JP5826151B2 - スクリーン印刷機 - Google Patents
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Description
多色印刷では、通常、まず刷り台にスプレー糊や両面テープなどでウェアを直接貼り付ける。次いで、最初の印刷を施し、該印刷したインキの乾燥は、そのままの状態で電気ヒータなどの熱により仮乾燥させる。続いて、次の印刷を実施し、全ての印刷を終えた後、ベーキング装置に通して本乾燥させる手法が取られていた。
請求項2の発明たるスクリーン印刷機は、請求項1で、前記位置決めボード(1)が細長矩形板にして、その両側の板厚壁(16)に突部(17)を設ける一方、夫々の突部(17)に嵌合する凹部(57)を板厚側壁の長手方向に設けた一対のサイドボード(5)が、夫々の突部(17)に該凹部(57)を嵌合させて、位置決めボード(1)を摺動可能に両側から挟着し、さらに該サイドボードの上面(51)と位置決めボード上面(11)が面一になるようにして、該位置決めボード(1)が該サイドボード(5)と一体化する前記ベース部材(61)に保持されることを特徴とする。
印刷機は、刷り台Aがベース部材61に保持される位置決めボード1と、該位置決めボード1上に着脱自在に取着される板状サイズパネル4と、を備え、該サイズパネル4の両端縁42,43にはそれぞれ切欠部42a,43aが形成される。また、位置決めボード1にはそのボード面上の一側寄り(一側を含む。)に位置決めピン2が設けられると共に、該位置決めピン2から離間させてボード面上を進退動可能にして、該位置決めボード1に係合できる押え具3が設けられる。そうして、押え具3と位置決めピン2が、それぞれ両端縁42,43にある切欠部42a,43aに係合してサイズパネル4を挟着し、さらに該押え具3に取付けた弾性部材Eにより押え具3が位置決めピン2側への付勢力を受けるようにして、サイズパネル4を挟着,保持する構造になっている。
ベース部材61は図1〜図3のような縦長の矩形平板とし、その横幅は、上面に設置される両サイドボード5の全体横幅w5と同じかこれよりも若干小さくする(図2)。
サイドボード5の縦長さはベース部材61と略同じくするが、サイドボード前端58がベース部材61の前端面610よりも前方に突出し、サイドボード後端59側は、ベース部材61の後端面619の方を後方に突出する(図1,図3)。本発明でいう「サイドボード前端58」とは、印刷機の基台たるテーブルT等に刷り台Aが取付けられた状態とする図3(イ)で、サイドボード5の左端を指し、ウェアSを刷り台Aへ装着する際の差入れ口側にあたる。本発明でいう前方(後方)は図3(イ)で、紙面左方(紙面右方)を指す。両サイドボード5は、横幅方向で互いに離間させて平行配設され、敷材mを介してベース部材61の上面側に水平状態にして固着される。一対のサイドボード5が相対向する略垂直面の板厚側壁には、位置決めボード1に設けられる突部17(詳細後述)に嵌合する図5ごとくの凹部57が、該板厚壁の長手方向にそれぞれ形成される。
図5で、敷材mがサイドボード5の下面側に配され、該敷材mを介してサイドボード5とベース部材61とが一体化するが、位置決めボード1は下面側に当て材nを一体的に配し、きつめではあるが、該ベース部材61,サイドボード5に対し摺動可能に載置される。位置決めボード1が摺動可能に両側からサイドボード5に挟着され、且つ位置決めボード上面11がサイドボード5の上面51と面一になるようにして、該位置決めボード1は一体の当て材nを介してベース部材61に保持される構成とする。突部17が板厚壁16の長手方向ほぼ全域に設けられており、前記凹部57もサイドボード5の長手方向ほぼ全域に設けられる。サイドボード5に対し位置決めボード1を摺動可能にしつつも、摺動させるには両者の接触に伴う摩擦抵抗以上の相当な人力を加える必要がある。したがって、摺動を止めた地点に、位置決めボード1はサイドボード5に摩擦抵抗で固定保持される。
前記サイドボード5がベース部材61に固定一体化されており、該位置決めボード1もベース部材61に保持される。ベース部材61の基端部をテーブルTの天板T1上に載せ、位置決めボード1,サイドボード5が図1のごとく天板T1よりも前方に大きく張り出す状態にして、ベース部材61の基端部,サイドボード5の後端部が天板T1に固定される。
かくして、サイドボード5に摺動可能に挟着され、ベース部材61に保持される位置決めボード1が、天板T1の前端面T11に対し突出し状態で保持される。該位置決めボード1には、サイズパネル4を挟着するための位置決めピン2,押え具3が設置されるが、これらは位置決めボード1の溝レール15に取付けられる。
位置決めピン2の溝レール15への取付けは、例えば次のようにして行う。まずピン本体2aに係る雄ねじ部2a2を円筒形カラー2dに挿通後、該雄ねじ部2a2を受片2bの雌ねじ孔2b3に螺着することにより、ピン本体2aと受片2bとを一体化する。そして、止めねじ2cを雌ねじ孔2b2に螺合させ、ピン本体2aのピン頭部2a1,カラー2dを溝レール15の上方へ突出状態にして、溝レール15の前端部分側から該溝レール15内に受片2bを収める。次いで、止めねじ2cの六角穴2c2を回すことにより、止めねじ2cの先端を溝底壁150へ押圧させると共に、受片2bに係る上面2b1の縁部を溝レール15の内鍔壁153に下方側から圧接させて固定する。受片2bの溝レール15への圧接,固定によって、主ボード面上の前端18又は前端18寄り(一側寄り)に、位置決めピン2に係るピン本体2aが立設する(図3)。位置決めボード1の上面11よりも上方へ突き出す雄ねじ部2a2,カラー2dの高さはサイズパネル4の板厚と同じか若干大きく設定される。
押え主部3aは図4(イ)ごとくの平面視小判形にし、さらにその両弧状中央から両外方へ半円形膨出部3a1,3a2を延出させた板状片とする。押え主部3aの板厚はサイドボード5の板厚に等しいか若干大きめとし、両膨出部3a1,3a2には板厚を貫通する通し孔が形成される。該通し孔に短筒3fが挿通し、押え主部3aに一体固着する。前端側の膨出部3a1には環状板たる上板片部3bが載置固定される。また、前端側の膨出部には弾性部材EたるコイルバネE1に接続する連結バー3eが取付けられる。ここでは、ねじ頭部を上側にして、ねじ部材3cの雄ねじ部を上板片部3bの環状孔に挿通後、該雄ねじ部を前端側膨出部3a1に設けた短筒3f内を貫通させ、押え主部3aの下面に突き出た雄ねじ部をさらに連結バー3eの一端側に設けた透孔へ該雄ねじ部を挿通後、その先端にナット3dを螺着する(図4のニ)。後端側の膨出部3a2は、ねじ頭部を上側にして、ねじ部材3cの雄ねじ部を後端側膨出部3a2に設けた通し孔を貫通させ、押え主部3aの下面に突き出た雄ねじ部にナット3dを螺着して、押え具3を完成させる。該押え具3は、例えば突出部分155側の後端から溝レール15へ導入される。押え具3の下部にあたるねじ部材3cの先端部分、さらにナット3dが図示のごとく溝レール15内に収まり、且つ押え主部3aがその部位に在る溝レール15の上面開口を塞ぐようにして、溝レール15上,位置決めボード1上に現れる。上板片部3bが前端側の膨出部3a1よりも前方へ張り出す。位置決めボード1の上面11よりも上方に押え主部3aの板厚が現れ、前端側膨出部3a1の板厚周壁がサイズパネル4の切欠部43aに入り込み、係合できるようになる。
押え具3は、溝レール15にガイドされながら押え主部3aが溝レール15上を移動できるが、ナット3dが溝レール15の両内鍔壁153間の距離よりも大きなものが選定されており、該押え具3が溝レール15の上方へ抜け出ることはない。そして、押え具3と位置決めピン2とでサイズパネル4を挟着すると、該押え具3が弾性部材Eにより位置決めピン2側への付勢力を受けるようになっている。
留め具Fは留め片F1とボルト体F2とを備える(図9)。留め片F1は図10(ロ)に示す受片2bの右半分を切除した形状になっている。留め片F1は樹脂製正方形板で、その上面から下面へ貫通するボルト体F2の雌ねじ孔を設ける。ボルト体F2の頭部には六角穴F22が形成される。留め片F1に係る正方形の一辺は溝レール15の両溝側壁151間距離よりも小さく且つ両内鍔壁153間の距離よりも大きい。留め具Fを用いてコイルバネE1の他端E12側を溝レール15へ固着するのは、例えば次のように行う。前記位置決めピン2の溝レール15内に収める前に、留め具Fを溝レール15の前端部分側から該溝レール15内に収める。次に、ボルト体F2の六角穴F22を回し、留め片F1から下方へ突き出たボルト体F2をコイルバネE1のリング形成された他端E12側に通す。その後、六角穴F22をさらに回し、留め片F1に係る上面F11の縁部を内鍔壁153に下方側から圧接させて、留め具F、コイルバネE1の他端E12側を溝レール15内に固定する。ボルト体F2の下端は溝レール15の溝底壁150を押圧している。ここで、該コイルバネE1に引張力等の負荷がかからない状態で、位置決めピン2から押え具3の押え主部3aに係る前端側膨出部3a1までの距離が、サイズパネル4の両端縁に形成した両切欠部42a,43a間の距離よりも小さくなるよう、該留め具Fを溝レール15の所定位置に取付け固定する。
位置決めボード1上へのサイズパネル4の挟着保持は、例えば、まず図1のテーブルTに取付けられた位置決めボード1の溝レール15上に在る押え具3を図2の白抜き矢印のごとく移動させる。コイルバネE1の弾性復元力に抗して図2の白抜き矢印の方向へ外力(引張力)を加え、図2の左下側にある押え具3を右上側にある押え具3の位置まで引っ張る。尚、図2の右上側押え具3は実線図示するが、本来、鎖線で示す部分である。
これと相前後し、腰側の端縁43に設けた切欠部43a側を、図4(ハ)のごとく押え主部3aに係る前端側膨出部3a1へ係合させる。腰側端縁43側のV字状切欠部43a内に前端側膨出部3a1が入り込むようにして、サイズパネル4を位置決めボード1上に載置する。そして、首側端縁42に設けた切欠部42a側を位置決めピン2のピン本体2a,カラー2dに係合させるように合わせた後、前記白抜き矢印の方向への外力を弱める。首側端縁42側のV字状切欠部42a内にピン本体2a,カラー2dが入り込むようにして、加えていた外力を解除する。
斯かる状態下、前記留め具Fの取付け位置の設定によって、このとき、コイルバネE1は未だ弾性変形して伸びた状態になっており、弾性復元力で押え具3が位置決めピン2側への付勢力を受ける。この力を利用して、位置決めピン2,押え具3で、図13のごとく位置決めボード1上にサイズパネル4を挟着保持する。さらに、上板片部3bが切欠部43a周りのサイズパネル上面41に当接し、また位置決めピン2のピン頭2a1が切欠部42a周りのサイズパネル上面41に当接して、位置決めピン2,押え具3によるサイズパネル4の挟着,保持をより確実にする。サイズパネル4は位置決めボード1上に載置,固定される。
一方、位置決めボード1上に取付けられた図13のサイズパネル4を外す場合は、コイルバネE1の弾性力を越える外力を加えて、押え具3を後方側(図13の紙面右方)へ移動させる。位置決めピン2と押え具3との距離をサイズパネル両端縁42,43にある切欠部42a,43a間の距離を越えるようにすれば、位置決めボード1からサイズパネル4を取外すことができる。
尚、図中、符号STは押え具3用のストッパを示す。
そこで、本実施形態は刷り台Aやサイズパネル4上に載置され、この上にウェアSがセットされると、適度な粘着力を有してウェアSを係止,保持し、多数回使用できる貼付パネル7を提供する。
ここでの粘着ボード7aは、発泡樹脂ボードのパネル本体71と、この両面全域に一体付与される第1粘着剤層72とを備える。片面粘着シート7bは波状にした樹脂製エンボスシート75と、この片面全域に付与された第2粘着剤層76とを備える。粘着ボード7aに係る第1粘着剤層72の外面へエンボスシート75の第2粘着剤層76がない露出面側を対向させて貼着し、第2粘着剤層76が外側にでるように粘着ボード7aの両面へそれぞれ片面粘着シート7bを粘着一体化して貼付パネル7が完成する。
粘着ボード7aに上記特殊エンボスシート75(片面粘着シート7b)を貼る貼付パネル7の構成により、このエンボス面の横からの隙間と表面の極小孔からガスの逃散を円滑にして、膨れの問題を解消する。また、印刷インキの影響を受けない第2粘着剤層76の選定が可能となり、スクリーン印刷を繰り返し行って、汚れが出てきたとき等にサイズパネル4から貼付パネル7を外し、簡単に新しい貼付パネル7と交換することができる。加えて、汚れた貼付パネル7は洗剤で汚れを洗い流すことにより粘着力を再生できるので、印刷効率及び印刷価格、品質等に多大な好影響を与えることができる。
サイズパネル4を別体にし、ベース部材61へサイドボード5,位置決めボード1,位置決めピン2,押え具3,ストッパSTが既述のごとく所定位置に取付けられた刷り台Aの主要部を、棒状部材91,92及び係止部材93,止部材94でテーブルTに固定する。ベース部材61,サイドボード5が天板前端面T11から前方へ突出するようにして、図1のごとくセット固定される。ここでは、位置決めボード1を摺動させサイズパネル4に対し、やや前方に張り出すようにして位置決めボード1がサイドボード5,ベース部材61に対し固定保持される。
これと相前後して、サイズパネル4の上面41に貼付パネル7を貼着する。
印刷を終えたら、コイルバネE1の弾性復元力に抗して押え具3を後方側(ストッパST側)に動かし、貼付パネル7上に在るウェアSをサイズパネル4と一緒に位置決めボード1から取り外す。
図11の左下の貼付パネル7,サイズパネル4付きウェアSは、その取り外されたウェアSで、本来、鎖線図示されるものである。この取り外された貼付パネル7,サイズパネル4付きウェアSは、吊し孔45を利用して、図示しないハンガー掛けやドライラックなどで印刷部分を乾燥させる。単色印刷の場合、ここで印刷終了する。
Sサイズ用サイズパネル4を、Lサイズ用サイズパネル4と同じように位置決めボード1上に、位置決めピン2,押え具3で取付け固定するだけで、正確な位置にマークMKをスクリーン印刷できる。
これに対し、本実施形態のサイズパネル4は、位置決め用切欠部42a,43aが中心用(全てのサイズパネルに設けられる)として設けられるだけでなく、胸専用切欠部42b,43b(サイズパネルのサイズにより左右にスライドさせるためのもの)が両端縁42,43にそれぞれ設けられる。このサイズパネル4は、サイズに応じて肩からの印刷位置が段階的に変わるように成型しており、サイズの混在したウェアS等の背中の中心部分の場合も、胸等中心部からずれた位置に印刷する場合も、位置調整に悩むことが少ない。
図15で説明すると、胸にワンポイントマークを印刷する場合、(イ)のように各サイズを中心で揃えた位置で印刷すると、小サイズJSの場合、右端寄りで、大サイズXXLは中央寄りの位置になってしまうので、サイズの大きさに比例して端寄りに印刷されるようになっている。印刷位置かウェアをスライドさせると理想的な位置に印刷できる。本実施形態では図15(ロ)のごとく、各種サイズパネル4に、切欠部42a,43aに加え、胸マーク専用の切欠部42b,43bを追加し、誰にでも簡単に位置決めできるようになっている。
その後、図14(イ)のごとく袖口を広げ、サイズパネル4の前端部側,位置決めボード1の前端側からサイズパネル4,貼付パネル7上に印刷位置がくるよう該ウェアSの袖部分を差込み、刷り台Aに装着する。そして、図14(ロ)のごとくサイズパネル4,貼付パネル7にウェアSを所定位置にセットする。セットされたウェアSは貼付パネル7の適度な粘着力でサイズパネル4に保持される。後は、係止部材93に取付けたスクリーン版81を倒し、袖の所定位置に図柄をスクリーン印刷して完了する。
尚、本印刷機で用いた貼付パネル7を使用しない場合は、従来通り、スプレー糊や両面テープが用いられる。符号3a9は押え主部3aに設けた長孔、符号T2は脚を示す。
従来、刷り台Aはボルト等で印刷機本体に取付け固定され、該刷り台Aを簡単に取替えできないので、大まかな大きさで各サイズを流用しており、印刷位置の精確さに欠けたが、斯かる問題を一気に解消する。
また、弾性部材Eの弾性力に抗して押え具3をサイズパネル4から離せば、該サイズパネル4を容易に取り外すことができる。スクリーン印刷を終えたサイズパネル4,貼付パネル7付きウェアSは、そのままの状態で外して、吊し孔45を用いてハンガー掛け等に吊して乾燥させることができる。乾燥を終えた後、このサイズパネル4,貼付パネル7付きウェアSを、位置決めピン2,押えピンを用いて位置決めボード1上にセットすれば、その状態のまま新たなスクリーン印刷ができる。多色刷り等で威力を発揮する。
これまで、印刷機本体に取付けたままの状態で仮乾燥しなければならないなど、生産効率が悪かったが、こうした問題も難なく解決する。色のにじみや斑が出やすく、印刷仕上がり状態に問題があったのも解消できる。
さらに、ウェアS,サイズパネル4を印刷機から取り外して乾燥できるので、その印刷機で別の印刷が可能になり、生産性向上に貢献する。
加えて、押え具3の下部31が溝レール15内に配され、且つ該下部31にコイルバネE1からなる弾性部材Eの一端E11側が取付けられると共に、他端E12側が溝レール15に固着されて、該コイルバネE1により、押え具3が、溝レール15にガイドされながら、位置決めピン2側への付勢力を受けるようにすると、ごく簡単な構造で、該押え具3と位置決めピン2とでサイズパネル4を位置決めボード1に挟着,保持できる。またコイルバネE1の付勢力に抗して、押え具3をサイズパネル4から離せば、該サイズパネル4を楽に外すこともできる。位置決めボード1上へのサイズパネル4の着脱自在の取付けを可能にする。
サイドボード5がベース部材61と一緒に、基台たるテーブルTに固定されていても、位置決めボード1をサイドボード5に対し摺動可能であるので、位置決めボード1を進退動させ所定位置に容易にセットできる。印刷位置の微調整が楽になり、印刷位置の精度を上げて印刷できる。位置決めボートに取付けられるサイズパネル4の位置を、作業者が作業し易い所望位置に簡単に合わせることもできる。
このように、本発明のスクリーン印刷機は上述した数々の優れた効果を発揮し、極めて有益である。
11 上面(位置決めボード上面)
15 溝レール
2 位置決めピン
21 基端部
3 押え具
4 サイズパネル
42,43 端縁
42a,43a 切欠部
5 サイドボード
61 ベース部材
7 貼付パネル
A 刷り台
E 弾性部材
E1 コイルバネ
MK マーク(図柄)
S ウェア(被印刷物)
Claims (2)
- 刷り台(A)に被印刷物(S)を装着して、スクリーン印刷するスクリーン印刷機において、
前記刷り台(A)が、ベース部材(61)に保持される位置決めボード(1)と、該位置決めボード上に着脱自在に取着される板状サイズパネル(4)と、を具備し、且つ該サイズパネル(4)には両端縁(42,43)にそれぞれ切欠部(42a,43a)が形成される一方、該位置決めボード(1)には、そのボード面上の一側寄りに位置決めピン(2)が設けられると共に、該位置決めピンから離間させてボード面上を進退動可能にして、該位置決めボード(1)に係合できる押え具(3)が設けられ、該押え具(3)と前記位置決めピン(2)が、それぞれ前記両端縁にある切欠部(42a,43a)に係合して前記サイズパネル(4)を挟着し、さらに該押え具(3)に取付けた弾性部材(E)により該押え具(3)が位置決めピン(2)側への付勢力を受けるようにして、該サイズパネル(4)を挟着,保持し、加えて、前記位置決めボード(1)の上面(11)側で、その長手方向に横断面凹状の溝レール(15)が設けられ、該溝レール(15)に前記位置決めピン(2)が係止固定され、さらに前記押え具(3)の下部(31)が溝レール(15)内に配され、且つ該下部(31)にコイルバネ(E1)からなる前記弾性部材(E)の一端側が取付けられると共に、他端側が溝レール(15)に固着されて、該コイルバネ(E1)により、該押え具(3)が、溝レール(15)にガイドされながら、位置決めピン(2)側への付勢力を受けるようにしたことを特徴とするスクリーン印刷機。 - 前記位置決めボード(1)が細長矩形板にして、その両側の板厚壁(16)に突部(17)を設ける一方、夫々の突部(17)に嵌合する凹部(57)を板厚側壁の長手方向に設けた一対のサイドボード(5)が、夫々の突部(17)に該凹部(57)を嵌合させて、位置決めボード(1)を摺動可能に両側から挟着し、さらに該サイドボードの上面(51)と位置決めボード上面(11)が面一になるようにして、該位置決めボード(1)が該サイドボード(5)と一体化する前記ベース部材(61)に保持される請求項1記載のスクリーン印刷機。
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