JP5824825B2 - 超短パルスレーザ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工眼の組織等の被加工対象物を加工するための超短パルスレーザ加工装置に関する。
フェムト秒パルスレーザビーム等の超短パルスレーザビームを照射して被加工対象物の微細加工等を行うことができる装置が提案されている(非特許文献1参照)。超短パルスレーザビームは、加熱を伴わず、対象物の材質も選ばず、ミクロンオーダの微細な加工が可能、透明対象物の内部加工が可能、等から、近年注目されている。
上原譲、他1名「微細加工用フェムト秒ファイバレーザ」、レーザ加工学会誌Vol.14,No.3(2007)p.159−163
ここで、フェムト秒パルスレーザビームを出力可能な従来のレーザ加工装置について説明する。図1(a)は、固体素子型のレーザヘッドを用いた従来のレーザ加工装置の概略構成図であり、図2(a)は、光ファイバ型のレーザヘッドを用いた従来のレーザ加工装置の概略構成図である。
図1(a)の装置の場合、レーザヘッド100は、フェムト秒パルス種光レーザ101と回折格子伸長器102と固体増幅器103と回折格子圧縮器104とを備えており、レーザヘッド100から出力されたレーザビームは、全反射ミラーによる光伝達系105によって導光され、スキャナ111及び集光レンズ112を備えている出射端部110によって対象物に照射される。この際のレーザビーム(レーザパルス)の状態を示したのが図1(b)であり、横軸が時間であり、縦軸がエネルギ強度である。図1(b)に示されているように、レーザ101からのレーザビーム(レーザパルス)は、伸長器102によって伸長され、増幅器103によって増幅され、圧縮器104によってピークパワーがmWを超えるように圧縮される。
また、図2(a)の装置の場合、レーザヘッド200は、フェムト秒パルス種光レーザ201とファイバ伸長器202とファイバ増幅器203と回折格子圧縮器204とを備えており、レーザヘッド200から出力されたレーザビームは、全反射ミラーによる光伝達系105によって導光され、スキャナ111及び集光レンズ112を備えている出射端部110によって対象物に照射される。この際のレーザビーム(レーザパルス)の状態を示したのが図2(b)であり、横軸が時間であり、縦軸がエネルギ強度である。図2(b)に示されているように、レーザ201からのレーザビーム(レーザパルス)は、伸長器202によって伸長され、増幅器203によって増幅され、圧縮器204によってピークパワーがmWを超えるように圧縮される。
ここで、図1(a)及び図2(a)の装置では、圧縮されたレーザビーム(レーザパルス)は、光伝達系105によって導光されて出射端部110に送られる。しかし、光伝達系105を収納するアーム等は、動作性に劣り、出射端部110の柔軟な取り回しが困難である。
本発明は、レーザビームの出射端部の柔軟な取り回しを可能にする超短パルスレーザ加工装置を提供することを技術課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を有することを特徴とする。
第一態様に係る超短パルスレーザ加工装置は、被加工を加工するための超短パルスレーザ加工装置であって本体部に設けられ、フェムト秒又はピコ秒パルス種光レーザと、前記種光レーザからのレーザパルスを伸長させる伸長器とを有するレーザヘッドと、レーザパルスを所定の高ピークパワーのレーザパルスに圧縮する圧縮器と、レーザパルスを走査するスキャナを有し、前記圧縮器によって圧縮されたレーザパルスを走査して前記被加工眼に照射する出射端部と、前記本体部から前記圧縮器へレーザパルスを導光する導光用光ファイバと、前記伸長器によって伸長されたレーザパルスを増幅させる,前記導光用光ファイバの入射側である前記本体部側又は前記導光用光ファイバの出射側である前記出射端部側に配置されている増幅器と、前記圧縮器及び前記出射端部を、前記本体部に対して取り回し可能に支持するアームとを有し、前記導光用光ファイバが、コネクタを介して離脱可能に前記圧縮器または前記増幅器に繋がれている、ことを特徴とする。
第二態様に係る超短パルスレーザ加工装置は、被加工眼を加工するための超短パルスレーザ加工装置であって、本体部に設けられ、フェムト秒又はピコ秒パルス種光レーザと、前記種光レーザからのレーザパルスを伸張させる圧縮器とを有するレーザヘッドと、レーザパルスを所定の高ピークのレーザパルスに圧縮する圧縮器と、レーザパルスを走査するスキャナを有し、前記圧縮器によって圧縮されたレーザパルスを走査して前記被加工眼に照射する出射端部と、前記本体部から前記圧縮器へレーザパルスを導光すると共に、前記伸張器によって伸張されたレーザパルスを増幅させる光ファイバと、前記圧縮器及び前記出射端部を、前記本体部に対して取り回し可能に支持するアームとを有し、前記光ファイバが、コネクタを介して離脱可能に前記圧縮器に繋がれている、ことを特徴とする。
本発明によれば、レーザビームの出射端部の柔軟な取り回しを可能にする。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3は、本発明の実施形態である超短パルスレーザ加工装置の概略構成図(外観図)である。なお、本実施形態のレーザ加工装置は、被加工対象物である被加工眼(患者眼)の組織(角膜、水晶体、等)を加工するための装置である。
レーザ加工装置の本体部1内には後述するレーザヘッド10又は20等が収納されている。レーザヘッド10又は20から出力されたレーザビームは、光ファイバ(導光ファイバ)15によって圧縮部2に送られる。圧縮部2内の後述する圧縮器14によって圧縮されたレーザビームは、圧縮部2と接続されている出射端部3に送られる。出射端部3内には後述するスキャナ16及び集光レンズ17が収納されており、出射端部3に送られたレーザビームは、被加工眼Eの所期する部位に走査されながら照射される。
なお、出射端部3には、装置の操作者(本実施形態では術者)が眼Eを観察するための双眼の顕微鏡部4が設けられている。
出射端部3は、多関節アーム5によって本体部1と接続されている(すなわち、出射端部3は、本体部1及びアーム5によって吊下げ支持されている)。アーム5は、レーザビームを導光するものではない(全反射ミラーによる光伝達系を収納するものではない)ため、多くの関節部を有することができ、その結果、アーム5の先端に設けられた出射端部3を柔軟に取り回すことができる(アーム5の動作性が良い)。
また、アーム5には、タッチパネル式のディスプレイ6が取り付けられている。ディスプレイ6は、加工条件(手術条件)であるレーザビームの種々の照射パラメータを設定でき、また、設定された条件(パラメータ)等を表示できる。
図4(a)は、本体部1内に収納されている固体素子型のレーザヘッド10、圧縮部2、出射端部3、及びレーザヘッド10と圧縮部2内の圧縮器14とを繋ぐ(レーザヘッド10から圧縮部2内の圧縮器14にレーザビームを送る)光ファイバ15を示す図である。
図4(a)に示されているように、レーザヘッド10は、フェムト秒パルス種光レーザ11と回折格子伸長器12と固体増幅器13とを備えており、レーザヘッド10から出力されたレーザビームは、光ファイバ15によって導光され、圧縮部2内の回折格子圧縮器14によって圧縮され、スキャナ16及び集光レンズ17を備えている出射端部3によって眼Eに照射される。この際のレーザビーム(レーザパルス)の状態を示したのが図4(b)であり、横軸が時間であり、縦軸がエネルギ強度である。図4(b)に示されているように、レーザ11からのレーザビーム(レーザパルス)は、伸長器12によって伸長され、増幅器13によって増幅され、圧縮器14によってピークパワーがmWを超えるように圧縮される。
図5(a)は、本体部1内に収納されている光ファイバ型のレーザヘッド20、圧縮部2、出射端部3、及びレーザヘッド20と圧縮部2内の圧縮器14とを繋ぐ(レーザヘッド20から圧縮部2内の圧縮器14にレーザビームを送る)光ファイバ15を示す図である。
図5(a)に示されているように、レーザヘッド20は、フェムト秒パルス種光レーザ21とファイバ伸長器22とファイバ増幅器23とを備えており、レーザヘッド20から出力されたレーザビームは、光ファイバ15によって導光され、圧縮部2内の回折格子圧縮器14によって圧縮され、スキャナ16及び集光レンズ17を備えている出射端部3によって眼Eに照射される。この際のレーザビーム(レーザパルス)の状態を示したのが図5(b)であり、横軸が時間であり、縦軸がエネルギ強度である。図5(b)に示されているように、レーザ21からのレーザビーム(レーザパルス)は、伸長器22によって伸長され、増幅器23によって増幅され、圧縮器24によってピークパワーがmWを超えるように圧縮される。
ここで、従来例(図1(a)及び図2(a)の装置)のように、増幅器と圧縮器とが直接繋がれていると、ピークパワーがmWを超えるように圧縮されたレーザビーム(レーザパルス)を出射端部に送らなければならず、導光手段として光ファイバを用いることができず、全反射ミラーによる光伝達系が用いられる。この場合、出射端部の取り回しを少しでも良くするために多関節アームを用いる(アームがミラーによる光伝達系を収納する)ことができるが、ミラーの光軸調整等が大変になるために関節部を多く設けることができない。その結果、出射端部の柔軟な取り回しが困難になる。
これに対し、本件発明の実施形態(図4(a)及び図5(a)の装置)のように、圧縮器が収納されている圧縮部を出射端部に接続し、増幅器と圧縮器とを光ファイバで繋ぐことにより、出射端部の柔軟な取り回しが可能になる。そして、図4(b)及び図5(b)に示されているように、伸長器で伸長されて増幅器で増幅されたレーザビーム(レーザパルス)のピークパワーはmWを超えず,光ファイバで導光されて圧縮器で圧縮されたレーザビーム(レーザパルス)のピークパワーがmWを超えるように設定する。これにより、伸長器で伸長されて増幅器で増幅されたレーザビーム(レーザパルス)を、光ファイバを介して圧縮器に送ることができる。
なお、本件発明の実施形態で使用される光ファイバは、理想的には、小さい開口数(NA)で30μmよりも大きなコア径のシングルモードファイバが好ましい。しかし、あまりに小さな開口数(NA)では、導波路としてのガイド特性が弱まり、光ファイバを曲げて使用することができなくなり、導光手段として光ファイバを使用することの利点である小型・軽量性、動作性、等を台無しにしてしまう。
次に、本発明の別の実施形態(変容例)を図面に基づいて説明する。
図6(a)は、本体部1内に収納されている固体素子型のレーザヘッド10´、圧縮部2と接続されている図示なき増幅部7、圧縮部2、出射端部3、及びレーザヘッド10´と増幅部7内の増幅器13又は23とを繋ぐ(レーザヘッド10´から増幅部7内の増幅器13又は23にレーザビームを送る)光ファイバ15を示す図である。
図6(a)に示されているように、レーザヘッド10´は、フェムト秒パルス種光レーザ11と回折格子伸長器12とを備えており、レーザヘッド10´から出力されたレーザビームは、光ファイバ15によって導光され、増幅部7内の固体増幅器13によって増幅され、圧縮部2内の回折格子圧縮器14によって圧縮され、スキャナ16及び集光レンズ17を備えている出射端部3によって眼Eに照射される。この際のレーザビーム(レーザパルス)の状態を示したのが図6(b)であり、横軸が時間であり、縦軸がエネルギ強度である。図6(b)に示されているように、レーザ11からのレーザビーム(レーザパルス)は、伸長器12によって伸長され、増幅器13によって増幅され、圧縮器14によってピークパワーがmWを超えるように圧縮される。
図7(a)は、本体部1内に収納されている光ファイバ型のレーザヘッド20´、圧縮部2と接続されている図示なき増幅部7、圧縮部2、出射端部3、及びレーザヘッド20´と増幅部7内の増幅器13又は23とを繋ぐ(レーザヘッド20から増幅部7内の増幅器13又は23にレーザビームを送る)光ファイバ15を示す図である。
図7(a)に示されているように、レーザヘッド20´は、フェムト秒パルス種光レーザ21とファイバ伸長器22とを備えており、レーザヘッド20´から出力されたレーザビームは、光ファイバ15によって導光され、増幅部7内のファイバ増幅器23によって増幅され、圧縮部2内の回折格子圧縮器14によって圧縮され、スキャナ16及び集光レンズ17を備えている出射端部3によって眼Eに照射される。この際のレーザビーム(レーザパルス)の状態を示したのが図7(b)であり、横軸が時間であり、縦軸がエネルギ強度である。図7(b)に示されているように、レーザ21からのレーザビーム(レーザパルス)は、伸長器22によって伸長され、増幅器23によって増幅され、圧縮器24によってピークパワーがmWを超えるように圧縮される。
本件発明の別の実施形態(図6(a)及び図7(a)の装置)のように、増幅器が収納されている増幅部と圧縮器が収納されている圧縮部とを出射端部に接続し、伸長器と増幅器とを光ファイバで繋ぐことにより、出射端部の柔軟な取り回しが可能になる。そして、図6(b)及び図7(b)に示されているように、伸長器で伸長されたレーザビーム(レーザパルス)のピークパワーはmWを超えず,光ファイバで導光されて増幅器で増幅されて圧縮器で圧縮されたレーザビーム(レーザパルス)のピークパワーがmWを超えるように設定する。これにより、伸長器で伸長されたレーザビーム(レーザパルス)を、光ファイバを介して増幅器に送ることができる。
なお、光ファイバ型のレーザヘッドを用いた装置は、ファイバ伸長器とファイバ増幅器と導光用光ファイバとを1本のファイバのように直接繋ぐことができるため、安定性が高く、光軸調整も楽になり、固体素子型のレーザヘッドを用いた装置と比べて有利である。また、ファイバ増幅器と導光用光ファイバとは同一のファイバで構成することもできる。これは、安定性等においてさらに有利である。
なお、以上の実施形態では、種光レーザとしてフェムト秒パルス種光レーザを用いたが、これに限るものではない。加熱を伴わず、対象物の材質も選ばず、ミクロンオーダの微細な加工が可能、透明対象物の内部加工が可能、等の特性を持つピコ秒パルス等の超短パルスのレーザビームを発するものであればよい。
また、以上の実施形態では、導光用ファイバと圧縮部内の圧縮器又は増幅部内の増幅器とが直接繋がれているが、この繋ぎが図示なきコネクタを介してなされており、導光用ファイバが圧縮器又は増幅器から離脱可能であってもよい。そして、離脱された導光用ファイバが他の装置の出射端部に接続されている圧縮部内の圧縮器又は増幅部内の増幅器に繋がれて使用されてもよい。
また、以上の実施形態では、圧縮部が出射端部に接続されているが、この接続が図示なきコネクタを介してなされており、圧縮部が出射端部から離脱可能であってもよい。そして、離脱された圧縮部が他の装置の出射端部に接続されて使用されてもよい。
固体素子型のレーザヘッドを用いた従来のレーザ加工装置の概略構成図とレーザビームの状態を示した図である。 光ファイバ型のレーザヘッドを用いた従来のレーザ加工装置の概略構成図とレーザビームの状態を示した図である。 本発明の実施形態である超短パルスレーザ加工装置の概略構成図である。 本体部内に収納されている固体素子型のレーザヘッド、圧縮部、出射端部、及びレーザヘッドと圧縮部とを繋ぐ光ファイバを示す図とレーザビームの状態を示した図である。 本体部内に収納されている光ファイバ型のレーザヘッド、圧縮部、出射端部、及びレーザヘッドと圧縮部とを繋ぐ光ファイバを示す図とレーザビームの状態を示した図である。 本体部内に収納されている固体素子型のレーザヘッド、増幅部、圧縮部、出射端部、及びレーザヘッドと増幅部とを繋ぐ光ファイバを示す図とレーザビームの状態を示した図である。 本体部内に収納されている光ファイバ型のレーザヘッド、増幅部、圧縮部、出射端部、及びレーザヘッドと増幅部とを繋ぐ光ファイバを示す図とレーザビームの状態を示した図である。
1 本体部
3 出射端部
10 固体素子型レーザヘッド
11 フェムト秒パルス種光レーザ
12 回折格子伸長器
13 固体増幅器
14 回折格子圧縮器
15 光ファイバ
20 光ファイバ型レーザヘッド
21 フェムト秒パルス種光レーザ
22 ファイバ伸長器
23 ファイバ増幅器

Claims (3)

  1. 被加工を加工するための超短パルスレーザ加工装置において、
    本体部に設けられ、フェムト秒又はピコ秒パルス種光レーザと、前記種光レーザからのレーザパルスを伸長させる伸長器とを有するレーザヘッドと
    ーザパルスを所定の高ピークパワーのレーザパルスに圧縮する圧縮器と、
    レーザパルスを走査するスキャナを有し、前記圧縮器によって圧縮されたレーザパルスを走査して前記被加工眼に照射する出射端部と、
    前記本体部から前記圧縮器へレーザパルスを導光する導光用光ファイバと、
    前記伸長器によって伸長されたレーザパルスを増幅させる,前記導光用光ファイバの入射側である前記本体部側又は前記導光用光ファイバの出射側である前記出射端部側に配置されている増幅器と、
    前記圧縮器及び前記出射端部を、前記本体部に対して取り回し可能に支持するアームとを有し、
    前記導光用光ファイバが、コネクタを介して離脱可能に前記圧縮器または前記増幅器に繋がれている、
    ことを特徴とする超短パルスレーザ加工装置。
  2. 請求項1の超短パルスレーザ加工装置において、
    前記伸長器は、ファイバ伸長器であり、
    前記増幅器は、ファイバ増幅器であり、
    前記ファイバ伸長器と前記ファイバ増幅器と前記導光用光ファイバとが直接繋がれている、
    ことを特徴とする超短パルスレーザ加工装置。
  3. 被加工眼を加工するための超短パルスレーザ加工装置において、
    本体部に設けられ、フェムト秒又はピコ秒パルス種光レーザと、前記種光レーザからのレーザパルスを伸張させる圧縮器とを有するレーザヘッドと、
    レーザパルスを所定の高ピークのレーザパルスに圧縮する圧縮器と、
    レーザパルスを走査するスキャナを有し、前記圧縮器によって圧縮されたレーザパルスを走査して前記被加工眼に照射する出射端部と、
    前記本体部から前記圧縮器へレーザパルスを導光すると共に、前記伸張器によって伸張されたレーザパルスを増幅させる光ファイバと、
    前記圧縮器及び前記出射端部を、前記本体部に対して取り回し可能に支持するアームとを有し、
    前記光ファイバが、コネクタを介して離脱可能に前記圧縮器に繋がれている、
    ことを特徴とする超短パルスレーザ加工装置。
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