される安全キャップ装置4とを備える。
容器本体2は合成樹脂又は金属等により筒状に形成され、肩部6を介して口部3が上方突設されている。口部3は円筒状に形成され、口部3の外周に雄ねじ9が設けられている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 6 show a first embodiment of the present invention. In FIG. 1 to FIG. 3, a
The
安全キャップ装置4は、内キャップ11と外キャップ12とを備える。内キャップ11は合成樹脂により一体成形されている。内キャップ11は、内筒体14と内筒体14の上端開口を塞ぐ天壁体15とを備え、内筒体14の内周面に口部3の雄ねじ9に螺合する雌ねじ16が形成され、内キャップ11の天壁体15の中央部に連結凸部17が上方突設され、連結凸部17に十字状の位置決め溝19が形成されている。
The
外キャップ12は、内キャップ11に相対回転自在に外嵌される回転筒体22と、回転筒体22にその上端開口23を塞ぐように内嵌保持されるボタン体24とを備える。回転筒体22は合成樹脂により一体成形されて円筒状に形成され、回転筒体22の上下方向の中途部に径方向内方に突出した環状壁26が設けられ、環状壁26の中央部に中央開口27が設けられている。
The
環状壁26が天壁体15の上面に上側から接当することにより、回転筒体22の内キャップ11に対する下方移動が規制されている。また、回転筒体22の下部に径内方向に突出した環状突起28が設けられ、環状突起28が内筒体14の下端に下側から係合することにより、回転筒体22の内キャップ11に対する上方移動が規制されている。従って、回転筒体22は内キャップ11に対して上下移動が規制された状態で回転自在に外嵌されている。
When the
ボタン体24は、合成樹脂により一体成形され、円板状の天壁部30と天壁部30の外周端部から下方に突出した円筒状の外筒壁32と天壁部30の中央部から下方に突出した円筒状の内筒壁33とを有し、外筒壁32と内筒壁33との間に周方向に間隔をおいて複数(図例では4つ)のリブ壁34が設けられている。天壁部30の中央部に内筒壁33内に位置する十字状の位置決めリブ35が下方に突設されている。
The
ボタン体24の内筒壁33が内キャップ11の連結凸部17に上下移動自在に外嵌され、連結凸部17は回転筒体22の環状壁26の中央開口27に挿通されて環状壁26の上方に突出され、ボタン体24の位置決めリブ35に十字状の位置決め溝19を介して内嵌固着され、これにより、ボタン体24は内キャップ11に上下移動自在に保持されると共に、内キャップ11に一体に回転するように連結されている。
The inner
ボタン体24の外筒壁32が回転筒体22の上部に内嵌保持されて、ボタン体24は、回転筒体22に対して下内嵌位置Xから上内嵌位置Yを超えた上昇位置Zに上下移動自在
に内嵌保持されており、ボタン体24が下内嵌位置Xに下降したときに、ボタン体24の外筒壁32下端が環状壁26に接当してボタン体24の下方移動が規制され、このときボタン体24の天壁部30上面が回転筒体22の上端と同一高さになる。ボタン体24が上内嵌位置Yに上昇したとき、ボタン体24は回転筒体22の上端よりも上方突出し、また、ボタン体24が上昇位置Zに上昇したときに、ボタン体24は回転筒体22の上端よりもさらに大きく上方突出する。
The
内筒壁33の下端部に径内方向に突設した環状の係合部38が連結凸部17の上端部に径外方向に突設した係止部39に下側から係合して、ボタン体24の上昇位置Zからの上方移動が規制されるようになっている。
図1〜図6において、回転筒体22とボタン体24との間にボタン係合機構43が設けられている。このボタン係合機構43は、回転筒体22及びボタン体24に対して周方向に間隔をおいて複数(図例では4つ)設けられている。
An annular engaging
1 to 6, a
各ボタン係合機構43は、回転筒体22側である環状壁26の外周部上面に上方突設した係合凸部45と、ボタン体24側である外筒壁32の下部側に形成した係止凹部46とを備え、ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあるときに係合凸部45は係止凹部46に係脱自在に係合され、ボタン体24が上内嵌位置Y以上に上昇したときに係合凸部45と係止凹部46とが上下に離間してその係合が外れるように構成されている。
Each
前記係止凹部46のキャップ締め方向A(キャップ閉め方向A)側にキャップ締め方向Aに向けて前下がりに傾斜した傾斜案内面48が形成されており、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、係合凸部45のキャップ締め方向A側の上端部が傾斜案内面48に接当し、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前では、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ又は下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させ、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させるようになっている。
An
係合凸部45のキャップ緩め方向B(キャップ開け方向B)側に起立状の凸部接当面50が形成され、係止凹部46のキャップ緩め方向B側に起立状の凹部接当面51が形成されており、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、凸部接当面50と凹部接当面51とが互いに接当して、ボタン体24をキャップ緩め方向Bに回転させるように構成されている。
An upright
而して、ボタン係合機構43は、ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあるときに係合して、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させるキャップ締め方向回転力とボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させる上昇力とを生じさせ、かつ、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、ボタン体24をキャップ緩め方向Bに回転させるキャップ緩め方向回転力を生じさせるように構成されている。
Thus, the
また、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24が下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに向けて上昇すると、これに伴ってボタン係合機構43(対応する係合凸部45と係止凹部46と)の係合位置がずれて、ボタン体24を下方に押圧しても下内嵌位置Xに押し込むことができないように構成されている。
また、ボタン体24が上内嵌位置Y以上に上昇したときにボタン係合機構43の係合が外れて回転筒体22がボタン体24に対して少なくともキャップ緩め方向Bに空回りするように構成されている。
Further, when the
In addition, the
前記複数のボタン係合機構43は、回転筒体22とボタン体24との相対回転位置の特定の1箇所でのみ係合可能となるように、回転筒体22及びボタン体24に対して周方向に不等な間隔をおいて設けられかつ回転筒体22側とボタン体24側とで互いに対応する周方向の位置に設けられている。
即ち、環状壁26の外周部上面に係合凸部45が周方向に不等な間隔をおいて複数(4つ)上方突設され、これに対応して、外筒壁32の下部側に係止凹部46が周方向に不等な間隔をおいて複数(4つ)形成され、回転筒体22とボタン体24とを相対的に回転す
ると、特定の1箇所でのみ複数の係合凸部45がそれぞれ対応する係止凹部46に係合するようになっている。
The plurality of
In other words, a plurality (four) of protruding
図1に示すように、回転筒体22の外周面の上部に筒体位置決め印53が設けられ、ボタン体24の上面の外周部にボタン位置決め印54が設けられ、これら筒体位置決め印53とボタン位置決め印54とは、回転筒体22をボタン体24に対して相対的に回転することにより複数のボタン係合機構43が係合可能になる特定の相対回転位置で互いに一致するように配置されている。
As shown in FIG. 1, a
なお、筒体位置決め印53及び筒体位置決め印53は、回転筒体22又はボタン体24にシールを貼り付けて構成するようにしてもよいし、刻印し又は三角状等の凹部を一体成形するようにしてもよい。
また、筒体位置決め印53を、回転筒体22の外周面の上部に代えて又は加えて回転筒体22の上端面に設けるようにしてもよい。
The cylindrical
Further, the
図1〜図3、図5及び図6において、回転筒体22側である環状壁26の内周部上面に係合突部57が周方向に間隔をおいて複数(図例では4つ)上方突設されている。
ボタン体24側である周方向に隣り合うリブ壁34間がそれぞれ周方向に間隔をおいて形成された係止没部58とされている。この係止没部58は、回転筒体22側の係合突部57に対応してボタン体24側に複数(4つ)配置されており、複数の係合突部57がそれぞれ対応する係止没部58に係合するように構成されている。
1 to 3, 5, and 6, a plurality of
Between the
図5(a)に示すように、ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあって各ボタン係合機構43の係合凸部45が係止凹部46に係合しているとき、複数の係合突部57がそれぞれ対応する係止没部58内にあって、各係合突部57は係止没部58内にキャップ締め方向A及びキャップ緩め方向Bに移動可能に保持されている。
また、図5(b)及び図6(a)に示すように、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあって係合凸部45と係止凹部46とが上下に離間してその係合が外れているとき、複数の係合突部57の上部がそれぞれ対応する係止没部58の下部内にあって、各係合突部57は対応する係止没部58のキャップ締め方向A側及びキャップ緩め方向B側に接当(係合)可能になっている。
As shown in FIG. 5A, the
Further, as shown in FIGS. 5B and 6A, the
また、図6(b)に示すように、ボタン体24が上昇位置Zにあるとき、係合突部57と係止没部58とが上下に離間してその係合が外れるようになっている。
係合突部57はそのキャップ締め方向A側に締め係合面60を有し、キャップ緩め方向B側に緩め係合部位61を有している。係止没部58はそのキャップ締め方向A側に締め係止面62を有し、キャップ緩め方向B側に緩め係止部位63を有している。
Further, as shown in FIG. 6B, when the
The
ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに係合して、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴ってボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させる締め方向係合機構65が回転筒体22とボタン体24との間に設けられている。
この締め方向係合機構65は、回転筒体22側に設けた前記係合突部57の締め係合面60と、ボタン体24側に設けた前記係止没部58の締め係止面62とを備えてなり、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに締め係合面60と締め係止面62とが係合可能となるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに締め係合面60と締め係止面62とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
Engage when the
The tightening
締め方向係合機構65は、複数のボタン係合機構43に対応して回転筒体22及びボタン体24の周方向に間隔をおいて複数(図例では4つ)設けられており、前記ボタン係合機構43により、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴ってボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させたときに、複数の締め方向係合機構65の各締め係合面60と締め係止面62とが回転筒体22の回転方向に対向するように構成されている。
A plurality (four in the illustrated example) of fastening
ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、ボタン体24を上内嵌位置Yから上昇位置Zに上昇させる緩め方向係合機構66が回転筒体22とボタン体24との間に設けられている。
この緩め方向係合機構66は、回転筒体22側に設けた前記係合突部57の緩め係合部位61と、ボタン体24側に設けた前記係止没部58の緩め係止部位63とを備えてなり、緩め係合部位61はキャップ緩め方向Bに向けて前下がりに傾斜したカム面とされており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに緩め係合部位61と緩め係止部位63とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
When the
The loosening
緩め方向係合機構66は、複数のボタン係合機構43に対応して回転筒体22及びボタン体24の周方向に間隔をおいて複数(図例では4つ)設けられており、ボタン係合機構43により、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴ってボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させたときに、複数の緩め方向係合機構66の各緩め係合部位61と緩め係止部位63とが回転筒体22の回転方向に対向するように構成されている。
A plurality (four in the illustrated example) of loosening
上記実施形態によれば、図4(a)に示すように、ボタン体24が上内嵌位置Yに上昇したとき、ボタン係合機構43の係合が外れて回転筒体22がボタン体24に対してキャップ緩め方向Bに空回りする(チャイルドロックされた状態)。従って、この状態で、子供等が安全キャップ装置4を開けようとして、回転筒体22をキャップ緩め方向Bに回転させても、回転筒体22は空回りをし、安全キャップ装置4を開けることができない。
According to the embodiment, as shown in FIG. 4A, when the
しかも、このとき、回転筒体22をボタン体24に対して相対的に回転することにより、回転筒体22とボタン体24との相対回転位置が特定の1箇所になって、筒体位置決め印53とボタン位置決め印54とが回転筒体22の回転方向で一致し、複数の係合凸部45がそれぞれ対応する係止凹部46に上下に一致して係合可能になっていない限り、ボタン体24を下方に押圧しても、ボタン体24は上内嵌位置Yから下内嵌位置Xに下降することはなく、回転筒体22がボタン体24に対してキャップ緩め方向Bに空回りする状態(チャイルドロック)は解除されない。従って、チャイルドロックが不測に外れて、誤って子供等が安全キャップ装置4を開けるおそれが殆どなくなる。
In addition, at this time, by rotating the
そして、回転筒体22をボタン体24に対して相対的に回転することにより、筒体位置決め印53とボタン位置決め印54とを回転筒体22の回転方向で一致させて、複数の係合凸部45をそれぞれ対応する係止凹部46に上下に一致させれば、この状態で、ボタン体24を下方に押圧すると、図4(b)に示すように、ボタン体24は上内嵌位置Yから下内嵌位置Xに下降し、複数の係合凸部45がそれぞれ対応する係止凹部46に係合する。
Then, by rotating the
この状態で、回転筒体22をキャップ緩め方向Bに回転すると、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、凸部接当面50と凹部接当面51とが互いに接当して、ボタン体24がキャップ緩め方向Bに回転して、内キャップ11が外キャップ12と共に口部3から外れて、安全キャップ装置4を開くことができる。
この際に、安全キャップ装置4を開くには、単にボタン体24をキャップ緩め方向Bに回転させればよく、従来のように外キャップ12を下方に押し付けながらキャップ緩め方向Bに回すような面倒な操作をしなくて済む。
When the
At this time, in order to open the
また、図5(a)に示すように、ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあるとき、複数のボタン係合機構43は係合しており、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させるキャップ締め方向回転力とボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させる上昇力とを生じさせる。
Further, as shown in FIG. 5A, when the
即ち、回転筒体22をキャップ締め方向Aに回転させると、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、係合凸部45が傾斜案内面48に接当し、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前では、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ又は下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させ、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させる。
That is, when the
而して、ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあるときに、回転筒体2
2をキャップ締め方向Aに回転させることにより、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させると共に、内キャップ11の口部3への螺合が完了するまでに、又は、内キャップ11の口部3への螺合が完了した後に、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させることができる。
Thus, when the
2 is rotated in the cap tightening direction A, the
そして、図5(b)に示すように、ボタン体24が上内嵌位置Yに上昇したときにボタン係合機構43の係合が外れるため、この状態で回転筒体22をキャップ緩め方向Bに回転しても、その回転力はボタン体24に伝達されることはなくなり、回転筒体22がボタン体24に対してキャップ緩め方向Bに空回りするようになる。
従って、ボタン体24が下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇することによって、回転筒体22がボタン体24に対してキャップ緩め方向Bに空回りし、幼児等がキャップを簡単に開けることができなくなったことを目等で容易に確認することができる。その結果、従来のように、内キャップ11の口部3への螺合が完了した時点がわかりにくいために、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前に、回転筒体22をキャップ締め方向Aに回転するのを止めてしまうことにより、幼児等に簡単にキャップを開けることができて安全キャップ装置4の機能が損なわれるのを確実に防止できる。
Then, as shown in FIG. 5B, since the
Accordingly, when the
また、図5(b)に示すように、ボタン体24が上内嵌位置Yに上昇すると、係合凸部45と係止凹部46とが上下に離間してその係合が外れるが、複数の締め方向係合機構65が係合して、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴ってボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させる。
即ち、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、複数の締め方向係合機構65の締め係合面60と締め係止面62とが係合可能となるように回転筒体22の回転方向に対向しており、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ、内キャップ11を口部3に螺合させて、内キャップ11の口部3への螺合を完了させる。
Further, as shown in FIG. 5B, when the
That is, when the
従って、回転筒体22をキャップ締め方向Aに回転させることによってボタン体24が上内嵌位置Yに上昇した後も、回転筒体22を少しキャップ締め方向Aに回転させ続けることにより、内キャップ11の口部3への螺合を確実に完了させることができる。
次に、図6(a)に示すように、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、複数の緩め方向係合機構66の緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向しており、回転筒体22をキャップ緩め方向Bに回転させると、緩め方向係合機構66(緩め係合部位61と緩め係止部位63と)が係合して、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、ボタン体24を上内嵌位置Yから上昇位置Zに上昇させる。
Accordingly, by rotating the
Next, as shown in FIG. 6A, when the
そして、図6(b)に示すように、ボタン体24が上昇位置Zに上昇したとき、緩め係合部位61と緩め係止部位63と(緩め方向係合機構66)が上下に離間して係合不能になるし、締め係合面60と締め係止面62と(締め方向係合機構65)が上下に離間して係合不能になり、回転筒体22をキャップ締め方向A及びキャップ緩め方向Bに回転しても、その回転力はボタン体24に伝達されなくなり、回転筒体22はキャップ締め方向A及びキャップ緩め方向Bに空回りするようになる(完全にチャイルドロックがかかった状態)。
Then, as shown in FIG. 6B, when the
従って、この状態で、子供等が安全キャップ装置4を開けようとして、回転筒体22をキャップ緩め方向B及びキャップ締め方向Aに回転させても、回転筒体22は空回りをし、安全キャップ装置4を開けることができない。
このとき、ボタン体24を下方に押圧すると、回転筒体22は上昇位置Zから上内嵌位置Yに下降することは可能であるが、これ以上ボタン体24を下方に押圧しても、前述したように、筒体位置決め印53とボタン位置決め印54とが回転筒体22の回転方向で一致していない限り、ボタン体24は上内嵌位置Yから下内嵌位置Xに下降することはなく、回転筒体22がボタン体24に対してキャップ緩め方向Bに空回りする状態(チャイルドロック)は解除されない。
Therefore, in this state, even if the child or the like tries to open the
At this time, if the
図7は第2実施形態を示し、ボタン体24の外筒壁32の上部外周に、環状の上係合突
起71と環状の下係合突起72とが設られて上係合突起71と下係合突起72との間に環状凹部73が形成され、回転筒体22の上部内周に環状の係止突起74が設けられ、ボタン体24が下内嵌位置Xに下降したときに係止突起74が環状凹部73に嵌合して下係合突起72が係止突起74に対して下側から係合すると共に上係合突起71が係止突起74に対して上側から係合するようにしている。
FIG. 7 shows a second embodiment. An annular
この場合、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させるために必要な力が大きくなるため、内キャップ11の口部3への螺合が完了した後にボタン体24が下内嵌位置Xから上昇するようになり、ボタン体24の下内嵌位置Xから上内嵌位置Yへの上昇が、内キャップ11の口部3への螺合が完了したことの顕著なサインになる。
また、この場合、回転筒体22をキャップ締め方向Aに回転させることにより、ボタン体24が下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇する前に、内キャップ11の口部3への螺合が確実に完了するようになし得、前記締め方向係合機構65を省略することが可能になる。
In this case, since the force necessary to raise the
Further, in this case, by rotating the
図8及び図9は第3実施形態を示し、ボタン体24の上端部外周に改ざん防止ベルト77が外嵌装着されている。この改ざん防止ベルト77はボタン体24に一体に成形されており、改ざん防止ベルト77を取り外さない限りボタン体24を下内嵌位置Xに押し込むことができず、その結果、改ざん防止ベルト77を取り外さない限り安全キャップ装置4を開けることができないようになっている。
8 and 9 show a third embodiment, in which a tamper-
改ざん防止ベルト77の一端部は切断されていて、その切断端部に摘み部78が一体に形成され、改ざん防止ベルト77の内周部の薄肉部79がボタン体24の外周部に一体に連結されている。従って、摘み部78を摘んでボタン体24の径外方向に引っ張りながらボタン体24の周方向に引張することにより、改ざん防止ベルト77をボタン体24から簡単に取り外すことができる。その他の点は前記第1実施形態の場合と同様の構成である。
One end of the tamper-
図10は第4実施形態を示し、図10の左半部に示すように、ボタン体24の上端部外周に、改ざん防止リング81が外嵌されると共に破断片82を介して連結されている。この改ざん防止リング81はボタン体24に一体に成形されており、破断片82はボタン体24の周方向に等間隔をおいて複数個(例えば4つ)設けられている。
この場合、安全キャップ装置4を開けるために、図10の右半部に示すように、ボタン体24を下内嵌位置Xに押し込むと、改ざん防止リング81が回転筒体22の上端面に押圧接当し、複数の破断片82が破断されてボタン体24の上端部外周から外れるので、安全キャップ装置4を開けたことが一目でわかる。その他の点は前記第1実施形態の場合と同様の構成である。
FIG. 10 shows a fourth embodiment. As shown in the left half of FIG. 10, a tamper-
In this case, in order to open the
図11は第5実施形態を示し、前記第1実施形態における回転筒体22側の係合突部57とボタン体24側の係止没部58とを省略し、複数のボタン係合機構43の係合凸部45のキャップ締め方向A側と係止凹部46のキャップ締め方向A側との間に締め方向係合機構65を設け、複数のボタン係合機構43の係合凸部45のキャップ締め方向A側と係止凹部46のキャップ緩め方向B側との間に緩め方向係合機構66を設けたものである。
FIG. 11 shows a fifth embodiment, in which the engaging
即ち、締め方向係合機構65の締め係合面60を、回転筒体22側である複数の係合凸部45のキャップ締め方向A側の上部にそれぞれ起立状に設け、締め方向係合機構65の締め係止面62を、ボタン体24側である複数の係止凹部46のキャップ緩め方向B側の下部にそれぞれ起立状に設けており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに締め係合面60と締め係止面62とが係合可能となるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに締め係合面60と締め係止面62とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
That is, the tightening
また、緩め方向係合機構66の緩め係合部位61を、回転筒体22側である複数の係合凸部45のキャップ緩め方向B側の上部にそれぞれ設け、ボタン体24側である緩め方向係合機構66の緩め係止部位63を、複数の係止凹部46のキャップ緩め方向B側の下部にそれぞれ設け、各緩め係止部位63はキャップ緩め方向Bに向けて前下がりに傾斜したカム面とされており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、緩
め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに緩め係合部位61と緩め係止部位63とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。その他の点は前記第1実施形態の場合と同様の構成である。
Further, the loosening
従って、第5実施形態の場合、前記第1実施形態の場合と同様に、図11(a)に示すように、ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあるとき、複数のボタン係合機構43は係合しており、回転筒体22をキャップ締め方向Aに回転させることにより、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させると共に、内キャップ11の口部3への螺合が完了するまでに、又は、内キャップ11の口部3への螺合が完了した後に、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させることができる。
Accordingly, in the case of the fifth embodiment, as in the case of the first embodiment, as shown in FIG. 11A, the
そして、図11(b)に示すように、ボタン体24が上内嵌位置Yに上昇すると、係合凸部45と係止凹部46とが上下に離間してその係合が外れるが、複数の締め方向係合機構65の締め係合面60と締め係止面62とが係合可能となるように回転筒体22の回転方向に対向し、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ、内キャップ11を口部3に螺合させて、内キャップ11の口部3への螺合を完了させる。
Then, as shown in FIG. 11B, when the
また、図11(c)に示すように、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、複数の緩め方向係合機構66の緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向しており、回転筒体22をキャップ緩め方向Bに回転させると、緩め方向係合機構66(緩め係合部位61と緩め係止部位63と)が係合して、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、ボタン体24を上内嵌位置Yから上昇位置Zに上昇させる。
Further, as shown in FIG. 11C, when the
図12は、ボタン係合機構43の係止凹部46の傾斜案内面48の種々の変形例を示している。図12(a)は、傾斜案内面48をキャップ締め方向Aに向けて前下がりに緩やかに直線状に傾斜させたものである。図12(b)は、傾斜案内面48をキャップ締め方向Aに向けて前下がりに急傾斜で直線状に傾斜させたものである。図12(c)は、傾斜案内面48を、キャップ緩め方向B側ではキャップ締め方向Aに向けて前下がりに緩やかに直線状に傾斜させ、キャップ締め方向A側ではキャップ締め方向Aに向けて前下がりに急傾斜で直線状に傾斜させたものである。図12(d)は、傾斜案内面48を、キャップ緩め方向B側からキャップ締め方向A側に向けて徐々に急傾斜になるように円弧状に傾斜させたものである。
FIG. 12 shows various modifications of the
図12(a)の場合は、図12(b)の場合に比べて、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させる上昇力が大きくなり、このため、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前に、ボタン体24が下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇するようになる。
図12(b)の場合は、図12(a)の場合に比べて、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させるキャップ締め方向回転力が大きくなり、このため、内キャップ11の口部3への螺合が完了した後に、ボタン体24が下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇するようになる。
In the case of FIG. 12A, as compared with the case of FIG. 12B, the
In the case of FIG. 12B, the cap tightening direction in which the
図12(c)の場合は、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させる上昇力が、前半では大きく後半では小さくなり、また、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させるキャップ締め方向回転力が、前半では小さく後半では大きくなる。このため、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると略同時にボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させることが可能になる。
In the case of FIG. 12C, as the rotating
図12(d)の場合は、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させる上昇力が、徐々に小さくなり、また、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させるキャップ締め方向回転力が、徐々に大きくなる。このため、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると略同時にボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させること可能になる。
In the case of FIG. 12D, as the
従って、内キャップ11の口部3への螺合が確実に完了するようになすためには、図12(a)の場合は、前記締め方向係合機構65を設けておくことが必要であるが、図12(b)(c)(d)の場合は、締め方向係合機構65を省略することができる。
図13は、ボタン係合機構43の種々の変形例を示している。
図13(a)は、第1実施形態の場合と同様であって、ボタン係合機構43は、回転筒体22側に突設した係合凸部45と、ボタン体24側に形成した係止凹部46とを備え、ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあるときに係合凸部45は係止凹部46に係脱自在に係合され、ボタン体24が上内嵌位置Y以上に上昇したときに係合凸部45と係止凹部46とが上下に離間してその係合が外れるように構成されている。
Therefore, in order to reliably complete the screwing of the
FIG. 13 shows various modified examples of the
FIG. 13A is the same as in the case of the first embodiment. The
係止凹部46のキャップ締め方向A側にキャップ締め方向Aに向けて前下がりに傾斜した傾斜案内面48が形成されており、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、係合凸部45のキャップ締め方向A側の上端部が傾斜案内面48に接当し、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前では、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ又は下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させ、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させるようになっている。
An
また、係合凸部45のキャップ緩め方向B側に起立状の凸部接当面50が形成され、係止凹部46のキャップ緩め方向B側に起立状の凹部接当面51が形成されており、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、凸部接当面50と凹部接当面51とが互いに接当して、ボタン体24をキャップ緩め方向Bに回転させるように構成されている。
図13(b)は、図13(a)の場合と同様に、ボタン係合機構43は、回転筒体22側に突設した係合凸部45と、ボタン体24側に形成した係止凹部46とを備えている。
Further, an upright
13B, as in the case of FIG. 13A, the
係合凸部45のキャップ締め方向A側と係止凹部46のキャップ締め方向A側とに、キャップ締め方向Aに向けて前下がりに傾斜した傾斜案内面48が形成されており、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、係合凸部45の傾斜案内面48と係止凹部46の傾斜案内面48とが接当し、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前では、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ又は下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させ、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させるようになっている。
On the cap tightening direction A side of the engaging
また、図13(a)の場合と同様に、係合凸部45のキャップ緩め方向B側に起立状の凸部接当面50が形成され、係止凹部46のキャップ緩め方向B側に起立状の凹部接当面51が形成されている。
図13(c)は、図13(a)(b)の場合と同様に、ボタン係合機構43は、回転筒体22側に突設した係合凸部45と、ボタン体24側に形成した係止凹部46とを備えている。
Further, as in the case of FIG. 13A, an upright
13C, similarly to the case of FIGS. 13A and 13B, the
係合凸部45のキャップ締め方向A側にキャップ締め方向Aに向けて前下がりに傾斜した傾斜案内面48が形成されており、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、係止凹部46のキャップ締め方向A側の下端部が傾斜案内面48に接当し、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前では、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ又は下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させ、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させるようになっている。
An
また、図13(a)(b)の場合と同様に、係合凸部45のキャップ緩め方向B側に起立状の凸部接当面50が形成され、係止凹部46のキャップ緩め方向B側に起立状の凹部接当面51が形成されている。
図13(d)は、ボタン係合機構43は、ボタン体24側に突設した係合凸部45と、回転筒体22側に形成した係止凹部46とを備え、ボタン体24が下内嵌位置Xと上内嵌位置Yとの間にあるときに係合凸部45は係止凹部46に係脱自在に係合され、ボタン体24が上内嵌位置Y以上に上昇したときに係合凸部45と係止凹部46とが上下に離間してその係合が外れるように構成されている。
13A and 13B, an upright
In FIG. 13D, the
係止凹部46のキャップ緩め方向B側にキャップ締め方向Aに向けて前下がりに傾斜した傾斜案内面48が形成されており、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、係合突部57のキャップ緩め方向B側の下端部が傾斜案内面48に接当し、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前では、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ又は下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させ、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させるようになっている。
An
また、係合凸部45のキャップ締め方向A側に起立状の凸部接当面50が形成され、係止凹部46のキャップ締め方向A側に起立状の凹部接当面51が形成されており、回転筒体22のキャップ緩め方向Bへの回転に伴って、凸部接当面50と凹部接当面51とが互いに接当して、ボタン体24をキャップ緩め方向Bに回転させるように構成されている。
図13(e)は、図13(d)の場合と同様に、ボタン係合機構43は、ボタン体24側に突設した係合凸部45と、回転筒体22側に形成した係止凹部46とを備えている。
Further, an upright
13 (e), similarly to the case of FIG. 13 (d), the
係合凸部45のキャップ緩め方向B側と係止凹部46のキャップ緩め方向B側とにキャップ締め方向Aに向けて前下がりに傾斜した傾斜案内面48が形成されており、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、係合凸部45の傾斜案内面48と係止凹部46の傾斜案内面48とが接当し、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前では、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ又は下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させ、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させるようになっている。
An
また、図13(d)の場合と同様に、係合凸部45のキャップ締め方向A側に起立状の凸部接当面50が形成され、係止凹部46のキャップ締め方向A側に起立状の凹部接当面51が形成されている。
図13(f)は、図13(d)(e)の場合と同様に、ボタン係合機構43は、ボタン体24側に突設した係合凸部45と、回転筒体22側に形成した係止凹部46とを備えている。
Further, as in the case of FIG. 13D, an upright
13 (f), as in the case of FIGS. 13 (d) and 13 (e), the
係合凸部45のキャップ緩め方向B側にキャップ締め方向Aに向けて前下がりに傾斜した傾斜案内面48が形成されており、回転筒体22のキャップ締め方向Aへの回転に伴って、係止凹部46のキャップ緩め方向B側の上端部が傾斜案内面48に接当し、内キャップ11の口部3への螺合が完了する前では、ボタン体24をキャップ締め方向Aに回転させ又は下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させ、内キャップ11の口部3への螺合が完了すると、ボタン体24を下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上昇させるようになっている。
An
また、図13(d)(e)の場合と同様に、係合凸部45のキャップ締め方向A側に起立状の凸部接当面50が形成され、係止凹部46のキャップ締め方向A側に起立状の凹部接当面51が形成されている。
図14は、係合突部57、係止没部58、締め方向係合機構65及び緩め方向係合機構66の種々の変形例を示している。
Similarly to the cases of FIGS. 13D and 13E, the raised
FIG. 14 shows various modifications of the engaging
図14(a)は、第1実施形態の場合と同様であって、回転筒体22側に係合突部57が突設され、ボタン体24側に係止没部58が形成され、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるとき、係合突部57の上部が係止没部58の下部内にあって、係合突部57は係止没部58のキャップ締め方向A側及びキャップ緩め方向B側に接当可能になり、ボタン体24が上昇位置Zにあるとき、係合突部57と係止没部58とが上下に離間してその係合が外れるようになっている。
FIG. 14A is the same as that of the first embodiment, in which an engaging
締め方向係合機構65は、回転筒体22側である係合突部57のキャップ締め方向A側の締め係合面60と、ボタン体24側である係止没部58のキャップ締め方向A側の締め係止面62とを備えてなり、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに締め係合面60と締め係止面62とが係合可能となるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに締め係合面60と締め係止面62とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
The tightening
また、緩め方向係合機構66は、回転筒体22側である係合突部57のキャップ緩め方向B側の緩め係合部位61と、ボタン体24側である係止没部58のキャップ緩め方向B側の緩め係止部位63とを備えてなり、緩め係合部位61はキャップ緩め方向Bに向けて前下がりに傾斜したカム面とされており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに緩め係合部位61と緩め係止部位63とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
Further, the loosening
図14(b)は、図14(a)の場合と同様に、回転筒体22側に係合突部57が突設され、ボタン体24側に係止没部58が形成されている。
締め方向係合機構65は、図14(a)の場合と同様に、回転筒体22側である係合突部57のキャップ締め方向A側の締め係合面60と、ボタン体24側である係止没部58のキャップ締め方向A側の締め係止面62とを備えてなる。
14B, similarly to the case of FIG. 14A, an
As in the case of FIG. 14A, the tightening
また、緩め方向係合機構66は、回転筒体22側である係合突部57のキャップ緩め方向B側の緩め係合部位61と、ボタン体24側である係止没部58のキャップ緩め方向B側の緩め係止部位63とを備えてなり、緩め係合部位61と緩め係止部位63とはキャップ緩め方向Bに向けて前下がりに傾斜したカム面とされており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに緩め係合部位61と緩め係止部位63とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
Further, the loosening
図14(c)は、図14(a)(b)の場合と同様に、回転筒体22側に係合突部57が突設され、ボタン体24側に係止没部58が形成されている。
締め方向係合機構65は、図14(a)(b)の場合と同様に、回転筒体22側である係合突部57のキャップ締め方向A側の締め係合面60と、ボタン体24側である係止没部58のキャップ締め方向A側の締め係止面62とを備えてなる。
In FIG. 14C, as in the case of FIGS. 14A and 14B, an engaging
14A and 14B, the tightening
また、緩め方向係合機構66は、回転筒体22側である係合突部57のキャップ緩め方向B側の緩め係合部位61と、ボタン体24側である係止没部58のキャップ緩め方向B側の緩め係止部位63とを備えてなり、緩め係止部位63はキャップ緩め方向Bに向けて前下がりに傾斜したカム面とされており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに緩め係合部位61と緩め係止部位63とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
Further, the loosening
図14(d)は、ボタン体24側に係合突部57が突設され、回転筒体22側に係止没部58が形成され、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるとき、係合突部57の下部が係止没部58の上部内にあって、係合突部57は係止没部58のキャップ締め方向A側及びキャップ緩め方向B側に接当可能になり、ボタン体24が上昇位置Zにあるとき、係合突部57と係止没部58とが上下に離間してその係合が外れるようになっている。
In FIG. 14 (d), an
締め方向係合機構65は、ボタン体24側である係合突部57のキャップ緩め方向B側の締め係合面60と、回転筒体22側である係止没部58のキャップ緩め方向B側の締め係止面62とを備えてなり、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに締め係合面60と締め係止面62とが係合可能となるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに締め係合面60と締め係止面62とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
The tightening
また、緩め方向係合機構66は、ボタン体24側である係合突部57のキャップ締め方向A側の緩め係合部位61と、回転筒体22側である係止没部58のキャップ締め方向A側の緩め係止部位63とを備えてなり、緩め係合部位61はキャップ緩め方向Bに向けて前下がりに傾斜したカム面とされており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに緩め係合部位61と
緩め係止部位63とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
Further, the loosening
図14(e)は、図14(d)の場合と同様に、ボタン体24側に係合突部57が突設され、回転筒体22側に係止没部58が形成されている。
締め方向係合機構65は、図14(d)の場合と同様に、ボタン体24側である係合突部57のキャップ緩め方向B側の締め係合面60と、回転筒体22側である係止没部58のキャップ緩め方向B側の締め係止面62とを備えてなる。
14E, as in the case of FIG. 14D, an
As in the case of FIG. 14D, the tightening
また、緩め方向係合機構66は、ボタン体24側である係合突部57のキャップ締め方向A側の緩め係合部位61と、回転筒体22側である係止没部58のキャップ締め方向A側の緩め係止部位63とを備えてなり、緩め係合部位61と緩め係止部位63とはキャップ緩め方向Bに向けて前下がりに傾斜したカム面とされており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに緩め係合部位61と緩め係止部位63とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
Further, the loosening
図14(f)は、図14(d)(e)の場合と同様に、ボタン体24側に係合突部57が突設され、回転筒体22側に係止没部58が形成されている。
締め方向係合機構65は、図14(d)(e)の場合と同様に、ボタン体24側である係合突部57のキャップ緩め方向B側の締め係合面60と、回転筒体22側である係止没部58のキャップ緩め方向B側の締め係止面62とを備えてなる。
14 (f), as in the case of FIGS. 14 (d) and 14 (e), an
As in the case of FIGS. 14D and 14E, the tightening
また、緩め方向係合機構66は、ボタン体24側である係合突部57のキャップ締め方向A側の緩め係合部位61と、回転筒体22側である係止没部58のキャップ締め方向A側の緩め係止部位63とを備えてなり、緩め係止部位63はキャップ緩め方向Bに向けて前下がりに傾斜したカム面とされており、ボタン体24が上内嵌位置Yと上昇位置Zとの間にあるときに、緩め係合部位61と緩め係止部位63とが係合可能になるように回転筒体22の回転方向に対向し、ボタン体24が上昇位置Zにあるときに緩め係合部位61と緩め係止部位63とが上下に離間して係合不能になるように構成されている。
Further, the loosening
なお、前記実施形態では、回転筒体22とボタン体24との間にボタン係合機構43の他に、締め方向係合機構65と締め方向係合機構65とを設けているが、締め方向係合機構65又は締め方向係合機構65の一方又は両方を省略するようにしてもよい。また、締め方向係合機構65及び締め方向係合機構65の両方を省略する場合には、ボタン体24は、回転筒体22に対して下内嵌位置Xから上内嵌位置Yに上下移動自在に内嵌保持されていればよく、ボタン体24が、下内嵌位置Xから上内嵌位置Yを超えた上昇位置Zに上下移動自在に内嵌保持されている必要はない。そして、締め方向係合機構65を省略する場合には、ボタン体24が上内嵌位置Y以上に上昇したときボタン係合機構43の係合が外れて、回転筒体22がボタン体24に対してキャップ締め方向Aとキャップ緩め方向Bとの両方に空回りするように構成される。
In the above embodiment, the tightening
また、前記実施形態では、ボタン係合機構43の係合凸部45が回転筒体22側である環状壁26の外周部上面に上方突設され、係止凹部46がボタン体24側である外筒壁32の下部側に形成されているが、係合凸部45及び係止凹部46を設ける位置はこれらの箇所に限定されず、係合凸部45と係止凹部46とは回転筒体22側とボタン体24側とに振り分けて設けられていればよく、例えば、係合凸部45を回転筒体22側である環状壁26の内周部上面に上方突設し、係止凹部46をボタン体24側である内筒壁33の下部側に形成してもよい。
Moreover, in the said embodiment, the engagement
また、前記実施形態では、回転筒体22とボタン体24とを相対的に回転すると、特定の1箇所でのみ複数の係合凸部45がそれぞれ対応する係止凹部46に係合するようになっているが、これに代え、回転筒体22又はボタン体24側に係合凸部45を周方向に等間隔をおいて複数上方突設し、これに対応して、ボタン体24又は回転筒体22側に係止凹部46を周方向に等間隔をおいて複数形成し、回転筒体22とボタン体24とを相対的に回転すると、特定の複数箇所で複数の係合凸部45がそれぞれ対応する係止凹部46に係合するようにしてもよい。
Moreover, in the said embodiment, when the
また、前記実施形態では、ボタン体24が下内嵌位置Xに下降したときに、ボタン体24の上面が回転筒体22の上端と同一高さになり、ボタン体24が上内嵌位置Yに上昇したとき、ボタン体24は回転筒体22の上端よりも上方突出し、また、ボタン体24が上昇位置Zに上昇したときに、ボタン体24は回転筒体22の上端よりもさらに大きく上方突出するようになっているが、これに代え、ボタン体24が下内嵌位置Xに下降したときに、ボタン体24の上面が回転筒体22の上端よりも下降しており、ボタン体24が上内嵌位置Yに上昇したとき、ボタン体24は回転筒体22の上端よりも下降し、また、ボタン体24が上昇位置Zに上昇したときにも、ボタン体24は回転筒体22の上端よりも下降した状態になっているようにしてもよい。また、ボタン体24が下内嵌位置Xに下降したときに、ボタン体24の上面が回転筒体22の上端よりも上方突出しており、ボタン体24が上内嵌位置Yに上昇したとき、ボタン体24は回転筒体22の上端よりも上昇し、また、ボタン体24が上昇位置Zに上昇したときにも、ボタン体24は回転筒体22の上端よりも上昇した状態になっているようにしてもよい。さらに、ボタン体24が下内嵌位置X又は上内嵌位置Yにあるときに、ボタン体24の上面が回転筒体22の上端よりも下降しており、ボタン体24が上昇位置Zに上昇したときに、ボタン体24の上面が回転筒体22の上端と同一高さになるようにしてもよい。
Moreover, in the said embodiment, when the
また、容器本体2は合成樹脂に代えてガラス、金属、チューブその他で形成するようにしてもよい。
Moreover, you may make it form the container
1 容器
2 容器本体
3 口部
4 安全キャップ装置
9 雄ねじ
11 内キャップ
16 雄ねじ
22 回転筒体
23 上端開口
24 ボタン体
43 ボタン係合機構
45 係合凸部
46 係止凹部
48 傾斜案内面
50 凸部接当面
51 凹部接当面
53 筒体位置決め印
54 ボタン位置決め印
60 締め係合面
61 緩め係合部位
62 締め係止面
63 緩め係止部位
65 締め方向係合機構
66 緩め方向係合機構
77 改ざん防止ベルト
81 改ざん防止リング
A キャップ締め方向
B キャップ緩め方向
X 下内嵌位置
Y 上内嵌位置
Z 上昇位置
DESCRIPTION OF
Claims (12)
ボタン体(24)が下内嵌位置(X)と上内嵌位置(Y)との間にあるときに係合して、回転筒体(22)のキャップ締め方向(A)への回転に伴って、ボタン体(24)をキャップ締め方向(A)に回転させるキャップ締め方向回転力とボタン体(24)を下内嵌位置(X)から上内嵌位置(Y)に上昇させる上昇力とを生じさせ、かつ、回転筒体(22)のキャップ緩め方向(B)への回転に伴って、ボタン体(24)をキャップ緩め方向(B)に回転させるキャップ緩め方向回転力を生じさせるボタン係合機構(43)が、回転筒体(22)とボタン体(24)との間に設けられ、ボタン体(24)が上内嵌位置(Y)以上に上昇したとき前記ボタン係合機構(43)の係合が外れて回転筒体(22)がボタン体(24)に対して少なくともキャップ緩め方向(B)に空回りするように構成されていることを特徴とする容器の安全キャップ装置。 An inner cap (11) that is detachably screwed into the mouth (3) of the container body (2) via a male screw (9) and a female screw (16), and an outer cap that is relatively rotatable with respect to the inner cap (11). A rotary cylinder (22) to be fitted, and a button body (24) which is fitted and held so as to close the upper end opening (23) of the rotary cylinder (22). The upper internal fitting position (X) which is connected to the cap (11) so as to rotate integrally and is raised from the lower internal fitting position (X) to the rotating cylinder (22) from the lower internal fitting position (X) ( Y) a safety cap device for a container that is fitted and held in a vertically movable manner,
When the button body (24) is between the lower internal fitting position (X) and the upper internal fitting position (Y), it engages to rotate the rotating cylinder (22) in the cap tightening direction (A). Along with this, a cap tightening direction rotational force that rotates the button body (24) in the cap tightening direction (A) and a lifting force that raises the button body (24) from the lower internal fit position (X) to the upper internal fit position (Y). And, in accordance with the rotation of the rotating cylinder (22) in the cap loosening direction (B), the cap loosening direction rotational force for rotating the button body (24) in the cap loosening direction (B) is generated. A button engagement mechanism (43) is provided between the rotary cylinder (22) and the button body (24), and the button engagement is performed when the button body (24) is raised above the upper internal fitting position (Y). The mechanism (43) is disengaged and the rotating cylinder (22) is less than the button body (24). Both safety cap device of the container, characterized in that is configured to idle the cap loosening direction (B).
前記係合凸部(45)又は係止凹部(46)の少なくとも一方のキャップ締め方向(A)側又はキャップ緩め方向(B)側に、回転筒体(22)のキャップ締め方向(A)への回転に伴って、内キャップ(11)の口部(3)への螺合が完了する前では、ボタン体(24)をキャップ締め方向(A)に回転させ又は下内嵌位置(X)から上内嵌位置(Y)に上昇させ、内キャップ(11)の口部(3)への螺合が完了すると、ボタン体(24)を下内嵌位置(X)から上内嵌位置(Y)に上昇させるように、キャップ締め方向(A)に向けて前下がりに傾斜した傾斜案内面(48)が形成され、
前記係合凸部(45)及び係止凹部(46)のキャップ緩め方向(B)側又はキャップ締め方向(A)側に、回転筒体(22)のキャップ緩め方向(B)への回転に伴って、ボタン体(24)をキャップ緩め方向(B)に回転させるように互いに接当する起立状の凸部接当面(50)と凹部接当面(51)とがそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器の安全キャップ装置。 The button engaging mechanism (43) includes an engaging projection (45) provided on the rotating cylinder (22) side or the button body (24) side, and a button body (24) side or the rotating cylinder (22) side. And the engaging protrusion (45) is engaged when the button body (24) is between the lower internal fitting position (X) and the upper internal fitting position (Y). When the button body (24) is raised to the upper internal fitting position (Y) or higher when the locking recess (46) is detachably engaged, the engagement protrusion (45) and the locking recess (46) are moved up and down. Configured to be disengaged and separated from
In the cap tightening direction (A) of the rotating cylinder (22) on the cap tightening direction (A) side or the cap loosening direction (B) side of at least one of the engaging convex portion (45) or the locking concave portion (46). As the button rotates, the button body (24) is rotated in the cap tightening direction (A) or the lower internal fitting position (X) before the screwing of the inner cap (11) to the mouth (3) is completed. When the inner cap (11) is screwed into the mouth (3), the button body (24) is moved from the lower inner fitting position (X) to the upper inner fitting position (Y). An inclined guide surface (48) inclined forward and downward toward the cap tightening direction (A) is formed so as to rise in Y),
In the cap loosening direction (B) side or the cap tightening direction (A) side of the engaging convex portion (45) and the locking concave portion (46), the rotating cylinder (22) is rotated in the cap loosening direction (B). Along with this, the raised convex contact surface (50) and the concave contact surface (51) that contact each other so as to rotate the button body (24) in the cap loosening direction (B) are formed. The container safety cap device according to claim 1.
複数のボタン係合機構(43)は、回転筒体(22)とボタン体(24)との相対回転位置の特定の1箇所でのみ係合可能となるように、回転筒体(22)及びボタン体(24)に対して周方向に不等な間隔をおいてかつ回転筒体(22)側とボタン体(24)側と
で互いに対応する周方向の位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の容器の安全キャップ装置。 A plurality of the button engagement mechanisms (43) are provided at intervals in the circumferential direction with respect to the rotating cylinder (22) and the button body (24),
The plurality of button engagement mechanisms (43) can be engaged with the rotary cylinder (22) and the rotary cylinder (22) and the button body (24) so as to be engaged only at one specific position of the relative rotation position between the rotary cylinder (22) and the button body (24). It is provided at circumferential positions corresponding to each other on the rotating cylinder (22) side and the button body (24) side with unequal intervals in the circumferential direction with respect to the button body (24). The safety cap device for a container according to any one of claims 1 to 3.
ボタン体(24)が上内嵌位置(Y)と上昇位置(Z)との間にあるときに係合して、回転筒体(22)のキャップ締め方向(A)への回転に伴ってボタン体(24)をキャップ締め方向(A)に回転させる締め方向係合機構(65)が回転筒体(22)とボタン体(24)との間に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の容器の安全キャップ装置。 The button body (24) is internally fitted and held so as to be vertically movable from the lower internal fitting position (X) to the raised position (Z) beyond the upper internal fitting position (Y).
When the button body (24) is located between the upper internal fitting position (Y) and the raised position (Z), the button body (24) is engaged with the rotation of the rotating cylinder (22) in the cap tightening direction (A). A tightening direction engaging mechanism (65) for rotating the button body (24) in the cap tightening direction (A) is provided between the rotating cylinder (22) and the button body (24). Item 6. The safety cap device for containers according to any one of Items 1 to 5.
ボタン体(24)が上内嵌位置(Y)と上昇位置(Z)との間にあるときに、回転筒体(22)のキャップ緩め方向(B)への回転に伴って、ボタン体(24)を上内嵌位置(Y)から上昇位置(Z)に上昇させる緩め方向係合機構(66)が回転筒体(22)とボタン体(24)との間に設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の容器の安全キャップ装置。 The button body (24) is internally fitted and held so as to be vertically movable from the lower internal fitting position (X) to the raised position (Z) beyond the upper internal fitting position (Y).
When the button body (24) is located between the upper internal fitting position (Y) and the raised position (Z), the button body (22) is rotated in the cap loosening direction (B). 24) A loosening direction engagement mechanism (66) for raising the upper fitting position (Y) from the upper internal fitting position (Y) to the raised position (Z) is provided between the rotary cylinder (22) and the button body (24). The container safety cap device according to any one of claims 1 to 7.
前記ボタン係合機構(43)により、回転筒体(22)のキャップ締め方向(A)への回転に伴ってボタン体(24)を下内嵌位置(X)から上内嵌位置(Y)に上昇させたときに、複数の締め方向係合機構(65)の各締め係合面(60)と締め係止面(62)とが回転筒体(22)の回転方向に対向すると共に、複数の緩め方向係合機構(66)の各
緩め係合部位(61)と緩め係止部位(63)とが回転筒体(22)の回転方向に対向するように構成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の容器の安全キャップ装置。 The tightening direction engaging mechanism (65) and the loosening direction engaging mechanism (66) correspond to the plurality of button engaging mechanisms (43) in the circumferential direction of the rotating cylinder (22) and the button body (24). There are several at intervals,
The button engagement mechanism (43) moves the button body (24) from the lower internal fitting position (X) to the upper internal fitting position (Y) as the rotating cylinder (22) rotates in the cap tightening direction (A). Each tightening engagement surface (60) and tightening locking surface (62) of the plurality of tightening direction engaging mechanisms (65) face each other in the rotational direction of the rotating cylinder (22), Each of the loosening engagement portions (61) and the loosening locking portions (63) of the plurality of loosening direction engagement mechanisms (66) are configured to face each other in the rotational direction of the rotating cylinder (22). The safety cap device for containers according to claim 8 or 9.
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