JP5827664B2 - マルチキャスティングの要求、マルチキャスティング要求の処理、および前記プロセスの補助のための、方法およびデバイス - Google Patents

マルチキャスティングの要求、マルチキャスティング要求の処理、および前記プロセスの補助のための、方法およびデバイス Download PDF

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Description

本発明は、マルチキャストの分野に関し、より詳細には、エニーソースマルチキャスト(ASM)に基づくマルチキャストソース中でマルチキャストデータの送信を要求するための方法および装置、ランデブーポイント(RP)において対応するマルチキャスト送信要求を処理するための方法および装置、ならびに転送デバイス中でRPとマルチキャストソースとの間の対話を補助するための方法および装置に関する。
IPユニキャストとは異なり、IPマルチキャストの宛先アドレスは、クラスDアドレスとも呼ばれる224.0.0.0から239.255.255.255までの範囲のグループアドレスである。これは、動的に割振りおよび返還される、ある種の一時アドレスである。あらゆるマルチキャストグループは、動的に割り振られたクラスDアドレスに対応する。マルチキャストグループのマルチキャストが終了したとき、対応するクラスDアドレスは、後のマルチキャストのためにリサイクルされる。
現実のネットワーク中でマルチキャストデータパケット転送を実施するためには、相互接続された全てのデバイスが、相互運用可能なマルチキャストルーティングプロトコルを実行しなければならない。マルチキャストルーティングプロトコルは、インターネットグループ管理プロトコル(IGMP)、稠密モードプロトコル(例えばDVMRP、PIM−DM)、希薄モードプロトコル(例えばPIM−SM、CBT)、およびリンク状態ルーティングプロトコル(MOSPF)に分けられる。
ここで、マルチキャストルーティングの鍵は、マルチキャストグループごとにマルチキャストツリーを確立することであり、マルチキャストツリーは、種々のマルチキャストプロトコルに従って相互に異なる。現在、ソースマルチキャストツリーと共有ツリーという2つのマルチキャストツリー構築技法がある。
ソースマルチキャストツリーは、マルチキャストソースから構築されるマルチキャストツリーであり、マルチキャストソースが稠密でありマルチキャストデータの量が多い場合に適する。
共有ツリーは、RPを介してマルチキャストグループの各メンバへと構築されるマルチキャストツリーであり、マルチキャストソースは、マルチキャスティングのために関連情報をRPに送信する。共有ツリーは、マルチキャストソースが希薄でありマルチキャストデータの量が少ない場合に、ルータのルーティング情報交換のコストを削減するのに適する。現在、一般的な希薄モードのマルチキャストルーティングプロトコルは、希薄モードのPIM−SM(プロトコル独立マルチキャスト希薄モード)プロトコルである。
本発明は、以下の技術的問題に対する改革に基づいて提案するものである。
マルチキャストアドレスは、マルチキャストソースとオペレータとの交渉の後でDHCPサーバなどの専用サーバによって割り振られ、このマルチキャストアドレスが他のマルチキャストソースによっても使用されているかどうかはマルチキャストソースにはわからない。しかし、ASMに基づくマルチキャスト方式では、異なるマルチキャストグループが同じマルチキャストツリー(共有ツリーとも呼ばれる)を共有し、マルチキャストツリーのルートノードとしてのRPが、これらのマルチキャストグループのためにマルチキャストデータをブランチおよびリーフに転送するタスクを担う。RPがマルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を制御せず、単にマルチキャスト送信要求の受信後に送信を許可するだけである場合、その制限されたマルチキャスト転送能力は、おそらく、より重い負荷に耐えられる余裕はほとんどなく、したがって、新しいマルチキャストソースまたは新しいマルチキャストサービスが加わるせいで、正常に実施されたマルチキャストサービスのデータパケット転送が妨げられ、これはユーザ体験に影響を及ぼす。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、ASMに基づくRPにおいて、マルチキャストソースからマルチキャスト送信要求を受信したとき、RPは、マルチキャスト送信要求とRP中の残りの転送リソースとに従って、マルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を処理する。
ここで、マルチキャスト転送能力は、ハードウェア処理能力やネットワーク伝送能力などを含む。具体的には、ネットワーク伝送能力は、対応可能なマルチキャストソースの数、マルチキャストサービスの数、または総帯域幅によって反映される。
マルチキャスト送信要求は、来るべきマルチキャストサービスの記述、例えば帯域幅要件やサービスのタイプなどを搬送することができるので、RPは、割振り可能な帯域幅に基づいて要求を処理することができる。
ここで、RPは、各マルチキャストグループに対応する帯域幅を別々に制御することができ、あるマルチキャストグループがその占有できる帯域幅を使い果たした後は、たとえ他のマルチキャストグループに事前割振りされた利用可能な帯域幅がある場合でも、このマルチキャストグループを指す新しいマルチキャスト送信要求はもはや許可されない。
任意選択で、各マルチキャストグループは、RP中の総マルチキャスト帯域幅を共有することができる。すなわち、あるマルチキャストグループのサービスがビジーのとき、このマルチキャストグループは、総帯域幅のうちの多くの量を占有することができ、負荷の軽い他のマルチキャストグループは、それらの要件に従って残り帯域幅のうちの少量のみを占有する。マルチキャストサービスの終了後、対応する帯域幅は、後続のマルチキャスト送信要求がどの特定のマルチキャストグループを指しているかにかかわらず、後続のマルチキャスト送信要求のために解放される。
任意選択で、RPは、各マルチキャストグループに対するマルチキャストソース数の上限を有するように構成することができ、したがって、あるマルチキャストグループにマルチキャストデータを転送しているマルチキャストソースの数がこの上限に達したときは、このマルチキャストグループにマルチキャストデータを送信するための新しい要求は拒否される。
任意選択で、RPは、全てのマルチキャストグループに対するマルチキャストソース数の総上限を有するように構成することができ、したがって、RPがマルチキャストデータを転送しているマルチキャストソースの数がこの上限に達したときは、どんな新しいマルチキャスト送信要求も拒否される。
本発明の第1の態様によれば、ASMに基づくRP中で、マルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を処理する方法であって、少なくとも1つのマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求するためのマルチキャスト送信要求を前記マルチキャストソースから受信するステップと、前記マルチキャスト送信要求および前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースに従って、マルチキャストソースの前記マルチキャスト送信要求を処理するステップとを含む方法が提供される。
本発明の第2の態様によれば、ASMに基づく転送デバイス中で、RPとマルチキャストソースとの間のシグナリング対話を補助する方法であって、前記マルチキャストソースから来た、少なくとも1つのマルチキャストアドレスを示すマルチキャスト送信要求を受信すること、および、前記少なくとも1つのマルチキャストアドレスのそれぞれにつき、前記マルチキャストソースに代わって、マルチキャストアドレスに対応するRPに、マルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求することを含む方法が提供される。
本発明の第3の態様によれば、ASMに基づくマルチキャストソース中で、マルチキャストデータの送信を要求する方法であって、少なくとも1つのマルチキャストアドレスを示すユニキャスト用マルチキャスト送信要求を生成すること、および、前記少なくとも1つのマルチキャストアドレスに対応する転送デバイスまたはRPに前記マルチキャスト要求を送信することを含む方法が提供される。
本発明の第4の態様によれば、ASMに基づくマルチキャストソース中で、マルチキャストデータの送信を要求する方法であって、マルチキャストアドレスを示し、マルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信をマルチキャストソースが要求するのを表す、マルチキャスト用マルチキャスト送信要求を生成すること、および、マルチキャスト用マルチキャスト送信要求をマルチキャストアドレスに送信することを含む方法が提供される。
本発明の第5の態様によれば、マルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を処理するための、ASMに基づくRP中の第1の装置であって、少なくとも1つのマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求するためのマルチキャスト送信要求を前記マルチキャストソースから受信するための第1の受信手段と、前記マルチキャスト送信要求および前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースに従って、マルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を処理するための処理手段とを備える、第1の装置が提供される。
本発明の第6の態様によれば、RPとマルチキャストソースとの間のシグナリング対話を補助するための、ASMに基づく転送デバイス中の第2の装置であって、少なくとも1つのマルチキャストアドレスを示すマルチキャスト送信要求を前記マルチキャストソースから受信するための第2の受信手段と、前記少なくとも1つのマルチキャストアドレスのそれぞれにつき、前記マルチキャストソースに代わって、マルチキャストアドレスに対応するRPに、マルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求する要求手段とを備える、第2の装置が提供される。
本発明の第7の態様によれば、マルチキャストデータの送信を要求するための、ASMに基づくマルチキャストソース中の第3の装置であって、少なくとも1つのマルチキャストアドレスを示すユニキャスト用マルチキャスト送信要求を生成するための第1の生成手段と、前記少なくとも1つのマルチキャストアドレスに対応する転送デバイスまたはRPに前記マルチキャスト要求を送信するための第2の送信手段とを備える、第3の装置が提供される。
本発明の第8の態様によれば、マルチキャストデータの送信を要求するための、ASMに基づくマルチキャストソース中の第4の装置であって、マルチキャストアドレスを示し、マルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信をマルチキャストソースが要求するのを表す、マルチキャスト用マルチキャスト送信要求を生成するための第2の生成手段と、マルチキャストソースのマルチキャスト要求をマルチキャストアドレスに送信するための第3の送信手段とを備える、第4の装置が提供される。
RPによってそのリソースの状況に従って実施される、マルチキャスト送信要求の妥当な制御によって、本発明により提供される方法および装置を使用するとき、RPのハードウェア処理負荷およびポートトラフィック負荷を適切な範囲内に効果的に維持することができ、それによりリソースの浪費を回避することができる。また、既存のまたは重要なサービスに対する新しいマルチキャストサービスの悪影響も回避することができ、それによりユーザのサービス体験を保証することができる。
本発明の他の特徴および利点は、非限定的な実施形態に関する後続の詳細な記述を添付の図面と共に読めばより明らかになるであろう。図面において、同一または同様の参照符号は、同一または同様の手順特徴または装置(モジュール)特徴を示す。
ASMに基づくIPネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態による、ASMマルチキャストソースがマルチキャストデータの送信を要求する方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態による、ASMマルチキャストソースがマルチキャストデータの送信を要求する方法のフローチャートである。 本発明のさらに別の実施形態による、ASMマルチキャストソースがマルチキャストデータの送信を要求する方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、ASMに基づくRPがマルチキャスト送信要求を処理する方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、図3aに示すステップS32の詳細なフローチャートである。 本発明の別の実施形態による、図3aに示すステップS32の詳細なフローチャートである。 本発明のさらに別の実施形態による、図3aに示すステップS32の詳細なフローチャートである。 本発明のさらに別の実施形態による、図3aに示すステップS32の詳細なフローチャートである。 本発明の一実施形態による、マルチキャスト送信要求を処理するための、ASMに基づくRP中の第1の装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による、図4aの処理手段の内部ブロック図である。 本発明の別の実施形態による、図4aの処理手段の内部ブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態による、図4aの処理手段の内部ブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態による、図4aの処理手段の内部ブロック図である。 本発明の一実施形態による、RPとマルチキャストソースとの対話を補助するための、ASMに基づく転送デバイスASM中の第2の装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による、マルチキャストデータの送信を要求するための、ASMに基づくマルチキャストソース中の第3の装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による、マルチキャストデータの送信を要求するための、ASMに基づくマルチキャストソース中の第4の装置のブロック図である。
本発明の非限定的な各実施形態について、添付の図面に関連して以下に詳細に述べる。
図1は、ASMに基づくIPネットワークの概略図である。明確にするために本発明に関連のある部分のみが図示されているが、省略部分は、既存のまたは後に開発される技法と共に当業者によって実現することができ、そのような省略は本発明の十分な開示に影響しないことを理解されたい。加えて、当業者には理解されるように、図面に示すあらゆる種類のネットワークデバイスの数は、以下の記述の要件を満たすために過ぎず、本発明に対するどんな限定もなさない。
図1に示すように、ラップトップなどのマルチキャストソース1が、家庭ネットワーク中のモデムなどのデバイスを介してIPネットワークに接続する。図1にはまた、PIM−SMまたはBIDIR−PIMプロトコルに基づく2つのルータ21および22を示すが、これらのルータは、1つまたは複数のマルチキャストグループの指定転送デバイスDF(または転送ルータDR)として事前に選ばれるものであり、以下ではこれらをそれぞれ転送デバイス21および転送デバイス22と呼ぶ。マルチキャストアドレスD1の転送デバイス(マルチキャストグループG1に属する)が転送デバイス21であって、D1に対応するRPがRP3である場合、転送デバイス21は、そのユーザ側から来た、D1を指すマルチキャストデータおよびシグナリングを、さらに次の転送に向けてRP3に送信することを担う。同様に、転送デバイス21はまた、そのネットワーク側から来た、D1を指すマルチキャストデータおよびシグナリングを、ユーザ側の、マルチキャストグループG1に加わった各IP端末に送信することを担う。
前述の転送を実施するために、本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、転送デバイス21は、ユニキャストIPアドレスなど、マルチキャストアドレスD1に対応するRP3の通信アドレスを事前に記憶する。転送デバイス21が複数のマルチキャストグループの指定転送デバイスとして選ばれているときは、これら全てのマルチキャストグループに対応するRPの通信アドレスを記憶することが好ましい。これは転送デバイス22についても同じであり、したがってここではこれ以上繰り返さない。
ここで、マルチキャストソース1などのIP端末に(場合によっては間接的に)接続するための、転送デバイスの側を、本明細書ではそのユーザ側と呼ぶ。反対に、RPに(場合によっては間接的に)接続するための、転送デバイスの他方の側を、本明細書ではそのネットワーク側と呼ぶ。このような記述は、より読みやすくするために用いるに過ぎず、本発明に基づく転送デバイスに対するどんな限定もなさない。
図1では、明確にするために、マルチキャストソース1(IP端末)と転送デバイスとの間の接続01、転送デバイスとRP3との間の接続02、および、RP3とIP端末41、42、43との間の接続03を、点線を使用して表す。省略したどんな接続も、有線、無線リンク、およびルータなどのネットワークデバイスで構成することができ、そのような省略は本発明の十分な開示に影響しないことを、当業者は理解されたい。ここで、接続03は通常、転送デバイス21、22と同様の機能を有する転送デバイスを含む。
本明細書では、マルチキャストソース1によって開始されるマルチキャスト送信要求について主に述べる。手順全体は、マルチキャスト送信要求の送信と、マルチキャスト送信要求の処理という2つの部分に分けることができる。詳細には以下のとおりである。
1)マルチキャスト送信要求の送信
以下では、図1に示すようにマルチキャストソース1がマルチキャストデータをマルチキャストアドレスD1への送信を要求する場合を例とし、マルチキャストアドレスD1は、RP3に対応する。言い換えれば、RP3は、マルチキャストグループG1のマルチキャストツリーのルートノードである。図2a−2cを参照すると、マルチキャストソース1によって送信されたマルチキャスト要求がRPに到達するための3つの方法が記述されている。
1.1)マルチキャストソース1は、マルチキャストアドレスD1に対応するRPのIPアドレスを知っている
図2aを参照すると、マルチキャストソース1のユーザは、マルチキャストデータをマルチキャストアドレスD1に送信することについてオペレータとの合意に達すると、A1をユニキャストIPアドレスとするRP3にマルチキャストアドレスD1が対応することを通知される。
したがって、マルチキャストアドレスD1へのマルチキャストデータの送信を要求するために、ステップS20で、マルチキャストソース1は、宛先アドレスがRP3のユニキャストIPアドレスであるユニキャストIPパケットを生成することが好ましい。マルチキャストアドレスD1がパケット中の事前定義済み位置に書き込まれ、これはD1へのマルチキャストデータの送信を要求することを表す。次いで、ステップS21で、マルチキャスト送信要求は送信される。
したがって、IPプロトコルにおける開発されたルーティング方式に基づいて、マルチキャスト送信要求は、一連の転送によってRP3に到達する。RP3は、事前定義済み位置を解析することによって、マルチキャストソース1がどのマルチキャストアドレスにマルチキャストデータを送信しようとしているのかを知ることができる。
マルチキャストソース1によって生成されたマルチキャスト送信要求はまた、D1が占有したい帯域幅の量(マルチキャストアドレスD1に対応する必要帯域幅とも呼ばれる)をも示すことが好ましい。
マルチキャストソース1がマルチキャストデータを複数のマルチキャストアドレスに送信したいときであって、マルチキャストソース1がこれら全てのマルチキャストアドレスの対応RPのIPアドレスを知っている場合は、同じRPに対応するマルチキャストアドレスを同じユニキャスト用マルチキャスト送信要求に書き込むことができ、生成した各マルチキャスト送信要求を対応するRPに送信することができることを、当業者は理解されたい。各マルチキャスト送信要求は、対応するマルチキャストアドレスの対応する必要帯域幅を含むことが好ましい。
1.2)マルチキャストソース1は、マルチキャストアドレスD1に対応するRPを知らないが、D1に対応する転送デバイスが転送デバイス21であることは知っている。
図2bを参照されたい。この場合、ステップS22で、マルチキャストソース1はやはりユニキャスト用マルチキャスト送信要求を生成するが、その中の宛先アドレスは、転送デバイス21のユニキャストアドレスに変わる。ステップS23で、生成されたマルチキャスト送信要求は送信され、次いで転送デバイス21に到達する。
マルチキャスト送信要求の中のマルチキャストアドレスD1を解析し、次いでマルチキャストアドレスとRPとの間の事前記憶済みマッピング情報に照会することによって、転送デバイス21は、マルチキャストアドレスD1に対応するRP、すなわちRP3を正確に決定することができ、ステップS23で、マルチキャストソース1に代わってD1へのマルチキャストデータの送信をRP3に要求することができる。一般性を失うことなく、例えば、ステップS23で、転送デバイス21は、受信したマルチキャスト送信要求の中の宛先アドレスを、照会されたRP3のIPアドレスに変更し、次いで、ソースアドレスがD1である要求をRP3に転送する。転送されるマルチキャスト送信要求はまた、例えばマルチキャストソース1のIPアドレスを事前定義済み位置に書き込むことによって、要求の開始元がマルチキャストソース1であることも示すことが好ましい。
マルチキャストソース1によって生成されたマルチキャスト送信要求にはまた、D1が占有したい帯域幅(マルチキャストアドレスD1に対応する帯域幅要件とも呼ばれる)が記されていることが好ましい。
マルチキャストソース1がD1−D3など複数のマルチキャストアドレスにマルチキャストデータを送信したい場合は、マルチキャストソース1は、これらの各マルチキャストアドレスに対応する転送デバイスをそれぞれ照会することができ、好ましくは、同じ転送デバイスに対応するマルチキャストアドレスを、同じユニキャスト用マルチキャスト送信要求の中に書き込んで、これを対応する転送デバイスに送信する。例えば、D1とD2が両方とも転送デバイス21に対応し、D3が転送デバイス22に対応し、したがって2つのユニキャスト用マルチキャスト送信要求が生成される。すなわち、第1のユニキャスト用マルチキャスト送信要求はD1およびD2を示し、その宛先アドレスは転送デバイス21のIPアドレスである。第2のユニキャスト用マルチキャスト送信要求はD3を示し、その宛先アドレスは転送デバイス22のIPアドレスである。次いで、各転送デバイスは、各マルチキャストアドレスに対応するRPを照会し、好ましくはまた、同じRPに対応するマルチキャストアドレスを、転送すべき同じマルチキャスト送信要求の中に配置して、これを対応するRPに送信する。各マルチキャスト送信要求は、対応マルチキャストアドレスに対応する必要帯域幅を含むことが好ましい。
1.3)マルチキャストソース1は、マルチキャストアドレスD1に対応するRPも知らず、D1がどの転送デバイスに対応するかも知らない。
図2cを参照されたい。この場合、マルチキャストソース1は、ステップS25で、マルチキャスト送信要求として、宛先アドレスがD1であるマルチキャストパケットを生成する。PIM−SMまたはBIDIR−PIMプロトコルなど、ASMのプロトコルに従って、ステップS26で送信される宛先アドレスがD1であるマルチキャストパケットは、マルチキャストグループG1の指定転送デバイス、すなわち転送デバイス21にルーティングされる。図2c中の点線を特に使用して、マルチキャストパケットが転送デバイス22には到達しないことを示す。
次のステップS27で、転送デバイス21は、マルチキャストソース1に代わって、マルチキャストアドレスD1へのマルチキャストデータの送信をRP3に要求する。正確な方式は、例えば、まず転送デバイス1が事前記憶済みマッピング情報に照会して、マルチキャストアドレスD1に対応するRP、すなわちRP3を見つけ、次いで、RP3のIPアドレスを宛先アドレスとする新しいユニキャスト用マルチキャスト送信要求を生成し、マルチキャストアドレスD1を特定のフィールド(その位置および機能は当然ながら各RPにわかっているはずである)に書き込むものである。各マルチキャスト送信要求は、対応するマルチキャストアドレスの対応する必要帯域幅を含むことが好ましい。
マルチキャスト送信要求の送信方式を以上に紹介した。どのような方式でマルチキャスト送信要求がマルチキャストソースによってRPに送信されるかは、本発明の保護の範囲を必ずしも限定せず、本発明は、RPによって実施される、マルチキャストソースによって開始された要求の制御およびフィルタリングについての考察をより重視することを理解されたい。これについて以下により詳細に述べる。
図3aは、本発明の一実施形態による、ASMに基づくRPがマルチキャスト送信要求を処理する方法のフローチャートであり、この方法は主にステップS31およびS32を含む。ステップS31で、図1に示したRP3などのRPが、図1に示したマルチキャストソース1などのマルチキャストソースからマルチキャスト送信要求を受信し、次いでステップS32で、マルチキャスト送信要求および残りのマルチキャスト転送リソースに従って、マルチキャスト送信要求を処理する。ここで、ステップS31の実施については上述してあり、以下では主にステップS32を紹介する。
ステップS32の実施は、マルチキャスト送信要求がRP3に到達する方式に依存しない。というのは、どの手段によるかにかかわらず、RP3には、どのマルチキャストソースがマルチキャスト送信要求を開始しているか、およびそのマルチキャストソースがどのマルチキャストグループにマルチキャストデータを送信したいかがわかるからである。
すでに上述したように、有効な各マルチキャストアドレスは、シグナリングおよびマルチキャストデータを転送するための対応するマルチキャストツリーのルートノードとして、対応するRPを有し、したがって本発明は、ある時点でマルチキャストアドレスとRPとの間のマッピング関係が変化するような、特別な場合を考慮することが好ましい。例えば、RP3に対応するマルチキャストアドレスD5が今や、追加のRPに対応するように変更される。各RPは新しいマッピング関係を適時に知っているにもかかわらず、転送デバイスまたはマルチキャストソースは、適時に更新されていない場合があり、そのため、元々知っていたマッピング関係に従ってマルチキャスト送信要求を送信する場合がある。この結果、マルチキャスト送信要求は、誤ったRPに不適切に送信されることがある。例えば、D5へのマルチキャストデータの送信を要求するマルチキャスト送信要求が、依然としてRP3に送信されてしまう。この場合、RP3は、マルチキャスト要求応答をマルチキャストソース1に返す(直接に、または対応する転送デバイスによって転送される)ことが好ましく、このマルチキャスト要求応答は、RP3がもはやD5に対応するRPではないことを示し、また好ましくは、マルチキャストソース1が別のマルチキャスト送信要求を開始し直すことができるように、追加のRPのIPアドレスも示す。
RP3はまた、シグナリング交換を省くために、マルチキャスト送信要求を追加のRPに転送することもできることが好ましい。
以下では、マルチキャスト送信要求が正しいRPに送信される場合に焦点を合わせる。図3b−3eに示す、ステップS32のいくつかの実装形態について、以下のように考察する。
マルチキャストデータ転送に利用可能な残りの総帯域幅を考慮する。
この場合の原理として、RP3に対応する全てのマルチキャストアドレスが、RP3中のマルチキャストデータ転送に利用可能な帯域幅を共有し、マルチキャスト転送のための帯域幅の対応する上限が各マルチキャストアドレスに対して個別に設定されることはない。言い換えれば、RP3がD1およびD2に対応し、RP3によるマルチキャストデータ転送に利用可能な帯域幅がD1のマルチキャストサービスによって完全に占有される、といった場合もあり得る。
図1および図2と共に、図3bを参照されたい。ここでは、ステップS321で、RP3はまず、マルチキャスト送信要求に従って、各マルチキャストアドレスに対応する必要帯域幅を決定する。すでに上述したように、マルチキャストソース1は、各マルチキャストアドレスに対応する必要帯域幅をマルチキャスト送信要求の中に書き込むことができ、したがってRP3は、ステップS321で必要帯域幅を得ることができ、それにより、マルチキャストソース1がマルチキャストアドレスD1へのマルチキャストデータの送信に使用したい帯域幅の量を知ることができる。この場合、マルチキャストソース1が、マルチキャストデータをD1に送信するために150kbpsを使用したいと仮定する。
次いで、次のステップS322で、RP3は、マルチキャストデータ転送に利用可能な残り帯域幅がマルチキャストソース1の要求を満たせるかどうか判定する。例えば、データを転送するためのRP3のポートにおける総帯域幅は10Mbpsであり、このうち1Mbpsがマルチキャストデータ転送用である。したがって、RP3は、必要帯域幅150kbpsがこのような1Mbpsの残り以下かどうか判定し、これに基づいてステップS322の判定が得られる。
前述の1Mbpsのうち、すでに800kbpsがマルチキャストデータ転送に使用されている、すなわち200kbpsが残っていると仮定する。150kbpsは200kbpsよりも少ないので、ステップS322では肯定判定が得られる。次いでステップS323に進み、マルチキャストソース1は、マルチキャストアドレスD1にマルチキャストデータを送信するのをRP3によって許可される。
ステップS323は、多くの方式で実施することができる。一般性を失うことなく、RP3は、マルチキャストソース1がマルチキャストアドレスD1にマルチキャストデータを送信できることを示すマルチキャスト要求応答を生成し、さらに、RP3はまた、その事前記憶済みのアクティブなマルチキャストソースのリストを更新して、マルチキャストソース1を、マルチキャストアドレスD1に対応する許可済みマルチキャストソースまたはアクティブなマルチキャストソースとして追加し、好ましくは、150kbpsの帯域幅情報を、マルチキャストソース1に対するマルチキャストアドレスD1の属性情報とする。
したがって、RP3におけるマルチキャスト転送に利用可能な残り帯域幅は、50kbps(200kbps−150kbps)のみである。新しいマルチキャスト送信要求があった場合は、50kbpsを用いて、対応する必要帯域幅と比較することになる(上のS322に関する記述を参照されたい)。
マルチキャストソース1がRP3の許可を得た後の動作については、現行のマルチキャストプロトコルに詳細に明記されており、本明細書では詳述しない。
マルチキャストソース1によって要求されたD1に対応する必要帯域幅が、RP3におけるマルチキャスト転送に利用可能な残り帯域幅を超過し、例えば300kbpsである場合、RP3の後続の動作は様々である。以下のものに限定されないがこれらの動作には、RP3が単純に、マルチキャスト送信要求を拒否し、マルチキャストソース1に他の情報を提供しないこと、RP3が、D1に対応する必要帯域幅を更新して新しいマルチキャスト送信要求を開始するようマルチキャストソース1に指示すること、RP3が、マルチキャストソース1に対して新しい適切な必要帯域幅を提案して、マルチキャストソース1が提案された必要帯域幅を使用して新しいマルチキャスト送信要求を開始したときにはRP3からの許可が得られることを基本的に保証することが含まれる。
図3bを参照すると、ステップS325は、マルチキャストソース1が1つのマルチキャストアドレスのみに対して要求を開始する場合に、より適する。例えば、RP3は、マルチキャスト転送用の残り帯域幅200kbpsに従ってマルチキャスト要求応答を生成するが、このマルチキャスト要求応答を使用して、マルチキャストソース1に、150kbpsを新しい必要帯域幅としてマルチキャスト送信要求を開始し直すといった指示が提供される。任意選択で、RP3は、この一時的に失敗した要求を記録し、新しい要求を開始するためのいくらかの期間をマルチキャストソース1に与えることができる。理解しやすいように、この期間を「猶予期間」と呼ぶことができ、この期間内では、他のマルチキャストソースから来たマルチキャスト要求は処理が遅延されることになるが、マルチキャストソース1から来た新しいマルチキャスト送信要求は、より高い優先順位を享受することができる。猶予期間が切れると、他のマルチキャストソースからのマルチキャスト送信要求は、マルチキャストソース1からの要求と平等に扱われることになる。この場合、ステップS325に記されている第1の数は1である。
図3bで、マルチキャストソース1が、複数のマルチキャストアドレス、例えばD1およびD2に対してマルチキャスト送信要求を開始する場合を考えてみる。ステップS322で、RP322は、各マルチキャストアドレスの対応する必要帯域幅を加算することによって合計を得て、この合計を、200kbpsなど、マルチキャストデータ転送に利用可能な残り帯域幅と比較する。前者が後者以下である場合は、ステップS323に進み、マルチキャストソース1のこの要求を許可する。反対に、この合計が200kbpsよりも大きい場合は、ステップS324とステップS325は両方とも適切な選択であり、これらのステップをそれぞれ以下のように紹介する。
ステップS324:D1とD2の対応する帯域幅要件が両方とも150kbpsであると仮定する。したがってRP3は、これらから任意の1つ、マルチキャストアドレスD1などを選択し、D1へのマルチキャストデータの送信をマルチキャストソース1に許可する。特に、例えば、RP3は、マルチキャスト要求応答をマルチキャストソース1に送信して、マルチキャストアドレスD1の要求が許可されることを通知し、また、RP3自体によって事前に記憶されたアクティブなマルチキャストソースのテーブルを、D1に対応するアクティブなマルチキャストソースとしてマルチキャストソース1を追加することによって、かつ好ましくは、150kbpsを、マルチキャストソース1およびD1に関係するテーブルの項目とすることによって更新する。このようなテーブルに書き込まれた帯域幅の値は、RP3がマルチキャストデータ転送用の残り帯域幅を計算するための重要な根拠として使用することができる。RP3がマルチキャストデータ転送のみを担う場合、RP3はまた、その対応するポートにおけるトラフィックを監視することによって、どれくらいの残り帯域幅が利用可能かを知ることができ、したがって、このようなアクティブなマルチキャストソースのテーブル中で残りの利用可能帯域幅を調べる必要はない。
ステップS325:ステップS324に対する代替として、マルチキャストデータ転送に利用可能な残り帯域幅を総必要帯域幅が超過するとき、RP3は、この2つのマルチキャストアドレスD1、D2のうちの第1の数に対する必要帯域幅を更新するよう、マルチキャストソース1に指示することができる。この場合、第1の数は値1または2を有する。詳細については上記の紹介を参照することができ、したがってここではこれ以上述べない。
上の例の一変形によれば、マルチキャスト送信要求は、各マルチキャストアドレスに対応する必要帯域幅を含まない。したがって、RP3は、マルチキャストソース1が開始したいマルチキャスト送信によって占有されることになる帯域幅を、マルチキャストアドレスの位置するアドレスセグメントに従って推定する。当然、この推定は、アドレスセグメントとマルチキャストサービスとの関係に依存する。別法として、アドレスセグメントとマルチキャストサービスタイプとの関係がない場合は、適切な推定帯域幅BをRP3に対して構成することができる。いずれかのマルチキャストソースがいずれかのマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求するとき、RP3は常に、消費されることになる帯域幅をBと見なして、後続のステップS322での判定の助けとする。
前述のアクティブなマルチキャストソースのテーブルに対して、本発明では、時間しきい値が設定されることが好ましい。この時間しきい値は、例えば以下のように機能する。すなわち、マルチキャストソース1がD1に対応するアクティブなマルチキャストソースであると仮定すると、RP3は、マルチキャストソース1からD1に送信されたマルチキャストパケットを最後に受信したときからタイマを開始する。時間しきい値内でマルチキャストソース1からD1へのマルチキャストパケットがもはや受信されない場合は、マルチキャストソース1はもはやD1に対応するアクティブなマルチキャストソースではないと判定されることになり、RP3は、D1に対応するアクティブなマルチキャストソースからマルチキャストソース1を削除することになる。マルチキャストソース1が、他のマルチキャストアドレスに対応するアクティブなマルチキャストソースでもあった場合は、RP3は、D1における時間切れによって、これら他のマルチキャストアドレスに対応するアクティブなマルチキャストソースからマルチキャストソース1を削除することはしないことが好ましい。
各マルチキャストアドレスへのマルチキャストデータ転送に使用できる残り帯域幅を考慮する。
図3cを参照すると、図3bに示した場合との主要な違いの1つは、RP3において、マルチキャストデータを対応するマルチキャストアドレスに転送するのに利用可能な帯域幅の上限が、RP3に対応する各マルチキャストアドレスに対してそれぞれ設定されることにある。典型的には、総計10Mbpsの帯域幅のうちの1Mbpsがマルチキャストデータ転送に利用可能であって、そのうちの300kbpsがマルチキャストアドレスD1に割り振られ、700kbpsが残っていると仮定する。当然、RP3に対応する他のマルチキャストアドレスがある場合、1Mbpsの帯域幅の割振りは異なる可能性がある。
したがって、マルチキャストアドレスD1およびD2はもはや、総計1Mbpsのマルチキャスト帯域幅を動的に共有しないことになる。マルチキャストアドレスD1を指すサービス要件が急に増大したとき、マルチキャストアドレスD1に対応する必要帯域幅が300kbpsを超過することが起こり得るが、このときは、この場合の規則に従って、RP3は、たとえD2によって占有されていない帯域幅がいくらか残っていたとしても、D2に事前に割り振られた700kbpsの帯域幅の一部をD1に与えることはしない。
上記の原理に基づいて、RP3において、D1の300kbpsの帯域幅のうち100kbsが残っており、D2の700kbpsの帯域幅のうち600kbpsが残っていると仮定する。図3cに示すフローチャートは、マルチキャストソース1によって要求される各マルチキャストアドレスにつき実行される。マルチキャストアドレスDを例にとると、ステップS321で、RP3は、150kbpsなど、D1に対応する必要帯域幅をマルチキャスト送信要求メッセージから抽出する。
必要帯域幅150kbpsは、D1へのマルチキャストデータの転送に利用可能な残り帯域幅100kbpsよりも大きいので、ステップS322’で否定判定が得られ、したがってステップS325’に入る。ステップS325’で、マルチキャストアドレスD1に対応する必要帯域幅を更新するよう指示する。詳細な手順については、前述のステップS325の内容を参照することができる。
反対に、D1に対応する必要帯域幅が、D1へのマルチキャストデータの転送に利用可能な残り帯域幅以下である場合は、RP3は、D1へのマルチキャストデータの送信をマルチキャストソース1に許可し、その事前記憶済みのアクティブなマルチキャストソースのテーブルを更新し、好ましくは、対応する必要帯域幅を、テーブル中のマルチキャストソース1とD1との両方に関係する項目とすることになる。
マルチキャストデータを特定のマルチキャストアドレスに転送するときの、サポート可能なマルチキャストソースの数を考慮する。
図3dを参照すると、図3b−3cとは異なり、この場合、マルチキャストソース1のマルチキャスト送信要求が許可されるか否かを判定するための制限条件として、マルチキャストソースの数が使用される。詳細には次のとおりである。
RP3において、対応する各マルチキャストアドレス(D1およびD2など)につき、マルチキャストソースの上限数が設定される。例えば、RP3は、マルチキャストデータを、多くても3つのマルチキャストソースのためにD1に転送し、多くても5つのマルチキャストソースのためにD2に転送する。D1へのマルチキャストデータの送信を要求するマルチキャスト送信要求をマルチキャストソース1から受信したとき、RP3は、事前に記憶され継続的に更新されるアクティブなマルチキャストソースのテーブルを調べ、D1への転送のためにサポート可能なマルチキャストソースの数(すなわち3)と、RP3が現在マルチキャストデータをD1に転送しているマルチキャストソースの数との差が1以上かどうか判定し、それによりステップS322’の判定を得る。
わかるように、RP3がすでに3つのマルチキャストソースのためにマルチキャストデータをマルチキャストアドレスD1に転送しているときは、この方法はステップS326に入り、マルチキャストソース1からマルチキャストアドレスD1へのマルチキャストデータの送信は拒否される。反対に、S323’’に入り、要求は許可され、アクティブなマルチキャストソースのテーブルが相応に更新される。この場合、帯域幅は必要制限条件ではないので、帯域幅に関係する項目をアクティブなマルチキャストソースのテーブルに含める必要はない。
好ましくは、各マルチキャストソースによって使用される帯域幅が設定値を超過すべきでないという暗黙的な仮定があってよい。このようにすれば、マルチキャストソースの数が上限に達したとき、占有される帯域幅は、RPが提供できるマルチキャスト帯域幅の上限を超えないことになる。
マルチキャストデータを各マルチキャストアドレスに転送するときの、サポート可能なマルチキャストソース総数を考慮する。
図3eを参照するが、RP3に対応するマルチキャストアドレスがD1およびD2を含むと仮定し、RP3がマルチキャストデータを転送することのできるマルチキャストソースの総数を制限条件として使用する。
特に、RP3が、多くても10個のマルチキャストソースのためにマルチキャストデータを転送でき、すでに3つのマルチキャストソースのためにD1にデータを転送しており、6つのマルチキャストソースのためにD2にデータを転送していると仮定する。ステップS322’’’で、RP3は、データ転送時にサポート可能なマルチキャストソースの総数と、データを転送しているマルチキャストソースの数との差が1以上かどうか判定する。肯定判定が得られたときは、ステップS323’’’に入り、マルチキャストソース1が要求マルチキャストアドレスにマルチキャストデータを送信するのを許可する。
反対に、RP3がこの時点で10個のマルチキャストソースに対してマルチキャストデータを転送している場合は、ステップS322’’’で否定判定が得られ、したがってS327に入る。S327で、マルチキャスト1が要求マルチキャストアドレスにマルチキャストデータを送信することは拒否される。
上の例では、マルチキャストソース1がマルチキャストデータの送信を要求する送信先マルチキャストアドレスが何個であるかにかかわらず、全て1つのマルチキャストソースとして扱われると考えることができる。したがって、ステップS322’’’で得られる差が1のときは、マルチキャストソース1がD1とD2とに別々に送信することを要求する場合であっても、要求は許可されることになる。
上の例の一変形では、マルチキャストソースが種々のマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求するとき、このマルチキャストソースは、処理のために複数のマルチキャストソースと見なされることになる。特に、マルチキャストソース1がマルチキャストデータをマルチキャストアドレスD1およびD2に送信を要求する例を考える。総マルチキャストソースの上限が10であり、RP3が転送しているマルチキャストソースの数が9であると考えると、RP3は、多くても1つの新しいマルチキャストソースをサポートすることになる。したがって、図3eに示すステップS327の代替として、RP3は、D1とD2から一方を選択してマルチキャスト送信要求を開始し直すよう、マルチキャストソース1に指示することができる。あるいは、RP3は、直接にこれらから一方を選択し、マルチキャスト要求応答の送信によってこの選択をマルチキャストソース1に通知し、アクティブなマルチキャストソースのテーブルを更新する。図3dの例と同様、帯域幅に関係する項目は、アクティブなマルチキャストソースのテーブルに含めなくてよい。任意選択で、マルチキャストソース1がマルチキャストデータをD1およびD2にそれぞれ送信することを要求し、RP3が現在3つのマルチキャストソースのためにマルチキャストデータを転送している場合、マルチキャストソース1は、ステップS323’’’でD1およびD2への送信を許可される。さらに、後でアクティブマルチキャストテーブルが更新されるとき、マルチキャストソース1は、テーブルのD1およびD2に対応する部分中にそれぞれ現れることになり、新しいマルチキャスト送信要求が来たとき、マルチキャストソース1は、RP3がマルチキャストデータを転送する2つのマルチキャストソースと見なされることになる。
好ましくは、この方法に関する暗黙的な仮定、すなわち、各マルチキャストソースによって使用される帯域幅が設定値を超過しないという仮定もまたあってよい。したがって、各マルチキャストアドレスに対応するマルチキャストソースの数が上限に達したとき、占有される総帯域幅は、RPが提供できるマルチキャスト帯域幅の上限を超過しないことになる。
本発明を方法のフローチャートと共に詳細に述べたが、以下では、装置を装置のブロック図と共に紹介する。上記における関連する内容をここで参照として使用できることを理解されたい。
図4aに、本発明の一実施形態による、マルチキャスト送信要求を処理するための、RP中の第1の装置のブロック図を示すが、この場合、第1の受信手段300および処理手段301が備わる。前者は、図2a−2cに示したステップS21、S24、またはS27でマルチキャストソースまたは転送デバイスからマルチキャスト送信要求を受信して、これらを処理手段301に転送することを担う。
第1の装置30中の処理手段301は、図3b−3eと組み合わせたステップS32に関する考察に従って、4b−4eに示す4つの方式で実現することができる。必要とされる適用可能なシナリオの量に従って、第1の装置30は、図4b−4e中の1つまたは複数の手段/モジュールで構成することができる。添付の図面に示す複数の手段/モジュールで構成されるとき、限定しないが第1の判定手段3010および第2の判定手段3012、第1の比較手段30110および第2の比較手段3013、および第1の実行手段30111および第2の実行手段3014を含めた、同じまたは同様の機能を実施するための手段/モジュールは、同じ手段/モジュールによって実現することができることを理解されたい。詳細には次のとおりである。
図4bを参照されたいが、この場合、第1の受信手段300によって受信されたマルチキャスト送信要求に従って図3bに示したステップS321を実行するための、第1の決定手段3010を備える。第1のサブ処理手段3011が、第1の決定手段3010の決定結果と、RPにおけるマルチキャストデータ転送に利用可能な残り帯域幅とに基づいて、マルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を処理する。その機能は、図3bに示したステップS322を実行するための第1の比較手段30110、および図3bに示したステップS323−S325を実行するための第1の実行手段30111によって実現される。
図4cを参照されたいが、ここで処理手段301は、図3cに示したステップS321’を実行するための第2の決定手段3012を備える。決定結果は第2の比較手段3013に提供され、比較手段3013は、後続のステップS322’を実行し、比較結果は第2の実行手段3014に提供されて、ステップS323’またはS325’が実行される。ステップS325’について述べた任意の変形もまた、第2の実行手段3014によって実現することができる。
図4dを参照されたいが、ここで処理手段301は、図3dに示したステップS322’を実行するための第1の判定手段3015、ならびに、ステップS323’’およびステップS326を実行するための第3の実行手段3016を備える。
図4eを参照されたいが、ここで処理手段301は、図3eに示したステップS322’’’を実行するための第2の判定手段3017、ならびに、図3e中のステップS323’’’およびステップS327を実行するための第4の実行手段3018を備える。
図5に、本発明の一実施形態による、RPとマルチキャストソースとの対話を補助するための、転送デバイス中の第2の装置のブロック図を示す。図1中の転送デバイス21を例にとると、図示の第2の装置210は、以下を備える:
少なくとも1つのマルチキャストアドレスを示すマルチキャスト送信要求をマルチキャストソースから受信するための、すなわち、図2bに示したステップS23および図2cに示したステップS26で送信されるマルチキャスト送信要求を受信するための、第2の受信手段2100、
少なくとも1つのマルチキャストアドレスのそれぞれにつき、マルチキャストソースに代わって、マルチキャストアドレスに対応するRPに、マルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求するための、すなわち図2b中のステップS24および図2c中のステップS27を実行するための、要求手段2101、
マルチキャストソースに代わって転送デバイスによって生成された要求に応答するのに使用される、各マルチキャストアドレスに対応する各RPによって送信されたマルチキャスト要求応答を、それぞれ受信するための、第3の受信手段2102、
受信したマルチキャスト要求応答を対応するマルチキャストソースに送信するための、第1の送信手段2103。
図6aおよび6bに、本発明の種々の実施形態による、マルチキャストデータの送信を要求するための、マルチキャストソース中の第3および第4の装置をそれぞれ示す。図6aは、前述のシナリオ1.1)および1.2)に対応し、図6bは、前述のシナリオ1.3)に対応する。必要とされる適用可能なシナリオの量に従って、マルチキャストソースは、図6a、6b中の1つまたは複数の手段/モジュールで構成することができる。添付の図面に示す複数の手段/モジュールで構成されるとき、限定しないが第1の生成手段100および第2の生成手段110を含めた、同じまたは同様の機能を実施するための手段/モジュールは、同じ手段/モジュールによって実現することができることを理解されたい。
特に、図示の第3の装置10は、少なくとも1つのマルチキャストアドレスを示すユニキャスト用マルチキャスト送信要求を生成するための第1の生成手段100と、少なくとも1つのマルチキャストアドレスの対応する転送デバイスまたはRPにマルチキャスト送信要求を送信するための第2の送信手段101とを備える。
装置10はまた、マルチキャストソースが少なくとも1つのマルチキャストアドレスにマルチキャストデータを送信できるかどうかを示すマルチキャスト要求応答をそれぞれ受信するための、第4の受信手段102を備えることが好ましい。
図示の第4の装置11は、マルチキャストアドレスを示し、マルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信をマルチキャストソースが要求することを表す、マルチキャスト用マルチキャスト送信要求を生成するための、第2の生成手段110と、マルチキャスト用マルチキャスト送信要求をマルチキャストアドレスに送信するための、第3の送信手段111と、マルチキャストソースがマルチキャストアドレスにマルチキャストデータを送信できるかどうかを示すマルチキャスト要求応答を受信するための、第5の受信手段112とを備える。
本発明は上記の特定の実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲によって定義される範囲を逸脱することなく当業者によって任意の改変または修正を加えることができることを理解されたい。

Claims (4)

  1. エニーソースマルチキャストASMに基づくランデブーポイントRPで実行される、マルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を処理する方法であって、
    a.RPにおいて、少なくとも1つのマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求するためのマルチキャスト送信要求を前記マルチキャストソースから受信するステップと、
    b.RPにおいて、前記マルチキャスト送信要求および前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースに従って、マルチキャストソースの前記マルチキャスト送信要求を処理するステップとを含み、残りのマルチキャスト転送リソースは、RPにおいて、RPにおけるマルチキャスト転送に利用可能な残りの帯域幅量を分析することによって、決定され、
    前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースが、各マルチキャストアドレスにつき、RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送するときにサポート可能なマルチキャストソースの数と、RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送しているマルチキャストソースの数との差を含み、前記ステップbが、前記少なくとも1つのマルチキャストアドレスのそれぞれにつき、
    RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送するときにサポート可能なマルチキャストソースの数と、RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送しているマルチキャストソースの数との差が1以上であるかどうか判定する動作と、
    RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送するときにサポート可能なマルチキャストソースの数と、RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送しているマルチキャストソースの数との差が1以上である場合に、マルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を前記マルチキャストソースに許可する動作とを実行することを含む、方法。
  2. エニーソースマルチキャストASMに基づくランデブーポイントRPで実行される、マルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を処理する方法であって、
    a.RPにおいて、少なくとも1つのマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求するためのマルチキャスト送信要求を前記マルチキャストソースから受信するステップと、
    b.RPにおいて、前記マルチキャスト送信要求および前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースに従って、マルチキャストソースの前記マルチキャスト送信要求を処理するステップとを含み、残りのマルチキャスト転送リソースは、RPにおいて、RPにおけるマルチキャスト転送に利用可能な残りの帯域幅量を分析することによって、決定され、
    前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースが、RPがマルチキャストデータを転送するときにサポート可能なマルチキャストソースの総数と、RPがマルチキャストデータを転送しているマルチキャストソースの数との差を含み、前記ステップbが、
    − 前記差が1以上であるかどうか判定すること、および、
    − 前記差が1以上である場合に前記少なくとも1つのマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を前記マルチキャストソースに許可することを含む、方法。
  3. マルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を処理するための、エニーソースマルチキャストASMに基づくマルチキャストランデブーポイントRP中の装置であって、
    RPに配置された、少なくとも1つのマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求するためのマルチキャスト送信要求を前記マルチキャストソースから受信するための第1の受信手段と、
    RPに配置された、前記マルチキャスト送信要求および前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースに従って、マルチキャストソースの前記マルチキャスト送信要求を処理するための処理手段とを備え、残りのマルチキャスト転送リソースは、RPにおいて、RPにおけるマルチキャストデータ転送に利用可能な残りの帯域幅量を分析することによって、決定され、
    前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースが、各マルチキャストアドレスにつき、RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送するときにサポート可能なマルチキャストソースの数と、RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送しているマルチキャストソースの数との差を含み、前記処理手段が、前記少なくとも1つのマルチキャストアドレスのそれぞれにつき、
    RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送するときにサポート可能なマルチキャストソースの数と、RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送しているマルチキャストソースの数との差が1以上であるかどうか判定する動作と、
    RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送するときにサポート可能なマルチキャストソースの数と、RPがマルチキャストデータをマルチキャストアドレスに転送しているマルチキャストソースの数との差が1以上である場合に、マルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を前記マルチキャストソースに許可する動作とを実行する、装置。
  4. マルチキャストソースのマルチキャスト送信要求を処理するための、エニーソースマルチキャストASMに基づくマルチキャストランデブーポイントRP中の装置であって、
    RPに配置された、少なくとも1つのマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を要求するためのマルチキャスト送信要求を前記マルチキャストソースから受信するための第1の受信手段と、
    RPに配置された、前記マルチキャスト送信要求および前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースに従って、マルチキャストソースの前記マルチキャスト送信要求を処理するための処理手段とを備え、残りのマルチキャスト転送リソースは、RPにおいて、RPにおけるマルチキャストデータ転送に利用可能な残りの帯域幅量を分析することによって、決定され、
    前記RP中の残りのマルチキャスト転送リソースが、RPがマルチキャストデータを転送するときにサポート可能なマルチキャストソースの総数と、RPがマルチキャストデータを転送しているマルチキャストソースの数との差を含み、前記処理手段が、
    − 前記差が1以上であるかどうか判定し、および、
    − 前記差が1以上である場合に前記少なくとも1つのマルチキャストアドレスへのマルチキャストデータの送信を前記マルチキャストソースに許可する、装置。
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